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▶ ディー・オー・アール・シー・ダッチ・オフサルミック・リサーチ・センター・(インターナショナル)・ビー・ヴイの特許一覧

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  • 特許-フットペダル制御ユニット 図1A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-11
(45)【発行日】2024-04-19
(54)【発明の名称】フットペダル制御ユニット
(51)【国際特許分類】
   A61F 9/007 20060101AFI20240412BHJP
【FI】
A61F9/007 200Z
【請求項の数】 11
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022045741
(22)【出願日】2022-03-22
(62)【分割の表示】P 2018124355の分割
【原出願日】2018-06-29
(65)【公開番号】P2022075878
(43)【公開日】2022-05-18
【審査請求日】2022-03-24
(31)【優先権主張番号】2019147
(32)【優先日】2017-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】NL
(73)【特許権者】
【識別番号】511158720
【氏名又は名称】ディー・オー・アール・シー・ダッチ・オフサルミック・リサーチ・センター・(インターナショナル)・ビー・ヴイ
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】マルト・ガーラー
(72)【発明者】
【氏名】ウィム・ローゼンクイスト
(72)【発明者】
【氏名】ジョン・ピーター・カンツ
【審査官】大橋 俊之
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2011/0098721(US,A1)
【文献】国際公開第2010/054146(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 9/007
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼科手術システムのためのフットペダル制御ユニットであって、ベースと、眼科手術システムに制御信号を生成するための前記ベースに対して枢動ピッチ運動および枢動ヨー運動するよう構成された踏板と、を備え、
前記フットペダル制御ユニットは、ロック要素をさらに備え、
前記ロック要素は、前記踏板が枢動ヨー運動に対してロックされるロック位置と、および前記踏板が枢動ヨー運動を行うことができる解除位置との間で移動可能であり、
前記ロック位置において前記ロック要素が前記踏板の前部の下に引っ込み、かつ解除位置において前記ロック要素が前記踏板の前記前部を越えて延在する、フットペダル制御ユニット。
【請求項2】
追加的なはめ込みカバーをさらに備え、各前記追加的なはめ込みカバーは、前記踏板に取り外し可能に配置可能である、請求項1に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項3】
前記はめ込みカバーがカスタマイズされる、請求項2に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項4】
前記はめ込みカバーが前記カバーの後縁において上方に持ち上がったフランジおよび/または前記カバーの側縁において上方に持ち上がったフランジを含む、請求項2または3に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項5】
前記ベースに固定的に接続された、または一体に形成されたかかと支持構造をさらに備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項6】
前記ベースの後面に接続された運搬ハンドルをさらに備える、請求項5に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項7】
前記ベースを再配置するために前記かかと支持構造の下に配置されたつま先受容キャビティが前記ベースに設けられている、請求項5または6に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項8】
前記キャビティは、左右側において左側壁構造および右側壁構造によってそれぞれ少なくとも部分的に囲まれ、両方の側壁構造は、前記運搬ハンドルの高さレベルから前記かかと支持構造へ上向きに延在している、請求項6を引用する請求項7に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項9】
前記キャビティは、前側において前壁構造によって少なくとも部分的に囲まれ、前記前壁構造は、前記ベースの後面に対して波状に形成され、および前記かかと支持構造へ上向きに延在する壁部分として形成されている、請求項7または8に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項10】
前記ロック要素が、前記解除位置において前記踏板の前記前部を越えて延在する上面を有し、かつ前記上面には、視覚マーカー設けられている、請求項1に記載のフットペダル制御ユニット。
【請求項11】
前記ロック要素が、前記ロック位置および解除位置の間で枢動可能なレバーを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載のフットペダル制御ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科手術システムのためのフットペダル制御ユニットに関し、ベースと、眼科手術システムへの制御信号を生成するために、ベースに対して枢動ピッチ運動および枢動ヨー運動するよう構成された踏板とを備える。さらに、枢動ヨー運動に対して踏板がロックされるロック位置と、踏板が枢動ヨー運動を行うことが可能な解除位置との間で移動可能なロック要素を備える。
【背景技術】
【0002】
眼科手術システムへの制御信号を生成するためのフットペダル制御ユニットは、眼科手術の分野において一般的に知られている。アクセルペダルのような枢動ピッチ運動と枢動ヨー運動で動くように踏板を構成することによって、2つの異なるパラメータを制御することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、改良された使用者の経験を有するフットペダル制御ユニットを提供することである。本発明によれば、フットペダル制御ユニットは、踏板上に取り外し可能に配置されたはめ込みカバーを含む。
【課題を解決するための手段】
【0004】
取り外し可能なはめ込みカバーを踏板上に設けることにより、制御ユニットの使用者は、例えば、フットペダル制御ユニットの使用者の経験を向上させるために、快適性および/またはペダルフィードバックの点で、踏板との個人的に好ましい使用者インターフェース相互作用をカスタマイズすることができる。
【0005】
特定の実施形態では、フットペダル制御ユニットは、ベース上に運搬ハンドルおよびかかと支持構造を備え、ベースには、ベースを再配置するためのつま先受容キャビティが設けられ、かかと支持構造および運搬ハンドルは、つま先受容キャビティの上側境界および下側境界をそれぞれ形成する。
【0006】
有利には、フットペダル制御ユニットは、踏板が枢動ヨー運動に対してロックされるロック位置と、踏板が枢動ヨー運動を行うことができる解除位置との間で移動可能なロック要素を含むことができる。使用者の嗜好に応じて枢動ヨー運動をブロック、または可能にするロック要素を設けることにより、2つの枢動機能を一時的に単一の枢動機能に限定することができ、単一のパラメータを制御すべき状況において、例えば別のパラメータを一定に保つ必要がある場合に、制御ユニットを適用することができ、これにより、機能拡張されたフットペダル制御ユニットが得られる。
【0007】
好ましくは、ロック位置のロック要素は、踏板の前部の下方に引っ込められ、解除位置のロック要素は踏板の前部を越えて延び、制御装置の機能の可視表示が使用者に提供される。
【0008】
単なる例として、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1A】ロック要素がロック位置にある本発明によるフットペダル制御ユニットの概略的な斜視正面図を示す。
図1B】ロック要素が解除位置にある図1Aのフットペダル制御ユニットの概略的な斜視正面図を示す。
図1C】ロック要素がロック位置にある図1Aのフットペダル制御ユニットの概略的な部分上面図を示す。
図1D】ロック要素が解除位置にある図1Aのフットペダル制御ユニットの概略的な部分平面図を示す。
図2A】はめ込みカバーが設けられた図1Aのフットペダル制御ユニットの概略的な斜視上面図を示す。
図2B】別のはめ込みカバーが設けられた図1Aのフットペダル制御ユニットの概略的な透視上面図を示す。
図3】はめ込みカバーが取り外されている図2Bのフットペダル制御ユニットの概略的な斜視図を示す。
図4図1Aのフットペダル制御ユニットを使用者の足によって再配置した概略的な斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面は、単に本発明による好ましい実施形態を示すに過ぎないことに留意されたい。図面では、同じ参照番号は、同等または対応する部分を示す。
【0011】
図1Aは、本発明によるフットペダル制御ユニット1の概略的な斜視正面図を示す。フットペダル制御ユニット1は、硝子体切除装置またはレーザーユニットなどの眼科手術システムの動作を制御するように構成されている。制御ユニット1は、ベース2と、ベース2に対してピッチ方向Pに枢動ピッチ運動し、ヨー方向Yに枢動ヨー運動するように構成された踏板3とを有する。踏板3を枢動ピッチ方向Pに移動させることにより、実質的に水平な枢動軸A1回りのアクセル式の移動が行われる。同様に、踏板3を枢動ヨー方向Yに移動させることによって、実質的に垂直な枢動軸A2回りの左または右への枢動運動が行われる。制御ユニット1の使用者がピッチ方向Pおよび/またはヨー方向Yに踏板3を動かすと、制御された眼科手術システムの1つまたは複数の操作パラメータを、互いに独立に、好ましくは直線的に調整することができる。踏板3は、ピッチ方向Pに移動し、その後にヨー方向Yに、またはその逆に、移動することができ、または同時に移動することができる。一般に、ピッチ方向Pの動きは第1のパラメータを制御する一方、ヨー方向Yの動きは第2のパラメータを制御するため、制御ユニットまたはフットスイッチ上で2重線形機能を提供する。しかし、基本的には、ピッチまたはヨー方向に踏板3を動かすことによって、複数のパラメータを制御することができる。
【0012】
フットペダル制御ユニット1は、ロック位置と解除位置との間で移動可能なロック要素を有する。ロック要素がロック位置にある場合、踏板3の枢動ヨー運動はロックされる。さらに、ロック要素が解除位置にある場合、踏板3は、枢動ヨー運動を行うことができる。ロック要素が解除位置にある場合、フットペダル制御ユニット1は、踏板3のヨー位置に応じて、第2のパラメータを制御する制御信号を生成するように構成される。好ましくは、ロック要素が解除位置にもたらされる場合、警告信号が眼科手術システムに送信されて、眼科手術システムは、第2のパラメータを制御する制御信号に従って第2のパラメータを調整する。ロック要素は、ロック要素のロックおよび解除位置にそれぞれ対応する引込位置と展開位置との間で枢動可能なレバー4を含む。図1Aでは、レバー4は、引込位置にあり、レバー4が踏板3の前部3Aの下に引っ込められ、それによって踏板3が枢動ヨー方向Yに移動できないという可視表示を提供する。
【0013】
図1Bは、レバー4が展開位置にあるフットペダル制御ユニット1の概略的な斜視正面図を示しており、レバー4は、踏板3の前部3Aを越えて延び、これにより、踏板3が 枢動ヨー方向Yに移動可能であるという可視表示を提供する。
【0014】
図1Cおよび図1Dは、フットペダル制御ユニット1の概略的な部分上面図を示す。図1Cにおいて、ロック要素は、ロック位置にあり、レバー4は、踏板3の下の引込位置にあり、図1Dでは、ロック要素は解除位置にあり、レバー4は、踏板3を越えて延在する展開位置にある。
【0015】
有利には、ロック要素は、レバー4が展開位置にある場合に見えるレバー4の延長部分上に上面5を有する。前記上面5には、踏板が枢動ヨー方向Yに動くことができるという表示の視認性を高めるために、図示された実施形態では特定の色、例えば緑の視覚マーカーを設けることができる。図示の実施形態では、レバー4全体が着色されているが、レバー4を部分的に着色してもよい。明らかに、視覚マーカーは、別の色でもよく、及び/又はレバー4の延長された上面5の一部又は全体にわたって延在してもよい。さらに、視覚マーカーは、バーやディスクなどの特定の形状を有することができる。
【0016】
原理的には、レバー4は、逆の方向に動作するように設計されてもよい。すなわち、引込位置では、踏板3は、枢動ヨー運動をすることができ、展開位置では、踏板3の枢動ヨー運動はロックされる。次に、上面5の視覚マーカーは、別の色、例えば、赤でもよい。さらに、レバー4は、ベース2上の別の位置、例えば、ベース2の前部とは反対側のベース2の後部付近に設けられてもよい。
【0017】
別の実施形態では、ロック要素は、別の方法、例えば、線形軌道に沿って移動可能なバーを含むように実現される。ロック要素は、使用者の足および/または電子的に制御されるアクチュエータによって操作可能である。
【0018】
図2Aは、踏板3上に取り外し可能に配置されたはめ込みカバー8を備えたフットペダル制御ユニット1の概略的な斜視上面図を示す。図2Aに示す実施形態では、はめ込みカバー8には、図3により詳細に示すように、カバー8の側縁8b、8cに上方に持ち上がった側部フランジ8a、8a’が設けられ、踏板3の二重直線運動、特に枢動ヨー方向Yに移動するための追加の支持を提供する。さらに、はめ込みカバー8は、カバー8の後側8eに、ヒールカップとも呼ばれる上方に持ち上がったフランジ8dを含み、はめ込みカバー8上に完全に載置された使用者の足7を支持する。原則として、はめ込みカバー8に側部フランジ8a、8a’または、後部フランジ8dのいずれを設けてもよい。さらに、はめ込みカバー8は、上述の上方に持ち上がったフランジ無しで実現することができる。
【0019】
図2Bは、別のはめ込みカバー8’を備えたフットペダル制御ユニット1の概略的な斜視上面図を示す。ここで、はめ込みカバー8’は、後部フランジ8dなしに、踏板3に向かって下方に延びる側部フランジ8a、8a’を備えている。つま先7aがはめ込みカバー8’上に位置し、ベース2に堅固に接続されるかまたは一体的に形成されているかかと支持構造9上にかかと7bが載置されるように、使用者の足7が配置される。フットペダル制御ユニット1の別の実施形態では、そのようなかかと支持構造9は設けられていない。
【0020】
図2Aおよび図2Bに示す実施形態では、はめ込みカバー8,8’は、取り外し可能であり、使用者に踏板3の熟練した操作を個人の嗜好に適応させる可能性を提供する。はめ込みカバー8,8’は、好ましくは、ゴムのような快適かつ/または生体適合性の材料から製造される。
【0021】
図3は、図2Bに示すはめ込みカバー8’が取り外されているフットペダル制御ユニット1の概略的な斜視上面図である。ここでは、はめ込みカバー8’が踏板3から上方に引っ張られ、別のタイプのはめ込みカバーが踏板3上に配置され得る。一般に、はめ込みカバー8は、例えば下向きに延びるフランジ8a、8a’を設けることによって、踏板3にシームレスにフィットするように成形することができる。さらに、ファスナーなどの取り外し可能な接続要素を使用することができる。
【0022】
使用時には、フットペダル制御ユニット1には、通常、踏板3上に取り外し可能に配置されるはめ込みカバー8,8’が設けられている。制御ユニット1は、踏板3に配置されるはめ込みカバー8を取り外し可能に置き換えることができる1つ以上の追加のはめ込みカバーをさらに含むことができ、制御ユニット1の特定の使用者の快適性および/または個人の嗜好を最適化するために制御ユニット1をパーソナライズすることができる。次に、踏板上のはめ込みカバーおよび1つまたは複数の追加のはめ込みカバーは、踏板上に取り外し可能に配置された単一のはめ込みカバーの代わりに複数のはめ込みカバー8,8’を形成し、各はめ込みカバー8,8’は、踏板3に取外し可能に配置可能である。さらに、各はめ込みカバー8,8’は、例えば、外観、サイズ、材料、圧縮性および/またはサポート形状の点でカスタマイズされてもよく、これによって、個々の使用者のはめ込みカバーをパーソナライズすることができる。
【0023】
フットペダル制御ユニット1は、ユニット1を手動で運ぶための運搬ハンドル10をさらに備える。ハンドル10は、かかと支持構造9の高さレベルより下で、ベース2上の後面2aに配置されている。かかと支持構造9および運搬ハンドル10は、ベース2をフロアまたは制御ユニットが配置される他の支持構造上に再配置するためにベース2に形成されたつま先受容キャビティ11の上側境界および下側境界をそれぞれ形成することができる。
【0024】
前記キャビティ11につま先または足指を挿入し、ベース2に所望の移動方向に力を制御可能に加えることによって、ベース2を容易に再配置することができる。
【0025】
好ましくは、キャビティ11は、ベース2の後面2aに形成され、キャビティ11は、かかと支持構造9の下に位置する。図3に示すように、キャビティは、上側がかかと支持構造9によって少なくとも部分的に囲まれ、左側が左側壁構造21によって少なくとも部分的に囲まれ、右側が右側壁構造22によって少なくとも部分的に囲まれ、両方の側壁構造21、22は、運搬ハンドル10の高さレベルからかかと支持構造9まで上方に延びて、ベース2を側方に動かすつま先または足指によって加えられる力を受ける。また、キャビティ11の前側は、前壁構造23によって少なくとも部分的に囲まれ、前壁構造23は、ベース2の後面2aに対して波状に形成され支持構造9に向かって上方に延びる壁部として形成され、ベース2を前方に移動させるつま先または足指によって加えられる力を受けるための構造として使用される。運搬ハンドル10は、かかと支持構造9の下のキャビティ11の底境界構造を形成することができる。運搬ハンドル10は、図3に示すように、後側方向に前記かかと支持構造9を越えて延在してもよく、これにより、使用者が、運搬ハンドル10とかかと支持構造9の間の空間につま先または足指を挿入することができ、ベース2を後方に移動させるために、前記つま先または足指によって前記運搬ハンドル10に後向きの力を加えることができる。
【0026】
図4は、使用者の足7によって再配置されたフットペダル制御ユニット1の概略的な斜視上面図を示す。ここで、つま先受容キャビティ11は、使用者の足7のつま先7aを受け入れている。そして、運搬ハンドル10は、ベース1を前方、後方または側方に容易に移動させるためのつま先バーとして機能することができる。そして、制御ユニット1上のボタンや他のコントロール要素の不慮の起動が妨げられる。
【0027】
ベースを再配置するためのつま先受容キャビティは、請求項1に記載のフットペダル制御ユニットに適用できるだけでなく、より一般的には、ベースと、眼科手術システムへの制御信号を生成するためにベースに対して枢動するように構成された踏板とを含む、踏板がヨー運動に対して恒久的にブロックされているアクセルタイプのフットペダル制御ユニットなどの眼科手術システム用のフットペダル制御ユニットにも適用することができることに留意されたい。
【0028】
さらに、踏板が枢動ヨー運動に対してロックされるロック位置と、踏板が枢動ヨー運動を可能にする解除位置との間で移動可能なロック要素は、請求項1に記載のフットペダル制御ユニットに適用することができるだけでなく、ベースと、眼科手術システムへの制御信号を生成するためにベースに対して枢動するように構成された踏板とを含む眼科手術システム用のフットペダル制御ユニットにも適用することができることに留意されたい。
【0029】
本発明は、上記の実施形態に限定されない。多くの変形が可能であることが理解されるであろう。
【0030】
これらの実施形態および他の実施形態は、当業者にとって明らかであり、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲内にあるとみなされる。明確化および簡潔な説明のために、特徴は、同じまたは別個の実施形態の一部として本明細書に記載される。しかしながら、本発明の範囲は、説明した特徴の全て又は一部の組み合わせを有する実施形態を含むことができることが理解されよう。
【符号の説明】
【0031】
1 フットペダル制御ユニット
2a 後面
2 ベース
3 踏板
3A 前部
4 レバー
5 上面
7 足
7a つま先
8a,8a’ 側部フランジ
8b,8c 側縁
8d 後部フランジ
8e 後側
8 はめ込みカバー
9 支持構造
10 運搬ハンドル
11 先受容キャビティ
21 左側壁構造
21 側壁構造
22 右側壁構造
23 前壁構造
図1A
図1B
図1C
図1D
図2A
図2B
図3
図4