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特許7469949外科用アクセスアセンブリ用の封止アセンブリ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-09
(45)【発行日】2024-04-17
(54)【発明の名称】外科用アクセスアセンブリ用の封止アセンブリ
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/34 20060101AFI20240410BHJP
【FI】
A61B17/34
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2020083648
(22)【出願日】2020-05-12
(65)【公開番号】P2021000431
(43)【公開日】2021-01-07
【審査請求日】2023-05-11
(31)【優先権主張番号】16/448,968
(32)【優先日】2019-06-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】512269650
【氏名又は名称】コヴィディエン リミテッド パートナーシップ
(74)【代理人】
【識別番号】100107489
【弁理士】
【氏名又は名称】大塩 竹志
(72)【発明者】
【氏名】ロイ ピレティア
(72)【発明者】
【氏名】マシュー ディニーノ
(72)【発明者】
【氏名】ニコレット ラピエール
(72)【発明者】
【氏名】ギャレット エバーソール
(72)【発明者】
【氏名】ジェイコブ バリル
(72)【発明者】
【氏名】ジョージ マッタ
(72)【発明者】
【氏名】エリック ブラウン
(72)【発明者】
【氏名】ケビン デスジャルディン
【審査官】山口 賢一
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-103285(JP,A)
【文献】特開2009-261952(JP,A)
【文献】特表2018-504197(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2003/0187397(US,A1)
【文献】特開2000-217828(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 17/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセスアセンブリであって、前記アクセスアセンブリは、
器具バルブハウジングであって、前記器具バルブハウジングは、上部ハウジング区分と下部ハウジング区分と内部ハウジング区分を含み、前記器具バルブハウジングは、空洞を画定する器具バルブハウジングと、
前記器具バルブハウジングの前記空洞内に配置されているバルブアセンブリ
を備え、
前記バルブアセンブリは、
ガードアセンブリと、
前記ガードアセンブリの遠位に配置されている封止アセンブリであって、前記封止アセンブリは、重なり合う構成で複数の封止セグメントを含み、前記複数の封止セグメントの各封止セグメントは、滑らかな表面とリブ付き表面とを有する封止部分を含み、前記滑らかな表面は、滑らかな表面状態を有し、前記リブ付き表面は、半径方向に延在する複数のリブを含む、封止アセンブリ
を含むアクセスアセンブリ。
【請求項2】
前記封止アセンブリは、リング部分第1の封止セグメントと第2の封止セグメントと第3の封止セグメントと第4の封止セグメントとを含む、請求項1に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項3】
前記第1の封止セグメントおよび前記第2の封止セグメントおよび前記第3の封止セグメントおよび前記第4の封止セグメントは、複数のコネクタ部分によって前記リング部分に固定されている、請求項2に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項4】
前記複数のコネクタ部分は、複数の薄い可撓性のヒンジである、請求項3に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項5】
前記第1の封止セグメントの前記滑らかな表面および前記第2の封止セグメントの前記滑らかな表面および前記第3の封止セグメントの前記滑らかな表面および前記第4の封止セグメントの前記滑らかな表面は、遠位に面する、請求項1に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項6】
前記第1の封止セグメントの前記リブ付き表面および前記第2の封止セグメントの前記リブ付き表面および前記第3の封止セグメントの前記リブ付き表面および前記第4の封止セグメントの前記リブ付き表面は、近位に面する、請求項1に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項7】
前記第1の封止セグメントは、前記封止アセンブリの組み立てを容易にするためのタブを含む、請求項2に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項8】
前記複数の封止セグメントは、不連続な内側封止周囲を形成する、請求項1に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項9】
前記アクセスアセンブリは、前記バルブアセンブリを前記器具バルブハウジングの前記空洞の中心に向かって付勢するためのセンタリング機構をさらに含む、請求項1に記載のアクセスアセンブリ。
【請求項10】
バルブアセンブリであって、
ガードアセンブリと、
前記ガードアセンブリの遠位に配置されている封止アセンブリであって、前記封止アセンブリは、重なり合う構成で複数の封止セグメントを含み、前記複数の封止セグメントの各封止セグメントは、滑らかな表面とリブ付き表面とを有する封止部分を含み、前記滑らかな表面は、滑らかな表面状態を有し、前記リブ付き表面は、半径方向に延在する複数のリブを含む、封止アセンブリ
を備えバルブアセンブリ。
【請求項11】
前記封止アセンブリは、リング部分第1の封止セグメントと第2の封止セグメントと第3の封止セグメントと第4の封止セグメントとを含む、請求項10に記載のバルブアセンブリ。
【請求項12】
前記第1の封止セグメントおよび前記第2の封止セグメントおよび前記第3の封止セグメントおよび前記第4の封止セグメントは、複数のコネクタ部分によって前記リング部分に固定されている、請求項11に記載のバルブアセンブリ。
【請求項13】
前記複数のコネクタ部分は、複数の薄い可撓性のヒンジである、請求項12に記載のバルブアセンブリ。
【請求項14】
前記第1の封止セグメントの前記滑らかな表面および前記第2の封止セグメントの前記滑らかな表面および前記第3の封止セグメントの前記滑らかな表面および前記第4の封止セグメントの前記滑らかな表面は、遠位方向に面する、請求項10に記載のバルブアセンブリ。
【請求項15】
前記第1の封止セグメントの前記リブ付き表面および前記第2の封止セグメントの前記リブ付き表面および前記第3の封止セグメントの前記リブ付き表面および前記第4の封止セグメントの前記リブ付き表面は、近位方向に面する、請求項10に記載のバルブアセンブリ。
【請求項16】
前記第1の封止セグメントは、前記封止アセンブリの組み立てを容易にするためのタブを含む、請求項11に記載のバルブアセンブリ。
【請求項17】
前記複数の封止セグメントは、不連続な内側封止周囲を形成する、請求項10に記載のバルブアセンブリ。
【請求項18】
封止アセンブリであって、
リング部分と、
重なり合う構成で前記リング部分から延在する複数の封止セグメントであって、前記複数の封止セグメントの各封止セグメントは、滑らかな表面リブ付き表面を有する封止部分を含み、前記滑らかな表面は、滑らかな表面状態を有し、前記リブ付き表面は、半径方向に延在する複数のリブを含む、封止セグメント
を備え封止アセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、低侵襲手術のための外科用アクセスアセンブリに関する。より具体的には、本開示は、外科用アクセスアセンブリ用のバルブアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
低侵襲手術を容易にするために、作業空間は、所望の外科部位に形成されなければならない。送気流体、典型的には、COが、気腹と呼ばれる膨張状態を形成するために、患者の腹部に導入される。外科用アクセスアセンブリは、外科用器具および内視鏡(または他の視覚化ツール)の導入を可能にするために利用される。これらの外科用アクセスアセンブリは、それらが外科用器具に適合する1つ以上の封止を有するため、気腹の圧力を維持する。典型的には、外科用アクセスアセンブリにおける「ゼロ封止」は、外科用アクセスアセンブリ内に外科用器具がないときに外科用アクセスアセンブリを封止し、器具封止は、外科用アクセスアセンブリを通して挿入される外科用器具の周囲を封止する。
【0003】
今日、市場での外科用器具の幅は、複数のサイズに調整すること、且つ外科用器具の複数回の挿入および取り外しに耐えることが可能な堅牢な器具封止を必要とする。器具のいくつかは、器具封止を裂くかまたはさもなければ損傷を与える可能性がある鋭い縁を含むことができる。したがって、改善された器具封止耐久性を備える外科用アクセスアセンブリを有することが有益であろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
アクセスアセンブリは、器具バルブハウジングと、器具バルブハウジングの空洞内に配設されたバルブアセンブリと、を含む。器具バルブハウジングは、上部、下部、および内部ハウジング区分を含み、空洞を画定する。バルブアセンブリは、ガードアセンブリと、ガードアセンブリの遠位に配置された封止アセンブリとを含む。封止アセンブリは、重なり合う構成の複数の封止セグメントを含む。複数の封止セグメントの各封止セグメントは、滑らかな表面およびリブ付き表面を有する封止部分を含む。リブ付き表面は、半径方向に延在する複数のリブを含む。
【0005】
実施形態では、封止アセンブリは、リング部分と、第1、第2、第3および第4の封止セグメントとを含む。第1、第2、第3、および第4の封止セグメントは、コネクタ部分によってリング部分に固定されることができる。コネクタ部分は、リビングヒンジとすることができる。第1、第2、第3、および第4の封止セグメントの滑らかな表面は、遠位に面することができる。第1、第2、第3、および第4の封止セグメントのリブ付き表面は、近位に面することができる。滑らかな表面およびリブ付き表面は、交互になることができる。第1の封止セグメントは、封止アセンブリの組み立てを容易にするためのタブを含むことができる。複数の封止セグメントは、不連続な内側封止周囲を形成することができる。バルブアセンブリは、さらに、器具バルブハウジングの空洞の中心に向かってバルブアセンブリを付勢するためのセンタリング機構を含むことができる。
【0006】
バルブアセンブリは、ガードアセンブリと、ガードアセンブリの遠位に配置された封止アセンブリとを含む。封止アセンブリは、重なり合う構成の複数の封止セグメントを含む。複数の封止セグメントの各封止セグメントは、滑らかな表面およびリブ付き表面を有する封止部分を含むことができる。リブ付き表面は、半径方向に延在する複数のリブを含むことができる。
【0007】
実施形態では、封止アセンブリは、リング部分と、第1、第2、第3および第4の封止セグメントとを含む。第1、第2、第3、および第4の封止セグメントは、コネクタ部分によってリング部分に固定される。コネクタ部分は、リビングヒンジとすることができる。第1、第2、第3、および第4の封止セグメントの滑らかな表面は、遠位方向に面することができる。第1、第2、第3、および第4の封止セグメントのリブ付き表面は、近位方向に面することができる。滑らかな表面およびリブ付き表面は、交互になることができる。第1の封止セグメントは、封止アセンブリの組み立てを容易にするためのタブを含むことができる。複数の封止セグメントは、不連続な内側封止周囲を形成することができる。
【0008】
封止アセンブリは、リング部分と、重なり合う構成でリング部分から延在する複数の封止セグメントとを含む。複数の封止セグメントの各封止セグメントは、滑らかな表面およびリブ付き表面を有する封止部分を含む。リブ付き表面は、半径方向に延在する複数のリブを含むことができる。
【0009】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本開示の実施形態を例証し、上述した開示の一般的な説明、および下記の実施形態の詳細な説明とともに、本開示の原理を説明する役割を果たす。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
アクセスアセンブリであって、
上部、下部、および内部ハウジング区分を含み、空洞を画定する器具バルブハウジングと、
上記器具バルブハウジングの上記空洞内に配設されたバルブアセンブリであって、
ガードアセンブリと、
上記ガードアセンブリの遠位に配置された封止アセンブリであって、重なり合う構成で複数の封止セグメントを含み、複数の封止セグメントの各封止セグメントが、滑らかな表面とリブ付き表面とを有する封止部分を含み、上記リブ付き表面が、半径方向に延在する複数のリブを含む、封止アセンブリとを含む、バルブアセンブリとを備える、アクセスアセンブリ。
(項目2)
上記封止アセンブリが、リング部分と、第1、第2、第3および第4の封止セグメントとを含む、上記項目に記載のアクセスアセンブリ。
(項目3)
上記第1、第2、第3、および第4の封止セグメントが、コネクタ部分によって上記リング部分に固定されている、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目4)
上記コネクタ部分がリビングヒンジである、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目5)
上記第1、第2、第3、および第4の封止セグメントの上記滑らかな表面が遠位に面する、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目6)
上記第1、第2、第3、および第4の封止セグメントの上記リブ付き表面が近位に面する、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目7)
上記滑らかな表面および上記リブ付き表面が交互になっている、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目8)
上記第1の封止セグメントが、上記封止アセンブリの組み立てを容易にするためのタブを含む、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目9)
上記複数の封止セグメントが、不連続な内側封止周囲を形成する、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目10)
さらに、上記バルブアセンブリを上記器具バルブハウジングの上記空洞の中心に向かって付勢するためのセンタリング機構を含む、上記項目のいずれか一項に記載のアクセスアセンブリ。
(項目11)
バルブアセンブリであって、
ガードアセンブリと、
上記ガードアセンブリの遠位に配置された封止アセンブリであって、重なり合う構成で複数の封止セグメントを含み、上記複数の封止セグメントの各封止セグメントが、滑らかな表面とリブ付き表面とを有する封止部分を含み、上記リブ付き表面が、半径方向に延在する複数のリブを含む、封止アセンブリとを備える、バルブアセンブリ。
(項目12)
上記封止アセンブリが、リング部分と、第1、第2、第3および第4の封止セグメントとを含む、上記項目に記載のバルブアセンブリ。
(項目13)
上記第1、第2、第3、および第4の封止セグメントが、コネクタ部分によって上記リング部分に固定されている、上記項目のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
(項目14)
上記コネクタ部分がリビングヒンジである、上記項目のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
(項目15)
上記第1、第2、第3、および第4の封止セグメントの上記滑らかな表面が遠位方向に面する、上記項目のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
(項目16)
上記第1、第2、第3、および第4の封止セグメントの上記リブ付き表面が近位方向に面する、上記項目のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
(項目17)
上記滑らかな表面および上記リブ付き表面が交互になっている、上記項目のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
(項目18)
上記第1の封止セグメントが、上記封止アセンブリの組み立てを容易にするためのタブを含む、上記項目のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
(項目19)
上記複数の封止セグメントが、不連続な内側封止周囲を形成する、上記項目のいずれか一項に記載のバルブアセンブリ。
(項目20)
封止アセンブリであって、
リング部分と、
重なり合う構成で上記リング部分から延在する複数の封止セグメントであって、上記複数の封止セグメントの各封止セグメントが、滑らかな表面およびリブ付き表面を有する封止部分を含み、上記リブ付き表面が、半径方向に延在する複数のリブを含む、封止セグメントと、を備える、封止アセンブリ。
(摘要)
アクセスアセンブリは、器具バルブハウジングと、器具バルブハウジングの空洞内に配設されたバルブアセンブリと、を含む。バルブアセンブリは、ガードアセンブリと、ガードアセンブリの遠位に配置された封止アセンブリとを含む。実施形態では、封止アセンブリは、重なり合う構成の複数の封止セグメントを含む。複数の封止セグメントの各封止セグメントは、滑らかな表面およびリブ付き表面を有する封止部分を含む。リブ付き表面は、半径方向に延在する複数のリブを含む。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本開示の実施形態にかかる外科用アクセスアセンブリの側面斜視図である。
図2図2は、断面線2-2に沿って切り取られた、図1に示される外科用アクセスアセンブリの側面断面図である。
図3図3は、センタリング機構、ガードアセンブリ、封止アセンブリ、およびリテーナアセンブリを含む、部品が分離された、バルブアセンブリの分解斜視図である。
図4図4は、図3に示される封止アセンブリの平面斜視図である。
図5図5は、初期または展開状態における、図4に示される封止アセンブリの斜視図である。
図6図6は、図9の断面線6-6に沿って取られた、図4に示される封止アセンブリの側面断面図である。
図7図7は、図6に示される詳細の示された領域の拡大図である。
図8図8は、図4の断面線8-8に沿って取られた、図4に示される封止アセンブリの側面断面図である。
図9図9は、初期または展開状態における、図4に示される封止アセンブリの底面斜視図である。
図10図10は、部分的に折り畳まれた状態における、図4に示される封止アセンブリの平面斜視図である。
図11図11は、完全に折り畳まれた状態における、図4に示される封止アセンブリの平面斜視図である。
図12図12は、図3に示される封止アセンブリの底面斜視図である。
図13図13は、図12の断面線13-13に沿って取られた、図3に示されるバルブアセンブリの側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本開示の特定の実施形態が、添付の図面を参照して以下に記載される。しかしながら、開示される実施態様は、本開示の単なる例示に過ぎず、様々な態様で具現化され得ることを理解されたい。周知の機能または構造体は、不必要な詳細で本開示を曖昧にすることを避けるために、詳細には記載されない。それゆえに、本明細書で開示される特定の構造的および機能的な詳細は、限定として解釈されるべきではなく、単に特許請求の範囲の基礎として、且つ本開示を実質的に適切で詳細な任意の構造で様々に用いるために当業者に教示するための代表的な基礎として解釈されるべきである。同様の参照番号は、図面の記載を通して類似または同一の要素を指す。
【0012】
本明細書で使用される「遠位」という用語は、ユーザからより遠い、器具のその部分またはその構成要素を指し、一方、「近位」という用語は、ユーザにより近い、器具のその部分またはその構成要素を指す。本明細書で使用される「約」という用語は、数値が近似であり、小さなバリエーションが開示された実施形態の実施に大幅に影響を及ぼさないであろうことを意味する。数値限定が使用される場合、文脈によって他に示されない限り、「約」は、数値が±10%だけ変動することができ、開示された実施形態の範囲内に留まることができることを意味する。
【0013】
栓子を有する外科用アクセスアセンブリが、腹腔鏡手術などの低侵襲手術中に用いられ、気体を吹き込まれた、腹腔などの体腔への外科用器具の封止されたアクセスを提供する。本開示の外科用アクセスアセンブリは、カニューレチューブに取り付けられた器具バルブハウジングを含み、バルブハウジングおよびカニューレを通して挿入された栓子(図示せず)を含む。栓子は、鈍い遠位端、またはブレード付きもしくはブレードのない穿孔遠位端を有することができ、外科用アクセスアセンブリを腹部に導入できるように、腹壁を切開するために使用され得る。栓子のハンドルは、外科用アクセスアセンブリの器具バルブハウジングと係合するか、選択的に器具バルブハウジングに係止することができる。
【0014】
外科用アクセスアセンブリは、解剖学的構造、例えば腹壁を通る新しい通路を作ることによって、または解剖学的構造を通る既存の開口部を通過することによって、解剖学的構造を通って掘進するために用いられる。栓子を有する外科用アクセスアセンブリが解剖学的構造を通って掘進したら、栓子は取り外され、外科用アクセスアセンブリを適所に残す。外科用アクセスアセンブリの器具バルブハウジングは、体腔からの送気流体の漏れを防止するバルブを含み、また体腔に外科用器具を挿入することも可能にする。
【0015】
様々な実施形態では、外科手技における組織面の分離、および分離中の体組織繊維の視覚化を可能にし、それにより体壁にわたる制御された横断を可能にするブレードレス光学トロカール栓子が提供されることができる。他の実施形態では、トロカール栓子は、光学的である必要のない、例えば、栓子の遠位先端部を通して同時発生視覚化を提供する必要のない、ブレードレスであってもよい。ブレードレス栓子は、外科手技中に腹部内層の鈍的切開のために提供されてもよい。
【0016】
本開示の外科用アクセスアセンブリとともに使用することに好適な様々なトロカール栓子が既知であり、例えば、ブレード付き、ブレードレス、とがっていない、光学、および非光学を含む。例示的なトロカール栓子および例示的なカニューレを含む、例示的なトロカールアセンブリの構造ならびに機能の詳細な説明については、その内容が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、国際公開第2016/186905号(「’905公開」)を参照されたい。
【0017】
ここでまず図1を参照すると、本開示の態様にかかる外科用アクセスアセンブリは、一般に外科用アクセスアセンブリ100として示される。外科用アクセスアセンブリ100は、カニューレ102と、カニューレ102に固定された器具バルブハウジング110と、を含む。例示的な外科用アクセスアセンブリの詳細な説明については、’905公開を参照されたい。
【0018】
図2を参照すると、外科用アクセスアセンブリ100の器具バルブハウジング110は、上部ハウジング区分112、下部ハウジング区分114、および内部ハウジング区分116を含む。上部、下部、および内部ハウジング区分112、114、116は、カニューレ102の近位端上のバルブアセンブリ120を支持するように構成される。より具体的には、内部ハウジング区分116は、上部ハウジング区分112と下部ハウジング区分114との間に固定され、バルブアセンブリ120は、内部ハウジング区分116と下部ハウジング区分114との間に受容される。器具バルブハウジング110の上部ハウジング区分112および下部ハウジング区分114は、内部ハウジング区分116に選択的に取り付け可能、および取り外し可能であってもよい。下部ハウジング区分114は、カニューレ102のカニューレチューブ104(図1)に解放可能または永久的に取り付けられることができる。実施形態では、器具バルブハウジング110の上部ハウジング区分112および下部ハウジング区分114のいずれかまたは両方は、節、刻み目、タブを含むことができるか、または別様に臨床医による係合を容易にするように構成されることができる。
【0019】
外科用アクセスアセンブリ100はまた、外科用アクセスアセンブリの安定化のための特徴を含むことができる。例えば、カニューレチューブ104の遠位端は、内部から腹部と係合するバルーンアンカーまたは他の拡張可能部材を担持してもよい。例えば、その全開示が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第7,300,448号を参照のこと。腹壁の反対側の機能は、接着タブや調整可能なフォームカラーなど、外科用アクセスアセンブリをさらに安定させるために使用されてもよい。
【0020】
器具バルブハウジング110の上部、下部、および内部ハウジング区分112、114、116は、外科用器具(図示せず)を受容するための長手方向通路111を画定する。バルブアセンブリ120は、器具バルブハウジング110内に支持されて、外科用アクセスアセンブリ100を通る外科用器具(図示せず)の封止された通路を提供する。
【0021】
特に図2および図3を参照すると、器具バルブハウジング110(図2)内に支持されたバルブアセンブリ120は、センタリング機構130と、ガードアセンブリ140と、封止アセンブリ160と、リテーナアセンブリ190とを含む。バルブアセンブリ120のセンタリング機構130は、外科用器具がバルブアセンブリ120を通して受容されるとき、器具バルブハウジング110に対するバルブアセンブリ120の半径方向移動を可能にし、外科用器具が器具バルブハウジング110内から引き出されると、バルブアセンブリ120をほぼ中心位置に戻す。ガードアセンブリ140は、封止アセンブリ160を通す外科用器具の挿入および引き抜き中に、封止アセンブリ160を保護する。封止アセンブリ160は、器具バルブハウジング110を通る外科用器具の封止された通路を提供する。リテーナアセンブリ190は、センタリング機構130と、ガードアセンブリ140と、封止アセンブリ160とを互いに整列した関係に維持する。
【0022】
引き続き図2および図3を参照すると、上述したように、バルブアセンブリ120のセンタリング機構130は、バルブアセンブリ120を通過する外科用器具がない場合、バルブアセンブリ120を器具バルブハウジング110(図2)内の中心に維持するように構成されている。実施形態では、示されるように、センタリング機構130は、外部環状リング132、内部環状リング134、および外部環状リング132と内部環状リング134との間に配設されたベローズ136を含む。図2に示されるように、外部環状リング132は、内部ハウジング区分116と下部ハウジング区分114との間に受容されて、センタリング機構130を器具バルブハウジング110内に保持する。内部環状リング134は、ガードアセンブリ140を支持する。例示的なセンタリング機構の構造および機能の詳細な説明については、その内容が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第6,702,787号を参照されたい。
【0023】
ベローズ136を有するセンタリング機構130を含んで示されるが、バルブアセンブリ120は、代替のセンタリング機構を含むことができる。例えば、センタリング機構は、その内容が参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2015/0025477号(「’477公開」)に記載されるように、環状ベースおよびベースから延在する複数のスポークを含んでもよい。’477公開に開示されるように、センタリング機構は、複数の組のスポークを含んでもよいことが想定される。
【0024】
引き続き図2および図3を参照すると、バルブアセンブリ120のガードアセンブリ140は、外科用器具(図示せず)が器具バルブハウジング110(図2)を通過するときに封止アセンブリ160を保護するように構成されている。
【0025】
ガードアセンブリ140は、リング部分142と、第1、第2、第3、および第4のペタル144、146、148、150とを含む。第1、第2、第3、および第4のペタル144、146、148、150は、それらの間に開口部141を画定し、ガードアセンブリ140を通る外科用器具(図示せず)の封止された通過を容易にする。4つのペタルを含むように示されているが、ガードアセンブリは、任意の適切な数のペタルを含むことができ、ペタルは、任意のサイズまたは構成のフラップ部分を含むことができることが想定される。例示的なガードアセンブリならびに外科用アクセスアセンブリの他の態様について、その全開示が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第5,895,377号および第6,569,120号(「’377および’120特許」)を参照されたい。他の例示的なガードアセンブリの構造および機能の詳細な説明については、それらの開示全体が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、共同所有されている米国特許出願第##/###,####号、第16/238,823号、および第##/###,####号(代理人整理番号203-12169、203-12267、および203-12319)を参照されたい。
【0026】
図4-6を参照すると、バルブアセンブリ120の封止アセンブリ160は、器具バルブハウジング110(図1)を通過する外科用器具の外側表面の周りに封止を提供するように構成されている。実施形態では、示されるように、封止アセンブリ160は、円錐形の封止体を形成する。しかしながら、本開示の態様は、平坦な封止体とともに使用するために変更されてもよいことが想定される。
【0027】
封止アセンブリ160は、第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168を含み、各封止セグメントは、それぞれ、ベースまたはリング部分172、174、176、178、および各リング部分172、174、176、178によって支持された各封止部分182、184、186、188を有する。第1および第2の封止セグメント162、164、第2および第3の封止セグメント164、166、ならびに第3および第4の封止セグメント166、168は、それぞれ、コネクタ部分162a、164a、166aによって互いに接続される。コネクタ部分162a、164a、166aは、リビングヒンジを含むことができるか、またはそうでなければ、それぞれの第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168の互いに対する折り畳みを可能にするように構成されることができる。
【0028】
封止アセンブリ160のそれぞれの第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168の封止部分182、184、186、188は、弾性材料、例えば、ゴムから形成され、封止アセンブリ160が折り畳まれた状態であるときに半円錐構成を画定する。上述したように、封止部分182、184、186、188は、代替的に、平坦な封止を画定してもよい。実施形態では、封止部分182、184、186、188は、ポリウレタン、ポリイソプレン、またはシリコンエラストマから形成される。封止アセンブリ160の第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168のリング部分172、174、176、178は、それぞれの封止部分182、184、186、188と同じまたは異なる材料から形成されることができる。実施形態では、封止部分182、184、186、188は、1つ以上の布層を含むことができる。
【0029】
封止アセンブリ160のそれぞれの第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168のリング部分172、174、176、178は、それぞれ、開口部173、175、177、179を画定し、複数の開口部173a、175a、177a、179aは、リテーナアセンブリ190の上部リテーナ部材192から延在する複数のピン196(図13)に対応する。実施形態では、示されるように、第1の封止セクション162のリング部分172は、封止アセンブリ160の組み立ておよび/または位置決めを容易にするためにタブ172aを含むことができる。
【0030】
封止アセンブリ160の第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168の封止部分182、184、186、188は、中央開口部161を画定し、封止された方法でバルブアセンブリ120を通る外科用器具(図示せず)を受容するように構成されている。封止部分182、184、186、188は、不連続または仮想封止円周を形成して、バルブアセンブリ120を介した外科用器具(図示せず)の挿入、操作、および/または引き抜き中の引き裂きを低減する。
【0031】
封止アセンブリ160の第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168のそれぞれの封止部分182、184、186、188の内縁は、約180度(180°)と約220度(220°)との間の角度「α」を形成する(図9)。このようにして、各封止部分182、184、186、188は、それぞれ、リング部分172、174、176、178の各開口部173、175、177、179の少なくとも50パーセント(50%)を占める。
【0032】
特に図5および図9を参照すると、封止アセンブリ160のそれぞれの第1、第2、第3、および第4のセクション162、164、166、168の封止部分182、184、186、188は、第1のまたはリブ付き表面182a、184a、186a、188aと、第2のまたは滑らかな表面182b、184b、186b、188bとを含む。封止アセンブリ160が折り畳まれた状態(図4)にあるとき、リブ付き表面182a、184a、186a、188aは近位に面し、滑らかな表面182b、184b、186b、188bは遠位に面する。このようにして、第1、第2、および第3の封止セグメント162、164、166のそれぞれの封止部分182、184、186の滑らかな表面182b、184b、186bは、それぞれ、第2、第3、および第4の封止セグメント164、166、168のそれぞれの封止部分184、186、188のリブ付き表面184a、186a、188aと係合する。
【0033】
第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168のそれぞれの封止部分182、184、186、188のリブ付き表面182a、184a、186a、188aは、それぞれ、複数の隆起部分またはリブ183、185、187、189を含む。複数のリブ183、185、187、189の各リブ183a、185a、187a、189aは、半径方向に延在する。実施形態では、図7に示されるように、各リブ183a、185a、187a、189aは、前部および後部において先細になっている。あるいは、各リブ183a、185a、187a、189aは、前または後のテーパ部分のみを有してもよく、または代わりに、一貫した厚さを含んでもよい。
【0034】
第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168のそれぞれの封止部分182、184、186、188のリブ付き表面182a、184a、186a、188aの複数のリブ183、185、187、189は、それぞれ、リブ付き表面182a、184a、186a、188aに沿って追加のパディングを形成し、封止アセンブリ160を介した外科用器具(図示せず)の挿入、操作、および/または引き抜き中に封止アセンブリを引き裂く可能性を低減する。複数のリブ183、185、187、189は、封止アセンブリ160が折り畳まれた状態(図4)にあるときに、封止部分182、184、186、188が均一な厚さを増大させた封止を形成するように配置される。複数のリブ183、185、187、189によってそれぞれの封止部分182、184、186、188に提供される封止および/または補強の均一な厚さが増加すると、外科用器具(図示せず)が封止部分182、184、186、188を穿刺する可能性を低減し、それにより、引き裂きの可能性を低減する。この設計はまた、追加の潜在的な漏れ経路も制限する。
【0035】
ここで封止アセンブリ160を折り畳む方法が、図9図11を参照して説明される。最初に図9を参照すると、封止アセンブリ160の第1の封止セクション162は、矢印「A」によって示されるように、封止アセンブリ160の第2の封止セクション164に対して折り畳まれ、その結果、第1の封止セクション162の滑らかな表面182b(図5)は、第2の封止セクション164のリブ付き表面184a(図5)と重なる。同様に、封止アセンブリ160の第4の封止セクション168は、矢印「B」によって示されるように、封止アセンブリ160の第3の封止セクション166に対して折り畳まれ、その結果、第4のセクション168のリブ付き表面188a(図5)は、第3の封止セクション166の滑らかな表面186b(図5)と重なる。
【0036】
図10を参照すると、次いで、封止アセンブリ160の第1および第2の封止セグメント162、164は、矢印「C」によって示されるように、封止アセンブリ160の第3および第4の封止セグメント166、168に対して折り曲げられ、その結果、第2の封止セクション164のリブ付き表面184a(図5)は、第3のセクション166の滑らかな表面186b(図5)と重なる。
【0037】
図12および図13を参照すると、(バルブアセンブリ120の)リテーナアセンブリ190は、封止アセンブリ160に対してガードアセンブリ140を固定し、ガードおよび封止アセンブリ140、160をセンタリング機構130に固定するように構成されている。リテーナアセンブリ190は、上部リテーナ部材192と、下部リテーナ部材194とを含む。
【0038】
上述したように、リテーナアセンブリ190の上部リテーナ部材192は、複数のピン196を含む。複数のピン196は、上部リテーナ部材192の底面から延在する(図13)。複数のピン196の各ピン196は、下部リテーナ部材194の複数の開口部195の開口部195内に係止可能に受容されるように構成されている。実施形態では、複数のピン196は、下部リテーナ部材194内の複数の開口部195内に溶接、糊付け、接着、接合、または固定されて、上部リテーナ部材192と下部リテーナ部材194とを一体に固定する。あるいは、下部リテーナ部材194は、代わりに、または追加的に、上部リテーナ部材192が複数の対応する開口部(図示せず)を画定する状態で、複数のピン(図示せず)を含んでもよい。上部および下部リテーナ部材192、194のいずれかまたは双方は、複数のピンと係合し、上部リテーナ部材192を下部リテーナ部材194に固定するための係止特徴(図示せず)を含んでもよい。
【0039】
特に図12および図13を参照すると、上部リテーナ部材192の複数のピン196は、ガードアセンブリ140のリング部分142を通り、センタリング機構130の内部環状リング134を通り、封止アセンブリ160を通り、下部リテーナ部材194の開口部195に延在する。上述したように、ガードアセンブリ140を封止アセンブリ160の近位に配置することにより、封止アセンブリ160を介した外科用器具の挿入および後退中の封止アセンブリ160への潜在的な損傷を低減または排除する。ガードアセンブリ140の配置はまた、最小侵襲性処置中に体腔内に崩壊する封止アセンブリ160の可能性を低減する。
【0040】
外科用アクセスアセンブリ100(図1)を利用する外科処置中、外科用器具(図示せず)は、上部、下部、および内部ハウジング区分112、114、116内の長手方向通路111を通って器具バルブハウジング110に導入される(図2)。’377および’120特許内に記載されるように、外科用器具の遠位端は、ガードアセンブリ140の第1、第2、第3、および第4のペタル144、146、148、150(図3)と係合し、それぞれの第1、第2、第3、および第4のペタル144、146、148、150のフラップを封止アセンブリ160と接触するように下方に屈曲させて、封止アセンブリ160の中央開口部161を開かせ、封止アセンブリ160を通る外科用器具の通過に対応する。ガードアセンブリ140は、バルブアセンブリ120を通る器具の挿入中の封止アセンブリ160への損傷を最小限に抑える。
【0041】
上述したように、第1、第2、第3、および第4の封止セグメント162、164、166、168のそれぞれの封止部分182、184、186、188のリブ付き表面182a、184a、186a、188aの複数のリブ183、185、187、189は、それぞれ、リブ付き表面182a、184a、186a、188aに沿って追加のパッドを形成し、封止アセンブリ160を介した外科用器具(図示せず)の挿入、操作、および/または引き抜き中に封止アセンブリを引き裂く可能性を低減する。
【0042】
本開示の様々な実施形態が本明細書に示され、且つ説明されたが、これらの実施形態が、例としてのみ提供されることは当業者にとって明らかであろう。多数の変形、変更、および置換が、ここで本開示から逸脱することなく、当業者に思い浮かぶであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲によってのみ限定されることが意図される。
【符号の説明】
【0043】
100 外科用アクセスアセンブリ
102 カニューレ
104 カニューレチューブ
110 器具バルブハウジング
111 長手方向通路
112 上部ハウジング区分
114 下部ハウジング区分
116 内部ハウジング区分
120 バルブアセンブリ
130 センタリング機構
132 外部環状リング
134 内部環状リング
136 ベローズ
140 ガードアセンブリ
141、173、175、177、179、173a、175a、177a、179a、195 開口部
142 リング部分
144、146、148、150 ペタル
160 封止アセンブリ
161 中央開口部
162、164、166、168 封止セグメント
162a、164a、166a コネクタ部分
172、174、176、178 リング部分
172a タブ
182、184、186、188 封止部分
182a、184a、186a、188a リブ付き表面
182b、184b、186b、188b 滑らかな表面
183、185、187、189、183a、185a、187a、189a リブ
190 リテーナアセンブリ
192 上部リテーナ部材
194 下部リテーナ部材
196 ピン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13