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特許7479451人間工学に基づいたグリップを備えた手持ち可能ライト及びそのための電池アセンブリ
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-25
(45)【発行日】2024-05-08
(54)【発明の名称】人間工学に基づいたグリップを備えた手持ち可能ライト及びそのための電池アセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F21L 4/00 20060101AFI20240426BHJP
   H01M 50/247 20210101ALI20240426BHJP
   H01M 50/204 20210101ALI20240426BHJP
   H01M 50/50 20210101ALI20240426BHJP
   H01M 50/296 20210101ALI20240426BHJP
   H01M 50/244 20210101ALI20240426BHJP
   H01M 50/543 20210101ALI20240426BHJP
   H01M 50/519 20210101ALI20240426BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20240426BHJP
   F21V 23/04 20060101ALI20240426BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20240426BHJP
   F21Y 101/00 20160101ALN20240426BHJP
【FI】
F21L4/00 412
H01M50/247
H01M50/204 101
H01M50/50 101
H01M50/296
H01M50/204 301
H01M50/244 A
H01M50/543
H01M50/519
F21L4/00 100
F21L4/00 413
F21V23/00 120
F21V23/00 150
F21V23/04 130
F21V23/04 150
F21V23/04 100
F21Y115:10
F21Y101:00 100
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2022510073
(86)(22)【出願日】2020-08-07
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-27
(86)【国際出願番号】 US2020045369
(87)【国際公開番号】W WO2021034515
(87)【国際公開日】2021-02-25
【審査請求日】2023-07-07
(31)【優先権主張番号】62/959,438
(32)【優先日】2020-01-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】29/702,078
(32)【優先日】2019-08-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】29/719,363
(32)【優先日】2020-01-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/987,134
(32)【優先日】2020-08-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】504307353
【氏名又は名称】ストリームライト、インク.
(74)【代理人】
【識別番号】100104411
【弁理士】
【氏名又は名称】矢口 太郎
(72)【発明者】
【氏名】シャラ、レイモンド、エル.
(72)【発明者】
【氏名】ズィーゲンファス、ピーター、ジェイ.
(72)【発明者】
【氏名】ボリス、トーマス、ディー.
(72)【発明者】
【氏名】アリーナ、フランシス、ディー.
【審査官】五閑 統一郎
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2016/0018071(US,A1)
【文献】国際公開第2014/115541(WO,A1)
【文献】国際公開第2013/014909(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2007/0172724(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21L 2/00 - 27/00
F21V 23/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
手持ち可能ライトであって、
前端部と後端部を有し、且つ電力源を受け入れるための空洞を有するライト本体であり、前記前端部近傍の前方部分と、前記後端部近傍の後方部分と、前記前方部分及び前記後方部分の間に設けられこれらに隣接する中央部分とを有し、縦方向は、このライト本体の前記前端部と前記後端部の間に延びる方向を指し、横方向は、前記縦方向と直交する方向を指す、ライト本体と、
前記ライト本体の前記前端部に近設された光源と、
電力源から前記光源に選択的にエネルギーを与えるため前記ライト本体上に設けられたスイッチアクチュエータと、
を有し、
前記ライト本体の前記後方部分は、より大きな横方向の寸法およびより小さな横方向の寸法を有する非円形断面を有し、
前記スイッチアクチュエータは、実質的に前記ライト本体の前記前方部分に、また前記より大きな横方向の寸法の一端を含む縦方向に沿う線に実質的に沿って配置され、
前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法よりも小さい横方向の寸法を有し、それによって、前記スイッチアクチュエータの反対側にある前記ライト本体の側面前記中央部分上窪みを規定し、
これにより、前記手持ち可能ライトは、手のひらが前記後方部分の近傍に、親指以外の指が前記中央部分の窪みの近傍に、親指が前記スイッチアクチュエータの近傍に位置するように手を置く、または手のひらが前記後方部分の近傍に、親指が前記中央部分の窪みの近傍に、親指以外の指が前記スイッチアクチュエータの近傍に位置するように手を置くことによって保持可能である、手持ち可能ライト。
【請求項2】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、前記ライト本体は、前記スイッチアクチュエータが配置される縦方向の窪みを有するものである、手持ち可能ライト。
【請求項3】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、前記ライト本体は、
前記ライト本体の前記後端部に第2のアクチュエータを含むか、
前記ライト本体の前記後端部に横方向の窪みを有するか、
前記ライト本体の前記後端部に、前記より大きな横方向の寸法の方向に横方向の窪みを有するか、
前記ライト本体の前記後端部の横方向の窪みに配置された第2のアクチュエータを含むか、または
前記ライト本体の前記後端部の横方向の窪み上に、前記より大きな横方向の寸法の方向に配置された第2のアクチュエータを含むものである、
手持ち可能ライト。
【請求項4】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記ライト本体の前記後方部分は、平らな円筒形または楕円形を規定する断面を有するか、
前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法と同じ方向であり、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法よりも小さい、より大きな横方向の寸法を有する、平坦化された円筒形、または楕円形を規定する断面を有するか、または
前記ライト本体の前記後方部分は、平らな円筒形、または楕円形を規定する断面を有し、前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法と同じ方向であり、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法よりも小さい、より大きな横方向寸法を有する、平坦化された円筒形または楕円形を規定する断面を有するものである、手持ち可能ライト。
【請求項5】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、さらに
前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記ライト本体上に配置されたモード選択アクチュエータを有するか、
前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記ライト本体の前記前方部分上に配置されたモード選択アクチュエータを有するか、または
前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記スイッチアクチュエータの前方に並んで前記ライト本体の前記前方部分上に配置されたモード選択アクチュエータを有するものである、手持ち可能ライト。
【請求項6】
請求項5記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記モード選択アクチュエータは、前記ライト本体のモード選択電気スイッチを作動させるために、前記ライト本体の外面に沿った方向に移動可能であり、
前記モード選択電気スイッチは、前記光源の動作モードを選択するための前記モード選択アクチュエータの位置に応答するか、
前記モード選択電気スイッチは、前記光源の動作モードを選択するために、前記モード選択アクチュエータの磁石の位置に応答するか、または
前記モード選択電気スイッチは、前記光源の動作モードを選択するために、前記モード選択アクチュエータの磁石の磁場に応答するホール効果デバイスまたは磁気リードスイッチである、手持ち可能ライト。
【請求項7】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記ライト本体は、その中に電力源を受け入れるための前記ライト本体の空洞への開口部を覆うためのカバーを有し、前記電力源は、その端部にこれが前記ライト本体の空洞内にあるときに前記カバーの近傍に位置する電気スイッチを含み、
前記カバーは、それを介して前記電気スイッチが前記ライト本体の外部から作動可能である開口部を有するか、
記カバーは、それを介して前記電気スイッチが前記ライト本体の外部から作動可能である開口部を覆う可撓性シールを有するか、または、
記カバーは、それを介して前記電気スイッチが前記ライト本体の外部から作動可能であり、前記ライト体の空洞への開口部で前記カバーと前記ライト体との間にシールを提供する、開口部を覆う可撓性シールを有するものである、手持ち可能ライト。
【請求項8】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、
非円形の断面を有するライト本体の前記後方部分は、対向する広い表面を規定し、前記ライト本体はさらに、
前記対向する広い表面の一方または両方の上にパターンを有するか、
前記対向する広い表面の一方または両方の上にコーティングを有するか、
前記対向する広い表面の一方または両方の上にシート材料を有するか、または
前記対向する広い表面の1つ上にパターン、コーティングまたはシート材料のうちの1つ、および前記対向する広い表面の別の表面の上にパターン、コーティングまたはシート材料のうちの別の一つを有し、
これにより、前記パターン、コーティング、またはシート材料は、前記対向する広い表面が滑らかな場合および/または覆われていない場合よりも高い摩擦係数を持つものである、手持ち可能ライト。
【請求項9】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記ライト本体は、その内部に電力源を受け入れるための前記ライト本体の空洞への開口部を覆うためのカバーを有し、前記ライト本体および前記カバーは、前記カバーを前記ライト本体の開口部に隣接する閉位置に保持するためのラッチを提供するための相補的特徴をそれぞれ有するものである、手持ち可能ライト。
【請求項10】
請求項記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記カバーは、その一端が蝶番式であり、その他端にラッチ機能を有し、前記ラッチは、前記ライト本体上にループまたはクラスプを含み、前記カバーを前記ライト本体の開口部に隣接する閉位置に保持するために前記カバーのラッチ特徴を係合するものである、手持ち可能ライト。
【請求項11】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記ライト本体は、その内部に電力源を受け入れるための前記ライト本体の空洞への開口部を覆うためのカバーを有し、前記カバーは、前記電力源から前記光源に選択的にエネルギーを与えるための第2のスイッチアクチュエータを含むものである、手持ち可能ライト。
【請求項12】
請求項11記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記電力源は、前記光源に選択的にエネルギーを与えるための電気スイッチを含み、前記カバーは、前記電力源の前記電気スイッチを作動させるためのスイッチアクチュエータを含むものである、手持ち可能ライト。
【請求項13】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記電力源は、前記ライト本体の前記前端部に近接するその端部に外部アクセス可能な電気接点の対称パターンを有する電池アセンブリを含み、
前記ライト本体は、前記電池アセンブリが前記ライト本体の空洞内にあるときに、前記電池アセンブリの電気接点の前記対称パターンの所定のものにそれぞれの電気接続を行うために配置された少なくとも2つの電気接点を含み、
これにより、前記ライト本体の空洞内での前記電池アセンブリの向きに関係なく、前記電池アセンブリに適切な電気的接続が行われるものである、手持ち可能ライト。
【請求項14】
請求項1記載の手持ち可能ライトにおいて、さらに
前記ライト本体上のクリップ、
前記ライト本体の開口部に隣接する閉位置に前記ライト本体の開口部のカバーを保持するための前記ライト本体上のラッチ、または
前記ライト本体の開口部に隣接する閉位置に前記ライト本体の開口部のカバーを保持するための前記ライト本体上のクリップおよび前記ライト本体上のラッチを、
有するものである、手持ち可能ライト。
【請求項15】
請求項14記載の手持ち可能ライトにおいて、
前記ライト本体上の前記ラッチは、クラスプを含み、前記クリップおよび前記クラスプを提供するために単一の金属片が形成され、前記ライト本体に取り付けられる、手持ち可能ライト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この特許出願は、2020年1月10日に出願された「HAND HOLDABLE LIGHT HAVING AN ERGONOMIC GRIP AND A BATTERY ASSEMBLY THEREFOR」というタイトルの特許出願第62/959,438号の利益と優先権を主張する、2020年8月6日に出願された「HAND HOLDABLE LIGHT HAVING AN ERGONOMIC GRIP AND A BATTERY ASSEMBLY THEREFOR」というタイトルの米国特許出願第16/987,134号に利益と優先権を主張するものである。また、この特許出願は、2019年8月16日に出願された「A HANDHOLDABLELIGHT」と題された米国特許出願29/702,078の継続出願である2020年1月3日に出願された「A HANDHOLDABLELIGHT」と題された米国特許出願29/719,363の継続出願である。これらのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、手持ち可能ライト、特に人間工学的グリップを有する手持ち可能ライトに関する。
【0003】
本発明はまた、ライト用の電池アセンブリに関する。
【背景技術】
【0004】
手持ち可能ライトは、通常、そのユーザーのグリップとして機能する円筒形の本体を備えており、通常、1つまたは複数の電池用の内部空洞も備えている。いくつかの既知のライトのグリップ部分は、平らな円筒のようなものであり、例えば、楕円形または楕円形に近似し、これにより、複数の電池セルを収容しやすくなっている。その例には、例えば、4つのAAセルが各2つづつのセルで端から端まで並べて配置された4AA PROPOLYMER7懐中電灯、および3つのAAセルが2つのセルと1つのセルをそれぞれ端から端まで配置したDUALIE73AA懐中電灯が含まれる。どちらのライトも、米国ペンシルベニア州イーグルビルのStreamlight、Incから市販されている。
【0005】
さまざまな異なる形状のグリップを備えたライトのユーザーは、一般に、それらのライトを握る時に比較的快適な方法を見つけるために握り方を調整するが、一部のグリップ形状は、快適さの面でユーザーの手に十分に適合していない。
【0006】
さらに、円筒形または平らな円筒形のグリップ、および他の対称または準対称の形状を有するライトは、そのようなライトを手に取った後、ユーザーがライトを操作(作動)できる位置に来るまで、アクチュエータを見つけるために指で触らなければならず、場合によってはライトの持ち方を変更しなければならないなど、ユーザーにとって分かりにくい可能性がある。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある(国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む)。
(先行技術文献)
(特許文献)
(特許文献1) 米国特許第5,558,430号明細書
(特許文献2) 米国特許第4,803,605号明細書
(特許文献3) 米国特許出願公開第2019/0017689号明細書
(特許文献4) 米国特許第9,541,244号明細書
(特許文献5) 米国特許出願公開第2003/0206410号明細書
(特許文献6) 米国特許出願公開第2016/0268731号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
出願人は、特にライトをさまざまな方法で把持できる場合、ライトを操作するために使用される指を受け取ることを含め、ユーザーの手を快適に受け入れるように構成されたグリップを備えたライトが必要であると考えた。
【課題を解決するための手段】
【0008】
したがって、手持ち可能ライトは、前方部分、後方部分、および前方部分と後方部分の間および後方部分に隣接する中央部分を有するライト本体と、前端部に近接する光源と、電力源から光源に選択的にエネルギーを与えるためのスイッチとを有する。ライト本体の後方部分は非円形の断面を有し、前記スイッチは前記前方部分にあり、前記中央部分には、前記スイッチアクチュエータの反対側に窪みがあり、これにより、ライトは、指または親指が前記窪みに近接し、指または親指のもう一方が前記スイッチに近接する手によって保持可能である。
【0009】
手持ち可能ライトはまた、前方部分がその前端部に近接し、後方部分がその後端部に近接し、中央部分が前方部分とその後方部分との間およびこれらに隣接するライト本体と、前記前端部に近接する光源と、前記光源に選択的にエネルギーを与えるための第1のスイッチアクチュエータと、前記ライト本体の後端部にカバーとを有する。前記カバーは、前記光源に選択的にエネルギーを与えるための第2のスイッチアクチュエータを含んでもよい。前記ライト本体の後方部分は、より大きな横方向の寸法およびより小さな横方向寸法を有する非円形断面を有し、前記第1のスイッチアクチュエータは、実質的に前記ライト本体の前方部分に配置され、前記ライトの中央部分は、前記後方部分のより大きな横方向の寸法よりも小さい横方向の寸法を有し、それにより、前記第1のスイッチアクチュエータの反対側の中央部分に窪みを規定し、これにより、前記ライトは、手のひらが前記後方部分に近接し、指または親指が前記中央部分の窪みに近接し、前記指または親指のもう一方が前記第1のスイッチアクチュエータに近接する手によって把持可能である。
【0010】
電池アセンブリは、電池を受け入れるためのレセプタクルと前記電池が接続する電気接点とを有する電池ハウジングと、前記電池ハウジングの第2の端にある電気接点のパターンであって、前記電気接点の1つが前記電池に接続される、パターンと、を有する。
【0011】
さらに、電池アセンブリは、電池を受け入れるためのレセプタクルを有し、前記電池の端子が接続する少なくとも2つの電気接点を有する電池ハウジングと、前記電池ハウジング上の電気スイッチであって、前記電気スイッチは、第1の電気スイッチ接点と第2の電気スイッチ接点との間の電気接続を確立および遮断するための外部からアクセス可能なアクチュエータを有する、電気スイッチと、前記電池ハウジングの外部からアクセス可能な電気接点の対称パターンとを有する。前記対称パターンは、第1と第2の電気接点と、前記パターン内の中央に配置される第3の外部接点と、前記電気接点の第1のものは、前記電気接点の第4のものと対称的に前記パターン上に配置され、前記電気接点の第2のものは、前記電気接点の第5のものと対称的に前記パターン上に配置される。前記電池アセンブリへの接続は、使用装置の接点の3つの接点によって、使用装置の3つの接点に対して少なくとも2つの異なる方向にある前記電池アセンブリと行うことができる。
【0012】
本明細書に記載および/または請求される配置を概要する際に、本明細書の詳細な説明に記載される概念および/または要素および/または工程の選択が行われるか、または簡略化することが可能である。概要は、請求された主題に関連する主要な機能、要素および/または工程、または本質的な機能、要素および/または工程を特定することを意図しておらず、したがって、限定することを意図しておらず、または請求された主題の範囲と広さを定義すると解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
好ましい実施形態の詳細な説明は、以下を含む図面と併せて読むと、より容易に、よりよく理解されるであろう。
【0014】
図1A図1Aおよび1Bは、手持ち可能ライトの例示的な実施形態の第1および第2の斜視図である。
図1B図1Aおよび1Bは、手持ち可能ライトの例示的な実施形態の第1および第2の斜視図である。
図2A図2A、2B、2Cおよび2Dは、4つの異なる方法で手によって把持されている例示的な手持ち可能な光の4つの異なる図である。
図2B図2A、2B、2Cおよび2Dは、4つの異なる方法で手によって把持されている例示的な手持ち可能な光の4つの異なる図である。
図2C図2A、2B、2Cおよび2Dは、4つの異なる方法で手によって把持されている例示的な手持ち可能な光の4つの異なる図である。
図2D図2A、2B、2Cおよび2Dは、4つの異なる方法で手によって把持されている例示的な手持ち可能な光の4つの異なる図である。
図3A図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図であり、図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図である。図3Eおよび3Fは、それらの端面図である。
図3B図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図であり、図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図である。図3Eおよび3Fは、それらの端面図である。
図3C図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図であり、図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図である。図3Eおよび3Fは、それらの端面図である。
図3D図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図であり、図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図である。図3Eおよび3Fは、それらの端面図である。
図3E-3F】図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図であり、図3Aから3Dは、異なる回転位置にある例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図である。図3Eおよび3Fは、それらの端面図である。
図4A図4Aおよび4Bは、一緒に、例示的な手持ち可能ライトの分解図であり、図4Aは、一緒に例示的な手持ち可能ライトの分解図である。図4Cは、その縦断面図である。
図4B図4Aおよび4Bは、一緒に、例示的な手持ち可能ライトの分解図であり、図4Aは、一緒に例示的な手持ち可能ライトの分解図である。図4Cは、その縦断面図である。
図4C図4Aおよび4Bは、一緒に、例示的な手持ち可能ライトの分解図であり、図4Aは、一緒に例示的な手持ち可能ライトの分解図である。図4Cは、その縦断面図である。
図5A-5B】図5Aおよび5Bは、例示的な手持ち可能ライトのための電池アセンブリの例示的な実施形態の斜視図である。図5Cは、その分解図である。図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図であり、図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図である。図5Eは、その電気的概略図である。
図5C図5Aおよび5Bは、例示的な手持ち可能ライトのための電池アセンブリの例示的な実施形態の斜視図である。図5Cは、その分解図である。図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図であり、図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図である。図5Eは、その電気的概略図である。
図5D図5Aおよび5Bは、例示的な手持ち可能ライトのための電池アセンブリの例示的な実施形態の斜視図である。図5Cは、その分解図である。図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図であり、図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図である。図5Eは、その電気的概略図である。
図5E図5Aおよび5Bは、例示的な手持ち可能ライトのための電池アセンブリの例示的な実施形態の斜視図である。図5Cは、その分解図である。図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図であり、図5Dは、スイッチを含むその端部の拡大図である。図5Eは、その電気的概略図である。
図6A図6Aは、例示的な手持ち可能ライトと共に使用可能な例示的なモジュールアセンブリの斜視図である。図6Bは、その側面断面図である。図6Cは、その分解図である。図6Dは、その修正された例の分解図であり、図6Dは、その修正された例の分解図である。図6Eは、その修正された例の例示的な回路基板の平面図である。
図6B図6Aは、例示的な手持ち可能ライトと共に使用可能な例示的なモジュールアセンブリの斜視図である。図6Bは、その側面断面図である。図6Cは、その分解図である。図6Dは、その修正された例の分解図であり、図6Dは、その修正された例の分解図である。図6Eは、その修正された例の例示的な回路基板の平面図である。
図6C-6E】図6Aは、例示的な手持ち可能ライトと共に使用可能な例示的なモジュールアセンブリの斜視図である。図6Bは、その側面断面図である。図6Cは、その分解図である。図6Dは、その修正された例の分解図であり、図6Dは、その修正された例の分解図である。図6Eは、その修正された例の例示的な回路基板の平面図である。
図6D図6Aは、例示的な手持ち可能ライトと共に使用可能な例示的なモジュールアセンブリの斜視図である。図6Bは、その側面断面図である。図6Cは、その分解図である。図6Dは、その修正された例の分解図であり、図6Dは、その修正された例の分解図である。図6Eは、その修正された例の例示的な回路基板の平面図である。
図7A-7C】図7Aおよび図7Bは、それぞれ、例示的な手持ち可能ライトの斜視図および側面図であり、図7Cは、その一部の分解図であり、例示的なカバーおよびそのクラスプを示している。1要素または特徴が複数の図に示されている図面では、同じ英数字の指定を使用して、各図でそのような要素または特徴が特定され、図中で密接に関連または変更された要素は、同じ英数字の指定に「'」が付されて、変更された要素または機能を指定することができる。同様の要素または特徴は、図面の異なる図において、および明細書において同様の呼称方法で、同様の英数字の指定によって指定可能である。よくあることであるが、図面のさまざまな特徴は縮尺どおりではなく、さまざまな特徴の寸法はわかりやすくするために任意に拡大または縮小可能である。各図は単なる例である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1Aおよび1Bは、手持ち可能ライトの例示的な実施形態の第1および第2の斜視図である。図2A、2B、2Cおよび2Dは、4つの異なる方法で手によって把持された例示的な手持ち可能ライトの4つの異なる図である。図3Aから3Dは、異なる回転位置での例示的な手持ち可能ライトの4つの側面図であり、図3Eおよび3Fは、それらの端面図である。
【0016】
ライト10は、光が通常放出される前端分12またはヘッドエンド12と、後端部14またはテールエンド14とを有するライト本体20を含む。ライト本体20は、光が比較的狭いまたはスポットビームに形成されるか、または比較的広い幅またはフラッドビームに形成されるか、または比較的狭いビーム幅と比較的広いビーム幅との間で変更可能に設定されるかにかかわらず、通常、光をほぼ前方に向けるために、その前端部12またはその近くで光源90を支持する。
【0017】
例示的なライト本体20は、例えば、その前端部12にフェースキャップ82および/またはリフレクタ80と、その後端部14にカバー30またはテールキャップ30を有するライトハウジング22または本体ハウジング22を含む。
【0018】
最近のライトでは光源90は、通常、1つまたは複数の発光ダイオード(LED)を含むが、代替的または追加的に、フィラメントランプまたは他の光源を含み得る。そこからの光はしばしば一般的に前方に向けられるが、それはライト10の縦方向軸に対してある角度で向けられ、および/またはライトヘッド80は縦方向軸に対してある角度に設定され、および/またはユーザーがさまざまな角度で光が放射される方向を変更できるように旋回可能である場合がある。
【0019】
ライト本体20は、典型的には、後端部14に、典型的にはテールキャップ30と呼ばれるカバー30を有し、これは、ライト本体20の内部に、例えば電池などの電力源を配置するためまたは、ライト本体20の中から電池を取り外すために開閉することができる。テールキャップ30の例では、スイングして開くようにヒンジで固定され、後方部分の開口部を覆うためにライト本体ハウジング22の後端に対して閉位置に保持するためのラッチ38を有する。電力源、例えば、電池は、1つまたは複数の別個の電池セル、または1つまたは複数の電池セルを保持するための電池アセンブリを含むことができる。電池アセンブリ100は、電池セルをその中に保持するように覆われるかまたは被覆されてもよく、またはその中の1つまたは複数の電池セルのユーザーによる配置、取り外し、および交換を可能にするために被覆を取り外し可能である。
【0020】
例示的なライト10は、その外部に1つまたは複数のアクチュエータ40、50、60を含み、これは、ライト10を操作するライト10内の対応する電気スイッチ(光源90を瞬間的または連続的にオンまたはオフにする)を作動または操作するために、例えば、内側に押されるか、横方向にスライドされるか、または他の方法で動かすことができる。一般に、光源90の他のモードは、アクチュエータ40、50、60のうちの1つまたは複数を所与の方法または順序で、または所与の回数、または所与の時間、またはそれらの組み合わせで作動させることによって可能になり、様々なモード、例えば、調光、調光解除、点滅、点滅、ストロボなどを作動させるため、および/または動作する複数の光源のうちの1つを選択可能である。したがって、ライト10の複数の動作モードは、ユーザによって選択可能である。
【0021】
しかしながら、例示的なライト10において、アクチュエータ40および50の主な機能は、光源90のオンおよびオフを制御することであり、一方、アクチュエータ60は、主に、ライト10からの動作モードのうちの1つを選択するためのモードセレクタとして機能する。好ましい構成では、アクチュエータ40、50は同様の方法で動作し、例えば、ライト10がオフの場合、アクチュエータ40またはアクチュエータ50のいずれかを途中まで押すと、例えば、そのようなアクチュエータが部分的に押されたままである間のみ光源90が瞬間的にオンになり、およびそのようなアクチュエータがリリースされたときにオフになる。
【0022】
同様に、例えば、ライト10がオフである場合、アクチュエータ40またはアクチュエータ50のいずれかを完全に押してそれを解除すると(シングルクリックと呼ばれることもある)、そのようなアクチュエータがリリースされると、光源90がオンになり、オンのままになるが、例えば、シングルクリックしてオンにし、もう一度シングルクリックしてオフになる。アクチュエータ40またはアクチュエータ50のいずれかをダブルクリックすると、光源90が、例えば、ストロボモードで動作し、次にシングルクリックしてオフになる。
【0023】
好ましい構成では、アクチュエータ60は、光本体20に対して横方向に複数の位置(例えば、光源90の低、中、高の明るさまたは強度に対応する3つの位置)のそれぞれにスライド可能であり、ライト10がONのときとOFFのときに位置を変えるために操作される。
【0024】
アクチュエータ40は、ライト10の後端部14に配置され、アクチュエータ50および60は、ライト10の側面に沿って、その前端部12に向かって、そして様々な部品20F、20Cおよび20Rに対して特定の位置に配置され、以下に説明するように、人間工学に基づいたグリップ配置を可能にする。
【0025】
ライト10が充電式電力源、例えば充電式電池の使用が意図される場合、充電インターフェース70は、ライト10の外部に提供される。例示的なライト10では、充電インターフェース70は、充電器に配置されたときにその充電器に対して所定の向きを有するライト10を補助するための一般に三角形のガイドを含む。ガイド70は、通常、ライト10がその中に配置されたときに適切な充電器の対応する接点に接続するための電気接点としても機能する2つのネジ72によってライト10の本体20に取り付けられる。ガイド70は、好ましくは、ライト10の前端部12に向かって、例えば、アクチュエータ50、60の周囲の反対側に配置され、好ましくは、ライト10を保持する典型的なユーザの指が触れないように十分前方に配置される。
【0026】
充電インターフェースと互換性のある充電器の例は、2007年5月22日にレイモンドシャラーらに対して発行され、ストリームライト社に譲渡された「Rechargeable Flashlight and Battery Assembly for Single-Handed Intermittent and Continuous Operation」というタイトルの米国特許第7,220,013号に記載されている。1995年7月11日にレイモンドシャラーらに発行され、ストリームライト社に譲渡されている「Flashlight and Recharging System Therefor」と題された米国特許第5,432,698号においても記載されている。それぞれが本願明細書で言及することにより本明細書に組み込まれる。
【0027】
例示的なライト本体20は、そのヘッドエンド12に向かった前方部分20F、その後端部14に向かった後方部分20R、およびそれらの間の中央部分20Cを有する。前方部分20F、中央部分20Cおよび後方部分20Rの様々な態様は、様々なサイズの人間の手に対応しながら、いくつかの異なる方法でユーザによって把持されるのに適した把持領域および構成を提供するために配置される。図示された後方部分20Rは、ユーザのグリップを改善する傾向がある複数の部分的な円周方向のリブまたは隆起を有するものとして示されているが、そのような隆起は単なる例であり、省略されるか、または他のグリップ改善機能、例えば、ローレット加工、粗面化、摩擦、例えば、ゴム状、コーティングなどによって置き換え可能である。
【0028】
部分20F、20C、20Rは、図示の例のライト10の長さのかなりの部分にわたって延びるが、例えば、ライト10が図示の例よりも長い場合、そうする必要はないし、また、たとえば、ライト10が短い場合は、全長にわたって延長できる。例えば、ライト10がより長い電池を使用する場合、電池を囲むハウジング22の後方部分の長さは、後方部分20Rと同様に長くなり、その結果、前方アクチュエータ50、60及び後方アクチュエータ40の両方を使用するための適切なグリップが提供される。さらに、ハウジング22の長さに沿った部分20F、20C、20Rの位置は、ライト10のユーザーの手に良好なバランスまたは「感触」を維持するために望ましい場合は、前方または後方に移動することができる。
【0029】
図2Aおよび2Bは、例えば、ユーザの腕がユーザの脇に沿って下向きにぶら下がることができる、ライト10を把持する方法を示している。両方において使用者は、主に手のひらと指を後方部分20Rに巻き付け、親指と人差し指をライト10に沿ってその前端部12に向かって延ばして、ライト10をつかんでいる。中央部分20Cの非対称形状は、親指または人差し指のいずれかがその窪みに置かれ、親指および人差し指の他方がアクチュエータ50、60の一方に置かれるという自然な傾向と相まって、ライト10の方向の迅速な決定および、ユーザーの前に光を向けるため等の既知の所望の方向でのライト10の把持を可能にするユーザーの触覚を提供するのに役立つことに留意されたい。
【0030】
図2Aでは、ライト10において、アクチュエータ50、60が上向きに配置され、ユーザの親指がアクチュエータ50および/または60を作動させるために容易に使用できる位置にあり、ユーザの人差し指が中央部分20Cの窪みに載ることができるようになっている。図2Bにおいて、ライト10は、アクチュエータ50、60が下向きに配置されているので、ユーザの人差し指は、アクチュエータ50および/または60を作動させるために容易に使用できる位置にあり、ユーザの親指は、中央部分20Cの窪みに置くことができる。
【0031】
図2Cおよび2Dにおいて、ライト10はまた、ライト10の後方部分20Rの周りでユーザの手のひらおよび指で把持されるが、ライト10は、ユーザの親指がテールキャップ30上のアクチュエータ40に対してまたはその近くに載るように配置される。ユーザが肘を曲げ、前腕を上向きにすると、ライト10は、通常望まれるように、例えば、ユーザの前に光を向けるために配置される。横方向の浅い溝36がテールキャップ30に設けられ、アクチュエータ40はその溝36内に配置され、触覚によってユーザが親指をアクチュエータ40上またはその近くに配置できるように、溝36と整列または横方向に配置される。
【0032】
ライト本体20の後方部分20Rは、好ましくは、平坦化された形状、例えば、平坦化された円筒形、楕円形などを有し、ユーザが後方部分20Rに手を巻き付けることによって快適に把持できるようにし、その平らな側面の1つが、例えば、図示のように、ユーザの手のひらに隣接するようになりやすい。したがって、後方部分20Rは、比較的大きいまたは主要な横方向寸法DLおよび比較的小さいまたは小さい横方向DS寸法を有すると言える。比較的大きいまたは主要な横方向の寸法DLは、ライト本体20に対して主方向にあると呼ばれることがあり、比較的小さいまたは小さい横方向のDS寸法は、ライト本体20に対してマイナーな方向にあると呼ばれることがある。
【0033】
ハウジング22の平坦化された部分の一方または両方は、例えば、テクスチャまたは刻み付き表面25を有することによって、またはグリップ25内またはグリップ25上にパターンを有することによって、または、テクスチャおよび/または摩擦材料のコーティングまたはシート25、例えば、領域25に接着されたゴム引き材料の成形シート25を有することによって、改善されたグリップ25を提供するように構成され得る領域25をその上に有してもよい。対抗する広い表面のグリップ25の一方または他方または両方のパターン、コーティングおよび/またはシート材料は、好ましくは、滑らかな/または覆われていない場合の表面よりも高い摩擦係数を有し、それにより、ライト10に対するユーザのグリップを強化する傾向がある。
【0034】
代替として、または追加的に、あるいは任意選択で、ハウジング22の平坦化された部分25の領域25の一方または両方は、ユーザのための情報、例えば、領域25に印刷された、またはその上に隆起または凹んだ文字によって作成された、またはその上のコーティングまたは材料、またはそれに適用されるラベル25に関する情報で作成された情報を含んでもよい。
【0035】
ライト10の一例では、後方部分20Rは、例えば、図示のように、ライト10の長さの約半分にわたって延びるが、より短く、例えば、長さの3分の1以下、またはより長く、例えば、長さの半分より長くてもよい。一般に、後方部分20Rの長さは、典型的な人の手の幅に近似させてもよく、おそらく、ライト本体20のサイズが許す限り、より大きな人体の手の幅の方にサイズ決定される。
【0036】
前方部分20Fは、好ましくは、後方部分20Rの主寸法DLとほぼ同じ主方向の寸法を有するが、寸法DLよりも実質的に大きくても小さくてもよく、便利な断面形状を有する。快適な人間のグリップを妨げない任意の断面形状が一般に許容されるべきであり、図示された例示的な実施形態は、その前方部分20Fにおいて実質的に円筒形の形状を有する。
【0037】
一実施例のライト10では、前方部分20Fは、例えば、図示のように、ライト10の長さの約4分の1にわたって延びるが、より短く、例えば、長さの4分の1未満、またはより長く、例えば、長さの3分の1以上から2分の1でもよい。一般に、前方部分20Fの長さは、典型的な人間の指の端の長さに近似し得、そしておそらく、ライト本体20のサイズが許す限り、より大きなまたはより小さな人間の指の長さの方でサイズ決定され得る。
【0038】
中央部分20Cは、好ましくは、後方部分20Rの主寸法DLよりも小さい主方向の寸法を有し、寸法DLよりも小さくてもよく、便利な断面形状を有する。中央部分20Cは、好ましくは、充電器ガイド70に最も近い側面に窪みを有する。好ましい構成では、中央部分20Cの側面、後方部分20Rの側面、および前方部分20Fの側面に沿ってアクチュエータ50および/または60が配置され、実質的に互いに一列に並ぶ。小方向の中央部分20Cの寸法は、後方部分20Rのより小さな寸法DSとほぼ同じであり得るが、より大きくまたはより小さくあり得る。例えば、ユーザの人差し指および/または親指の快適な人間のグリップを妨げない任意の断面形状が、一般に、中央部分20Cに許容されるが、図示の例示的な実施形態は、実質的に円筒形またはその前方部分20Fにおいて平坦な円筒形を有し、その曲率は、使用者の曲がった指の曲率と相性がよい。
【0039】
一実施例のライト10では、中央部分20Cは、例えば、図示のように、ライト10の長さの約4分の1にわたって延びるが、より短く、例えば、長さの4分の1未満、またはより長く、例えば、長さの3分の1以上でもよい。一般に、中央部分20Cの長さは、典型的な人間の指1~2本の幅に近似し得、おそらく、ライト本体20のサイズが許す限り、比較的大きな人間の指の幅の方にサイズ決定可能である。
【0040】
後方部分20Rの1つの比較的狭い側からアクチュエータ50、50に向かってハウジング22に沿って延びる中央部分20Cの外面は、好ましくは、後方部分20Rの側面と実質的に同じ形状であり、一般にそれと位置合わせされる。中央部分20Cは、好ましくは、後方部分20Rよりも主寸法DLの方向に実質的に小さい横方向寸法を有する。したがって、アクチュエータ50、60の反対側で、ガイド70が配置されているハウジング22の側面に沿った中央部分20Cの表面は、好ましくは、例えば、ユーザの1本または2本の指を受け入れるためのサイズの窪み24を規定する。窪み24は、好ましくは、ライト10の縦方向に、約1~2インチ(約2.5~5cm)、例えば、図示の例では約1.5インチ(約3.75cm)であり、ユーザの指の1または2本を受け入れるための寸法を有し、および半径方向に最大約1インチ(約2.5cm)、例えば、図示の例では典型的には約0.3インチ(約0.75cm)の深さを有することが可能である。窪み24の端部は、窪み24に傾斜することができ、および/または、例えば、ライト10を保持するときにユーザに快適な形状を提供するために湾曲させることができる。
【0041】
ライト本体20およびその様々な部分の形状およびサイズの前述の有利な組み合わせに加えて、テールキャップ30は、好ましくは、ハウジング22の主要寸法と整列するその広い外面上に比較的浅い横溝36を有する。アクチュエータ40は、好ましくは、横溝36内に配置され、それによって、例えば、図2Cに示されるように、テールキャップ30に対して配置されたユーザの親指をアクチュエータ40に向かってガイドする。したがって、溝36は、典型的な親指とほぼ同じ幅、例えば、約0.8~1.25インチ(約2~3cm)、例えば、図示の例では、典型的には約0.6インチ(約1.5cm)であり得え、最大約0.2インチ(最大約0.5cm)の深さであり得、典型的には、図示の例では約0.05インチ(約0.13cm)であり、テールキャップ30によって提供されるライト本体20の背面を横切って左右に延びることができる。
【0042】
同様に、ハウジング22は、好ましくは、その外面に沿って比較的浅い縦方向の溝26を有し、その上にアクチュエータ50、60が配置され、例えば、ハウジング22の主寸法DLの一端にある比較的狭い側に沿って縦方向に整列される。アクチュエータ50、60は、好ましくは、横溝26内に配置され、それによって、例えば、図2Aに示されるように、ハウジング22に対して配置されたユーザの親指をアクチュエータ50、60に向かってガイドする。したがって、溝26は、典型的な親指とほぼ同じ幅、例えば、約0.4~1.25インチ(約2~3cm)、例えば、図示されている例では、典型的には約0.5~0.6インチ(約1.4~1.5)であり、最大約0.2インチ(最大約0.5cm)の深さであり、例えば、示されている例では、典型的には約0.05インチ(約0.13cm)であり、典型的な親指の端と同じ長さ、例えば、最大約1.6インチ(最大約4cm)が可能である。
【0043】
後方部分20R、中央部分20Cおよび前方部分20Fのそれぞれの形状および長さならびに相対位置の組み合わせは、ほとんどの使用者の手によって容易かつ快適に把持されるライト本体20の形状を提供する傾向を有し、また
ユーザーが既知の方向でライトを握りやすくする触感を提供する。さらに、把持部分20R、20C、20Fに対するライト本体20上のスイッチアクチュエータ40、50、および60の位置は、触覚およびユーザの指および/または親指の自然な動きに基づいて、ユーザがライト10を操作するのを容易にする。さらに、溝26、36の位置、向き、およびサイズはまた、ユーザが親指をアクチュエータ40、50、および/または60の近くに誘導するのを支援する。
【0044】
前述の寸法およびその範囲の例は、例えば、約7.7インチ(約13.6cm)の長さ、約1.6インチ(約4.1cm)の主寸法DL、約1.0インチ(約2.5cm)のマイナー寸法DSおよび約1.6インチ(約4.1cm)のヘッド直径を有する例示的なライトと一致すると考えられる例である。ライト10は、例えば、意図された用途および/または手のサイズの範囲に適するように、これらの例よりも大きいおよび/または小さい寸法を有し得る。
【0045】
図4Aおよび4Bは、一緒に、単一の分解図を一緒に構成する2つの図面シートをカバーする例示的な手持ち可能ライト10の分解図であり、図4Cは、その縦断面図である。例示的な電池アセンブリ100は、1つまたは複数の電力源、例えば、以下に説明するように1つまたは複数の電池セルを保持し、テールキャップ30を開いて開口部が開いた時に、そのハウジング22の後端の開口部を通してライト本体20に配置され、ライト本体20から取り外される。
【0046】
ライト10のハウジング22の後端部14は、中央開口部を有するテールキャップ本体32と、テールキャップ30と実質的に同じサイズおよび形状を有し、ハウジング22の後端を有するテールキャップシール34とを含むテールキャップまたはカバー30を有し、これによりシールを提供する。テールキャップシール34は、その中央領域に隆起部分またはドーム40を有し、テールキャップ本体32の中央開口部上または中央開口部を通って延びるか、またはそのような開口部を通してアクセス可能であり、ライト10の内部にある電気スイッチ130用の外部アクチュエータ40である外部特徴40を提供するものであるが、例えば、ライト10は、電池アセンブリ100に関連付けられており、テールキャップ30の一部ではない。
【0047】
テールキャップ30は、好ましくは、ハウジング22およびテールキャップ30のそれぞれの開口部を通して配置されるヒンジピン30Pによってハウジング22の後方部分に枢動可能に取り付けられるカバー30である。テールキャップ30は、ハウジング22およびラッチ38のそれぞれの開口部を通して配置されるヒンジピン30Pによってハウジング22の後方部分に枢動可能に取り付けられるラッチ38によるハウジング22の後端に対してその閉位置に保持される。ラッチ38は、1つまたは複数のばね38Sによってハウジング22に向かって付勢して、ラッチ機能に係合し、ラッチ機能は、例えば、カバー30の突起または窪みまたは他の機能に係合し、またはループ38またはクラスプ38、またはカバー30のラッチ機能に係合するように構成された他の形状であり得る。
【0048】
例示的なライト10の前端部は、モジュールアセンブリ200を保持するが、これは、前端部12の開口部を通してハウジング22内に配置され、ハウジング22の前方部分20Fと中央部分20Cの内部形状に実質的に従うように後端の直径が減少した形状を有する。リフレクタ80は、ハウジング22内のモジュールアセンブリ200に隣接するようにハウジング22にねじ込まれ、光源90用の反射器を提供する。センタリングディスク92は、光源90をセンタリングするために光源90に隣接して配置される。レンズ84は、U字形の断面を有する円形シール84Sによって囲まれ、反射器80内に配置され、Oリング82S及び反射器80にまたはその上にねじ込まれるねじ付きレンズ保持リング82によってその中に保持される。Oリング82Sは、シールおよび/または衝撃吸収体として機能するように構成することができる。
【0049】
モジュールアセンブリ200は、その前端部で光源90を支持するモジュールハウジング210を含み、その後端部で1つまたは複数の電池接点を有する。その側面に沿った電気スイッチ52、62は、例えば、その浅い窪み26において、ハウジング22の開口部51、61と整列するように配置される。ベゼル260は、モジュールアセンブリ200に適合してその電気スイッチ52、62を覆い、ハウジング22の内側とベゼル250との間に配置された可撓性ブーツ250は、開口部51を通してアクセス可能なハウジングシールおよびアクチュエータ50を提供する。プランジャ50Pは、ブート250のアクチュエータ50とスイッチ52の間に配置される。
【0050】
モジュールアセンブリ200は、ガイド70の開口部を通るファスナ72によってハウジング22の内部に保持され、ファスナ72は、モジュール200の穴と整列し、そこで、ファスナ72の外端によって提供される外部充電接点72とモジュールアセンブリ200内の回路基板上の電気回路との間の電気接続を行うためにそれぞれの導体と係合する。絶縁体73は、ファスナ72が、導電性材料でできている可能性のあるハウジング22に接触し、場合によっては望ましくない電気的接続を行うのを防ぐ。絶縁体73はまた、シールを提供することが可能である。
【0051】
ベゼル260は、プランジャ50Pを、スイッチ52およびそのアクチュエータ60に向かって、およびそれらの反対方向に、ほぼ半径方向に移動するようにガイドする傾向がある開口部を含み、そこに保持され、ライト10の縦方向に対して横方向に2つ以上の所定の位置の間を移動するスライド63を含み、スライド63は、図4Cに図示される、アクチュエータ60の下のボールおよびばねによって提供される戻り止めによって保持される傾向がある。
【0052】
スライド63は、好ましくは、モジュールアセンブリ200、例えば、その回路基板64に近接する磁石も含む。
【0053】
磁石の磁場は、モジュールアセンブリ200に配置された1つまたは複数の磁気検出器62によって検出され、例えば、ライト10をベゼル260内のスライド63の位置に関連する特定の動作モードで動作させる、ベゼル260内のスライド63の位置を検出する。一実施形態では、動作モードは、ライト10によって生成される光の明るさまたは強度を含む。
【0054】
オプションのクリップ18は、ユーザが衣類または機器の物品、または別の物体にライト10を取り付けるのを容易にするために提供されてもよい。クリップ18は、1つまたは複数のファスナー18F、例えば、ねじ18Fによって、ハウジング22上の便利な位置でハウジング22に取り付けられる。クリップ18は、通常、弾力性のある材料、例えば、鋼、ばね鋼、ベリリウム銅等で作られ、ファスナー18Fから遠位にあるその端部が、ハウジング22を支持するか、またはハウジング22をほぼ支持するように形成される。クリップ18は、1つまたは複数の開口部を有し、例えば、ストラップ、リングまたは他の付属品を取り付けるため、および/またはそれによって、ライト10が、クリップ18の開口部と係合する相補的な取り付け装置に取り付けられてもよい。
【0055】
図5Aおよび5Bは、例示的な手持ち可能ライト10の電池アセンブリ100の例示的な実施形態の斜視図である。図5Cは、その分解図である。図5Dは、スイッチ130を含むその端部120の拡大図であり、図5Eは、その電気的概略図である。電池アセンブリ100は、例えば、その対向する端部112、114、110の間に提供される空間内に、1つまたは複数の電池セルを受け入れるように構成されたハウジング110を含む。例示的な電池ハウジング110は、それが配置されているライト本体の断面と通常同様の断面を有する。したがって、例示的なハウジング110は、ハウジング22がそうであるように、平らな円筒形、楕円形、または楕円形を規定する断面を有する。
【0056】
好ましい電池セルの一例には、例えば、典型的なタイプAAまたはAAA電池セルと形状が類似した、それぞれがその各端部にそれぞれの電池端子を有する円筒形セルが含まれる。図示の電池アセンブリ100の例では、1つの電池セルが、ハウジング110の中央ウェブ111の片側に沿って隣接する電池の窪みに配置され、電池セルの一端の一方の端子がばね接点112Cに電気的に接続し、電池セルのもう一方の端の端子がばね接点114Cに電気的に接続し、他方の電池セルは、同様に、ハウジング110の中央ウェブ111の反対側に沿って隣接する電池の窪みに配置される。
【0057】
電池アセンブリ110は、図示のように提供可能であるが、ここで、ユーザは、電池セルをそこへ取り付けおよび/またはそこから取り外すことができ、または電池セルをその中に覆い、保持するシースまたはカバー102(破線)によって囲まれてもよい。電池セルが、例えば安全性および/または信頼性のために、充電中に電圧および電流の特定の制御を必要とする再充電可能なリチウム電池である場合、ユーザが製造業者が承認した電池セル以外の電池セルで置き換えることができないように、シースまたはカバーを提供して、少なくとも簡単に分かる方法で電池アセンブリ100を分解しなくても置き換えできるようにはしないことが好ましい。
【0058】
電池アセンブリ100のハウジング110の一端部112は、回路基板アセンブリ140およびアクチュエータ130、例えば、押しボタンアクチュエータ130であり、これは、端部112に120Sで固定されたカバー120によってその上に保持される。端カバー120は、その中に開口部を有し、そこで、プランジャ344を回路基板142のスナップドームスイッチ144に押し付けるばね132を圧縮するためにアクチュエータボタン130は、縦方向に移動可能であり、それにより、電池接触ばね112C(電池セルB1、B2の端子に接続する)の間の電気的接続を確立および遮断する電気スイッチ130を提供する。第1の導電体146は、回路基板アセンブリ150に電力を供給するために、回路基板142と前方回路基板アセンブリ150との間の電池端子用の接触ばね112Cを接続する。第2の導電体146は、回路基板アセンブリ150に電気信号を提供するために回路基板142上のスイッチ139、144と前方回路基板アセンブリ150の間の電気接続を提供する。
【0059】
電池アセンブリ100ハウジング110の前端114は、その上に前方回路基板アセンブリ150を受け入れる。回路基板アセンブリ150は、その側面に電気接点114Cを含む回路基板152を含み、電気接点114Cは、それに接続するための電池セルB1、B2の端部の接点に隣接し、その露出面上に接点154、154Cの対称パターンを含む。回路基板152の露出側は、接点154、154Cのパターンに対応する開口部のパターンを有する絶縁カバーまたはシート156によって覆われてもよく、それにより、カバー156またはシート156が所定の位置にあるときに接点154、154Cが露出される。シートまたはカバー156は、それに隣接する回路基板アセンブリ150を保持するために電池ハウジング110の端部114に、好ましくは所定の位置に取り付けされてもよく、それにより、接点154、154Cが、電池アセンブリ100に対して既知の所定位置に位置する。直径方向に対向する外部接点154の1つの対は、直列接続された電池セルの正端子に接続し、直径方向に対向する外部接点154の他方の対は、直列接続された電池セルの負端子に接続し、中央接点154Cは、スイッチ144の作動信号送信のために使用される。
【0060】
特に、電気接点154は、電池アセンブリ100に対して対称である所定のパターンであり、それにより、電池アセンブリ100は、いずれかの方向でライトハウジング22内に配置され、接点154は、電池アセンブリ100が配置されるハウジング22内の空洞の遠位端にある電池接点に対して同じ電気的構成を提示することが好ましい。したがって、電池アセンブリ100は、これが、ライト10に電力を供給するために適切に配置される1方向以外に、ハウジング22内に配置されることを妨げる物理的特徴を必要としない。ユーザーが、困難な状況下、例えば、迅速におよび/または視界が低下した状態で、電池アセンブリ100を交換しなければならない時に有利である。
【0061】
接点の好ましい対称パターン154は、円の周りに90°離れて均等かつ対称的に配置された4つの電気接点154と、その円の中心にある第5の電気接点154とを有する。別の言い方をすれば、好ましい対称パターンは、正方形の四隅に対称的に配置された4つの電気接点154と、その正方形の中心に第5の電気接点154とを有する。
【0062】
電気接点154の対称パターンは、例えば、2つの斜めに対向する接点154の第1の対を介した電池の正端子への接続、および斜めに対向する接点154の他の対を介した電池の負端子への接続、およびボタン130の作動および解除から生じるスナップドーム144の作動から生じる電気接続の作成および/または切断を信号で伝えるための信号導体146への接続を含む。例えば、スナップドーム要素144を含むスイッチ130は、1つまたは複数の接続/遮断電気接点を有することができ、導体146を介した信号伝達は、ライト10の動作および/または動作モードを制御するために、2つ以上の異なる電圧レベルを提示すること、または2つ以上の異なる抵抗値または別の信号方式を提示することを含むことが可能である。スナップドーム144は、スナップドーム144自体のドーム自体が歪んで、例えば、瞬間的なオンと連続的なオンなどの2つの異なる動作結果を提供するために回路基板140と電気的に接触する前に、回路基板140と電気的に接触する3つの長い脚と1つの短い脚を有する。
【0063】
モジュールアセンブリ200の後方に面する電気接点254、254Cの相補的なセットは、電池アセンブリ100とモジュールアセンブリ200との間で同じ接続が行われるように、電池アセンブリ100のそれぞれの電気接点154に電気的に接触するようなパターンで配置され、これは、電池アセンブリ100がライトハウジング22内に配置される方向に関係なく、それにより、ライト10は、ライト10における電池アセンブリ100の向きに関係なく、電池アセンブリ100から電力を受け取り、ライト10を操作することができる。
【0064】
接点254、254Cのパターンは、例えば、電池アセンブリ100の中央接点154Cおよび外側接点154の2つの隣接するもののパターンと一致する3つのばね接点254、254Cの三角形パターンでもよいし電池アセンブリ100の接点154、154Cのパターンと同様に一致する5つばね接点245、254Cのパターンでもよい。
【0065】
電池アセンブリ100の例示的な電気回路は、必要に応じて直列または並列に接続可能な2つの電池B1、B2を含む。図示の並列接続の例では、電池B1、B2の負端子は、回路基板140の接点112Cに接続し、導体146を介して回路基板150と、電池をライト10の回路に負に接続するためのその正反対の接点154の対に接続する。同様に、電池B1、B2の正端子は、電池をライト10の回路に正に接続するために、接点114Cを介して回路基板150に直接接続し、その別の正反対の接点154の対に接続する。
【0066】
回路基板140はまた、スイッチ130の部分的および完全な作動に応答する電気信号を提供する。そのために、回路基板140は、スナップドーム144が作動しない(変形しない)場合、部分的に作動する(変形する)場合、その短い方の脚が回路基板140と接触し、完全に作動する(変形する)場合、そのドームが回路基板140と接触する場合に、異なる抵抗を提供するように、その上に取り付けられた1つまたは複数の抵抗器Rを備えた回路内のスイッチスナップドーム要素144を有する。図示されるように、異なる抵抗は、例えば、中央接点154Cと電池負接点154との間で測定される、開回路、抵抗R、および短絡のそれぞれである。信号入力は、回路基板140から回路基板150の中央接点154Cへの別の導体146を介してライト10の回路に提供される。
【0067】
電池アセンブリ100の一例の実施形態では、電池アセンブリ100は、ペンシルベニア州イーグルビルにあるShermatrip、Incから入手可能な2つの3.7ボルト、2600ミリアンペア時、タイプ18650の充電式リチウムイオン電池セルを含む。
【0068】
リチウム電池の適切な充電方法の一例は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれ、出願人がStreamlight、Incに譲渡した「Battery Charger Operating Method and Method Usable with Plural Different Power Supplies」と題された米国特許第10,326,292号に記載されている。また、他の充電方法も使用できる。
【0069】
図6Aは、例示的な手持ち可能ライト10で使用可能な例示的なモジュールアセンブリ200の斜視図であり、図6Bは、その側面断面図であり、図6Cはその分解図であり、図6Dは、その修正された例の分解図であり、図6Eは、その修正された例の例示的な回路基板220の平面図である。モジュールアセンブリ200は、例えば、ハウジング210を形成し、モジュールアセンブリ210の様々な要素をその中に囲むために一緒に嵌合される上部ハウジング部分210Aおよび下部ハウジング部分210Bを含むハウジング210を有する。ハウジング210の形状は、前端部がより大きな直径の円筒形部分であり、後端部が円錐形の遷移部分を有するより小さな円筒形部分であり、例えば、その前端部から配置されるライト本体20の中央および前方部分20C、20Fの形状に類似している。
【0070】
ハウジング210のより大きな直径の前方部分は、それが配置されているライト10のハウジング22の前方端部内部と同様に、実質的に円筒形である。ハウジング210のより小さな直径の後方部分は、実質的に円筒形であり、実質的にハウジング22の内部内で、一般に、それが少なくとも部分的に配置される中央部分20Cの領域に配置される。ハウジング210部品210A、210Bは、ハウジング部品210Aおよび210Bが互いに所望の相対的位置合わせにあるときに一緒に押されると係合するそれらの相補的なそれぞれの特徴を含む、任意の適切なファスナーによって一緒に固定される。一例は、図示のように、互いにスナップするように、上部ハウジング部分210Aのそれぞれの隆起と係合する、ハウジング部分210Bの複数の可撓性のとげのある部材を含むが、任意の適切な固定を使用することができる。
【0071】
モジュールアセンブリ200の前端212には、LED回路基板94に取り付けられたLED光源90があり、これは、通常、LED90から熱を除去するための熱伝導性材料を含む。その後方端部214には、電池アセンブリ100の電気接点154の1つに電気的接続を行うために後方に延びる複数の電気接点254がある。ライト10の図示の例では、ライト10の縦方向軸に沿ってほぼ中心に光を前方に投射するように構成された反射器80および光源90を有するが、ライト10は、他の方向に光を投射するように構成され、および/または複数の光源を含んでもよい。
【0072】
モジュールアセンブリ200の後方に延びる接点254は、好ましくは、電池アセンブリ100の接点154のうちの少なくとも2つと電気的に接触するように構成及び配置されるが、例えば、電池の正および負の接続のために、接点154のパターンの2つの隣接するコーナーにおいて接点154Cと、例えば、スイッチ130、144に応答する電気信号用のためには、接点154のそのパターンの中心にあるスイッチ130、144においてである。モジュールアセンブリ200は、電池アセンブリ100から引き出されると予想される電流レベルを運ぶために望ましい場合に、例えば、図6Cまたは図6Cのように3つのばね接点254、254Cを含むことができ、また図6Dのように5つのばね接点254、254Cを含むことができる。通常、各接点254は、ばね接点254を含み、好ましくは、らせん状に巻かれた円錐ばね接点254を含む。一実施例のライト10で、電池アセンブリ100の中央接点154Cおよびモジュールアセンブリ200の接触ばね254Cは、モジュール200およびライト本体20の縦軸上および縦軸にほぼ沿っている。
【0073】
上部ハウジング部分210Aは、スイッチ50、52の要素を受け入れるための開口部215を有し、これは、ライト10の可撓性アクチュエータ50の半径方向への押し付けおよび解除を伝達する。可撓性アクチュエータ50の半径方向内向きの動きは、カラー52を内向きに動かしてばね226を圧縮し、プランジャ224を内向きに動かして、モジュールアセンブリ200の回路基板220に隣接するスナップドームスイッチ222を作動させ、それによって提供される電気スイッチ50~222を作動させる。
【0074】
好ましくは、スナップドーム222は、スナップドーム222のドーム自体が歪んで回路基板220のパターン222Pの別の接点と電気的に接触する前に、回路基板220の接触パターン222Pと電気的に接触する3つの長い脚と1つの短い脚を有し、たとえば、瞬間的なオンと継続的なオンなど、2つの異なる動作結果を提供する。アクチュエータ50上の圧力を解放することにより、ばね226が拡張し、スナップドームスイッチ222の弾力性のある作用により、それを変形していない形状に復元し、それによって電気スイッチ50~222を非作動にし、要素224、226、52を半径方向外側に動かすことができる。
【0075】
上部ハウジング部分220Aはまた、その中にセレクタ回路基板64を受け入れるための凹んだシート216を有する。1つまたは複数の接続ピン64Pを介して回路基板220に接続する回路基板64は、1つまたは複数の磁気感受性要素62、例えば、1つまたは複数の磁気検出器62を有し、これらは、それに近接する磁場、例えば、セレクターアクチュエータ60の下側に配置されたアクチュエータ60の永久磁石60Mの磁場、に応答するものである。ライト本体20に対して横方向にスライド可能であるアクチュエータ60が、その永久磁石が磁気検出器62に近接する位置にスライドされるとき、その磁気検出器62は、磁場に応答し、ライト10の動作モード等のライト10の動作状態の信号を回路基板220上のコントローラに対して送るために使用される信号(アクチュエータ60の横方向位置によって表される)を生成する。
【0076】
図示の例では、モードセレクタ60は2つの磁気検出器62を含み、少なくとも2つの異なる動作モードを選択することができる。すなわち、1つはモードセレクタ60が第1の検出器62に近接するように動かされる場合、もう1つはモードセレクタ60が第2の検出器62に近接するように動かされる場合である。第3の動作モードは、2つの磁気検出器62のいずれもセレクタ60の磁石に応答しない2つの磁気検出器62の中間の位置にモードセレクタ60が移動するときに提供されるのが好ましい。例示的なライトでは、モードセレクタ60は、好ましくは、例えば、高強度光ビーム、中強度光ビーム、および低強度光ビームを含む3つの動作モードを選択するが、これらは、高、中、および低輝度とも呼ばれる。好ましくは、戻り止めは、例えば、モードセレクター60が戻り止めによって保持されることが望まれる好ましい位置にそれぞれの窪みを有する表面に向かってバイアスされる小さな球形のボールによって提供される。
【0077】
適切な磁気検出器62には、例えば、ホール効果磁場検出器62および/または磁気リードスイッチ62が含まれる。ホール効果デバイスは、磁場強度に応答する電子デバイスであり、例えば、特定の磁場強度に応答または検出する増幅器および検出器を含む。リードスイッチは、スイッチのアームが柔軟または曲げ可能であり、磁性材料を含み、したがって、例えば、NCリードスイッチを開いたり、NOリードスイッチを閉じたりするために磁場によって移動可能である電気機械式スイッチである。
【0078】
回路基板220は、光源90を瞬間的および/または連続的にオンおよびオフにすること、光源90を調光および調光解除すること、光源90を点滅、点滅および/またはストロボモードで作動させること、電池アセンブリ100の充電および放電することなどを含む、ライト10の動作および動作モードを制御する電子回路および構成要素を含む。回路基板220は、例えば、LED回路基板94および電子回路および構成要素を介してLED90に接続する、例えば、電気導体294、例えば、ワイヤ294、及び、充電接点72および導体272を介して受け取った充電電流を、接点254、154を介して電池アセンブリ100に印加および制御するための構成要素を含む。
【0079】
手持ち可能ライト10の1つの例示的な実施形態では、充電ガイド70およびその接点72は、以前のライトのものと実質的に同じであり、それにより、手持ち可能ライト10は、旧来型のライトと同じ充電装置に物理的に配置され、そこから電池充電電流を受け取ることができる。従来のライトは、例えば、ペンシルベニア州イーグルビルのStreamlight、Incから入手可能なSTINGER7ライトおよびSTRION7ライト等の旧来型の充電装置が含まれる。
【0080】
場合によっては、そのような旧来型のライトは、手持ち可能ライト10とは異なるタイプの電池、たとえばニッケルカドミウム(NiCd)またはニッケル水素(NiMH)電池タイプを使用していたため、電池アセンブリ100の電池のリチウムの充電パラメーターは、旧来型の電池タイプ、例えば、NiCdおよび/またはNiMH電池の充電パラメータとは実質的に異なり、場合によっては互換性がない可能性がある。
【0081】
そのような場合、回路基板220は、そのような旧来型の充電装置から充電電流を受け取ることができるように、電池アセンブリ100の充電を制御するための電子回路を含むことができる。適切な電子回路の例は、Streamlight, Inc.に譲渡された、「Adapter Circuitry for Enabling Charging And/or Recharging a Device or Battery of a Different Type」と題された米国特許第8,365,910号に記載されており、これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0082】
一例の実施形態では、回路基板220は、その上に1つまたは複数の光生成インジケータライトID1、ID2を有し、例えば、アセンブリ100の電池の充電および/または充電状態等の電池状態を1つ以上表示するための、さまざまな色の光を生成するLEDである。そのような場合、アクチュエータブーツ250は、好ましくは、透明または半透明であり、その結果、そのようなLEDインジケータID1、ID2は、照らされたときにブーツ250を通してユーザに見える。
【0083】
例えば、その上の緑色LEDインジケータID1、ID2は、バッテリがその時点でかなりのレベルで充電されている場合は、ライト10がオンにされた後、所定の期間、例えば約5秒間点灯されてもよい。
【0084】
代替的または追加的に、その上の赤色LEDインジケータID1、ID2が、バッテリ充電が比較的低いレベルに達すると、例えば、比較的短い時間、たとえば約15分以内にライトが消える場所、連続的に点灯されてもよく、バッテリ充電がさらに低いレベルに低下するときに断続的に点灯され、例えば、点滅してもよい。
【0085】
また、代替的または追加的に、回路基板220上の赤色LEDインジケータID1、ID2は、バッテリが充電されているときに連続的に点灯さ、同上の緑色インジケータは、バッテリが実質的に完全に充電されたときに連続的に点灯されてもよい。
【0086】
下部モジュールハウジング210Bは、好ましくは、モジュールアセンブリ200がハウジング22内に配置されるときに、ファスナ72が配置されるハウジング22の穴と整列する一対の穴272を有する。各導体272Cは、穴272内に延在し、回路基板220と接続する。穴272は、ライト10の充電接点72を提供するファスナ72と整列し、それを受け入れ、それによって、受け取った充電電流は、回路基板200に流れ、そこから電池充電のために電池アセンブリ100に流れることができる。
【0087】
好ましくは、端部接触ばね254、254は、回路基板220に接続されて支持され、モジュールアセンブリ200およびそのハウジング210の後端210を通って後方に延在し、それにより、その円錐ばね部分は、ハウジング210の後端214から後方に延在する。好ましくは、ハウジング部品210Aおよび210Bは、接触ばね254、254Cの端部に、これらのばねを所望の位置に位置合わせして支持し、電池アセンブリ100の接点154のそれぞれに接触させるための座面を提供する、縦方向の窪みおよび/または突起をそれぞれ有する。
【0088】
図7Aおよび図7Bは、それぞれ、例示的な手持ち可能ライト10の斜視図および側面図であり、図7Cは、その一部の分解図であり、電池アセンブリ100をその中に保持するために、ライト本体20の後端部14の開口部を覆うための、例示的なカバー30およびその代替クラスプ38'またはラッチ38'を示す。ラッチまたはクラスプ38'は、ライト本体20の電力源を交換および保持するために、テールキャップまたはカバー30を開く位置と閉じた位置に保持することを可能にする。
【0089】
電池カバー30は、ハウジング22にヒンジする30H、30P、カバー本体32'を含み、これは、カバー30がハウジング22に隣接するように閉じられたときにクラスプ/ラッチ38'と係合するために前方に延びる実質的に垂直に延びる突起32'Pを有する。カバー本体32'は、主にラッチ突起32'Pを有することにより、前述のカバー本体32とは異なる。ラッチ/クラスプ38'は、例えば、弾力性のある可撓性U字形クラスプであり、1つまたは複数のファスナ18Fによってハウジング22に取り付けられ、その開放端は、カバー30、32'が旋回して閉じられたときに突起32'Pを受け入れるために後方14に面する。ラッチ38'がリリースされて、U字形クラスプ38'の脚を広げてカバー30を開き、それにより突起32'Pがその中に保持されるのを解除し、それによってカバー30を回転させてライト本体20から離すことができる。
【0090】
典型的な実施形態では、ハウジング22、テールキャップ32、ラッチ38、38'、クリップ18、リフレクター80、フェースリング82および同様の部品は、金属、例えば、アルミニウム、真鍮、マグネシウム、鋼、ばね鋼、ベリリウム銅等でもよく、またはプラスチック、例えば、ナイロン、強化ナイロン、加工ナイロン、ナイロン6、ABS、ポリカーボネート、ポリエチレン、PC/PETプラスチックブレンド、ABSプラスチック、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル-ポリカーボネートブレンド、および ABSポリカーボネートブレンド(LEXAN7ポリカーボネート、XENOYポリエステル-ポリカーボネートブレンド、CYCALOY ABSポリカーボネートブレンドなど)、または、CAPRON7およびNYPEL7の商標で販売されている熱可塑性ナイロンまたはその他のエラストマープラスチック、NYLABOND7の商標で販売されている熱可塑性エラストマーコンパウンドまたは熱可塑性加硫物、またはその他の適切なプラスチック材料であり、ガラス繊維、炭素繊維など、および熱可塑性フィラー材料などを有するもの、また有さないものも可能である。
【0091】
電池ハウジング110、モジュールハウジング210および同様の部品は、プラスチック、例えば、ナイロン、強化ナイロン、人工ナイロン、ナイロン6、ABS、ポリカーボネート、ポリエチレン、PC/PTETプラスチックブレンド、ABSプラスチック、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル-ポリカーボネートブレンドおよびABSポリカーボネートブレンド(LEXAN7ポリカーボネート、XENOYポリエステル-ポリカーボネートブレンド、CYCALOY ABSポリカーボネートブレンドなど)でもよく、または、CAPRON7およびNYPEL7の商標で販売されている熱可塑性ナイロンまたはその他のエラストマープラスチック、NYLABOND7の商標で販売されている熱可塑性エラストマーコンパウンドまたは熱可塑性加硫物、またはその他の適切なプラスチック材料で作られてもよく、ガラス繊維、炭素繊維など、および熱可塑性フィラー材料などを含む場合と含まない場合も可能である。テールキャップシール34、スイッチアクチュエータブーツ250、レンズシール84S、グリップ25、および同様の部品は、ゴムまたはエラストマー材料、例えば、ゴム、ネオプレンゴム、ラテックスゴム、シリコーンゴム、SANTOPRENE7エラストマー、ポリウレタン、および同様の弾力性および/または柔軟な材料で作られてもよい。
【0092】
手持ち可能ライト10であって、前端部と後端部を有し、且つ電力源を受け入れるための空洞を有するライト本体20であり、前記前端部が近接する前方部分と、前記後端部に近接する後方部分と、前記前方部分及び前記後方部分の間およびこれらに隣接する中央部分とを有する、ライト本体20と、前記ライト本体の前記前端部に近接する光源90と、 電力源から前記光源に選択的にエネルギーを与えるための前記ライト本体上のスイッチアクチュエータ50と、を有し、前記ライト本体の前記後方部分は、より大きな横方向の寸法およびより小さな横方向の寸法を有する非円形断面を有し、前記スイッチアクチュエータは、実質的に前記ライト本体の前記前方部分に、また実質的に前記より大きな横方向の寸法の一端を含む縦方向の線に沿って配置され、前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法よりも小さい横方向の寸法を有し、それによって、前記スイッチアクチュエータの反対側にある前記ライト本体の側面の前記中央部分上に窪みを規定し、これにより、前記ライトは、手のひらが前記後方部分に近接し、指または親指が前記中央部分の窪みに近接し、指または親指の他方が前記スイッチアクチュエータに近接する手によって保持可能である。前記ライト本体20は、前記スイッチアクチュエータが配置される縦方向の窪みを有してもよい。前記ライト本体20は、前記ライト本体の前記後端部に第2のアクチュエータを含むか、前記ライト本体の前記後端部に横方向の窪みを有するか、前記ライト本体の前記後端部に、前記より大きな横方向の寸法の方向に横方向の窪みを有するか、前記ライト本体の前記後端部の横方向の窪みに配置された第2のアクチュエータを含むか、または前記ライト本体の前記後端部の横方向の窪み上に、前記より大きな横方向の寸法の方向に配置された第2のアクチュエータを含んでもよい。
【0093】
前記ライト本体20の前記後方部分は、平らな円筒形または楕円形を規定する断面を有するか、前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法と同じ方向であり、前記後方部分のより大きな横方向の寸法よりも小さい、より大きな横方向の寸法を有する、平坦化された円筒形、または楕円形を規定する断面を有するか、または前記ライト本体の前記後方部分は、平らな円筒形、または楕円形を規定する断面を有し、前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法と同じ方向であり、前記後方部分のより大きな横方向の寸法よりも小さい、より大きな横方向寸法を有する、平坦化された円筒形または楕円形を規定する断面を有してもよい。さらに、手持ち可能ライトは、前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記ライト本体上に配置されたモード選択アクチュエータを有するか、前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記ライト本体の前記前方部分上に配置されたモード選択アクチュエータを有するか、または前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記スイッチアクチュエータの前方に並んで前記ライト本体の前記前方部分上に配置されたモード選択アクチュエータを有してもよい。
【0094】
前記モード選択アクチュエータ60は、前記ライト本体のモード選択電気スイッチを作動させるために、前記ライト本体の外面に沿った方向に移動可能であり、前記モード選択電気スイッチは、前記光源の動作モードを選択するための前記モード選択アクチュエータの位置に応答するか、前記モード選択電気スイッチは、前記光源の動作モードを選択するために、前記モード選択アクチュエータの磁石の位置に応答するか、または前記モード選択電気スイッチは、前記光源の動作モードを選択するために、前記モード選択アクチュエータの磁石の磁場に応答するホール効果デバイスまたは磁気リードスイッチであってもよい。前記ライト本体20は、その中に電力源を受け入れるための前記ライト本体の空洞への開口部を覆うためのカバーを有し、前記電力源は、これが前記ライト本体の空洞内にあるときに前記カバーに近接する当該端部にある電気スイッチを含み、前記カバーは、それを介して前記電気スイッチが前記ライト本体の外部から作動可能である開口部を有するか、前記エンドカバーは、それを介して前記電気スイッチが前記ライト本体の外部から作動可能である開口部を覆う可撓性シールを有するか、または、前記エンドカバーは、それを介して前記電気スイッチが前記ライト本体の外部から作動可能であり、前記本体のハウジングの空洞への開口部で前記カバーと前記本体のハウジングとの間にシールを提供する、開口部を覆う可撓性シールを有してもよい。非円形の断面を有するライト本体20の前記後方部分は、対向する広い表面を規定し、前記ライトはさらに、前記対向する広い表面の一方または両方の上にパターンを有するか、前記対向する広い表面の一方または両方の上にコーティングを有するか、前記対向する広い表面の一方または両方の上にシート材料を有するか、または前記対向する広い表面の1つ上にパターン、コーティングまたはシート材料のうちの1つ、および前記対向する広い表面の別の表面の上にパターン、コーティングまたはシート材料のうちの別の一つを有し、これにより、前記パターン、コーティング、またはシート材料は、前記対向する広い表面が滑らかな場合および/または覆われていない場合よりも高い摩擦係数を持つものである。前記ライト本体20は、その内部に電力源を受け入れるための前記ライト本体の空洞への開口部を覆うためのカバーを有し、前記ライト本体および前記カバーは、前記カバーを前記ライト本体の開口部に隣接する閉位置に保持するためのラッチを提供するための相補的特徴をそれぞれ有してもよい。前記カバー30は、その一端が蝶番式であり、その他端にラッチ機能を有し、前記ラッチは、前記ライト本体上にループまたはクラスプを含み、前記カバーを前記ライト本体の開口部に隣接する閉位置に保持するために前記カバーのラッチ特徴を係合するものである。前記ライト本体20は、その内部に電力源を受け入れるための前記ライト本体の空洞への開口部を覆うためのカバーを有し、前記カバーは、前記電力源から前記光源に選択的にエネルギーを与えるための第2のスイッチアクチュエータを含んでもよい。前記電力源100は、前記光源に選択的にエネルギーを与えるための電気スイッチを含み、前記カバーは、前記電力源の前記電気スイッチを作動させるためのスイッチアクチュエータを含んでもよい。前記電力源100は、前記ライト本体の前記前端部に近接するその端部に外部アクセス可能な電気接点の対称パターンを有する電池アセンブリを含み、前記ライト本体は、前記電池アセンブリが前記ライト本体の空洞内にあるときに、前記電池アセンブリの電気接点の前記対称パターンの所定のものにそれぞれの電気接続を行うために配置された少なくとも2つの電気接点を含み、これにより、前記ライト本体の空洞内での前記電池アセンブリの向きに関係なく、前記電池アセンブリに適切な電気的接続が行われる。手持ち可能ライト10は、さらに、ライト本体上のクリップか、ライト本体の開口部に隣接する閉位置にライト本体の開口部のカバーを保持するためのライト本体のラッチか、または、ライト本体の開口部に隣接する閉位置にライト本体の開口部のカバーを保持するために、ライト本体のクリップおよびライト本体のラッチを有してもよい。ライト本体20のラッチは、クラスプを含み、単一の金属片が形成され、ライト本体に取り付けられて、クリップおよびクラスプを提供してもよい。
【0095】
手持ち可能ライト10であって、前端部と後端部を有し、且つ電力源を受け入れるための空洞を有するライト本体であり、前記前端部が近接する前方部分と、前記後端部に近接する後方部分と、前記前方部分及び前記後方部分の間およびこれらに隣接する中央部分とを有する、ライト本体と、前記ライト本体の前記前端部に近接する光源と、電力源から前記光源に選択的にエネルギーを与えるための前記ライト本体上の第1のスイッチアクチュエータと、前記ライト本体の前記後端部で前記空洞への開口部を覆うためのカバーであって、これにより、前記電力源を前記空洞に配置し、且つ、前記カバーが前記空洞への開口部から外されるときに前記空洞から取り外すことを可能にする、前記カバーと、を有し、前記カバーは、前記電力源から前記光源に選択的にエネルギーを与えるための第2のスイッチアクチュエータを含み、前記ライト本体の前記後方部分は、より大きな横方向の寸法およびより小さな横方向の寸法を有する非円形断面を有し、前記第1のスイッチアクチュエータは、実質的に前記ライト本体の前記前方部分に、また実質的に前記より大きな横方向の寸法の一端を含む縦方向の線に沿って配置され、前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法よりも小さい横方向の寸法を有し、それによって、前記第1のスイッチアクチュエータの反対側にある前記ライト本体の側面の前記中央部分上に窪みを規定し、これにより、前記ライトは、手のひらが前記後方部分に近接し、指または親指が前記中央部分の窪みに近接し、指または親指の他方が前記第1のスイッチアクチュエータに近接する手によって保持可能であってもよい。手持ち可能ライト10において、前記第1のスイッチアクチュエータは、前記ライト本体の縦方向の窪みに配置され、前記第2のスイッチアクチュエータは、前記カバーの窪みに配置されてもよい。手持ち可能ライト10において、前記ライト本体の前記後方部分は、平らな円筒形または楕円形を規定する断面を有するか、前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法と同じ方向であり、前記後方部分のより大きな横方向の寸法よりも小さい、より大きな横方向の寸法を有する、平坦化された円筒形、または楕円形を規定する断面を有するか、または、前記ライト本体の前記後方部分は、平らな円筒形、または楕円形を規定する断面を有し、前記ライト本体の前記中央部分は、前記後方部分の前記より大きな横方向の寸法と同じ方向であり、前記後方部分のより大きな横方向の寸法よりも小さい、より大きな横方向の寸法を有する、平坦化された円筒形または楕円形を規定する断面を有してもよい。手持ち可能ライト10において、さらに前記光源の動作モードを選択するために、前記第1のスイッチアクチュエータに隣接し、前記ライト本体上に配置されたモード選択アクチュエータを有するか、前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記ライト本体の前記前方部分上に配置されたモード選択アクチュエータを有するか、または前記光源の動作モードを選択するために、前記スイッチアクチュエータに隣接し、前記スイッチアクチュエータの前方に並んで前記ライト本体の前記前方部分上に配置されたモード選択アクチュエータを有してもよい。手持ち可能ライト10において、非円形の断面を有するライト本体の前記後方部分は、対向する広い表面を規定し、前記ライトはさらに、前記対向する広い表面の一方または両方の上にパターンを有するか、前記対向する広い表面の一方または両方の上にコーティングを有するか、または前記対向する広い表面の一方または両方の上にシート材料を有するか、これにより、前記パターン、コーティング、またはシート材料は、前記対向する広い表面が滑らかな場合および/または覆われていない場合よりも高い摩擦係数を持ってもよい。手持ち可能ライト10において、前記電力源は、前記光源に選択的にエネルギーを与えるための電気スイッチを含み、前記カバーのスイッチアクチュエータは、前記電力源の前記電気スイッチを作動させるために配置されてもよい。手持ち可能ライト10において、前記電力源は、前記ライト本体の前記前端部に近接するその端部に外部アクセス可能な電気接点の対称パターンを有する電池アセンブリを含み、前記ライト本体は、前記電池アセンブリが前記ライト本体の空洞内にあるときに、前記電池アセンブリの電気接点の前記対称パターンの所定のものにそれぞれの電気接続を行うために配置された少なくとも2つの電気接点を含み、これにより、前記ライト本体の空洞内での前記電池アセンブリの向きに関係なく、前記電池アセンブリに適切な電気的接続が行われてもよい。
【0096】
電池アセンブリ100であって、第1および第2の端部を有し、その中に電池を受け入れるためのレセプタクルを有する電池ハウジング110であって、前記レセプタクルは、前記電池が前記レセプタクルに収納されるときに前記電池のそれぞれの端子が接続する少なくとも2つの電気接点を有する、電池ハウジングと、前記電池ハウジングの前記第1の端部にある電気スイッチであって、前記電気スイッチは、第1の電気スイッチ接点と第2の電気スイッチ接点との間の電気接続を確立および遮断するための外部アクセス可能なアクチュエータを有する、電気スイッチと、前記電池ハウジングの前記第2の端部にある外部アクセス可能な電気接点のパターンであって、前記外部アクセス可能な電気接点の1つが、前記レセプタクルの前記2つの電気接点のうちの第1のものに接続されている、パターンと、前記レセプタクルの前記2つの電気接点のうちの第2のものに接続され、前記外部アクセス可能な電気接点のうちの第2のものに接続された、第1の導電体と、前記外部アクセス可能な電気接点の第3のものに接続された第2の導電体と、を有し、前記電気スイッチの前記第1の電気スイッチ接点は、前記レセプタクルの前記2つの電気接点のうちの第2のものに結合され、前記電気スイッチの前記第2の電気スイッチ接点は、前記第2の導電体に結合されてもよい。
【0097】
前記外部アクセス可能な電気接点のパターン150は、対称パターンを規定し、前記外部アクセス可能な電気接点の第3のものは、前記パターン内の中央に配置され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第1のものは、前記外部アクセス可能な電気接点の第4のものと対称的に前記パターン上に配置され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第2のものは、前記外部アクセス可能な電気接点の第5のものと対称的に前記パターン上に配置され、それにより、前記電池アセンブリへの接続は、使用装置の3つの接点によって行われ、前記電池アセンブリは前記使用装置の3つの接点に対して少なくとも2つの異なる方向にあるものである。外部アクセス可能な電気接点の前記第1、第2、第4および第5のものは、正方形パターンの角に配置され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第3のものは、それらの対角線の交点にあるか、または、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第1、第2、第4および第5のものは円形パターンの周りに配置され、前記外部からアクセス可能な電気接点の前記第3のものは円の中心にあってもよい。前記電池ハウジング110は、縦方向と、平坦な円筒形、または楕円形を規定する横方向の断面を有し、前記レセプタクルは、前記縦方向に沿っていてもよい。前記電池ハウジング110の前記第1および第2の端部は、それらの間の中央ウェブによって接続され、前記中央ウェブに隣接し、前記第1および第2の端部との間の空間は、電池を配置できるレセプタクルを規定するか、または前記電池ハウジングの前記第1および第2の端部は、中央ウェブによってそのそれぞれの中央領域で接続され、前記第1および第2の端部の間の前記中央ウェブの両側に隣接する2つのスペースは、電池を入れることができる2つのレセプタクルを規定してもよい。前記電池ハウジング110のそれを通る開口部を有する前記第1の端部に、第1のカバーをさらに備え、前記電気スイッチは、前記電池ハウジングの前記第1のカバーと前記第1の端部との間に配置され、前記電気スイッチのアクチュエータは、前記第1のカバーの前記開口部に配置されてもよい。電池アセンブリ100において、前記電気スイッチの作動は、2つ以上の異なる電圧レベルの提示、または2つ以上の異なる抵抗値の提示を含む信号を提供してもよい。
【0098】
電池アセンブリ100において、さらに前記電池ハウジングの前記第2の端部に隣接する電気回路基板であって、前記電気回路基板は、前記電池ハウジングの前記第2の端部の前記外部アクセス可能な電気接点のパターンに対応する導電性特徴のパターンを有する、電気回路基板と、前記電池ハウジングの前記第2の端部の外部アクセス可能な電気接点のパターンに対応する開口部のパターンを有する、前記電池ハウジングの前記第2の端部にある第2のカバーと、を有し、前記電気回路基板の前記導電性特徴のパターンは、前記第2のカバーの前記開口部のパターンと整列して、前記電池ハウジングの前記第2の端部に外部アクセス可能な電気接点を提供してもよい。電池アセンブリ100において、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第1および第4のものは、前記電池のそれぞれの端子が接続する前記少なくとも2つの電気接点のうちの第1のものに結合され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第2および第5のものは、前記電池接点のそれぞれの端子が接続する前記少なくとも2つの電気接点の第2のものに結合されるものである。電池アセンブリ100において、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第3のものは、前記電池のそれぞれの端子が前記電気スイッチによって、および前記電気スイッチおよび抵抗によって接続される前記少なくとも2つの電気接点の1つに結合されてもよい。電池アセンブリ100において、前記電気スイッチは、開位置、第1の閉位置、および第2の閉位置を有し、前記電気スイッチの前記第2の電気スイッチ接点は、前記第1の閉位置で前記第2の導電体に接続され、前記第2の閉位置で抵抗を介して前記第2の導電体に接続されてもよい。
【0099】
電池アセンブリ100は、ライト本体20との組み合わせにおいて、電池アセンブリを受け入れるための空洞をその中に有する本体ハウジングと、本体ハウジングの空洞への開口部を覆うカバーであって、このカバーは、本体ハウジングの空洞内に電池アセンブリを配置および除去するために開くことができるカバーを有し、前記カバーは、電気スイッチをライト本体の外部から作動可能にする開口部を有するか、または前記カバーには、電気スイッチをライト本体の外部から作動可能にする開口部を覆う柔軟なシールを有し、あるいは、前記カバーは、電気スイッチをライト本体の外部から作動可能にする開口部を覆い、本体ハウジングの空洞への開口部でカバーと本体ハウジングの間にシールを提供する、可撓性シールを有する。
【0100】
電池アセンブリ100であって、第1および第2の端部を有し、その中に電池を受け入れるためのレセプタクルを有する電池ハウジングであって、前記レセプタクルは、前記電池が前記レセプタクルに収納されるときに前記電池のそれぞれの端子が接続する少なくとも2つの電気接点を有する、電池ハウジングと、前記電池ハウジングの前記第1の端部にある電気スイッチであって、前記電気スイッチは、第1の電気スイッチ接点と第2の電気スイッチ接点との間の電気接続を確立および遮断するための外部アクセス可能なアクチュエータを有する、電気スイッチと、前記電池ハウジングの前記第2の端部にある外部アクセス可能な電気接点の対称的パターンであって、第1と第2の外部アクセス可能な電気接点を含み、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第1のものは、前記外部アクセス可能な電気接点の第4のものと対称的に前記パターン上に配置され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第2のものは、前記外部アクセス可能な電気接点の第5のものと対称的にパターン上に配置され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第1のものは、前記レセプタクルの前記2つの電気接点のうちの第1のものに接続される、対称的パターンと、前記レセプタクルの前記2つの電気接点のうちの第2のもの、および前記第2の外部アクセス可能な電気接点に接続された第1の導電体と、前記第3の外部アクセス可能な電気接点に接続された第2の導電体と、を有し、前記電気スイッチの前記第1の電気スイッチ接点は、前記レセプタクルの前記2つの電気接点のうちの前記第2のものに結合され、前記前記電気スイッチの前記第2の電気スイッチ接点は、前記第2の導電体に結合され、それにより、前記電池アセンブリへの接続は、使用装置の3つの接点によって行われ、前記電池アセンブリは前記使用装置の3つの接点に対して少なくとも2つの異なる方向にあってもよい。電池アセンブリ100において、外部アクセス可能な電気接点の前記第1、第2、第4および第5のものは、正方形パターンの角に配置され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第3のものは、それらの対角線の交点にあるか、または、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第1、第2、第4および第5のものは円形パターンの周りに配置され、前記外部からアクセス可能な電気接点の前記第3のものは円の中心にあってもよい。電池アセンブリ100において、前記電池ハウジングは、縦方向と、平坦な円筒形、または楕円形を規定する横方向の断面を有し、前記レセプタクルは、前記縦方向に沿っていてもよい。電池アセンブリ100において、前記電池ハウジングの前記第1および第2の端部は、それらの間の中央ウェブによって接続され、前記中央ウェブに隣接し、前記第1および第2の端部との間の空間は、電池を配置できるレセプタクルを規定するか、または前記電池ハウジングの前記第1および第2の端部は、中央ウェブによってそのそれぞれの中央領域で接続され、前記第1および第2の端部の間の前記中央ウェブの両側に隣接する2つのスペースは、電池を入れることができる2つのレセプタクルを規定してもよい。電池アセンブリ100において、前記電池ハウジングのそれを通る開口部を有する前記第1の端部に、第1のカバーをさらに備え、前記電気スイッチは、前記電池ハウジングの前記第1のカバーと前記第1の端部との間に配置され、前記電気スイッチのアクチュエータは、前記第1のカバーの前記開口部に配置されてもよい。電池アセンブリ100において、前記電気スイッチの作動は、2つ以上の異なる電圧レベルの提示、または2つ以上の異なる抵抗値の提示を含む信号を提供してもよい。
【0101】
電池アセンブリ100において、さらに前記電池ハウジングの前記第2の端部に隣接する電気回路基板であって、前記電気回路基板は、前記電池ハウジングの前記第2の端部の前記外部アクセス可能な電気接点のパターンに対応する導電性特徴のパターンを有する、電気回路基板と、前記電池ハウジングの前記第2の端部の外部アクセス可能な電気接点のパターンに対応する開口部のパターンを有する、前記電池ハウジングの前記第2の端部にある第2のカバーと、を有し、前記電気回路基板の前記導電性特徴のパターンは、前記第2のカバーの前記開口部のパターンと整列して、前記電池ハウジングの前記第2の端部に外部アクセス可能な電気接点を提供してもよい。電池アセンブリ100において、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第1および第4のものは、前記電池のそれぞれの端子が接続する前記少なくとも2つの電気接点のうちの第1のものに結合され、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第2および第5のものは、前記電池接点のそれぞれの端子が接続する前記少なくとも2つの電気接点の第2のものに結合されてもよい。電池アセンブリ100において、前記外部アクセス可能な電気接点の前記第3のものは、前記電池のそれぞれの端子が前記電気スイッチによって、および前記電気スイッチおよび抵抗によって接続される前記少なくとも2つの電気接点の1つに結合されてもよい。電池アセンブリ100において、前記電気スイッチは、開位置、第1の閉位置、および第2の閉位置を有し、前記電気スイッチの前記第2の電気スイッチ接点は、前記第1の閉位置で前記第2の導電体に接続され、前記第2の閉位置で抵抗を介して前記第2の導電体に接続されてもよい。電池アセンブリ100は、ライト本体20との組み合わせにおいて、電池アセンブリを受け入れるための空洞をその中に有する本体ハウジングと、本体ハウジングの空洞への開口部を覆うカバーであって、このカバーは、本体ハウジングの空洞内に電池アセンブリを配置および除去するために開くことができるカバーを有し、前記カバーは、電気スイッチをライト本体の外部から作動可能にする開口部を有するか、または前記カバーには、電気スイッチをライト本体の外部から作動可能にする開口部を覆う柔軟なシールを有し、あるいは、前記カバーは、電気スイッチをライト本体の外部から作動可能にする開口部を覆い、本体ハウジングの空洞への開口部でカバーと本体ハウジングの間にシールを提供する、可撓性シールを有する。
【0102】
本明細書で使用される場合、「約」という用語は、寸法、サイズ、配合、パラメータ、形状、および他の量および特性が正確である必要はなく、正確である必要はないが、許容範囲、変換係数、四捨五入、測定誤差など、および当業者に知られている他の係数を反映して、必要に応じて概算および/またはより大きくまたはより小さくてもよいことを意味する。一般に、寸法、サイズ、配合、パラメータ、形状、またはその他の量または特性は、明示的にそのように述べられているかどうかにかかわらず、「約」または「概算」である。非常に異なるサイズ、形状、および寸法の実施形態は、記載された構成で採用し得ることに留意されたい。
【0103】
「前」、「後」、「後」、「横」、「端」、「トップ」、「ボトム」、「上」、「下」、「左」、「右」、「上」「下向き」、「前方」、「後方」、「底」および/または「上」、「垂直」、「水平」などの用語は、本明細書では、1つまたは複数の実施形態を説明する際の便宜として使用可能で、本配置の使用において、記載された物品は、任意の所望の方向に配置され得、および/または任意の所望の位置および/または配向で利用できる。そのような位置および/または配向の用語は、便宜のためだけのものとして理解されるべきであり、特許請求されるような本発明を限定するものとして理解されるべきではない。
【0104】
本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、接続詞および論理和の両方の場合を包含し、したがって、「Aおよび/またはB」の形式の句は、「A」または「B」または「AおよびB」を包含する。さらに、1つまたは複数の要素の「少なくとも1つ」という用語は、要素のいずれか1つ、任意の要素のうちの2つ以上、およびすべてを含む2つ以上の要素を含むことを意図している。たとえば、「A、B、およびCの少なくとも1つ」という形式の句には、「A」、「B」、「C」、「AおよびB」、「AおよびC」、「B及びC」および「AおよびBおよびC」が含まれる。
【0105】
本明細書で使用されるファスナーは、ねじ付きファスナー、例えば、ボルト、ねじおよび従動ファスナー、ならびにピン、リベット、釘、スパイク、とげのあるファスナー、クリップ、クランプ、ナット、スピードナット、キャップナット、袋ナットなどを含む、記載された用途に適する任意のファスナーまたは他の締結装置を含むことが可能である。本明細書に記載の例示的な実施形態の通常の使用においてファスナーが取り外し可能であることが明らかである場合、そのような場合には取り外し可能な留め具が好ましいであろう。ファスナーはまた、適切な場合、成形ヘッド、例えば、ピーニングまたは熱成形ヘッド、溶接、例えば、熱溶接または超音波溶接、ろう付け、および接着剤などの他の形態の締結を含み得る。
【0106】
本明細書で使用される場合、「接続された」および「結合された」という用語、ならびにそれらの変形は、正確な同義語であることが意図される場合もされない場合もあるが、いくつかの類似したものおよびいくつかの異なるものを含む場合もある。その文脈によって示される「接続された」という用語は、一般に、互いに直接電気的および/または物理的接触を有する要素を指すために使用され得るが、その文脈によって示される「結合された」という用語は、一般に、互いに協力および/または相互作用するために、例えば、1つまたは複数の中間要素を介して、互いに間接的な電気的および/または物理的接触を有する要素、および直接接触する要素も含み得る。
【0107】
電池という用語は、本明細書では、1つまたは複数の電気化学セルおよび/または燃料電池を含む電気化学デバイスを指すために使用され、したがって、電池は、個々のユニットまたはパッケージ化されたユニットとして、単一のセルまたは複数のセルを含み得る。電池は、携帯型、手持ち式、またはその他の装置に適したタイプの電源の一例である。そのような装置は、燃料電池、スーパーキャパシタ、太陽電池などを含むがこれらに限定されない電源を含むことができる。前述のいずれも、使い捨てまたは再充電可能、あるいはその両方を目的とすることができ、および/またはそれらの複数のものを組み合わせて電池パックまたは電池アセンブリにすることができる。
【0108】
電池の様々な実施形態は、任意の特定の装置に適していると見なされ得るように、1つ以上の電池セル、例えば、1つ、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上の電池セルを有することが可能である。電池は、さまざまな種類および種類の電池化学タイプ、たとえば、炭素亜鉛、アルカリ、鉛酸、ニッケルカドミウム(Ni-Cd)、ニッケル水素(NiMH)、またはリチウムイオン(Li-Ion)等、特定のデバイスに所望の動作時間および/または寿命を提供するための適切なセル数およびセル容量の電池タイプが可能である、単一の使用または再充電可能またはその両方を目的とするものが可能である。例としては、通常約6ボルトまたは約12ボルトを生成する3または6セル鉛酸電池、通常約3.6ボルトを生成する3セルNi-Cd電池、通常約4.8ボルトを生成する4セルNiMH電池、5セルNiMH電池があります。約6ボルトを生成する、通常約3.5ボルトを生成するLi-Ion電池、または通常約7ボルトを生成する2セルLi-Ion電池を含む、それによって生成される電圧は、フル充電に近づくと高くなり、放電中、特により高い電流を供給し、低レベルの充電に達したとき、例えば放電する時には低くなることに留意が必要である。
【0109】
DCコンバータという用語は、本明細書では、ある電圧および電流レベルで入力電力を受け取り、異なる電圧および/または電流レベルで出力DC電力を提供する任意の電子回路を指すために使用される。例としては、DC-DCコンバーター、AC-DCコンバーター、ブーストコンバーター、バックコンバーター、バックブーストコンバーター、シングルエンド一次インダクターコンバーター(SEPIC)、直列調整要素、電流レベルレギュレーターなどがある。その入力および出力は、例えば、変圧器および/またはコンデンサによるように、DC結合および/またはAC結合され得る。DCコンバータは、例えば、その出力で、電圧および/または電流レベルを調整するための回路を含み得るか、または含まない場合があり、ACまたはDCなどの異なる電圧および/または電流レベルで、および/または異なる電力形態を提供する1つまたは複数の出力を有し得る。
【0110】
さらに、「最適」または「最適とみなされる」と記載されているものは、真の最適条件である場合とそうでない場合があるが、決定ルールに従って選択されているため、望ましいまたは許容できる「最適」と見なされる条件、および/または設計者によって定義された基準および/または該当する制御機能である。
【0111】
本発明は、前述の例示的な実施形態に関して説明されてきたが、以下の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲および精神内の変形は、当業者には明らかであろう。例えば、ハウジング部分210F、210C、210Rによって提供されるような、例示的なライト10のハンドルまたは把持構成は、光が前方に投射されるか、または横、スポットビームまたはフラッドビーム、単一ビームまたは複数ビーム、または別の方向および/または方法とは無関係に、相対的なサイズが大幅に大きいまたは小さい大きさでライトで提供される場合がある。
【0112】
さらに、ライト10または同様の構造の本体は、ライトのハンドルとして、または任意のそのような装置のための改善されたグリップまたは携帯部材を提供するための別の手で保持可能または携帯可能なデバイスのハンドルとして利用可能である。
【0113】
例示的なライト10は、ライト本体20の前方部分に沿って2つのアクチュエータ50、60、およびテールキャップ30を有するアクチュエータを有するとして示されているが、そのようなアクチュエータを有することは、記載された配置の利点を享受するために必要ではない。例えば、ライト10は、後部アクチュエータ40を持たなくてもよく、および/またはその前方部分20Fでハウジングの側面に沿って単一のアクチュエータを有していてもよい。
【0114】
ハウジング22が成形プラスチック材料である場合、クリップ18および/またはラッチ38、38'は、把持面25と同様に、それと一体的に成形することができる。ハウジング22が金属である場合、クリップ18および/またはラッチ38、38'は、好ましくは、ばね鋼、例えば、ばね鋼またはベリリウム銅などであり、1つまたは複数のファスナ18Fによって取り付けられる。ファスナ18Fは、クリップ18を取り付けるため、および/またはラッチ38、38'を取り付けるために利用することができる。
【0115】
さらに、クリップ18およびラッチ38、38'は、両方の機能を提供する一体の形成された部分として、例えば、形成された弾力性のある金属の組み合わされたクリップおよびラッチとして提供されてもよい。
【0116】
ライト10は、充電式電池を使用してもしなくてもよく、したがって、有利なものではあるが、ガイド70が一例である充電インターフェースを含んでも、含まなくてもよい。
【0117】
例示的なライト10は、特定の表面特徴、例えば、後部グリップ部分210R上の部分的に円周方向の隆起を有するものとして示されているが、ローレット、弾性カバー、異なる隆起などの他の特徴は、ユーザーの手からライトが滑り落ちるのを防ぐために提供されてもよい。ライト本体20の後方部分20Rの両側にグリップ25としてゴム状の材料を設けることができる。
【0118】
特定の特徴は、隆起した特徴、例えば、隆起、ボス、フランジ、突起、戻り止め、または他の隆起した特徴として説明され得るが、そのような特徴は、積極的に形成され得るか、または凹んだ特徴、例えば、溝の後に残るものであり、スロット、穴、くぼみ、くぼみ、戻り止め、またはその他の窪んだ特徴が作られる。同様に、特定の特徴、例えば、凹んだ特徴は、溝、スロット、穴、くぼみ、窪み、または他の凹んだ特徴として説明され得るが、そのような特徴は、積極的に形成され得るか、または隆起した特徴、例えば、ボス、フランジ、突起または他の隆起した特徴として作られた、隆起の後に残るものであり得る。さらに、隆起した特徴が、相補的なレセプタクルに係合する円筒図法などの凹んだ特徴に係合する場合、隆起した特徴と凹んだ特徴の相対位置を交換するか、または他の方法で変更することができる。
【0119】
本明細書で特定された米国仮出願、米国特許出願、および/または米国特許のそれぞれは、本明細書でどのように参照または説明されているかに関係なく、あらゆる目的およびすべての目的のために、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0120】
最後に、記載されている数値は、典型的な値または例示的な値であり、制限値ではなく、実質的に大きい値および/または実質的に小さい値を排除するものではない。任意の所与の実施形態における値は、記載された例または典型的な値よりも実質的に大きく、および/または実質的に小さくなる可能がある。
図1A
図1B
図2A
図2B
図2C
図2D
図3A
図3B
図3C
図3D
図3E-3F】
図4A
図4B
図4C
図5A-5B】
図5C
図5D
図5E
図6A
図6B
図6C-6E】
図6D
図7A-7C】