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特許7475974取り付け構造、スタンド、および、追加機能部
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-19
(45)【発行日】2024-04-30
(54)【発明の名称】取り付け構造、スタンド、および、追加機能部
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20240422BHJP
   H04N 5/64 20060101ALI20240422BHJP
   H05K 5/02 20060101ALI20240422BHJP
【FI】
G09F9/00 351
H04N5/64 571Z
H05K5/02 B
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020099599
(22)【出願日】2020-06-08
(65)【公開番号】P2021193430
(43)【公開日】2021-12-23
【審査請求日】2023-04-03
(73)【特許権者】
【識別番号】591275481
【氏名又は名称】株式会社アイ・オー・データ機器
(74)【代理人】
【識別番号】110001807
【氏名又は名称】弁理士法人磯野国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】川久保 優
【審査官】藤岡 善行
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-071409(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第103826077(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2007/0086153(US,A1)
【文献】特開2009-036909(JP,A)
【文献】国際公開第2008/123013(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00
H04N 5/64
H05K 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示装置を支持するスタンドの台座の上面に追加機能部を所定の方向からスライドさせることで、前記追加機能部を前記スタンドに取り付け可能とする取り付け構造であって、
前記追加機能部は、本体部と、前記本体部を前記スタンドに取り付けるためのアダプタ部とを備え、
前記スタンドに取り付けられた前記追加機能部の取り外し方向の移動を制限する第2の制限部を前記アダプタ部に備え
前記本体部と前記アダプタ部が着脱可能であることを特徴とする取り付け構造。
【請求項2】
前記第2の制限部は、前記スタンドが備える孔と、前記追加機能部が備えるフックとによって構成され、
前記スタンドが備える孔は、前記スタンドの台座に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の取り付け構造。
【請求項3】
前記スタンドに取り付けられた前記追加機能部の上下方向の移動を制限する第1の制限部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の取り付け構造。
【請求項4】
前記第1の制限部は、前記スタンドが備えるレール部と、前記追加機能部が備えるレール部とによって構成され、
前記スタンドが備えるレール部は、前記スタンドの台座または支柱に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の取り付け構造。
【請求項5】
前記第1の制限部は、前記スタンドが備える凹部または凸部と、前記追加機能部が備える凹部または凸部とによって構成され、
前記スタンドが備える凹部または凸部は、前記スタンドの台座または支柱に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の取り付け構造。
【請求項6】
表示装置を支持するスタンドであって、
前記スタンドの台座の上面に追加機能部を所定の方向からスライドさせることで、前記追加機能部が取り付け可能となるスタンドであって、
前記追加機能部は、本体部と、前記本体部を前記スタンドに取り付けるためのアダプタ部とを備え、
前記スタンドに取り付けられた前記追加機能部の取り外し方向の移動を制限する第2の制限部を前記アダプタ部に備え
前記本体部と前記アダプタ部が着脱可能であることを特徴とするスタンド。
【請求項7】
表示装置を支持するスタンドに取り付けられる追加機能部であって、
前記スタンドの台座の上面に所定の方向からスライドさせることで、前記スタンドに取り付け可能となる追加機能部であって、
本体部と、前記本体部を前記スタンドに取り付けるためのアダプタ部とを備え、
前記スタンドに取り付けられた前記追加機能部の取り外し方向の移動を制限する第2の制限部を前記アダプタ部に備え
前記本体部と前記アダプタ部が着脱可能であることを特徴とする追加機能部。
【請求項8】
前記スタンドから供給された電力を前記アダプタ部を介して前記本体部に供給可能であることを特徴とする請求項7に記載の追加機能部。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、取り付け構造、スタンド、および、追加機能部に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、パソコンやテレビジョンなどの表示装置に対して用いられる周辺機器の開発が盛んである。例えば、特許文献1には、周辺機器として、上昇したり下降したりして液晶ディスプレイ装置を覆ったり露出させたりするオーディオユニットについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】WO2006/137543
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示装置に対して用いられる周辺機器として、例えば、表示装置を支持するスタンドがある。従来のスタンドは、机などの配置面から所定距離だけ離間させて表示装置を配置させている。しかしながら、従来のスタンドによれば、表示装置の下部と配置面との間に無駄なスペースが形成されている。このため、従来のスタンドには、無駄なスペースを有効活用する改善の余地が残されている。なお、表示装置を上下に移動させる従来技術が存在しており、そのような従来技術は、表示装置を下降させることで無駄なスペースを低減させることができる。しかしながら、従来技術は、表示装置を上昇させた場合などに対して主だった手段もなく、有効活用の観点から不十分である。
【0005】
そこで、本発明は、表示装置と表示装置の配置面との間のスペースを有効活用することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、表示装置を支持するスタンドの台座の上面に追加機能部を所定の方向からスライドさせることで、前記追加機能部を前記スタンドに取り付け可能とする取り付け構造である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示装置と表示装置の配置面との間のスペースを有効活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】第1の実施形態におけるスタンドの斜視図の例である。
図2A】第1の実施形態における追加機能部(一体型)の上方斜視図である。
図2B】第1の実施形態における追加機能部(一体型)の下方斜視図である。
図3】第1の実施形態における追加機能部(分離型)の斜視図の例である。
図4A図3のアダプタ部の後面図である。
図4B図3のアダプタ部の上面図である。
図4C図3のアダプタ部の正面図である。
図4D図3のアダプタ部の側面図である。
図5A】第1の実施形態における取り付け前の説明図である。
図5B】第1の実施形態における取り付け後の説明図である。
図6A図5AのX-X線端面図である。
図6B図5BのX-X線端面図である。
図7】第2の実施形態における取り付けの説明図である。
図8】第3の実施形態における取り付けの説明図である。
図9】第4の実施形態における取り付けの説明図である。
図10】第5の実施形態における取り付けの説明図である。
図11】第6の実施形態におけるスタンドの斜視図である。
図12】第6の実施形態における追加機能部の斜視図である。
図13】第6の実施形態における取り付けの説明図である。
図14】第7の実施形態における取り付けの説明図である。
図15】第8の実施形態における取り付けの説明図である。
図16A】第1の実施形態の変形例における追加機能部(一体型)の下方斜視図である。
図16B】第1の実施形態の変形例における追加機能部取り付け後の端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張され、実際の比率とは異なる場合がある。
また、説明の便宜上、表示装置の正面方向を「前」とし、前後、左右、上下は、図1に従う。
【0010】
<第1の実施形態>
図1に示すように、本実施形態のスタンド1は、机などの配置面から所定距離だけ表示装置Dを上方に離間させて支持する周辺機器である。スタンド1は、台座2と支柱3とを備える。台座2は、板状体であり、机(図示略)などに配置されている。支柱3は柱状体であり、台座2の後部上面に立設している。支柱3の上部(図示略)は、表示装置Dの後面(背面)に取り付けられている。
【0011】
台座2の上面側には受容部4が形成されている。受容部4は、台座2の前部の幅方向(左右方向)中央に設けられた略矩形状の切り欠き部である。受容部4は、後記するアダプタ部8(例えば、図2参照)を受容することができる。また、台座2の下面側には受容部5が形成されている。受容部5は、受容部4に対向して設けられた切り欠き部である。受容部5は、アダプタ部8のフック81を受容することができる。また、台座2の前端部のうち受容部4,5の間にある部分には凹部51が形成されている。凹部51は、台座2の前面から後方に切り欠かれた切り欠き部である。凹部51は、アダプタ部8のフック81の根元部分を受容することができる。
【0012】
受容部4の底面には、孔41が形成されている。孔41は、受容部5に上下に貫通している。また、受容部4の後面には、凹部42,43,43が形成されている。なお、孔41は貫通せず台座2の下面(受容部5側)にくぼみを形成する構造でも良い。また、凹部42,43,43の3つを示しているが、その形状や数は、これに限定されない。
【0013】
図2A図2Bに示すように、本実施形態の追加機能部6は、所定の機能を有する周辺機器である。追加機能部6は、例えば、小物入れ、引き出し、スマホ立て、フィギュアなどの飾り台、レゴ(登録商標)の取付構造を持った製品を取り付け可能に形成した製品、miniPC(Webカメラやマイク付きのもの含む)、USB(Universal Serial Bus)ハブ、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)切替装置、アンドロイド(登録商標)テレビ装置、無線アクセスポイントやネットワークハブ、複数の異なる種類のインタフェースを持った周辺装置を例えば1本のUSBケーブルを使用してPCに接続可能とするドッキングステーションなど、とすることができるが、これらに限定されない。追加機能部6は、台座2の上面に取り付け可能であるとともに、台座2と表示装置Dとの間に形成されたスペースに配置可能である。
【0014】
追加機能部6は、本体部7と、アダプタ部8とを備える。本体部7は、追加機能部6が有する機能を実現する部位である。本体部7の形状はさまざまであるが、説明の便宜上、本実施形態では、直方体として描く。例えば、追加機能部6がminiPCである場合、本体部7の背面(後面)にインタフェースコネクタ等を備え、本体部7の正面(前面)に表示部を備えることができるが、これに限定されない。
【0015】
アダプタ部8は、本体部7を台座2の上面に接続可能に取り付ける接続部材である。アダプタ部8は、フック81と、凸部82,83,83を備える。フック81は、アダプタ部8の下面に配置されている。また、フック81は、先端部が上方に(アダプタ部8の基部側に)向いている爪部81aを有する。フック81は、追加機能部6の取り付け時に、台座2の受容部5に受容され、爪部81aが下方から孔41に嵌まるとともに、フック81の根元部分が凹部51に受容される。また、追加機能部6の取り付け時に、凸部82,83,83は、受容部4の凹部42,43,43に嵌まる。なお、凸部82,83,83の3つを示しているが、受容部4の凹部に嵌まるならば、その形状や数は、これに限定されない。
【0016】
図2A図2Bに示す追加機能部6は、本体部7とアダプタ部8とが一体(分離不可)の一体型である。一方、図3に示す追加機能部6は、本体部7とアダプタ部8とが着脱可能に分離した分離型である。なお、分離型の追加機能部6が備えるアダプタ部8の後面図、上面図、正面図、側面図は図4A図4Dに示すとおりであり、一体型の追加機能部6が備えるアダプタ部8の形状と同じにすることができる。
【0017】
分離型の追加機能部6については、本体部7は、例えば、ネジ止め用の4つのネジ穴71を備えることができる。ネジ穴71は、本体部7の板厚方向に延在しておりネジ溝が形成されている。また、アダプタ部8は、例えば、ネジ止め用の4つのネジ穴84を備えることができる。ネジ穴84は、アダプタ部8の板厚方向に延在するように貫通している。本体部7をアダプタ部8に載置し、ネジ穴71とネジ穴84とを位置合わせした後、4つのネジNをネジ穴71,84に挿通させて螺合することで、本体部7をアダプタ部8に固定することができる。なお、各図において、ネジ穴71,84、及び、ネジNの図示を適宜省略する場合がある。
【0018】
(作用)
図5A図5B図6A図6Bを参照して、台座2の上面に追加機能部6を取り付ける作用について説明する。追加機能部6は一体型であるとする。
【0019】
図5A図6Aに示すように、例えば、ユーザ(図示無し)は、追加機能部6の本体部7の両側をつかみ、アダプタ部8を前から台座2の受容部4に向けて動かし、アダプタ部8を受容部4内で後方にスライドさせる。すると、アダプタ部8の凸部82,83,83がそれぞれ、受容部4の凹部42,43,43に嵌まる。また、アダプタ部8のフック81については、爪部81aが台座2の前端部(受容部4,5の間にある部分)に当接して下方に変位した後、孔41に到達すると弾性力で復元して孔41に下方から嵌まる。このため、フック81は、受容部5内に受容される。なお、受容部5は、爪部81aが下方に変位できる程度の空間を有している。また、フック81の根元部分は、凹部51に受容され、フック81の前面と台座2の前面とは面一になる。その結果、図5B図6Bに示すように、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むようにしてアダプタ部8を台座2に取り付けることができる。また、アダプタ部8が台座2の縁部を挟み込むようにして取り付けられるので、例えば、ユーザが意図していない力がアダプタ部8に対して上方向にかかった場合に、アダプタ部8が上方向に反ったり、台座2から外れてしまうことを防止することができる。
【0020】
追加機能部6を取り外す場合には、例えば、ユーザは、台座2を少し持ち上げて爪部81aを指で外しながらアダプタ部8を前に引き抜けばよい。ここで、爪部81aの形状をアール状にすることで、アダプタ部8の引き抜きに要する力を小さくすることができる。そうした場合、例えばユーザは、適度な力でアダプタ部8を取り外し方向へずらすことによってアダプタ部8を取り外すことが可能となる。いずれにせよ、ユーザは特別な工具を使用することなく、台座2へのアダプタ部8の取付、取り外しが可能となる。よって、追加機能部6の取り付け、取り外しの利便性を向上させることができる。
【0021】
第1の実施形態によれば、本体部7を台座2の上面に固定配置させることができる。よって、ユーザは、台座2に配置された追加機能部6の機能を利用することができる。その結果、表示装置Dと表示装置Dの配置面との間のスペースを有効活用することができる。
【0022】
このとき、アダプタ部8の凸部82,83,83がそれぞれ、受容部4の凹部42,43,43に嵌まるため、取り付け後の追加機能部6の上下方向への移動を制限することができる。つまり、アダプタ部8の凸部82,83,83、および、受容部4の凹部42,43,43は、追加機能部6の上下方向への移動を制限する第1の制限部となる。
【0023】
また、アダプタ部8のフック81が受容部4の孔41に嵌まるため、取り付け後の追加機能部6の前方向(取り外し方向)への移動を制限することができる。つまり、アダプタ部8のフック81、および、受容部4の孔41は、追加機能部6の取り外し方向への移動を制限する第2の制限部となる。
【0024】
なお、図5A図5B図6A図6Bの例では、追加機能部6が一体型である場合について説明したが、分離型についても同様になる。分離型の場合、アダプタ部8の板厚と受容部4の切り欠きの上下寸法とが同じになるように設計することが好ましい。このような設計によれば、アダプタ部8のみを台座2に取り付けた場合、アダプタ部8の上面と台座2の上面とを面一にすることができる。このため、アダプタ部8に接続している本体部7の寸法がアダプタ部8よりも相当大きかったとしても、本体部7を台座2に配置したときの接地面積を大きくすることができる。その結果、本体部7の台座2への配置を安定化させることができる。なお、アダプタ部8の板厚と受容部4の上下寸法は、これに限定されない。また例えば、アダプタ部8を本体部7に装着可能とする装着機構がスナップボタンなどであった場合、アダプタ部8にはその装着機構による突起が存在する場合がある。
【0025】
また、追加機能部6が分離型である場合、アダプタ部8のみを台座2に対するダミーパーツとして使用することができる。つまり、台座2に追加機能部6を配置せずに表示装置Dを使用する場合、アダプタ部8で受容部4を被覆することで、受容部4内部を保護することができる。
【0026】
また、追加機能部6が一体型である場合、アダプタ部8の紛失の可能性を低減することができる。また、部品点数が少なくなるので製造コストを抑えることができる。一方、追加機能部6が分離型である場合、本体部7は、アダプタ部8を本体部7に装着可能とする装着機構(例:ネジ止め)を備えていればよいため、本体部7の汎用性を向上させることができる。つまり、本体部7を別の仕様に取り換えたとしても、アダプタ部8の取り換えまでは必要とせずそのまま使用することができる。
【0027】
また、例えば、凹部42を電源コネクタや、HDMIやUSB等のインタフェースとして実装してもよい。さらに例えば、台座2の凹部43にアダプタ部8の凸部83が装着されたことを検知するスイッチ(図示無し)を設けてもよい。これにより、凸部83が凹部43に嵌ったことを検知し、アダプタ部8が受容部4に受容されたことを電気的に判定できる。このような実装により、例えば、台座2は、アダプタ部8が台座2に装着された場合に凹部42の電源コネクタから電源供給する処理をおこなうことができ、電源コネクタへの異物混入によるショートを防止することができる。また、追加機能部6が分離型であった場合は、本体部7とアダプタ部8に、本体部7とアダプタ部8とをつなぐ電源コネクタや通信用のコネクタを備えても良い。
【0028】
<第2の実施形態>
第2の実施形態を説明する際、第1の実施形態と重複する説明は省略し、相違点を主に説明する。図示の便宜上、図7において、追加機能部6については、アダプタ部8のみ図示しており、アダプタ部8の上面に配置されている本体部7の図示は省略する(第3の実施形態以降についても同様)。
【0029】
図7に示すように、受容部4の左右方向(幅方向)両側には、レール部44,44が形成されている。なお、本実施形態の受容部4は、凹部42,43,43を備えていないが、備えていてもよい。レール部44,44は、受容部4の左右側面の上半分から幅方向内側に立設しているリブ(凸条)である。また、レール部44,44は、受容部4の前後方向全体に亘って延在している。レール部44,44によって、受容部4の左右両側に溝(凹条)が形成される。
【0030】
また、アダプタ部8の左右方向両側には、レール部85,85が形成されている。なお、本実施形態のアダプタ部8は、凸部82,83を備えていないが、備えていてもよい。レール部85,85は、受容部4の左右側面の下半分から幅方向外側に立設しているリブである。また、レール部85,85は、アダプタ部8の前後方向全体に亘って延在している。レール部85,85によって、アダプタ部8の左右両側に、受容部4の溝に嵌まる凸条が形成される。
【0031】
(作用)
例えば、ユーザ(図示無し)は、追加機能部6の本体部7の両側をつかみ、アダプタ部8を前から台座2の受容部4に向けて動かし、アダプタ部8を受容部4内で後方にスライドさせる。このとき、受容部4のレール部44,44によって形成された溝(凹条)にアダプタ部8のレール部85,85を位置合わせしてアダプタ部8をスライドさせる。すると、アダプタ部8のレール部85,85全体が受容部4の溝全体に嵌まる。また、アダプタ部8のフック81は、第1の実施形態と同様、孔41に下方から嵌まる。このため、フック81は、受容部5内に受容される。その結果、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むようにしてアダプタ部8を台座2に取り付けることができる。
【0032】
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、受容部4のレール部44,44、および、アダプタ部8のレール部85,85を用いることで、第1の実施形態と比較して、アダプタ部8による台座2への嵌合領域が増大する。このため、追加機能部6の上下方向への移動の制限を強化することができる。なお、この場合は、受容部4のレール部44,44、および、アダプタ部8のレール部85,85が第1の制限部となる。
【0033】
<第3の実施形態>
第3の実施形態を説明する際、第1,第2の実施形態と重複する説明は省略し、相違点を主に説明する。
【0034】
図8に示すように、第3の実施形態のアダプタ部8は、左右方向中央に上下に貫通する切り欠きを設け、当該切り欠きの前端部から延在するフック86が形成されている。フック86の上面は、アダプタ8の上面と面一である。フック86は、先端部が下方に(アダプタ部8の基部側に)向いている爪部86aを有する。フック86は、追加機能部6の取り付け時に、台座2の受容部4に受容され、爪部86aが上方から孔41に嵌まる。
なお、この場合の孔41は貫通せず台座2の上面(受容部4側)にくぼみを形成する構造でも良い。
【0035】
第3の実施形態のアダプタ部8はレール部85,85を備えるが、第1,第2の実施形態に示すフック81をアダプタ部8の下面に備えていない。また、図8では、台座2は、受容部5を備えているが、備えていなくてもよい。また、第3の実施形態では、フック86の位置関係により、台座2に受容部51(図1)を備える必要はなく、図8に示すように、台座2に受容部51を備えていない。しかし、設計の都合上、台座2に受容部51を備えてもよい。
【0036】
(作用)
例えば、ユーザ(図示無し)は、第2の実施形態と同様、アダプタ部8を受容部4内で後方にスライドさせ、アダプタ部8のレール部85,85全体が受容部4の溝全体に嵌めることができる。また、アダプタ部8のフック86については、爪部86aが台座2の前端部(受容部4,5の間にある部分)に当接して上方に変位した後、孔41に到達すると弾性力で復元して孔41に上方から嵌まる。このため、フック86は、受容部4内に受容される。その結果、第1、第2の実施形態とは異なり、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むことなく、アダプタ部8を台座2に取り付けることができる。また、受容部5を備える必要が無いため、台座2の厚みを薄くすることが可能となる。
【0037】
追加機能部6を取り外す場合には、例えば、ユーザは、台座2を少し持ち上げて爪部86aを指で押し上げるようにして外しながらアダプタ部8を前に引き抜けばよい。ここで、爪部86aの形状をアール状にすることで、アダプタ部8の引き抜きに要する力を小さくすることができる。よって、追加機能部6の取り付け、取り外しの利便性を向上させることができる。
【0038】
第3の実施形態によれば、第1,第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、フック86は、アダプタ部8の板状体に収まっているため、フック81を用いた場合と比較して、アダプタ部8の上下方向の寸法を低減することができる。
【0039】
<第4の実施形態>
第4の実施形態を説明する際、第1~第3の実施形態と重複する説明は省略し、相違点を主に説明する。
【0040】
図9に示すように、第4の実施形態の台座2の上面側には、受容部45が形成されている。受容部45は、幅方向中央かつ、受容部4の後隣りに設けられた略矩形状の切り欠き部である。受容部45の上下寸法は、受容部4の上下寸法よりも小さい。受容部45は、後記するアダプタ部8のフック87を受容することができる。なお、受容部45の上下寸法は、アダプタ8のフック87を受容し、爪部87aが孔46に嵌まるのであれば、その寸法はこれに限定されない。
【0041】
受容部45の底面には、孔46が形成されている。孔46には、台座2の下面に上下に貫通している。なお、孔46は貫通せず台座2の上面(受容部45側)にくぼみを形成する構造でも良い。
【0042】
また、図9に示すように、第4の実施形態のアダプタ部8は、アダプタ部8の後端部から後方に延在するフック87が形成されている。フック87の上面は、アダプタ8の上面と面一である。フック87は、先端部が下方に(アダプタ部8の基部側に)向いている爪部87aを有する。フック87は、追加機能部6の取り付け時に、台座2の受容部45に受容され、爪部87aが上方から孔46に嵌まる。
【0043】
(作用)
例えば、ユーザ(図示無し)は、第2,第3の実施形態と同様、アダプタ部8を受容部4内で後方にスライドさせ、アダプタ部8のレール部85,85全体が受容部4の溝全体に嵌めることができる。また、アダプタ部8のフック87については、爪部87aが受容部4の後端部(受容部5の前端部)に当接して上方に変位した後、孔46に到達すると弾性力で復元して孔46に上方から嵌まる。このため、フック87は、受容部45内に受容される。その結果、第3の実施形態と同様、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むことなく、アダプタ部8を台座2に取り付けることができる。
【0044】
追加機能部6を取り外す場合には、例えば、ユーザは、台座2を持ち上げて爪部87aを指で押し上げるようにして外しながらアダプタ部8を前に引き抜けばよい。ここで、爪部87aの形状をアール状にすることで、アダプタ部8の引き抜きに要する力を小さくすることができる。よって、追加機能部6の取り付け、取り外しの利便性を向上させることができる。
【0045】
第4の実施形態によれば、第1~第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。フック86を用いた第3の実施形態と比較して、アダプタ部8の板状体を切り欠く必要が無く、アダプタ部8の上面を綺麗に仕上げることができる。
【0046】
<第5の実施形態>
第5の実施形態を説明する際、第1~第4の実施形態と重複する説明は省略し、相違点を主に説明する。
【0047】
図10に示すように、第5の実施形態は、第4の実施形態に対して、台座2の受容部4,45を幅方向に2つ並べて用意し、フック87を備えるアダプタ部8を2つ用意したものに等しい。他の実施形態についても第5の実施形態のように、1つの台座2に対して、追加機能部6を2つ取り付けることができる。また、1つの台座2に対して、追加機能部6を3つ以上取り付けることができる。
【0048】
第5の実施形態によれば、第1~第4の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、表示装置Dの寸法が大きい場合、台座2の寸法も大きくする可能性があるため、追加機能部6を複数配置し易くなる。
【0049】
<第6の実施形態>
第6の実施形態を説明する際、第1~第5の実施形態と重複する説明は省略し、相違点を主に説明する。
【0050】
図11に示すように、第6の実施形態のスタンド1は、2つの支柱31,31を備える。支柱31,31は、略柱状体であり、台座2の後部上面に、かつ、互いに所定の距離だけ離間して左右方向に並設されている。支柱31,31の上部(図示略)は、表示装置Dの後面(背面)に取り付けられている。支柱31,31には、レール部32,32が形成されている。レール部32,32は、支柱31,31の切り欠き部であり、支柱31,31の前後方向全体に亘っている。レール部32,32によって、支柱31,31の下部の幅方向中央側に溝(凹条)が形成される。
【0051】
台座2の後部かつ幅方向中央には、孔21が形成されている。孔21は、上下に貫通しているが、貫通せず台座2の上面に窪みを形成していてもよい。また、台座2の上面側には受容部4が形成されておらず、台座2の下面側には受容部5が形成されている。また、台座2の前端部には、フック81の根元部分を受容可能な凹部51が形成されている。
【0052】
図12に示す追加機能部6は、分離型であり、本体部7(図示略)と、アダプタ部8とを備える。第6の実施形態のアダプタ部8は、基部9,90を備えている。基部9,90は、一体であり、追加機能部6の長手方向に連続している。
【0053】
基部9は、矩形の板状体である。基部9の板厚(上下方向の寸法)は、基部90の板厚と同じである。基部9の上面と基部90の上面は面一である。基部9の下面と基部90の下面は面一である。基部9の下面には、すでに説明したフック81が形成されている。
【0054】
基部90は、矩形の板状体である。基部90の板厚は、レール部32,32の上下方向の寸法(溝の深さ)と同じである。基部90の幅方向(長手方向かつ板厚方向に垂直)の寸法は、基部9の寸法よりも小さい。よって、基部9の幅方向両側は、基部90に対して幅方向外側に立設している。
【0055】
基部90の幅方向両側には、レール部91,91が形成されている。レール部91,91は、基部90の側面の下半分から幅方向外側に立設しているリブである。また、レール部91,91は、基部90の長手方向全体に亘って延在している。また、基部90において、基部9と反対側には、すでに説明したフック87が形成されている。
【0056】
また、本体部7は、すでに説明した4つのネジ穴71を備えている。また、アダプタ部8は、すでに説明した4つのネジ穴84を基部9に備える。
【0057】
(作用)
図13に示すように、例えば、ユーザ(図示無し)は、追加機能部6の本体部7の両側をつかみ、アダプタ部8を前から台座2の上面に向けて動かし、アダプタ部8を支柱31,31の間に向けて後方にスライドさせる。このとき、支柱31,31のレール部32,32によって形成された溝(凹条)にアダプタ部8のレール部91,91を位置合わせしてアダプタ部8をスライドさせる。すると、アダプタ部8のレール部91,91全体が支柱31,31のレール部32,32の溝全体に嵌まる。
【0058】
また、アダプタ部8のフック87については、爪部87aが台座2の前端部に当接して上方に変位した後、孔21に到達すると弾性力で復元して孔21に上方から嵌まる。また、アダプタ部8のフック81は、アダプタ部8のスライドに伴い、受容部5内に受容される。その結果、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むようにしてアダプタ部8を台座2に取り付けることができる。
なお、受容部5に穴(図示無し)が形成されていた場合、爪部81aが台座2の前端部に当接して下方に変位した後、当該穴に到達すると弾性力で復元して当該穴に下方から嵌まることができる。このようにして、フック81が、受容部5内に受容される。
【0059】
第6の実施形態によれば、第1~第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、第1~第5の実施形態と比較して、台座2側ではなく支柱31,31側でアダプタ部8と嵌合することができる。また、支柱を2つ備えるスタンド1に対しても追加機能部6の取り付けを実現することができる。
【0060】
<第7の実施形態>
第7の実施形態を説明する際、第1~第6の実施形態と重複する説明は省略し、相違点を主に説明する。
【0061】
図14に示すように、第7の実施形態のスタンド1は、1つの支柱33を備える。支柱33は、略柱状体であり、台座2の後部上面に配置されている。支柱33の上部(図示略)は、表示装置Dの後面(背面)に取り付けられている。支柱33には、レール部34,34が形成されている。レール部34,34は、支柱33の切り欠き部であり、支柱33の前後方向全体に亘っている。レール部34,34によって、支柱33の下部の幅方向両側に溝(凹条)が形成される。
【0062】
台座2の前部かつ幅方向中央には、孔22が形成されている。孔22は、上下に貫通しているが、貫通せず台座2の上面に窪みを形成していてもよい。また、台座2の上面側には受容部4が形成されておらず、台座2の下面側には受容部5が形成されている。
【0063】
第7の実施形態のアダプタ部8は、矩形の板状体であり、レール部88,88と、すでに説明したフック81とを備える。レール部88,88は、アダプタ部8の後面かつ幅方向(左右方向)端部から後方に立設している矩形の棒状体である。
【0064】
(作用)
例えば、ユーザ(図示無し)は、追加機能部6の本体部7の両側をつかみ、アダプタ部8を前から台座2の上面に向けて動かし、アダプタ部8を支柱33に向けて後方にスライドさせる。このとき、支柱33のレール部34,34によって形成された溝(凹条)にアダプタ部8のレール部88,88を位置合わせしてアダプタ部8をスライドさせる。すると、アダプタ部8のレール部88,88全体が支柱33のレール部34,34の溝全体に嵌まる。
【0065】
また、アダプタ部8のフック81は、爪部81aが台座2の前端部に当接して下方に変位した後、孔22に到達すると弾性力で復元して孔22に下方から嵌まる。このため、フック81は、受容部5内に受容される。その結果、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むようにしてアダプタ部8を台座2に取り付けることができる。
【0066】
第7の実施形態によれば、第1~第6の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、第6の実施形態と比較して、支柱を1つ備えるスタンド1に対しても、支柱側でのアダプタ部8との嵌合による追加機能部6の取り付けを実現することができる。
【0067】
<第8の実施形態>
第8の実施形態を説明する際、第1~第7の実施形態と重複する説明は省略し、相違点を主に説明する。
【0068】
図15に示すように、第7の実施形態のスタンド1は、第7の実施形態の支柱33を備える。支柱33は、略柱状体であり、台座2の後部上面に配置されている。支柱33の上部(図示略)は、表示装置Dの後面(背面)に取り付けられている。第8の実施形態の支柱33は、凹部35,35を備えており、第7の実施形態のレール部34,34を備えていない。凹部35,35は、支柱33の前面下部に、幅方向に並んで設けられている。
【0069】
第8の実施形態のアダプタ部8は、矩形の板状体であり、凸部89,89と、すでに説明したフック81とを備える。凸部89,89は、アダプタ部8の後面に幅方向に並んで設けられている。凸部89,89は、支柱33の凹部35,35に嵌まる。
【0070】
(作用)
例えば、ユーザ(図示無し)は、追加機能部6の本体部7の両側をつかみ、アダプタ部8を前から台座2の上面に向けて動かし、アダプタ部8を支柱33に向けて後方にスライドさせる。すると、支柱33の凹部35,35にアダプタ部8の凸部89,89が嵌まる。また、アダプタ部8のフック81は、第7の実施形態と同様、爪部81aが孔22に下方から嵌まる。その結果、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むようにしてアダプタ部8を台座2に取り付けることができる。
【0071】
第8の実施形態によれば、第1~第7の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、第7の実施形態のレール部88,88よりも寸法の小さい凸部89,89を用いることで、アダプタ部8の寸法を小さくすることができる。
【0072】
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)~(f)のようなものがある。
【0073】
(a)追加機能部6の取り付け箇所は、台座2の前部に限られず、例えば、台座2の側部や後部でもよい。
【0074】
(b)第2の実施形態で用いた受容部4のレール部44,44の凹条と、アダプタ部8のレール部85,85の凸条は入れ替え可能である。つまり、受容部4に凸条を備え、アダプタ部8に凹条を備えてもよい。この入れ替えは、第3~7の実施形態にも適用可能である。
【0075】
(c)第1の実施形態で用いた受容部4の凹部42,43,43と、アダプタ部8の凸部82,83,83の凹凸は入れ替え可能である。つまり、受容部4に凸部を備え、アダプタ部8に凹部を備えてもよい。この入れ替えは、第8の実施形態にも適用可能である。
【0076】
(d)分離型の追加機能部6において、本体部7へのアダプタ部8の装着はネジ止めに限らず、例えば、磁石、面ファスナー、スナップボタン、レゴ(登録商標)ブロック同士の取付構造などによる装着、接合でもよい。
【0077】
(e)各実施形態で採り上げた追加機能部6のフックをスタンド1の台座2や支柱3に設けてもよい。また、フックが嵌まる孔を支柱3に設けてもよい。
【0078】
(f)例えば、第1の実施形態において、追加機能部6のアダプタ部8が台座2の受容部4に受容されているため(図5B参照)、アダプタ部8は、幅方向(左右方向)への移動が制限されている。つまり、本発明の取り付け構造は、スタンド1に取り付けられた追加機能部6の左右方向の移動を制限する第3の制限部を備えることができる。また、本発明の取り付け構造は、アダプタ部8に対して、第1の制限部、および、第2の制限部によって追加機能部の上下方向および取り出し方向(前後方向)移動のみ制限し、本体部7に対して、台座2の上面の範囲内で幅方向(左右方向)への移動を許容した取り付け構造とすることができる。より一般的に、本発明の取り付け構造は、アダプタ部8への本体部7の取付位置の調整によって、取り付け後の追加機能部6(本体部7)の台座2の上面での移動(平面に沿うような任意方向への移動)を許容した取り付け構造とすることができる。
【0079】
(g)例えば、第1の実施形態の変形例として、図16Aに示すように、アダプタ部8の下面に凹部92を形成してもよい。凹部92は、フック81の爪部81aに対応する位置に設けられた切り欠き部である。爪部81aの先端部(上端部)が凹部92内に位置している程度に、爪部81aは上方に延在している。なお、凹部92に代えてアダプタ部8を上下に貫通する孔を形成してもよい。
【0080】
図16Bに示すように、第1の実施形態と同様、アダプタ部8が台座2の前縁部を挟むようにして、追加機能部6が台座2の上面に取り付けられる。このとき、凹部92は、受容部4の孔41の上隣りに位置し、孔41と連通している。取り付け後の爪部81aは孔41を通過して爪部81aの先端部が凹部92に挿入される。このため、台座2の前縁部のうち受容部4,5の間にある部分の板厚は概ね小さいにもかかわらず、孔41に対する爪部81aのかかり代を大きくすることができ、追加機能部6の取り付け性能を向上させることができる。よって、台座2の前縁部の部分の板厚を小さくするように設計することができ、台座2全体を薄型化するように設計することができる。
なお、アダプタ部8の下面に凹部92相当の切り欠き部を形成するアイデアは、台座2が孔41を有する第2の実施形態、台座2が孔22を有する第7,第8の実施形態にも適用することができる。
【符号の説明】
【0081】
1 スタンド
2 台座
21 孔(第2の制限部)
22 孔(第2の制限部)
3 支柱
31 支柱
32 レール部(第1の制限部)
33 支柱
34 レール部(第1の制限部)
35 凹部(第1の制限部)
4 受容部
41 孔(第2の制限部)
42,43 凹部(第1の制限部)
44 レール部(第1の制限部)
45 受容部
46 孔(第2の制限部)
5 受容部
51 凹部
6 追加機能部
7 本体部
71 ネジ穴
8 アダプタ部
81 フック(第2の制限部)
81a 爪部
82,83 凸部(第1の制限部)
84 ネジ穴
85 レール部(第1の制限部)
86 フック(第2の制限部)
86a 爪部
87 フック(第2の制限部)
87a 爪部
88 レール部
89 凸部(第1の制限部)
9 基部
90 基部
91 レール部(第1の制限部)
92 凹部
D 表示装置
N ネジ
図1
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図5A
図5B
図6A
図6B
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16A
図16B