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特許7465715事前切断及び充填された複数の筒状片を搬送する装置及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-03
(45)【発行日】2024-04-11
(54)【発明の名称】事前切断及び充填された複数の筒状片を搬送する装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   B65B 29/04 20060101AFI20240404BHJP
【FI】
B65B29/04
【請求項の数】 7
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2020081017
(22)【出願日】2020-05-01
(65)【公開番号】P2020183285
(43)【公開日】2020-11-12
【審査請求日】2020-08-03
【審判番号】
【審判請求日】2022-08-29
(31)【優先権主張番号】19172261.0
(32)【優先日】2019-05-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】514201933
【氏名又は名称】ティーパック スペツィアールマシーネン ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲー
【氏名又は名称原語表記】TEEPACK SPEZIALMASCHINEN GMBH & CO. KG
(74)【代理人】
【識別番号】100099623
【弁理士】
【氏名又は名称】奥山 尚一
(74)【代理人】
【識別番号】100129425
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 護晃
(74)【代理人】
【識別番号】100168642
【弁理士】
【氏名又は名称】関谷 充司
(74)【代理人】
【識別番号】100217076
【弁理士】
【氏名又は名称】宅間 邦俊
(74)【代理人】
【氏名又は名称】池本 理絵
(72)【発明者】
【氏名】シュテファン・ランバーツ
(72)【発明者】
【氏名】ハンス・クノープス
【合議体】
【審判長】一ノ瀬 覚
【審判官】西本 浩司
【審判官】筑波 茂樹
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第2823502(US,A)
【文献】実開昭63-107542(JP,U)
【文献】国際公開第2012/117308(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 29/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
抽出可能材料が充填された複数のパウチを製造する機械内に、事前切断及び充填された複数の筒状片を搬送する装置であって、
搬送ホイール(100)を備え、
前記搬送ホイール(100)は、その円周にわたって分布してパウチ(6)を各々支持し、かつ、旋回式に取り付けられる複数の支持体(104)を備え、
前記搬送ホイール(100)に関連付けられた挿入ステーション(102)において、前記パウチ(6)の頭部(7)と底部(9)との間に少なくとも1つのチャンバを有する前記パウチ(6)を形成するために前記複数の筒状片のうちの1つが、前記底部(9)を先にして前記支持体(104)に径方向に挿入され、
前記搬送ホイール(100)に関連付けられた取出しステーション(118)において、前記パウチ(6)が前記底部(9)を先にして前記支持体(104)の径方向外方に向けて前記搬送ホイール(100)から径方向に取り出されるように、前記支持体(104)が前記挿入ステーション(102)における位置合わせに対して旋回することを特徴とする、装置。
【請求項2】
前記挿入ステーション(102)と前記取出しステーション(118)との間に、ラベル(10)を前記頭部(7)に給送するラベル給送ステーション(112)と、糸(8)を前記ラベル(10)及び/又は前記パウチ(6)に接続する接続ステーション(114)とが設けられ、この場合、前記パウチ(6)は、前記頭部(7)が外方に面する状態で前記支持体(104)内に保持されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記挿入ステーション(102)と前記取出しステーション(118)との間に糸固定ステーション(116)が設けられ、前記糸固定ステーション(116)は、前記搬送ホイール(100)の搬送方向において前記取出しステーション(118)のすぐ上流に取り付けられ、ラベル(10)に接続された糸(8)が、前記ラベル(10)に設けられたスリット(12)に押し込まれ、その間、前記支持体(104)は、前記挿入ステーション(102)及び前記取出しステーション(118)における位置に対して約90度±10度旋回することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記搬送ホイール(100)は、各支持体(104)に対するボア(154)を有し、前記ボア(154)内に、前記支持体(104)を保持する主軸ビーム(150)が旋回式に取り付けられ、前記主軸ビーム(150)は、前記主軸ビーム(150)の旋回軸に対して横断方向に延在する少なくとも1つのガイドアーム(178)に接続され、
前記搬送ホイール(100)の回転中に前記支持体(104)を旋回動作させるために、前記ガイドアーム(178)の自由端部は、前記搬送ホイール(100)の回転軸(D)を周方向に囲むガイドにおいてガイドされることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の装置。
【請求項5】
抽出可能材料が充填された複数のパウチ(6)を製造する機械内に、事前切断及び充填された複数の筒状片を搬送する方法であって、
前記機械は搬送ホイール(100)を備え、前記搬送ホイール(100)には支持体(104)が前記搬送ホイール(100)に対して旋回するように取り付けられており、
前記パウチ(6)の頭部(7)と底部(9)との間に少なくとも1つのチャンバを有する前記パウチ(6)を形成する挿入ステーション(102)において、前記複数の筒状片のうちの1つが、前記搬送ホイール(100)の前記支持体(104)に径方向に挿入され、
取出しステーション(118)において、前記パウチ(6)が、前記底部(9)を先にして前記搬送ホイール(100)から径方向に取り出される、方法。
【請求項6】
前記パウチ(6)は、前記取出しステーション(118)の前の最後から2番目のステーションから、前記取出しステーション(118)の前の最後のステーションまでで、約90度±10度旋回することを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記パウチ(6)を支持すると共に前記搬送ホイール(100)に取り付けられる前記支持体(104)は、前記搬送ホイール(100)の回転中に前記支持体(104)を旋回動作させるように強制的にガイドされることを特徴とする、請求項5又は請求項6に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、抽出可能材料が充填された複数のパウチを製造する機械内に、事前切断及び充填された複数の筒状片を搬送する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な装置が、欧州特許第2681119号明細書から既知である。この装置は、いくつかのパウチレセプタクルを円周にわたって分布させた搬送ホイールを備える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来既知のこの装置では、切断及び充填された筒状片を、搬送ホイールに径方向に挿入して、筒状片からパウチ(小袋)を形成する。この際、筒状片は、パウチのチャンバが搬送ホイールに対して径方向に延在するように形成され、パウチの底部が径方向内側に位置し、パウチの頭部が径方向外側に位置するように形成される。このステーションは、本発明の記載において挿入ステーションとも称される。従って、切断及び充填された筒状片は、本発明の範囲内で、一室(シングルチャンバ)又は二室(ダブルチャンバ)パウチとして構成され得る。いずれの場合でも、挿入ステーションの後で、最初は平坦な事前切断が形成され、チャンバ、従ってパウチの形状が、本質的に予め決定されるようになっている。パウチの頭部は、搬送ホイールの外周の領域において露出する。後続の処理ステップにおいて、搬送ホイールが回転しながら、現行の技術水準に従って、ラベルがパウチの頭部に給送され、パウチの頭部に接続される。次に、パウチは、包装の長さ片(length piece)の中に包まれる。この包装は、基本的に、パウチの周りにU字形に配置される。次いで、包装の対向する縁部が共に溶接されて、パウチを包装内に完全にシールする。包装は、フィルムによって形成され、パウチは、このフィルムによって、包装内に芳香密封されてパックされる。
【0004】
このようにして製造された包装及びパウチからなるパッケージユニットを開封する際、包装は、通常、横断方向の溶接シームの領域において、その溶接シームに沿って開封される。そこで、最終消費者がラベルを介してパウチを把持し、今しがた開封した包装からパウチを引き出そうとする。このため、横断方向の溶接シームは、パウチのラベルが提供される場所において包装の境界を定めることが必要となる。
【0005】
上述した現行の技術水準では、パウチをラベルと共に搬送ホイールから径方向に押し出し、包装のフィルムの一部を搬送ホイールと押し出されたパウチとの間に配置し、その後、そのパウチを、パウチの周りにU字形に配置された包装と共に、搬送ホイールに戻す。後続のステーションにおいて、包装のシールが行われる。このプロセス中、包装は、搬送ホイール内の所定の位置にパウチと共に保持される。U字形状のシールジョーが、外側から包装を把持し、長手方向の溶接シームと上記横断方向の溶接シームとを1ステップで生成し、それにより、パウチが包装内に密に収納される。
【0006】
包装内にパウチを包むためにパウチを押し出すことは、煩雑である。このプロセスを安全かつ確実に制御するには、相当な数の機械部品が必要とされる。加えて、搬送ホイール上で包装をシールすることで、搬送ホイール上でのパウチの滞留時間が比較的長くなる。なぜなら、パッケージユニットを搬送ホイールから径方向に放出することができるようになる前に、シール中に生成された溶接シームを、まず、冷却してから、搬送ホイールによって保持しなければならないためである。
【0007】
本発明の根底にある課題は、上述の課題の全て又は一部を解決する、導入部に述べた種類の装置及び方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を解決するために、本発明は、請求項1の特徴を有する装置を提供する。この装置では、支持体が旋回式に(換言すれば旋回可能に又は枢動可能に)取り付けられる。
【0009】
この構成は、一般に既知の方法で、パウチを搬送ホイールにおいて底部を先にして製造する、及び/又は搬送ホイールにパウチを挿入することの可能性を提供する。それにより、パウチは、本発明の範囲内で二室パウチとして製造されることが好ましい。この場合、支持体に割り当てられた前端アーム及び後端アームは、切断及び充填された筒状片を、各自由端部の領域において把持し、一方で、筒状片の中央領域を、搬送ホイール内に径方向に下降させる。このために、搬送ホイールは、本発明によれば、例えば、独国特許発明第3806386号明細書から既知であるように、各支持体に対する前端アーム及び後端アームを備えることが好ましい。前端アーム及び後端アームは、各端部領域と相互作用し、例えば、カバーに対してこれら端部領域をクランプし(つかみ)、前端アーム及び後端アームが共に動くと、パウチの頭端部を閉鎖するために、最初は自由端部である端部が互いに押し付けられ、必要に応じ、その部分で折り曲げもされるように、パウチの頭部を形成する。これに関して、搬送ホイールは、既知の装置及び手段に戻って、事前切断及び充填された筒状片から、頂部の閉鎖したパウチ、特に二室パウチを形成することができる。
【0010】
従って、本発明に係る装置は、複数の支持体の各々に対する各アーム間に設けられ、挿入ステーションの領域においてパウチの底部を形成し、底部を径方向内方に向けて、搬送ホイールの回転軸に向かって下降させることができる輪郭部分を有することもできる。
【0011】
この輪郭部分は、通常、支持体内に凹んでおり、支持体の一部とすることができる。本発明に係る支持体は、パウチのチャンバを内部に収納して保持することができるように構成されている。支持体は、後続のステーションにおいてラベルを保持及び位置決めすることができ、このステーションにおいて、ラベルは、一般に既知の方法で形成されるパウチの頭部に向かって給送される。
【0012】
本発明に係る装置の支持体は、通常は既に頂部が閉鎖された完成形状のパウチを収納すると共に、そのように形成されたパウチが周方向に、従って搬送ホイールの搬送方向に移動する間、そのパウチを保持するような構成要素である。平坦で事前切断された、抽出可能材料が充填された筒状片からパウチを形成するための複数のアームが、支持体に割り当てられる。しかしながら、これらアームは、支持体の一部ではない。むしろ、形成されたパウチは、アームによって支持体に給送される。
【0013】
旋回可能な支持体により、パウチの底部が径方向外方に向いた状態でパウチが位置合わせされるように、パウチが搬送ホイールから取り出される前に、パウチを旋回させることができる。このようにして、パウチを搬送ホイールから取り出し、例えば、そのタイミングに関して搬送ホイールの回転動作から切り離されているシールステーションに移送することができ、それにより、パウチを完成させるために搬送ホイール上で行われる処理ステップが、包装のシール及びパッケージユニットの製造に関連する保留及び冷却時間によって引き延ばされない。シールステーションは、例えば、パウチを収納すると共にシールジョーを給送する別個のシール搬送ホイールを備えることができる。シール搬送ホイール内に向かう途中で、パウチは、包装材料に接続されることが好ましい。包装材料は、包装の2つの対向する辺部を接続する折り目でパウチを動かすことができる。パウチを搬送ホイールから取り出す動作中、パウチ及び包装が互いに対して移動し、互いに対して最終的に位置合わせされた状態でシール搬送ホイール内にもたらされ、その状態に位置決めされる。一般に既知の方法でシールが行われ、そこでは、辺部がパウチの周りで縁部及び端部において接合、通常はシールされ、これにより、芳香密封パッケージが製造される。その場合、フィルムはパウチを芳香密封状態で封入することが必須である。
【0014】
通常、筒状片は、挿入ステーションにおいて厳密に径方向に支持体に挿入され、それにより、チャンバは、厳密に径方向に延在し、底部は、回転軸に最も近くなる一方で、頭部は回転軸から最も遠くなる。これに関して、本発明の更なる好ましい一発展形態によれば、支持体が挿入ステーションの位置合わせに対して約180度旋回し、パウチが底部を先にして搬送ホイールから径方向に取り出される取出しステーションが提案される。取出しステーションは、通常、パウチハンドリング装置及び包装材料ハンドリング装置に関連付けられ、これらハンドリング装置は、一方では、パウチを搬送ホイールから径方向に取り出し、他方では、包装材料をその中心領域において把持し、そこに折り目を形成し、この折り目をパウチの前でシール保持ホイールに挿入する。パウチハンドリング装置は、パウチを把持し、パウチをシールステーションに挿入する。
【0015】
本発明の別の好ましい構成によれば、挿入ステーションと取出しステーションとの間に、ラベルを頭部に給送するラベル給送ステーションと、糸をラベル及び/又はパウチに接続する接続ステーションとが設けられる。これら2つのステーションにおいて、パウチが支持体内で頭部を径方向外方に向けて保持され、それにより、ラベルを頭部に対して付与することができ、次いで、ラベルをパウチに接続することができる。糸は、ラベル又はパウチ上にあり得る。パウチは、既に挿入ステーション内にある糸と共に搬送ホイールに挿入されることが好ましい。
【0016】
本発明の更なる好ましい一発展形態によれば、糸固定ステーションが、挿入ステーションと取出しステーションとの間に設けられ、搬送ホイールの搬送方向において取出しステーションのすぐ上流にある。この搬送方向は、搬送ホイールの回転方向に対応する。糸固定ステーションでは、既にラベルに接続されている糸が、ラベルに固定され、それにより、糸は、パウチの更なる処理中に、実際のパウチ及びラベルに対して所定の位置に固定される。このために、ラベルは、通常、糸固定ステーションにおいて糸が押し込まれるスリットを有する。ラベル自体は、ラベル又はパウチの好適な成形によって、パウチに対して適所に固定することができる。パウチ、ひいてはパウチを適所に保持する支持体は、挿入ステーション又は取出しステーションにおけるその位置(姿勢)に対して、約90度±10度旋回する。挿入ステーション又は取出しステーションにおける支持体の位置合わせとは対照的に、支持体、すなわちパウチに作用する装置部品の位置、この場合、糸をラベルに固定する装置は、取出しステーションに向かう途中で、取出しステーションにおける位置合わせの方向に既にある支持体を旋回させる必要性に応じて方向付けられる。これにより、糸固定ステーションを、搬送方向において取出しステーションの前の最後のステーションに配置することが可能になり、装置をより小型に作製することが可能になり、又は、パウチを糸及びラベルと共に包装内に収容されるパッケージユニットとして完成させるプロセスを、搬送ホイール上でより迅速に行うことが可能になる。この各更なる発展形態によれば、支持体は、糸固定ステーションにおいてその主延在方向にあり、従って、パウチの挿入方向は、搬送ホイールの回転軸に対しておおよそ接線方向になる。
【0017】
パウチ又はパウチ用の支持体の固定支持及び旋回動作を可能にする別の好ましい構成によれば、搬送ホイールは、各支持体に対して、支持体を保持する主軸ビームが旋回式に(換言すれば旋回可能に又は枢動可能に)取り付けられるボアを有する。支持体を搬送ホイールに取り付けることにより、支持体は、搬送ホイールと共に安全に保持される。ベアリング、例えばボールベアリングを、ボアに割り当てることができ、それにより、主軸ビーム及びひいては支持体の、搬送ホイールに対する旋回動作を、低摩擦で確実にガイド(案内)する。
【0018】
本明細書において論じる更なる発展形態において、主軸ビームの旋回軸に対して横断方向に延在する少なくとも1つのガイドアームは、主軸ビームから延びている。このガイドアームは、主軸ビームに強固に接続される。ガイドアームの自由端部は、バッフルガイドにおいてガイドされる。このガイドは、僅かな遊びでガイドされる。このために、ガイドアームは、通常、カムローラと呼ばれる、自由端部の回転対称かつ自由に回転可能な外周面を形成するローラを備える。このカムローラは、ガイド溝に収容される。このガイド溝は、通常、静止したガイドディスクにおいて周方向に閉鎖されて形成される。従って、スロット付きガイド(溝付きガイド)におけるガイドアームの自由端部の係合は、搬送ホイールに対する主軸ビームの相対的な角度位置合わせ(角度配置)を決定する。スロット付きガイドは、搬送ホイールの回転中の支持体の旋回動作を刻み付けるように機能する。
【0019】
従って、スロット付きガイドは、搬送ホイールの回転軸の周りに周方向に構成される。搬送ホイールの360度の回転動作に伴い、支持体は、挿入ステーション内のスロット付きガイドに起因して位置合わせされ、それにより、支持体の、パウチの底部に割り当てられた部分は、径方向内側に位置するが、この部分は、取出しステーションにおいては、径方向外側に位置する。
【0020】
主軸ビームは、自由端部を有する少なくとも2つの、特に好ましくはちょうど2つのガイドアームを備え、ガイドアームの各々は、スロット付きガイドにおいて別個にガイドされることが好ましい。2つ以上のガイドアームが設けられる場合、ガイドアームの自由端部は、通常、主軸ビームの方向に異なる長さで突出し、それにより、1つの自由端部は、搬送ホイールの回転軸に対応する主軸ビームの旋回軸に関して、他のガイドアームに割り当てられた他のガイド溝よりも低いガイド溝においてガイドされる。スロット付きガイドの数を増やすと、搬送ホイールの回転動作に関する支持体のガイド及び位置決めも向上し、支持体の90度を超える旋回動作が可能になる。
【0021】
パウチを支持体に固定するために、パウチを支持体に挿入する及びパウチを支持体から取り出すための開放位置に旋回することができ、そうでない場合は、パウチに当接し、パウチを支持体に固定する、パウチクランプ(パウチ挟持装置)を設けることができる。パウチを固定する位置において、パウチクランプは、クランプばねのばね予付勢下でパウチに当接することができる。パウチクランプは、例えば、主軸ビームに対して主軸ビームの上に取り付けられる駆動スリーブに取り付けることができ、それにより、旋回することができる。駆動スリーブは、いずれの場合も挿入ステーション及び取出しステーションの領域において、開放カムと相互作用する駆動アームを備えることができる。開放カムは、搬送ホイールの回転動作に対して固定されていると共に、駆動スリーブ、ひいてはパウチクランプをクランプばねの力に抗して旋回させ、従って、パウチを挿入する又は支持体から取り出すためにパウチクランプを解放する。摩擦を低減するために、開放カムは、通常、駆動アームの自由端部において自由に回転可能であるように取り付けられたカムローラと相互作用する。開放カムは、通常、パウチクランプが閉鎖するまで駆動アームをガイドし、それにより、パウチクランプがガイドされ、パウチ又は支持体を制限する表面に適用される。
【0022】
本発明の更なる詳細及び利点は、図面に関連した一実施形態の以下の記載から得られる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明に係る装置を用いて作製することができる、ラベル及び糸の付いたパウチと、包装とからなるパッケージユニットを示す図である。
図2】様々なステーションが搬送ホイールの周りに周方向に配置されている、実施形態に係る搬送ホイールの側面図である。
図3】個々のステーションの構成要素が表現されていない、図2に係る搬送ホイールの側面図である。
図4図2及び図3に係る開放位置における支持体の一実施形態を示す図である。
図5図4に係る構成要素の正面図である。
図6】閉鎖位置における図4に係る図である。
図7】閉鎖位置における図5に係る図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1は、参照符号2で示されているパッケージユニットの一実施形態を示している。このパッケージユニットは、パウチ6の頭部7に取り付けられた糸8と、頭部7に、従って、二室パウチの形態であるパウチ6の底部9とは反対側に取り付けられたラベル10とを有するパウチ6が収容されている包装4からなる。糸8は、一方(一側)ではラベル10に結び付けられ、他方(他側)ではラベル10のスリット12に通され、それにより、ラベル10に固定される。従って、包装の中身は、以下に記載される搬送ホイール上で製造される。
【0025】
包装4は、2つの隣接する辺部16を形成するために折り目14で折り返され、かつ、2つの平行な長手方向の溶接シーム18及び1つの横断方向の溶接シーム20によってシールされる芳香密封フィルムの長さ片からなる。
【0026】
ラベル10と共に包装4に収容されたパウチ6を完成させるのは、図2以降を参照して以下に記載される搬送ホイール上で実行される。搬送ホイールは、図において参照符号100で示されている。図2及び図3に係る図において、搬送ホイール100は、反時計回りに回転する。この回転方向は、搬送方向Tに対応する。パウチ6又は糸8又はラベル10を処理する様々なステーションが、搬送ホイール100の周りに周方向に設けられる。参照符号102の付された挿入ステーションが設けられ、この挿入ステーションにおいて、パウチ6が、既にパウチ6に取り付けられた糸8と共に搬送ホイール100に挿入される。このために、搬送ホイール100は、図3図7に詳細に示されているような支持体104を備え、支持体104は、パウチ6を収納する支持ダクト106を備え、支持ダクト106には、パウチ6を支持体104に固定するパウチクランプ(パウチ挟持装置)108が割り当てられる。
【0027】
図2が示すように、挿入ステーション102における支持ダクト106は、厳密に径方向に位置合わせされ、それにより、パウチ6は、支持体104に径方向に挿し込むことにより、支持ダクト106に挿入することができる。
【0028】
図2は、パウチ6を各支持体104に挿入するように交互に動く弧状の挿入セグメント110を示している。搬送ホイール100の回転は、その都度中断される。従って、搬送ホイール100は、パウチ6の更なる処理の間に周期的に回転駆動される。搬送ホイール100は、各処理ステップ中は停止状態になる。
【0029】
搬送方向Tにおいて、挿入ステーション102に隣接して、ラベル給送ステーション112が存在し、ラベル給送ステーション112内で、糸8が通過するスリット及び穴が設けられた切断されたラベル10が、パウチ6の頭部7に給送される。支持体104は、挿入ステーション102内での向きと比べて変化のない径方向向きを有する。同じことが、搬送方向Tに続く接続ステーション114にも当てはまる。接続ステーション114において、実施形態では、糸8がラベル10に結び付けられる。これは、基本的に欧州特許第1731295号明細書に記載されている。
【0030】
接続ステーション114に続いて、この支持体104が、参照符号116で示されている糸固定ステーションにおいて90度旋回し、従って、搬送ホイール100の回転軸Dに対して接線方向に延在するように支持体104が旋回する。上記糸固定ステーション116において、糸8は、ラベル10のスリット12に挿入される。このようにして、糸8は、ラベル10に割り当てられてからパウチ6に割り当てられ、糸が、パウチの後続の包装中、包装材料の縁部のシールに干渉すること、又は更には、ラベル10及び糸8を伴うパウチ6の更なるハンドリング中に装置の一部に引っ掛かることを防ぐ。
【0031】
取出しステーションが参照符号118で示されている。上記取出しステーション118において、パウチ6は、挿入ステーション102のパウチ6の向きに対して約180度回転している。挿入ステーション102において、パウチ6は、底部9から先に支持体104に挿入され、一方、パウチ6は、パウチ6が取出しステーション118において径方向に押し出される際、底部9から先に押し出される。
【0032】
取出しステーション118と挿入ステーション102との間には、取出しステーション118の搬送方向の下流において、旋回ステーション120が位置する。旋回ステーション120において、支持体104が約180度旋回し、新たなパウチ6を挿入ステーション102に収納するために適切に位置合わせされるようになっている。
【0033】
図3に見て取ることができるように、取出しステーションにおけるパウチ6は、パウチハンドリング装置122によって支持体104内に把持され、支持体104から径方向に引き出される。このために、パウチハンドリング装置122は、前端アーム及び後端アーム124を備え、前端アーム及び後端アーム124は、底部9の領域においてパウチをクランプし、支持体104から径方向に引き出す(図2を参照)。上記アーム124は、図3には図示されていない包装材料ハンドリング装置126の前端アーム及び後端アームによって先行され、包装材料ハンドリング装置126のアームは、包装材料ガイド130にわたって接線方向に搬送ホイール100を通過する包装材料を把持し、折り目14を形成し、包装材料を径方向に放出する。図3では、搬送ホイール100に加えて、シールステーションのシール搬送ホイール132が示されており、シール搬送ホイール132は、包装4をパウチ6、糸8、及びラベル10と共に収納する。包装4の材料には、折り目14が既に設けられ、折り目14の反対側の横断方向縁部と、2つの長手方向縁部とが、シール搬送ホイール132の回転軸Dに対して本質的に搬送ホイール100の反対側にあるシール装置によって設けられ、従って、パウチ6がラベル10及び糸8を伴って、芳香密封されてシールされる。
【0034】
図2及び図3は、径方向内方に向かって、周期的に旋回する内側開放カム134を示している。内側開放カム134は、挿入ステーション102にパウチ6を挿入するための開放位置に、パウチクランプ108を旋回させる。取出しステーション118において、外側開放カム136が示されており、外側開放カム136はまた、搬送ホイール100と共に回転せず、旋回操作レバーに取り付けられて、取出しステーション118においてパウチを取り出すためにパウチクランプ108をパウチ6から持ち上げる。
【0035】
図4図7は、支持体104の詳細を示している。
【0036】
各支持体104は、搬送ホイール100のボア154(図3を参照)内に配置されてそこに取り付けられるボールベアリング152によって、搬送ホイール100上で自由に回転可能に保持される主軸ビーム150を備える。主軸ビーム150の自由端部には、パウチクランプ108が旋回可能に取り付けられる支持ダクト106がある。パウチクランプ108の旋回動作のための旋回軸は、参照符号156で示されている。パウチクランプ108は、駆動スリーブ158に回転不能に接続され、駆動スリーブ158は、クランプばね160によって主軸ビーム150に対して予付勢された状態で保持される。駆動スリーブ158に回転不能に接続されて自由端部に空気式結付ブロック(air knotting block)164を保持するホルダ162が設けられる。空気式結付ブロック164は、支持ダクト106の開口を越えて部分的に突出し、図6において、いずれの場合も、支持ダクト106の開口を部分的に塞ぐ(妨害する)。図6に係る閉鎖位置では、パウチクランプ108の自由端部と相互作用してパウチ6に対する予付勢状態を維持する押付ばね(押しばね)166を見て取ることができる。図4に係る開放位置では、この押付ばね166は、収納シリンダ168内にある。図4に係る開放位置では、パウチクランプ108は、支持ダクト106の図4における上壁に当接する。この向かい側では、支持ダクト106の開口は、漏斗状に外方に傾斜したガイド突出部170が突出する。
【0037】
駆動スリーブ158に強固に接続された駆動アーム172は、駆動スリーブ158から径方向に突出し、その自由端部にはカムローラ174が設けられる。上記カムローラ174は、内側開放カム134及び外側開放カム136のガイド面と相互作用する。結果として、パウチクランプは、クランプばね160及び押付ばね166の力に抗して開放位置に旋回する。カムローラ174と開放カム134又は136のカム輪郭との間の相互作用がない場合、パウチクランプ108は、図6に示されている閉鎖位置に旋回する。クランプばね160の一端部は、駆動アーム172(図5図7を参照)上に支持される。
【0038】
主軸ビーム150の支持ダクト106とは反対側の端部において、2つのガイドアーム176、178が設けられ、ガイドアーム176、178は、主軸ビーム150の長手方向中心軸に対して径方向に延在すると共に、ガイドピン180、182が軸方向に突出する。ガイドピン180、182は、カムローラ184を各々備える。その場合、ガイドピン182は、ガイドピン180よりも軸方向に長く延びている。
【0039】
各ガイドピン180、182は、図2及び図3の上面図に係る搬送ホイール100の後ろの固定位置に設けられたガイドディスクにおいて凹んでいる各ガイド溝に係合する。ガイドピン182に割り当てられたガイド溝は、ガイドピン180に割り当てられたガイド溝よりも深い。これらの溝は互いに交差する。ガイド溝は、双方のガイドピン180、182のカムローラ184を遊びの少ない状態で収容する。カムローラ174と同様に、カムローラ184も、自由に回転可能な環状面を有し、この環状面は、各ガイド溝内でガイドされると共に、僅かな摩擦で溝の側壁に接触することができる。
【0040】
回転する搬送ホイール100の反対側のボールベアリング152と、主軸ビーム150の長手方向中心軸によって形成される支持体104の旋回軸に対して偏心して設けられる2つのガイドピン180、182とを介した主軸ビーム150の回転可能な取付けにより、静止したガイドディスクに対する搬送ホイール100の回転動作の範囲内における支持体104の旋回動作がもたらされ、また、精密に規定され得る。
【0041】
2つのガイドピン180、182を備える構成により、支持体104の旋回動作の緊密かつ精密な確動ガイド(はめ込みガイド)が可能になる。図2及び図3に係る上面図が示すように、全部で6つのステーションが搬送ホイール100の周方向に設けられる。従って、個々の支持体104は、周方向に60度ずつオフセットされる(ずらされる)。それにより、120度の搬送経路において、支持体104は約180度旋回することができ、又は、60度に対応する搬送経路においては、ちょうど約90度旋回することができる。
【0042】
実施形態では、内側開放カム134の周期的動作に伴う搬送ホイール100の回転動作は、挿入ステーション102の領域におけるパウチクランプ108の開閉を引き起こす。取出しステーション118では、パウチクランプ108の開閉は、搬送ホイール100が静止している間に外側開放カム136を旋回させることによって行われる。それにより、図3に示されているように、パウチクランプ108がパウチ6に適用される。ホルダ162は、ラベル10を形成する、切れ目なしに給送される材料を、ホルダ162に衝突することなく、ラベル給送ステーション112の領域において切断することができるように中央位置において保持される。内側開放カム134は、搬送ホイール100が静止しているときに、搬送ホイール100に対して旋回する。しかしながら、それは搬送ホイール100の回転時に回転方向に対して旋回することもできる。
【0043】
ラベル給送ステーション112において給送されるラベル10は、空気式結付ブロック164の外面に接して配置され、空気式結付ブロック164は、接続ステーション114の装備部品と共に、欧州特許第1731295号明細書に記載されているように、糸8をラベル10に結び付けるために、糸8の自由端部をガイドする空気チャネルを形成する。
なお、出願当初の請求項は以下の通りであった。
[請求項1]
抽出可能材料が充填された複数のパウチを製造する機械内に、事前切断及び充填された複数の筒状片を搬送する装置であって、
搬送ホイール(100)を備え、
前記搬送ホイール(100)は、その円周にわたって分布してパウチ(6)を各々支持する複数の支持体(104)を備え、
前記支持体(104)が旋回式に取り付けられることを特徴とする、装置。
[請求項2]
前記搬送ホイール(100)に関連付けられた挿入ステーション(102)において、前記パウチ(6)の頭部(7)と底部(9)との間に少なくとも1つのチャンバを有する前記パウチ(6)を形成するために前記複数の筒状片のうちの1つが前記支持体(104)に径方向に挿入され、
前記搬送ホイール(100)に関連付けられた取出しステーション(118)において、前記支持体(104)が前記挿入ステーション(102)における位置合わせに対して約180度旋回して、前記パウチ(6)が前記底部(9)を先にして前記搬送ホイール(100)から径方向に取り出されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
[請求項3]
前記挿入ステーション(102)と前記取出しステーション(118)との間に、ラベル(10)を前記頭部(7)に給送するラベル給送ステーション(112)と、糸(8)を前記ラベル(10)及び/又は前記パウチ(6)に接続する接続ステーション(114)とが設けられ、この場合、前記パウチ(6)は、前記頭部(7)が外方に面する状態で前記支持体(104)内に保持されることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
[請求項4]
前記挿入ステーション(102)と前記取出しステーション(118)との間に糸固定ステーション(116)が設けられ、前記糸固定ステーション(116)は、前記搬送ホイール(100)の搬送方向において前記取出しステーション(118)のすぐ上流に取り付けられ、ラベル(10)に接続された糸(8)が、前記ラベル(10)に設けられたスリット(12)に押し込まれ、その間、前記支持体(104)は、前記挿入ステーション(102)及び前記取出しステーション(118)における位置に対して約90度±10度旋回することを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の装置。
[請求項5]
前記搬送ホイール(100)は、各支持体(104)に対するボア(154)を有し、前記ボア(154)内に、前記支持体(104)を保持する主軸ビーム(150)が旋回式に取り付けられ、前記主軸ビーム(150)は、前記主軸ビーム(150)の旋回軸に対して横断方向に延在する少なくとも1つのガイドアーム(178)に接続され、
前記搬送ホイール(100)の回転中に前記支持体(104)を旋回動作させるために、前記ガイドアーム(178)の自由端部は、前記搬送ホイール(100)の回転軸(D)を周方向に囲むガイドにおいてガイドされることを特徴とする、請求項1~請求項4のいずれか1つに記載の装置。
[請求項6]
抽出可能材料が充填された複数のパウチ(6)を製造する機械内に、事前切断及び充填された複数の筒状片を搬送する方法であって、
前記機械は搬送ホイール(100)を備え、
前記パウチ(6)の頭部(7)と底部(9)との間に少なくとも1つのチャンバを有する前記パウチ(6)を形成する挿入装填ステーション(102)において、前記複数の筒状片のうちの1つが、前記搬送ホイール(100)の支持体(104)に径方向に挿入され、
取出しステーション(118)において、前記パウチ(6)が、前記底部(9)を先にして前記搬送ホイール(100)から径方向に取り出される、方法。
[請求項7]
前記パウチ(6)は、前記取出しステーション(118)の前の最後から2番目のステーション(114)から、前記取出しステーション(118)の前の最後のステーション(116)までで、約90度±10度旋回することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
[請求項8]
前記パウチ(6)を支持すると共に前記搬送ホイール(100)に取り付けられる前記支持体(104)は、前記搬送ホイール(100)の回転中に前記支持体(104)を旋回動作させるように強制的にガイドされることを特徴とする、請求項6又は請求項7に記載の方法。



【符号の説明】
【0044】
2 パッケージユニット
4 包装
6 パウチ
7 頭部
8 糸
9 底部
10 ラベル
12 スリット
14 折り目
16 辺部
18 長手方向の溶接シーム
20 横断方向の溶接シーム
100 搬送ホイール
102 挿入ステーション
104 支持体
106 支持ダクト
108 パウチクランプ
110 挿入セグメント
112 ラベル給送ステーション
114 接続ステーション
116 糸固定ステーション
118 取出しステーション
120 旋回ステーション
122 パウチハンドリング装置
124 アーム
126 包装材料ハンドリング装置
128 アーム
130 包装材料ガイド
132 シール搬送ホイール
134 内側開放カム
136 外側開放カム
150 主軸ビーム
152 ボールベアリング
154 ボア
156 旋回軸
158 駆動スリーブ
160 クランプばね
162 ホルダ
164 空気式結付ブロック
166 押付ばね
168 収納シリンダ
170 ガイド突出部
172 駆動アーム
174 カムローラ
176 ガイドアーム
178 ガイドアーム
180 ガイドピン
182 ガイドピン
184 カムローラ
D 回転軸
T 搬送方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7