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特許7466666端末機能マッチングの検査方法、AMF、基地局及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-04
(45)【発行日】2024-04-12
(54)【発明の名称】端末機能マッチングの検査方法、AMF、基地局及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 60/00 20090101AFI20240405BHJP
   H04W 8/24 20090101ALI20240405BHJP
   H04W 12/08 20210101ALI20240405BHJP
   H04W 76/10 20180101ALI20240405BHJP
【FI】
H04W60/00
H04W8/24
H04W12/08
H04W76/10
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2022549003
(86)(22)【出願日】2021-01-26
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-04-04
(86)【国際出願番号】 CN2021073839
(87)【国際公開番号】W WO2021159958
(87)【国際公開日】2021-08-19
【審査請求日】2022-08-12
(31)【優先権主張番号】202010093612.5
(32)【優先日】2020-02-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】王 胡成
(72)【発明者】
【氏名】周 叶
【審査官】久松 和之
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0078926(US,A1)
【文献】国際公開第2012/111409(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0324877(US,A1)
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell,23.502: OI#21: AS security context setup,3GPP TSG SA WG2 #124 S2-179302,2017年12月04日
【文献】Qualcomm Incorporated,Remaining Issues in UE Radio Capability for IMS Voice,3GPP TSG RAN WG2 #103bis R2-1814226,2018年09月28日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 - 7/26
H04W 4/00 - 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了した後、前記端末から取得されることを特徴とする端末機能マッチングの検査方法。
【請求項2】
前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の端末機能マッチングの検査方法。
【請求項3】
前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含むことを特徴とする請求項2に記載の端末機能マッチングの検査方法。
【請求項4】
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得されることを特徴とする端末機能マッチングの検査方法。
【請求項5】
前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4に記載の端末機能マッチングの検査方法。
【請求項6】
前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含むことを特徴とする請求項5に記載の端末機能マッチングの検査方法。
【請求項7】
端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返すことと、を含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得されることを特徴とする端末機能マッチングの検査方法。
【請求項8】
前記機能マッチング要求メッセージは、前記端末の関連情報を取得して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後に、前記AMFによって送信され、
前記関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の端末機能マッチングの検査方法。
【請求項9】
前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含むことを特徴とする請求項8に記載の端末機能マッチングの検査方法。
【請求項10】
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するための第1の確定モジュールと、
前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信するための第1の処理モジュールと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信するための第1の受信モジュールとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了した後、前記端末から取得されることを特徴とするアクセスと移動管理機能エンティティ機器AMF。
【請求項11】
前記第1の確定モジュールは、具体的に
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するためのものであり、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10に記載のアクセスと移動管理機能エンティティ機器AMF。
【請求項12】
前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含むことを特徴とする請求項11に記載のアクセスと移動管理機能エンティティ機器AMF。
【請求項13】
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するための第2の確定モジュールと、
前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信するための第2の処理モジュールであって、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されている第2の処理モジュールと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信するための第2の受信モジュールとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得されることを特徴とするアクセスと移動管理機能エンティティ機器AMF。
【請求項14】
前記第2の確定モジュールは、具体的に
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するためのものであり、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含み、
前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含むことを特徴とする請求項13に記載のアクセスと移動管理機能エンティティ機器AMF。
【請求項15】
端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信するための第3の受信モジュールであって、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されている第3の受信モジュールと、
前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返すための送信モジュールとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得されることを特徴とする基地局。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(相互参照)
本願は、2020年02月14日に提出された、出願番号が2020100936125であり、発明の名称が「端末機能マッチングの検査方法、AMF、基地局及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全体が参照により本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、無線通信の技術分野に関し、特に端末機能マッチングの検査方法、AMF、基地局及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
アクセスと移動(Access and Mobility Management Function、AMF)は、IPマルチメディアシステム(IP Multimedia Subsystem、IMS)音声PSセッションの指示(IMS voice over PS sessionのindication)をユーザ機器(User Equipment、UE)に送信する前、AMFは、UE capability matchプロセスを実行する必要があり、当該UE capability matchプロセスでは、AMFは、基地局に前記UEの機能マッチング要求メッセージを送信し、つまり、AMFは、先にUE無線機能(radio capability)と基地局機能がマッチング(match)するかどうかを基地局に対して確認する必要があり、AMFは、UE radio capability matchと確定した後にのみ、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0004】
しかしながら、3GPP(登録商標) SA3の要件によれば、5G基地局は、UEからUE radio capabilityを取得するときに、UEのアクセス層セキュリティ(AS security)をアクティブにする必要がある。従来の技術では、UEがネットワークに登録する過程中において、UEにユーザプレーンの接続が確立されていない場合、基地局はUEに対してアクセス層セキュリティコンテキスト(AS security context)を確立しない可能性があるため、登録過程では、基地局はUE radio capabilityを取得できない可能性があり、つまり、UE radio capabilityがmatchするかどうかを判断できず、これにより、AMFは登録過程ではIMS voice over PS sessionのindicationを送信することができない。これにより、UEはIMS音声サービスを開始させることができなくなってしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の実施形態は、従来技術に存在している問題に対して、端末機能マッチングの検査方法、AMF、基地局及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本願の実施形態は、端末機能マッチングの検査方法を提供し、当該方法は、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了した後、前記端末から取得される。
【0007】
選択肢として、前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0008】
選択肢として、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAI(Single network slice selection assistance information;単一のネットワークスライス選択支援情報)に対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0009】
第2の態様では、本願の実施形態は、別の端末機能マッチングの検査方法を提供し、当該方法は、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0010】
選択肢として、前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0011】
選択肢として、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0012】
第3の態様では、本願の実施形態は更に別の端末機能マッチングの検査方法を提供し、当該方法は、
端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返すこととを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0013】
選択肢として、前記機能マッチング要求メッセージは、前記端末の関連情報を取得して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後に、前記AMFによって送信され、
前記関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0014】
選択肢として、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0015】
第4の態様では、本願の実施形態はAMFを提供し、当該AMFは、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するための第1の確定モジュールと、
前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信するための第1の処理モジュールと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信するための第1の受信モジュールとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了した後、前記端末から取得される。
【0016】
第5の態様では、本願の実施形態は別のAMFを提供し、当該AMFは、
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、且つプロセッサで実行可能なプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとが実現され、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了した後、前記端末から取得される。
【0017】
選択肢として、前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
選択肢として、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0019】
第6の態様では、本願の実施形態は更に別のAMFを提供し、当該AMFは、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するための第2の確定モジュールと、
前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信するための第2の処理モジュールであって、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されている第2の処理モジュールと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信するための第2の受信モジュールとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0020】
第7の態様では、本願の実施形態はAMFを提供し、当該AMFは、
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、且つプロセッサで実行可能なプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとが実現され、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0021】
選択肢として、前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0022】
選択肢として、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0023】
第8の態様では、本願の実施形態は基地局を提供し、当該基地局は、
端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信するための第3の受信モジュールであって、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されている第3の受信モジュールと、
前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返すための送信モジュールとを含み、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0024】
第9の態様では、本願の実施形態は別の基地局を提供し、当該基地局は、
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、且つプロセッサで実行可能なプログラムとを含み、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、
端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返すこととが実現され、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0025】
選択肢として、前記機能マッチング要求メッセージは、前記端末の関連情報を取得して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後に、前記AMFによって送信され、
前記関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0026】
選択肢として、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0027】
第10の態様では、本願の実施形態は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、第1の態様又は第2の態様に記載の方法のステップが実現される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0028】
第11の態様では、本願の実施形態は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、第3の態様に記載の方法のステップが実現される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0029】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法、AMF、基地局及び記憶媒体は、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0030】
本願の実施形態又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下、実施形態又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。勿論、以下に説明する図面は、本願のいくつかの実施形態であり、当業者にとって、創造的な労働を要しない前提で、これらの図面に基づいてその他の図面を更に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本願一実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法である。
図2】本願の別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法である。
図3】本願のさらに別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法である。
図4】本願のさらに別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法である。
図5】本願のさらに別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法である。
図6】本願一実施形態に係るAMFの構造の概略図である。
図7】本願の別の実施形態に係るAMFの構造の概略図である。
図8】本願のさらに別の実施形態に係るAMFの構造の概略図である。
図9】本願のさらに別の実施形態に係るAMのFの構造の概略図である。
図10】本願一実施形態に係る基地局の構造の概略図である。
図11】本願の別の実施形態に係る基地局の構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
本願の実施形態の目的、技術案及び利点をより明確にするために、本願の実施形態の図面を参照しながら、本願の実施形態における技術案を明確かつ完全に説明する。勿論、説明する実施形態は、すべての実施形態ではなく、本願の実施形態の一部の実施形態に過ぎない。当業者が本願における実施形態に基づいて創造的な労働をしない前提で得られたすべての他の実施形態は、本願の保護範囲に含まれる。
【0033】
AMFは、IMS voice over PS Session Supported Indicationを設定するために、UE無線機能サポートに関連するより多くの情報を要求する場合、AMFは、例えば基地局などのようなNG-RANにUE無線機能マッチング要求を送信することができる。当該過程は、通常、登録過程中に実行され、又はUEが音声サポートマッチング指示(5GMMコンテキストに属する)を受信していない場合に実行される。具体的には、当該過程は、AMFは基地局にUEの機能マッチング要求メッセージを送信し、基地局は当該機能マッチング要求メッセージを受信した後、基地局が以前にUE無線機能を受信しなかった場合、基地局はUE無線機能情報を報告するようにUEに要求することと、UEは基地局にUE無線機能情報を含むRRC UE機能情報を送信することと、基地局は、UE無線機能がIMSによって開始された音声コールのサービスの継続性を確保するネットワーク設定と互換性があるかどうかを検査することとを含む。適切なUE無線機能マッチング応答を確定するために、オペレータは、UEがIMS PS音声コール継続性に必要な特定の機能をサポートするかどうかを検査するように基地局を設定する。基地局がUEから無線機能を要求して得た場合、基地局はAMFにもUE無線機能を送信し、AMFはUE無線機能を記憶する。
【0034】
ただし、3GPP(登録商標) SA3の新しい要件によれば、5G基地局はUEからUE radio capabilityを取得するときに、UEのAS securityをアクティブにする必要がある。UEがネットワークに登録する過程中には、UEにユーザプレーン接続が確立されていない場合、基地局はUEに対してAS security contextを確立しない可能性があるため、登録過程中には、基地局はUE radio capabilityを取得できない可能性があり、即ち、UE radio capabilityがmatchするかどうかを判断できないことで、AMFは、登録過程中にはIMS voice over PS sessionのindicationを送信することができない。これにより、UEはIMS音声サービスを開始させることができなくなってしまう。本願の各実施形態は、従来技術に存在している上記の問題に対する解決策である、AMFがUE登録過程でUEにIMS voice over PS session indicationを提供することができる方法を提供する。このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程にIMS voice over PS sessionの指示を配信できないことが回避され、これにより、UEがIMS voiceサービスを取得できないことが回避される。
【0035】
図1は本願一実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法であり、図1に示すように、当該方法は少なくとも下記のステップ100~ステップ102を含み、
ステップ100では、端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定し、
UEの登録過程中に、AMFは、IMS voice over PS Session Supported Indicationを設定するために、UE無線機能サポートに関連するより多くの情報を要求するので、AMFは、UEの無線機能がIMSによって開始された音声コールのサービスの継続性を確保するネットワーク設定と互換性があるかどうかを検査するように基地局に要求するように、例えば基地局のようなNG-RANにUE無線機能マッチング要求を送信する必要があると確定することができる。
【0036】
ステップ101では、前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信し、
AMFは、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定した後、本願の実施形態では、AMFは、まず、当該基地局に要求メッセージを送信して、当該UEのアクセス層セキュリティコンテキストAS security contextを確立するように基地局に要求する。基地局は、前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立する当該要求メッセージを受信した後、UE AS security contextの確立を完了する。AMFは、基地局側で前記UE AS security contextが確立されたと判断した後、次にUE capability matchプロセスを実行するように基地局に要求し、即ち、AMFは、基地局に前記UEの機能マッチング要求メッセージを送信し、つまり、AMFは、先にUE無線機能(radio capability)と基地局機能がマッチング(match)するかどうかを基地局に確認する必要があり、AMFは、UE radio capability matchと確定した後にのみ、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0037】
ステップ102では、前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信する。
【0038】
基地局は、AMFによって送信されたUEの機能マッチング要求メッセージを受信した後、UE無線機能(radio capability)と基地局機能がマッチング(match)するかどうかを検査し、マッチングしたと確定した場合、AMFに通知し、次に、AMFは、UE radio capability matchを確認した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0039】
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によってUEの機能情報に基づいて生成され、具体的には、基地局によってUEのradio capabilityと基地局機能が互いにmatchすると確定された後に生成される。更に、UEの機能情報は、前記基地局がUE AS security contextの確立を完了した後UEから取得される。
【0040】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、まず、UEのUE AS security contextを確立するように基地局に要求し、次に、UE capability matchプロセスを実行するように基地局に要求し、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0041】
上記の各方法実施形態に基づいて、AMFは基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
UEの関連情報を取得し、UEの関連情報に基づいて、UEがIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、関連情報は、UEの使用設定情報、UEのネットワークアクセス情報、及びUEのサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
それに対応して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することを含んでもよい。
【0043】
具体的には、UEがネットワークに登録した時、AMFは、UEの使用設定情報、ネットワークアクセス情報、及びサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つに基づいて、UE capability matchプロセスを実行する必要があると確定することができ、例えば、
UEの使用設定情報はUsage settingを通じて指示することができ、usage settingがvoice centricとして設定される場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0044】
UEのネットワークアクセス情報は、UEがアクセスするネットワークスライスのS-NSSAIを通じて指示することができる。要求されたS-NSSAに対応するネットワークスライスがIMS voiceにアクセスできる場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0045】
UEサブスクリプション情報は、UEサブスクリプション情報にIMS APNが存在するかどうかを指示する。サブスクリプション情報にIMS APNを含む場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0046】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、まず、セキュリティコンテキストを確立するように基地局に要求し、次に、UE capabilityが基地局機能とマッチングするかどうかを検査するように基地局に要求し、その後、AMFは基地局からUE capability matchの検査結果を受信し、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0047】
図2は本願の別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法であり、図2に示すように、当該方法は、少なくとも下記のステップ200~ステップ202を含み、
ステップ200では、端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定し、
UEの登録過程中に、AMFは、IMS voice over PS Session Supported Indicationを設定するために、UE無線機能サポートに関連するより多くの情報を要求するので、AMFは、UEの無線機能がIMSによって開始された音声コールのサービスの継続性を確保するネットワーク設定と互換性があるかどうかを検査するように基地局に要求するように、例えば基地局のようなNG-RANにUE無線機能マッチング要求を送信する必要があると確定することができる。
【0048】
ステップ201では、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信し、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されており、
AMFは、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定した後、本願の実施形態では、AMFは基地局にUEの機能マッチング要求メッセージを送信し、そして、本願の実施形態では、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局がUE AS security contextを無視するように指示するための指示情報を担持することができる。
【0049】
基地局は、上記の指示情報が担持されている機能マッチング要求メッセージを受信した後、当該指示情報の指示により、UE AS security contextが確立されていない場合、UEにそのradio capabilityを要求し、UE radio capabilityと基地局機能が互いにmatchするかどうを検査することができる。AMFは、UE radio capability matchと確定した後にのみ、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0050】
ステップ202では、前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信し、
基地局は、AMFによって送信されたUEの機能マッチング要求メッセージを受信した後、UE無線機能(radio capability)と基地局機能がマッチング(match)するかどうかを検査し、マッチングしたと確定した場合、AMFに通知し、次に、AMFは、UE radio capability matchを確認した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0051】
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によってUEの機能情報に基づいて生成され、具体的には、基地局によってUEのradio capabilityと基地局機能が互いにmatchすると確定された後に生成される。更に、UEの機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従ってUE AS security contextを無視した場合、UEから取得される。
【0052】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、UE capabilityが基地局機能とマッチングするかどうかを検査するように基地局に要求し、要求メッセージにはAS securityを無視する指示が担持されており、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0053】
上記の各方法実施形態に基づいて、AMFは基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0054】
それに対応して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することを含んでもよい。
【0055】
具体的には、UEがネットワークに登録した時、AMFは、UEの使用設定情報、ネットワークアクセス情報及びサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つに基づいて、UE capability matchプロセスを実行する必要があると確定することができ、例えば、
UEの使用設定情報はUsage settingを通じて指示することができ、usage settingがvoice centricとして設定される場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0056】
UEのネットワークアクセス情報は、UEがアクセスするネットワークスライスのS-NSSAIを通じて指示することができる。要求されたS-NSSAに対応するネットワークスライスがIMS voiceにアクセスできる場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0057】
UEサブスクリプション情報は、UEサブスクリプション情報にIMS APNが存在するかどうかを指示する。サブスクリプション情報にIMS APNを含む場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0058】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、UE capabilityが基地局機能とマッチングするかどうかを検査するように基地局に要求し、要求メッセージにはAS securityを無視する指示が担持されており、その後、AMFは基地局からUE capability matchの検査結果を受信し、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0059】
図3は本願のさらに別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法であり、図3に示すように、当該方法は、少なくとも下記のステップ300~ステップ301を含み、
ステップ300では、端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信し、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されており、
UEの登録過程中に、AMFは、IMS voice over PS Session Supported Indicationを設定するために、UE無線機能サポートに関連するより多くの情報を要求するので、AMFは、UEの無線機能がIMSによって開始された音声コールのサービスの継続性を確保するネットワーク設定と互換性があるかどうかを検査するように基地局に要求するように、例えば基地局のようなNG-RANにUE無線機能マッチング要求を送信する必要があると確定することができる。
【0060】
AMFは、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定した後、本願の実施形態では、AMFは、基地局にUEの機能マッチング要求メッセージを送信し、そして、本願の実施形態では、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局がUE AS security contextを無視するように指示するための指示情報を担持することができる。
【0061】
基地局は、上記の指示情報が担持されている機能マッチング要求メッセージを受信した後、当該指示情報の指示により、UE AS security contextが確立されていない場合、UEにそのradio capabilityを要求し、UE radio capabilityと基地局機能が互いにmatchするかどうを検査することができる。AMFは、UE radio capability matchと確定した後にのみ、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0062】
ステップ301では、前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返す。
【0063】
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0064】
基地局は、AMFによって送信されたUEの機能マッチング要求メッセージを受信した後、UE無線機能(radio capability)と基地局機能がマッチング(match)するかどうかを検査し、マッチングしたと確定した場合、AMFに通知する、その後、AMFは、UE radio capability matchを確認した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0065】
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によってUEの機能情報に基づいて生成され、具体的には、基地局によってUEのradio capabilityと基地局機能が互いにmatchすると確定された後に生成される。更に、UEの機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従ってUE AS security contextを無視した場合、UEから取得される。
【0066】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、UE capabilityが基地局機能とマッチングするかどうかを検査するように基地局に要求し、要求メッセージにはAS securityを無視する指示が担持されており、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロせスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0067】
上記の各方法実施形態に基づいて、前記機能マッチング要求メッセージは、前記端末の関連情報を取得して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後に、前記AMFによって送信され、関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0068】
それに対応して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含んでもよい。
【0069】
具体的には、UEがネットワークに登録した時、AMFは、UEの使用設定情報、ネットワークアクセス情報、及びサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つに基づいて、UE capability matchプロセスを実行する必要があると確定することができ、例えば、
UEの使用設定情報はUsage settingを通じて指示することができ、usage settingがvoice centricとして設定される場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0070】
UEのネットワークアクセス情報は、UEにアクセスされるネットワークスライスのS-NSSAIを通じて指示することができる。要求されたS-NSSAに対応するネットワークスライスがIMS voiceにアクセスできる場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0071】
UEサブスクリプション情報は、UEサブスクリプション情報にIMS APNが存在するかどうかを指示する。サブスクリプション情報にIMS APNを含む場合、UE capability matchプロセスを実行すると確定する。さもないと、実行しない。
【0072】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、UE capabilityが基地局機能とマッチングするかどうかを検査するように基地局に要求し、要求メッセージにはAS securityを無視する指示が担持されており、その後、AMFは基地局からUE capability matchの検査結果を受信し、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0073】
図4は本願のさらに別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法であり、図4に示すように、当該方法では、AMFは、まずUE AS security contextを確立するようにRANに要求すると確定し、当該方法は、具体的には、ステップ400~ステップ406を含み、
ステップ400では、AMFはUEの登録要求からUE usage setting、及び要求されたS-NSSAIを取得し、
ステップ401では、AMFは、UDMから、UEによってサブスクライブされたAPN情報を含むUEのサブスクリプション情報を取得し、
ステップ402では、AMFは、UE usage settingがvoice centricであること、要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできること、及びUEがIMS APNにサブスクライブされたことに基づいて、UEがIMS voice callを開始する必要がある可能性があると確定したので、 UE AS security contextを確立するようにRANに要求すると確定し、RANにUE AS security contextを確立する要求メッセージを送信し、
登録過程中には、AMFは、UE usage setting及び/又はUEのIMS APNサブスクリプションに基づいて、UEがIMS voiceを使用する必要があると確定する。
【0074】
ステップ403では、AMFは、RANによって返された、UE AS security contextの確立が完了する応答メッセージを受信し、
AMFは、RANにInitial UE Context Setup requestメッセージを送信し、RANはUEのAS security contextを確立し、応答メッセージを返す。
【0075】
ステップ404では、AMFは、RANがUE security contextの確立を完了したと確定した後、UE capability matchプロせスを開始し、RANにUEの機能マッチング要求メッセージを送信し、
AMFはRANにUE Capability Match Requestを送信する。
【0076】
ステップ405では、AMFは、RANによって送信された機能マッチング確認メッセージを受信し、
RANは、UEに無線機能を要求し、UE radio capabilityと基地局機能がmatchするかどうかを検査し、マッチングしたと確定した後にAMFに通知する。
【0077】
ステップ406では、AMFはUE capability matchと確定した後、通常の登録過程を続行する。
【0078】
AMFはUE radio capability matchと確認した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0079】
図5は本願のさらに別の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法であり、図5に示すように、当該方法では、AMFは、UE AS security contextを確立しないと確定し、当該方法は、具体的には、ステップ500~ステップ504を含み、
ステップ500では、AMFはUEの登録要求からUE usage settingを取得し、及び要求されたS-NSSAIを取得し、
ステップ501では、AMFは、UDMから、UEによってサブスクライブされたAPN情報を含むUEのサブスクリプション情報を取得し、
ステップ502では、AMFは、UE usage settingがvoice centricであること、要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできること、及びUEがIMS APNにサブスクライブされたことに基づいて、UEがIMS voice callを開始する必要がある可能性があると確定したので、UE AS security contextを無視してUEからUE radio capabilityを取得するプロセスを実行するようにRANに要求すると確定する。AMFはUE capability matchプロセスを開始し、AMFは、UE security contextを無視する指示が担持されているUE Capability Match RequestをRANに送信する。
【0080】
登録過程では、AMFは、UE usage setting及び/又はUEのIMS APNサブスクリプションに基づいて、UEがIMS voiceを使用する必要があると確定する。
【0081】
ステップ503では、RANがUE capability match結果を返す時、検査に合格したかどうかのみを返し、AMFに取得されたUE radio capability情報を提供しない。
【0082】
RANは、指示を受信した後、UE AS security contextがない場合でも、 UEからUE radio capabilityを取得し、UE radio capabilityと基地局機能がmatchするかどうかを検査し、マッチングしたと確定した後にAMFに通知する。
【0083】
ステップ504では、AMFは、UE capability matchと確定した後に、通常の登録過程を続行する。
【0084】
AMFは、UE radio capability matchと確認した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0085】
図6は本願一実施形態に係るAMFの構造の概略図であり、図6に示すように、当該AMFは第1の確定モジュール601、第1の処理モジュール602、及び第1の受信モジュール603を含み、ここで、
第1の確定モジュール601は、端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するためのものであり、
第1の処理モジュール602は、前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信するためのものであり、
第1の受信モジュール603は、前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信するためのものであり、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了した後、前記端末から取得される。
【0086】
具体的には、UEの登録過程中に、AMFは、IMS voice over PS Session Supported Indicationを設定するために、UE無線機能サポートに関連するより多くの情報を要求するので、AMFは、UEの無線機能がIMSによって開始された音声コールのサービスの継続性を確保するネットワーク設定と互換性があるかどうかを検査するように基地局に要求するように、第1の確定モジュール601により、例えば基地局のようなNG-RANにUE無線機能マッチング要求を送信する必要があると確定することができる。
【0087】
第1の確定モジュール601は、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定した後、本願の実施形態では、AMFは、まず、第1の処理モジュール602により、当該基地局に要求メッセージを送信して、当該UEのアクセス層セキュリティコンテキストAS security contextを確立するように基地局に要求する。基地局は、前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立する当該要求メッセージを受信した後、UE AS security contextの確立を完了する。AMFは、基地局側で前記UE AS security contextが確立されたと判断した後、次にUE capability matchプロセスを実行するように基地局に要求し、即ち、第1の処理モジュール602は、前記UEの機能マッチング要求メッセージを基地局に送信する。第1の受信モジュール603は、基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信し、UE radio capability matchと確定した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0088】
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によってUEの機能情報に基づいて生成され、具体的には、基地局によってUEのradio capabilityと基地局機能が互いにmatchすると確定された後に生成される。更に、UEの機能情報は、前記基地局がUE AS security contextの確立を完了した後UEから取得される。
【0089】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、まず、UEのUE AS security contextを確立するように基地局に要求し、次に、UE capability matchプロセスを実行するように基地局に要求し、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0090】
図7は本願の別の実施形態に係るAMFの構造の概略図であり、図7に示すように、当該端末は、メモリ(memory)701と、プロセッサ(processor)702と、メモリ701に記憶され、プロセッサ72で実行可能なプログラムとを含み、ここで、メモリ701及びプロセッサ702は通信パス703を介して互いに通信し、プロセッサ702は、前記プログラムを実行すると、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを確立するための要求メッセージを送信し、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了したと確定した後、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとが実現され、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記アクセス層セキュリティコンテキストの確立を完了した後、前記端末から取得される。
【0091】
上記方法実施形態に基づいて、前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0092】
上記方法実施形態に基づいて、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0093】
なお、上記のメモリ701内のコンピュータプログラムは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよく、独立した製品として販売されたり、使用されたりする時、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、本願の技術案は、その本質、または先行技術に寄与する部分または当該技術案の一部が、ソフトウェア製品の形態で具体化されてもよく、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1つのコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器など)に本願の各実施形態の前記方法のステップのすべて又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、USBディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等の、プログラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
【0094】
プロセッサ702は、前記プログラムに係る方法フローを実行し、具体的には、上記の方法実施形態を参照することができ、ここではその説明を省略する。
【0095】
図8は本願のさらに別の実施形態に係るAMFの構造の概略図であり、図8に示すように、当該AMFは、第2の確定モジュール801、第2の処理モジュール802、及び第2の受信モジュール803を含み、ここで、
第2の確定モジュール801は、端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定するためのものであり、
第2の処理モジュール802は、前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信するためのものであり、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されており、
第2の受信モジュール803は、前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信するためのものであり、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0096】
具体的には、UEの登録過程中に、AMFは、IMS voice over PS Session Supported Indicationを設定するために、UE無線機能サポートに関連するより多くの情報を要求するので、AMFは、UEの無線機能がIMSによって開始された音声コールのサービスの継続性を確保するネットワーク設定と互換性があるかどうかを検査するように基地局に要求するように、第2の確定モジュール801により、例えば基地局のようなNG-RANにUE無線機能マッチング要求を送信する必要があると確定することができる。第2の確定モジュール801は、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定した後、本願の実施形態では、AMFは、第2の処理モジュール802により、基地局にUEの機能マッチング要求メッセージを送信し、そして、本願の実施形態では、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局がUE AS security contextを無視するように指示するための指示情報を担持することができる。基地局は、上記の指示情報が担持されている機能マッチング要求メッセージを受信した後、当該指示情報の指示により、UE AS security contextが確立されていない場合、UEにそのradio capabilityを要求し、UE radio capabilityと基地局機能が互いにmatchするかどうを検査することができる。第2の受信モジュール803は、基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信し、UE radio capability matchと確定した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0097】
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によってUEの機能情報に基づいて生成され、具体的には、基地局によってUEのradio capabilityと基地局機能が互いにmatchすると確定された後に生成される。更に、UEの機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従ってUE AS security contextを無視した場合、UEから取得される。
【0098】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、UE capabilityが基地局機能とマッチングするかどうかを検査するように基地局に要求し、要求メッセージにはAS securityを無視する指示が担持されており、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロせスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0099】
図9は、本願のさらに別の実施形態に係るAMFの構造の概略図であり、図9に示すように、当該端末は、メモリ(memory)901と、プロセッサ(processor)902と、メモリ901に記憶され、プロセッサ902で実行可能なプログラムとを含み、ここで、メモリ901及びプロセッサ902は通信パス903を介して互いに通信し、プロセッサ902は、前記プログラムを実行すると、
端末の登録過程中に、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することと、
前記基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、前記基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記基地局から返された機能マッチング確認メッセージを受信することとが実現され、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0100】
上記方法実施形態に基づいて、前記した、基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することは、
前記端末の関連情報を取得し、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後、前記機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定することを含み、
関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0101】
上記方法実施形態に基づいて、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0102】
なお、上記のメモリ901内のコンピュータプログラムは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよく、独立した製品として販売されたり、使用されたりする時、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、本願の技術案は、その本質、または先行技術に寄与する部分または当該技術案の一部が、ソフトウェア製品の形態で具体化されてもよく、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1つのコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器など)に本願の各実施形態の前記方法のステップのすべて又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、USBディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等の、プログラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
【0103】
プロセッサ902は、前記プログラムに係る方法フローを実行し、具体的には、上記の方法実施形態を参照することができ、ここではその説明を省略する。
【0104】
図10は本願一実施形態に係る基地局の構造の概略図であり、図10に示すように、当該基地局は、第3の受信モジュール1001及び送信モジュール1002を含み、ここで、
第3の受信モジュール1001は、端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信するためのものであり、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されており、
送信モジュール1002は、前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返すためのものであり、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0105】
具体的には、AMFは基地局に前記端末の機能マッチング要求メッセージを送信する必要があると確定した後、本願の実施形態では、AMFは、基地局にUEの機能マッチング要求メッセージを送信する。そして、本願の実施形態では、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局がUE AS security contextを無視するように指示するための指示情報を担持することができる。基地局は、第3の受信モジュール1001により、上記の指示情報が担持されている機能マッチング要求メッセージを受信した後、当該指示情報の指示により、UE AS security contextが確立されていない場合、UEにそのradio capabilityを要求し、UE radio capabilityと基地局機能が互いにmatchするかどうを検査する。AMFは、UE radio capability matchと確定した後にのみ、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。第3の受信モジュール1001は、AMFによって送信されたUEの機能マッチング要求メッセージを受信した後、UE無線機能(radio capability)と基地局機能がマッチング(match)するかどうかを検査し、マッチングと確定した後、送信モジュール1002によりAMFに通知し、その後、AMFは、UE radio capability matchと確認した後、UEにIMS voice over PS sessionのindicationを送信する。
【0106】
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によってUEの機能情報に基づいて生成され、具体的には、基地局によってUEのradio capabilityと基地局機能が互いにmatchすると確定した後に生成される。更に、UEの機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従ってUE AS security contextを無視した場合、UEから取得される。
【0107】
本願の実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法では、AMFは、UE capabilityが基地局機能とマッチングするかどうかを検査するように基地局に要求し、要求メッセージには、AS securityを無視する指示が担持され、このように、基地局がAMFのUE capability matchプロセスに応答しないことで、AMFが登録過程中にIMS voice over PS sessionの指示をUEに配信できないことを避けることができ、これにより、UEは正常にIMS voiceサービスを取得することができる。
【0108】
図11は本願の別の実施形態に係る基地局の構造の概略図であり、図11に示すように、当該端末は、メモリ(memory)1101と、プロセッサ(processor)1102と、メモリ1101に記憶され、プロセッサ1102で実行可能なプログラムとを含み、ここで、メモリ1101及びプロセッサ1102は通信パス1103を介して互いに通信し、プロセッサ1102は、前記プログラムを実行すると、
端末の登録過程中に、AMFによって送信された前記端末の機能マッチング要求メッセージを受信することであって、前記機能マッチング要求メッセージには、基地局が前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視するように指示するための指示情報が担持されていることと、
前記AMFに機能マッチング確認メッセージを返すこととが実現され、
ここで、前記機能マッチング確認メッセージは、前記基地局によって前記端末の機能情報に基づいて生成され、前記端末の機能情報は、前記基地局が前記指示情報に従って前記端末のアクセス層セキュリティコンテキストを無視した場合、前記端末から取得される。
【0109】
上記方法実施形態では、前記機能マッチング要求メッセージは、前記端末の関連情報を取得して、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定した後に、前記AMFによって送信され、
前記関連情報は、前記端末の使用設定情報、前記端末のネットワークアクセス情報、及び前記端末のサブスクリプション情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0110】
上記方法実施形態では、前記した、前記端末の関連情報に基づいて、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することは、
前記端末の使用設定情報usage settingが音声中心voice centricであると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のネットワークアクセス情報で要求されたS-NSSAIに対応するネットワークスライスがIMS voiceサービスにアクセスできると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定すること、又は
前記端末のサブスクリプション情報でIMS APNがサブスクライブされていると、前記端末がIMS音声サービスを使用すると確定することとを含む。
【0111】
なお、上記のメモリ1101内のコンピュータプログラムは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されてもよく、独立した製品として販売されたり、使用されたりする時、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づいて、本願の技術案は、その本質、または先行技術に寄与する部分または当該技術案の一部が、ソフトウェア製品の形態で具体化されてもよく、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1つのコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器など)に本願の各実施形態の前記方法のステップのすべて又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、USBディスク、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等の、プログラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。
【0112】
プロセッサ1102は、前記プログラムに係る方法フローを実行し、具体的には、上記の方法実施形態を参照することができ、ここではその説明を省略する。
【0113】
本願の実施形態に係る非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、具体的には、上記各方法実施形態に係る端末機能マッチングの検査方法のフローを実行することに用いられ、その具体的な機能及びフローは上記方法実施形態を参照することができ、ここではその説明を省略する。
【0114】
上記の装置の実施形態は、単なる例示的なものであり、ここでは分離した構成部品として説明したユニットは、物理的に分離されているものでもよく、物理的に分離されているものでなくてもよく、ユニットとして示した部品は、物理的なユニットであってもよく、物理的なユニットでなくてもよく、即ち、1つの場所に位置していてもよく、複数のネットワークユニットに分散していてもよい。本実施形態の技術案の目的は、実際のニーズに応じて、ここでのモジュールの一部またはその全部を選択することにより達成することができる。当業者であれば、創造的な労働を要しない前提で、理解し、実施することができる。
【0115】
上記の実施形態の説明から当業者にとって明らかなように、各実施形態は、必要となる共通のハードウェアプラットフォームとソフトウェアを組み合わせることにより実現されてもよいし、ハードウェアにより実現されてもよいことが理解できる。このような理解に基づいて、上記の技術案は、その本質、又は従来技術に寄与する部分が、コンピュータソフトウェア製品の形態で具現化されることができる。当該コンピュータソフトウェア製品は、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、1つのコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置など)に各実施形態または実施形態のいくつかの部分に記載された方法を実行させるためのいくつかの命令を含む。
【0116】
最後に、上記実施形態は、本願の技術案を説明するためのものに過ぎず、限定するためのものではない。上記の実施形態を参照して本願を詳しく説明したが、当業者であれば、依然として上記の各実施形態に記載された技術案を変更し、又はその一部の技術的特徴を等価的に置き換えることができ、これらの修正又は置き換えが、対応する技術案の本質を本願の各実施形態の技術案の趣旨及び範囲から逸脱させるものではないと理解できるはずである。
【符号の説明】
【0117】
601 第1の確定モジュール
602 第1の処理モジュール
603 第1の受信モジュール
710 プロセッサ
720 通信インタフェース
730 メモリ
740 通信バス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11