(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-27
(45)【発行日】2024-04-04
(54)【発明の名称】HARQ-ACK送信方法、受信方法、端末及び基地局
(51)【国際特許分類】
H04L 1/16 20230101AFI20240328BHJP
H04L 1/1812 20230101ALI20240328BHJP
H04W 28/04 20090101ALI20240328BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20240328BHJP
H04W 72/1268 20230101ALI20240328BHJP
【FI】
H04L1/16
H04L1/1812
H04W28/04 110
H04W72/0446
H04W72/1268
(21)【出願番号】P 2021531164
(86)(22)【出願日】2019-08-02
(86)【国際出願番号】 CN2019099021
(87)【国際公開番号】W WO2020029879
(87)【国際公開日】2020-02-13
【審査請求日】2021-02-24
(31)【優先権主張番号】201810912210.6
(32)【優先日】2018-08-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100166729
【氏名又は名称】武田 幸子
(72)【発明者】
【氏名】高 雪娟
(72)【発明者】
【氏名】エクペンヨン トニー
【審査官】阿部 弘
(56)【参考文献】
【文献】特表2014-504061(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0366305(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第108271262(CN,A)
【文献】CATT,On multiplexing of different UCI transmissions[online],3GPP TSG RAN WG1 #92b R1- 1803754,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92b/Docs/R1-1803754.zip>,2018年04月07日,pp. 1-8
【文献】Huawei, HiSilicon,UCI transmission in NR operations in unlicensed[online],3GPP TSG RAN WG1 #92b R1-1803682,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92b/Docs/R1-1803682.zip>,2018年04月06日,pp. 1-6
【文献】Ericsson,Summary of Overlapped PUCCH Resources[online],3GPP TSG RAN WG1 #93 R1-1807662,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_93/Docs/R1-1807662.zip>,2018年05月24日,pp. 1-15
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell,Remaining open items on PUCCH resource allocation[online],3GPP TSG RAN WG1 #92 R1-1802026,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92/Docs/R1-1802026.zip>,2018年02月16日,pp. 1-14
【文献】Sharp,Remaining issues on PUCCH in long duration[online],3GPP TSG RAN WG1 #93 R1-1806947,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_93/Docs/R1-1806947.zip>,2018年05月11日,pp. 1-7
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell,On the remaining details of long PUCCH for UCI more than 2 bits[online],3GPP TSG RAN WG1 #91 R1-1720011,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_91/Docs/R1-1720011.zip>,2017年11月17日,pp. 1-12
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell,On remaining details of short PUCCH for UCI of more than 2 bits[online],3GPP TSG RAN WG1 #91 R1-1720008,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_91/Docs/R1-1720008.zip>,2017年11月17日,pp. 1-4
【文献】内野 徹 TOORU UCHINO,Technology Reports LTE-Advancedのさらなる発展に向けて -Release12 標準化動向-,NTT DOCOMOテクニカル・ジャーナル Vol.23 No.2 [online] NTT DOCOMO Technical Journal,一般社団法人電気通信協会,2015年07月31日,第23巻,第2号,pp. 35-45
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 1/16
H04L 1/1812
H04W 28/04
H04W 72/0446
H04W 72/1268
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
IEEE 802.11
15
16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に応用されるハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACK送信方法であって、
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することと、
を含
み、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、以下の方法の1つを含み、
方法6:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法7:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む、ハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACK送信方法。
【請求項2】
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、以下の方法の1つを
さらに含み、
方法1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法2:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含み、
方法3:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法4:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含み、
方法5:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記の決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含
む、
請求項1に記載の送信方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む、請求項2に記載の送信方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含み、
及び/又は
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む、請求項1又は2に記載の送信方法。
【請求項5】
前記送信方法は、以下の少なくとも1つを含み、
方式1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つであり、
及び/又は
方式2:前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含み、
及び/又は
方式3:前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式4:前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式5:前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである、請求項2に記載の送信方法。
【請求項6】
基地局に応用されるハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACK受信方法であって、
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することと、
を含
み、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、以下の方法の1つを含み、
方法6:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法7:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む、ハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACK受信方法。
【請求項7】
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、以下の方法の1つを
さらに含み、
方法1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法2:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含み、
方法3:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法4:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含み、
方法5:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記の決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含
む、
請求項6に記載の受信方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む、請求項7に記載の受信方法。
【請求項9】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含み、
及び/又は、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む、請求項6又は7に記載の受信方法。
【請求項10】
前記受信方法は、以下の少なくとも1つを含み、
方式1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つであり、
及び/又は
方式2:前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含み、
及び/又は
方式3:前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式4:前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式5:前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである、請求項7に記載の受信方法。
【請求項11】
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する決定モジュールと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信する送信モジュールと、
を含
み、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、以下の方法の1つを実行し、
方法6:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法7:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する、端末。
【請求項12】
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、以下の方法の1つを
さらに実行し、
方法1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法2:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記送信モジュールは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信し、
方法3:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法4:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記送信モジュールは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信し、
方法5:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記送信モジュールは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信
する、
請求項11に記載の端末。
【請求項13】
前記決定モジュールが、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定モジュールが、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む、請求項12に記載の端末。
【請求項14】
前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断し、
前記決定モジュールは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定し、
及び/又は
前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断し、
前記決定モジュールは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する、請求項11又は12に記載の端末。
【請求項15】
前記決定モジュールは、以下の少なくとも1つを実行し、
方式1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つであり、
及び/又は
方式2:前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含み、
及び/又は
方式3:前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式4:前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式5:前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである、請求項12に記載の端末。
【請求項16】
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する決定モジュールと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信する受信モジュールと、
を含
み、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、以下の方法の1つを実行し、
方法6:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法7:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する、基地局。
【請求項17】
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、以下の方法の1つを
さらに実行し、
方法1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法2:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記受信モジュールは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信し、
方法3:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
方法4:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記受信モジュールは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信し、
方法5:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記受信モジュールは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信
する、請求項16に記載の基地局。
【請求項18】
前記決定モジュールが、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定モジュールが、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む、請求項17に記載の基地局。
【請求項19】
前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断し、
前記決定モジュールが、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含み、
及び/又は
前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断し、
前記決定モジュールが、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む、請求項16又は17に記載の基地局。
【請求項20】
前記決定モジュールは、以下の少なくとも1つを実行し、
方式1:前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つであり、
及び/又は
方式2:前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含み、
及び/又は
方式3:前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式4:前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つであり、
及び/又は
方式5:前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである、請求項17に記載の基地局。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2018年8月10日に中国特許庁に提出された中国特許出願201810912210.6の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、特にハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACK(Hybrid Automatic Repeat reQuest Acknowledgement)送信方法、受信方法、端末及び基地局に係る。
【背景技術】
【0002】
移動通信のトラフィックニーズの発展及び変化に伴い、国際電気通信連合ITU(International Telecommunication Union)等の複数の団体は、例えば第5世代無線通信システム5G NR(5th Generation New RAT)等の新しい無線通信システムNR(New RAT)の研究を開始している。半持続スケジューリングSPS(Semi-persistent Scheduling)物理下り共有チャネルPDSCH(Physical Downlink Shared CHannel)伝送がサポートされるNRでは、基地局は、対応する時間領域位置及び周波数領域リソースでSPS PDSCHを送信し、端末は、対応する時間領域位置及び周波数領域リソースでSPS PDSCHを受信する。
【0003】
端末は、SPS PDSCHを受信すると、このSPS PDSCH伝送が正しく受信されたか否かを基地局に通知するために、物理上り制御チャネルPUCCH(Physical Uplink Control CHannel)又は物理上り共有チャネルPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)でSPS PDSCHのHARQ-ACKフィードバック情報を送信する。
【0004】
新しい無線通信システムでは、例えばチャネル状態情報CSI(Channel State Information)、スケジューリング要求SR(Scheduling Request)などの他の上り制御情報UCI(Uplink Control Information)伝送も設定可能である。SPS PDSCHのHARQ-ACKフィードバックの伝送時間領域位置とUCI伝送の時間領域位置とが重複する場合、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するPUCCHリソースは、上位層シグナリングによって予め設定されたPUCCHフォーマット(format)0又は1リソースであり、2ビットを超える情報を搬送する伝送には使用できないため、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソース上に他のUCIとSPS PDSCHのHARQ-ACKを同時に伝送することがサポートされない。
【発明の概要】
【解決しようとする技術課題】
【0005】
これに鑑みて、本開示は、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソース上に他のUCIとSPS PDSCHのHARQ-ACKを同時に伝送することがサポートされないという関連技術の問題を解決するために、HARQ-ACK送信方法、受信方法、端末及び基地局を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の技術問題を解決するために、本開示に係る、端末に応用されるハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACK送信方法は、
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することと、
を含む。
【0007】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0008】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含む。
【0009】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0010】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含む。
【0011】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含む。
【0012】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0013】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0014】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0015】
任意選択で、前記1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0016】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0017】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0018】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定することを更に含む。
【0019】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0020】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0021】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0022】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0023】
任意選択で、前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0024】
第2態様に係る、基地局に応用されるハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACK受信方法、
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することと、
を含む。
【0025】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0026】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含む。
【0027】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0028】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含む。
【0029】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含み、
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含む。
【0030】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0031】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0032】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0033】
任意選択で、前記1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0034】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0035】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断することを更に含み、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0036】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定することを更に含む。
【0037】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0038】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0039】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0040】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0041】
任意選択で、前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0042】
第3態様に係る端末は、
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する決定モジュールと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信する送信モジュールと、
を含む。
【0043】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0044】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記送信モジュールは、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0045】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0046】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記送信モジュールは、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0047】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記送信モジュールは、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0048】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0049】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0050】
任意選択で、前記決定モジュールが、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0051】
任意選択で、前記決定モジュールが、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0052】
任意選択で、前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断し、
前記決定モジュールは、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する。
【0053】
任意選択で、前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断し、
前記決定モジュールは、具体的に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する。
【0054】
任意選択で、前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定する。
【0055】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0056】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0057】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0058】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0059】
任意選択で、前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0060】
第4態様に係る基地局は、
半持続スケジューリング物理下り共有チャネルSPS PDSCHのハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つの物理上り制御チャネルPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する決定モジュールと、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信する受信モジュールと、
を含む。
【0061】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0062】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記受信モジュールは、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0063】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0064】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記受信モジュールは、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0065】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、
前記受信モジュールは、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0066】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0067】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュールは、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0068】
任意選択で、前記決定モジュールが、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0069】
任意選択で、前記決定モジュールが、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0070】
任意選択で、前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断し、
前記決定モジュールが、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0071】
任意選択で、前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断し、
前記決定モジュールが、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0072】
任意選択で、前記決定モジュールは、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前には、更に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定する。
【0073】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0074】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、
チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0075】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0076】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、
PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0077】
任意選択で、前記1つの時間単位は、
1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0078】
第5態様に係る、プロセッサと、メモリと、前記メモリに格納されて前記プロセッサで実行可能なプログラムとを含む端末は、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記HARQ-ACK送信方法が実現される。
【0079】
第6態様に係る、プロセッサと、メモリと、前記メモリに格納されて前記プロセッサで実行可能なプログラムとを含む基地局は、
前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記HARQ-ACK受信方法が実現される。
【0080】
第7態様に係る、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、
前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記HARQ-ACK送信方法が実現され、又は、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記HARQ-ACK受信方法が実現される。
【発明の効果】
【0081】
本開示の実施例において、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定し、決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することによって、伝送リソースを柔軟に選択することができ、複数のPUCCHリソースが衝突する際に、いかなるUCIもドロップすることなく、適切なPUCCHリソースを選択して同時伝送を行うことができるので、複数種類のUCIを基地局がタイムリーに取得することを保証し、UCI伝送効率を向上させ、システム性能を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【
図1】本開示の実施例に係る無線通信システムのアーキテクチャ―図である。
【
図2】本開示の実施例に係るHARQ-ACK送信方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の実施例に係るHARQ-ACK伝送図その1である。
【
図4】本開示の実施例に係るHARQ-ACK伝送図その2である。
【
図5】本開示の実施例に係るHARQ-ACK伝送図その3である。
【
図6】本開示の実施例に係るHARQ-ACK伝送図その4である。
【
図7】本開示の実施例に係るHARQ-ACK伝送図その5である。
【
図8】本開示の実施例に係るHARQ-ACK伝送図その6である。
【
図9】本開示の実施例に係るHARQ-ACK伝送図その7である。
【
図10】本開示の実施例に係るHARQ-ACK受信方法のフローチャートである。
【
図11】本開示の実施例に係る端末の模式図その1である。
【
図12】本開示の実施例に係る基地局の模式図その1である。
【
図13】本開示の実施例に係る端末の模式図その2である。
【
図14】本開示の実施例に係る基地局の模式図その2である。
【
図15】本開示の実施例に係る端末の模式図その3である。
【
図16】本開示の実施例に係る基地局の模式図その3である。
【発明を実施するための形態】
【0083】
以下、図面及び実施例を参照しながら、本開示の具体的な実施形態を更に詳細に記載する。以下の実施例は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を制限するためのものではない。
【0084】
本願の明細書及び特許請求の範囲における「含む」及びそのあらゆる変形は、非排他的に含むことを意味する。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、明確に列挙されているステップ又はユニットに限定されず、明確に列挙されていないものや、これらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。また、明細書及び請求項に使用される「及び/又は」は、連結対象のうちの少なくとも1つを示す。例えばA及び/又はBは、Aのみ、Bのみ、及び、AとBの両方の3種類のケースを示す。
【0085】
本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証又は説明を示すことに用いられる。本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」で記載されるあらゆる実施例や設計手段は、ほかの実施例や設計手段より好適であり又は優位に立つというふうに解釈されてはならない。適切に言えば、「例示的」又は「例えば」などの用語は、具体的な方式で関連概念を示すという目的で使用される。
【0086】
本明細書で説明される技術は、ロングタームエボリューションLTE(登録商標)(Long Time Evolution)/LTE-A(LTE-Advanced)システムに限定されず、符号分割多元接続CDMA(Code Division Multiple Access)、時分割多元接続TDMA(Time Division Multiple Access)、周波数分割多元接続FDMA(Frequency Division Multiple Access)、直交周波数分割多元接続OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、シングルキャリア周波数分割多元接続SC-FDMA(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access)及び他のシステムなどの様々な無線通信システムに使用される。用語「システム」及び「ネットワーク」は、しばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセスUTRA(Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実現できる。UTRAは、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)及び他のCDMA変形形態を含む。TDMAシステムは、グローバル移動通信システムGSM(Global System for Mobile Communication)などの無線技術を実現できる。OFDMAシステムは、UMB(Ultra Mobile Broadband)、E-UTRA(Evolution-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実現できる。UTRA及びE-UTRAは、ユニバーサル移動体通信システムUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の部分である。LTE及びLTE-Aなどのより高レベルのLTEは、E-UTRAを使用する新しいUMTSリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A及びGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3rd Generation Partnership Project:3 GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000及びUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明される技術は、以上で言及されたシステム及び無線技術に使用されるのみならず、他のシステム及び無線技術にも使用される。
【0087】
移動通信のトラフィックニーズの発展及び変化に伴い、国際電気通信連合ITU(International Telecommunication Union)等の複数の団体は、例えば第5世代無線通信システム5G NR(5th Generation New RAT)等の新しい無線通信システムNR(New RAT)の研究を開始している。NRでは、5種類のPUCCHフォーマット(format)が定義されている。そのうち、PUCCH format0及び2は、時間領域で1~2シンボルしか占有しないので、ショートPUCCHフォーマットと呼ばれ、遅延に比較的敏感なトラフィックのHARQ-ACKフィードバックに使用され、フィードバック遅延を低減させる。PUCCH format1/3/4は、時間領域で4~14シンボルを占有するため、ロングPUCCHフォーマットと呼ばれ、遅延と上りカバレッジのトレードオフを実現することができる。上記シンボルは、直交周波数分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル又はシングルキャリア周波数分割多重SC-FDMA(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access)シンボル又は離散フーリエ変換拡散の直交周波数分割多重DFT-s-OFDM(Discrete Fourier Transform-spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルである。
【0088】
1つの端末に対してSPS PDSCHを設定した場合、SPS PDSCHに対して伝送間隔と設定スケジューリングCS(configured scheduling)-無線ネットワーク一時識別子RNTI(RadioNetworkTemporaryIdentifier)とを設定する必要がある。該CS-RNTIは、SPSトラフィックに対応する物理下り制御チャネルPDCCH(Physical Downlink Control Channel)、例えば、下りSPSリソース活性化を指示するPDCCH、SPS PDSCH伝送設定を更新するPDCCH、SPS PDSCH再送をスケジューリングするPDCCHなどを識別する。下りSPSリソース活性化を指示するPDCCHを受信すると、対応するSPS PDSCH伝送は、トリガーされる。即ち、予め設定された伝送間隔、下りSPSリソース活性化を指示するPDCCHの伝送位置、及びPDCCHとPDSCHとの間のスケジューリングタイミングに基づいて、後続SPS PDSCHの伝送位置を決定し、SPS PDSCHの伝送設定情報(例えば、変調符号化スキームMCS(Modulation and Coding Scheme)、周波数領域リソース等の情報)は、下りSPSリソース活性化を指示するPDCCHにおいて通知される。
【0089】
端末は、SPS PDSCHを受信すると、PUCCH又はPUSCHでSPS PDSCHのHARQ-ACKフィードバック情報を送信し、このSPS PDSCH伝送が正しく受信されたか否かを基地局に通知する。端末は、HARQ-ACKフィードバックタイミングに基づいて、HARQ-ACKを伝送するための上り伝送位置を決定する。HARQ-ACKフィードバックタイミングは、PDSCHに対応する基準スロットとHARQ-ACKが搬送されるPUCCHのスロットとの間の間隔として定義され、HARQ-ACKタイミング値によって決定される。該HARQ-ACKタイミング値は、K1値として表され、下りSPSリソース活性化を指示するPDCCHの中のHARQ-ACKタイミング指示フィールドによって指示されるか、上位層シグナリングによって予め設定される。SPS PDSCHは、設定に従って、対応する位置で伝送され、HARQ-ACKフィードバックタイミングに応じて決定した位置でHARQ-ACKフィードバックに使用される。なお、HARQ-ACKフィードバックタイミングの定義は、HARQ-ACKを搬送する上り伝送とPDSCHのベースバンドパラメータ(numerology)が異なる場合があり、例えば、サブキャリア間隔が異なることを考慮し、基準スロットを定義することによって、HARQ-ACKを搬送する上り伝送のnumerologyに対応する1つのスロット境界を、HARQ-ACK伝送スロットを決定するための基準点として見つける必要がある。
【0090】
NRシステムでは、CSI伝送も設定可能であり、予め設定された伝送周期とオフセット位置に基づいてCSIの時間領域伝送位置を決定し、固定の位置で伝送する。PUCCH上で伝送されるCSIは、周期的CSIのP-CSI(Periodic-CSI)又は半持続的CSIのSP-CSI(Semi Persistent CSI)である。ここで、SP-CSIは、設定された伝送位置に従って周期的伝送を開始するために、活性化が必要である。以上のような背景に基づいて、以下、図面を参照しながら本開示の実施例を紹介する。
【0091】
図1を参照する。
図1は、本開示の実施例に係る無線通信システムのアーキテクチャ―図である。
図1に示すように、該無線通信システムは、基地局10と、基地局10と通信(シグナリング又はデータの伝送)可能な端末11を含む。実際の応用では、基地局10と端末11と間の接続は、無線接続であってもよい。各機器間の接続関係を直観に示すために、
図1では実線で示されている。なお、上記通信システムは、複数の端末を含むことが可能であり、基地局10は、複数の端末11と通信可能である。
【0092】
なお、上記通信システムにおける基地局10は、通常使用される基地局、eNB(evolved node base station)、5Gシステムにおけるネットワーク機器(例えばgNB(next generation node base station)又はTRP(transmission and reception point))などの機器である。
【0093】
本開示の実施例に係る端末11は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、UMPC(Ultra-Mobile Personal Computer)、ネットブック又はPDA(Personal Digital Assistant)等である。
【0094】
図2は、本開示の実施例に係るHARQ-ACK送信方法のフローチャートである。
図2を参照し、該HARQ-ACK送信方法は、実行エンティティが端末であり、具体的に以下のステップを含む。
ステップ201において、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定し、ここで、前記少なくとも1つのPUCCHリソースは、第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含み、前記第1タイプのPUCCHリソースは、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである。
ステップ202において、決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信する。
【0095】
本開示の実施例において、端末は、SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送を必要とする場合、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定し、その後、前記決定されたPUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信する。前記少なくとも1つのPUCCHリソースは、第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含み、前記第1タイプのPUCCHリソースは、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである。例えば、前記第1タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット2リソース又はPUCCHフォーマット3リソース又はPUCCHフォーマット4リソースである。
【0096】
端末は、前記少なくとも1つのPUCCHリソースに含まれるPUCCHリソースの状況、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送されるか否かの1つ又は複数に応じて、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する。前記少なくとも1つのPUCCHリソースに含まれるPUCCHリソースの状況として、前記少なくとも1つのPUCCHリソースに含まれるPUCCHリソースのタイプ、前記少なくとも1つのPUCCHリソースに含まれるPUCCHリソースと、第1タイプのUCIを搬送するPUCCHリソースとの重複状況、前記少なくとも1つのPUCCHリソースに含まれるPUCCHリソースのベアラ容量の1つ又は複数を含む。前記第1タイプのUCIは、CSI及び/又はSRを含む。
【0097】
本開示の実施例において、前記少なくとも1つのPUCCHリソースは、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するために、端末に対して予め設定された少なくとも1つのPUCCHリソースであり、例えば、設定シグナリング(例えば、上位層シグナリング又は下り制御情報DCI(Downlink Control Information)シグナリング)によって設定される。
【0098】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0099】
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、端末は、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複するかを判断し、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0100】
前記所定PUCCHリソースは、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのデフォルトのPUCCHリソースであり、即ち、他のいかなる規定又は設定もない場合、該所定PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送する。
【0101】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソース(例えばPUCCHフォーマット0又は1リソース)を少なくとも1つ更に含む場合、前記所定PUCCHリソースは、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース又は最も番号の小さいPUCCHリソースであり、又は、SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソースであり、又は、第2タイプのPUCCHリソースである。なお、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも2つ更に含む場合、前記所定PUCCHリソースは、最初の第2タイプのPUCCHリソース又は最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソースである。
【0102】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、前記所定PUCCHリソースは、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース又は最も番号の小さいPUCCHリソースであり、又は、SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソースである。なお、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に1つの第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、前記所定PUCCHリソースは、該1つの第1タイプのPUCCHリソースである。
【0103】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含む。
【0104】
なお、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記端末は、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0105】
具体的には、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の第1タイプのPUCCHリソースを選択して前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送する。
【0106】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースに第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースが1つの第1タイプのPUCCHリソースであり、且つ該1つの第1タイプのPUCCHリソースと前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、該1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、該1つの第1タイプのPUCCHリソースで符号化方式で前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送する。前記少なくとも1つのPUCCHリソースが1つの第1タイプのPUCCHリソースであり、且つ該1つの第1タイプのPUCCHリソースと前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、該1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定し、該1つの第1タイプのPUCCHリソースで符号化方式で前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送する。なお、1つの第1タイプのPUCCHリソースのみを設定する方式は、SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会と第1タイプのUCIの伝送機器とは常に重複すると判断される場合に適用し、即ち、SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送機会毎に、それに重複する第1タイプのUCIが存在し、即ち、SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送機会毎に、常にSPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送が必要な場合、直接1つの第1タイプのPUCCHリソースを設定してSPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送に用いる。
【0107】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースに第1タイプのPUCCHリソースのみを含み、且つ少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複すると、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRI(PUCCH Resource Indication)によって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0108】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0109】
本実施例において、前記少なくとも1つのPUCCHリソースに第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0110】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0111】
本実施例において、前記少なくとも1つのPUCCHリソースに第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含み、且つ前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0112】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースに第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信することを含む。
【0113】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースに第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0114】
本実施例において、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0115】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0116】
本実施例において、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0117】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0118】
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記端末は、上記のいずれか1つの方式によって、前記少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを決定して、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するために使用する。
【0119】
任意選択で、前記1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0120】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、前記送信方法は、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断することを更に含む。
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0121】
前記端末は、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断する。前記重複とは、必ずしも全ての伝送機会で重複するのではなく、一部の伝送機会で重複し、一部の伝送機会で重複しないということであってもよい。
【0122】
具体的には、SPS PDSCHのフィードバックタイミング(K1)に基づいて、SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位を決定し、第1タイプのUCI伝送について、存在する時間単位及びその伝送が存在する時間単位における時間領域位置を上位層設定に基づいて決定する。SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送の時間単位と第1タイプのUCI伝送の時間単位が同じである場合、該時間単位で、更に前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、第1タイプのUCIの該時間単位における時間領域位置とは重複するかに応じて、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判定する。
【0123】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、前記送信方法は、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断することを更に含む。
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0124】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、前記送信方法は、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定することを更に含む。
【0125】
本実施例において、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースを、例えば上位層シグナリング又はDCIシグナリングを含む設定シグナリングによって端末に予め設定する。
【0126】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0127】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0128】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0129】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0130】
任意選択で、前記1つの時間単位は、1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0131】
もちろん、時間単位をN個のシンボルなどの他の長さにすることも除外されない。
【0132】
本実施例において、前記HARQ-ACK送信方法は、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定し、決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信する。伝送リソースを柔軟に選択することができ、複数のPUCCHリソースが衝突する際に、いかなるUCIもドロップすることなく、適切なPUCCHリソースを選択して同時伝送を行うことができるので、複数種類のUCIを基地局がタイムリーに取得することを保証し、UCI伝送効率を向上させ、システム性能を向上させる。
【0133】
以下、具体例を参照しながら本開示に係るHARQ-ACK送信方法について詳細に記載する。なお、以下の例は、いずれも第1タイプのUCIがCSIである場合を例に説明するが、これに限定されるものではなく、下記の例は、前記第1タイプのUCIがCSI及び/又はSRである場合にいずれも適用する。
【0134】
例1:
図3に示すように、基地局は、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するために、PUCCHフォーマット0又は1リソースであって、1~2ビットのUCI伝送を搬送するための1つの第2タイプのPUCCHリソース(
図3に示すPUCCHリソース301)と、PUCCHフォーマット2又は3又は4リソースであって、2ビット以上のUCI伝送を搬送するための1つの第1タイプのPUCCHリソース(
図3に示すPUCCHリソース303)とを含む2つのPUCCHリソースを上位層シグナリングによって端末に予め設定する。SPS PDSCHの伝送周期が10msであり、SPS PDSCHのHARQ-ACKが各無線フレームのスロットn+8で伝送され、CSIの伝送周期が20msであり、CSIが1つおきの無線フレームのスロットn+8で伝送されるとすると、無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIが同一のスロットで伝送され、無線フレームi+1のスロットn+8では、
図3に示すように、SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送しか存在しない。
【0135】
実施形態1:PUCCHリソース301を、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのデフォルトのPUCCHとし、
図3に示すように、該PUCCH伝送の時間領域位置とCSIの時間領域位置(
図3のPUCCHリソース302)とは重複する。デフォルトのPUCCHリソースは、SPS PDSCH活性化を指示するPUCCHリソース指示に基づいて決定されてもよく、複数のPUCCHリソースのうち最も小さい番号のPUCCHリソース又は最初のPUCCHリソース又はベアラ容量の最も小さいPUCCHリソースであると取り決められてもよい。
【0136】
無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース301)とCSIの時間領域位置(PUCCHリソース302)とは重複するので、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを同時に伝送するために第2タイプのPUCCHリソース(即ち、
図3のPUCCHリソース303)が必要である。PUCCHリソース303がSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを搬送するのに十分でない場合、CSIに対して一部又はすべてのdropを行う必要があり、それによってPUCCHのベアラ容量で伝送することを保証する。ここで、ベアラ容量は、所定の符号化率に基づいて決定されるものであって、即ち、該PUCCHに対応する時間周波数領域リソースで、所定の符号化率で搬送可能なUCIビット数である。ここで、CSI dropを行う場合、残りのUCIが所定の符号化率を超えずに該PUCCHの時間周波数領域リソースで伝送することを満たすまで、所定の符号化率でCSIの一部又はすべてをdropする。その後、CSI dropの動作は、以上と同様であり、その説明を省略する。
無線フレームi+1のスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース301)とCSIの時間領域位置(PUCCHリソース302)とは重複しないので、PUCCHリソース301上でSPS PDSCHのHARQ-ACKのみを伝送する。
【0137】
別の実施形態:PUCCHリソース301伝送の時間領域位置は、
図3に示すように、CSIリソースとは時間領域上で重複する。
無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための第2タイプのPUCCHリソース(PUCCHリソース301)とCSIの時間領域位置とは重複するので、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを同時に伝送するために第1タイプのPUCCHリソース(PUCCHリソース303)が必要である。PUCCHリソース303がSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを搬送するのに十分でない場合、CSIに対して一部又はすべてのdropを行う必要があり、それによってPUCCHのベアラ容量で伝送することを保証する。
無線フレームi+1のスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための第2タイプのPUCCHリソース(PUCCHリソース301)とCSIの時間領域位置とは重ならないので、第2タイプのPUCCHリソース(PUCCHリソース301)上でSPS PDSCHのHARQ-ACKのみを伝送する。
基地局側は、実際に伝送されるPUCCHリソースを上述した端末と同様の処理方式で決定し、決定されたPUCCHリソースでSPS PDSCHのHARQ-ACKを受信し、又はSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを同時に受信することによって、SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送のみが存在する場合には、より小さいベアラ容量でより高いマルチユーザ多重容量を有するPUCCHフォーマットを使用してPUCCHリソースオーバーヘッドを減らし、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIが同時に存在する場合には、2種類のUCIを同時に伝送することができ、CSIのドロップ(drop)を避け、システム伝送効率を向上させる。
【0138】
例2:
図4及び
図5を参照し、基地局は、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するために、共にPUCCHフォーマット2又は3又は4リソースであって、2ビット以上のUCI伝送を搬送するための2つの第1タイプのPUCCHリソース(即ちPUCCHリソース401とリソース403)を含む2つのPUCCHリソースを上位層シグナリングによって端末に予め設定し、ただし、PUCCHリソース401とリソース403のベアラ容量が異なり、例えばPUCCHリソース401のベアラ容量がPUCCHリソース403よりも小さい。SPS PDSCHの伝送周期が10msであり、SPS PDSCHのHARQ-ACKが各無線フレームのスロットn+8で伝送され、CSI1の伝送周期が20msであり、CSI1が無線フレームi、i+2…のスロットn+8で伝送され、CSI2の伝送周期が20msであり、CSI2が無線フレームi+1、i+3…のスロットn+8で伝送されるとすると、
図4に示すように、無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSI1が同一のスロットで伝送され、無線フレームi+1のスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSI2が同一のタイムスロットで伝送される。
【0139】
実施形態1:
無線フレームiのスロットn+8では、PUCCHリソース402は、
図4に示すように、CSI1を搬送するためのPUCCHリソースである。
【0140】
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて1つの第1タイプのPUCCHリソースを決定する。例えば、該PRIがPUCCHリソース401を指示すると、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI1をPUCCHリソース401上で同時に伝送する。
又は、複数の第1タイプのPUCCHリソースのベアラ容量に基づいて、SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIを搬送可能な最も小さいベアラ容量のPUCCHリソースを選択する。例えば、PUCCHリソース401がSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI1を搬送するのに十分である場合、PUCCHリソース401を選択してSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI1を同時に伝送する。
又は、最初の第1タイプのPUCCHリソース又は最も小さい番号の第1タイプのPUCCHリソース、即ちPUCCHリソース401を選択し、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI1をPUCCHリソース401上で同時に伝送する。
上記の過程で、PUCCHリソース401がSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを搬送するのに十分でない場合、PUCCHのベアラ容量で伝送を保証するために、CSIの一部又は全部のdropが必要である。
【0141】
無線フレームi+1のスロットn+8では、PUCCHリソース404は、
図4に示すように、CSI2を搬送するためのPUCCHリソースである。
【0142】
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて1つの第1タイプのPUCCHリソースを決定する。例えば、
図4に示すように、該PRIがPUCCHリソース401を指示すると、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI2をPUCCHリソース401上で同時に伝送する。
又は、複数の第1タイプのPUCCHリソースのベアラ容量に基づいて、SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIを搬送可能な最も小さいベアラ容量のPUCCHリソースを選択する。例えば、
図5に示すように、PUCCHリソース401がSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI2を搬送するのに十分でないが、PUCCHリソース403がSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI2を搬送するのに十分である場合、PUCCHリソース403を選択してSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI2を同時に伝送する。ここで、最大ベアラ容量のPUCCHリソースであってもSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI2を搬送するのに十分でない場合、PUCCHのベアラ容量で伝送を保証するために、CSI2の一部又は全部のdropが必要である。
又は、
図4に示すように、最初の第1タイプのPUCCHリソース又は最も小さい番号の第1タイプのPUCCHリソース、即ちPUCCHリソース401を選択し、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI2をPUCCHリソース401上で同時に伝送する。PUCCHリソース401がSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSI2を搬送するのに十分でない場合、PUCCHのベアラ容量で伝送を保証するために、CSI2の一部又は全部のdropが必要である。
【0143】
別の実施形態:PUCCHリソース401を、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのデフォルトのPUCCHとする。デフォルトのPUCCHリソースは、SPS PDSCH活性化を指示するPUCCHリソース指示に基づいて決定されてもよいし、複数のPUCCHリソースのうち最も番号の小さいリソース、又は、最初のPUCCHリソース又は最もベアラ容量の小さいPUCCHリソースであると取り決められてもよい。
【0144】
ケース1:PUCCHリソース401の伝送時間領域位置は、CSI1リソースと重複し、且つ、CSI2リソースとも重複する。
無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース401)とCSI1の時間領域位置とは重複するため、上記実施形態1の3種類の関連方法を再利用し、
図4に示すように、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSI1の同時伝送のために、PUCCHリソース401とリソース403から1つのPUCCHを選択する。
【0145】
無線フレームi+1のスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース401)とCSI2の時間領域位置とは重複するため、上記実施形態1の3種類の関連方法を再利用し、
図4又は
図5に示すように、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSI2の同時伝送のために、PUCCHリソース401とリソース403から1つのPUCCHを選択する。
【0146】
ケース2:PUCCHリソース401の伝送時間領域位置は、
図6に示すように、CSI1リソースと重複し、且つCSI2リソースと重複しない。
無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース401)とCSI1の時間領域位置とは重複するため、上記実施形態1の3種類の関連方法を再利用し、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSI1の同時伝送のために、PUCCHリソース401とリソース403から1つのPUCCHを選択する。
【0147】
無線フレームi+1のスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース401)とCSI2の時間領域位置とは重複しないため、デフォルトのPUCCHリソース401上でSPS PDSCHのHARQ-ACKのみを伝送する。
【0148】
ケース3:PUCCHリソース401の伝送時間領域位置は、
図7に示すように、CSI1リソースと重複せず、CSI2リソースと重複する。
無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース401)とCSI1の時間領域位置とは重複しないため、デフォルトのPUCCHリソース401上でSPS PDSCHのHARQ-ACKのみを伝送する。
【0149】
無線フレームi+1のスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKのデフォルト伝送リソース(PUCCHリソース401)とCSI2の時間領域位置とは重複するため、上記実施形態1の3種類の関連方法を再利用し、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSI2の同時伝送のために、PUCCHリソース401とリソース403から1つのPUCCHを選択する。
基地局側は、実際に伝送されるPUCCHリソースを上述した端末と同様の処理方式で決定し、決定されたPUCCHリソースでSPS PDSCHのHARQ-ACKを受信し、又はSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを同時に受信することによって、SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送のみが存在する場合には、より小さいベアラ容量でより高いマルチユーザ多重容量を有するPUCCHフォーマットを使用してPUCCHリソースオーバーヘッドを減らし、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIが同時に存在する場合には、2種類のUCIを同時に伝送することができ、CSIのドロップ(drop)を回避し、システム伝送効率を向上させる。
【0150】
例3:
図8及び
図9を参照し、基地局は、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するために、PUCCHフォーマット2又は3又は41リソースであって、2ビット以上のUCI伝送を搬送するための1つの第1タイプのPUCCHリソース(PUCCHリソース801)を含む1つのPUCCHリソースを上位層シグナリングによって端末に予め設定する。SPS PDSCHの伝送周期が10msであり、SPS PDSCHのHARQ-ACKが各無線フレームのスロットn+8で伝送され、CSIの伝送周期も10msであり、CSIが各無線フレームのスロットn+8で伝送されると、各無線フレームのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIが同一のスロットで伝送される。
【0151】
実施形態1:SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソース(PUCCHリソース801)が1つだけ設定され、且つ各伝送機会において、SPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIが同一のスロットで伝送されるため、
図8に示すように、該PUCCHリソース801を直接利用してSPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIを同時に伝送すればよい。該PUCCHリソース801がSPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIを搬送するのに十分でない場合、PUCCHのベアラ容量で伝送を保証するために、CSIの一部又は全部のdropが必要である。
【0152】
別の実施形態:SPS PDSCHのHARQ-ACKに対応するPUCCHリソースとCSIのPUCCHリソース(PUCCHリソース802)とは重複するか否かを判断し、重複しない場合、
図9に示すように、SPS PDSCHのHARQ-ACKに対応するPUCCHリソースでSPS PDSCHのHARQ-ACKを、CSIのPUCCH上でCSIをそれぞれ伝送する。重複する場合、
図8に示すように、SPS PDSCHのHARQ-ACKに対応するPUCCHリソースでSPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIを同時に伝送し、即ち、PUCCHリソース801上でSPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIを同時に伝送する。該PUCCHリソース801がSPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIを搬送できるのに十分でない場合、PUCCHのベアラ容量で伝送を保証するために、CSIの一部又は全部のdropが必要である。
基地局側は、実際に伝送されるPUCCHリソースを上述した端末と同様の処理方式で決定し、決定されたPUCCHリソースでSPS PDSCHのHARQ-ACKを受信し、又はSPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを同時に受信することによって、SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送のみが存在する場合には、より小さいベアラ容量でより高いマルチユーザ多重容量を有するPUCCHフォーマットを使用してPUCCHリソースオーバーヘッドを減らし、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIが同時に存在する場合には、2種類のUCIを同時に伝送することができ、CSIのドロップ(drop)を回避し、システム伝送効率を向上させる。
【0153】
複数の第1タイプのPUCCHリソース及び/又は複数の第2タイプのPUCCHリソースを設定する場合、処理方式は、上記例の方式と類似であり、相違点として、第1タイプのPUCCHリソースを選択して伝送し且つ複数の第1タイプのPUCCHの全てが条件を満たす場合、SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRI、又は複数のPUCCHリソースの番号の大きさ、又は複数のPUCCHリソースのリソース順、又は複数のPUCCHリソースのベアラ容量に基づいて1つを選択する。第2タイプのPUCCHリソースを選択して伝送し且つ複数の第2タイプのPUCCHの全てが条件を満たす場合、SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRI、又は複数のPUCCHリソースの番号の大きさ、又は複数のPUCCHリソースのリソース順に基づいて1つを選択する
【0154】
例えば、例1の場合、無線フレームiのスロットn+8では、SPS PDSCHのHARQ-ACK及びCSIを同時に伝送するために第1タイプのPUCCHリソースを使用する必要があり、第1タイプのPUCCHリソースが複数存在し、例えばSPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するために端末に予め設定したリソースに、PUCCHリソース304(図示せず)のようなもう1つの第1タイプのPUCCHリソースも含まれると、SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドに基づいて1つのPUCCHリソースを決定し、又は、PUCCHリソース303、304のうち最初のリソース又は最も小さい番号のリソースを、決定されるPUCCHリソースとし、又は、PUCCHリソース303、304のうちベアラ容量の最も小さく且つSPS PDSCHのHARQ-ACKとCSIを同時に搬送できることを満たすPUCCHリソースを、決定されるPUCCHリソースとする。
【0155】
また、例えば、例1の場合、無線フレームi+1のスロットn+8では、第2タイプのPUCCHリソースであるPUCCHリソース301上でSPS PDSCHのHARQ-ACKのみを伝送し、第2タイプのPUCCHリソースが複数存在し、例えばSPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するために端末に予め設定したリソースに、PUCCHリソース305(図示せず)のようなもう1つの第2タイプのPUCCHリソースも含まれると、SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドに基づいて1つのPUCCHリソースを決定し、又は、PUCCHリソース301、305のうち最初のリソース又は最も小さい番号のリソースを、決定されるPUCCHリソースとし、それ以外の同様な選択については、同じことであり、その説明を省略する。
【0156】
上記実施例は、単にSPS PDSCHのHARQ-ACKを搬送するPUCCHとCSIを搬送する運ぶPUCCHとは重複する場合を例にしたが、例えばSPS PDSCHのHARQ-ACKを搬送するPUCCHがSRを搬送PUCCHと重複する場合や、CSIを搬送するPUCCH及びSRを搬送PUCCHと同時に重複する場合など、他の重複する場合でも、いずれも上記方法を採用することができる。
【0157】
上記実施例は、単にSPS PDSCHとPUCCHとは同じnumerologyを有することを例にしたが、numerologyが異なる場合、SPS PDSCHに対応する基準スロットとHARQ-ACKタイミング(HARQ-ACK timing)とに基づいて、対応するHARQ-ACK伝送スロットを決定することのみに影響を与える。ここで、基準スロットの終了位置は、該SPS PDSCHが存在するスロットの終了位置でない場合がある。この場合でも、同様に上記方法を適用する。
【0158】
上記実施例におけるHARQ-ACK timing、周期的伝送位置等は、いずれも例に過ぎず、他の値や設定の場合も同様に本開示の方法を適用することができる。
【0159】
図10を参照する。
図10は、本開示の実施例に係るHARQ-ACK受信方法のフローチャートである。
図10に示すように、前記HARQ-ACK受信方法は、実行エンティティが基地局であり、具体的には、
SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定するステップ1001と、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信するステップ1002とを含む。
【0160】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0161】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含む。
【0162】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0163】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含む。
【0164】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
前記決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信することを含む。
【0165】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0166】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0167】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0168】
任意選択で、前記1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0169】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、前記受信方法は、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断することを更に含む。
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0170】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、前記受信方法は、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断することを更に含む。
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0171】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することの前には、前記受信方法は、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定することを更に含む。
【0172】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0173】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0174】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0175】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0176】
任意選択で、前記1つの時間単位は、1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0177】
なお、本実施例は、
図2に示す実施例に対応する基地局側の実施例であり、前記HARQ-ACK受信の原理がHARQ-ACK送信の原理に類似し、具体的なプロセスについて、
図2に示す実施例の記載を参照し、ここでは繰り返して述べない。
【0178】
本開示の実施例は、端末を更に提供する。端末によって問題を解決する原理が本開示の実施例に係るHARQ-ACK送信方法に似るので、該端末の実施について、HARQ-ACK送信方法の実施を参照し、重複なところを繰り返して述べない。
【0179】
図11を参照し、本開示の実施例は、端末1100を更に提供する。該端末1100は、プロセッサ1101とトランシーバ1102とを含む。
ここで、前記トランシーバ1102は、送信機と受信機を含む複数の要素であってもよく、伝送媒体上で他の様々な装置と通信するためのユニットを提供する。
前記プロセッサ1101は、SPS PDSCHのハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する。
前記プロセッサ1101又は前記トランシーバ1102は、決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信する。
【0180】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0181】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記プロセッサ1101又は前記トランシーバ1102は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0182】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0183】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記プロセッサ1101又は前記トランシーバ1102は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0184】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記プロセッサ1101又は前記トランシーバ1102は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0185】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0186】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0187】
任意選択で、前記プロセッサ1101が、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0188】
任意選択で、前記プロセッサ1101が、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0189】
任意選択で、前記プロセッサ1101は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断する。
前記プロセッサ1101は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する。
【0190】
任意選択で、前記プロセッサ1101は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断する。
前記プロセッサ1101は、具体的に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する。
【0191】
任意選択で、前記プロセッサ1101は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定する。
【0192】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0193】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0194】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0195】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0196】
任意選択で、前記1つの時間単位は、1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0197】
なお、本開示の実施例に係る端末は、
図2~
図9の方法の実施例の各プロセスを実現することができ、実現の原理及び技術効果が類似であるため、本実施例では繰り返して述べない。
【0198】
本開示の実施例は、基地局を更に提供する。基地局によって問題を解決する原理が本開示の実施例に係るHARQ-ACK受信方法に似るので、該基地局の実施について、HARQ-ACK受信方法の実施を参照し、重複なところを繰り返して述べない。
【0199】
図12を参照し、本開示の実施例は、基地局1200を更に提供する。該基地局1200は、プロセッサ1201と、トランシーバ1202を含む。
ここで、前記トランシーバ1202は、送信機と受信機を含む複数の要素であってもよく、伝送媒体上で他の様々な装置と通信するためのユニットを提供する。
前記プロセッサ1201は、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する。
前記プロセッサ1201又は前記トランシーバ1202は、決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信する。
【0200】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1201は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0201】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1201は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記プロセッサ1201又は前記トランシーバ1202は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0202】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1201は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0203】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1201は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記プロセッサ1201又は前記トランシーバ1202は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0204】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1201は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記プロセッサ1201又は前記トランシーバ1202は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0205】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1201は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0206】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記プロセッサ1201は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0207】
任意選択で、前記プロセッサ1201が、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0208】
任意選択で、前記プロセッサ1201が、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0209】
任意選択で、前記プロセッサ1201は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断する。
前記プロセッサ1201が、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0210】
任意選択で、前記プロセッサ1201は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断する。
前記プロセッサ1201が、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0211】
任意選択で、前記プロセッサ1201は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定する。
【0212】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0213】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0214】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0215】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0216】
任意選択で、前記1つの時間単位は、1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0217】
なお、本開示の実施例に係る基地局は、
図2~
図8の方法の実施例の各プロセスを実現することができ、実現の原理及び技術効果が類似であるため、本実施例では繰り返して述べない。
【0218】
図13に示すように、
図13に示す端末は、少なくとも1つのプロセッサ1301と、メモリ1302と、少なくとも1つのネットワークインタフェース1304と、ユーザインタフェース1303を含む。端末1300における各構成部品は、バスシステム1305を介して結合される。バスシステム1305は、これらの構成部品の間の接続と通信に用いられることが理解できる。バスシステム1305は、データバスのほかに、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。ただし、明確に説明するために、
図13において、各種類のバスをすべてバスシステム1305として標記している。
【0219】
ここで、ユーザインタフェース1303は、ディスプレイ、キーボード又はポインティングデバイス(例えばマウス、トラックボール(track ball))、タッチパネル又はタッチスクリーンなどを含む。
【0220】
本開示の実施例におけるメモリ1302は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリであり、又は、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含む。非揮発性メモリは、ROM(Read-Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EP ROM)又はフラッシュメモリである。揮発性メモリは、RAM(Random Access Memory)であり、外部のキャッシュに用いられる。多くの形態のRAMが使用可能であるが、その例として、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)、DRRAM(Direct Rambus RAM)が挙げられるが、それらに限られない。本開示の実施例に記載のシステム及び方法におけるメモリ1302は、これらに限られず、これら及びこれら以外の任意の適合する種類のメモリを含むとする。
【0221】
一部実施例において、メモリ1302には、実行可能なモジュール又はデータ構造、又はそれらのサブセット、又は、それらの拡張セットであるオペレーションシステム13021とアプリケーションプログラム13022が記憶されている。
【0222】
ここで、オペレーションシステム13021は、フレーム層、コアライブラリ層、駆動層など各種類のシステムプログラムを含み、各種類のベーシックサービスの実現及びハードウェアに基づくタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム13022は、メディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)など各種類のアプリケーションプログラムを含み、各種類のアプリケーションサービスの実現に用いられる。本開示の実施例における方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム13022に含まれる。
【0223】
本開示の実施例において、メモリ1302に保存されているプログラム又は指令を呼び出し、具体的に、アプリケーションプログラム13022に保存されているプログラム又は指令を呼び出して実行すると、HARQ-ACK送信方法の各ステップが実現される。
【0224】
本開示の実施例に係る端末は、上記HARQ-ACK送信方法の実施例を実行することができ、実現の原理及び技術効果が類似であるため、本実施例において、繰り返して述べない。
【0225】
図14に示すように、
図14に示す基地局1400は、少なくとも1つのプロセッサ1401と、メモリ1402と、少なくとも1つのネットワークインタフェース1404と、ユーザインタフェース1403を含む。基地局1400における各構成部品は、バスシステム1405を介して結合される。バスシステム1405は、これらの構成部品の間の接続と通信に用いられることが理解できる。バスシステム1405は、データバスのほかに、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。ただし、明確に説明するために、
図14において、各種類のバスをすべてバスシステム1405として標記している。
【0226】
ここで、ユーザインタフェース1403は、ディスプレイ、キーボード又はポインティングデバイス(例えばマウス、トラックボール(track ball))、タッチパネル又はタッチスクリーンなどを含む。
【0227】
本開示の実施例におけるメモリ1402は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリであり、又は、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含む。非揮発性メモリは、ROM(Read-Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EP ROM)又はフラッシュメモリである。揮発性メモリは、RAM(Random Access Memory)であり、外部のキャッシュに用いられる。多くの形態のRAMが使用可能であるが、その例として、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)、DRRAM(Direct Rambus RAM)が挙げられるが、それらに限られない。本開示の実施例に記載のシステム及び方法におけるメモリ1402は、これらに限られず、これら及びこれら以外の任意の適合する種類のメモリを含むとする。
【0228】
一部実施例において、メモリ1402には、実行可能なモジュール又はデータ構造、又はそれらのサブセット、又は、それらの拡張セットであるオペレーションシステム14021とアプリケーションプログラム14022が記憶されている。
【0229】
ここで、オペレーションシステム14021は、フレーム層、コアライブラリ層、駆動層など各種類のシステムプログラムを含み、各種類のベーシックサービスの実現及びハードウェアに基づくタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム14022は、メディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)など各種類のアプリケーションプログラムを含み、各種類のアプリケーションサービスの実現に用いられる。本開示の実施例における方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム14022に含まれる。
【0230】
本開示の実施例において、メモリ1402に保存されているプログラム又は指令を呼び出し、具体的に、アプリケーションプログラム14022に保存されているプログラム又は指令を呼び出して実行すると、HARQ-ACK受信方法の各ステップが実現される。
【0231】
本開示の実施例に係る基地局は、上記HARQ-ACK受信方法の実施例を実行することができ、実現の原理及び技術効果が類似であるため、本実施例において、繰り返して述べない。
【0232】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、本開示の実施例に係るHARQ-ACK送信方法及びHARQ-ACK受信方法のステップが実現される。
【0233】
図15を参照する。本開示は、端末1500を更に提供する。
図15に示すように、前記端末1500は、
SPS PDSCHのハイブリッド自動再送要求確認HARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する決定モジュール1501と、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを送信する送信モジュール1502とを含む。
【0234】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0235】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記送信モジュール1502は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0236】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0237】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記送信モジュール1502は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0238】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記送信モジュール1502は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで送信する。
【0239】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0240】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0241】
任意選択で、前記決定モジュール1501が、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0242】
任意選択で、前記決定モジュール1501が、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0243】
任意選択で、前記決定モジュール1501は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断する。
前記決定モジュール1501は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する。
【0244】
任意選択で、前記決定モジュール1501は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断する。
前記決定モジュール1501は、具体的に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する。
【0245】
任意選択で、前記決定モジュール1501は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定する。
【0246】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0247】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0248】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0249】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0250】
任意選択で、前記1つの時間単位は、1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0251】
なお、本開示の実施例に係る端末は、
図2~
図9の方法の実施例の各プロセスを実現することができ、実現の原理及び技術効果が類似であるため、本実施例では繰り返して述べない。
【0252】
図16を参照し、本開示は、基地局1600を更に提供し、
図16に示すように、
SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための少なくとも1つのPUCCHリソースであって、2ビットを超える情報を搬送するPUCCHリソースである第1タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ含む前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースを決定する決定モジュール1601と、
決定された前記PUCCHリソースで前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを受信する受信モジュール1602とを含む。
【0253】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプの上り制御情報UCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1601は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複しない場合、前記所定PUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0254】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1601は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースと、前記第1タイプのUCIのリソースとが時間領域で重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記受信モジュール1602は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0255】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1601は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない少なくとも1つの第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在すると、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0256】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1601は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に、2ビットを超えない情報を搬送するPUCCHリソースである第2タイプのPUCCHリソースを少なくとも1つ更に含む場合、前記第1タイプのUCIのリソースとは時間領域で重複しない第2タイプのPUCCHリソースが前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に存在しないと、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記UCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記受信モジュール1602は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0257】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIとが同一の時間単位で伝送される場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1601は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
前記受信モジュール1602は、具体的に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを、決定された前記第1タイプのPUCCHリソースで受信する。
【0258】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1601は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0259】
任意選択で、前記SPS PDSCHのHARQ-ACK伝送が存在する時間単位に第1タイプのUCIが存在しない場合、前記時間単位で、前記決定モジュール1601は、具体的に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第1タイプのPUCCHリソースのみを含む場合、1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定する。
【0260】
任意選択で、前記決定モジュール1601が、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第1タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示する物理下り制御チャネルPDCCHの中のPUCCHリソース指示フィールドPRIによって指示される1つの第1タイプのPUCCHリソース、
設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができ、且つそれぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も小さい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の全ての第1タイプのPUCCHリソースが、設定された符号化率を超えずにSPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1UCIをベアラすることができない場合に、それぞれ異なるベアラ容量を有する第1タイプのPUCCHリソースのうちベアラ容量が最も大きい1つの第1タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第1タイプのPUCCHリソース、
最初の第1タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第1タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKと前記第1タイプのUCIを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0261】
任意選択で、前記決定モジュール1601が、1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースを含む場合、前記少なくとも2つの前記第2タイプのPUCCHリソースの中から、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIによって指示される1つの第2タイプのPUCCHリソース、
最も番号の小さい第2タイプのPUCCHリソース、
最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つの第2タイプのPUCCHリソースを、前記SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するためのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0262】
任意選択で、前記決定モジュール1601は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複するかを判断する。
前記決定モジュール1601が、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
前記SPS PDSCHのHARQ-ACKの伝送機会が第1タイプのUCIの伝送機会と重複する場合、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0263】
任意選択で、前記決定モジュール1601は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送をサポートするか否かを判断する。
前記決定モジュール1601が、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することは、
SPS PDSCHのHARQ-ACKと第1タイプのUCIの同時伝送がサポートされる場合、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定することを含む。
【0264】
任意選択で、前記決定モジュール1601は、少なくとも1つのPUCCHリソースの中から、SPS PDSCHのHARQ-ACKを伝送するための1つのPUCCHリソースに決定する前に、更に、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースを設定シグナリングに基づいて決定する。
【0265】
任意選択で、前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の所定PUCCHリソースは、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最も小さい番号のPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中の最初のPUCCHリソース、
SPS PDSCH活性化を指示するPDCCHの中のPRIに基づいて決定されるPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最も小さい番号の第2タイプのPUCCHリソース、
前記少なくとも1つのPUCCHリソースの中に少なくとも2つの第2タイプのPUCCHリソースを更に含む場合の最初の第2タイプのPUCCHリソース、
のうちのいずれか1つである。
【0266】
任意選択で、前記第1タイプのUCIは、チャネル状態情報CSI及びスケジューリング要求SRのいずれか1つ又は複数を含む。
【0267】
任意選択で、前記第1タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット2リソース、PUCCHフォーマット3リソース、PUCCHフォーマット4リソースのいずれか1つである。
【0268】
任意選択で、前記第2タイプのPUCCHリソースは、PUCCHフォーマット0リソース及びPUCCHフォーマット1リソースのいずれか1つである。
【0269】
任意選択で、前記1つの時間単位は、1つのサブフレーム、1つのスロット、1つのミニスロットのいずれか1つである。
【0270】
なお、本開示の実施例に係る基地局は、
図2~
図9の方法の実施例の各プロセスを実現することができ、実現の原理及び技術効果が類似であるため、本実施例では繰り返して述べない。
【0271】
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示された方法及び装置は、他の方式で実施されることを理解されたい。例えば、以上に記載された装置の実施例は、単なる例示である。例えば、ユニットの区分は、単に論理機能の区分であり、実際に実現する際に別の区分方式がある。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに組み合わせられ又は一体化される。又は、一部の特徴は、無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示されており又は議論されている相互間の結合や直接結合や通信接続は、インタフェース、装置又はユニットを介した間接結合や通信接続であり、電気的、機械的、又は他の形式である。
【0272】
また、本開示の各実施例における各機能的ユニットは、1つの処理部に一体化されていてもよいし、別々に設けられていてもよいし、2つ以上が一体化されてもよい。上述した一体化ユニットは、ハードウェアの形態、又はハードウェアとソフトウェア機能ユニットの形態で実施することができる。
【0273】
上記のソフトウェア機能ユニットの形態で実施される一体化ユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。上記ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、本発明の各実施例の方法のステップの一部をコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
【0274】
以上記載されたのは、本開示の選択可能な実施形態である。当業者は、本開示に記載されている原理を逸脱せずに様々な改良や修飾をすることもできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲として見なされるべきである。