(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-01
(45)【発行日】2024-04-09
(54)【発明の名称】基板処理装置及び方法
(51)【国際特許分類】
H01L 21/304 20060101AFI20240402BHJP
【FI】
H01L21/304 651Z
H01L21/304 648G
(21)【出願番号】P 2022139193
(22)【出願日】2022-09-01
【審査請求日】2022-09-01
(31)【優先権主張番号】10-2021-0117641
(32)【優先日】2021-09-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】518162784
【氏名又は名称】セメス カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】チョ,ミョン チャン
【審査官】正山 旭
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-161165(JP,A)
【文献】特開2011-009299(JP,A)
【文献】特開2021-086857(JP,A)
【文献】特開2020-004757(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0393028(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/304
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板を処理する方法において、
超臨界チャンバー内に第1基板を搬入して前記超臨界チャンバー内で第1基板を超臨界処理する第1超臨界処理段階と、
前記第1基板を前記超臨界チャンバーから搬出入した後に前記超臨界チャンバーを開放して前記超臨界チャンバー内の温度が既設定された温度になる時まで第1時間の間に前記超臨界チャンバーを空き状態に維持する休止段階と、
前記超臨界チャンバー内に第2基板を搬入して前記超臨界チャンバー内で前記第2基板を超臨界処理する第2超臨界処理段階と、を含み、
前記第1時間は、前記第2超臨界処理段階で前記第2基板を処理するための初期設定温度に基づいて設定される、基板処理方法。
【請求項2】
前記第2超臨界処理段階は、
前記超臨界チャンバー内に第1温度の流体を供給して前記流体を加圧する加圧段階と、
前記流体で前記基板を処理する処理段階と、を含み、
前記初期設定温度は、前記第1温度と同一であるか、或いはそれより低い温度に提供される請求項
1に記載の基板処理方法。
【請求項3】
前記第1超臨界処理段階の前に、
液処理チャンバー内で液処理された前記第1基板を前記超臨界チャンバーに搬送する搬送段階をさらに含み、
前記搬送段階が既設定された時間より遅延される場合、
前記超臨界チャンバー内の温度を上昇させる温度補正段階を遂行する請求項
2に記載の基板処理方法。
【請求項4】
前記温度補正段階は、
前記超臨界チャンバー内部の温度が前記初期設定温度になるための時間の間に遂行される請求項
3に記載の基板処理方法。
【請求項5】
前記温度補正段階は、
前記超臨界チャンバー内に前記第1温度の流体を供給して行われる請求項
3に記載の基板処理方法。
【請求項6】
前記温度補正段階の後に、
前記休止段階が遂行される請求項
3乃至請求項
5のいずれかの一項に記載の基板処理方法。
【請求項7】
基板を処理する方法において、
液処理チャンバー内で基板を液処理した後に、前記基板を高圧の超臨界チャンバーに搬送して前記超臨界チャンバー内で超臨界処理し、
前記搬送が既設定された時間より遅延される場合、前記超臨界チャンバーの内部温度を補正する温度補正段階が遂行され、
前記温度補正段階は、
前記超臨界チャンバー内部の温度が前記超臨界チャンバー内で前記基板を処理するための初期設定温度になるための時間の間に遂行される基板処理方法。
【請求項8】
前記温度補正段階は、
前記超臨界チャンバー内に高温の流体を供給して行われる請求項
7に記載の基板処理方法。
【請求項9】
前記温度補正段階で、前記高温の流体で前記超臨界チャンバー内部を洗浄する請求項
8に記載の基板処理方法。
【請求項10】
前記超臨界処理は、
前記超臨界チャンバー内に第1温度の流体を供給して前記流体を加圧する加圧段階と、
前記流体で前記基板を処理する処理段階と、を含み、
前記初期設定温度は、前記第1温度と同一であるか、或いはそれより低い温度に提供される請求項
7乃至請求項
9のいずれかの一項に記載の基板処理方法。
【請求項11】
前記温度補正段階で、
前記超臨界チャンバー内に前記第1温度の流体を供給する請求項
10に記載の基板処理方法。
【請求項12】
前記超臨界処理は、
超臨界チャンバー内に第1基板を搬入して前記超臨界チャンバー内で第1基板を超臨界処理する第1超臨界処理段階と、
前記第1基板を前記超臨界チャンバーから搬出入した後に前記超臨界チャンバーを開放して前記超臨界チャンバー内の温度が既設定された温度になる時まで第1時間の間に前記超臨界チャンバーを空き状態に維持する休止段階と、
前記超臨界チャンバー内に第2基板を搬入して前記超臨界チャンバー内で前記第2基板を超臨界処理する第2超臨界処理段階と、を含む請求項
10に記載の基板処理方法。
【請求項13】
前記温度補正段階の後に前記休止段階が遂行される請求項
12に記載の基板処理方法。
【請求項14】
前記第1時間は、
前記第2超臨界処理段階で前記第2基板を処理するための初期設定温度に基づいて設定される請求項
13に記載の基板処理方法。
【請求項15】
基板を処理する装置において、
内部で前記基板を液処理する液処理チャンバーと、
内部の処理空間で前記基板を超臨界処理する超臨界チャンバーと、
前記液処理チャンバー内の前記基板を前記超臨界チャンバーに搬送する搬送手段と、
前記液処理チャンバー、前記超臨界チャンバー、そして前記搬送手段を制御する制御器と、を含み、
前記超臨界チャンバーは、
前記処理空間内で基板を支持する支持ユニットと、
前記処理空間を提供するハウジングと、
前記処理空間に流体を供給する流体供給ユニットと、
前記流体を加熱する加熱手段と、を含み、
前記制御器は、
前記搬送手段が前記液処理チャンバーから前記超臨界チャンバーに前記基板を搬送する時間が既設定された時間より遅延される場合、前記処理空間に高温の前記流体を供給して前記超臨界チャンバーの内部温度を第1温度まで上昇させる温度補正段階が既設定された時間の間に遂行されるように前記超臨界チャンバーを制御する基板処理装置。
【請求項16】
前記第1温度は、前記基板を処理するための初期設定温度である請求項
15に記載の基板処理装置。
【請求項17】
前記制御器は、
超臨界チャンバー内に第1基板を搬入して前記超臨界チャンバー内で第1基板を超臨界処理した後に、
前記第1基板を前記超臨界チャンバーから搬出入した後に、前記超臨界チャンバーを開放して前記超臨界チャンバー内の温度が既設定された温度になる時まで第1時間の間に前記超臨界チャンバーを空き状態に維持し、
その後に、前記超臨界チャンバー内に第2基板を搬入して前記超臨界チャンバー内で前記第2基板を超臨界処理するように前記超臨界チャンバーを制御する請求項
15に記載の基板処理装置。
【請求項18】
前記第1時間は、
前
記超臨界処理段階で前記第2基板を処理するための初期設定温度に基づいて設定される請求項
17に記載の基板処理装置。
【請求項19】
前記加熱手段は、前記ハウジングの外部に提供される請求項
15に記載の基板処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は基板を処理する装置及び方法に関し、さらに詳細には超臨界流体を利用して基板を処理する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に半導体素子はウエハのような基板から製造する。具体的に、半導体素子は蒸着工程、フォトリソグラフィー工程、蝕刻工程等を遂行して基板の上部面に微細な回路パターンを形成して製造される。
【0003】
上記の工程を遂行しながら、前記回路パターンが形成された基板の上部面に各種異物質が付着されるので、前記工程の間に基板の上の異物を除去する洗浄工程が遂行される。
【0004】
一般的に、洗浄工程はケミカルに基板に供給して基板の上の異物質を除去するケミカル処理、純水に基板に供給して基板上に残留するケミカルを除去するリンス処理、そして基板上に残留する純水を除去する乾燥処理を含む。
【0005】
基板を乾燥処理するために超臨界流体が使用される。一例によれば、基板の上の純水を有機溶剤で置換した後に、高圧チャンバー内で超臨界流体に基板の上部面に供給して基板上に残っている有機溶剤を超臨界流体に溶解させて基板から除去する。有機溶剤としてイソプロピルアルコール(isopropyl alcohol;以下、IPA)が使用される場合、超臨界流体としては臨界温度及び臨界圧力が相対的に低く、IPAが良く溶解される二酸化炭素(CO2)が使用される。
【0006】
超臨界流体を利用した基板の処理は次の通りである。基板が高圧チャンバー内に搬入されれば、高圧チャンバー内に超臨界状態の二酸化炭素が供給されて高圧チャンバー内部を加圧し、その後、超臨界流体の供給及び高圧チャンバー内の排気を繰り返しながら、超臨界流体で基板を処理する。そして、基板の処理が完了されれば、高圧チャンバー内部を排気して減圧する。
【0007】
但し、高温高圧の超臨界流体で数枚の先行基板を連続的に処理する場合、高圧チャンバーの温度が過熱されて後続きの基板の超臨界処理に悪い影響を及ぼす恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】日本国特許公開第2007-175559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は超臨界流体を利用して数枚の基板を連続的に処理する時に超臨界チャンバーの過熱を防止する基板処理装置及び方法を提供することにある。
【0010】
本発明の目的は超臨界流体を利用して数枚の基板を連続的に処理する時に各基板を同一な温度条件に処理することができる基板処理装置及び方法を提供することにある。
【0011】
本発明の目的はここに制限されなく、言及されないその他の目的は下の記載から当業者に明確に理解されるべきである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は基板処理方法を提供する。一実施形態で、基板処理方法は、超臨界チャンバー内に第1基板を搬入して超臨界チャンバー内で第1基板を超臨界処理する第1超臨界処理段階と、第1基板を超臨界チャンバーから搬出入した後に超臨界チャンバーを開放して超臨界チャンバー内の温度が既設定された温度になる時まで第1時間の間に超臨界チャンバーを空き状態に維持する休止段階と、超臨界チャンバー内に第2基板を搬入して超臨界チャンバー内で第2基板を超臨界処理する第2超臨界処理段階と、を含むことができる。
【0013】
一実施形態で、第1時間は、第2超臨界処理段階で第2基板を処理するための初期設定温度に基づいて設定されることができる。
【0014】
一実施形態で、第2超臨界処理段階は、超臨界チャンバー内に第1温度の流体を供給して流体を加圧する加圧段階と、流体で基板を処理する処理段階と、を含み、初期設定温度は、第1温度と同一であるか、或いはそれより低い温度に提供されることができる。
【0015】
一実施形態で、第1超臨界処理段階の前に、液処理チャンバー内で液処理された第1基板を超臨界チャンバーに搬送する搬送段階をさらに含み、搬送段階が既設定された時間より遅延される場合、超臨界チャンバー内の温度を上昇させる温度補正段階を遂行することができる。
【0016】
一実施形態で、温度補正段階は、超臨界チャンバー内部の温度が初期設定温度に至るための時間の間に遂行されることができる。
【0017】
一実施形態で、温度補正段階は、超臨界チャンバー内に第1温度の流体を供給して行われることができる。
【0018】
一実施形態で、温度補正段階の後に、休止段階が遂行されることができる。
【0019】
また、本発明の基板処理方法は、一実施形態で、液処理チャンバー内で基板を液処理した後に基板を高圧の超臨界チャンバーに搬送して超臨界チャンバー内で超臨界処理し、搬送が既設定された時間より遅延される場合、超臨界チャンバーの内部温度を補正する温度補正段階が遂行され、温度補正段階は、超臨界チャンバー内部の温度が超臨界チャンバー内で基板を処理するための初期設定温度になるための時間の間に遂行されることができる。
【0020】
一実施形態で、温度補正段階は、超臨界チャンバー内に高温の流体を供給して行われることができる。
【0021】
一実施形態で、温度補正段階で高温の流体で超臨界チャンバー内部を洗浄することができる。
【0022】
一実施形態で、超臨界処理は、超臨界チャンバー内に第1温度の流体を供給して流体を加圧する加圧段階と、流体で基板を処理する処理段階と、を含み、初期設定温度は第1温度と同一であるか、或いはそれより低い温度に提供されることができる。
【0023】
一実施形態で、温度補正段階で、超臨界チャンバー内に第1温度の流体を供給することができる。
【0024】
一実施形態で、超臨界処理は、超臨界チャンバー内に第1基板を搬入して超臨界チャンバー内で第1基板を超臨界処理する第1超臨界処理段階と、第1基板を超臨界チャンバーから搬出入した後に超臨界チャンバーを開放して超臨界チャンバー内の温度が既設定された温度になる時まで第1時間の間に超臨界チャンバーを空き状態に維持する休止段階と、超臨界チャンバー内に第2基板を搬入して超臨界チャンバー内で第2基板を超臨界処理する第2超臨界処理段階と、を含むことができる。
【0025】
一実施形態で、温度補正段階の後に、休止段階が遂行されることができる。
【0026】
一実施形態で、第1時間は、第2超臨界処理段階で第2基板を処理するための初期設定温度に基づいて設定されることができる。
【0027】
また、本発明は基板処理装置を提供する。一実施形態で、基板処理装置は、内部で基板を液処理する液処理チャンバーと、内部で基板を超臨界処理する超臨界チャンバーと、液処理チャンバー内の基板を超臨界チャンバーに搬送する搬送手段と、液処理チャンバー、超臨界チャンバー、そして搬送手段を制御する制御器と、を含み、超臨界チャンバーは、処理空間内で基板を支持する支持ユニットと、処理空間に流体を供給する流体供給ユニットと、流体を加熱する加熱手段と、を含み、制御器は、搬送手段が液処理チャンバーから超臨界チャンバーに基板を搬送する時間が既設定された時間より遅延される場合、処理空間に高温の流体を供給して超臨界チャンバーの内部温度を第1温度まで上昇させる温度補正段階が既設定された時間の間に遂行されるように超臨界チャンバーを制御することができる。
【0028】
一実施形態で、第1温度は基板を処理するための初期設定温度であり得る。
【0029】
一実施形態で、制御器は、超臨界チャンバー内に第1基板を搬入して超臨界チャンバー内で第1基板を超臨界処理した後に、第1基板を超臨界チャンバーから搬出入した後に超臨界チャンバーを開放して、超臨界チャンバー内の温度が既設定された温度になる時まで第1時間の間に超臨界チャンバーを空き状態に維持し、その後に超臨界チャンバー内に第2基板を搬入して超臨界チャンバー内で第2基板を超臨界処理するように超臨界チャンバーを制御することができる。
【0030】
一実施形態で、第1時間は、第2超臨界処理段階で第2基板を処理するための初期設定温度に基づいて設定されることができる。
【0031】
一実施形態で、加熱手段はハウジングの外部に提供されることができる。
【発明の効果】
【0032】
本発明の一実施形態によれば、超臨界流体を利用して数枚の基板を連続的に処理する時に超臨界チャンバーの過熱を防止することができる。
【0033】
本発明は超臨界流体を利用して数枚の基板を連続的に処理する時に各基板を同一な温度条件に処理することができる。
【0034】
本発明の効果が上述した効果によって限定されることではなく、言及されない効果は本明細書及び添付された図面から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【
図1】本発明の一実施形態による基板処理システムを概略的に示す平面図である。
【
図2】
図1の液処理チャンバーの一実施形態を概略的に示す図面である。
【
図3】
図1の超臨界チャンバーの一実施形態を概略的に示す図面である。
【
図4】本発明の一実施形態によって超臨界流体を供給する第1流体供給ユニット及び第2流体供給ユニットの一例を概略的に示す図面である。
【
図5】本発明の一実施形態による基板処理方法の順序図を示す図面である。
【
図6】加圧段階で
図4の第1流体供給ユニットが工程チャンバーに有機溶剤が溶解された超臨界流体を供給する形状を示す図面である。
【
図7】処理段階で
図4の第2流体供給ユニットが工程チャンバーに有機溶剤が溶解されない超臨界流体を供給する形状を示す図面である。
【
図8】排気段階で
図4の排気ユニットが工程チャンバーを排気する形状を示す図面である。
【
図9】は本発明の一実施形態によって温度補正段階が遂行される形状を示す。
【発明を実施するための形態】
【0036】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照してさらに詳細に説明する。本発明の実施形態は様々な形態に変形することができ、本発明の範囲が以下の実施形態に限定されることとして解釈されてはならない。本実施形態は当業界で平均的な知識を有する者に本発明をさらに完全に説明するために提供されることである。したがって、図面での要素の形状はより明確な説明を強調するために誇張されたことである。
【0037】
図1は本発明の一実施形態による基板処理システムを概略的に示す平面図である。
図1を参照すれば、基板処理システムはインデックスモジュール10、処理モジュール20、そして制御器(図示せず)を含む。一実施形態によれば、インデックスモジュール10と処理モジュール20は一方向に沿って配置される。以下、インデックスモジュール10と処理モジュール20が配置された方向を第1方向92とし、上部から見る時、第1方向92と垂直になる方向を第2方向94とし、第1方向92及び第2方向94と全て垂直になる方向を第3方向96とする。
【0038】
インデックスモジュール10は収納された容器80から基板Wを処理モジュール20に搬送し、処理モジュール20で処理が完了された基板Wを容器80に収納する。インデックスモジュール10の長さ方向は第2方向94に提供される。インデックスモジュール10はロードポート12(loadport)とインデックスフレーム14を有する。インデックスフレーム14を基準にロードポート12は処理モジュール20の反対側に位置される。基板Wが収納された容器80はロードポート12に置かれる。ロードポート12は複数に提供されることができ、複数のロードポート12は第2方向94に沿って配置されることができる。
【0039】
容器80としては前面開放一体型ポッド(Front Open Unified Pod:FOUP)のような密閉用容器が使用されることができる。容器80はオーバーヘッドトランスファー(Overhead Transfer)、オーバーヘッドコンベア(Overhead Conveyor)、又は自動案内車両(Automatic Guided Vehicle)のような移送手段(図示せず)や作業者によってロードポート12に置かれることができる。
【0040】
インデックスフレーム14にはインデックスロボット120が提供される。インデックスフレーム14内には長さ方向が第2方向94に提供されたガイドレール140が提供され、インデックスロボット120はガイドレール140上で移動可能に提供されることができる。インデックスロボット120は基板Wが置かれるハンド122を含み、ハンド122は前進及び後進移動、第3方向96を軸とした回転、そして第3方向96に沿って移動可能に提供されることができる。ハンド122は複数が上下方向に離隔されるように提供され、ハンド122は互いに独立的に前進及び後進移動することができる。
【0041】
処理モジュール20はバッファユニット200、搬送手段300、液処理チャンバー400、そして超臨界装置500を含む。バッファユニット200は処理モジュール20に搬入される基板Wと処理モジュール20から搬出される基板Wが一時的に留まる空間を提供する。液処理装置400は基板W上に液を供給して基板Wを液処理する液処理工程を遂行する。超臨界装置500は基板W上に残留する液を除去する乾燥工程を遂行する。搬送手段300はバッファユニット200、液処理装置400、そして超臨界装置500との間に基板Wを搬送する。
【0042】
搬送手段300はその長さ方向が第1方向92に提供されることができる。バッファユニット200はインデックスモジュール10と搬送手段300との間に配置されることができる。液処理装置400と超臨界装置500は搬送手段300の側部に配置されることができる。液処理装置400と搬送手段300は第2方向94に沿って配置されることができる。超臨界装置500と搬送手段300は第2方向94に沿って配置されることができる。バッファユニット200は搬送手段300の一端に位置されることができる。
【0043】
一例によれば、液処理装置400は搬送手段300の両側に配置され、超臨界装置500は搬送手段300の両側に配置され、液処理装置400は超臨界装置500よりバッファユニット200により近い位置に配置されることができる。搬送手段300の一側で液処理装置400は第1方向92及び第3方向96に沿って各々AXB(A、Bは各々1又は1より大きい自然数)配列に提供されることができる。また、搬送手段300の一側で超臨界装置500は第1方向92及び第3方向96に沿って各々CXD(C、Dは各々1又は1より大きい自然数)個が提供されることができる。上述したことと異なりに、搬送手段300の一側には液処理装置400のみが提供され、その他側には超臨界装置500のみが提供されることができる。
【0044】
搬送手段300は搬送ロボット320を有する。搬送手段300内には長さ方向が第1方向92に提供されたガイドレール340が提供され、搬送ロボット320はガイドレール340上で移動可能に提供されることができる。搬送ロボット320は基板Wが置かれるハンド322を含み、ハンド322は前進及び後進移動、第3方向96を軸とした回転、そして第3方向96に沿って移動可能に提供されることができる。ハンド322は複数が上下方向に離隔されるように提供され、ハンド322は互いに独立的に前進及び後進移動することができる。
【0045】
バッファユニット200は基板Wが置かれる複数のバッファ220を具備する。バッファ220は第3方向96に沿って相互間に離隔されるように配置されることができる。バッファユニット200は前面(front face)と背面(rear face)が開放される。前面はインデックスモジュール10と対向する面であり、後面は搬送手段300と対向する面である。インデックスロボット120は前面を通じてバッファユニット200に接近し、搬送ロボット320は背面を通じてバッファユニット200に接近することができる。
【0046】
図2は
図1の液処理装置400の一実施形態を概略的に示す図面である。
図2を参照すれば、液処理装置400は液処理チャンバー410、カップ420、支持ユニット440、液供給ユニット460、昇降ユニット480、及び制御器40を有する。制御器40は液供給ユニット460、支持ユニット440、及び昇降ユニット480の動作を制御する。液処理チャンバー410は大体に直方体形状に提供される。カップ420、支持ユニット440、そして液供給ユニット460は液処理チャンバー410内に配置される。
【0047】
カップ420は上部が開放された処理空間を有し、基板Wは処理空間内で液処理される。支持ユニット440は処理空間内で基板Wを支持する。液供給ユニット460は支持ユニット440に支持された基板W上に液を供給する。液は複数の種類に提供され、基板W上に順次的に供給されることができる。昇降ユニット480はカップ420と支持ユニット440との間の相対高さを調節する。
【0048】
一例によれば、カップ420は複数の回収筒422、424、426を有する。回収筒422、424、426は各々基板処理に使用された液を回収する回収空間を有する。各々の回収筒422、424、426は支持ユニット440を囲むリング形状に提供される。液処理工程を進行する時、基板Wの回転によって飛散される前処理液は各回収筒422、424、426の流入口422a、424a、426aを通じて回収空間に流入される。一例によれば、カップ420は第1回収筒422、第2回収筒424、そして第3回収筒426を有する。第1回収筒422は支持ユニット440を囲むように配置され、第2回収筒424は第1回収筒422を囲むように配置され、第3回収筒426は第2回収筒424を囲むように配置される。第2回収筒424に液を流入する第2流入口424aは第1回収筒422に液を流入する第1流入口422aより上部に位置され、第3回収筒426に液を流入する第3流入口426aは第2流入口424aより上部に位置されることができる。
【0049】
支持ユニット440は支持板442と駆動軸444を有する。支持板442の上面は大体に円形に提供され、基板Wより大きい直径を有することができる。支持板442の中央部には基板Wの背面を支持する支持ピン442aが提供され、支持ピン442aは基板Wが支持板442から一定距離離隔されるようにその上端が支持板442から突出されるように提供される。支持板442の縁部にはチャックピン442bが提供される。
【0050】
チョクピン442bは支持板442から上部に突出されるように提供され、基板Wが回転される時、基板Wが支持ユニット440から離脱されないように基板Wの側部を支持する。駆動軸444は駆動器446によって駆動され、基板Wの底面中央と連結され、支持板442をその中心軸に基準に回転させる。
【0051】
一例によれば、液供給ユニット460は第1ノズル462、第2ノズル464、そして第3ノズル466を有する。第1ノズル462は第1液に基板W上に供給する。第1液は基板W上に残存する膜や異物を除去する液であり得る。第2ノズル464は第2液を基板W上に供給する。第2液は第3液によく溶解される液であり得る。例えば、第2液は第1液に比べて第3液にさらによく溶解される液であり得る。第2液は基板W上に供給された第1液を中和させる液であり得る。また、第2液は第1液を中和させ、同時に第1液に比べて第3液によく溶解される液であり得る。
【0052】
一例によれば、第2液は水であり得る。第3ノズル466は第3液に基板W上に供給する。第3液は超臨界装置500で使用される超臨界流体によく溶解される液である。例えば、第3液は第2液に比べて超臨界装置500で使用される超臨界流体によく溶解される液であり得る。一例によれば、第3液は有機溶剤であり得る。有機溶剤はイソプロピルアルコール(IPA)であり得る。一例によれば、超臨界流体は二酸化炭素であり得る。
【0053】
第1ノズル462、第2ノズル464、そして第3ノズル466は互いに異なるアーム461に支持され、これらのアーム461は独立的に移動されることができる。選択的に、第1ノズル462、第2ノズル464、そして第3ノズル466は同一なアームに装着されて同時に移動されることができる。
【0054】
昇降ユニット480はカップ420を上下方向に移動させる。カップ420の上下移動によってカップ420と基板Wとの間の相対高さが変更される。これによって、基板Wに供給される液の種類に応じて前処理液を回収する回収筒422、424、426が変更されるので、液を分離回収することができる。上述したことと異なりに、カップ420は固定設置され、昇降ユニット480は支持ユニット440を上下方向に移動させることができる。
【0055】
図3は
図1の超臨界装置500の一実施形態を概略的に示す図面である。一実施形態によれば、超臨界装置500は超臨界流体を利用して基板W上の液を除去する。一実施形態によれば、基板W上の液はイソプロピルアルコール(IPA)である。超臨界装置500は超臨界流体に基板上に供給して基板W上のIPAを超臨界流体に溶解させて基板WからIPAを除去する。一例で、超臨界流体は超臨界状態の二酸化炭素である。
【0056】
超臨界装置500は内部に超臨界チャンバー520、流体供給ユニット560、支持ユニット580、加熱手段(図示せず)、そして排気ライン550を含む。
【0057】
超臨界チャンバー520は超臨界処理が遂行される処理空間502を提供する。超臨界チャンバー520は上部ハウジング522と下部ハウジング524を有し、上部ハウジング522と下部ハウジング524は互いに組み合わせて上述した処理空間502を提供する。上部ハウジング522は下部ハウジング524の上部に提供される。
【0058】
一例で、上部ハウジング522はその位置が固定され、下部ハウジング524はシリンダーのような駆動部材590によって昇下降されることができる。選択的に、下部ハウジング524はその位置が固定され、上部ハウジングがシリンダーのような駆動部材によって昇下降されることができる。下部ハウジング524が上部ハウジング522から離隔されれば、処理空間502が開放され、この時、基板Wが搬入又は搬出される。
【0059】
工程進行する時には下部ハウジング524が上部ハウジング522に密着されて処理空間502が外部から密閉される。
【0060】
支持ユニット580は超臨界チャンバー520の処理空間502内で基板Wを支持する。超臨界チャンバー520の処理空間502に搬入された基板Wは支持ユニット580に置かれる。一例によれば、基板Wはパターン面が上部に向かうように支持ユニット580によって支持される。
【0061】
流体供給ユニット560は超臨界チャンバー520の処理空間502に基板を処理するための超臨界流体を供給する。一例によれば、流体供給ユニット560はメーン供給ライン562、上部供給ライン564、そして下部供給ライン566を有する。上部供給ライン564と下部供給ライン566はメーン供給ライン562から分岐される。上部供給ライン564は上部ハウジング522の中央に結合されることができる。一例によれば、下部供給ライン566は下部ハウジング524に結合されることができる。また、下部ハウジング524には排気ラインが結合される。超臨界チャンバー520の処理空間502内の流体は排気ラインを通じて超臨界チャンバー520の外部に排気される。
【0062】
加熱手段(図示せず)は超臨界チャンバー520内に供給される流体を加熱する。一例で、加熱手段(図示せず)はメーン供給ライン562、上部供給ライン564、下部供給ライン566の中で少なくともいずれか1つ以上に設置されるヒーターで提供される。これと異なりに、加熱手段(図示せず)は、超臨界チャンバー520の内壁に設置されるヒーター(570)であり得る。
【0063】
加熱手段(図示せず)は、処理空間502に供給される流体を加熱して超臨界流体状態にする。一例で、加熱手段(図示せず)は上部供給ライン564と下部供給ライン566に設置されたヒーターで提供されて処理空間502の外部から流体を第1温度に加熱して処理空間502に供給する。一例で、第1温度は流体の臨界点より低い温度に提供される。第1温度の流体は一定時間の間に処理空間502を加圧してその後に超臨界状態に転換される。
【0064】
以下、
図4乃至
図8を参照して本発明の基板処理方法に対して説明する。
図4は本発明の一実施形態による基板処理方法の順序図を示す図面である。制御器は本発明の基板処理方法を遂行するために基板処理装置を制御する。一例で、処理空間502に供給される流体は二酸化炭素である。
【0065】
図4を参照すれば、本発明の基板処理方法は、第1超臨界処理段階(S10)、休止段階(S20)、そして第2超臨界処理段階(S30)を含む。第1超臨界処理段階(S10)で、
図5に図示されたように、超臨界チャンバー520内に第1基板W1を搬入して超臨界チャンバー520内で第1基板W1を超臨界処理する。その後に、
図6に図示されたように休止段階(S20)で第1基板W1を超臨界チャンバー520から搬出入した後に超臨界チャンバー520を開放して超臨界チャンバー520内の温度が既設定された温度になる時まで第1時間の間に超臨界チャンバー520を空き状態に維持する。休止段階(S20)が完了されれば、
図7に図示されたように第2超臨界処理段階(S30)で、超臨界チャンバー520内に第2基板W2を搬入して超臨界チャンバー520内で第2基板W2を超臨界処理する。説明の便宜のために、第1超臨界処理段階(S10)と第2超臨界処理段階(S30)のみを説明したが、超臨界チャンバー520内で2枚以上に該当する数枚の基板を順次的に超臨界処理し、各々の超臨界処理段階の間には休止段階(S20)を含むことができる。
【0066】
一例で、各々の超臨界処理段階は加圧段階と処理段階を含む。加圧段階で処理空間502に第1温度の二酸化炭素が供給されて処理空間502を加圧する。加圧は処理空間502の内部が二酸化炭素が超臨界流体がされる臨界圧力又はその以上になる時まで行われる。その後に、処理段階で基板を超臨界状態の二酸化炭素で処理する。
【0067】
図8は本発明の一実施形態に係って休止段階(S20)T1、T2が遂行される時点を示すスケジューリング表である。一例で、順次的に超臨界チャンバー520内で数枚の基板が超臨界処理され、各々の基板は同一な工程条件で超臨界処理が遂行される。しかし、反復的に高温の二酸化炭素を処理空間502内に供給して基板を処理することに応じて処理空間502の温度は必要以上に過熱される。これを防止するために、本発明は、第1超臨界処理段階(S10)と第2超臨界処理段階(S30)との間に休止段階(S20)が提供される。休止段階(S20)は第1超臨界処理段階(S10)で加熱された超臨界チャンバー520を自然冷却して超臨界チャンバー520が過熱されることを防止する。
【0068】
一例で、休止段階(S20)は既設定された第1時間の間に遂行される。各超臨界処理段階と休止段階(S20)で超臨界チャンバー520の内部又は外部の温度を別に測定しなく、休止段階(S20)を定まれた時間の間に遂行する。例えば、第1超臨界処理段階(S10)の後に基板を超臨界チャンバー520を開放して処理空間502から搬出入し、超臨界チャンバー520を開放した状態に維持する場合、時間と超臨界チャンバー520の内部温度の下降の関係に関するデータを予め格納する。そして、該当データに基づいて、休止段階(S20)をどのくらいの時間の間に遂行するかを設定する。一例で、休止段階(S20)を遂行する第1時間は、第2超臨界処理段階(S30)で第2基板W2を処理するための初期設定温度に基づいて設定されることができる。例えば、初期設定温度は各基板を超臨界処理するために要求されるチャンバー内の初期温度である。一例で、初期設定温度は加圧段階で処理空間502に供給される流体の温度と同一であるか、或いは低く提供されることができる。即ち、休止段階(S20)は超臨界チャンバー520の内部温度が第1温度又はこれより低い温度になる時間の間に遂行され、加圧段階で第1温度の二酸化炭素が処理空間502に供給されることができる。超臨界チャンバー520の内部温度が後続きの基板を処理するための温度又はその以下まで下がるにつれて後続きの基板を処理する時に、処理空間502の過熱による問題を防止することができる。また、各々の基板を同一な工程温度に処理することができるので、同一なコンディションの工程結果物を得ることができる。
【0069】
但し、超臨界処理をする時に超臨界チャンバー520に基板を投入する時間を調節しても、超臨界チャンバー520に伝達されなければならない基板が所定時間に超臨界チャンバー520に到達しなければ、休止段階(S20)が終了された後、適切な時間に後続きの基板が超臨界処理されることができない。この場合、むしろ処理空間502の温度が過度に低くなって工程に影響を与える可能性がある。これを防止するために、本発明は温度補正段階を含む。
【0070】
一例で、基板を超臨界処理する前に、液処理チャンバー400内で基板を液処理し、搬送手段300が基板を液処理チャンバー400から超臨界チャンバー520に搬送する。しかし、液処理チャンバー400又は搬送手段300に問題が生じて超臨界チャンバー520に基板を搬送できない場合が発生することができる。既設定された搬送時間を超過して基板の搬送が遅延される場合、処理空間502の温度が過度に低くなる可能性があるので、温度補正段階が遂行される。
【0071】
図9は本発明の一実施形態によって温度補正段階が遂行される形状を示す。第1超臨界処理段階(S10)が遂行された後に、既設定された時間の間に休止段階(S20)が遂行される。休止段階(S20)が遂行された後に既設定された時間内に第2基板W2が超臨界チャンバー520に投入されなければ、温度補正段階が遂行される。一例で、温度補正段階は、超臨界チャンバー520の内部の温度が初期設定温度になるための時間の間に遂行されることができる。例えば、初期設定温度は各基板を超臨界処理するために要求されるチャンバー内の初期温度である。
【0072】
一例で、温度補正段階は、超臨界チャンバー520内に第1温度の流体を供給して行われることができる。温度補正段階では、加圧段階でも同様に流体供給ユニットを通じて処理空間502に第1温度の二酸化炭素を供給することができる。一実施形態で、温度補正段階で高温の流体で超臨界チャンバー520の内部を洗浄することができる。温度補正段階で、加圧段階でと同様に第1温度の二酸化炭素を処理空間502に供給することによって、処理空間502の温度を後続きの基板を処理するための適合な温度に合わせるという長所がある。
【0073】
一例で、温度補正段階は、休止段階(S20)と同様に超臨界チャンバー520の内部又は外部の温度を測定しなく、遂行されることができる。例えば、処理空間502内に第1温度の流体を供給する場合、時間と超臨界チャンバー520の内部温度の上昇関係に関するデータを予め格納する。そして、該当データに基づいて温度補正段階をどのくらいの時間の間に遂行するかを設定する。
【0074】
一実施形態で、温度補正段階の後に、休止段階(S20)が遂行されることができる。例えば、温度補正段階が遂行される間にも基板が超臨界チャンバー520内に投入される準備が行われない場合、休止段階(S20)を遂行して処理空間502が過熱されることを防止することができる。
【0075】
本発明の一実施形態によれば、超臨界チャンバー520内部の温度が過熱されるか、或いは過度に冷却されることを防止することができる。
【0076】
また、本発明の一実施形態によれば、超臨界チャンバー520内で数枚の基板を連続的に各々処理する時に、各々の基板を同一な温度で処理することができる。
【0077】
上述した例では、超臨界チャンバー520の内部又は外部の温度を測定する手段がなしで各段階が遂行されることと説明した。しかし、これと異なりに、各段階は超臨界チャンバー520の内部又は外部の温度を測定し、これに基づいて遂行されることができる。
【0078】
以上の詳細な説明は本発明を例示するものである。また、前述した内容は本発明の好ましい実施形態を例として説明することであり、本発明は多様な他の組合、変更、及び環境で使用することができる。即ち、本明細書に開示された発明の概念の範囲、前述した開示内容と均等な範囲、及び/又は当業界の技術又は知識の範囲内で変更又は修正が可能である。前述した実施形態は本発明の技術的思想を具現するための最善の状態を説明することであり、本発明の具体的な適用分野及び用途で要求される様々な変更も可能である。したがって、以上の発明の詳細な説明は開示された実施状態に本発明を制限しようとする意図ではない。添付された請求の範囲は他の実施状態も含むことと解析されなければならない。
【符号の説明】
【0079】
500 超臨界装置
502 処理空間
520 超臨界チャンバー
522 上部ハウジング
524 下部ハウジング
550 排気ライン
560 流体供給ユニット
562 メーン供給ライン
564 上部供給ライン
566 下部供給ライン
570 加熱手段
580 支持ユニット