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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-09
(45)【発行日】2024-04-17
(54)【発明の名称】半導体装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 29/78 20060101AFI20240410BHJP
   H01L 21/28 20060101ALI20240410BHJP
   H01L 29/12 20060101ALI20240410BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20240410BHJP
   H01L 21/02 20060101ALI20240410BHJP
【FI】
H01L29/78 652L
H01L21/28 Z
H01L29/78 656A
H01L29/78 653C
H01L29/78 652Q
H01L29/78 652T
H01L29/78 652G
H01L29/78 658G
H01L29/78 658K
H01L29/78 658F
H01L21/02 C
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2021023985
(22)【出願日】2021-02-18
(65)【公開番号】P2022126103
(43)【公開日】2022-08-30
【審査請求日】2023-02-02
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(73)【特許権者】
【識別番号】317011920
【氏名又は名称】東芝デバイス&ストレージ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110004026
【氏名又は名称】弁理士法人iX
(72)【発明者】
【氏名】井野 匡貴
【審査官】石塚 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-35919(JP,A)
【文献】特開2019-4128(JP,A)
【文献】特開2020-43164(JP,A)
【文献】特開2019-145715(JP,A)
【文献】特開2014-236104(JP,A)
【文献】特開2019-54064(JP,A)
【文献】特開2019-110248(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 29/78
H01L 21/28
H01L 29/12
H01L 21/336
H01L 21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1金属層と、
前記第1金属層の上に設けられた誘電体層と、
前記誘電体層の上に設けられ、前記第1金属層よりも薄く、前記第1金属層と電気的に接続された第2金属層と、
前記第2金属層の上に設けられ、前記第2金属層と電気的に接続された第1導電形の第1半導体領域と、
前記第1半導体領域の上に設けられた第2導電形の第2半導体領域と、
前記第2半導体領域の上に設けられた第1導電形の第3半導体領域と、
前記第2半導体領域と第1絶縁膜を介して対向する第1制御電極と、
前記第3半導体領域及び前記第1制御電極の上に設けられ、前記第3半導体領域と電気的に接続され、前記第1制御電極と第1絶縁部により絶縁された第1電極と、
を備えた半導体装置。
【請求項2】
前記第1半導体領域の上に設けられた第2導電形の第4半導体領域と、
前記第4半導体領域の上に設けられた第1導電形の第5半導体領域と、
前記第4半導体領域と第2絶縁膜を介して対向する第2制御電極と、
前記第5半導体領域及び前記第2制御電極の上に設けられ、前記第5半導体領域と電気的に接続され、前記第2制御電極と第2絶縁部により絶縁された第2電極と、
をさらに備えた請求項1記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1金属層から前記第2金属層へ向かう第1方向と垂直な方向において前記誘電体層と並び、前記第1金属層と前記第2金属層とを電気的に接続する導電部をさらに備えた請求項2記載の半導体装置。
【請求項4】
前記導電部は、前記第1電極の下及び前記第2電極の下に複数設けられる請求項3記載の半導体装置。
【請求項5】
前記導電部は、前記第3半導体領域と前記第5半導体領域との間の中間領域と前記第1方向において重なる第1部分を有する請求項3記載の半導体装置。
【請求項6】
前記導電部は複数設けられる請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記誘電体層は、窒化シリコン及び酸化アルミニウムの少なくともいずれかを含む請求項1~のいずれか1つに記載の半導体装置。
【請求項8】
第1金属層と、
前記第1金属層の上に設けられた誘電体層と、
前記誘電体層の上に設けられ、前記第1金属層と電気的に接続された第2金属層と、
前記第2金属層の上に設けられ、前記第2金属層と電気的に接続された第1導電形の第1半導体領域と、
前記第1半導体領域の上に設けられた第2導電形の第2半導体領域と、
前記第2半導体領域の上に設けられた第1導電形の第3半導体領域と、
前記第1半導体領域の上に設けられた第2導電形の第4半導体領域と、
前記第4半導体領域の上に設けられた第1導電形の第5半導体領域と、
前記第2半導体領域と第1絶縁膜を介して対向する第1制御電極と、
前記第4半導体領域と第2絶縁膜を介して対向する第2制御電極と、
前記第3半導体領域及び前記第1制御電極の上に設けられ、前記第3半導体領域と電気的に接続され、前記第1制御電極と第1絶縁部により絶縁された第1電極と、
前記第5半導体領域及び前記第2制御電極の上に設けられ、前記第5半導体領域と電気的に接続され、前記第2制御電極と第2絶縁部により絶縁された第2電極と、
前記第1金属層から前記第2金属層へ向かう第1方向と垂直な方向において前記誘電体層と並び、前記第1金属層と前記第2金属層とを電気的に接続する導電部と、
を備え、
前記導電部は、前記第3半導体領域と前記第5半導体領域との間の中間領域と前記第1方向において重なる第1部分と、前記第3半導体領域と前記第1方向において重なる第2部分と、前記第5半導体領域と前記第1方向において重なる第3部分と、を有する半導体装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体装置の製造工程において、半導体装置が設けられるウェーハに反りが生じることがある。ウェーハの反りは、半導体装置の製造効率を低下させる恐れがある。半導体装置においては、反りを抑制することが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2016-86006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、反りを抑制可能な半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体装置は、第1金属層と、誘電体層と、第2金属層と、第1半導体領域と、第2半導体領域と、第3半導体領域と、第1制御電極と、第1電極と、を含む。前記誘電体層は、前記第1金属層の上に設けられる。前記第2金属層は、前記誘電体層の上に設けられ、前記第1金属層と電気的に接続される。前記第1半導体領域は、前記第2金属層の上に設けられ、前記第2金属層と電気的に接続された第1導電形である。前記第2半導体領域は、前記第1半導体領域の上に設けられ第2導電形である。前記第3半導体領域は、前記第2半導体領域の上に設けられ第1導電形である。前記第1制御電極は、前記第2半導体領域と第1絶縁膜を介して対向する。前記第1電極は、前記第3半導体領域及び前記第1制御電極の上に設けられ、前記第3半導体領域と電気的に接続され、前記第1制御電極と第1絶縁部により絶縁される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】実施形態に係る半導体装置を例示する平面図である。
図2】実施形態に係る半導体装置を例示する断面図である。
図3】実施形態に係る半導体装置を例示する断面図である。
図4図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る半導体装置の変形例を例示する断面図である。
図5図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る半導体装置の変形例を例示する断面図である。
図6図6(a)~図6(d)は、実施形態に係る製造方法を例示する断面図である。
図7図7(a)~図7(d)は、実施形態に係る製造方法を例示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
以下の説明及び図面において、n++、n、n表記は、各不純物濃度の相対的な高低を表す。すなわち、「+」が付されている表記は、「+」及び「-」のいずれも付されていない表記よりも不純物濃度が相対的に高く、「-」が付されている表記は、いずれも付されていない表記よりも不純物濃度が相対的に低いことを示す。「++」が付されている表記は、「+」が付されている表記よりも不純物濃度が相対的に高いことを示す。これらの表記は、それぞれの領域にp形不純物とn形不純物の両方が含まれている場合には、それらの不純物が補償しあった後の正味の不純物濃度の相対的な高低を表す。以下で説明する各実施形態について、各半導体領域のp形(第2導電形の一例)とn形(第1導電形の一例)を反転させて各実施形態を実施してもよい。
【0008】
図1は、実施形態に係る半導体装置を表す平面図である。
図1に表したように、実施形態に係る半導体装置100は、X方向に並ぶ第1素子領域R1と第2素子領域R2とを含む。第1素子領域R1には、第1素子MOS1が設けられおり、第2素子領域R2には、第2素子MOS2が設けられている。第1素子MOS1及び第2素子MOS2は、トランジスタである。第1素子領域R1と第2素子領域R2との間には、素子(トランジスタ)が設けられない中間領域R3が設けられている。
【0009】
なお、実施形態に係る半導体装置は、必ずしも2つのトランジスタを有していなくてもよく、トランジスタは1つでもよい。すなわち、第2素子領域R2や中間領域R3は必ずしも設けられなくてもよい。
【0010】
第1素子領域R1の表面には、ソース電極61と、第1電極パッド71と、第2電極パッド72と、第3電極パッド73とが設けられている。第1~第3電極パッド71~73は、Y方向に並んでいる。第2電極パッド72は、第1電極パッド71と第3電極パッド73との間に位置する。ソース電極61は、開口部61aを有しており、開口部61aが設けられた領域以外の第1素子領域R1の略全体を覆っている。第1電極パッド71及び第3電極パッド73は、例えばソース電極パッドであり、ソース電極61と電気的に接続されている。第2電極パッド72は、例えばゲート電極41(図2参照)と電気的に接続されるゲート電極パッドであり、開口部61a内に配置され、ソース電極61から絶縁されている。
【0011】
同様に、第2素子領域R2の表面には、ソース電極62と、第4電極パッド74と、第5電極パッド75と、第6電極パッド76とが設けられている。第4~第6電極パッド74~76は、Y方向に並んでいる。第5電極パッド75は、第4電極パッド74と第6電極パッド76との間に位置する。ソース電極62は、開口部62aを有しており、開口部62aが設けられた領域以外の第2素子領域R2の略全体を覆っている。第4電極パッド74及び第6電極パッド76は、例えばソース電極パッドであり、ソース電極62と電気的に接続されている。第5電極パッド75は、例えばゲート電極42(図2参照)と電気的に接続されるゲート電極パッドであり、開口部62a内に配置され、ソース電極62から絶縁されている。
【0012】
この例では、Y方向に延びる中間領域R3を中心に、第1素子領域R1と第2素子領域R2とは対称の構造を有している。
【0013】
図2は、実施形態に係る半導体装置を例示する断面図である。
図2は、図1に表したA1-A2線断面を表す。図2に表したように、実施形態に係る半導体装置100は、第1金属層11と、第2金属層12と、導電部13と、誘電体層20と、半導体領域31(第1半導体領域)と、を含む。これらは、第1素子領域R1、第2素子領域R2、及び中間領域R3にわたって設けられている。
【0014】
なお、実施形態の説明では、第1金属層11から第2金属層12へ向かう方向をZ方向(第1方向)とし、Z方向に対して垂直な1つの方向をX方向(第2方向)とし、Z方向及びX方向に垂直な方向をY方向(第3方向)としている。また、説明のために、第1金属層11から第2金属層12へ向かう方向を「上」と言い、その反対方向を「下」と言う。これらの方向は、第1金属層11と第2金属層12との相対的な位置関係に基づき、重力の方向とは無関係である。
【0015】
誘電体層20は、第1金属層11の上に設けられており、第1金属層11の上面に接している。第2金属層12は、誘電体層20の上に設けられており、誘電体層20の上面に接している。導電部13は、Z方向と垂直な方向において誘電体層20と並んでおり、誘電体層20の側面に接している。第2金属層12と第1金属層11とは、導電部13によって電気的に接続されている。導電部13は、第1金属層11及び第2金属層12の少なくともいずれかと一体として連続して形成されたものでも良い。
【0016】
例えば、第1金属層11、第2金属層12及び誘電体層20は、それぞれ、半導体領域31に応力を印加する。例えば、第1金属層11は、X-Y平面に沿った方向において第1金属層11が縮むように、半導体領域31に圧縮応力(半導体領域31を圧縮する応力)を印加する。例えば、第2金属層12は、X-Y平面に沿った方向において第2金属層12が縮むように、半導体領域31に圧縮応力を印加する。
【0017】
一方、誘電体層20が半導体領域31に印加する応力は、例えば、第1金属層11及び第2金属層12の少なくともいずれかが半導体領域31に印加する応力の方向とは逆方向の成分を含む。例えば、誘電体層20は、第1金属層11による応力及び第2金属層12による応力のそれぞれとは逆方向の応力を印加する。より具体的には、例えば誘電体層20は、X-Y平面に沿った方向において誘電体層20が伸びるように、半導体領域31に引張応力(半導体領域31を引っ張る応力)を印加する。
【0018】
例えば、各層の熱膨張係数(線膨張係数)の違いや温度変化などに起因して成膜プロセス中に応力が生じることがある。例えば、第1金属層11の熱膨張係数は、誘電体層20の熱膨張係数及び半導体領域31の熱膨張係数のそれぞれよりも大きい。例えば、第2金属層12の熱膨張係数は、誘電体層20の熱膨張係数及び半導体領域31の熱膨張係数のそれぞれよりも大きい。
【0019】
第1金属層11の厚さ(Z方向に沿った長さ)は、第2金属層12の厚さよりも厚い。誘電体層20の厚さは、第2金属層12の厚さよりも厚い。
【0020】
半導体領域31は、第2金属層12の上に設けられている。半導体領域31は、n形(第1導電形)である。半導体領域31と第2金属層12とは、例えばオーミック接触している。半導体領域31の上には、半導体領域37が設けられている。例えば、半導体領域31は、n++形であり、半導体領域37は、n形である。すなわち、例えば半導体領域31のn形不純物濃度は、半導体領域37のn形不純物濃度よりも高い。
【0021】
さらに、第1素子領域R1には、ベース領域32(第2半導体領域)と、ソース領域33(第3半導体領域)と、ゲート電極41(第1制御電極)と、ゲート絶縁膜51(第1絶縁膜)と、が設けられている。第1素子MOS1は、半導体領域31の一部と、ベース領域32と、ソース領域33と、ゲート電極41と、ゲート絶縁膜51と、によって形成される電界効果トランジスタ(例えばMetal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor:MOSFET)である。
【0022】
ベース領域32は、半導体領域37の上に選択的に設けられている。ベース領域32は、p形(第2導電形)である。
【0023】
ソース領域33は、ベース領域32の上に選択的に設けられている。ソース領域33は、第1導電形(n形)である。例えばソース領域33のn形不純物濃度は、半導体領域37のn形不純物濃度よりも高く、半導体領域31のn形不純物濃度よりも低い。この例では、ソース領域33は複数設けられ、複数のソース領域33は、X方向に並んでいる。
【0024】
ゲート電極41は、ゲート絶縁膜51を介して半導体領域37の上に設けられている。ゲート電極41は、半導体領域37の一部、ベース領域32、及びソース領域33の一部と、ゲート絶縁膜51を介して対向している。この例では、ゲート電極41及びゲート絶縁膜51は複数設けられている。複数のゲート電極41は、X方向に並んでおり、各ゲート電極41は、Y方向に延在している。ゲート電極41は、図示しないコンタクトによって、第2電極パッド72(図1参照)と電気的に接続されている。
【0025】
半導体領域37の上に、複数のトレンチT1が形成されている。複数のトレンチT1は、X方向において並び、各トレンチT1はY方向に延在している。各トレンチT1は、ソース領域33及びベース領域32に設けられており、半導体領域37まで到達している。各トレンチT1内にゲート絶縁膜51が設けられ、そのゲート絶縁膜51上にゲート電極41が設けられている。さらに各トレンチT1内において、ゲート電極41とソース電極61との間に絶縁部55が設けられている。
【0026】
ソース電極61は、ソース領域33及びゲート電極41の上に設けられ、ソース領域33と電気的に接続されている。ゲート電極41とソース電極61とは絶縁部55(第1絶縁部)により互いに電気的に絶縁されている。
【0027】
第1素子領域R1と同様に、第2素子領域R2には、ベース領域34(第4半導体領域)と、ソース領域35(第5半導体領域)と、ゲート電極42(第2制御電極)と、ゲート絶縁膜52(第2絶縁膜)と、が設けられている。第2素子MOS2は、半導体領域31の一部と、ベース領域34と、ソース領域35と、ゲート電極42と、ゲート絶縁膜52と、によって形成されるMOSFETである。
【0028】
ベース領域34は、半導体領域37の上に選択的に設けられている。ベース領域34は、p形(第2導電形)である。
【0029】
ソース領域35は、ベース領域34の上に選択的に設けられている。ソース領域35は、第1導電形(n形)である。例えばソース領域35のn形不純物濃度は、半導体領域37のn形不純物濃度よりも高く、半導体領域31のn形不純物濃度よりも低い。この例では、ソース領域35は複数設けられ、複数のソース領域35は、X方向に並んでいる。
【0030】
ゲート電極42は、ゲート絶縁膜52を介して半導体領域37の上に設けられている。ゲート電極42は、半導体領域37の一部、ベース領域34、及びソース領域35の一部と、ゲート絶縁膜52を介して対向している。この例では、ゲート電極42及びゲート絶縁膜52は複数設けられている。複数のゲート電極42は、X方向に並んでおり、各ゲート電極42は、Y方向に延在している。ゲート電極42は、図示しないコンタクトによって、第5電極パッド75(図1参照)と電気的に接続されている。
【0031】
半導体領域37の上に、複数のトレンチT2が形成されている。複数のトレンチT2は、X方向において並び、各トレンチT2はY方向に延在している。各トレンチT2は、ソース領域35及びベース領域34に設けられており、半導体領域37まで到達している。各トレンチT2内にゲート絶縁膜52が設けられ、そのゲート絶縁膜52上にゲート電極42が設けられている。さらに各トレンチT2内において、ゲート電極42とソース電極62との間に絶縁部56が設けられている。
【0032】
ソース電極62は、ソース領域35及びゲート電極42の上に設けられ、ソース領域33と電気的に接続されている。ゲート電極42とソース電極62とは絶縁部56(第2絶縁部)により互いに電気的に絶縁されている。
【0033】
図3は、実施形態に係る半導体装置を例示する断面図である。
図3は、図2に表したA3-A4線断面を表す。図3に表したように、誘電体層20は、開口20eを有する。導電部13は、開口20e内に設けられている。すなわち、導電部13は、X-Y平面において、誘電体層20に囲まれている。導電部13の側面は、誘電体層20と接している。この例では、開口20eは略円形である。そのため、導電部13は、第1金属層11と第2金属層12とを接続する円柱状である。言い換えれば、第1金属層11及び第2金属層12は、穴の開いた誘電体層20を挟む2層メタル構造を形成している。
【0034】
この例では、上方から見たときに、第1素子領域R1と重なる範囲及び第2素子領域R2と重なる範囲のそれぞれに、複数の導電部13が設けられている。例えば、導電部13は、ソース電極61の下及びソース電極62の下のそれぞれにおいて、複数設けられている。複数の導電部13は、例えば、X方向またはY方向において等間隔で配列されても良い。
【0035】
半導体装置100の各構成要素の材料の一例を説明する。
半導体領域31、半導体領域37、ベース領域32、ソース領域33、ベース領域34、及びソース領域35は、半導体材料として、シリコン、炭化シリコン、窒化ガリウム、またはガリウムヒ素を含む。半導体材料としてシリコンが用いられる場合、n形不純物として、ヒ素、リン、またはアンチモンを用いることができる。p形不純物として、ボロンを用いることができる。例えば、シリコン半導体基板に、不純物をイオン注入することにより、ベース領域32、ソース領域33、ベース領域34、及びソース領域35を形成することができる。半導体領域31及び半導体領域37の少なくともいずれかには半導体基板を用いることができる。半導体領域31及び半導体領域37のいずれかは、不純物のイオン注入で形成されてもよい。
ゲート電極41及びゲート電極42は、不純物がドープされたポリシリコンなどの導電材料を含む。
ゲート絶縁膜51、ゲート絶縁膜52、絶縁部55、及び絶縁部56は、酸化シリコンなどの絶縁材料を含む。
第1金属層11、第2金属層12、導電部13、ソース電極61、及びソース電極62は、アルミニウム、銅、銀、チタン、タングステンなどの金属を含む。第1金属層11の材料と第2金属層12の材料とは、同じでも良いし、異なっていても良い。導電部13の材料は、第1金属層11または第2金属層12の材料と同じでも良いし、異なっていても良い。
誘電体層20は、酸化アルミニウム(例えばAl)、または窒化シリコン(例えばSi)などを含む。誘電体層20は、例えば絶縁体である。
【0036】
半導体装置100の動作を説明する。
半導体装置100は、ソース電極61とソース電極62との間に電圧が印加された状態で、ゲート電極41及びゲート電極42にゲートバイアスを印加することにより動作する。例えば、ゲート電極41、42にゲートバイアスを印加してMOSFETをオンにすると、電流は、図2に示した経路CP1のようにソース電極61からソース電極62へ流れる、または、図2に示した経路CP2のようにソース電極62からソース電極61へ流れる。なお、電流は、導電部13及び第1金属層11を経由せずに第2金属層12を介して流れる成分を含んでも良い。
【0037】
第1金属層11、第2金属層12及び導電部13は、第1素子MOS1及び第2素子MOS2のそれぞれのドレイン電極としての役割を有する。言い換えれば、第1素子MOS1及び第2素子MOS2は、ドレイン電極を共有した構造を有する。
【0038】
このようなドレイン共有構造のMOSFETは、例えば、スマートフォンなどの電池パック(充電池)の保護回路として用いることができる。例えば、ソース電極61にバッテリーが接続され、ソース電極62に電源が接続される。この場合、ソース電極62側の電源からソース電極61側のバッテリーに電流を流すことで、バッテリーが充電される。また、例えば、ソース電極61にバッテリーが接続され、ソース電極62に電池パックが接続される。この場合、ソース電極61側のバッテリーからソース電極62側の充電池に電流を流すことで、バッテリーを放電し、電池パックが充電される。ゲート電極41、42には、保護ICが接続され、保護ICによりゲートバイアスが制御される。保護ICは、ゲートバイアスを制御することで、電池パックの過充電を抑制することができる。但し、実施形態に係る半導体装置は、必ずしも、ドレイン共有の構造でなくても良いし、電池パックの保護回路でなくても良い。
【0039】
実施形態の効果を説明する。
半導体領域の裏面側に形成された金属層は、半導体領域に応力を印加する。そのため、例えば金属層が厚い場合などに、半導体装置が設けられたウェーハまたはチップに反りが生じる恐れがある。例えば、第1金属層11及び第2金属層12は、半導体領域に応力を加えている。これに対して、実施形態においては、第1金属層11と第2金属層12との間に誘電体層20が設けられている。これにより、誘電体層20を設けずに単純に金属層を厚くする場合に比べて、半導体領域31に印加される応力を緩和することができる。これにより、ウェーハまたはチップの反りを抑制することができる。また、例えば、ウェーハまたはチップの強度を向上させることができる。
【0040】
誘電体層20が半導体領域31に印加する応力は、第1金属層11及び前記第2金属層12の少なくともいずれかが半導体領域31に印加する応力の方向に対して逆方向の成分を含むことが望ましい。これにより、半導体領域31に印加される合計の応力を小さくすることができる。すなわち、ウェーハまたはチップの全体に生じる合計の応力を小さくすることができる。
このように、誘電体層20は、強度保護層または応力緩衝層(応力緩和層)としての役割を有することができる。このような誘電体層20の材料の一例としては、酸化アルミニウムや窒化シリコンが好適である。
【0041】
半導体装置100においては、電流が半導体層(半導体領域31、37、ベース領域32、34、ソース領域33、35)を縦方向(Z方向)に沿って流れる。半導体層を薄くすることで、縦方向の電流経路が短くなり、縦方向の抵抗成分を小さくすることができる。すなわち、半導体装置100のオン抵抗を低減することができる。しかし、半導体層を薄膜化することは、チップまたはウェーハの抗折強度の低下を招く恐れがある。
また、電流は、ドレイン電極(例えば第1金属層11及び第2金属層12)を横方向(X-Y平面に沿った方向)に流れる。ドレイン電極を厚くすることで、横方向の実効的な電流経路が増加し、横方向の抵抗成分を小さくすることができる。すなわち、半導体装置100のオン抵抗を低減することができる。しかし、金属層(ドレイン電極)を厚くすると、金属層が半導体層に印加する応力が大きくなる。そのため、チップまたはウェーハに対する膜応力の影響が大きくなり、反りが大きくなる恐れがある。
【0042】
特にオン抵抗を低減するために半導体層を薄くし、かつ金属層を厚くした場合は、チップまたはウェーハの抗折強度の低下と、膜応力増加と、の影響によって、反りが大きくなる恐れがある。すなわち、半導体層の薄膜化と金属層の厚膜化との両立は困難であった。これに対して、実施形態においては、誘電体層20を設けることで反りを抑制できるため、半導体層を薄くすることと、金属層(例えば第1金属層11)を厚くすることとを両立させやすい。実施形態によれば、オン抵抗を低減させつつ、チップまたはウェーハの反りを抑制することができる。誘電体層20を設けずに単純に金属層(ドレイン電極)を厚くする場合と比べて、チップまたはウェーハの反り量を低減することが可能となる。
【0043】
例えば、半導体層の厚さ(半導体領域31の下面とソース領域33の上面との間の距離)は、15μm以上100μm以下である。半導体層の厚さは、ドレイン電極の厚さ(第1金属層11の下面と第2金属層12の上面との間の距離)よりも薄くても良い。これにより、オン抵抗を低減させることができる。
【0044】
第2金属層12は、第1金属層11よりも薄い。例えば、第2金属層12は、半導体領域31とオーミック接触できるだけの厚さを有していれば良い。そのため、第2金属層12を薄くすることで、第2金属層12による応力を低減できる。一方、第1金属層11を厚くすることで、オン抵抗を低減させることができる。誘電体層20の厚さは、第1金属層11(及び第2金属層12)の厚さ(応力)に応じて、チップまたはウェーハの反り量を低減できるように適宜調節することができる。例えば、誘電体層20は、第2金属層12よりも厚い。誘電体層20は、第1金属層11よりも厚くても良いし、薄くても良い。
【0045】
図4(a)、図4(b)、図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る半導体装置の変形例を例示する断面図である。
図4(a)及び図4(b)は半導体装置101を表し、図5(a)及び図5(b)は、半導体装置102を表している。これらの半導体装置101、102は、誘電体層20及び導電部13の平面形状が、上述した半導体装置100とは異なる。これ以外については、半導体装置101、102は、半導体装置100と同様である。
【0046】
図4(b)は、図4(a)に表したA5-A6線断面を表す。また、図4(b)には、第1~第6電極パッド71~76などの位置を破線で表している。図4(b)に表したように、この例では、誘電体層20は、中央部に1つの開口20eを有する。開口20e内に1つの導電部13が設けられている。
【0047】
導電部13は、第1部分13aと、第2部分13bと、第3部分13cと、を含む。第1部分13a、第2部分13b及び第3部分13cは、X方向に並び連続している。第1部分13aは、第2部分13bと第3部分13cとの間に位置する。第1部分13aは、中間領域R3(ソース領域33とソース領域35との間の領域)とZ方向において重なる。すなわち、第1部分13aは、第1素子MOS1と第2素子MOS2との間の下方に位置する。第2部分13bは、ゲート電極41及びソース領域33の一部とZ方向において重なる。第3部分13cは、ゲート電極42及びソース領域35の一部とZ方向において重なる。
【0048】
ドレイン共有構造の半導体装置のドレイン電極においては、2つのトランジスタの間の部分に電流が集中しやすい。これに対して、導電部13は、第1部分13a、第2部分13b及び第3部分13cを含む。すなわち、電流密度が高くなる部分において、第1金属層11と第2金属層12とが、導電部13によって接続されている。言い換えれば、誘電体層20は、2つのMOSFETの電流パス部を導通させる平面パターンを有している。これにより、誘電体層20を設けても、ドレイン電極における抵抗が増大することを抑制できる。誘電体層20を設けることで、半導体層を薄くすることができるため、トータルではオン抵抗を低減することが可能である。
【0049】
図5(b)は、図5(a)に表したA7-A8線断面を表す。また、図5(b)には、第1~第6電極パッド71~76などの位置を破線で表している。図5(b)に表したように、この例では、誘電体層20は、X方向の中央部にY方向に沿って複数の開口20eを有する。各開口20e内に導電部13が設けられている。
【0050】
各導電部13は、第1部分13a、第2部分13b及び第3部分13cを含む。従って、この例においても、電流密度が高くなる部分において、第1金属層11と第2金属層12とが、導電部13によって接続されているため、ドレイン電極における抵抗の増大を抑制することができる。
【0051】
また、複数の導電部13は、Y方向において並んでいる。隣接する2つの導電部13同士の間には、X方向に延在する誘電体層20の一部20pが設けられている。誘電体層20の一部20pによって、半導体領域31に第1金属層11及び第2金属層12から印加される応力を抑制することができる。例えば、誘電体層20の一部20pは、第1金属層11や導電部13とは逆方向の応力を半導体領域31に印加する。
【0052】
開口20eの合計面積(複数の導電部13のX-Y平面における合計面積)を大きくすることで、電流パスが広がるため、オン抵抗の増大を抑制できる。開口20eの合計面積を小さくすることで、応力緩和層である誘電体層20の面積が大きくなり、反りをより抑制することができる。
【0053】
ただし、実施形態においては、開口20eの平面パターン(導電部13の平面パターン)は、上記に限らない。開口20eの面積、幅、間隔、数などは、適宜変更可能である。開口20eを複数設ける場合は、電流経路となるチップ中央部の開口20eを、チップ外周部の開口20eよりも広くしても良い。図3に表したような略円形の開口20eのパターンと、図4(b)または図5(b)に表したような略矩形の開口20eのパターンとを適宜組み合わせても良い。
【0054】
半導体装置の製造方法を説明する。
図6(a)~図6(d)、及び図7(a)~図7(d)は、実施形態に係る製造方法を例示する断面図である。
図6(a)に示すように、基板200(例えばシリコン基板)の表面200fs側に、半導体領域37、ベース領域32、34、ソース領域33、35、ゲート電極41、42、ゲート絶縁膜51、52、及びソース電極61、62を設ける。基板200の裏面200b側は、半導体領域31となる半導体膜31fとなっている。なお、便宜上、ゲート絶縁膜の図示は省略されている。
【0055】
図6(b)に示すように、基板200の表面200fs側に接着剤201でサポート基板202(例えばガラス基板)を貼り付ける。
【0056】
図6(c)に示すように、基板200の裏面200b側を研削して、基板200を薄膜化する。これにより、半導体領域31が形成される。そして、基板200の裏面200b、すなわち半導体領域31の裏面31bs(ベース領域32とは反対側の面)に、金属層12となる金属膜12fを形成する。金属膜12fの形成には、スパッタ、蒸着、めっきなどの方法を用いることができる。金属膜12fは、例えばシードメタルである。
【0057】
図6(d)に示すように、金属膜12fの裏面12bs(半導体領域31とは反対側の面)に、誘電体層20となる誘電体膜20fを形成する。誘電体膜20fの形成には、例えば、接着剤201の品質を低下させない、高温で成膜しない方法を用いることができる。例えば、塗布やPEALD(Plasma Enhanced Atomic Layer Deposition)法を用いることができる。
【0058】
図7(a)に示すように、例えばRIE(反応性イオンエッチング)などにより、誘電体膜20fに貫通孔20hを設ける。貫通孔20h内において、金属膜12fが露出する。貫通孔20hは、前述した開口20eに対応する。その後、金属膜12fの裏面12bs及び誘電体膜20fの裏面20bs(金属膜12fとは反対側の面)に、導電部13となる導電膜13fを形成する。導電膜13fの形成には、スパッタ、蒸着、めっきなどの方法を用いることができる。
【0059】
なお、この例では、誘電体膜20fの成膜後に貫通孔20hを設けているが、予め孔が形成された薄膜シートを貼り付ける方法を用いても良い。
【0060】
図7(b)に示すように、導電膜13fの裏面13bs(金属膜12fとは反対側の面)側を、誘電体膜20fの裏面20bsが露出するまで研磨し、平坦化する。
【0061】
図7(c)に示すように、誘電体膜20fの裏面20bs及び導電膜13fの裏面13bsに、金属層11となる金属膜11fを形成する。金属膜11fの形成には、スパッタ、蒸着、めっきなどの方法を用いることができる。
【0062】
例えば、金属膜12fは、金属膜11fよりも薄く、誘電体膜20fよりも薄い。金属膜12fを薄くすることで、金属膜12fによって基板に印加される応力を抑制することができる。これにより、例えば、金属膜12fを成膜した後の工程(例えば誘電体膜20fの成膜や貫通孔20hの形成など)における、基板への負荷を抑制することができる。そのため、基板(半導体層)を薄くすることができ、半導体装置のオン抵抗を低減することができる。
【0063】
図7(d)に示すように、接着剤201及びサポート基板202を剥離する。さらに、基板を適宜ダイシングする。以上により、半導体装置100、101、102が製造できる。
以上説明したように実施形態によれば、反りを抑制可能な半導体装置が提供できる。
【0064】
以上で説明した各実施形態における、各半導体領域の間の不純物濃度の相対的な高低については、例えば、SCM(走査型静電容量顕微鏡)を用いて確認することが可能である。なお、各半導体領域におけるキャリア濃度は、各半導体領域において活性化している不純物濃度と等しいものとみなすことができる。従って、各半導体領域の間のキャリア濃度の相対的な高低についても、SCMを用いて確認することができる。また、各半導体領域における不純物濃度については、例えば、SIMS(二次イオン質量分析法)により測定することが可能である。
【0065】
本願明細書において、「電気的に接続」には、直接接触して接続される場合の他に、他の導電性部材などを介して接続される場合も含む。
【0066】
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、半導体装置に含まれるの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
【0067】
各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
【0068】
その他、本発明の実施の形態として上述した半導体装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
【0069】
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
【0070】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0071】
11 第1金属層
11f 金属膜
12 第2金属層
12bs 裏面
12f 金属膜
13 導電部
13a~13c 第1~3部分
13bs 裏面
13f 導電膜
20 誘電体層
20bs 裏面
20e 開口
20f 誘電体膜
20h 貫通孔
31 半導体領域
31bs 裏面
31f 半導体膜
32 ベース領域
33 ソース領域
34 ベース領域
35 ソース領域
37 半導体領域
41、42 ゲート電極
51、52 ゲート絶縁膜
55、56 絶縁部
61、62 ソース電極
71~76 第1~第6電極パッド
100、101、102 半導体装置
200 基板
200b 裏面
200fs 表面
201 接着剤
202 サポート基板
CP1、CP2 経路
MOS1、MOS2 第1、2素子
R1、R2 第1、2素子領域
R3 中間領域
T1、T2 トレンチ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7