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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-04
(45)【発行日】2024-04-12
(54)【発明の名称】位置調節機構付のブロック搬送据付装置
(51)【国際特許分類】
   B66C 1/68 20060101AFI20240405BHJP
   B66C 1/62 20060101ALI20240405BHJP
【FI】
B66C1/68 Z
B66C1/62 H
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2023008183
(22)【出願日】2023-01-23
【審査請求日】2023-03-31
(73)【特許権者】
【識別番号】592086880
【氏名又は名称】丸栄コンクリート工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081628
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 桂
(72)【発明者】
【氏名】棚橋 肇
(72)【発明者】
【氏名】阪口 裕紀
【審査官】長尾 裕貴
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-152500(JP,A)
【文献】特開2015-135032(JP,A)
【文献】特開2005-171696(JP,A)
【文献】実開昭52-088166(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66C 1/68
B66C 1/62
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
台車の上にアームを設け、アームの前端を台車の前側に突き出し、アームの前端を昇降する装置を設け、
アームの前端には、枢軸を左右方向に貫通して左右動可能に取り付け、
枢軸には連結保持具を取り付け、連結保持具は下端にブロックを連結して保持する構成にし、
アームには、左右方向に沿ってシリンダ装置を取り付け、シリンダ装置はロッドを連結保持具に連結し、
シリンダ装置が右行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が右方に移動する構成にし、シリンダ装置が左行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が左方に移動する構成にしていることを特徴とする位置調節機構付のブロック搬送据付装置。
【請求項2】
連結保持具は、左側板と右側板を備え、
枢軸は、アームの左側に突き出た左側部の端と右側に突き出た右側部の端にそれぞれ連結保持具の左側板と右側板を取り付け、連結保持具は、左側板の下端と右側板の下端にブロックを連結して保持する構成にし、
シリンダ装置は、アームの上側又は前側に配置し、両ロッド形にし、左側に突き出た左ロッドの端と右側に突き出た右ロッドの端にそれぞれ伝動部材を取り付け、左側の伝動部材は、枢軸の左端又は連結保持具の左側板に連結し、右側の伝動部材は、枢軸の右端又は連結保持具の右側板に連結し、
シリンダ装置のロッドが右方に移動すると、連結保持具が右方に移動する構成にし、シリンダ装置のロッドが左方に移動すると、連結保持具が左方に移動する構成にしていることを特徴とする請求項1に記載の位置調節機構付のブロック搬送据付装置。
【請求項3】
シリンダ装置は、アームの左側又は右側に配置し、片ロッド形にし、ロッドを枢軸に連結し、シリンダ装置のロッドが右方に移動すると、連結保持具が右方に移動する構成にし、シリンダ装置のロッドが左方に移動すると、連結保持具が左方に移動する構成にしていることを特徴とする請求項1に記載の位置調節機構付のブロック搬送据付装置。
【請求項4】
シリンダ装置のロッドは、枢軸に同軸状に連結していることを特徴とする請求項3に記載の位置調節機構付のブロック搬送据付装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロックを持ち上げ保持状態で搬送して据え付ける搬送据付装置において、そのブロックの左右方向位置を調節する機構に関する。
【背景技術】
【0002】
床版やスラブのようなブロックの搬送据付装置は、台車の上にアームを設けている。アームは、前端を台車の前側に突き出し、前端から吊り索を垂れ下げている。吊り索は、下端にブロックを連結して保持する構成にしている。アームの前端を昇降する装置を設けている。
使用時、ブロックの保管場所で、吊り索の下端は、保管中のブロックに連結する。アームの前端は上昇させ、保管中のブロックを持ち上げて保持する。台車は、走行させ、ブロックを持ち上げ保持状態で据付場所に搬送する。
ブロックの据付場所で、台車は、持ち上げ保持状態のブロックがその据付位置の上空に達すると、停車させる。アームの前端は下降させ、持ち上げ保持状態のブロックを下降させて据付位置に下ろす。吊り索の下端は据付位置のブロックから取り外す。台車は、走行させ、ブロックを据付位置に残してブロック保管場所に戻る。
このような搬送据付作業を繰り返して、多数のブロックを据付場所に敷き並べる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第6697106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
[課 題]
搬送据付装置は、台車を前進させて持ち上げ保持状態のブロックを据付位置の上空に搬送した時、そのブロックの位置が据付位置に対して左方又は右方にずれていることがある。
据付位置の上空で持ち上げ保持状態のブロックの左右方向位置にずれがあると、台車を後進させ、再び据付位置に向けて前進させる。その再前進時、ずれを解消するため、前進の向きを少し左方又は右方に変える。再前進によっても、据付位置の上空でブロックの左右方向位置のずれが解消しないと、更に、後進と再前進を行う。左右方向位置のずれが解消するまで後進と再前進を繰り返す。
据付位置の上空で持ち上げ保持状態のブロックの左右方向位置のずれを解消する作業は多くの手間が掛かる。
【0005】
[構 想]
搬送据付装置は、持ち上げ保持状態のブロックを左方又は右方、左右方向に移動させる位置調節機構を設ける。
位置調節機構は、アームの前端に枢軸を左右方向に貫通して左右動可能に取り付ける。枢軸には、連結保持具を取り付ける。連結保持具は、下端にブロックを連結して保持する構成にする。アームには、左右方向に沿ってシリンダ装置を取り付ける。シリンダ装置は、ロッドを連結保持具に連結する。
シリンダ装置が右行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が右方に移動する構成にする。シリンダ装置が左行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が左方に移動する構成にする。
【0006】
[具体例]
搬送据付装置の位置調節機構においては、シリンダ装置のロッドの右行き又は左行きを連結保持具に伝える機構に具体例が複数ある。
<具体例1>
連結保持具は、左側板と右側板を備える。枢軸は、アームの左側に突き出た左側部の端と右側に突き出た右側部の端にそれぞれ連結保持具の左側板と右側板を取り付ける。連結保持具は、左側板の下端と右側板の下端にブロックを連結して保持する構成にする。
シリンダ装置は、アームの上側又は前側に配置し、両ロッド形にし、左側に突き出た左ロッドの端と右側に突き出た右ロッドの端にそれぞれ伝動部材を取り付ける。左側の伝動部材は、枢軸の左端又は連結保持具の左側板に連結する。右側の伝動部材は、枢軸の右端又は連結保持具の右側板に連結する。シリンダ装置のロッドが右方に移動すると、連結保持具が右方に移動する構成にする。シリンダ装置のロッドが左方に移動すると、連結保持具が左方に移動する構成にする。
<具体例2>
シリンダ装置は、アーム前端の左側又は右側に配置し、片ロッド形にし、ロッドを枢軸に連結する。
シリンダ装置のロッドが右方に移動すると、連結保持具が右方に移動する構成にする。シリンダ装置のロッドが左方に移動すると、連結保持具が左方に移動する構成にする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1.台車の上にアームを設け、アームの前端を台車の前側に突き出し、アームの前端を昇降する装置を設け、
アームの前端には、枢軸を左右方向に貫通して左右動可能に取り付け、
枢軸には連結保持具を取り付け、連結保持具は下端にブロックを連結して保持する構成にし、
アームには、左右方向に沿ってシリンダ装置を取り付け、シリンダ装置はロッドを連結保持具に連結し、
シリンダ装置が右行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が右方に移動する構成にし、シリンダ装置が左行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が左方に移動する構成にしていることを特徴とする位置調節機構付のブロック搬送据付装置。
2.上記1の位置調節機構付のブロック搬送据付装置において、
連結保持具は、左側板と右側板を備え、
枢軸は、アームの左側に突き出た左側部の端と右側に突き出た右側部の端にそれぞれ連結保持具の左側板と右側板を取り付け、
連結保持具は、左側板の下端と右側板の下端にブロックを連結して保持する構成にし、
シリンダ装置は、アームの上側又は前側に配置し、両ロッド形にし、左側に突き出た左ロッドの端と右側に突き出た右ロッドの端にそれぞれ伝動部材を取り付け、左側の伝動部材は、枢軸の左端又は連結保持具の左側板に連結し、右側の伝動部材は、枢軸の右端又は連結保持具の右側板に連結し、
シリンダ装置のロッドが右方に移動すると、連結保持具が右方に移動する構成にし、シリンダ装置のロッドが左方に移動すると、連結保持具が左方に移動する構成にしていることを特徴とする。
3.上記1の位置調節機構付のブロック搬送据付装置において、
シリンダ装置は、アームの左側又は右側に配置し、片ロッド形にし、ロッドを枢軸に連結し、
シリンダ装置のロッドが右方に移動すると、連結保持具が右方に移動する構成にし、シリンダ装置のロッドが左方に移動すると、連結保持具が左方に移動する構成にしていることを特徴とする。
4.上記3の位置調節機構付のブロック搬送据付装置において、
シリンダ装置のロッドは、枢軸に同軸状に連結していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
据付位置の上空で持ち上げ保持状態のブロックの左右方向位置のずれを解消する作業には多くの手間が掛からない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態の第1例における位置調節機構付のブロック搬送据付装置の側面図。
図2】同ブロック搬送据付装置の平面図。
図3図2中のA-A線矢視部分の拡大図、位置調節機構の正面図。
図4図3と同様な図で、連結保持具が向かって右側に移動した状態を示す図。
図5図3と同様な図で、連結保持具が向かって左側に移動した状態を示す図。
図6図3と同様な図で、実施形態の第2例における位置調節機構の正面図。
図7図6と同様な図で、連結保持具が向かって右側に移動した状態を示す図。
図8図6と同様な図で、連結保持具が向かって左側に移動した状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1例(図1図5参照)]
本例のブロック搬送据付装置は、図1に示すように、台車1の上にアーム12を設けている。アーム12は、前端を台車1の前側に突き出している。アーム12の前端を昇降するアーム昇降装置13を設けている。アーム12の前端には、位置調節機構14を設けている。位置調節機構14は、下側に床版やスラブのような平板状のブロックbrを連結して保持する構成にしている。
【0011】
台車1やアーム12の詳細な構成は、次のようにしている。台車1は、図1図2に示すように、左右の車輪側部2を棒状連結部3で連結している。棒状連結部3は、複数にし、前後に並列している。前後の棒状連結部3は、伸縮可能にし、左右の車輪側部2の間隔を調整可能にしている。左右の車輪側部2は、それぞれ、前輪4と後輪5を装置している。前輪4と後輪5は、それぞれ、走行用の油圧モータを内蔵している。左右の車輪側部2は、左右対称に構成している。片側の車輪側部2について説明する。
【0012】
車輪側部2は、前部の上に取付け部材11を固定している。取付け部材11は、後端にアーム12の後下端を回転可能に取り付けている。アーム12は、後下端を含む後側部分を上下方向に配置し、前端を含む前側部分を前後方向に配置している。取付け部材11は、前端に油圧シリンダ装置13のシリンダ基端を回転可能に取り付けている。油圧シリンダ装置13は、シリンダの先端から突き出たロッドの先端をアーム12の中間部に回転可能に取り付けている。油圧シリンダ装置13の伸縮作動でアーム12の前端を昇降する構成にしている。車輪側部2は、後部の上に前傾防止用のウエイト15を取り付けている。
【0013】
台車1は、前後の棒状連結部3の上に取付け棒21を固定している。取付け棒21は、複数にし、左右に並列している。左右の取付け棒21の上には、発電機又は蓄電池を収納した動力源室22を設け、その前側に電気機器や油圧機器を収納した制御機器室23を設けている。制御機器室23の前には、制御盤24を固定している。前輪4と後輪5及びアーム昇降装置の油圧シリンダ装置13は、無線又は有線で遠隔操作する構成にしている。
【0014】
本例の位置調節機構14は、図3に示すように、アーム12の前端に枢軸31を左右方向に貫通して左右動可能に取り付けている。枢軸31には、連結保持具32を取り付けている。連結保持具32は、下端にブロックbrを連結して保持する構成にしている。枢軸31は、アーム12に対して回転可能にしている。連結保持具32は、枢軸31に固定している。
アーム12は、左右方向に沿って油圧シリンダ装置33を取り付けている。油圧シリンダ装置33は、ロッド34を伝動部材36で枢軸31又は連結保持具32に連結している。油圧シリンダ装置33が右行き作動をすると、図4に示すように、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具32が枢軸31と一緒に右方に移動する構成にしている。油圧シリンダ装置33が左行き作動をすると、図5に示すように、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具32が枢軸31と一緒に左方に移動する構成にしている。
【0015】
位置調節機構14の詳細な構成は、次のようにしている。図3に示すように、連結保持具32は、左側板と右側板を備えている。枢軸31は、アーム12前端の左側に突き出た左側部の端と右側に突き出た右側部の端にそれぞれ連結保持具32の左側板の上端と右側板の上端を取り付けている。連結保持具32は、左側板の下端と右側板の下端にブロック保持具35を取り付けている。ブロック保持具35は、下側にブロックbrを保持する構成にしている。
【0016】
油圧シリンダ装置33は、シリンダをアーム12前端の上側に左右方向に沿って固定し、両ロッド形にしている。左側に突き出た左ロッド34の端と右側に突き出た右ロッド34の端にそれぞれ伝動部材36の上端を取り付けている。左側の伝動部材36は、下端を枢軸31の左端又は連結保持具32の左側板に連結している。右側の伝動部材36は、下端を枢軸31の右端又は連結保持具32の右側板に連結している。
【0017】
本例の位置調節機構付きブロック搬送据付装置は、次のように使用する。
台車1が前進し、持ち上げ保持状態のブロックbrがその据付位置の上空に達して、停止したとき、そのブロックbrが左側又は右側に位置ずれしていると、位置調節機構の油圧シリンダ装置33を右行き又は左行き作動して、持ち上げ保持状態のブロックbrを右側又は左側に移動させる。持ち上げ保持状態のブロックbrは、位置ずれした距離分、ずれと反対側に移動させて、左右方向の位置ずれを解消する。
【0018】
[第2例(図6図8参照)]
本例は、第1例の位置調節機構における油圧シリンダ装置を、アームの上側に換えて左側又は右側に配置し、両ロッド形に換えて片ロッド形にしている。また、連結保持具を枢軸に取り付ける位置を、枢軸の両端部に換えて枢軸の中央部にしている。更に、連結保持具の形状を、H形状に換えて縦板状にしている。
【0019】
アーム12の前端は、図6に示すように、枢軸41を左右方向に貫通して左右動可能に取り付けている。枢軸41には、連結保持具42を取り付けている。連結保持具32は、下端にブロックbrを連結して保持する構成にしている。枢軸41は、アーム12の左側壁と右側壁を貫通し、アーム12に対して回転可能にしている。連結保持具42は、上端をアーム12の左側壁と右側壁の間に配置し、枢軸41に固定している。
【0020】
片ロッド形の油圧シリンダ装置43は、アーム12の左側又は右側に左右方向に取り付け、ロッド44を枢軸41に連結している。詳細には、油圧シリンダ装置43は、シリンダをアーム12の左側壁又は右側壁に固定して、ロッド44を枢軸41と同軸状に直接的に連結している。連結保持具42は、下端にブロック保持具45を取り付けている。ブロック保持具45は、下側にブロックbrを保持する構成にしている。
【0021】
油圧シリンダ装置43が右行き作動をすると、図7に示すように、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具42が枢軸41と一緒に右方に移動する構成にしている。油圧シリンダ装置43が左行き作動をすると、図8に示すように、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具42が枢軸41と一緒に左方に移動する構成にしている。
本例の位置調節機構付きブロック搬送据付装置は、第1例のそれと同様に使用する。
【0022】
[変形例]
本発明は、上記の実施形態に限定されない。次のような変形が例示される。
1.上記の実施形態の第1例、第2例において、アーム昇降装置13は、アーム12の前端の昇降経路が円弧状になるが、直線状にする。又は、直線状にして、枢軸31、41をアーム12に固定し、連結保持具32、42を枢軸31、41に固定する。
2.上記の実施形態の第1例において、油圧シリンダ装置33は、アーム12の上側に配置しているが、アーム12の前側に配置する。
3.上記の実施形態において、油圧シリンダ装置33、43は、油圧機器にしているが、その他の液圧機器にする。又は、空圧機器にする。
【符号の説明】
【0023】
1 台車
2 車輪側部
3 棒状連結部
4 前輪
5 後輪
11 取付け部材
12 アーム
13 アーム昇降装置、油圧シリンダ装置
14 位置調節機構
15 前傾防止用のウエイト
21 取付け棒
22 動力源室
23 制御機器室
24 制御盤
br ブロック
31 枢軸
32 連結保持具
33 油圧シリンダ装置
34 ロッド
35 ブロック保持具
36 伝動部材
41 枢軸
42 連結保持具
43 片ロッド形の油圧シリンダ装置
44 ロッド
45 ブロック保持具
【要約】
【課題】 ブロック搬送据付装置において据付位置上空で持ち上げ保持状態のブロックの左右方向位置のずれを解消する作業の手間を減らす。
【解決手段】 ブロックbrをアーム12で持ち上げて保持した状態で搬送して据え付けるブロック搬送据付装置に、そのブロックの左右方向位置を調節する機構14を設ける。アームに枢軸31を左右方向に貫通して左右動可能に取り付け、枢軸に連結保持具32を取り付け、連結保持具は下端にブロックを連結して保持する構成にする。アームに左右方向に沿ってシリンダ装置33を取り付け、シリンダ装置はロッド34を連結保持具に連結する。シリンダ装置が右行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が右方に移動する。シリンダ装置が左行き作動をすると、ブロック持ち上げ保持状態の連結保持具が左方に移動する。
【選択図】 図3
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8