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特許7461718表皮材および該表皮材を構成する接ぎ合わせ材
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-27
(45)【発行日】2024-04-04
(54)【発明の名称】表皮材および該表皮材を構成する接ぎ合わせ材
(51)【国際特許分類】
   B68G 7/05 20060101AFI20240328BHJP
【FI】
B68G7/05 B
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2019105567
(22)【出願日】2019-06-05
(65)【公開番号】P2020195745
(43)【公開日】2020-12-10
【審査請求日】2022-02-15
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000133098
【氏名又は名称】株式会社タチエス
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】野口 光良
(72)【発明者】
【氏名】岩田 洋介
【審査官】井出 和水
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-106710(JP,A)
【文献】特開2016-059696(JP,A)
【文献】特開2018-192883(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B68G 7/05 - B68G 7/054
A47C 31/02
B60N 2/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一の接ぎ合わせ材と他の接ぎ合わせ材とを、これら接ぎ合わせ材の各縁部の縫い代を裏側に折り返した状態で接ぎ合わせてなる表皮材であって、
前記一の接ぎ合わせ材は、第1表皮片と第2表皮片とがあらかじめ接ぎ合わされて構成された接ぎ合わせ材であり、
前記他の接ぎ合わせ材は、第3表皮片と第4表皮片とがあらかじめ接ぎ合わされて構成された接ぎ合わせ材であり、
前記一の接ぎ合わせ材と前記他の接ぎ合わせ材の少なくとも一方に、接ぎ合わせ時の位置合わせ用目印を視認しやすくする視認用切欠き部が形成されていて、
前記位置合わせ用目印は、前記表皮片どうしがあらかじめ接ぎ合わされた際の接ぎ合わせ線であり、
前記縫い代が折り重なる重合部のうち、前記縫い代を裏側に折り返した部分の一部が裁断されて前記視認用切欠き部が形成されていて、
前記視認用切欠き部における前記縫い代の重なり合いの枚数が枚である、表皮材。
【請求項2】
前記縫い代の部分が縫製されることにより接ぎ合わせが行われている、請求項1に記載の表皮材。
【請求項3】
前記縫い代が折り重なる重合部の少なくとも一部が裁断されて前記視認用切欠き部が形成されている、請求項2に記載の表皮材。
【請求項4】
乗物用シートの表皮材である、請求項3に記載の表皮材。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の表皮材を構成する、接ぎ合わせ材。
【請求項6】
表地と裏地とを含む、請求項5に記載の接ぎ合わせ材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表皮材および該表皮材を構成する接ぎ合わせ材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、車両用シートの表皮材は、複数枚の布状の表皮片を縫い合わせることで構成されている。このような表皮材には、3枚以上の表皮片を互いに縫い合わせ、それらの表皮片が1点で合流する縫い合わせ合流部を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。あるいは、一対の表皮片どうしを縫い合わせたもの(表皮片対)を2組揃え、組どうし(表皮片対どうし)縫い合わせて表皮材(の一部)を構成するというような4つの表皮片からなる表皮材も利用されている。
【0003】
上記のごとく表皮片どうしを縫い合わせる際、何かを目印にして位置合わせしつつ縫い合わせることで位置出しが安定し、縫いズレが抑えられる。目印には種々あり、例えば上記のように2組の表皮片対どうしを縫い合わせる場合であれば、縫い合わせ線を目印にして位置合わせすることができる。こうした場合、表面において4本の縫い合わせ線が一か所で交差し、意匠の面でも好ましい表皮材となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-121412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、実際の縫い合わせ作業においては上記のように位置合わせすることが難しい場合がある。例えば、2組の表皮片対のそれぞれの縫い合わせ線(接(は)ぎ合わせ線)どうしを位置合わせ(接ぎ合わせ)しようとする場合、表皮片の裏側に折り返された縫い代が邪魔になって縫い合わせ線(接ぎ合わせ線)の先端部分が視認できず、位置出し精度に劣り位置合わせがうまくいかないことがある。
【0006】
そこで、本発明は、接ぎ合わせ材どうしを接ぎ合わせる際の位置出し精度を向上させることが可能な表皮材および該表皮材を構成する接ぎ合わせ材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、一の接ぎ合わせ材と他の接ぎ合わせ材とを、これら接ぎ合わせ材の各縁部を裏側に折り返した状態で接ぎ合わせてなる表皮材であって、
一の接ぎ合わせ材と他の接ぎ合わせ材の少なくとも一方に、接ぎ合わせ時の位置合わせ用目印を視認しやすくする視認用切欠き部が形成されている、表皮材である。
【0008】
本態様においては、接ぎ合わせ材どうしを接ぎ合わせる際、位置合わせ用目印を視認しながらの接ぎ合わせ作業が行いやすい。このため、接ぎ合わせ材どうしを接ぎ合わせる際の位置出し精度を向上させることができる。
【0009】
上記態様の表皮材における一の接ぎ合わせ材は、第1表皮片と第2表皮片とがあらかじめ接ぎ合わされて構成された接ぎ合わせ材であってもよい。
【0010】
上記態様の表皮材における他の接ぎ合わせ材は、第3表皮片と第4表皮片とがあらかじめ接ぎ合わされて構成された接ぎ合わせ材であってもよい。
【0011】
上記態様の表皮材における位置合わせ用目印は、表皮片どうしがあらかじめ接ぎ合わされた際の接ぎ合わせ線であってもよい。
【0012】
上記態様の表皮材における視認用切欠き部は、縁部を裏側に折り返してなる折り返し部の一部を裁断して形成されていてもよい。
【0013】
上記態様の表皮材における折り返し部は縫い代からなり、縫製により接ぎ合わせが行われているものであってもよい。
上記態様の表皮材において、縫い代が折り重なる重合部の少なくとも一部が裁断されて視認用折り返し部が形成されていてもよい。
【0014】
上記態様の表皮材は、乗物用シートの表皮材であってもよい。
【0015】
また、本発明の一態様は、上記のごとき表皮材を構成する接ぎ合わせ材である。
【0016】
上記態様の接ぎ合わせ材は、表地と裏地とを含むものであってもよい。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、接ぎ合わせ材どうしを接ぎ合わせる際の位置出し精度を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の適用対象の一例である乗物用シートの斜視図である。
図2】4片の表皮片を示す図である。
図3】(A)表皮片どうしを接ぎ合わせて形成した他の接ぎ合わせ材を示す図、(B)該他の接ぎ合わせ材を表にした状態を示す図である。
図4】(A)一の接ぎ合わせ材に他の接ぎ合わせ材を重ね合わせた状態を示す図、(B)他の接ぎ合わせ材の視認用切欠き部の周辺を拡大して示す図である。
図5】表皮材の接ぎ合わせ交差部分の裏側における縫い代の重ね合わせについて説明する図である。
図6】十字状の接ぎ合わせ線の概略を示す図である。
図7】斜め十字状の接ぎ合わせ線の概略を示す図である。
図8】クランク状の接ぎ合わせ線の概略を示す図である。
図9】丁字状の接ぎ合わせ線の概略を示す図である。
図10】斜め丁字状の接ぎ合わせ線の概略を示す図である。
図11】接ぎ合わせ線の一部をずらしつつ左右の接ぎ交点の水平度を保つようにした接ぎ合わせ線の概略を示す図である。
図12】(A)4片の表皮片、(B)第3表皮片のあらかじめ裁断された部分、(4)第4表皮片のあらかじめ裁断された部分の各サンプル画像である。
図13】表皮片どうしを接ぎ合わせて形成した他の接ぎ合わせ材のサンプル画像である。
図14】(A)表にした状態の他の接ぎ合わせ材、(B)該他の接ぎ合わせ材の視認用切欠き部のサンプル画像である。
図15】視認用切欠き部があることよって一の接ぎ合わせ材が視認できることを示すサンプル画像である。
図16】視認用切欠き部があることよって接ぎ合わせ材をめくらずとも接ぎ合わせ線が視認できることを示すサンプル画像である。
図17】安定した位置出しによって縫いズレ抑制が図られた表皮材のサンプル画像である。
図18】従来の場合における4片の表皮片の一例を示す参考図である。
図19】従来の場合において表皮片どうしを接ぎ合わせて形成した2組の接ぎ合わせ材を示す参考図である。
図20】従来の場合における、表にした2組の接ぎ合わせ材を示す参考図である。
図21】従来の場合における、(A)一の接ぎ合わせ材に他の接ぎ合わせ材を重ね合わせた状態を示す図、(B)接ぎ合わせ交差部分の裏側における縫い代の重ね合わせ部分を拡大して示す参考図である。
図22】従来の表皮材の接ぎ合わせ交差部分の裏側における縫い代の重ね合わせについて説明する参考図である。
図23】従来の場合における4片の表皮片の参考サンプル画像である。
図24】従来の場合における第1表皮片と第2表皮片とを接ぎ合わせて形成した一の接ぎ合わせ材のサンプル画像である。
図25】従来の場合における表にした状態の一の接ぎ合わせ材のサンプル画像である。
図26】従来の場合における第3表皮片と第4表皮片とを接ぎ合わせて形成した他の接ぎ合わせ材のサンプル画像である。
図27】従来の場合における表にした状態の他の接ぎ合わせ材のサンプル画像である。
図28】従来の場合において他の接ぎ合わせ材側から一の接ぎ合わせ材が視認できないことを示すサンプル画像である。
図29】従来の場合において他の接ぎ合わせ材をめくって接ぎ合わせ線を確認する様子を示すサンプル画像である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて説明する。
【0020】
本発明に係る表皮材1は、一の接ぎ合わせ材10と他の接ぎ合わせ材20とを接ぎ合わせてなるものである。以下では、乗物用シート100の背もたれ110や座120(図1参照)に適用して好適な表皮材の例を、適宜、比較例と対比しながら、本発明の好適な一例として説明する。なお、比較例を表す図(図18図29)においては、符号にダッシュ(’)を付して表示する。
【0021】
本実施形態の表皮材1は、布地や皮革地といった表地1Aと、ワンディングなどからなる裏地1Bとを含む(図13参照)。以下では、4片の表皮片11,12,23,24を接ぎ合わせて表皮材1(の一部)を形成する例を示す(図2等参照)。
【0022】
第1表皮片11と第2表皮片12は、縁部の縫い代11N,12Nを裏側に折り返した状態であらかじめ縫合により接ぎ合わされて一の接ぎ合わせ材10を構成する。一の接ぎ合わせ材10の表面には表皮片11,12どうしの接ぎ合わせ線10Sが形成される。接ぎ合わせ線10Sは、他の接ぎ合わせ材20との接ぎ合わせ時の位置合わせ用目印として機能する。なお、本実施形態における第1表皮片11と第2表皮片12の構造、およびこれらを縫合して接ぎ合わせる手法は、従来におけるものと特に変わらない(図18図20図23図25等参照)。
【0023】
第3表皮片23と第4表皮片24は、縁部の縫い代23N,24Nを裏側に折り返した状態であらかじめ縫合により接ぎ合わされて他の接ぎ合わせ材20を構成する。他の接ぎ合わせ材20の表面には表皮片23,24どうしの接ぎ合わせ線20Sが形成される(図3参照)。接ぎ合わせ線20Sは、一の接ぎ合わせ材10との接ぎ合わせ時の位置合わせ用目印として機能する。第3表皮片23と第4表皮片24の構造、およびこれらを縫合して接ぎ合わせる手法もまた従来におけるものと特に変わらない(図18図20図26図27等参照)。
【0024】
ここで、本実施形態では、他の接ぎ合わせ材20に視認用切欠き部20Vを形成する。
視認用切欠き部20Vは、一の接ぎ合わせ材10との接ぎ合わせ時の位置合わせ用目印(
すなわち上記の接ぎ合わせ線10S,20S)を視認しやすくするものであればよい。一例として本実施形態では、縫い代23N,24Nが重なり合う部分(重合部20W)の一部を裁断してV字状の視認用切欠き部20Vを形成する(図3図4図13図14
照)。なお、接ぎ合わせる前の段階で第3表皮片23と第4表皮片24のそれぞれの所定箇所をあらかじめ裁断しておいてもよい(図12参照)。(なお、図12等のサンプル画像からわかるとおり、第1表皮片11には丸数字の「1」、第2表皮片12には丸数字の「2」、第3表皮片23には丸数字の「3」、第4表皮片24には丸数字の「4」がそれぞれ参考までに描き込まれている。)
【0025】
視認用切欠き部20Vにより、一の接ぎ合わせ材10と他の接ぎ合わせ材20とを縫製
・接ぎ合わせする作業者は、接ぎ合わせ線10と接ぎ合わせ線20とを位置合わせしやすくなり、位置出し精度が向上する(図4図15図16参照)。この結果、従来と同様の作業でありながら、安定した位置出し(位置出し精度の向上)ができ、縫いズレ抑制が図られ、表皮材1としての意匠面が向上する(図17参照)。また、位置合わせの際、上の表皮(本実施形態であれば他の接ぎ合わせ材20)をいちいちめくり接ぎ合わせ線の位置を確認しながら作業するという従来のような手間(図28図29参照)を要しないので、作業時間の短縮にもなる。
【0026】
なお、上記のごとき位置出し精度の向上の観点からすれば、視認用切欠き部20Vは、
縫合ライン(図中において破線で示す)の近傍まで形成されていることが好ましい(図4等参照)。ただし、近すぎると当該部分の縫い代の幅が少なくなりすぎるので、表皮材1の強度に影響を及ぼさない範囲で視認用切欠き部20Vの深さを適宜設定することが望ま
しい。
【0027】
上記のごとき視認用切欠き部20Vによる位置出し精度の向上は、4片の表皮片11,
12,23,24を接ぎ合わせた際の表皮材1の表側に現れる接ぎ合わせ線を縫いズレなく揃えるための手段として有効であるが(図6図17参照)、これは一例にすぎない。この他、接ぎ合わせ線を斜め十字状に揃える場合(図7参照)、所定のズレ幅(ギャップ)でクランク状にする場合(図8参照)などにももちろん視認用切欠き部20Vによる位置出し精度の向上は有効となる。さらには、3片の表皮片を接ぎ合わせた際の表皮材1の表側に現れる接ぎ合わせ線が丁字状である場合(図9参照)、斜め丁字状である場合(図10参照)、はたまた、複数(例えば6片)の表皮片を接ぎ合わせた際の表皮材1の表側に現れる接ぎ合わせ線の一部を所定のズレ幅(ギャップ)でずらしつつ、左右の接ぎ交点の水平度を保ち同じ高さに見えるようにする場合(図11参照)などの位置出し精度の向上手段としても有効である。
【0028】
また、本実施形態のごとく視認用切欠き部20Vを設けることには、当該部分における
表皮材1の余分な厚みを減らすことができるという利点もある。すなわち、表皮材1の接ぎ合わせ交差部分の裏側における縫い代の重ね合わせ枚数が多いと、表皮材1の表面に余計な突起物のようになり、着座者に違和感(突起感)を与えかねないのに対し、視認用切欠き部20Vを設けた場合には重ね合わせ枚数が減り、着座者に与えかねない違和感(突
起感)が減少する。
【0029】
より具体的に説明する(図5図22参照)。従来の表皮材1’であればa、b、c、d、e、fの6か所で重ね合わせが生じ得る(重ね合わせ枚数=最大6枚(視認用切欠き部20Vに対応する部分における重ね合わせ枚数は、aとdを除き、最大4枚)となる)のに対し(図22参照)、本実施形態の表皮材1であればa、b、c、dの4か所のみで重ね合わせが生じ得る(重ね合わせ枚数=最大4枚(視認用切欠き部20Vに対応する部分における重ね合わせ枚数は、aとdを除き、最大2枚)となる)ことになる(図5参照)。
【0030】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施形態では、視認用切欠き部20Vを他の接ぎ合わせ材20に設けた例を示したが、これとは逆に視認用切欠き部を一の接ぎ合わせ材10に設けても構わないし、一の接ぎ合わせ材10と他の接ぎ合わせ材20の両方に設けても構わない。
【0031】
また、上記のごとき表皮材1ないしは接ぎ合わせ材10(20)は、乗物用シート100のみならず住宅用等の各種シートにも適用することができるし、はたまたシート以外の家具等にも適用することができる。
【0032】
また、上記の実施形態では一の接ぎ合わせ材10と他の接ぎ合わせ材20とを縫合によって接ぎ合わせる例を説明したがこれは接ぎ合わせ材手法の一例にすぎない。この他、例えば接ぎ合わせ材どうしをステープル止めなどで接ぎ合わせる場合にも本発明を適用することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は、骨格部材と、該骨格部材に取り付けられるクッション材と、を備える車両用の座席に適用して好適である。
【符号の説明】
【0034】
1…表皮材、1A…表地、1B…裏地、10…一の接ぎ合わせ材、10S…位置合わせ用目印(表皮片どうしの接ぎ合わせ線)、11…第1表皮片、11N…縫い代(折り返し部)、12…第2表皮片、12N…縫い代(折り返し部)、20…他の接ぎ合わせ材、20S…位置合わせ用目印(表皮片どうしの接ぎ合わせ線)、20V…視認用切欠き部、20W…重合部、23…第3表皮片、23N…縫い代(折り返し部)、24…第4表皮片、24N…縫い代(折り返し部)、100…乗物用シート、110…背もたれ、120…座
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図9
図10
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