(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-10
(45)【発行日】2024-04-18
(54)【発明の名称】見本帳
(51)【国際特許分類】
G09F 5/04 20060101AFI20240411BHJP
【FI】
G09F5/04 H
(21)【出願番号】P 2024015810
(22)【出願日】2024-02-05
(62)【分割の表示】P 2024015228の分割
【原出願日】2024-02-02
【審査請求日】2024-02-05
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000130824
【氏名又は名称】株式会社サンゲツ
(74)【代理人】
【識別番号】110001564
【氏名又は名称】フェリシテ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】澤井 千里
(72)【発明者】
【氏名】蜂谷 賢
【審査官】市川 勝
(56)【参考文献】
【文献】実開平03-100881(JP,U)
【文献】特開平01-269977(JP,A)
【文献】特開2021-009209(JP,A)
【文献】特開2005-316315(JP,A)
【文献】実公昭39-010610(JP,Y1)
【文献】特開昭56-168683(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 5/04
G09F 1/00
B42D 1/00
B42D 11/00
B42D 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1商品見本を有する複数の第1見本頁を含む第1見本帳と、
第2商品見本を有する複数の第2見本頁を有する第2見本帳と、
見本を有する第3見本頁と、を備え、
前記第1見本帳及び前記第2見本帳が一体化されており、
前記第2見本頁に、前記第2商品見本を含むインテリア空間の写真及び画像の少なくとも1つが記載されており、
前記第1商品見本の横の長さは、前記第1見本頁の横の長さの60%以上であり、
前記第1商品見本の縦の長さは、前記第1見本頁の縦の長さの60%以上であり、
前記インテリア空間の写真及び画像の少なくとも1つが貼り付けられている領域が前記第2見本頁において占める面積の割合は、40%以上であり、
前記第2商品見本が貼り付けられている領域が前記第2見本頁において占める面積の割合は、35%以下であり、
前記第1商品見本の種類及び前記第2商品見本の種類は、一致しており、
前記第3見本頁は、上方向及び/又は下方向に開かれた状態の折り込み頁において地及び/又は天より外に飛び出した部分に設けられており、
前記見本の種類は、前記第1商品見本の種類及び前記第2商品見本の種類と異なることを特徴とする見本帳。
【請求項2】
前記第2見本頁は、開かれた状態の折り込み頁において小口、地又は天より外に飛び出した部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の見本帳。
【請求項3】
前記第1見本頁及び前記第2見本頁のそれぞれに、前記第1商品見本及び前記第2商品見本に関連する記号が記載されていることを特徴とする請求項1に記載の見本帳。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、見本帳に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、100m2以下の小さな商品見本(サンプル)が複数貼り付けられている見本頁を有する見本帳が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来、ユーザが、上述の見本帳で商品を見ていても、実際に購入する商品を決定する前には、200m2以上の大きな商品見本(実物サンプル)を取り寄せることになり、二度手間になってしまうという問題点があった。
【0005】
また、従来は、1冊の見本帳で同時に施工例の写真及び実物サンプルを見ることができなかったため、ユーザは、商品の意思決定に時間がかかっていた。
【0006】
また、内装コーディネートの提案者(営業や工務店やハウスメーカー等)は、コーディネート案を提案するために、ユーザごとに壁紙等の商品サンプルを貼り付けたコーディネートの資料を自分で作る必要があり、業務負荷が高いという問題点があった。
【0007】
そこで、本開示は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、1冊で内装コーディネートを検討しやすくなる見本帳を提供することを目的とする。
【0008】
また、本開示は、内装コーディネートの提案者(営業や工務店やハウスメーカー等)が、見本帳だけで、コーディネート案を提案することができ、コーディネートの資料作成の負荷を軽減できることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の特徴は、見本帳であって、第1商品見本を有する複数の第1見本頁を含む第1見本帳と、第2商品見本を有する複数の第2見本頁を有する第2見本帳と、を備え、前記第1見本帳及び前記第2見本帳が一体化されており、前記第2見本頁に、前記第2商品見本を含むインテリア空間の写真及び画像の少なくとも1つが記載されており、前記第1商品見本の横の長さは、前記第1見本頁の横の長さの60%以上であり、前記第1商品見本の縦の長さは、前記第1見本頁の縦の長さの60%以上であり、前記インテリア空間の写真及び画像の少なくとも1つが貼り付けられている領域が前記第2見本頁において占める面積の割合は、40%以上であり、前記第2商品見本が貼り付けられている領域が前記第2見本頁において占める面積の割合は、35%以下であり、前記第1商品見本の種類及び前記第2商品見本の種類は、一致していることを要旨とする。
【0010】
また、本開示の第2の特徴は、見本帳であって、第1商品見本を有する複数の第1見本頁を含む第1見本帳と、第2商品見本を有する複数の第2見本頁を有する第2見本帳と、を備え、前記第1見本帳及び前記第2見本帳が一体化されており、前記第1商品見本の横の長さは、前記第1見本頁の横の長さの60%以上であり、前記第1商品見本の縦の長さは、前記第1見本頁の縦の長さの60%以上であり、前記第2商品見本が貼り付けられている領域が前記第2見本頁において占める面積の割合は、35%以下であることを要旨とする。
【発明の効果】
【0011】
本開示によれば、1冊で同時に施工例の写真及び実物サンプルを見ることができる見本帳を提供することができる。
【0012】
また、本開示によれば、内装コーディネートの提案者(営業や工務店やハウスメーカー等)が、見本帳だけで、コーディネート案を提案することができ、コーディネートの資料作成の負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】
図1は、一実施形態に係る見本帳1の外観の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、一実施形態に係る見本帳1における第1見本頁100及び第2見本頁200の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、一実施形態に係る見本帳1における第1見本頁100及び第2見本頁200の一例を示す図である。
【
図4】
図4は、一実施形態に係る見本帳1における第1見本頁100の裏頁100Aの一例を示す図である。
【
図5】
図5は、一実施形態に係る見本帳1における第1見本頁100及び第3見本頁300の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0015】
(第1実施形態)
以下、
図1~
図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る見本帳1について説明する。
図1は、本実施形態に係る見本帳1の外観の一例を示す図であり、
図2及び
図3は、本実施形態に係る見本帳1における第1見本頁100及び第2見本頁200の一例を示す図であり、
図4は、本実施形態に係る見本帳1における第1見本頁100の裏頁100Aの一例を示す図であり、
図5は、本実施形態に係る見本帳1における第1見本頁100及び第3見本頁300の一例を示す図である。
【0016】
図1に示すように、本実施形態に係る見本帳1は、第1見本帳10及び第2見本帳20を備えている。
【0017】
具体的には、本実施形態に係る見本帳1において、第1見本帳10及び第2見本帳20が一体化されている。
【0018】
例えば、
図1に示すように、第1見本頁100に後続する頁として第2見本頁200が配置される形で、第1見本帳10及び第2見本帳20が一体化されていてもよい。
【0019】
或いは、反対に、第2見本頁200に後続する頁として第1見本頁100が配置される形で、第1見本帳10及び第2見本帳20が一体化されていてもよい。
【0020】
或いは、第2見本帳20が見本帳1の裏表紙6の裏側等に備え付けられている袋や箱等に封入される形で、第1見本帳10及び第2見本帳20が一体化されていてもよい。
【0021】
図2及び
図3に示すように、第1見本帳10は、第1商品見本110を有する複数の第1見本頁100を含み、第2見本帳20は、第2商品見本210を有する複数の第2見本頁200を有する。
【0022】
ここで、
図2及び
図3に示すように、第1商品見本110の横の長さは、第1見本頁100の横の長さの60%以上であり、第1商品見本110の縦の長さは、第1見本頁100の縦の長さの60%以上である。
【0023】
商品の質感を把握する等の観点からは、第1商品見本110の横の長さは、第1見本頁100の横の長さの80%以上であり、第1商品見本110の縦の長さは、第1見本頁100の縦の長さの80%以上であることが好ましい。
【0024】
なお、
図2に示すように、第1商品見本110は、第1見本頁100全体に渡って貼り付けられていてもよいし、第1商品見本110は、第1見本帳10に綴じられていてもよい。
【0025】
また、
図2及び
図3に示すように、第2見本頁200に、第2商品見本210を含むインテリア空間(施工例)の写真及び画像220の少なくとも1つが記載されていてもよい。
【0026】
かかる構成によれば、ユーザは、1冊の見本帳だけで、大きな第1商品見本110及びインテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つを見比べることができるので、インテリア空間をイメージしやすくなる。
【0027】
ここで、
図2及び
図3に示すように、インテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つが貼り付けられている領域が第2見本頁200において占める面積の割合は、40%以上である(好ましくは、50%以上である)。かかる構成によれば、ユーザが、インテリア空間をイメージしやすくなり、商品の意思決定をしやすくなる。
【0028】
例えば、インテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つの横の長さは、第2見本頁200の横の長さの70%~90%の範囲内にあり、インテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つの縦の長さは、第2見本頁200の縦の長さの40%~60%の範囲内にあってもよい。
【0029】
或いは、インテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つの横の長さは、第2見本頁200の横の長さの40%~60%の範囲内にあり、インテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つの縦の長さは、第2見本頁200の縦の長さの70%~90%の範囲内にあってもよい。
【0030】
また、
図2及び
図3に示すように、第2商品見本210の各々が貼り付けられている領域が第2見本頁200において占める面積の割合は、35%以下である。
【0031】
ここで、第2見本頁200に、複数の第2商品見本210が貼り付けられていてもよい。かかる場合、第2商品見本210の各々が貼り付けられている領域が第2見本頁200において占める面積の割合は、3%~30%の範囲内にあることが好ましい。
【0032】
なお、同じ種類の複数の第2商品見本210が貼り付けられている場合、ユーザは、柄違いや色違いの商品を見比べることができる。一方、異なる種類の複数の第2商品見本210が貼り付けられている場合、ユーザは、各商品を備えた場合のインテリア空間のイメージしやすくなる。
【0033】
例えば、第2商品見本210が側壁の壁紙である場合、第2商品見本210の横の長さは、第2見本頁200の横の長さの30%~70%の範囲内にあり、第2商品見本210の縦の長さは、第2見本頁200の縦の長さの30%~70%の範囲内にあってもよい。
【0034】
また、第2商品見本210が天井材である場合、第2商品見本210の横の長さは、第2見本頁200の横の長さの30%~70%の範囲内にあり、第2商品見本210の縦の長さは、第2見本頁200の縦の長さの15%~30%の範囲内にあってもよい。
【0035】
また、第2商品見本210が床材やカーテンである場合、第2商品見本210の横の長さは、第2見本頁200の横の長さの20%~50%の範囲内にあり、第2商品見本210の縦の長さは、第2見本頁200の縦の長さの15%~30%の範囲内にあってもよい。
【0036】
さらに、第2商品見本210が化粧シートや化粧フィルムである場合、第2商品見本210の横の長さは、第2見本頁200の横の長さの30%~70%の範囲内にあり、第2商品見本210の縦の長さは、第2見本頁200の縦の長さの30%~70%の範囲内にあってもよい。また、第2商品見本210の横の長さは、第2見本頁200の横の長さの5%~15%の範囲内にあり、第2商品見本210の縦の長さは、第2見本頁200の縦の長さの5%~15%の範囲内にあってもよい。かかる構成によれば、ユーザが、化粧シートや化粧フィルムの柄違いや色違いを確認できる。なお、化粧シートや化粧フィルムの場合、第2商品見本210は色見本が含まれていてもよい。
【0037】
例えば、第1商品見本110及び第2商品見本210としては、化粧シートや、化粧フィルムや、床材や、タイルや、カーペットや、クッションフロアや、塩ビ長尺シートや、壁紙や、天井材や、椅子生地や、クッションや、マルチカバーや、ラグや、カーテンや、ロールスクリーンや、ブラインド等の商品見本が想定される。また、商品見本110及び商品見本210として、無地の商品見本や柄の商品見本が含まれていてもよい。
【0038】
なお、第1商品見本110の種類及び第2商品見本210の種類は、一致していてもよく、一致していなくてもよい。第1商品見本110の種類及び第2商品見本210の種類が一致している場合、ユーザが、大きな第1商品見本110を見ることで実感が湧きやすくなり、大きな第1商品見本110に触れることで商品の質感を把握することができる。
【0039】
また、複数種類の第1商品見本110が、第1見本頁100に貼り付けられていてもよい。
【0040】
なお、第1見本帳10は、第1商品見本110を有しない頁(第1見本頁100以外の頁)を含んでいてもよい。ここで、第1見本帳10は、第1商品見本110よりも小さな商品見本を有する頁を含んでいてもよい。
【0041】
同様に、第2見本帳20も、第2商品見本210を有しない頁(第2見本頁200以外の頁)を含んでいてもよい。
【0042】
また、
図2及び
図3に示すように、第2見本頁200は、開かれた状態の折り込み頁において小口4より外に飛び出した部分に設けられていてもよい。或いは、第2見本頁200は、開かれた状態の折り込み頁において地3(
図4参照)又は天より外に飛び出した部分に設けられていてもよい。
【0043】
かかる構成によれば、ユーザは、小口4(又は、地3又は天)より外に飛び出した状態の第2見本頁200及び第1見本頁100を並べて見比べることができる。
【0044】
図4に示すように、第1見本頁100の裏頁100Aに、第1商品見本110に関連する記号150が記載されていてもよい。
【0045】
なお、第1商品見本110が、第1見本頁100全体に渡って貼り付けられていない場合には、第1見本頁100の余白に、かかる記号150が記載されていてもよい。
【0046】
同様に、
図2及び
図3に示すように、第2見本頁200に、第2商品見本210に関連する記号150が記載されていてもよい。
【0047】
かかる構成によれば、ユーザは、かかる記号150を用いて、第1商品見本110と第2商品見本210とを結び付けて検索することができる。
【0048】
また、見本帳1は、見本310を有する第3見本頁300を備えていてもよい。第3見本頁300は、上方向及び/又は下方向に開かれた状態の折り込み頁において地3及び/又は天より外に飛び出した部分に設けられていてもよい。
【0049】
例えば、見本310としては、施工部材(巾木や、見切り材や、框材等)や、化粧シートや、化粧フィルムや、床材や、壁紙や、天井材や、カーテンや、ロールスクリーンや、ブラインドや、タイル等が想定される。また、見本310及び第2商品見本210として、無地の商品見本や柄の商品見本が含まれていてもよい。
【0050】
ここで、上述の第1商品見本110及び第2商品見本210が、壁紙である場合、見本310を巾木とすると、ユーザは、壁紙とともに巾木を視認することができるため、壁紙と巾木との組み合わせを、色合わせがしやすくなり、イメージしやすくなる。
【0051】
ここで、上述の第1商品見本110及び第2商品見本210が、壁紙である場合、見本310を床材とすると、ユーザは、壁紙と床材との組み合わせをイメージしやすくなる。ユーザは、上方向及び/又は下方向に開かれた状態となる複数の第3見本頁300を比較することで、様々な壁紙と床材との組み合わせを確認することができる。
【0052】
図2及び
図3に示すように、第2見本頁200の幅W2と第1見本頁100の幅W1との比は、3:1~1:2の範囲内にあってもよい。かかる構成によれば、ユーザは、第2見本頁200と共に第1見本頁100を視認しやすく、
図2に示すように、インテリア空間の写真及び画像220の横で大きな商品見本である第1商品見本110が見やすくなる。
【0053】
図1に示すように、第1見本帳100の高さH2は、表表紙5の高さH1よりも10mm以上短く、好ましくは、15mm以上短い。かかる構成によれば、指等を引っ掛けて第1見本帳10を引き出しやすくなる。
【0054】
図1に示すように、第1見本帳の高さD2は、表表紙5の高さD1よりも5mm以上短く、好ましくは、12mm以上短い。かかる構成によれば、第2見本頁200が開きやすくなる。
【0055】
図5に示すように、第1見本頁110には、第1見本頁100を見つけやすくするための見出し120が設けられている。ここで、かかる見出し120の長さLは、6mm~8mmの範囲内にあってもよい。かかる構成によれば、見出し120に記載された文字が見やすくなると共に、見出し120が折れにくくなる。 また、
図4に示すように、第1見本頁100の裏頁100Aには、第1商品見本110の機能性に関する情報120が記載されていてもよい。
【0056】
なお、第1商品見本110が、第1見本頁100全体に渡って貼り付けられていない場合には、第1見本頁100の余白に、かかる第1商品見本110の記号150や機能性に関する情報120が記載されていてもよい。
【0057】
また、第1見本頁100の裏頁100Aにも、第1商品見本110が貼り付けられていてもよい。
【0058】
本実施形態に係る見本帳1によれば、大きな商品見本が貼り付けられている見本帳及び小さな商品見本が貼り付けられている見本帳を別々に取り寄せる手間が省けて、1冊で同時に施工例の写真及び実物サンプルを見ることができ、内装コーディネートを検討しやすくなる。
【0059】
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施できる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
【符号の説明】
【0060】
1…見本帳
10…第1見本帳
100…第1見本頁
110…第1商品見本
210…第2商品見本
120…見出し
150…記号
20…第2見本帳
200…第2見本頁
220…写真、画像
3…地
300…第3見本頁
310…見本
4…小口
5…表表紙
6…裏表紙
【要約】
【課題】1冊で同時に施工例の写真及び実物サンプルを見ることができる見本帳を提供することができる。
【解決手段】本開示に係る見本帳1において、第2見本頁200に、第2商品見本210を含むインテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つが記載されており、第1商品見本110の横の長さは、第1見本頁100の横の長さの60%以上であり、第1商品見本110の縦の長さは、第1見本頁100の縦の長さの60%以上であり、インテリア空間の写真及び画像220の少なくとも1つが貼り付けられている領域が第2見本頁200において占める面積の割合は、40%以上であり、第2商品見本210が貼り付けられている領域が第2見本頁200において占める面積の割合は、35%以下であり、第1商品見本110の種類及び第2商品見本210の種類は、一致している。
【選択図】
図2