(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-09
(45)【発行日】2024-04-17
(54)【発明の名称】表示パネル
(51)【国際特許分類】
G09F 9/00 20060101AFI20240410BHJP
G09F 9/33 20060101ALI20240410BHJP
【FI】
G09F9/00 313
G09F9/33
(21)【出願番号】P 2020174907
(22)【出願日】2020-10-16
(62)【分割の表示】P 2020069133の分割
【原出願日】2020-04-07
【審査請求日】2023-03-30
(73)【特許権者】
【識別番号】518074753
【氏名又は名称】mui Lab株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000822
【氏名又は名称】弁理士法人グローバル知財
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 宗彦
(72)【発明者】
【氏名】岡田 徹
【審査官】小野 博之
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-062441(JP,A)
【文献】特開2008-089728(JP,A)
【文献】特開2014-142637(JP,A)
【文献】特開2004-109615(JP,A)
【文献】特開平07-036395(JP,A)
【文献】特表2017-522598(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0102801(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00-9/46
G02F 1/13-1/141
1/15-1/19
H05B 33/00-33/28
44/00
45/60
H10K 50/00-99/00
H01L 33/00-33/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光素子が2次元配列され、各発光素子の間に
壁が設けられない発光素子アレイ基板と、
透明性樹脂から成る樹脂基材に微細孔が設けられ、該微細孔は、格子状のルーバにより形成され、格子状のルーバの間隙が、前記発光素子アレイ基板に配列され、前記発光素子の光軸方向に
沿った導光路を形成する透明基材と、
前記透明基材の出射面を被覆する不透明の薄層、
を備え
る表示パネル。
【請求項2】
前記透明基材は、
微細孔に前記樹脂基材とは屈折率の異なる透光性材料が充填されたものであることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記透明基材は、少なくとも2枚のルーバフィルムを、ルーバが直交するように積層されたものであることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記透明基材は、フレキシブル性を有する樹脂で形成されることを特徴とする請求項1~
3の何れかに記載の表示パネル。
【請求項5】
前記透明基材は、可視光の透過率が50%以上であることを特徴とする請求項1~
4の何れかに記載の表示パネル。
【請求項6】
前記薄層は、自然由来の木材、天然繊維、天然皮革もしくは天然石材、又は、自然の外観と手触りを模倣して生成された素材である樹脂、合成繊維、合成皮革もしくは人工石から成ることを特徴とする請求項1~
5の何れかに記載の表示パネル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭用電化製品のコントローラ、電子機器のディスプレイ又は自動車等の移動体等に用いる表示パネルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、情報通信技術は目覚しい進化を遂げている。かつては、パーソナルコンピュータは自宅やオフィスなどの限られた空間のみで利用されていたが、スマートフォンやタブレット端末の普及により、今日ではいつでも誰でもインターネット等を利用した利便性の高い生活を送ることができるようになっている。また、IoT(Internet of Things)の観点から、従来はインターネットに接続されていなかった家電製品等についても、インターネットを利用した新しい製品が次々に開発されている。このように、インターネットやインターネットを利用した製品は、既に人々の生活に欠かせないものとなっており、そのような製品は、あらゆる場所に設置され、或は携帯されて、多くの人に利用されている。
しかしながら、このようにあらゆる機器が自身の身の回りに存在することで、便利な生活を享受できる反面、電子機器に囲まれて生活することにストレスを感じている人も多い。
【0003】
例えば、自然の木の温もりを大切にしたホテルは、宿泊する者にとって仕事等を忘れてリラックスできる上質な空間であるといえる。しかしながら、そのような客室の中に無機質な形態をした電子機器、ディスプレイ又はコントローラが多数置かれていると、日常を忘れて充分にリラックスするということができなくなってしまうのである。
【0004】
そこで、木材などから成る薄層が、筐体の外周面に組込まれたタッチセンサ付き表示パネル前面全体を被覆し筐体の外周面に配設された操作表示パネル組込物品が知られている(特許文献1を参照)。これは、薄層の厚さとパネルの輝度が、該パネルに表示されたコンテンツを視認できるように設計されたものであり、かかる技術によれば、操作表示パネルが組み込まれた物品であっても、空間に自然に調和してユーザにとって視覚的ノイズとならず、かつ、ユーザが使用したいと思ったときや必要なときには、自然素材の手触りを感じながら直感的に操作することが可能である。
【0005】
そして、特許文献1の操作表示パネル組込物品では、表示の際の視認性を向上させるために、透明導電性シートと発光素子アレイの間に、発光素子の光の射出方向を導くライトガイドが設けられるとしている。ここでのライトガイドとは、発光素子アレイの基板に積層される不透明の暗色基材であり、発光素子アレイ全体を囲い込み、それぞれの発光素子の光軸に沿って貫通孔が設けられているものを指している。このように、それぞれの発光素子の光軸に沿って貫通孔が設けられることにより、発光時の視認性を向上させることができるとする。
しかしながら、ライトガイドを用いて発光時の視認性を向上させる方法の場合、発光素子の光の射出方向を導くために、ライトガイドに一定の厚みが必要となってしまうため、薄型化を図ることが困難であるという問題がある。また、ライトガイドを設ける場合、発光素子とライトガイドの位置合わせが必要であり製造コストが高くなるという問題や、画面が大型化した際のライトガイドのコスト、及び強度や剛性の問題も存在する。
また、タッチ操作を行わない表示パネルの場合には、透明導電性シートが用いられず、更に薄型化を図る余地は存在するが、特許文献1の操作表示パネル組込物品ではタッチ操作を行わない表示パネルの場合については何ら言及されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
かかる状況に鑑みて、本発明は、発光時の視認性を向上させ、かつ装置の薄型化を図ることのできる表示パネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、本発明の表示パネルは、発光素子が2次元配列され、各発光素子の間に壁が設けられない発光素子アレイ基板と、透明性樹脂から成る樹脂基材に微細孔が設けられ、該微細孔は、格子状のルーバにより形成され、格子状のルーバの間隙が、発光素子アレイ基板に配列され、発光素子の光軸方向に沿った導光路を形成する透明基材と、透明基材の出射面を被覆する不透明の薄層を備え、透明導電膜を有さないものである。
発光素子の光軸方向に導光路を形成する透明基材が設けられることにより、発光素子の光を効率的に直進させることができる。これにより、光のロスが少なくなり、薄層に表示される際の光量が増加し、表示性能を向上させることができる。また、発光素子部品のコストダウン及び小型化、消費電力及び発熱の抑制などの効果が得られる。さらに発光素子部品の小型化は、画素の高密度化に寄与する。また、従来技術のライトガイドとは異なり、発光素子と透明基材の位置合わせが不要となるため、作製コストを低減できる。
ここで、不透明とは、実質的に可視光が透過しないことを意味し、本明細書では、可視光透過率が20%未満であることを不透明という。そして、不透明の薄層とは、可視光透過率が20%未満の薄層であり、薄層の材質と厚みから透過率が決定される。不透明の薄層は、その裏側に、発光素子が2次元配列された発光素子アレイ基板があり、発光素子からの照射光が薄層を透過し、薄層の表側から発光素子の存在を明確に認識できるものである。不透明の薄層は、例えば、メモ用紙などの白紙のように、通常の照明下における反射光では、白紙の裏側にある物体の存在がわからない程度の不透明性を有するが、白紙の裏側に光源があると、その光源からの照射光が白紙を透過し、白紙の表側から光源の存在を明確に認識できるようなものである。不透明の薄層の厚さと発光素子の輝度が、薄層に表示されたコンテンツを視認できるように、薄層の材質と層の厚みをデザインする。
なお、不透明の薄層は、後述するように、自然由来の木材、天然繊維、天然皮革もしくは天然石材、又は、自然の外観と手触りを模倣して生成された素材である樹脂、合成繊維、合成皮革もしくは人工石から成ることが好ましいが、これらに限定されるものではない。不透明の薄層は、自然由来ではない人工的な材質からなる薄層であっても構わないし、自然の外観と手触りを模倣して生成された素材でなくてもよい。
【0009】
本発明の表示パネルにおいて、微細孔が、格子状のルーバにより形成されることにより、発光素子の光を効率的に直進させることができ、表示性能を高めることができる。また、透明基材は、透明性樹脂から成る樹脂基材に微細孔が設けられ、該微細孔に樹脂基材とは屈折率の異なる透光性材料が充填されたものでもよい。
透明性樹脂から成る樹脂基材に、格子状のルーバにより形成される微細孔が設けられるものや、樹脂基材に設けられた微細孔に透光性材料が充填された透明基材としては、公知のプライバシーフィルターが好適に用いられる。
なお、本明細書において、微細孔の形状については特に限定は無く、平面視で円形の孔だけではなく、例えば平面視で六角形等の多角形状でもよい。
【0010】
本発明の表示パネルにおいて、透明基材は、少なくとも2枚のルーバフィルムを、ルーバが直交するように積層されたものであることでもよい。複数枚のルーバフィルムを積層することで、格子状のルーバを用いない場合でも、低コストで発光素子の光を効率的に直進させることができ、表示性能が向上する。
【0011】
本発明の表示パネルにおいて、透明基材は、微細繊維の集合体から成ることでもよい。透明基材が、微細繊維の集合体から成ることにより、発光素子の光を効率的に直進させることができ、表示性能を高めることができる。
【0012】
本発明の表示パネルにおいて、微細繊維は、光ファイバやウレキサイトなど幅広く利用可能であるが、ガラス製又はプラスチック製の光ファイバであることが好ましい。上述した微細孔の場合は、孔内で光が吸収され表面に到達する光量は減少するが、光ファイバなどの微細繊維では光が全反射するため光の吸収が抑えられ、表面に到達する光量が増加するという利点がある。
【0013】
本発明の表示パネルにおいて、透明基材は、フレキシブル性を有する樹脂で形成されることでもよい。透明基材が、フレキシブル性を有する樹脂で形成されることにより、多様な形状の表示パネルを作製可能である。形状としては、例えば、湾曲面をしたディスプレイを作製することが可能である。成形方法としては、透明基材を、インサート成形やインモールド成形等の成形技術を用いて加工することで実現可能である。
【0014】
本発明の表示パネルにおいて、透明基材は、可視光の透過率が50%以上であることが好ましい。
【0015】
本発明の表示パネルにおいて、薄層は、自然由来の木材、天然繊維、天然皮革もしくは天然石材、又は、自然の外観と手触りを模倣して生成された素材である樹脂、合成繊維、合成皮革もしくは人工石から成ることが好ましい。
自然由来の素材又は自然の外観と手触りを模倣して生成された素材を用いることによって、自然な手触り感を実現することができる。したがって、自然の外観や、自然な手触り感を実現するものであれば、薄層の材料として樹脂などの高分子材料を用いることもできる。樹脂は成形が容易であるため、3次元的に複雑な形状の薄層を作製できるという利点がある。ここで、高分子材料とは分子量が大きい材料を示し、モノマーを重合させて得られるポリマーや、天然高分子などの分子量の大きい化合物をいう。
【発明の効果】
【0016】
本発明の表示パネルによれば、発光時の視認性が向上し、かつ装置の薄型化が図られるといった効果がある。また、発光素子とライトガイドの位置合わせが不要となる、曲面ディスプレイへの対応が容易となる、樹脂成形品のライトガイドと異なり、多様な画面サイズや画素間隔に容易に対応可能となるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図2】従来技術の操作表示パネル組込物品の構成イメージ図
【
図3】従来技術の操作表示パネル組込物品の断面模式図
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
【0019】
まず、本発明の実施形態を説明するに当たり、従来技術の表示パネルを用いた操作表示パネル組込物品の基本的構成について説明する。
図2は、従来技術の操作表示パネル組込物品の構成イメージ図を示している。
図2に示すように、操作表示パネル組込物品105は、突板2、透明基材3、透明導電膜としてタッチパネルシート4、ライトガイド5及び発光素子アレイとしてLEDアレイ6から構成され、それぞれ上から順に積層されている。シカモア材が用いられた突板2は、操作表示パネル組込物品の外表面に位置し、LEDアレイ6は物品内部に位置するように構成される。LEDアレイ6には多数のLED光源7が2次元に配列されている。ライトガイド5は、各LED光源7の光の射出方向をLEDアレイ6の基板と垂直方向に導くものであり、LED光源7の個数と同じガイド孔5aが設けられている。
【0020】
図2においては、説明の都合上、全てのLED光源を図示していないが、例えば、縦32個横200個の計6400個のLED光源でLEDアレイ6が構成される。1つのLED光源は平面実装タイプのLEDで構成される。1つのLED光源の光で点光源を実現し、これを1ドットと見て、8×8ドット、或は、16×16ドットで1つの文字や図柄を表現することができる。例えば、6400個のLED光源を有するLEDアレイ6の場合、22文字×3行の文章を表現することができる。ここで、LED光源は、例えば、2mm×2mmのサイズで、700~1000mcd(ミリカンデラ)のものを用いる。
ライトガイド5は暗色の基材であり、LED光源7から発せられる光で構成される文字や図柄を、突板2を通して鮮明に視認させる役割を担っている。すなわち、LEDアレイ6の上にライトガイド5が積層された際に、各LED光源7の真上にガイド孔5aが配置されるように、LED光源7の配置に合わせて、多数のガイド孔5aが設けられている。
【0021】
次に、従来技術の表示パネルを用いた操作表示パネル組込物品の組み立て後の構造について
図3を参照しながら説明する。
図3は、従来技術の操作表示パネル組込物品の断面模式図を示している。
図3に示すように、操作表示パネル組込物品105において、突板2、透明基材3、タッチパネルシート4、ライトガイド5及びLEDアレイ6は、筐体8によって、上から順に積層された状態で接着されている。LEDアレイ6上に設けられたLED光源7から発せられた光の内、斜めに発せられた光(90b,90c)は、ライトガイド5によって遮られ、光90aのように真っ直ぐな光として、突板2に届くこととなる。なお、筐体8は、主にABS樹脂で形成されている。
突板2と透明基材3、又は、透明基材3とタッチパネルシート4は、間隙を設けることなく、貼り合わされている。これに対して、タッチパネルシート4とライトガイド5の間には、ギャップG
1が設けられている。これは、ライトガイド5にはガイド孔5aが設けられているため、タッチパネルシート4とライトガイド5を接着すると、タッチパネルを操作した際に、応力にばらつきが生じ、誤作動の原因となるためである。
【0022】
また、ライトガイド5とLED光源7の間にも、ギャップG
2が設けられている。LEDアレイ6に設けられるLED光源7や、ライトガイド5に設けられるガイド孔5aの数は、数千個にも及ぶことから、ライトガイド5とLEDアレイ6を積層した場合に、配置の誤差が生じる可能性がある。誤差が生じた状態で、ライトガイド5とLEDアレイ6を接着すると、LED光源7から発せられた光がガイド孔5aに通らず、正確な表示がなされないこととなる。そこでギャップG
2を設けることにより、LED光源7とガイド孔5aの配置の誤差による表示品質の低下を防止することができる。また、多少の誤差があっても表示品質が保たれるため、製造が容易となる。
以下では、本発明の表示パネルについて説明する。なお、以下の実施例で説明する表示パネルは、
図3に示すような筐体8に内蔵することも可能である。
【実施例1】
【0023】
図1は、実施例1の表示パネルの断面模式図を示している。
図1に示すように、表示パネル101においては、従来技術の操作表示パネル組込物品105とは異なり、透明基材3の替わりに、透明基材30が設けられている。透明性樹脂から成る樹脂基材である透明基材30には、多数の微細孔がガイド孔30aとして形成されている。図示しないが、ガイド孔30aは、格子状のルーバにより形成され、格子状のルーバの間隙がLED光源7の光軸に沿った導光路となっている。或は、ガイド孔30aに、透明基材30本体とは屈折率の異なる透光性材料が充填されることにより、ガイド孔30aがLED光源7の出射光の導光路となっている。
すなわち、LED光源7から発せられた光9aは、そのまま光9bとしてガイド孔30aを通過することにより、LED光源7の出射光を効率的に直進させることができる。これにより、光のロスが少なくなり、薄層に表示される際の光量が増加し、表示性能を向上させることができる。また、ライトガイド5を設けない構成とすることにより、LED光源7と透明基材30の隙間を更に小さくすることができ、
図3に示す従来の構成におけるLED光源7とライトガイド5間、及びライトガイド5と透明基材3間の間隙での光の拡散を抑えられる効果がある。さらに、ライトガイド5を設けないことにより、コストダウン及び薄型化を図ることもできる。突板2はシカモア材が用いられているため、鮮明な表示でありつつ、かつ自然素材の温かみが感じられる柔らかな見た目の表示が実現できる。
なお、透明基材30の厚みはニーズに応じて多様な厚みを採用することができる。例えば、透明基材30の剛性を高めたい場合には、厚みを持たせた構成とすることもできるし、装置の薄型化を図るために、透明基材30を薄型の構成としてもよい。
【0024】
(その他の実施例)
1)透明基材30は、少なくとも2枚のルーバフィルムを、ルーバが直交するように積層されたものであることでもよい。複数枚のルーバフィルムを積層することで、格子状のルーバを用いない場合でも、低コストで発光素子の光を効率的に直進させることができ、表示性能が向上する。
2)透明基材30は、ガラス製又はプラスチック製の光ファイバやウレキサイトなどの微細繊維の集合体から成ることでもよい。微細孔の場合は、孔内で光が吸収され表面に到達する光量は減少するが、光ファイバなどの微細繊維では光が全反射するため光の吸収が抑えられ、表面に到達する光量が増加するという利点がある。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明は、家庭用電化製品の表示装置、電子機器のディスプレイ、自動車等の移動体に搭載する表示装置、又は、家屋やビルの内装・外装のように構造物に設けられる表示装置に使用する表示パネルとして有用である。
【符号の説明】
【0026】
2 突板
3,30 透明基材
4 タッチパネルシート
5 ライトガイド
5a,30a ガイド孔
6 LEDアレイ
7 LED光源
8 筐体
9a,9b,90a~90c 光
101 表示パネル
105 操作表示パネル組込物品
G ギャップ