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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-18
(45)【発行日】2024-04-26
(54)【発明の名称】アキュームレータ
(51)【国際特許分類】
   F25B 43/00 20060101AFI20240419BHJP
【FI】
F25B43/00 D
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021136551
(22)【出願日】2021-08-24
(65)【公開番号】P2023031069
(43)【公開日】2023-03-08
【審査請求日】2023-10-17
(73)【特許権者】
【識別番号】391002166
【氏名又は名称】株式会社不二工機
(74)【代理人】
【識別番号】110000062
【氏名又は名称】弁理士法人第一国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】細川 侯史
(72)【発明者】
【氏名】大江 佑馬
(72)【発明者】
【氏名】小澤 武治
(72)【発明者】
【氏名】岩山 利道
【審査官】西山 真二
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-207251(JP,A)
【文献】特開2020-197371(JP,A)
【文献】特開2016-61543(JP,A)
【文献】特開2014-52139(JP,A)
【文献】実開昭57-83378(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25B 1/00
F25B 43/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
胴体と、
前記胴体の内側に、前記胴体と偏心して配置されたパイプと、
前記パイプと前記胴体との間に配設された保持部材と、
乾燥剤を収容するバッグと、を有し、
前記バッグは、前記胴体の内周面と前記パイプの外周面との間隔が最も大きい位置において、前記胴体と前記保持部材とに当接して保持される、
ことを特徴とするアキュームレータ。
【請求項2】
前記パイプの外周から前記胴体に向かって延在する複数の梁部を有し、
前記保持部材は、前記梁部の少なくとも一つに連設された矩形状の板部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載のアキュームレータ。
【請求項3】
前記バッグに形成した凹部を、前記矩形状の板部材の縁に係合させている、
ことを特徴とする請求項2に記載のアキュームレータ。
【請求項4】
前記パイプの外周から前記胴体に向かって延在する複数の梁部を有し、
前記保持部材は、前記梁部の少なくとも一つに連設された円管状の部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載のアキュームレータ。
【請求項5】
前記円管状の部材は、前記胴体と略同軸に配置されている、
ことを特徴とする請求項4に記載のアキュームレータ。
【請求項6】
前記バッグは切込み線により形成される開口を有し、前記梁部の端部が前記開口に係合する、
ことを特徴とする請求項2~5のいずれか一項に記載のアキュームレータ。
【請求項7】
前記切込み線は、前記バッグの縁を縫製する二重の縫製線の間に形成される、
ことを特徴とする請求項6に記載のアキュームレータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アキュームレータに関する。
【背景技術】
【0002】
冷凍サイクルを循環する冷媒を気液分離して貯留するため、レシーバタンクやアキュームレータ等が用いられる。この種のアキュームレータとして、内部に流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、液相冷媒を内部に貯留するタンクを備え、冷媒中の水分を除去するために、タンクに乾燥剤が内蔵されたものがある。
【0003】
ところで、乾燥剤の全部が液相冷媒に浸かっている場合、圧縮機の起動時にタンク内が減圧することにより、乾燥剤を起点とした急激な冷媒沸騰(突沸現象)が起こり、これが原因でタンク内に圧力が発生してタンクが振動して、異音を発生させるおそれがある。
【0004】
一方、乾燥剤の全部が液相冷媒に浸からない場合であれば、上述の圧縮機起動時の異音発生の問題は生じないが、タンク内に流入した液相冷媒の落下経路に乾燥剤が位置する場合、タンク内で落下する液相冷媒が乾燥剤に衝突して跳ね返り、気相冷媒の吸込口から液相冷媒が吸い込まれ、圧縮機が液相冷媒を吸入する懸念がある。
【0005】
そこで、特許文献1に示すアキュームレータにおいては、圧縮機の停止時におけるタンク内の液相冷媒の最高液面位置(Lmax)よりも上方に乾燥剤の一部または全部が位置し、かつ、液相冷媒の落下経路を避けた位置に乾燥剤を配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2014-52139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のアキュームレータによれば、乾燥剤が収容された袋は、吸込配管の周囲に巻き付けられた状態で、結束バンドのようなひも状の固定手段で結びつけられて固定されている。このため、アキュームレータの組み付けに手間がかかり、部品点数も増大する。
【0008】
これに対し、乾燥剤が収容された袋を、結束バンドなどを用いないで固定することも一案である。しかし、アキュームレータが例えば車載された状態で振動を受けると、乾燥剤が収容された袋が上下動して、その負荷により乾燥剤の一部が粉砕して粉状になり、異物となって配管に流出し、冷凍サイクルの機能を損なうおそれがある。
【0009】
そこで、本発明は、組付性に優れるとともに、振動を受けても冷凍サイクルの機能を確保できるアキュームレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成すべく、本発明に係るアキュームレータは、
胴体と、
前記胴体の内側に、前記胴体と偏心して配置されたパイプと、
前記パイプと前記胴体との間に配設された保持部材と、
乾燥剤を収容するバッグと、を有し、
前記バッグは、前記胴体の内周面と前記パイプの外周面との間隔が最も大きい位置において、前記胴体と前記保持部材とに当接して保持される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、組付性に優れるとともに、振動を受けても冷凍サイクルの機能を確保できるアキュームレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、第1実施形態にかかるアキュームレータの縦断面図である。
図2図2は、図1のA-A線で切断して平面視したアキュームレータの横断面図である。
図3図3は、アウターパイプの正面図である。
図4図4は、アウターパイプの側面図である。
図5図5は、アウターパイプの上面図である。
図6図6は、バッグの製造工程の一部を示す図である。
図7図7は、バッグを梁部に取り付けた状態を示す図である。
図8図8は、第2実施形態にかかるアキュームレータの縦断面図である。
図9図9は、図8のB-B線で切断して平面視したアキュームレータの横断面図である。
図10図10は、アウターパイプの正面図である。
図11図11は、アウターパイプの側面図である。
図12図12は、アウターパイプの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態のアキュームレータ1について、添付図面を参照しながら説明する。
【0014】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかるアキュームレータ1の縦断面図である。図2は、図1のA-A線で切断して平面視したアキュームレータ1の横断面図である。アキュームレータ1は、タンク本体2と、タンク本体2内に配置された二重管5と、乾燥剤(吸湿剤)DAを内包したバッグ11とを有する。
【0015】
タンク本体2は、上端が開口した有底円筒状の胴体3と、溶接部10を介して胴体3と周溶接により接合され、胴体3の開口端を封止するヘッダ4とから構成される。これら胴体3及びヘッダ4は、いずれもアルミニウム合金等の金属によって形成される。本明細書において、ヘッダ4側を上方とし、胴体3の底側を下方とする。
【0016】
略円盤状に形成されたヘッダ4には、冷媒流入孔8及び冷媒流出孔9が、縦方向に貫通して形成されている。冷媒流出孔9には、胴体3の内底部の近くまで延伸するインナーパイプ6が接続されている。インナーパイプ6の外側に、アウターパイプ(単にパイプともいう)7を外装して二重管5が形成される。
【0017】
ヘッダ4の下方には、冷媒流入孔8からの混合冷媒(気相分と液相分が混在した冷媒)を、密度の高い液相冷媒及びコンプレッサオイル(以下、「オイル」という)と、密度の低い気相冷媒とに分離する気液分離部材16が逆皿状に設けられる。
【0018】
インナーパイプ6は、アルミニウム合金等の金属からなり、その下端部が開口すると共に、その上端部がヘッダ4の冷媒流出孔9に連結される。また、インナーパイプ6の下部は、アウターパイプ7の内周面に突設された複数のパイプリブ7a(図2)の内側に嵌入され、これにより、アウターパイプ7内においてインナーパイプ6が安定して保持される。
【0019】
アウターパイプ7は、合成樹脂からなり、上端部が開口した状態で胴体3内に取り付けられる。アウターパイプ7の底部には、金属や樹脂からなる網目部材21がインサート成形された円筒状のストレーナ20が設けられ、このストレーナ20が胴体3の内底面に載置される。
【0020】
図3は、アウターパイプ7の正面図であり、図4は、アウターパイプ7の側面図であり、図5は、アウターパイプ7の上面図である。図において、アウターパイプ7の外周には、例えば、下端から全長の凡そ1/3の位置にて鍔状部7bが連設され、また鍔状部7bの外周には、径方向外方に向かって周方向に等間隔で延在する複数本(本例では6本)の梁部7c1~7c6が連設されている。
【0021】
梁部7c1~7c6は、その長手方向に直交する断面が、共通のT字形状を有し、各先端は胴体3の内周に当接している。アウターパイプ7と胴体3とは偏心しているので、それに応じて梁部7c1~7c6の長さが設定されている。ここで、梁部7c1が最も長く、アウターパイプ7を挟んで梁部7c1に対向する梁部7c4が最も短い。また、梁部7c1の両側に配置された梁部7c2,7c6は互いに等しく、梁部7c4の両側に配置された梁部7c3,7c5は互いに等しく、梁部7c2,7c6は、梁部7c3,7c5より長い。梁部7c1~7c6の間が、流路となる。
【0022】
梁部7c1、7c2,7c6の上面と、アウターパイプ7の外周とに連設して、それぞれ矩形板状の保持部材7d1、7d2,7d6が配設されている。保持部材7d1、7d2,7d6の外方縁と胴体3の内周との間には、ほぼ等しい隙間が形成されている。
【0023】
次に、バッグ11について説明する。図6は、バッグ11の製造工程の一部を示す図である。まず、通気性・通水性並びに所要の形状保持性を有するフェルト等の布状体FTが、略矩形状に切断される。その後、中心線WCにて布状体FTを折り返し、その内側に乾燥剤DA(図2)を収容する。その後、図6に点線で示す平行な二重の縫製線SL1、SL2に沿って、布状体FTの重ねた外縁を縫製し、バッグ11の内部に乾燥剤DAを封入する。さらに、バッグ11の長手方向中央部における縫製線SL1、SL2の間に、切込み線CLを形成する。切込み線CLを押し広げることで、開口が形成される。切込み線CLはバッグ11を貫通するが、内側の縫製線SL1があるため、バッグ11の内部の乾燥剤DAがこぼれ落ちることはない。
【0024】
図7は、バッグ11を梁部7c1に取り付けた状態を示す図であり、梁部7c1の端部を長手方向に見た拡大図である。組付け時に、保持部材7d1、7d2,7d6の外縁に接するように、バッグ11を配置する。このとき、図7に示すように、バッグ11の切込み線CLにより形成される開口を梁部7c1の端部が貫通するように配置する。その後、バッグ11と共に、アウターパイプ7を胴体3内に挿入する。
【0025】
初期状態でバッグ11の厚みは、保持部材7d1、7d2,7d6の外方縁と胴体3の内周との間の隙間より大きいため、そのままでは組み付けができない。そこで、バッグ11内で乾燥剤DAを移動させ、図2に示すように、保持部材7d1、7d2,7d6に対応して3つの凹み11aをバッグ11に形成する。凹み11aにおけるバッグ11の厚さは、凹み11a以外におけるバッグ11の平均厚さの2/3以下で、且つ1/3以上であると好ましい。
【0026】
保持部材7d1、7d2,7d6に3つの凹み11aを係合させることで、アウターパイプ7からバッグ11の外側面までの距離が均一化される。これにより、アウターパイプ7を胴体3に組み付けることができる。このとき、胴体3の内周面とアウターパイプ7の外周面との間隔が最も大きい位置(最大位置)に、バッグ11が配置される。バッグ11の中央部が、最大位置に配置されると好ましい。組付けた状態で、バッグ11が保持部材7d1、7d2,7d6と胴体3の内周面との間に当接して保持され、バッグ11の底部は、梁部7c1、7c2,7c6の上面により支持される。また保持部材7d1、7d2,7d6に3つの凹み11aが係合するため、振動が生じた場合でも、胴体3の周方向に対するバッグ11の相対移動を効果的に抑制できる。
【0027】
さらに、バッグ11の切込み線CLが開いてなる開口に梁部7c1の先端が係合しているため、振動が生じた場合でも、胴体3の上下方向に対するバッグ11の相対移動を抑制できる。梁部7c2,7c6が係合するような切断線を、バッグ11に設けてもよい。胴体3に組み付けられた状態で、アウターパイプ7の外周と胴体3の内周との間で最も広い空間に、バッグ11が配置されるため、冷媒の流れを妨げることが抑制される。
【0028】
以上のように構成されるアキュームレータ1の動作について、図1を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、アキュームレータ1を冷凍サイクルの蒸発器と圧縮機との間に配置し、蒸発器からの冷媒に含まれる水分を除去してガス冷媒を生成し、これを圧縮機へ戻す場合を例にとって説明する。
【0029】
蒸発器から冷媒が排出されると、接続配管(不図示)を通じてアキュームレータ1に搬送される。アキュームレータ1に到達した冷媒は、冷媒流入孔8から胴体3の内部に流入した後、気液分離部材16に衝突し、密度の高い液相冷媒及びオイルと、密度の低い気相冷媒(ガス冷媒)とに分離される。
【0030】
気液分離後の液相冷媒及びオイルは、自重により胴体3内に貯留される。その過程で、液相冷媒とオイルとの分離が進み、オイルは液相冷媒の下方に溜まる。このとき、液相冷媒の液面は、乾燥剤入りバッグ11の一部(略中央)が浸漬する高さ位置にまで達する。したがって、液相冷媒に含まれる水分も気相冷媒に含まれる湿分も乾燥剤DAによって吸湿される。
【0031】
一方、気液分離された気相冷媒は、アウターパイプ7の上端開口部から流入し、アウターパイプ7内を下降する。その後、アウターパイプ7の底部で折り返されてインナーパイプ6に流入し、インナーパイプ6内を上昇して冷媒流出孔9に導かれる。このとき、オイル戻し孔7eを通じて、胴体3の底に溜まったオイルが吸引され、ここでオイル成分を潤沢に含んだ気相冷媒となり、それが冷媒流出孔9から接続配管(不図示)を通じて圧縮機に供給される。
【0032】
本実施の形態によれば、結束バンドなどを用いることなく、バッグ11を、保持部材7d1,7d2,7d6と胴体3の内周面とで保持することにより、容易に且つ確実に取り付けることができる。また、バッグ11の切込み線CLが開いてなる開口に梁部7c1の先端が係合しているため、振動が生じた場合でも、胴体3の上下方向に対するバッグ11の相対移動を抑制できる。このため、アキュームレータ1の部品点数を削減でき、製造工数を低減できる。
【0033】
バッグ11は、アウターパイプ7の長手方向中央位置を挟んで上下に配置されるため、液冷媒に浸らない乾燥剤DAが増加することで、突沸現象を抑制できる。また、バッグ11に凹み11aを形成することで、内部に収容された乾燥剤DAの移動が制限される。このため、アキュームレータ1が振動を受けた場合でも、乾燥剤が粉砕することが抑制される。
【0034】
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態にかかるアキュームレータ1Aの縦断面図である。図9は、図8のB-B線で切断して平面視したアキュームレータ1Aの横断面図である。アキュームレータ1Aは、上述した実施形態に対して、アウターパイプ7Aの外側に形成された構成が異なる。それ以外の構成については、同じ符号を付して重複説明を省略する。また、バッグ11も第1実施形態と共通である。
【0035】
図10は、アウターパイプ7Aの正面図であり、図11は、アウターパイプ7Aの側面図であり、図12は、アウターパイプ7Aの上面図である。図に示すように、アウターパイプ7Aの外周には、下端から全長の凡そ1/3の位置にて鍔状部7Abが連設され、また鍔状部7Abの外周には、径方向外方に向かって周方向に等間隔で延在する6本の梁部7Ac1~7Ac6が連設されている。鍔状部7Abの長手方向に直交する断面はT字形状である。
【0036】
本実施形態においては、板状の保持部材は配設されておらず、代わりに円管状の保持部材7Adが、梁部7Ac1~7Ac6に跨るようにして、それら上面に連設されている。また、梁部7Ac1の上面と、保持部材7Adの内周と、アウターパイプ7の外周とに連設するようにして、矩形板状の補強部材7Afが形成されている。梁部7Ac4の上方において、保持部材7Adの一部が、アウターパイプ7と接合しており、組み付けたときに、保持部材7Adは胴体3と略同軸になるよう形成されている。したがって、保持部材7Adの外周面と、胴体3の内周面との間は、全周においてほぼ等間隔となる。
【0037】
組付け時に、梁部7Ac1を中心として保持部材7Adの外周面に巻き付けるように、バッグ11を配置する。このとき、バッグ11の切込み線CLが開いてなる開口を梁部7Ac1の端部を貫通させる。その後、バッグ11と共に、アウターパイプ7を胴体3内に挿入する。
【0038】
バッグ11の厚みは、保持部材7Adと胴体3との間隔にほぼ等しいため、バッグ11の外側面を胴体3の内周面に対してスライドさせるようにして、アウターパイプ7を胴体3に組み付けることができる。組付けた状態で、バッグ11の外側面のほぼ全面が保持部材7Adに当接し、またバッグ11の内側面のほぼ全面が胴体3に当接し、バッグ11の底部は、梁部7Ac1、7Ac2,7Ac6の上面により支持される。このため、振動が生じた場合でも、胴体3の周方向に対するバッグ11の相対移動を抑制できる。また、バッグ11の切込み線CLが開いてなる開口に梁部7Ac1の先端が係合しているため、振動が生じた場合でも、胴体3の上下方向に対するバッグ11の相対移動を抑制できる。バッグ11の上端は、保持部材7Adの上端より高い位置にあると好ましい。
【0039】
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【符号の説明】
【0040】
1、1A アキュームレータ
2 タンク本体
3 胴体
4 ヘッダ
5、5A 二重管
6 インナーパイプ
7、7A アウターパイプ
8 冷媒流入孔
9 冷媒流出孔
11 バッグ
20 ストレーナ
CL 切込み線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12