(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-08
(45)【発行日】2024-04-16
(54)【発明の名称】配管支持装置
(51)【国際特許分類】
F16L 3/04 20060101AFI20240409BHJP
【FI】
F16L3/04
(21)【出願番号】P 2021059965
(22)【出願日】2021-03-31
【審査請求日】2023-08-01
(73)【特許権者】
【識別番号】000006208
【氏名又は名称】三菱重工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000785
【氏名又は名称】SSIP弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】宇古 誠
(72)【発明者】
【氏名】小野寺 毅
(72)【発明者】
【氏名】川島 厳勇
(72)【発明者】
【氏名】山本 健次
(72)【発明者】
【氏名】中野 雄
(72)【発明者】
【氏名】梅原 信男
【審査官】礒部 賢
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3178808(JP,U)
【文献】実開昭58-142468(JP,U)
【文献】実開平02-128887(JP,U)
【文献】米国特許第4744535(US,A)
【文献】中国特許出願公開第102829248(CN,A)
【文献】登録実用新案第3174698(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 3/00 - 3/26
F16B 2/00 - 2/26
F16B 7/00 - 7/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
U字形状であって、配管を囲んだ状態で両端部の各々を構造物に固定することで、前記配管を前記構造物に対して支持するUボルトと、
前記配管の外周面に対向する支持面が前記配管からの荷重を受け、当該荷重を前記Uボルトに伝達するように構成されたストッパ部材と、
前記ストッパ部材と別部材によって構成され、前記ストッパ部材を前記Uボルトに対して固定する固定部材と、
を備えた配管支持装置。
【請求項2】
前記ストッパ部材は、前記Uボルトが前記配管を前記構造物に支持した状態で、前記Uボルトに対して装着可能である、
請求項1に記載の配管支持装置。
【請求項3】
前記ストッパ部材は、前記Uボルトの前記配管の外周面に沿って延在する湾曲部から端部に延びる延在部に前記荷重を伝達するように構成された、
請求項1又は2に記載の配管支持装置。
【請求項4】
前記ストッパ部材は、前記延在部の端部側に荷重を伝達するように構成された、請求項3に記載の配管支持装置。
【請求項5】
前記ストッパ部材は、前記延在部の端部側に当接する当接面を有する、請求項4に記載の配管支持装置。
【請求項6】
前記ストッパ部材は、前記支持面が設けられたブロックで構成され、
前記固定部材は、前記ストッパ部材との間に前記Uボルトを挟んで固定する金具として構成される、
請求項1から5のいずれか一項に記載の配管支持装置。
【請求項7】
前記ストッパ部材と前記Uボルトとの間に前記配管の外周面と前記支持面との間隙を規定するシムプレートが配置される、
請求項6に記載の配管支持装置。
【請求項8】
前記ストッパ部材は、第1ストッパ部材及び第2ストッパ部材で構成され、前記第1ストッパ部材及び前記第2ストッパ部材の各々は、前記配管の軸方向に沿って互いに反対方向に延びて前記Uボルトが嵌まる嵌合溝を有し、
前記固定部材は、前記第1ストッパ部材及び第2ストッパ部材を組み合わされた状態で前記構造物に固定される、
請求項1から3のいずれか一項に記載の配管支持装置。
【請求項9】
前記ストッパ部材は、前記配管の軸方向と交差する方向に延びて前記Uボルトが嵌まる嵌合溝を有するとともに、前記ストッパ部材と前記Uボルトとを連結する連結部材を含み、
前記固定部材は、前記Uボルトと前記ストッパ部材とが連結された状態で固定する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の配管支持装置。
【請求項10】
前記ストッパ部材は、前記Uボルトの両端部の各々に対して設けられる一対のストッパ部材であって、一対のストッパ部材の各々に前記支持面が設けられ、
前記固定部材は、前記一対のストッパ部材の各々に対して設けられる一対の固定部材である、
請求項1から9のいずれか一項に記載の配管支持装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、配管支持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、Uボルトを介して配管を支持する配管支持装置が開示されている。かかる配管支持装置は、構造物の固定部にされた載置面部を有し、配管を支持する配管支持部と、載置面部及び配管支持部に設けた固定穴に一部が挿入され、配管及び配管支持部を載置面部に固定するUボルトと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1が示す従来の構成では、一部が載置面部及び配管支持部に設けられた固定穴に挿入されたUボルトにより、配管及び配管支持部が載置面部に固定されるので、配管支持部を設けずUボルトにより配管を載置面部に固定された後に、配管からの荷重を受け配管支持部として機能するストッパ部材を設置しようとすると、一旦Uボルトを取り外す必要があった。
【0005】
本開示は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、Uボルトによる配管の固定部に対してストッパ部材を容易に設置可能な配管支持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る配管支持装置は、
U字形状であって、配管を囲んだ状態で両端部の各々を構造物に固定することで、前記配管を前記構造物に支持するUボルトと、
前記配管の外周面に対向する支持面が前記配管からの荷重を受け、該荷重を前記Uボルトに伝達するように構成されたストッパ部材と、
前記ストッパ部材と別部材によって構成され、前記ストッパ部材を前記Uボルトに対して固定する固定部材と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の配管支持装置によれば、Uボルトによる配管固定部に対してストッパ部材を容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】実施形態1に係る配管支持装置の構成を概略的に示す斜視図である。
【
図2】
図1に示した配管支持装置の要部拡大図である。
【
図3】実施形態2に係る配管支持装置の構成を概略的に示す斜視図である。
【
図4】
図3に示した配管支持装置の分解斜視図である。
【
図5】
図4に示したストッパ部材の分解斜視図である。
【
図6】実施形態3に係る配管支持装置の構成を概略的に示す斜視図である。
【
図7】
図6に示した配管支持装置の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態に係る配管支持装置について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0010】
実施形態に係る配管支持装置は、液体、気体、粉体などの流体を輸送したり、配線などを保護したりする配管を支持するための装置であって、例えば、各種プラントにおいて各種プラントを構成する構造物に設置される。配管は、例えば、円環状の断面を有する円管であって、例えば、構造物の一部を構成する断面L字状のL字アングルに設置される。
【0011】
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る配管支持装置1の構成を概略的に示す斜視図である。
図2は、
図1に示した配管支持装置1の要部拡大図である。
図1に示すように、実施形態1に係る配管支持装置1は、Uボルト11、一対のストッパ部材13,13及び一対の固定部材15,15を備えている。
【0012】
Uボルト11は、U字形状であって、配管PLを囲んだ状態で両端部11b,11bの各々を構造物STに固定することで、配管PLを構造物STに対して支持する。例えば、配管PLと構造物STとの間にはシムプレートSPが設置されるが、配管PLが構造物STに直接接触するものであってもよい。
Uボルト11は、両端部11b,11bの各々にネジ部が設けられ、構造物ST、例えばL字アングルLA、を貫通したネジ部の各々にナット12(
図2参照)が嵌合することで、Uボルト11は、配管PLを囲んだ状態で構造物STに固定され、配管PLは構造物STに対して支持される。ネジ部の各々に嵌合されるナット12は、ゆるみ止めの観点から、例えば、二つのナット121,122で構成されるダブルナットが採用される。
【0013】
一対のストッパ部材13,13の各々は、配管PLの外周面に対向する支持面13aが設けられ、当該支持面13aが配管PLからの荷重を受け、当該荷重をUボルト11に伝達するように構成される。一対のストッパ部材13,13の各々は、例えば、Uボルト11の配管PLの外周面に沿って延在する湾曲部11aから端部11bに延びる延在部11c、構造物ST及び配管PLに囲まれた空間に装着可能なブロック(塊)であって、配管PLの外周面に対向する支持面13aが配管PLの軸方向に沿って設けられている。ストッパ部材13は、例えば、横断面が台形状の角柱であって、支持面13aが配管PLに向かって漸次低くなる傾斜面で構成されるが、これに限られるものではなく、例えば、配管PLに向かって漸次低くなる湾曲面で構成されてもよい。
【0014】
一対の固定部材15,15の各々は、ストッパ部材13と別部材によって構成され、一対のストッパ部材13,13を各々Uボルト11に対して固定する。固定部材15は、例えば、ストッパ部材13との間にUボルト11を挟んで固定するバンド状の金具であって、Uボルト11を挟む湾曲部分(U字型部分)と、湾曲部分の両側に設けられ、ストッパ部材13を固定するための一対のバンド部分と、を有している。一対のバンド部分の各々には、ストッパ部材13を固定するための貫通穴が設けられており、例えば、ストッパ部材13に設けられた一対の穴に設置された一対のスタッドボルト131,131が貫通する。スタッドボルト131の端部にはネジ部が設けられ、固定部材15のバンド部分を貫通したネジ部にナット16が嵌合することで、ストッパ部材13はUボルト11に対して固定される。ネジ部に嵌合されるナット16は、ゆるみ止めの観点から、例えば、二つのナット161,162で構成されるダブルナットが採用される。尚、上述した例では、一対のバンド部分の各々に設けられた一対の貫通穴にスタッドボルト131が貫通するものとしたが、一対の貫通穴をボルトのネジ部が貫通するものとし、当該ネジ部がストッパ部材13に設けられた穴(ネジ穴)に嵌合することで、ストッパ部材13をUボルト11に固定するものとしてもよい。
【0015】
上述した実施形態1に係る配管支持装置1によれば、Uボルト11による配管固定部に対してストッパ部材13を容易に設置することができる。また、固定部材15がストッパ部材13と別部材によって構成され、ストッパ部材13をUボルト11に対して固定するので、Uボルト11が配管PLを構造物STに支持した状態でストッパ部材13をUボルト11に対して設置できる。
【0016】
実施形態1に係る配管支持装置1において、ストッパ部材13は、Uボルト11が配管PLを構造物STに支持した状態で、Uボルト11に対して装着可能である。例えば、ストッパ部材13は、Uボルト11の延在部11c、構造物ST及び配管PLに囲まれた空間に挿入可能であって、ストッパ部材13を前記空間に挿入した後でストッパ部材13にスタッドボルト131を設置することで、Uボルト11に対してストッパ部材13を装着可能とする。
このような構成によれば、ストッパ部材13は、Uボルト11が配管PLを構造物STに支持した状態で、Uボルト11に対して装着できるので、Uボルト11が配管PLを構造物STに支持した状態でストッパ部材13をUボルト11に対して設置することができる。
【0017】
実施形態1に係る配管支持装置1において、ストッパ部材13は、Uボルト11の配管PLの外周面に沿って延在する湾曲部11aから端部11bに延びる延在部11cに荷重を伝達するように構成される。例えば、延在部11cは、湾曲部11aから端部11bに真っ直ぐに延びるストレート形状であって、例えば、
図2に示すように、ストッパ部材13は、配管PLとU字ボルトの延在部11cとの間に設けられる空間に設置され、ストッパ部材13は、U字ボルトの延在部11cに固定される。
このような構成によれば、配管PLからの荷重が延在部11cに伝達されるので、配管PLからの荷重によってUボルト11が曲がるのを抑制できる。
【0018】
実施形態1に係る配管支持装置1において、ストッパ部材13は、延在部11cの端部11b側に荷重を伝達するように構成される。例えば、
図2に示すように、ストッパ部材13とUボルト11の延在部11cの端部11b側との間にシムプレート17を設置することで、ストッパ部材13は、延在部11cの端部11b側に荷重を伝達するように構成される。
このような構成によれば、配管PLからの荷重が延在部11cの端部11b側に伝達されるので、配管PLからの荷重によってUボルト11が曲がるのを一層抑制できる。
【0019】
実施形態1に係る配管支持装置1において、ストッパ部材13は、延在部11cの端部11b側に当接する当接面17aを有する。例えば、当接面17aは、ストッパ部材13に設けられるが、
図2に示すように、例えば、ストッパ部材13と延在部11cの端部11b側との間にシムプレート17を設置することで、シムプレート17の延在部11cの端部11b側に当接する面を当接面17aとしてもよい。
このような構成によれば、配管PLからの荷重を延在部11cの端部11b側に伝達することができる。
【0020】
上述したように、実施形態1に係る配管支持装置1では、ストッパ部材13は、支持面13aが設けられたブロックで構成され、固定部材15は、ストッパ部材13との間にUボルト11を挟んで固定する金具として構成される。
このような構成によれば、ストッパ部材13は、支持面13aが設けられたブロックで構成されるので、ストッパ部材13を簡単な構成とすることができる。
【0021】
図2に示すように、実施形態1に係る配管支持装置1において、ストッパ部材13とUボルト11との間に配管PLの外周面と支持面13aとの間の間隙を規定するシムプレート17が配置される。特に図示はしないが、例えば、シムプレート17には一対のスタッドボルト131,131が挿通する下方が開口する一対のU字状の溝が設けられている。これにより、スタッドボルト131にナット16が嵌まった状態でシムプレート17を厚みの異なるシムプレート17に交換可能である。
このような構成によれば、シムプレート17の厚みによって配管PLの外周面と支持面13aとの間の間隙を規定できる。
【0022】
上述したように、実施形態1に係る配管支持装置1では、ストッパ部材13は、Uボルト11の両端部11b,11bの各々に対して設けられる一対のストッパ部材13,13であって、一対のストッパ部材13,13の各々に支持面13aが設けられ、固定部材15は、一対のストッパ部材13,13の各々に対して設けられる一対の固定部材15,15である。
このような構成によれば、配管PLからの荷重を一対のストッパ部材13,13の支持面13aで受け、当該荷重を各々Uボルト11に伝達するので、配管PLからの荷重によってUボルト11が曲がるのを抑制できる。
【0023】
[実施形態2]
図3は、実施形態2に係る配管支持装置3の構成を概略的に示す斜視図である。
図4は、
図3に示した配管支持装置3の分解斜視図である。
図5は、
図4に示したストッパ部材33の分解斜視図である。
図3に示すように、実施形態2に係る配管支持装置3は、Uボルト31、一対のストッパ部材33,33及び一対の固定部材35,35を備えている。
【0024】
Uボルト31は、U字形状であって、配管PLを囲んだ状態で両端部の各々を構造物STに固定することで、配管PLを構造物STに対して支持する。例えば、配管PLと構造物STとの間にはシムプレートSPが設置されるが、配管PLが構造物STに直接接触するものであってもよい。
Uボルト31は、両端部の各々にネジ部が設けられ、構造物ST(例えばL字アングルLA)を貫通したネジ部の各々にナット(図示せず)が嵌合することで、Uボルト31は、配管PLを囲んだ状態で構造物STに固定され、配管PLは構造物STに対して支持される。ネジ部の各々に嵌合されるナットは、ゆるみ止めの観点から、例えば、二つのナットで構成されるダブルナットが採用される。
【0025】
一対のストッパ部材33,33の各々は、配管PLの外周面に対向する支持面33aが設けられ、当該支持面33aが配管PLからの荷重を受け、当該荷重をUボルト31に伝達するように構成される。一対のストッパ部材33,33の各々は、例えば、Uボルト31の配管PLの外周面に沿って延在する湾曲部31aから端部に延びる延在部31cに装着可能である。
図4に示すように、一対のストッパ部材33,33の各々は、例えば、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332が組み合わされて構成される。
図5に示すように、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々には、配管PLの外周面に対向する支持面33a1,33a2が設けられるとともに、当該支持面33a1,33a2からの荷重を受け、当該荷重をUボルト31に伝達するようにUボルト31が嵌まる嵌合溝33b1,33b2が設けられている。
【0026】
第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々は、例えば、板状体を折り曲げて構成される。第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々には、支持面33a1,33a2が設けられる支持部331a,332aと嵌合溝33b1,33b2が設けられる固定部331b,332bとが設けられる。
【0027】
支持部331a,332aは配管PLの軸方向に沿って並んで設けられ、支持部331a,332aの配管PLの外周面と対向する面に支持面33a1,33a2が設けられる。これら支持面33a1,33a2(第1ストッパ部材331の支持面33a1と第2ストッパ部材332の支持面33a2)は配管PLを同時に支持するように構成される。支持面33a1,33a2は、例えば、配管PLに向かって漸次低くなる傾斜面で構成されるが、これに限られるものではなく、例えば、配管PLに向かって漸次低くなる湾曲面で構成されてもよい。
【0028】
固定部331b,332bは、互いに重なり合うように設けられ、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々に設けられる嵌合溝33b1,33b2は、配管PLの軸方向に沿って互いに反対方向に延びて設けられる。そして、これら嵌合溝33b1,33b2がUボルト31に嵌め合わされるように第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332が組み合わされ、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332がUボルト31に支持される。これにより、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332は、一つにストッパ部材33を構成し、配管PLからの荷重を受け、当該荷重をUボルト31に伝達するように構成される。
【0029】
一対の固定部材35,35の各々は、ストッパ部材33と別部材によって構成され、一対のストッパ部材33,33を各々Uボルト31に対して固定する。
図3に示すように、固定部材35は、例えば、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332がUボルト31に支持された状態で、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332を構造物STに対して拘束するコの字状の金具である。
図4に示すように、固定部材35は、構造物STの厚み方向に延びる支持部35aと、該支持部35aの両端の各々から延びて、構造物ST、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332を挟む一対の腕部35b,35cと、を有している。
図3に示すように、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332側に位置する一方の腕部35bには第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332に設けられた穴33c1,33c2(貫通穴)(
図5参照)を貫通するボルト36が設けられ、当該ボルト36と他方の腕部35cとの間に構造物STを挟むことで、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332を構造物STに拘束する。このように固定部材35は、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332がUボルト31に支持された状態で、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332を構造物STに対して拘束することで、ストッパ部材33をUボルト31に対して固定するように構成される。
【0030】
上述した実施形態2に係る配管支持装置3によれば、Uボルト31による配管固定部に対してストッパ部材33を容易に設置することができる。また、固定部材35がストッパ部材33と別部材によって構成され、ストッパ部材33をUボルト31に対して固定するので、Uボルト31が配管PLを構造物STに支持した状態でストッパ部材33をUボルト31に対して設置できる。
【0031】
実施形態2に係る配管支持装置3において、ストッパ部材33は、Uボルト31が配管PLを構造物STに支持した状態で、Uボルト31に対して装着可能である。例えば、第1ストッパ部材331と第2ストッパ部材332をUボルト31の両側から挟み込むように組み合わせることで、Uボルト31に対して装着可能である(
図4参照)。
このような構成によれば、ストッパ部材33は、Uボルト31が配管PLを構造物STに支持した状態で、Uボルト31に対して装着できるので、Uボルト31が配管PLを構造物STに支持した状態でストッパ部材33をUボルト31に対して設置することができる。
【0032】
実施形態2に係る配管支持装置3において、ストッパ部材33は、Uボルト31の配管PLの外周面に沿って延在する湾曲部31aから端部に延びる延在部31cに荷重を伝達するように構成される。例えば、延在部31cは、湾曲部31aから端部31bに真っ直ぐに延びるストレート形状であって、例えば、
図4に示すように、ストッパ部材33は、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332が組み合わされ、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々の嵌合溝33b1,33b2(
図5参照)を介して第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332がUボルト31の延在部31cに支持される。これにより、ストッパ部材33は、Uボルト31の配管PLの外周面に沿って延在する湾曲部31aから端部に延びる延在部31cに荷重を伝達するように構成される。
このような構成によれば、配管PLからの荷重が延在部31cに伝達されるので、配管PLからの荷重によってUボルト31が曲がるのを抑制できる。
【0033】
実施形態2に係る配管支持装置3において、ストッパ部材33は、延在部31cの端部側に荷重を伝達するように構成される。例えば、
図3に示すように、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の嵌合溝33b1,33b2が延在部31cの端部側において嵌め合わされることで、ストッパ部材33は、延在部31cの端部側に荷重を伝達するように構成される。
このような構成によれば、配管PLからの荷重が延在部31cの端部側に伝達されるので、配管PLからの荷重によってUボルト31が曲がるのを一層抑制できる。
【0034】
実施形態2に係る配管支持装置3において、ストッパ部材33は、延在部31cの端部側に当接する当接面を有する。例えば、当接面は、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々に設けられた嵌合溝33b1,33b2の配管側壁面であり、延在部31cの端部側に当接する。
このような構成によれば、配管PLからの荷重を延在部31cの端部側に伝達することができる。
【0035】
上述したように、実施形態2に係る配管支持装置3では、ストッパ部材33は、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332で構成され、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々は、配管PLの軸方向に沿って互いに反対方向に延びてUボルト31が嵌まる嵌合溝33b1,33b2を有し、固定部材35は、第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332を組み合わされた状態で構造物STに固定される。
このような構成によれば、Uボルト31に第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332の各々が支持され、配管PLからの荷重が第1ストッパ部材331及び第2ストッパ部材332を介してUボルト31に伝達される。
【0036】
上述したように、実施形態2に係る配管支持装置3では、ストッパ部材33は、Uボルト31の両端部の各々に対して設けられる一対のストッパ部材33,33であって、一対のストッパ部材33,33の各々に支持面33aが設けられ、固定部材35は、一対のストッパ部材33,33の各々に対して設けられる一対の固定部材35,35である。
このような構成によれば、配管PLからの荷重を一対のストッパ部材33,33の支持面33aで受け、当該荷重を各々Uボルト31に伝達するので、配管PLからの荷重によってUボルト31が曲がるのを抑制できる。
【0037】
[実施形態3]
図6は、実施形態3に係る配管支持装置5の構成を概略的に示す斜視図である。
図7は、
図6に示したストッパ部材53と固定部材55を示す斜視図である。
図6に示すように、実施形態3に係る配管支持装置5は、Uボルト51、一対のストッパ部材53,53及び一対の固定部材55,55を備えている。
【0038】
Uボルト51は、U字形状であって、配管PLを囲んだ状態で両端部の各々を構造物STに固定することで、配管PLを構造物STに対して支持する。例えば、配管PLと構造物STとの間にはシムプレートSPが設置されるが、配管PLが構造物STに直接接触するものであってもよい。
Uボルト51は、両端部の各々にネジ部が設けられ、構造物ST(例えばL字アングルLA)を貫通したネジ部の各々にナット(図示せず)が嵌合することで、Uボルト51は、配管PLを囲んだ状態で構造物STに固定され、配管PLは構造物STに対して支持される。ネジ部の各々に嵌合されるナットは、ゆるみ止めの観点から、例えば、二つのナットで構成されるダブルナットが採用される。
【0039】
一対のストッパ部材53,53の各々は、配管PLの外周面に対向する支持面53aが設けられ、当該支持面53aが配管PLからの荷重を受け、当該荷重をUボルト51に伝達するように構成される。一対のストッパ部材53,53の各々は、例えば、Uボルト51の配管PLの外周面に沿って延在する湾曲部51aから端部に延びる延在部51cに装着可能である。一対のストッパ部材53,53の各々は、Uボルト51の外側から装着可能なブロックであって、Uボルト51が嵌まる嵌合溝53bと配管PLの外周面に対向する支持面53aを有するとともに、ストッパ部材53とUボルト51とを連結する連結部材57を含む。
図7に示すように、ストッパ部材53は、門型であって、嵌合溝53bが設けられる固定部533と、固定部533の両側から各々延びて支持面53aが設けられる一対の支持部531,532と、を有している。
【0040】
固定部533は、配管PLの軸方向に沿って延び、その延在方向(幅方向)中央に嵌合溝53bが設けられている。一対の支持部531,532の各々は、配管PLの軸方向と交差(直交)する方向に沿って延び、支持部531,532の配管PLの外周面と対向する面に支持面53a1,53a2が設けられる。これら支持面53a1,53a2(一対の支持部531,532の各々に設けられる支持面53a1,53a2)は、配管PLを同時に支持するように構成される。支持面53a1,53a2は、例えば、配管PLに向かって漸次低くなる傾斜面で構成されるが、これに限られるものではなく、例えば、配管PLに向かって漸次低くなる湾曲面で構成されてもよい。
【0041】
ストッパ部材53とUボルト51を連結する連結部材57は、例えば、ストッパ部材53を構成するブロックの門型開口を塞ぐプレート571、プレート571とUボルト51を連結するフックボルト572及びフックボルト572に設けられたネジ部が嵌合されるナット753で構成される。ネジ部に嵌合されるナット753は、ゆるみ止めの観点から、例えば、二つのナット7531,7532で構成されるダブルナットが採用される。
【0042】
一対の固定部材55,55の各々は、ストッパ部材53と別部材によって構成され、一対のストパ部材を各々Uボルト51に対して固定する。
図7に示すように、固定部材55は、例えば、上述したプレート571、フックボルト572及びナット753で構成される。
【0043】
上述した実施形態3に係る配管支持装置5によれば、Uボルト51による配管固定部に対してストッパ部材53を容易に設置することができる。また、固定部材55がストッパ部材53と別部材によって構成され、ストッパ部材53をUボルト51に対して固定するので、Uボルト51が配管PLを構造物STに支持した状態でストッパ部材53をUボルト51に対して設置できる。
【0044】
実施形態3に係る配管支持装置5において、ストッパ部材53は、Uボルト51が配管PLを構造物STに支持した状態で、Uボルト51に対して装着可能である。例えば、ストッパ部材53は、Uボルト51の外側から装着することで、Uボルト51に装着される。
このような構成によれば、ストッパ部材53は、Uボルト51が配管PLを構造物STに支持した状態で、Uボルト51に対して装着できるので、Uボルト51が配管PLを構造物STに支持した状態でストッパ部材53をUボルト51に対して設置することができる。
【0045】
実施形態3に係る配管支持装置5において、ストッパ部材53は、Uボルト51の配管PLの外周面に沿って延在する湾曲部51aから端部に延びる延在部51cに荷重を伝達するように構成される。例えば、延在部51cは、湾曲部51aから端部51bに真っ直ぐに延びるストレート形状であって、例えば、ストッパ部材53は、
図6に示すように、ストッパ部材53とUボルト51を連結する連結部材57を含み、連結部材57の一端がUボルト51の延在部51cに連結されることで、延在部51cに荷重を伝達するように構成される。
このような構成によれば、配管PLからの荷重が延在部51cに伝達されるので、配管PLからの荷重によってUボルト51が曲がるのを抑制できる。
【0046】
上述したように、実施形態3に係る配管支持装置5では、ストッパ部材53は、配管PLの軸方向と交差(直交)する方向に延びてUボルト51が嵌まる嵌合溝53bを有するとともに、ストッパ部材53とUボルト51とを連結する連結部材57を含み、固定部材55は、Uボルト51とストッパ部材53とが連結された状態で固定する。
このような構成によれば、支持面53aで受けた配管PLからの荷重が連結部材57を介してUボルト51に伝達される。
【0047】
上述したように、実施形態3に係る配管支持装置5では、ストッパ部材53は、Uボルト51の両端部の各々に対して設けられる一対のストッパ部材53,53であって、一対のストッパ部材53,53の各々に支持面53aが設けられ、固定部材55は、一対のストッパ部材53,53の各々に対して設けられる一対の固定部材55,55である。
このような構成によれば、配管PLからの荷重を一対のストッパ部材53,53の支持面53aで受け、当該荷重を各々Uボルト51に伝達するので、配管PLからの荷重によってUボルト51が曲がるのを抑制できる。
【0048】
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
【0049】
上記各実施形態に記載の内容は、例えば、以下のように把握される。
【0050】
[1]の態様に係る配管支持装置(1,3,5)は、
U字形状であって、配管(PL)を囲んだ状態で両端部(11b,11b)の各々を構造物(ST)に固定することで、前記配管(PL)を前記構造物(ST)に対して支持するUボルト(11,31,51)と、
前記配管(PL)の外周面に対向する支持面が前記配管(PL)からの荷重を受け、当該荷重を前記Uボルト(11,31,51)に伝達するように構成されたストッパ部材(13,33,53)と、
前記ストッパ部材(13,33,53)と別部材によって構成され、前記ストッパ部材(13,33,53)を前記Uボルト(11,31,51)に対して固定する固定部材(15,35,55)と、
を備える。
【0051】
このような構成によれば、Uボルト(11,31,51)による配管固定部に対してストッパ部材(13,33,53)を容易に設置することができる。また、固定部材(15,35,55)がストッパ部材(13,33,53)と別部材によって構成され、ストッパ部材(13,33,53)をUボルト(11,31,51)に対して固定するので、Uボルト(11,31,51)が配管(PL)を構造物(ST)に支持した状態でストッパ部材(13,33,53)をUボルト(11,31,51)に対して設置することができる。
【0052】
[2]別の態様に係る配管支持装置(1,3,5)は、[1]に記載の配管支持装置(1,3,5)であって、
前記ストッパ部材(13,33,53)は、前記Uボルト(11,31,51)が前記配管(PL)を前記構造物(ST)に支持した状態で、前記Uボルト(11,31,51)に対して装着可能である。
【0053】
このような構成によれば、ストッパ部材(13,33,53)は、Uボルト(11,31,51)が配管(PL)を構造物(ST)に支持した状態で、Uボルト(11,31,51)に対して装着できるので、Uボルト(11,31,51)が配管(PL)を構造物(ST)に支持した状態でストッパ部材(13,33,53)をUボルト(11,31,51)に対して設置することができる。
【0054】
[3]別の態様に係る配管支持装置(1,3,5)は、[1]又は[2]に記載の配管支持装置(1,3,5)であって、
前記ストッパ部材(13,33,53)は、前記Uボルト(11,31,51)の前記配管(PL)の外周面に沿って延在する湾曲部から端部に延びる延在部(11c,31c,51c)に前記荷重を伝達するように構成される。
【0055】
このような構成によれば、配管(PL)からの荷重が延在部(11c,31c,51c)に伝達されるので、配管(PL)からの荷重によってUボルト(11,31,51)が曲がるのを抑制できる。
【0056】
[4]別の態様に係る配管支持装置(1,3)は、[3]に記載の配管支持装置(1,3)であって、
前記ストッパ部材(13,33)は、前記延在部(11c,31c)の端部(11b)側に荷重を伝達するように構成される。
【0057】
このような構成によれば、配管(PL)からの荷重が延在部(11c,31c)の端部(11b)側に伝達されるので、配管(PL)からの荷重によってUボルト(11,31)が曲がるのを一層抑制できる。
【0058】
[5]別の態様に係る配管支持装置(1,3)は、[4]に記載の配管支持装置(1,3)であって、
前記ストッパ部材(13,33)は、前記延在部(11c,31c)の端部(11b,11c)側に当接する当接面を有する。
【0059】
このような構成によれば、配管(PL)からの荷重を延在部(11c,31c)の端部側(11b,11c)に伝達することができる。
【0060】
[6]別の態様に係る配管支持装置(1)は、[1]から[5]のいずれか一つに記載の配管支持装置(1)であって、
前記ストッパ部材(13)は、前記支持面(13a)が設けられたブロックで構成され、
前記固定部材(15)は、前記ストッパ部材(13)との間に前記Uボルト(11)を挟んで固定する金具として構成される。
【0061】
このような構成によれば、ストッパ部材(13)は、支持面(13a)が設けられたブロックで構成されるので、ストッパ部材(13)を簡単な構成とすることができる。
【0062】
[7]別の態様に係る配管支持装置(1)は、[6]に記載の配管支持装置(1)であって、
前記ストッパ部材(13)と前記Uボルト(11)との間に前記配管(PL)の外周面と前記支持面(13a)との間隙を規定するシムプレート(17)が配置される。
【0063】
このような構成によれば、シムプレート(17)の厚みによって配管(PL)と支持面(13a)との間隙を規定できる。
【0064】
[8]別の態様に係る配管支持装置(3)は、[1]から[3]のいずれか一つに記載の配管支持装置(3)であって、
前記ストッパ部材(33)は、第1ストッパ部材(331)及び第2ストッパ部材(332)により構成され、前記第1ストッパ部材(331)及び前記第2ストッパ部材(332)の各々は、前記配管(PL)の軸方向に沿って互いに反対方向に延びて前記Uボルト(31)が嵌まる嵌合溝(33b1,33b2)を有し、
前記固定部材(35)は、前記第1ストッパ部材(331)及び第2ストッパ部材(332)を組み合わされた状態で前記構造物(ST)に固定される。
【0065】
このような構成によれば、Uボルト(31)に第1ストッパ部材(331)及び第2ストッパ部材(332)の各々が支持され、配管(PL)からの荷重が第1ストッパ部材(331)及び第2ストッパ部材(332)を介してUボルト(31)に伝達される。
【0066】
[9]別の態様に係る配管支持装置(5)は、[1]から[3]のいずれか一つに記載の配管支持装置(5)であって、
前記ストッパ部材(53)は、前記配管(PL)の軸方向と交差する方向に延びて前記Uボルト(51)が嵌まる嵌合溝(53b)を有するとともに、前記ストッパ部材(53)と前記Uボルト(51)とを連結する連結部材(57)を含み、
前記固定部材(55)は、前記Uボルト(51)と前記ストッパ部材(53)とが連結された状態で固定する。
【0067】
このような構成によれば、支持面で受けた配管(PL)からの荷重が連結部材(57)を介してUボルト(51)に伝達される。
【0068】
[10]別の態様に係る配管支持装置(1,3,5)は、[1]から[9]のいずれか一つに記載の配管支持装置(1,3,5)であって、
前記ストッパ部材(13,33,53)は、前記Uボルト(11,31,51)の両側部の各々に対して設けられる一対のストッパ部材(13,13,33,33,53,53)であって、一対のストッパ部材(13,13,33,33,53,53)の各々に前記支持面(13a,33a,53a)が設けられ、
前記固定部材(15,35,55)は、前記一対のストッパ部材(13,13,33,33,53,53)の各々に対して設けられる一対の固定部材(15,15,35,35,55,55)である。
【0069】
このような構成によれば、配管(PL)からの荷重を一対のストッパ部材(13,13,33,33,53,53)の支持面(13a,13a,33a,33a,53a,53a)で受け、当該荷重を各々Uボルト(11,11,31,31,51,51)に伝達するので、配管(PL)からの荷重によってUボルト(11,11,31,31,51,51)が曲がるのを抑制できる。
【符号の説明】
【0070】
1 配管支持装置
11 Uボルト
11a 湾曲部
11b 端部
11c 延在部
12 ナット
121,122 ナット
13 ストッパ部材
13a 支持面
131 スタッドボルト
15 固定部材
16 ナット
161,162 ナット
17 シムプレート
17a 当接面
3 配管支持装置
31 Uボルト
31a 湾曲部
31c 延在部
33 ストッパ部材
331 第1ストッパ部材
331a 支持部
331b 固定部
332 第2ストッパ部材
332a 支持部
332b 固定部
33a 支持面
33a1,33a2 支持面
33b1,33b2 嵌合溝
33c1、33c2 穴
35 固定部材
35a 支持部
35b,35c 腕部
36 ボルト
5 配管支持装置
51 Uボルト
51a 湾曲部
51c 延在部
53 ストッパ部材
531,532 支持部
533 固定部
53a 支持面
53a1,53a2 支持面
53b 嵌合溝
55 固定部材
57 連結部材
571 プレート
572 フックボルト
753 ナット
7531,7532 ナット
ST 構造物
SP シムプレート
LA L字アングル
PL 配管