(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-05
(45)【発行日】2024-04-15
(54)【発明の名称】スタンド
(51)【国際特許分類】
A47G 23/00 20060101AFI20240408BHJP
【FI】
A47G23/00 A
(21)【出願番号】P 2020083966
(22)【出願日】2020-05-12
【審査請求日】2023-04-28
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 (1)展示日:令和2年2月2日~令和2年2月10日、展示会名:テーブルウェア・フェスティバル2020、開催場所:東京ドーム (2)展示日:令和2年3月25日~令和2年4月7日、展示会名:春のおもてなし D.ecru-design×Folium Floris TAKARAZUKA、開催場所:阪急梅田本店 (3)ウェブサイトの掲載日:令和2年3月25日、ウェブサイトのアドレス https://www.hankyu-dept.co.jp/honten/style/new/02/00830972/?catCode=109001&subCode=109102
(73)【特許権者】
【識別番号】000207403
【氏名又は名称】大同機工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126468
【氏名又は名称】田久保 泰夫
(72)【発明者】
【氏名】徳永 弥生
(72)【発明者】
【氏名】井藤 雄二郎
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 美貴
【審査官】粟倉 裕二
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-165732(JP,A)
【文献】特開昭53-143467(JP,A)
【文献】実開平2-147068(JP,U)
【文献】米国特許第5022620(US,A)
【文献】中国実用新案第207870681(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1枠体と、前記第1枠体と回転可能に連結した第2枠体と
、プレートとを備え、
前記第1枠体は、
幅方向へ延在する第1上枠と、
前記第1上枠の両端部の各々から下方へ延出する第1側枠と、
前記第1側枠の各々の間を繋ぐ中間リブと、
前記第1側枠の各々の下部の間を繋ぐ第1下リブと、
を有し、
前記第2枠体は、
幅方向へ延在し、回転軸線を中心として回転可能に前記第1上枠と連結した第2上枠と、
前記第2上枠の両端部の各々から下方へ延出する第2側枠と、
前記中間リブを挟んで互いに対向するように、前記第2側枠の各々の内側に突設された支持突起と、
前記第2側枠の各々の下部の間を繋ぎ、前記回転軸線を中心として回転可能に前記第1下リブと連結した第2下リブと、
前記中間リブは、
前記第1側枠の各々の上部の間を繋ぐ上リブと、
前記第1側枠の各々の中部の間を繋ぐ中リブと、
を有し、
前記支持突起は、
前記上リブを挟んで互いに対向するように設けられた上支持突起と、
前記中リブを挟んで互いに対向するように設けられた中支持突起と、
を有し、
前記上リブ及び前記上支持突起と、前記中リブ及び前記中支持突起と、前記第1下リブ及び前記第2下リブとの各々の幅方向両側部の上側には、凸部が設けられ、
前記プレートは、前記凸部を挿入する挿入孔を有し、前記凸部が前記挿入孔に挿入されることにより、前記上リブ及び前記上支持突起と、前記中リブ及び前記中支持突起と、前記第1下リブ及び前記第2下リブとの各々に保持され、
前記第1枠体と前記第2枠体は、前記凸部が前記挿入孔に係止され、45度以上、60度未満の範囲の所定交差角度で交差した位置に保持される、
を有することを特徴とするスタンド。
【請求項2】
請求項1に記載のスタンドにおいて、
連結具を備え、
前記第1上枠には、幅方向中央部の上側に、軸体が突設され、
前記第2上枠には、幅方向中央部に、前記軸体が挿通される上部軸孔が設けられ、
前記連結具は、前記軸体の端部と螺合し、前記第1枠体との間に前記第2枠体を回転可能に連結する、
ことを特徴とするスタンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スタンドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ケーキ等の食品を収容してテーブル等に載置可能なスタンドがある(特許文献1参照)。特許文献1には、脚突部を下端の両端に折曲して突出する事により脚部を形成した無端状の一対の針金体を、上端部を連結固定するとともに一定の間隔を介して連結扞を介して連結する事により一対の脚部を一定の間隔を介して平行に配置したスタンド本体と、このスタンド本体の一対の脚部に跨って係合する係合部を設けた連結体を形成するとともに、この連結体の両端に皿を載置可能な下部受皿リングを連結固定した下部受皿体と、一対の針金体を連結する連結扞に、上部受皿リングの両端に突出形成したL字型折曲部を係合可能とする上部受皿体とから成るスタンドが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のスタンドでは、厚み方向に設けられたスタンド本体の連結扞や、厚み方向に折れ曲がるL字型折曲部等、厚み方向に幅を取る部材を有し、分解した場合においても収納し難いことがある。また、従来のスタンドでは、針金部材が複雑に組み合わされ、見る者に煩雑な印象を与えることがある。
【0005】
本発明は、上記の課題を考慮してなされたものであって、より薄くなるように閉じることができ、より外観性を向上させたスタンドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るスタンドは、第1枠体と、前記第1枠体と回転可能に連結した第2枠体と、プレートとを備え、前記第1枠体は、幅方向へ延在する第1上枠と、前記第1上枠の両端部の各々から下方へ延出する第1側枠と、前記第1側枠の各々の間を繋ぐ中間リブと、前記第1側枠の各々の下部の間を繋ぐ第1下リブと、を有し、前記第2枠体は、幅方向へ延在し、回転軸線を中心として回転可能に前記第1上枠と連結した第2上枠と、前記第2上枠の両端部の各々から下方へ延出する第2側枠と、前記中間リブを挟んで互いに対向するように、前記第2側枠の各々の内側に突設された支持突起と、前記第2側枠の各々の下部の間を繋ぎ、前記回転軸線を中心として回転可能に前記第1下リブと連結した第2下リブと、前記中間リブは、前記第1側枠の各々の上部の間を繋ぐ上リブと、前記第1側枠の各々の中部の間を繋ぐ中リブと、を有し、前記支持突起は、前記上リブを挟んで互いに対向するように設けられた上支持突起と、前記中リブを挟んで互いに対向するように設けられた中支持突起と、を有し、前記上リブ及び前記上支持突起と、前記中リブ及び前記中支持突起と、前記第1下リブ及び前記第2下リブとの各々の幅方向両側部の上側には、凸部が設けられ、前記プレートは、前記凸部を挿入する挿入孔を有し、前記凸部が前記挿入孔に挿入されることにより、前記上リブ及び前記上支持突起と、前記中リブ及び前記中支持突起と、前記第1下リブ及び前記第2下リブとの各々に保持され、前記第1枠体と前記第2枠体は、前記凸部が前記挿入孔に係止され、45度以上、60度未満の範囲の所定交差角度で交差した位置に保持される、を有することを特徴とする。
【0008】
前記スタンドにおいて、連結具を備え、前記第1上枠には、幅方向中央部の上側に、軸体が突設され、前記第2上枠には、幅方向中央部に、前記軸体が挿通される上部軸孔が設けられ、前記連結具は、前記軸体の端部と螺合し、前記第1枠体との間に前記第2枠体を回転可能に連結する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、より薄くなるように閉じることができ、より外観性を向上させたスタンドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の実施形態に係る、スタンドの構成の一例を示す斜視図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る、スタンドのプレートを取り外した状態の一例を示す斜視図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る、スタンドの第1枠体の構成の一例を示す図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る、スタンドの第2枠体の構成の一例を示す図である。
【
図5】本発明の実施形態に係る、スタンドのプレートの構成の一例を示す上面図である。
【
図6】本発明の実施形態に係る、スタンドの第1枠体と第2枠体の所定交差角度を説明するための上面図である。
【
図7】本発明の実施形態に係る、スタンドの第1枠体及び第2枠体を閉じた状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1~
図5は、スタンド10の構成の一例を示す図である。
図1が斜視図であり、
図2がプレート50を取り外した状態の一例を示す斜視図であり、
図3が第1枠体20の構成を示す図であり、
図4が第2枠体30を示す図であり、
図5がプレート50の構成を示す上面図である。
【0012】
<スタンド10の構成の説明>
図1に示すように、スタンド10は、第1仮想平面V1(
図1の2点鎖線)に沿って幅方向へ延在した第1枠体20と、第1仮想平面V1と交差する第2仮想平面V2(
図1の破線)に沿って延在した第2枠体30と、第1仮想平面V1と第2仮想平面V2の交線上に設けられた回転軸線Aを中心とし、第1枠体20と第2枠体30を回転可能に連結する連結具40と、第1枠体20及び第2枠体30の上部、中部、及び下部に保持される3つのプレート50とを備える。
図1では、上部と下部にプレート50を保持し、中部からプレート50を取り外したスタンド10が示される。
【0013】
図2に示すように、スタンド10は、プレート50を取り外すことによって第1枠体20と第2枠体30を閉じることが可能とされる。
【0014】
図3に示すように第1枠体20は、細長部材からなり、第1上枠22、第1側枠24、脚部26、及び中間リブ28を有する。
【0015】
第1上枠22は、幅方向へ延在し、幅方向中央部が上方へ向けて凸となる凸湾曲形状を有する。第1上枠22の幅方向中央部の上側には、雄螺子を有する軸体22aが突設される。
【0016】
第1側枠24は、第1上枠22の両端部の各々から互いに対向するように下方へ延出する。第1側枠24の各々は、上部が幅方向外方へ膨出し、下部が内方へ括れるように緩やかに湾曲する。
【0017】
脚部26は、第1側枠24の各々の下部から延出し、下方から幅方向外方へ向かうように湾曲する。
【0018】
中間リブ28は、第1側枠24の各々の上部の間を繋ぐ上リブ28aと、第1側枠24の各々の中部の間を繋ぐ中リブ28bと、第1側枠24の各々の下部の間を繋ぐ第1下リブ28cとを有する。中間リブ28の各々の幅方向両側部の上側には、凸部Paが設けられる。第1下リブ28cの幅方向中央部には、軸孔28hが設けられる。
【0019】
図4に示すように、第2枠体30は、細長部材からなり、第2上枠32、第2側枠34、脚部36、支持突起38、及び第2下リブ39を有する。
【0020】
第2上枠32は、幅方向へ延在し、幅方向中央部が上方へ向けて凸となる凸湾曲形状を有する。第2枠体30の幅方向中央部には、軸体22aを下方から挿通するための上部軸孔32aが設けられる。第2上枠32は、上部軸孔32aによって回転軸線Aを中心として回転可能に第1上枠22と連結される。
【0021】
第2側枠34は、第2上枠32の両端部の各々から互いに対向するように下方へ延出する。第2側枠34の各々は、上部が幅方向外方へ膨出し、下部が内方へ括れるように緩やかに湾曲する。
【0022】
脚部36は、第2側枠34の各々から延出し、下方から幅方向外方へ向かうように湾曲する。
【0023】
支持突起38は、中間リブ28を挟んで互いに対向するように、第2側枠34の各々の内側に突設される。支持突起38は、上部において、上リブ28aを挟んで互いに対向するように設けられた上支持突起38aと、中部において、中リブ28bを挟んで互いに対向するように設けられた中支持突起38bとを有する。すなわち、上支持突起38aと上リブ28aは、互いに同じ高さ位置に設けられ、また、中支持突起38bと中リブ28bは、互いに同じ高さ位置に設けられる。第2下リブ39は、第2側枠34の各々の下部の間を繋ぐ。第2下リブ39の幅方向中央部には、軸孔39hが設けられる。第2下リブ39は、軸孔28hと軸孔39hに挿通された軸棒Sによって第1下リブ28cの下側に回転軸線Aを中心として回転可能に連結される。
【0024】
上支持突起38a、中支持突起38b、及び第1下リブ28cの各々の幅方向両側部の上側には、凸部Pbが設けられる。すなわち、上リブ28a及び上支持突起38aと、中リブ28b及び中支持突起38bと、第1下リブ28c及び第2下リブ39との各々の幅方向両側部の上側には、凸部Pa、Pbが設けられる。
【0025】
連結具40は、基部42、軸穴44及び本体部46を有する。基部42の下面には、軸体22aと螺合するための雌螺子を有する軸穴44が凹設される。本体部46は、基部42の上側に連設され、植物を模した板部材を有する。連結具40は、軸体22aの端部と螺合し、第1枠体20との間に第2枠体30を回転可能に連結する。
【0026】
図5に示すように、プレート50は、外周部が略円形状であり、蔓状の植物を模した細長部材からなる装飾を有する。プレート50は、周縁部に、一対の凸部Paが挿入される一対の挿入孔52aと、一対の凸部Pbが挿入される一対の挿入孔52bとを有する。一対の挿入孔52aを結ぶ直線L1と、一対の挿入孔52bを結ぶ直線L2は、所定交差角度θで交差する。所定交差角度θは、例えば、45度以上、60度未満であり、より好ましくは、55度である。
図5の例では、所定交差角度θは、50度である。
【0027】
凸部Pa、Pbが挿入孔52a、52bに挿入されることにより、プレート50は、上リブ28a及び上支持突起38aと、中リブ28b及び中支持突起38bと、第1下リブ28c及び第2下リブ39との各々に保持される。プレート50は、挿入孔52a、52bが凸部Pa、Pbを係止し、第1枠体20と第2枠体30を所定交差角度θで交差した位置に保持する。
【0028】
スタンド10は、例えば、ステンレス等を材質とする。第1枠体20、第2枠体30、連結具40、及びプレート50の各々は、例えば、6mm厚の板部材からレーザー切断技術によって刳り貫き、バレル研磨技術によってメディアとともにタンク装置に投入し、メディアとタンク装置を所定の手順で変えて研磨することによって製造される。なお、スタンド10の製造方法は、これに限定されない。
【0029】
すなわち、スタンド10は、第1枠体20と、第1枠体20と回転可能に連結した第2枠体30とを備え、第1枠体20は、幅方向へ延在する第1上枠22と、第1上枠22の両端部の各々から下方へ延出する第1側枠24と、第1側枠24の各々の間を繋ぐ中間リブ28と、第1側枠24の各々の下部の間を繋ぐ第1下リブ28cと、を有し、第2枠体30は、幅方向へ延在し、回転軸線Aを中心として回転可能に第1上枠22と連結した第2上枠32と、第2上枠32の両端部の各々から下方へ延出する第2側枠34と、中間リブ28を挟んで互いに対向するように、第2側枠34の各々の内側に突設された支持突起38と、第2側枠34の各々の下部の間を繋ぎ、回転軸線Aを中心として回転可能に第1下リブ28cと連結した第2下リブ39と、を有する。
【0030】
また、スタンド10は、プレート50を備え、中間リブ28は、第1側枠24の各々の上部の間を繋ぐ上リブ28aと、第1側枠24の各々の中部の間を繋ぐ中リブ28bと、を有し、支持突起38は、上リブ28aを挟んで互いに対向するように設けられた上支持突起38aと、中リブ28bを挟んで互いに対向するように設けられた中支持突起38bと、を有し、上リブ28a及び上支持突起38aと、中リブ28b及び中支持突起38bと、第1下リブ28c及び第2下リブ39との各々の幅方向両側部の上側には、凸部Pa、Pbが設けられ、プレート50は、凸部Pa、Pbを挿入する挿入孔52a、52bを有し、凸部Pa、Pbが挿入孔52a、52bに挿入されることにより、上リブ28a及び上支持突起38aと、中リブ28b及び中支持突起38bと、第1下リブ28c及び第2下リブ39との各々に保持され、第1枠体20と第2枠体30は、凸部Pa、Pbが挿入孔52a、52bに係止され、45度以上、60度未満の範囲の所定交差角度θで交差した位置に保持される。
【0031】
また、スタンド10は、連結具40を備え、第1上枠22には、幅方向中央部の上側に、軸体22aが突設され、第2上枠32には、幅方向中央部に、軸体22aが挿通される上部軸孔32aが設けられ、連結具40は、軸体22aの端部と螺合し、第1枠体20との間に第2枠体30を回転可能に連結する。
【0032】
<スタンド10の使用方法>
続いて、スタンド10の作用について説明をする。
図6は、第1枠体20と第2枠体30の所定交差角度θを説明するための上面図である。
図7は、第1枠体20及び第2枠体30を閉じた状態の一例を示す図である。
【0033】
まず、第1枠体20と第2枠体30の連結方法について、説明をする。使用者は、第1枠体20を第2枠体30の内側に配置し、軸体22aを上部軸孔32aに挿通する。使用者は、軸穴44を軸体22aの端部に螺合し、連結具40によって第1上枠22と第2上枠32を連結する。使用者は、軸孔28hと軸孔39hを同軸上に配置して軸棒Sを取り付け、第1下リブ28cと第2下リブ39を連結する。
【0034】
次に、スタンド10の組立て方法について、説明をする。使用者は、所定交差角度θになるように第1枠体20と第2枠体30を開いた状態にして自立させる。使用者は、挿入孔52a、52bを凸部Pa、Pbに外挿し、スタンド10の上部、中部、及び下部の各々にプレート50を取り付ける。
図6に示すように、プレート50の取り付けによって第1枠体20と第2枠体30は、所定交差角度θで交差した位置に保持される。使用者は、プレート50にケーキ、菓子、皿等をセットし、スタンド10を運搬し、机上等に載置することができる。
【0035】
次に、スタンド10の収納方法について、説明をする。
図7に示すように、使用者は、プレート50を第1枠体20及び第2枠体30から取り外す。使用者が連結具40を手指で捻ると、連結具40から第2枠体30に回転力が伝達され、第2枠体30が回転軸線Aを中心として回転し、第1枠体20と第2枠体30は、閉じた状態にされる。使用者は、第1枠体20、第2枠体30、及びプレート50を互いに重ね、コンパクトにした状態で収納することができる。
【0036】
これにより、スタンド10は、プレート50を取り外して連結具40を捻ることにより、より簡単に、より薄くなるように閉じることができる。取り外したプレート50は、飾り板として、机上に載置して使用することができる。
【0037】
また、スタンド10は、ステンレス等を材質とし、錆び難く、変色し難く、分解して食器洗い洗浄機に投入して洗浄することもでき、メンテナンスが簡単である。
【0038】
また、スタンド10は、連結具40及びプレート50に施された装飾によって外観性が向上される。スタンド10は、使用者の好みに応じ、連結具40及びプレート50の交換によって容易に装飾を変更することができる。
【0039】
実施形態によれば、スタンド10は、より薄くなるように閉じることができ、より外観性を向上させたスタンド10を提供することができる。
【0040】
なお、本発明は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【符号の説明】
【0041】
10 スタンド
20 第1枠体
22 第1上枠
22a 軸体
24 第1側枠
26、36 脚部
28 中間リブ
28a 上リブ
28b 中リブ
28c 第1下リブ
28h、39h 軸孔
30 第2枠体
32 第2上枠
32a 上部軸孔
34 第2側枠
38 支持突起
38a 上支持突起
38b 中支持突起
39 第2下リブ
40 連結具
42 基部
44 軸穴
46 本体部
50 プレート
52a、52b 挿入孔
A 回転軸線
L1、L2 直線
Pa、Pb 凸部
S 軸棒
V1 第1仮想平面
V2 第2仮想平面
θ 所定交差角度