(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-10
(45)【発行日】2024-04-18
(54)【発明の名称】バドミントンの練習用リボンシャトル及び自宅用バドミントン練習設備
(51)【国際特許分類】
A63B 69/00 20060101AFI20240411BHJP
A63B 67/197 20160101ALI20240411BHJP
【FI】
A63B69/00 504B
A63B67/197
(21)【出願番号】P 2023189738
(22)【出願日】2023-11-07
【審査請求日】2023-11-07
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514012812
【氏名又は名称】市村 コクリョウ
(72)【発明者】
【氏名】市村 コクリョウ
(72)【発明者】
【氏名】市村 君男
(72)【発明者】
【氏名】市村 君賀
【審査官】槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】特許第5643445(JP,B1)
【文献】特許第6144810(JP,B1)
【文献】特許第5922831(JP,B1)
【文献】国際公開第2006/066480(WO,A1)
【文献】米国特許第4951946(US,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0094942(US,A1)
【文献】米国特許第5860879(US,A)
【文献】中国特許出願公開第104436594(CN,A)
【文献】韓国登録特許第10-1188266(KR,B1)
【文献】韓国登録実用新案第20-0470363(KR,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 67/18ー67/197
A63B 69/00
A63B 63/00-63/04
A63B 102/04-102/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボール部に付けられたリボン
状羽根部
を備えたバドミントン練習用リボンシャトルであ
って、
シャトルの前記リボン状羽根部は、
オーガンジーリボンから構成されて、かつ前記
オーガンジーリボンが透明で、軽く、
及び柔らかい為に
前記シャトルが返球ボードに衝突の瞬間にUターンし易い
ことを備えていること、
前記リボン
状羽根
部は、初心者
と初級者、中級者、又は上級者
のバドミントン練習用のリボンシャトル
の使用
の為に、
前記羽根
部の
複数の帯状のリホン部材の 長さと幅でスピードを調整する事について、
初心者と初級者使用
のシャトル
の前記リホン状羽根
部のリボン幅は17~19mm、長さは120~140mmのリボン部材と、
中級者使用
のシャトル
の前記リボン状羽根部のリボン幅は1 5 ~17mm、長さは100~ 1 2 0mmのリホン部材と、
上級者使用
のシャトル
の前記リボン状羽根
部のリボン幅は1 3 ~1 5 mm、長さは7 0~ 1 0 0 mmのリボン部材と、
を備えることによって、前記初心者
と初級者、中級者、又は上級者
の3種類
のサイス
が設けられてい
ること、
前記リボン状羽根部は、
前記の複数
の帯状のリボン部材
の先端を撚り合わせ
て 構成された一本
の縄状差込部
が形成されていること、
解れ止め部が、前記縄状差込部の両端に設けられていること、
差込固定部が、前記縄状差込部の両端の前記先端側の端を覆ってかつ前記縄状差込部の両端の前記先端側ではない端を露出するように前記縄状差込部に嵌合がなされていること、プラスチック材質を用いて両片船形状の半円パイプの成形がなされていること、及び、前記差込固定部の外周の周りにネジ山部が形成されていること、
前記縄状差込部に嵌合された前記差込固定部の前記ネジ山部が、前記縄状差込部の両端の前記先端側ではない端が露出するように前記ホール部の止まる孔部の中に固定がされていること、及び、
前記リボン
状羽根
部は複数
の帯状のリボン部材
が広がり防止部を介して互いに広がらないように連結され、
前記広がり防止部
を設ける位置は、
前記羽根
部のそれぞれの長さの1/2の位置に設置されている
こと、
を特徴とする
バドミントン練習用リボンシャトル。
【請求項2】
請求項1
に記載
されたリボンン
状羽根が
前記差込固定部
を介して
前記ボール部に付けられてい
ることにおいて、
前記差込固定部は、
前記両片船形
状を
前記縄状差込部に篏合する為に
蝶番の役割を果たす折り曲げ部
が設けられる
こと、
前記縄状差込部
を嵌める空間部
が設けられる
こと、
前記縄状差込部の
羽根抜き止めガード部
が設けられる
こと、
及び前記両片船形
状を嵌め合いの
形態で一体に
構成する止めるピン部
と前記止めるピンを受け入れ
る止まる孔部
とが設けられる
ことを具備する事で
前記差込固定部を構成する
こと、及び、
前記
縄状差込部を
前記差込固定部に篏合することによ
り前記リボン
状羽根部
を構成
している
こと、及び、前記リボン
状羽根部を
前記ボール部
の前記止まる孔部の中に差込
により固定がされること、
を特徴とするバドミントン練習用リボンシャトル。
【請求項3】
請求項1
又は2の
いずれかに記載
されたバドミントン練習用
リボンシャトルと、
前記バドミントン練習用リボンシャトルを跳ね返す返球ボードとを備える自宅用パドミントン練習設備であって、
前記返球ホードに
用いる緩やかなカープ部を備えて、
前記緩やかなカープ部は、上中下3段階の壁面接合の継ぎ目である6本の緩やかなカープ横フレーム部、及び左中右3列の壁面接合の継ぎ目である 6本の緩やかなカープ縦フレーム部とを有していること、
前記返球ボードは、9枚の壁面を備えること、前記9枚の壁面は、1枚の中央下段壁面、1枚の中央中段壁面、1枚の中央上段壁面、2枚の両サイト下方壁面、2枚の両サイト中段壁面、及び2枚の両サイト上段壁面から成り、
前記返球ボードは、上中下及び左中右の前記9枚の壁面の配列順序において、前記9枚の壁面相互に隣接する継ぎ目として、所定の配列順序によって、前記6本の緩やかなカープ横フレーム部と前記6本の緩やかなカープ縦フレーム部とが配置されていること、及び、
前記返球ボードは、前記9枚の壁面のそれぞれの傾斜角度をそれぞれに鈍角で繋ぎ合わせた、緩やかな凹形状の返球ポード壁面部を構成すること、
を特徴とする自宅用パドミントン練習設備
。
【請求項4】
請求項3
に記載
された自宅用パドミントン練習設備の
前記返球ボード
において 、
前記返球ボードの全体に防水塗装
をすることにより全天候に対応される
こと、
前記返球ボードを強風
、台風、悪天候又は地震から守る為の安全装置を
前記返球ボードの背後に設け
られていること、及び、
前記安全装置において、安全支柱が左右各1本、前記安全支柱の支柱付け固定金具が左右各1個、及び、前記安全支柱の地面固定部が左右各 1 個が設けられていること、
を特徴とする安全な自宅用パドミントン練習設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バドミントン練習用リボンシャトル及び自宅用バドミントン練習設備に関する。
【背景技術】
【0002】
私の2014年11月7日登録していた「バドミントンのシャトル及びバドミントン練習用セット」、特許第5643445号の発明について、
アイアン上達ラインボール(GV-0313)に複数な帯状羽付けて、形成でのバドミントン練習用シャトルと、9枚それぞれ角度形状の傾斜壁面いる凹形状返球ボード構成でのバドミントン練習セット。競技者は、バドミントンラケットを用い返球ボードに向かって、練習用シャトルを打ち出し、跳ね返されたシャトルを打ち返す、連続繰り返し練習という特徴を有している。なお、このようなバドミントン練習セットに関して、たとえば特許文献1に開示の技術内容がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5643445号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、私の特許第5643445号のバドミントンの練習セットのバドミントンのシャトルにおいては、発明の名称は間違っている。バドミントンのシャトルは、バドミントン規則による練習や試合に通常使用しているものです。バドミントンのシャトルの名前を名乗りには問題がある。
また、シャトルの帯状羽の幅や長短さがスピード左右するとの大まか説明ありますが。
しかしながらバドミントンの愛好者や競技者の中は、初心者・初級者や中級者、上級者にもいます、同じスピードのシャトル使えるには行けませんので、何故なら、初心者や初級者がまたテクニックがなく、基礎や初歩の段階ですので、スピード速いシャトルに打ち返すなかなか難しいという問題がある。
また、上級者達は絶妙の技や身体的に超高速反射神経追求により、超高速なシャトルが必要となる。
【0005】
また、私の特許第5643445号明細書の0028段落に、記載での帯状部材31の先端側を束ねた後に、接着剤で固めた手法による差込部32が真っすぐ形状に為ボール部から抜かれた恐れの問題がある。
【0006】
更に、2014年1月15日出願の明細書0032段落に、記載での広がり防止部33は広がり防止部33の位置が差込固定部32から離れた他端側から約40mm離れた位置とするものがある。帯状部材31の全長を約85mmにならば、33の位置は約中間位置ですから問題なしと思います。
しかしながらシャトルのスピードを落とす為に、長い帯状部材を使用の必要がある。例えば初心者の子供達が120mm~140mmのシャトル帯状羽必要ですので、広がり防止部33位置の後方の広がり部分長過ぎて、シャトルは返球壁面に衝突のUターン瞬間に、シャトル球部に広がり帯状部材が巻き付くられた為に、Uターンのミスにより所望の位置に跳ね返って来なくの問題がある。
【0007】
私の特許第5643445号のバドミントンの練習セットの返球ボードについては、
9枚それぞれ角度形状の傾斜壁面構成の凹形状返球ボードについては、壁面を凹形状作り為に9枚壁面を横3列、上下3段階を設置、横列の両側壁面の外縁が前へ斜め出る、上下段階の上段壁面がやや前へ伏せる、下段壁面が大きく仰向きの設置による、凹形での返球ボードが構成された。
しかし、中央壁面以外の壁面外縁が前方向中央に傾斜による、壁面接合の継ぎ目を内角形成され、例えば横列の場合、中間列壁面の両側の接合の継ぎ目の内角が約165度前後、上下段階の場合は150度前後のような内角形成された。練習者打ち出しのシャトルは、接合の継ぎ目の内角に当たると、上手くUターン出来ない為跳ね返されたシャトルのスピード落ちる。または両方傾斜壁面のどちらの方に強く当たたら反対方向に飛ばされ、所望の位置に跳ね返って来なくの問題がある。
【0008】
また、バドミントンの練習セットの返球ボードは庭に設置され、返球ボードに強風が飛ばされや倒れの恐れがある。としても安全対策が必要となる。
更に、木材制作の返球ボードが屋外に設置場合は、雨に濡れると変形してしまうのでまたは腐れ事にも考えるべきである。だから防水塗装の対策が必要となる。例えば金属やプラスチックの材料で形成された場合にも全天候型の対策が必要です。
【0009】
以上のような、バドミントンの練習セットには、シャトルのスピードが初心者や中級者及び上級者に分別対応出来ない事や、帯状羽の広がり防止部の位置事や、返球ボード壁面の間に接合の継ぎ目の内角形成での設計ミスに鑑みると、それぞれレベルの練習者達に所望の練習効果には出来ないという問題がある。
更に、返球ボードの安全と天候に対策されない為屋外に使用が長く持つできない問題にもある。
【0010】
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、私の特許第5643445号のバドミントンのシャトルおよびバドミントン練習用セットの欠点や設計ミスの修整及び安全対策する。誰でも出来るようなバドミントン練習用リボンシャトル及び自宅用バドミントン練習設備を提供しよう、とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、
ボール部に付けられたリボン状羽根部を備えたバドミントン練習用リボンシャトルであって、
シャトルの前記リボン状羽根部は、 オーガンジーリボンから構成されて、かつ前記オーガンジーリボンが透明で、軽く、 及び柔らかい為に前記シャトルが返球ボードに衝突の瞬間にUターンし易いことを備えていること、
前記リボン状羽根部は、初心者と初級者、中級者、又は上級者のバドミントン練習用のリボンシャトルの使用の為に、前記羽根部の複数の帯状のリホン部材の 長さと幅でスピードを調整する事について、
初心者と初級者使用のシャトルの前記リホン状羽根部のリボン幅は17~19mm、長さは120~140mmのリボン部材と、
中級者使用のシャトルの前記リボン状羽根部のリボン幅は1 5 ~17mm、長さは100~ 1 2 0mmのリホン部材と、
上級者使用のシャトルの前記リボン状羽根部のリボン幅は1 3 ~1 5 mm、長さは7 0~ 1 0 0 mmのリボン部材と、
を備えることによって、前記初心者と初級者、中級者、又は上級者の3種類のサイスが設けられていること、
前記リボン状羽根部は、前記の複数の帯状のリボン部材の先端を撚り合わせて 構成された一本の縄状差込部が形成されていること、
解れ止め部が、前記縄状差込部の両端に設けられていること、
差込固定部が、前記縄状差込部の両端の前記先端側の端を覆ってかつ前記縄状差込部の両端の前記先端側ではない端を露出するように前記縄状差込部に嵌合がなされていること、プラスチック材質を用いて両片船形状の半円パイプの成形がなされていること、及び、前記差込固定部の外周の周りにネジ山部が形成されていること、
前記縄状差込部に嵌合された前記差込固定部の前記ネジ山部が、前記縄状差込部の両端の前記先端側ではない端が露出するように前記ホール部の止まる孔部の中に固定がされていること、及び、
前記リボン状羽根部は複数の帯状のリボン部材が広がり防止部を介して互いに広がらないように連結され、前記広がり防止部を設ける位置は、前記羽根部のそれぞれの長さの1/2の位置に設置されていること、
を特徴とするバドミントン練習用リボンシャトルを構成とする事ができる。
【0012】
前段落に記載されたリボンン状羽根が前記差込固定部を介して前記ボール部に付けられていることにおいて、
前記差込固定部は、前記両片船形状を前記縄状差込部に篏合する為に蝶番の役割を果たす折り曲げ部が設けられること、
前記縄状差込部を嵌める空間部が設けられること、
前記縄状差込部の羽根抜き止めガード部が設けられること、及び前記両片船形状を嵌め合いの形態で一体に構成する止めるピン部と前記止めるピンを受け入れる止まる孔部とが設けられることを具備する事で前記差込固定部を構成すること、及び、
前記縄状差込部を前記差込固定部に篏合することにより前記リボン状羽根部を構成していること、及び、前記リボン状羽根部を前記ボール部の前記止まる孔部の中に差込により固定がされること、
ことを特徴とするバドミントンの練習用リボンシャトルが提供される。
【0013】
本発明の第2の観点によると、前記されたバドミントン練習用リボンシャトルと、前記バドミントン練習用リボンシャトルを跳ね返す返球ボードとを備える自宅用パドミントン練習設備であって、
前記返球ホードに用いる緩やかなカープ部を備えて、
前記緩やかなカープ部は、上中下3段階の壁面接合の継ぎ目である6本の緩やかなカープ横フレーム部、及び左中右3列の壁面接合の継ぎ目である 6本の緩やかなカープ縦フレーム部とを有していること、
前記返球ボードは、9枚の壁面を備えること、前記9枚の壁面は、1枚の中央下段壁面、1枚の中央中段壁面、1枚の中央上段壁面、2枚の両サイト下方壁面、2枚の両サイト中段壁面、及び2枚の両サイト上段壁面から成り、
前記返球ボードは、上中下及び左中右の前記9枚の壁面の配列順序において、前記9枚の壁面相互に隣接する継ぎ目として、所定の配列順序によって、前記6本の緩やかなカープ横フレーム部と前記6本の緩やかなカープ縦フレーム部とが配置されていること、及び、
前記返球ボードは、前記9枚の壁面のそれぞれの傾斜角度をそれぞれに鈍角で繋ぎ合わせた、緩やかな凹形状の返球ポード壁面部を構成すること、
を特徴とする自宅用バドミントン練習設備が提供される。
【0014】
前記の自宅用パドミントン練習設備の前記返球ボードにおいて 、
前記返球ボードの全体に防水塗装をすることにより全天候に対応されること、
前記返球ボードを強風、台風、悪天候又は地震から守る為の安全装置を前記返球ボードの背後に設けられていること、及び、
前記安全装置において、安全支柱が左右各1本、前記安全支柱の支柱付け固定金具が左右各1個、及び、前記安全支柱の地面固定部が左右各 1 個が設けられていること、
を特徴とする安全な自宅用パドミントン練習設備。
【発明の効果】
【0015】
本発明によると、私の特許第5643445号、バドミントンのシャトル及びバドミントン練習用セットの設計ミスや足りない対策を補整し、完璧なバドミントン練習用リボンシャトル及び自宅用バドミントン練習設備を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
<シャトルの4枚図面の縮尺は1/1。返球ボードの
図12は高い遠いフライトを表現為に縮尺を1/3に設定し、1~11図までは縮尺1/2に設定している。>
【
図1】本発明の一実施の形態に係るリボンシャトルの構成を示す側面図である。
【
図2】シャトルにおけるボール部の縦側断面を示すと共に、羽根部を示す図である。
【
図3】シャトル羽根部先端に撚り合わせた縄状差込部を示す図である。
【
図4】ボール部に羽根差込部を付けの差込固定部の構造を示す図である。
【
図5】本発明の一実施の形態に係る返球ボード完成図を背面側から見た骨組構成の状態を示す斜視図である。
【
図7】上下三角形トラス構造支持体に中央列壁面横固定フレームを付ける構法示すと、ともに上中下3段階壁面接合の継ぎ目の横向き緩やかなカーブフレーム部の(拡大)示す図である。
【
図8】左中右3列の壁面を縦フレームによる(中段の上辺の断面平面図)固定を示すとともに左中右3列壁面接合の継ぎ目の緩やかなカーブ縦フレーム部の(拡大)示す図である。
【
図9】返球ボードの9枚壁面の配列順序を示すと共に縦横緩やかなカーブフレームを用い返球ボード構成図である。
【
図10】返球ボードの横3列の両サイト壁面の外縁が前へ斜め出る角度を示すとともに、上下3段階の上段壁面の傾斜の角度を示す図である。
【
図11】返球ボードの中段両サイト壁面から跳ね返されたシャトルのフライトを示す図である。
【
図12】返球ボードの中央列上中下3段壁面を用い、バドミントンの練習におけるシャトルのフライトを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施の形態に係るバドミントン練習用リボンシャトル10およびバドミントン練習設備について、図面に基づいて説明する。なお、バドミントン練習設備は、リボンシャトル10と、返球ボード100とを有しているが、以下の説明では、先ずシャトル10について説明し、その後に返球ボード100について説明する。
≪私の特許第5643445号明細書の様々実施例及び技術等は、問題なしの部分はそのまま使用事にとする。今回実施説明は省略にとする。本実施の形態では、特許第5643445号の不足部分や設計ミスの補整実施を説明する事である。≫
【0018】
<シャトル10の構成について>
図1はリボンシャトル10完成図・
図2はリボン羽根示す図・
図3は縄状差込部示す図・
図4は羽根の差込固定部。この4枚図目に基づいてシャトル10の構成を説明する。
図1は、シャトル10の構成を示す側面図である。
図1に示すように、リボンシャトル10は、ボール部20と、羽根部30と、羽根の差込固定部35を有している。(ボールの性能や使用の種類などについて、前回特許第5643445号の明細書の0019~0023段落まで詳細説明にある為省略にとする。)
【0019】
<
図1に於いてシャトル10構成の仕組みを簡単に説明する。
本実施の形態では、
図1示すように、シャトル10のボール20部に羽根部30の差込固定部35に介して羽根部30が取り付けられるが、
20はボール{商品名「アイアン上達ボール(ラインボール)」}部、21は製造元に設けられたリング状ライン、30は羽根部、31は羽根部構成の複数帯状リボン部材、32はリボン部材31の先端撚り合わせた細い縄形状差込部、33はリボン31のお互い広がり防止部、34は縄状差込部の解れ止め部。
羽根部30は差込部32設けられ、32を差込固定部35(
図2示すであり)中に篏合し、35をボール20に開けた半貫通の止まる孔22の中に回す挿入固定での仕組みでシャトル10が形成される。
【0020】
<
図2に於いて羽根部30の構成に説明する>
図1記載なしの番号22はボール20に開けた半貫通止まる孔部、35は羽根の差込固定部、36は35に付けられたネジ山部。
図1記載のボール部20であって、ボール部20に羽根部30先端の差込固定部35挿入の為に止まり穴部22開けられ、この止まる孔22の直径が差込固定部35により細くに設けられる事好ましい、30を35に介して20に挿入固定する事でシャトル10が形成されたが、
シャトル10の羽根部30の構成には、帯状織物リボン使って良いが、しかし市販のリボン種類が沢山いる中に、織密度高いでの厚物が空気抵抗大、重い為シャトル10のスピードがダウンしてしまうので好ましくない。
ところでオーガンジーリボンは、透明感持つ柔らかで繊細な織物薄い、軽い、または織密度低い透明事で空気を通す抜き易くによるスピードがダウンしない、このリボンが最適な材料為にシャトル10をリボンシャトル10と命名する。
羽根部30は、複数のオーガンジーリボン部材31から構成されていて、複数のリボン部材31のお互い広がり防止部33設けられ、33は羽根部30長さの1/2の位置に設置して良い。複数リボン部材31の先端に、適切な長さで撚り合わせた細い縄形状差込部32形成され、この縄状差込部32は差込固定部35中に篏合し、35の付いたネジ山部36によるボール部20の中に固定される。
【0021】
羽根部30の構成部材オーガンジーリボンであって、その長短さと幅の広さがリボンシャトル10のスピードを左右するですが、使用者の初心者と初級者や中級者が上級者までそれぞれの対応する為に、リボン部材31の長さと幅でスピードを調整する事について、
初心者と初級者使用羽根部30のリボン部材31の幅は17~19mm、長さは120~140mmにとする、リボンシャトル10のスピードがかなりに落とす事出来る。
中級者使用羽根部30のリボン部材31の幅は15~17mm、長さは100~120mmにとする、シャトル10のスピードが若干に落とす事出来る。
上級者使用羽根部30のリボン部材31の幅は13~15mm、長さは70~100mmにとする、シャトル10のスピードは本物のバトミントン試合中シャトル10のスピードにやや超えていて若干速い。上級者達もっとも強くになりたいなら、羽根なしのボール使えばかなりスピード出ます。
以上記載の長さは羽根部30のサイズです、複数のリボン部材31の先端を縄状に撚り合わせ合成後短縮になる為に、羽根部30の長さにより長くカットする望ましい。
また、オーガンジーリボンは糸細い織密度低い薄いにより、カットしてそのままにしておくと解れてしまうので、ほつれ止め処理が必要です。油断するとあっという間に端がガタガタになっちゃいます 。そこでお役立ちなのが「布用のほつれ止め液」、 カットしたい部分に塗り、乾いたらカットするとまっすぐきれいに仕上がります。また、ロックミシンや瞬間接着剤を用いほつれ止め処理しても良い。
【0022】
<
図3の縄状差込部の形成を説明する>
複数リボン部材31の先端に撚り合わせた形成の縄形状差込部32の長さはボール部20の中心線の半分より長くに設定し、縄状差込部32の両端に解れ止め部34が設けられた。本発明は、シャトル10羽根部30は31のリボン部材3本を用い構成例として説明しているが、この撚り合わせ縄状差込部32は、31の本数による太さが変わる為に、例えば5本使い場合は差込固定部35の太さにも同じ比率で変更させる必要となる。
この縄状差込部を図面示すしょうに差込固定部35中に嵌めさせ、(35の詳細は
図4説明する)35は外周にネジ山部36設けられ、ネジ山部36を用いボール20に開けた止まる孔部22の中へ回す挿入、ネジ山部36による固定される。
この縄状差込部32は強く絞め回すに撚り合わせではなく、
図1の示すように、ボール20に入らない部分32の長さは約10mmあり、この部分はシャトル10が返球ボードに衝突瞬間に上手くUターンする為に、緩めの縄状差込部32が必要としている。
【0023】
<
図4に於いて差込固定部35の構造を説明する≫
35は差込固定部、36は回す挿しのネジ山部、37は両片船形(半円パイプ)部、
38は両片船形の折り曲げ部(蝶番の役割を果たす)、39は差込部を嵌める空間部、40は羽根抜き止めガード部、41は両片船形を嵌め合いの止めるピン部、42は止めるピン41を受け入れの止まる孔部。
図1と
図2の示すように差込固定部35に介して、ボール部20に羽根部30が付けられたが、
この差込固定部35は、プラスチック類素材等に使用、金型を用い圧縮成形や真空成形等様々工法による成形する良い、同時に外周周りにネジ山部51を形成される。
簡単に羽根部30の差込部32を嵌める為に、両片船形(半円パイプ)を嵌め合いの構法を引用為両片船形部37の成形出来、図面示すように両片の半円パイプ形状になり、両片船形部37連結為に先端と後端に、折り曲げ部38(蝶番)を設けられ、両片船形部37を合わせると不透明な筒状の差込部32を嵌める為の空間部39形成され、差込部32を固定する為に、39の中に羽根抜き止めガード部40を3箇所設けられ、両片船形部37をしっかり篏合為に、一方の37前端と後端に止めるピン部41を設けられ、他方の37の両端に止めるピンを受け入れの止まる孔部42を設けられ、以上のように差込固定部35が形成される。
【0024】
このような構成での挿し込み固定部35は、縄状差込部32を嵌める空間部39の先端まで入れ、両片船形部37を挟んで指で押しつけて、止めるピン部41が止めるピンを受け入れの止まる孔部42中に入りパチンと篏合し、42の中の3箇所羽根抜き止めガード部40が強くに縄状差込部32を固定される。
羽根部30の先端縄状差込部32を嵌めるには接着剤やボンド使えなくでも良い。折り曲げ部38はプラスチックの柔軟性と粘り強い靭性による37を開けたり閉めたり壊れし難い。羽根抜き止めガード部40は空間部39の内径より高くに設定され事に依る縄状差込部32をしっかり固定出来る。41と42パチン止めるによる両片船形部37を一体の差込固定部35が篏合される。36のネジ山部によるボール部に羽根部を付けられ、バドミントン練習用リボンシャトル10構成とすることができる。
このような構法はとても便利です、例えば羽根部損傷の場合は、差込固定部35を時計の逆に回すネジ山部36により外す、両片船形部37を開け羽根部30を入れ替えして、両片船形部37を篏合し、差込固定部35を時計の順時針に回す、ネジ山部36がボール部20に挿入固定される、取替する事が簡単に出来る。
【0025】
<6枚の図面に於いて返球ボード100の構成を説明する>
続いて、自家用バドミントン練習設備の返球ボードを構成する、返球ボード100は、使用者がバドミントンを練習する場合に、上述したシャトル10と共に用いられるものである。
返球ボード100は、骨組部110と、安全装置部120と、ボード壁面部130と、緩やかなカーブ部140とを有している。
返球ボード100について、以下の順に説明する。
【0026】
<返球ボード100構成の概要>
骨組部110は、設備の土台役の台座111は左右各1個と、左右台座を連結の大引き部112と、通柱部113は左右各1本と、中央列下段壁面131の縦固定フレーム114は左右各1本、(中央壁面132は通柱113の前平面に固定する為固定フレームが必要なし。)中央列上段壁面113の縦固定フレーム114は左右各1本と、補助フレーム115左右各1本と、中央列壁面横方向固定フレーム部116上下3段6本・116W4本(116により幅広く設けられている)と、左右両側壁面横方向固定フレーム部116左右各3本・116W左右各4本(116により幅広く設けられている)と、左右両側壁面固定縦フレーム117左右各3本合計6本と、左右両側壁面接合の継ぎ目の補強金具118左右各2個とを有している。
安全装置部120は、安全支柱121左右各1本と、安全支柱121の付け金具122左右各1個と、安全支柱121の地面固定部133左右各1個とを有している。
ボード壁面部130は、左中右3列、上中下3段9枚傾斜角度壁面構成。中央列は下方から131・132・133の3枚壁面部と、左右列壁面は下方から134×2枚・135×2枚・136×2枚の6枚壁面部とを有している。
緩やかなカーブ部140は、上中下3段階壁面接合の継ぎ目の横向き緩やかなカーブフレーム部141は6本と、左中右3列壁面接合の継ぎ目の緩やかなカーブの縦フレーム部142は6本とを有している。
固定手段として、枘構法や六角コーチスクリューTが及びコーススレッドYまたポルト等に使用して良い。
上述の各部材による返球ボードを構成とすることができる。
【0027】
<
図5・
図6・
図7・
図8・図・9図に於いて返球ボードの中央骨組の構成と共に両側の壁面の固定フレームの構成を説明する>
住宅建設のように先ずは骨組部
図5から説明する、
骨組部110は、返球ボード100の基礎的な部分なので、ボード部中央下方から建てられ、ボード壁面部130の中央列壁面の左右両端の下方に、土台役の台座部111の縦軸方向を前後向きに左右2個を地面に設置される。
図6示すように、両台座部111の後端に左右台座を連結の大引きの通し枘穴112Uと、通柱113の受け固定溝113Uと、前端に下段壁面の縦傾斜固定フレームの受け固定溝114U設けられる。
連結の大引き部112の両端に加工出来た枘を左右台座の通し枘穴112Uの中に挿入固定される。
通柱部113の受け固定溝113Uに通柱部113を挿入、通柱113の外側と台座の外側に平にとする、六角コーチスクリューTを用い固定し、左右2本の通柱113の傾斜度がやや仰向となる。この傾斜度は返球ボードの中段3列壁面135・132・135の傾斜角度にもある。
【0028】
まだ、
図7示すように、左右両台座と通柱部による左右の上下二個3角形トラス構造支持体を構成する、両台座111の前端の固定溝114Uに、下段壁面の縦向き固定フレーム部114を挿入、六角コーチスクリューTを用い固定し、114の上端に斜め形状作り通柱の平面にぴったり付け枘接ぎ構法やコーススレッドY(図示なし)で固定し、114の下端を台座131の底面沿い平に処理し、下方の3角形トラス構成される。
左右114の上端と通柱113平面に接合形成の左右両方内角の頂点は、壁面部131と壁面部132の境界線である、この境界線から上方へ壁面132の位置、132上縁から上段壁面133の縦固定フレーム114を通柱に付ける、枘接ぎ構法やコーススレッドY(図示なし)などで固定し、114はやや前へ伏せの傾斜度に設定される。通柱113の上端と114の上端に補助フレーム部115を用い枘接ぎ構法で連結固定される。中央壁面132は通柱113の前平面に固定する為縦向き固定フレームが必要ではない。左右両基上下3角形トラス構造支持体が構成出来ている。この形状は
図7で確認できる。
【0029】
図7は上下3角形トラス構造支持体の形状を示すと、共に116Uと116UW固定溝の形成や横固定フレームの設置を示すである。
図7-1は、上下3段壁面接合の2つの継ぎ目のカーブフレームと固定フレーム及び壁面の固定構成の縦断面を拡大示す図である。
図7-2は、壁面接合の継ぎ目の緩やかなカーブフレーム部141と142の断面拡大形状を示す断面図である。形状では、前面に緩やかなカーブを形成、背面は山脊のような鈍角の形状に形成されている。
図面7示すように、左右両トラス構造支持体の前面に下端から上端まで中央壁面横方向固定フレームの固定溝116Uを6箇所と116WU(116Uにより幅広く設けられていて)4箇所が設けられている。
【0030】
<壁面固定フレームの配列順序を説明する>
トラス構造支持体は、下段壁面131の固定するために、縦方向左右の固定フレーム114に、均等な間隔で116U3箇所と116UW1か所の4箇所固定溝を切る掘りで作られ、中段壁面132の固定するために、左右通柱前方の平面に均等な間隔で116U1箇所と116UW2箇所の3箇所固定溝を切る掘りで作られ、上段壁面133固定する為に、左右固定フレーム部114に均等な間隔で116U2箇所と116UW1箇所の3箇所固定溝を切る掘りで作られている。
図5と
図7示すように、下段の下から1番・2番・3番・6番・9番・10番目の6本116U溝中に壁面固定フレーム116を6本固定されている。
図7と
図7―1示すように、通柱113にフレーム114を付け形成の内角処2本(4番・5番位置)の116WU溝に、壁面固定フレーム116Wを2本固定されている。
また、上段固定フレーム114と通柱の接合処、
図7示すように116WU溝中にフレーム116W2本を横に固定されている。これで左右両側トラス構造支持体に横固定フレームを用い連結構成されている。
【0031】
<以下は
図5と
図8に於いてトラス構造支持体の両側に、サイト壁面の縦固定フレーム構成する。>
先ずは
図5示すように、中央列下段壁面131を縦固定するフレーム部114の外側に、左右両側下段壁面134縦固定フレーム117を付けられると、
中央列中段壁面132を固定する通柱113の外側に、両側壁面135の縦固定フレーム117を付けられると、
中央列上段壁面133を縦固定するフレーム114の外側に、両側壁面136の縦固定フレーム117を付けられている。
3段階いずれも
図8-1示すように、六角コーチスクリューTを用い固定されている。ポルト使い固定するでも良い。
両側壁面縦固定フレーム117の断面の不等辺長方形の形状による、左右側の内角形成されている、この内角の形状は
図8-1に確認出来る。この形状により中央列壁面の左右両サイト壁面の外縁が前へ傾斜出る事が出来ます。
また、
図5示すように、下段縦固定フレーム117の下端と中間位置は、両サイト壁面横固定フレーム116を2本設けられている。
下段縦固定フレーム117と中段縦固定フレーム117の継ぎ目処に、両サイト壁面の横方向固定フレーム116Wを2本設けられている。
中段縦固定フレーム117と上段縦固定フレーム117の継ぎ目処に、両サイト壁面の横方向固定フレーム116Wを2本設けられていて、117の上端に両サイト壁面横固定フレーム116を設けられている。
上述のサイト壁面縦固定フレームの117を横固定フレーム付けるの位置に相応的な116Uと116UW溝を設けられている(図示なし)。
図8示すように、中央列壁面横固定フレームと両サイト壁面横固定フレームを連結固定され、縦固定フレームの117の不等辺長方形の形状による、両サイトの外縁が前へ斜め出るように弓形状形成されている。ここまで返球ボードの骨組部構成とする事が出来ている。
返球ボードの各骨組部材には木材に限られず、軽金属やプラスチックを用いでも良い。
【0032】
<
図5・
図7・
図8・
図9に於いて返球ボードの骨組に9枚壁面を貼り付けする、>
返球ボード壁面部130は、練習者はラケットを用いリボンシャトル10を130の各壁面に向かって打ち飛ばす、跳ね返されたシャトル10を打ち返ってのように練習する返球ボード壁面である。この130は、バドミントンの各種基本ショットのフライトに応じる為に、上中下3段階壁面と左中右3列での9枚傾斜壁面で構成の凹形状の返球壁面部130である。
図9に於いて9枚壁面の配列を説明する、先ず中央列の下段壁面部131を大きく仰向き傾斜度で設置されている、131の上方に中央壁面部132をやや仰向き傾斜度で設置されている、132の上方に上段壁面133をやや前方へ伏せ向き傾斜度で設置されている。
左右両側の6枚傾斜壁面について、下段両側壁面部134は131と同様な傾斜度で設置と、中間段の両側壁面135は132と同様な傾斜度で設置と、上段両側壁面136は133と同様な傾斜度で設置とを有している、両側の壁面何れにも外側の縁がやや前へ斜め出るにより凹形状の返球壁面部130構成とする事ができる。
【0033】
<緩やかなカーブ部140を用い9枚壁面を接合貼り付け固定する>
先ずは中央列3段壁面を貼り付けする、
図9と
図7示すように、横向き緩やかなカーブフレーム141の背面の鈍角を、114の上端と通柱113接合処の2本116W形成できた内角に合わせる付け固定し、141の下方に壁面131を貼り付ける、141の上方に壁面132を貼り付ける、
壁面132の上方に141の鈍角を2本116W形成の内角に合わせる付け固定し、上方に壁面133を貼り付けすると、コーススレッドYを用いそれぞれ壁面を10本横固定フレームに固定すると、中央列3段壁面の貼り付ける事が出来ている。
【0034】
<
図8と
図9に於いて、両サイト壁面を貼り付けて固定する>
左右トラス支持体に貼り付けられた中央列3段壁面の左右両辺に、上中下段壁面の左右接合の継ぎ目の緩やかなカーブ縦フレーム部142を付ける、142の長さと壁面131・132・133の幅に合致する、それぞれ左右各1本付ける、3本縦フレーム117と通柱113及び2本114フレームの継ぎ目内角に142の鈍角と合わせて固定し、中央列3枚壁面の左右両側にカーブ縦フレーム部142を6本付けられている。
0031段落実施された下段縦固定フレーム117と中段縦固定フレーム117の継ぎ目処、横方向固定フレーム116Wを2本設けられる形成された内角にカーブフレーム141の鈍角を合わせ固定し、141の下方に壁面134を貼り付け、141の上方に壁面135を貼り付ける、
また、中段縦固定フレーム117と上段縦固定フレーム117の継ぎ目処、横固定フレーム116Wを2本設けられた形成の内角に、カーブフレーム141を合わせ固定し、壁面136を貼り付ける、それぞれ壁面を横の壁面固定フレーム部と通柱前面にコーススレッドYを用い固定されている。
また、両サイト壁面の4箇の所継ぎ目処の外縁に壁面接合の補強金具118を用い固定されている、かなり丈夫な両サイト壁面が構成されている。
緩やかなカーブフレーム部140を用い9枚それぞれの傾斜角度の壁面を繋ぎ合わせた緩やかな凹形状返球ボード壁面部130を構成とする事が出来ている。
5倍拡大
図9-1示すように、横と縦140部フレーム接合の十字交差点が緩やかな皿形状になっている。この皿形状交差点にシャトル10のボール部20を同じ5倍拡大図形を置きしていて、これはシャトル10が緩やかなカーブに衝突する場合が、障害ではなく上手くUターン出来る事を説明している。横と縦140フレーム部の幅は、シャトル10のボール部20の直径に2倍にすればでもよい。
また、全天候の対応には、バドミントン練習設備は庭に設置する為に、雨の日や風の日が度々あると思いますが、返球ボードの全体に防水塗装をとする。練習者見やすい為に、返球ボード壁面の色は、リボンシャトル10の球体の白色に反対色の黒色やグレー色等のような色が好ましい。地面から上へ152cmの高さで中央列壁131の約中間処横に1本幅4cmの白色ネットラインRを設けられ(壁面132のなか)ている。これはサービスやヘアピンがドライブ等の練習為にネットラインである。
【0035】
9枚壁面接合の継ぎ目の内角を緩やかにする方法では、緩やかなカーブフレームを使えに限られない、例えば木粉と木材補修用ウッドパテ混ぜて塗るや金属網貼りセメント塗る等でも良い、壁面の表面が平滑的硬くてリボンシャトル10やボールを良好に跳ね返すものであれば、どのようなもので使っても良い。
壁面の材質について、表面が平滑的硬くてシャトル10やボールを良好に跳ね返すものであれば、どのようなものであっても良い。そのような板状部材として、スカッシュコート壁面パネル(最近はJSM株式会社ではスカッシュコート壁面用、従来の板の3倍大型パネルが登場。)の板状部材が好ましいですが、たとえば塗装コンパネ板やプラスチック板が木材板及び金属板、セメントを用い成形等でも良い。
【0036】
<返球ボード100に安全対策を実施する>
上述のように返球ボード100の各部の組合完成しているですが、
日本は海洋気候により台風や強い風が多発する為に、返球ボードを飛ばされないように安全対策を実施する。
図5示すように、返球ボードの背後に安全対策部140を設けられている、2本の金属パイプ状安全支柱121の上端に、支柱付け固定金具122を用い返球ボードの左右通柱113の上端に付けられている、左安全支柱121の下端は返球ボードの左後方へ斜めで地面に付けると、また、右安全支柱121の下方は返球ボードの右後方へ斜めで地面に付けると、両方安全支柱121の下端がセメントを用い固定されている。支柱の下端を固定する事で支える力だけではなく引く力にも発揮する。どちらからの風にも動揺しない為安心に利用できる。
【0037】
<
図10に於いて返球ボードの各段と各列壁面の傾斜度を説明する>
本発明はバドミントンの基本的なショットを自宅で、一人にも、自由な時間に練習出来るように目的とするものである。皆が知っているようにバドミントン練習は相手が必要です。返球ボードを練習相手の役を果たす為に、
図10示すように、左中右3列、下中上3段階の9枚傾斜壁面を設けられによる、凹形状での返球ボード壁面が形成されている。
各段と各列壁面の図面設計傾斜度に於いて、練習出来るバドミントンの基本ショットを説明する、
図10-1示す下段壁面131について、スマッシュの高い打点から下方へ直線的にたたき込むフライトに対応する為に、下段の左中右壁面の傾斜度は、大きく仰向きのように、水平面に対する約52.5度に設けられる、この角度はシャトル10を高く遠くへ跳ね返されるによるスマッシュやドロップが練習できる。また、軽く打ち込みにならばプッシュの練習にも出来る。
練習者が131に向かって強く打ち込みにならばシャトル10が高く遠くに跳ね返される、連続スマッシュの練習できる。軽くて落とし込みにすればドロップの練習にもなる、シャトル10を振り出したら素早く前へ壁面の近くで131向かって強くプッシュでシャトル10を高く遠くへ飛ばさせ、素早く原位置へバックし、再ドロップやスマッシュに自由の変換打球出来、ドロップにすれば前後のフットワーク練習ながら交互ドロップの練習できる。練習者が壁面のやや近く距離で軽く打ち込みにすれば連続なプッシュ練習出来る。強く、弱く、左、右へ自由自在にコントロールして、前後左右へ変換打球位置により敏捷的なフットワーク鍛えられ、打球の精確度にも上がる。特に任意位置で左右壁面134に狙えば、戻ってシャトル10のフライトが左右大幅に変更され、練習者が左右長距離移動に迫られ体力と忍耐力が鍛えられる。
【0038】
また、中段左中右壁面の傾斜度は、垂直ではなくやや仰向きのように、水平面に対する83度に設けられる。この角度の理由は、例えば垂直壁面の場合は、ネットにギリギリ平行打ち出しドライブのシャトル10がやや斜線へ低めに跳ね返される、次ぎの標準的な平行ドライブ打ちし難い為連続練習出来なくなる。平行に跳ね返される為にやや仰向き角度の壁面が必要となる。この仰向い壁面はショットサーブ・ドリブンサーブ練習や連続ヘアピンの練習にも出来る。
練習者が132壁面の横ネットライン上方にショットサーブ打ち出し、ラケットをネットラインの近くで中段3列壁面平行に左や右へヘアピンで落とす返球、右や左に変換落とす事でヘアピンを連続練習できる。ネットライン上方へドリブンサーブ出し、跳ね返されたシャト10をドライブで打ち返し、ラケットの面を左や右へ向き変えて中段3列壁面の横幅の任意点に狙えば幅広く左右フットワーク練習ながら打球技を磨く事できる。
【0039】
また、上段壁面133の傾斜度は、前へやや伏せ向きのように、水平面に対する107度に設けられている。スマッシュやドロップ及びプッシュの返球にバックハンドでレシーブ練習が出来る。また、遠くから高く打点で壁面133の上部に狙えばハイクリアの練習にも出来る。連続にハイクリアの練習出来ませんが、でも迅速に前へ落ちたシャトル10をバックハンドロビングで上段壁面へ返し、跳ね返されたシャトル10を下段壁面131に強くプッシュで高く遠くへ飛ばす、素早く後方シャトル10の落下点へ再びハイクリア出来る。前後のフットワークにも鍛えられる。または壁面133の中部に狙ってドリブンクリア打ち出し、素早く前進してレシーブで返し繰り返す練習にも出来る。
【0040】
<
図11と
図12のAは練習者打ち出しのフライト、Vは壁面から跳ね返されたフライト>
図10の上空から見る弓形状の平面図は、上段と下段を省略し中段で示すように、中央列壁面132の横幅方向に対する両サイト壁面135の外縁が前へ15度傾斜に設けられている。両側の内角の角度は165度になっている。
この両サイト壁面の外縁が前へ傾斜の理由は、例えば一面真っ直ぐ壁面の端に直交方向から真っすぐに衝突されたシャトル10が直交方向の(図示なし)原位置へ戻る。
本発明は、
図11示すように、練習者が中央壁面の直交前方向から壁面135に向かってシャトル10を打ち出し、1Aフライトように135に衝突Uターンし、1Vのフライト示すように、シャトル10が壁面に対する同じ角度で反対の真ん中方向へ跳ね返す事になっている。練習者が迅速に右へ打点位置を移動し、フライト2Aように壁面132の中央点狙ってシャトル10を打ち返す、2Vフライトようにやや右側へ跳ね返され、素早く右へ移動してシャトル10を打つ、フライト3Aの方向ように壁面135に衝突し、Uターンのシャトルが3Vフライト沿い、中央壁面の直交方向へ戻って、練習者がこの打点位置で打ち返す、フライト4A示すように緩やかなカーブ142に衝突し、Uターン後フライト4V示すように中央の位置に帰って来られている。練習者がラケットの面を左前へ向きを変換して、シャトル10をフライト5A示す方向ように打ち返す。
以上の4往復のドライブ練習ように繰り返す練習にすれば、左右フットワーク鍛えられ、走りながら打球するによる打球の精確度やバドミントリズム感にも身に付けられる、打球の瞬間にラケット面を切り換えの技にも習得できている。
【0041】
<続く
図12に於いて中央列の下中上3段壁面を用い練習のフライトを説明する。>
練習者が132壁面の中部ネットライン上方狙ってドリブンサーブ6Aを打ち出し、Uターンのシャトル10が6Vフライト沿いに跳ね返され、練習者がサイドアームストロークを用い床と平行な7Aドライブで打ち返す、132壁面のやや仰向き角度によるUターンシャトルが、低目なドリブンクリア7Vで跳ね返される、練習者が後方へ移動し、フォアハンドで8Aのプッシュで131壁面中部に打ち返す、131の角度によるシャトル10が8Vフライトのようにやや高めで跳ね返される、練習者が更に後方へ移動し、上段の133壁面へ9Aのドリブンクリアように強く打ち返す、シャトル10が相手に打たれたような鋭い9Vスマッシュで跳ね返される、練習者が素早く打点位置へ移動、アンダーハンドストロークを用い10Aレシーブで133へ打ち返す、フライト10Vように返される、練習者が下段壁面131の上部に11Aのフライトように強く打ち込みすると、シャトル10が11Vフライトように高く遠くへ飛ばされる、練習者が素早く後方へ移動して強く12Aスマッシュを打ち込みする、シャトル10が高く遠くへ飛ばされる、練習者がドロップカットやスマッシュが自由にストローク出来る。
上述フライト内容は、返球ボードの中央壁面によるフライトでしたが、更に返球ボード左右の両側壁面134・135・136を狙うことによる、フライトがもっと複雑になり、全てコートの左右幅及び両サイド壁を利用する事となる。返球ボードの9枚それぞれ角度傾斜面の特長を利用して、自分の意識で仕掛け、打点位置を転換打球して落点にコントロールできる。強い、弱い、長い、短い、左、右、上、中、下など自由自在にコントロールしてさまざまなフライトを作り出し、フライトに応じですばやく移動し、正確なストロークの位置で打球していて、激しい内容を増やし練習内容が充実になる。
【0042】
返球ボード130壁面部は、上中下3段階と左中右3列の9枚壁面それぞれ傾斜角度によるバドミントンの基本フライトに対応出来る。それぞれの傾斜角度が図面設計の角度に限られず、バドミントンの基本フライトを正確に作り出せれば如何な角度でも良いが、角度を大きくや小さくするには、マイナスブラスするに10度の範囲内の角度が好ましいものとなっている。
各傾斜角度の調整方法について、例えば、上中下3段壁面の仰角と俯角の調整方法は、
図7示すように、3段壁面は、上下三角形トラス構造支持体の縦壁面固定フレームと通柱に固定するに為、下段壁面縦向き傾斜固定フレーム114、上段壁面縦向き傾斜固定フレーム114と通柱113の傾斜角度を調整するのは必要となっている。でも両サイト壁面上下との接続辺縁の角度を調整するのは必要となる。
また、左中右列の場合は8の平面図示すように、両サイト壁面の外縁が前へ傾斜出るになり、この傾斜角度を調整するには、
図8―1の6本117壁面固定フレームの不等辺長方形の鈍角と鋭角を調整する事による両サイト角度を変更ことが出来る。でも両サイト壁面上下との接続辺縁の角度を調整するのは必要となる。
【0043】
<効果について>
リボンシャトルには、空気の対抗力少ない為にやや強い風中に練習できによる個人の庭や公園等屋外設置事でき、自由な時間練習出来るによる競技者の練習時間大幅増える事で上達速くになれる。家族の影響による小さい子供達がバドミントンに興味を持ちようになる。バドミントンの普及に功を奏うる。
また、リボンシャトルは、ボール部20の柔らかさによる子供の体に当たっても痛みが軽い、怪我にはならない。
またはラケットのガッド面にダメージ受け少ないと、リボンシャトルのリボン羽根が損傷少ない為長く持つ、リボン羽根の端は解れ止め液を用い止めているが、ラケット多く当たって事による解れことあり、瞬間接着剤で修復する節約術による1本のリボンシャトルが5~6年間持つ出来る事で経済がお得になる。(ボール20が殆ど損傷しません)
【0044】
図11と
図12のバドミントンの基本ショットを練習するように、返球ボード壁面部130の九個角度斜面の特長を総合的に利用して、打点位置の転換打球、落点には自分の意識で仕掛け、強い、弱い、長い、短い、左、右、上、中、下など自由自在にコントロールすることができる。またさまざまなフライトを作り出し、フライトに応じで素早く移動し、正確なストロークの位置で打球事による前後左右俊敏なフットワーク身に付けられ、瞬発力にも鍛えられる。強い集中力を持って長いラリーを行うこともできる。打点位置と返球ボード100の距離を近くすることにより、打球の合間が短縮され、頻度加速によりスピート感を持たせる事出来、これにより意識の集中を強化する事ができる。不規則なフライトにより瞬時多変な打球能力が要求され、反射神経や忍耐力にも鍛えられる。また二人組むダブルスの練習も可能である。
【0045】
なお、現状では、高いレベルの競技者の場合、バドミントンのシャトルを打った際の初速(最高速度)は400kmを遥かに超えていて、球技系スポーツの中では最高速度となっていて、更に絶妙なラケット技による想定外のフライトが突発に攻められる。
そのため、バドミントンの競技者には、身体的に高い反射神経能力が必要とされ、さらには瞬間的な反応速度が高いこと、長時間に亘り集中力を持続できること、動体視力に優れていること、高難度のラケット技術を有していること、前後左右に素早く動けるフットワークを備えることと、瞬発的打球力等が要求されている。そのため、バドミントンは、高難度なスポーツとなっている。その一方で、一人での練習し難さがある。しかし、本実施の形態では、一人でもバドミントンの練習を行いながら、上記の各能力を伸ばすことが可能となる。
練習を積み重ねるによる反射神経と筋肉運動の協調性にも優れている。さらに、長い年月の磨きによる自然にバドミントンのリズムにも養われる。
【0046】
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態では、返球ボード部100は木材に限られず、例えば、市・村・町の公園、広場等、公共の場に鉄筋コンクリートでバドミントン練習用返球ボードを成形させ設置し、国民に向けて無料開放事で、国民的健康やスポーツの推進などに役割を果たす。
また、プラスチックやポリカーボネート樹脂により成形強化材料を使用し、移動式返球ボードを構成としても良い。
【符号の説明】
【0047】
10 シャトル、 20 ボール部、 21 ボールのライン、 22 止まる孔、30 羽根部、31 リボン部、32 縄状差込部、 33 広がり防止部、34 解れ止め部材、35 差込固定部、 36 ネジ山部、37 両片船形部、38 折り曲げ部、39 空間部、40 ガード部、41 止めるピン部、42 止める孔部、100 返球ボード部、110 骨組部、111 台座部、112 大引き部、112U 通し枘穴、113 通柱部、113U 通柱の受け固定溝、114 中央壁面縦固定フレーム部、114U 縦固定フレームの受け固定溝、115 補強フレーム部、116・116W 壁面横方向固定フレーム部、116U・116WU 壁面横方向固定フレームの固定溝、117 サイト壁面縦方向固定フレーム部、118 補強金具、120 安全装置部、121 安全支柱、122 固定金具、123 支柱の地面固定部、130 ボード壁面部、131 中央下段壁面、132 中央中段壁面、133 中央上段壁面、134 両サイト下方壁面、135 両サイト中段壁面、136 両サイト上段壁面、140 緩やかなカーブ部、141 緩やかなカーブ横フレーム部、142 緩やかなカーブ縦フレーム部、T 六角コーチスクリュー、R ネットライン、Y コーススレッド。
【要約】
【課題】初心者と初級者または中級者及び上級者達に分別使用する可能なリボンシャトル及び万全な自宅用バドミントン練習設備を提供する。
【解決手段】バドミントン練習用リボンシャトルであて、リボンシャトルの羽根を3種類サイズに設けられたによる初心者から上級者まで対応すると、
自宅用バドミントン練習設備の返球ボードであって、返球ボードに緩やかなカーブフレーム部を用い、上中下、左中右での9枚それぞれ傾斜壁面に接合の継ぎ目の内角を修整すると、
返球ボードを強風や台風が地震等悪天候から守る為に安全装置を設けると、
を具備する。
【選択図】
図5