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特許7473743PFD管理方法、ネットワーク要素及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-15
(45)【発行日】2024-04-23
(54)【発明の名称】PFD管理方法、ネットワーク要素及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 88/18 20090101AFI20240416BHJP
   H04W 4/24 20240101ALI20240416BHJP
   H04W 92/24 20090101ALI20240416BHJP
【FI】
H04W88/18
H04W4/24
H04W92/24
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2023519918
(86)(22)【出願日】2021-08-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-10-16
(86)【国際出願番号】 CN2021111291
(87)【国際公開番号】W WO2022068398
(87)【国際公開日】2022-04-07
【審査請求日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】202011056552.6
(32)【優先日】2020-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】蹇慧君
(72)【発明者】
【氏名】侯利昌
(72)【発明者】
【氏名】沈陽
【審査官】三枝 保裕
(56)【参考文献】
【文献】特表2020-509666(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0246247(US,A1)
【文献】3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Policy and charging control framework for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 16),3GPP TS 23.503 V16.5.1,2020年08月,pp.31-33
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークエクスポージャー機能NEFに適用されるパケットフロー記述PFD管理方法であって、
アプリケーション機能AFによって送信されたPFD管理要求情報を取得して保存するステップであって、前記PFD管理要求情報はアクセスポイント名APN情報、アプリケーション識別子APP ID及びPFDを含み、前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDが関連付けられているステップと、
前記PFD管理要求情報中の前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDを、セッション管理部SMFを介してユーザープレーン機能UPFに転送することにより、前記UPFが前記APN情報及び前記APP IDに基づいて前記PFDを保存するステップと、を含むパケットフロー記述PFD管理方法。
【請求項2】
AFによって送信されたPFD管理要求情報を取得して保存する前記ステップは、
前記PFD管理要求情報中の前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDを統合データストアUDRに送信することにより、前記UDRが前記APN情報に対応するマッピング関係を決定し、前記APP ID及び前記PFDに基づいて前記マッピング関係を更新し、前記マッピング関係はAPP IDとPFDとのマッピング関係であるステップと、
前記UDRによって送信された更新確認情報を受信すると、前記PFD管理要求情報を保存するステップと、をさらに含む請求項1に記載のPFD管理方法。
【請求項3】
前記PFD管理要求情報を保存する前記ステップの後に、
前記AFが送信された前記PFD管理要求情報を確認して応答するように、PFD作成確認情報を前記AFに送信するステップをさらに含む請求項2に記載のPFD管理方法。
【請求項4】
前記PFD管理要求情報中の前記APN情報、前記APP ID、及び前記PFDを、SMFを介してUPFに転送する前記ステップは、
前記SMFによって送信されたPFD取得要求情報を受信するステップと、
前記PFD取得要求情報中のAPN情報と前記PFD管理要求情報中のAPN情報とがマッチングし、かつ、前記PFD取得要求情報中のAPP IDと前記PFD管理要求情報中のAPP IDとがマッチングした場合、前記PFD管理要求情報中の前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDを、SMFを介してUPFに転送するステップとを含む請求項1に記載のPFD管理方法。
【請求項5】
SMFに適用されるPFD管理方法であって、
NEFによって送信されたAPN情報、APP ID及びPFDを取得するステップであって、前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDは、前記NEFがAFから取得して保存したPFD管理要求情報中の関連付けられているパラメータであるステップと、
前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDをUPFに送信することにより、前記UPFが前記APN情報及び前記APP IDに基づいて前記PFDを保存するステップと、を含むPFD管理方法。
【請求項6】
NEFによって送信されたAPN情報、APP ID及びPFDを取得するステップの後に、
取得した前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDをローカルに保存するステップをさらに含む請求項5に記載のPFD管理方法。
【請求項7】
NEFによって送信されたAPN情報、APP ID及びPFDを取得する前記ステップは、
ポリシー制御機能PCFによって送信されたポリシー及び課金制御PCCルールを受信し、前記PCCルールからターゲットAPN情報及びターゲットAPP IDを取得するステップと、
前記ターゲットAPN情報及びターゲットAPP IDに基づいてターゲットPFDをローカルにマッチングさせていない場合、前記ターゲットAPN情報及び前記ターゲットAPP IDに基づいてPFD取得要求情報を生成し、前記NEFが前記PFD取得要求情報に基づいてAPN情報、APP ID及びPFDを送信するように、前記PFD取得要求情報を前記NEFに送信するステップと、を含む請求項6に記載のPFD管理方法。
【請求項8】
前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDをUPFに送信するステップの後に、
UPFによって送信されたPFD管理結果情報を取得するステップであって、前記PFD管理結果情報は、前記UPFが前記APN情報及び前記APP IDに基づいて前記PFDを保存した後に生成して送信するものであるステップをさらに含む請求項7に記載のPFD管理方法。
【請求項9】
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含むネットワーク要素であって、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1~4のいずれか1項に記載のPFD管理方法を実現するか、又は、請求項5~8のいずれか1項に記載のPFD管理方法を実現するネットワーク要素。
【請求項10】
請求項1~4のいずれかに記載のPFD管理方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令、又は請求項5~8のいずれか1項に記載のPFD管理方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、出願番号202011056552.6、出願日2020年9月30日の中国特許出願に基づいて提出され、当該中国特許出願の優先権を主張しており、当該中国特許出願の全ての内容はここで参考として本願に組み込まれている。
【0002】
本願は、5G通信の技術分野に関するが、これに限定されるものではなく、特に、PFD管理方法、ネットワーク要素及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
第5世代通信(5G:5th Generation)システムでは、ネットワークエクスポージャー機能(NEF:Network Exposure Function)は、パケットフロー記述機能(PFDF:Packet Flow Descriptions Function)を備えており、PFDFはアプリケーションサービスプロバイダ(ASP:Application Service Provider)又はアプリケーション機能(AF:Application Function)から提供されるパケットフロー記述(PFD:Packet Flow Description)を取得し、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)はPFDFからPFDとアプリケーション識別子(APP ID:Application ID)を取得した後、対応するユーザープレーン機能(UPF:User Plane Function)に送信し、UPFはPFDによるアプリケーション検出を行い、ポリシー及び課金制御(PCC:Policy and Charging Control)ルール中の指示に従って、サービスフローレベルの課金機能を実現する。しかし、サービスのカスタマイズ化が進むにつれて、異なるアクセスポイント名(APN:Access Point Name)について、同じAPP IDでも対応するサービスデータ量、アプリケーションプローブ、又は課金制御情報が異なる可能性があり、その結果として、複数のルールが相互に上書きされ、課金の正確性に影響を及ぼす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下は、本願で詳細に説明されている主題の概要である。本概要は特許請求の範囲の特許範囲を限定するものではない。
【0005】
本願の実施例は、PFD管理方法、ネットワーク要素及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様では、本願の実施例は、
NEFに適用されるPFD管理方法であって、
AFによって送信されたPFD管理要求情報を取得して保存するステップであって、前記PFD管理要求情報はAPN情報、APP ID及びPFDを含み、前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDが関連付けられているステップと、
前記PFD管理要求情報中の前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDを、SMFを介してUPFに転送することにより、前記UPFが前記APN情報及び前記APP IDに基づいて前記PFDを保存するステップと、を含むPFD管理方法を提供する。
【0007】
第2態様では、本願の実施例は、
SMFに適用されるPFD管理方法であって、
NEFによって送信されたAPN情報、APP ID及びPFDを取得するステップであって、前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDは、前記NEFがAFから取得して保存したPFD管理要求情報中の関連付けられているパラメータであるステップと、
前記APN情報、前記APP ID、及び前記PFDをUPFに送信することにより、前記UPFが前記APN情報及び前記APP IDに基づいて前記PFDを保存するステップと、を含むPFD管理方法をさらに提供する。
【0008】
第3態様では、本願の実施例は、
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含むネットワーク要素であって、
前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行すると、上記第1態様に記載のPFD管理方法を実現するか、又は、上記第2態様に記載のPFD管理方法を実現するネットワーク要素をさらに提供する。
【0009】
第4態様では、本願の実施例は、
上記第1態様に記載のPFD管理方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令、又は上記第2態様に記載のPFD管理方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
【0010】
本願の他の特徴及び利点は、後の明細書で説明され、本明細書から部分的に明らかになるか、又は本願を実施することによって理解される。本願の目的及び他の利点は、明細書、特許請求の範囲、及び図面において特に指摘された構造によって達成され得る。
図面は、本願の技術案の更なる理解を提供するために使用され、明細書の一部を構成し、本願の実施例と共に本願の技術案を説明するために使用され、本願の技術案を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本願の一実施例によるNEFに適用されるPFD管理方法のフローチャートである。
図2】本願の他の実施例によるUDRにおけるAPN及びPFDのコンテキスト組織関係の概略図である。
図3】本願の他の実施例によるNEFに適用されるPFD管理方法においてPFD管理要求情報を保存するフローチャートである。
図4】本願の他の実施例によるNEFに適用されるPFD管理方法においてPFD作成確認情報をAFに送信するフローチャートである。
図5】本願の他の実施例によるNEFに適用されるPFD管理方法においてSMFによって送信されたPFD取得要求情報に応答するフローチャートである。
図6】本願の他の実施例によるSMFに適用されるPFD管理方法のフローチャートである。
図7】本願の他の実施例によるSMFに適用されるPFD管理方法においてSMFがパラメータを保存するフローチャートである。
図8】本願の他の実施例によるSMFに適用されるPFD管理方法においてPCCルールに応答するフローチャートである。
図9】本願の他の実施例によるSMFに適用されるPFD管理方法においてPFD管理結果情報を取得するフローチャートである。
図10】本願の他の実施例によるPFD管理方法の一例を示す図である。
図11】本願の他の実施例によるPFD管理方法の一例を示す図である。
図12】本願の他の実施例によるPFD管理方法を実行するためのネットワーク要素の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本願の目的、技術案及び利点をより明確に理解するために、以下では、図面及び実施例を参照して本願をさらに詳細に説明する。なお、本明細書に記載された具体的な実施例は本願を解釈するためにのみ使用され、本願を限定するものではない。
【0013】
なお、ネットワーク要素の概略図において機能モジュールが区分され、フローチャートにおいて論理的順序が示されているが、場合によっては、装置内のモジュールと異なるように区分されてもよいし、又は、示されるもしくは説明されるステップがフローチャートにおける順序と異なる順序で実行されてもよい。明細書、特許請求の範囲又は前述の図面における「第1」、「第2」等の用語は、類似の対象を区別するために使用されるものであり、特定の順序又は優先順位を説明するために使用されるものではない。
【0014】
本願は、パケットフロー記述(PFD:Packet Flow Description)管理方法、ネットワーク要素及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、当該PFD管理方法は、アプリケーション機能(AF:Application Function)によって送信されたPFD管理要求情報を取得して保存するステップであって、PFD管理要求情報はアクセスポイント名(APN:Access Point Name)情報、アプリケーション識別子(APP ID:Application ID)及びPFDを含み、APN情報、APP ID及びPFDが関連付けられているステップと、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDを、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)を介してユーザープレーン機能(UPF:User Plane Function)に転送することにより、UPFがAPN情報及びAPP IDに基づいてPFDを保存するステップと、を含む。本願の実施例によれば、PFD及びAPP IDに加えてAPN情報を追加するこれにより、UPFは、APNに基づいてPFDを区別し、サービスデータ量、アプリケーションプローブ、又は課金制御情報間の上書きを回避し、課金の正確性を向上させることができる。
【0015】
以下、図面を参照して、本願の実施例についてさらに説明する。
【0016】
図1に示すように、図1は、本願の一実施例によるPFD管理方法のフローチャートであり、当該PFD管理方法はステップS110及びステップS120を含むが、これらに限定されない。
【0017】
ステップS110:AFによって送信されたPFD管理要求情報を取得して保存し、PFD管理要求情報は、APN情報、APP ID及びPFDを含み、APN情報、APP ID及びPFDが関連付けられている。
【0018】
一実施例では、PFD管理要求情報には、APN情報、リクエスタ識別子(RI:Requester Identifier)、サービスノード参照識別子(SP Reference ID)、外部アプリケーション識別子(EAI:External Application Identifier)、いくつかのセットのPFD、PFDに対応する動作情報及び遅延情報など、PFDの作成に関連する任意の情報が含まれてもよく、実際の要件に応じてパラメータタイプを調整することもでき、本実施例はこれを特に限定しない。なお、本実施例は、AFのPFD管理要求情報にAPN情報を付加する態様に限定されるものではなく、例えば、AFがデータストリームを受信した際にそのデータストリームのAPN情報を取得してもよく、PFD管理要求情報にAPN情報を含めるようにすればよいので、ここでは詳しく説明しない。
【0019】
ただし、本実施例では、PFDの数について制限はなく、例えば、PFD管理要求情報には、1セットのPFDが含まれていてもよく、複数セットのPFDが含まれていてもよく、APN情報及びAPP IDに基づいてPFDを区別できればよい。説明の便宜のために、後続の実施例では、1セットのPFDを例に挙げるが、複数セットのPFDの場合は全体として本願の技術案を実行すればよいので、以降は詳しく説明しない。
【0020】
一実施例では、APN情報は、APP IDが同じであるがAPN情報が異なるサービスデータフロー、アプリケーションプローブ又は課金制御情報が相互に上書きされることを回避するために、APN情報によってネットワーク要素間のデータフローを区別することができるように、データ相互作用に関するすべてのネットワーク要素インターフェースに追加されてもよい。
【0021】
一実施例では、AFによって送信されたPFD管理要求情報を受信した後、AFの許可状況は、例えばキャリアが策定したポリシーに基づいて、当該AFが許可されたと判断された場合、当該AFによって送信されたPFD管理要求情報をNEFが受信し、当該PFD管理要求情報をさらに処理するなど、プリセットポリシーに基づいて判断することも可能であり、具体的なプリセットポリシーは、実際のニーズに応じて指定することができ、本実施例はこれを特に限定をしない。
【0022】
ステップS120:UPFがAPN情報及びAPP IDに基づいてPFDを保存するように、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDを、SMFを介してUPFに転送する。
【0023】
一実施例では、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDの送信は、例えば、SMFに共通のPUSHモードを介して、NEFが通知メッセージとしてSMFに送信するか、又は、SMFに共通のPULLモードを介して、SMFからNEFに取得要求を送信し、NEFが当該取得要求に応答してデータの送信を行うなど、任意の方法でトリガされてもよく、具体的な方式は実際のニーズに応じて決定されてもよい。なお、NEFのAPN情報、APP ID及びPFDがさらに統合データリポジトリ(UDR:Unified Data Repository)に送信されて更なる操作に用いられる必要があるため、この操作が完了するまでに、パラメータの設定は完了していないので、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDは、UDRで操作が完了した後、SMFを介してUPFに転送されてもよい。
【0024】
一実施例では、PFD管理要求情報をNEFに保存することは、NEFのリソースをある程度占有することになるので、PFD管理要求情報ごとにキャッシュ時間を設定し、設定されたキャッシュ時間内に、NEFにPFD管理要求情報を保存し、キャッシュ時間を超過すると、NEFは対応するPFD管理要求情報を廃棄し、これにより、リソースの節約を実現することができる。
【0025】
一実施例では、SMFは、受信したAPN情報、APP ID及びPFDを直接UPFに転送してもよく、まずローカルに保存し、UPFの取得要求を受信してからUPFに転送してもよく、具体的な方式は実際のニーズに応じて調整することができ、本実施例はこれを特に限定しない。なお、UPFは、APN情報、APP ID及びPFDを受信した後、ローカルに保存することができ、したがって、UPFは、複数のAPN情報及び対応するPFDをローカルに保存することができ、UPFがアプリケーション検出を行うとき、検出要求中のAPN情報に基づいてマッチングを行うことにより、APN情報に基づいてPFDを区別することを実現し、異なるルールのデータが相互に上書きされることを回避する。
【0026】
また、図3に示すように、一実施例では、図1に示す実施例におけるステップS110は、ステップS310とステップS320を含むが、これらに限定されない。
【0027】
ステップS310:UDRがAPN情報に対応するマッピング関係を決定し、APP ID及びPFDに基づいて、APP IDとPFDとのマッピング関係を更新するように、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDをUDRに送信する。
【0028】
ステップS320:UDRによって送信された更新確認情報を受信すると、PFD管理要求情報を保存する。
【0029】
図2には、UDRにおけるAPN及びPFDのコンテキスト組織関係の概略図が示されており、なお、このコンテキスト組織関係はUDRにおける例に過ぎず、本願に係る他のインターフェースも図2に示す又は類似のコンテキスト組織関係を満たすことができ、ここでは詳しく説明しない。図2に示すように、同じAPP IDは、複数のAPN情報にそれぞれ対応することができ、各APN情報は、任意の数のPFDに対応することができ、PFDは、PFD IDによって区別することができ、このため、図2に示す例のように、同じAPP IDはAPN1及びAPN2に対応し、APN1はPFD1及びPFD2に対応し、APN2はPFD3及びPFD4に対応する。
【0030】
一実施例では、UDRは記憶用としてもよいので、すべてのPFD管理要求情報中のデータについて、バックアップして保存することができ、マッピング関係によって区別することができ、ここでは、マッピング関係は、例えば、UDRにPFDリストを設定し、PFDリスト中のPFDにそれぞれ対応するAPN情報とAPP IDを持たせるなど、任意の形態を採用してもよく、一意の対応を実現すればよい。NEF内のキャッシュに時効性があるので、マッピング関係及びPFDの保存をUDR内で行うことにより、キャッシュが無効になり、SMFによるデータ取得要求を受信したときに、バックアップされたAPN情報、APP ID及びPFDをUDRから取得し、データの完全性を確保することができる。
【0031】
一実施例では、NEFは、UDRの更新機能を呼び出すことによりデータの受け渡しを行うことができ、例えば、UDRの更新機能に必要なパラメータとして、APN情報、APP ID、PFD、PFD操作情報、遅延情報などが設定されており、NEFは、この更新機能を呼び出すと、PFD管理要求情報から対応するパラメータを取得してUDRに伝送するが、もちろん、他のデータ送受信方式を採用してもよく、本実施例はこれを特に限定しない。
【0032】
一実施例では、UDRがマッピング関係の更新を完了した後、更新確認情報をNEFに送信して、NEFがPFD管理要求情報中のデータのバックアップの完了を確認することを可能にし、SMFの取得要求を受信したり、キャッシュの時効維持を開始したりするなど、その後のさらなる動作に使用することができる。
【0033】
また、図4に示すように、一実施例では、図3に示す実施例におけるステップS320は、ステップS410を含むが、これらに限定されない。
【0034】
ステップS410:AFが送信されたPFD管理要求情報を確認して応答するように、PFD作成確認情報をAFに送信する。
【0035】
一実施例では、PFD管理要求情報がAFによって送信されて作成をトリガされるので、AFは、PFD管理要求情報を送信した後、NEF及びUDRでのPFD管理要求情報の処理が完了したことを確認するために、応答待ち状態とすることができ、これを踏まえて、NEFは、UDRによって送信された更新確認情報を受信すると、PFD作成確認情報をAFに送信することができ、これにより、フロー作成の閉ループが実現される。
【0036】
また、図5に示すように、一実施例では、図1に示す実施例におけるステップS120は、ステップS510とステップS520を含むが、これらに限定されない。
【0037】
ステップS510:SMFによって送信されたPFD取得要求情報を受信する。
【0038】
ステップS520:PFD取得要求情報中のAPN情報とPFD管理要求情報中のAPN情報とがマッチングし、かつ、PFD取得要求情報中のAPP IDとPFD管理要求情報中のAPP IDとがマッチングした場合、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDを、SMFを介してUPFに転送する。
【0039】
一実施例では、SMFがPULLモードでデータを取得するシナリオにおいて、SMFは、取得が必要なAPN情報及びAPP IDに基づいてPFD取得要求情報を生成し、PFD取得要求情報をNEFに送信する。なお、NEF中のデータはキャッシュの形で存在するため、APN情報及びAPP IDに基づいてNEFからPFDを取得できない場合があるが、これを踏まえて、NEFがPFD取得要求情報を受信した場合、PFD取得要求情報とPFD管理要求情報中のAPN情報及びAPP IDをそれぞれマッチングし、マッチングに成功すれば、NEFのキャッシュにも対応するPFDを保存しており、そのPFDを取得して転送すればよい。
【0040】
上記した実施例によれば、PFD取得要求情報とPFD管理要求情報中のAPN情報及びAPP IDのマッチングに失敗した場合、すなわちNEFのキャッシュに対応するPFDがない場合、例えばUDRにおけるマッピング関係に基づいて、NEFがNDRのバックアップからAPN情報及びAPP IDに対応するPFDを取得し、SMFに送信するなど、UDRにおけるバックアップを問い合わせてPFDを取得することができる。
【0041】
図6に示すように、本願の他の実施例は、ステップS610とステップS620を含むが、これらに限定されない、SMFに適用されるPFD管理方法を提供する。
【0042】
ステップS610:NEFによって送信されたAPN情報、APP ID及びPFDを取得し、APN情報、APP ID及びPFDは、NEFがAFから取得して保存したPFD管理要求情報中の関連付けられているパラメータである。
【0043】
一実施例では、SMFの動作モードは、取得要求によりNEF中のデータを能動的に取得するPULLモードを採用してもよいし、NEFによって送信されたパラメータを含むメッセージを受信するPUSHモードを採用してもよいが、具体的な方式は、実際のニーズに応じて選択すればよいが、本実施例はこれを特に限定しない。APN情報、APP ID及びPFD以外のパラメータもNEFから取得することができ、実際のニーズに応じて具体的なパラメータを増やせばよく、ここでは詳しく説明しない。
【0044】
一実施例では、APN情報、APP ID及びPFDの取得は、図1に示す実施例の説明を参照することができ、ここでは詳しく説明しない。
【0045】
ステップS620:UPFがAPN情報及びAPP IDに基づいてPFDを保存するように、APN情報、APP ID及びPFDをUPFに送信する。
【0046】
一実施例では、SMFはAPN情報、APP ID及びPFDを受信すると、これらのパラメータをキャッシュとしてローカルに保存し、データを取得する必要があるUPFがSMFとの接続を確立した後、さらに、SMF中のパラメータをUPFに送信してもよく、特定されたUPFに直接転送してもよく、例えば、SMFはAPN情報、APP ID及びPFDを受信すると、特定されたUPFに、APN情報、APP ID及びPFDを具体的な内容として含む管理要求を送信し、UPFは管理要求を受信すると、この管理要求に含まれるパラメータを取得し、その後の動作用にUPFにローカルに保存する。
【0047】
また、図7に示すように、一実施例では、図6に示す実施例におけるステップS610は、ステップS710を含むが、これらに限定されない。
【0048】
ステップS710:取得したAPN情報、APP ID及びPFDをローカルに保存する。
【0049】
一実施例では、SMFは、APN情報、APP ID及びPFDをローカルに保存し、ポリシー制御機能(PCF:Policy Control function)がAPNの下でAPP IDに基づくポリシー及び課金制御(PCC:Policy and Charging Control)ルールを発信又はアクティブ化するときに、対応するPFDを迅速に取得することで、応答速度を向上させることができる。
【0050】
一実施例では、PFDは、APN情報及びAPP IDに基づいてパケット化するなど、パケット化の形でSMFにローカルに保存されてもよく、APN情報に基づいてPFDを区別できればよい。SMFはまた、PFDの有効時間の制御を可能にするために、ローカルに保存されたPFDパケットのキャッシュ時間を維持してもよく、例えば、PFDのキャッシュ時間が有効時間を超えた場合、このSMFリソースの節約を実現するために、そのPFDパケットを廃棄してもよく、具体的な有効時間の維持方式は、実際のニーズに応じて調整すればよく、本実施例はこれを特に限定しない。
【0051】
また、図8に示すように、一実施例では、図6に示す実施例におけるステップS610は、ステップS810とステップS820を含むが、これらに限定されない。
【0052】
ステップS810:PCFによって送信されたPCCルールを受信し、PCCルールからターゲットAPN情報及びターゲットAPP IDを取得する。
【0053】
ステップS820:ターゲットAPN情報及びターゲットAPP IDに基づいてターゲットPFDをローカルにマッチングさせていない場合、ターゲットAPN情報及びターゲットAPP IDに基づいてPFD取得要求情報を生成し、NEFがPFD取得要求情報に基づいてAPN情報、APP ID及びPFDを送信するように、PFD取得要求情報をNEFに送信する。
【0054】
上記した実施例によれば、SMFは、PCCルールを受信した後、まず、ターゲットAPN情報とターゲットAPP IDとをマッチングさせることができ、これにより、対応するPFDが有効時間を超えてSMFによって廃棄されるか、又はSMFが関連するパラメータをNEFから取得していなかったりすることを回避できる。SMFからローカルにPFDをマッチングすることができれば、そのPFDを直接取得して、後続の用途に用いればよく、ここでは詳しく説明しない。
【0055】
一実施例では、PCCルールは、キャリアがあるAPN情報の下でAPP IDについて課金動作を行う必要がある場合、SMFがこのPCCルールに応答してPFDを取得するように、当該APN情報及びAPP IDを含むPCCルールをPCFに従ってSMFに発信又はアクティブ化するなど、任意の方法で開始することができ、具体的なPCCルール生成方法は、本実施例の議論の範囲外であり、ここでは詳しく説明しない。
【0056】
また、図9に示すように、一実施例では、図6に示す実施例におけるステップS620は、ステップS910を含むが、これに限定されない。
【0057】
ステップS910:UPFによって送信されたPFD管理結果情報を取得し、PFD管理結果情報は、UPFがAPN情報及びAPP IDに基づいてPFDを保存した後に生成して送信するものである。
【0058】
一実施例では、PFD管理結果情報は、UPF操作の結果を示す情報、例えば、処理成功後の結果情報や処理失敗後の結果情報であってもよく、UPFの実際の動作結果に基づいて応答を生成すればよく、SMFは、このPFD管理結果情報に基づいて、UPFがAPN情報及びAPP IDに対応するPFDの取得に成功したか否かを判定し、セッションを閉じるか、又は新たなセッションを作成するかを決定することができる。
【0059】
本願の技術案をより良く説明するために、以下では、2つの具体例を挙げてPFD管理方法を説明する。
【0060】
例1:図10に示すように、図10は、SMFがPULLモードでNEFからPFDを照会する対話フローであり、対話フローは次のステップを含む。
【0061】
ステップS1001:NEFは、AFによって送信されたPFD管理要求情報を受信する。
ステップS1002:NEFは、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDを取得し、キャリアのポリシーに従ってこのAFが許可されているか否かをチェックする。
ステップS1003:NEFは、PFD管理要求情報のAPN情報、APP ID及びPFDをUDRに送信する。
ステップS1004:UDRは、APN情報及びAPP IDに基づいて対応するPFDリストを決定し、PFDに従って当該PFDリストを更新する。
ステップS1005:UDRは、更新確認情報をNEFに送信する。
ステップS1006:NEFは、PFD作成確認情報をAFに送信する。
ステップS1007:SMFは、PCFが発信又はアクティブ化した、APN情報及びAPP IDを含むPCCルールを受信し、PFDをローカルにマッチングさせる。
ステップS1008:SMFがPCCルールに従ってPFDをローカルにマッチングさせていない場合、又はSMFのローカルのAPP IDの1つに対応するPFDのキャッシュ時間が満了した場合、SMFは、APN情報及びAPP IDを含むPFD取得要求情報をNEFに送信する。
ステップS1009:NEFは、PFD取得要求情報中のAPN情報及びAPP IDに基づいて、UDRに対してPFDを検索する。
ステップS1010:UDRは、検索されたPFDをNEFにフィードバックする。
ステップS1011:NEFは、PFD取得要求情報中のAPN情報及びAPP IDに基づいて取得したPFDをSMFに送信する。
ステップS1012:SMFは、取得したPFDをAPN情報に従ってローカルに保存し、PFDのキャッシュ時間を維持して、その有効時間を制御する。
ステップS1013:SMFは、APN情報、APP ID及びPFDをUPFに送信する。
ステップS1014:UPFは、APNに従ってPFDをローカルに保存する。
ステップS1015:UPFは、PFD管理結果情報をSMFに送信する。
【0062】
例2:図11に示すように、図11は、SMFがPUSHモードでNEFからPFDを照会する対話フローであり、この対話フローは次のステップを含む。
【0063】
ステップS1101:NEFは、AFによって送信されたPFD管理要求情報を受信する。
ステップS1102:NEFは、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDを取得し、キャリアのポリシーに従ってAFが許可されているか否かをチェックする。
ステップS1103:NEFは、PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID、及びPFDをUDRに送信する。
ステップS1104:UDRは、APN情報及びAPP IDに基づいて対応するPFDリストを決定し、PFDに従って当該PFDリストを更新する。
ステップS1105:UDRは、更新確認情報をNEFに送信する。
ステップS1106:NEFは、PFD作成確認情報をAFに送信する。
ステップS1107:NEFは、APN情報、APP ID及びPFDをSMFに送信する。
ステップS1108:SMFは、取得したPFDをAPN情報に従ってローカルに保存し、PFDのキャッシュ時間を維持して、その有効時間を制御する。
ステップS1109:SMFは、APN情報、APP ID及びPFDをUPFに送信する。
ステップS1110:UPFは、APNに従ってPFDをローカルに保存する。
ステップS1111:UPFは、PFD管理結果情報をSMFに送信する。
【0064】
また、図12に示すように、本願の一実施例は、メモリ1210と、プロセッサ1220と、メモリ1210に記憶され、プロセッサ1220で実行可能なコンピュータプログラムとを含むネットワーク要素1200も提供する。
【0065】
プロセッサ1220及びメモリ1210は、バス又は他の手段を介して接続することができる。
【0066】
上記した実施例のPFD管理方法を実現するために必要な非一時的なソフトウェアプログラム及び命令はメモリ1210に記憶され、プロセッサ1220によって実行されると、上記した実施例のネットワーク要素1200に適用されるPFD管理方法、例えば、上記した図1の方法ステップS110~S120、図3の方法ステップS310~S320、図4の方法ステップS410、図5の方法ステップS510~S520、図6の方法ステップS610~S620、図7の方法ステップS710、図8の方法ステップS810~S820、図9の方法ステップS910を実行する。
【0067】
上記で説明された装置の実施例は単に概略的なものであり、分離された構成要素として説明されたユニットは、物理的に分離されていてもよいし、そうでなくてもよく、すなわち、1つの場所に配置されていてもよいし、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。これらのモジュールの一部又は全部は、実際の必要に応じて、本実施例の目的を達成するために選択されてもよい。
【0068】
さらに、本願の一実施例は、プロセッサ又はコントローラによって実行される、例えば、上記したネットワーク要素の実施例におけるプロセッサによって実行されると、上記した実施例におけるネットワーク要素に適用されるPFD管理方法、例えば、上記した図1のステップS110~S120、図3のステップS310~S320、図4のステップS410、図5のステップS510~S520、図6のステップS610~S620、図7のステップS710、図8のステップS810~S820、図9のステップS910を上記プロセッサに実行させるコンピュータ実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供する。
【0069】
本願の実施例では、AFによって送信させたPFD管理要求情報を取得して保存するステップであって、前記PFD管理要求情報はAPN情報、APP ID及びPFDを含み、前記APN情報、前記APP ID及び前記PFDが関連付けられているステップと、前記UPFが前記APN情報及びA前記PP IDに基づいて前記PFDを保存するように、前記PFD管理要求情報中のAPN情報、APP ID及びPFDを、SMFを介してUPFに転送するステップと、を含む。本願の実施例による形態によれば、PFD及びAPP IDに加えてAPN情報を追加するこれにより、UPFは、APNに基づいてPFDを区別し、サービスデータ量、アプリケーションプローブ、又は課金制御情報間の上書きを回避し、課金の正確性を向上させることができる。
【0070】
当業者であれば理解できるように、上記で開示された方法におけるステップの全部又は一部、システムは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、及びそれらの適切な組み合わせとして実装されてもよい。物理的コンポーネントの一部又はすべては、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、又はマイクロプロセッサなどのプロセッサによって実行されるソフトウェアとして、又はハードウェアとして、又は特定用途向け集積回路などの集積回路として実装されてもよい。このようなソフトウェアは、コンピュータ記憶媒体(又は非一時的な媒体)及び通信媒体(又は一時的な媒体)を含むことができるコンピュータ読み取り可能な媒体に配布することができる。当業者に周知のように、コンピュータ記憶媒体という用語は、情報(コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータなど)を記憶するための任意の方法又は技術において実施される、揮発性及び不揮発性の、取り外し可能な、及び取り外し不可能な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)又は他の光ディスク記憶装置、磁気カートリッジ、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、又は所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の任意の媒体を含むが、これらに限定されない。さらに、通信媒体は、通常、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波又は他の送信機構のような変調データ信号中の他のデータを含み、任意の情報配信媒体を含み得ることは当業者には周知である。
【0071】
以上は本発明の好ましい実施例について具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、当業者は本発明の精神を反しないことを前提に様々な均等な変形又は置換を行うことができ、これら均等な変形又は置換はいずれも本発明の特許請求の範囲によって限定される範囲内に含まれる。
図1
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図12