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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-19
(45)【発行日】2024-04-30
(54)【発明の名称】給水装置
(51)【国際特許分類】
   F04D 29/58 20060101AFI20240422BHJP
   F04B 23/04 20060101ALI20240422BHJP
   F04B 53/08 20060101ALI20240422BHJP
   F04D 13/06 20060101ALI20240422BHJP
   F04D 13/12 20060101ALI20240422BHJP
   F04D 29/60 20060101ALI20240422BHJP
【FI】
F04D29/58 D
F04B23/04
F04B53/08 E
F04D13/06 B
F04D13/12 Z
F04D29/60 E
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2019107799
(22)【出願日】2019-06-10
(65)【公開番号】P2020200789
(43)【公開日】2020-12-17
【審査請求日】2022-05-26
(73)【特許権者】
【識別番号】000148209
【氏名又は名称】株式会社川本製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100199565
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】玉川 充
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 智大
【審査官】丹治 和幸
(56)【参考文献】
【文献】独国特許出願公開第04015080(DE,A1)
【文献】特開2019-011609(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第106787368(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第105490462(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第105545721(CN,A)
【文献】特開2014-173522(JP,A)
【文献】特開平10-025774(JP,A)
【文献】特開2005-248898(JP,A)
【文献】特開2015-218658(JP,A)
【文献】特開2004-360704(JP,A)
【文献】特開平09-025874(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04B 23/00-23/14、
53/00-53/22
F04D 1/00-13/16、
17/00-19/02、
21/00-25/16、
29/00-35/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポンプ及びモータを備えるポンプ装置と、
前記モータに接続されるインバータとノイズフィルタとACまたはDCリアクトルを一緒に収容するモータ制御ボックスを備えるとともに前記ポンプ装置の前記モータの上部または側面外周部に一体化されているモータ制御部と、を備え、
前記モータ制御部は、前記モータの外周面との間に、前記モータに向けて突出する複数の第1放熱フィンを有しており、
前記モータの外周面に複数の第2放熱フィンが設けられ、
前記モータの前記第2放熱フィンの一方側の端部に外扇ファンが設けられ、
前記モータ制御部の前記第1放熱フィンは、前記モータの外周面の前記第2放熱フィンに対して前記モータの外周側に離間して対向配置され、前記モータの軸方向に沿って延出し、先端部が前記モータの周面にならって弧状に並び、
前記モータの前記第2放熱フィンは、前記モータの外周面から外周方向に立設され、前記軸方向に延び、
互いに対向する前記第1放熱フィンと前記第2放熱フィンとで、前記軸方向に延びる通風路を形成する、給水装置。
【請求項2】
前記モータ制御部は、前記外扇ファンの送風方向の上流側または下流側において前記モータとの間に前記第1放熱フィンを備える、請求項1に記載の給水装置。
【請求項3】
複数の前記ポンプ装置と、複数の前記ポンプ装置の前記モータの側面外周部にそれぞれ設けられた複数の前記モータ制御部と、
圧力センサと、流量センサとアキュムレータと、を備え、
複数の前記モータ制御部上に配され、複数の前記モータ制御部の動作を指令し自動給水制御する制御部を備えるポンプ統括制御部と、
を備える、請求項1または2に記載の給水装置。
【請求項4】
複数の前記モータ制御部と、ポンプ統括制御部との間を、無線または有線の通信にて常時情報通信を行う、
請求項に記載の給水装置。
【請求項5】
前記ポンプ装置は前記モータの軸が横向きに配され、
前記モータ制御部は前記モータの側面外周部に配され、
前記ポンプ統括制御部は前記モータ制御部の上方に配置し固定される
請求項3または4に記載の給水装置。
【請求項6】
前記ノイズフィルタは、前記インバータの一次側のノイズや雷サージをフィルタリングする、請求項1に記載の給水装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給水装置に関する。
【背景技術】
【0002】
給水装置において、インバータを一体に備えるモータを複数台並列に備える構成が知られている。このようなインバータ搭載モータにおいて、例えばポンプユニット内に配置されたポンプ装置のモータの周囲にインバータを配置している。その場合、インバータに接続される制御基板やリアクトルやノイズフィルタ等の制御機器を有する制御盤は、例えばポンプユニットの内に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第4381252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような給水装置は、ポンプ及びモータに加え、各種制御機器を有する制御盤を備えるため、大きな設置面積を要する。このため、給水装置において小型化が望まれている。
【0005】
そこで、本発明は小型化が可能な給水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態にかかる給水装置は、ポンプ及びモータを備えるポンプ装置と、前記モータに接続されるインバータとノイズフィルタとACまたはDCリアクトルを一緒に収容するモータ制御ボックスを備えるとともに前記ポンプ装置の前記モータの上部または側面外周部に一体化されているモータ制御部と、を備え、前記モータ制御部は、前記モータの外周面との間に、前記モータに向けて突出する複数の第1放熱フィンを有しており、前記モータの外周面に複数の第2放熱フィンが設けられ、前記モータの前記第2放熱フィンの一方側の端部に外扇ファンが設けられ、前記モータ制御部の前記第1放熱フィンは、前記モータの外周面の前記第2放熱フィンに対して前記モータの外周側に離間して対向配置され、前記モータの軸方向に沿って延出し、先端部が前記モータの周面にならって弧状に並び、前記モータの前記第2放熱フィンは、前記モータの外周面から外周方向に立設され、前記軸方向に延び、互いに対向する前記第1放熱フィンと前記第2放熱フィンとで、前記軸方向に延びる通風路を形成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば小型化が可能な給水装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の第1実施形態にかかる給水装置の構成を示す正面図。
図2】同給水装置の構成を示すブロック図。
図3】同給水装置の構成を示す側面図。
図4】同給水装置の構成を示す平面図。
図5】同給水装置の一部を示す説明図。
図6】同給水装置の一部を示す説明図。
図7】他の実施形態にかかる給水装置の構成を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第1実施形態にかかる給水装置10について、図1乃至図6を参照して説明する。図1は本実施形態にかかる給水装置の構成を示す正面図であり、図2はブロック図である。図3は給水装置の構成を示す側面図、図4は給水装置の平面図である。図5及び図6は給水装置の一部を断面で示す説明図であり、図5は正面側から、図6は側方からの図をそれぞれ示すとともに、一部断面で示している。
【0010】
図1乃至図6に示すように、給水装置10は、架台11と、複数のポンプ装置12と、配管ユニット13と、アキュムレータ14と、モータ駆動用のモータ制御部15と、複数のポンプ装置12を運転制御する総括制御部としてのポンプ統括制御部16と、を備える自動給水装置である。給水装置10には、圧力センサ17、流量センサ18、温度センサ19などの各種センサ類が設けられている。本実施形態においては、一例として、1つの架台11上に、2つのポンプ装置12が横置きされる例を示す。
【0011】
架台11上に、複数のポンプ装置12が載置される。架台11は地上設置面に設置されるとともに、ポンプ装置12等の構成部品がボルト等にて締結されている。
【0012】
ポンプ装置12は、モータ21と、モータ21に接続されたインペラを有する1段または複数段のポンプ22と、を備える。各ポンプ装置12は、流体を増圧して二次側に圧送する。
【0013】
各モータ21はそれぞれ、内部配線であるモータケーブルを介してモータ制御部15に接続されている。モータ21はモータ制御部15内のインバータ52によって駆動される。モータ21は、外周面に放熱部材としてのモータ放熱フィン23を複数有するモータケーシングを備える。モータ放熱フィン23はモータ21の外周面から外周方向に立設されるとともにそれぞれ軸方向に延びる板状部材であり、モータ21の外周面において周方向に所定のピッチで並んでいる。モータ21の軸方向の一端部には、外扇ファン24が設けられている。外扇ファン24の送風方向二次側となる軸方向他端側に、複数のモータ放熱フィン23によって、軸方向に沿う通風路が形成される。
【0014】
配管ユニット13は、ポンプ22のポンプ吐出口から、チェック弁33を経由して吐出管(合流管)31にて吐出口に繋がる。吐出管31には、圧力を蓄えるためのアキュムレータ14が接続される。アキュムレータ14は、配管ユニット13の、ポンプ並列方向の一方側に、配置される。また、ポンプ22にはポンプ吸込口に繋がる吸込管32を備える。
【0015】
モータ制御部15は、モータ制御ボックス51と、モータ制御ボックス51内に収容されたインバータ52と、リアクトル54、平滑コンデンサ基板55、ノイズフィルタ基板(ノイズフィルタ)53、モータ制御表示基板57と、を備える。モータ制御部15は、モータ21の側面外周部に固定し、一体化されている。
【0016】
モータ制御ボックス51は、対向する2組の側壁を有する周壁部15aと、矩形の蓋壁部15bと、矩形の放熱フィン15cと、を備え直方体状の空間を形成する。放熱フィン15cは複数のフィンを設け、放熱部材として構成している。
【0017】
言い換えると、モータ制御部15とモータ21の外周面との間に複数枚の放熱フィン15cを有する。放熱フィン15cはモータ21に向けて下方に突出するとともに、モータ21の軸方向に沿って延出する。個々の放熱フィンの長さは、ポンプの並列方向においてそれぞれポンプ22の中央部に位置する放熱フィンがポンプ22の端部に配される放熱フィン15cよりも短くなるように構成され、複数の放熱フィン15cの先端部がモータ21の外周面の形状に倣って、軸方向の断面視で円弧状に並ぶ。放熱フィン15cは、モータ21の外周面に形成されたモータ放熱フィン23と対向配置されており、モータ21との間に、軸方向に延びる通風路を形成する。したがって、放熱フィン15cは、モータ21の軸方向における一端側に設けられた外扇ファン24の送風によって強制空冷される。
【0018】
インバータ52は、各モータ制御部15のモータ制御ボックス51内の放熱フィン15c上にそれぞれ配置される。具体的には、モータ制御部15の放熱フィン15c上に、インバータ(パワー素子基板)52が配置される。
【0019】
複数のインバータ52は、それぞれモータ21を駆動するためのマイコン(Microcomputer)を備える。複数のインバータ52は、パワー素子基板を備え、モータケーブルによってポンプ装置12のモータ21に電気的に接続されている。また、各インバータ52は、ケーブルによって統括制御部16に接続されている。各インバータ52はポンプ統括制御部16の主制御基板に設けられたポンプ制御部からの制御信号に応じた所定の周波数を出力することで、ポンプ装置12のモータ21を所定の回転速度で回転させる。
【0020】
リアクトル54は、高調波を抑制して力率改善するためのAC又はDCリアクトルを備える。例えばリアクトル54は、インバータ52の軸方向他方側に配置される。
【0021】
平滑コンデンサ(基板)55は、モータ21の軸から見て、インバータ52(パワー素子基板)の外側に配置し、ノイズフィルタ基板53は更に外側に配置し、モータ制御表示基板57を最外側に配置される。
【0022】
ノイズフィルタ基板53は、インバータ52の一次側(電源側)のノイズや雷サージをフィルタリングするノイズフィルタを備える。
【0023】
モータ制御表示基板57は、運転状況、故障状況、設定状況等、各種情報を表示する表示部と、各種設定を変更する押しボタンスイッチ、各種入出力信号を接続する端子、等を備える。
【0024】
ポンプ統括制御部16は、開閉可能な蓋16aを有し、ポンプ統括制御部16に収容された主制御基板を備える。主制御基板は、複数のポンプ装置12を制御する総括制御部である。ポンプ統括制御部16は、例えばCPU等のプロセッサと、各種のプログラムや各種データを記憶する記憶部と、を備える。
【0025】
ポンプ統括制御部16は、複数のモータ制御部15の上方に配され、固定される。ポンプ統括制御部16と、各モータ制御部15との間で無線または有線で通信可能に構成される。また、ポンプ統括制御部16には、圧力センサ17、流量センサ18、温度センサ19等の各種センサ類が接続されている。ポンプ統括制御部16は、各種センサ17,18,19や、ユーザによる操作入力指示情報に基づき、所定の制御プログラムに従って、複数のポンプ装置12の複数のモータ制御部15の動作を指令し自動給水制御する。例えばポンプ統括制御部16は、目標圧力一定制御、あるいは所定の設定圧力以上でポンプを動作させ小水量以下の流量でポンプを停止させる可変速制御にて、複数のポンプ装置12を運転制御する。また、ポンプ統括制御部16は、液面制御や、圧力、流量、温度、液面、騒音、振動等の各種センサ類の信号の制御を行う。
【0026】
以上のように構成された給水装置10によれば、リアクトル54とインバータ52とノイズフィルタを一緒にモータ制御部15内に収納してモータ21の側部に配置したことにより、インバータ駆動モータを搭載する複数のポンプ装置12をコンパクトに構成できる。
【0027】
また、上述の給水装置10によれば、モータ制御部15とモータ21との間に放熱部材である放熱フィン15cを配置したことにより、高い放熱効果が得られる。さらに外扇ファン24の送風方向下流側に、モータ放熱フィン23及びインバータ放熱フィン15cを配置して通風路を形成したことにより、放熱効果を向上できる。また、ポンプ装置12の運転を制御するポンプ統括制御部16をモータ制御部15上に配置し、互いに通信可能に構成したことにより、より結線数を減らした小型でコンパクトな給水装置を提供できる。
【0028】
また、モータ制御部15の冷却はモータ21冷却用の外扇ファン24の冷却風を用いるため、別途ファンを設けずに、効果的な放熱が可能である。したがって、製造コストを抑えた小形の給水装置を提供できる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0030】
例えば、上記第1実施形態において複数のポンプ装置12を横向きに配した給水装置10を例示したが、これに限られるものではない。
【0031】
上記第1実施形態において、2台のポンプ装置12を備え、モータ21に外扇ファン24が設けられるとともにモータ制御部15とモータ21との間に放熱フィン15cを配する例を示したが、これに限られるものではない。他の実施形態として図7に示すように、ポンプ装置が外扇ファンを備えない構成としてもよい。またポンプ装置12を1台のみそなえる構成であってもよい。図7は、他の実施形態にかかる給水装置10Aの説明図である。給水装置10Aのポンプ装置12は、モータ21の軸が縦方向に沿って配置され、モータ21の上部に、モータ制御部15が配置されている。本実施形態において、モータ制御部15の周壁部15aがモータ21のモータ放熱フィン(フレーム)23と一体化した構造であり、モータ制御部15の放熱フィン15cは蓋壁部15bに形成されている。すなわちモータ制御部15は、モータ21とは反対側の面に、放熱フィン15cが形成されている。
【0032】
また、モータ制御部15とポンプ統括制御部16の間は情報通信手段として、無線または有線のシリアル通信で繋がっている。複数の前記モータ制御部と、ポンプ統括制御部との間を、無線または有線の通信にて常時情報通信を行う。
【0033】
本実施形態にかかる給水装置10Aによれば、リアクトル54とインバータ52とノイズフィルタ53を、モータ制御部15内に収納してモータ21の上部に配置したことにより、インバータ駆動モータを搭載する複数のポンプ装置12をコンパクトに構成できる。
【0034】
また、上述の給水装置10Aによれば、モータ制御ボックス51のモータ21とは反対側に放熱部材を配置したことにより、効率の良い冷却効果が得られる。
【0035】
また、上記給水装置10Aにおいては外扇ファン24の送風方向下流側に放熱部材を配置した例を示したが、これに限られるものではなく、送風方向上流側に配置してもよい。
【0036】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(1)
ポンプ及びモータを備えるポンプ装置と、
前記モータに接続されるインバータとノイズフィルタとACまたはDCリアクトルを一緒に収容するモータ制御ボックスを備えるとともに前記ポンプ装置の前記モータの上部または側面外周部に配されるモータ制御部と、
を備える給水装置。
(2)
前記モータの外周部に放熱フィンが設けられ、前記モータの前記放熱フィンの一方側の端部に外扇ファンが設けられ、
前記モータ制御部は、前記外扇ファンの送風方向の上流側または下流側において前記モータとの間に放熱部材を備える、(1)に記載の給水装置。
(3)
前記モータの外周部に放熱フィンが設けられ、
前記モータ制御ボックスは、前記モータとは反対側に放熱部材を備える、(1)記載の給水装置。
(4)
複数の前記ポンプ装置と、複数の前記ポンプ装置の前記モータの側面外周部にそれぞれ設けられた複数の前記モータ制御部と、
圧力センサと、流量センサとアキュムレータと、を備え、
複数の前記モータ制御部上に配され、複数の前記モータ制御部の動作を指令し自動給水制御する制御部を備えるポンプ統括制御部と、
を備える、(1)乃至(3)のいずれかに記載の給水装置。
(5)
複数の前記モータ制御部と、ポンプ統括制御部との間を、無線または有線の通信にて常時情報通信を行う、
(4)に記載の給水装置。
(6)
前記ポンプ装置は前記モータの軸が横向きに配され、
前記モータ制御部は前記モータの側面外周部に配され、
前記ポンプ統括制御部は前記モータ制御部の上方に配置し固定される
(4)乃至(5)のいずれかに記載の給水装置。
【符号の説明】
【0037】
10、10A…給水装置、11…架台、12…ポンプ装置、13…配管ユニット、14…アキュムレータ、15…モータ制御部、15a…周壁部、15b…蓋壁部、15c…放熱フィン、16…ポンプ統括制御部、16a…蓋、17…圧力センサ、18…流量センサ、19…温度センサ、21…モータ、22…ポンプ、23…モータ放熱フィン、24…外扇ファン、31…吐出管、32…吸込管、33…チェック弁、51…モータ制御ボックス、52…インバータ(パワー素子基板)、53…ノイズフィルタ基板、54…リアクトル、55…平滑コンデンサ、57…モータ制御表示基板。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7