(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-26
(45)【発行日】2024-04-03
(54)【発明の名称】防護服
(51)【国際特許分類】
A41D 13/12 20060101AFI20240327BHJP
【FI】
A41D13/12 190
A41D13/12 109
(21)【出願番号】P 2020173342
(22)【出願日】2020-10-14
【審査請求日】2023-07-24
(73)【特許権者】
【識別番号】597008533
【氏名又は名称】フレックスジャパン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000512
【氏名又は名称】弁理士法人山田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】矢島 隆生
【審査官】原田 愛子
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0325523(US,A1)
【文献】米国特許第03988781(US,A)
【文献】米国特許第04819275(US,A)
【文献】米国特許第04493116(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D 13/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
感染防止を図るために用いる使い捨ての防護服であって、不織布シートから一筆書き状に裁断された単一の胴部パーツと一対の袖部パーツとを備え、前記胴部パーツは、中央部が着用者の背面側を覆う後身頃を成し且つその両側部が着用者の正面側を覆う前身頃を成すよう折り返された状態で上端部分が着用者の頭部を通す首抜き部と袖ぐり部を残して縫着され、着用者の肩から足にかけての範囲を背面側から正面側に巻いて覆う前開きのガウン形を成すように構成されている一方、前記各袖部パーツは、筒状に綴じ合わされて着用者の腕を覆う袖部を成した状態で前記胴部パーツの袖ぐり部に縫着されており、しかも、前記胴部パーツの首抜き部に左右の前身頃を綴じ合わせるための留め具が装備され、前記胴部パーツの中途部には着用者の胴回りに巻き締めるための一対の腰紐が装備されている
と共に、胴部パーツの中途部に対し前記腰紐の取付端が幅方向中間で二つ折りにした状態で縫着されていることを特徴とする防護服。
【請求項2】
胴部パーツの首抜き部における留め具が面ファスナーであり、該面ファスナーの綴じ合わせ位置を首抜き部の周方向に変更し得るよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の防護服。
【請求項3】
袖部パーツの袖口がゴムテープの縫着とギャザー寄せにより拡縮自在に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防護服。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、感染患者の治療に当たる医療スタッフ等が感染防止を目的として用いる使い捨ての防護服に関するものである。
【背景技術】
【0002】
2020年における新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に見られるように、感染症の大規模な流行時において、感染患者の治療に当たらなければならない医療スタッフ等は、シャワーキャップやマスク、ビニール手袋を着用した上、防護服を着用して患者からの感染を防ぐよう努める必要がある。
【0003】
また、医療現場の崩壊が懸念されるほどの深刻な流行下では、症状が軽度のうちは簡単に入院できず、在宅で家族が看護に当たらなければならない場合も考えられ、そのような場合にあっては、家族間での感染が広がらないように、感染患者の看護に当たる家族も医療スタッフと同じように防護服を着用することが好ましい。
【0004】
尚、この種の防護服に関連する先行技術文献情報としては、例えば下記の特許文献1、2等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2005-2545号公報
【文献】実用新案登録第3141379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、この種の防護服は単に着用者自身が患者から感染しなければ良いというものではなく、適切に新しい防護服に着替えて次々と使い捨てていくことで防護服を介した他者への感染を防ぐ必要がある。
【0007】
即ち、看護中に患者の咳がかかった場所や接触部分はウイルスに汚染されることになり、目に見えなくても防護服の表面にはウイルスや細菌が付着してしまっている可能性があるため、感染患者を看護した後で同じ防護服を着たまま他の病室に入れば、その病室まで汚染してしまう危険があるからである。
【0008】
このため、在庫に余裕があれば、防護服は何度も脱ぎ着して使い捨てていく必要があり、簡単に脱ぎ着することができるようにする必要がある上、その製作を容易化して急激な需要の高まりにも迅速に対応できるようにしなければならず、一枚当たりにかかるコストを極力下げて経済的負担を軽減する必要もある。
【0009】
例えば、先にあげた特許文献1、2に記載されているような防護服では、上着とズボンが一体となった繋ぎ服の形式となっており、正面側や背面側に装備したファスナーを開け閉めして脱ぎ着するようになっているが、このような繋ぎ服の形式では脱ぎ着に手間がかかり、何度も脱ぎ着して使い捨てていくような使い方には適していない。
【0010】
しかも、このような繋ぎ服は簡単に縫製することができず、感染症の大規模な流行時における急激な需要の高まりに迅速に対応させることが難しく、一枚当たりにかかるコストも高くついてしまう。
【0011】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、簡便に脱ぎ着することが可能で且つその製作も容易で急激な需要の高まりにも迅速に対応することが可能な上、安価なコストで製作することが可能で経済的負担の少ない使い捨て防護服を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、感染防止を図るために用いる使い捨ての防護服であって、不織布シートから一筆書き状に裁断された単一の胴部パーツと一対の袖部パーツとを備え、前記胴部パーツは、中央部が着用者の背面側を覆う後身頃を成し且つその両側部が着用者の正面側を覆う前身頃を成すよう折り返された状態で上端部分が着用者の頭部を通す首抜き部と袖ぐり部を残して縫着され、着用者の肩から足にかけての範囲を背面側から正面側に巻いて覆う前開きのガウン形を成すように構成されている一方、前記各袖部パーツは、筒状に綴じ合わされて着用者の腕を覆う袖部を成した状態で前記胴部パーツの袖ぐり部に縫着されており、しかも、前記胴部パーツの首抜き部に左右の前身頃を綴じ合わせるための留め具が装備され、前記胴部パーツの中途部には着用者の胴回りに巻き締めるための一対の腰紐が装備されていると共に、胴部パーツの中途部に対し前記腰紐の取付端が幅方向中間で二つ折りにした状態で縫着されていることを特徴とするものである。
【0013】
而して、このように構成された防護服を使用時に着用するにあたり、着用者が両腕を各袖部パーツに通して胴部パーツを羽織り、該胴部パーツを背面側から正面側に巻いて左右の前身頃をガウンのように重ねた状態にして腰紐で縛り、首抜き部の留め具で左右の前身頃を綴じ合わせると、着用者の両腕と肩から足にかけての範囲が簡単に防護服で被覆されることになり、該防護服の使用後は、首抜き部の留め具を外して各腰紐の結び目を解いたり引き千切ったりすることで簡単に脱ぐことが可能となる。
また、胴部パーツの中途部に対し腰紐の取付端が幅方向中間で二つ折りにした状態で縫着されているので、胴部パーツの中途部に対する腰紐の縫着部分が強固なものとなって、意図しない使用中の腰紐の破損が起こり難くなる。
【0014】
また、本発明においては、胴部パーツの首抜き部における留め具が面ファスナーであり、該面ファスナーの綴じ合わせ位置を首抜き部の周方向に変更し得るよう構成されていることが好ましく、このようにすれば、左右の前身頃を首抜き部でワンタッチで綴じ合わせることが可能となる上、着用者の首回りのサイズに合わせて面ファスナーの綴じ合わせ位置を変更して首抜き部の隙間を無くすことが可能となる。
【0015】
更に、本発明においては、袖部パーツの袖口がゴムテープの縫着とギャザー寄せにより拡縮自在に構成されていることが好ましく、このようにすれば、着用者の手首回りのサイズに合わせて袖口を絞り込んで隙間を無くすことが可能となる。
【発明の効果】
【0017】
上記した本発明の防護服によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0018】
(I)着用者が両腕を各袖部パーツに通して胴部パーツを羽織り、該胴部パーツを背面側から正面側に巻いて左右の前身頃をガウンのように重ねた状態にして腰紐で縛り、首抜き部の留め具で左右の前身頃を綴じ合わせるという極めて単純な動作だけで簡単に防護服を着用することができ、しかも、首抜き部の留め具を外して各腰紐の結び目を解いたり引き千切ったりすることで簡単に脱ぐこともできるので、使い捨ての防護服として非常に簡便に脱ぎ着することができる。
【0019】
(II)防護服を構成している胴部パーツと各袖部パーツは、不織布シートから一筆書き状に裁断することができて裁断時間の大幅な短縮化を図ることができ、後は胴部パーツと各袖部パーツを僅かな工程だけで簡単に防護服として縫製することができるので、防護服の製作を著しく容易化して感染症の大規模な流行時における急激な需要の高まりに対し迅速に対応させることができ、しかも、不織布シートから製作できることで一枚当たりにかかるコストを極力下げることができ、使い捨てによる経済的負担を著しく軽減することができる。
【0020】
(III)胴部パーツの首抜き部における留め具を面ファスナーとし、該面ファスナーの綴じ合わせ位置を首抜き部の周方向に変更し得るよう構成すれば、左右の前身頃を首抜き部でワンタッチで綴じ合わせることができて脱ぎ着が更に楽になり、しかも、着用者の首回りのサイズに合わせて面ファスナーの綴じ合わせ位置を変更して首抜き部の隙間を無くすこともできて感染防止効果を高めることができる。
【0021】
(IV)袖部パーツの袖口をゴムテープの縫着とギャザー寄せにより拡縮自在に構成すれば、着用者の手首回りのサイズに合わせて袖口を絞り込んで隙間を無くすことができて感染防止効果を高めることができる。
【0022】
(V)胴部パーツの中途部に対し腰紐の取付端を幅方向中間で二つ折りにした状態で縫着した構成を採用すれば、胴部パーツの中途部に対する腰紐の縫着部分を強固なものとして、意図しない使用中の腰紐の破損を起こり難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】本発明を実施する形態の一例を示す正面図である。
【
図3】
図1の胴部パーツを展開した状態を示す平面図である。
【
図4】
図1の胴部パーツにおける首抜き部付近の拡大図である。
【
図5】
図1の胴部パーツの中途部に対する腰紐の縫着部分の拡大図である。
【
図6】
図1の袖部パーツを展開した状態を示す平面図である。
【
図7】
図1の袖部パーツにおける袖口の詳細を示す拡大図である。
【
図8】
図1の防護服を着用者が着用した状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0025】
図1~
図8は本発明を実施する形態の一例を示すもので、感染患者の治療に当たる医療スタッフ等が着用して感染防止を図るための使い捨ての防護服1に関し、
図1に正面図を、
図2に背面図を夫々示している通り、一般的な強化を施した不織布シートから一筆書き状に裁断された単一の胴部パーツ2と一対の袖部パーツ3とを備えたものとなっており、前記胴部パーツ2については、その中央部が着用者の背面側を覆う後身頃2aを成し且つその両側部が着用者の正面側を覆う前身頃2b,2cを成すよう折り返された状態で上端部分が着用者の頭部を通す首抜き部4と袖ぐり部5を残して縫着され、着用者の肩から足にかけての範囲を背面側から正面側に巻いて覆う前開きのガウン形を成すように構成されている一方、前記各袖部パーツ3は、筒状に綴じ合わされて着用者の腕を覆う袖部を成した状態で前記胴部パーツ2の袖ぐり部5に縫着されるようになっており、しかも、前記胴部パーツ2の首抜き部4に左右の前身頃2b,2cを綴じ合わせるための留め具として面ファスナー6が装備され、前記胴部パーツ2の中途部には着用者の胴回りに巻き締めるための一対の腰紐7,8が装備されている。
【0026】
ここで、前開きのガウン形にして使用する前の胴部パーツ2の状態は、
図3に展開図で示す通りであり、この
図3の展開図における折れ線Aで胴部パーツ2の両側部が前身頃2b,2cを成すように内側に折り返され、夫々の上端部分が首抜き部4と袖ぐり部5を残して縫着される一方、前記胴部パーツ2に対し面ファスナー6及び各腰紐7,8が別途縫着されて装備されるようになっている。
【0027】
そして、
図4に拡大して示す如く、前記面ファスナー6は、フック状を呈するように起毛されたフック面6aと、ループ状を呈するように起毛されたループ面6bとで構成され、下に重ねられることになる前身頃2b(
図1中で左側の前身頃)の首抜き部4における表側にフック面6aが縫着され、上に重ねられることになる前身頃2c(
図1中で右側の前身頃)の首抜き部4における裏側にループ面6bが縫着されるようになっていて、ここに図示している例の場合、フック面6aをループ面6bよりも相対的に首回りに長く形成することで前記面ファスナー6の綴じ合わせ位置を首抜き部4の周方向に変更し得るようにしてある。
【0028】
また、前記腰紐7,8は、前身頃2bの上に前身頃2cを重ねた状態で両者を着用者の右脇腹付近で縛り付けて固定できるように、前記前身頃2cの前身端付近に腰紐8の取付端を縫着すると共に、後身頃2aの右脇腹側(
図2参照)に腰紐7の取付端を縫着するようにしてある。
【0029】
尚、
図5では腰紐8側についてのみ例示しているが、前身頃2cの中途部に対し腰紐8の取付端が幅方向中間で二つ折りにした状態で縫着されている一方、
図5に図示されていない前身頃2bの中途部に縫着される腰紐7の取付端についても同様に幅方向中間で二つ折りにした状態で縫着されるようになっている。
【0030】
更に、袖部として袖ぐり部5に縫着する前の袖部パーツ3の状態は、
図6に展開図で示す通りであり、この
図3の展開図における折れ線Bで袖部パーツ3が折り返されて筒状に綴じ合わされることで袖部を成すようになっており、その袖口9がゴムテープ10の縫着とギャザー寄せ11により拡縮自在に構成されている。
【0031】
而して、このように構成された防護服1を使用時に着用するにあたり、着用者が両腕を各袖部パーツ3に通して胴部パーツ2を羽織り、該胴部パーツ2を背面側から正面側に巻いて前身頃2bの上に前身頃2cを重ねた状態とし、両者を着用者の右脇腹付近で腰紐7,8で縛り付けて固定し、首抜き部4の面ファスナー6で左右の前身頃2b,2cを綴じ合わせると、
図8に示す如く、着用者の両腕と肩から足にかけての範囲が簡単に防護服1で被覆されることになり、該防護服1の使用後は、首抜き部4の面ファスナー6を外して各腰紐7,8の結び目を解いたり引き千切ったりすることで簡単に脱ぐことが可能となる。
【0032】
この際、胴部パーツ2の首抜き部4における留め具として面ファスナー6を採用し、該面ファスナー6の綴じ合わせ位置を首抜き部4の周方向に変更し得るよう構成しているので、左右の前身頃2b,2cを首抜き部4でワンタッチで綴じ合わせることが可能となる上、着用者の首回りのサイズに合わせて面ファスナー6の綴じ合わせ位置を変更して首抜き部4の隙間を無くすことが可能となり、しかも、袖部パーツ3の袖口9がゴムテープ10の縫着とギャザー寄せ11により拡縮自在に構成されているので、着用者の手首回りのサイズに合わせて袖口9を絞り込んで隙間を無くすことが可能となる。
【0033】
従って、上記形態例によれば、着用者が両腕を各袖部パーツ3に通して胴部パーツ2を羽織り、該胴部パーツ2を背面側から正面側に巻いて左右の前身頃2b,2cをガウンのように重ねた状態にして腰紐7,8で縛り、首抜き部4の面ファスナー6で左右の前身頃2b,2cを綴じ合わせるという極めて単純な動作だけで簡単に防護服1を着用することができ、しかも、首抜き部4の面ファスナー6を外して各腰紐7,8の結び目を解いたり引き千切ったりすることで簡単に脱ぐこともできるので、使い捨ての防護服1として非常に簡便に脱ぎ着することができる。
【0034】
また、防護服1を構成している胴部パーツ2と各袖部パーツ3は、不織布シートから一筆書き状に裁断することができて裁断時間の大幅な短縮化を図ることができ、後は胴部パーツ2と各袖部パーツ3を僅かな工程だけで簡単に防護服1として縫製することができるので、防護服1の製作を著しく容易化して感染症の大規模な流行時における急激な需要の高まりに対し迅速に対応させることができ、しかも、不織布シートから製作できることで一枚当たりにかかるコストを極力下げることができ、使い捨てによる経済的負担を著しく軽減することができる。
【0035】
更に、胴部パーツ2の首抜き部4における留め具として面ファスナー6を採用し、該面ファスナー6の綴じ合わせ位置を首抜き部4の周方向に変更し得るよう構成したことにより、左右の前身頃2b,2cを首抜き部4でワンタッチで綴じ合わせることができて脱ぎ着が更に楽になり、しかも、着用者の首回りのサイズに合わせて面ファスナー6の綴じ合わせ位置を変更して首抜き部4の隙間を無くすこともできて感染防止効果を高めることができる。
【0036】
また、袖部パーツ3の袖口9をゴムテープ10の縫着とギャザー寄せ11により拡縮自在に構成したことにより、着用者の手首回りのサイズに合わせて袖口9を絞り込んで隙間を無くすこともできて感染防止効果をより一層高めることができる。
【0037】
更に、胴部パーツ2の中途部に対し腰紐7,8の取付端を幅方向中間で二つ折りにした状態で縫着した構成を採用しているので、胴部パーツ2の中途部に対する腰紐7,8の縫着部分を強固なものとして、意図しない使用中の腰紐7,8の破損を起こり難くすることができる。
【0038】
尚、本発明の防護服は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、留め具に面ファスナー以外のものを採用しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0039】
1 防護服
2 胴部パーツ
2a 後身頃
2b 前身頃
2c 前身頃
3 袖部パーツ
4 首抜き部
5 袖ぐり部
6 面ファスナー(留め具)
6a フック面
6b ループ面
7 腰紐
8 腰紐
9 袖口
10 ゴムテープ
11 ギャザー寄せ
A 折れ線
B 折れ線