IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ゼネラル・エレクトリック・カンパニイの特許一覧

特許7467404付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法
<>
  • 特許-付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法 図1
  • 特許-付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法 図2
  • 特許-付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法 図3
  • 特許-付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法 図4
  • 特許-付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法 図5
  • 特許-付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-05
(45)【発行日】2024-04-15
(54)【発明の名称】付加プロセスを使用してコンポーネントを製造するための方法
(51)【国際特許分類】
   B22F 10/66 20210101AFI20240408BHJP
   B22F 10/28 20210101ALI20240408BHJP
   B22F 10/64 20210101ALI20240408BHJP
   B22F 10/366 20210101ALI20240408BHJP
   B22F 10/38 20210101ALI20240408BHJP
   B33Y 10/00 20150101ALI20240408BHJP
   B33Y 50/02 20150101ALI20240408BHJP
   B33Y 40/20 20200101ALI20240408BHJP
   B22F 3/11 20060101ALI20240408BHJP
   B22F 3/04 20060101ALI20240408BHJP
【FI】
B22F10/66
B22F10/28
B22F10/64
B22F10/366
B22F10/38
B33Y10/00
B33Y50/02
B33Y40/20
B22F3/11 A
B22F3/04 Z
【請求項の数】 13
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021196919
(22)【出願日】2021-12-03
(65)【公開番号】P2022097401
(43)【公開日】2022-06-30
【審査請求日】2021-12-13
(31)【優先権主張番号】17/126,245
(32)【優先日】2020-12-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390041542
【氏名又は名称】ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(74)【代理人】
【識別番号】100207158
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 研二
(72)【発明者】
【氏名】ダグラス・ジェラード・コニッツァー
(72)【発明者】
【氏名】アンドリュー・ウィリアム・エンゲ
(72)【発明者】
【氏名】アンドリュー・エゼキエル・ウェスマン
【審査官】岡田 隆介
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2020/122992(WO,A1)
【文献】特表2019-516010(JP,A)
【文献】特表2016-529106(JP,A)
【文献】特開2018-009563(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B22F 3/105
B22F 3/16
B22F 10/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンポーネントを付加製造するための方法であって、
前記方法は、
金属製プリフォームを、前記金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように、付加印刷するステップであって、
前記金属製プリフォームを付加印刷するステップは、
前記金属製プリフォームが前記所定の量の多孔質を含むように前記金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが前記金属製プリフォームに対して移動される速度を制御するステップ、
前記金属製プリフォームが前記所定の量の多孔質を含むように前記電磁放射ビームが前記金属製プリフォームを横切って通過する回数を制御するステップ、および
前記金属製プリフォームが前記所定の量の多孔質を含むように前記電磁放射ビームのエネルギーを制御するステップ、
を含む、金属製プリフォームを付加印刷するステップと、
前記金属製プリフォームを、前記金属製プリフォームが所定の量の変形を受けるように、加工するステップと、
前記加工された金属製プリフォームを熱処理して、最終コンポーネントを形成するステップであって、前記最終コンポーネントの粒径は、前記金属製プリフォームに含まれる多孔質の所定の量および前記金属製プリフォームが受ける変形の所定の量により制御される、ステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記金属製プリフォームを付加印刷するステップは、粉体層融合技術を使用して前記金属製プリフォームを付加印刷するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記金属製プリフォームを付加印刷するステップは、
前記金属製プリフォームの第1の部分を、前記第1の部分が第1の所定の量の多孔質を有するように、付加印刷するステップと、
前記金属製プリフォームの第2の部分を、前記第2の部分が第2の所定の量の多孔質を有するように、付加印刷するステップであって、多孔質の第2の所定の量は多孔質の前第1の所定の量とは異なる、ステップと、
を含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記金属製プリフォームを加工するステップは、前記金属製プリフォームが所定の量の変形を受けるように前記金属製プリフォームを冷間加工するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記金属製プリフォームを加工するステップは、前記金属製プリフォームが所定の量の変形を受けるように前記金属製プリフォームを等方圧加工するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記金属製プリフォームを加工するステップは、前記金属製プリフォームが前記所定の量の変形を受けるように前記金属製プリフォームを冷間等方圧加工するステップを含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記加工された金属製プリフォームを熱処理した後に組み合わせて前記最終コンポーネント内に所望の粒状構造を付与する前記所定の量の多孔質および前記所定の量の変形を選択するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記最終コンポーネントは、ターボ機械コンポーネントである請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記ターボ機械コンポーネントは、ガスタービンエンジンブレードまたはガスタービンエンジンベーンのうちの少なくとも一方を含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記金属製プリフォームは、初期粒状構造を有し、前記最終コンポーネントの粒径は、前記初期粒状構造とは異なる再結晶化粒状構造である、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記金属製プリフォームを加工するステップは、前記金属製プリフォームに所定の量の変形を均一に付与するために等方圧的に行われる、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記金属製プリフォームを等方圧的に加工するステップは、2%~60%の範囲のパーセント冷間加工を付与するために前記金属製プリフォームを冷間等方圧加工するステップを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
コンポーネントを付加製造するための方法であって、
前記方法は、
金属製プリフォームを、前記金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように、付加印刷するステップであって、
前記金属製プリフォームを付加印刷するステップは、
前記金属製プリフォームが前記所定の量の多孔質を含むように前記金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが前記金属製プリフォームに対して移動される速度を制御するステップ、
前記金属製プリフォームが前記所定の量の多孔質を含むように前記電磁放射ビームが前記金属製プリフォームを横切って通過する回数を制御するステップ、または
前記金属製プリフォームが前記所定の量の多孔質を含むように前記電磁放射ビームのエネルギーを制御するステップ、
のうちの少なくとも1つを含む、金属製プリフォームを付加印刷するステップと、
前記金属製プリフォームを、前記金属製プリフォームが所定の量の変形を受けるように、加工するステップと、
前記加工された金属製プリフォームを熱処理して、最終コンポーネントを形成するステップであって、前記最終コンポーネントの粒径は、前記金属製プリフォームに含まれる多孔質の所定の量および前記金属製プリフォームが受ける変形の所定の量により制御される、ステップと、
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、ターボ機械コンポーネントなどのコンポーネントを付加製造するための方法に関し、より詳細には、付加製造コンポーネントの材料において再結晶化を達成するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、直接金属レーザー溶融法(DMLM)または直接金属レーザー焼結法(DMLS)などの、付加製造法の使用が劇的に増大している。一般に、付加製造法は、従来の鋳造および機械加工プロセスを使用する他の方法では形成され得ないコンポーネント特徴(たとえば、通路、チャンバ、空隙、および同様のもの)の形成を可能にする。そのようなものとして、ガスタービンエンジンのベーン、ブレード、燃料ノズルなど、複雑な内部幾何学的形状を必要とするターボ機械コンポーネントは、現在では一般的に付加製造法を使用して形成されるコンポーネントの一例である。しかしながら、付加製造法で作られたコンポーネントは、望ましくない粒状構造を有し得る。たとえば、そのようなコンポーネントは、細長表面粒(elongated surface grain)および線状内部粒(striated interior grain)を有する場合があり、これにより、その上に置くことができる作業荷重が制限され得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、粒状構造のより良い制御を提供するコンポーネントを付加製造するための改善された方法は、一般に付加技術において、具体的にはターボ機械の分野において歓迎されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の態様および利点は、一部は次の説明において述べられるか、または説明から明白であり得るか、または本発明の実施を通じて知り得る。
【0005】
一態様において、本主題は、コンポーネントを付加製造するための方法を対象とする。方法は、プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷することを含む。さらに、方法は、付加印刷されたプリフォームを、プリフォームが所定の量の変形を受けるように加工することを含む。さらに、方法は、加工されたプリフォームを熱処理して、最終コンポーネントを形成することを含む。
【0006】
別の態様において、本主題は、ターゲット粒径を有する再結晶化粒状構造を有するコンポーネントを付加製造するための方法を対象とする。この方法は、付加製造プロセスによって金属製プリフォームを形成することと、プリフォームに所定の量の多孔質を付与するために付加製造プロセスのプロセスパラメータを制御することとを含む。また、プリフォームは、ターゲット粒状構造と異なる粒径を有する初期粒状構造を有する材料を含む。さらに、この方法は、材料に所定の量の変形を均一に付与するためにプリフォームを等方圧加工することを含む。さらに、この方法は、加工されたプリフォームを熱処理して、材料を再結晶化し、ターゲット粒径を有する最終コンポーネントを形成することを含む。
【0007】
本発明のこれらおよび他の特徴、態様、および利点は、次の説明および付属の請求項を参照することでより理解が深まる。本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を成す、添付図面は、本発明の実施形態を例示しており、また説明と併せて、本発明の原理を説明するのに役立つ。
【0008】
当業者を対象とする、最良の態様を含む、本発明の完全な、有用な開示は、添付図を参照する、明細書において述べられている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】ガスタービンエンジンの一実施形態の概略断面図である。
図2】付加製造機械の一実施形態の線図である。
図3】コンポーネントを付加製造するための方法の一実施形態の流れ図である。
図4】プリフォーム内に存在する多孔質を特に例示する、付加印刷されたプリフォームの部分断面図である。
図5】変形を受ける前および変形を受けた後の付加印刷されたプリフォームの一実施形態の側面図である。
図6】ターボ機械コンポーネントを付加製造するための方法の一実施形態の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書および図面における参照文字の反復使用は、本発明の同じ、または類似する、特徴もしくは要素を表すことを意図されている。
【0011】
次に、1つまたは複数の例が図面に示されている、本開示の主題の例示的な実施形態の詳細が参照される。各例は、説明のために提供され、本開示を制限するものとして解釈されるべきでない。実際、様々な修正および変更が本開示の範囲から逸脱することなく本開示において行われ得ることは当業者には明らかであろう。たとえば、一実施形態の一部として例示されるか、または説明されている特徴は、別の実施形態でも使用することができ、さらなる実施形態を生み出す。したがって、本開示は、付属の請求項およびその同等の項目の範囲内にあるような修正形態および変更形態を含むことが意図されている。
【0012】
本明細書において使用されているように、「第1」、「第2」、および「第3」という語は、1つのコンポーネントを別の構成要素から区別するために入れ換え可能に使用されてよく、個別のコンポーネントの配置または重要度を意味することを意図されていない。
【0013】
さらに、「上流」および「下流」という語は、流体経路内の流体流に関する相対的な方向を指す。たとえば、「上流」は、流体の流れが出て来る方向を指し、「下流」は、流体の流れが向かう方向を指す。
【0014】
それに加えて、「低」、「高」、またはそれらのそれぞれの比較級(たとえば、該当する場合に、より低い、より高い)という言い回しは、特に定めのない限り、各々エンジン内の相対速度を指す。たとえば、「低圧タービン」は、「高圧タービン」よりも一般的に低い圧力で作動する。代替的に、特に定めのない限り、前述の語は最上級で理解されてもよい。たとえば、「低圧タービン」は、タービンセクション内の最も低い最高圧力のタービンを指してもよく、「高圧タービン」は、タービンセクション内の最も高い最高圧力のタービンを指してもよい。
【0015】
一般に、本主題は、コンポーネントを付加製造するための方法を対象とする。以下に説明されるように、一実施形態において、この方法は、ガスタービンエンジンのブレード、ベーン、シュラウドブロック、燃料ノズル、および同様のものなどの、様々なターボ機械コンポーネントを形成するために使用され得るが、この方法はターボ機械コンポーネントに限定されないことは理解されるべきである。特に、いくつかの実施形態において、この方法は、プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷することを含む。そのような多孔質は、プリフォームを付加印刷するために使用される金属粉末を完全には溶融または融解しないことによって形成され、それによって粉末粒子間に孔隙または空隙を残す。そのようなものとして、多孔質の量は、付加印刷プロセスで使用される電磁放射ビーム(たとえば、レーザービーム)によって行われる通過のエネルギー/出力、速度、および/または回数に基づき制御され得る。さらに、方法は、付加印刷されたプリフォームを、プリフォームが所定の量の変形を受けるように加工することを含む。たとえば、一実施形態において、プリフォームは、冷間等方圧加工法を介して加工/変形される。それに加えて、この方法は、加工されたプリフォームを焼きなましするか、または他の何らかの方法で熱処理して、最終コンポーネントを形成することを含む。
【0016】
多孔質を含む付加印刷されたプリフォームを使用してコンポーネントを形成することには、1つまたは複数の技術的利点がある。より具体的には、後から加工され熱処理される従来の付加印刷されたプリフォームは、完全に緻密な構造、またはほぼ緻密な構造である。すなわち、プリフォームを形成する金属粉末は、付加印刷プロセスにおいて完全に溶融され、構造物内に孔隙または空隙が実質的に存在しなくなる。完全またはほぼ完全に緻密なプリフォームを加工(たとえば、冷間等方圧加工)しても、熱処理時の金属の再結晶化を可能にするようにはプリフォームを十分にまたは均一に変形しない。再結晶化を達成するためには保持されている変形が必要であり、変形が不十分であるか、または不均一である場合には、結果として得られるコンポーネントは、望ましくない粒状構造(たとえば、細長表面粒および線状内部粒)を有し得る。しかしながら、上で説明されているように、本明細書において開示されている方法は、所定の量の多孔質を含むプリフォームを形成することを含む。別の言い方をすると、所定の量の多孔質は、付加印刷プロセスにおいて付加印刷されたコンポーネントに意図的に加えられる。この多孔質は、プリフォームが加工されているときにより大きな量の変形を達成することを可能にし、そのような変形は均一である。そのようなものとして、開示されている方法は、より高い作業荷重がその上にかけられ得るような改善された粒状構造(たとえば、所望のサイズの等軸粒)を有するコンポーネントを作製する。
【0017】
次に、図面を参照すると、図1は、ガスタービンエンジン10の一実施形態の概略断面図であり、これは、本開示の方法によって作られるコンポーネントが利用され得る場合の非限定的な一例である。例示されている実施形態では、エンジン10は、高バイパス比ターボファンエンジンとして構成される。しかしながら、代替的な実施形態では、エンジン10は、プロファンエンジン、ターボジェットエンジン、ターボプロップエンジン、ターボシャフトガスタービンエンジン、または他の任意の好適なタイプのガスタービンエンジンとして構成され得る。さらに、図1に示されているように、エンジン10は、長手方向L、半径方向R、および周方向Cを規定している。一般に、長手方向Lは、エンジン10の軸方向中心線12に平行に延在し、半径方向Rは、軸方向中心線12から外向きに直交する形で延在し、周方向Cは、軸方向中心線12の周りで一般的に同心円状に延在する。
【0018】
一般に、エンジン10は、環状ナセル20によって少なくとも部分的に包み込まれている、ファン14、低圧(LP)スプール16、および高圧(HP)スプール18を備える。より具体的には、ファン14は、ファンローター22と、ファンローター22に結合されている複数のファンブレード24(1つが図示されている)とを含み得る。この点に関して、ファンブレード24は、周方向Cに沿って互いから離間し、半径方向Rに沿ってファンローター22から外向きに延在する。さらに、LPおよびHPスプール16、18は、軸方向中心線12に沿って(すなわち、長手方向Lにおいて)ファン14から下流に位置決めされる。図示されているように、LPスプール16は、ファンローター22に回転可能に結合されており、それによって、LPスプール16がファン14を回転させることを可能にする。それに加えて、周方向Cで互いから離間する複数の出口ガイドベーンまたはストラット26が、LPスプール16およびHPスプール18を囲む外側ケーシング28と、半径方向Rに沿ったナセル20との間に延在する。そのようなものとして、ストラット26は、外側ケーシング28およびナセル20がその間に位置決めされたバイパス空気流通路30を画成するように外側ケーシング28に関してナセル20を支持する。しかしながら、代替的な実施形態では、エンジン10は、ナセル20が存在していないオープンローター構成を有してもよい。
【0019】
外側ケーシング28は、一般的に、連続する流れ順で、圧縮機セクション32、燃焼セクション34、タービンセクション36、および排気セクション38を取り囲むか、または包み込む。たとえば、いくつかの実施形態では、圧縮機セクション32は、LPスプール16の低圧(LP)圧縮機40と、軸方向中心線12に沿ってLP圧縮機40から下流に位置決めされているHPスプール18の高圧(HP)圧縮機42とを含み得る。各圧縮機40、42は、順に、1つまたは複数の列の圧縮機ローターブレード46と互いに噛み合う1つまたは複数の列のステータベーン44を含み得る。さらに、いくつかの実施形態では、タービンセクション36は、HPスプール18の高圧(HP)タービン48と、軸方向中心線12に沿ってHPタービン48から下流に位置決めされているLPスプール16の低圧(LP)タービン50とを含む。各タービン48、50は、順に、1つまたは複数の列のタービンローターブレード54と互いに噛み合う1つまたは複数の列のステータベーン52を含み得る。
【0020】
それに加えて、LPスプール16は、低圧(LP)シャフト56を含み、HPスプール18は、LPシャフト56の周りに同心円状に位置決めされている高圧(HP)シャフト58を含む。そのような実施形態において、HPシャフト58は、HPタービンローターブレード54の回転がHP圧縮機ローターブレード46を回転可能に駆動するようにHPタービン48のローターブレード54とHP圧縮機42のローターブレード46とを回転可能に結合する。図示されているように、LPシャフト56は、LPタービン50のローターブレード65およびLP圧縮機40のローターブレード54に直接結合されている。さらに、LPシャフト56は、ギアボックス60を介してファン14に結合される。この点に関して、LPタービンローターブレード54の回転は、LP圧縮機ローターブレード46およびファンブレード24を回転可能に駆動する。
【0021】
いくつかの実施形態において、エンジン10は、航空機を推進するための推力を発生するものとしてよい。より具体的には、動作中、空気(矢印62で示されている)は、エンジン10の入口部分64に入る。ファン14は、空気62の第1の部分(矢印66で示されている)をバイパス気流通路30に、空気62の第2の部分(矢印68で示されている)を圧縮機セクション32に供給する。空気62の第2の部分68は、まず、LP圧縮機40を貫流し、その中のローターブレード46が空気62の第2の部分68を徐々に圧縮する。次に、空気62の第2の部分68は、HP圧縮機42を貫流し、その中のローターブレード46が空気62の第2の部分68を徐々に圧縮することを続ける。圧縮された空気62の第2部分68は、その後、燃焼セクション34に送られる。燃焼セクション34では、空気62の第2部分68は燃料と混合して燃焼し、高温高圧の燃焼ガス70を発生する。その後、燃焼ガス70はHPタービン48を貫流し、HPタービンローターブレード54がその中から運動および/または熱エネルギーの第1部分を引き出す。このエネルギー引き出しは、HPシャフト58を回転させ、それによってHP圧縮機42を駆動する。燃焼ガス70は、次いで、LPタービン50を貫流し、LPタービンローターブレード54がその中から運動および/または熱エネルギーの第2の部分を引き出す。このエネルギー引き出しは、LPシャフト56を回転させ、それによってギアボックス60を介してLP圧縮機40およびファン14を駆動する。他の実施形態では、LPシャフト56は、ファン14を直接駆動してもよい(すなわち、エンジン10は、ギアボックス60を含まない)。次いで、燃焼ガス70は、排気セクション38を通ってエンジン10から排出される。
【0022】
上で説明され、図1に示されているガスタービンエンジン10の構成は、本主題を例示的な使用分野に置くためにのみ提供されている。したがって、本主題は、他のタイプの航空ベースのガスタービンエンジン、海洋ベースのガスタービンエンジン、および/または陸上ベース/工業用ガスタービンエンジンを含む、ガスタービンエンジン構成の任意の様式に容易に適応可能であり得る。それに加えて、本発明の主題は、コンポーネントの材料特性に、コンポーネントが制御された均一な粒状構造を必要とする高荷重を受けるあらゆる用途を含む、ガスタービンエンジン以外の他の使用分野に容易に適応可能であるものとしてよい。
【0023】
図2は、付加製造機械100の一実施形態の側面図である。以下で説明されるように、付加製造機械100は、1つまたは複数の付加製造技術またはプロセスを使用して所定の量の多孔質を含む1つまたは複数の金属製プリフォーム102を付加印刷するように構成される。付加印刷されたプリフォーム102は、その後、加工され(たとえば、冷間等方圧加工法を用いて)、熱処理されて、エンジン10のコンポーネントなどの最終コンポーネントを形成する。
【0024】
本明細書において使用されているように、「付加製造」または「付加製造技術またはプロセス」という用語は、材料の連続する層が互いの上に堆積され、3次元コンポーネントを層毎に構築する製造プロセスを指す。次いで、連続する層は部分的に溶融または融合され、所定の量の多孔質を有するモノリシックまたは一体型コンポーネントを形成する。
【0025】
いくつかの実施形態において、付加製造機械100は、直接金属レーザー溶融法(DMLM)または直接金属レーザー焼結法(DMLS)として、粉体層融合(PBF)技術を使用する。そのような実施形態では、プリフォーム102は、ビルドプレート上に粉末の第1の層を堆積させ、第1の層の上に粉末の第2の層を溶融または融合させ、第2の層の上に粉末の第3の層を溶融または融合させる、というよう続けることによってビルドプレート104上に付加印刷される。さらに、代替的実施形態において、付加製造機械100は、任意の他の好適な付加製造技術またはプロセスを使用してもよい。
【0026】
図示されているように、付加製造機械100は、粉末供給アセンブリ106およびビルドチャンバ108を備える。一般に、粉末供給アセンブリ106は、プリフォーム102を付加印刷する際に使用するために一定供給量の粉末110をビルドチャンバ108に送る。具体的には、いくつかの実施形態において、粉末供給アセンブリ106は、粉末110を収容している粉末供給チャンバ114内に位置決めされている粉末ピストン112を備える。この点に関して、粉末ピストン112は、粉末供給チャンバ114内で(たとえば、矢印116によって示されているように)上昇してよく、それによって、粉末110の一部を粉末供給チャンバ114から強制的に排出する。さらに、粉末供給アセンブリ106は、粉末供給チャンバ114から追い出された粉末110を加工物表面120を横切って押し、ビルドチャンバ108内に押し込む(たとえば、矢印122で示されているように)、ローラーまたはブレード/ワイパーなどのリコータ118を備える。
【0027】
さらに、付加製造機械100は、ビルドプラットフォーム124およびビルドチャンバ108内に位置決めされたビルドプレート104を備える。より具体的には、図示されているように、ビルドプレート104は、ビルドプラットフォーム124上に位置決めされ、好適なチャックシステム(図示せず)を介してそれに固定される。プリフォーム102は、順に、ビルドプレート104上に付加印刷される。プリフォーム102の印刷時に、リコータ118は、粉末110がビルドプレート104の頂面と同じ垂直位置でビルド面(破線40で示されている)を形成するまでビルドチャンバ108に粉末110を充填する。次に、リコータ118は、粉末110の層をビルド平面128を横切って塗り広げる。次いで、粉末110の層は、1つまたは複数の電磁放射ビーム130を使用して部分的に溶融または融合され、プリフォーム102の第1の層を形成する。その後、ビルドプラットフォーム124は、リコータ118が粉末110の別の層をビルド平面128を横切って塗り広げる前に(たとえば、矢印132で示されているように)下降する。次いで、この層は、ビーム130を使用して第1の層に部分的に溶融または融合され、伸長セグメントの第2の層を形成するなどし得る。以下に説明されるように、プリフォーム102の層は、電磁放射ビーム16によって部分的にのみ溶融または融合される。この点に関して、プリフォーム102は、所定の量の多孔質を含んでいる。図2は、例示されているプリフォーム102のいくつかの層が形成された後のビルド平面128の位置を示している。
【0028】
それに加えて、付加製造機械100は、プリントヘッド134を備える。一般に、プリントヘッド134は、電磁放射ビーム130を生成してビルド平面128に向け、それによって、ビルド平面128を横切って塗り広げられた粉末110が部分的に溶融/融合されることを可能にする。図示されているように、いくつかの実施形態において、プリントヘッド134は、ビーム放射器136(たとえば、レーザーダイオード)、鏡138、およびガルバノメーター140を含む。より具体的には、ビーム放射器136は、電磁放射ビーム130(たとえば、レーザービーム)を放射して鏡138に当てる。次いで、鏡138は、放射されたビーム130をガルバノメーター140に向け、ガルバノメーター140は、ビーム130をビルド平面128上の特定の配置に向ける。この点に関して、プリフォーム102を付加印刷するときに、ガルバノメーター140は、粉末110を部分的に溶融または融合してプリフォーム102の層を形成することが望まれているビルド平面128の部分の上をビーム130で走査する。さらに、一実施形態では、プリントヘッド134は、ビーム130の焦点を合わせるためにビーム放射器136と鏡138との間に位置決めされた第1のレンズ142と、鏡138とガルバノメーター140との間に位置決めされた第2のレンズ144とを備え得る。しかしながら、代替的実施形態では、プリントヘッド134は、任意の他の好適な構成を有していてもよい。
【0029】
付加製造機械100は、任意の好適な数のプリントヘッド134を備え得る。たとえば、例示されている実施形態において、付加製造機械100は、単一のプリントヘッド134を備える。しかしながら、代替的実施形態では、付加製造機械100は、2つまたはそれ以上のプリントヘッド134を備え得る。
【0030】
さらに、付加製造機械100は、付加製造機械100の1つまたは複数のコンポーネントに通信可能に結合されているコンピューティングシステム146を備え、コンピューティングシステム146はそのようなコンポーネントの動作を電子的にまたは自動的に制御することができる。たとえば、コンピューティングシステム146は、通信リンク148を介してプリントヘッド134のビーム放射器136に通信可能に結合されてもよい。そのようなものとして、コンピューティングシステム146は、電磁放射ビーム130が生成されるようにビーム放射器136の動作を制御するように構成され得る。さらに、コンピューティングシステム146は、通信リンク150を介してプリントヘッド134のガルバノメーター140に通信可能に結合されてもよい。この点に関して、コンピューティングシステム146は、ガルバノメーター140の動作を制御することにより、電磁放射ビーム130でビルド平面128上を走査し、ビルド平面128の存在する粉末110を部分的に溶融または融合してプリフォーム102を形成するように構成され得る。それに加えて、コンピューティングシステム146は、付加製造機械100の任意の他の好適なコンポーネント(たとえば、リコータ118)に通信可能に結合されてもよい。
【0031】
一般に、コンピューティングシステム146は、所与のコントローラもしくはコンピューティングデバイス、またはコントローラもしくはコンピューティングデバイスの任意の好適な組合せなどの、1つまたは複数のプロセッサベースのデバイスを備え得る。したがって、いくつかの実施形態において、コンピューティングシステム146は、様々なコンピュータ実装機能を実行するように構成されている1つまたは複数のプロセッサ152および関連するメモリデバイス154を備え得る。本明細書において使用されているように、「プロセッサ」という用語は、コンピュータに含まれるものとして当技術分野で言及されている集積回路だけでなく、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブルロジック回路(PLC)、特定用途向け集積回路、および他のプログラム可能な回路をも指す。それに加えて、コンピューティングシステム146のメモリデバイス154は、一般的に、限定はしないが、コンピュータ可読媒体(たとえば、ランダムアクセスメモリRAM)、コンピュータ可読不揮発性媒体(たとえば、フラッシュメモリ)、フロッピーディスク、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、磁気光ディスク(MOD)、デジタル多用途ディスク(DVD)および/または他の好適なメモリ素子を含み得る。そのようなメモリデバイス154は、一般的に、プロセッサ152によって実装されたときに、本明細書において説明されている方法およびアルゴリズムの1つまたは複数の態様などの、様々なコンピュータ実装機能を実行するようにコンピューティングシステム146を構成する、好適なコンピュータ可読命令を記憶するように構成され得る。それに加えて、コンピューティングシステム146は、通信回路またはモジュール、1つまたは複数の入力/出力チャネル、データ/制御バス、および/または同様のものなどの、様々な他の好適なコンポーネントも含み得る。
【0032】
コンピューティングシステム146の様々な機能は、単一のプロセッサベースのデバイスによって実行され得るか、または任意の数のプロセッサベースのデバイスに分散されてもよい。そのような場合、そのようなプロセッサベースのデバイスは、コンピューティングシステム146の一部を形成し得る。たとえば、コンピューティングシステム146の機能は、付加製造デバイスコントローラ、リモートデバイス(たとえば、ラップトップ、デスクトップ、サーバーなど)のコントローラ/コンピューティングデバイス、および/または同様のものなどの、複数の特定用途コントローラ間に分散されてもよい。
【0033】
上で説明され、図2に示されている付加製造機械100の構成は、本主題を例示的な使用分野に置くためにのみ提供されている。したがって、本主題は、異なる付加製造技術またはプロセスを使用する付加製造機械を含む、付加製造機械の任意の様式に容易に適合可能であるものとしてよい。
【0034】
図3は、コンポーネントを付加製造するための方法200の一実施形態の流れ図である。一般に、方法200は、上で説明され、図2に示されている付加製造機械100の文脈において説明される。しかしながら、開示されている方法200は、任意の好適な構成を有する任意の付加製造機械により実装され得る。それに加えて、図3は、特定の順序で実行されるステップを描いているが、開示されている方法は、任意の特定の順序または配置構成に限定されない。そのようなものとして、開示されている方法の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略され、再配置構成され、組み合わされ、および/または適合され得る。
【0035】
図示されているように、(202)において、方法200は、プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷することを含み得る。たとえば、いくつかの実施形態において、付加製造機械100は、たとえば、直接金属レーザー溶融法(DMLM)または直接金属レーザー焼結法(DMLS)などの、粉体層融合(PBF)技術を使用して、1つまたは複数の金属製プリフォーム102を付加印刷するように構成され得る。付加印刷されたプリフォーム102は、その後、加工され、熱処理されて、1つまたは複数の最終コンポーネント(たとえば、エンジン10のコンポーネント)を形成する。プリフォーム102に存在する多孔質は、そのようなプリフォーム102から形成される最終コンポーネントの粒状構造を改善する。以下で説明されるように、プリフォーム内の特定の所定の量の多孔質は、最終コンポーネントの所望の粒径に基づき選択され得る。しかしながら、代替的実施形態において、金属製プリフォーム102を付加印刷するために、任意の他の好適な付加的製造機械および/または技術/プロセスが使用され得る。
【0036】
いくつかの実施形態において、所定の量の多孔質は、プリフォーム102を付加印刷するために使用される粉末110の粒子を部分的にのみ溶融または融合することによってプリフォーム102内に形成される。粉末粒子を部分的にのみ溶融または融合することによって、粒子間に空隙が残され、それによってプリフォーム102に多孔質が形成される。たとえば、図4は、多孔質を含む付加印刷されたプリフォーム102の部分断面図である。図示されているように、プリフォーム102は、部分的に溶融/融合した複数の粉末粒子156を含み、部分的に溶融/融合した粒子の間に空隙158を残す。たとえば、所定の量の多孔質は、0.01から50パーセントの間、0.1から40パーセントの間、または1から30パーセントの間など、0.005パーセントと60パーセントの間であってよい。
【0037】
金属製プリフォーム102内の多孔質の量は、付加製造機械100の1つまたは複数の動作パラメータに基づき制御され得る。いくつかの実施形態において、プリフォーム102内の多孔質の量は、プリフォーム102を付加印刷するために使用される電磁放射ビーム130がプリフォーム102に対して移動される速度に基づき制御され得る。より具体的には、プリフォーム102の多孔質を増やすために、ビーム130の速度が上げられてもよい。たとえば、そのような場合において、コンピューティングシステム146は、ガルバノメーター140がビーム130がビルド平面128を横切って走査する速度を高めるようにガルバノメーター140の動作を制御してもよい(たとえば、通信リンク150を介して制御信号をそれに伝送することによって)。逆に、プリフォーム102の多孔質を減らすためには、ビーム130の速度が下げられ得る。たとえば、そのような場合において、コンピューティングシステム146は、ガルバノメーター140がビーム130がビルド平面128を横切って走査する速度を遅くするようにガルバノメーター140の動作を制御し得る。
【0038】
ビーム速度を制御することに加えて、またはビーム速度を制御することの代替として、プリフォーム102の多孔質の量は、電磁放射ビーム130がプリフォーム102を横切って通過する回数に基づき制御され得る。より具体的には、プリフォーム102の多孔質を増やすために、ビーム130によって行われる通過の回数が減らされ得る。たとえば、そのような場合において、コンピューティングシステム146は、ガルバノメーター140がビーム130でビルド平面128を少ない回数で横切って走査するようにガルバノメーター140の動作を制御してもよい(たとえば、通信リンク150を介して制御信号をそれに伝送することによって)。逆に、プリフォーム102の多孔質を減らすために、ビーム130によって行われる通過の回数が増やされ得る。たとえば、そのような場合において、コンピューティングシステム146は、ガルバノメーター140がビーム130でビルド平面128を横切って追加の増やした回数で走査するようにガルバノメーター140の動作を制御してもよい(たとえば、通信リンク150を介して制御信号をそれに伝送することによって)。
【0039】
さらに、ビーム速度および/もしくは通過回数を制御することに加えて、またはビーム速度および/もしくは通過回数を制御することの代替として、プリフォーム102の多孔質の量は、ビーム130のエネルギーまたは出力に基づき制御され得る。より具体的には、プリフォーム102の多孔質を増やすために、ビーム130のエネルギーが減らされてもよい。たとえば、そのような場合において、コンピューティングシステム146は、ビーム放射器136がビーム130のエネルギーまたは出力を減らすようにビーム放射器136の動作を制御してもよい(たとえば、通信リンク148を介して制御信号をそれに伝送することによって)。逆に、プリフォーム102の多孔質を減らすためには、ビーム130のエネルギーが増やされ得る。たとえば、そのような場合において、コンピューティングシステム146は、ビーム放射器136がビーム130のエネルギーまたは出力を増やすようにビーム放射器136の動作を制御してもよい。しかしながら、代替的実施形態において、付加製造機械100の任意の他の好適な動作パラメータは、プリフォーム102の多孔質を制御するように調整され得る。
【0040】
さらに、いくつかの実施形態において、付加製造機械100は、プリフォーム102が異なるゾーンまたは領域において異なる量の多孔質を有するように制御され得る。たとえば、一実施形態では、(202)において、方法200は、第1の所定の量の多孔質を有するプリフォーム102の第1の部分を付加印刷することと、第2の異なる所定の量の多孔質を有するプリフォーム102の第2の部分を付加印刷することとを含む。そのような実施形態において、付加製造機械100のビーム130による通過の速度、エネルギー/出力、および/または回数は、プリフォーム102の第1の部分が第1の所定の量の多孔質を有し、プリフォーム102の第2の部分が第2の所定の量の多孔質を有するように第1の部分を付加印刷することと第2の部分を付加印刷することとを切り替えるときに調整され得る。しかしながら、代替的実施形態では、プリフォーム102は、プリフォーム全体を通して単一の量の多孔質を有し得るか、または異なる多孔質の3つまたはそれ以上の領域を有し得る。
【0041】
それに加えて、(202)において、プリフォーム102は、任意の好適な金属材料から形成され得る。たとえば、そのような金属材料は、ニッケル合金、クロム合金、チタン、チタン合金、マグネシウム、マグネシウム合金、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金、ステンレス鋼、ニッケルまたはコバルト系超合金(たとえば、Special Metals Corporation社から入手可能なInconel(登録商標)の名称で入手可能なもの)、および同様のものを含み得る。
【0042】
さらに、図3に示されているように、(204)において、方法200は、付加印刷されたプリフォームを、プリフォームが所定の量の変形を受けるように加工することを含む。具体的には、いくつかの実施形態において、所定の量の多孔質を含む付加印刷されたプリフォーム102は、任意の好適なプロセスを使用して加工されるか、または他の何らかの形で変形され得る。このような多孔質は、ひいては、プリフォーム102が完全に緻密なプリフォームよりも大きな程度で変形することを可能にする。たとえば、いくつかの実施形態において、プリフォーム102は、冷間加工プロセスを使用して加工または変形され得る。さらに、いくつかの実施形態において、プリフォーム102は、冷間等方圧加工プロセスを使用して加工または変形され得る。一実施形態において、プリフォーム102は、冷間等方圧加工プロセスを使用して加工または変形され得る。いくつかの実施形態では、所定の量の変形は、2~60パーセントの冷間加工、たとえば、3~40パーセントの冷間加工、4~30パーセントの冷間加工、または5~20パーセントの冷間加工である。
【0043】
一般に、(204)でのプリフォーム102の加工は、加工されたプリフォーム102が、方法200によって形成される最終コンポーネントのサイズおよび/または形状を有するように付加印刷されたプリフォーム102を変形する。たとえば、いくつかの実施形態において、最終コンポーネントは、プリフォーム102よりも小さいが、同じ形状およびアスペクト比を有し得る。たとえば、図5に示されているように、プリフォーム102は、結果として得られる加工済みプリフォーム160が未加工のプリフォーム102よりも小さいが、同じ形状およびアスペクト比を有し得るように(204)で加工され得る。たとえば、限定することなく、プリフォームは、2~60パーセント、たとえば3~40パーセント、4~30パーセント、または5~20パーセントの均一なサイズ縮小を達成するように加工され得る。
【0044】
それに加えて、図3に示されているように、(206)において、方法200は、加工されたプリフォームを熱処理して、最終コンポーネントを形成することを含む。より具体的には、加工または変形されたプリフォームは、炉(図示せず)内で焼きなましまたは他の何らかの形で熱処理を行ってもよい。このような熱処理は、変形したプリフォームを再結晶化させ、残留応力を緩和して、最終部品を形成し得る。再結晶化を得るための熱処理の適切なパラメータは、通常の技術の範囲内にあり、再結晶化される特定の金属に依存する。
【0045】
方法200によって生産される最終コンポーネントの粒径は、付加印刷されたプリフォーム102内の多孔質の量、およびプリフォーム102に対する変形の量(たとえば、冷間加工の割合)に基づき制御され得る。たとえば、多孔質の量および変形の量を増やすと、その結果、粒が小さくなる。逆に、多孔質の量および変形の量を減らすと、その結果、粒が大きくなる。したがって、いくつかの実施形態では、方法200は、選択された量の変形と組み合わせることで、結果として、所与の熱処理過程に対するコンポーネントにおける所望の(ターゲット)粒状構造、たとえば所望の(ターゲット)値の、または所望の(ターゲット)範囲内の均一な等軸粒径をもたらす、所定の量の多孔質を選択することを含み得る。さらに、いくつかの実施形態において、方法200は、所定の量の多孔質を付与する付加プロセスのプロセスパラメータを選択することを含み得る。さらに、いくつかの実施形態において、方法200は、所定の量の多孔質と組み合わせることで、結果として、熱処理されたコンポーネントにおいて所望の粒状構造をもたらす、付加印刷されたプリフォームに付与される変形の量を選択することを含み得る。たとえば、限定することなく、印刷されたプリフォームの粒径は、20~30μmのオーダーであり、再結晶化されるものとしてよく、均一で等軸の粒径は、意図的に付与された多孔質および変形の結果として熱処理済み最終コンポーネントにおいて10~15μmのオーダーであってよい。
【0046】
方法200は、1つまたは複数の技術的利点を提供する。より具体的には、上で説明されているように、方法200は、(202)において、所定の量の多孔質を含む金属製プリフォーム102を形成することを含む。この多孔質は、プリフォーム102が、(204)で加工されているときに、完全に緻密なプリフォームに比べて、より大きな量の変形を達成することを可能にし、そのような変形は均一である。そのようなものとして、方法200は、より高い作業荷重がその上にかけられ得るような改善された粒状構造(たとえば、所望のサイズの等軸粒)を有するコンポーネントを作製する。この方法は、所望の(ターゲット)粒状構造を達成するように多孔質および変形の量を制御することをさらに可能にする。
【0047】
図6は、ターゲット粒径を有する再結晶化粒状構造を有するコンポーネントを付加製造するための方法300の一実施形態の流れ図である。一般に、方法300は、上で説明され、図1および図2に示されているガスタービンエンジン10および付加製造機械100の文脈において説明される。しかしながら、開示されている方法300は、任意の他のターボ機械など、任意の他の好適な用途のコンポーネントを形成するために使用されてもよく、任意の好適な構成を有する任意の付加製造機械により実装され得る。それに加えて、図6は、特定の順序で実行されるステップを描いているが、開示されている方法は、任意の特定の順序または配置構成に限定されない。そのようなものとして、開示されている方法の様々なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略され、再配置構成され、組み合わされ、および/または適合され得る。
【0048】
いくつかの実施形態において、方法300は、エンジン10のコンポーネントを形成するために使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態において、プリフォーム102は、エンジン10のファンブレード24、圧縮機ベーン44、圧縮機ブレード46、タービンベーン52、および/またはタービンブレード54を形成するために使用され得る。しかしながら、代替的実施形態において、プリフォーム102は、ターボ機械の他のコンポーネント(たとえば、シュラウドブロック、燃料ノズル、など)または任意の他のターボ機械のコンポーネントなど、任意の好適なコンポーネントに対応し得る。
【0049】
図6に示されているように、(302)において、方法300は、付加製造プロセスによって金属製プリフォームを形成することと、プリフォームに所定の量の多孔質を付与するために付加製造プロセスのプロセスパラメータを制御することとを含む。たとえば、上で説明されているように、付加製造機械100は、ターボ機械コンポーネントを形成する際に使用するために所定の量の多孔質を含む1つまたは複数の金属製プリフォーム102を付加印刷するように構成され得る。
【0050】
さらに、(304)において、方法300は、材料に所定の量の変形を均一に付与するためにプリフォームを等方圧加工することを含む。たとえば、上で説明されているように、所定の量の多孔質を含む付加印刷されたプリフォーム102は、任意の好適なプロセスを使用して加工されるか、または他の何らかの形で変形され得る。
【0051】
それに加えて、(306)において、方法300は、加工されたプリフォームを熱処理して、材料を再結晶化し、ターゲット粒径を有する最終コンポーネントを形成することを含む。たとえば、上で説明されているように、加工または変形されたプリフォームは、焼きなましまたは他の何らかの形で熱処理を行い、ターボ機械コンポーネントを形成し得る。
【0052】
本明細書では、いくつかの例を使用して、最良の態様を含む発明を開示し、これにより、当業者は、デバイスまたはシステムを製作し、使用すること、および組み込まれている方法を実行することも含めて本発明を実施することができる。本発明の特許可能な範囲は、請求項によって定められ、当業者であれば思い付く他の例を含むものとしてよい。このような他の例は、これらの例が請求項の文言と異ならない構造要素を含む場合、またはこれらの例が請求項の文言との違いがわずかである同等の構造要素を含む場合に、請求項の範囲内にあることが意図される。
【0053】
本発明のさらなる態様は、次の項の主題によって提供される。
【0054】
コンポーネントを付加製造するための方法であって、プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷することと、付加印刷されたプリフォームを、プリフォームが所定の量の変形を受けるように加工することと、加工されたプリフォームを熱処理して、最終コンポーネントを形成することとを含む方法。
【0055】
最終コンポーネントの粒径は、プリフォームに含まれる多孔質の所定の量およびプリフォームが受ける変形の所定の量に基づく、前述の項に記載の方法。
【0056】
金属製プリフォームを付加印刷することは、粉体層融合技術を使用して金属製プリフォームを付加印刷することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0057】
金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームに対して移動される速度を制御することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0058】
金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームを横切って通過する回数を制御することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0059】
金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームのエネルギーを制御することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0060】
金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームの第1の部分を、第1の部分が第1の所定の量の多孔質を有するように付加印刷することと、金属製プリフォームの第2の部分を、第2の部分が第2の所定の量の多孔質を有するように付加印刷することであって、多孔質の第2の所定の量は多孔質の第1の所定の量と異なる、付加印刷することとを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0061】
付加印刷されたプリフォームを加工することは、プリフォームが所定の量の変形を受けるように付加印刷されたプリフォームを冷間加工することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0062】
付加印刷されたプリフォームを加工することは、プリフォームが所定の量の変形を受けるように付加印刷されたプリフォームを等方圧加工することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0063】
付加印刷されたプリフォームを加工することは、プリフォームが所定の量の変形を受けるように付加印刷されたプリフォームを冷間等方圧加工することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0064】
加工されたプリフォームを熱処理した後に組み合わせて最終コンポーネント内に所望の粒状構造を付与する所定の量の多孔質および所定の量の変形を選択することをさらに含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0065】
最終コンポーネントは、ターボ機械コンポーネントである、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0066】
ターボ機械コンポーネントは、ガスタービンエンジンブレードまたはガスタービンエンジンベーンのうちの少なくとも一方を含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0067】
ターゲット粒径を有する再結晶化粒状構造を有するコンポーネントを付加製造するための方法であって、付加製造プロセスによって金属製プリフォームを形成し、プリフォームに所定の量の多孔質を付与するように付加製造プロセスのプロセスパラメータを制御し、プリフォームはターゲット粒状構造とは異なる粒径を有する初期粒状構造を有する材料を含むことと、材料に所定の量の変形を均一に付与するためにプリフォームを等方圧加工することと、加工されたプリフォームを熱処理して、材料を再結晶化し、ターゲット粒径を有する最終コンポーネントを形成することとを含む方法。
【0068】
加工されたプリフォームを熱処理した後に組み合わせて最終コンポーネント内にターゲット粒径を生成する所定の量の多孔質および所定の量の変形を選択することをさらに含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0069】
プロセスパラメータを制御することは、金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームに対して移動される速度を制御することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0070】
プロセスパラメータを制御することは、金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームを横切って通過する回数を制御することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0071】
プロセスパラメータを制御することは、金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームのエネルギーを制御することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0072】
プリフォームを等方圧加工することは、2~60パーセントの範囲のパーセント冷間加工を付与するようにプリフォームを冷間等方圧加工することを含む、前述の項のうちの1つまたは複数に記載の方法。
【0073】
本発明のさらなる態様は、以下の項の主題によって提供される。
【0074】
[項1]コンポーネントを付加製造するための方法であって、プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷することと、付加印刷されたプリフォームを、プリフォームが所定の量の変形を受けるように加工することと、加工されたプリフォームを熱処理して、最終コンポーネントを形成することとを含む方法。
【0075】
[項2]最終コンポーネントの粒径は、プリフォームに含まれる多孔質の所定の量およびプリフォームが受ける変形の所定の量に基づく、任意の前項に記載の方法。
【0076】
[項3]金属製プリフォームを付加印刷することは、粉体層融合技術を使用して金属製プリフォームを付加印刷することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0077】
[項4]金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームに対して移動される速度を制御することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0078】
[項5]金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームを横切って通過する回数を制御することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0079】
[項6]金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームが所定の量の多孔質を含むように金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームのエネルギーを制御することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0080】
[項7]金属製プリフォームを付加印刷することは、金属製プリフォームの第1の部分を、第1の部分が第1の所定の量の多孔質を有するように付加印刷することと、金属製プリフォームの第2の部分を、第2の部分が第2の所定の量の多孔質を有するように付加印刷することであって、多孔質の第2の所定の量は多孔質の第1の所定の量と異なる、付加印刷することとを含む、任意の前項に記載の方法。
【0081】
[項8]付加印刷されたプリフォームを加工することは、プリフォームが所定の量の変形を受けるように付加印刷されたプリフォームを冷間加工することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0082】
[項9]付加印刷されたプリフォームを加工することは、プリフォームが所定の量の変形を受けるように付加印刷されたプリフォームを等方圧加工することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0083】
[項10]付加印刷されたプリフォームを加工することは、プリフォームが所定の量の変形を受けるように付加印刷されたプリフォームを冷間等方圧加工することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0084】
[項11]加工されたプリフォームを熱処理した後に組み合わせて最終コンポーネント内に所望の粒状構造を付与する所定の量の多孔質および所定の量の変形を選択することをさらに含む、任意の前項に記載の方法。
【0085】
[項12]最終コンポーネントは、ターボ機械コンポーネントである、任意の前項に記載の方法。
【0086】
[項13]ターボ機械コンポーネントは、ガスタービンエンジンブレードまたはガスタービンエンジンベーンのうちの少なくとも一方を含む、任意の前項に記載の方法。
【0087】
[項14]ターゲット粒径を有する再結晶化粒状構造を有するコンポーネントを付加製造するための方法であって、付加製造プロセスによって金属製プリフォームを形成し、プリフォームに所定の量の多孔質を付与するように付加製造プロセスのプロセスパラメータを制御し、プリフォームはターゲット粒径とは異なる初期粒状構造を有する材料を含むことと、材料に所定の量の変形を均一に付与するためにプリフォームを等方圧加工することと、加工されたプリフォームを熱処理して、材料を再結晶化し、ターゲット粒径を有する最終コンポーネントを形成することとを含む方法。
【0088】
[項15]加工されたプリフォームを熱処理した後に組み合わせて最終コンポーネント内にターゲット粒径を生成する所定の量の多孔質および所定の量の変形を選択することをさらに含む、任意の前項に記載の方法。
【0089】
[項16]プロセスパラメータを制御することは、金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームに対して移動される速度を制御することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0090】
[項17]プロセスパラメータを制御することは、金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームが金属製プリフォームを横切って通過する回数を制御することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0091】
[項18]プロセスパラメータを制御することは、金属製プリフォームを付加印刷するために使用される電磁放射ビームのエネルギーを制御することを含む、任意の前項に記載の方法。
【0092】
[項19]プリフォームを等方圧加工することは、2~60パーセントの範囲のパーセント冷間加工を付与するようにプリフォームを冷間等方圧加工することを含む、任意の前項に記載の方法。
【符号の説明】
【0093】
10 ガスタービンエンジン
12 軸方向中心線
14 ファン
16 低圧(LP)スプール
18 高圧(HP)スプール
20 環状ナセル
22 ファンローター
24 ファンブレード
26 ストラット
28 外側ケーシング
30 バイパス空気流通路
32 圧縮機セクション
34 燃焼セクション
36 タービンセクション
38 排気セクション
40 低圧(LP)圧縮機
42 高圧(HP)圧縮機
44 ステータベーン
46 圧縮機ローターブレード
48 高圧(HP)タービン
50 低圧(LP)タービン
52 ステータベーン
54 タービンローターブレード
56 低圧(LP)シャフト
58 高圧(HP)シャフト
60 ギアボックス
62 空気
64 入口部分
68 第2の部分
70 高温高圧の燃焼ガス
100 付加製造機械
102 金属製プリフォーム
104 ビルドプレート
106 粉末供給アセンブリ
108 ビルドチャンバ
110 粉末
112 粉末ピストン
114 粉末供給チャンバ
118 リコータ
120 加工物表面
124 ビルドプラットフォーム
128 ビルド平面
130 電磁放射ビーム
134 プリントヘッド
136 ビーム放射器
138 鏡
140 ガルバノメーター
142 第1のレンズ
144 第2のレンズ
146 コンピューティングシステム
148 通信リンク
150 通信リンク
152 プロセッサ
154 メモリデバイス
156 粉末粒子
158 空隙
160 加工済みプリフォーム
200 方法
300 方法
図1
図2
図3
図4
図5
図6