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特許7463004情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-03-29
(45)【発行日】2024-04-08
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G16H 20/00 20180101AFI20240401BHJP
【FI】
G16H20/00
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2024007105
(22)【出願日】2024-01-20
【審査請求日】2024-01-21
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】523353498
【氏名又は名称】株式会社最中屋
(74)【代理人】
【識別番号】110004093
【氏名又は名称】弁理士法人アクセル特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】結城 崇
【審査官】三橋 竜太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2022-024988(JP,A)
【文献】国際公開第2023/127461(WO,A1)
【文献】特開2020-046847(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G16H 10/00-80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理システムであって、
少なくとも1つ以上の制御部を有し、
前記制御部は、
対象者に関するアセスメントのデータを取得し、
前記アセスメントには複数の項目があり、
前記アセスメントのデータは前記複数の項目それぞれのデータであり、
前記アセスメントのデータと前記対象者の目標データとに基づき前記対象者に対する1以上の介入方法を含む、介入方法のレコメンド情報を生成
前記レコメンド情報に含まれる介入方法が所定の条件を満たしている場合、前記所定の条件に応じた送信先に、前記所定の条件を満たした介入方法に関係する承認を依頼する承認要求を送信する、
情報処理システム。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントのデータと前記目標データとの差分に基づき前記レコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記目標データを入力する入力画面を表示するよう制御し、
前記入力画面を介して入力された前記目標データを取得し、
前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき前記対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントの入力データに基づき前記目標データを決定し、
前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき前記対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントの入力データと前回の前記目標データとに基づき次の前記目標データを決定し、
前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき前記対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記対象者に対してなされた介入方法の実施結果を取得し、
取得した前記実施結果を記録する、
情報処理システム。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントのデータと前記目標データと前記実施結果とに基づき前記対象者に対する次の介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【請求項8】
請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記実施結果を入力する入力画面を表示するよう制御し、
前記入力画面を介して入力された前記実施結果を取得する、
情報処理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
生成した前記レコメンド情報を出力する、
情報処理システム。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記レコメンド情報に含まれる介入方法が複数存在する場合には、複数の介入方法を前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき順位付けし、順位付けされた前記複数の介入方法を含む前記レコメンド情報を出力する、
情報処理システム。
【請求項11】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記所定の条件を満たしている介入方法に、承認済みか否かを示す情報を付加して出力する、
情報処理システム。
【請求項12】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントのデータを入力する入力画面を表示するよう制御し、
前記入力画面を介して入力された前記アセスメントのデータを取得する、
情報処理システム。
【請求項13】
情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
対象者に関するアセスメントのデータを取得し、
前記アセスメントには複数の項目があり、
前記アセスメントのデータは前記複数の項目それぞれのデータであり、
前記アセスメントのデータと前記対象者の目標データとに基づき前記対象者に対する1以上の介入方法を含む、介入方法のレコメンド情報を生成
前記レコメンド情報に含まれる介入方法が所定の条件を満たしている場合、前記所定の条件に応じた送信先に、前記所定の条件を満たした介入方法に関係する承認を依頼する承認要求を送信する、
情報処理方法。
【請求項14】
プログラムであって、
コンピュータを、
請求項1から請求項1までの何れか1項に記載の情報処理システムとして機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には被看介護者の動作や状態に変化があった場合に、それに関連するLIFE項目をわかりやすく表示できる、情報処理プログラムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2023-108328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、対象者に関する目標を達成するために対象者に対してどのような介入方法を取るべきなのかを知ることはできない問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、少なくとも1つ以上の制御部を有する。制御部は、対象者に関するアセスメントのデータを取得する。アセスメントには複数の項目があり、アセスメントのデータは複数の項目それぞれのデータである。アセスメントのデータと対象者の目標データとに基づき対象者に対する1以上の介入方法を含む、介入方法のレコメンド情報を生成する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図2図2は、サーバー装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3図3は、クライアント装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4図4は、目標データの取得に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
図5図5は、目標データを入力する入力画面の一例を示す図である。
図6図6は、アセスメントのデータの取得に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
図7図7は、アセスメントのデータを入力する入力画面の一例を示す図である。
図8図8は、レコメンド情報の出力に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
図9図9は、レコメンド情報を含む画面の一例を示す図である。
図10図10は、レコメンド情報に含まれる介入方法の一部が修正されている場合の画面の一例を示す図である。
図11図11は、実施結果の取得に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
図12図12は、実施結果を入力する入力画面の一例を示す図である。
図13図13は、実施結果の一例を示す図である。
図14図14は、変形例1のレコメンド情報の出力に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を用いて実施形態について説明する。以下に示す実施形態(以下に示す変形例も含む。以下において同様である。)中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0008】
<実施形態1>
1.システム構成
図1は、情報処理システム1000のシステム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1000は、システム構成として、少なくとも、サーバー装置100と、クライアント装置110と、クライアント装置120と、クライアント装置130と、を含む。サーバー装置100と、クライアント装置110と、クライアント装置120と、クライアント装置130と、はネットワーク150を介して通信可能に接続されている。情報処理システム1000は、いわゆるSaaS(Software as a Service)の情報処理システムである。
【0009】
クライアント装置110と、クライアント装置120と、クライアント装置130とは、ウェブブラウザを有し、ウェブブラウザを介してサーバー装置100に接続し、画面をウェブブラウザに表示したり、操作者の操作を受け付けたりする。
クライアント装置110は、ケアマネージャーが使用する装置である。ケアマネージャーとは、要支援又は要介護認定者(以下、対象者ともいう)及びその家族からの相談を受け、介護サービスの給付計画を作成し、自治体及び他の介護サービス事業者との連絡、調整等を行う者である。
【0010】
クライアント装置120は、ケアワーカーが使用する装置である。ケアワーカーは、対象者に対して介護サービスを提供するサービス提供者である。
【0011】
クライアント装置130は、後述する確認要求に対応する資格を有する者が使用する装置である。実施形態1では確認要求に対応する資格を有する者として医師を例に説明を行う。
【0012】
サーバー装置100は、以下に示す実施形態の主な処理を実行する。
図1では簡略化のためクライアント装置110、クライアント装置120、クライアント装置130はそれぞれ1台しか図示していないが、情報処理システム1000には複数のクライアント装置110、クライアント装置120、クライアント装置130がそれぞれ含まれてもよい。但し、以下では説明の簡略化のため、1台のクライアント装置110、クライアント装置120、クライアント装置130を例に説明を行う。
【0013】
また、図1の例では、クライアント装置110、クライアント装置120の例としてスマートフォンを図示しているが、スマートフォンに限定されるものではなく、タブレット型コンピュータ等であってもよい。また、図1の例では、クライアント装置130の例としてPC(Personal Computer)を示しているが、PCに限定されるものではなく、スマートフォンやタブレット型コンピュータであってもよい。
【0014】
ここで、特許請求の範囲に記載の情報処理システムは、複数の装置で構成されてもよいし、一つの装置で構成されてもよい。特許請求の範囲に記載の情報処理システムが一つの装置で構成される場合、その装置の一例はサーバー装置100である。特許請求の範囲に記載の情報処理システムが複数の装置で構成される場合、複数の装置の一例は、サーバー装置100の機能を提供するクラウドシステムである。クラウドシステムは、例えば複数のサーバー装置から構成される。
【0015】
2.ハードウェア構成
(1)サーバー装置100のハードウェア構成
図2は、サーバー装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバー装置100は、ハードウェア構成として、制御部210と、記憶部220と、通信部230と、を含む。制御部210は、CPU(Central Processing Unit)等であって、サーバー装置100の全体を制御する。
【0016】
記憶部220は、HDD(Hard Disk Drive)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)の何れか、又はこれらの任意の組み合わせであって、プログラム及び制御部210がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ(例えば、アセスメントのデータ、目標データ、介入方法の実施結果等)を記憶する。
【0017】
制御部210が、記憶部220に記憶されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基づき、処理を実行することによって、サーバー装置100の処理及びサーバー装置100の機能が実現される。記憶部220は、記憶媒体の一例である。なお、実施形態1では制御部210がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータは記憶部220に記憶されるものとして説明するが、サーバー装置100と通信可能な他の装置の記憶部等に記憶されていてもよい。すなわち、データは、制御部210が参照及び/又は取得可能であればどの装置の記憶部に記憶されていてもよい。
【0018】
通信部230は、サーバー装置100をネットワーク150に接続し、他の装置との通信を司る。
なお、サーバー装置100を構成する各ハードウェア構成は1つに限られず、必要に応じて2以上存在してもよい。また図2に示した構成以外のハードウェアを有していてもよい。以下に示すクライアント装置においても同様である。
【0019】
(2)クライアント装置110のハードウェア構成
図3は、クライアント装置110のハードウェア構成の一例を示す図である。クライアント装置110は、ハードウェア構成として、制御部310と、記憶部320と、入出力部330と、通信部340と、を含む。
【0020】
制御部310は、CPU等であって、クライアント装置110の全体を制御する。
記憶部320は、ROM、RAM、SSDの何れか、又はこれらの任意の組み合わせであって、プログラム、制御部310がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶させる。制御部310が、記憶部320に記憶されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基づき、処理を実行することによって、クライアント装置110の機能等が実現される。
【0021】
入出力部330は、タッチパネルディスプレイ等であって、操作者の操作に基づき操作情報等を入力したり、情報を表示したりする。
通信部340は、クライアント装置110を、基地局等を介してネットワーク150に接続し、他の装置との通信を司る。
【0022】
クライアント装置120のハードウェア構成もクライアント装置110のハードウェア構成と同様である。また、クライアント装置130のハードウェア構成もクライアント装置110のハードウェア構成と略同一である。
【0023】
3.情報処理
以下、実施形態1に係る情報処理を説明する。
(1)処理の概要
制御部210は、対象者に関するアセスメントのデータを取得する。アセスメントのデータとは、対象者の状態や取り巻く状況に関する情報を収集及び分析し、対象者が求めていることや解決すべき課題を明確にするために行う評価及び査定に用いるデータである。アセスメントには複数の項目があり、アセスメントのデータは複数の項目それぞれのデータである。
制御部210は、アセスメントのデータと対象者の目標データとに基づき対象者に対する1以上の介入方法を含む、介入方法のレコメンド情報を生成する。
対象者に関する目標を達成するために対象者に対してどのような介入方法を取るべきなのかを知ることができる。
【0024】
(2)処理の詳細
(目標データの取得、記憶)
図4は、目標データの取得に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
シーケンスSQ401において、クライアント装置120の制御部は、ケアワーカーからの操作に応じて、目標データを入力する入力画面の表示要求をサーバー装置100に送信する。
目標データを入力する入力画面の表示要求を受信すると、シーケンスSQ402において、制御部210は、要求に応じた入力画面を生成する。なお、制御部210は、要求があった画面が静的画面か動的画面かを判定する。そして、制御部210は、画面が静的画面の場合は、記憶部220等に記憶されている画面を取得し、画面が動的な画面の場合は、要求に応じて画面を生成するようにしてもよい。ただし、説明の簡略化のため、以下では要求があった場合は、画面を生成するものとして説明を行う。以下においても同様である。
【0025】
シーケンスSQ403において、制御部210は、入力画面を要求元のクライアント装置120に送信する。シーケンスSQ403の処理は、制御部210が、目標データを入力する入力画面を表示するよう制御する処理の一例である。
シーケンスSQ404において、クライアント装置120の制御部は、Webブラウザに目標データを入力する入力画面を表示する。
図5は、目標データを入力する入力画面500の一例を示す図である。入力画面500には、排泄の状況として目標を入力する領域として入力領域510と入力領域520とが表示されている。入力領域510には、「排泄の状況」の項目に関する目標の1つとして「尿失禁の回数を減らす」ことが入力されている。入力領域520には、「排泄の状況」の項目に関する目標の1つとして「便秘を改善する」ことが入力されている。なお、GUI(Graphical User Interface)部品530が選択されると、入力領域が新たに追加され、新たな目標が入力可能になる。
なお、図5では説明の簡略化のため複数の項目のうちの一つの項目に関する目標の例を示しているが他の項目に関する目標も設定可能に構成されていてもよい。
ケアワーカーは、対象者と確認を取りながら目標を決め、図5に示したような入力画面を介して、目標データを入力する。
【0026】
シーケンスSQ405において、クライアント装置120の制御部は、図5に示す入力画面500を介して入力された目標に関する入力データ(目標データ)を受け付ける。
目標データを受け付けると、シーケンスSQ406において、クライアント装置120の制御部は、目標データ(図5の例では、項目[排泄の状況]の目標として「尿失禁の回数を減らす」、「便秘を改善する」)を、サーバー装置100に送信する。
【0027】
目標データを受信すると、シーケンスSQ407において、制御部210は、受信した目標データを記憶部220等に記憶する。シーケンスSQ407の処理は、制御部210が、入力画面を介して入力された目標データを取得する処理の一例である。
【0028】
(アセスメントのデータの取得、記憶)
図6は、アセスメントのデータの取得に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
シーケンスSQ601において、クライアント装置110の制御部は、ケアマネージャーからの操作に応じて、アセスメントのデータを入力する入力画面の表示要求をサーバー装置100に送信する。
アセスメントのデータを入力する入力画面の表示要求を受信すると、シーケンスSQ602において、制御部210は、要求に応じた入力画面を生成する。
【0029】
シーケンスSQ603において、制御部210は、入力画面を要求元のクライアント装置110に送信する。シーケンスSQ603の処理は、制御部210が、アセスメントのデータを入力する入力画面を表示するよう制御する処理の一例である。
シーケンスSQ604において、クライアント装置110の制御部は、Webブラウザにアセスメントのデータを入力する入力画面を表示する。
図7は、アセスメントのデータを入力する入力画面700の一例を示す図である。入力画面700は、複数の項目それぞれに関してアセスメントのデータを入力可能に構成されている。図7の例では、項目として、基本項目、歩行移動、排泄、摂食嚥下、他の要介助ADL(日常生活動作)、認知症状、が示されているが、これらに限定されるものはない。他の項目が含まれてもよい。入力画面700では、複数の選択項目を選択する必要がある場合は、チェックボックスで選択可能になっている。例えば、基本項目の生活リズムの項目では、規則的、日中不規則、夜間不眠、昼夜逆転のうちから1つの項目が選択可能になっている。図7の例では、これらの項目のうち、規則的、が選択されている例が示されている。また、入力画面700では、情報を入力する必要がある場合、入力領域において情報を入力可能になっている。例えば、基本項目の水分量の項目では、摂取している水分量として「1445」が入力されている例が示されている。
【0030】
シーケンスSQ605において、クライアント装置110の制御部は、図5に示す入力画面500を介して入力された入力データ(アセスメントのデータ)を受け付ける。
アセスメントのデータを受け付けると、シーケンスSQ606において、クライアント装置110の制御部は、アセスメントのデータをサーバー装置100に送信する。
【0031】
アセスメントのデータを受信すると、シーケンスSQ607において、制御部210は、受信したアセスメントのデータを記憶部220等に記憶する。シーケンスSQ607の処理は、制御部210が、入力画面を介して入力されたアセスメントのデータを取得する処理の一例である。
【0032】
(レコメンド情報の出力)
図8は、レコメンド情報の出力に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
シーケンスSQ801において、クライアント装置120の制御部は、ケアワーカーからの操作に応じて、レコメンド情報を含む画面の表示要求をサーバー装置100に送信する。
レコメンド情報を含む画面の表示要求を受信すると、シーケンスSQ802において、制御部210は、記憶部220等よりアセスメントのデータを取得する。
シーケンスSQ803において、制御部210は、記憶部220等より目標データを取得する。
なお、シーケンスSQ802及びシーケンスSQ803の処理の順序は問わない。シーケンスSQ803の方がシーケンスSQ802の処理の先であってもよいし、後であってもよいし、同時であってもよい。
【0033】
シーケンスSQ804において、制御部210は、アセスメントのデータと目標データとに基づき対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する。例えば、制御部210は、アセスメントのデータと目標データとを所定の数式に入力する。ここで、所定の数式は、アセスメントのデータと目標データとを入力されると、アセスメントのデータと目標データとの差分が小さくなるようなレコメンド情報を出力するよう定式化された数式である。制御部210は、所定の数式より出力されたレコメンド情報を取得する。他の例として、制御部210は、アセスメントのデータと目標データとを学習済みモデルに入力する。ここで学習済みモデルは、アセスメントのデータと目標データとを入力データ、アセスメントのデータと目標データとの差分が小さくなるようなレコメンド情報を出力データとして学習された学習済みモデルである。制御部210は、学習済みモデルより出力されたレコメンド情報を取得する。
シーケンスSQ804の処理は、アセスメントのデータと目標データとの差分に基づきレコメンド情報を生成する処理の一例ともいえる。
【0034】
なお、レコメンド情報に複数の介入方法が存在する場合、制御部210は、順位付けされた複数の介入方法を含むレコメンド情報を生成する。
【0035】
シーケンスSQ805において、制御部210は、レコメンド情報に含まれる介入方法の中に所定の条件を満たしている介入方法があるか否かを判定する。所定の条件を満たす介入方法とは、例えば、水の摂取量を変更する、又は飲み薬の量を変更する、又は飲み薬の飲むタイミングを変更する等、医師等の所定の資格を有する者の確認を要する介入方法のことである。制御部210は、レコメンド情報に含まれる介入方法の中に所定の条件を満たしている介入方法があると判定すると、処理をシーケンスSQ806に進め、レコメンド情報に含まれる介入方法の中に所定の条件を満たしている介入方法がないと判定すると、処理をシーケンスSQ811に進める。
【0036】
シーケンスSQ806において、制御部210は、所定の条件を満たす介入方法に関する承認依頼画面を生成する。
シーケンスSQ807において、制御部210は、所定の条件に応じた送信先(実施形態1の例ではクライアント装置130)に、承認依頼画面を送信する。承認依頼画面には、所定の条件を満たした介入方法が編集可能な態様で含まれ、この介入方法に変更してもよいか否かを指示するGUI部品が含まれる。シーケンスSQ807の処理は、制御部210が、レコメンド情報に含まれる介入方法が所定の条件を満たしている場合、所定の条件を満たした介入方法に関係する承認を依頼する承認要求を送信する処理の一例である。
【0037】
承認依頼画面を受信し、医師等からの所定の操作を受け付けると、シーケンスSQ808において、クライアント装置130の制御部は、Webブラウザに承認依頼画面を表示する。
シーケンスSQ809において、クライアント装置130の制御部は、承認依頼画面を介して、レコメンド情報に含まれる介入方法の承認結果を受け取る。また医師等が介入方法を修正した場合には、クライアント装置130の制御部は、修正された結果の介入方法を受け取る。
シーケンスSQ810において、クライアント装置130の制御部は、介入方法の承認結果及び修正された結果の介入方法が存在する場合は修正された介入方法をサーバー装置100に送信する。
【0038】
シーケンスSQ811において、制御部210は、レコメンド情報を含む画面を生成する。
シーケンスSQ812において、制御部210は、生成したレコメンド情報を含む画面を要求元のクライアント装置120に送信する。シーケンスSQ812の処理は、制御部210が、生成したレコメンド情報を出力する処理の一例である。また、シーケンスSQ812の処理は、後述するように、制御部210が、所定の条件を満たしている介入方法に、承認済みか否かを示す情報を付加して出力する処理の一例でもある。
【0039】
レコメンド情報を含む画面を受信すると、シーケンスSQ813において、クライアント装置120の制御部は、Webブラウザに受信した画面を表示する。
図9は、レコメンド情報を含む画面900の一例を示す図である。図9の例では、水分摂取の介入方法として(1)~(3)の複数の介入方法が画面に含まれている。図9の例では(1)、(2)、(3)の順で優先順位が示されている。オブジェクト910は、対応する介入方法について所定の資格を有する者の承認を得ているか否かを示す情報である。オブジェクト920は、対応する介入方法について所定の資格を有する者の承認を得ているか否かを示す情報である。オブジェクト930は、対応する介入方法について所定の資格を有する者の承認を得ているか否かを示す情報である。「承認待ち」は承認を待っていることを示している。「承認済み」は承認されていることを示している。
また図9の例では、ファイバー摂取の介入方法として1日当たりのファイバーの摂取量が示されている。
【0040】
図10は、レコメンド情報に含まれる介入方法の一部が修正されている場合の画面1010の一例を示す図である。図10の例では、情報1050で示される部分が太線及び下線が付されることによって、所定の資格を有する者に修正されていることが明示されている。なお、太線や下線は介入方法が修正されていることを示す態様で情報を出力する一例であり、修正されていることが分かれば他の態様で出力されてもよい。
【0041】
以上、実施形態1によれば、対象者に関する目標を達成するために対象者に対してどのような介入方法を取るべきなのかを知ることができる。
【0042】
<変形例1>
実施形態1の変形例1を説明する。変形例1は実施形態1に含まれるものであって、実施形態1と異なる実施形態ではない。
【0043】
(実施結果の取得、記憶)
図11は、実施結果の取得に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。
シーケンスSQ1101において、変形例1のクライアント装置120の制御部は、ケアワーカーからの操作に応じて、実施結果を入力する入力画面の表示要求をサーバー装置100に送信する。
実施結果を入力する入力画面の表示要求を受信すると、シーケンスSQ1102において、変形例1の制御部210は、要求に応じた入力画面を生成する。
【0044】
シーケンスSQ1103において、制御部210は、入力画面を要求元のクライアント装置120に送信する。シーケンスSQ1103の処理は、制御部210は、実施結果を入力する入力画面を表示するよう制御する処理の一例である。
シーケンスSQ1104において、クライアント装置120の制御部は、Webブラウザに実施結果を入力する入力画面を表示する。
図12は、実施結果を入力する入力画面1200の一例を示す図である。入力画面1200には、目標である「尿失禁の回数を減らす」に対応させ、尿失禁の頻度等を入力する入力領域1210と、具体的な接種水分量を入力する入力領域1220と、が含まれる。また、入力画面1200には、目標である「便秘を改善する」に対応させ、排泄の頻度等を入力する入力領域1230と、排泄を促すためのファイバーの摂取量を入力する入力領域1440と、が含まれる。
【0045】
シーケンスSQ1105において、クライアント装置120の制御部は、図12に示す入力画面1200を介して入力された入力データ(実施結果)を受け付ける。
実施結果を受け付けると、シーケンスSQ1106において、クライアント装置120の制御部は、実施結果を、サーバー装置100に送信する。図13は、実施結果1300の一例を示す図である。
【0046】
実施結果を受信すると、シーケンスSQ1107において、制御部210は、受信した実施結果を記憶部220等に記憶する。シーケンスSQ1107の処理は、制御部210が、入力画面を介して入力された実施結果を取得する処理の一例である。またシーケンスSQ1107の処理は、制御部210が、対象者に対してなされた介入方法の実施結果を取得し、取得した実施結果を記録する処理の一例である。
【0047】
(レコメンド情報の出力)
図14は、変形例1のレコメンド情報の出力に関する情報処理の一例を示すシーケンス図である。図14の情報処理において図8の情報処理と同じ箇所には同じ符号を付してある。図8の情報処理と同じ箇所は説明を省略する。
【0048】
シーケンスSQ1401において、制御部210は、記憶部220等より実施結果を取得する。
なお、シーケンスSQ802、シーケンスSQ803及びシーケンスSQ1401の処理の順序は問わない。
シーケンスSQ1402において、制御部210は、アセスメントのデータと目標データと実施結果とに基づき対象者に対する次の介入方法のレコメンド情報を生成する。例えば、制御部210は、アセスメントのデータと目標データと実施結果とを所定の数式に入力する。ここで、所定の数式は、アセスメントのデータと目標データと実施結果とを入力されると、入力されたデータ等に基づきレコメンド情報を出力するよう定式化された数式である。制御部210は、所定の数式より出力されたレコメンド情報を取得する。他の例として、制御部210は、アセスメントのデータと目標データと実施結果とを学習済みモデルに入力する。ここで学習済みモデルは、アセスメントのデータと目標データと実施結果とを入力データ、レコメンド情報を出力データとして学習された学習済みモデルである。制御部210は、学習済みモデルより出力されたレコメンド情報を取得する。
【0049】
変形例1によれば実施結果も考慮したレコメンド情報を生成し、出力等することができる。
また、制御部210は、介入方法の実施結果を得て次のレコメンド情報を生成する際に、前のレコメンド情報が適切に実施されていない場合は、施設等において実施しにくい介入方法であるとして前回の介入方法とは異なる介入方法のレコメンド情報を生成するようにしてもよい。
このように、介入方法のレコメンド情報の生成、実施結果の取得、実施結果を考慮した介入方法のレコメンド情報の生成を繰り返し実行することにより、対象によってよりよい介入方法を提供できるようになる。
【0050】
(変形例2)
実施形態1の変形例2を説明する。変形例2は実施形態1に含まれるものであって、実施形態1と異なる実施形態ではない。
変形例2の制御部210は、アセスメントの入力データに基づき自動的に目標データを決定する。例えば、制御部210は、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部を所定の数式に入力する。ここで、所定の数式は、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部を入力されると、入力されたデータ等に基づき目標データを出力するよう定式化された数式である。制御部210は、所定の数式より出力された目標データを取得する。他の例として、制御部210は、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部を学習済みモデルに入力する。ここで学習済みモデルは、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部を入力データ、目標データを出力データとして学習された学習済みモデルである。制御部210は、学習済みモデルより出力された目標データを取得する。
【0051】
制御部210は、アセスメントのデータと目標データとに基づき対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する。
【0052】
変形例2によれば、アセスメントのデータに基づき自動的に目標データを決定することができる。
【0053】
(変形例3)
実施形態1の変形例3を説明する。変形例3は実施形態1に含まれるものであって、実施形態1と異なる実施形態ではない。
変形例3の制御部210は、アセスメントの入力データと前回の目標データとに基づき自動的に次の目標データを決定する。例えば、制御部210は、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部と前回の目標データとを所定の数式に入力する。ここで、所定の数式は、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部と前回の目標データとを入力されると、入力されたデータ等に基づき次の目標データを出力するよう定式化された数式である。制御部210は、所定の数式より出力された次の目標データを取得する。他の例として、制御部210は、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部と前回の目標データとを学習済みモデルに入力する。ここで学習済みモデルは、アセスメントのデータのすべて又は所定の一部と前回の目標データとを入力データ、次の目標データを出力データとして学習された学習済みモデルである。制御部210は、学習済みモデルより出力された次の目標データを取得する。
【0054】
制御部210は、アセスメントのデータと次の目標データとに基づき対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する。
【0055】
変形例2によれば、アセスメントのデータと前回の目標データとに基づき自動的に次の目標データを決定することができる。
【0056】
<付記>
本実施形態は、以下の開示を含む。
【0057】
(付記1)
情報処理システムであって、
少なくとも1つ以上の制御部を有し、
前記制御部は、
対象者に関するアセスメントのデータを取得し、
前記アセスメントには複数の項目があり、
前記アセスメントのデータは前記複数の項目それぞれのデータであり、
前記アセスメントのデータと前記対象者の目標データとに基づき前記対象者に対する1以上の介入方法を含む、介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【0058】
(付記2)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントのデータと前記目標データとの差分に基づき前記レコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【0059】
(付記3)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記目標データを入力する入力画面を表示するよう制御し、
前記入力画面を介して入力された前記目標データを取得し、
前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき前記対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【0060】
(付記4)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントの入力データに基づき前記目標データを決定し、
前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき前記対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【0061】
(付記5)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントの入力データと前回の前記目標データとに基づき次の前記目標データを決定し、
前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき前記対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【0062】
(付記6)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記対象者に対してなされた介入方法の実施結果を取得し、
取得した前記実施結果を記録する、
情報処理システム。
【0063】
(付記7)
付記6に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントのデータと前記目標データと前記実施結果とに基づき前記対象者に対する次の介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理システム。
【0064】
(付記8)
付記6に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記実施結果を入力する入力画面を表示するよう制御し、
前記入力画面を介して入力された前記実施結果を取得する、
情報処理システム。
【0065】
(付記9)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
生成した前記レコメンド情報を出力する、
情報処理システム。
【0066】
(付記10)
付記9に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記レコメンド情報に含まれる介入方法が複数存在する場合には、複数の介入方法を前記アセスメントのデータと前記目標データとに基づき順位付けし、順位付けされた前記複数の介入方法を含む前記レコメンド情報を出力する、
情報処理システム。
【0067】
(付記11)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記レコメンド情報に含まれる介入方法が所定の条件を満たしている場合、前記所定の条件に応じた送信先に、前記所定の条件を満たした介入方法に関係する承認を依頼する承認要求を送信する、
情報処理システム。
【0068】
(付記12)
付記11に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記所定の条件を満たしている介入方法に、承認済みか否かを示す情報を付加して出力する、
情報処理システム。
【0069】
(付記13)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記アセスメントのデータを入力する入力画面を表示するよう制御し、
前記入力画面を介して入力された前記アセスメントのデータを取得する、
情報処理システム。
【0070】
(付記14)
情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
対象者に関するアセスメントのデータを取得し、
前記アセスメントには複数の項目があり、
前記アセスメントのデータは前記複数の項目それぞれのデータであり、
前記アセスメントのデータと前記対象者の目標データとに基づき前記対象者に対する介入方法のレコメンド情報を生成する、
情報処理方法。
【0071】
(付記15)
プログラムであって、
コンピュータを、
付記1から付記13までの何れか1項に記載の情報処理システムとして機能させるためのプログラム。
【0072】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【0073】
例えば、上述した実施形態では対象者を要支援又は要介護認定者として説明を行ったが、対象者は病院等での患者、又は理想の体型等を目指してトレーニングを行うジムの会員等であってもよい。対象者が患者の場合は、ケアマネージャーは看護士、又は医師等となる。またケアワーカーは看護士等となる。また、対象者が患者の場合、介入方法は看護の方法等となる。対象者がジムの会員の場合、ケアマネージャーやケアワーカーは担当のジムトレーナーとなる。また、対象者がジムの会員の場合、介入方法はトレーニング方法や食事の取り方等となる。
【符号の説明】
【0074】
100 :サーバー装置
110 :クライアント装置
120 :クライアント装置
130 :クライアント装置
150 :ネットワーク
210 :制御部
220 :記憶部
230 :通信部
310 :制御部
320 :記憶部
330 :入出力部
340 :通信部

【要約】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、少なくとも1つ以上の制御部を有する。制御部は、対象者に関するアセスメントのデータを取得する。アセスメントには複数の項目があり、アセスメントのデータは複数の項目それぞれのデータである。アセスメントのデータと対象者の目標データとに基づき対象者に対する1以上の介入方法を含む、介入方法のレコメンド情報を生成する。
【選択図】図9

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14