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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-09
(45)【発行日】2024-04-17
(54)【発明の名称】車両用灯具
(51)【国際特許分類】
   F21S 43/237 20180101AFI20240410BHJP
   F21S 43/14 20180101ALI20240410BHJP
   F21S 43/243 20180101ALI20240410BHJP
   F21S 43/20 20180101ALI20240410BHJP
   F21S 43/50 20180101ALI20240410BHJP
   F21W 103/00 20180101ALN20240410BHJP
   F21W 104/00 20180101ALN20240410BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20240410BHJP
【FI】
F21S43/237
F21S43/14
F21S43/243
F21S43/20
F21S43/50
F21W103:00
F21W104:00
F21Y115:10
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020084256
(22)【出願日】2020-05-13
(65)【公開番号】P2021180094
(43)【公開日】2021-11-18
【審査請求日】2023-04-14
(73)【特許権者】
【識別番号】000143639
【氏名又は名称】株式会社今仙電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100095795
【弁理士】
【氏名又は名称】田下 明人
(74)【代理人】
【識別番号】100143454
【弁理士】
【氏名又は名称】立石 克彦
(72)【発明者】
【氏名】近藤 松生
【審査官】當間 庸裕
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-123977(JP,A)
【文献】特開2016-131151(JP,A)
【文献】特開2014-192063(JP,A)
【文献】特開2019-139932(JP,A)
【文献】特開2019-212366(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 43/237
F21S 43/14
F21S 43/243
F21S 43/20
F21S 43/50
F21W 103/00
F21W 104/00
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
バックドアに配置されたエンブレムと、テールランプとから成る車両用灯具であって、
前記テールランプは、光源と、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記光源からの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第1導光レンズとを有し、
前記エンブレムは、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記第1導光レンズからの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第2導光レンズを有し、
前記第1導光レンズと前記第2導光レンズとの間に、前記第1導光レンズの前記他端からの光を、前記第2導光レンズの前記一端側へ集光する凸レンズが設けられ
前記凸レンズは、前記テールランプ側に配置された第1凸レンズと、該第1凸レンズに対向する前記エンブレムに配置された第2凸レンズとから成り、
前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズは複数本設けられ、
前記第1凸レンズ、前記第2凸レンズは、前記複数本の前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズに対応してそれぞれ設けられ、
前記第1導光レンズは直線状に形成され、
前記第2導光レンズは一対設けられ、
前記第2導光レンズの一方は半円弧状に下側へ曲げられた部位を備え、
前記第2導光レンズの他方は半円弧状に上側へ曲げられた部位を備える。
【請求項2】
バックドアに配置されたエンブレムと、テールランプとから成る車両用灯具であって、
前記テールランプは、光源と、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記光源からの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第1導光レンズとを有し、
前記エンブレムは、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記第1導光レンズからの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第2導光レンズを有し、
前記第1導光レンズと前記第2導光レンズとの間に、前記第1導光レンズの前記他端からの光を、前記第2導光レンズの前記一端側へ集光する凸レンズが設けられ、
前記凸レンズは、前記テールランプ側に配置された第1凸レンズと、該第1凸レンズに対向する前記エンブレムに配置された第2凸レンズとから成り、
前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズは複数本設けられ、
前記第1凸レンズ、前記第2凸レンズは、前記複数本の前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズに対応してそれぞれ設けられ、
前記第1導光レンズは、略平行に並べられた3本の導光レンズを備え、
前記3本の導光レンズ中の中央の導光レンズは、光りを拡散するための凹凸を備え、
前記3本の導光レンズ中の両脇の導光レンズは、光りを拡散するための凹凸を備えない。
【請求項3】
請求項1又は請求項2の車両用灯具であって、
前記光源は赤色発光ダイオードである。
【請求項4】
請求項1~請求項のいずれか1の車両用灯具であって、
前記テールランプは、前記エンブレムを挟み車両の左右に1対設けられている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バックドアに取り付けられる車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ハウジングとその開口部を覆うアウターレンズによって画成される灯室内にバルブを配置する車両用灯具を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2012-174628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、バックドアに設けられたエンブレムを発光させる場合、開閉可能なバックドア側にバルブを配置することになると考えられる。このため、バルブのコストが掛かるのに加えて、配線の取り回しが複雑になるという課題が想像される。
【0005】
本発明の目的は、光源を配置することなくエンブレムを発光させ得る車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用灯具は、バックドアに配置されたエンブレムと、テールランプとから成る。そして、前記テールランプは、光源と、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記光源からの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第1導光レンズとを有し、
前記エンブレムは、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記第1導光レンズからの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第2導光レンズを有し、
前記第1導光レンズと前記第2導光レンズとの間に、前記第1導光レンズの前記他端からの光を、前記第2導光レンズの前記一端側へ集光する凸レンズが設けられ
前記凸レンズは、前記テールランプ側に配置された第1凸レンズと、該第1凸レンズに対向する前記エンブレムに配置された第2凸レンズとから成り、
前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズは複数本設けられ、
前記第1凸レンズ、前記第2凸レンズは、前記複数本の前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズに対応してそれぞれ設けられ、
前記第1導光レンズは直線状に形成され、
前記第2導光レンズは一対設けられ、
前記第2導光レンズの一方は半円弧状に下側へ曲げられた部位を備え、
前記第2導光レンズの他方は半円弧状に上側へ曲げられた部位を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両用灯具は、テールランプ側に設けられた光源からの光を、第1導光レンズを介して、エンブレムの第2導光レンズに導くため、光源を配置することなくエンブレムを発光させることができる。このため、製造コストが低減でき、バックドア側への配線の手間を無くすことができる。そして、第1導光レンズと第2導光レンズとの間に、第1導光レンズの他端からの光を、第2導光レンズの一端側へ集光する凸レンズが設けられているため、第1導光レンズからの光を効率的に第2導光レンズへ導くことができ、エンブレムで光を拡散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1(A)、図1(B)は本発明の実施形態に係る車両用灯具の原理図である。
図2図2(A)は実施形態の車両用灯具の車両取り付け状態を示す正面図であり、図2(B)は車両用灯具の上面図であり、図2(C)は図2(A)のC-C断面図である。
図3図3(A)は図2(A)のA-A断面図であり、図3(B)は図2(A)のB-B断面図である。
図4図4(A)は車両用灯具の斜視図であり、図4(B)は図4(A)の車両用灯具からアウターパネルを外した斜視図であり、図4(C)は図4(B)の車両用灯具からアウターレンズ、エンブレムマークを外した斜視図であり、図4(D)は図4(C)の車両用灯具からインナーレンズを外した斜視図である。
図5図5は車両用灯具の構成部品の斜視図である。
図6図6(A)は別例のエンブレムの斜視図であり、図6(B)は図6(A)のエンブレムを組み合わせた車両用灯具の斜視図であり、図6(C)は実施形態のエンブレムの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図2(A)は実施形態の車両用灯具10の車両取り付け状態を示す車両後方側から見た正面図であり、図2(B)は車両用灯具10の上面図であり、図2(C)は図2(A)のC-C断面図である。
車両用灯具10は、車両のバックドア60に取り付けられたテールランプ20とエンブレム30とから構成される。バックドア60は、跳ね上げ式に開閉可能に車両に設けられている。テールランプ20は、赤色に横方向に水平に一文字に光るように構成されている。テールランプ20は、バックドア60の右側に設けられる右テールランプ20Rと左側に設けられる左テールランプ20Lとから成る。エンブレム30は、右テールランプ20Rと左テールランプ20Lとに挟まれるように設けられる。
【0010】
図1(A)、図1(B)は本発明の実施形態に係る車両用灯具の原理図である。テールランプ20は、赤色発光ダイオード12と、一端22Iと他端22Oと円筒側面22Sとを備える第1導光レンズ22とを有する。第1導光レンズ22は、一端22I側から入射した赤色発光ダイオード12からの光を円筒側面22Sから拡散すると共に他端22O側へ導く。エンブレム30は、一端32Iと他端32Oと円筒側面32Sとを備える第2導光レンズ32とを有する。第2導光レンズ32は、一端32I側から入射した第1導光レンズ22からの光を円筒側面32Sから拡散すると共に他端32O側へ導く。第1導光レンズ22と第2導光レンズ32との間に、第1導光レンズ22の他端22Oからの光を、第2導光レンズ32の一端32I側へ集光する凸レンズ24、34が設けられている。凸レンズは、テールランプ20側に配置された第1凸レンズ24と、第1凸レンズ24に対向するエンブレム30に配置された第2凸レンズ34とから成る。
【0011】
実施形態の車両用灯具は、テールランプ20側に設けられた発光ダイオード(光源)12からの光を、第1導光レンズ22を介して、エンブレム30の第2導光レンズ32に導くため、バックドア60側に光源を配置することなくエンブレム30側を発光させることができる。このため、車両用灯具10の製造コストが低減でき、バックドア60側への配線の手間を無くすことができる。そして、第1導光レンズ22と第2導光レンズ32との間に、第1導光レンズ22の他端22Oからの光を、第2導光レンズ32の一端32I側へ集光する第1凸レンズ24、第2凸レンズ34が設けられているため、第1導光レンズ22からの光を効率的に第2導光レンズ32へ導くことができ、エンブレム30で光を拡散させることができる。
【0012】
図1(B)に示されるように、テールランプ20側の第1凸レンズ24と、エンブレム30の第2凸レンズ34との間に、遮光物70が介挿されると、第1導光レンズ22からの光が第2導光レンズ32へ渡すことができなくなり、エンブレム30を発光させられなくなる。
【0013】
図3(A)は図2(A)の車両用灯具10のA-A断面図であり、図3(B)は図2(A)のB-B断面図である。図4(A)は車両用灯具の斜視図であり、図4(B)は図4(A)の車両用灯具からアウターパネル39,29を外した斜視図であり、図4(C)は図4(B)の車両用灯具からアウターレンズ38、28、エンブレムマーク40を外した斜視図であり、図4(D)は図4(C)の車両用灯具からインナーレンズ33、23を外した斜視図である。図5は車両用灯具の構成部品の斜視図である。
図3(A)に示されるように、エンブレム30は、断面コ字状のアウターレンズ38が車両後方向に、アウターパル39の開口39aから突出している。テールランプ20は、図3(B)に示されるように、断面コ字状のアウターレンズ28が車両後方向にアウターパル29の開口29aから突出している。
【0014】
図3(A)に示されるようにエンブレム30の第2導光レンズ32は、断面コ字状のアウターレンズ38の中央位置に配置されている。アウターレンズ38は図示しない車両パネル側に固定されたハウジング35に固定されている。
図5中に示される円環状のエンブレムマーク40が、図3(A)に示されるようにアウターレンズ38の正面に取り付けられている。アウターレンズ38と第2導光レンズ32との間には、断面コ字状のインナーレンズ33が設けられている。図4(D)中に示されるように、第2導光レンズ32は、右テールランプ20R側からの光りを透過する3本の導光レンズ32A、32B、32Cと、左テールランプ20L側からの光りを透過する3本の導光レンズ32D、32E、32Fと、から成る。導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fは、略円筒状であり、半円弧状に曲げられた円弧部32rを有する。導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fの円弧部32rは略同心状に配置される。導光レンズ32A、32B、32Cの円弧部32rは下側に湾曲し、導光レンズ32D、32E、32Fの円弧部32rは上側に湾曲する。図3(A)に示されるように導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fには、ハウジング35側に、光拡散用の凹凸が形成された平面部32fが設けられている。第2導光レンズ32はインナーパネル37に保持されている。平面部32fからの赤色光が、インナーパネル37に反射し、アウターレンズ38を透過して拡散し、アウターレンズ38を介して円形に光るように構成されている。実施形態では、円弧部32rが略同心状に配置される6本の導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fでエンブレム30を発光させるため、光源を内蔵しなくともエンブレム30で高い輝度を実現できる。
【0015】
図2(C)に示されるように、第2導光レンズ32の一端(入射端面)32Iは、テールランプ20の第1導光レンズ22の他端22Oと対向する位置に設けられている。図5中に示されるように第2導光レンズ32の他端32Oは円弧部32rの先端に設けられている。
【0016】
図3(B)に示されるようにテールランプ20の第1導光レンズ22は、断面コ字状のアウターレンズ28の中央位置に配置されている。アウターレンズ28は図示しない車両パネル側に固定されたハウジング25に固定されている。断面コ字状のインナーレンズ23が、アウターレンズ28と第1導光レンズ22との間に設けられている。図5中に示されるように、右テールランプ20Rの第1導光レンズ22は、略平行に上下に並べられた3本の導光レンズ22A、22B、22Cから成る。左テールランプ20Lの第1導光レンズ22は、略平行に上下に並べられた3本の導光レンズ22D、22E、22Fから成る。
【0017】
図3(B)中に示されるように第1導光レンズ22の中央の導光レンズ22Bは、ハウジング25側に、光拡散用の凹凸が形成された平面部32fが設けられている。第1導光レンズ22の両脇の導光レンズ22A、22Cは、平面部が設けられていない。略平行に並べられた3本の導光レンズ22A、22B、22Cは、円筒側面22Sからの赤色光がアウターレンズ28を透過して拡散し、アウターレンズ28を介して一文字に光るように構成されている。特に、光拡散用の凹凸が形成された平面部32fを有する中央の導光レンズ22Bは多くの光りを透過し、平面部を有さない両脇の導光レンズ22A、22Cは、効率的にエンブレム30側へ光りを導く。このため、光源を有しないエンブレム30を明るく輝かせることができる。左テールランプ20Lの略平行に並べられた3本の導光レンズ22D、22E、22Fも同様に形成されている。第1導光レンズ22はインナーパネル27に保持されている。
【0018】
図2(C)に示されるように、第1導光レンズ22の一端(入射端面)22Iは、基板14に保持された赤色発光ダイオード12に対向している。第1導光レンズ22の他端(出射端面)22Oは、第1凸レンズ24に対向している。図5中に示されるように、左テールランプ20Lの第1凸レンズ24は、3本の導光レンズ22D、22E、22Fの各他端22Oに対応して設けられた3個の凸レンズ24D、24E、24Fから成る。右テールランプ20Rの鎖線で示す第1凸レンズ24も同様に構成されている。第1導光レンズ22の他端22Oは、第1凸レンズ24に近接していることが望ましく、接していても良い。第1凸レンズ24はアウターレンズ28と一体に形成されている。
【0019】
第2凸レンズ34は、第1凸レンズ24と対向する位置に形成されている。
図5中に示されるように、エンブレム30の第2凸レンズ34は、第2導光レンズ32の3本の導光レンズ32A、32B、32Cに対応して設けられた3個の凸レンズ34A、34B、34Cから成る。第2凸レンズ34の各凸レンズ34A、34B、34Cは、導光レンズ32A、32B、32Cの一端(入射端面)32Iに対向して設けられている。また、第2凸レンズ34の各凸レンズ34A、34B、34Cは、鎖線で示す第1凸レンズ24の各凸レンズ24A、24B、24Cに対向する位置に設けられている。同様に、エンブレム30の第2凸レンズ34は、左テールランプ20L側にも同様に設けられている。第2凸レンズ34はアウターレンズ38と一体に形成されている。第2導光レンズ32の一端(入射端面)32Iは、第2凸レンズ34と対向している。第1導光レンズ22の他端22Oの中心と、第1凸レンズ24の中心と、第2凸レンズ34の中心と、第2導光レンズ32の一端32Iの中心とは一直線上にあることが望ましい。第2導光レンズ32の一端32Iは、第2凸レンズ34に近接していることが望ましく、接していても良い。
【0020】
第1導光レンズ22、第2導光レンズ32は透明であることが望ましく、アウターレンズ28、アウターレンズ38は赤色でも、透明であっても良い。インナーパネル27の第1導光レンズ22側の面、インナーパネル37の第2導光レンズ32側の面は、導光レンズでの発光を明瞭にするため、白色であることが望ましい。
【0021】
図6(A)は別例のエンブレム130の斜視図であり、図6(B)は図6(A)のエンブレム130を組み合わせた車両用灯具10の斜視図であり、図6(C)は実施形態のエンブレム30の斜視図である。
別例のエンブレム130は、三角のエンブレムマーク140の回りが三角に形成されているが、内部の図示しない第2導光レンズ及び第2凸レンズ34は実施形態のエンブレム30と同様に形成されている。このため、車両用灯具10は、デザインの異なるエンブレムを組み合わせることが可能である。デザインの異なるエンブレムに対してもコストが嵩むことなく対応できる。
【符号の説明】
【0022】
10 車両用灯具
12 赤色発光ダイオード
20 テールランプ
22 第1導光レンズ
24 第1凸レンズ
30 エンブレム
32 第2導光レンズ
34 第2凸レンズ
60 バックドア
図1
図2
図3
図4
図5
図6