特許7460452IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

下水道コンクリート構造物などの硫化水素に起因する硫酸との接触のおそれのあるコンクリート構造物に樹脂シートを接着して被覆するシートライニング工法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで本発明は、前記問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、樹脂シートを短時間で簡単に仮固定して接着材を注入する際に仮固定した樹脂シートが剥がれ落ちるおそれのないコンクリート構造物のシートライニング工法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1に記載のコンクリート構造物のシートライニング工法は、硫酸による腐食のおそれのあるコンクリート構造物に繊維強化樹脂成型板からなる樹脂シートを接着して被覆するコンクリート構造物のシートライニング工法であって、前記コンクリート構造物に一対の磁着手段の一方を接着する構造物磁着手段設置工程と、前記樹脂シートの裏面に前記一対の磁着手段の他方を接着するシート磁着手段設置工程と、前記コンクリート構造・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1又は2に係るコンクリート構造物のシートライニング工法によれば、樹脂シートを磁力で磁着させて仮固定するので、樹脂シートを支えながら面ファスナー同士を押し付ける必要がなく、簡単に樹脂シートを仮固定することができる。また、請求項1又は2に係るコンクリート構造物のシートライニング工法によれば、一対の磁着手段が互いに接合しているか否かは、面ファスナー同士の嵌合と比べて樹脂シートの浮き上がり等の感触で樹脂シートの外側から容易に判断が付き、樹脂シートの仮固定不良のおそれが少ない。その上、請求項1又は2に係るコンクリート構造物のシートライニング工法によれば、きちんと互いに接合している状態の一対の磁着手段は、一定の磁力が見込めるため、接着材を注入する際に仮固定した樹脂シートが剥がれ落ちるおそれが極めて少ない。
また、請求項1又は2に係るコンクリート構造物のシートライニング工法によれば、樹脂シートの仮固定に磁力と面ファスナーを併用するので、作業員が人力で仮固定することができる樹脂シートの面積を大きくすることができ、腐食の弱点となる樹脂シートの継ぎ目を減らすことができる。このため、シートライニング工法で補修したコンクリート構造物の耐久性をさらに向上させることができる。また、請求項1に係るコンクリート構造物のシートライニング工法によれば、樹脂シートの仮固定に磁力と面ファスナーを併用するので、リスク分散ができ、接着材を注入する際に仮固定した樹脂シートが剥がれ落ちる危険性をさらに低減することができる。

特に、請求項2に係るコンクリート構造物のシートライニング工法によれば、磁石と併用する面ファスナーの嵌合を樹脂シートの仮固定後に容易に確認することができ、接着材を注入する際に仮固定した樹脂シートが剥がれ落ちる危険性をさらに低減することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明のコンクリート構造物のシートライニング工法に用いる防食タイプの樹脂シートを模式的に示す斜視図である。
【図2】 図2は、同上のシートライニング工法に用いる防食・補強タイプの樹脂シートを模式的に示す斜視図である。
【図3】 図3は、同上のシートライニング工法によりコンクリート構造物を補修・補強した状態を模式的に示す断面図である。
【図4】 図4は、同上のシートライニング工法の施工手順を示すフローチャートである。

代表図 図1本件の代表的な図

1:コンクリート構造物 2,2’:樹脂シート 20:ガラス繊維強化樹脂成型板 20’:ガラス繊維・炭素繊維強化樹脂成型板 21:ビニルエステル樹脂コーティング 22’:炭素繊維からなる一方向ヤーン 3:磁着手段 30:永久磁石 31:薄鋼板 4,4’:面ファスナー 40,40’:基体 41,41’:突起 5:目地処理材 6:接着材

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