(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-11
(45)【発行日】2024-04-19
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04817 20220101AFI20240412BHJP
G06F 21/31 20130101ALI20240412BHJP
【FI】
G06F3/04817
G06F21/31
(21)【出願番号】P 2020047715
(22)【出願日】2020-03-18
【審査請求日】2023-02-21
(73)【特許権者】
【識別番号】524066085
【氏名又は名称】FCNT合同会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002860
【氏名又は名称】弁理士法人秀和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】源馬 正記
【審査官】木内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】特表2018-518751(JP,A)
【文献】特開2015-228249(JP,A)
【文献】特開2004-318902(JP,A)
【文献】特開2009-140390(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0127179(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048 - 3/04895
G06F 21/31
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
接触した指の指紋を検出する指紋センサと、
記憶部と、
ディスプレイと、
手の指を含む手画像を前記ディスプレイに表示する第1の表示部と、
前記手画像に含まれる前記指のうちの第1の指の指定を受けた後に前記指紋センサによって検出された第1の指紋を前記記憶部に記憶させる第1の登録部と、
前記手画像に含まれる前記第1の指の指定を受けた後に第1のプログラムの指定を受けると、前記第1の指紋に対応付けて前記第1のプログラムを前記記憶部に記憶させる第2の登録部と、
プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態で前記指紋センサが前記第1の指紋を検出すると、所定位置の周囲
に、検出した前記第1の指紋に対応付けられた
前記第1のプログラムのアイコンを
前記ディスプレイに表示させる
第2の表示部と、
前記指紋センサに接触している指のスライドを検出すると、前記所定位置から前記指のスライド方向に表示されているアイコンのプログラムを起動する処理部と、を備える、
情報処理装置。
【請求項2】
前記
記憶部は、さらに、前記複数のプログラムの夫々とアイコンを表示する表示位置とを対応付けて記憶し、
前記
第2の表示部は、前記アイコンの夫々を対応する表示位置に表示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記指紋センサは、前
記ディスプレイに重畳して配置され、
前記所定位置は、前記ディスプレイにおいて前記指紋センサに対応する位置である、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態は、情報処理装置のスクリーンをロックした状態である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
接触した指の指紋を検出する指紋センサ
、記憶部及びディスプレイを備える情報処理装置が、
手の指を含む手画像を前記ディスプレイに表示し、
前記手画像に含まれる前記指のうちの第1の指の指定を受けた後に前記指紋センサによって検出された第1の指紋を前記記憶部に記憶させ、
前記手画像に含まれる前記第1の指の指定を受けた後に第1のプログラムの指定を受けると、前記第1の指紋に対応付けて前記第1のプログラムを前記記憶部に記憶させ、
プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態で前記指紋センサが
前記第1の指紋を検出すると、所定位置の周囲
に、検出した
前記第1の指紋に対応付けられた
前記第1のプログラムのアイコンを表示し、
前記指紋センサに接触している指のスライドを検出すると、前記所定位置から前記指のスライド方向に表示されているアイコンのプログラムを起動する、
情報処理方法。
【請求項6】
接触した指の指紋を検出する指紋センサ
、記憶部及びディスプレイを備える情報処理装置に、
手の指を含む手画像を前記ディスプレイに表示させ、
前記手画像に含まれる前記指のうちの第1の指の指定を受けた後に前記指紋センサによって検出された第1の指紋を前記記憶部に記憶させ、
前記手画像に含まれる前記第1の指の指定を受けた後に第1のプログラムの指定を受けると、前記第1の指紋に対応付けて前記第1のプログラムを前記記憶部に記憶させ、 プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態で前記指紋センサが
前記第1の指紋を検出すると、所定位置の周囲
に、検出した
前記第1の指紋に対応付けられた
前記第1のプログラムのアイコンを表示させ、
前記指紋センサに接触している指のスライドを検出すると、前記所定位置から前記指のスライド方向に表示されているアイコンのプログラムを起動させる、
情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
情報処理装置において、ログイン処理やプログラムの起動に指紋認証が利用されている。例えば、登録済みの指紋とプログラムや機能とを対応付け、取得した指紋に対応するプログラムや機能を起動するシステムについて記載されている(例えば、特許文献1-3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2008-305382号公報
【文献】特開2000-315118号公報
【文献】特開2011-172159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スマートフォンやパーソナルコンピュータ等のグラフィカルユーザインターフェースを備えた情報処理装置では、ディスプレイに表示された複数のアイコンの中から所望のプログラムのアイコンを選択して、プログラムが起動される。
【0005】
近年ではセキュリティに対するユーザの意識が高まっており、普段はスクリーンをロックした状態にしておいて、プログラムを使用するときに当該ロックを解除する使用態様が一般化している。このような使用態様においてプログラムを起動するには、指紋認証等によってロックの解除を行ってから所望のプログラムのアイコンを探すことになり、プログラムの起動までに時間を要することになる。
【0006】
開示の技術の1つの側面は、指紋検出から所望のプログラムの起動までの時間を短縮することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の技術の1つの側面は、次のような情報処理装置によって例示される。本情報処理装置は、接触した指の指紋を検出する指紋センサと、複数のプログラムの夫々と指紋とを対応付ける管理部と、プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態で前記指紋センサが指紋を検出すると、所定位置の周囲に前記検出した指紋に対応付けられたプログラムのアイコンを表示させる表示部と、前記指紋センサに接触している指のスライドを検出すると、前記所定位置から前記指のスライド方向に表示されているアイコンのプログラムを起動する処理部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術は、指紋検出から所望のプログラムの起動までの時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係るスマートフォンの処理ブロックの一例を示す図である。
【
図4】
図4は、実施形態において、管理データベースが記憶する指紋管理テーブルの一例を示す図である。
【
図5】
図5は、実施形態において、管理データベースが記憶するプログラム管理テーブルの一例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態における指紋管理画面を例示する図である。
【
図7】
図7は、実施形態における指紋登録開始画面を例示する図である。
【
図8】
図8は、実施形態において、指紋登録の手順を案内する登録手順案内画面を例示する図である。
【
図9】
図9は、実施形態における指紋登録完了画面を例示する図である。
【
図10】
図10は、実施形態におけるプログラム登録画面の一例を示す図である。
【
図11】
図11は、実施形態におけるプログラム一覧を例示する図である。
【
図12】
図12は、実施形態におけるプログラム登録完了画面を例示する図である。
【
図13】
図13は、実施形態におけるランチャーを例示する図である。
【
図14】
図14は、実施形態において表示されるランチャー上でのスワイプ操作を例示する図である。
【
図15】
図15は、実施形態における指紋登録処理の処理フローを例示する図である。
【
図16】
図16は、実施形態におけるプログラム登録の処理フローを例示する図である。
【
図17】
図17は、実施形態におけるプログラム起動の処理フローを例示する図である。
【
図18】
図18は、第1変形例における指紋登録処理の処理フローを例示する図である。
【
図19】
図19は、第2変形例におけるプログラム登録の処理フローを例示する図である。
【
図20】
図20は、指紋管理画面の変形例を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。実施形態に係る情報処理装置は、例えば、以下の構成を備える。
本実施形態に係る情報処理装置は、
接触した指の指紋を検出する指紋センサと、
複数のプログラムの夫々と指紋とを対応付ける管理部と、
プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態で前記指紋センサが指紋を検出すると、所定位置の周囲に前記検出した指紋に対応付けられたプログラムのアイコンを表示させる表示部と、
前記指紋センサに接触している指のスライドを検出すると、前記所定位置から前記指のスライド方向に表示されているアイコンのプログラムを起動する処理部と、を備える。
【0011】
情報処理装置は、例えば、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、デスクトップ型パーソナルコンピュータである。
【0012】
指紋センサは、接触した指の指紋画像を取得するセンサである。指紋センサは、例えば、指紋画像の移動を検出することで、指の移動を検出することができる。すなわち、本情
報処理装置の指紋センサは、接触している指のスライド操作を検出できる。
【0013】
プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態は、例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォンの画面がロックされた状態である。また、プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態は、例えば、何らかのアプリケーションプログラムのウィンドウが表示されている状態である。従来では、このような状態で他のプログラムを起動するには、例えば、実行中のアプリケーションプログラムを終了したり、画面を縮小したりして、プログラムを起動させるアイコンが表示されている状態にすることになる。
【0014】
本情報処理装置では、プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態で指紋センサが指紋を検出すると、所定位置の周囲に前記検出した指紋に対応付けられたプログラムのアイコンを表示させる。そして、本情報処理装置は、指紋センサに接触させた指のスライドを検出すると、所定位置から指のスライド方向に表示されているアイコンのプログラムを起動することができる。そのため、本情報処理装置は、プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態から素早くプログラムを起動することができる。
【0015】
実施形態に係る情報処理装置では、前記管理部は、さらに、前記複数のプログラムの夫々とアイコンを表示する表示位置とを対応付けて記憶し、前記表示部は、前記アイコンの夫々を対応する表示位置に表示してもよい。このような特徴を備える情報処理装置は、ユーザの好みに応じた配置でアイコンを表示させることができる。情報処理装置は、例えば、指の移動しやすい方向を考慮したアイコンの配置をユーザに決定させることができる。
【0016】
実施形態に係る情報処理装置において、前記指紋センサは、前記情報処理装置のディスプレイに重畳して配置され、前記所定位置は、前記ディスプレイにおいて前記指紋センサに対応する位置であってもよい。また、前記プログラムを起動させるアイコンが表示されていない状態は、情報処理装置のスクリーンをロックした状態であってもよい。
【0017】
また、実施形態に係る技術は、上記情報処理装置が実行する情報処理方法及び情報処理プログラムの側面から把握することも可能である。
【0018】
以下、図面を参照して上記情報処理装置をスマートフォンに適用した実施形態についてさらに説明する。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観の一例を示す図である。
図1では、スマートフォン100の一方から見た外観(前面側の外観とする)が例示される。スマートフォン100は、板状の筐体110を有する。
図1には描かれていないが、筐体110の前面と背面との間の距離(厚み)は、前面または背面の外形寸法と比較して短い。
図1で紙面に向かって上側が筐体110の上側であり、紙面に向かって下側が筐体110の下側であると仮定する。紙面に向かって上側が筐体110の上側であり、紙面に向かって下側が筐体110の下側であると仮定する。以下、本明細書において、筐体110の上下方向をY方向、Y方向と直交する筐体110の幅方向をX方向とも称する。
【0019】
図1のように、筐体110の前面には、ディスプレイ213が設けられる。ディスプレイ213の上側中央の位置にスピーカー211が設けられる。また、ディスプレイ213の一部領域には、ディスプレイ213と重畳して指紋センサ220が設けられる。指紋センサ220は、ディスプレイ213の裏面に設けられることで、ディスプレイ213に表示される画像には影響が生じないようになっている。前面が筐体110外面での第1面に相当する。
【0020】
図2は、実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。スマートフォン100は、Central Processing Unit(CPU)1
01、主記憶部202、補助記憶部203、通信部204、スピーカー211、マイクロフォン212、ディスプレイ213、指紋センサ220および接続バスB1を含む。CPU101、主記憶部202、補助記憶部203、通信部204、スピーカー211、マイクロフォン212、ディスプレイ213、タッチパネル214及び指紋センサ220は、接続バスB1によって相互に接続されている。
【0021】
CPU101は、マイクロプロセッサユニット(MPU)、プロセッサとも呼ばれる。CPU101は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU101がマルチコア構成を有していても良い。CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、CPU101以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサ、ベクトルプロセッサ、画像処理プロセッサ等の専用プロセッサで行われても良い。また、CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、集積回路(IC)、その他のデジタル回路によって実行されてもよい。また、CPU101の少なくとも一部にアナログ回路が含まれても良い。集積回路は、Large Scale Integrated circuit(LSI)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)を含む。PLDは、例えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。CPU101は、プロセッサと集積回路との組み合わせであっても良い。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラユニット(MCU)、System-on-a-chip(SoC)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。スマートフォン100では、CPU101が補助記憶部203に記憶されたプログラムを主記憶部202の作業領域に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、スマートフォン100は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。主記憶部202および補助記憶部203は、スマートフォン100が読み取り可能な記録媒体である。
【0022】
主記憶部202は、CPU101から直接アクセスされる記憶部として例示される。主記憶部202は、Random Access Memory(RAM)およびRead
Only Memory(ROM)を含む。
【0023】
補助記憶部203は、各種のプログラムおよび各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部203は外部記憶装置とも呼ばれる。補助記憶部203には、オペレーティングシステム(Operating System、OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部204を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。外部装置等には、例えば、コンピュータネットワーク等で接続された、他の情報処理装置および外部記憶装置が含まれる。なお、補助記憶部203は、例えば、ネットワーク上のコンピュータ群であるクラウドシステムの一部であってもよい。
【0024】
補助記憶部203は、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive、SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive、HDD)等である。また、補助記憶部203は、例えば、Compact Disc(CD)ドライブ装置、Digital Versatile Disc(DVD)ドライブ装置、Blu-ray(登録商標) Disc(BD)ドライブ装置等である。また、補助記憶部203は、Network Attached Storage(NAS)あるいはStorage Area Network(SAN)によって提供されてもよい。
【0025】
通信部204は、例えば、情報処理装置を通信可能に接続するコンピュータネットワークとのインターフェースである。通信部204は、コンピュータネットワークを介して外部の装置と通信を行う。
【0026】
スピーカー211は、音を出力する音源である。スピーカー211は、スマートフォン100を用いた通話において、通話相手の音声等の音を出力する。マイクロフォン212は、主に通話で用いられるマイクロフォンである。マイクロフォン212は、スマートフォン100を用いた通話において、ユーザの音声等の音の入力を受け付ける。
【0027】
ディスプレイ213は、CPU101で処理されるデータや主記憶部202に記憶されるデータを表示する。ディスプレイ213は、例えば、Cathode Ray Tube(CRT)ディスプレイ、Liquid Crystal Display(LCD)、Plasma Display Panel(PDP)、Electroluminescence(EL)パネル、有機ELパネルである。
【0028】
タッチパネル214は、ディスプレイ213上に重畳して配置され、ユーザのタッチ操作を検知する。ディスプレイ213上にタッチパネル214が重畳して配置されることで、スマートフォン100はユーザに対して直感的な操作を提供できる。タッチパネル214がタッチ操作を検出する方式には限定はない。タッチパネル214がタッチ操作を検出する方式としては、例えば、静電容量方式や抵抗膜方式を挙げることができる。
【0029】
指紋センサ220は、接触した指先の指紋を検出する。指紋センサ220は、例えば、縦横に静電容量センサを配置し、当該静電容量センサによって指紋の画像を取得する。本明細書において、指紋の画像を取得することを「指紋を取得する」とも称する。指紋センサ220は、「指紋センサ」の一例である。
【0030】
<スマートフォン100の処理ブロック>
図3は、実施形態に係るスマートフォンの処理ブロックの一例を示す図である。スマートフォン100は、管理画面表示部11、受付部12、指紋登録部13、プログラム登録部14、ランチャー表示部15、起動部16及び管理データベース17を備える。スマートフォン100は、主記憶部202に実行可能に展開されたコンピュータプログラムをCPU101が実行することで、上記スマートフォン100の、管理画面表示部11、受付部12、指紋登録部13、プログラム登録部14、ランチャー表示部15、起動部16及び管理データベース17等の各部としての処理を実行する。
【0031】
管理データベース17は、指、指紋及びプログラムを対応付けるデータベースである。
図4は、実施形態において、管理データベースが記憶する指紋管理テーブルの一例を示す図である。
図4に例示される指紋管理テーブル171は、「指」及び「指紋」の各項目を含む。「指」には、左右の手の指夫々を示す情報が格納される。「指紋」には、指紋を示す情報が格納される。指紋を示す情報は、例えば、指紋画像の画像データ、指紋画像のパス名、指紋画像から抽出された指紋の特徴量等を挙げることができる。
【0032】
図5は、実施形態において、管理データベースが記憶するプログラム管理テーブルの一例を示す図である。
図5に例示されるプログラム管理テーブル172は、「指」、「プログラム」、「表示位置」の各項目を含む。「指」に格納される情報は、指紋管理テーブル171の項目「指」に格納される情報と同様に、左右の手の指夫々を示す情報が格納される。「プログラム」には、プログラムを示す情報が格納される。
図5では、プログラムを示す情報としてプログラム名が例示されている。しかしながら、プログラムを示す情報はプログラム名に限定されず、プログラムのパス名やプログラムを一意に識別する識別子であってもよい。「表示位置」には、後述する起動部16がプログラムの起動に用いるラン
チャーを表示する際に、当該ランチャーにおけるアイコンの表示位置を示す情報が格納される。「表示位置」には、例えば、ディスプレイ213と重畳して配置される指紋センサ220を基準として、アイコンを表示する位置を示す情報が格納される。
図5では、アイコンを表示する位置を示す情報として、指紋センサ220上で実行されるスライド操作の操作方向が例示される。しかしながら、アイコンを表示する位置を示す情報が、スライド操作の操作方向に限定されるわけではない。
【0033】
なお、
図5では、各指(例えば、右手の親指)に対して、最大で4つのプログラムが対応付けられるようになっている。しかしながら、各指に対応付けられるプログラムの最大数は4つに限定されるわけではない。各指に対応付けられるプログラムの最大数は、5つ以上であってもよいし、3つ以下であってもよい。なお、プログラムとアイコンとの対応関係は、例えば、OSが管理する。管理データベース17は、「管理部」の一例である。
【0034】
管理画面表示部11は、ディスプレイ213に手を開いた状態の手の画像を含む指紋管理画面を表示する。
図6は、実施形態における指紋管理画面を例示する図である。
図6に例示する指紋管理画面111は、操作手順を記載した説明文1111、両手の画像1112、両手の指夫々に対応付けられたプラスマーク1113、指紋センサ220の位置を模式的に示す標識画像1114を含む。両手の画像1112は、両手の指夫々が区別できるように表示される。
【0035】
受付部12は、指紋管理画面111に表示された両手の画像1112のうち、いずれかの指の選択を受け付ける。受付部12は、例えば、ディスプレイ213に表示された手の画像のうち、いずれかの指に対するタッチ操作を検出したときに、当該指が選択されたと判定する。受付部12は、例えば、選択された指を示す画像をディスプレイ213に表示してもよい。
【0036】
指紋登録部13は、選択された指と、指紋センサ220が検出した指紋とを対応付けて、指紋管理テーブル171に記憶させる。指紋登録部13は、例えば、選択された指の指紋が指紋管理テーブル171に記憶されていない場合に、指紋の登録処理を開始する。指紋の登録処理を開始した指紋登録部13は、例えば、指紋登録開始画面を表示する。
図7は、実施形態における指紋登録開始画面を例示する図である。
図7に例示される指紋登録開始画面131では、選択された指を示す円形の指示画像1311が表示される。このような指示画像1311は、指紋登録の対象となる指をユーザに理解しやすく示すことができる。
【0037】
指紋登録部13は、指紋を登録する際に、指紋登録の手順を案内する画面を表示してもよい。
図8は、実施形態において、指紋登録の手順を案内する登録手順案内画面を例示する図である。
図8に例示される登録手順案内画面132は、指紋の登録手順を案内する説明文1321とともに、指紋センサ220の位置を示す標識画像1322を含む。ユーザは、説明文1321に記載された登録手順にしたがって、標識画像1322で示される位置の指紋センサ220に指を接触させることで指紋登録を行うことができる。
図9は、実施形態における指紋登録完了画面を例示する図である。指紋登録部13は、
図9の指紋登録完了画面133のように、指紋登録が完了したことを示す錠前アイコン1333を、指紋登録済みの指に付して表示してもよい。
【0038】
プログラム登録部14は、指紋管理画面111において、プラスマーク1113に対するタッチ操作を検出すると、プログラムの登録画面を表示する。
図10は、実施形態におけるプログラム登録画面の一例を示す図である。
図10に例示されるプログラム登録画面141では、両手の画像1411とともに、アイコン配置領域1412が表示される。アイコン配置領域1412には、プログラムのアイコンを配置する位置を示す複数の位置画
像1413が表示される。プログラム登録部14は、位置画像1413のうちのいずれかが指定されると、プログラム一覧を表示する。
【0039】
図11は、実施形態におけるプログラム一覧を例示する図である。
図11に例示されるプログラム一覧142には、スマートフォン100にインストールされているプログラムの一覧が表示される。プログラム登録部14は、例えば、プログラム一覧142に表示されたプログラムのうちのいずれかのプログラムに対するタッチ操作を検出すると、当該プログラムが選択されたものと判定する。
【0040】
プログラム登録部14は、プログラムが選択されると、プログラム登録完了画面を表示する。
図12は、実施形態におけるプログラム登録完了画面を例示する図である。プログラム登録完了画面143では、指定された位置画像1413に対応する位置に選択したプログラムのアイコンが表示される。
図12は、上下左右に配置された位置画像1413のうち下方に位置する位置画像1413に対して電卓プログラムを示す電卓アイコン1431が表示された状態を例示する。また、プログラム登録部14は、選択されたプログラム、選択された指及び指定された位置画像1413の位置とを対応付けて、管理データベース17のプログラム管理テーブル172に記憶させる。
【0041】
ランチャー表示部15は、指紋センサ220が検出した指紋によってスマートフォン100のロック状態が解除されると、指紋管理テーブル171を参照して、当該指紋に対応付けられた指を特定する。ランチャー表示部15は、プログラム管理テーブル172を参照して、特定した指に対応付けられたプログラムを特定する。ランチャー表示部15は、特定したプログラムのアイコンを、プログラム管理テーブル172において当該プログラムと対応付けられた表示位置に配置したランチャーを表示する。
図13は、実施形態におけるランチャーを例示する図である。
図13に例示されるランチャー151は、指紋センサ220に対応する位置(指紋認証で指がタッチする位置)の周囲を囲むように、プログラムのアイコンが配置される。ランチャー表示部15は、「表示部」の一例である。
【0042】
起動部16は、指紋センサ220に接触した指のスワイプ操作を検出すると、スワイプ操作の方向に配置されたアイコンのプログラムを起動する。ここで、プログラムの起動は、終了しているプログラムを起動することに限定されず、バックグラウンドで実行されているプログラムを前面に呼び出す処理を含んでもよい。
図14は、実施形態において表示されるランチャー上でのスワイプ操作を例示する図である。起動部16は、例えば、
図14のように右方向へのスワイプ操作を検出すると、指紋センサ220の右側に位置するプログラム(インターネットブラウザ)を起動すればよい。起動部16は、「処理部」の一例である。
【0043】
<指紋登録の処理フロー>
図15は、実施形態における指紋登録処理の処理フローを例示する図である。以下、
図15を参照して、実施形態における指紋登録処理の処理フローについて説明する。
【0044】
T1では、管理画面表示部11は、指紋管理画面111をディスプレイ213に表示する。T2では、受付部12は、指紋管理画面111に表示された両手の画像1112のうち、いずれかの指の選択を受け付ける。選択された指の指紋が指紋管理テーブル171に記憶されている場合(T2でYES)、処理はT6に進められる。選択された指の指紋が指紋管理テーブル171に記憶されていない場合(T2でNO)、処理はT3に進められる。
【0045】
T3では、指紋登録部13は、指紋登録開始画面131をディスプレイ213に表示する。T4では、指紋登録部13は、登録手順案内画面132を表示して、ユーザに指紋の
登録を促して、選択された指の指紋を取得する。T5では、指紋登録部13は、指紋登録完了画面133を表示する。また、指紋登録部13は、T4で取得した指紋と、T2で選択された指とを対応付けて、指紋管理テーブル171に記憶させる。T6では、指に対応付けるプログラムの登録が行われる。T6の処理の詳細は、
図16を参照して後述する。
【0046】
<プログラム登録の処理フロー>
図16は、実施形態におけるプログラム登録の処理フローを例示する図である。以下、
図16を参照して、実施形態におけるプログラム登録の処理フローについて説明する。
【0047】
T61では、プログラム登録部14は、いずれかのプラスマーク1113に対するタッチ操作を検出すると、プログラム登録画面141を表示する。T62では、プログラム登録部14は、プログラム登録画面141において位置画像1413のうちのいずれかが指定されると、プログラム一覧142を表示する。T63では、プログラム登録部14は、T62で表示したプログラム一覧142のうちのいずれかのプログラムの選択を受け付ける。プログラム登録部14は、選択されたプログラムのアイコンをT62で指定された位置画像1413に対応する位置に表示したプログラム登録完了画面143を表示する。プログラム登録部14は、選択されたプログラムと、T61でタッチ操作を検出したプラスマーク1113に対応する指と、T62で指定された位置画像1413が示す位置とを対応付けて、プログラム管理テーブル172に記憶させる。
【0048】
<プログラム起動の処理フロー>
図17は、実施形態におけるプログラム起動の処理フローを例示する図である。以下、
図17を参照して、実施形態におけるプログラム起動の処理フローについて説明する。
図17の処理は、例えば、スマートフォン100がスクリーンロックされている状態から開始される。
【0049】
K1では、ランチャー表示部15は、指紋認証の成功によってスクリーンロックが解除されたか否かを判定する。スクリーンロックが解除された場合(K1でYES)、処理はK2に進められる。指紋認証の失敗等でスクリーンロックが解除されなかった場合(K2でNO)、K1の処理が繰り返される。
【0050】
K2では、ランチャー表示部15は、指紋管理テーブル171を参照して、K1での指紋認証に用いられた指を特定する。ランチャー表示部15は、特定した指に対応付けられたプログラムがプログラム管理テーブル172に記憶されているか否かを判定する。記憶されている場合(K2でYES)、処理はK3に進められる。記憶されていない場合(K2でNO)、処理は終了される。
【0051】
K3では、ランチャー表示部15は、K2で特定したプログラムのアイコンを、プログラム管理テーブル172において当該プログラムと対応付けられた表示位置に配置したランチャー151を表示する。
【0052】
K4では、起動部16は、K1で指紋認証に用いられた指が指紋センサ220から離れない状態で、スワイプ操作が実行されたか否かを判定する。スワイプ操作が実行された場合(K4でYES)、処理はK5に進められる。スワイプ操作が実行されていない場合(K4でNO)、処理はK6に進められる。
【0053】
K5では、起動部16は、K4で実行されたスワイプ操作の操作方向に表示されたアイコンのプログラムを起動する。なお、起動部16は、スワイプ操作の操作方向にアイコンが表示されていない場合、プログラム起動の処理フローを終了してもよいし、K4に処理を戻してもよい。
【0054】
K6では、起動部16は、指紋センサ220から指が離れたか否かを判定する。指が離れていない場合(K6でNO)、処理はK4に進められる。指が離れた場合(K6でYES)、処理は終了される。
【0055】
<実施形態の作用効果>
実施形態に係るスマートフォン100は、指紋登録の際に、指紋管理画面111に表示された両手の画像1112のうち、いずれかの指の選択を受け付ける。スマートフォン100では、指紋管理画面111で指が選択されると、選択された指の指紋の登録を行う。そして、スマートフォン100では、指紋管理画面111で指に対応付けられたプラスマーク1113に対するタッチ操作を検出すると、プログラム一覧142を表示してプログラムの選択を促し、選択されたプログラムとタッチ操作を検出したプラスマーク1113に対応する指とを対応付けて記憶する。そのため、本実施形態によれば、指とプログラムとを容易に対応付けることができる。
【0056】
実施形態に係るスマートフォン100は、スマートフォン100のスクリーンロックが指紋認証によって解除されると、指紋認証に用いた指に対応付けられたプログラムがプログラム管理テーブル172に記憶されている場合には、ランチャー151を表示する。ランチャー151は、指紋センサ220に対応する位置の周囲に、指紋認証に用いた指に対応付けられたプログラムのアイコンが表示される。すなわち、ランチャー151では、指紋認証に用いた指の周囲にアイコンが表示されることになる。そのため、実施形態に係るスマートフォン100は、指紋認証に用いた指を起動させたいプログラムのアイコンの方向にスワイプを行うことで、容易に所望のプログラムを起動させることができる。スマートフォン100は、例えば、スクリーンロックを解除した後、アイコンが整列して表示されたホーム画面からプログラムを選択して起動する場合よりも、簡便で素早く所望のプログラムを起動させることができる。
【0057】
実施形態に係るスマートフォン100は、ランチャー151における表示位置とともに指とプログラムの対応をプログラム管理テーブル172に記憶させる。そのため、スマートフォン100では、ランチャー151において、ユーザの好みに応じた配置でアイコンを表示させることができる。スマートフォン100は、例えば、指の移動しやすい方向を考慮したアイコンの配置をユーザに決定させることができる。
【0058】
<第1変形例>
スマートフォン100では、例えば、プログラムのアイコンが整列したホーム画面の他に、各種通知を表示する通知画面が存在する場合がある。通知画面は、例えば、ホーム画面において所定の操作(例えば、ディスプレイ213の上端から下方向へのスワイプ操作)によって表示される。すなわち、通知画面は、スマートフォン100が任意の状態のときに表示させることが可能である。第1変形例では、このような通知画面から指紋管理画面111を表示させる例について説明する。
【0059】
図18は、第1変形例における指紋登録処理の処理フローを例示する図である。以下、
図18を参照して、第1変形例における指紋登録処理の処理フローについて説明する。
【0060】
T11では、所定の操作が実行されることで、通知画面が表示される。通知画面には、指紋管理画面111を表示させる管理画面表示ボタンが設けられる。T11において、管理画面表示ボタンの押下を検知した管理画面表示部11は、指紋管理画面111をディスプレイ213に表示させる。
【0061】
スマートフォン100が任意の状態において表示可能な通知画面に管理画面表示ボタン
を設けることで、スマートフォン100は、指紋やプログラムの登録を容易に開始させることができる。
【0062】
<第2変形例>
第1変形例では、通知画面から指紋管理画面111が表示されると、プログラム一覧142から選択したプログラムと指とが対応付けられた。第2変形例では、実行中のプログラムを指と対応付ける変形例について説明する。
【0063】
図19は、第2変形例におけるプログラム登録の処理フローを例示する図である。以下、
図19を参照して、第2変形例におけるプログラム登録の処理フローについて説明する。なお、
図19に例示する処理フローは、
図18のT6において実行される。
【0064】
T62aでは、プログラム登録部14は、
図18のT11において通知画面が表示された際に実行されていたプログラムを特定する。T63aでは、プログラム登録部14は、T62aで特定したプログラムのアイコンをT62で指定された位置画像1413に対応する位置に表示したプログラム登録完了画面143を表示する。プログラム登録部14は、特定したプログラムと、T61でタッチ操作を検出したプラスマーク1113に対応する指と、T62aで指定された位置画像1413が示す位置とを対応付けて、プログラム管理テーブル172に記憶させる。
【0065】
このような変形例によれば、プログラム一覧142からプログラムを選択する作業を省略することができるため、実行中のプログラムをプログラム管理テーブル172に記憶させることがより容易になる。
【0066】
<その他の変形>
実施形態では、指紋センサ220はディスプレイ213と重畳して設けられた。すなわち、実施形態では指紋センサ220がスマートフォン100の筐体110の前面側に設けられたが、指紋センサ220は筐体110の背面側に設けられてもよい。この場合、ランチャー151はディスプレイ213上の所定位置を中心として、当該所定位置の周囲にアイコンが配置されるように表示されればよい。そして、起動部16は、背面に設けられた指紋センサ220に対するスワイプ操作の方向に配置されたアイコンのプログラムを起動すればよい。
【0067】
実施形態では、スクリーンロックが解除された場合にランチャー151が表示されたが、ランチャー151は、他の場合に表示されてもよい。ランチャー表示部15は、例えば、電話プログラムが起動された状態で指紋認証が実行された場合に、ランチャー151を表示してもよい。スマートフォン100は、このような特徴を備えることで、例えば、電話での通話中に録音プログラムを素早く起動させることができる。
【0068】
実施形態において、指紋管理画面111には、手のひらをユーザに向けた状態の両手の画像1112が表示される。しかしながら、両手の画像1112は、
図20に例示されるように、手の甲をユーザに向けた状態の画像であってもよい。また、指紋管理画面111には、両手の画像1112に代えて、右手または左手のいずれかの手の画像が表示されてもよい。
【0069】
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせることができる。
【0070】
<<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させる情報処理プログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録すること
ができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
【0071】
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、Compact Disc Read Only Memory(CD-ROM)、Compact Disc-Recordable(CD-R)、Compact Disc-ReWriterable(CD-RW)、Digital Versatile Disc(DVD)、ブルーレイディスク(BD)、Digital Audio Tape(DAT)、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
【符号の説明】
【0072】
100: スマートフォン
11: 管理画面表示部
110: 筐体
111: 指紋管理画面
1111: 説明文
1112: 画像
1113: プラスマーク
1114: 標識画像
12: 受付部
13: 指紋登録部
131: 指紋登録開始画面
1311: 指示画像
132: 登録手順案内画面
1321: 説明文
1322: 標識画像
133: 指紋登録完了画面
1333: 錠前アイコン
14: プログラム登録部
141: プログラム登録画面
1411: 画像
1412: アイコン配置領域
1413: 位置画像
142: プログラム一覧
143: プログラム登録完了画面
1431: 電卓アイコン
15: ランチャー表示部
151: ランチャー
16: 起動部
17: 管理データベース
171: 指紋管理テーブル
172: プログラム管理テーブル
202: 主記憶部
203: 補助記憶部
204: 通信部
211: スピーカー
212: マイクロフォン
213: ディスプレイ
214: タッチパネル
220: 指紋センサ