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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-03
(45)【発行日】2024-04-11
(54)【発明の名称】扇風機
(51)【国際特許分類】
   F04D 25/08 20060101AFI20240404BHJP
   F04D 29/52 20060101ALI20240404BHJP
【FI】
F04D25/08 301A
F04D29/52 C
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020176468
(22)【出願日】2020-10-21
(65)【公開番号】P2022067729
(43)【公開日】2022-05-09
【審査請求日】2023-08-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000115773
【氏名又は名称】リズム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002022
【氏名又は名称】弁理士法人コスモ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小島 勝宏
(72)【発明者】
【氏名】藤井 秀紀
【審査官】山崎 孔徳
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第110374895(CN,A)
【文献】特開2005-152511(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0263018(US,A1)
【文献】米国特許第06155782(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 25/08
F04D 29/52
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
扇風機本体と、
ストラップを取り付け可能であって、前記扇風機本体に対して相対的に回転可能に設けられる吊支部材と、
を備え
前記扇風機本体は、上ケース及び下ケースにより外形が円柱状とされ、内部を中空状として制御ユニットやインペラユニットを内蔵し、前記吊支部材が設けられる前記上ケースにおける天面部に排気グリルを有し、
前記排気グリルは、前記吊支部材の取付部の周りに環状に設けられ、
前記下ケースの外周側面と底面部の一部に吸気グリルを有し、
前記吊支部材は、前記上ケースの前記天面部において、前記扇風機本体内に配置されるインペラの回転軸とされる前記扇風機本体の中心軸線上である1点に設けられ、
前記排気グリルは、前記天面部において前記扇風機本体の中心軸線を中心として径方向に延設されて流路を仕切る複数の仕切板を有し、
前記吸気グリルは、前記外周側面から前記底面部に亘り連続して前記扇風機本体の中心軸線を中心として径方向に延設されて放射状に配置される複数の仕切板を有することを特徴とする扇風機。
【請求項2】
前記吊支部材は、前記ストラップを取り付け可能な被吊支部と、前記被吊支部よりも大径のフランジ部とを有し、
前記扇風機本体は、前記フランジ部を内部に収容し、前記被吊支部を外出して配置させることを特徴とする請求項1に記載の扇風機。
【請求項3】
前記被吊支部は、前記ストラップを挿通可能であって、前記回転軸の方向とは異なる方向に貫通した開口部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の扇風機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、扇風機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、首掛け可能な携帯型の扇風機が提案されている。例えば、特許文献1には、首などに掛け吊り可能なストラップをケースの握り部に取り付けた小型パーソナル扇風機が開示されている。この扇風機は、頭部を動かして送風方向の調整を行うことができ、首に掛けた状態でも顔方向に風を送ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実用新案登録第3080137号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようにストラップにより首に掛けて扇風機を使用する場合、ユーザが歩行等によって動くと扇風機が左右に揺れて、風が首や顔側に送風され難くなってしまう。一方、例えば扇風機をストラップにより1点支持することで、扇風機が揺れた場合であっても顔側に送風され易くすることもできるが、ストラップとの接続部周りに扇風機が回転してストラップが捻じれ易くなることが想定される。
【0005】
本発明は、対象部位への送風を安定させながらストラップの捻じれを低減した扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の扇風機は、扇風機本体と、ストラップを取り付け可能であって、前記扇風機本体に対して相対的に回転可能に設けられる吊支部材と、を備え、前記扇風機本体は、上ケース及び下ケースにより外形が円柱状とされ、内部を中空状として制御ユニットやインペラユニットを内蔵し、前記吊支部材が設けられる前記上ケースにおける天面部に排気グリルを有し、前記排気グリルは、前記吊支部材の取付部の周りに環状に設けられ、前記下ケースの外周側面と底面部の一部に吸気グリルを有し、前記吊支部材は、前記上ケースの前記天面部において、前記扇風機本体内に配置されるインペラの回転軸とされる前記扇風機本体の中心軸線上である1点に設けられ、前記排気グリルは、前記天面部において前記扇風機本体の中心軸線を中心として径方向に延設されて流路を仕切る複数の仕切板を有し、前記吸気グリルは、前記外周側面から前記底面部に亘り連続して前記扇風機本体の中心軸線を中心として径方向に延設されて放射状に配置される複数の仕切板を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、対象部位への送風を安定させながらストラップの捻じれを低減した扇風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係る扇風機の全体構成を示す図である。
図2】本発明の実施形態に係る扇風機の斜視図を示し、(a)は上方から見た斜視図であり、(b)は下方から見た斜視図である。
図3】本発明の実施形態に係る扇風機の平面図である。
図4】本発明の実施形態に係る扇風機の分解斜視図を示す。
図5】本発明の実施形態に係る図2(a)の扇風機のV-V断面図である。
図6】本発明の実施形態に係る図4の扇風機のVI-VI断面図である。
図7】本発明の実施形態に係る図4の扇風機のVII-VII断面図である。
図8】本発明の実施形態に係る図5に示したV-V断面図における吊支部材の周辺の拡大図である。
図9】本発明の実施形態に係る扇風機の使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1乃至図9に基づいて、本発明の実施形態を説明する。図1に示す扇風機1は、扇風機本体2に対してストラップ8を取り付けて、首等に掛けて使用することができる。以下の扇風機1の説明では、ストラップ8が取り付けられる吊支部材42側を上、その反対側を下とする。
【0010】
扇風機1の扇風機本体2は、下ケース3及び上ケース4により外形が略円柱状に設けられる。下ケース3及び上ケース4の内部は中空状に形成される。扇風機本体2の内部には、制御ユニット5、吸気側の第一インペラユニット6、及び排気側の第二インペラユニット7が設けられる(図4及び図5も参照)。
【0011】
下ケース3は、第一インペラ62及び第二インペラ72(図5参照)の回転軸と同軸の軸線P周りに湾曲した外周側面3aと、底面部3bの一部に、吸気グリル31を有する。吸気グリル31は、軸線Pを中心とする扇風機本体2の径方向に延設された流路を仕切る仕切板311を有する。複数の仕切板311は軸線P周りに放射状に配置される(図6参照)。従って、吸気グリル31は、径方向の内外に貫通した複数の開口部312aを有する。外周側面3aでは、仕切板311により、軸線P方向(上下方向)に長尺なスリット状の複数の開口部312aが設けられる。また、吸気グリル31は、底面部3bにおいては底面部3bから上方の扇風機本体2内部側に開口した複数の開口部312bを有する。吸気グリル31における外周側面3a側の開口部312aと、底面部3b側の開口部312bとは、それぞれ連続して接続されて一つの開口部312を構成する(図2(b)及び図6も参照)。
【0012】
図2(b)に示すように、底面部3bにおける吸気グリル31は、軸線Pを略中心とする円形状領域である平坦部3b1の周囲に配置される。また、平坦部3b1の略中央である軸線P上には、プッシュボタン式のスイッチ32が設けられる。
【0013】
上ケース4は、天面部4bに排気グリル41を有する。排気グリル41は、天面部4bの軸線Pを略中心とする円形状領域である平坦部4b1の周囲に環状に設けられる。図2(a)及び図3等に示すように、排気グリル41は、軸線Pを中心とする扇風機本体2の径方向に延設された流路を仕切る複数の仕切板411を有する。複数の仕切板411は軸線P周りに放射状に配置される。従って、天面部4bでは、仕切板411により、軸線P側から径方向内外に長尺なスリット状の複数の開口部412bが設けられる。この排気グリル41における開口部412bは、扇風機本体2の上下方向の内外に貫通している。
【0014】
平坦部4b1における軸線P上には、吊支部材42が扇風機本体2に対して回転可能に取り付けられる。吊支部材42の詳細な説明については後述する。
【0015】
図4は、扇風機1の分解斜視図である。制御ユニット5は、回路基板51及び電源52(図5も参照)を含む筐体5aと、筐体5aの上面から立設する複数の柱状の支持部53とを有する。筐体5aは、長尺の箱状に形成される。なお、筐体5aは、下面やその他の面側を開口させた枠体状に形成してもよい。制御ユニット5は、図5に示すように、下ケース3の底面部3b側の内部に配置される。回路基板51には、スイッチ32による操作を検出するスイッチ素子等が設けられる。
【0016】
図4に戻り、第一インペラユニット6は、モータ収容部611及び配線部612を含むモータユニット61を有する。2箇所に設けられた配線部612は、モータ収容部611の両側部から互いに反対方向へ延設される。
【0017】
また、第一インペラユニット6は、モータ収容部611に設けられたモータ611aの軸部に接続されて回転可能に配置された第一インペラ62を有する。第一インペラ62は、軸流ファンとして構成されており、複数の羽部を有する。本実施形態の第一インペラ62は、5枚の羽部を有する。図5に示すように、第一インペラ62は、モータユニット61と制御ユニット5との間(モータユニット61よりも吸気グリル31側)に配置される。第一インペラ62の軸部の下端は、制御ユニット5に対しやや離間して近接している。なお、第一インペラ62の軸部は、制御ユニット5の上面に設けた図示しない軸芯又は軸受けにより回転可能に支持される構成としてもよい。第一インペラ62は、上方から見て反時計回り方向に回転して、下方及び側方の空気を取り込み上方の第二インペラ72側へ送風する。
【0018】
第二インペラユニット7は、モータ収容部711及び配線部712を含むモータユニット71を有する。2箇所に設けられた配線部712は、配線部612と同様に、モータ収容部711の両端部から互いに反対方向へ延設される。
【0019】
また、第二インペラユニット7は、モータ収容部711に設けられたモータ711aの軸部に接続されて回転可能に配置された第二インペラ72を有する。第二インペラ72は、軸流ファンとして構成されており、複数の羽部を有する。本実施形態の第二インペラ72は、7枚の羽部を有する。図5に示すように、第二インペラ72は、モータユニット71の上方(モータユニット71よりも排気グリル41側)に配置される。第二インペラ72は、上方から見て時計回り方向に回転して下方の空気を取り込み上方の排気グリル41側へ送風する。
【0020】
第一インペラ62と第二インペラ72とは互いに反対方向に回転する。そのため、一つのインペラにより送風する場合は、下流側(図5の上側)へ送風される風が回転方向に捻じれて螺旋状の風が排気グリル41から送風されることがあるが、互いに反対方向に回転する二つのインペラ(第一インペラ62及び第二インペラ72)を用いることで風の回転(捻じれ)を打ち消して直線状の略平行な風を排気グリル41から送風することができる。また、吸気グリル31の各開口部312(312a,312b)は仕切板311により吸気された空気を整流することができるため、第一インペラ62は、軸線P周りの回転成分を低減した空気を取り込むことができる。排気グリル41の各開口部412bも仕切板411により排気する空気を整流することができる。従って、扇風機1は、排気グリル41から安定して直線的な風を送風することができる。
【0021】
モータユニット61及びモータユニット71は、上下に重なり合うように隣接又は近接して配置される。モータ収容部611及びモータ収容部711は、第一インペラ62及び第二インペラ72の回転軸の軸線P上に配置される。図7のVII-VII断面図に示すように、下側の配線部612と上側の配線部712は、上下に重なり合うように配置される。従って、配線部612と配線部712を互いにずらして配置した場合に比べて、扇風機本体2の内部流路の開口面積の減少を抑え、流通する空気の流路抵抗の増加を低減することができる。
【0022】
各モータユニット61,71の配線部612,712は、支持部53の上端部において支持及び接続される。モータ収容部611,711内のモータ611a,711aには、支持部53及び配線部612、712を介して(詳細な配線は不図示)、電源52からの電力が供給される。
【0023】
図8は、吊支部材42周辺の構成を示している。吊支部材42は、扇風機本体2の1カ所に設けられる。吊支部材42は、前述のストラップ8を取り付け可能な被吊支部421と、被吊支部421よりも大径のフランジ部422とを有する。被吊支部421は略円柱状に形成される。また、フランジ部422は略円板状に形成される。被吊支部421は、ストラップ8(本実施形態ではストラップ8の一部である丸環84)を挿通可能であって、回転軸の方向とは異なる方向(図8では軸線Pに対して略直交する方向)に貫通した開口部421aを有する。開口部421aは略円形に形成される(図2(a)も参照)。
【0024】
上ケース4は、フランジ部422を内部に収容し、被吊支部421を天面部4bの上方へ外出して配置させる取付部43を有する。取付部43は、天面部4b、中間板部44及び内側板部45を積層させて形成された軸収容部431及び規制部432を有する。天面部4b、中間板部44及び内側板部45は、螺子部材により締結して固定される。
【0025】
軸収容部431及び規制部432は、天面部4b及び中間板部44を開口させて形成した空間である。軸収容部431は、規制部432よりも小径に設けられており、被吊支部421を回転可能に挿通させることができる。規制部432は、フランジ部422を回転可能に収容することができる。吊支部材42は、フランジ部422の上下面が規制部432の上下の内壁(天面部4bと内側板部45の各板面部)と当接して、軸線P方向への上下移動が規制される。従って、吊支部材42は、取付部43に取り付けられた状態で、軸線P周り方向に回転可能に支持される。
【0026】
図1に示すように、ストラップ8は、紐体81、及び紐体81と吊支部材42を接続させる接続部材(ナス環止め82、ナス環83及び丸環84を含む)を有する。紐体81は、布製であり、両端部が安全パーツ86に取り付けられて全体が環状となるように形成される。また紐体81には、紐体81の長さを調節する調節部材85が取り付けられる。ナス環止め82は、紐体81の一部に取り付けられてナス環83と接続される。ナス環83は丸環84と着脱可能に接続される。丸環84は、吊支部材42の開口部421a内に挿通されて吊支部材42と遊嵌して接続される。
【0027】
図9は、扇風機1の使用例を示す図である。扇風機1はストラップ8を首に掛けて使用することができる。扇風機1を駆動させると、吸気グリル31から吸気された空気は排気グリル41から排気されて送風される。
【0028】
実線の扇風機1で示すように、扇風機1が顔の下方に位置するとき、扇風機1から排気された空気F1は、ストラップ8が掛けられた上方の首方向に向かって流れる。従って、空気F1は首又は顔の方向へ向かって送風される。
【0029】
また、ユーザが歩行等を行うと扇風機1が首側を中心に身体に対して左右に揺れる場合がある。図9の1点鎖線で示す扇風機1は、ユーザから見て左側に位置する例を示している。本実施形態の扇風機1は、各インペラ62,72の軸線P上に位置する吊支部材42により1点支持されているため、扇風機1の位置がユーザから見て左側又は右側に揺れた場合であっても排気グリル41が形成される面は首側の方向を向く。従って、扇風機1から排気された空気F2は、ストラップ8が掛けられた首又は顔の方向へ向かって送風される。本実施形態の扇風機1は、ストラップ8により首に掛けた扇風機1が歩行等により位置が移動した場合であっても、手等で風向き調整を行うことなく首又は顔の方向へ送風することができる。
【0030】
また、本実施形態の扇風機1は、吊支部材42が扇風機本体2に対して回転可能に支持されている。従って、扇風機1の揺れ動作により扇風機本体2が回転した場合であっても、首や顔等の対象部位への送風を安定させながらストラップ8の捻じれを低減することができる。
【0031】
一方、図9に示した扇風機1Aは、ストラップ8の取り付け箇所を扇風機1の場合の1点支持から2点支持に変更した例を示している。なお、ストラップ8を取り付ける構成を除く扇風機1Aのその他の構成(例えば内部構成)は、扇風機1と同様である。扇風機1Aは、各インペラ62,72の軸線Pから離れた位置においてストラップ8により2点支持されている。ユーザが歩行等を行うと扇風機1Aは首側を中心に身体に対して左右に揺れる場合がある。図9の扇風機1Aは、ユーザから見て右側に位置する例を示している。しかしながら、扇風機1とは異なり、扇風機1Aは、2点支持されているため排気グリル41が形成される面が上方を向いたまま略並進移動する。従って、扇風機1Aから排気された空気F3は、ストラップ8が掛けられた首及び顔の方向から外れた方向に送風される。そのため、顔や首への送風量が減少したり、送風方向を調整する等の手間が生じてしまう。一方、本実施形態で説明した扇風機1ではこれらの問題が低減される。
【0032】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることはなく、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、本実施形態では、第一インペラ62が5枚の羽部を有し、第二インペラ72が7枚の羽部を有する構成について説明したが、第一インペラ62及び第二インペラ72の羽部の枚数は本実施形態とは異なる構成としてもよい。この場合、第一インペラ62及び第二インペラ72の各羽部の枚数を奇数枚とし、第二インペラ72における羽部の枚数を、第一インペラ62における羽部の枚数よりも多く設けることができる。
【0033】
また、第一インペラ62及び第二インペラ72の代わりに軸流ファンである1つのインペラ(例えば、第一インペラ62及び第二インペラ72の一方)を設ける構成としてもよい。
【0034】
また、紐体81は、布製に限らず、ボールチェーン等のその他の素材により構成してもよい。更に、ストラップ8は、紐体81を直接吊支部材42の開口部421aに挿通させてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1,1A 扇風機 2 本体
3 下ケース 3a 外周側面
3b 底面部 3b1 平坦部
4 上ケース 4b 天面部
4b1 平坦部 5 制御ユニット
5a 筐体 6 第一インペラユニット
7 第二インペラユニット 8 ストラップ
31 吸気グリル 32 スイッチ
41 排気グリル 42 吊支部材
43 取付部 44 中間板部
45 内側板部 51 回路基板
52 電源 53 支持部
61 モータユニット 62 第一インペラ
71 モータユニット 72 第二インペラ
81 紐体 82 ナス環止め
83 ナス環 84 丸環
85 調節部材 86 安全パーツ
311 仕切板 312a(312) 開口部
312b(312) 開口部 411 仕切板
412b 開口部 421 被吊支部
421a 開口部 422 フランジ部
431 軸収容部 432 規制部
611 モータ収容部 611a モータ
612 配線部 711 モータ収容部
711a モータ 712 配線部
F1~F3 空気 P 軸線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9