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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-15
(45)【発行日】2024-04-23
(54)【発明の名称】BSMユニット
(51)【国際特許分類】
   B60R 1/06 20060101AFI20240416BHJP
   B60R 1/12 20060101ALI20240416BHJP
【FI】
B60R1/06 G
B60R1/12 A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019228592
(22)【出願日】2019-12-18
(65)【公開番号】P2021095043
(43)【公開日】2021-06-24
【審査請求日】2022-09-28
(73)【特許権者】
【識別番号】000148689
【氏名又は名称】株式会社村上開明堂
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100113435
【弁理士】
【氏名又は名称】黒木 義樹
(74)【代理人】
【識別番号】100182006
【弁理士】
【氏名又は名称】湯本 譲司
(72)【発明者】
【氏名】井石 浩多
(72)【発明者】
【氏名】ドン ヴァン ディン
(72)【発明者】
【氏名】武藤 滉介
【審査官】浅野 麻木
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2008/0316054(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2010/0026475(US,A1)
【文献】特開2014-151651(JP,A)
【文献】特開2016-172545(JP,A)
【文献】特開2014-184930(JP,A)
【文献】登録実用新案第3189170(JP,U)
【文献】特開2011-054523(JP,A)
【文献】特開2013-226877(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 1/06
B60R 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の車体に設けられるアウターミラーのバイザーの前記車体側を向く側面に取り付けられるBSMユニットであって、
光源と、
前記光源を収容するハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられ、前記光源からの光を前記ハウジングの外部に出射するレンズと、
を備え、
前記レンズの少なくとも一部は、前記バイザーの前記側面から前記側面の面外方向に突出しており、
前記レンズは、前記BSMユニットの露出部分を有するアウターレンズを含んでおり、
前記アウターレンズは、前記ハウジングに載せられるベース部と、前記ベース部から前記面外方向に突出する第1凸部と、前記第1凸部から前記面外方向に突出する第2凸部とを有し、前記側面に直交する方向から見たときに、前記ベース部は前記ハウジングの内側に位置しており、前記第1凸部は前記ベース部の内側に位置しており、前記第2凸部は前記第1凸部の内側に位置している、
BSMユニット。
【請求項2】
車両の車体に設けられるアウターミラーのバイザーの前記車体側を向く側面に取り付けられるBSMユニットであって、
光源と、
前記光源を収容するハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられ、前記光源からの光を前記ハウジングの外部に出射するレンズと、
を備え、
前記バイザーは、前記側面の前記車両の後方側に位置すると共に前記アウターミラーのミラーを囲む縁部を有し、
前記レンズの少なくとも一部は、前記バイザーの前記側面に露出すると共に前記バイザーの前記縁部に達しており、
前記レンズは、前記BSMユニットの露出部分を有するアウターレンズを含んでおり、
前記アウターレンズは、前記ハウジングに載せられるベース部と、前記ベース部から前記側面の面外方向に突出する第1凸部と、前記第1凸部から前記面外方向に突出する第2凸部とを有し、前記側面に直交する方向から見たときに、前記ベース部は前記ハウジングの内側に位置しており、前記第1凸部は前記ベース部の内側に位置しており、前記第2凸部は前記第1凸部の内側に位置している、
BSMユニット。
【請求項3】
前記バイザーの前記側面に対する前記レンズの高さは、前記車両の後方側に向かうに従って高くなっている、
請求項1又は2に記載のBSMユニット。
【請求項4】
前記レンズは、前記バイザーの前記側面における前記車両の後方側に設けられる、
請求項1~3のいずれか一項に記載のBSMユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、BSMユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、BSMユニット(ブラインドスポットモニターユニット)としては種々のものが知られている。BSMユニットとしては、車両の車体に取り付けられたアウターミラーのミラー(鏡面)にインジケーターを点灯することにより、当該車両の運転者に後側方車両の存在を通知するものが知られている。しかしながら、アウターミラーのミラーにインジケーターを点灯する場合、ミラーに映る景色又は太陽光等と共にインジケーターが表示されるので、インジケーターを見づらいという問題がある。
【0003】
米国特許出願公開2008/0316054号明細書には、車両の車体に取り付けられるアウターミラーを含むミラーアセンブリに設けられたブラインドスポットインジケーターが記載されている。ミラーアセンブリは、車両の後方側を向く反射ミラーと、反射ミラーを囲んで保持するケーシングとを備える。ケーシングは、車両の側部にステムを介して取り付けられている。ケーシングは車両の車体側を向く側部を有し、当該側部にブラインドスポットインジケーターが表示される。
【0004】
ブラインドスポットインジケーターは、LEDを含む光源と、光源からの光を導光するレンズとを備える。光源からの光がレンズによって導光されてケーシングの外部に出射することによりアイコンを当該側部に表示することができ、アイコンの表示によって後側方車両が検知された旨が当該車両の運転者に通知される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】米国特許出願公開2008/0316054号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述したブラインドスポットインジケーターでは、ケーシングの側部にアイコンが表示されるため、当該側部に対向する自車両の運転者は当該アイコンを視認可能である。ところで、特に近年、他車両の運転者、乗員及び道路使用者等にもインジケーターを視認させることが求められている。他車両の運転者等が自車両のインジケーターを視認できれば、他車両の運転者等は自車両の存在を把握することが可能となる。
【0007】
しかしながら、前述したブラインドスポットインジケーターでは、ミラーアセンブリのケーシングの側部が自車両の運転者に対向し、当該側部にアイコンを表示するものであるため、他車両の運転者等は当該アイコンを視認することができない。すなわち、ケーシングの側部そのものにアイコンを表示しているので、自車両の運転者以外の者が当該アイコンを視認することは難しい。自車両のアイコンを他車両の運転者等が視認できない場合、他車両の運転者等が自車両の存在に気付きにくいことがあるので、自車両の運転者に不安感を与える可能性がある。
【0008】
本開示は、他車両の運転者等に視認させることができるBSMユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一側面に係るBSMユニットは、車両の車体に設けられるアウターミラーのバイザーの車体側を向く側面に取り付けられるBSMユニットであって、光源と、光源を収容するハウジングと、ハウジングに取り付けられ、光源からの光をハウジングの外部に出射するレンズと、を備え、レンズの少なくとも一部は、バイザーの側面から側面の面外方向に突出しており、レンズは、BSMユニットの露出部分を有するアウターレンズを含んでおり、アウターレンズは、ハウジングに載せられるベース部と、ベース部から面外方向に突出する第1凸部と、第1凸部から面外方向に突出する第2凸部とを有し、側面に直交する方向から見たときに、ベース部はハウジングの内側に位置しており、第1凸部はベース部の内側に位置しており、第2凸部は第1凸部の内側に位置している。
【0010】
このBSMユニットは、アウターミラーのバイザーの車体側を向く側面に設けられる。従って、BSMユニットのインジケーターがアウターミラーのミラーではなくバイザーに表示されるので、ミラーに映る景色等とは別の箇所にインジケーターを表示することができる。従って、インジケーターを視認しやすくすることができる。BSMユニットは、光源を収容するハウジングに取り付けられると共に光をハウジングの外部に出射するレンズを備える。レンズの少なくとも一部は、バイザーの側面から当該側面の面外方向に突出している。従って、外部に光を出射するレンズの少なくとも一部がバイザーの側面の面外方向に突出しているので、他車両の運転者等がレンズからの光を視認することができる。仮に、レンズからの光の出射面がバイザーの側面と面一である場合には、当該光の出射方向が自車両の運転者側に限定されうる。しかしながら、このBSMユニットでは、レンズの少なくとも一部がバイザーの側面から突出しているので、レンズからの光の出射方向が自車両の運転者側に限定されず自車両の後方等の広い範囲を含むこととなる。従って、後側方の他車両の運転者等にレンズからの光を視認させることができるので、自車両の存在を他車両の運転者等に把握させることができる。
【0011】
本開示の別の側面に係るBSMユニットは、車両の車体に設けられるアウターミラーのバイザーの車体側を向く側面に取り付けられるBSMユニットであって、光源と、光源を収容するハウジングと、ハウジングに取り付けられ、光源からの光をハウジングの外部に出射するレンズと、を備え、バイザーは、側面の車両の後方側に位置すると共にアウターミラーのミラーを囲む縁部を有し、レンズの少なくとも一部は、バイザーの側面に露出すると共にバイザーの縁部に達しており、レンズは、BSMユニットの露出部分を有するアウターレンズを含んでおり、アウターレンズは、ハウジングに載せられるベース部と、ベース部から側面の面外方向に突出する第1凸部と、第1凸部から面外方向に突出する第2凸部とを有し、側面に直交する方向から見たときに、ベース部はハウジングの内側に位置しており、第1凸部はベース部の内側に位置しており、第2凸部は第1凸部の内側に位置している。
【0012】
このBSMユニットは、前述のBSMユニットと同様、バイザーの車体側を向く側面に設けられる。従って、ミラーに映る景色等とは別の箇所にインジケーターを表示することができるので、インジケーターを視認しやすくすることができる。レンズの少なくとも一部は、バイザーの側面に露出すると共にバイザーの縁部に達している。バイザーの縁部は、バイザーの側面から見て車両の後方側に位置する。従って、外部に光を出射するレンズがバイザーの側面に露出すると共にバイザーの縁部に達していることにより、レンズからの光の出射方向は、自車両の運転者側に限定されず、自車両の後方等の広い範囲を含むこととなる。従って、後側方の他車両の運転者等にレンズからの光を視認させることができるので、自車両の存在を他車両の運転者等に把握させることができる。
【0013】
また、バイザーの側面に対するレンズの高さは、車両の後方側に向かうに従って高くなっていてもよい。この場合、レンズの高さが後方側に向かうに従って高くなっているので、後側方の他車両の運転者等に光るレンズをより視認させやすくすることができる。また、レンズの高さが後方側に向かうに従って高くなっている場合、バイザーに対するBSMユニットの組み付けを容易に行うことができる。
【0014】
また、レンズは、バイザーの側面における車両の後方側に設けられてもよい。この場合、レンズがバイザーの側面における車両の後方側に設けられることにより、レンズは、アウターミラーのミラーに近い位置に設けられる。従って、ミラーを視認する自車両の運転者の視線からレンズまでの距離を短くすることができるので、自車両の運転者はレンズをより視認しやすくなる。また、レンズがバイザーの側面の後方側に設けられることにより、後側方の他車両の運転者等に光るレンズをより視認させやすくすることができる。
【発明の効果】
【0015】
本開示によれば、他車両の運転者等に視認させることができるBSMユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本開示の実施形態に係るBSMユニットが搭載された例示的なアウターミラーを示す斜視図である。
図2図1のBSMユニットのレンズ、アウターミラーのバイザーの側面及び縁部を示す斜視図である。
図3図2のバイザーを図2とは異なる方向から見た斜視図である。
図4図3のバイザーに取り付けられたBSMユニットを模式的に示す斜視図である。
図5図4のBSMユニット及びバイザーを示す断面図である。
図6図4のBSMユニットを示す平面図である。
図7図6のBSMユニットのA-A線断面図である。
図8図6のBSMユニットのハウジングの側面図である。
図9図6のBSMユニットの分解斜視図である。
図10図6のBSMユニットのインナーレンズを示す斜視図である。
図11図10のインナーレンズの側面図である。
図12】変形例に係るBSMユニット及びバイザーを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下では、図面を参照しながら本開示に係るBSMユニットの実施形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易のため、一部を簡略化又は誇張して描いている場合がある。更に、寸法比率等は図面に記載のものに限定されない。
【0018】
まず、本実施形態に係るBSMユニット10が適用される例示的なアウターミラー1について説明する。図1に示されるように、アウターミラー1は、自車両の車体に設けられるアウターミラーであり、例えば、自車両の運転席の斜め前に設けられる。本開示において、「自車両」とは本開示に係るBSMユニットを備えた車両を示しており、「他車両」とは自車両と異なる他の車両を示している。「他車両」は、自車両の後続車両、後側方車両又は追い越し車両を含んでいてもよい。
【0019】
BSMユニット10は、例えば、自車両の右側のアウターミラー1、及び自車両の左側のアウターミラー1のそれぞれに設けられる。BSMユニット10は、例えば、自車両に対してだけでなく、他の道路使用者にも視認可能とされている。他の道路使用者は、BSMユニット10が搭載された自車両を視認する歩行者、及び他車両の乗員を含んでいる。BSMユニット10は、他の道路使用者にも視認可能とされていることにより、他の道路使用者に自車両の存在を把握させることができる。
【0020】
本実施形態に係るアウターミラー1は、例えば、鏡面2bを有するミラー本体であるミラー2と、ミラー2の鏡面2bを囲んでミラー2を保持するバイザー3とを備える。一例として、バイザー3の色彩は黒色とされている。本開示において、黒色は、黒だけでなく、黒に近い配色が施された紺色、紫色、茶色、灰色及び濃い緑色を含んでいる。
【0021】
バイザー3は、例えば、鉛直上方に向けられる上面3bと、車体側を向く(運転席側に位置する)側面3cと、ミラー2を囲む縁部3dとを含んでいる。上面3b及び側面3cは、例えば、滑らかに互いに接続している。縁部3dは、例えば、自車両の後方側に向けられており、自車両の後方側を向く開口3fを有する。開口3fにはミラー2の鏡面2bが露出する。
【0022】
図1及び図2に示されるように、BSMユニット10は、バイザー3の側面3cに露出している。BSMユニット10は、バイザー3の側面3cに形成された開口3gから露出している。BSMユニット10の少なくとも一部は、例えば、側面3cから側面3cの面外方向に突出している。BSMユニット10の露出部分10b(露出する部分)は、BSMユニット10の内部に設けられた光源15(図7参照)によって点灯し、露出部分10bの点灯によってインジケーターが表示される。
【0023】
例えば、BSMユニット10の露出部分10bは、縁部3dが延びる第1方向D1に沿って延在する一対の長辺10cと、縁部3dに交差する第2方向D2に延びる一対の短辺10dとを有する四角形状(一例として長方形状)とされている。第2方向D2は、一例として、第1方向D1に直交している。BSMユニット10の露出部分10bは、バイザー3の側面3cにおける自車両の後方側に設けられており、例えば、バイザー3の縁部3d寄りの位置に設けられる。
【0024】
BSMユニット10は、例えば、バイザー3の側面3cにおける第2方向D2の中央を通ると共に第1方向D1に延在する基準線L1よりも自車両の後方側(縁部3d側)に位置している。一例として、BSMユニット10は、側面3cにおける第1方向D1の中央を通ると共に第2方向D2に延在する基準線L2よりも上面3b側に位置している。BSMユニット10は縁部3dの隣接位置に設けられており、例えば、BSMユニット10と縁部3dとの間には第1方向D1に沿って延びる線状部3hが形成されている。
【0025】
BSMユニット10の露出部分10bは、例えば、バイザー3の側面3cに対して窪む平滑面10fと、側面3cよりも突出する凸部10gとを含む。平滑面10fは、例えば、平坦面とされている。凸部10gは、縁部3dとの反対側の端部から徐々に高くなる傾斜面10hと、傾斜面10hの縁部3d側に位置する頂部10jとを含む。
【0026】
傾斜面10hと頂部10jにより、BSMユニット10の露出部分10bは、自車両の後方側(縁部3d側)に向かうに従って高くなっている。例えば、凸部10gは、更に、傾斜面10hから平滑面10fまで延びる第1側面10kと、頂部10jから平滑面10fまで延びる第2側面10mとを含んでいてもよい。なお、露出部分10bの形状及び位置は、上記の各例に限られず適宜変更可能である。
【0027】
図3は、バイザー3の開口3gをバイザー3の内側から見た模式的な斜視図である。図4は、バイザー3の側面3cにバイザー3の内側から取り付けられたBSMユニット10を示す模式的な斜視図である。図3及び図4に示されるように、バイザー3は、縁部3dからバイザー3の内側に延びる壁面3pを有する。BSMユニット10は、例えば、壁面3pに取り付けられる。壁面3pは、例えば、バイザー3の外部からは視認されない部位である。
【0028】
壁面3pは、バイザー3の上面3bに沿って延びる第1壁面3qと、側面3cに対向する第2壁面3rと、第1壁面3qの縁部3dとの反対側の端部から下方に延びる第3壁面3sとを含んでいる。第2壁面3r及び第3壁面3sからは筒状部3tが突出しており、一例として、筒状部3tにBSMユニット10が取り付けられる。第3壁面3sは、バイザー3に保持されたミラー2の裏側においてミラー2に沿って延在している。
【0029】
図5は、バイザー3の側面3cへのBSMユニット10の取付構造の例を示す断面図である。図5に示されるように、BSMユニット10は、後述する光源15を収容するハウジング11を備え、例えば、ハウジング11はスクリュー16を介してバイザー3の壁面3pに固定されてもよい。
【0030】
図6は、BSMユニット10を示す平面図である。図7は、図6のA-A線断面図である。図6及び図7に示されるように、BSMユニット10の露出部分10bの形状は、図6のA-A線断面に対して左右対称とされている。A-A線断面は、露出部分10bの中心10p及びバイザー3の縁部3dを含むと共にバイザー3の側面3cに直交する断面Sである。断面Sは、例えば、前述した第2方向D2及び側面3cに直交する第3方向D3の双方に延在する。
【0031】
第3方向D3に沿ってBSMユニット10を見たときに、BSMユニット10は、第1方向D1に延びる短辺、及び第2方向D2に延びる長辺を有すると共に、縁部3d側に突出する突出部10qを有する。突出部10qは、例えば、BSMユニット10の第1方向D1の中央を含む領域において縁部3dに向かって(図6では右側に)突出している。
【0032】
例えば、BSMユニット10の各部の形状は断面Sに対して左右対称とされている。このように、BSMユニット10の各部が断面Sに対して左右対称な形状とされていることにより、車両の右側に取り付けるBSMユニット10の構成と、車両の左側に取り付けるBSMユニット10の構成とを共通にすることができる。
【0033】
BSMユニット10は、光源15と、光源15を収容するハウジング11と、光源15からの光HをBSMユニット10の外部に出射するレンズ12とを備える。光源15は、例えば、LED光源である。BSMユニット10は、光Hを露出部分10bからBSMユニット10の外部に出射することによって、自車両の運転者に注意を促したり他の道路使用者に自車両の存在を把握させるインジケーターを表示する。レンズ12はハウジング11に取り付けられている。例えば、BSMユニット10は、更に、光源15が搭載されるプリント基板(PCB)である回路基板13と、回路基板13を介して光源15に電気的に接続されるコネクタ部14とを備える。
【0034】
レンズ12の少なくとも一部(露出部分10b)はバイザー3の側面3cに露出している。レンズ12は、BSMユニット10の露出部分10bを有するアウターレンズ17と、アウターレンズ17の内側に位置するインナーレンズ18とを含んでいる。アウターレンズ17及びインナーレンズ18は、例えば、互いに別体とされている。
【0035】
アウターレンズ17は、例えば、断面Sに対して左右対称とされている。一例として、アウターレンズ17は、ハウジング11に載せられるベース部17bと、ベース部17bにおいて突出する第1凸部17cと、第1凸部17cにおいて更に突出する第2凸部17dとを有する。
【0036】
第3方向D3から見たときに、ベース部17bはハウジング11の内側に位置しており、第1凸部17cはベース部17bの内側に位置しており、第2凸部17dは第1凸部17cの内側に位置している。第3方向D3から見た場合におけるベース部17b及び第1凸部17cの少なくとも一部の形状は、例えば、角丸長方形状とされている。
【0037】
ベース部17bはBSMユニット10の突出部10qを構成する第1突出部17fを有し、第1凸部17cは突出部10qを構成する第2突出部17gを有する。第1突出部17f及び第2突出部17gは、共に、縁部3d側に突出している。第2凸部17dは、例えば、第1凸部17cの第2突出部17gに設けられており、第3方向D3から見た第2凸部17dの形状は長方形状とされている。一例として、第2凸部17dの第2方向D2の端部側(縁部3d側)に前述した露出部分10bが設けられる。
【0038】
アウターレンズ17は、その一部がバイザー3の側面3cに露出するレンズである。光源15から出射した光Hは、インナーレンズ18を介してアウターレンズ17に入射し、アウターレンズ17からBSMユニット10の外部に出射する。これにより、レンズ12が光ることとなってBSMユニット10が視認可能となる。BSMユニット10は、例えば、レンズ12を光らせることによって他車両の接近時等に点灯するインジケーターを表示し、これにより、自車両の運転者に注意を促すと共に、他の道路使用者に自車両の存在を把握させる。
【0039】
アウターレンズ17の光Hの透過率は、例えば、インナーレンズ18の光Hの透過率よりも低い。一例として、アウターレンズ17の光Hの透過率は40%程度であり、インナーレンズ18の光Hの透過率は90%程度である。例えば、インナーレンズ18は無色透明とされており、アウターレンズ17は黒色の着色透明とされている。このように、アウターレンズ17の色彩が黒色の着色透明であることにより、アウターレンズ17の色彩をバイザー3の黒色に近づけることができるので、バイザー3の意匠性を高めることができる。
【0040】
ハウジング11は、アウターレンズ17が載せられる面11bとは反対側を向く面11cにコネクタ部14が挿入される挿入部11dを備える。挿入部11dは、例えば、面11cから窪む筒状とされており、挿入部11dの内部にコネクタ部14が挿入されることによって回路基板13にコネクタ部14が差し込まれる。このように、コネクタ部14が回路基板13に差し込まれることによってコネクタ部14及び回路基板13を介して光源15に電力が供給される。
【0041】
図8は、ハウジング11を示す側面図である。図9は、BSMユニット10の分解斜視図である。図8及び図9に示されるように、ハウジング11は、断面Sに対して左右対称とされている。第2方向D2に沿って見たときにおけるハウジング11の形状は、例えば、長方形状とされており、ハウジング11はバイザー3に固定される一対の固定部11fを有する。
【0042】
一対の固定部11fは、例えば、断面Sに対して左右対称とされている。固定部11fは、例えば、前述したスクリュー16が挿入される孔部11gを有する板状とされている。一例として、各固定部11fは第3方向D3に対してハウジング11の第2方向D2の中央側に傾斜している。例えば、各固定部11fの孔部11gにスクリュー16が挿入されてスクリュー16が壁面3pにねじ込まれることにより、バイザー3にBSMユニット10が強固に固定される。
【0043】
ハウジング11は、光源15が搭載された回路基板13とインナーレンズ18とを収容する収容空間11hを有する。回路基板13は、例えば、第1方向D1及び第3方向D3の双方に延びる板状とされている。回路基板13は、矩形状とされた第1部分13bと、第1部分13bの収容空間11hの奥側に位置すると共に収容空間11hの奥側に向かうに従って幅が狭くなる第2部分13cとを有する。一例として、第2部分13cは台形状を呈する。
【0044】
回路基板13のアウターレンズ17側を向く面13dには、光源15と、コネクタ部14を受け入れるレセプタクル部19とが搭載されている。例えば、コネクタ部14及びレセプタクル部19は、前述した断面Sに対して左右対称とされてもよい。コネクタ部14は、レセプタクル部19に差し込まれることによって回路基板13を介して光源15と電気的に接続される。
【0045】
ハウジング11の内側を向く回路基板13の面13dにおいて、光源15及びレセプタクル部19は、例えば、上下に並ぶように配置されている。一例として、光源15は回路基板13の第1部分13bに搭載されており、レセプタクル部19は回路基板13の第2部分13cに搭載されている。光源15にはインナーレンズ18が対向するように配置される。インナーレンズ18は、例えば、光源15と第2方向D2に沿って対向している。
【0046】
図10は、インナーレンズ18を示す斜視図である。図11は、インナーレンズ18を第2方向D2に沿って見た側面図である。図7図10及び図11に示されるように、インナーレンズ18は、例えば、回路基板13から離れるに従って徐々に薄くなる板状とされている。インナーレンズ18は、例えば、断面Sに対して左右対称とされている。
【0047】
インナーレンズ18は、光源15からの光Hが入射する入射部18bと、入射部18bから入射した光Hをアウターレンズ17に向けて反射する反射部18cと、反射部18cにおいて反射された光Hがインナーレンズ18の外部に出射する出射部18dとを有する。入射部18bは、光源15に第2方向D2に沿って対向しており、例えば、光源15に沿って延びると共にインナーレンズ18の内部に光Hを入射する入射面18fを有する。
【0048】
例えば、反射部18cは、インナーレンズ18の内側面18g(ハウジング11の奥側、又はアウターレンズ17の反対側を向く面)における光源15との反対側に設けられる。一例として、反射部18cにおけるインナーレンズ18の厚さは、第2方向D2の端部側に向かうに従って薄くなっている。
【0049】
出射部18dは、インナーレンズ18の外側面18h(ハウジング11の外側、又はアウターレンズ17側を向く面)における光源15との反対側に設けられる。例えば、出射部18dは第1方向D1及び第2方向D2の双方に延びる平面に沿って延在しており、反射部18cはインナーレンズ18の第2方向D2の端部に向かうに従って出射部18dに近づくように斜めに延在している。
【0050】
反射部18cには、レンズカット18jが形成されている。レンズカット18jは、第2方向D2に沿って並設された複数の凹凸18kを含んでいる。各凹凸18kは第1方向D1に沿って延びると共に第1方向D1の中央側に向かうに従って下方に湾曲するように延在している。凹凸18kの形状は、例えば、第2方向D2に沿って連続する三角波状とされている。
【0051】
出射部18dには、例えば、レンズカット18jとは異なる形状のレンズカット18mが形成されている。レンズカット18mは、例えば、第1方向D1に沿って並ぶ複数の凸部18pを含んでいる。各凸部18pは第2方向D2に沿って延びている。例えば、各凸部18pの形状は、第1方向D1の中央に向かうに従って突出する湾曲面とされている。
【0052】
反射部18cのレンズカット18j、及び出射部18dのレンズカット18mは、光Hの配光パターンを構成し、所望の態様で光Hを拡散する機能を有する。反射部18cのレンズカット18jにおいて反射及び拡散された光Hは、出射部18dのレンズカット18mにおいて再度拡散されてアウターレンズ17の露出部分10bからBSMユニット10の外部に出射される。この光Hによって露出部分10bの略全体を光らせることができるので、BSMユニット10の露出部分10bを視認させることが可能となる。
【0053】
次に、BSMユニット10から得られる作用効果について詳細に説明する。図2に例示されるように、BSMユニット10は、アウターミラー1のバイザー3の車体側を向く側面3cに設けられる。従って、BSMユニット10のインジケーターがアウターミラー1のミラー2ではなくバイザー3に表示されるので、ミラー2に映る景色等とは別の箇所にインジケーターを表示することができる。従って、インジケーターを視認しやすくすることができる。
【0054】
BSMユニット10は、光源15を収容するハウジング11に取り付けられると共に光Hをハウジング11の外部に出射するレンズ12を備える。レンズ12の少なくとも一部(露出部分10b)は、バイザー3の側面3cから側面3cの面外方向に突出している。従って、外部に光Hを出射するレンズ12の少なくとも一部がバイザー3の側面3cの面外方向に突出しているので、他車両の運転者等がレンズ12からの光Hを視認することができる。
【0055】
仮に、レンズからの光の出射面がバイザーの側面と面一である場合には、当該光の出射方向が自車両の運転者側に限定されうる。しかしながら、BSMユニット10では、レンズ12の少なくとも一部がバイザー3の側面3cから突出しているので、レンズ12からの光Hの出射方向が自車両の運転者側に限定されず自車両の後方等の広い範囲を含むこととなる。従って、後側方の他車両の運転者等にレンズ12からの光を視認させることができるので、自車両の存在を他車両の運転者等に把握させることができる。
【0056】
また、バイザー3の側面3cに対するレンズ12の高さは、車両の後方側に向かうに従って高くなっていてもよい。この場合、レンズ12の高さが後方側に向かうに従って高くなっているので後側方の車両の運転者等によりレンズ12を視認させやすくすることができる。また、レンズ12の高さが後方側に向かうに従って高くなっている場合、バイザー3に対するBSMユニット10の組み付けを容易に行うことができる。
【0057】
また、レンズ12は、バイザー3の側面3cにおける車両の後方側に設けられていてもよい。この場合、レンズ12がバイザー3の側面3cにおける車両の後方側に設けられることにより、レンズ12は、アウターミラー1のミラー2に近い位置に設けられる。従って、ミラー2を視認する自車両の運転者の視線からレンズ12までの距離を短くすることができるので、自車両の運転者にレンズ12をより視認しやすくすることができる。また、レンズ12がバイザー3の側面3cの後方側に設けられることにより、後側方の他車両の運転者等が光るレンズ12をより視認しやすくなる。
【0058】
図6及び図8に示されるように、BSMユニット10において、レンズ12の露出する部分(露出部分10b)の形状は、露出部分10bの中心10p及びバイザー3の縁部3dを含むと共にバイザー3の側面3cに直交する断面Sに対して左右対称とされている。すなわち、バイザー3の縁部3dから露出部分10bを見たときに、露出部分10bは左右対称とされている。
【0059】
従って、レンズ12の露出部分10bが左右対称な形状とされていることにより、車両の左側用のBSMユニット10と車両の右側用のBSMユニット10とを共通化することができる。その結果、設計及び製造等のコストを抑えることができると共に、組み付け等の誤りを抑制できるので部品の組み付けを容易に且つ高精度に行うことができる。
【0060】
また、ハウジング11は、バイザー3に固定される一対の固定部11fを有し、一対の固定部11fは、断面Sに対して左右対称とされていてもよい。この場合、ハウジング11が一対の固定部11fを備えており、一対の固定部11fが左右対称とされている。従って、車両の左側と車両の右側とでハウジング11の組み付けの構造及び組み付けの方法を共通化することができる。従って、設計及び製造等のコストの低減に寄与する。
【0061】
図7及び図11に示されるように、レンズ12は、バイザー3の側面3cに露出するアウターレンズ17と、光源15からの光Hをアウターレンズ17に導くインナーレンズ18とを含んでおり、インナーレンズ18は、光源15からの光Hが通るレンズカット18j,18mを有し、レンズカット18j,18mは断面Sに対して左右対称とされていてもよい。
【0062】
この場合、インナーレンズ18のレンズカット18j,18mを車両の左側用及び車両の右側用で共通化することができる。従って、光Hの出射パターンを組み付け時に容易に共通化することができる。また、インナーレンズ18を左側用及び右側用で共通化することができるので、インナーレンズ18のコストの低減に寄与する。
【0063】
また、BSMユニット10は、光源15に電気的にされるコネクタ部14を備え、コネクタ部14の形状は、断面Sに対して左右対称とされていてもよい。この場合、コネクタ部14の形状を車両の左側用及び車両の右側用とで共通化することができる。従って、コネクタ部14の組み付けを容易に行うことができると共に、コネクタ部14のコストの低減に寄与する。
【0064】
図5に示されるように、バイザー3は、アウターミラー1のミラー2の内側に位置する壁面3pを有し、ハウジング11は、壁面3pに固定されていてもよい。この場合、ミラー2の内側に位置する壁面3pにハウジング11が固定され、ハウジング11の固定部11fがバイザー3の側面3cに露出しないようにすることができるので、バイザー3の側面3cの凹凸を減らすことができる。従って、バイザー3の側面3cの構造をシンプルにすることができるので、バイザー3の成形時に用いる金型の構成を簡易にすることが可能となる。その結果、バイザー3の側面3cの意匠性及び製造性を高めることができる。
【0065】
図7及び図11に示されるように、レンズ12は、バイザー3の側面3cに露出するアウターレンズ17と、光源15からの光Hをアウターレンズ17に導くインナーレンズ18とを含んでおり、インナーレンズ18は、光源15からの光Hを反射する反射部18cと、反射部18cにおいて反射された光Hをアウターレンズ17に向けて出射する出射部18dとを有してもよい。
【0066】
そして、反射部18cにレンズカット18jが形成されると共に、出射部18dにレンズカット18mが形成されていてもよい。この場合、インナーレンズ18の反射部18c及び出射部18dの双方にレンズカット18j,18mが形成されているので、インナーレンズ18による光Hの拡散効果を高めることができる。従って、より広い範囲にレンズ12からの光Hを拡散することができるので、BSMユニット10の視認性を高めることができる。
【0067】
以上、本開示に係るBSMユニットの実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲において変形し、又は他のものに適用されたものであってもよい。すなわち、本開示に係るBSMユニットの各部の形状、大きさ、数、材料及び配置態様は、上記の要旨の範囲内において適宜変更可能である。
【0068】
例えば、前述の実施形態では、少なくとも一部がバイザー3の側面3cから側面3cの面外方向に突出しているBSMユニット10について説明した。しかしながら、BSMユニットはバイザー3の側面3cから突出しないものであってもよい。また、前述の実施形態では、BSMユニット10は縁部3dの隣接位置に設けられており、BSMユニット10と縁部3dとの間に第1方向D1に沿って延びる線状部3hが形成されている例について説明した。しかしながら、BSMユニットの配置場所については上記の例に限られず適宜変更可能である。
【0069】
図12は、変形例に係るBSMユニット20を示している。BSMユニット20は、例えば、光Hを出射するレンズ22を備えており、レンズ22の少なくとも一部がバイザー3の側面3cに露出している。そして、レンズ22の少なくとも一部は、バイザー3の縁部3dに達している。
【0070】
BSMユニット20は、前述したBSMユニット10と同様、バイザー3の車体側を向く側面3cに設けられるので、ミラー2に映る景色等とは別の箇所にインジケーターを表示することができる。従って、インジケーターを視認しやすくすることができる。そして、レンズ22の少なくとも一部は、バイザー3の側面3cに露出すると共にバイザー3の縁部3dに達している。
【0071】
従って、外部に光Hを出射するレンズ22がバイザー3の側面3cに露出すると共にバイザー3の縁部3dに達していることにより、レンズ22からの光の出射方向は、自車両の運転者等に限定されず、自車両の後方等の広い範囲を含むこととなる。従って、後側方の車両の運転者等にレンズ22からの光Hを視認させることができるので、自車両の存在を他車両の運転者等に把握させることができる。以上より、BSMユニット20からは前述したBSMユニット10と同様の作用効果が得られる。
【0072】
また、前述の実施形態では、レンズ12が互いに別体とされているアウターレンズ17及びインナーレンズ18を備える例について説明した。しかしながら、BSMユニットのレンズは一体のレンズであってもよい。更に、前述の実施形態では、各部の形状は断面Sに対して左右対称とされているBSMユニット10について説明した。しかしながら、BSMユニットの一部が断面Sに対して左右対称とされていなくてもよい。例えば、ハウジング11、レンズ12、回路基板13及びコネクタ部14の少なくともいずれかが断面Sに対して左右対称とされていなくてもよい。
【0073】
以上のようにBSMユニットの各部の形状は、前述の要旨の範囲内において適宜変更可能である。更に、BSMユニットが取り付けられるアウターミラーの形状、大きさ、種類及び配置態様についても適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0074】
1…アウターミラー、2…ミラー、2b…鏡面、3…バイザー、3b…上面、3c…側面、3d…縁部、3f,3g…開口、3h…線状部、3p…壁面、3q…第1壁面、3r…第2壁面、3s…第3壁面、3t…筒状部、10,20…BSMユニット、10b…露出部分、10c…長辺、10d…短辺、10f…平滑面、10g…凸部、10h…傾斜面、10j…頂部、10k…第1側面、10m…第2側面、10p…中心、10q…突出部、11…ハウジング、11b,11c…面、11d…挿入部、11f…固定部、11g…孔部、11h…収容空間、12,22…レンズ、13…回路基板、13b…第1部分、13c…第2部分、13d…面、14…コネクタ部、15…光源、16…スクリュー、17…アウターレンズ、17b…ベース部、17c…第1凸部、17d…第2凸部、17f…第1突出部、17g…第2突出部、18…インナーレンズ、18b…入射部、18c…反射部、18d…出射部、18f…入射面、18g…内側面、18h…外側面、18j,18m…レンズカット、18k…凹凸、18p…凸部、19…レセプタクル部、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向、H…光、L1,L2…基準線、S…断面。
図1
図2
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