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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-11
(45)【発行日】2024-04-19
(54)【発明の名称】レンジフード
(51)【国際特許分類】
   F24F 7/06 20060101AFI20240412BHJP
【FI】
F24F7/06 101A
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2020165130
(22)【出願日】2020-09-30
(65)【公開番号】P2022057063
(43)【公開日】2022-04-11
【審査請求日】2023-06-22
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100131495
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 健児
(72)【発明者】
【氏名】前刀 大輝
(72)【発明者】
【氏名】鍵山 周一郎
【審査官】岩瀬 昌治
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-149121(JP,A)
【文献】特開2020-106236(JP,A)
【文献】特開2017-180854(JP,A)
【文献】中国実用新案第210861241(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 7/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フードと、
前記フードの下方に配置される整流板と、
前記整流板を前記フードに対して着脱するための整流板着脱装置と、
を備え、
前記整流板着脱装置は、
前記フードの下面に配置される筐体部と、
前記整流板を係止するための板状の整流板係止部と、
前記整流板係止部を付勢して前記筐体部へ保持するバネ部と、
を備え、
前記筐体部は、
前記整流板係止部および前記バネ部の一部を覆う前面カバーと、
前記整流板係止部および前記バネ部の一部を覆う背面カバーと、
を備え、
前記前面カバーは、
前記フードに接する上面壁と、
該上面壁と対向して配置される底面壁と、
前記整流板係止部を保持するための前面壁と、
該前面壁の左右端から前記背面カバーに向けて起立した一端側壁および他端側壁と、
を備え、
前記前面壁は、
前記整流板係止部の一部が前記前面壁から突出するための前面壁開口を備え、
前記背面カバーは、
前記上面壁の側から前記底面壁の側へ起立したコの字型の第一起立部と、
前記第一起立部の先端側において、前記第一起立部の左右壁面の間に起立した第二起立部と、を備え、
前記第一起立部は、
前記バネ部を係止するバネ係止孔およびバネ係止壁を備え、
前記整流板係止部は、
前記前面壁開口の前記フードの側に近い前記前面壁に接触可能な第一板状部と、
前記第一板状部の先端から起立した第二板状部と、
前記第二板状部の先端から、前記第二板状部と90度未満の角度を成す方向へ起立した第三板状部と、
前記第三板状部の先端から起立した第四板状部と、
前記第四板状部の先端から、前記第四板状部と直角を成す方向へ起立した第五板状部と、
を備え、
前記第五板状部は、
前記バネ部と勘合するUの字型のバネ勘合部を備えたレンジフードであって、
前記第五板状部は、
前記第二起立部の近傍かつ前記第二起立部に接触しないように配置されるレンジフード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンジフードに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のレンジフードは、加熱調理器等の上方に配置され、調理の過程で発生する油分を含む空気を吸込んで、屋外へ排気するものが知られている。また、油分を含む空気のうち、レンジフードに吸い込まれず屋内へ広がる空気の量を抑制するため、レンジフードに吸い込まれる空気の気流を制御する整流板をレンジフードの吸込口の下方へ配置したものも知られている。さらに、整流板はその配置場所から油汚れなどが付着しやすいため、定期的な清掃を行う必要があるので、整流板着脱装置を介して整流板をレンジフードに着脱可能に係止したものも知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
以下、そのレンジフードに備わる整流板着脱装置について、図4を参照しながら説明する。
【0004】
図4に示すように、整流板着脱装置700は、フード800の下面に配置される。整流板着脱装置700は、筐体部710と、整流板900を係止するための板状の整流板係止部720と、整流板係止部720を付勢して筐体部710へ保持するための線材からなるバネ部730と、を備える。
【0005】
整流板係止部720は、バネ部730に係止可能な凹部721を有する。
【0006】
整流板900は、図示しない開口を有し、該開口と整流板係止部720とが勘合することにより、整流板着脱装置700に対して係止状態となる。
【0007】
整流板900の係止状態を解除する場合には、整流板係止部720が筐体部710の内部へ移動する方向(矢印方向A)へ外力を加える。すると、バネ部730が弾性変形しつつ、整流板係止部720は凹部721を支点に回動しながら筐体部710内へ収納されるので、整流板着脱装置700に対する整流板900の係止状態は解除される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】特開2017-180854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
このような従来のレンジフードに備わる整流板着脱装置700においては、整流板係止部720と筐体部710の底面が接触する構成となっているため、整流板係止部720に外力(矢印方向A)を加えると、整流板係止部720と筐体部710の底面との間に摩擦力が発生する。そのため、整流板900の係止状態を解除するには、摩擦力の分だけ余分な外力が必要となり、整流板900の取り外しに係る作業性が悪いという課題を有していた。
【0010】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、整流板の係止状態を解除するのに必要な外力の増加を抑制し、整流板の取り外しに係る作業性を改善したレンジフードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そして、この目的を達成するために、本発明に係るレンジフードは、フードと、フードの下方に配置される整流板と、整流板をフードに対して着脱するための整流板着脱装置と、を備え、整流板着脱装置は、フードの下面に配置される筐体部と、整流板を係止するための板状の整流板係止部と、整流板係止部を付勢して筐体部へ保持するための線材から成るバネ部と、を備え、筐体部は、整流板係止部およびバネ部の一部を覆う前面カバーと、整流板係止部およびバネ部の一部を覆う背面カバーと、を備え、前面カバーは、フードに接する上面壁と、上面壁と対向して配置される底面壁と、整流板係止部を保持するための前面壁と、前面壁の左右端から背面カバーに向けて起立した一端側壁および他端側壁と、を備え、前面壁は、整流板係止部の一部が前面壁から突出するための前面壁開口を備え、背面カバーは、上面壁の側から底面壁の側へ起立したコの字型の第一起立部と、第一起立部の先端側において、第一起立部の左右壁面の間に起立した第二起立部と、を備え、第一起立部は、バネ部を係止するバネ係止孔およびバネ係止壁を備え、整流板係止部は、開口部のフードの側に近い前面壁に接触可能な第一板状部と、第一板状部の先端から起立した第二板状部と、第二板状部の先端から、第二板状部と90度未満の角度を成す方向へ起立した第三板状部と、第三板状部の先端から起立した第四板状部と、第四板状部の先端から、第四板状部と直角を成す方向へ起立した第五板状部と、を備え、第五板状部は、バネ部と勘合するUの字型のバネ勘合部を備えたレンジフードであって、第五板状部は、第二起立部の近傍かつ第二起立部に接触しないように配置されるものであり、これにより所期の目的を達成する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、整流板着脱装置に係止する整流板の係止状態を解除するのに必要な外力が増大するのを抑制し、整流板の取り外しに係る作業性を改善するという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本実施の形態のレンジフードの外観を示す斜視図である。
図2図2は、図1のレンジフードに備わる整流板着脱装置の外観を示す斜視図である。
図3図3は、図1のレンジフードの整流板着脱装置の構成を示す側面断面図である。図3(a)は、整流板着脱装置に対する整流板の係止状態を示す断面斜視図である。図3(b)は、整流板着脱装置に対する整流板の係止解除状態を示す断面斜視図である。
図4図4は、従来のレンジフードの整流板着脱装置の構成を示す側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための形態について添付図面も参照して説明する。実施の形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
【0015】
また、第一、第二などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
【0016】
図1から図3を用いて、本開示のレンジフード100の構成を説明する。図1は、レンジフード100の外観を示す斜視図である。図2は、レンジフード100に備わる整流板着脱装置30の外観を示す斜視図である。図3は、レンジフード100の整流板着脱装置の構成を示す側面断面図である。なお、図3(a)は、整流板着脱装置30に対する整流板20の係止状態を示す断面斜視図、図3(b)は、整流板着脱装置30に対する整流板20の係止解除状態を示す断面斜視図である。
【0017】
レンジフード100は、図示しない加熱調理器等の上方に設置され、調理過程で発生する油煙や臭い等を含む空気を屋内から屋外へ排出する排気装置の一種である。レンジフード100は、フード10と、整流板20と、整流板着脱装置30と、を備える。
【0018】
フード10は、調理過程で発生する油煙や臭い等を含む空気をフード10に備わる図示しないフード吸込口へ誘導するための覆いである。
【0019】
整流板20は、フード吸込口へ吸い込まれる空気の流れを制御する。整流板20は、フード10の下方に配置される。整流板20は、フード吸込口を覆うように配置される。整流板20は、フード10との間に、フード吸込口へ空気を導くための隙間を形成する。整流板20とフード10とにより形成される隙間に吸い込まれた気流の速度は大きくなる。これにより、加熱調理器により温められて上昇してきた空気をフード吸込口へ効率よく導くことができるので、油分を含む空気が屋内へ広がることを防ぐ効果が期待できる。
【0020】
整流板着脱装置30は、フード10に対する整流板20の係止および係止解除を切り替えるための装置である。整流板着脱装置30は、フード10の下面と整流板20との間に配設される。整流板着脱装置30は、筐体部31と、整流板係止部32と、バネ部33と、を備える。
【0021】
筐体部31は、整流板係止部32およびバネ部33を包囲する直方体状の外郭である。筐体部31は、フード10の下面に設置される。筐体部31は、前面カバー34と、背面カバー35と、を備える。
【0022】
前面カバー34は、整流板係止部32およびバネ部33の一部を包囲する覆いである。前面カバー34は、板金の金属加工により成形される。前面カバー34は、上面壁34aと、底面壁34bと、前面壁34cと、一端側壁34dと、他端側壁34eと、を備える。
【0023】
上面壁34aは、フード10の下面と当接する金属製の平板である。上面壁34aは、ネジ穴34hを備える。上面壁34aは、図示しないネジにより、ネジ穴34hを介してフード10(の下面)に接続される。
【0024】
底面壁34bは、上面壁34aに対して下方(フード10から離れる方向)に配置される金属製の平板である。底面壁34bは、上面壁34aと平行に配置される。
【0025】
前面壁34cは、整流板係止部32と当接する金属製の平板である。前面壁34cは、上下方向(フード10との距離が変化する方向)の一端に上面壁34aを設け、他端に底面壁34bを設けている。前面壁34cは、左右方向(フード10との距離が一定となる方向)の一端に一端側壁34dを設け、他端に他端側壁34eを設けている。前面壁34cは、前面壁開口34fを備える。
【0026】
前面壁開口34fは、整流板係止部32の一部を前面壁34cから突出させるための孔である。
【0027】
一端側壁34dおよび他端側壁34eは、背面カバー35と当接する金属製の平板である。一端側壁34dは、前面壁34cにおいて左右方向の一端に設けられ、他端側壁34eは、前面壁34cにおいて左右方向の他端に設けられる。一端側壁34dおよび他端側壁34eは、平行に配置される。
【0028】
背面カバー35は、整流板係止部32およびバネ部33の一部を包囲する覆いである。背面カバー35は、板金の金属加工により成形される。背面カバー35は、前面カバー34へ勘合する。背面カバー35は、前面カバー34に勘合した状態において、上面壁34a側の基端がコの字型であり、基端から底面壁34bへ起立した第一起立部35aと、第一起立部35aの先端において、コの字の一端側面および他端側面の間に前面壁34cへ起立した第二起立部35bと、から成る。
【0029】
第一起立部35aは、その一端側面および他端側面が、一端側壁34dと他端側壁34eとが対向する面と当接する。第一起立部35aは、そのコの字型の一端側および他端側に、バネ部33を係止するための孔であるバネ係止孔35cおよびバネ部33を係止するための壁であるバネ係止壁35dを備える。
【0030】
バネ係止孔35cは、第一起立部35aの先端近傍に設けられる。ここで、先端近傍とは、バネ係止孔35cの中心が、第一起立部35aの先端から基端へ向けて5mm程度の距離となることを指す。
【0031】
バネ係止壁35dは、第一起立部35aの先端の一部を切り欠くことで形成される壁のうち、第一起立部35aの基端から先端へ向けて形成される壁である。
【0032】
整流板係止部32は、整流板20を係止する。整流板係止部32は、板金の金属加工により成形される。整流板係止部32は、第一板状部32aと、第二板状部32bと、第三板状部32cと、第四板状部32dと、を備える。
【0033】
第一板状部32aは、前面壁34cと当接可能な平板である。第一板状部32aは、一端に第二板状部32bを設ける。
【0034】
第二板状部32bは、第一板状部32aの一端から、第一板状部32aと直角を成す方向に起立した平板である。第二板状部32bは、その一部が前面壁開口34fから突出している。第二板状部32bは、起立した先端に第三板状部32cを設ける。
【0035】
第三板状部32cは、第二板状部32bの先端から、底面壁34bに向かって、第二板状部32bと90度より小さい角度を成すように起立した平板である。なお、第二板状部32bと第三板状部32cとの間にコーナーRを設けてもよい。は、第三板状部32cは、その一部が前面壁開口34fから突出している。第三板状部32cは、起立した先端に第四板状部32dを設ける。
【0036】
第四板状部32dは、前面壁34cと当接可能な平板である。第四板状部32dは、起立した先端側の両端から第四板状部32dと直角を成す方向へ起立した第五板状部32eを設ける。
【0037】
第五板状部32eは、バネ部33と勘合する平板である。第五板状部32eは、該端部が第二起立部35bに接触しないように配置される。第五板状部32eは、バネ部33と勘合するためのバネ勘合部32fを備える。
【0038】
バネ勘合部32fは、Uの字型であり、第五板状部32eの一部を切り欠いて形成される。
【0039】
バネ部33は、整流板係止部32を付勢して前面壁34cへ保持する。バネ部33は、例えば実施の形態では線材の金属加工により成形される。バネ部33は、線材の両端から互いに向き合う方向へ起立した起立部を設け、該起立部をバネ係止孔35cへ挿入することで、背面カバー35に係止されるとともに、バネ係止壁35dへ架かる。
【0040】
以上が、レンジフード100の構成である。
【0041】
次に、本開示の整流板着脱装置30に備わる整流板係止部32の動きについて説明する。
【0042】
バネ部33は、バネ係止孔35cおよびバネ係止壁35dに係止されることで、整流板係止部32を前面壁34cへ付勢して保持する。このとき、整流板係止部32の第一板状部32aおよび第四板状部32dは、前面壁開口34fと当接する。第一板状部32aおよび第四板状部32dが前面壁開口34fに当接した状態において、整流板係止部32の第二板状部32bおよび第三板状部32cの一部は、前面壁開口34fから突出する。前面壁開口34fから突出した第二板状部32bと整流板20に設けた図示しない開口とが勘合することで、整流板20は、整流板係止部32を介してフード10に係止される。
【0043】
ここで、使用者などにより、整流板係止部32を筐体部31内へ収納するように外力(矢印方向B)を加えると、バネ部33は、整流板係止部32を保持しつつ、バネ係止孔35cおよびバネ係止壁35dを支点に弾性変形する(図3(b)の状態)。言い換えると、整流板係止部32は、バネ係止壁35dを軸に回動することにより、前面壁開口34fから突出した第二板状部32bおよび第三板状部32cの一部を筐体部31内へ収納する。これにより、整流板20は、係止状態が解除されるので、フード10から取り外すことができる。整流板係止部32に外力(矢印方向B)を加えて回動する際に、第五板状部32eは、背面カバー35の第二起立部35bと接触しないため、第五板状部32eと第二起立部35bとの間には摩擦力が発生しない。このため、第五板状部32eと第二起立部35bとが接触する場合と比べて、より少ない外力で整流板係止部32を回動することが可能となるので、整流板20の取り外しに係る作業性を改善する効果が期待できる。
【0044】
以上、本発明に係るレンジフードについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明に係るレンジフードは、レンジフードに吸い込まれる気流を制御する整流板の取り外しに係る作業性を改善することが可能であるため、加熱調理器等の上方へ設置される換気装置等として有用である。
【符号の説明】
【0046】
10 フード
20 整流板
30 整流板着脱装置
31 筐体部
32 整流板係止部
32a 第一板状部
32b 第二板状部
32c 第三板状部
32d 第四板状部
32e 第五板状部
32f バネ勘合部
33 バネ部
34 前面カバー
34a 上面壁
34b 底面壁
34c 前面壁
34d 一端側壁
34e 他端側壁
34f 前面壁開口
34h ネジ穴
35 背面カバー
35a 第一起立部
35b 第二起立部
35c バネ係止孔
35d バネ係止壁
100 レンジフード
図1
図2
図3
図4