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  • 特許-基板、及び回路付きモータ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-08
(45)【発行日】2024-04-16
(54)【発明の名称】基板、及び回路付きモータ
(51)【国際特許分類】
   H02K 5/22 20060101AFI20240409BHJP
   H02K 11/30 20160101ALI20240409BHJP
【FI】
H02K5/22
H02K11/30
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020075424
(22)【出願日】2020-04-21
(65)【公開番号】P2021175222
(43)【公開日】2021-11-01
【審査請求日】2023-03-24
(73)【特許権者】
【識別番号】000228730
【氏名又は名称】ニデックアドバンスドモータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002723
【氏名又は名称】高法弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100138689
【弁理士】
【氏名又は名称】梶原 慶
(72)【発明者】
【氏名】鷹 広昭
【審査官】島倉 理
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-060206(JP,A)
【文献】実開昭61-096756(JP,U)
【文献】特開平08-271863(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 5/22
H02K 11/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータのフレームに取付けられる基板であって、
前記フレームは、導電性の部材であり、
前記基板は、グランドと前記基板を前記フレームに取付ける第1取付部とを有し、
前記第1取付部は、第1ランドを有し、
前記第1ランドは、前記グランドと電気的に接続され、
前記第1ランドは、前記フレームと対向し、
前記基板は、該基板を前記フレームに固定する第2取付部を有し、
前記第2取付部の少なくとも一つは、第2ランドを有し、
前記第2ランドは、前記フレームと対向しており、
前記基板は、前記第2取付部を複数有し、
前記第2ランドの少なくとも一つは前記グランドと独立し、
前記第2ランドのすべては前記フレームと対向している、
基板。
【請求項2】
前記第2ランドの少なくとも一つはレジストで覆われている、
請求項1に記載の基板。
【請求項3】
前記基板は、部品を実装する本体部を有し、
前記本体部と前記第1取付部との間は、前記第1取付部よりも幅狭く括れた第1括れ部
を有する、
請求項1または2に記載の基板。
【請求項4】
前記本体部と前記第2取付部との間は、前記第2取付部よりも幅狭く括れた第2括れ部
を有する、
請求項3に記載の基板。
【請求項5】
前記第1取付部は、前記フレームと対向する面の逆の面をカバーによって覆われ、
前記カバー、前記第1取付部及び前記フレームは、ネジで共締めされる、
請求項1から4のいずれか1項に記載の基板。
【請求項6】
DCで駆動する回路付きモータであって、
軸方向に延びる中心軸に沿って回転するロータと、前記ロータと対向するステータと、
を備えるモータ部と、
請求項1から5のいずれか1項に記載の前記基板と、
を備え、
前記基板は、前記モータ部の駆動を行う回路を実装する、
回路付きモータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板、及び回路付きモータに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、モータを駆動する回路を実装した基板を有する回路付きモータが知られている。このような回路付きモータにおいては、例えば、基板をモータのフレームにネジ止めすることでモータに基板を取付けている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2019-33586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、基板に実装された回路のグランドは、安全性向上のため、フレームグランドと電気的に接続するのが望ましい。ところが、この場合、回路付きモータの製造工程において、回路のグランドをフレームグランドに接続するための工程が必要であり、組み立て工数が増加してしまうという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、組み立て工数を増加させることなく、基板に実装された回路のグランドをフレームグランドに接続可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の例示的な第1発明は、モータのフレームに取付けられる基板であって、前記フレームは、導電性の部材であり、前記基板は、グランドと前記基板を前記フレームに取付ける第1取付部とを有し、前記第1取付部は、第1ランドを有し、前記第1ランドは、前記グランドと電気的に接続され、前記第1ランドは、前記フレームと対向し、前記基板は、該基板を前記フレームに固定する第2取付部を有し、前記第2取付部の少なくとも一つは、第2ランドを有し、前記第2ランドは、前記フレームと対向しており、前記基板は、前記第2取付部を複数有し、前記第2ランドの少なくとも一つは前記グランドと独立し、前記第2ランドのすべては前記フレームと対向している、基板。

【発明の効果】
【0007】
本願の例示的な第1発明によれば、組み立て工数を増加させることなく、基板に実装された回路のグランドをフレームグランドに接続可能とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の第1実施形態に係る回路付きモータを示す斜視図である。
図2図1のモータ10のA-A断面図である。
図3図1のモータ10からカバー101を外して示す斜視図である。
図4図3の基板150の底面図である。
図5図1のモータ10からカバー101及び基板150を外して示す斜視図である。
図6図1のモータ10のB-B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータについて説明する。なお、以下の図面においては、各構成をわかり易くするために、実際の構造と各構造における縮尺及び数等を異ならせる場合がある。
【0010】
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Y軸方向は、図1に示す中心軸Jの軸方向と平行な方向とする。X軸方向は、中心軸Jに対する径方向のうち図2の左右方向とする。Z軸方向は、X軸方向とY軸方向との両方と直交する方向とする。X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向のいずれにおいても、図中に示す矢印が指す側を+側、反対側を-側とする。
【0011】
また、以下の説明においては、Y軸方向の正の側(+Y側)を「フロント側」又は「一方側」と呼び、Y軸方向の負の側(-Y側)を「リア側」又は「他方側」と呼ぶ。なお、リア側(他方側)及びフロント側(一方側)とは、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係及び方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向(Y軸方向)を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向、すなわち、中心軸Jの軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。径方向において中心軸Jに近づく側を「径方向内側」と呼び、中心軸Jから遠ざかる側を「径方向外側」と呼ぶ。
【0012】
なお、本明細書において、「軸方向に延びる」とは、厳密に軸方向(Z軸方向)に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。また、本明細書において、「径方向に延びる」とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向(Z軸方向)に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。また「平行」とは、厳密に平行な場合に加えて、互いに成す角が45°未満の範囲で傾いた場合も含む。
【0013】
[第1実施形態]
<全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータを示す斜視図である。
モータ10は、DCで駆動する回路付きモータである。モータ10は、モータ部200と、モータ部200の軸方向他方側を覆う後部フレーム100と、モータ部200の軸方向一方側を覆う前部フレーム300と、を有する。モータ10は、後部フレーム100の軸方向他方側を覆うカバー101を有する。後部フレーム100は、導電性の部材である。
カバー101は、軸方向から見てほぼ四方形の平板状部材である。カバー101は、絶縁性の部材であり、四方形の角部に相当する位置に、カバー101を軸方向に貫通するネジ穴101a、101bを有する。本実施形態では、カバー101は、四方形の角部に相当する他の位置にも、カバー101を軸方向に貫通するネジ穴を有するが説明は省略する。
【0014】
図2は、図1のモータ10のA-A断面図である。この図2は、図1のモータ10を、Z軸と直交し中心軸Jを通る面で切断して示す側断面図である。
後部フレーム100は、軸方向他方側に基板150を収容する。基板150は、モータ部200の駆動を行う回路を実装する。カバー101は、基板150を軸方向他方側から覆う。基板150は、後部フレーム100に取付けられる基板である。
【0015】
モータ部200は、ロータ210と、ステータ250と、を有する。
ロータ210は、中心軸Jを中心に回転可能である。ロータ210は、中心軸Jに沿って配置されたシャフト211を有する。シャフト211は、軸方向他方側を軸受212によって軸支され、軸方向他方側を軸受213によって軸支される。ロータ210は、ロータコア214を有する。
ステータ250は、ステータコア251を有する。ステータ250は、ロータ210の径方向外側に配置される。ステータ250は、ロータ210とギャップを介して対向する。
【0016】
図3は、図1のモータ10からカバー101を外して示す斜視図である。モータ10からカバー101を外すと、軸方向他方側に、基板150の面150aが露出する。
図4は、図3の基板150の底面図である。図4に示す基板150の面150bは、図3に示す面150aの逆の面である。面150bは、後部フレーム100と対向する。
【0017】
基板150は、後部フレーム100に取付けるための取付部151、152、153及び154を有する。基板150は、部品を実装する本体部155を有する。本体部155と取付部151との間は、取付部151よりも幅狭く括れた括れ部171を有する。本体部155と取付部152との間は、取付部152よりも幅狭く括れた括れ部172を有する。本体部155と取付部153との間は、取付部153よりも幅狭く括れた括れ部173を有する。本体部155と取付部154との間は、取付部154よりも幅狭く括れた括れ部174を有する。
【0018】
基板150の面150bは、銅箔によって形成された回路パターンを備える。回路パターンは、銅箔以外の導体によって成るものであってもよい。基板150の回路パターンを形成した面150bは、レジストで覆われた部分と、レジストで覆われていない部分と、を備える。基板150の面150bの銅箔でレジストで覆われていない部分はランドである。基板150上のランド及びレジストの形成方法は、既知の如何なる方法を用いてもよい。
【0019】
取付部151は、ランド161を有する。取付部151は、基板150に実装された回路のグランドとなるグランド165を有する。ランド161は、グランド165に電気的に接続される。ランド161は、後部フレーム100と対向する。
【0020】
取付部152は、ランド162を有する。ランド162は、軸方向一方側の面をレジスト182で覆われていてもよい。レジスト182は、後部フレーム100と対向する。取付部153は、ランド163を有する。ランド163は、軸方向一方側の面をレジスト183で覆われていてもよい。レジスト183は、後部フレーム100と対向する。取付部154は、ランド164を有する。ランド164は、軸方向一方側の面をレジスト184で覆われていてもよい。レジスト184は、後部フレーム100と対向する。ランド162~164のうちの少なくとも一つは、レジストで覆われている。本実施形態では、ランド162~164のすべてが、レジスト182~184で覆われている。ランド162~164は、レジスト182~184で覆われていることにより、後部フレーム100に接触することがなく、電食等のリスクを低減することが出来る。
ランド162~164のうちの少なくとも一つは、グランド165と独立している。本実施形態では、ランド162~164のすべてが、グランド165と独立している。
【0021】
取付部151は、中心軸Jと直交する方向においてネジ穴101aと一致する位置に、基板150を軸方向に貫通するネジ穴151aを有する。取付部154は、中心軸Jと直交する方向においてネジ穴101bと一致する位置に、基板150を軸方向に貫通するネジ穴154aを有する。本実施形態では、取付部152及び153も、中心軸Jと直交する方向においてカバー101の+Z且つ-X側の端部及び+Z且つ+X側の端部のネジ穴と一致する位置に、基板150を軸方向に貫通するネジ穴を有するが説明は省略する。
【0022】
図5は、図1のモータ10からカバー101及び基板150を外して示す斜視図である。モータ10からカバー101及び基板150を外すと、後部フレーム100の軸方向他方側端部が露出する。
後部フレーム100は、基板150の取付部151と対向する位置に、中心軸Jと直交する方向に広がる対向面111を有する。後部フレーム100は、基板150の取付部152と対向する位置に、中心軸Jと直交する方向に広がる対向面1121を有する。後部フレーム100は、基板150の取付部153と対向する位置に、中心軸Jと直交する方向に広がる対向面113を有する。後部フレーム100は、基板150の取付部154と対向する位置に、中心軸Jと直交する方向に広がる対向面114を有する。
【0023】
対向面111は、中心軸Jと直交する方向においてネジ穴101a及び151aと一致する位置に、軸方向一方側に延びるネジ穴111aを有する。対向面114は、中心軸Jと直交する方向においてネジ穴101b及び154aと一致する位置に、軸方向一方側に延びるネジ穴114aを有する。本実施形態では、対向面112及び113も、中心軸Jと直交する方向においてカバー101及び基板150のネジ穴と一致する位置に、軸方向一方側に延びるネジ穴を有するが説明は省略する。
【0024】
図6は、図1のモータ10のB-B断面図である。この図6は、図1のモータ10を、ネジ穴101a及び101bの位置でZ軸と直交する面で切断して示す側断面図である。
カバー101のネジ穴101aと基板150のネジ穴151aと後部フレーム100のネジ穴111aは連通しており、これらのネジ穴101a、151a及び111aに不図示のネジを挿入し、このネジでカバー101、基板150及び後部フレーム100が共締めされる。
また、カバー101のネジ穴101bと基板150のネジ穴154aと後部フレーム100のネジ穴114aは連通しており、これらのネジ穴101b、154a及び114aに不図示のネジを挿入し、このネジでカバー101、基板150及び後部フレーム100が共締めされる。
本実施形態では、同様に、+Z且つ-X側及び+Z且つ+X側のネジ穴においても、ネジでカバー101、基板150及び後部フレーム100が共締めされる。
【0025】
基板150の複数の取付部151~154のいずれかにのみランドがある場合、基板150を後部フレーム100に取付けたとき、ランドの有無で生じる取付面の段差により基板150と後部フレーム100との間にガタが生じる虞がある。本実施形態では、基板150の複数の取付部151~154のすべてにランド161~164を設けることで、基板150を後部フレーム100に取付けたときの基板150の軸方向位置を揃えることが出来、基板150と後部フレーム100との間のガタを低減することが出来る。なお、本実施形態では、ランド162~164はレジスト182~184で覆われているが、ランドの厚さに比べてレジストの厚さは薄く、レジストの有無による基板150と後部フレーム100との間のガタは非常に小さいものである。また、本実施形態では、本体部155と取付部151~154との間に括れ部171~174を設けることで、基板150を後部フレーム100に取付けたときの取付面の段差を吸収することが出来、本体部155の変形を抑制することが出来る。
【0026】
<基板150、及びモータ10の作用・効果>
次に、基板150、及びモータ10の作用・効果について説明する。
【0027】
上述の実施形態に係る発明においては、モータのフレームに取付けられる基板であって、前記フレームは、導電性の部材であり、前記基板は、グランドと前記基板を前記フレームに取付ける第1取付部とを有し、前記第1取付部は、第1ランドを有し、前記第1ランドは、前記グランドと電気的に接続され、前記第1ランドは、前記フレームと対向している。
第1取付部により基板をフレームに取付けることで、フレームに対向した第1ランドがフレームと接触して電気的に接続されるので、基板をフレームに取付けるだけで基板のグランドをフレームグランドに接続することが出来る。
【0028】
また、前記基板は、該基板を前記フレームに固定する第2取付部を有し、前記第2取付部の少なくとも一つは、第2ランドを有し、前記第2ランドは、前記フレームと対向している。
基板が、第1取付部のほかに第2取付部でフレームに取付けられる場合に、第2取付部が第2のランドを有することで、ランドの有無による取付面の段差を解消し、基板とフレームとの間のガタを低減することが出来る。
【0029】
また、前記基板は、前記第2取付部を複数有し、前記第2ランドの少なくとも一つは前記グランドと独立し、前記第2ランドのすべては前記フレームと対向している。
複数の第2取付部のすべてが第2ランドを有することで、ランドの有無による取付面の段差を解消し、基板とフレームとの間のガタを低減することが出来る。
【0030】
また、前記第2ランドの少なくとも一つはレジストで覆われている。
ランドがレジストで覆われることで、電食等のリスクを低減することが出来る。
【0031】
また、前記基板は、部品を実装する本体部を有し、前記本体部と前記第1取付部との間は、前記第1取付部よりも幅狭く括れた第1括れ部を有する。
このため、第1取付部と他の取付部との取付面の段差を、第1括れ部で吸収することが出来、本体部の変形を抑制することが出来る。
【0032】
また、前記本体部と前記第2取付部との間は、前記第2取付部よりも幅狭く括れた第2括れ部を有する。
このため、第1取付部と第2取付部との取付面の段差を、第1括れ部及び第2括れ部で吸収することが出来、本体部の変形をより抑制することが出来る。
【0033】
また、前記第1取付部は、前記フレームと対向する面の逆の面をカバーによって覆われ、前記カバー、前記第1取付部及び前記フレームは、ネジで共締めされる。
このため、カバーが緩衝材となり、ネジ止めの際の基板への過度な圧力を抑制することが出来るので、ランドとフレームの好適な接触を維持できる。また、組み立て工数及び部品数も削減することが出来る。
【0034】
また、上述の実施形態に係る発明においては、DCで駆動する回路付きモータであって、軸方向に延びる中心軸に沿って回転するロータと、前記ロータと対向するステータと、を備えるモータ部と、前記基板と、を備え、前記基板は、前記モータ部の駆動を行う回路を実装する。
このため、回路付きモータを、小型化、低コスト化することが出来る。
【0035】
上述した実施形態のモータの用途は、特に限定されない。また、上述した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることが出来る。
【0036】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲及び要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0037】
10 モータ
100 後部フレーム
101 カバー
200 モータ部
300 前部フレーム
図1
図2
図3
図4
図5
図6