(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-16
(45)【発行日】2024-04-24
(54)【発明の名称】配管接続治具
(51)【国際特許分類】
F16L 23/036 20060101AFI20240417BHJP
【FI】
F16L23/036
(21)【出願番号】P 2020047125
(22)【出願日】2020-03-18
【審査請求日】2023-02-16
(73)【特許権者】
【識別番号】501418498
【氏名又は名称】矢崎エナジーシステム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100145908
【氏名又は名称】中村 信雄
(74)【代理人】
【識別番号】100136711
【氏名又は名称】益頭 正一
(72)【発明者】
【氏名】林 直人
【審査官】古川 峻弘
(56)【参考文献】
【文献】実開昭61-055581(JP,U)
【文献】特開平07-243565(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 23/00-23/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれが平面視して略U字形状の切り欠き部を有して対向配置された天板及び地板と、
前記天板及び前記地板を接続する接続部材と、を備え、
突き合わされた上側配管と下側配管との双方を前記切り欠き部のU字内に収納可能であって、この収納状態において前記上側配管の上側フランジと前記下側配管の下側フランジとの双方を前記天板及び前記地板の間に配置可能とされ
、
前記天板には、前記上側フランジに形成されるボルト孔に対して連通可能であって、前記上側フランジに形成されるボルト孔と共にボルト挿入可能な位置決め孔が形成されている
ことを特徴とする配管接続治具。
【請求項2】
それぞれが平面視して略U字形状の切り欠き部を有して対向配置された天板及び地板と、
前記天板及び前記地板を接続する接続部材と、を備え、
突き合わされた上側配管と下側配管との双方を前記切り欠き部のU字内に収納可能であって、この収納状態において前記上側配管の上側フランジと前記下側配管の下側フランジとの双方を前記天板及び前記地板の間に配置可能とされ、
幅方向に二分割された第1部材と第2部材とによって構成され、
前記第1部材に対して前記第2部材を幅方向にスライド可能であり、
前記第1部材及び前記第2部材の、前記天板及び前記地板の少なくとも一方には、挿入部材が挿入されることでスライド位置を固定するためのスライド位置固定孔が形成されている
ことを特徴とする配管接続治具。
【請求項3】
前記接続部材は、少なくともU字両側方において前記天板及び前記地板を接続している
ことを特徴とする請求項1
又は2に記載の配管接続治具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管接続治具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、配管同士のフランジを挟み込んで配管接続部を補強することができる補強治具が提案されている(例えば特許文献1参照)。この補強治具は、側方視してL字形状となる上側L字部材と、側方視して逆向きのL字となる下側L字部材とで構成されており、双方のL字部材によって双方のフランジを挟み込むことで配管接続の強度を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、配管を接続する場合、配管のフランジを互いに突き合わせ、フランジ同士をボルト締めすることが行われる。このような配管接続において、例えば一方の配管についてフランジが下側となるように下向きに延びて形成されている場合、他方の配管を下から支えてフランジ同士を突き合わせ、ボルト締めを行う必要がある。特にフランジ径(配管径)が大きい配管同士を接続する場合には、重量のある配管を片手で支えながら、もう片方の手でボルト締めを行う必要があり、作業が困難となってしまう。
【0005】
そこで、例えば特許文献1に記載の補強治具によって仮止めを行おうとしたとしても決して作業性が良いものではなかった。例えばフランジ同士を突き合わせて補強治具により仮止めを行う場合には、結局配管を片手で支えながら、もう片方の手で仮止めを行う必要がある。また、上側配管に対して先に補強治具を設けておき、上側配管のフランジ下端と補強治具の下側L字部材との間に、下側配管のフランジを滑り込ませたとしても、1つの補強治具では配管重量に耐えられない可能性があることから、上側配管に対して先に多数の補強治具を設けておく必要がある。しかし、上側配管に対して先に多数の補強治具を設けておくこと自体が決して作業性が良いとはいえない。
【0006】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、配管接続を行うにあたり作業性を向上させることができる配管接続治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る配管接続治具は、それぞれが平面視して略U字形状の切り欠き部を有して対向配置された天板及び地板と、前記天板及び前記地板を接続する接続部材と、を備え、突き合わされた上側配管と下側配管との双方を前記切り欠き部のU字内に収納可能であって、この収納状態において前記上側配管の上側フランジと前記下側配管の下側フランジとの双方を前記天板及び前記地板の間に配置可能とされ、前記天板には、前記上側フランジに形成されるボルト孔に対して連通可能であって、前記上側フランジに形成されるボルト孔と共にボルト挿入可能な位置決め孔が形成されている。また、本発明に係る配管接続治具は、それぞれが平面視して略U字形状の切り欠き部を有して対向配置された天板及び地板と、前記天板及び前記地板を接続する接続部材と、を備え、突き合わされた上側配管と下側配管との双方を前記切り欠き部のU字内に収納可能であって、この収納状態において前記上側配管の上側フランジと前記下側配管の下側フランジとの双方を前記天板及び前記地板の間に配置可能とされ、幅方向に二分割された第1部材と第2部材とによって構成され、前記第1部材に対して前記第2部材を幅方向にスライド可能であり、前記第1部材及び前記第2部材の、前記天板及び前記地板の少なくとも一方には、挿入部材が挿入されることでスライド位置を固定するためのスライド位置固定孔が形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、突き合わされた上側配管と下側配管との双方を切り欠き部のU字内に収納可能であると共に、上側フランジと下側フランジとの双方を天板及び地板の間に配置可能とされている。このため、略U字形状の切り欠き部内に上側配管を嵌め込むと共に天板と地板との間に上側フランジを滑り込ませ、その後、略U字形状の切り欠き部内に下側配管を嵌め込むと共に下側フランジを天板(上側フランジ)と地板との間に滑り込ませれば、上側フランジと下側フランジとを周方向に長く保持することができる。故に、下側配管を片手で支えながら、もう片方の手で作業を行う必要がなく、しかも1箇所等で上側フランジと下側フランジとを保持する場合と比較して保持力が高くなり外れてしまう可能性が低減されることから、複数の配管接続治具を予め取り付ける必要もない。従って、配管接続を行うにあたり作業性を向上させることができる配管接続治具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本実施形態に係る配管接続治具を示す斜視図である。
【
図2】本実施形態に係る配管接続治具を示す分解斜視図である。
【
図3】本実施形態に係る配管接続治具の使用方法を示す斜視図であり、第1の工程を示している。
【
図4】本実施形態に係る配管接続治具の使用方法を示す斜視図であり、第2の工程を示している。
【
図5】本実施形態に係る配管接続治具の使用方法を示す斜視図であり、第3の工程を示している。
【
図6】本実施形態に係る配管接続治具の使用方法を示す斜視図であり、第4の工程を示している。
【
図7】本実施形態に係る配管接続治具の使用方法を示す斜視図であり、第5の工程を示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0011】
図1は、本実施形態に係る配管接続治具を示す斜視図であり、
図2は、本実施形態に係る配管接続治具を示す分解斜視図である。
【0012】
図1及び
図2に示す配管接続治具1は、上側配管(後述の
図3に示す符号100参照)と下側配管(後述の
図4に示す符号200参照)とを接続するにあたり、作業者の作業を支援するものであって、概略的に天板10と、地板20と、接続板(接続部材)30とを備えて構成されている。この配管接続治具1は、後述の使用方法において説明するように、下側配管の重量に耐え得る金属部材によって構成されている。
【0013】
天板10は、配管の接続作業中において上側となる板材である。この天板10は、平面視して(板垂直方向から見て)略U字形状となる切り欠き部11を有している。地板20は、配管の接続作業中において下側となる板材である。この地板20についても天板10と同様に、平面視して(板垂直方向から見て)略U字形状となる切り欠き部21を有している。なお、切り欠き部11,21はU字形状に限らず、矩形の凹字形状(略U字形状の一例)であってもよいし、直線方向が多段に変化させられて概略的にU字となった直線U字形状(略U字形状の一例)等であってもよい。
【0014】
このような天板10と地板20とは所定の間隔(突き合わされた上側配管と下側配管のフランジ(後述の符号110,210)の双方を挿入可能な間隔)を有して対向配置されており、接続板30により接続されている。接続板30は、第1~第3接続板31~33を備えている。第1接続板31は、幅方向の一方側(後述の第1部材P1側)において、天板10の端部10aと地板20の端部20aとを接続する板材である。第2接続板32は、幅方向の他方側(後述の第2部材P2側)において、天板10の端部10bと地板20の端部20bとを接続する板材である。第3接続板33は、略U字形状の切り欠き部11,21のU字開放側と逆となるU字閉塞側において、天板10の端部10cと地板20の端部20cとを接続する板材である。
【0015】
配管接続治具1は、上記の如く、第1~第3接続板31~33を備えることから、幅方向及び奥行き方向の4方向のうちU字開放側のみが開放された状態となっている。後述する上側配管の上側フランジと下側配管の下側フランジとは、このU字開放側から挿入されることとなる。また、後述するが、切り欠き部11,21内には上側配管(上側フランジを除く部分)及び下側配管(下側フランジを除く部分)が収納される。
【0016】
なお、本実施形態において配管接続治具1は、U字閉塞側を接続する第3接続板33を有しているが、特にこれに限らず、第1及び第2接続板31,32を有していれば第3接続板33を有していなくともよい。
【0017】
また、天板10は、位置決め孔12と、金属材料の使用量削減用の角部孔13とが形成されている。
【0018】
位置決め孔12は、上側配管の上側フランジに形成されるボルト孔(下側配管の下側フランジとボルト締めする際にボルトが挿入される孔)と共にボルト締めされる孔部である。作業者は、作業時において、位置決め孔12と上側フランジのボルト孔とを合わせ、ボルト締めすることで、上側フランジと配管接続治具1とを仮止めする。これにより、配管接続作業時に配管接続治具1が脱落してしまうことを防止している。
【0019】
ここで、本実施形態に係る配管接続治具1は、幅方向に分割された第1部材P1と第2部材P2とから構成されている。第1部材P1と第2部材P2は、切り欠き部11,21となるU字中心位置で分割されている。また、第1部材P1の天板10と地板20との間には、第2部材P2の天板10と地板20とが嵌るように寸法調整されている。このため、第2部材P2は第1部材P1の天板10と地板20との間に嵌った状態で幅方向にスライド可能となっている。
【0020】
さらに、天板10及び地板20にはスライド位置固定孔14,24が形成されている。
図2に示すように、スライド位置固定孔14,24は、第1部材P1と第2部材P2とのそれぞれにおいて相手側に近い位置で幅方向に2つ(複数)形成されている。また、スライド位置固定孔14,24には、固定ボルト(挿入部材)FBが挿入される。これにより、第1部材P1と第2部材P2とが連結される。
【0021】
ここで、第1部材P1と第2部材P2とのうち互いに近い側のスライド位置固定孔14,24同士を連通させ、固定ボルトFBを挿入することにより、上側配管と下側配管とが大径である場合に適用可能となる。また、第1部材P1と第2部材P2との一方で相手側に近い方のスライド位置固定孔14,24を選択し、他方で相手側に遠い方のスライド位置固定孔14,24を選択して、これらを連通させ、固定ボルトFBを挿入することにより、上側配管と下側配管とが中径である場合に適用可能となる。さらに、第1部材P1と第2部材P2とのうち互いに遠い側のスライド位置固定孔14,24同士を連通させ、固定ボルトFBを挿入することにより、上側配管と下側配管とが小径である場合に適用可能となる。
【0022】
なお、固定ボルトFBが挿入された状態において第1部材P1の第3接続板33と第2部材P2の第3接続板33とが接触又は近接するため、固定ボルトFBを中心として第1部材P1と第2部材P2とが回動してしまうことを防止又は抑制することができる。
【0023】
次に本実施形態に係る配管接続治具1の使用方法を説明する。
図3~
図7は、本実施形態に係る配管接続治具1の使用方法を示す斜視図である。まず、作業者は、上側配管100(及び
図4に示す下側配管200)の配管径を確認し、その上側配管100が切り欠き部11,21に収まるように固定ボルトFBをスライド位置固定孔14,24(
図1,2参照)に挿入して第1部材P1(
図2参照)と第2部材P2(
図2参照)とを固定する。
【0024】
次に、作業者は、
図3に示すように、配管接続治具1のU字開放側から、天板10と地板20との間に、上側配管100の上側フランジ110を挿入する。その後、作業者は、仮止めボルトTBを2つ用意し、2つの仮止めボルトTBそれぞれを位置決め孔12(
図1,2参照)に挿入すると共に、上側フランジ110のボルト孔にも挿入してボルト締めする。これにより、配管接続治具1が上側配管100に仮固定されて、上側配管100から配管接続治具1が脱落してしまうことを防止している。なお、仮止めボルトTBの長さ(挿入される部分)は、配管接続治具1の天板10と上側フランジ110との厚みの合計以下であることが好ましい。これにより、上側フランジ110の下端から仮止めボルトTBが突出することなく、後のパッキン挿入作業等の支障が出なくなるためである。
【0025】
また、この状態において固定ボルトFBは、上側フランジ110には接触しないようになっている。すなわち、スライド位置固定孔14,24は、上側フランジ110(互いに最も近いスライド位置固定孔14,24同士を固定ボルトFBで接続した場合に対応する配管径に設けられるフランジ(例えば配管径の2倍以下))が接触しない奥まった位置に形成されていることから、上側フランジ110には接触しないこととなる。
【0026】
その後、作業者は、
図4に示すように下側配管200の下側フランジ210を、上側フランジ110と配管接続治具1の地板20との間に挿入する。次に、作業者は、
図5に示すように、上側フランジ110と下側フランジ210とのボルト孔にボルトを挿入して接続する。このとき、作業者は、配管接続治具1のU字開放側に露出するボルト孔のみにボルトを挿入して接続する。
【0027】
次に、作業者は、
図6に示すように仮止めボルトTBを外すと共に配管接続治具1を上側フランジ110及び下側フランジ210から取り外す。その後、作業者は、上側フランジ110と下側フランジ210とのボルト接続箇所と反対側(すなわちU字閉塞側)からパッキンPを挿入する。
【0028】
次いで、作業者は、
図7に示すように上側フランジ110と下側フランジ210とのうちボルト締めが行われていないボルト孔にボルトを挿入し、上側フランジ110と下側フランジ210とを接続する。
【0029】
このようにして、本実施形態に係る配管接続治具1によれば、突き合わされた上側配管100と下側配管200との双方を切り欠き部11,21のU字内に収納可能であると共に、上側フランジ110と下側フランジ210との双方を天板10及び地板20の間に配置可能とされている。このため、略U字形状の切り欠き部11,21内に上側配管100を嵌め込むと共に天板10と地板20との間に上側フランジ110を滑り込ませ、その後、略U字形状の切り欠き部11,21内に下側配管200を嵌め込むと共に下側フランジ210を天板10(上側フランジ110)と地板20との間に滑り込ませれば、上側フランジ110と下側フランジ210とを周方向に長く保持することができる。故に、下側配管200を片手で支えながら、もう片方の手で作業を行う必要がなく、しかも1箇所等で上側フランジ110と下側フランジ210とを保持する場合と比較して保持力が高くなり外れてしまう可能性が低減されることから、複数の配管接続治具を予め取り付ける必要もない。従って、配管接続を行うにあたり作業性を向上させることができる配管接続治具1を提供することができる。
【0030】
また、接続板30は、少なくともU字両側方において天板10及び地板20を接続しているため、例えば切り欠き部11,21のU字閉塞側のみを接続板30(すなわち第3接続板33のみ)で接続している場合のように、下側配管200の荷重によって第3接続板33を支点にして天板10と地板20とが開いてしまうことが防止され、作業途中に下側配管200が外れてしまう可能性を低減することができる。
【0031】
また、天板10には上側フランジ110のボルト孔と共にボルト挿入可能な位置決め孔12が形成されているため、配管接続治具1が上側フランジ110に固定されることとなり、配管100,200から配管接続治具1が外れてしまう可能性を低減することができる。
【0032】
また、第1部材P1に対して第2部材P2を幅方向にスライド可能であり、スライド位置を固定するためのスライド位置固定孔14,24が形成されているため、第1部材P1に対して第2部材P2をスライドすることで配管接続治具1を管径に応じた大きさとすることができ、一層配管100,200から配管接続治具1が外れてしまう可能性を低減することができる。
【0033】
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、適宜公知や周知の技術を組み合わせてもよい。
【0034】
例えば、本実施形態において上側配管100が鉛直方向に延びていることを想定しているが、特に鉛直方向に延びる場合に限定するものではない。また、天板10と地板20とは接続板30によって接続される場合に限らず、棒状等の接続部材によって接続されていてもよい。さらに、天板10と地板20とは平板によって構成されているが、特にこれに限らず、段差部や曲面部を有していてもよいし、厚みが異なる箇所を有していてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 :配管接続治具
10 :天板
11 :切り欠き部
12 :位置決め孔
14 :スライド位置固定孔
20 :地板
21 :切り欠き部
24 :スライド位置固定孔
30 :接続板(接続部材)
100 :上側配管
110 :上側フランジ
200 :下側配管
210 :下側フランジ
FB :固定ボルト(挿入部材)
P :パッキン
P1 :第1部材
P2 :第2部材
TB :仮止めボルト