特許7477372IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

織機を駆動するための原動モータと、筬を揺動駆動するための揺動軸に対し揺動機構を介して連結される駆動軸であって原動モータに対し駆動伝達機構を介して連結されて原動モータにより回転駆動される駆動軸と、駆動軸及び揺動軸の各軸線方向を幅方向と一致させる向きで駆動軸及び揺動軸を収容する筐体状のサイドフレームとを備えた織機

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、織機においては、経年劣化や機械的な異常の発生等により、サイドフレーム内の揺動機構等のメンテナンスを行う場合がある。なお、特許文献1に開示された織機もそうであるように、一般的な織機では、そのようなメンテナンスが行えるように、サイドフレームは、主体的な部分であって外側面の少なくとも一部(揺動機構等に対応する部分)が開放されたフレーム本体とフレーム本体における前記のように開放された部分を覆うかたちで着脱可能に取り付けられるフレームカバとで構成されている。そして、そのメンテナンスは、サイドフレームにおいてそのフレームカバをフレーム本体から取り外した上で行われる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記目的を達成すべく、本発明は、前述のような織機において、駆動伝達機構が、サイドフレームの空間内で駆動軸と平行に延在すると共にサイドフレームの側壁から突出するように設けられた駆動伝達軸であって原動モータに連結される駆動伝達軸と、サイドフレームの空間内で駆動伝達軸と駆動軸とを連結する歯車列とを含むことを特徴とする。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明による織機によれば、前記メンテナンスを行う上で、駆動軸と駆動伝達機構との連結状態の解除が不要となるため、そのメンテナンスのための作業を簡略化することができる。詳しくは、本発明による織機においては、駆動伝達機構は、原動モータに連結される駆動伝達軸がサイドフレーム内において歯車列を介して駆動軸と連結されるように構成されている。それにより、駆動軸と駆動伝達機構との連結状態を解除すること無くフレームカバの取り外しを行うことが可能となる。したがって、そのように構成された本発明の織機によれば、原動モータの配置を適宜な位置とすることで、前記メンテナンスのために行わなければならないフレームカバの取り外し作業が簡略化される。その結果として、前記メンテナンスが容易に行えることとなる。

また、そのような本発明による織機において、駆動伝達軸と原動モータの出力軸とを連結する連結構成を歯車列(原動歯車列)とすることにより、そのように構成された駆動伝達機構は、メンテナンスの面において有利なものとなる。詳しくは、前記連結構成については、プーリ及びタイミングベルトを介して連結する構成とすることも考えられる。但し、その場合には、タイミングベルトの張力の調整等の作業が必要となる。それに対し、前記連結構成を原動歯車列とすることで、そのような作業が不要となる。したがって、その構成によれば、駆動伝達機構は、メンテナンスの面において有利なものとなる。

また、前記連結構成を原動歯車列とする場合において、原動歯車列を収容する原動ボックス内の空間がサイドフレーム内の空間から独立するように構成することで、各空間内の機械部品の発熱や摩耗等を軽減する潤滑油を、原動ボックス側とサイドフレーム側とで自由に選択することができる。その結果として、サイドフレーム側と原動ボックス側とで採用する潤滑油を、それぞれの空間内に収容される機械部品に適した種類の潤滑油とすることができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る一実施形態における織機1の正面断面図である。
【図2】 図1のA-A線断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 織機 5 主軸 10 フレーム 12 駆動側フレーム(サイドフレーム) 12a 駆動側フレームの外側壁 12b 駆動側フレームの内側壁 14 フレーム本体 14a フレーム本体の外壁部 14b フレーム本体の内壁部 14c 開放部 14d 貫通孔 14e 突出部 16 フレームカバ 20 原動モータ 22 出力軸 30 駆動軸 32 偏心部 40 筬打ち装置 42 筬 44 ロッキング軸 50 揺動軸 60 揺動機構 62 揺動アーム 64 連結レバ 70 カップリング部材 72 カップリング部材 80 駆動伝達機構 82 駆動伝達軸 84 歯車列 84a 駆動歯車 84b 従動歯車 90 原動機構 92 原動歯車列 92a 駆動歯車 92b 従動歯車 94 原動ボックス 94a 一方の側壁 94a1 外側面 94b 他方の側壁 94c 貫通孔 94d 貫通孔 94e 突出部 100 オイルシール

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