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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-11
(45)【発行日】2024-04-19
(54)【発明の名称】丈調節機能付き衣服
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/00 20060101AFI20240412BHJP
   A41D 11/00 20060101ALI20240412BHJP
【FI】
A41D13/00 115
A41D11/00 J
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2020166279
(22)【出願日】2020-09-30
(65)【公開番号】P2022057830
(43)【公開日】2022-04-11
【審査請求日】2023-08-09
(73)【特許権者】
【識別番号】391023758
【氏名又は名称】オンヨネ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100091373
【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 剛
(72)【発明者】
【氏名】恩田 浩典
【審査官】山尾 宗弘
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-310918(JP,A)
【文献】登録実用新案第3021540(JP,U)
【文献】実開平5-22513(JP,U)
【文献】特開2006-9209(JP,A)
【文献】韓国登録特許第10-1409833(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D 13/00
A41D 11/00
A41D 1/02
A41D 27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
衣服における袖部の丈及び身頃の脇丈を調整することが可能な丈調節機能付き衣服であって、身頃脇部の内側に該身頃脇部の長さ方向に沿った筒状の紐通し部が設けられ、また、前記袖部の内側に該袖部の長さ方向に沿った筒状の紐通し部が設けられ、これらの紐通し部に調節紐が挿通され、前記紐通し部に挿通された調節紐の一端は前記身頃脇部の下端側へ設けられた止着部に止着され、前記紐通し部に挿通された調節紐の他端は前記袖部の先端側へ設けられた止着部に止着されており、前記調節紐が挿通される紐留め部を有し、前記調節紐を引っ張り、前記紐留め部で固定することで前記袖部の丈若しくは前記身頃の脇丈並びに前記袖部の丈及び前記身頃の脇丈を縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服。
【請求項2】
請求項1記載の丈調節機能付き衣服において、前記身頃脇部の長さ方向に沿った前記筒状の紐通し部及び前記袖部の長さ方向に沿った前記筒状の紐通し部に挿通される前記調節紐は一本の紐によって構成されていることを特徴とする丈調節機能付き衣服。
【請求項3】
請求項1,2いずれか1項に記載の丈調節機能付き衣服において、前記袖丈及び前記身頃の脇丈を同時に縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服。
【請求項4】
衣服における袖部の丈,身頃の脇丈及び裾部の外周長を調節することが可能な丈調節機能付き衣服であって、身頃脇部の内側に該身頃脇部の長さ方向に沿った筒状の紐通し部が設けられ、また、前記袖部の内側に該袖部の長さ方向に沿った筒状の紐通し部が設けられ、さらに、前記裾部の長さ方向に沿った筒状の紐通し部が設けられ、これらの紐通し部に調節紐が挿通され、前記紐通し部に挿通された調節紐の一端は前記裾部に設けられた止着部に止着され、前記紐通し部を通過して前記紐通し部に挿通され、前記調節紐の他端は前記袖部に設けられた止着部に止着されており、前記調節紐が挿通される紐留め部を有し、前記調節紐を引っ張り、前記紐留め部で固定することで前記袖部の丈若しくは前記身頃の脇丈及び前記裾部の外周長並びに前記袖部の丈,前記身頃の脇丈及び前記裾部の外周長を縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服。
【請求項5】
請求項4記載の丈調節機能付き衣服において、前記身頃脇部の長さ方向に沿った前記筒状の紐通し部,前記袖部の長さ方向に沿った筒状の紐通し部及び前記裾部の長さ方向に沿った筒状の前記紐通し部に挿通される前記調節紐は一本の紐によって構成されていることを特徴とする丈調節機能付き衣服。
【請求項6】
請求項4,5いずれか1項に記載の丈調節機能付き衣服において、前記袖丈,前記身頃の脇丈及び前記裾部の外周長を同時に縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服。
【請求項7】
請求項1~6いずれか1項に記載の丈調節機能付き衣服において、前記紐留め部を収納するための収納部が設けられていることを特徴とする丈調節機能付き衣服。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、丈調節機能付き衣服に関するものである。
【背景技術】
【0002】
トレーニングウェアやスキーウェアなどを購入する際、特に子供が着用するものに関して、身体の成長を見越して比較的大きめのサイズを選ぶ傾向がある。しかしながら、買ったばかりのウェアは体型に対してサイズが合わず(ぶかぶかの状態になり)、ウェアとしての機能性が低下するだけでなく、頗る着心地が悪い。
【0003】
このような事態に対応するために、これまでにも、袖の丈,身頃の脇丈及び裾の外周長を縮める構造を有するウェアは流通しているが、通常これらの調節構造は各部で独立しており、それぞれに調節するための部位が設けられていることから、全ての丈(長さ)を調節するためには各部を別々に操作することが求められる。
【0004】
そこで、脇部とウエスト部にサイズ調節紐を通し、このサイズ調節紐を操作することにより両方の丈を縮小可能な構成とし、大きめのサイズのウェアを着用しても身体にフィットさせることができる丈調節が可能な衣服(以下、「従来例」と言う。)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】実用新案登録第3021540号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来例においては身頃の脇丈及び裾部の外周長を同時に調節できるものの、袖の丈に関しては調節構造がなく、使用場面において最も適正な長さ調節が求められる袖の丈を縮めることができず不便であり、身体にフィットした衣服という意味においては極めて不十分な製品であった。
【0007】
本発明は、身頃の丈と袖の丈を調節可能な紐を有する丈調節機能付き衣服を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】
衣服1における袖部2の丈及び身頃3の脇丈を調整することが可能な丈調節機能付き衣服であって、身頃脇部4の内側に該身頃脇部4の長さ方向に沿った筒状の紐通し部5が設けられ、また、前記袖部2の内側に該袖部2の長さ方向に沿った筒状の紐通し部6が設けられ、これらの紐通し部5,6に調節紐7が挿通され、前記紐通し部5に挿通された調節紐7の一端は前記身頃脇部4の下端側へ設けられた止着部9に止着され、前記紐通し部6に挿通された調節紐7の他端は前記袖部2の先端側へ設けられた止着部10に止着されており、前記調節紐7が挿通される紐留め部8を有し、前記調節紐7を引っ張り、前記紐留め部8で固定することで前記袖部2の丈若しくは前記身頃3の脇丈並びに前記袖部2の丈及び前記身頃3の脇丈を縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服に係るものである。
【0010】
また、請求項1記載の丈調節機能付き衣服において、前記身頃脇部4の長さ方向に沿った前記筒状の紐通し部5及び前記袖部2の長さ方向に沿った前記筒状の紐通し部6に挿通される前記調節紐7は一本の紐によって構成されていることを特徴とする丈調節機能付き衣服に係るものである。
【0011】
また、請求項1,2いずれか1項に記載の丈調節機能付き衣服において、前記袖丈2及び前記身頃3の脇丈を同時に縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服に係るものである。
【0012】
また、衣服1における袖部2の丈,身頃3の脇丈及び裾部12の外周長を調節することが可能な丈調節機能付き衣服であって、身頃脇部4の内側に該身頃脇部4の長さ方向に沿った筒状の紐通し部5が設けられ、また、前記袖部2の内側に該袖部2の長さ方向に沿った筒状の紐通し部6が設けられ、さらに、前記裾部12の長さ方向に沿った筒状の紐通し部11が設けられ、これらの紐通し部5,6,11に調節紐7が挿通され、前記紐通し部11に挿通された調節紐7の一端は前記裾部12に設けられた止着部15に止着され、前記紐通し部5を通過して前記紐通し部6に挿通され、前記調節紐7の他端は前記袖部2に設けられた止着部10に止着されており、前記調節紐7が挿通される紐留め部8を有し、前記調節紐7を引っ張り、前記紐留め部8で固定することで前記袖部2の丈若しくは前記身頃3の脇丈及び前記裾部12の外周長並びに前記袖部2の丈,前記身頃3の脇丈及び前記裾部12の外周長を縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服に係るものである。
【0013】
また、請求項4記載の丈調節機能付き衣服において、前記身頃脇部4の長さ方向に沿った前記筒状の紐通し部5,前記袖部2の長さ方向に沿った筒状の紐通し部6及び前記裾部12の長さ方向に沿った筒状の前記紐通し部11に挿通される前記調節紐7は一本の紐によって構成されていることを特徴とする丈調節機能付き衣服に係るものである。
【0014】
また、請求項4,5いずれか1項に記載の丈調節機能付き衣服において、前記袖丈2,前記身頃3の脇丈及び前記裾部12の外周長を同時に縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服に係るものである。
【0015】
また、請求項1~6いずれか1項に記載の丈調節機能付き衣服において、前記紐留め部8を収納するための収納部13が設けられていることを特徴とする丈調節機能付き衣服に係るものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明は上述のように構成したから、着用者の身体の大きさに合わせて衣服の身頃と袖の丈を簡単に縮めることができる丈調節機能付き衣服となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】衣服の外観及び内部構造を示す説明図である。
図2】調節紐の収納部を示す説明図である。
図3】衣服の袖部を縮めた状態を示す説明図である。
図4】衣服の身頃脇部と袖部を縮めた状態を示す説明図である。
図5】衣服の通常の状態と縮めた状態のサイズの違いを示す説明図である。
図6】裾部の外周長を縮める機能を備えた衣服を示す説明図及び裾部の構造を示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0019】
本発明は、袖部2の内側に長さ方向に沿った筒状の紐通し部6を設けると共に、身頃脇部4の内側に長さ方向に沿った筒状の紐通し部5を設け、これらの紐通し部5,6へ丈を調節するための調節紐7が挿通される構成であるから、この調節紐7を引っ張ることで前記袖部2の丈及び前記身頃脇部4の丈を縮め、着用者の体型に合わせた衣服のサイズ調節が可能となる。
【0020】
また、前記調節紐7を操作する紐留め部8は、例えば、前記紐通し部5の上端部と前記紐通し部6の基端部(脇側)の間(衣服内面の脇近傍)に設けられており、前記調節紐7は、前記袖部2の丈及び前記身頃脇部4の丈を縮める操作を別々に行うことができると共に、前記紐通し部5に挿通される一端と、前記紐通し部6に挿通される他端を同時に縮める操作が可能であることから、前記袖部2の丈及び前記身頃脇部4の丈を同時に調節することができる。
【実施例1】
【0021】
本発明の具体的な実施例について図1~5に基づいて説明する。
【0022】
本実施例は、衣服1における袖部2の丈及び身頃3の脇丈を調整することが可能な丈調節機能付き衣服であって、身頃脇部4の内側に該身頃脇部4の長さ方向に沿った筒状の紐通し部5が設けられ、また、前記袖部2の内側に該袖部2の長さ方向に沿った筒状の紐通し部6が設けられ、これらの紐通し部5,6に調節紐7が挿通され、前記紐通し部5に挿通された調節紐7の一端は前記身頃脇部4の下端側へ設けられた止着部9に止着され、前記紐通し部6に挿通された調節紐7の他端は前記袖部2の先端側へ設けられた止着部10に止着されており、前記調節紐7が挿通される紐留め部8を有し、前記調節紐7を引っ張り、前記紐留め部8で固定することで前記袖部2の丈若しくは前記身頃3の脇丈並びに前記袖部2の丈及び前記身頃3の脇丈を縮められる構成としたことを特徴とする丈調節機能付き衣服である。
【0023】
以下、本実施例に係る構成各部について詳細に説明する。
【0024】
本実施例の紐通し部5は細い筒状の形状を有しており、身頃3の脇下(身頃脇部4)内部に設けられている(図1図5においては便宜上、衣服の左側のみ図示しているが、右側も同じ構成を有している。)。
【0025】
具体的には、前記紐通し部5は上下の両端部が開放され、前記紐通し部5に挿通された調節紐7の一端が前記身頃脇部4の下端部における前記紐通し部5の内側に設けられた止着部9に止着されるように構成されている。
【0026】
また、本実施例では、前記紐通し部5が設けられる脇の縫代部が太くなるようにして前記紐通し部5が設けられる部分を補強している。
【0027】
また、紐通し部6も前記紐通し部5と同様に細い筒状の形状を有しており、袖部2の内側(前記身頃脇部4側)にこの袖部2の長さ方向に沿って設けられている。
【0028】
具体的には、前記紐通し部6は基端部(脇側)及び前記袖部の先端部の両端部が開放され、前記紐通し部6に挿通された調節紐7の他端が前記袖部の先端部における前記紐通し部6の内側に設けられた止着部10へ止着されるように構成されている。
【0029】
また、本実施例では、前記紐通し部6が設けられる脇の縫代部が太くなるようにして前記紐通し部6が設けられる部分を補強している。
【0030】
前記身頃脇部4に設けられた前記紐通し部5と、前記袖部2に設けられた前記紐通し部6へ挿通される前記調節紐7は、一本の紐によって構成されている。
【0031】
具体的には、前記紐通し部5の止着部9へ一端を止着された前記調節紐7は、前記紐通し部5の内側を通り、前記紐通し部5の上端部から紐留め部8を収納する収納部13を経由し、前記紐通し部6の基端部(脇側)から内側を通り、該紐通し部6に設けられた止着部10へ他端が止着される構成となっている。
【0032】
より具体的には、止着部9を起点として前記紐通し部5を通過した前記調節紐7は、前記収納部13に設けられた孔14aを経由して該収納部13の内部へ進入し、紐中央部が紐留め部8にループ状に連設される。そして、前記収納部13に設けられた孔14bを通過した後、前記紐通し部6へ進入し、最終的に止着部10へ到達する構成となっている。
【0033】
尚、前記紐留め部8としては、コードストッパーを採用している。コードストッパーは、筒状の本体と、この本体に挿入される操作部とを有し、本体と操作部に夫々開口が設けられ、本体から操作部が突出するようにバネ等の弾性体で付勢されており、操作部を弾性体に抗して本体に押し込むと、両者の開口が重なって前記調節紐7が通り易くなる。一方、押し込みをやめると、操作部は弾性体によって復帰して開口がずれて前記調節紐7を拘束する。
【0034】
前記収納部13は四辺の内一辺が縫い付けられずに開放されたポケット状であり、この開放部から前記紐留め部8を操作することが可能な構成となっている。また、前記収納部13により前記紐留め部8が位置決めされる。
【0035】
上述のように構成した本実施例の作用効果について以下に説明する。
【0036】
本実施例は、一本の調節紐7を身頃脇部4の長さ方向に設けられた紐通し部5と、袖部2の長さ方向に設けられた紐通し部6へ挿通し、紐の両端を止着部9及び止着部10へ止着する構成としたから、収納部13に収納された紐留め部8を操作する(ループ部分の長さを調節する)ことにより、前記紐通し部5の下端に止着した止着部9が上方へ引っ張られると同時に、前記紐通し部6の先端に止着した止着部10が胴体方向へ引っ張られることで前記身頃脇部4及び前記袖部2を自在に縮ませることができ、袖部2の丈及び身頃3の脇丈を着用者の体型に合わせて調節することが可能となる。
【0037】
また、前記調節紐7は紐止め部8を操作することによって、身頃3の脇丈と袖部2の丈を同時に縮めることができ、着用時のサイズ調節を容易に行うことができる。
【0038】
さらに前記調節紐7は、前記身頃脇部4に設けられた前記紐通し部5に挿通される側と前記袖部2に設けられた前記紐通し部6に挿通される側を別々に操作することも可能であるため、身頃3の脇丈だけを縮めたい場合及び袖部2の丈だけを縮めたい場合にも対応することができる。
【0039】
また、前記紐留め部8は収納部13に収納されるため、紐留め部が脇の下に接触する感触が低減され、着用時の違和感が可及的に抑制される。
【0040】
このように、本実施例は、脇丈及び袖丈を自在に縮ませることで着用者の体に合わせたサイズ調節を容易とする実用性に優れた画期的な丈調節機能付き衣服となる。
【実施例2】
【0041】
本発明の具体的な実施例について図1~6に基づいて説明する。
【0042】
本実施例は、実施例1における調節紐7の一端を見頃脇部4の下端で止着せず、(前側の)裾部12に設けられた紐通し部11へ挿通した構成を有している。
【0043】
具体的には、前記調節紐7の一端が前記身頃脇部4に設けられた紐通し部5の下端を通過し、前記裾部12へ到達した部位から前記紐通し部11へ挿通され、この紐通し部11内を身頃3の前方(中心)へ向けて挿通され、前記調節紐7の一端が前記紐通し部11の中心部側に設けた止着部15に止着される構成となっている。
【0044】
その余の構成は実施例1と同様である。
【0045】
上述のように構成した本実施例の作用効果について以下に説明する。
【0046】
実施例1においては、身頃3及び袖部2の丈調節のみが可能であるが、本実施例においては調節紐7を延伸し、裾部12に設けられた紐通し部11に挿通することによって裾部12を縮めることが可能となり、前記身頃3と前記袖部2だけでなく、前記裾部12の裾まわりも調節することができる一層実用性に優れた画期的な丈調節機能付き衣服となる
【符号の説明】
【0047】
1 衣服
2 袖部
3 身頃
4 身頃脇部
5 紐通し部
6 紐通し部
7 調節紐
8 紐留め部
9 止着部
10 止着部
11 紐通し部
12 袖部
13 収納部
15 止着部
図1
図2
図3
図4
図5
図6