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特許7480267サービス処理方法、情報送信方法及び関連機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-26
(45)【発行日】2024-05-09
(54)【発明の名称】サービス処理方法、情報送信方法及び関連機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/14 20090101AFI20240430BHJP
   H04W 8/24 20090101ALI20240430BHJP
   H04W 48/18 20090101ALI20240430BHJP
   H04W 76/50 20180101ALI20240430BHJP
【FI】
H04W36/14
H04W8/24
H04W48/18 111
H04W76/50
【請求項の数】 22
(21)【出願番号】P 2022196427
(22)【出願日】2022-12-08
(62)【分割の表示】P 2020543299の分割
【原出願日】2019-02-13
(65)【公開番号】P2023025236
(43)【公開日】2023-02-21
【審査請求日】2023-01-05
(31)【優先権主張番号】201810151030.0
(32)【優先日】2018-02-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100159329
【弁理士】
【氏名又は名称】三縄 隆
(72)【発明者】
【氏名】柯 小婉
【審査官】伊東 和重
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2015/0358477(US,A1)
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell, MediaTek Inc.,Mode selection for inter-system change between EPS and 5GS[online],3GPP TSG CT WG1 #108,3GPP,2018年01月26日,C1-180745,[検索日 2023.11.16],インターネット:<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ct/WG1_mm-cc-sm_ex-CN1/TSGC1_108_Gothenburg/Docs/C1-180745.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24-7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のネットワークにおける第1のネットワークユニットに適用されるサービス処理方法であって、
端末が端末のIP(Internet Protocol)アドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、のうちの少なくとも1つを含むサービス処理の関連情報を取得することと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、サービスサポート指示の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うこととを含み、
前記ターゲットサービスの関連処理を行うことは、第1の動作又は第2の動作を実行することであり、前記第1の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示であることを特定することであり、前記第2の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされない旨の指示であることを特定することであり、
前記ターゲットサービスは、IMS音声サービス又は緊急サービスである、サービス処理方法。
【請求項2】
前記の端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報は、ハンドオーバアタッチが端末によりサポートされるか否かの情報、及び、PDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバであるとの指示が端末によりサポートされるか否かの情報、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のサービス処理方法。
【請求項3】
前記サービス処理の関連情報は、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式でターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1つを更に含請求項1に記載のサービス処理方法。
【請求項4】
前記の端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報は、前記端末がハンドオーバ指示をサポートすることを含み、
前記端末が、ハンドオーバアタッチ開始、ハンドオーバ指示の位置更新開始、及びPDU(Protocol Data Unit)接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示のうちの少なくとも1つをサポートすると、前記端末はハンドオーバ指示をサポートし、或いは、
前記端末が、
前記端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動すると、端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートする能力、及び
前記端末が5GネットワークからEPS(Evolved Packet System)ネットワークに移動すると、アタッチ要求プロセス又は位置更新要求プロセスにおけるPDU接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする能力のうちの1つを備えると、前記端末は、ハンドオーバ指示をサポートする、請求項1に記載のサービス処理方法。
【請求項5】
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する、請求項1に記載のサービス処理方法。
【請求項6】
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバ指示をサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する、請求項1に記載のサービス処理方法。
【請求項7】
前記サービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示である場合、前記サービスサポート可否指示情報は、PSドメインによりセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示、及び3GPP(登録商標)によりPSドメインにアクセスしてセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示又は緊急サービスサポート指示、のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載のサービス処理方法。
【請求項8】
前記サービス処理の関連情報を取得することは、
前記サービス処理の関連情報が含まれる登録要求メッセージを取得することを含み、
前記サービス処理方法は、
前記サービスサポート可否指示情報が含まれる登録受付メッセージを前記端末に送信することを更に含む、請求項1に記載のサービス処理方法。
【請求項9】
端末に適用される情報送信方法であって、
ターゲットサービスの関連処理を行うためのサービス処理の関連情報を第1のネットワークにおける第1のネットワークユニットに送信することを含み、
前記サービス処理の関連情報は、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、のうちの少なくとも1つを含み、
前記ターゲットサービスの関連処理を行うことは、第1の動作又は第2の動作を実行することであり、前記第1の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示であることを特定することであり、前記第2の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされない旨の指示であることを特定することであり、
前記ターゲットサービスは、IMS音声サービス又は緊急サービスである、情報送信方法。
【請求項10】
記の端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報は、前記端末がハンドオーバ指示をサポートすることを含み
前記端末が、ハンドオーバアタッチ開始、ハンドオーバ指示の位置更新開始、及びPDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示のうちの少なくとも1つをサポートすると、前記端末はハンドオーバ指示をサポートし、或いは、
前記端末が、
前記端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動すると、端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートする能力、及び
前記端末が5GネットワークからEPSネットワークに移動すると、アタッチ要求プロセス又は位置更新要求プロセスにおけるPDU接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする能力のうちの1つを備えると、前記端末は、ハンドオーバ指示をサポートする、請求項に記載の情報送信方法。
【請求項11】
前記の端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報は、ハンドオーバアタッチが端末によりサポートされるか否かの情報、及び、PDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバであるとの指示が端末によりサポートされるか否かの情報、のうちの少なくとも1つを含む、請求項又は10に記載の情報送信方法。
【請求項12】
ターゲットサービスは、IMS音声サービスを含み、
前記サービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示である場合、前記サービスサポート可否指示情報は、PSドメインによりセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示、及び3GPP(登録商標)によりPSドメインにアクセスしてセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示、のうちの少なくとも1つである、請求項に記載の情報送信方法。
【請求項13】
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、のうちの少なくとも1つを含むサービス処理の関連情報を取得するための取得モジュールと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、サービスサポート指示の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うための処理モジュールと、を含み、
前記ターゲットサービスの関連処理を行うことは、第1の動作又は第2の動作を実行することであり、前記第1の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示であることを特定することであり、前記第2の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされない旨の指示であることを特定することであり、
前記ターゲットサービスは、IMS音声サービス又は緊急サービスである、通信機器。
【請求項14】
前記処理モジュールは、更に、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する、請求項13に記載の通信機器。
【請求項15】
前記処理モジュールは、更に、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバ指示をサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する、請求項13に記載の通信機器。
【請求項16】
前記サービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示である場合、前記サービスサポート可否指示情報は、PSドメインによりセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示、及び3GPP(登録商標)によりPSドメインにアクセスしてセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示又は緊急サービスサポート指示、のうちの少なくとも1つである、請求項13に記載の通信機器。
【請求項17】
ターゲットサービスの関連処理を行うためのサービス処理の関連情報を第1のネットワークにおける第1のネットワークユニットに送信する送信モジュールを含み、
前記サービス処理の関連情報は、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、のうちの少なくとも1つを含み、
ターゲットサービスの関連処理を行うことは、第1の動作又は第2の動作を実行することであり、前記第1の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示であることを特定することであり、前記第2の動作は、ターゲットサービスのサービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされない旨の指示であることを特定することであり、
前記ターゲットサービスは、IMS音声サービス又は緊急サービスである、端末。
【請求項18】
前記サービス処理の関連情報は、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1つを更に含み、
前記の端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報は、前記端末がハンドオーバ指示をサポートすることを含み
前記端末が、ハンドオーバアタッチ開始、ハンドオーバ指示の位置更新開始、及びPDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示のうちの少なくとも1つをサポートすると、前記端末はハンドオーバ指示をサポートし、或いは、
前記端末が、
前記端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動すると、端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートする能力、及び
前記端末が5GネットワークからEPSネットワークに移動すると、アタッチ要求プロセス又は位置更新要求プロセスにおけるPDU接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする能力のうちの1つを備えると、前記端末は、ハンドオーバ指示をサポートする、請求項17に記載の端末。
【請求項19】
ンドオーバは、前記端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動するときに、端末のIPアドレス連続性の保持要求を指示することである、請求項17又は18に記載の端末。
【請求項20】
ターゲットサービスは、IMS音声サービスを含み、
前記サービスサポート可否指示情報がターゲットサービスのサポートされる旨の指示である場合、前記サービスサポート可否指示情報は、PSドメインによりセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示、及び3GPP(登録商標)によりPSドメインにアクセスしてセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示、のうちの少なくとも1つである、請求項17に記載の端末。
【請求項21】
プロセッサによって実行されると、請求項1~のいずれか1項に記載のサービス処理方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項22】
プロセッサによって実行されると、請求項9~12のいずれか1項に記載の情報送信方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2018年2月13日に提出された中国特許出願第201810151030.0号の優先権を主張するものであり、その全ての内容は参照により本願に組み込まれるものとする。
本開示は、移動通信の技術分野に関し、特にネットワーク間のインターワーキングに関するサービス処理方法、情報送信方法及び関連機器に関する。
【背景技術】
【0002】
5GネットワークがIMS(IP Multimedia Subsystem)音声サービス/緊急サービスを直接サポートしないか、又は5Gネットワーク内にそれを直接提供しないが、EPS(Evolved Packet System)がIMS音声サービス/緊急サービスをサポートすると、5Gネットワークは、依然としてUE(User Equipment)に音声サービスサポートの指示を送信することができる。
【0003】
音声サービスサポート指示/緊急サービスを受信したUEは、5Gネットワークにおいて音声サービス/緊急サービスの関連セッション確立を開始することができる。5Gネットワークが音声サービスQoSフロー確立を受信するときに、UEをEPSネットワークにフォールバックさせて音声サービスをサポートすることができる。このようなフォールバック処理は、コールドロップを引き起こす可能性がある。例えば、5GネットワークとEPSネットワークの間にN26インタフェース(AMF(Access Management Function)とMME(Mobility Management Entity)の間のインタフェース)がないと、5Gネットワークは、リダイレクト方式でUEをフォールバックさせ、端末は、ハンドオーバ指示をサポートしないときに、端末のIPアドレスの連続性を保証できないため、端末のサービスを行うことができなくなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、端末が音声サービス及び/又は緊急サービスを開始するか又は受信することを保証するサービス処理方法、情報送信方法及び関連機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様において、本開示の実施例は、第1のネットワークにおけるネットワークユニットに適用されるサービス処理方法であって、
端末が端末のIP(Internet Protocol)アドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得することと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、サービスサポート指示の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うこととを含む、サービス処理方法を提供する。
【0006】
第2の態様において、本開示の実施例は、端末に適用されるサービス処理方法であって、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得することと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うこととを含む、サービス処理方法をさらに提供する。
【0007】
第3の態様において、本開示の実施例は、第1のネットワークにおけるネットワークユニットに適用されるサービス処理方法であって、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得することと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、リダイレクトの関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うこととを含む、サービス処理方法をさらに提供する。
【0008】
第4の態様において、本開示の実施例は、
ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理、又はアクセスドメイン選択の関連処理又はターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信することを含み、
前記サービス処理の関連情報が、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含む、情報送信方法をさらに提供する。
【0009】
第5の態様において、本開示の実施例は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得するための取得モジュールと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、サービスサポート指示の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うための処理モジュールと、を含む、通信機器をさらに提供する。
【0010】
第6の態様において、本開示の実施例は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得するための取得モジュールと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うための処理モジュールと、を含む、通信機器をさらに提供する。
【0011】
第7の態様において、本開示の実施例は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得するための取得モジュールと、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、リダイレクトの関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うための処理モジュールと、を含む、通信機器をさらに提供する。
【0012】
第8の態様において、本開示の実施例は、
ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理、又はアクセスドメイン選択の関連処理又はターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信するか又は放送する送信モジュールを含み、
前記サービス処理の関連情報が、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含む、通信機器をさらに提供する。
【0013】
第9の態様において、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能で、前記プロセッサによって実行されると、上記サービス処理方法を実現するコンピュータプログラムとを含む、通信機器をさらに提供する。
【0014】
第10の態様において、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能で、前記プロセッサによって実行されると、上記情報送信方法を実現するコンピュータプログラムとを含む、通信機器をさらに提供する。
【0015】
第11の態様において、本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、上記サービス処理方法又は上記情報送信方法を実現するコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
【発明の効果】
【0016】
本開示の実施例では、サービス処理の関連情報を取得すると共に、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいてターゲットサービスの関連処理を行うことにより、端末が音声サービス及び/又は緊急サービスを開始するか又は受信することを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本開示の実施例のアプリケーション環境の概略構成図である。
図2】本開示の実施例に係るサービス処理方法のフローチャートである。
図3】本開示の実施例に係る別のサービス処理方法のフローチャートである。
図4】本開示の実施例に係る別のサービス処理方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例に係る情報送信方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施例に係る別のサービス処理方法の概略図である。
図7】本開示の実施例に係る別のサービス処理方法の概略図である。
図8】本開示の実施例に係る別のサービス処理方法の概略図である。
図9】本開示の実施例に係る通信機器の構成図である。
図10】本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。
図11】本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。
図12】本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。
図13】本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。
図14】本開示の各実施例を実現する通信機器のハードウェア概略構成図である。
図15】本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。
図16】本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載される実施例は、本開示の実施例の一部であり、全てではない。本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をしない前提で得られた他の全ての実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属するものである。
【0019】
図1を参照すると、図1は、本開示の実施例のアプリケーション環境の概略構成図である。図1に示すように、端末11、第1のネットワーク12及び第2のネットワーク13を含む。
【0020】
端末11は、UE(User Equipment)であってよく、例えば、携帯電話、タブレット(Tablet Personal Computer)、ラップトップパソコン(Laptop Computer)、PDA(personal digital assistant)、MID(Mobile Internet Device)又はウェアラブルデバイス(Wearable Device)等の端末側機器であってよい。なお、本開示の実施例では、端末11の具体的なタイプを限定しない。
【0021】
第1のネットワーク12又は第2のネットワーク13におけるネットワークユニットは、任意のネットワーク側機器又はネットワーク機能であってよい。例えば、ネットワークユニットは、無線アクセスネットワークのネットワークユニット又はコアネットワークのネットワークユニットであってよく、また、第1のネットワーク12におけるネットワークユニットは、端末11と相互作用してもよく、他のネットワークユニットと相互作用してもよい。第2のネットワーク13は、第1のネットワーク12と異なる他のネットワークであってよい。
【0022】
本開示の実施例では、コアネットワークのネットワークユニットは、コアネットワーク機器、コアネットワークノード、コアネットワーク機能、コアネットワークのネットワークユニット、MME(Mobility Management Entity)、AMF(Access Management Function)、SMF(Session Management Function)、UPF(User Plane Function)、SGW(serving GW)、PDNゲートウェイ(PDN Gate Way)、PCF(Policy Control Function)、PCRF(Policy and Charging Ruless Function)、SGSN(Serving GPRS Support Node)、GGSN(Gateway GPRS Support Node)無線アクセスネットワーク機器のうちの少なくとも1つを含んでよい。
【0023】
本開示の実施例では、無線アクセスネットワークのネットワークユニットは、無線アクセスネットワーク機器、無線アクセスネットワークノード、無線アクセスネットワーク機能、無線アクセスネットワークユニット、3GPP無線アクセスネットワーク、非3GPP無線アクセスネットワーク、CU(Centralized Unit)、DU(Distributed Unit)、基地局、eNB(evolved Node B)、5G基地局(gNB)、RNC(Radio Network Controller)、基地局(NodeB)、N3IWF(Non-3GPP Inter-Working Function)、AC(Access Controller)ノード、AP(Access Point)機器又はWLAN(Wireless Local Area Networks)ノードのうちの少なくとも1つを含んでよい。
【0024】
基地局は、GSM又はCDMAにおけるBTS(Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMA(登録商標)におけるNodeBであってもよく、LTEにおける進化型基地局(eNB又はe-NodeB、evolutional NodeB)及び5G基地局(gNB)であってもよく、本開示の実施例では限定されない。
【0025】
EPCとのインターワーキングをサポートする5Gネットワークに対して、N26インタフェースを採用するインターワーキングプロセス又はN26インタフェースを採用しないインターワーキングプロセスをサポートすることにより、端末にIPアドレスの連続性を提供することができる。いくつかの実施形態において、IPアドレス連続性はIPアドレス保持と呼ばれる。
【0026】
ネットワークがN26インタフェースを採用しないインターワーキングプロセスをサポートすると、IP連続性をサポートするために、端末がターゲットネットワークにアクセスすると、端末はPDU(Protocol Data Unit)接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバであることを指示する必要がある。現在、端末は、選択的に、アタッチ要求又はPDU接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする。ここでのPDU接続確立要求は、PDU接続確立要求メッセージ又はアタッチ要求メッセージ中のPDU接続確立要求であってよい。
【0027】
本開示の実施例では、eLTEはEUTRAが5GCに直接接続される方式である。EPSはLTEと呼ばれてよい。
【0028】
本開示の実施例では、緊急サービスは、緊急音声サービス、緊急IMS音声サービスのうちの1つと呼ばれてよい。緊急サービスサポート指示情報は、緊急サービスサポート指示(例えば、Emergency Services Support indicator)、フォールバック方式を採用する緊急サービスサポート指示(Emergency Services Support using fallback)のうちの1つであってよい。
【0029】
本開示の実施例では、音声サービスは、PSドメインによりセッションを行う方式によるIMS音声サービスと呼ばれてよい。音声サービスサポート指示は、PSドメインによりセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示(IMS voice over PS Session Supported Indication)、及び3GPPによりPSドメインにアクセスしてセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示(IMS voice over PS Session Supported Indication over 3GPP)のうちの1つであってよい。
【0030】
本開示の実施例では、EPCとのインターワーキングをサポートする5Gネットワークに対して、N26インタフェースを備えるインターワーキングプロセス又はN26インタフェースを備えないインターワーキングプロセスをサポートすることができる。
【0031】
本開示の一実施形態において、ネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングプロセスをサポートすることは、5GC NASとEPS NASをサポートする端末が5GネットワークとEPSネットワークの間に移動すると、N26インタフェースを採用するインターワーキングプロセスは、端末にIPの連続性(IPアドレス保持と呼ばれてよい)の提供をサポートすることで示されてよい。
【0032】
本開示の一実施形態において、ネットワークがN26インタフェースを採用しないインターワーキングプロセスをサポートすることは、特殊なネットワーク設定(例えば、第1のネットワークにおいて、PDUセッション/PDU接続確立後に、PGW+SMF(第1のネットワークと第2のネットワークの統合)はその情報の予想DNN/APN情報をHSS+UDM(第1のネットワークと第2のネットワークの統合)に格納し、UEが第2のネットワークにアクセスした後、第2のネットワークはHSS+UDMからPGW+SMFの情報とDNN/APN情報を取得することができる)により、端末にIP連続性を提供できることで示されてよい。
【0033】
しかしながら、端末に対して、二重登録モードの端末は、PDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートするが、シングル登録モードの端末は、PDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする可能性があり、サポートしない可能性もある。
【0034】
端末が5GネットワークからEPSネットワークに移動すると、PDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートしない端末に対して、ネットワークは端末のIP連続性を保証できない可能性がある。
【0035】
現在、5Gネットワークがターゲットサービス(例えば、IMS音声サービス、緊急サービス)を直接サポートしないか又は直接提供しないが、EPSネットワークがIMS音声サービスをサポートすると、5Gネットワークに在圏すると共にEPS能力を備える端末に対して、5GネットワークとEPSネットワークの間のインターワーキングプロセスにより、端末にターゲットサービスを提供することができる。したがって、5GネットワークがUEに音声サービスサポート指示(例えば、IMS voice over PS session supported over 3GPP access)又は緊急サービスサポート指示を送信することができる。
【0036】
5GネットワークとEPSネットワークの間にN26インタフェースをサポートしないと、一般的にリダイレクト方式で、5Gネットワークに在圏する端末をEPSに移動することができる(例えば、5G無線アクセスネットワークがUEと5Gネットワークの接続を解除してから、UEがEPSと接続を確立する)。
【0037】
ネットワークがN26インタフェースを採用するインターワーキングプロセスをサポートしないだけでなく、N26インタフェースを採用しないインターワーキングプロセスをサポートしなければ、端末のIPアドレス連続性を保証できず、ネットワークがN26インタフェースを採用しないインターワーキングプロセスをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないと、端末のIPアドレス連続性も保証できない可能性がある。
以上の説明から分かるように、5Gネットワークは、EPSネットワークとのインターワーキングプロセスにより端末に音声サービス及び/又は緊急サービスを提供する過程において、IPアドレス連続性を保証できるか否かは、非常に多くの要因に関し、本開示の具体的な実施例は、様々な面から解決手段を提供して、IPアドレス連続性を保証する。
【0038】
本開示の具体的な一実施例では、端末が、ハンドオーバアタッチ開始、ハンドオーバ指示の位置更新開始、及びPDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示のうちの少なくとも1つをサポートすると、端末がハンドオーバ指示をサポートすることを示してよい。ここでのハンドオーバは、端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動するときに、端末のIPアドレス連続性の保持要求を指示することを示してよい。
【0039】
ハンドオーバ指示をサポートするか否かは、ハンドオーバアタッチをサポートするか否か、及び現在のPDUセッションに対する指示をサポートするか否かのうちの1つで示されてよい。現在のPDUセッションに対する指示をサポートするか否かの情報は、現在確立要求されるPDU接続が現在のものであり、IP連続性を保持できることを示す。
【0040】
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIP連続性の保持をサポートするか否かは、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがハンドオーバアタッチをサポートするか否かで示されてよい。
【0041】
本開示の別の具体的な実施例では、端末が、
端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動すると、端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートする能力、
端末が5GネットワークからEPSネットワークに移動すると、アタッチ要求プロセス又は位置更新要求プロセスにおけるPDU接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする能力、
端末が5GネットワークからEPSネットワークに移動すると、PDU接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする能力、及び
5GネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートする指示を受信すると、EPSがアタッチを開始するときに、PDU接続確立要求の要求タイプがハンドオーバを指示すると共に、端末が5Gネットワークから移動することを指示し、その後に、UEはPDU接続確立プロセスの要求タイプ中のハンドオーバ指示により5Gにおいて確立された他のPDUセッションを転送する能力のうちの1つを備えると、端末はハンドオーバ指示をサポートすることを示してよい。
【0042】
5GネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートする指示を受信すると、EPSが位置更新要求を開始するときに(例えば、端末がEPSにおいて登録したと共に、位置領域(例えば、TA)更新を必要とするときに)、位置領域更新要求中にPDU接続確立要求の要求タイプがハンドオーバを指示することをサポートすると共に、端末が5Gネットワークから移動することを指示することにより、5Gにおいて確立されたPDUセッションを転送する。
【0043】
5GネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートする指示を受信すると、EPSがPDU接続確立要求を開始するときに(例えば、端末がEPSにおいて登録した)、PDU接続確立プロセスの要求タイプ中のハンドオーバ指示をサポートすると共に、UEが5Gネットワークから移動することを指示することにより、5Gにおいて確立されたPDUセッションを転送する。
【0044】
従来技術では、5GネットワークがIMS音声サービスを直接サポートしないか又は直接提供しないが、EPSネットワークによりIMS音声サービスを間接的に提供すると、5Gネットワークは、端末に音声サービスサポートの指示を送信し、端末をIMSネットワークにリダイレクトして音声サービス/緊急サービスをサポートするプロセスにおいてIPアドレスの連続性を保証できる(即ち、前後で同じIPアドレスを採用する)か否かに注目せず、音声サービス/緊急サービスを確立できるか否かにも注目しない。
【0045】
5Gネットワークが、ネットワーク及び/端末によるIPアドレス連続性の保持能力を考慮してターゲットサービスのサポート指示をセットすれば、例えば、端末のIPアドレスを保持できないと特定されると、端末にターゲットサービスのサービスサポートの指示を送信しないと、一部の端末、例えば、音声中心の端末(Voice Centric UE)は、5Gネットワークにアタッチせず、ターゲットサービスをサポートするEPSネットワークにアタッチし、このときに、端末がターゲットサービス(例えば、音声サービス及び/又は緊急サービス)を開始するか又は受信することを確保することができる。データ中心の端末は、影響を受けず、5Gネットワークにアタッチし続けることができる。
【0046】
したがって、本開示の実施例では、ネットワーク側は、収集された情報に基づいて端末に音声サービスサポートの関連指示を送信するか否か及び/又はどのように指示するかを特定して、端末がターゲットサービスを正常に開始するか又は受信することを保証する。
【0047】
図2に示すように、本開示の実施例のサービス処理方法は、第1のネットワークにおける第1のネットワークユニットに適用され、
サービス処理の関連情報を取得するステップ21と、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、サービスサポート指示の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うステップ22とを含む。
【0048】
前記サービス処理の関連情報は、端末が端末のIP(Internet Protocol)アドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含む。
【0049】
本開示の具体的な一実施例では、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うことは、具体的には、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うことであるか、又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うことである。
【0050】
本開示の具体的な一実施例では、前記ターゲットサービスの関連処理を行うことは、第1の動作又は第2の動作を実行することであり、前記第1の動作は、前記ターゲットサービスを指示するサービスサポート指示情報を特定するか、又はターゲットサービスのサービスが指示情報によるターゲットサービスサポートの指示をサポートするか否かを特定することであり、前記第2の動作は、前記ターゲットサービスを指示しないサービスサポート情報を特定するか、又はターゲットサービスのサービスが指示情報によるターゲットサービスのサポート不可の指示をサポートするか否かを特定することである。
【0051】
本開示の具体的な一実施例では、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する。
【0052】
本開示の具体的な一実施例では、選択的には、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると共に、端末が、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、端末が二重登録モードをサポートするという条件、及び端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、第1の動作を実行すると特定する。
【0053】
本開示の具体的な一実施例では、選択的は、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバ指示をサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する。
【0054】
本開示の具体的な一実施例では、選択的には、前記の端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報は、前記端末がハンドオーバ指示をサポートすることを含み、
前記端末が、ハンドオーバアタッチ開始、ハンドオーバ指示の位置更新開始、及びPDU接続要求中に要求タイプがハンドオーバである指示のうちの少なくとも1つをサポートすると、前記端末はハンドオーバ指示をサポートし、或いは、
前記端末が、
前記端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動すると、端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートする能力、及び
前記端末が5GネットワークからEPSネットワークに移動すると、アタッチ要求プロセス又は位置更新要求プロセスにおけるPDU接続確立要求中に要求タイプがハンドオーバである指示をサポートする能力のうちの1つを備えると、前記端末は、ハンドオーバ指示をサポートする。
【0055】
本開示の具体的な一実施例では、選択的には、前記ハンドオーバは、端末が第1のネットワークから第2のネットワークに移動するときに、端末のIPアドレス連続性の保持要求を指示することである。
【0056】
本開示の具体的な一実施例では、選択的には、前記の第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIP連続性の保持をサポートするか否かは、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがハンドオーバアタッチをサポートするか否かを含む。
【0057】
本開示の具体的な一実施例では、選択的には、ターゲットサービスは、IMS音声サービスを含み、前記サービスサポート指示は、PSドメインによりセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示、及び3GPPによりPSドメインにアクセスしてセッションを行う方式によるIMS音声サービスサポート指示のうちの1つである。
【0058】
関連技術では、5GネットワークがIMS音声サービスを直接サポートしないか又は直接提供しないが、EPSネットワークによりIMS音声サービスを間接的に提供すると、5Gネットワークは、端末に音声サービスサポートの指示を送信し、端末をIMSネットワークにリダイレクトして音声サービス/緊急サービスをサポートするプロセスにおいてIPアドレスの連続性を保証できる(即ち、前後で同じIPアドレスを採用する)か否かに注目せず、音声サービス/緊急サービスを確立できるか否かにも注目しない。
【0059】
5Gネットワークが、ネットワーク及び/端末によるIPアドレス連続性の保持能力を考慮してターゲットサービスのサポート指示をセットすれば、例えば、端末のIPアドレスを保持できないと特定されると、端末にターゲットサービスのサービスサポートの指示を送信しないと、一部の端末、例えば、音声中心の端末(Voice Centric UE)は、5Gネットワークにアタッチせず、ターゲットサービスをサポートするEPSネットワークにアタッチし、このときに、端末がターゲットサービス(例えば、音声サービス及び/又は緊急サービス)を開始するか又は受信することを確保することができる。データ中心の端末は、影響を受けず、5Gネットワークにアタッチし続けることができる。
【0060】
したがって、本開示の実施例では、端末側は、取得されたサービス処理の関連情報に基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理を行って、端末がターゲットサービスを正常に開始するか又は受信することができることを保証する。
【0061】
図3に示すように、本開示の実施例のサービス処理方法は、端末に適用され、
サービス処理の関連情報を取得するステップ31と、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理を行うステップ32とを含み、
前記サービス処理の関連情報は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含んでよい。
【0062】
端末は、自体設定により1項又は複数項のサービス処理の関連情報を取得することができる。端末は、第1のネットワークユニット、及び第2のネットワークユニットのうちの1つから、1項又は複数項のサービス処理の関連情報を受信することができる。
【0063】
前記第2のネットワークユニットは、第1のネットワークにおける第2のネットワークユニット又は第2のネットワークにおけるコアネットワークのネットワークユニットであってよく、AMF、MMEのうちの1つを少なくとも含んでよい。
【0064】
前記第2のネットワークユニットは、第1のネットワークにおける第2のネットワークユニット又は第2のネットワークにおける無線アクセスネットワークのネットワークユニットであってよく、NR、eLTE、NG-RAN、UTRAN、eNBのうちの1つを少なくとも含んでよい。
【0065】
なお、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連内容は、前述したとおりであり、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0066】
本開示の具体的な実施例では、前記第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かは、具体的には、ターゲットサービスのQoSフローを確立するときに、第1のネットワークの無線アクセスネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かである。
【0067】
前記端末タイプは、音声中心、及びデータ中心のうちの1つを含んでよいが、これらに限定されない。
【0068】
前記端末の登録モードは、シングル登録モード、及び二重登録モードのうちの1つを含んでよいが、これらに限定されない。
【0069】
本開示の具体的な実施例では、アクセスドメイン選択の関連処理を行って、ターゲットサービスのIPアドレス連続性を保証する必要がある。一実施形態において、第2のネットワークがターゲットサービスをサポートしないか、又は第1のネットワーク又は端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートしないか、又は第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートしなければ、リダイレクトによるIPアドレス変更は発生しない。したがって、本開示の具体的な実施例では、上記方法は、ある場合にしか実行されず、つまり、
本開示の具体的な実施例では、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理を行うことは、具体的には、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理を行うことであってよいか、
又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理を行うことであってよい。
【0070】
本開示の具体的な実施例では、収集された情報に基づいてアクセスドメイン選択の関連処理を行うのは、端末側であり、上記アクセスドメイン選択の関連処理は、
第1のネットワークに在圏することを選択する処理、
第1のネットワークに在圏することの選択を阻止する処理、
及び第2のネットワークに在圏することを選択する処理のうちの1つを少なくとも含む。
【0071】
一実施形態において、端末は、端末が第2のネットワークにアクセスする能力をオフにすることにより、第1のネットワークに在圏することの選択を阻止することができる。
【0072】
本開示の具体的な実施例では、端末は大量の情報を収集してアクセスドメイン選択の関連処理を行い、結果から見ると、1つの結果は、端末が第1のネットワークにおいてターゲットサービスを継続するように保持することであり、別の結果は、端末が第2のネットワークを選択してターゲットサービスを継続することであり、その一方、具体的にどのような場合にアクセスドメインをどのように選択するかについて、以下、一部の可能なポリシーについて説明する。
【0073】
本開示の具体的な実施例では、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、第1のネットワークに在圏することを選択することができる。
【0074】
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートすることは、
端末がハンドオーバ指示をサポートすることと、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートすることと、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートすることと、
端末が二重登録モードをサポートすることとで示されてよい。
【0075】
本開示の具体的な実施例では、さらに、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、第1のネットワークに在圏することを選択することができる。
【0076】
上記方式のいずれかでは、端末は第1のネットワークに在圏することができる。第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするときに、IPアドレス連続性を保持することができる。
【0077】
データ中心の端末に対して、その音声サービスの優先度が低いため、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトすることによりターゲットサービスを提供すると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートしないときに、つまり、IPアドレス連続性を保証できないときに、依然として第1のネットワーク(例えば、5Gネットワーク)に在圏することを選択することができる。
【0078】
上記場合に、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると、一実施形態において、IP連続性を確保しようとすれば、端末のサポートが必要であるため、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートする場合に対して、第1のネットワークに在圏することを選択するには、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの任意の条件を追加することができる。
【0079】
以上、端末がどのような条件で第1のネットワークに在圏することを選択するかを説明し、以下、他の観点から、端末がどのような条件で第1のネットワークに在圏するか又は第2のネットワークに在圏することの選択を阻止するかを直接説明する。
【0080】
本開示の具体的な実施例では、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバ指示をサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、第1のネットワークに在圏することを選択するか又は第2のネットワークに在圏することの選択を阻止する。
【0081】
本開示の具体的な実施例では、上記第1のネットワークと第2のネットワークは異なるネットワークに属し、例えば、5Gネットワーク、EPSネットワーク等であってよい。
【0082】
関連技術では、5GネットワークがIMS音声サービスを直接サポートしないか又は直接提供しないが、EPSネットワークによりIMS音声サービスを間接的に提供すると、5Gネットワークは、端末に音声サービスサポートの指示を送信し、端末をIMSネットワークにリダイレクトして音声サービス/緊急サービスをサポートするプロセスにおいてIPアドレスの連続性を保証できる(即ち、前後で同じIPアドレスを採用する)か否かに注目せず、音声サービス/緊急サービスを確立できるか否かにも注目しない。
【0083】
5Gネットワークが、ネットワーク及び/端末によるIPアドレス連続性の保持能力を考慮してターゲットサービスのサポート指示をセットすれば、例えば、端末のIPアドレスを保持できないと特定されると、端末にターゲットサービスのサービスサポートの指示を送信しないと、一部の端末、例えば、音声中心の端末(Voice Centric UE)は、5Gネットワークにアタッチせず、ターゲットサービスをサポートするEPSネットワークにアタッチし、このときに、端末がターゲットサービス(例えば、音声サービス及び/又は緊急サービス)を開始するか又は受信することを確保することができる。データ中心の端末は、影響を受けず、5Gネットワークにアタッチし続けることができる。
【0084】
したがって、本開示の実施例では、ネットワーク側の無線アクセスユニットは、収集された情報に基づいて端末にリダイレクトを行うか否かを特定して、端末がターゲットサービスを正常に開始するか又は受信することを保証する。
【0085】
図4に示すように、本開示の実施例のサービス処理方法は、第1のネットワークにおける第1のネットワークユニットに適用され、
サービス処理の関連情報を取得するステップ41と、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うステップ42とを含み、
前記サービス処理の関連情報は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含んでよい。
【0086】
第1のネットワークユニットは、自体設定により1項又は複数項のサービス処理の関連情報を取得することができる。第1のネットワークユニットは、第2のネットワークユニット、及び端末のうちの1つから、1項又は複数項のサービス処理の関連情報を受信することができる。
【0087】
前記第2のネットワークユニットは、第1のネットワークにおける第2のネットワークユニット又は第2のネットワークにおけるネットワークユニットであってよく、コアネットワークユニット、無線アクセスネットワークユニットのうちの1つを少なくとも含んでよい。
【0088】
なお、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連内容は、前述したとおりであり、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0089】
本開示の具体的な一実施例では、前記第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かは、具体的には、ターゲットサービスのQoSフローを確立するときに、第1のネットワークの無線アクセスネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かであってよい。
【0090】
前記端末タイプは、音声中心、及びデータ中心のうちの1つを含んでよいが、これらに限定されない。
【0091】
前記端末の登録モードは、シングル登録モード、及び二重登録モードのうちの1つを含んでよいが、これらに限定されない。
【0092】
本開示の具体的な実施例では、ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行って、ターゲットサービスのIPアドレス連続性を保証する必要がある。一実施形態において、第2のネットワークがターゲットサービスをサポートしないか、又は第1のネットワーク又は端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートしないか、又は第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートしなければ、リダイレクトによるIPアドレス変更は発生しない。したがって、本開示の具体的な実施例では、上記方法は、ある場合にしか実行されず、つまり、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うことは、具体的には、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うことであるか、
又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うことである。
【0093】
本開示の具体的な実施例では、収集された情報に基づいてターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うのは、ネットワーク側であり、上記ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理は、
端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続することと、
及び端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続することとのうちの1つを少なくとも含む。
【0094】
本開示の具体的な実施例では、第1のネットワークにおける第1のネットワークユニットは、大量の情報を収集してターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行う。結果から見ると、1つの結果は、端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続することであり、別の結果は、端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続することである。一実施形態において、第1のネットワークは、ターゲットサービスをサポートするが、信頼性を保証できないため、ターゲットサービスを直接提供することができない。しかしながら、端末を第2のネットワークにリダイレクトすればIPアドレス変更が発生してサービス中断を引き起こすより、端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続して、信頼性が低いターゲットサービスを提供する方がいい。具体的には、どのような場合に端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続すべきか、どのような場合に端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続するかについて、以下、一部の可能なポリシーについて説明する。
【0095】
本開示の具体的な実施例では、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続することができる。
【0096】
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートすることは、
端末がハンドオーバ指示をサポートすることと、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートすることと、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートすることと、
端末が二重登録モードをサポートすることとで示されてよい。
【0097】
本開示の具体的な実施例では、さらに、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続することができる。
【0098】
上記方式のいずれかでは、端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続して、IPアドレス連続性を保持することができる。
【0099】
上記場合に、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると、一実施形態において、IP連続性を確保しようとすれば、端末のサポートが必要であるため、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートする場合に対して、端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続するには、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの任意の条件を追加することができる。
【0100】
以上、第1のネットワークがどのような条件で端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続するかを直接説明する。以下、他の観点から、第1のネットワークが端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続すべきことを説明する。
【0101】
本開示の具体的な実施例では、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバ指示をサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバ指示をサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続することができる。
【0102】
本開示の具体的な実施例では、上記第1のネットワークと第2のネットワークは異なるネットワークに属し、例えば、5Gネットワーク、EPSネットワーク等であってよい。
【0103】
第1のネットワークにおける第1のネットワークユニットは、無線アクセスネットワークのネットワークユニット、NG-RAN、eLTE、NR等であってよい。
【0104】
図5に示すように、本開示の実施例の情報送信方法は、
ターゲットサービスの関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信するか又は放送するステップ51を含み、
前記サービス処理の関連情報は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含んでよい。
【0105】
ターゲットサービスの関連処理は、ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理、アクセスドメイン選択の関連処理、及びターゲットサービスのリダイレクトの関連処理のうちの1つを含んでよい。
【0106】
一実施形態において、ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信するか又は放送すると、実行主体は、第2のネットワークユニット又は端末の1つであってよい。前記第2のネットワークユニットは、第1のネットワークにおける第2のネットワークユニット又は第2のネットワークにおけるネットワークユニットであってよく、コアネットワークユニット、及び無線アクセスネットワークユニットのうちの1つを少なくとも含んでよい。
【0107】
一実施形態において、アクセスドメイン選択の関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信するか又は放送すると、実行主体は、第1のネットワークユニット、及び第2のネットワークユニットのうちの1つであってよい。
【0108】
一実施形態において、ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信するか又は放送すると、実行主体は、第2のネットワークユニット又は端末の1つであってよい。
【0109】
なお、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連内容は、前述したとおりであり、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0110】
本開示の具体的な実施例では、前記第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かは、具体的には、ターゲットサービスのQoSフローを確立するときに、第1のネットワークの無線アクセスネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かであってよい。
【0111】
前記端末タイプは、音声中心、及びデータ中心のうちの1つを含んでよいが、これらに限定されない。
【0112】
前記端末の登録モードは、シングル登録モード、及び二重登録モードのうちの1つを含んでよいが、これらに限定されない。
【0113】
本開示の具体的な実施例では、第1のネットワークにおけるネットワークユニットは、上記サービス処理の関連情報を取得し、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいてターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理を行い、ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理の関連内容について、以上、詳細に説明したので、ここでは説明を省略する。
【0114】
本開示の具体的な実施例では、端末は、上記サービス処理の関連情報を取得し、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいてアクセスドメイン選択の関連処理を行い、同様に、アクセスドメイン選択の関連処理の関連内容について、以上、詳細に説明したので、ここでは説明を省略する。
【0115】
本開示の具体的な実施例では、第1のネットワークにおけるネットワークユニットは、上記サービス処理の関連情報を取得し、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいてリダイレクトの関連処理を行い、同様に、リダイレクトの関連処理の関連内容について、以上、詳細に説明したので、ここでは説明を省略する。
【0116】
以下、具体的な適用例を参照しながら、本開示の実施例に係るサービス処理方法を説明し、なお、以下の具体的な適用例では、前述の実施例に説明された一部のパラメータしか考慮されない場合がある。
【0117】
図6を参照すると、図6は本開示の実施例に係る別のサービス処理方法の概略図であり、図6に示すように、以下のステップ61~ステップ62を含む。
【0118】
ステップ61では、端末がコアネットワークユニットに登録要求メッセージを送信する。
【0119】
選択的には、前記登録要求メッセージは、1項又は複数項のサービス処理の関連情報(サービス処理の関連情報がステップ22に記載のとおりであり、ここでは説明を省略する)、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否かの情報(即ち、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報)、UEが音声中心(即ち、Voice Centric)であるか否か及びUEがデータ中心(即ちData Centric)であるか否かの情報(即ち、端末タイプの関連情報)のうちの少なくとも1項を含んでよい。なお、データ中心のUEは、非音声中心のUEであると見なされてよい。
【0120】
本開示の具体的な一実施例では、コアネットワークユニットは、ステップ61及び/又はステップ71及び/又は自体設定により取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理を行い、ステップ22に記載のとおりであり、ここでは説明を省略する。
【0121】
ステップ62では、コアネットワークユニットは端末に登録受付メッセージを送信する。
【0122】
本開示の具体的な実施例では、コアネットワークユニット(例えば、AMF)は、UEによって送信された登録要求メッセージを受信すると共に、収集された情報に基づいて、UEに音声サービス(即ち、上記音声サービス)又は緊急サービスを含むターゲットサービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定する。
【0123】
本開示の具体的な実施例では、コアネットワークユニット(例えば、MME、AMF)が音声サービスのサービスサポート指示をUEに送信するか否かを特定するときに、その具体的な実現プロセスを以下のように説明する。
【0124】
コアネットワークユニット(例えば、AMF)は、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否か、N26インタフェースが設定されているか否か、5Gネットワークが音声サービスを直接サポートするか否か、EPSネットワークが音声サービスをサポートするか否か、5GネットワークがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートするか否か、UEが音声中心の(即ち、Voice Centric)UEであるか否か、及びUEがデータ中心の(即ち、Data Centric)UEであるか否かのうちの少なくとも1項に基づいて、UEに音声サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定することができる。
【0125】
具体的には、コアネットワークユニット(例えば、AMF)は、UEによって送信された登録要求メッセージを受信した後、UEに登録受付メッセージを送信することができる。選択的には、前記登録受付メッセージは、音声サービスがサポートされるか否かの指示情報を少なくとも含んでよい。
【0126】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、5G RAN(Radio Access Network、無線アクセスネットワーク))がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートし、かつN26インタフェースを備えないと、5Gネットワークは、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否かに基づいて、UEに音声サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定することができる。
【0127】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、5G RAN)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートし、N26インタフェースを備えず、かつUEが音声中心(即ち、Voice Centric)であると、5Gネットワークは、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否かに基づいて、UEに音声サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定することができる。
【0128】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、5G RAN)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートすると、5Gネットワークは、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否かに基づいて、UEに音声サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定することができる。
【0129】
本開示の具体的な実施例では、5GネットワークがUEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEに音声サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定するという処理は、
UEがハンドオーバアタッチをサポートすると、UEに音声サービスのサービスサポート指示(例えば、IMS voice over PS Session Supported Indication又はIMS voice over PS Session Supported Indication over 3GPP)を送信することができ、このときに、UEのIPアドレスをリダイレクト後に保持でき、音声サービスを継続することができることと、
UEがハンドオーバアタッチをサポートしないと、UEに音声サービスのサービスサポート指示を送信しないか又はUEに音声サービスのサービスサポート不可指示(例えば、IMS voice over PS Session Supported Indicationサポート不可指示又はIMS voice over PS Session Supported Indication over 3GPPサポート不可指示)を送信することができる。この場合、音声中心の(即ち、Voice Centric)UEがドメイン選択ルールに基づいて、5Gネットワークではなく、音声サービスをサポートするネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にアタッチし、このように、UEの音声サービスがサポートされることになる。なお、データ中心の(即ち、Data Centric)UEは、実現形態に依存する。UEが発呼しようとすれば、UEの実現形態に基づいて、UEはEPSにアクセスして行うことができる。UEが着呼しているときに、音声電話は依然としてロスが発生するが、UEはデータ中心(即ち、Data Centric)であるため、影響が小さい。
【0130】
本開示の具体的な実施例では、コアネットワークユニット(例えば、MME、AMF)が緊急サービスのサービスサポート指示をUEに送信するか否かを特定するときに、その具体的な実現プロセスを以下のように説明する。
【0131】
コアネットワークユニット(例えば、AMF)は、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否か、N26インタフェースが設定されているか否か、5Gネットワークが音声サービスを直接サポートするか否か、EPSが音声サービスをサポートするか否か、5GネットワークがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートするか否か、UEが音声中心の(即ち、Voice Centric)UEであるか否か、及びUEがデータ中心の(即ち、Data Centric)UEであるか否かのうちの少なくとも1項に基づいて、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定することができる。
【0132】
コアネットワークユニット(例えば、AMF)はUEに登録受付メッセージを送信する。選択的には、前記メッセージは、緊急サービスがサポートされるか否かの指示情報を少なくとも含んでよい。
【0133】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、新しいアクセス(New Radio、NR)or eLTE)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートし、かつN26インタフェースを備えないと、5Gネットワークは、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否かに基づいて、UEに緊急サービスのサービスサポート指示(per TA per RAT)を送信するか否かを特定することができる。
【0134】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、NR or eLTE)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートし、N26インタフェースを備えず、かつUEが音声中心(即ち、Voice Centric)であると、5Gネットワークは、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否かに基づいて、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定することができる。
【0135】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、NR or eLTE)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートすると、5Gネットワークは、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否かに基づいて、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定することができる。
【0136】
本開示の具体的な実施例では、コアネットワークユニットがUEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信するか否かを特定するという処理は、以下の1つを含んでよい。
【0137】
UEがハンドオーバアタッチをサポートすると、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信することができる。この場合、UEのIPアドレスをリダイレクト後に保持でき、緊急サービスを継続することができる。
【0138】
UEがハンドオーバアタッチをサポートしないと、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信しないか又はUEに緊急サービスのサービスサポート不可指示を送信することができる。この場合、音声中心の(即ち、Voice Centric)UEがドメイン選択ルールに基づいて、5Gネットワークではなく、緊急サービスをサポートするネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にアタッチし、このように、UEの音声サービスがサポートされることになる。なお、データ中心の(即ち、Data Centric)UEは、実現形態に依存し、UEが発呼しようとすれば、UEの実現形態に基づいて、UEはEPSにアクセスして行うことができ、UEが着呼しているときに、音声電話は依然としてロスが発生するが、UEはデータ中心(即ち、Data Centric)であるため、影響が小さい。
【0139】
UEがハンドオーバアタッチをサポートしないと、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信しないが、フォールバック方式を採用する緊急サービス指示を送信する。この場合、発呼の緊急サービスに対して、UEがフォールバック方式を採用する緊急サービス要求をサポートすれば、UEはサービス要求を開始することができ、5GネットワークがUEをEPSネットワークにフォールバックさせた後、UEは緊急サービスに関連するPDN接続確立を開始し、緊急サービスを継続することができる。着呼に対して、依然としてロスが発生する。緊急サービスに対しては着呼がないため、影響を受けない。フォールバック方式を採用する緊急サービス要求をサポートしないUEに対して。
UEがハンドオーバアタッチをサポートしないと共に、UEがデータ中心の(即ち、Data Centric)UEであると、UEに緊急サービスのサービスサポート指示を送信することができる。UEがEPSにリダイレクトされた後、UEは再発呼する。着呼しているときに、音声電話依然としてロスが発生するが、データ中心(即ち、Data Centric)であるため、影響が小さい。
【0140】
本開示の具体的な実施例では、UEがコアネットワークユニット(例えば、MME又はAMF)の応答に基づいてアクセスドメインを選択する具体的な実現プロセスを以下のように説明する。
【0141】
本開示の実施例では、コアネットワークユニット(例えば、AMF)は、UEによって送信された登録要求メッセージを受信した後、UEに登録受付メッセージを送信する。選択的には、前記登録受付メッセージは、N26インタフェースをサポートするか否か、5Gネットワークが音声サービスを直接サポートするか否か、EPSが音声サービスをサポートするか否か、5GネットワークがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービスをサポートするか否かのうちの少なくとも1項を含んでよい。
【0142】
選択的には、UEは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に少なくとも基づいてUEアクセスドメインを選択することができる。具体的には、UEがUEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいてUEアクセスドメインを選択するという処理は、以下の1つを含んでよい。
【0143】
UEがハンドオーバアタッチをサポートすると、5Gネットワーク能力を備えたUEは5Gネットワークを選択してアクセスすることができる(例えば、5Gコアネットワークのセルに接続される)。
【0144】
UEがハンドオーバアタッチをサポートしないと、5Gネットワーク能力を備えるUEは、
5Gネットワークにアクセスすることを選択しないことと、
5Gネットワーク能力とEPSネットワーク能力を備えるUEがEPSネットワークを選択してアクセスすることとのうちの1つを実行することができる。
【0145】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、NR or eLTE)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートし、かつN26インタフェースを備えないと、UEは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEアクセスドメインを選択する必要がある。
【0146】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、NR or eLTE)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートし、N26インタフェースを備えず、かつUEが音声中心(即ち、Voice Centric)であると、UEは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEアクセスドメインを選択することができる。
【0147】
選択的には、5Gネットワーク(例えば、NR or eLTE)がUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートすると、UEは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEアクセスドメインを選択することができる。
【0148】
選択的には、無線アクセスネットワークユニットは、NGインタフェース確立要求メッセージによりコアネットワークユニットにサービス処理の関連メッセージ(例えば、無線アクセスネットワークユニットがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートすることをサポートするか否かの関連情報)を送信し、コアネットワークユニットは、NGインタフェース確立応答メッセージにより無線アクセスネットワークユニットにサービス処理の関連メッセージ(例えば、コアネットワークユニットがN26インタフェースをサポートするか否かの関連情報)を送信することができる。具体的には、図7を参照すると、以下のステップ71~72を含む。
【0149】
ステップ71では、無線アクセスネットワークユニットは、コアネットワークユニットにNGインタフェース確立要求メッセージを送信する。
【0150】
選択的には、前記NGインタフェース確立要求メッセージは、1項又は複数項のサービス処理の関連情報(サービス処理の関連情報がステップ22に記載のとおりであり、ここでは説明を省略する)、及び無線アクセスネットワークユニットがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートすることをサポートするか否かの情報を少なくとも含んでよい。
【0151】
ステップ72では、コアネットワークユニットは、無線アクセスネットワークユニットにNGインタフェース確立応答メッセージを送信する。選択的には、前記NGインタフェース確立応答メッセージは、1項又は複数項のサービス処理の関連情報(サービス処理の関連情報がステップ22に記載のとおりであり、ここでは説明を省略する)、及びコアネットワークユニットがN26インタフェースをサポートするか否かの情報を少なくとも含んでよい。
【0152】
選択的には、コアネットワークユニットは、初期コンテキスト確立要求メッセージにより無線アクセスネットワークユニットに、上記サービス処理の関連情報(例えば、コアネットワークユニットがN26インタフェースをサポートするか否か、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否か、UEが音声中心の(即ち、Voice Centric)UEであるか否か、及びUEがデータ中心の(即ち、Data Centric)UEであるか否か、なお、データ中心のUEは、非音声中心のUEであると見なされてよい等)を送信することができ、無線アクセスネットワークユニットは、初期コンテキスト確立応答メッセージにより、コアネットワークユニットにサービス処理の関連情報(例えば、無線アクセスネットワークユニットがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートすることをサポートするか否かの関連情報)を送信することができる。具体的には、図8を参照すると、以下のステップ81~ステップ82を含む。
【0153】
ステップ81では、コアネットワークユニットは、無線アクセスネットワークユニットに初期コンテキスト確立要求メッセージを送信する。
【0154】
選択的には、前記初期コンテキスト確立要求メッセージは、サービス処理の関連情報(サービス処理の関連情報がステップ22に記載のとおりであり、ここでは説明を省略する)、コアネットワークユニットがN26インタフェースをサポートするか否か、UEがハンドオーバアタッチをサポートするか否か、UEが音声中心の(即ち、Voice Centric)UEであるか否か、及びUEがデータ中心の(即ち、Data Centric)UEであるか否かのうちの少なくとも1項を含んでよい。なお、データ中心のUEは、非音声中心のUEであると見なされてよい。
【0155】
本開示の具体的な一実施例では、無線アクセスネットワークユニット(例えば、NR、eLTE)はステップ81及び/又はステップ72及び/又は自体設定により取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、ターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行い、ステップ42に記載のとおりであり、ここでは説明を省略する。ステップ82では、無線アクセスネットワークユニットは、コアネットワークユニットに初期コンテキスト確立応答メッセージを送信する。
【0156】
選択的には、前記初期コンテキスト確立応答メッセージは、無線アクセスネットワークユニットがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートすることをサポートするか否かを少なくとも含んでよい。
【0157】
選択的には、無線アクセスネットワークユニットは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に少なくとも基づいて、UEを音声サービス又は緊急サービスをサポートできる他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトするか否かを特定する。UEがUEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいてUEアクセスドメインを選択するという処理は、以下の1つを含んでよい。
【0158】
UEがハンドオーバアタッチをサポートすると、UEを音声サービス又は緊急サービスをサポートする他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトすることができる。
【0159】
UEがハンドオーバアタッチをサポートしないと、UEを音声サービス又は緊急サービスをサポートする他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトしなくてよい。この場合、UEは5Gネットワークにおいて音声サービス又は緊急サービスがそれほど信頼できないが、依然として行うことができる。そうでなければ、EPSネットワークにリダイレクトした後、IPアドレスが変更するため、逆にコールドロップとなる。
【0160】
本開示の実施例では、音声サービス又は緊急サービスに関連するQoSフロー確立要求又はサービス要求を受信すると、
無線アクセスネットワークユニットがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートするように設定され、かつコアネットワークユニットがN26インタフェースサポート不可を指示すると、無線アクセスネットワークユニットは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトするか否かを特定する処理と、
無線アクセスネットワークユニットがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートするように設定され、コアネットワークユニットがN26インタフェースサポート不可を指示し、かつUEが音声中心であると、無線アクセスネットワークユニットは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトするか否かを特定する処理と、
無線アクセスネットワークユニットがUEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトして音声サービス又は緊急サービスをサポートするように設定されると、無線アクセスネットワークユニットは、UEによるハンドオーバアタッチのサポート可否に基づいて、UEを他のネットワーク(例えば、EPSネットワーク)にリダイレクトするか否かを特定する処理とのうちの1つを実行してよい。
【0161】
図9を参照すると、図9は、本開示の実施例に係る通信機器の構成図である。図9に示すように、通信機器90は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得するための第1の取得モジュール91と、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、サービスサポート指示の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うための第1の処理モジュール92と、を含む。
【0162】
選択的には、前記第1の処理モジュール92は、具体的には、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うか、又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行う。
【0163】
選択的には、前記第1の処理モジュール92は、具体的には、第1の動作又は第2の動作を実行し、前記第1の動作は、前記ターゲットサービスを指示するサービスサポート指示情報を特定するか、又はターゲットサービスのサービスが指示情報によるターゲットサービスサポートの指示をサポートするか否かを特定することであり、前記第2の動作は、前記ターゲットサービスを指示しないサービスサポート情報を特定するか、又はターゲットサービスのサービスが指示情報によるターゲットサービスのサポート不可の指示をサポートするか否かを特定することである。
【0164】
選択的には、前記第1の処理モジュール92は、具体的には、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する。
【0165】
選択的には、前記第1の処理モジュール92は、具体的には、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると共に、端末が、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末が二重登録モードをサポートするという条件、及び端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの少なくとも1つを端末が満たすと、第1の動作を実行すると特定する。
【0166】
選択的には、前記第1の処理モジュール92は、具体的には、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバアタッチをサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する。
【0167】
本開示の実施例に係る通信機器90は、図2の方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0168】
図10を参照すると、図10は、本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。図10に示すように、通信機器100は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得するための第2の取得モジュール101と、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うための第2の処理モジュール102と、を含む。
【0169】
選択的には、前記第2の処理モジュール102は、具体的には、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うか、又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行う。
【0170】
選択的には、前記第2の処理モジュール102は、具体的には、第1の動作又は第2の動作を実行し、前記第1の動作は、第1のネットワークに在圏することを選択することであり、前記第2の動作は、第1のネットワークに在圏することの選択を阻止するか、又は第2のネットワークに在圏することを選択することである。
【0171】
選択的には、前記第2の処理モジュール102は、具体的には、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する。
【0172】
選択的には、前記第2の処理モジュール102は、具体的には、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると共に、端末が、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末が二重登録モードをサポートするという条件、及び端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの少なくとも1つを端末が満たすと、第1の動作を実行すると特定する。
【0173】
選択的には、前記第2の処理モジュール102は、具体的には、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバアタッチをサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する。
【0174】
本開示の実施例に係る通信機器100は、図3の方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0175】
図11を参照すると、図11は、本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図である。図11に示すように、通信機器110は、
端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得するための第3の取得モジュール111と、
取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、リダイレクトの関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行うための第3の処理モジュール112と、を含む。
【0176】
選択的には、前記第3の処理モジュール112は、具体的には、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うか、又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行う。
【0177】
選択的には、前記第3の処理モジュール112は、具体的には、第1の動作又は第2の動作を実行する、前記第1の動作は、端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続することであり、前記第2の動作は、端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続することである。
【0178】
選択的には、前記第3の処理モジュール112は、具体的には、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する。
【0179】
選択的には、前記第3の処理モジュール112は、具体的には、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると共に、端末が、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末が二重登録モードをサポートするという条件、及び端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの少なくとも1つを端末が満たすと、第1の動作を実行すると特定する。
【0180】
選択的には、前記第3の処理モジュール112は、具体的には、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバアタッチをサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する。
【0181】
本開示の実施例に係る通信機器110は、図4の方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0182】
図12を参照すると、図12は、本開示の実施例に係る通信機器の構成図である。図12に示すように、通信機器120は、
ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理、又はアクセスドメイン選択の関連処理又はターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信するか又は放送する送信モジュール121を含み、
前記サービス処理の関連情報は、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含む。
【0183】
本開示の実施例に係る通信機器120は、図5の方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0184】
本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能で、前記プロセッサによって実行されると、上記サービス処理方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができるコンピュータプログラムとを含む通信機器をさらに提供し、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0185】
本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で実行可能で、前記プロセッサによって実行されると、上記情報送信方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができるコンピュータプログラムとを含む通信機器をさらに提供し、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0186】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、上記サービス処理方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができるコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0187】
本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、上記情報送信方法の実施例の各プロセスを実現し、かつ同じ技術的効果を達成することができるコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、重複を避けるために、ここでは説明を省略する。
【0188】
図13を参照すると、図13は、本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図であり、図13に示すように、通信機器1300は、第1のプロセッサ1301、第1のメモリ1302、第1のバスインタフェース1303及び第1のトランシーバー1304を含み、第1のプロセッサ1301、第1のメモリ1302及び第1のトランシーバー1304がいずれも第1のバスインタフェース1303に接続される。
【0189】
第1のプロセッサ1301は、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得し、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、サービスサポート指示の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行う。
【0190】
選択的には、前記第1のプロセッサ1301は、さらに、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うか、又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行う。
【0191】
選択的には、前記第1のプロセッサ1301は、さらに、第1の動作又は第2の動作を実行し、前記第1の動作は、前記ターゲットサービスを指示するサービスサポート指示情報を特定するか、又はターゲットサービスのサービスが指示情報によるターゲットサービスサポートの指示をサポートするか否かを特定することであり、前記第2の動作は、前記ターゲットサービスを指示しないサービスサポート情報を特定するか、又はターゲットサービスのサービスが指示情報によるターゲットサービスのサポート不可の指示をサポートするか否かを特定することである。
【0192】
選択的には、前記第1のプロセッサ1301は、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する。
【0193】
選択的には、前記第1のプロセッサ1301は、さらに、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると共に、端末が、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末が二重登録モードをサポートするという条件、及び端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの少なくとも1つを端末が満たすと、第1の動作を実行すると特定する。
【0194】
選択的には、前記第1のプロセッサ1301は、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバアタッチをサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する。
【0195】
図14は、本開示の各実施例を実現する通信機器のハードウェア概略構成図である。図14を参照すると、該通信機器1400は、無線周波数ユニット1401、ネットワークモジュール1402、オーディオ出力ユニット1403、入力ユニット1404、センサ1405、表示ユニット1406、ユーザ入力ユニット1407、インタフェースユニット1408、第2のメモリ1409、第2のプロセッサ1410及び電源1411等の部品を含むが、これらに限定されない。当業者が理解できるように、図14に示す通信機器構成は、通信機器を限定するものではなく、通信機器は、図示より多いか又は少ない部品を含んでよく、ある部品を組み合わせたり、異なる部品を配置したりしてもよい。本開示の実施例では、通信機器は、携帯電話、タブレット、ノートパソコン、ハンドトップ、車載端末、ウェアラブルデバイス及び歩数計等を含むが、これらに限定されない。
【0196】
第2のプロセッサ1410は、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得し、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、アクセスドメイン選択の関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行う。
【0197】
選択的には、前記第2のプロセッサ1410は、さらに、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うか、又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行う。
【0198】
選択的には、前記第2のプロセッサ1410は、さらに、第1の動作又は第2の動作を実行し、前記第1の動作は、第1のネットワークに在圏することを選択することであり、前記第2の動作は、第1のネットワークに在圏することの選択を阻止するか、又は第2のネットワークに在圏することを選択することである。
【0199】
選択的には、前記第2のプロセッサ1410は、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する。
【0200】
選択的には、前記第2のプロセッサ1410は、さらに、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると共に、端末が、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末が二重登録モードをサポートするという条件、及び端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの少なくとも1つを端末が満たすと、第1の動作を実行すると特定する。
【0201】
選択的には、前記第2のプロセッサ1410は、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバアタッチをサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する。
【0202】
なお、本開示の実施例では、無線周波数ユニット1401は、情報の送受信、又は通話中の信号の送受信に用いられてよく、具体的には、基地局からのダウンリンクデータを受信した後、第2のプロセッサ1410に処理させ、また、アップリンクデータを基地局に送信する。一般的に、無線周波数ユニット1401は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサ等を含むが、これらに限定されない。また、無線周波数ユニット1401は、さらに無線通信システムによりネットワーク及び他の機器と通信してよい。
【0203】
通信機器は、ネットワークモジュール1402によりユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供して、ユーザの電子メールの送受信、ウェブの閲覧及びストリーミングメディアのアクセス等を助ける。
【0204】
オーディオ出力ユニット1403は、無線周波数ユニット1401又はネットワークモジュール1402によって受信されるか、又は第2のメモリ1409に記憶されるオーディオデータをオーディオ信号に変換して音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット1403は、さらに通信機器1400によって実行される特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、コール着信音、メッセージ着信音等)を提供することができる。オーディオ出力ユニット1403は、スピーカー、ブザー及びレシーバー等を含む。
【0205】
入力ユニット1404は、オーディオ又はビデオ信号を受信する。入力ユニット1404は、グラフィック第2処理ユニット(Graphics Processing Unit、GPU)14041及びマイクロフォン14042を含んでよく、グラフィック第2処理ユニット14041は、動画撮影モード又は撮影モードで撮影機器(例えば、カメラ)によって取得された静止画像又はビデオの画像データを処理する。処理後の画像フレームは表示ユニット1406に表示されてよい。グラフィック第2処理ユニット14041によって処理された画像フレームは、第2のメモリ1409(又は他の記憶媒体)に記憶されてもよく、無線周波数ユニット1401又はネットワークモジュール1402によって送信されてもよい。マイクロフォン14042は、音声を受信し、かつこのような音声をオーディオデータに処理することができる。処理後のオーディオデータを、電話通話モードの場合に無線周波数ユニット1401によって移動通信基地局に送信されるフォーマットに変換して出力することができる。
【0206】
通信機器1400は、さらに、光センサ、動きセンサ及び他のセンサ等のような少なくとも1種のセンサ1405を含む。具体的には、光センサは、環境光線の明るさに応じて表示パネル14061の輝度を調節することができる環境光センサと、通信機器1400が耳元に移動するときに、表示パネル14061及び/又はバックライトをオフにすることができる近接センサとを含む。動きセンサの1種として、加速センサは、各方向(一般的に3軸)の加速度の大きさを検出でき、静止時に重力の大きさ及び方向を検出でき、通信機器姿勢の識別(例えば、縦向きと横向きの切替、ゲーム関連、磁力計の姿勢較正)、振動識別に関連する機能(例えば、歩数計、タッピング)等に用いられてよく、センサ1405は、さらに指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサ等を含んでよく、ここでは説明を省略する。
【0207】
表示ユニット1406は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供された情報を表示する。表示ユニット1406は、表示パネル14061を含んでよく、LCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light-Emitting Diode)等の形式で表示パネル14061を設定してよい。
【0208】
ユーザ入力ユニット1407は、入力された数字又は文字情報を受信すると共に、通信機器のユーザセッティング及び機能制御に関連するキー信号入力を生成することができる。具体的には、ユーザ入力ユニット1407は、タッチパネル14071及び他の入力機器14072を含む。タッチパネル14071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又はその近くでのユーザのタッチ操作(例えば、指、スタイラスペン等の任意の適切な物体又は付属品を用いるタッチパネル14071上又はタッチパネル14071の近くでのユーザの操作)を収集することができる。タッチパネル14071は、タッチ検出機器及びタッチコントローラの2つの部品を含んでよい。タッチ検出機器は、ユーザのタッチ方向を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送し、タッチコントローラは、タッチ検出機器からタッチ情報を受信し、かつタッチポイント座標に変換し、その後に第2のプロセッサ1410に送信し、第2のプロセッサ1410から送信されたコマンドを受信し、実行する。また、抵抗式、容量式、赤外線式及び表面弾性波式等の複数のタイプでタッチパネル14071を実現することができる。タッチパネル14071に加えて、入力ユニット1407は、他の入力デバイス14072をさらに含んでよい。具体的には、他の入力デバイス14072は、物理キーボード、機能キー(例えば、ボリューム調節キー、スイッチキー等)、トラックボール、マウス、及び操作レバーを含むが、これらに限定されず、ここでは説明を省略する。
【0209】
さらに、タッチパネル14071は、表示パネル14061をカバーしてよく、タッチパネル14071がその上又はその近くでのタッチ操作を検出した後、第2のプロセッサ1410に伝送してタッチイベントのタイプを特定し、その後に、第2のプロセッサ1410は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル14061に対応する視覚的出力を提供する。図において、タッチパネル14071と表示パネル14061は2つの独立した部品として通信機器の入力と出力機能を実現するが、いくつかの実施例では、タッチパネル14071と表示パネル14061を一体化して通信機器の入力と出力機能を実現することができ、ここで限定しない。
【0210】
インタフェースユニット1408は、外部機器と通信機器1400を接続するインタフェースである。例えば、外部機器は、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又は電池充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを備えた機器との接続用ポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、ヘッドフォンポート等を含んでよい。インタフェースユニット1408は、外部機器からの入力(例えば、データ情報、電力等)を受信すると共に、受信した入力を通信機器1400内の1つ又は複数の素子に伝送するか又は通信機器1400と外部機器の間にデータを伝送することができる。
【0211】
第2のメモリ1409は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを記憶することができる。第2のメモリ1409は、主に、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能等)等を記憶することができるプログラム記憶領域と、携帯電話の使用に応じて作成されたデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳等)等を記憶することができるデータ記憶領域を含んでよい。また、第2のメモリ1409は、高速ランダムアクセス第2メモリを含んでよく、少なくとも1つの磁気ディスク第2メモリ素子、フラッシュメモリ素子又は他の揮発性固体第2メモリ素子等の不揮発性第2メモリを含んでもよい。
【0212】
第2のプロセッサ1410は、通信機器の制御センターであり、様々なインタフェースと回線により通信機器全体の各部分に接続され、第2のメモリ1409に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを動作させるか又は実行し、第2のメモリ1409に記憶されたデータを呼び出すことにより、通信機器の様々な機能とデータ処理を実行して、通信機器全体を監視する。第2のプロセッサ1410は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでよく、選択的には、第2のプロセッサ1410は、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラム等を処理する第2のアプリケーションプロセッサと、主に無線通信を処理する第2のモデムプロセッサとを集積することができる。理解できるように、上記第2のモデムプロセッサは、第2のプロセッサ1410に集積されなくてもよい。
【0213】
通信機器1400は、各部品に給電する電源1411(例えば、電池)を含んでよく、選択的には、電源1411は、電源管理システムにより第2のプロセッサ1410と論理的に接続されて、電源管理システムにより充電、放電の管理及び消費電力の管理等の機能を実現する。
【0214】
また、通信機器1400は、いくつかの未図示の機能モジュールを含み、ここでは説明を省略する。
【0215】
図15を参照すると、図15は、本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図であり、図15に示すように、通信機器1500は、第3のプロセッサ1501、第3のメモリ1502、第3のバスインタフェース1503及び第3のトランシーバー1504を含み、第3のプロセッサ1501、第3のメモリ1502及び第3のトランシーバー1504がいずれも第3のバスインタフェース1503に接続される。
【0216】
第3のプロセッサ1501は、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含むサービス処理の関連情報を取得し、取得された前記サービス処理の関連情報に少なくとも基づいて、リダイレクトの関連処理であるターゲットサービスの関連処理を行う。
【0217】
選択的には、前記第3のプロセッサ1501は、さらに、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると共に、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行うか、又は、
第2のネットワークがターゲットサービスをサポートし、第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートすると、取得された前記サービス処理の関連情報に基づいて、ターゲットサービスの関連処理を行う。
【0218】
選択的には、前記第3のプロセッサ1501は、さらに、第1の動作又は第2の動作を実行し、前記第1の動作は、端末を第2のネットワークにリダイレクトしてターゲットサービスを継続することであり、前記第2の動作は、端末を第1のネットワークに保持してターゲットサービスを継続することである。
【0219】
選択的には、前記第3のプロセッサ1501は、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートすると共に、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、
端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
第2のネットワークがハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバ指示をサポートするという条件、
端末が二重登録モードをサポートするという条件、
端末タイプがデータ中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第1の動作を実行すると特定する。
【0220】
選択的には、前記第3のプロセッサ1501は、さらに、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートすると共に、端末が
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートするという条件、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末がシングル登録モードをサポートすると共に、端末がハンドオーバアタッチをサポートするという条件、端末が二重登録モードをサポートするという条件、及び端末タイプがデータ中心であるという条件のうちの少なくとも1つを端末が満たすと、第1の動作を実行すると特定する。
【0221】
選択的には、前記第3のプロセッサ1501は、さらに、
端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするが、端末がIPアドレス連続性の保持要求をサポートしないという条件、
端末タイプが音声中心であるという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートしないと共に、N26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であるが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末がシングル登録モードをサポートするが、端末がハンドオーバアタッチをサポートしないという条件、
及び第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートし、端末タイプが音声中心であり、端末がシングル登録モードをサポートするが、ハンドオーバアタッチをサポートしないという条件のうちの少なくとも1つを満たすと、前記第2の動作を実行すると特定する。
【0222】
図16を参照すると、図16は、本開示の実施例に係る別の通信機器の構成図であり、図16に示すように、通信機器1600は、第4のプロセッサ1601、第4のメモリ1602、第4のバスインタフェース1603及び第4のトランシーバー1604を含み、第4のプロセッサ1601、第4のメモリ1602及び第4のトランシーバー1604がいずれも第4のバスインタフェース1603に接続される。
【0223】
第4のトランシーバー1604は、ターゲットサービスのサービスサポート指示の関連処理、又はアクセスドメイン選択の関連処理又はターゲットサービスのリダイレクトの関連処理を行うために、サービス処理の関連情報を送信し、
前記サービス処理の関連情報は、端末が端末のIPアドレス連続性の保持要求をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えるインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがN26インタフェースを備えないインターワーキングフローをサポートするか否かの関連情報、端末がハンドオーバ指示をサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークが端末のハンドオーバ指示に基づく端末のIPアドレス連続性の保持をサポートするか否かの関連情報、端末タイプの関連情報、端末の登録モードの関連情報、端末が第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワーク及び/又は第2のネットワークがターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報、第1のネットワークが端末の第2のネットワークへのリダイレクトをサポートするか否かの関連情報、及び第1のネットワークが端末を第2のネットワークにリダイレクトする方式で前記ターゲットサービスをサポートするか否かの関連情報のうちの少なくとも1項を含む。
【0224】
なお、本明細書において、用語「含む」、「含有」又はそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図することにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけでなく、明確に列記されていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は機器の固有の要素をさらに含む。より多くの限定がない場合に、語句「1つ...を含む」により限定された要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置にさらに別の同一の要素が存在することを排除するものではない。
【0225】
以上の実施形態の説明により、当業者は、上記実施例の方法がソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームを併用した方法で実現でき、当然のことながらハードウェアでも実現できるが、多くの場合に前者がより好ましい実施形態であることを明確に理解することができる。このような理解に基づいて、本開示の技術手段は本質的又は関連技術に寄与する部分がソフトウェア製品の形態で具現化されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)内に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン又はネットワーク機器などであってもよい)に本開示の各実施例に記載の方法を実行させるための複数の命令を含む。
【0226】
以上で添付図面を結合して本開示の実施例を説明したが、本開示は、上記具体的な実施形態に限定されるものではなく、上記具体的な実施形態は、ただ例示的なものであり、制限的なものではなく、当業者であれば本開示の示唆で、本開示の趣旨及び特許請求の範囲の保護範囲から逸脱せずに多くの形式を行うことができ、これらはいずれも本開示の保護範囲内に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16