(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-15
(45)【発行日】2024-04-23
(54)【発明の名称】特殊効果処理方法及び装置
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04845 20220101AFI20240416BHJP
【FI】
G06F3/04845
(21)【出願番号】P 2022558033
(86)(22)【出願日】2021-03-11
(86)【国際出願番号】 CN2021080308
(87)【国際公開番号】W WO2021190322
(87)【国際公開日】2021-09-30
【審査請求日】2022-09-30
(31)【優先権主張番号】202010207490.8
(32)【優先日】2020-03-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】マ,ロイフォン
(72)【発明者】
【氏名】ガオ,レ
(72)【発明者】
【氏名】ウェイ,ヤントン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ハオジョ
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ディ
【審査官】酒井 優一
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2019/154337(WO,A1)
【文献】特開2019-197519(JP,A)
【文献】特開2003-114678(JP,A)
【文献】特開2019-075124(JP,A)
【文献】国際公開第2017/077751(WO,A1)
【文献】特開2006-146428(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0295272(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するステップと、
前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するステップと、
前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するステップと、
前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するステップと、を含む、
特殊効果処理方法であって、
前記少なくとも1つの特殊効果オブジェクトは、アニメーション特殊効果、又はステッカー系特殊効果、又はフィルタ系特殊効果であり、
前記特殊効果行為は、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された前記少なくとも1つの特殊効果オブジェクトと前記少なくとも1つのトリガー操作とを一体に組み合わせて形成されたものであり、
前記特殊効果処理方法は、トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定するステップをさらに含み、ここで、前記少なくとも1つのトリガー操作が前記トリガー条件を満たすと、前記特殊効果行為をトリガーして表示し、
トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定する前記ステップは、
通知設定ウィンドウ上の通知設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為の通知メッセージを生成して、前記通知メッセージを前記トリガー条件とするステップを含み、ここで、前記通知メッセージは、前記特殊効果イベントに直列に連結された他の特殊効果イベント中の特殊効果行為の表示を通知するために用いられ、
前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成する前記ステップは、
特殊効果行為属性設定ウィンドウ上の属性設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為の再生属性を得るステップと、
前記特殊効果行為及び前記再生属性に応じて特殊効果イベントを生成するステップと、を含む、
ことを特徴とする特殊効果処理方法。
【請求項2】
前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為に少なくとも1つのトリガー操作を設定する前記ステップは、
前記追加トリガーボタンのトリガー操作に応答して、トリガータイプ設定ウィンドウを表示するステップと、
前記トリガータイプ設定ウィンドウ上のトリガータイプオプションの選択操作に応答して、選択されたトリガータイプを得るステップと、
前記追加トリガーボタン上の前記選択されたトリガータイプに対応する少なくとも1つの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、少なくとも1つのトリガー操作を追加するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の特殊効果処理方法。
【請求項3】
トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定する前記ステップは、
遅延設定ウィンドウ上の遅延設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために遅延時間を設定し、前記遅延時間を前記トリガー条件とするステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の特殊効果処理方法。
【請求項4】
特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するための特殊効果行為ウィンドウ表示モジュールと、
前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するための特殊効果追加モジュールと、
前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するための追加トリガーモジュールと、
前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するための特殊効果イベント生成モジュールと、を含む、
特殊効果処理装置であって、
前記少なくとも1つの特殊効果オブジェクトは、アニメーション特殊効果、又はステッカー系特殊効果、又はフィルタ系特殊効果であり、
前記特殊効果行為は、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された前記少なくとも1つの特殊効果オブジェクトと前記少なくとも1つのトリガー操作とを一体に組み合わせて形成されたものであり、
前記追加トリガーモジュールは、さらに、トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定するために用いられ、ここで、前記少なくとも1つのトリガー操作が前記トリガー条件を満たすと、前記特殊効果行為をトリガーして表示し、
前記追加トリガーモジュールは、具体的には、通知設定ウィンドウ上の通知設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為の通知メッセージを生成して、前記通知メッセージを前記トリガー条件とするために用いられ、ここで、前記通知メッセージは、前記特殊効果イベントに直列に連結された他の特殊効果イベント中の特殊効果行為の表示を通知するために用いられ、
前記特殊効果イベント生成モジュールは、具体的には、特殊効果行為属性設定ウィンドウ上の属性設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為の再生属性を得、前記特殊効果行為及び前記再生属性に応じて特殊効果イベントを生成するために用いられる、
ことを特徴とする特殊効果処理装置。
【請求項5】
非一時的なコンピュータ可読命令を記憶するためのメモリと、
前記非一時的なコンピュータ可読命令を実行するためのプロセッサと、を含み、前記プロセッサが前記非一時的なコンピュータ可読命令を実行すると、請求項1~
3のいずれか1項に記載の特殊効果処理方法が実現される、
電子機器。
【請求項6】
非一時的なコンピュータ可読命令を記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体であって、前記非一時的なコンピュータ可読命令がコンピュータによって実行されると、前記コンピュータに請求項1~
3のいずれか1項に記載の特殊効果処理方法を実行させる、
コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項7】
コンピュータに請求項1~
3のいずれか1項に記載の特殊効果処理方法を実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像の特殊効果処理技術の分野に関し、特に、特殊効果処理方法、装置及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
スマート端末技術の発展に伴い、スマート端末の機能もますます多様化している。例えば、ユーザは、端末内のカメラを使用して、画像(例えば、写真又は動画)を撮影することができ、これは、すでに人々が娯楽する新しいモードになっている。しかし、単に画像を撮影するだけでは、もはやユーザのニーズに応えることができなくなっている。したがって、より面白い画像を得るために、撮影された画像に対してどのような特殊効果処理を行うかに注目が集まっている。
【0003】
既存技術において、特殊効果を作製するとき、通常は、1つのトリガー操作で1つの特殊効果オブジェクトしかトリガーできない。例えば、1つの特殊効果xxを実現する場合、使用される時間軸の考え方は、[特殊効果xx->特殊効果xxを3s再生->特殊効果xxをトリガー]であり、即ち、特殊効果と特殊効果によってトリガーされるイベントとを1つずつバインディングするため、拡張可能性が不十分である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明の内容の一部が簡潔な形式でアイデアを紹介するためにここでは提供され、これらのアイデアは、後述する具体的な実施形態の部分で詳細に説明される。発明の内容の当該一部は、保護を主張する技術案の重要な特徴或いは必要な特徴を特定することを意図しておらず、保護を主張する技術案の範囲を限定するために使用されることも意図していない。
【0005】
本開示が解決する技術的問題は、特殊効果処理の拡張可能性が不十分であるという既存技術における技術的問題を少なくとも部分的に解決するための、特殊効果処理方法を提供することである。また、特殊効果処理装置、特殊効果処理ハードウェア装置、コンピュータ可読記憶媒体及び特殊効果処理端末をさらに提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を実現するために、本開示の一態様によれば、次の技術案を提供する。
【0007】
特殊効果処理方法であって、
特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するステップと、
前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するステップと、
前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するステップと、
前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するステップと、を含む。
【0008】
上記の目的を実現するために、本開示の一態様によれば、次の技術案を提供する。
【0009】
特殊効果処理装置であって、
特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するための特殊効果行為ウィンドウ表示モジュールと、
前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するための特殊効果追加モジュールと、
前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するための追加トリガーモジュールと、
前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するための特殊効果イベント生成モジュールと、を含む。
【0010】
上記の目的を実現するために、本開示の一態様によれば、次の技術案を提供する。
【0011】
電子機器であって、
非一時的なコンピュータ可読命令を記憶するためのメモリと、
前記非一時的なコンピュータ可読命令を実行するためのプロセッサと、を含み、前記プロセッサが前記非一時的なコンピュータ可読命令を実行すると、上記特殊効果処理方法が実現される。
【0012】
上記の目的を実現するために、本開示の一態様によれば、次の技術案を提供する。
【0013】
非一時的なコンピュータ可読命令を記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体であって、前記非一時的なコンピュータ可読命令がコンピュータによって実行されると、前記コンピュータに上記特殊効果処理方法を実行させる。
【0014】
コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに上記特殊効果処理方法を実行させる。
【0015】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行されると、前記コンピュータに上記特殊効果処理方法を実行させる。
【0016】
上記の目的を実現するために、本開示の別の一態様によれば、さらに、次の技術案を提供する。
【0017】
特殊効果処理端末であって、上記特殊効果処理装置を含む。
【0018】
本開示の実施例は、特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果行為ウィンドウを表示し、前記特殊効果行為ウィンドウの特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加し、前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、少なくとも1つのトリガー操作を設定し、前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成し、前記少なくとも1つのトリガー操作を配置する上記のステップにより、前記特殊効果行為のうちの少なくとも1つの特殊効果オブジェクトの表示をトリガーすることができ、拡張可能性に優れる。
【0019】
上記の説明は、本開示の技術案の概要にすぎず、本開示の技術的解決手段をより明確に理解するために、明細書の内容にしたがって実施することができ、本開示の上記の他の目的、特徴及び利点をより明確にかつ容易に理解できるように、以下、好適な実施例を挙げて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点及び態様は、図面と併せ、以下の具体的な実施形態を参照することにより、より明らかになる。図面全体を通して、同じ又は類似の参照番号は同じ又は類似の要素を表す。図面は概略的なものであり、原物及び要素は必ずしも縮尺とおりに描かれていないことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1a】本開示の一実施例による特殊効果処理方法の概略フローチャートである。
【
図1b】本開示の一実施例による特殊効果処理方法における特殊効果行為ウィンドウの概略図である。
【
図1c】本開示の一実施例による特殊効果処理方法における特殊効果の追加する概略図である。
【
図1d】本開示の一実施例による特殊効果処理方法における特殊効果パラメータを設定する概略図である。
【
図1e】本開示の一実施例による特殊効果処理方法におけるトリガータイプの概略図である。
【
図1f】本開示の一実施例による特殊効果処理方法における複数の特殊効果行為を直列にトリガーする概略図である。
【
図1g】本開示の一実施例による特殊効果処理方法における特殊効果行為属性設定ウィンドウの概略図である。
【
図2】本開示の一実施例による
特殊効果処理装置の概略フローチャートである。
【
図3】本開示の一実施例による電子機器の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。本開示の一部の実施例を図面に示したが、本開示は、様々な形態で実現されることができ、本明細書に記載の実施例に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例は、本開示をより徹底的かつ完全に理解するために提供されることを理解されたい。本開示の図面及び実施例は、例示的な作用のために用いられるだけで、本開示の保護範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。
【0023】
本開示の方法の実施形態に記載の各ステップは、異なる順序にしたがって実行されても、並行して実行されてもよいことを理解されたい。また、方法の実施形態は、付加的なステップを含んでも、示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、この点に関しては限定されない。
【0024】
本明細書に使用される用語「含む」及びその変形は、非限定的な包含、即ち「含むが、これに限定されない」の意である。用語「に基づいて」は、「少なくとも部分的に・・・に基づいて」の意である。用語「一実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を示し、用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を示し、用語「一部の実施例」は、「少なくとも一部の実施例」を示す。他の用語に関連する定義は、以下の記述で説明される。
【実施例1】
【0025】
本開示の実施例は、特殊効果処理の拡張可能性が不十分であるという既存技術における技術的問題を解決するために、特殊効果処理方法を提供する。
図1aに示すように、当該特殊効果処理方法は、主に、ステップS11~ステップS14を含む。
【0026】
ステップS11において、特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示する。
【0027】
ここで、特殊効果配置ウィンドウは、特殊効果処理を行うメインウィンドウであり、具体的には、カード型ウィンドウであり得る。当該特殊効果配置ウィンドウには特殊効果配置ボタンが含まれ、ユーザは、当該特殊効果配置ボタンをトリガーして、特殊効果行為ウィンドウを表示する。当該特殊効果行為ウィンドウは、特殊効果配置ウィンドウのサブウィンドウであり、具体的には、カード型ウィンドウであり得る。
【0028】
図1bに示すように、当該特殊効果行為ウィンドウには特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれ、特殊効果追加ボタンは、特殊効果オブジェクトを追加すること、及び/又は特殊効果イベントの遅延再生を制御すること、及び/又は前記特殊効果イベントに直列に連結された他の特殊効果イベントに通知メッセージを送信することのために用いられ、当該特殊効果オブジェクトは、具体的には、アニメーション特殊効果、又はステッカー系特殊効果、又はフィルタ系特殊効果であり得る。追加トリガーボタンは、トリガー操作を追加するために用いられ、当該トリガー操作は、上記の追加された特殊効果オブジェクトの表示をトリガーするために用いられる。
【0029】
ここで、アニメーション特殊効果は、Effect Creatorのデザインパネルでデザインされる特殊効果であってもよい。具体的には、アニメーション特殊効果の追加は、
図1cに示すとおりであり、まず、パラメータ情報ウィンドウ中の特殊効果ボタンを選択するトリガー操作に応答して、顔ステッカーなどの特殊効果オブジェクトを表示する。各特殊効果でサポートされる拡張属性は異なり、後に出現する再生属性に関連変数を設定することができ、
図1dに示すように、遅延及び再生属性を含む。そして、当該パラメータ情報ウィンドウ中で、引き続き新しいアニメーション特殊効果を追加することができ、当該パラメータ情報ウィンドウ中の全ての特殊効果は、トリガーされると、同時に再生される。
【0030】
ステップS12において、前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加する。
【0031】
ユーザは、必要に応じて1つ又は複数の特殊効果オブジェクトを追加することができる。具体的には、ユーザは、特殊効果追加ボタンをトリガーするたびに、前記特殊効果行為ウィンドウに1つの特殊効果オブジェクトを追加し、即ち、前記特殊効果追加ボタンで特殊効果追加操作が実行されるたびに、1つの特殊効果オブジェクトを得ることができ、複数の特殊効果オブジェクトを追加する場合、前記特殊効果追加ボタンで特殊効果追加操作を複数回実行する必要がある。ユーザの操作回数を減らして、ユーザの操作を容易にするために、ユーザは、特殊効果追加ボタンを1回トリガーして、少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを得ることができ、即ち、前記特殊効果追加ボタンで特殊効果追加操作を1回実行すると、特殊効果オブジェクトを少なくとも1つ得る。複数の特殊効果オブジェクトを得る場合でも、ユーザが特殊効果追加ボタンを1回トリガーするだけで済み、こうすると、特殊効果オブジェクトの追加効率を大幅に向上させることができる。
【0032】
ステップS13において、前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定する。
【0033】
ここで、1つの特殊効果行為ウィンドウは、1つの特殊効果行為カードであってもよく、1つの特殊効果行為カードは1つの特殊効果行為に対応し、即ち、特殊効果行為カードに追加された1つ又は複数の特殊効果オブジェクトと設定された少なくとも1つのトリガー操作とを一体に組み合わせて、1つの完全な特殊効果行為を形成し、当該特殊効果行為は、全体として属性を設定することができ、例えば、トリガー条件、再生属性等を設定することができる。詳細は、下記の選択可能な実施例の関連説明を参照されたい。
【0034】
具体的には、ユーザは、必要に応じてトリガー操作を追加することができる。具体的には、ユーザが追加トリガーボタンをトリガーするたびに、1つのトリガー操作を得ることができ、即ち、前記追加トリガーボタンで追加トリガー操作を実行するたびに、1つのトリガー操作を得ることができ、複数のトリガー操作を追加する場合、前記追加トリガーボタンで追加トリガー操作を複数回実行する必要がある。ユーザの操作回数を減らして、ユーザの操作を容易にするために、ユーザが追加トリガーボタンを1回トリガーして、少なくとも1つのトリガー操作を得ることができ、即ち、前記追加トリガーボタンで追加トリガー操作を1回実行すれば、少なくとも1つのトリガー操作を得ることができる。複数のトリガー操作を得る場合でも、ユーザは、追加トリガーボタンを1回トリガーするだけで済み、このように、トリガー操作の追加効率を大幅に向上させることができる。
【0035】
ここで、前記少なくとも1つのトリガー操作のうちのいずれか1つのトリガー操作が、前記特殊効果行為中の少なくとも1つの特殊効果オブジェクトの表示をトリガーするために用いられることができるか、又は、複数のトリガー操作のうちの任意のトリガー操作の組み合わせが、前記特殊効果行為中の少なくとも1つの特殊効果オブジェクトの表示をトリガーするために用いられる。
【0036】
ステップS14において、前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成する。
【0037】
具体的には、プリセットのフォーマット(例えば、effect_sdk)にしたがって、特殊効果イベントに対応するスクリプトを生成して、特殊効果パケットの動的制御コンテンツとすることができる。
【0038】
本実施例は、特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果行為ウィンドウを表示し、前記特殊効果行為ウィンドウの特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加し、前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為に少なくとも1つのトリガー操作を設定し、前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成し、前記少なくとも1つのトリガー操作を配置する上記のステップにより、前記特殊効果行為中の少なくとも1つの特殊効果オブジェクトの表示をトリガーすることができ、拡張可能性に優れる。
【0039】
選択可能な一実施例において、ステップS13は、具体的には、ステップS131~ステップS133を含む。
【0040】
ステップS131において、前記追加トリガーボタンのトリガー操作に応答して、トリガータイプ設定ウィンドウを表示する。
【0041】
ここで、トリガータイプ設定ウィンドウは、具体的には、カード型ウィンドウであってもよい。当該トリガータイプ設定ウィンドウ上でトリガータイプを選択することができ、
図1eに示すように、選択可能なトリガータイプは、アルゴリズム系トリガー(例えば、表情トリガー、又はジェスチャトリガー)、入力系トリガー(例えば、画面クリック、又は画面スライド)、ビジネスロジック系トリガー(例えば、撮影開始)、制御系トリガー(例えば、プリセットの期間再生のトリガー、タイマのトリガー)、通知メッセージトリガー等を含む。
【0042】
ステップS132において、前記トリガータイプ設定ウィンドウ上のトリガータイプオプションの選択操作に応答して、選択されたトリガータイプを得る。
【0043】
具体的には、ユーザは、自分のニーズに応じてトリガータイプを選択することができる。例えば、アルゴリズム系トリガーであってもよい。
【0044】
ステップS133において、前記追加トリガーボタン上の前記選択されたトリガータイプに対応する少なくとも1つの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、少なくとも1つのトリガー操作を追加する。
【0045】
例えば、ユーザが選択したトリガータイプがアルゴリズム系トリガーである場合、トリガー操作として表情トリガー及び/又はジェスチャトリガーをさらに選択することができる。
【0046】
選択可能な一実施例において、前記方法は、さらに、
トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定し、ここで、前記少なくとも1つのトリガー操作が前記トリガー条件を満たすと、前記特殊効果行為をトリガーして表示するステップS15を含む。
【0047】
ここで、トリガー設定ウィンドウは、具体的には、カード型ウィンドウであってもよく、当該トリガー設定ウィンドウは、トリガータイプ設定ウィンドウと同じウィンドウであってもよく、いずれも前記追加トリガーボタンのトリガー操作に応答して生成されるウィンドウである。
【0048】
ここで、トリガー条件は、前記少なくとも1つの特殊効果トリガー操作を同時にトリガーすること、前記少なくとも1つの特殊効果トリガー操作のうちの任意の特殊効果トリガー操作の組み合わせをトリガーすること、又は前記少なくとも1つの特殊効果トリガー操作のうちのいずれか1つのトリガー操作をトリガーすることであってもよい。
【0049】
選択可能な一実施例において、ステップS15は、具体的には、遅延設定ウィンドウ上の遅延設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために遅延時間を設定し、前記遅延時間を前記トリガー条件とするステップを含む。
【0050】
ここで、遅延設定ウィンドウは、具体的には、カード型ウィンドウであってもよいし、特殊効果追加ボタンのトリガーによって生成されるウィンドウであってもよい。ユーザは、遅延設定ウィンドウ上で遅延時間を設定することができる。遅延を設定した後、当該特殊効果イベントは、遅延時間の後に再生される。又は、後に他の特殊効果イベントがさらに続く場合、遅延時間が過ぎた後にのみ、後続の特殊効果イベントを再生することができる。
【0051】
選択可能な一実施例において、ステップS15は、具体的には、通知設定ウィンドウ上の通知設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為の通知メッセージを生成し、前記通知メッセージを前記トリガー条件とするステップを含み、ここで、前記通知メッセージは、前記特殊効果イベントに直列に連結された他の特殊効果イベント中の特殊効果行為の表示を通知するために用いられる。
【0052】
ここで、通知設定ウィンドウは、具体的には、カード型ウィンドウであってもよいし、特殊効果追加ボタンのトリガーによって生成されるウィンドウであってもよい。
【0053】
図1fに示すように、複数の特殊効果行為が直列に連結された場合、各特殊効果行為中のトリガー操作及び特殊効果は、いずれも互いに独立したものであり、即ち、特殊効果行為1中のトリガー操作又は特殊効果オブジェクトの再生は、特殊効果行為2の影響を受けない。しかし、実際に使用する場合、特殊効果行為を関連付ける必要があり、通知メッセージはこのような関連関係を完了するためのものである。
図1fに示すように、特殊効果行為1中で画面をクリックした後、通知メッセージを送信し、特殊効果行為2及び特殊効果行為3の両方で当該通知メッセージを受信し、対応してフィルタ効果及びヘアカラー効果を再生する。
【0054】
選択可能な一実施例において、ステップS14は、具体的には、ステップS141とステップS142を含む。
【0055】
ステップS141において、特殊効果行為属性設定ウィンドウ上の属性設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為の再生属性を得る。
【0056】
図1gに示すように、特殊効果行為属性設定ウィンドウの1つの例示であり、ループオプション、及び、撮影を開始するたびに特殊効果をリセットすること、初めて撮影を開始するときのみに特殊効果をリセットすること、撮影を開始しても特殊効果をリセットしないことの再生リセットの3つのオプションを含む。ループを選択した後、特殊効果行為に含まれている全ての特殊効果オブジェクト及びトリガー操作は、再生が終了した後、最初から再生する。ループを選択しない場合には、当該特殊効果行為中の特殊効果オブジェクト及びトリガー操作は、再生が終了した後、再度再生することはできない。撮影を開始するたびに特殊効果をリセットすることを選択した場合、当該特殊効果行為中の特殊効果オブジェクトおよびトリガー操作のうちどれが再生されたかに関わらず、撮影ボタンが押されると、特殊効果行為は最初から開始する。初めて撮影を開始するときのみに特殊効果をリセットすることを選択した場合、最初に撮影ボタンが押された後、特殊効果行為は最初から再生され、後で撮影ボタンが押されても、特殊効果行為は最初から再生することはない。撮影を開始しても特殊効果をリセットしないことを選択した場合、撮影ボタンが何回押されるかに関わらず、当該特殊効果行為は最初から再生されることはない。したがって、一連のトリガー操作及び特殊効果オブジェクトは、組み合わせてループ又は撮影のリセットを支持する必要がある場合、1つの特殊効果行為に含まれることができる。
【0057】
ステップS142において、前記特殊効果行為及び前記再生属性に応じて特殊効果イベントを生成する。
【0058】
当業者であれば、上記の各実施例を基に、さらに明らかな変形(例えば、列挙されたモードの組み合わせ)又は同等の置換を行うことができることを理解できるはずである。
【0059】
以上では、上記の順序にしたがって特殊効果処理方法の実施例の各ステップを説明したが、当業者にとって、本開示の実施例のステップを必ずしも上記の順序にしたがって実行する必要はなく、逆の順序、並列的な順序、交差などの他の順序で実行してもよいことは明らかであり、そして、当業者は、上記のステップを基に、他のステップを加えることもでき、これらの明らかな変形又は同等の置換の方式も本開示の保護範囲内に含まれるべきであり、ここでは、詳細な説明を省略する。
【0060】
以下は、本開示の装置の実施例であり、本開示の装置の実施例は、本開示の方法の実施例で実現されるステップを実行するために用いられ、説明の便宜上、本開示の実施例に関する部分のみを示し、具体的な技術的詳細は提示されておらず、本開示の方法の実施例を参照されたい。
【実施例2】
【0061】
本開示の実施例は、特殊効果処理の拡張可能性が不十分であるという既存技術における技術的問題を解決するために、
特殊効果処理装置を提供する。当該装置は、上記の実施例1に記載の特殊効果処理方法の実施例におけるステップを実行できる。
図2に示すように、当該装置は、主に、特殊効果行為ウィンドウ表示モジュール21、特殊効果追加モジュール22、追加トリガーモジュール23及び特殊効果イベント生成モジュール24を含む。
【0062】
特殊効果行為ウィンドウ表示モジュール21は、特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するために用いられる。
【0063】
特殊効果追加モジュール22は、前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するために用いられる。
【0064】
追加トリガーモジュール23は、前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するために用いられる。
【0065】
特殊効果イベント生成モジュール24は、前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するために用いられる。
【0066】
さらに、前記追加トリガーモジュール23は、具体的には、前記追加トリガーボタンのトリガー操作に応答して、トリガータイプ設定ウィンドウを表示し、前記トリガータイプ設定ウィンドウ上のトリガータイプオプションの選択操作に応答して、選択されたトリガータイプを得、前記追加トリガーボタン上の前記選択されたトリガータイプに対応する少なくとも1つの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、少なくとも1つのトリガー操作を追加するために用いられる。
【0067】
さらに、前記追加トリガーモジュール23は、さらに、トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定するために用いられ、ここで、前記少なくとも1つのトリガー操作が前記トリガー条件を満たすと、前記特殊効果行為をトリガーして表示する。
【0068】
さらに、前記追加トリガーモジュール23は、具体的には、遅延設定ウィンドウ上の遅延設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために遅延時間を設定し、前記遅延時間を前記トリガー条件とするために用いられる。
【0069】
さらに、前記追加トリガーモジュール23は、具体的には、通知設定ウィンドウ上の通知設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為の通知メッセージを生成して、前記通知メッセージを前記トリガー条件とするために用いられ、ここで、前記通知メッセージは、前記特殊効果イベントに直列に連結された他の特殊効果イベント中の特殊効果行為の表示を通知するために用いられる。
【0070】
さらに、前記特殊効果イベント生成モジュール24は、具体的には、特殊効果行為属性設定ウィンドウ上の属性設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為の再生属性を得、前記特殊効果行為及び前記再生属性に応じて特殊効果イベントを生成するために用いられる。
【0071】
特殊効果処理装置の実施例の動作原理、実現される技術的効果等についての詳細な説明は、前述の特殊効果処理方法の実施例に関する説明を参照でき、ここでは詳細な説明を省略する。
【実施例3】
【0072】
以下、
図3を参照し、
図3は、本開示の実施例を実現するのに適する電子機器300の概略構造図を示した。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント、Personal Digital Assistant)、PAD(Portable Android Device、タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー、Personal Multimedia Player)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末、及び、デジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含み得るが、これらに限定されない。
図3に示す電子機器
300は、一例にすぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限も与えるべきではない。
【0073】
図3に示すように、電子機器300は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)301を含み得、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)302に記憶されているプログラム又は装置308からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)303にロードされるプログラムに応じて、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM303には、さらに、電子機器300の操作に必要な様々なプログラム及びデータが記憶されている。処理装置301、ROM302及びRAM303はバス304を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース305もバス304に接続されている。
【0074】
通常、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置306と、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置307と、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置308と、通信装置309とは、I/Oインターフェース305に接続されることができる。通信装置309は、電子機器300が他の機器と無線又は有線で通信してデータを交換することを可能にすることができる。
図3に様々な装置を有する電子機器300を示したが、示された全ての装置を実施するか又は備える必要がないことを理解されたい。これに代えて、より多くの又はより少ない装置を実施するか又は備えてもよい。
【0075】
特に、本開示の実施例によれば、以上でフローチャートを参照して説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に担持されているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置309によってネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置308からインストールされてもよいし、ROM302からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置301によって実行されると、本開示の実施例の方法に限定される上記の機能が実行される。
【0076】
なお、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であっても、コンピュータ可読記憶媒体であっても、上記の両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、もしくは半導体のシステム、装置もしくはデバイス、又は以上の任意の組み合わせであり得るが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable Programmable ROM、EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc ROM、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含み得るが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含むか又は記憶する任意の有形媒体であり得、当該プログラムは、命令実行システム、装置若しくはデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用することができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで伝播されるか、又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含み、データ信号は、コンピュータ可読なプログラムコードを担持する。このような伝播されるデータ信号は、複数の形態を採用することができ、電磁気信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、さらに、コンピュータ可読記憶媒体以外のいずれのコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置若しくはデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播若しくは伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれているプログラムコードをいずれの適切な媒体で伝送することができ、前記媒体は、電線、光ケーブル、RF(無線周波数、Radio Frequency)など、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0077】
一部の実施形態において、クライアントやサーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)などのいずれの現在知られているか又は将来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、かつ、任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)に接続することができる。通信ネットワークの例示には、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、「WAN」)、ネットワーク間のネットワーク(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び、いずれの現在知られているか又は将来研究開発されるネットワークを含む。
【0078】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれるものであってもよいし、当該電子機器に組み込まれず、単独で存在するものであってもよい。
【0079】
上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記の1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されると、当該電子機器に、特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するステップと、前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するステップと、前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するステップと、前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するステップとを実行させる。
【0080】
1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記のプログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向のプログラミング言語を含むが、これらに限定されず、さらに、「C」言語又は類似しているプログラミング言語などの一般的な手続き型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行されても、部分的にユーザコンピュータ上で実行されても、1つのソフトウェアパケットとして実行されても、一部がユーザコンピュータ上で一部がリモートコンピュータ上で実行されても、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザコンピュータに接続することができるか、あるいは、外部のコンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続することができる)。
【0081】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品に従って実現可能な体系アーキテクチャ、機能および操作を示した。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表することができ、当該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部はプリセットの論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。置き換えとする一部の実装において、ブロックに注記される機能が図面に注記された順序と異なる順序で発生されることができると留意すべきである。例えば、2つの連続して表示されたブロックは、実際には基本的に並列に実行されてもよく、それらは、関係のある機能に応じて逆の順序で実行される場合もある。ブロック図又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、プリセットの機能又は操作を実行するために専用の、ハードウェアに基づくシステムで実装できるか、あるいは、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実装できることに留意されたい。
【0082】
本開示の実施例の説明に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実装されても、ハードウェアの方式で実装されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ある場合には、当該ユニット自体に対する限定を構成するものではなく、例えば、第1取得ユニットは、さらに、「少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得するユニットを有する」と説明されてもよい。
【0083】
本明細書において上述した機能は、少なくても一部が、1つ又は複数のハードウェア論理部品によって実行されてもよい。例えば、限定ではなく、使用可能な例示的なハードウェア論理部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準製品(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップ(System on Chip、SOC)、結合プログラマブル論理デバイス(Complex Programming Logic Device、CPLD)などを含む。
【0084】
本開示のコンテキストでは、機器可読媒体は、有形の媒体であってもよく、それは、命令実行システム、装置又は機器の使用に提供されるか、あるいは、命令実行システム、装置又は機器と結合して使用するためのプログラムを含むか又は記憶することができる。機器可読媒体は、機器可読信号媒体であっても、機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線的、若しくは半導体システム、装置又は機器、あるいは、上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤに基づく電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0085】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果処理方法を提供し、
特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するステップと、
前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するステップと、
前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するステップと、
前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するステップと、を含む。
【0086】
さらに、前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為に少なくとも1つのトリガー操作を設定する前記ステップは、
前記追加トリガーボタンのトリガー操作に応答して、トリガータイプ設定ウィンドウを表示するステップと
前記トリガータイプ設定ウィンドウ上のトリガータイプオプションの選択操作に応答して、選択されたトリガータイプを得るステップと
前記追加トリガーボタン上の前記選択されたトリガータイプに対応する少なくとも1つの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、少なくとも1つのトリガー操作を追加するステップと、を含む。
【0087】
さらに、前記方法は、さらに、
トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定するステップを含み、ここで、前記少なくとも1つのトリガー操作が前記トリガー条件を満たすと、前記特殊効果行為をトリガーして表示する。
【0088】
さらに、トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定する前記ステップは、
遅延設定ウィンドウ上の遅延設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために遅延時間を設定し、前記遅延時間を前記トリガー条件とするステップを含む。
【0089】
さらに、トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定する前記ステップは、
通知設定ウィンドウ上の通知設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為の通知メッセージを生成して、前記通知メッセージを前記トリガー条件とするステップを含み、ここで、前記通知メッセージは、前記特殊効果イベントに直列に連結された他の特殊効果イベント中の特殊効果行為の表示を通知するために用いられる。
【0090】
さらに、前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成する前記ステップは、
特殊効果行為属性設定ウィンドウ上の属性設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為の再生属性を得るステップと、
前記特殊効果行為及び前記再生属性に応じて特殊効果イベントを生成するステップと、を含む。
【0091】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、特殊効果処理装置を提供し、
特殊効果配置ウィンドウの特殊効果追加操作に応答して、特殊効果追加ボタン及び追加トリガーボタンが含まれている特殊効果行為ウィンドウを表示するための特殊効果行為ウィンドウ表示モジュールと、
前記特殊効果追加ボタンの特殊効果追加操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを追加するための特殊効果追加モジュールと、
前記追加トリガーボタンの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、前記特殊効果行為ウィンドウに追加された少なくとも1つの特殊効果オブジェクトを含む前記特殊効果行為をトリガーして表示するための少なくとも1つのトリガー操作を設定するための追加トリガーモジュールと、
前記特殊効果行為に応じて特殊効果イベントを生成するための特殊効果イベント生成モジュールと、を含む。
【0092】
さらに、前記追加トリガーモジュールは、具体的には、前記追加トリガーボタンのトリガー操作に応答して、トリガータイプ設定ウィンドウを表示し、前記トリガータイプ設定ウィンドウ上のトリガータイプオプションの選択操作に応答して、選択されたトリガータイプを得、前記追加トリガーボタン上の前記選択されたトリガータイプに対応する少なくとも1つの追加トリガー操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために、少なくとも1つのトリガー操作を追加するために用いられる。
【0093】
さらに、前記追加トリガーモジュールは、さらに、トリガー設定ウィンドウ上のトリガー設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のためにトリガー条件を設定するために用いられ、ここで、前記少なくとも1つのトリガー操作が前記トリガー条件を満たすと、前記特殊効果行為をトリガーして表示する。
【0094】
さらに、前記追加トリガーモジュールは、具体的には、遅延設定ウィンドウ上の遅延設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為のために遅延時間を設定し、前記遅延時間を前記トリガー条件とするために用いられる。
【0095】
さらに、前記追加トリガーモジュールは、具体的には、通知設定ウィンドウ上の通知設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為ウィンドウに対応する特殊効果行為の通知メッセージを生成して、前記通知メッセージを前記トリガー条件とするために用いられ、ここで、前記通知メッセージは、前記特殊効果イベントに直列に連結された他の特殊効果イベント中の特殊効果行為の表示を通知するために用いられる。
【0096】
さらに、前記特殊効果イベント生成モジュールは、具体的には、特殊効果行為属性設定ウィンドウ上の属性設定オプションの設定操作に応答して、前記特殊効果行為の再生属性を得、前記特殊効果行為及び前記再生属性に応じて特殊効果イベントを生成するために用いられる。
【0097】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、電子機器を提供し、
非一時的なコンピュータ可読命令を記憶するためのメモリと、
前記非一時的なコンピュータ可読命令を実行するためのプロセッサと、を含み、前記プロセッサが前記非一時的なコンピュータ可読命令を実行すると、上記の特殊効果処理方法が実現される。
【0098】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、非一時的なコンピュータ可読命令を記憶するためのコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記非一時的なコンピュータ可読命令がコンピュータによって実行されると、前記コンピュータに上記の特殊効果処理方法を実行させる。
【0099】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムがコンピュータで実行されると、前記コンピュータに上記の特殊効果処理方法を実行させる。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータに上記の特殊効果処理方法を実行させるためのコンピュータプログラム命令を含む。
【0101】
以上の記述は、本開示の好適な実施例及び使用された技術原理に対する説明にすぎない。当業者であれば、本開示に係る開示範囲は、上記の技術的特徴の特定の組み合わせによる技術案に限定されず、上記の開示の構想から逸脱しない範囲内に含まれている場合、上記の技術的特徴又はそれらの同等の特徴を任意に組み合わせることにより形成された他の技術案を含むべきであると理解するであろう。例えば、上記の特徴と、本開示に開示されている(但し、これらに限定されない)類似する機能を有する技術的特徴とを互いに置き換えて形成する技術案である。
【0102】
また、特定の手順で各操作を説明したが、これは、示された特定の手順又は順序の手順でこれらの操作を実行すると理解してはいけない。一定の環境では、マルチタスクおよび並行処理が有利である場合がある。同様に、上記の説明にはいくつかの具体的な実装の詳細が含まれるが、これらは、本開示の範囲に対する限定として解釈されるべきではない。個別の実施例の文脈中で説明された一部の特徴は、さらに、単一の実施例にまとめて実装されてもよい。むしろ、単一の実施例の文脈中で説明された様々な特徴は、単独で、又は任意の適切なサブコンビネーションの方式で複数の実施例で実現されてもよい。
【0103】
構造的特徴又は方法論理動作に特有の言語を用いて本主題を説明したが、特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも上述した特定の特徴又は動作に限定されるものである必要がないことを理解されたい。むしろ、上述した特定の特徴および動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態にすぎない。
【0104】
本願は、2020年3月23日に中国特許庁に提出された、出願番号が202010207490.8で、発明名称が「特殊効果処理方法及び装置」の中国特許出願の優先権を主張するものであり、そのすべての内容は、参照により本願に組み込まれる。