(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-27
(45)【発行日】2024-04-04
(54)【発明の名称】ペット用端末を識別するペット用トイレ及び方法
(51)【国際特許分類】
A01K 29/00 20060101AFI20240328BHJP
A01K 11/00 20060101ALI20240328BHJP
A01K 1/01 20060101ALI20240328BHJP
【FI】
A01K29/00 B
A01K11/00 E
A01K1/01 801Z
(21)【出願番号】P 2022187818
(22)【出願日】2022-11-24
【審査請求日】2022-11-24
(31)【優先権主張番号】10-2021-0176725
(32)【優先日】2021-12-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520136995
【氏名又は名称】パーソング,インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】PurrSong, Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100087398
【氏名又は名称】水野 勝文
(74)【代理人】
【識別番号】100128783
【氏名又は名称】井出 真
(74)【代理人】
【識別番号】100128473
【氏名又は名称】須澤 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100160886
【氏名又は名称】久松 洋輔
(72)【発明者】
【氏名】ノ,テ グ
(72)【発明者】
【氏名】シン,ウン チョン
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジン ウォン
(72)【発明者】
【氏名】パク,チャン ヒョン
【審査官】田辺 義拓
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-208483(JP,A)
【文献】特開2003-000085(JP,A)
【文献】国際公開第2016/194151(WO,A1)
【文献】米国特許第05134277(US,A)
【文献】中国特許出願公開第111296300(CN,A)
【文献】韓国登録特許第10-1590461(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 29/00
A01K 11/00
A01K 1/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペットが着用しているペット用端末を用いてペット用端末を識別するペット用トイレにおいて、
複数のペット用端末からペット用端末情報を含む第1電波を受信する電波受信部と、
前記受信した第1電波の強度に基づいて前記複数のペット用端末の少なくとも何れか1つのペット用端末と
通信可能に連結する連結部と、
前記少なくとも1つのペット用端末へ第2電波を送信する電波送信部と、
前記少なくとも1つのペット用端末から前記少なくとも1つのペット用端末が受信した第2電波の強度に基づいて前記ペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別する識別部と、
を含む、ペット用トイレ。
【請求項2】
排便空間を形成する複数の
面のうち、
ペットの出入口が形成された面以外の面が、電波が遮蔽される遮蔽面により形成される遮蔽空間と、
前記遮蔽空間の内部に位置し、前記電波送信部を含むアンテナと、
前記遮蔽空間
の外部に位置し、前記電波受信部、前記連結部及び前記識別部を含むメインボードと、を含み、
前記アンテナは、
前記遮蔽空間の上面及び下面のうち
の一方の面に位置し、前記
一方の面から前記上面及び前記下面のうち
の他方の面の方向へ前記第2電波を送信する、請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項3】
電波が遮蔽される
複数の遮蔽面により形成される遮蔽空間と、
前記遮蔽空間の内部に位置し、前記電波送信部を含むアンテナと、
前記遮蔽空間の内部に位置し、前記電波受信部、前記連結部及び前記識別部を含むメインボードと、
を含み、
前記アンテナは、
前記遮蔽空間の上面及び下面のうち
の一方の面に位置し、前記
一方の面から前記上面及び前記下面のうち
の他方の面の方向へ前記第2電波を送信する、請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項4】
前記ペット用端末情報は、
ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含む情報を含む、請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項5】
前記電波受信部は、前記特定のペット用端末から動き情報を含む第3電波を受信し、
前記特定のペット
がペット用トイレを使用したときの排便情報
を取得して、この排便情報及び前記動き情報をペット管理サーバへ伝送する動き情報伝送部
を更に含む、請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項6】
重量センサーを通じて前記ペットの体重を測定する体重測定部
を更に含む、請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項7】
前記特定のペットとして識別された第1ペットの
前記排便情報が、前記第1ペットの排便パターンよりは第2ペットの排便パターンの方と更に類似している場合、前記第2ペットが前記特定のペットとして再識別される、請求項5に記載のペット用トイレ。
【請求項8】
前記特定のペットとして識別された第1ペットの体重が、前記第1ペットの体重よりは第2ペットの体重の方と更に類似している場合、前記第2ペットが前記特定のペットとして再識別される、請求項6に記載のペット用トイレ。
【請求項9】
前記第2ペットが前記特定のペットとして再識別された後、所定の期間の間、前記第1ペットの動き情報と前記第2ペットの動き情報は互いに交換されて格納される、請求項7または8に記載のペット用トイレ。
【請求項10】
ペットが着用しているペット用端末及びペット用トイレを用いてペット用端末を識別するペット用端末の識別方法において、
複数のペット用端末からペット用端末情報を含む第1電波を受信するステップと、
前記受信した第1電波の強度に基づいて前記複数のペット用端末の少なくとも何れか1つのペット用端末と
通信可能に連結するステップと、
前記少なくとも1つのペット用端末へ第2電波を送信するステップと、
前記少なくとも1つのペット用端末から前記少なくとも1つのペット用端末が受信した第2電波の強度に基づいて前記ペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別するステップと、
を含む、ペット用端末の識別方法。
【請求項11】
前記ペット用端末情報は、
ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含む情報を含む、請求項10に記載のペット用端末の識別方法。
【請求項12】
前記第1電波を受信するステップは、
前記特定のペット用端末から動き情報を含む第3電波を受信し、
前記特定のペット
がペット用トイレを使用したときの排便情報
を取得して、この排便情報及び前記動き情報をペット管理サーバへ伝送するステップ
を更に含む、請求項10に記載のペット用端末の識別方法。
【請求項13】
重量センサーを通じて前記ペットの体重を測定するステップ
を更に含む、請求項10に記載のペット用端末の識別方法。
【請求項14】
前記特定のペットとして識別された第1ペットの
前記排便情報が前記第1ペットの排便パターンよりは第2ペットの排便パターンの方と更に類似している場合、前記第2ペットが前記特定のペットとして再識別される、請求項12に記載のペット用端末の識別方法。
【請求項15】
前記特定のペットを識別するステップは、
前記特定のペットで1次識別された第1ペットの体重が前記第1ペットの体重よりは第2ペットの体重の方と更に類似している場合、前記第2ペットを前記特定のペットとして再識別するステップを含む、請求項13に記載のペット用端末の識別方法。
【請求項16】
前記第2ペットを前記特定のペットとして再識別した後、所定の期間の間、前記第1ペットの動き情報と前記第2ペットの動き情報は互いに交換されて格納される、請求項14または15に記載のペット用端末の識別方法。
【請求項17】
ペットが着用するペット用端末において、
ペット用トイレへ、ペット用端末情報を含む第1電波を送信する電波送信部と、
前記ペット用トイレの
通信連結要請に従い、前記ペット用トイレと
通信可能に連結する連結部と、
前記ペット用トイレから第2電波を受信する電波受信部と、
前記ペット用トイレに前記受信した第2電波の強度を送信する電波強度送信部と、
を含み、
前記第2電波の強度に基づいて前記ペット用端末情報から前記ペットが着用している前記ペット用端末が特定され、
前記ペット用端末情報に基づいて前記ペット用トイレを用いる前記ペットが識別される、ペット用端末。
【請求項18】
前記電波送信部は、
前記ペット用トイレと
通信可能に連結
される前、前記ペット用トイレへ第1周期で前記第1電波を送信し、
前記ペット用トイレと
通信可能に連結
された後、前記ペット用トイレへ前記第1周期より短い第2周期で第3電波を送信する、請求項17に記載のペット用端末。
【請求項19】
前記ペット用端末情報は、
前記ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含む、請求項18に記載のペット用端末。
【請求項20】
前記ペットの動き情報を測定する動き測定部
を更に含み、
前記第3電波は、
前記動き情報を含む、請求項18に記載のペット用端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットが着用しているペット用端末を用いてペット用端末を識別するペット用トイレ及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、人間に比べてサイズの小さなペットは、人間が使用するサイズのウェアラブル機器を使用することが困難である。よって、ペット用ウェアラブル機器は、サイズが小さい必要があり、小さなバッテリー容量でも長い動作時間を保障できるのが重要である。このため、低電力のための機器動作のアルゴリズムが必須である。
【0003】
また、複数匹のペットを飼う家庭が多くなっているため、ペットを個別的に管理するためには、個体識別の重要性も高くなっている。
【0004】
このようなペット用トイレにおける個体識別と係わった先行技術として、動物識別装置、動物識別装置の制御方法及びプログラムに関する日本公開特許公報の特開2019-208483がある。
【0005】
先行技術は各動物に装着されている送信装置から送信された信号を受信することで信号の強度(RSSI強度)を取得し、取得した信号の強度に基づき動物を特定するための特定用信号情報を特定する内容を開示している。
【0006】
しかし、該先行技術には、各動物に装着されている送信装置が信号を持続的に送信するため、送信装置の維持のためには多くの電力が消耗されてしまう。
【0007】
一方、送信装置が長い周期で信号を送信するように送信装置を低電力に構成する場合、送信装置が、ペットがトイレを用いる短い時間の間に送信した信号なのか、それともトイレの周辺に存在するペットの送信装置が送信した信号なのかについての確認が不可なので、トイレを用いたペットを正確に識別することが難しいという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】特開2019-208483号公報(2019年12月12日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、ペットが着用しているペット用端末を用いてペット用端末を識別するペット用トイレ及び方法を提供する。
【0010】
但し、本実施例が達成しようとする技術的課題は、上記のような技術的課題に限定されず、更に他の技術的課題が存在する可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した技術的課題を達成するための手段として、本発明の一実施例は、複数のペット用端末からペット用端末情報を含む第1電波を受信する電波受信部と、前記受信した第1電波の強度に基づいて前記複数のペット用端末の少なくとも何れか1つのペット用端末と連結する連結部と、前記少なくとも1つのペット用端末へ第2電波を送信する電波送信部と、前記少なくとも1つのペット用端末から前記少なくとも1つのペット用端末が受信した第2電波の強度に基づいて前記ペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別する識別部と、を含む、ペット用トイレを提供することができる。
【0012】
本発明の他の実施例として、複数のペット用端末からペット用端末情報を含む第1電波を受信するステップと、前記受信した第1電波の強度に基づいて前記複数のペット用端末の少なくとも何れか1つのペット用端末と連結するステップと、前記少なくとも1つのペット用端末へ第2電波を送信するステップと、前記少なくとも1つのペット用端末から前記少なくとも1つのペット用端末が受信した第2電波の強度に基づいて前記ペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別するステップと、を含む、ペット用端末の識別方法を提供することができる。
【0013】
本発明の更に他の実施例として、ペット用トイレへ、ペット用端末情報を含む第1電波を送信する電波送信部と、前記ペット用トイレの連結要請に従い、前記ペット用トイレと連結する連結部と、前記ペット用トイレから第2電波を受信する電波受信部と、前記ペット用トイレへ、前記受信した第2電波の強度を送信する電波強度送信部と、を含み、前記第2電波の強度に基づいて前記ペット用端末情報から前記ペットが着用している前記ペット用端末が特定され、前記ペット用端末情報に基づいて前記ペット用トイレを用いる前記ペットが識別される、ペット用端末を提供することができる。
【0014】
上述した課題解決の手段は、単に例示的なものであり、本発明を制限しようとする意図に解釈されてはいけない。上述した例示的な実施例の他にも、図面及び発明の詳細な説明に記載されている追加的な実施例が存在する可能性がある。
【発明の効果】
【0015】
前述した本発明の課題解決の手段の何れか1つによると、ペットが着用しているペット用端末がペット用トイレとの連結前後の電波の周期を異にして送信することで、ペット用端末の識別が容易であると共に、ペット用端末を低電力に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の一実施例に係るペット用端末の識別システムを概略的に示す図である。
【
図2】本発明の一実施例に係るペット用トイレの構成図である。
【
図3a】本発明の多様な実施例に係るペット用トイレの形態を説明するための図である。
【
図3b】本発明の多様な実施例に係るペット用トイレの形態を説明するための図である。
【
図4a】本発明の多様な実施例に係るペット用トイレの形態を説明するための図である。
【
図4b】本発明の多様な実施例に係るペット用トイレの形態を説明するための図である。
【
図5】本発明の一実施例に係るペット用端末の構成図である。
【
図6】本発明の一実施例に係るペット用端末のデータベースに格納される動きの記録データを説明するための図である。
【
図7】本発明の一実施例に係るペット用端末の識別システムにおいて、ペット用トイレがペット用端末を識別する方法を説明するためのフローチャートである。
【
図8a】本発明の一実施例に係るペット用トイレがペット用端末を識別する方法を説明するための例示図である。
【
図8b】本発明の一実施例に係るペット用トイレがペット用端末を識別する方法を説明するための例示図である。
【
図8c】本発明の一実施例に係るペット用トイレがペット用端末を識別する方法を説明するための例示図である。
【
図9】本発明の一実施例に係るペット識別システムにおいて、ペット管理サーバがペット用トイレから受信した情報を構造化する方法を説明するための図である。
【
図10】本発明の一実施例に係るペット管理サーバに既に格納されている情報を説明するための図である。
【
図11】本発明の一実施例に係ってペット用端末が誤って着用されている場合、測定された体重を用いてペット用端末を再識別する方法を説明するための例示図である。
【
図12a】本発明の一実施例に係るユーザ端末から提供されるアプリケーションの例示図である。
【
図12b】本発明の一実施例に係るユーザ端末から提供されるアプリケーションの例示図である。
【
図12c】本発明の一実施例に係るユーザ端末から提供されるアプリケーションの例示図である。
【
図12d】本発明の一実施例に係るユーザ端末から提供されるアプリケーションの例示図である。
【
図13】本発明の一実施例に係るペット用トイレにおいて、ペット用端末を識別する方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるように、本発明の実施例について詳しく説明する。但し、本発明は、様々な相違した形態に具現される可能性があり、ここで説明する実施例に限定されない。更に、本発明を明確に説明するために、説明とは関係のない部分は図面から省略しており、明細書の全体に亘って同じ部分に対しては同じ符号を使用する。
【0018】
更に、明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結」されているという場合、これは「直接的に連結」されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで「間接的に連結」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」というのは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素を更に含み得ることを意味し、1つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除していないものと理解すべきである。
【0019】
本明細書において、「部」とは、ハードウエアにより実現するユニット(unit)と、ソフトウェアにより実現するユニットと、両方を用いて実現するユニットと、を含む。また、1つのユニットが2つ以上のハードウエアを用いて実現されても良く、2つ以上のユニットが1つのハードウエアにより実現されても良い。
【0020】
本明細書において、端末またはデバイスが行うものとして記述された動作や機能のうち、一部は該端末またはデバイスと連結されたサーバにおいて代わりに行われることもできる。同様に、サーバが行うものとして記述された動作や機能の一部も該サーバと連結された端末またはデバイスにおいて行われることもできる。
【0021】
以下、添付した図面を参考し、本発明の一実施例について詳しく説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施例に係るペット用端末の識別システムを概略的に示す図である。
【0023】
図1を参照すると、ペット用端末の識別システムは、ペット用トイレ100、ペット用端末200、ペット管理サーバ300、及びユーザ端末400を含むことができる。但し、このような
図1のペット用端末の識別システム1は、本発明の一実施例に過ぎないので、
図1を通じて本発明が限定解釈されるわけではなく、本発明の多様な実施例によって
図1とは異なるように構成されることもできる。
【0024】
一般的に、
図1のペット用端末の識別システムの各構成要素は、ネットワークを介して連結される。ネットワークは、端末及びサーバのような各々のノート相互間での情報交換が可能な連結構造を意味するものであって、このようなネットワーク(network)の一例には、3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)、LTE(Long Term Evolution)、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)、ワイファイ(Wi-Fi)、3G、4G、5G、及びRFID(Radio Frequency Identification)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)、NFC(Near Field Communication)、ビーコン(Beacon)などの近距離無線通信などが含まれるが、これらに限定されない。
【0025】
ペット用トイレ100は、猫などのペットが排便を行うことができる排便空間であって、上面が開放された容器に砂を積載した形態であることができ、
図1に示すように、一
側面以外の面が取り囲まれて、内側にはペットを収容することができる排便室が設けられた形態であることができ、これに限定されない。
【0026】
ペット用トイレ100は、内側に一部面が、電波が遮蔽される遮蔽面で形成される遮蔽空間、遮蔽空間の内部に位置するアンテナ、及び遮蔽空間の内部または外部に位置するメインボードを含むことができる。
【0027】
例えば、ペット用トイレ100は、複数の側面のうち、第1側面以外の面が、電波が遮蔽される遮蔽面により形成される遮蔽空間、遮蔽空間の内部に位置するアンテナ、及び遮蔽空間の外部に位置するメインボードを含むことができる。
【0028】
その他、例えば、ペット用トイレ100は、複数の側面が、電波が遮蔽される遮蔽面により形成される遮蔽空間、遮蔽空間の内部に位置するアンテナ、及び遮蔽空間の内部に位置するメインボードを含むことができる。
【0029】
この際、アンテナは、上面及び下面のうち、第1面に位置し、第1面から上面及び下面のうち、第2面の方向へ第2電波を送信することができる。
【0030】
このようなペット用トイレ100の形態については、
図3a~
図4bを通じて説明する。
【0031】
ペット用トイレ100は、ペットが着用しているペット用端末200を用いてペット用端末200を識別することができる。
【0032】
具体的に、ペット用トイレ100は、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3からペット用端末情報を含む第1電波を受信し、受信した第1電波の強度に基づいて複数のペット用端末200_1、200_2、200_3の少なくとも何れか1つのペット用端末と連結することができる。
【0033】
また、ペット用トイレ100は、連結された少なくとも1つのペット用端末へ第2電波を送信し、連結された少なくとも1つのペット用端末から少なくとも1つのペット用端末が受信した第2電波の強度が既に設定されている範囲内にあるか否かに基づいてペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別することができる。
【0034】
複数のペット用端末200_1、200_2、200_3は、複数のペットの各々に着用されることができ、例えば、ネックレス(Collar)、ハーネス(Harness)などのウェアラブルの形態であり得るが、これらに限定されない。複数のペット用端末200_1、200_2、200_3には、各ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含むペット用端末情報が周期的にアップデイトされて格納されることができる。
【0035】
また、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3は、各ペット用端末200を着用しているペットの動き情報をリアルタイムで記録することができる。
【0036】
ペット用端末200は、ペット用トイレ100へ、ペット用端末情報を含む第1電波を送信し、ペット用トイレ100の連結要請に従いペット用トイレ100と連結することができる。また、ペット用端末200は、ペット用トイレ100から第2電波を受信し、ペット用トイレ100へ、受信した第2電波の強度を送信することができる。
【0037】
これによって、第2電波の強度が既に設定されている範囲内にあるか否かに基づいてペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末が特定され得る。
【0038】
また、ペット管理サーバ300により、ペット用端末情報に基づきペット用トイレ100を用いるペットが識別され得る。
【0039】
この際、ペット用端末200は、ペット用トイレ100との連結前に、ペット用トイレ100へ第1周期で第1電波を送信し、ペット用トイレ100との連結後、ペット用トイレ100へ第1周期より短い第2周期で第3電波を送信することができる。ここで、第3電波は、該ペット用端末200を着用しているペットの動き情報を含むことができる。
【0040】
ペット管理サーバ300は、ユーザが育てる複数のペットの各々に対するペットの登録情報が既に格納されていることができる。このようなペットの登録情報は、ペット管理サーバ300が管理するアプリケーションを通じて、ユーザ端末400から予め入力を受けて登録されている情報であり得る。
【0041】
ペット管理サーバ300は、ペット用トイレ100から受信した情報を用いて、既に登録されているペットを管理することができる。この際、ペット管理サーバ300は、ペット用トイレ100から、ペット用端末情報、動き情報、排便情報の少なくとも何れか1つを受信することができる。ペット用管理サーバ300は、ペット用トイレ100から受信した情報を分析して格納することができる。
【0042】
この際、ペット用端末情報は、該ペット用端末200の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含むことができる。また、動き情報は、該ペット用端末200を着用しているペットの動きが記録されている情報であり得る。また、排便情報は、該ペット用端末200を着用しているペットのペット用トイレ100への入室時間、退室時間、滞留時間、測定体重、排便量の少なくとも何れか1つを含むことができる。
【0043】
ペット管理サーバ300は、ペット用トイレ100から受信したペット用端末情報と、既に格納されているペットの登録情報と、に基づいてペット用トイレ100を用いる特定のペットを識別することができる。
【0044】
ペット管理サーバ300は、特定のペットとして識別された第1ペットの排便情報が、第1ペットの排便パターンよりは第2ペットの排便パターンの方と更に類似している場合、第2ペットが特定のペットとして再識別され得る。
【0045】
ペット管理サーバ300は、特定のペットとして識別された第1ペットの体重が、第1ペットの体重よりは第2ペットの体重の方と更に類似している場合、第2ペットが特定のペットとして再識別され得る。
【0046】
ペット管理サーバ300は、第2ペットが特定のペットとして再識別された後、所定の期間の間、第1ペットの動き情報と、第2ペットの動き情報と、を互いに交換することで格納することができる。ここで、所定の期間は、第2ペットが特定のペットとして再識別された後、ユーザが第2ペットと特定のペットのペット用端末を互いに交換して着用させる時までの期間であり得る。なお、所定の期間は、第2ペットと特定のペットのペット用端末が互いに変更して着用された後、ユーザが第2ペットと特定のペットのペット用端末を互いに交換して着用させる時までの期間であり得る。
【0047】
ペット管理サーバ300は、分析した情報をユーザ端末400へ提供することができる。
【0048】
ユーザ端末400は、無線通信が可能な端末であって、ユーザ端末400は、多様な形態の端末であり得る。例えば、ユーザ端末400は、ネットワークを介して遠隔地のサーバに接続できる携帯用端末であり得る。ここで、携帯用端末の一例には、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphone)、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置が含まれ得る。但し、ユーザ端末400は、
図1に示す形態、または前述した例示に限定解釈されるわけではない。
【0049】
ユーザ端末400は、少なくとも1つのペットを飼っているユーザが持っている端末であることができ、ペット管理サーバ300からペットの動き情報及び排便情報を受信して出力することができる。これによって、ユーザは、ユーザ端末400を通じてアプリケーションに接続して、自分が飼っている複数のペットの動き情報及び排便情報を確認することができる。
【0050】
本発明の一実施例によると、ペット用端末200がペット用トイレ100との連結前、ペット用トイレ100へ第1周期で第1電波を送信し、ペット用トイレ100との連結後、ペット用トイレ100へ第1周期より短い第2周期で第3電波を送信することで、ペット用端末200が低電力通信の方式でペット用トイレ100と通信することで、ペット用端末200は充電なしにも長時間に亘って使用されることができる。
【0051】
また、ペット用トイレ100は、電波が遮蔽される遮蔽面による遮蔽空間で形成され、このような遮蔽空間の内部に位置したアンテナが、ペット用端末200へ送信した電波の強度に基づきペット用端末200を識別することで、ペット用端末200の識別の正確度を高めることができる。
【0052】
以下、
図1のペット用端末の識別システムの各構成要素の動作について、より具体的に説明する。
【0053】
図2は、本発明の一実施例に係るペット用トイレの構成図である。
【0054】
図2を参照すると、本発明の一実施例に係るペット用トイレ100は、電波受信部110、連結部120、電波送信部130、識別部140、動き情報伝送部150、及び体重測定部160を含むことができる。但し、
図2に示すペット用トイレ100は、本発明の一具現例に過ぎず、
図2に示す構成要素に基づき様々な変形が可能である。
【0055】
電波受信部110は、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3から、ペット用端末情報を含む第1電波を受信することができる。ここで、ペット用端末情報は、ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含む情報を含むことができる。
【0056】
この際、電波受信部110は、常時、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3から第1電波を受信することができ、体重測定部160が重量センサーを通じてペットを感知する場合、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3から第1電波を受信することもできる。
【0057】
連結部120は、受信した第1電波の強度に基づいて複数のペット用端末200_1、200_2、200_3の少なくとも何れか1つのペット用端末と連結することができる(第1ステップの連結)。
【0058】
具体的に、連結部120は、ペット用端末から受信した第1電波の強度が既に設定されている条件を満たす場合、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3の少なくとも何れか1つのペット用端末と連結することができる。例えば、連結部120は、ペット用端末から受信した第1電波の強度が特定強度以上であるか否かを確認して、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3の少なくとも何れか1つのペット用端末と連結することができる。
【0059】
一実施例において、連結部120は、第1電波の強度が既に設定されている条件を満たす少なくとも1つのペット用端末と順次連結を行うことができる。順次連結を行う方法について、
図7及び
図8bを通じて具体的に説明する。
【0060】
電波送信部130は、連結された少なくとも1つのペット用端末へ第2電波を送信することができる。この際、電波送信部130は、アンテナで構成されることができ、常時、ペット用端末200に第2電波を送信することもでき、ペット用端末200と連結された場合、該ペット用端末200へ第2電波を送信することができる。
【0061】
識別部140は、少なくとも1つのペット用端末から少なくとも1つのペット用端末が受信した第2電波の強度が既に設定されている範囲内にあるか否かに基づいてペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別することができる。
【0062】
識別部140が特定のペット用端末を識別すれば、連結部120は、識別された特定のペット用端末から動き情報を受信するために、識別された特定のペット用端末で第2ステップの連結を要請することができる。この際、電波受信部110は、識別された特定のペット用端末から動き情報を含む第3電波を受信することができる。ここで、動き情報は、該ペット用端末を着用しているペットの動きを、センサーを通じて測定して記録されたデータであり得る。
【0063】
一実施例において、連結部120は、第1電波に含まれているペット用端末情報に基づき識別された特定のペット用端末で第2ステップの連結を要請することができる。
【0064】
具体的には、連結部120は、ペット用端末情報に含まれている動きの記録データ数に基づき識別された特定のペット用端末で第2ステップの連結を要請することができる。例えば、連結部120は、ペット用端末情報を確認して、動きの記録データ数が0である場合、すなわち、動きの記録データが既に設定されている所定量が存在しない場合、識別された特定のペット用端末で第2ステップの連結を要請せず、識別された特定のペット用端末から受信したペット用端末情報のみをペット管理サーバ300へ伝送することができる。
【0065】
体重測定部160は、重量センサーを通じてペットの体重を測定することができる。また、体重測定部160は、測定された体重を用いてペットの出入りを感知することができる。
【0066】
動き情報伝送部150は、特定のペットの排便情報及び動き情報をペット管理サーバ300へ伝送することができる。ここで、排便情報は、ペット用トイレ100の入室時間、退室時間、滞留時間、排便量、測定体重の少なくとも何れか1つを含むことができる。
【0067】
具体的に、動き情報伝送部150は、識別された特定のペット用端末を着用しているペットがペット用トイレ100から退室したと判断されれば、特定のペットの排便情報及び動き情報をペット管理サーバ300へ伝送することができる。例えば、動き情報伝送部150は、体重測定部160を通じて測定された体重を用いて識別された特定のペット用端末を着用しているペットが、ペット用トイレ100の使用を完了したか否かを判断することができる。
【0068】
ペット管理サーバ300は、特定のペットとして識別された第1ペットの排便情報が、第1ペットの排便パターンよりは第2ペットの排便パターンの方と更に類似している場合、第2ペットが特定のペットとして再識別され得る。
【0069】
ペット管理サーバ300は、特定のペットとして識別された第1ペットの体重が、第1ペットの体重よりは第2ペットの体重の方と更に類似している場合、第2ペットが特定のペットとして再識別され得る。
【0070】
第2ペットが特定のペットとして再識別された後、所定の期間の間、第1ペットの動き情報と第2ペットの動き情報は、互いに交換されて格納され得る。これは、
図11を通じて具体的に説明する。
【0071】
図3a~
図4bは、本発明の多様な実施例に係るペット用トイレの形態を説明するための図である。
【0072】
図1に示すように、ペット用トイレ100は、内側に一部面が、電波が遮蔽される遮蔽面で形成される遮蔽空間、遮蔽空間の内部に位置するアンテナ、及び遮蔽空間の内部または外部に位置するメインボードを含むことができる。
【0073】
一実施例において、ペット用トイレ100は、複数の側面のうち、第1側面以外の面が、電波が遮蔽される遮蔽面により形成される遮蔽空間、遮蔽空間の内部に位置し、電波送信部130を含むアンテナ、及び遮蔽空間の外部に位置し、電波受信部110、連結部120及び識別部140を含むメインボードを含み、アンテナは、上面及び下面のうち、第1面に位置し、第1面から上面及び下面のうち、第2面の方向へ第2電波を送信することができる。
【0074】
例えば、
図3a及び
図3bを参照すると、本発明の一実施例に係るペット用トイレ100_1は、遮蔽空間301、アンテナ303、メインボード305を含むことができる。
図3aに示すように、遮蔽空間301は、ペットの出入りができる出入口がある正面以外の面が、電波が遮蔽される遮蔽面により形成されることができ、アンテナ303は、遮蔽空間301の内部の上面に位置することができる。また、メインボード305は、遮蔽空間301の外部に位置することができる。この際、
図3bに示すように、アンテナ303は、上面307に位置し、上面307から下面309の方向へ第2電波を送信することができる。
【0075】
他の実施例において、ペット用トイレ100は、複数の側面が、電波が遮蔽される遮蔽面により形成される遮蔽空間、遮蔽空間の内部に位置し、電波送信部130を含むアンテナ、及び遮蔽空間の内部に位置し、電波受信部110、連結部120、及び識別部140を含むメインボードを含み、アンテナは、上面及び下面のうち、第1面に位置し、第1面から上面及び下面のうち、第2面の方向へ第2電波を送信することができる。
【0076】
例えば、
図4aを参照すると、本発明の他の実施例に係るペット用トイレ100_2は、遮蔽空間311とアンテナ及びメインボード313を含むことができる。
【0077】
ペット用トイレ100_2は、上部が開放されている容器の形態であることができ、遮蔽空間311は、上面及び下面以外の
側面が、電波が遮蔽される遮蔽面により形成され得る。また、アンテナ及びメインボード313は、遮蔽空間の内部の下面に位置することができる。この際、
図4bに示すように、アンテナ及びメインボード313のアンテナは、下面から上面への方向に第2電波を送信することができる。
【0078】
図3a~
図4bには示されていないが、ペット用トイレ100の内側には、体重測定部160を含む重量センサーを含む多様なセンサーが含まれることができる。
【0079】
図5は、本発明の一実施例に係るペット用端末の構成図である。
【0080】
図5を参照すると、本発明の一実施例に係るペット用端末200は、動き測定部210、電波送信部220、連結部230、電波受信部240、及び電波強度送信部250を含むことができる。但し、
図5に示すペット用端末200は、本発明の一具現例に過ぎず、
図5に示す構成要素に基づき様々な変形が可能である。
【0081】
動き測定部210は、ペットの動き情報を測定することができる。この際、動き測定部210は、3軸加速度センサーで構成されることができ、動き情報は、時間別の3軸加速度情報を含むことができる。
【0082】
動き測定部210は、該ペット用端末を着用しているペットの動き情報に対するセンサーデータをデータベース(未図示)に時系列データとして記録することができる。これについて、
図6を通じて具体的に説明する。
【0083】
図6は、本発明の一実施例に係るペット用端末のデータベースに格納される動きの記録データを説明するための図である。
【0084】
先ず、データベースには、ペット用端末情報及び動き情報が格納され得る。ここで、ペット用端末情報は、該ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含むことができる。この際、動きの記録データ数は、既に設定されている時間単位で累積して格納された動きの記録データの数であり得る。
【0085】
図6を参照すると、データベースは、動き測定部210を通じて測定されたペットの動き情報に対するセンサーデータをリアルタイムで時系列データとして記録し、既に設定されている時間単位で動きの記録データを累積して記録することができる。
【0086】
例えば、
図6に示すように、データベースには、測定された動き情報に従う動きの記録データが1時間単位で格納され得る。この際、動きデータ記録データ数は、一時間単位で1ずつカウントされ得る。また、このような動き情報をペット用トイレ100へ伝送する場合、データベースに含まれている動き情報及び動きの記録データ数は初期化され、伝送直後からまた動き情報が記録され得る。
【0087】
図5に戻ってくると、電波送信部220は、ペット用トイレ100へ、ペット用端末情報を含む第1電波を送信することができる。この際、ペット用端末情報は、ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含むことができる。
【0088】
連結部230は、ペット用トイレ100の連結要請に従い、ペット用トイレ100と連結することができる。
【0089】
電波受信部240は、ペット用トイレ100から第2電波を受信することができる。
【0090】
電波強度送信部250は、ペット用トイレ100で受信した第2電波の強度を送信することができる。
【0091】
この際、ペット用トイレ100により第2電波の強度が、既に設定されている範囲内にあるか否かに基づいてペットが着用しているペット用端末が特定され得る。
【0092】
この際、ペット管理サーバ300により、ペット用端末情報に基づきペット用トイレ100を用いるペットが識別され得る。
【0093】
電波送信部220は、ペット用トイレ100との連結前、ペット用トイレ100へ第1周期で第1電波を送信して、ペット用トイレ100と連結することができる(第1ステップの連結)。その後、電波送信部220は、ペット用トイレ100へ第1周期より短い第2周期で第3電波を送信することができる(第2ステップの連結)。すなわち、電波送信部220は、平時に、ペット用トイレ100へ第3電波よりも長い周期で第1電波を送信して電力消耗を最小化し、ペット用端末200がペット用トイレ100と連結された後には、第1電波よりも短い周期の第3電波でペット用トイレ100と通信するので、連結の安定性を維持すると共に、ペットに対する識別の正確度を高めることができる。
【0094】
この際、第3電波は、動き情報を含むことができる。電波送信部220が動き情報を含む第3電波を送信すれば、前述したように、動き情報及び動きの記録データ数は初期化され得る。
【0095】
図7は、本発明の一実施例に係るペット用端末の識別システムにおいて、ペット用トイレがペット用端末を識別する方法を説明するためのフローチャートである。
図8a~
図8cは、本発明の一実施例に係るペット用トイレがペット用端末を識別する方法を説明するための例示図である。
【0096】
【0097】
先ず、ペット用端末200は、ペット用トイレ100へ第1電波を送信することができる(S701)。この際、第1電波は、ペット用端末情報を含むことができる。ここで、ペット用端末情報は、ペット用端末の識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数の少なくとも何れか1つを含むことができる。
【0098】
例えば、
図8aを参考すれば、ペット用トイレ100の周辺には、複数のペット用端末200_1、200_2、200_3の各々を着用している複数のペット201_1、201_2、201_3が存在することができる。この際、第1ペット201_1は、第1ペット用端末200_1を着用しており、第2ペット201_2は第2ペット用端末200_2を着用しており、第3ペット201_3は第3ペット用端末200_3を着用していることが示されている。
【0099】
第1~第3ペット用端末200_1、200_2、200_3は、ペット用トイレ100へ第1電波を送信することができる。この際、第1電波は、ペット用端末情報80を含むことができ、ペット用端末情報80は、端末識別者81、登録の有無83、正常作動の有無85、及び動きの記録データ数87の少なくとも何れか1つを含むことができる。ここで、第1電波は、相対的に長い周期の第1周期であることができ、これにより、ペット用端末は低電力を維持することができる。
【0100】
一実施例において、ペット用トイレ100と各ペット用端末200_1、200_2、200_3との間の通信は、ブルートゥース(登録商標)通信であり得る。よって、ペット用端末は、該ペット用端末が存在する位置において、一定範囲内にペット用トイレ100が存在する場合、該ペット用トイレ100に第1電波を送信することができる。
【0101】
この際、ペット用トイレ100は、第1~第3ペット用端末200_1、200_2、200_3からペット用端末情報80を含む第1電波を受信することができる。具体的に、ペット用トイレ100は、メインボード305を通じて第1電波を受信することができる。
【0102】
図7に戻ってくると、ペット用トイレ100は、受信した第1電波の強度が既に設定されている条件を満たしているか否かを判断することができる(S703)。
【0103】
例えば、
図8bを参照すると、ペット用トイレ100は、メインボード305を通じて第1電波を受信すれば、第1電波の強度に基づき第1~第3ペット用端末200_1~200_3の少なくとも何れか1つのペット用端末との連結の有無を判断することができる。例えば、ペット用トイレ100は、第1電波の強度が特定値以上であれば、既に設定されている条件を満たしていると判断することができる。
【0104】
第1電波強度が既に設定されている条件を満たした場合(S703、Yes)、ペット用トイレ100は、ペット用端末200と第1ステップの連結を行うことができる(S705)。
【0105】
例えば、
図8bに示すように、第2ペット用端末200_2を着用した第2ペット201_2がペット用トイレ100に入室した場合を仮定してみる。ここで、第1ペット用端末200_1及び第2ペット用端末200_2から受信した第1電波の強度が、既に設定されている基準を満たしていると仮定する。
【0106】
この際、ペット用トイレ100は、最も先に第1電波の強度が既に設定されている基準を満たした順に連結を行うことができる。ここで、ペット用トイレ100は、第1~第3ペット用端末200_1~200_3から順に第1電波を受信する場合、各第1電波を受信した順に該第1電波の強度が既に設定されている基準を満たしているか否かを判断することができる。例えば、ペット用トイレ100は、第1ペット用端末200_1から受信した第1電波の強度が特定値以上であれば、先に第1ペット端末200_1との連結を行うことができる。
【0107】
これとは異なって、ペット用トイレ100は、受信した第1電波の強度を基準にして、第1電波の強度が最も高いペット用端末を選択して連結を行うことができ、既に設定されている優先順位に従い、ペット用端末を選択して連結を行うこともできる。
【0108】
その後、ペット用トイレ100は、ペット用端末200へ第2電波を送信することができる(S707)。この際、ペット用トイレ100は、ペット用端末200へペット用端末200が受信した第2電波の強度を要請する第2電波を送信することができる。
【0109】
なお、ペット用端末200は、ペット用トイレ100へ、受信した第2電波の強度を送信することができる(S709)。
【0110】
なお、ペット用トイレ100は、ペット用端末200から受信した第2電波の強度が既に設定されている範囲内に存在するか否かを判断することができる(S711)。ここで、既に設定されている範囲は、ペット用トイレの遮蔽空間内で検出できる第2電波の強度の範囲であり得る。
【0111】
先に、第2電波の強度が既に設定されている範囲内に存在していないと判断されれば(S711、No)、第1ステップの連結を解除し、他のペット用端末200に対して該過程を繰り返すことができる(S713)。
【0112】
すなわち、
図8bに示すように、第2ペット201_2がペット用トイレ100に入室しており、ペット用トイレ100が第1ペット用端末200_1と第1ステップの連結が行われた状況で、ペット用トイレ100は第1ペット用端末200_1へ第2電波を送信することができる。
【0113】
また、ペット用トイレ100が第1ペット用端末200_1へ第2電波を送信すれば、ペット用トイレ100は、第1ペット用端末200_1から該第2電波の強度を受信することができる。
【0114】
図3a及び
図3bに示すように、ペット用トイレ100の内部は、一部面が、電波が遮蔽される遮蔽空間301で形成され得る。また、ペット用トイレ100は、遮蔽空間301の内部に位置するアンテナ303を用いて第2電波を送信するので、ペット用トイレ100の外部に発生される第2電波の強度は非常に弱い可能性がある。これによって、ペット用トイレ100の外部にある第1ペット端末200_1は、ペット用トイレ100と第1ステップの連結が行われても、第2電波の強度が条件と合わないため、連結が解除されてしまう可能性がある。
【0115】
すなわち、ペット用トイレ100は、第1ペット用端末200_1から受信した第2電波の強度が、既に設定されている範囲内に存在しないと判断されれば、第1ペット用端末200_1との第2ステップの連結を進行せず、第1ステップの連結を解除することができる。
【0116】
その後、ペット用トイレ100は、他のペット用端末に対して該過程を繰り返すことができる。
【0117】
すなわち、
図8bに示すように、ペット用トイレ100は、第2ペット用端末200_2から第1電波を受信し、第2ペット用端末200_2から受信した第1電波の強度が特定値以上であれば、第2ペット端末200_2との第1ステップの連結を行うことができる。
【0118】
ペット用トイレ100は、第2ペット用端末200_2と第1ステップの連結が行われば、第2ペット用端末200_2へ第2電波を送信することができる。
【0119】
なお、第2ペット用端末200_2に第2電波を送信したペット用トイレ100は、第2ペット用端末200_2から第2電波の強度を受信することができる。
【0120】
この際、第2ペット用端末200_2は、ペット用トイレ100内の遮蔽空間301内に位置しているので、該第2電波の強度が既に設定されている範囲内に存在することができる。
【0121】
第2電波の強度が既に設定されている範囲内にあると判断されれば(S711、Yes)、ペット用トイレ100は、特定のペットが着用している特定のペット用端末200を識別することができる(S715)。
【0122】
すなわち、ペット用トイレ100は、第2ペット用端末200_2から受信した第2電波の強度が既に設定されている範囲内に存在すると判断されれば、ペット用トイレ100内に入室した特定のペットを特定し、特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別することができる。言い換えれば、ペット用トイレ100は、ペット用トイレ100内に位置する第2ペット用端末200_2を識別することができる。
【0123】
ペット用端末200が識別されれば、ペット用トイレ100は、ペット用端末200へ第2ステップの連結を要請することができる(S717)。具体的に、ペット用トイレ100は、ペット用端末200へ第2ステップの連結を要請することで、該ペット用端末200を着用しているペットの動き情報を要請することができる。
【0124】
すなわち、ペット用トイレ100は、第2ペット用端末200_2へ第2ステップの連結を要請することができる。このような第2ステップの連結要請は、該第2ペット用端末200_2を着用しているペットの動き情報を要請することであり、ペット用トイレ100は、第1電波に含まれているペット用端末情報80に基づき第2ペット用端末200_2へ第2ステップの連結を要請することができる。
【0125】
具体的に、トイレ100は、ペット用端末情報80に含まれている動きの記録データ数87に基づいて第2ペット用端末200_2へ第2ステップの連結を要請することができる。例えば、動きの記録データ数87が0である場合、すなわち、動きの記録データがない場合、第2ステップの連結を要請せず、ペット用端末情報80のみをサーバ300へ伝送することができる。
【0126】
連結された第2ペット用端末200_2から受信した第2電波の強度のみを基準にして第2ステップの連結を要請するようになれば、第2ペット用端末200_2は、第1周期より短い第2周期で第3電波を伝送するようになるので、電力の無駄な消耗が発生する可能性がある。
【0127】
なお、ペット用端末200は、ペット用トイレ100へ第3電波を送信することができる(S719)。この際、第3電波は、第1電波よりも短い周期である可能性があり、ペットの動き情報を含むことができる。ここで、動き情報は、該ペット用端末200を着用しているペットが、その前にペット用トイレ100から戻ってきた直後から記録された動きの記録データであり得る。
【0128】
第2ステップの連結要請に従い、
図8cに示すように、第2ペット用端末200_2は、ペット用トイレ100へ第3電波を送信することができる。この際、第3電波は、第2ペット用端末200_2を着用しているペットの動きが記録された動き情報89を含むことができる。
【0129】
ペット用トイレ100は、受信した動き情報をペット管理サーバ300へ伝送することができる。ペット管理サーバ300は、該情報を分析し、分析された情報をユーザ端末400へ提供することができる。
【0130】
ペット用トイレ100は、第3電波を受信し、所定の期間が経過した後、ペット用端末200との連結を解除することができる(S721)。例えば、ペット用トイレ100は、第3電波を介して動き情報89を受信した直後、ペット用端末200との連結を解除することで、電力が無駄に消耗されてしまうことを防止することができる。これとは異なって、ペット用トイレ100は、第2ペット201_2がペット用トイレ100から退室したと判断された後、ペット用端末200との連結を解除することもできる。例えば、ペット用トイレ100は、体重測定部または他のセンサーを通じて第2ペット201_2の体重が検出されないか、第3電波の強度が既に設定されている範囲から外れる場合(第3電波の強度が充分に弱くなる場合)、ペット用端末200との連結を解除することができる。
【0131】
図9は、本発明の一実施例に係るペット識別システムにおいて、ペット管理サーバがペット用トイレから受信した情報を構造化する方法を説明するための図である。
【0132】
ペット用トイレ100は、識別されたペット用端末200から、ペット用端末情報、動き情報、排便情報の少なくとも何れか1つを受信して、ペット管理サーバ300へ伝送することができる。
【0133】
この際、ペット管理サーバ300は、ペット用トイレ100から受信した情報に基づき各情報を詳細に分類することができる。
図9に示すように、ペット管理サーバ300は、ペット用端末情報91、動き情報93、排便情報95のような項目に区分して、メタデータを格納することができる。
【0134】
先ず、ペット管理サーバ300は、ペット用端末情報91を、端末識別者、登録の有無、正常作動の有無、動きの記録データ数に分類して記録することができる。
【0135】
このうち、ペット管理サーバ300は、動き情報93を分析して行動を分類し、行動に関する情報を記録することができる。具体的に、ペット管理サーバ300は、動き情報93を用いて、休息、真空行動などの行動を分類し、活動分析、活動量、休息パターン、休息時間、真空行動の回数、カロリー分析の少なくとも何れか1つを記録することができる。
【0136】
また、ペット管理サーバ300は、排便情報95を受信して、入室時間、退室時間、滞留時間、測定体重に分類して記録することができる。
【0137】
この際、
図7に示すように、ペット用トイレ100は、ペット用端末200から受信したペット用端末情報91に含まれている動きの記録データ数が0である場合、第2ステップの連結を行わないため、動き情報が受信できない可能性がある。
【0138】
この際、ペット用トイレ100は、動き情報93を除き、ペット用端末情報91及び排便情報95をペット管理サーバ300へ伝送することができる。ペット管理サーバ300は、ペット用端末情報91及び排便情報95のみを用いて分析した結果をデータベースに記録することができる。
【0139】
図10は、本発明の一実施例に係るペット管理サーバに既に格納されている情報を説明するための図である。
【0140】
ペット管理サーバ300は、
図9に示すように、ペット用トイレ100から受信した情報を分析したデータを用いて、既に格納されているペットの登録情報にマッチングして格納することができる。このような情報は、ユーザ端末400へ提供することができる。
【0141】
図11は、本発明の一実施例に係ってペット用端末が誤って着用されている場合、測定された体重を用いてペット用端末を再識別する方法を説明するための例示図である。
【0142】
図11に示すように、ペット管理サーバ300には、ペットの名前1101、体重1103、及び端末識別者1105が既に格納されていることができる。この際、ペット管理サーバ300には、体重が3.9kgである「パールニャング」という名前の第1ペット201_1と、端末識別者が「CAT_1」である第1ペット用端末200_1がマッチングされて格納されており、体重が1.6kgである「パンニャング」という名前の第2ペット201_2と、端末識別者が「CAT_2」である第2ペット用端末200_2がマッチングされて格納されている場合と、を仮定してみる。
【0143】
この際、
図11には、名前が「パンニャング」である第1ペット201_1が第2ペット用端末200_2を誤って着用しており、名前が「パールニャング」である第2ペット201_2が第1ペット用端末200_1を誤って着用している状態を示している。
【0144】
ペット用トイレ100は、第1ペット用端末200_1及び第2ペット用端末200_2から受信した端末識別者1107及び測定体重1109をペット管理サーバ300へ伝送することができる。
【0145】
この際、第1ペット用端末200_1から受信した端末識別者1107は「CAT_1」であり、該第1ペット用端末200_1を着用しているペットがペット用トイレ100から測定された体重1109は1.6kgであり得る。また、第2ペット用端末200_2から受信した端末識別者1107は「CAT_2」であり、該第1ペット用端末200_2を着用しているペットがペット用トイレ100から測定された体重1209は3.9kgであり得る。
【0146】
この際、ペット管理サーバ300は、既に格納されている端末識別者1105にマッチングされて格納されている体重1103と、測定された体重1109と、を比較することで、誤って着用しているか否かを判断することができる。
【0147】
すなわち、ペット管理サーバ300は、第2ペット201_2として識別された第1ペット201_1の体重が、第1ペット201_1の体重よりは第2ペット201_2の体重と更に類似しているので、第2ペット201_2が第1ペット201_1として再識別され得る。これによって、端末識別者1111または測定体重1113は、互いに交換されて格納され得る。
【0148】
図12a~
図12dは、本発明の一実施例に係るユーザ端末から提供されるアプリケーションの例示図である。
【0149】
図12aを参照すると、ユーザ端末400は、排便情報及び活動情報に関する情報をディスプレイすることができる。この際、ユーザ端末400は、各項目をグラフで表示することができる。この際、排便情報は、体重、使用時間、使用回数を含むことができる。また、活動情報は、カロリー分析、真空行動の回数、活動分析、活動量、休息分析、休息パターンを含むことができる。
【0150】
図12b及び
図12cを参照すると、ユーザ端末400は、活動情報に対するカロリー分析、活動分析、活動量、休息パターンを分析した結果をディスプレイすることができる。
【0151】
カロリー分析情報は、一日間のカロリー消耗量、過去1ヶ月間の平均カロリー消耗量、及び一日間の勧奨消耗量を含むことができる。
【0152】
活動分析情報は、一日間の活動時間及び過去1ヶ月間の平均活動時間を含むことができ、月・週・日の単位でグルーミング・ふみふみ・もぞもぞ、歩き回り・真空行動・走り回りについて分析した時間が、グラフを通じて提供され得る。
【0153】
活動量情報は、一日間の活動量及び過去1ヶ月間の平均活動量を点数化して提供する情報であり得る。
【0154】
休息パターン情報は、一日間の休息時間及び過去1ヶ月間の平均休息時間を含むことができる。
【0155】
図12dを参照すると、ユーザ端末400は、排便情報に対する体重情報、排便時間情報、排便回数情報を分析した結果をディスプレイすることができる。
【0156】
体重情報は、一日間測定された体重の平均及び過去1ヶ月間測定された体重の平均を含むことができる。月・週・日の単位で、グラフを通じて体重の変化を確認することができる。
【0157】
排便時間情報は、一日間測定されたトイレの使用時間及び過去1ヶ月間のトイレの平均使用時間を含むことができる。
【0158】
排便回数情報は、一日間測定されたトイレ使用回数及び過去1ヶ月間のトイレの平均使用回数を含むことができる。
【0159】
図13は、本発明の一実施例に係るペット用トイレにおいて、ペット用端末を識別する方法のフローチャートである。
図13に示すペット用トイレ100において、ペット用端末を識別する方法は、
図1~
図12に示す実施例に係って時系列的に処理されるステップを含む。よって、以下で省略されている内容であるとしても、
図1~
図12に示す実施例に係って、ペット用トイレ100からペット用端末を識別する方法にも適用される。
【0160】
ステップS1410において、ペット用トイレ100は、複数のペット用端末からペット用端末情報を含む第1電波を受信することができる。
【0161】
ステップS1420において、ペット用トイレ100は、受信した第1電波の強度に基づいて複数のペット用端末の少なくとも何れか1つのペット用端末と連結することができる。
【0162】
ステップS1430において、ペット用トイレ100は、少なくとも1つのペット用端末へ第2電波を送信することができる。
【0163】
ステップS1440において、ペット用トイレ100は、少なくとも1つのペット用端末から少なくとも1つのペット用端末が受信した第2電波の強度が既に設定されている範囲内にあるか否かに基づいてペット用端末情報から特定のペットが着用している特定のペット用端末を識別することができる。
【0164】
上述した説明において、S1410~S1440のステップは、本発明の具現例に応じて、追加的なステップに更に分割されるか、更に少ないステップにより組合可能である。また、一部のステップは、必要に応じて省略可能であり、段階間の順序が転換可能である。
【0165】
図1~
図13を通じて説明されたペット用トイレ100の動作方法は、コンピュータにより実行される媒体に格納されたコンピュータプログラムまたはコンピュータにより実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現可能である。また、
図1~
図13を通じて説明されたペット用トイレ100の動作方法は、コンピュータにより実行される媒体に格納されたコンピュータプログラムの形態でも具現可能である。
【0166】
コンピュータ可読媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の可溶媒体であることができ、揮発性及び非揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体を何れも含む。また、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ格納媒体を含むことができる。コンピュータ格納媒体は、コンピュータ可読命令語、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータのような情報の格納のための任意の方法や技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び非分離型の媒体を何れも含む。
【0167】
上述した本発明の説明は例示のためのものであり、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態に容易に変形可能であるということを理解できるはずである。それゆえ、上記した実施例は全ての面において例示的なものであり、限定的なものではないと理解すべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は分散して実施されても良く、同様に、分散したものと説明されている構成要素も結合された形態で実施されても良い。
【0168】
本発明の範囲は、上記の詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、並びにその均等概念から導出される全ての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。
【符号の説明】
【0169】
100:ペット用トイレ
110:電波受信部
120:連結部
130:電波送信部
140:識別部
150:動き情報伝送部
160:体重測定部
200:ペット用端末
210:動き測定部
220:電波送信部
230:連結部
240:電波受信部
250:電波強度送信部
300:ペット管理サーバ
400:ユーザ端末