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特許7473930動画再生方法、装置、端末および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-16
(45)【発行日】2024-04-24
(54)【発明の名称】動画再生方法、装置、端末および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/44 20110101AFI20240417BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240417BHJP
   H04L 67/561 20220101ALI20240417BHJP
【FI】
H04N21/44
H04N21/431
H04L67/561
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2023526107
(86)(22)【出願日】2020-10-28
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-11-13
(86)【国際出願番号】 CN2020124537
(87)【国際公開番号】W WO2022087920
(87)【国際公開日】2022-05-05
【審査請求日】2023-04-27
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】320010240
【氏名又は名称】ビゴ テクノロジー ピーティーイー. リミテッド
【住所又は居所原語表記】30 PASIR PANJANG ROAD,#15-31A,MAPLETREE BUSINESS CITY,SINGAPORE 117440
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】▲楊▼ 嘉惠
【審査官】鈴木 隆夫
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2014/068806(WO,A1)
【文献】特開2018-121329(JP,A)
【文献】国際公開第2019/107274(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
H04L 67/561
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
インフルエンサークライアントに用いられ、
ターゲットアカウントに対する動画表示操作に応答して、動画選択インタフェースを表示し、前記動画選択インタフェースには、前記ターゲットアカウントによって配信された少なくとも1つの動画が含まれていることと、
前記動画選択インタフェースにおけるターゲット動画に対する選択操作に応答して、動画再生要求をビデオサーバーに送信し、前記ビデオサーバーは、前記動画再生要求に応じて、前記ターゲット動画をストリーミングサーバーに伝送するためのものであり、前記ストリーミングサーバーは、前記インフルエンサークライアントに対応するライブ配信画面に前記ターゲット動画の動画画面を挿入し、アップストリームを行うためのものであることと、
前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示することと、
を含み、
ここで、前記ターゲットアカウントに対する動画表示操作に応答して、動画選択インタフェースを表示することは、
前記ターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示し、前記アカウント情報インタフェースには、動画表示コントロールが含まれ、前記動画表示コントロールは、ライブ配信でユーザーアカウントによって配信された動画を再生することをトリガするためのものであることと、
前記動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、前記動画選択インタフェースを表示することと、を含む、
ことを特徴とする動画再生方法。
【請求項2】
前記ターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示することは、
視聴者ランキングリストを表示し、前記視聴者ランキングリストには、少なくとも1つの視聴者アカウントが含まれ、前記少なくとも1つの視聴者アカウントの表示順序は、ライブルーム内でのバーチャルグッズの送出数に基づいて確定されることと、
前記視聴者ランキングリストにおける前記ターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応する前記アカウント情報インタフェースを表示することと、
を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、前記動画選択インタフェースを表示することは、
前記動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、動画リスト取得要求を前記ビデオサーバーに送信し、前記動画リスト取得要求には前記ターゲットアカウントのアカウント識別が含まれ、前記ビデオサーバーは、前記ターゲットアカウントのアカウント識別に基づいて動画リストを取得するためのものであることと、
前記ビデオサーバーから送信された動画リストを受信することと、
前記動画選択インタフェースに前記動画リストに含まれる動画を表示することと、
を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記アカウント情報インタフェースに検索コントロールが含まれ、
前記ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示することの後、
前記検索コントロールにより、検索すべきアカウントを取得することと、
前記検索すべきアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示することと、
をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示することの後、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対する位置調整操作に応答して、前記位置調整操作により指示されたターゲット表示領域を取得することと、
前記ターゲット表示領域の位置情報を前記ストリーミングサーバーに送信し、前記ストリーミングサーバーは、前記位置情報に基づいて前記ターゲット表示領域に前記動画画面を挿入するためのものであることと、
をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示することの後、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、動画終了コントロールを表示することと、
前記動画終了コントロールに対するトリガ操作に応答して、再生停止要求を前記ビデオサーバーに送信し、前記ビデオサーバーは、前記再生停止要求に基づいて前記ターゲット動画の前記ストリーミングサーバーへの伝送を停止し、または再生停止命令を前記ストリーミングサーバーに送信するためのものであり、前記ストリーミングサーバーは、前記ターゲット動画の動画画面の前記ライブ配信画面への挿入を停止するためのものであることと、
をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示することの後、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、動画切り替えコントロールを表示することと、
前記動画切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記動画選択インタフェースを表示することと、
をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
視聴者クライアントに用いられ、
ダウンストリーム要求をストリーミングサーバーに送信し、前記ダウンストリーム要求は、アップストリームを行うように前記ストリーミングサーバーに要求するためのものであることと、
前記ストリーミングサーバーから送信されたアップストリームデータを受信することと、
前記アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示し、前記ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面が挿入され、前記ターゲット動画は、ターゲットアカウントによって配信された動画であり、前記ターゲット動画は、インフルエンサークライアントによって選択されることと、
を含み、
前記アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示することの後、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示し、ここで、前記アカウント情報インタフェースは、動画に対する選択操作をサポートしないことをさらに含む、
ことを特徴とする動画再生方法。
【請求項9】
ターゲットアカウントに対する動画表示操作に応答して、動画選択インタフェースを表示するために使用され、前記動画選択インタフェースには、前記ターゲットアカウントによって配信された少なくとも1つの動画が含まれている第1の表示モジュールと、
前記動画選択インタフェースにおけるターゲット動画に対する選択操作に応答して、動画再生要求をビデオサーバーに送信するために使用され、前記ビデオサーバーは、前記動画再生要求に応じて、前記ターゲット動画をストリーミングサーバーに伝送するためのものであり、前記ストリーミングサーバーは、インフルエンサークライアントに対応するライブ配信画面に前記ターゲット動画の動画画面を挿入し、アップストリームを行うためのものである第1の送信モジュールと、
前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示するために使用される第2の表
示モジュールと、
を含み、
前記第1の表示モジュールは、
前記ターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、前記ターゲットアカウントに
対応するアカウント情報インタフェースを表示するために使用され、前記アカウント情報
インタフェースには、動画表示コントロールが含まれ、前記動画表示コントロールは、ラ
イブ配信でユーザーアカウントによって配信された動画を再生することをトリガするため
のものである第1の表示ユニットと、
前記動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、前記動画選択インタフェース
を表示するために使用される第2の表示ユニットと、
を含む、
ことを特徴とする動画再生装置。
【請求項10】
ダウンストリーム要求をストリーミングサーバーに送信するために使用され、前記ダウンストリーム要求は、アップストリームを行うように前記ストリーミングサーバーに要求するためのものである第2の送信モジュールと、
前記ストリーミングサーバーから送信されたアップストリームデータを受信するために使用される受信モジュールと、
前記アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示するために使用され、前記ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面が挿入され、前記ターゲット動画は、ターゲットアカウントによって配信された動画であり、前記ターゲット動画は、インフルエンサークライアントによって選択される第3の表示モジュールと、
を含み、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示するために使用され、ここで、前記アカウント情報インタフェースは、動画に対する選択操作をサポートしない第8の表示モジュールをさらに含む、
ことを特徴とする動画再生装置。
【請求項11】
プロセッサとメモリとを含み、前記メモリに少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセットまたは命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセットまたは命令セットは、請求項1から7のいずれか1項に記載の動画再生方法、または、請求項8に記載の動画再生方法を実現するために、前記プロセッサによってロードされ実行されることを特徴とする動画再生端末。
【請求項12】
少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセットまたは命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセットまたは命令セットは、請求項1から7のいずれか1項に記載の動画再生方法、または、請求項8に記載の動画再生方法を実現するために、プロセッサによってロードされ実行されることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、動画のライブ配信技術の分野に関し、具体的に、動画再生方法、装置、端末および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術の発展に伴い、ライブと動画の視聴が現在の重要なレジャーとなっているため、多くの動画アプリケーションがライブ配信と動画再生の機能を同時に備えている。
【0003】
関連技術では、動画再生とライブ配信は互いに独立し、ユーザーは動画を視聴する間にライブを視聴したり、ライブ配信中に動画を視聴したりすることができない。そして、インフルエンサーにとって、ライブ配信中に視聴者に動画を視聴させる必要がある場合、ライブ配信端末以外の機器を使用する必要があり、表示効果が低い。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
関連技術の問題を解決するために、本出願の実施例では、動画再生方法、装置、端末および記憶媒体を提供する。技術案は以下の通りである。
【0005】
一側面において、ターゲットアカウントに対する動画表示操作に応答して、動画選択インタフェースを表示し、前記動画選択インタフェースには、前記ターゲットアカウントによって配信された少なくとも1つの動画が含まれていることと、
前記動画選択インタフェースにおけるターゲット動画に対する選択操作に応答して、動画再生要求をビデオサーバーに送信し、前記ビデオサーバーは、前記動画再生要求に応じて、前記ターゲット動画をストリーミングサーバーに伝送するためのものであり、前記ストリーミングサーバーは、前記インフルエンサークライアントに対応するライブ配信画面に前記ターゲット動画の動画画面を挿入し、アップストリームを行うためのものであることと、
前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示することと、
を含む、動画再生方法に関する。
【0006】
別の側面において、ダウンストリーム要求をストリーミングサーバーに送信し、前記ダウンストリーム要求は、アップストリームを行うように前記ストリーミングサーバーに要求するためのものであることと、
前記ストリーミングサーバーから送信されたアップストリームデータを受信することと、
前記アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示し、前記ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面が挿入され、前記ターゲット動画は、ターゲットアカウントによって配信された動画であり、前記ターゲット動画は、インフルエンサークライアントによって選択されることと、
を含む、動画再生方法に関する。
【0007】
別の側面において、ターゲットアカウントに対する動画表示操作に応答して、動画選択インタフェースを表示するために使用され、前記動画選択インタフェースには、前記ターゲットアカウントによって配信された少なくとも1つの動画が含まれている第1の表示モジュールと、
記動画選択インタフェースにおけるターゲット動画に対する選択操作に応答して、動画再生要求をビデオサーバーに送信するために使用され、前記ビデオサーバーは、前記動画再生要求に応じて、前記ターゲット動画をストリーミングサーバーに伝送するためのものであり、前記ストリーミングサーバーは、前記インフルエンサークライアントに対応するライブ配信画面に前記ターゲット動画の動画画面を挿入し、アップストリームを行うためのものである第1の送信モジュールと、
前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示するために使用される第2の表示モジュールと、
を含む、動画再生装置に関する。
【0008】
別の側面において、ダウンストリーム要求をストリーミングサーバーに送信するために使用され、前記ダウンストリーム要求は、アップストリームを行うように前記ストリーミングサーバーに要求するためのものである第2の送信モジュールと、
前記ストリーミングサーバーから送信されたアップストリームデータを受信するために使用される受信モジュールと、
前記アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示するために使用され、前記ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面が挿入され、前記ターゲット動画は、ターゲットアカウントによって配信された動画であり、前記ターゲット動画は、インフルエンサークライアントによって選択される第3の表示モジュールと、
を含む、動画再生装置に関する。
【0009】
別の側面において、本出願の実施例では、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体に少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセットまたは命令セットが記憶され、前記少なくとも1つの命令、前記少なくとも1つのプログラム、前記コードセットまたは命令セットは、上記側面に記載された動画再生方法を実現するために、プロセッサによってロードされ実行される。
【0010】
別の側面において、コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含み、当該コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される。端末のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは、当該端末が上記側面の様々な選択可能な実施形態による動画再生方法を実行するように当該コンピュータ命令を実行する。
【0011】
本出願の実施例による技術案の有益な効果は、少なくとも以下のものを含む。
【0012】
本出願の実施例による動画再生方法を採用し、ライブ配信中に視聴者に動画を視聴させる必要がある場合、インフルエンサークライアントは、動画表示操作に基づいて動画選択インタフェースを表示し、選択操作に基づいて再生すべきターゲット動画を確定することで、動画再生要求をビデオサーバーに送信し、ストリーミングサーバーにターゲット動画を伝送するようにビデオサーバーに指示し、これにより、ストリーミングサーバーは、ターゲット動画の動画画面をライブ配信画面に挿入し、この結果、視聴者クライアントは、ライブを視聴しながら、インフルエンサーによって選択され表示されたターゲット動画を視聴することができる。動画再生中に、インフルエンサーが1セットのライブ配信機器だけで動画表示を実現できるため、動画表示の流れが簡略化され、そして、ストリーミングサーバーは、動画画面が挿入されたアップストリームデータを各クライアントにプッシュし、動画表示の品質を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本出願の一例示的な実施例による実施環境の概略図である。
図2】本出願の一例示的な実施例による動画再生方法のフローチャートである。
図3】本出願の一実施例による動画画面が挿入されたライブ配信インタフェースの概略図である。
図4】本出願の別の例示的な実施例による動画再生方法のフローチャートである。
図5】本出願の一例示的な実施例によるアカウント情報を表示するインタフェースの概略図である。
図6】本出願の一例示的な実施例によるインフルエンサーが視聴者ランキングから視聴者アカウントを選択するプロセスのインタフェース概略図である。
図7】本出願の一例示的な実施例による動画を選択するプロセスのインタフェース概略図である。
図8】本出願の一例示的な実施例による動画画面位置を調整するプロセスのインタフェース概略図である。
図9】本出願の一例示的な実施例による動画を停止するプロセスのインタフェース概略図である。
図10】本出願の一例示的な実施例による動画を切り替えるプロセスのインタフェース概略図である。
図11】本出願の一例示的な実施例によるアカウントを検索するプロセスのインタフ
図12】本出願の一例示的な実施例による動画再生方法のフローチャートである。
図13】本出願の別の例示的な実施例による動画再生方法のフローチャートである。
図14】本出願の一例示的な実施例によるアカウント情報を表示する視聴者端末のインタフェースのインタフェース概略図である。
図15】本出願の一例示的な実施例による動画再生装置の概略構造図である。
図16】本出願の別の例示的な実施例による動画再生装置の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本出願の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下、図面を参照して本出願の実施形態をさらに詳細に説明する。
【0015】
図1を参照すると、本出願の一実施例による実施環境の概略図が示される。当該実施環境は、インフルエンサー端末110、ビデオサーバー120、ストリーミングサーバー130および視聴者端末140を含み得る。
【0016】
インフルエンサー端末110には、インフルエンサークライアント111がインストールされて動作し、インフルエンサー端末110は、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、またはモバイルノートパソコンなどであってもよい。本出願の実施例は、インフルエンサー端末のタイプを限定するものではない。
【0017】
インフルエンサー端末110は、インフルエンサー112によって使用された端末であり、即ちアップストリーム端末であり、インフルエンサー112は、インフルエンサー端末110を使用してライブルームを作成し、且つライブ配信を行う。ライブ配信中に、インフルエンサークライアント111は、内蔵カメラまたは外付けカメラを介して画像を収集し、収集された画像を符号化し、符号化して得られたライブ配信動画ストリームをストリーミングサーバー130に送信する。
【0018】
インフルエンサー端末110とストリーミングサーバー130との間は、有線または無線ネットワークを介して接続されている。
【0019】
ストリーミングサーバー130は、アップストリームを行うためのサーバーであり、1台のサーバーであってもよいし、複数台のサーバーからなるサーバークラスターまたはクラウドコンピューティングセンターであってもよい。
【0020】
いくつかの実施例では、ストリーミングサーバー130は、メモリ131、プロセッサ132、ユーザーアカウントデータベース133、ライブ配信モジュール134、ユーザー向けの入出力インタフェース(Input/Output Interface、I/Oインタフェース)135を含む。ここで、プロセッサ132は、メモリ131に記憶された命令をロードし、ユーザーアカウントデータベース133およびライブ配信モジュール134内のデータを処理するために使用され、ユーザーアカウントデータベース133は、例えばユーザーアカウントのプロフィール画像、ユーザーアカウントのユーザー名、ユーザーアカウントに対応するライブルーム識別など、各端末が使用するユーザーアカウントのデータを記憶するために使用され、ライブ配信モジュール134は、インフルエンサー端末110から伝送されたライブ配信動画ストリームを受信し、ライブ配信動画ストリームを視聴者端末140に伝送するために使用され、動画伝送モジュール124は、外部機器から送信された動画再生要求を受信し、当該動画再生要求に応じて動画ストリームを外部機器に伝送するために使用される。ユーザー向けのI/Oインタフェース135は、無線ネットワークまたは有線ネットワークを介して外部機器と通信を確立し、データを交換するために使用される。
【0021】
視聴者端末140とストリーミングサーバー130との間は、有線または無線ネットワークを介して接続されている。
【0022】
視聴者端末140には、視聴者クライアント141がインストールされて動作し、視聴者端末140は、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、またはモバイルノートパソコンなどであってもよい。本出願の実施例は、視聴者端末のタイプを限定するものではない。
【0023】
視聴者端末140は、視聴者によって使用された端末であり、即ちダウンストリーム端末である。ライブの視聴中に、ユーザーが視聴者クライアント141を介してあるライブルームへのアクセスを選択する場合、視聴者クライアント141は、ストリーミングサーバー130から当該ライブルームに対応するライブ配信動画ストリームを引き出し、当該ライブ配信動画ストリームを復号化することにより、当該ライブルームのライブ配信画面を表示する。
【0024】
本出願の実施例では、ライブ配信中の動画表示を実現するために、インフルエンサー端末110は、また有線ネットワークまたは無線ネットワークを介してビデオサーバー120に接続され、ビデオサーバー120は、ストリーミングサーバー130に接続されている。
【0025】
ビデオサーバー120は、動画再生サーバーを提供するためのサーバーであり、1台のサーバーであってもよいし、複数台のサーバーからなるサーバークラスターまたはクラウドコンピューティングセンターであってもよい。一可能な実施形態では、ビデオサーバー120は、インフルエンサー端末110および視聴者端末140にインストールされたクライアント(インフルエンサークライアントまたは視聴者クライアント)のうち、動画機能を提供するためのサーバーである。ここで、再生された動画は、ショート動画または長い動画であってもよい。
【0026】
いくつかの実施例では、ビデオサーバー120は、メモリ121、プロセッサ122、ユーザーアカウントデータベース123、動画伝送モジュール124、ユーザー向けの入出力インタフェース(Input/Output Interface、I/Oインタフェース)125を含む。ここで、プロセッサ122は、メモリ121に記憶された命令をロードし、ユーザーアカウントデータベース123および動画伝送モジュール124内のデータを処理するために使用され、ユーザーアカウントデータベース123は、例えばユーザーアカウントのプロフィール画像、ユーザーアカウントのユーザー名など、各端末が使用するユーザーアカウントのデータを記憶するために使用され、動画伝送モジュール124は、外部機器から送信された動画再生要求を受信し、当該動画再生要求に応じて動画ストリームを外部機器に伝送するために使用される。ユーザー向けのI/Oインタフェース125は、無線ネットワークまたは有線ネットワークを介して外部機器と通信を確立し、データを交換するために使用される。
【0027】
一可能な応用シーンでは、インフルエンサーがインフルエンサー端末110を介してライブ配信中に挿入したターゲット動画を選択した後、インフルエンサー端末110は、動画再生要求をビデオサーバー120に送信し、ビデオサーバー120によってターゲット動画をストリーミングサーバー130に送信する。ストリーミングサーバー130は、ターゲット動画およびインフルエンサー端末110から送信されたライブ配信動画ストリームを受信した後、ターゲット動画の動画画面およびライブ配信動画ストリームのライブ配信画面を合成処理し、即ち1つの動画ストリームに統合し、これにより、統合された動画ストリームを視聴者端末140に送信し、視聴者端末140における視聴者クライアントによって復号化して表示し、ライブを視聴しながら、インフルエンサーによって選択され表示されたターゲット動画を視聴することを実現する。
【0028】
図2を参照すると、本出願の一例示的な実施例による動画再生方法のフローチャートが示される。本実施例では、当該方法を図1に示された実施環境に用いることを例に挙げて説明し、当該方法は、以下のステップを含む。
【0029】
ステップ201では、ターゲットアカウントに対する動画表示操作に応答して、動画選択インタフェースを表示し、動画選択インタフェースには、ターゲットアカウントによって配信された少なくとも1つの動画が含まれている。
【0030】
ここで、ターゲットアカウントは、少なくとも1つの動画を配信したユーザーアカウントであり、当該ユーザーアカウントは、インフルエンサークライアントに対応するインフルエンサーアカウント、ライブルーム内の視聴者クライアントに対応する視聴者アカウントまたは他のユーザーアカウントであってもよい。
【0031】
選択肢の一つとして、ライブ配信中にターゲットアカウントに対する動画表示操作を受信したことに応答して、インフルエンサークライアントは、フルスクリーンで動画選択インタフェースを表示し、または、ライブ配信画面の上段の一部の表示領域に動画選択インタフェースを表示する。
【0032】
選択肢の一つとして、動画選択インタフェースには、スクリーンショットなどの動画に対応する画像、および/または、動画記述情報などの動画に対応する文字、および/または、動画再生回数や再生時間などの動画再生情報が表示される。ここで、動画選択インタフェースにおけるコンテンツは、アレイ状に配列されていてもよいし、リスト形式で配列されていてもよいし、本出願の実施例はこれに対して限定しない。
【0033】
ステップ202では、動画選択インタフェースにおけるターゲット動画に対する選択操作に応答して、動画再生要求をビデオサーバーに送信し、ビデオサーバーは、動画再生要求に応じて、ターゲット動画をストリーミングサーバーに伝送するためのものであり、ストリーミングサーバーは、インフルエンサークライアントに対応するライブ配信画面にターゲット動画の動画画面を挿入し、アップストリームを行うためのものである。
【0034】
選択肢の一つとして、選択操作は、ターゲット動画に対するタッチ操作(例えば、ダブルクリック操作)、音声コマンドであり、本出願の実施例はこれに対して限定しない。
【0035】
一可能な実施形態では、当該動画再生要求には、ターゲット動画の動画識別およびライブルーム識別が含まれ、ここで、当該ライブルーム識別は、インフルエンサークライアントによって作成されたライブルームの一意の識別である。例えば、当該動画再生要求には、動画IDおよびライブルームIDが含まれる。
【0036】
相応的に、ストリーミングサーバーがどのライブルームのライブ配信画面に動画画面を挿入するかを知るために、ビデオサーバーがストリーミングサーバーにターゲット動画を伝送する過程で、ストリーミングサーバーにもライブルーム識別を送信する。
【0037】
一可能な実施形態では、ストリーミングサーバーは、ビデオサーバーからターゲット動画ストリームを取得し、インフルエンサー端末からライブ配信動画ストリームを取得することにより、この2つの動画ストリームをプリセットレイアウトで1つの動画ストリームに混合し、ここで、プリセットレイアウトは、上下レイアウト、左右レイアウト、および埋め込みレイアウトなどであってもよく、ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面を挿入することで、ライブ配信画面と動画画面がプリセットレイアウトで配列される。
【0038】
さらに、ストリーミングサーバーは、動画画面を挿入した後のライブ配信動画ストリームを各視聴者クライアントに送信し、視聴者クライアントは、ライブ配信動画ストリームを復号化して表示する。
【0039】
ステップ203では、動画画面を挿入した後のライブ配信画面を表示する。
【0040】
選択肢の一つとして、ストリーミングサーバーは、視聴者クライアントにライブ配信ストリームデータを送信するほか、インフルエンサークライアントにもライブ配信ストリームデータを送信し、相応的に、インフルエンサークライアントがライブ配信ストリームデータを復号化して表示することにより、インフルエンサーがライブ配信中にもターゲット動画の再生進捗を同期して見ることができる。
【0041】
概略的に、図3に示されたように、ライブ配信ストリームデータを復号化することにより、インフルエンサークライアントが、ライブ配信画面311を表示するとともに、ライブ配信画面311の右下隅にターゲット動画の動画画面310をウィンドウ表示する。
【0042】
以上より、本出願の実施例では、ライブ配信中に視聴者に動画を視聴させる必要がある場合、インフルエンサークライアントは、動画表示操作に基づいて動画選択インタフェースを表示し、選択操作に基づいて再生すべきターゲット動画を確定することで、動画再生要求をビデオサーバーに送信し、ストリーミングサーバーにターゲット動画を伝送するようにビデオサーバーに指示し、これにより、ストリーミングサーバーは、ターゲット動画の動画画面をライブ配信画面に挿入し、この結果、視聴者クライアントは、ライブを視聴しながら、インフルエンサーによって選択されたターゲット動画を視聴することができる。動画再生中に、インフルエンサーが1セットのライブ配信機器だけで動画表示を実現できるため、動画表示の流れが簡略化され、そして、ストリーミングサーバーは、動画画面が挿入されたアップストリームデータを各クライアントにプッシュし、動画表示の品質を向上させる。
【0043】
図4を参照すると、本出願の別の例示的な実施例による動画再生方法のフローチャートが示される。本実施例では、当該方法を図1に示された実施環境に使用したインフルエンサー端末(インフルエンサークライアント)を例に挙げて説明し、当該方法は、以下のステップを含む。
【0044】
ステップ401では、ターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示し、アカウント情報インタフェースには、動画表示コントロールが含まれ、動画表示コントロールは、ライブ配信でユーザーアカウントによって配信された動画を再生することをトリガするためのものである。
【0045】
選択肢の一つとして、インフルエンサー端末は、ライブ配信画面が存在するインタフェースにおけるターゲットアカウントに対応するプロフィール画像に対するクリック操作に応答して、ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示する。
【0046】
通常のアカウント情報インタフェースには、通常、ユーザーのプロフィール画像、ユーザーの名前、性別、年齢などの基礎情報、及び当該アカウントに対応するユーザーとコミュニケーションするコントロール、当該アカウントをフォローするコントロールが含まれている。しかしながら、ここでのアカウント情報インタフェースには、動画表示コントロールをさらに含まれ、当該コントロールをトリガすることにより、インフルエンサーが、視聴者の動画をライブ配信に挿入することを選択することができる。
【0047】
図5に示されたように、インフルエンサーは、プロフィール画像510をクリックし、ライブ配信画面511の下段にプロフィール画像510に対応するアカウント情報インタフェース512が現れ、アカウント情報インタフェース512には動画表示コントロール513がある。
【0048】
ターゲットアカウントに対応するユーザーは、ライブルームの任意の視聴者アカウントであってもよいし、何らかの方法で選別された特定の視聴者アカウントであってもよいし、インフルエンサーアカウントであってもよい。
【0049】
一可能な実施形態では、当該ターゲットアカウントは、インフルエンサーによって視聴者ランキングから選択されたものであってもよく、本形態は、以下のステップを含む。
【0050】
インフルエンサークライアントは、視聴者ランキングリストを表示し、視聴者ランキングリストには少なくとも1つの視聴者アカウントが含まれ、少なくとも1つの視聴者アカウントの表示順序は、ライブルーム内でのバーチャルグッズの送出数に基づいて確定される。
【0051】
インフルエンサークライアントは、視聴者ランキングリストにおけるターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示する。
【0052】
選択肢の一つとして、インフルエンサークライアントは、ライブ配信インタフェースにおける視聴者ランキングリスト表示コントロールに対するトリガ操作に応答して、視聴者ランキングリストを表示する。
【0053】
一可能な実施形態では、インフルエンサークライアントは、視聴者ランキングリストにおけるターゲットアカウントに対応するアカウント識別(例えば名前、プロフィール画像など)に対するクリック操作に応答して、ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示する。ここで、ターゲットアカウントのアカウント情報は、ストリーミングサーバーまたはビデオサーバーから取得されてもよい。
【0054】
ここで、視聴者ランキングリストにおける視聴者アカウントは、ライブルームでバーチャルグッズを送出したすべての視聴者アカウントであり、または、ライブルームで送出したバーチャルグッズの数が閾値を超えた視聴者アカウントであり、または、ライブルームで送出したバーチャルグッズの数が最も多い上位のN個の視聴者アカウント(Nは正の整数)であり、本実施例では、これに対して限定しない。ここで、バーチャルグッズにはバーチャルコイン、バーチャル花、バーチャルアイテムなどが含まれ、視聴者アカウントがライブルームで送出したバーチャルグッズが多いほど、当該視聴者アカウントの視聴者ランキングリストにおける表示順序が上位になる。バーチャルグッズが多いということは、視聴者がインフルエンサーに動画を視聴させる必要があることを意味し、したがって、インフルエンサーは、視聴者ランキングリストから上記視聴者のアカウントを簡単に見つけることができる。
【0055】
図6に示されたように、視聴者ランキング601には、バーチャルコインの送出数が上位5位の視聴者アカウントに対応するプロフィール画像が表示されている。インフルエンサーが視聴者プロフィール画像602をクリックすると、画面の下段に視聴者プロフィール画像602に対応するアカウント情報インタフェース603が表示される。
【0056】
ステップ402では、動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、動画選択インタフェースを表示する。
【0057】
選択肢の一つとして、動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、インフルエンサークライアントが動画リスト取得要求をビデオサーバーに送信し、動画リスト取得要求にはターゲットアカウントのアカウント識別が含まれ、ビデオサーバーは、ターゲットアカウントのアカウント識別に基づいて動画リストを取得し、動画リストをインフルエンサークライアントにフィードバックするためのものであり、インフルエンサークライアントによって、動画選択インタフェースに動画リストに含まれる動画を表示する。
【0058】
図7に示されたように、アカウント情報インタフェース710には、動画表示コントロール711が表示され、インフルエンサーは、動画表示コントロール711をクリックして、インフルエンサー端末のスクリーンに動画リスト712を表示する。インフルエンサーは、動画リスト712内で動画713をクリックして、動画713に対する選択を実現することができる。
【0059】
ステップ403では、動画選択インタフェースにおけるターゲット動画に対する選択操作に応答して、動画再生要求をビデオサーバーに送信し、ビデオサーバーは、動画再生要求に応じて、ターゲット動画をストリーミングサーバーに伝送するためのものであり、ストリーミングサーバーは、インフルエンサークライアントに対応するライブ配信画面にターゲット動画の動画画面を挿入し、アップストリームを行うためのものである。
【0060】
本ステップの実施形態について、ステップ202を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0061】
ステップ404では、動画画面を挿入した後のライブ配信画面を表示する。
【0062】
本ステップの実施形態について、ステップ203を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0063】
ステップ405では、ライブ配信画面における動画画面に対応する表示領域に対する位置調整操作に応答して、位置調整操作により指示されたターゲット表示領域を取得する。
【0064】
一可能な実施形態では、当該動画画面は、ライブ配信画面の右下隅、またはライブ配信画面の左下隅など、ライブ配信画面のデフォルト位置に表示されることができる。ただし、動画画面の位置によって、インフルエンサーの顔、インフルエンサーの身振り、あるいはインフルエンサーが普及させたい製品などのライブ配信画面におけるコンテンツが遮られる可能性があり、視聴者のライブ配信の視聴体験に影響を与えるため、インフルエンサーが動画画面の位置を手動で調整することができる。一可能な実施形態では、インフルエンサーは、動画画面を長押しし、ドラッグ操作を行い、インフルエンサークライアントは、ドラッグ信号の終了位置をターゲット表示領域とする。
【0065】
選択肢の一つとして、インフルエンサーによるドラッグ操作中に、ライブ配信画面に1つの仮想領域ボックスが表示され、当該仮想領域ボックスのサイズは、動画画面のサイズと一致しており、当該仮想領域ボックスの位置は、ドラッグ位置の変化に応じて、仮想領域ボックスを表示することにより、ドラッグした後の動画画面の表示位置を示している。
【0066】
なお、インフルエンサーは、調整操作によって、動画画面の表示サイズを調整することもできる。一可能な実施形態では、動画画面のエッジに対するドラッグ操作に応答して、インフルエンサークライアントは、ドラッグ操作のドラッグ方向とドラッグ距離に基づいて、動画画面のスケーリング方法とスケーリングサイズを確定する。
【0067】
ステップ406では、ターゲット表示領域の位置情報をストリーミングサーバーに送信し、ストリーミングサーバーは、位置情報に基づいてターゲット表示領域に動画画面を挿入するためのものである。
【0068】
一可能な実施形態では、位置情報にターゲット表示領域に対応する座標範囲が含まれ、ストリーミングサーバーは、当該座標範囲に基づいて、位置調整後の動画画面のライブ配信画面における表示領域を確定することで、動画画面及びライブ配信動画ストリームのライブ配信画面を合成処理し、動画が挿入されたライブ配信動画ストリームをインフルエンサークライアントに送信する。
【0069】
図8に示されたように、インフルエンサーは、動画画面811のある位置を長押しして左にドラッグし、目標位置812でドラッグを停止し、インフルエンサークライアントは、目標位置812を中心とするターゲット表示領域の座標範囲をストリーミングサーバーに送信し、ストリーミングサーバーは、当該座標範囲に基づいて動画画面およびライブ配信動画ストリームのライブ配信画面を合成処理してライブ配信動画ストリームをインフルエンサー端末に送信し、インフルエンサークライアントは、目標位置812を中心とするターゲット表示領域に動画画面811を表示する。
【0070】
ステップ407では、ライブ配信画面における動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、動画終了コントロールを表示する。
【0071】
選択肢の一つとして、ライブ配信画面に挿入された動画は自動的にループ再生され、予め設定された回数まで再生されると自動的に再生を停止したり、インフルエンサーが当該動画の再生を能動的に停止したりする。
【0072】
トリガ操作には、動画画面のいずれかの位置に対するタッチ操作(クリック操作など)、または、画面の左上隅または右上隅のような動画画面において動画終了コントロールを対応して表示する位置に対するタッチ操作が含まれる。
【0073】
図9に示されたように、インフルエンサーが動画画面911のある位置をクリックすると、スクリーンに動画画面の表示を停止するための表示停止コントロール912が表示される。
【0074】
ステップ408では、前記動画終了コントロールに対するトリガ操作に応答して、再生停止要求をビデオサーバーに送信し、ビデオサーバーは、再生停止要求に基づいてターゲット動画のストリーミングサーバーへの伝送を停止し、または再生停止命令をストリーミングサーバーに送信するためのものであり、ストリーミングサーバーは、ターゲット動画の動画画面のライブ配信画面への挿入を停止するためのものである。
【0075】
ターゲット動画がストリーミングサーバーに完全に伝送されていない場合、ビデオサーバーは、ターゲット動画のストリーミングサーバーへの伝送を停止し、ストリーミングサーバーは、ターゲット動画とライブ配信ストリームを1つの動画ストリームに統合することができず、したがって、合成された動画ストリームを視聴者端末に伝送することができず、ライブ配信ストリームを伝送することしかできず、この結果、視聴者端末に表示されたのは、ライブ配信画面だけになる。
【0076】
ターゲット動画がストリーミングサーバーに転送され、且つストリーミングサーバーがローカルにキャッシュされた動画データに基づいてライブ配信画面に動画画面を挿入する場合、ビデオサーバーは、再生停止命令をストリーミングサーバーに送信し、ビデオサーバーは、ターゲット動画とライブ配信ストリームとの合流作業を停止し、視聴者端末のみにライブ配信ストリームを伝送する。
【0077】
図9に示されたように、インフルエンサー端末は、表示停止コントロール912に対するインフルエンサーのクリック操作に応答して、再生停止要求をビデオサーバーに送信し、スクリーンに動画画面911の表示を停止し、ライブ配信画面910のみを表示する。
【0078】
ステップ409では、ライブ配信画面における動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、動画切り替えコントロールを表示する。
【0079】
一可能な実施形態では、動画の再生中に、再生中の動画を切り替える必要がある場合、インフルエンサーは、動画画面に対応する表示領域に対してトリガ操作を行い、動画切り替えコントロールを表示するようにトリガすることで、当該動画切り替えコントロールによってライブ配信中に表示された動画を切り替えることができる。
【0080】
図10に示されたように、インフルエンサーは、動画画面1011のある位置でクリック操作を行い、スクリーンに動画画面1011の表示を切り替えるための表示切り替えコントロール1011が表示される。
【0081】
ステップ410では、動画切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、動画選択インタフェースを表示する。
【0082】
図10に示されたように、インフルエンサークライアントは、インフルエンサーによるライブ配信画面1010における表示切り替えコントロール1011のクリック操作に応答して、動画選択インタフェース1012をスクリーンに表示し、動画選択インタフェース1012には、表示を切り替えるために使用できる少なくとも1つの動画が含まれている。
【0083】
さらに、動画選択インタフェースにおける動画に対する選択操作に応答して、インフルエンサークライアントは、選択された動画に対応する動画識別を含む動画再生要求をビデオサーバーに送信し、ライブ配信画面における動画表示の切り替えを実現する。
【0084】
以上より、本実施例では、インフルエンサー端末は、アカウント情報インタフェースにおける動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、動画リスト取得要求をビデオサーバーに送信し、ビデオサーバーは、ターゲットアカウントのアカウント識別に基づいて動画リストを取得し、動画リストをインフルエンサー端末に送信し、動画選択インタフェースには動画リストに含まれる動画が表示され、インフルエンサーがライブルームを退出して動画を取得する必要がなく、インフルエンサーが表示すべき動画を取得する効率を高めた。
【0085】
インフルエンサー端末は、ライブ配信画面における動画画面に対応する表示領域に対する位置調整操作に応答して、位置調整操作により指示されたターゲット表示領域を取得し、ターゲット表示領域の位置情報をストリーミングサーバーに送信し、ストリーミングサーバーは、位置情報に基づいてターゲット表示領域に動画画面を挿入し、これにより、インフルエンサーは、ライブルームの重要なものが遮られないように、動画画面の位置を調整することができる。
【0086】
インフルエンサー端末は、動画終了コントロールに対するトリガ操作に応答して、再生停止要求をビデオサーバーに送信し、ストリーミングサーバーは、ターゲット動画の動画画面のライブ配信画面への挿入を停止し、これにより、インフルエンサーは、動画画面の表示を自由に停止することができる。
【0087】
ストリーミングサーバーは、動画切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、動画選択インタフェースを表示し、インフルエンサーは、直接に動画選択インタフェースから再生切り替えの必要がある動画を選択し、ターゲットアカウントに対する選択操作やターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースで動画表示コントロールをトリガする操作を行う必要がなくなり、動画の切り替えの効率を高めた。
【0088】
一可能な実施形態では、ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースには、検索コントロールも含まれ、インフルエンサークライアントは、当該検索コントロールによって、検索すべきアカウントを取得することで、当該検索すべきアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示し、この結果、インフルエンサーは、他のユーザーによって配信された動画を選択して表示できるようになる。
【0089】
図11に示されたように、アカウント情報インタフェース1101には検索コントロール1102が表示され、インフルエンサーが検索コントロール1102によって検索すべきアカウントの頭文字「Lu」を入力すると、インフルエンサークライアントは、アカウントリストインタフェース1103(Luで始まる少なくとも1つのアカウントを含む)を表示し、アカウント「Lucky」に対応する選択コントロール1104に対するクリック操作を受信すると、インフルエンサークライアントは、「Lucky」を検索すべきアカウントとして確定し、検索すべきアカウント「Lucky」に対応するアカウント情報インタフェース1105を表示する。
【0090】
図12を参照すると、本出願の一実施例による動画再生方法のフローチャートが示される。本実施例では、当該方法を図1に示された実施環境における視聴者端末(視聴者クライアント)に使用することを例に挙げて説明し、当該方法は、以下のステップを含む。
【0091】
ステップ1201では、ダウンストリーム要求をストリーミングサーバーに送信する。
【0092】
選択肢の一つとして、ダウンストリーム要求にはライブルーム識別が含まれる。
【0093】
視聴者は、視聴者クライアントを介してライブ配信リストから1つのライブルームを選択して入り、視聴者クライアントは、ストリーミングサーバーから選択されたライブルームに対応するライブ配信動画ストリームを引き出すために、ストリーミングサーバーにダウンストリーム要求を送信する。
【0094】
ステップ1202では、ストリーミングサーバーから送信されたアップストリームデータを受信する。いくつかの実施例では、アップストリームデータは、動画ストリームデータ及びオーディオストリームデータを含み、ここで、動画ストリームデータは、ストリーミングサーバーがターゲット動画とライブ配信ストリームを合成して得られた1つの動画ストリームである。
【0095】
ステップ1203では、アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示し、ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面が挿入され、ターゲット動画は、ターゲットアカウントによって配信された動画であり、ターゲット動画は、インフルエンサークライアントによって選択される。
【0096】
ここで、ターゲット動画は、ビデオサーバーがインフルエンサー端末から送信された動画再生要求に基づいてストリーミングサーバーに伝送する動画である。
【0097】
以上より、本出願の実施例では、視聴者クライアントがストリーミングサーバーから引き出すのは、ライブ配信ストリームと動画ストリームを合成して得られた1つの動画ストリームであり、そして、視聴者クライアントは、合成して得られた動画ストリームを復号化して表示し、これにより、視聴者は、ライブを視聴しながら、インフルエンサーによって選択され表示された動画を視聴することができ、動画視聴の効果を高めた。
【0098】
図13を参照すると、本出願の別の実施例による動画再生方法のフローチャートが示され、本実施例では、当該方法を図1に示された実施環境における視聴者端末(視聴者クライアント)に使用することを例に挙げて説明し、当該方法は、以下のステップを含む。
【0099】
ステップ1301では、ダウンストリーム要求をストリーミングサーバーに送信する。
【0100】
本ステップの実施形態について、ステップ1201を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0101】
ステップ1302では、ストリーミングサーバーから送信されたアップストリームデータを受信する。
【0102】
本ステップの実施形態について、ステップ1202を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0103】
ステップ1303では、アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示し、ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面が挿入され、ターゲット動画は、ターゲットアカウントによって配信された動画であり、ターゲット動画は、インフルエンサークライアントによって選択される。
【0104】
本ステップの実施形態について、ステップ1202を参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0105】
ステップ1304では、ライブ配信画面における動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示し、ここで、アカウント情報インタフェースは、動画に対する選択操作をサポートしない。
【0106】
視聴者は、動画とライブを視聴するグループであり、視聴者クライアントは、ライブ配信画面に動画画面を挿入して他の人に視聴させる機能を持つ必要はない。したがって、視聴者クライアントでトリガして表示されたアカウント情報インタフェースは、動画に対する選択操作をサポートせず、すなわち動画表示コントロールを含まない。
【0107】
選択肢の一つとして、視聴者クライアントのアカウント情報インタフェースは、私信やフォローなどの操作をサポートする。
【0108】
図14に示されたように、視聴者は、まず動画画面に対応する表示領域をクリックすることにより、アカウント情報インタフェース1401の表示をトリガし、視聴者クライアントにアカウント情報インタフェース1401が表示され、アカウント情報インタフェース1401に私信コントロール1402とフォローコントロール1403があるが、動画表示コントロールがないので、視聴者がアカウント情報インタフェース1401にアクセスする際に、私信コントロール1402とフォローコントロール1403をトリガすることにより、私信のやり取り及びアカウントをフォローする操作を行うことができ、現在のライブ配信画面に表示されている動画を切り替えることができない。
【0109】
インフルエンサーは、ライブルームである視聴者の動画を表示することで、当該視聴者を他の視聴者に知られ、他の視聴者は、当該視聴者の動画をクリックすることで、直接にコミュニケーションをとったり、アカウントをフォローしたりすることができ、ネットソーシャルの効率を高めることができる。
【0110】
図15を参照すると、本出願の一実施例による動画再生装置の概略構造図が示され、当該装置は、第1の表示モジュール1501と、第1の送信モジュール1502と、第2の表示モジュール1503とを含む。
【0111】
第1の表示モジュール1501は、ターゲットアカウントに対する動画表示操作に応答して、動画選択インタフェースを表示するために使用され、前記動画選択インタフェースには、前記ターゲットアカウントによって配信された少なくとも1つの動画が含まれている。
【0112】
第1の送信モジュール1502は、前記動画選択インタフェースにおけるターゲット動画に対する選択操作に応答して、動画再生要求をビデオサーバーに送信するために使用され、前記ビデオサーバーは、前記動画再生要求に応じて、前記ターゲット動画をストリーミングサーバーに伝送するためのものであり、前記ストリーミングサーバーは、前記インフルエンサークライアントに対応するライブ配信画面に前記ターゲット動画の動画画面を挿入し、アップストリームを行うためのものである。
【0113】
第2の表示モジュール1503は、前記動画画面を挿入した後の前記ライブ配信画面を表示するために使用される。
【0114】
選択肢の一つとして、前記第1の表示モジュール1501は、
前記ターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示するために使用され、前記アカウント情報インタフェースには、動画表示コントロールが含まれ、前記動画表示コントロールは、ライブ配信でユーザーアカウントによって配信された動画を再生することをトリガするためのものである第1の表示ユニットと、
前記動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、前記動画選択インタフェースを表示するために使用される第2の表示ユニットと、
を含む。
【0115】
選択肢の一つとして、前記第1の表示ユニットは、さらに、
視聴者ランキングリストを表示するために使用され、前記視聴者ランキングリストには、少なくとも1つの視聴者アカウントが含まれ、前記少なくとも1つの視聴者アカウントの表示順序は、ライブルーム内でのバーチャルグッズの送出数に基づいて確定され、前記視聴者ランキングリストにおける前記ターゲットアカウントに対する選択操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応する前記アカウント情報インタフェースを表示する。
【0116】
選択肢の一つとして、前記第2の表示ユニットは、さらに、
前記動画表示コントロールに対する選択操作に応答して、動画リスト取得要求を前記ビデオサーバーに送信するために使用され、前記動画リスト取得要求には前記ターゲットアカウントのアカウント識別が含まれ、前記ビデオサーバーは、前記ターゲットアカウントのアカウント識別に基づいて動画リストを取得するためのものであり、前記ビデオサーバーから送信された動画リストを受信し、前記動画選択インタフェースに前記動画リストに含まれる動画を表示する。
【0117】
選択肢の一つとして、前記装置は、
前記検索コントロールにより、検索すべきアカウントを取得するために使用される第1の取得モジュールと、
前記検索すべきアカウントに対応する前記アカウント情報インタフェースを表示するために使用される第4の表示モジュールと、
をさらに含む。
【0118】
選択肢の一つとして、前記装置は、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対する位置調整操作に応答して、前記位置調整操作により指示されたターゲット表示領域を取得するために使用される第2の取得モジュールと、
前記ターゲット表示領域の位置情報を前記ストリーミングサーバーに送信するために使用され、記ストリーミングサーバーは、前記位置情報に基づいて前記ターゲット表示領域に前記動画画面を挿入するためのものである第2の送信モジュールと、
をさらに含む。
【0119】
選択肢の一つとして、前記装置は、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、動画終了コントロールを表示するために使用される第5の表示モジュールと、
前記動画終了コントロールに対するトリガ操作に応答して、再生停止要求を前記ビデオサーバーに送信するために使用され、前記ビデオサーバーは、前記再生停止要求に基づいて前記ターゲット動画の前記ストリーミングサーバーへの伝送を停止し、または再生停止命令を前記ストリーミングサーバーに送信するためのものであり、前記ストリーミングサーバーは、前記ターゲット動画の動画画面の前記ライブ配信画面への挿入を停止するためのものである第3の送信モジュールと、
をさらに含む。
【0120】
選択肢の一つとして、前記装置、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、動画切り替えコントロールを表示するために使用される第6の表示モジュールと、
前記動画切り替えコントロールに対するトリガ操作に応答して、前記動画選択インタフェースを表示するために使用される第7の表示モジュールと、
をさらに含む。
【0121】
図16を参照すると、本出願の一実施例による動画再生装置の概略構造図が示され、当該装置は、第2の送信モジュール1601と、受信モジュール1602と、第3の表示モジュール1603とを含む。
【0122】
第2の送信モジュール1601は、ダウンストリーム要求をストリーミングサーバーに送信するために使用され、前記ダウンストリーム要求は、アップストリームを行うように前記ストリーミングサーバーに要求するためのものである。
【0123】
受信モジュール1602は、前記ストリーミングサーバーから送信されたアップストリームデータを受信するために使用される。
【0124】
第3の表示モジュール1603は、前記アップストリームデータに基づいてライブ配信画面を表示するために使用され、前記ライブ配信画面にターゲット動画の動画画面が挿入され、前記ターゲット動画は、ターゲットアカウントによって配信された動画であり、前記ターゲット動画は、インフルエンサークライアントによって選択される。
【0125】
選択肢の一つとして、前記装置は、
前記ライブ配信画面における前記動画画面に対応する表示領域に対するトリガ操作に応答して、前記ターゲットアカウントに対応するアカウント情報インタフェースを表示するために使用され、ここで、前記アカウント情報インタフェースは、動画に対する選択操作をサポートしない第8の表示モジュールをさらに含む。
【0126】
例示的な実施例では、端末をさらに提供し、前記端末は、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリにコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、上記実施例による動画再生方法を実現するために、プロセッサによってロードされ実行される。
【0127】
本出願の実施例では、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、当該コンピュータ可読記憶媒体に少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセットまたは命令セットが記憶され、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセットまたは命令セットは、上述実施例による動画再生方法を実現するために、プロセッサによってロードされ実行される。
【0128】
本出願の実施例では、コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムをさらに提供し、当該コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含み、当該コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される。端末のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取り、プロセッサは、当該端末が上記側面の様々な選択可能な実施形態による動画再生方法を実行するように当該コンピュータ命令を実行する。
【0129】
上述した本出願の実施例の番号は、説明のためだけであり、実施例の優劣を代表するものではない。
【0130】
当業者であれば、上記実施例を実現するための情報処理方法におけるステップの全部または一部が、ハードウェアによって完了されてもよいし、プログラムによって関連するハードウェアを命令することにより完了されてもよいことを理解できる。上記したプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、上記した記憶媒体は、読出専用メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどであってもよい。上記の説明は、本出願のより良い実施例にすぎず、本出願を限定するものではない。本出願の精神および原則の範囲内でなされるあらゆる修正、同等の置換、改良などは、本出願の保護範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0131】
1501 第1の表示モジュール
1502 第1の送信モジュール
1503 第2の表示モジュール1503
1601 第2の送信モジュール
1602 受信モジュール
1603 第3の表示モジュール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16