(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-22
(45)【発行日】2024-05-01
(54)【発明の名称】楽音生成装置
(51)【国際特許分類】
G10H 7/02 20060101AFI20240423BHJP
【FI】
G10H7/02
(21)【出願番号】P 2020160892
(22)【出願日】2020-09-25
【審査請求日】2023-07-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000001410
【氏名又は名称】株式会社河合楽器製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100090273
【氏名又は名称】國分 孝悦
(72)【発明者】
【氏名】岡本 誠司
【審査官】大野 弘
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-224077(JP,A)
【文献】特開2017-156984(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G10H 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のチップセレクト信号により選択され、各アドレスに1ワードの楽音波形データを分割して記憶する複数の第1の記憶デバイスと、
第2のチップセレクト信号により選択され、各アドレスに1ワードの楽音波形データを分割して記憶する複数の第2の記憶デバイスと、
前記複数の第1の記憶デバイスの各アドレスに記憶されている1ワードの楽音波形データに対応するエラー訂正符号を各アドレスの下位複数ビットに記憶し、前記複数の第2の記憶デバイスの各アドレスに記憶されている1ワードの楽音波形データに対応するエラー訂正符号を各アドレスの上位複数ビットに記憶する第3の記憶デバイスと
を有することを特徴とする楽音生成装置。
【請求項2】
前記複数の第1の記憶デバイスの各々のビット幅と、前記複数の第2の記憶デバイスの各々のビット幅と、前記第3の記憶デバイスのビット幅は、相互に同じであることを特徴とする請求項1に記載の楽音生成装置。
【請求項3】
前記第3の記憶デバイスは、データマスク信号により下位複数ビットを選択すると、各アドレスの下位複数ビットのエラー訂正符号の出力を有効にし、データマスク信号により上位複数ビットを選択すると、各アドレスの上位複数ビットのエラー訂正符号の出力を有効にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の楽音生成装置。
【請求項4】
さらに、前記第1のチップセレクト信号と前記データマスク信号により、前記複数の第1の記憶デバイスの各アドレスに記憶されている楽音波形データと、前記第3の記憶デバイスの各アドレスの下位複数ビットに記憶されているエラー訂正符号とを同時に読み出し、前記第2のチップセレクト信号と前記データマスク信号により、前記複数の第2の記憶デバイスの各アドレスに記憶されている楽音波形データと、前記第3の記憶デバイスの各アドレスの上位複数ビットに記憶されているエラー訂正符号とを同時に読み出す制御手段を有することを特徴とする請求項3に記載の楽音生成装置。
【請求項5】
前記複数の第1の記憶デバイスと前記複数の第2の記憶デバイスと前記第3の記憶デバイスは、それぞれ、揮発性記憶デバイスであることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の楽音生成装置。
【請求項6】
前記複数の第1の記憶デバイスと前記複数の第2の記憶デバイスと前記第3の記憶デバイスは、それぞれ、DRAMであることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の楽音生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、楽音生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、NAND型フラッシュメモリに波形データを格納しておき、そこから波形データをバッファ経由で波形メモリに読出しつつ再生を行う楽音生成装置が記載されている。CPUへの割り込み無しで、NAND型フラッシュメモリに格納した波形データのページ単位での読出しを行い、波形メモリのバッファにサンプル補充ができるようにする。一連の波形データを、高速ページアクセス可能なNAND型フラッシュメモリの連続するページに記憶する。最初に読出すべきページ番号を設定し、そのページはバッファに読込んでおく。その読出しが終了する前に、次に読出すべきページをバッファに読出す。以後は、1ページ分の読出しを終了するごとにページ番号を+1し、該ページ番号のサンプルをバッファに読込みつつ再生を続ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ソフトエラーは、宇宙線粒子の電離作用によって揮発性記憶デバイスに記憶されている楽音波形データが書き換わってしまうエラーである。エラー訂正符号(ECC)は、楽音波形データのエラーを訂正するための符号である。揮発性記憶デバイスには、楽音波形データとECCが記憶される。しかし、楽音波形データのビット数とECCのビット数は、相互に異なるため、楽音波形データとECCを揮発性記憶デバイスに効率的に記憶させることが困難である。
【0005】
本発明の目的は、楽音波形データとエラー訂正符号を記憶デバイスに効率的に記憶させることができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の楽音生成装置は、第1のチップセレクト信号により選択され、各アドレスに1ワードの楽音波形データを分割して記憶する複数の第1の記憶デバイスと、第2のチップセレクト信号により選択され、各アドレスに1ワードの楽音波形データを分割して記憶する複数の第2の記憶デバイスと、前記複数の第1の記憶デバイスの各アドレスに記憶されている1ワードの楽音波形データに対応するエラー訂正符号を各アドレスの下位複数ビットに記憶し、前記複数の第2の記憶デバイスの各アドレスに記憶されている1ワードの楽音波形データに対応するエラー訂正符号を各アドレスの上位複数ビットに記憶する第3の記憶デバイスとを有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、楽音波形データとエラー訂正符号を記憶デバイスに効率的に記憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1(A)及び(B)は、比較例による楽音生成装置の構成例を示すブロック図である。
【
図2】
図2は、本実施形態による楽音生成装置の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(比較例)
図1(A)は、第1の比較例による楽音生成装置100の構成例を示す図である。楽音生成装置100は、8個のDRAM(動的ランダムアクセスメモリ)101a~101hと、1個のDRAM102と、8個のDRAM103a~103hと、1個のDRAM104を有する。
【0010】
8個のDRAM101a~101hは、チップセレクト信号CS0により選択され、各アドレスに64ビット(1ワード)の楽音波形データ105a~105hを分割して記憶する。8個のDRAM101a~101hは、それぞれ、ビット幅が8ビットであり、64ビットの楽音波形データのうちの8ビットの楽音波形データ105a~105hを記憶する。
【0011】
DRAM102は、チップセレクト信号CS0により選択され、DRAM101a~101hの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのエラー訂正符号(以下、ECCという)106を各アドレスに記憶する。
【0012】
8個のDRAM103a~103hは、チップセレクト信号CS1により選択され、各アドレスに64ビット(1ワード)の楽音波形データ105a~105hを分割して記憶する。8個のDRAM103a~103hは、それぞれ、ビット幅が8ビットであり、64ビットの楽音波形データのうちの8ビットの楽音波形データ105a~105hを記憶する。
【0013】
DRAM104は、チップセレクト信号CS1により選択され、DRAM103a~103hの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのECC106を各アドレスに記憶する。
【0014】
楽音生成装置100は、チップセレクト信号CS0及びCS1を用いることにより、DRAM101a~101h及び103a~103hに大容量の楽音波形データ105a~105hを記憶させることができる。
【0015】
大容量の楽音波形データをDRAMに記憶させる場合には、DRAM101a~101h及び103a~103hの数が多いことが好ましい。しかし、小容量の楽音波形データをDRAMに記憶させる場合には、DRAM101a~101h及び103a~103hの数が多すぎる。
【0016】
近年、DRAMは、大容量化が進んでいる。DRAMの入手性を考慮すると、DDR3タイプのDRAMの最低記憶容量は、1Gビットであり、DDR4タイプのDRAMの最低記憶容量は、4Gビットである。16個のDRAM101a~101h及び103a~103hは、上記の最低記憶容量の16倍の記憶容量を有する。今後は、さらに、DRAMの大容量化が進むことが予想される。楽音生成装置100は、数Gビットの楽音波形データを記憶できれば十分であるので、16個のDRAM101a~101h及び103a~103hは、オーバースペックであり、高コストの課題がある。
【0017】
図1(B)は、第2の比較例による楽音生成装置110の構成例を示す図である。楽音生成装置110は、4個のDRAM111a~111dと、1個のDRAM112と、4個のDRAM113a~113dと、1個のDRAM114を有する。
【0018】
4個のDRAM111a~111dは、チップセレクト信号CS0により選択され、各アドレスに64ビット(1ワード)の楽音波形データ115a~115dを分割して記憶する。4個のDRAM111a~111dは、それぞれ、ビット幅が16ビットであり、64ビットの楽音波形データのうちの16ビットの楽音波形データ115a~115dを記憶する。
【0019】
DRAM112は、チップセレクト信号CS0により選択され、DRAM111a~111dの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのECC116を各アドレスに記憶する。
【0020】
4個のDRAM113a~113dは、チップセレクト信号CS1により選択され、各アドレスに64ビット(1ワード)の楽音波形データ115a~115hを分割して記憶する。4個のDRAM113a~113dは、それぞれ、ビット幅が16ビットであり、64ビットの楽音波形データのうちの16ビットの楽音波形データ115a~115dを記憶する。
【0021】
DRAM114は、チップセレクト信号CS1により選択され、DRAM113a~113dの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのECC116を各アドレスに記憶する。
【0022】
楽音生成装置110は、
図1(A)の楽音生成装置100に対して、DRAM111a~111d及び113a~113dのビット幅を広くすることにより、DRAM111a~111d及び113a~113dの数を減らし、DRAM111a~111d及び113a~113dの記憶容量を低減することができる。
【0023】
しかし、DRAM111a~111d及び113a~113dのビット幅が16ビットであり、DRAM112及び114のビット幅が8ビットであり、これらのビット幅が統一されていない。そのため、DRAMの制御が煩雑になってしまうという課題がある。また、異なるビット幅のDRAMの種類が増えると、量産パーツの管理上好ましくなく、コストが上昇してしまう。以下、これらの課題を解決するための実施形態を説明する。
【0024】
(実施形態)
図2は、本実施形態による楽音生成装置200の構成例を示すブロック図である。楽音生成装置200は、4個のDRAM201a~201dと、4個のDRAM202a~202dと、1個のDRAM203と、音源LSI204と、CPU205と、不揮発性記憶デバイス206と、鍵盤207と、ディジタル/アナログコンバータ208と、オーディオシステム209と、操作子210と、表示器211と、プログラムROM212と、ワークRAM213と、バス214を有する。楽音生成装置200は、例えば、電子楽器である。DRAM201a~201d、202a~202d及び203は、揮発性記憶デバイスの一例である。
【0025】
4個のDRAM201a~201dは、チップセレクト信号CS0により選択され、各アドレスに64ビット(1ワード)の楽音波形データ215a~215dを分割して記憶する。4個のDRAM201a~201dは、それぞれ、ビット幅が16ビットであり、64ビットの楽音波形データのうちの16ビットの楽音波形データ215a~215dを記憶する。
【0026】
4個のDRAM202a~202dは、チップセレクト信号CS1により選択され、各アドレスに64ビット(1ワード)の楽音波形データ215a~215dを分割して記憶する。4個のDRAM202a~202dは、それぞれ、ビット幅が16ビットであり、64ビットの楽音波形データのうちの16ビットの楽音波形データ215a~215dを記憶する。
【0027】
DRAM203は、ビット幅が16ビットであり、各アドレスに2個の8ビットのECCを記憶する。DRAM203の各アドレスの下位8ビット(下位複数ビット)には、DRAM201a~201dの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのECCが記憶される。DRAM203の各アドレスの上位8ビット(上位複数ビット)には、DRAM202a~202dの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのECCが記憶される。
【0028】
DRAM201a~201dの各々のビット幅と、DRAM202a~202dの各々のビット幅と、DRAM203のビット幅は、相互に同じであり、16ビットである。
【0029】
DRAM203は、データマスク信号DM0により下位8ビットを選択すると、各アドレスの16ビットのECC216のうちの下位8ビットのECCの出力を有効にする。また、DRAM203は、データマスク信号DM1により上位8ビットを選択すると、各アドレスの16ビットのECC216のうちの上位8ビットのECCの出力を有効にする。
【0030】
音源LSI204は、チップセレクト信号CS0とデータマスク信号DM0により、DRAM201a~201dの各アドレスに記憶されている楽音波形データ215a~215dと、DRAM203の各アドレスの下位8ビットに記憶されているECC216とを同時に読み出す。
【0031】
また、音源LSI204は、チップセレクト信号CS1とデータマスク信号DM1により、DRAM202a~202dの各アドレスに記憶されている楽音波形データ215a~215dと、DRAM203の各アドレスの上位8ビットに記憶されているECCとを同時に読み出す。
【0032】
楽音生成装置200は、
図1(A)の楽音生成装置100に対して、楽音波形データを記憶するためのDRAM201a~201d及び202a~202dの個数及び合計記憶容量を低減し、コストを低減することができる。
【0033】
また、楽音生成装置100は、
図1(B)の楽音生成装置110に対して、すべてのDRAM201a~201d、202a~202d及び203のビット幅が統一されているので、制御及び量産パーツの管理が容易であり、コストを低減することができる。
【0034】
また、DRAM203は、DRAM201a~201dの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのECCを各アドレスの下位8ビットに記憶し、DRAM202a~202dの各アドレスに記憶されている64ビットの楽音波形データに対応する8ビットのECCを各アドレスの上位8ビットに記憶する。これにより、楽音生成装置200は、16ビット幅のDRAM203に8ビットのECCを効率的に記憶させることができる。
【0035】
なお、電源投入後の初期設定とキャリブレーションは、チップセレクト信号CS0が選択された場合には、DRAM201a~201d及び203が対象となり、チップセレクト信号CS1が選択された場合には、DRAM202a~202dが対象となる。
【0036】
CPU205は、中央処理ユニットである。プログラムROM(リードオンリーメモリ)212は、プログラムを記憶する。ワークRAM(ランダムアクセスメモリ)213は、CPU205のワーク領域として機能する。CPU205は、プログラムROM212に記憶されているプログラムをワークRAM213に展開し、ワークRAM213に展開されたプログラムを実行することにより、音源LSI204を制御する。音源LSI204は、制御部の一種である。
【0037】
鍵盤207は、複数の白鍵と複数の黒鍵を有し、演奏者の押鍵操作によりノートオンメッセージを音源LSI204に出力する。ノートオンメッセージは、楽音再生指示信号であり、ノートナンバとベロシティを有する。ノートナンバは、音高を示す。ベロシティは、押鍵速度に基づく音の強さを示す。
【0038】
操作子210は、電源スイッチと、音量調整ボタンと、音色選択ボタン等を有する。表示器211は、楽音生成装置200の設定パラメータ等を表示する。
【0039】
不揮発性記憶デバイス206は、例えば、eMMC(embedded Multi Media Card)等のフラッシュメモリである。不揮発性記憶デバイス206は、楽音波形データとその楽音波形データに対応するECCを記憶する。64ビット(1ワード)の楽音波形データ毎に、8ビットのECCが設けられる。8ビットのECCは、64ビットの楽音波形データのエラーを訂正することができる。
【0040】
なお、不揮発性記憶デバイス206は、楽音波形データのみを記憶し、音源LSI204が不揮発性記憶デバイス206に記憶されている楽音波形データを基にECCを生成してもよい。
【0041】
音源LSI204は、DRAM201a~201d,203又はDRAM202a~202d,203に対して、2以上であるバースト長のワード数の楽音波形データとECCをバースト転送可能である。すなわち、音源LSI204は、DRAM201a~201d,203又はDRAM202a~202d,203に対して、1つのアドレス情報を基に、バースト長のワード数の楽音波形データとECCを連続して高速に転送する。バースト長は、例えば、4ワード又は8ワードである。
【0042】
操作子210の電源スイッチのオンによる電源起動時、音源LSI204は、不揮発性記憶デバイス206からDRAM201a~201d,202a~202d,203に楽音波形データとECCを転送するように制御する。DRAM201a~201d,202a~202d,203に記憶されている楽音波形データは、ソフトエラーが発生する可能性がある。
【0043】
音源LSI204は、鍵盤207からノートオンメッセージを入力すると、チップセレクト信号CS0,CS1及びデータマスク信号DM0,DM1を用いて、DRAM201a~201d,203又はDRAM202a~202d,203から楽音波形データとECCを読み出す。そして、音源LSI204は、ECCを基に、楽音波形データにエラーがあるか否かを検出する。音源LSI204は、楽音波形データにエラーがある場合には、ECCを基に、エラーが検出された楽音波形データを訂正し、訂正した楽音波形データをディジタル/アナログコンバータ208に出力する。また、音源LSI204は、楽音波形データにエラーがない場合には、読み出した楽音波形データをディジタル/アナログコンバータ208に出力する。
【0044】
ディジタル/アナログコンバータ208は、音源LSI204から入力したディジタルの楽音波形データをアナログの楽音波形信号に変換し、アナログの楽音波形信号をオーディオシステム209に出力する。
【0045】
オーディオシステム209は、アンプとスピーカを有し、アンプによりアナログの楽音波形信号を増幅し、その増幅した楽音波形信号をスピーカにより発音させる。
【0046】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【符号の説明】
【0047】
200 楽音生成装置
201a~201d,202a~202d,203 DRAM
204 音源LSI
205 CPU
206 不揮発性記憶デバイス
207 鍵盤
208 ディジタル/アナログコンバータ
209 オーディオシステム
210 操作子
211 表示器
212 プログラムROM
213 ワークRAM
214 バス