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  • 特許-建設機械キャビン用のガラスモール 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-04
(45)【発行日】2024-04-12
(54)【発明の名称】建設機械キャビン用のガラスモール
(51)【国際特許分類】
   B60J 1/02 20060101AFI20240405BHJP
   B60J 10/77 20160101ALI20240405BHJP
   B60J 10/27 20160101ALI20240405BHJP
   B60J 1/00 20060101ALI20240405BHJP
   E02F 9/16 20060101ALI20240405BHJP
【FI】
B60J1/02 111
B60J10/77
B60J10/27
B60J1/00 F
E02F9/16 E
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019205412
(22)【出願日】2019-11-13
(65)【公開番号】P2021075238
(43)【公開日】2021-05-20
【審査請求日】2022-08-09
(73)【特許権者】
【識別番号】390001579
【氏名又は名称】プレス工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100156867
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 欣浩
(74)【代理人】
【識別番号】100143786
【弁理士】
【氏名又は名称】根岸 宏子
(73)【特許権者】
【識別番号】000123549
【氏名又は名称】化成工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100156867
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 欣浩
(72)【発明者】
【氏名】加藤 純栄
(72)【発明者】
【氏名】関口 満菜
(72)【発明者】
【氏名】高桑 健輔
【審査官】浅野 麻木
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-011002(JP,A)
【文献】特開2003-039946(JP,A)
【文献】特開2003-226141(JP,A)
【文献】特開2007-238048(JP,A)
【文献】実開平07-033714(JP,U)
【文献】特開2011-245928(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60J 1/02
B60J 10/77
B60J 10/27
B60J 1/00
E02F 9/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端部同士が間隔をあけて所定の角度をもって配置された2枚のガラスの端部に装着される建設機械キャビン用のガラスモールであって、
断面コ字状をなし、一方のガラスの端部に装着される装着溝を有する掴み部と、
前記掴み部から他方のガラスの外面に向けて湾曲し、前記装着溝に前記一方のガラスの端部が装着された状態において当該他方のガラスの外面に当接するリブ部と、を備え、
前記掴み部に、前記一方のガラスの内側に配置された建設機械キャビンのボディに押し付けられる突起部が設けられ
前記掴み部は、前記装着溝の底部を形成し且つ前記一方のガラスの端部の端面が対向する基部と、当該基部から前記一方のガラスの内面に沿って延出された延出部と、当該基部から当該一方のガラスの外面に沿って円弧状に延出されたリップとを有し、当該延出部と当該リップとの間に前記装着溝が形成され、
前記延出部は、前記装着溝に前記一方のガラスの端部が装着されて前記リップが当該一方のガラスの外面に当接した状態において当該一方のガラスの内面に当接して当該一方のガラスを抜け止め保持する抜け止め用リブを有し、
前記抜け止め用リブは、前記延出部から前記基部に向かって斜めに延出されるものであ
前記リブ部は、前記基部において前記端面に対向する部分から前記他方のガラスに向けて延出し、
前記リップと前記リブ部とは、前記リップの外周面と前記リブ部の外周面とが1つの円弧面を形成するようにつながり、
前記リップは、前記リップの先端に向かいながら前記一方のガラスの前記外面に近づいて当該先端が前記一方のガラスの前記外面に当接し、前記リップの前記先端と前記リップの基端との間には、前記リップの内面が前記一方のガラスの前記外面から離間して隙間が形成され、
前記リブ部は、前記リブ部の先端に向かいながら前記他方のガラスの前記外面に近づいて当該先端が前記他方のガラスの前記外面に当接することを特徴とする建設機械キャビン用のガラスモール。
【請求項2】
前記延出部に、前記突起部が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械キャビン用のガラスモール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械キャビンに設けられたガラスの周縁に配置される建設機械キャビン用のガラスモールに関する。
【背景技術】
【0002】
建設機械キャビンに設けられるガラスは、例えば死角となる範囲を少なくし、またより広い視界を確保すること等を目的として、その端部がキャビンのコーナ部付近に位置するように配置されることがある。このようなガラスを例えばキャビンの後方と側方に設ける場合、キャビンを上方から見た状態において、2枚のガラスは、端部同士が間隔をあけて所定の角度をもって配置されることになる。
【0003】
この点につき図6を参照しながら具体的に説明すると、建設機械キャビンのボディを構成するピラー100の外側に2枚のガラス101、102を配置する場合、ガラス101、102は、図示の例では約90度の角度をもって、それぞれの端部(コバ)103、104が間隔をあけて配置されることになる。なお、図6に示したスペーサ105は、ピラー100とガラス101、102との間に所定の間隔をあけるものであり、接着部106は、例えば接着剤によって、ピラー100に対してガラス101、102を固定した部分である。
【0004】
ここで、端部103、104は飛び石等が当たった際の衝撃によって破損しやすく、また端部103、104が露出していると見栄えの点でも難がある。このため図6のように構成する際には、端部103、104を隠すように補材107を塗布することが考えられる。しかしこのような補材107を使用する場合は、見栄えを良くするために外観面を仕上げる必要があり、そのために多くの工数を要することになる。また、一般的には作業者が仕上げを行うため、仕上がり状態にばらつきが生じるおそれがある。
【0005】
一方、補材107は使用せず、図7に示すようにアウターパネル108、109で端部103、104を隠す方法も考えられる。この場合、仕上がり状態のばらつきは抑えられて品質は安定するものの、未塗装(ホワイトボディ)状態のアウターパネル108、109を準備し、これらの継ぎ目において溶接、仕上げ、シーリングを行わなければならないため、コストアップを伴うことになる。
【0006】
なお従来技術として、特許文献1には、乗用車のフロントピラーに取り付けられるウエザーストリップが開示され、特許文献2には、建設機械のオペレータキャブの窓枠に取り付けられるシール構造が開示されているが、これらは本発明が目的とする2枚のガラスの端部同士をカバーするものではなく、本発明とは技術的な前提が異なる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開2007-238048号公報
【文献】実開平7-33714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このように、建設機械キャビンに配置される2枚のガラスが、それらの端部同士が間隔をあけて所定の角度をもって配置される場合、従来は、ガラスの端部をカバーするにあたって品質面やコスト面で問題を抱えていた。
【0009】
本発明はこのような点を解決することを課題とするものであって、所定の角度をもって配置される2枚のガラスの端部をカバーすることが可能であって、品質に優れる上にコストも抑制することができるガラスモールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、端部同士が間隔をあけて所定の角度をもって配置された2枚のガラスの端部に装着される建設機械キャビン用のガラスモールであって、断面コ字状をなし、一方のガラスの端部に装着される装着溝を有する掴み部と、前記掴み部から他方のガラスの外面に向けて湾曲し、前記装着溝に前記一方のガラスの端部が装着された状態において当該他方のガラスの外面に当接するリブ部と、を備え、前記掴み部に、前記一方のガラスの内側に配置された建設機械キャビンのボディに押し付けられる突起部が設けられ前記掴み部は、前記装着溝の底部を形成し且つ前記一方のガラスの端部の端面が対向する基部と、当該基部から前記一方のガラスの内面に沿って延出された延出部と、当該基部から当該一方のガラスの外面に沿って円弧状に延出されたリップとを有し、当該延出部と当該リップとの間に前記装着溝が形成され、前記延出部は、前記装着溝に前記一方のガラスの端部が装着されて前記リップが当該一方のガラスの外面に当接した状態において当該一方のガラスの内面に当接して当該一方のガラスを抜け止め保持する抜け止め用リブを有し、前記抜け止め用リブは、前記延出部から前記基部に向かって斜めに延出されるものであ前記リブ部は、前記基部において前記端面に対向する部分から前記他方のガラスに向けて延出し、前記リップと前記リブ部とは、前記リップの外周面と前記リブ部の外周面とが1つの円弧面を形成するようにつながり、前記リップは、前記リップの先端に向かいながら前記一方のガラスの前記外面に近づいて当該先端が前記一方のガラスの前記外面に当接し、前記リップの前記先端と前記リップの基端との間には、前記リップの内面が前記一方のガラスの前記外面から離間して隙間が形成され、前記リブ部は、前記リブ部の先端に向かいながら前記他方のガラスの前記外面に近づいて当該先端が前記他方のガラスの前記外面に当接することを特徴とする。
【0013】
また前記延出部に、前記突起部が設けられることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明のガラスモールによれば、2枚のガラスの端部をカバーすることができるため、飛び石等による破損を防止することができ、また見栄えにも優れる。また、従来必要であった仕上げの作業等が不要になるため、仕上がり状態のばらつきが抑えられて品質面に優れる他、コストも抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に従うガラスモールの一実施形態を示した斜視図である。
図2図1に示したガラスモールを2枚のガラスの端部に装着した状態を示す平面視での断面図である。
図3図1に示したガラスモールを、図2とは異なる角度で配置された2枚のガラスの端部に装着した状態を示す平面視での断面図である。
図4】ガラスモールの取り付け手順を説明するための図であって、ガラスモールをガラスに装着し、それをピラーに取り付ける方法について示した図である。
図5】ガラスモールの取り付け手順を示した図であって、ピラーに取り付けたガラスに対してガラスモールを装着する方法について示した図である。
図6】補材を使用して2枚のガラスの端部をカバーする従来技術について示した図である。
図7】2つのアウターパネルを使用して2枚のガラスの端部をカバーする従来技術について示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に従うガラスモールの一実施形態について説明する。
【0017】
図1に示した本実施形態のガラスモール1は、弾性を有する素材(例えばゴムや熱可塑性エラストマー)によって長尺状に形成されるものである。図示したようにガラスモール1は、断面コ字状をなす掴み部2を備えている。本実施形態の掴み部2は、比較的厚肉になる基部3と、基部3の一端部に一体的に連結し、基部3に対して直交する向きに直線状に延出された延出部4と、基部3の他端部に一体的に連結し、基部3に対して直交する向きに湾曲しつつ延出される(延出部4に向けて徐々に近づくように湾曲しながら延出される)とともに、先端に向けて厚みが徐々に小さくなるように形成されたリップ5とを備えている。ここで、基部3、延出部4、及びリップ5で取り囲まれる溝状の空間を装着溝6と称する。
【0018】
またガラスモール1は、リップ5が連結する部位とは逆側において基部3に一体的に連結し、リップ5が延出される向きに対して逆側に向けて、湾曲しながら延出されるリブ部7を備えている。本実施形態のリップ5とリブ部7は、それらの外周面が1つの円弧面を形成するように段差なくつながるものである。
【0019】
そして延出部4は、装着溝6とは反対側の面に、突起部8を備えている。本実施形態の突起部8は、断面が半円状になるものであって、相互に間隔をあけて2つ設けられている。また延出部4における装着溝6側の面には、後述するガラスの抜け止めとして機能する抜け止め用リブ9が設けられている。本実施形態の抜け止め用リブ9は、延出部4から基部3に向かって斜めに延出されるものであって、相互に間隔をあけて2つ設けられている。
【0020】
このような形態になるガラスモール1は、図2に示すようにして使用される。ここでピラー10は、建設機械キャビンのボディを構成する一例として示したものであって、本実勢形態では、建設機械キャビンのコーナ部において約90度に曲げられている。またガラス11は、ピラー10の外側において、ピラー10の一辺に対して間隔をあけて且つ略平行に配置され、ガラス12は、ピラー10の外側において、ピラー10の他の一辺に対して間隔をあけて且つ略平行に配置されている。すなわちガラス11、12は、約90度の角度をもって配置されている。またガラス11、12は、図示したようにそれらの端部13、14の間に間隔があくように配置される。なおガラス11は、接着剤を使用して、ピラー10に対して接着部16で固定されている。またガラス12は、スペーサ15によってピラー10との間に間隔があけられた状態で、接着部16によってピラー10に固定されている。
【0021】
そしてガラスモール1は、図示したように、装着溝6がガラス11の端部13に挿入され、リブ部7はガラス12の外面に当接するようにして取り付けられる。ここで、ガラスモール1は弾性を有する素材で形成されているため、リブ部7の先端はガラス12の外面に対して隙間なく当接する。このため、ガラス12の外面に対するガラスモール1のシール性は十分に確保される。また、ガラス11の外面に対してはリップ5の先端が隙間なく当接するため、ガラス11の外面に対するガラスモール1のシール性も十分に確保される。
【0022】
またこの状態において、ピラー10とガラス11との間には延出部4が入り込んでいる。ここで延出部4には、ピラー10に向けて突出する突起部8と、ガラス11に向けて突出する抜け止め用リブ9が設けられていて、これら延出部4、突起部8、及び抜け止め用リブ9によってピラー10とガラス11との間に隙間を確保することができるため、これらの間にスペーサを設ける必要はない。このため、スペーサを要していた従来の構成に対してコストを削減することができる。
【0023】
そして、突起部8はピラー10の外面に押し付けられ、抜け止め用リブ9はガラス11の内面に押し付けられているため、ガラスモール1に対してガラス11から抜け出す力が加わることがあっても、突起部8とピラー10との間、及び抜け止め用リブ9とガラス11との間には摩擦力が作用する。このため、ガラスモール1がガラス11から抜け出す不具合を有効に防止することができる。なお、図示したように抜け止め用リブ9は基部3に向かって斜めに延出されるものであるため、ガラス11に対してガラスモール1が抜け出そうとする際には大きな抵抗となる一方、ガラス11に対して装着溝6を挿入する際にはそれ程大きな抵抗にはならない。このため、抜け止め用リブ9を設けていても、ガラスモール1をガラス11に取り付ける作業の妨げになることはない。
【0024】
なお、突起部8を設けずに延出部4を全面的にピラー10に押し付けるように構成することも可能であるが、この場合は延出部4におけるピラー10に対向する面を精度良く形成しなければならないため、ガラスモール1の製造に難がある。また後述するように、予めピラー10にガラス11を固定したものに対してガラスモール1を取り付けようとすると、延出部4を全面的にピラー10に押し付けるように構成する場合においては、ピラー10に対する延出部4の摩擦力が過大となるために取り付け作業が困難になることも想定される。一方、本実施形態のように突起部8を設ける場合は、突起部8の突出量が多少ばらついても、突起部8が弾性変形してばらつきを吸収することができる。また予めピラー10にガラス11を固定したものに対してガラスモール1を取り付ける場合にも、ピラー10と突起部8との間に取り付け作業が困難になる程の摩擦力は作用しないため、取り付け作業が難しくなることはない。
【0025】
なお、本実施形態では建設機械キャビンのボディを構成するピラー10に対して突起部8を押し当てるようにしたが、押し当てる対象はピラー10に限られるものではなく、例えばボディを構成する部材としてパネルを設ける場合においては、突起部8はパネルに押し当てるようにしてもよい。
【0026】
このように本実施形態のガラスモール1によれば、ガラス11、12の端部13、14をカバーすることができるため、飛び石等によって端部13、14が破損する不具合を防止することができる。またガラスモール1によって、端部13、14を隠すことができるため、見栄えにも優れる。特に本実施形態のガラスモール1では、建設機械キャビンの外側から視認されるリップ5とリブ部7の外周面が段差なくつながっているため、見栄えが更に優れる。また従来必要であった仕上げの作業等も不要であるため、仕上がり状態のばらつきが抑えられて品質面に優れるうえ、仕上げの作業等に要していたコストも削減することができる。
【0027】
本実施形態のガラスモール1は、ガラス11とガラス12との角度が90度以外になる場合であっても、同一形状のものを使用することが可能である。この点について図3を参照しながら説明する。図3に示す実施形態では、ピラー10における2つの辺が約120度の角度になるように設定されていて、ガラス11とガラス12も、約120度の角度になるように配置されている。ここで、本実施形態のガラスモール1は弾性を有する素材で形成されていて、ガラス11に対するガラス12の角度が変わってもリブ部7は弾性変形するため、図2に示した実施形態と同様に、その先端部はガラス12の外面に当接する。すなわち本実施形態のガラスモール1によれば、ガラス11とガラス12の角度が変わっても同一の形状のものを使用することができるため、汎用性にも優れている。
【0028】
ところで、ガラス11、12に対してガラスモール1を取り付けるにあたっては、例えば図4に示す手順でもよいし、図5に示す手順でもよい。ここで図4は、ガラスモール1を装着したガラス11は、ピラー10に固定する前の状態である一方、ガラス12は、スペーサ15、接着部16を使用してピラー10に固定された状態を示している。この場合においては、ガラスモール1におけるリブ部7の先端をガラス12の外面に当接させつつ、突起部8をピラー10の外面に当接させておき、ピラー10とガラス11との間に接着剤を塗布することによって、ガラス11をピラー10に固定することができる。また図5は、ガラス11、12の両方を固定したピラー10を準備し、これにガラスモール1を装着する状態を示している。この場合においては、端部13が装着溝6に挿入されるようにしてガラスモール1を押し込めば、リブ部7の先端をガラス12の外面に当接させつつガラスモール1をガラス11に保持させることができる。このように本実施形態のガラスモール1によれば、図4図5に示したように、種々の手順で取り付けることができる。また、仮にガラスモール1が劣化することがあっても、図5に示した手順に従ってこれを交換することができる。
【0029】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上記の実施形態における効果は、本発明から生じる効果を例示したに過ぎず、本発明による効果が上記の効果に限定されることを意味するものではない。
【符号の説明】
【0030】
1:ガラスモール
2:掴み部
3:基部
4:延出部
5:リップ
6:装着溝
7:リブ部
8:突起部
9:抜け止め用リブ
10:ピラー(建設キャビンのボディ)
11:ガラス
12:ガラス
13:端部
14:端部
15:スペーサ
16:接着部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7