(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-27
(45)【発行日】2024-04-04
(54)【発明の名称】重量物搬送ローラー装置
(51)【国際特許分類】
B65G 7/04 20060101AFI20240328BHJP
F16H 1/06 20060101ALI20240328BHJP
F16H 57/021 20120101ALI20240328BHJP
B62B 3/00 20060101ALI20240328BHJP
F16C 19/06 20060101ALN20240328BHJP
【FI】
B65G7/04 B
F16H1/06
F16H57/021
B62B3/00 G
F16C19/06
(21)【出願番号】P 2019196752
(22)【出願日】2019-10-29
【審査請求日】2022-10-24
(73)【特許権者】
【識別番号】519386534
【氏名又は名称】株式会社戸塚重量
(74)【代理人】
【識別番号】100090413
【氏名又は名称】梶原 康稔
(72)【発明者】
【氏名】金子 俊光
【審査官】板澤 敏明
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-211720(JP,A)
【文献】特開2003-014060(JP,A)
【文献】特開2012-229067(JP,A)
【文献】特開平05-105083(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 7/04
F16H 1/06
F16H 57/021
B62B 3/00
F16C 19/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動部と、ロール部とを備えており、
前記駆動部は、駆動用の電力の供給を制御する電源制御部と、該電源制御部から供給された電力によって駆動されるモーターを含むモーター部と、前記モーターの駆動力を伝達する主ギア部とを備えており、
前記ロール部は、前記主ギア部からの駆動力を伝達する伝達ギア部と、該伝達ギア部の駆動力をロール回転軸にそれぞれ伝達する回転ギア部と、前記ロール回転軸
がそれぞれ貫通する複数のロールを含むロール列とを備えており、
前記伝達ギア部は、前記主ギア部からの駆動力によって回転する伝達軸と、該伝達軸の両端にそれぞれ設けられており、伝達軸とともに回転する伝達ギアとを備えており、
前記回転ギア部は、前記伝達ギアの駆動力を受けて、前記ロール回転軸を、それぞれ両端で回転する回転ギアとを備えており、
前記複数のロールのうち、前記回転ギアが設けられている端部側と反対側の端部に、ベアリングが設けられており、
前記各ロールは、一方の端部側が前記回転ギアによって回転駆動され、他方の端部側が前記ベアリングにより、前記ロール回転軸に対して回転可能に支持されていることを特徴とする重量物搬送ローラー装置。
【請求項2】
前記ベアリングの代わりに内動ギア部が設けられており、
前記内動ギア部は、前記ロール回転軸に設けられている内側ギアと、前記ロールの内周に設けられている外側ギアとを備えており、
前記各ロールは、一方の端部側が前記回転ギア部によって回転駆動され、他方の端部側が前記内動ギア部によって回転駆動されることを特徴とする請求項1記載の重量物搬送ローラー装置。
【請求項3】
前記駆動部とロール部が収納されたケースの上面にターンテーブルを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の重量物搬送ローラー装置。
【請求項4】
前記ターンテーブルに、重量物側との間で位置決めを行うためのピンを挿入するためのピン穴を設けたことを特徴とする請求項3記載の重量物搬送ローラー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械などの重量物を搬送する際に重量物の載せるための重量物搬送ローラー装置の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の重量物搬送ローラー装置としては、例えば、下記特許文献1記載の「重量物搬送用自走台ローラー」がある。これは、自走させることで、人手による労力を軽減することを目的としたもので、上面に回転台を有する台枠に2個のローラーが組み込まれており、これらローラーのそれぞれの一方の軸端に、従動歯車を固定し、これらの間に駆動中間歯車を噛み合わせ、この駆動中間歯車の駆動軸を、モーターで駆動するようにした構造となっている。重量物の移動方向の前側には、モーターのある自走台ローラーが差し込まれ、後側には、モーターのない台ローラーが差し込まれる。リモコンを利用して自走台ローラーを駆動し、重量物を自走移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した背景技術では、ローラーの一方の軸端が歯車で駆動されるため、重量物が載せられると、ローラーの回転軸が捩じれるようになる。このため、ローラーの回転が両端で異なるようになり、搬送動作が安定しない。
【0005】
本発明は、以上のような点に着目したもので、ローラーの回転軸の捩じれを良好に低減して、安定した搬送動作を行うことができる重量物搬送ローラー装置を提供することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の重量物搬送ローラー装置は、駆動部と、ロール部とを備えており、
前記駆動部は、駆動用の電力の供給を制御する電源制御部と、該電源制御部から供給された電力によって駆動されるモーターを含むモーター部と、前記モーターの駆動力を伝達する主ギア部とを備えており、
前記ロール部は、前記主ギア部からの駆動力を伝達する伝達ギア部と、該伝達ギア部の駆動力をロール回転軸にそれぞれ伝達する回転ギア部と、前記ロール回転軸がそれぞれ貫通する複数のロールを含むロール列とを備えており、
前記伝達ギア部は、前記主ギア部からの駆動力によって回転する伝達軸と、該伝達軸の両端にそれぞれ設けられており、伝達軸とともに回転する伝達ギアとを備えており、
前記回転ギア部は、前記伝達ギアの駆動力を受けて、前記ロール回転軸を、それぞれ両端で回転する回転ギアとを備えており、
前記複数のロールのうち、前記回転ギアが設けられている端部側と反対側の端部に、ベアリングが設けられており、
前記各ロールは、一方の端部側が前記回転ギアによって回転駆動され、他方の端部側が前記ベアリングにより、前記ロール回転軸に対して回転可能に支持されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の主要な形態の一つは、前記ベアリングの代わりに内動ギア部が設けられており、前記内動ギア部は、前記ロール回転軸に設けられている内側ギアと、前記ロールの内周に設けられている外側ギアとを備えており、前記各ロールは、一方の端部側が前記回転ギア部によって回転駆動され、他方の端部側が前記内動ギア部によって回転駆動されることを特徴とする。他の形態の一つは、前記駆動部とロール部が収納されたケースの上面にターンテーブルを設けたことを特徴とする。更には、前記ターンテーブルに、重量物側との間で位置決めを行うためのピンを挿入するためのピン穴を設けたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ロールの一方の端部側を前記回転ギア部によって回転駆動するとともに、他方の端部側はベアリングで支持するか、内動ギア部によって回転駆動することとしたので、重量物によってロール回転軸とロールとの間に大きな荷重がかかっても、ロール回転軸に生ずる捩じれが低減されるようになり、複数のロールが全体として回転するようになる。このため、重量物は、安定して良好に搬送されるようになり、重量物の搬送に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の実施例1の重量物搬送ローラー装置を示す図である。(A)は外観を示す斜視図であり、(B)は裏面側から見た図である。
【
図2】(A)は前記実施例の使用時の様子を示す図であり、(B)は前記実施例2の主要部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0011】
図1(A)には、本発明の一実施例の外観が示されており、同図(B)には裏面側から見た様子が示されている。これらの図において、重量物搬送ローラー装置100は、駆動部200とロール部300とによって構成されている。駆動部200は、電源制御部210と、モーター部220と、主ギア部230とを備えている。ロール部300は、前記主ギア部230からの駆動力を伝達する伝達ギア部310と、その駆動力をロール回転軸に伝達する回転ギア部320,330と、ロール列340とを備えている。
【0012】
これらのうち、駆動部200の電源制御部210は、モーター部220に対する駆動電力の供給を制御する機能を備えており、電力供給のON・OFFや正転・逆転などのリモコン212における操作に基づく駆動制御を行う機能を備えている。モーター部220は、電源制御部210から供給される電力によって駆動されるモーター222を備えており、このモーター222の駆動軸224に、主ギア部230の駆動ギア232が設けられている。モーター222としては、低速時ほどトルクが高い直流モーターが好適である。主ギア部230は、駆動ギア232に歯合する従動ギア234が設けられており、この従動ギア234がロール部300の伝達ギア部310に駆動力を伝達するようになっている。
【0013】
次に、ロール部300の伝達ギア部310は、ロール部300の中心に設けられており、その伝達軸312の両端には、伝達ギア314,316がそれぞれ設けられている。これらのうち、伝達ギア314は、回転ギア部320の回転ギア322,324に歯合しており、伝達ギア316は、回転ギア部330の回転ギア332,334に歯合している。モーター222が回転すると、その駆動力が、駆動軸224→駆動ギア232→従動ギア234と伝達され、伝達軸312が回転する。そして、伝達軸312が回転すると、伝達ギア314,316がそれぞれ回転し、回転ギア322,324,332,334がそれぞれ回転するようになっている。
【0014】
次に、ロール部300のロール列340は、2つの平行に設けられたロール回転軸342,344を備えており、一方のロール回転軸342にはロール350,352が設けられており、他方のロール回転軸344にはロール360,362が設けられている。ロール回転軸342,344の一端には上述した回転ギア322,324がそれぞれ設けられており、他端には上述した回転ギア332,334がそれぞれ設けられている。ロール350,352,360,362は、内側のロール芯374の表面にウレタンなどのクッション性のある外輪378を備えている(
図2(B)参照)。回転ギア322,324は、それぞれロール350,360のロール芯374の側面にねじ止めされており、回転ギア332,334は、それぞれロール352,362のロール芯374の側面にねじ止めされている。これにより、ロール回転軸342の両端の回転ギア322,332が回転するとロール350,352が回転し、ロール回転軸344の両端の回転ギア324,334が回転するとロール360,362が回転するようになっている。
【0015】
上述したロール回転軸342とロール350,352との間には、ベアリング354が設けられており、これらによってロール350,352の他端が支持されている。すなわち、ロール350,352は、一端が回転ギア322,332によって支持されており、他端がベアリング354によって支持されている。ロール回転軸344とロール360,362との間には、ベアリング354が設けられており、これらによってロール360,362が支持されている。すなわち、ロール360,362は、一端が回転ギア324,334によって支持されており、他端がベアリング354によって支持されている。なお、ベアリングは、必要に応じて更に増やしてもよい。図示の例では、回転ギア322,324,332,334側にもベアリング356を設けている。
【0016】
次に、上述したロール部300は、ケース400内に収納されている。ケース400は、箱形状であって、その開口が下側を向いた構造となっており、その側面に駆動部200の電源制御部210とモーター部220とが設けられている。ケース400の下部にはロール350,352,360,362が露出しており、
図2(A)に示すように、設置面ないし地面GDに当接するようになっている。また、ケース400の内側には、前記ロール350,352,360,362の間に仕切り402が設けられており、上述した伝達軸312,ロール回転軸342,344を回転自在に支持する軸受けも適宜設けられている。
【0017】
ケース400の側面のうち、ロール350,352,360,362のロール回転軸342,344と直交する方向の側面には、ブラケットないし連繋アーム410が設けられており、これを利用して牽引や方向変更が行われるようになっている。更に、ケース400の上面側にはターンテーブル420が設けられており、その中央にはピン穴422が設けられている。
【0018】
図2(A)には、重量物WAに対して、重量物搬送ローラー装置100を設置した状態が示されている。通常は、重量物WAの前後左右の四隅において、地面との間にそれぞれ挿入設置される。なお、重量物WAの搬送方向の前側は、上述したモーター付きの重量物搬送ローラー装置100を設置する。しかし、後側は、ロール部300のみで十分である。また、前側の左右の重量物搬送ローラー装置100は、リモコン212によって同時に駆動されるようになっている。リモコン212から出力される制御信号は、ケーブルによって2つの重量物搬送ローラー装置100に供給するようにしてもよいし、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を利用するようにしてもよい。
【0019】
次に、本実施例の全体の動作を説明する。作業者は、リモコン212を操作して例えば「前進」を指示すると、駆動部200の電源制御部210からモーター部220に駆動電力が供給される。すると、モーター222の駆動軸224が回転し、主ギア部230の駆動ギア232,従動ギア234が回転し、ロール部300の伝達ギア部310に駆動力が伝達される。
【0020】
伝達ギア部310では、伝達軸312が回転し、更に伝達ギア314,316がそれぞれ回転する。伝達ギア314が回転すると、回転ギア部320の回転ギア322,324が回転し、伝達ギア316が回転すると、回転ギア部330の回転ギア332,334が回転する。これにより、ロール部300のロール回転軸342,344が回転し、ロール350,352,360,362がそれぞれ回転する。
【0021】
この場合において、本実施例では、ロール350,352は、一端が回転ギア322,332によって支持されており、他端がベアリング354によって支持されている。また、ロール360,362は、一端が回転ギア324,334によって支持されており、他端がベアリング354によって支持されている。このため、重量物WAによってロール回転軸342,344とロール350,352,360,362との間に大きな荷重がかかっても、ロール回転軸342,344は良好に回転し、ロール350,352,360,362は、全体が回転するようになる。このため、重量物WAは、安定して良好に搬送されるようになる。また、搬送を停止するときも、ロール350,352,360,362の全体が良好に停止するようになる。
【実施例2】
【0022】
次に、
図2(B)を参照しながら、本発明の実施例2について説明する。本実施例では、上述した実施例1のベアリング354の代わりに、内動ギア部370がそれぞれ設けられている。すなわち、ロール350,352の対面側(回転ギア322,324,332,334が設けられている端部側と反対側の端部)に、内動ギア部370がそれぞれ設けられている。ロール360,362についても同様である。内動ギア部370は、ロール回転軸342,344に設けられた内側ギア372と、ロール350,352,360,362の内周側のロール芯374に設けられた外側ギア375とによって構成されている。ロール回転軸342,344が回転すると、内側ギア372が回転し、これに歯合する外側ギア375が回転する。すなわち、ロール回転軸342,344が回転すると、ロール350,352,360,362の一端は回転ギア322,324,332,334によって回転し、ロール350,352,360,362の他端は内動ギア部370によって回転するようになっている。つまり、ロール350,352,360,362は、両端が回転駆動されるようになっている。
【0023】
本実施例の作用を説明すると、ロール350,352,360,362に、内動ギア部370が設けられているため、ロール回転軸342,344が回転すると、内側ギア372が回転し、更に外側ギア375が回転する。これにより、ロール350,352,360,362が回転する。すなわち、本実施例によれば、ロール350は、一端の回転ギア332と他端の内側ギア372によって回転駆動される。ロール352,360,362についても同様である。このため、重量物WAによってロール回転軸342,344とロール350,352,360,362との間に大きな荷重がかかっても、ロール回転軸342,344に生ずる捩じれが低減されるようになり、ロール350,352,360,362は、全体が回転するようになる。このため、重量物WAは、安定して良好に搬送されるようになる。また、搬送を停止するときも、ロール350,352,360,362の全体が良好に停止するようになる。
【実施例3】
【0024】
次に、
図3を参照しながら、本発明の実施例3について説明する。本実施例は、重量物搬送ローラー装置100のケース400の側面に設けたブラケット410を利用して、重量物搬送ローラー装置100の方向を変更する例である。同図(A)は側面から見た様子を示し、同図(B)は上面から見た様子を示す。これらの図に示すように、略L字状のハンドル430を用意し、先端の曲折部を、ケース400のブラケット410の穴に挿通する。そして、作業者は、ハンドル430の端部を持って、重量物搬送ローラー装置100を所望の方向となるように変更する。このとき、重量物WBは、重量物搬送ローラー装置100のターンテーブル420上に載っているので、ハンドル430による操作は容易に行うことができる。ブラケット410は、連結シャフト(図示せず)を穴に挿通して連結したり、牽引するなど、適宜の利用が可能である。
【実施例4】
【0025】
次に、
図4を参照しながら、本発明の実施例4について説明する。同図(A-1),(A-2)は、重量物搬送ローラー装置100のターンテーブル420上で、重量物WCを回転させた場合を示す。同図(B)は、重量物WCの底面に、ピン穴442が設けられている場合を示す。重量物によっては、重量物搬送ローラー装置100によって搬送されることを前提として、その位置決め用のピン穴442が設けられていることがある。このような場合、ターンテーブル420上のピン穴422と、重量物搬送ローラー装置100側のピン穴442との間に、ピン440を挿入する。これにより、重量物WCに対して重量物搬送ローラー装置100を良好に位置決めすることができる。
【0026】
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例では、ロールを4つ設けたが、更に増やしてもよい。また、
図1(B)の例では、ロールの両端をギア駆動することとしたが、ロールの中間位置でもギア駆動することを妨げるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明によれば、ロールの一方の端部側を前記回転ギア部によって回転駆動するとともに、他方の端部側はベアリングで支持するか、内動ギア部によって回転駆動することとしたので、重量物によってロール回転軸とロールとの間に大きな荷重がかかっても、ロール回転軸に生ずる捩じれが低減されるようになり、複数のロールが全体として回転するようになる。このため、重量物は、安定して良好に搬送されるようになり、重量物の搬送に好適である。
【符号の説明】
【0028】
100:重量物搬送ローラー装置
200:駆動部
210:電源制御部
212:リモコン
220:モーター部
222:モーター
224:駆動軸
230:主ギア部
232:駆動ギア
234:従動ギア
300:ロール部
310:伝達ギア部
312:伝達軸
314,316:伝達ギア
320,330:回転ギア部
322,324,332,334:回転ギア
340:ロール列
342,344:ロール回転軸
350,352,360,362:ロール
354,356:ベアリング
370:内動ギア部
372:内側ギア
374:ロール芯
375:外側ギア
378:外輪
400:ケース
402:仕切り
410:ブラケット
420:ターンテーブル
422:ピン穴
430:ハンドル
440:ピン
442:ピン穴
GD:地面
WA,WB,WC:重量物