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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-02
(45)【発行日】2024-04-10
(54)【発明の名称】往復式電気かみそり
(51)【国際特許分類】
   B26B 19/04 20060101AFI20240403BHJP
   B26B 19/10 20060101ALI20240403BHJP
【FI】
B26B19/04 U
B26B19/10 A
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2023172179
(22)【出願日】2023-10-03
(62)【分割の表示】P 2020114291の分割
【原出願日】2020-07-01
(65)【公開番号】P2023168506
(43)【公開日】2023-11-24
【審査請求日】2023-10-03
(31)【優先権主張番号】P 2019175684
(32)【優先日】2019-09-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519157727
【氏名又は名称】マクセルイズミ株式会社
(72)【発明者】
【氏名】宮本 尚
【審査官】山村 和人
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-127385(JP,A)
【文献】特開2011-067420(JP,A)
【文献】国際公開第2011/037126(WO,A1)
【文献】特表2017-536948(JP,A)
【文献】特開平08-318057(JP,A)
【文献】特開2015-173703(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B26B 19/00 - 19/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外刃と、前記外刃の内面に摺接しつつ左右に往復動する内刃とを備えた往復式電気かみそりであって、
前記外刃は、複数の第1外刃と当該第1外刃と異なる形状の複数の第2外刃とが配されており、
前記内刃は、前記第1外刃と対応する第1内刃と前記第2外刃と対応する第2内刃とが配されており、
前記第1外刃と前記第1内刃とでカット刃が構成されており、前記第2外刃と前記第2内刃とでトリマ刃が構成されており、
前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃、前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃が記載順に6つ並んで設けられており、
前記カット刃及び前記トリマ刃は昇降可能に設けられており、
前記記載順に6つ並んだ前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃、前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃において、1番目に並んだ前記カット刃に比べて2番目に並んだ前記トリマ刃の昇降量が小さくなるように設定されており、かつ、6番目に並んだ前記カット刃に比べて5番目に並んだ前記トリマ刃の昇降量が小さくなるように設定されていることを特徴とする往復式電気かみそり。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、往復式電気かみそりに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、往復式電気かみそりは、肌への接触面積を広くするためにヘッド部における外刃の数を多くする取り組みがなされている。外刃は対応する内刃と組み合わせて使用されており、2つのオシレータによって内刃が往復動する。外刃は、一般に、カット刃とトリマ刃との組み合わせによって構成される。
【0003】
従来、ヘッド部に外刃を5つ設けた構成の往復式電気かみそりが知られている(特許文献1:特開2011-067420号公報)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2011-067420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、外刃の数を多くして肌への接触面積を広くすることができる往復式電気かみそりを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る往復式電気かみそりは、外刃と、前記外刃の内面に摺接しつつ左右に往復動する内刃とを備えた往復式電気かみそりである。前記外刃は、複数の第1外刃と当該第1外刃と異なる形状の複数の第2外刃とが配されている。前記内刃は、前記第1外刃と対応する第1内刃と前記第2外刃と対応する第2内刃とが配されている。前記第1外刃と前記第1内刃とでカット刃が構成されており、前記第2外刃と前記第2内刃とでトリマ刃が構成されている。前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃、前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃が記載順に6つ並んで設けられていることを特徴とする。また、前記カット刃及び前記トリマ刃は昇降可能に設けられている。前記記載順に6つ並んだ前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃、前記カット刃、前記トリマ刃、前記カット刃において、1番目に並んだ前記カット刃に比べて2番目に並んだ前記トリマ刃の昇降量が小さくなるように設定されており、かつ、6番目に並んだ前記カット刃に比べて5番目に並んだ前記トリマ刃の昇降量が小さくなるように設定されている。
【0007】
この構成によれば、本体の上面側に6つの外刃が並んで配置されるので、肌への接触面積を広くすることができる。また、6つの外刃が前後に対称配置されているので、本体の持ち方を問わず、前後どちらからでも同様の剃り味が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】図図1は本発明の第1の実施形態に係る往復式電気かみそりの例を示す概略の斜視図である。
図2図2図1の概略のII-II線断面図である。
図3図3図1の概略の構造展開図である。
図4図4は第1の実施形態における外刃及び内刃の配置例を示す概略の断面図である。
図5図5Aは第1オシレータにおけるアーム部の例を示す概略の側面図であり、図5Bは第2オシレータにおけるアーム部の例を示す概略の側面図である。
図6図6は外刃が取付けられた外刃保持枠の例を示す概略の側面図である。
図7図7は外刃が取付けられた外刃保持枠の例を示す概略の斜視図である。
図8図8A図8Eは、それぞれ、第1オシレータにおける補強部の配置例を示す概略の斜視図である。
図9図9は本発明の第2の実施形態に係る往復式電気かみそりの例を示す概略の構造展開図である。
図10図10は第2の実施形態における外刃及び内刃の配置例を示す概略の断面図である。
図11図11Aは第1オシレータの例を示す概略の側面図であり、図11Bは第2オシレータの例を示す概略の側面図である。
図12図12Aは第1オシレータにおけるアーム部の例を示す概略の側面図であり、図11Bは第2オシレータにおけるアーム部の例を示す概略の側面図である。
図13図13Aは第1オシレータの例を示す概略の側面図であり、図13Bは第2オシレータの例を示す概略の側面図である。
図14図14Aは第1オシレータにおけるアーム部の例を示す概略の側面図であり、図14Bは第2オシレータにおけるアーム部の例を示す概略の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。本実施形態は、モータ5と電源部22と制御部23が本体2に内蔵されており、モータ5の駆動力によって内刃12を往復動させる構成の往復式電気かみそり1である。モータ5と電源部22と制御部23は既知の技術が適用できる。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
(第1の実施形態)
図1図3に示すように、往復式電気かみそり1は、一例として、使用者が把持するグリップ部が形成された本体2と、本体2の正面に配設された電源スイッチ21と、本体2の上側のヘッド部2aに取付けられた刃枠3を有する。刃枠3には複数の外刃11が配設されており、外刃11は対応する内刃12と組み合わせて使用される。この例では、本体2の上面側に6つ以上の外刃11が配されており、各内刃12は外刃11の内面にそれぞれ摺接しつつ外刃11の長手方向に往復動する構成になっている。そして、各内刃12の昇降動作に追従可能に外刃11が外刃保持枠4に取付けられており、外刃保持枠4が刃枠3に着脱可能に取付けられる構成である。
【0011】
外刃11は、複数の第1外刃11aと当該第1外刃11aと異なる形状の複数の第2外刃11bとが配されている。また、内刃12は、第1外刃11aと一対一で対応する第1内刃12aと、第2外刃11bと一対一で対応する第2内刃12bとが配されている。そして、第1外刃11aと第1内刃12aとで広角のカット刃10aが構成されており、第2外刃11bと第2内刃12bとでトリマ刃10bが構成されており、トリマ刃10bがカット刃10aに隣接して配されている構成である。トリマ刃10bをカット刃10aに隣接して配することで外刃同士の間隔を狭くした構成になり、ヘッド部2aのサイズの拡大を抑えることができる。なお、往復式電気かみそり1の各部の位置関係を説明し易くするため、図中に矢印で向きを示しており、本明細書では、本体2の正面を「前」と表記し、本体2の背面を「後」と表記する場合がある。
【0012】
図1図3の例は、本体2を基準として、ヘッド部2aが左右または前後に首振りする構成である。また、本体2の背面側に、キワゾリ刃13とスライドスイッチ25とが配されている構成である。キワゾリ刃13は、片側が櫛状に加工された金属板からなる第3外刃が樹脂フレームに取付けられているとともに、第3外刃に対応する第3内刃が第3外刃の内面に摺接しつつ第3外刃の長手方向に往復動する構成になっている。そして、スライドスイッチ25を上方向にスライドさせてキワゾリ刃13を起立させると、第2オシレータ8におけるアーム部8dの第4腕18dとが連結して第2オシレータ8とキワゾリ刃13とが連動可能になり、モータ5の駆動力によってキワゾリ刃13における内刃を往復動させる構成である。つまり、スライドスイッチ25を上方向にスライドさせてキワゾリ刃13を起立させた状態において、第2オシレータ8とキワゾリ刃13とが連動可能な構成である。キワゾリ刃13は既知の技術が適用できる。なお、上記の構成に限定されず、例えば、本体2とヘッド部2aを一体形成にした構成にする場合があり、また、キワゾリ刃13を省いた構成にすることも可能である。
【0013】
図2に示すように、本体2には、モータ5における駆動軸5aの回転運動を直線運動に変換するクランク部6と、クランク部6を介してモータ5の駆動力によって内刃12を往復動させる第1オシレータ7及び第2オシレータ8が備わっており、押え板24がヘッド部2aに取付け固定されている。ここで、第1オシレータ7は本体2の正面寄りに配設されており、第2オシレータ8は本体2の背面寄りに配設されている。そして、駆動軸5aと、第1オシレータ7における可動台7aに形成された長穴7e、並びに、第2オシレータ8における可動台8aに形成された長穴8eとはクランク部6によって接続されている。クランク部6は、一例として、特開2018-187045に記載されているような既知の技術が適用できる。
【0014】
図4図1における外刃11及び内刃12の配置例を示す概略の図であり、外刃11、内刃12、外刃保持枠4及び刃枠3の配置構成を示す概略の断面図である。一例として、外刃11は、4つの第1外刃11aが前後に対称配置されており、第1外刃11aと異なる形状の2つの第2外刃11bが前後に対称配置されており、隣り合って配設された第1外刃11aと第2外刃11bとは各々昇降動可能に連結されている。
【0015】
一例として、第1外刃11aは微細孔が形成された金属板を断面逆U字形状にして樹脂フレームに取付けた構成になっている。一例として、第2外刃11bは片側が櫛状に加工された金属板を前後一対で樹脂フレームに取付けた構成になっている。内刃12は外刃11と一対一で対応して配設されており、第1外刃11aと対応する断面逆U字形状の第1内刃12aと、第2外刃11bと対応する断面逆L字で前後に対称配置された形状の第2内刃12bとからなる構成である。一例として、第1内刃12aは、コイルバネ12jにて付勢されて第1外刃11aの内面に摺接しつつ第1外刃11aの長手方向に往復動する。第2内刃12bは第2外刃11bの内側に取付けられて第2外刃11bの内面に摺接しつつ第2外刃11bの長手方向に往復動する。第1外刃11a及び第1内刃12aは、広角のカット刃10aを構成しており、断面視でいわゆるアーチ形状になっている。第2外刃11b及び第2内刃12bは、トリマ刃10bを構成しており、断面視でいわゆるT字形状になっている。外刃11におけるカット刃10aとトリマ刃10bとの構成比は任意である。外刃11及び内刃12は既知の技術が適用できる。
【0016】
図1に示すように、本実施形態の外刃11は、6つまたは6つ以上配置されている構成である。この構成により、肌への接触面積を従来品よりも広くしつつ顎など起伏が大きい個所の髭をより確実に剃ることができる。また、複数の外刃11は、前後に対称配置されているので、本体2の持ち方を問わず、前後どちらからでも同様の剃り味が得られる。そして、ヘッド部2aのサイズの拡大を抑えつつ、外刃11の数を多く配置することを可能にしている。
【0017】
図4に示すように、第1外刃11a、第2外刃11b、第1外刃11a、第1外刃11a、第2外刃11b、第1外刃11aの順に前後に対称配置している。これにより、第1オシレータ7によって往復動される第1内刃12a、第2内刃12b及び第1内刃12aと、第2オシレータ8によって往復動される第1内刃12a、第2内刃12b及び第1内刃12aとは同じ組み合わせにできる。よって、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つことが容易にできる。尚且つ、アーチ形状のカット刃10aとアーチ形状のカット刃10aとの隙間を埋めるようにT字形状のトリマ刃10bを配設したので、ヘッド部2aのサイズを最小にできる。
【0018】
一例として、本体2の上面側に外刃11が6つ配されている構成の場合、第1オシレータ7に配分される内刃12の数は2、3または4になる。
【0019】
図3図5Aおよび図5Bに示す例は、第1オシレータ7に配分される内刃12の数を3にして、第2オシレータ8に配分される内刃12の数を3にしたときに、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つ構成である。
【0020】
図5Aは第1オシレータ7におけるアーム部7dの例を示す概略の側面図であり、図5Bは第2オシレータ8におけるアーム部8dの例を示す概略の側面図である。アーム部7dは、第1腕17a、第2腕17b、第3腕17c、腕支持部17e及びアーム取付部17fが一体成形されている。また、アーム部8dは、第1腕18a、第2腕18b、第3腕18c、第4腕18d、腕支持部18e及びアーム取付部18fが一体成形されている。
【0021】
アーム部7dにおける第1腕17aと第2腕17bと第3腕17cとは等間隔で上向きに立設しており、アーム取付部17fが第1オシレータ7のアーム受部に取付け固定される。アーム部8dにおける第1腕18aと第2腕18bと第3腕18cとは等間隔で上向きに立設しており、第4腕18dが下向きに付設されており、アーム取付部18fが第2オシレータ8のアーム受部に取付け固定される。
【0022】
第1オシレータ7におけるアーム部7dは、上下方向の第1中心線P1の線上に内刃12のうちの1つが取付けられる。ここでは、第1腕17aに第1内刃12aが取付けられ、第2腕17bに第2内刃12bが取付けられ、第3腕17cに第1内刃12aが取付けられる。また、アーム取付部17fは腕支持部17eを介して第2腕17bの真下の位置に配設される。この構成によれば、第1オシレータ7は第1中心線P1を基準として3つの内刃12が前後に対称配置になるので、第1オシレータ7の負荷バランスを保つことができる。
【0023】
第2オシレータ8におけるアーム部8dは、第1中心線P1と平行な第2中心線P2の線上に内刃12のうちの1つが取付けられる。ここでは、第1腕18aに第1内刃12aが取付けられ、第2腕18bに第2内刃12bが取付けられ、第3腕18cに第1内刃12aが取付けられる。これにより、第2オシレータ8は上下方向の第2中心線P2を基準として3つの内刃12が前後に対称配置になる。一方、アーム取付部18fは腕支持部17eを介して第2腕17bの真下の位置よりも前方の位置に配設される。これにより、第2オシレータ8の負荷バランスを保つことができる。
【0024】
つまり、第1オシレータ7におけるアーム部7dは、第1オシレータ7における上下方向の第1中心線P1上または上下方向の第1中心線P1寄りに第2内刃12bのうちの1つが取付けられており、かつ、第2オシレータ8におけるアーム部8dは、第2オシレータ8における上下方向の第2中心線P2上または上下方向の第2中心線P2寄りに第2内刃12bのうちの1つが取付けられている構成である。この構成によれば、第1内刃12aに比べて摺接しつつ往復動する際の負荷が大きい第2内刃12bのうちの1つは、第1中心線P1上または上下方向の第1中心線P1寄りに取付けられており、また、第2内刃12bのうちの1つは、第2中心線P2上または上下方向の第2中心線P2寄りに取付けられているので、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つことが容易にできる。
【0025】
図3および図5Aに示すように、第1オシレータ7におけるアーム部7dは、第1腕17a、第2腕17b、第3腕17cが等間隔で腕支持部17eの真上に配されており、アーム取付部17fが腕支持部17eの真下に配されており、アーム取付部17fが可動台7aに立設固定されている構成であり、かつ、第1オシレータ7におけるアーム取付部17fと、第2内刃12bが取付けられる第2腕17bとは、平面視で重なる位置に配されている。尚且つ、図3および図5Bに示すように、第2オシレータ8におけるアーム部8dは、第1腕18a、第2腕18b、第3腕18cが等間隔で腕支持部18eの真上に配されており、アーム取付部18fが腕支持部18eの真下に配されており、アーム取付部18fが可動台8aに立設固定されている構成であり、かつ、第2オシレータ8におけるアーム取付部18fと、第2内刃12bが取付けられる第2腕18bとは、平面視で重なる位置に配されている。これにより、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つことが容易にできる。
【0026】
図2に示すように、モータ5における駆動軸5aの軸線P3は、第3腕17cと第1腕18aとのちょうど中間の位置を基準として第1腕18aに至らない範囲内で後方の位置になる。一例として、駆動軸5aの軸線P3は、第3腕17cと第1腕18aとのちょうど中間の位置を基準として0.5[mm]以上かつ1.5[mm]以下の範囲内で後方の位置になる。これにより、第1オシレータ7及び第2オシレータ8の負荷バランスを保つことが容易にできる。なお、キワゾリ刃13を有していない構成にした場合、第2オシレータ8は、第1オシレータ7と同じ配置構成になるので、駆動軸5aの軸線P3は、第3腕17cと第1腕18aとのちょうど中間の位置になる。
【0027】
図6は、第1外刃11aと第2外刃11bが取付けられた外刃保持枠4の例を示す概略の側面図である。外刃保持枠4は、前方から後方に向かって所定間隔で、第1窓部14a、第2窓部14b、第3窓部14c、第4窓部14d、第5窓部14e及び第6窓部14fが両側面に形成されている。そして、第1外刃11aと第2外刃11bの両側にそれぞれ形成された凸部11dが各窓部に取付けられており、第1外刃11aと第2外刃11bは、各窓部に各凸部が上下にスライド可能な範囲内で、各々昇降可能な構成になっている。
【0028】
第1外刃11aと第2外刃11bは、それぞれ独立して昇降動作が可能な構成である。ここで、第1外刃11aは、本体2の正面寄りの位置における昇降量及び本体2の背面寄りの位置における昇降量は、いずれも、本体2の中央寄りの位置における昇降量よりも大きい構成である。これにより、顎など起伏が大きい個所の髭を剃る場合、起伏が大きい個所に最初に当たり易い本体2の正面寄りの第1外刃11aまたは本体2の背面寄りの第1外刃11aは、本体2の中央寄りの第1外刃11aに比べてストロークを大きくできるので、髭をより確実に捉えて剃ることができる。ここで、第2外刃11bは、第1外刃11aにおける本体2の正面寄りの位置における昇降量及び本体2の背面寄りの位置における昇降量と同じにしている。なお、上記構成に限られず、第1外刃11a及び第2外刃11bは、本体2の正面から中央に向かって徐々に昇降量が小さくなるようにするとともに、本体2の背面から中央に向かって徐々に昇降量が小さくなるように構成する場合がある。
【0029】
図7は、第1外刃11aと第2外刃11bが取付けられた外刃保持枠4の例を示す概略の斜視図である。外刃保持枠4は、第1外刃11aと第2外刃11bを昇降動するようにガイドしつつ第1外刃11aと第2外刃11bの昇降動作可能範囲を規制する軸状部材9を有している。軸状部材9は外刃保持枠4の長手方向における所定位置に配設されており、且つ、軸状部材9の軸線の向きは外刃保持枠4の短手方向になっている。ここでは、隣り合って配設された第1外刃11aと第2外刃11bとは各々昇降動可能に連結されている。この構成によれば、軸状部材9を配設したことで、外刃11の昇降動作がちぐはぐになることが防止できる。つまり、軸状部材9によって、複数の外刃11が円滑に昇降動するようにガイドされるとともに昇降動作可能範囲が規制されるので、ヘッド部2aにおける外刃11の数を多くしても円滑な昇降動作が可能な構成になる。また、従来品のような第1外刃1と第1外刃とを仕切るガイド板をなくしているので、ヘッド部2aのサイズのさらなる小型化を図った構成になる。つまり、軸状部材9を配設したことで、第1外刃11aおよび第2外刃11bの昇降動作可能範囲は、髭剃りに適正な範囲内に規制されて、円滑な昇降動作が可能な構成になる。尚且つ、小型で使い勝手の良いヘッド部2aを備えた往復式電気かみそり1になる。
【0030】
軸状部材9は、樹脂、金属、セラミックス、またはこれらの複合材料からなる。軸状部材9は、軸部分がガイド機能を有しており、一例として、ピン形状または棒形状である。軸状部材9における軸部分の断面形状は、円形状、楕円形状、四角形状、矩形状、三角形状、または多角形状である。
【0031】
軸状部材9は、外刃保持枠4の短手方向に軸線があり、外刃保持枠4の長手方向における所定の位置に配設されており、第1外刃11aや第2外刃11bの昇降動作が可能な範囲を規制する。この構成によれば、外刃11の数を従来品より多くしても円滑な昇降動作が可能になる。一例として、軸状部材9は、外刃保持枠4の長手方向における左寄りの位置または右寄りの位置に配設されている。これにより、外刃11のそれぞれの昇降動作の自由度が高い構成になる。一例として、外刃保持枠4の両側に形成された貫通孔14gに、軸状部材9の両端に形成された先鋭部が嵌め込まれている。なお、上記構成に限られず、軸状部材9の両端にフランジを取付けて、外刃保持枠4の両側の内壁に形成されたガイド溝に軸状部材9のフランジを取付ける構成にすることも可能である。
【0032】
第1外刃11aは底面から上方向にスリット11cが形成されている。軸状部材9はスリット11cを貫通しており、且つ、スリット11cは軸状部材9に摺動する構成である。ここでは、軸状部材9はスリット11cに嵌め合わされている。これにより、第1外刃11aや第2外刃11bはそれぞれ左右に傾斜可能になるとともに、それぞれ上下に昇降動可能になるので、外刃11及び内刃12の動作の自由度が高い構成になる。さらに、外刃保持枠4に第1外刃11aと第2外刃11bと軸状部材9を取付ける際の組立が容易になるとともに、メンテナンスが容易になる。
【0033】
図3に示すように、第1オシレータ7は本体2の正面寄りに配設されており、第2オシレータ8は本体2の背面寄りに配設されている。第1オシレータ7は、往復動可能な可動台7aと、可動台7aの両端に配設されて可動台7aを吊持する支持部7bと、支持部7bの両端に配設されて本体2の内部にねじ等の固定手段によって取付けられた取付部7cと、可動台7aに立設固定されて上端部が内刃12に着脱可能に取付けられたアーム部7dを有する。また、第2オシレータ8は、往復動可能な可動台8aと、可動台8aの両端に配設されて可動台8aを吊持する支持部8bと、支持部8bの両端に配設されて本体2の内部にねじ等の固定手段によって取付けられた取付部8cと、可動台8aに立設固定されて上端部が内刃12に着脱可能に取付けられたアーム部8dを有する。支持部7b並びに支持部8bは正面視でU字状(略U字状を含む)である。可動台7a並びに可動台8aは、長穴7e並びに長穴8eに接続されたクランク部6によってそれぞれ左右に往復動する。
【0034】
従来品は、一例として、ヘッド部に外刃を5つ設けた構成になっており、一方のオシレータにおける可動台に立設固定されて上端部が内刃に着脱可能に取付けられたアーム部の位置は、他方のオシレータにおける可動台に立設固定されて上端部が内刃に着脱可能に取付けられたアーム部の位置に比べてモータの駆動軸の軸線から離れた位置になってしまう。そのため、アーム部に横ブレが生じ易く、横ブレが生じるとオシレータが異常振動するという問題がある。外刃の数を従来よりもさらに多くしようとするとより異常振動し易い状態になる。そのため、ヘッド部に設けられる外刃の数の上限は5つであった。
【0035】
そこで本実施形態は、図2に示すように、駆動軸5aの軸線P3とアーム部8dの第2中心線P2との間隔に比べて、駆動軸5aの軸線P3とアーム部7dの第1中心線P1との間隔を大きくすることで、従来品よりも外刃11の数を多くできている。
【0036】
図8A図8Eに示すように、本実施形態の第1オシレータ7は、可動台7aと支持部7bとの連結を補強する補強部7fが支持部7bから長穴7eに向けて延設される。補強部7fは、図中に破線で囲んだ部分になる。この構成によれば、補強部7fによってアーム部7dの横ブレが防止できるので、第1オシレータ7の異常振動が防止できる。これにより、第1オシレータ7におけるアーム部7dの位置を第2オシレータ8におけるアーム部8dの位置に比べてモータ5の駆動軸5aから離れた位置にできる。よって、外刃11の組み合わせの自由度が高くなり、尚且つ、外刃11の数を従来品より多くしても第1オシレータ7及び第2オシレータ8の円滑な往復動作が可能になる。第2オシレータ8についても第1オシレータ7と同様の構成にできる。
【0037】
第1オシレータ7は、可動台7aと支持部7bとの連結において、主として、剛性を高めて高速で左右に往復動する際の耐久性の向上を図る目的で、支持部7bの一方側と支持部7bの一方側とを直結する長方形で板状の第1梁部7hと、支持部7bの他方側から支持部7bの他方側に向けて三角形で板状の第1連結部7gとが配設されている。第2オシレータ8についても第1オシレータ7と同様の構成にできる。
【0038】
外刃11の数を従来品よりも多くすると、第1オシレータ7の長穴7eの位置はアーム部7dを取付ける取付部7d1の位置から離れた位置になり、長穴7eの周辺部分は支持部7b及び第1連結部7gから離れた位置になる。その結果、アーム部7dに横ブレが生じ易く、横ブレが生じるとオシレータが異常振動するという問題がある。図8A図8Eに示すように、長穴7eが第1連結部7gから突出した位置にある場合、アーム部7dに横ブレが生じることになる。一方、支持部7bの幅を大きくすると負荷が大きくなって高速で往復動させることが難しくなる。そこで、本実施形態は、可動台7aと支持部7bとの連結を補強する補強部7fを支持部7bから長穴7eに向けて延設して長穴7eの捻じれを防止し、アーム部7dの横ブレが防止できる構造にしている。第2オシレータ8についても第1オシレータ7と同様の構成にできる。
【0039】
補強部7fは張出し構造になっている。これにより、重量負荷を軽減しつつ、長穴7eの捻じれを防止できる。補強部7fは左右一対設けられている。一例として、補強部7fは、リブ構造になっている。一例として、縦リブ、横リブ、または縦リブと横リブとの組み合わせによって張出し構造にする。
【0040】
図8Aの例は、補強部7fは、三角形で板状の第2連結部と、側面側で第1連結部7gと直結する板状の第2梁部によって構成されている。これにより、長穴7eに接続されたクランク部6からの駆動力を効率的に往復運動に変換できる。図8Bの例は、補強部7fは、三角形で板状の第2連結部と、側面側で第1連結部7gと直結する板状の第2梁部と、上面側で第1連結部7gと直結する板状の第3梁部によって構成されている。これにより、長穴7eに接続されたクランク部6からの駆動力を効率的に往復運動に変換できる。図8Cの例は、補強部7fは、台形で板状の第2連結部によって構成されている。これにより、重量負荷を軽減しつつ、長穴7eの捻じれを防止できる。
【0041】
図8Dの例は、補強部7fは、長方形で板状の第2連結部によって構成されている。これにより、重量負荷を軽減しつつ、長穴7eの捻じれを防止できる。図8Eの例は、補強部7fは、可動台7aを長穴7eに向けて延設した構成になっている。これにより、重量負荷を最小にしつつ、長穴7eの捻じれを防止できる。
【0042】
一例として、第1オシレータ7は、ポリアセタール等の比較的軽量のエンジニアリングプラスチックによって形成されている。図8A図8Cの構成は、特に、重量負荷が軽減されるので好ましい。また、一例として、第1オシレータ7は、液晶ポリマー等のより高密度のエンジニアリングプラスチックや高弾性金属等の材料によって形成されている。図8D図8Eの構成は、特に、剛性が高くなるので好ましい。第2オシレータ8についても第1オシレータ7と同様の構成にできる。なお、軸状部材9が配設されている構成において、隣り合って配設された第1外刃11aと第1外刃11aとを仕切るガイド板を設けて、第1外刃11aと第1外刃11aとが当該ガイド板によって仕切られているとともに各々昇降動可能にスライド構造で連結されている構成にすることも可能である。一例として、本体2の上面側に外刃11が6つ配されている構成の場合、第1オシレータ7に配分される内刃12の数は2、3または4になる。また、本体2の上面側に外刃11が6つ配されている構成の場合、第2オシレータ8に配分される内刃12の数は4、3または2になる。
【0043】
(第2の実施形態)
図9は第2の実施形態に係る往復式電気かみそり1の例を示す概略の構造展開図であり、図10は外刃11及び内刃12の配置例を示す概略の断面図である。第2の実施形態では、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
【0044】
図9図10に示すように、外刃保持枠4は、第1外刃11aの昇降動作が可能な範囲を規制するガイド板19を有している。第2の実施形態では、軸状部材9は配されていない。ここで、隣り合って配設された第1外刃11aと第2外刃11bとは各々昇降動可能に連結されており、隣り合って配設された第1外刃11aと第1外刃11aとはガイド板19によって仕切られているとともに各々昇降動可能にスライド構造で連結されている。よって、ガイド板19によって第2外刃11bの昇降動作が可能な範囲は、髭剃りに適正な範囲内に規制される。
【0045】
図11A図11B図12Aおよび図12Bに示す例は、第1オシレータ7に配分される内刃12の数を4にして、第2オシレータ8に配分される内刃12の数を2にしたとに、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つ構成である。
【0046】
つまり、第1オシレータ7におけるアーム部7dは、第1オシレータ7における上下方向の第1中心線P1上または上下方向の第1中心線P1寄りに第2内刃12bのうちの1つが取付けられており、かつ、第2オシレータ8におけるアーム部8dは、第2オシレータ8における上下方向の第2中心線P2上または上下方向の第2中心線P2寄りに第2内刃12bのうちの1つが取付けられている構成である。この構成によれば、第1内刃12aに比べて摺接しつつ往復動する際の負荷が大きい第2内刃12bのうちの1つは、第1中心線P1上または上下方向の第1中心線P1寄りに取付けられており、また、第2内刃12bのうちの1つは、第2中心線P2上または上下方向の第2中心線P2寄りに取付けられるので、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つことが容易にできる。
【0047】
図11Aおよび図12Aに示すように、第1オシレータ7におけるアーム部7dは、第1腕17a、第2腕17b、第3腕17cが等間隔で腕支持部17eの真上に配されているとともに、第4腕17dが第2腕17bと第3腕17cとの間隔よりも大きな間隔または第2腕17bと第3腕17cとの間隔と同じ間隔で腕支持部17eの真上に配されており、アーム取付部17fが腕支持部17eの真下に配されており、アーム取付部17fが可動台7aに立設固定されている構成であり、かつ、第1オシレータ7におけるアーム取付部17fと、第2内刃12bが取付けられる第2腕17bとは、平面視で重なる位置に配されている。尚且つ、図11Bおよび図12Bに示すように、第2オシレータ8におけるアーム部8dは、第2腕18bと第3腕18cとが第2腕17bと第3腕17cとの間隔と同じ間隔で腕支持部18eの真上に配されており、アーム取付部18fが腕支持部18eの真下に配されており、アーム取付部18fが可動台8aに立設固定されている構成であり、かつ、第2オシレータ8におけるアーム取付部18fと、第2内刃12bが取付けられる第2腕18bとは、平面視で重なる位置に配されている。これにより、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つことが容易にできる。
【0048】
図13A図13B図14Aおよび図14Bに示す例は、第1オシレータ7に配分される内刃12の数を2にして、第2オシレータ8に配分される内刃12の数を4にしたときに、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つ構成である。
【0049】
つまり、第1オシレータ7におけるアーム部7dは、第1オシレータ7における上下方向の第1中心線P1上または上下方向の第1中心線P1寄りに第2内刃12bのうちの1つが取付けられており、かつ、第2オシレータ8におけるアーム部8dは、第2オシレータ8における上下方向の第2中心線P2上または上下方向の第2中心線P2寄りに第2内刃12bのうちの1つが取付けられている構成である。この構成によれば、第1内刃12aに比べて摺接しつつ往復動する際の負荷が大きい第2内刃12bのうちの1つは、第1中心線P1上または上下方向の第1中心線P1寄りに取付けられており、また、第2内刃12bのうちの1つは、第2中心線P2上または上下方向の第2中心線P2寄りに取付けられるので、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つことが容易にできる。
【0050】
図13Bおよび図14Bに示すように、第2オシレータ8におけるアーム部8dは、第1腕18a、第2腕18b、第3腕18cが等間隔で腕支持部18eの真上に配されているとともに、第5腕18gが第1腕18aと第2腕18bとの間隔よりも大きな間隔または第1腕18aと第2腕18bとの間隔と同じ間隔で腕支持部18eの真上に配されており、アーム取付部18fが腕支持部17eの真下に配されており、アーム取付部18fが可動台8aに立設固定されている構成であり、かつ、第2オシレータ8におけるアーム取付部18fと、第2内刃12bが取付けられる第2腕18bとは、平面視で重なる位置に配されている。尚且つ、図13Aおよび図14Aに示すように、第1オシレータ7におけるアーム部7dは、第1腕17aと第2腕17bとが第2腕18bと第3腕18cとの間隔と同じ間隔で腕支持部17eの真上に配されており、アーム取付部17fが腕支持部18eの真下に配されており、アーム取付部18fが可動台8aに立設固定されている構成であり、かつ、第1オシレータ7におけるアーム取付部17fと、第2内刃12bが取付けられる第2腕17bとは、平面視で重なる位置に配されている。これにより、第1オシレータ7と第2オシレータ8とを駆動する駆動力のバランスを保つことが容易にできる。
【0051】
上述した本実施形態の往復式電気かみそり1によれば、ヘッド部2aのサイズを小型にしつつ、外刃11の組み合わせの自由度を高めることができるとともに、外刃11の数を従来品より多くしても第1オシレータ7及び第2オシレータ8の円滑な往復動作が可能な構成にできる。
【0052】
上述の実施形態では、本体2のヘッド部2aに6つの外刃11が配設されている例を説明したが、この例に限定されない。外刃11の数を7つまたは8つにすることが可能であり、また、外刃11の数を4つまたは5つにしてより小型のヘッド部にする場合もある。上述した往復式電気かみそり1は、仕様等に合わせて適宜仕様変更する場合がある。
【0053】
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。
【符号の説明】
【0054】
1 往復式電気かみそり
2 本体、2a ヘッド部
3 刃枠
4 外刃保持枠
5 モータ、5a 駆動軸
6 クランク部
7 第1オシレータ(オシレータ)、7a 可動台、7b 支持部、7c 取付部、7d アーム部、7e 長穴、7f 補強部
8 第2オシレータ(オシレータ)、8a 可動台、8b 支持部、8c 取付部、8d アーム部、8e 長穴
9 軸状部材
10a カット刃、10b トリマ刃
11 外刃、11a 第1外刃、11b 第2外刃、11c スリット、11d 凸部
12 内刃、12a 第1内刃、12b 第2内刃、12j コイルバネ
13 キワゾリ刃
14a 第1窓部、14b 第2窓部、14c 第3窓部、14d 第4窓部、14e 第5窓部、14f 第6窓部、14g 貫通孔
17a 第1腕、17b 第2腕、17c 第3腕、17e 腕支持部、17f アーム取付部
18a 第1腕、18b 第2腕、18c 第3腕、18d 第4腕、18e 腕支持部、18f アーム取付部、18g 第5腕
19 ガイド板
21 電源スイッチ
22 電源部
23 制御部
24 押え板
25 スライドスイッチ
P1 第1中心線
P2 第2中心線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14