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特許7480317検索方法、装置、電子機器及び記憶媒体

書誌要約請求の範囲詳細な説明課題実施例実施するための形態図面の説明

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B2)

(11)【特許番号】

(24)【登録日】2024-04-26

(45)【発行日】2024-05-09

(54)【発明の名称】検索方法、装置、電子機器及び記憶媒体

(51)【国際特許分類】

G06F 16/953 20190101AFI20240430BHJP

【ＦＩ】

G06F16/953

【請求項の数】 16

(21)【出願番号】P 2022548624

(86)(22)【出願日】2021-07-29

(65)【公表番号】

(43)【公表日】2023-03-31

(86)【国際出願番号】 CN2021109324

(87)【国際公開番号】W WO2022033321

(87)【国際公開日】2022-02-17

【審査請求日】2022-08-10

(31)【優先権主張番号】202010794468.8

(32)【優先日】2020-08-10

(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN

(73)【特許権者】

【識別番号】520476341

【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司

【氏名又は名称原語表記】ＢｅｉｊｉｎｇＢｙｔｅｄａｎｃｅＮｅｔｗｏｒｋＴｅｃｈｎｏｌｏｇｙＣｏ．，Ｌｔｄ．

【住所又は居所原語表記】ＲｏｏｍＢ－００３５，２／Ｆ，Ｎｏ．３Ｂｕｉｌｄｉｎｇ，Ｎｏ．３０，ＳｈｉｘｉｎｇＲｏａｄ，ＳｈｉｊｉｎｇｓｈａｎＤｉｓｔｒｉｃｔＢｅｉｊｉｎｇ１０００４１Ｃｈｉｎａ

(74)【代理人】

【識別番号】100107766

【弁理士】

【氏名又は名称】伊東忠重

(74)【代理人】

【識別番号】100070150

【弁理士】

【氏名又は名称】伊東忠彦

(74)【代理人】

【識別番号】100135079

【弁理士】

【氏名又は名称】宮崎修

(72)【発明者】

【氏名】▲孫▼ 舒

(72)【発明者】

【氏名】▲趙▼ ▲絢▼

【審査官】原秀人

(56)【参考文献】

【文献】特開２０１７－２２４２１８（ＪＰ，Ａ）

【文献】国際公開第２０１８／１３１１３２（ＷＯ，Ａ１）

【文献】ビジネス書籍編集部，図解ビジネス情報源入門から業界動向までひと目で分かるソーシャルメディア，初版，日本，株式会社アスキー・メディアワークス，2010年12月10日，pp. 98-99

(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)

Ｇ０６Ｆ１６／００－１６／９５８

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】

明確な検索意図がない検索ワードであるジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を受信するステップと、
前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するステップと、
前記少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するステップと、を含み、
各前記マルチメディアコンテンツカードは前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する１つの拡張タグに対応し、各前記マルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を含み、各前記マルチメディアコンテンツ集合は前記拡張タグに対応する１つの拡張サブタグに対応し、前記拡張タグは複数の拡張サブタグに対応する集合タグ情報であり、
前記展示するステップにおいて、各前記拡張タグ、及び各前記拡張サブタグに対応する前記少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示する
ことを特徴とする検索方法。

【請求項2】

各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するステップは、
前記マルチメディアコンテンツカードに対応する展示位置に、該マルチメディアコンテンツカードに含まれる各前記マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびテキスト記述コンテンツをそれぞれ展示するステップを含み、
前記表紙画像およびテキスト記述コンテンツは該マルチメディアコンテンツ集合に基づいて特定されたものである
ことを特徴とする請求項１に記載の検索方法。

【請求項3】

前記方法は、
任意の前記マルチメディアコンテンツ集合に対するトリガ操作に応答して、マルチメディアコンテンツストリームの形式で該マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生するステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の検索方法。

【請求項4】

前記方法は、
前記マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツの再生完了に応答して、引き続いて前記マルチメディアコンテンツストリームの形式で前記任意の前記マルチメディアコンテンツ集合とは異なるマルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生するステップをさらに含み、
前記マルチメディアコンテンツ集合、及び前記任意の前記マルチメディアコンテンツ集合とは異なるマルチメディアコンテンツ集合は、同一の前記マルチメディアコンテンツカードに属する
ことを特徴とする請求項３に記載の検索方法。

【請求項5】

明確な検索意図がない検索ワードであるジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を取得するステップと、
前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する、複数の拡張サブタグに対応する集合タグ情報である少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップと、
各前記拡張タグに対して、各前記拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得し、各前記マルチメディアコンテンツ集合に基づいて該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを生成するステップと、
少なくとも１つの前記拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードに基づいて、前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するステップと、を含む
ことを特徴とする検索方法。

【請求項6】

各ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて前記各ジェネリッククエリワードを少なくとも２種類のジェネリッククエリワード集合に分類するステップと、
前記各ジェネリッククエリワードに関連する履歴検索情報を取得し、各前記ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報を取得するステップと、
各種類のジェネリッククエリワード集合に対して、該ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報におけるキーワードを抽出し、前記キーワードに基づいて該ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定するステップと、をさらに含み、
前記少なくとも１つの拡張タグは、前記複数のサブ拡張タグをクラスタリングすることにより生成されたものである
ことを特徴とする請求項５に記載の検索方法。

【請求項7】

前記した前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップは、
前記ジェネリッククエリワードを含むジェネリッククエリワード集合を特定するステップと、
前記ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグとするステップと、を含む
ことを特徴とする請求項６に記載の検索方法。

【請求項8】

前記した前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップは、
任意の前記ジェネリッククエリワード集合に前記ジェネリッククエリワードが存在しなければ、前記ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて前記ジェネリッククエリワードに対応するジェネリッククエリワード集合を特定するステップと、
前記ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグとするステップと、を含む
ことを特徴とする請求項６に記載の検索方法。

【請求項9】

前記方法は、
履歴検索文章を取得するステップと、
前記履歴検索文章を解析クラスタリングして、各拡張タグに対応する候補ワードを取得するステップと、
前記候補ワードに基づいて、前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを更新するステップと、をさらに含む
ことを特徴とする請求項５～８のいずれか一項に記載の検索方法。

【請求項10】

各拡張サブタグにおける、履歴インタラクションデータ分析によって得られたキーワードを取得するステップと、
各前記拡張サブタグに対して、マルチメディアコンテンツライブラリから該拡張サブタグにおけるキーワードにマッチングする少なくとも１つのマルチメディアコンテンツを検索して、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得するステップと、
に従って、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を特定する
ことを特徴とする請求項５～８のいずれか一項に記載の検索方法。

【請求項11】

前記方法は、
各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツから少なくとも１枚のキーフレーム画像を抽出し、抽出された前記少なくとも１枚のキーフレーム画像と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、前記少なくとも１枚のキーフレーム画像からマッチング度が最も大きいキーフレーム画像を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像とするステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項５～８のいずれか一項に記載の検索方法。

【請求項12】

前記方法は、
各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツの記述情報を取得し、取得された少なくとも１つの前記記述情報と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、少なくとも１つの前記記述情報からマッチング度が最も大きい記述情報を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合のテキスト記述コンテンツとするステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項５～８のいずれか一項に記載の検索方法。

【請求項13】

明確な検索意図がない検索ワードであるジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を受信するための受信モジュールと、
前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するための取得モジュールと、
前記少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するための展示モジュールと、を備え、
各前記マルチメディアコンテンツカードは前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する１つの拡張タグに対応し、各前記マルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を含み、各前記マルチメディアコンテンツ集合は前記拡張タグに対応する１つの拡張サブタグに対応し、前記拡張タグは複数の拡張サブタグに対応する集合タグ情報であり、
前記展示モジュールは、各前記拡張タグ、及び各前記拡張サブタグに対応する前記少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示する
ことを特徴とする検索装置。

【請求項14】

明確な検索意図がない検索ワードであるジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を取得するための取得モジュールと、
前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する、複数の拡張サブタグに対応する集合タグ情報である少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するための特定モジュールと、
各前記拡張タグに対して、各前記拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得し、各前記マルチメディアコンテンツ集合に基づいて該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを生成して、少なくとも１つの前記拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードに基づいて、前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するための生成モジュールと、を備える
ことを特徴とする検索方法。

【請求項15】

プロセッサと、メモリと、バスと、を備え、
前記メモリには、前記プロセッサが実行可能な機器読取可能命令が記憶されており、電子機器が運転すると、前記プロセッサと前記メモリとの間がバスを介して通信し、前記機器読取可能命令が前記プロセッサにより実行されるとき、請求項１～１２のいずれか一項に記載の検索方法のステップを実行する
ことを特徴とする電子機器。

【請求項16】

コンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、前記プロセッサにより請求項１～１２のいずれか一項に記載の検索方法のステップを実行する
ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本出願は、出願番号が２０２０１０７９４４６８.８で、出願日が２０２０年０８月１０日で、名称が「検索方法、装置、電子機械及び記憶媒体」である中国特許出願に基づいて提出し、当該中国特許出願の優先権を要求し、当該中国特許出願の内容の全てをここに参照として取り込む。

【0002】

〔技術分野〕
本開示はインターネット技術分野に関し、具体的に、検索方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。

【背景技術】

【0003】

インターネット技術の急速の発展につれて、ユーザが検索エンジンの検索機能に対する要求も高まっている。ユーザが検索ワードを入力したとき、検索エンジンは現在の検索ワードに関連する推薦結果をユーザにプッシュする。

【0004】

現在の検索エンジンは、検索結果と検索ワードとの関連程度しか考慮されておらず、ユーザに展示される検索結果の内容が単一で分散であるため、ユーザの検索効率が低下してしまう。

【発明の概要】

【0005】

本開示の実施例は、様々な検索次元からユーザ検索ワードに関連する検索結果をクラスタリングし展示することができ、ユーザは、その検索意図に関連する内容を直接に見つけることができ、検索効率を向上させるとともに検索経路を短縮させる検索態様を少なくとも１つを提供する。

【0006】

少なくとも以下の幾つかの方面を含む。

【0007】

第一の方面、本開示の実施例は検索方法を提供し、前記方法は、
ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を受信するステップと、
前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するステップと、
前記少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するステップと、を含み、
各前記マルチメディアコンテンツカードは前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する１つの拡張タグに対応し、各前記マルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を含み、各前記マルチメディアコンテンツ集合は前記拡張タグに対応する１つの拡張サブタグに対応する。

【0008】

ある実施形態では、各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するステップは、
前記マルチメディアコンテンツカードに対応する展示位置に、該マルチメディアコンテンツカードに含まれる各前記マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびテキスト記述コンテンツをそれぞれ展示するステップを含み、
前記表紙画像およびテキスト記述コンテンツは該マルチメディアコンテンツ集合に基づいて特定されたものである。

【0009】

ある実施形態では、前記方法は、
任意の前記マルチメディアコンテンツ集合に対するトリガ操作に応答して、マルチメディアコンテンツストリームの形式で該マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生するステップをさらに含む。

【0010】

ある実施形態では、前記方法は、
前記マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツの再生完了に応答して、引き続いて前記マルチメディアコンテンツストリームの形式でその他のマルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生するステップをさらに含み、
前記マルチメディアコンテンツ集合と前記その他のマルチメディアコンテンツ集合とは、同一の前記マルチメディアコンテンツカードに属する。

【0011】

第二の方面、本開示の実施例は検索方法をさらに提供し、前記方法は、
ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を取得するステップと、
前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップと、
各前記拡張タグに対して、各前記拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得し、各前記マルチメディアコンテンツ集合に基づいて該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを生成するステップと、
少なくとも１つの前記拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードに基づいて、前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するステップと、を含む。

【0012】

ある実施形態では、前記方法は、
各ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて前記各ジェネリッククエリワードを少なくとも２種類のジェネリッククエリワード集合に分類するステップと、
前記各ジェネリッククエリワードに関連する履歴検索情報を取得し、各前記ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報を取得するステップと、
各種類のジェネリッククエリワード集合に対して、該ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報におけるキーワードを抽出し、前記キーワードに基づいて該ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定するステップと、をさらに含み、
前記少なくとも１つの拡張タグは、前記複数のサブ拡張タグをクラスタリングすることにより生成されたものである。

【0013】

ある実施形態では、前記した前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップは、
前記ジェネリッククエリワードを含むジェネリッククエリワード集合を特定するステップと、
前記ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグとするステップと、を含む。

【0014】

ある実施形態では、前記した前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップは、
任意の前記ジェネリッククエリワード集合に前記ジェネリッククエリワードが存在しなければ、前記ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて前記ジェネリッククエリワードに対応するジェネリッククエリワード集合を特定するステップと、
前記ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグとするステップと、を含む

【0015】

ある実施形態では、前記方法は、
履歴検索文章を取得するステップと、
前記履歴検索文章を解析クラスタリングして、各拡張タグに対応する候補ワードを取得するステップと、
前記候補ワードに基づいて、前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを更新するステップと、をさらに含む。

【0016】

ある実施形態では、
各拡張サブタグにおける、履歴インタラクションデータ分析によって得られたキーワードを取得するステップと、
各前記拡張サブタグに対して、マルチメディアコンテンツライブラリから該拡張サブタグにおけるキーワードにマッチングする少なくとも１つのマルチメディアコンテンツを検索し、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得するステップと、に従って、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を特定する。

【0017】

ある実施形態では、前記方法は、
各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツから少なくとも１枚のキーフレーム画像を抽出し、抽出された前記少なくとも１枚のキーフレーム画像と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、前記少なくとも１枚のキーフレーム画像からマッチング度が最も大きいキーフレーム画像を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像とするステップをさらに含む。

【0018】

ある実施形態では、前記方法は、
各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツの記述情報を取得し、取得された少なくとも１つの前記記述情報と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、少なくとも１つの前記記述情報からマッチング度が最も大きい記述情報を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合のテキスト記述コンテンツとするステップをさらに含む。

【0019】

第３の方面、本開示の実施例は検索装置をさらに提供し、前記装置は、
ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を受信するための受信モジュールと、
前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するための取得モジュールと、
前記少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各前記マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するための展示モジュールと、を備え、
各前記マルチメディアコンテンツカードは前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する１つの拡張タグに対応し、各前記マルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を含み、各前記マルチメディアコンテンツ集合は前記拡張タグに対応する１つの拡張サブタグに対応する。

【0020】

第４の方面、本開示の実施例は検索装置をさらに提供し、前記装置は、
ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を取得するための取得モジュールと、
前記ジェネリッククエリワードに基づいて、前記ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するための特定モジュールと、
各前記拡張タグに対して、各前記拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得し、各前記マルチメディアコンテンツ集合に基づいて該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを生成して、少なくとも１つの前記拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードに基づいて、前記ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するための生成モジュールと、を備える。

【0021】

第５の方面、本開示の実施例は電子機器をさらに提供し、
プロセッサと、メモリと、バスと、を備え、
前記メモリには、前記プロセッサが実行可能な機器読取可能命令が記憶されており、電子機器が運転すると、前記プロセッサと前記メモリとの間がバスを介して通信し、前記機器読取可能命令が前記プロセッサにより実行されるとき、第１の方面及びその各実施形態と、第２の方面及びその各実施形態とのいずれか一項に記載の検索方法のステップを実行する。

【0022】

第６の方面、本開示の実施例はコンピュータ読取可能な記憶媒体をさらに提供し、該コンピュータ読取可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、第１の方面及びその各実施形態と、第２の方面及びその各実施形態とのいずれか一項に記載の検索方法のステップを実行する。

【0023】

上記の検索態様によれば、ジェネリッククエリ検索要求を受信した後、ジェネリッククエリ検索要求が有するジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得し、少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示することができ、各マルチメディアコンテンツ集合はジェネリッククエリ検索要求に対応する拡張タグにおける１つの拡張サブタグに対応する。このように、ユーザ端末は、展示された各マルチメディアコンテンツカードをトリガすることで、各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合を閲覧することができる。上記の各マルチメディアコンテンツカードは、ジェネリッククエリワードの各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグ（異なる検索次元に対応）に対応するため、様々な次元からジェネリッククエリワードに関連する検索結果をクラスタリングし展示することができ、ユーザは、その検索意図に関連する内容を直接に見つけることができ、検索効率を向上させるとともに検索経路を短縮させる。

【0024】

本開示の上記目的、特徴、利点をより理解し易くするために、以下では、好適な実施例を挙げ、添付の図面に合わせて以下のように詳しく説明する。

【図面の簡単な説明】

【0025】

本開示の実施例の技術案をより明瞭に説明するために、次に、実施例に必要な図面を簡単に紹介する。ここでの図面は明細書に併入され、本明細書の一部となる。これらの図面は、本開示に適切な実施例を示しており、明細書とともに本開示の技術案を説明するために用いられる。以下の図面は、本開示の幾つかの実施例を示すものに過ぎず、範囲を限定するものと見なされるべきではなく、当業者にとって、創造的な工夫をせずに、これらの図面に基づいて他の関連する図面を取得できることが理解される。

【0026】

【図1】本開示の実施例１に係る検索方法を示すフローチャートである。

【図2(a)】本開示の実施例１に係る検索方法を示す適用模式図である。

【図2(b1)】本開示の実施例１に係る検索方法を示す適用模式図である。

【図2(b2)】本開示の実施例１に係る検索方法を示す適用模式図である。

【図2(b3)】本開示の実施例１に係る検索方法を示す適用模式図である。

【図2(c)】本開示の実施例１に係る検索方法を示す適用模式図である。

【図3】本開示の実施例２に係る検索方法を示すフローチャートである。

【図4】本開示の実施例２に係る検索方法においてジェネリッククエリワード集合に対応する拡張タグを特定する具体的な方法を示すフローチャートである。

【図5】本開示の実施例２に係る検索方法においてマルチメディアコンテンツ集合を特定する具体的な方法を示すフローチャートである。

【図6】本開示の実施例３に係る検索装置を示す模式図である。

【図7】本開示の実施例３に係る別の検索装置を示す模式図である。

【図8】本開示の実施例４に係る電子機器を示す模式図である。

【図9】本開示の実施例４に係る別の電子機器を示す模式図である。

【発明を実施するための形態】

【0027】

本開示の実施例の目的、技術案、利点をより明瞭にするために、次に、本開示の実施例の図面を参照し、本開示の実施例に係る技術案を明瞭に完全的に説明する。説明する実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではないことが当然である。通常、ここで、図面に説明、示される本開示の実施例の構成要素は、様々な異なる配置で構成、設計することが可能である。従って、以下の図面に係る本開示の実施例の詳細説明は、特許請求する本開示の範囲を制限することではなく、本開示の選択実施例のみを示す。本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な工夫をせずに得られる全てのその他の実施例は、全部本開示の範囲にある。

【0028】

研究により、現在の検索エンジンは、検索結果と検索ワードの関連程度しか考慮されておらず、ユーザに展示される検索結果の内容が単一であることが分かった。

【0029】

上記の研究に基づいて、本開示の実施例は、異なるマルチメディアコンテンツカードに対応するマルチメディアコンテンツ集合をクラスタリングすることで、様々な検索次元からユーザ検索ワードに関連する検索結果をクラスタリングし展示することができ、ユーザはその検索意図に関連する内容を直接に見つけることができ、検索効率を向上させるとともに検索経路を短縮させる検索態様を少なくとも１つ提供する。

【0030】

以上の態様に存在する不備に対して、いずれも発明者が実践を踏まえて鋭意研究して得られた結果であり、よって、上記課題の発見過程、及び以下に本開示が上記課題について提案した解決手段は、いずれも発明者が本開示の過程に本開示に貢献したものである。

【0031】

なお、同等の符号およびローマ字は、以下の図面で同等の項目を表すため、ある項目が１つの図面で定義されると、その後の図面でそれに対してさらなる定義や解釈を行う必要がない。

【0032】

本実施例を理解し易くするために、まず、本開示の実施例に係る検索方法を詳細に説明する。本開示の実施例に係る検索方法の実行主体は、一般的に一定の演算能力を有する電子機器であり、該電子機器は、例えば、端末設備やサーバ、その他の処理設備を備え、端末設備は、ユーザ機器（ＵｓｅｒＥｑｕｉｐｍｅｎｔ、ＵＥ）、モバイル機器、ユーザ端末、携帯電話、コードレス電話、パーソナルディジタルアシスタント（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）、ハンドヘルド機器、演算機器、車載機器、ウェアラブル機器などが挙げられる。ある可能な実現方式では、該検索方法は、プロセッサがメモリに記憶されているコンピュータ読取可能命令を呼出す方式で実現することができる。

【0033】

次に、実行主体がユーザ端末である場合を例として、本開示の実施例に係る検索方法を説明する。

【0034】

実施例１
図１に示すように、本開示の実施例１に係る検索方法のフローチャートであり、該方法は、ステップＳ１０１～Ｓ１０３を含む。

【0035】

Ｓ１０１：ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を受信する。

【0036】

本開示の実施例に係る検索方法は、ジェネリッククエリワードに対する非明確な意図のクエリである。ここで、ジェネリッククエリワードとは、明確な検索意図がない検索ワードであり、例えば、ＡＡという都市名を入力した場合、ユーザの検索意図は該都市のグルメに関するマルチメディアコンテンツである可能性もあり、該都市の天気に関するマルチメディアコンテンツである可能性もある。

【0037】

本開示の実施例では、ユーザのジェネリッククエリ検索要求に応答し易くするために、ユーザ端末における検索ページに関連の検索ボタンと検索ボックスを設置してもよい。例えば、ユーザが検索を意図するジェネリッククエリワードを検索ボックスに入力した前提で、ユーザによる検索ボタンのトリガ操作に応答して、該検索ボタンがトリガされた後に上記検索要求を開始する。検索要求の開始と同時に、検索ボックスに入力されたジェネリッククエリワードを前記検索要求に載せて、サーバに送信してよい。これに加えて、本開示の実施例は、その他のトリガ方式で上記ジェネリッククエリ検索要求をトリガしてもよく、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。

【0038】

Ｓ１０２：ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得する。各マルチメディアコンテンツカードはジェネリッククエリ検索要求に対応する１つの拡張タグに対応し、各マルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を含み、各マルチメディアコンテンツ集合は拡張タグに対応する１つの拡張サブタグに対応する。

【0039】

前記マルチメディアコンテンツカードは、各マルチメディアコンテンツ集合に基づいて集合した集合カードであり、すなわち、１つのマルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合に向く。各マルチメディアコンテンツ集合は、通常、複数のマルチメディアコンテンツを含むが、マルチメディアコンテンツは、画像であってもよく、ビデオであってもよく、その他のメディアコンテンツ形式であってもよい。ビデオ検索が広く適用されることを考慮して、以下ではビデオを例として具体的に説明することが多い。

【0040】

本開示の実施例では、１つのマルチメディアコンテンツカードは１つの拡張タグに対応してもよく、該マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合は、該拡張タグにおける１つの拡張サブタグに対応してもよい。ここでの拡張サブタグは、マルチメディアコンテンツ集合の関連メディアコンテンツ情報を説明するためのものであってもよく、具体的な適用では、１つの拡張サブタグは複数のキーワードに対応してもよい。ここでの拡張タグは、複数の拡張サブタグに対応する集合タグ情報を記述するものである。

【0041】

実用上には、上記拡張タグおよび拡張サブタグは、各履歴クエリワードの関連情報（例えば、履歴検索情報）に基づいて予め生成されたものであってもよい。このように、ジェネリッククエリ検索要求が有するジェネリッククエリワードを取得した場合、予め生成された各拡張タグおよび拡張サブタグから、ジェネリッククエリワードにマッチングする拡張タグ及びそれに対応する拡張サブタグを特定することができる。

【0042】

例えば、ＡＡという都市名をジェネリッククエリワードとする場合、上記拡張タグはＡＡ方策であり、対応する複数の拡張サブタグはＡＡ旅行方策、ＡＡ景色方策、ＡＡグルメ方策であってもよい。

【0043】

Ｓ１０３：少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示する。

【0044】

各マルチメディアコンテンツ集合の展示を行い易くするために、本開示の実施例は、１つのマルチメディアコンテンツカード（１つの集合カードに対応）に複数の展示位置を設けてもよく、各展示位置に１つのマルチメディアコンテンツ集合の情報が展示される。

【0045】

具体的な実施では、展示されるマルチメディアコンテンツ集合の情報は、マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびテキスト記述コンテンツを含めてもよい。表紙画像およびテキスト記述コンテンツは該マルチメディアコンテンツ集合に基づいて特定されたものであってもよい。

【0046】

上記表紙画像は、マルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツからランダムに選択された画像であってもよく、選別された最も代表的な画像であってもよい。例えば、５つのショートビデオを含むマルチメディアコンテンツ集合では、この５つのショートビデオのビデオフレームからキービデオフレームを選別することができ、例えば、ビデオタイトルを含むビデオフレーム、又は繰り返し出現するフレーム数が最も多いビデオフレームなどであり、選別されたキービデオフレームを表紙画像とする。

【0047】

また、上記テキスト記述コンテンツは、マルチメディアコンテンツ集合に関する記述情報であってもよい。同じく５つのショートビデオを含むマルチメディアコンテンツ集合を例として、この記述情報は、展示するマルチメディアコンテンツの数に関する統計情報、すなわち、１つのマルチメディアコンテンツ集合は５つのビデオを含むという統計情報であってもよく、この５つのショートビデオのテーマコンテンツに対する解析に基づいて特定された記述情報であってもよい。これに加えて、その他の記述情報をさらに含んでもよく、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。

【0048】

なお、上記テキスト記述コンテンツは、表紙画像の上に展示されてもよく、単独で展示され、例えば、表紙画像の下方に展示されてもよい。本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。

【0049】

上記ステップによれば、検索結果ページにマルチメディアコンテンツカード及び対応のマルチメディアコンテンツ集合を展示した後、そのうち任意のマルチメディアコンテンツ集合の情報がトリガされると、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツを展示することができ、ユーザは、意図に関連するマルチメディアコンテンツを閲覧することができる。

【0050】

具体的には、ユーザがマルチメディアコンテンツ集合の表紙画像に対してトリガ操作を実行した後、マルチメディアコンテンツストリーム（例えば、Ｆｅｅｄストリーム）の形式で該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツを再生することができる。

【0051】

同じくＡＡという都市名がジェネリッククエリワードであることを例として、該ジェネリッククエリワードに対応する拡張タグにＡＡ方策が含まれ、対応する幾つかの拡張サブタグにＡＡ旅行方策、ＡＡ景色方策、ＡＡグルメ方策が含まれる場合、ＡＡ旅行方策という拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合の表紙画像をトリガすると、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツを再生することができる。同様に、その他の拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合の表紙画像をトリガした場合、それに応じて対応するマルチメディアコンテンツを再生することができ、ここでは説明を省略する。

【0052】

また、同一の拡張タグに属する（同一のマルチメディアコンテンツカードに対応する）各拡張サブタグの間には、一定の関連性を有することが考えられる。これに基づいて、本開示の実施例は、１つの拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合から別の１つの拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合までの連続再生態様を提供する。

【0053】

同じくＡＡという都市名がジェネリッククエリワードであることを例として、該ジェネリッククエリワードに対応する拡張タグにＡＡ方策が含まれ、対応する幾つかの拡張サブタグにＡＡ旅行方策、ＡＡ景色方策、ＡＡグルメ方策が含まれる場合、現在トリガしたのはＡＡ旅行方策という拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合の表紙画像であれば、ＡＡ旅行方策に対応するマルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツの再生完了後に、引き続いてＡＡ景色方策という拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合の各マルチメディアコンテンツを再生してもよく、ＡＡ景色方策に対応するマルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツの再生完了後に、引き続いてＡＡグルメ方策という拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合の各マルチメディアコンテンツを再生してもよく、全てのマルチメディアコンテンツが再生完了まで再生することにより、１つのマルチメディアコンテンツカード内の各マルチメディアコンテンツ集合の迅速な展示を実現し、ユーザの閲覧時間を節約する。

【0054】

次に、図２（ａ）～図２（ｃ）に示すユーザ端末インタフェースの展示効果図を参照して本開示の実施例に係る上記検索方法を例示して説明する。

【0055】

図２（ａ）に示すように、ユーザ端末に展示される検索ページに、検索ボックスおよび検索ボタン
（外１）

が含まれる。ユーザがジェネリッククエリワードＡＡを入力し、検索ボタンをトリガした後、サーバにジェネリッククエリワードＡＡに対するジェネリッククエリ検索要求を送信することができる。

【0056】

サーバは、前記検索要求のジェネリッククエリワードＡＡという都市名に基づいて、都市ＡＡに対応する２つの拡張タグであるＡＡ方策およびＡＡ景色を特定することができ、ＡＡ方策およびＡＡ景色はそれぞれ１つのマルチメディアコンテンツカードに対応する。

【0057】

複数のマルチメディアコンテンツカードに対して展示を行う場合、横並び展示方式を用いてもよく、縦並び展示方式を用いてもよく、本開示の実施例はこれを具体的に制限しない。具体的な適用では、ユーザ端末スクリーンの配置方式に応じて相応の展示方式を選択することができ、例えば、ユーザ端末スクリーンが縦置きされる場合、縦並び展示方式で上記複数のマルチメディアコンテンツカードを展示することができる。

【0058】

本開示の実施例では、図２（ｂ１）に示すように、縦並び展示方式でＡＡ方策およびＡＡ景色のそれぞれのマルチメディアコンテンツカードを展示してもよく、図２（ｂ２）に示すように、横並び展示方式でＡＡ方策およびＡＡ景色のそれぞれのマルチメディアコンテンツカードを展示してもよい。ＡＡ方策やＡＡ景色に対するトリガによって２つのマルチメディアコンテンツカードの切替え展示を実現することができる。

【0059】

なお、マルチメディアコンテンツカードの展示を行う前に、各マルチメディアコンテンツカードをランキングしてもよく、順位が比較的に前のマルチメディアコンテンツカードを優先的に展示してもよい。具体的な適用では、現在検索時間により近い、コンテンツ品質がより優れるマルチメディアコンテンツカードを先に展示してもよい。図２（ｂ１）及び図２（ｂ２）に示すように、ＡＡ方策に対応するマルチメディアコンテンツカードを優先的に展示することができる。

【0060】

また、サーバは、ＡＡ方策という拡張タグに対応する、ＡＡ旅行方策、ＡＡ景色方策、ＡＡグルメ方策の３つの拡張サブタグを特定してもよい。この３つの拡張サブタグは、それぞれＡＡ都市旅行、ＡＡ都市景色、ＡＡ都市グルメに関連するマルチメディアコンテンツ集合に対応する。ＡＡ景色という拡張タグは、ＡＡＡ観光スポット、ＢＢＢ観光スポット、ＣＣＣ観光スポットに対応する３つの拡張サブタグに対応してもよい。ＡＡＡ観光スポット、ＢＢＢ観光スポット、ＣＣＣ観光スポットはそれぞれＡＡ都市の異なる特徴的な観光スポットに対応してもよく、この３つの拡張サブタグは、ＡＡ都市内のＡＡＡ観光スポット、ＢＢＢ観光スポット、ＣＣＣ観光スポットに関連するマルチメディアコンテンツ集合にそれぞれ対応する。

【0061】

ここで、各拡張サブタグは、１つのマルチメディアコンテンツ集合に対応してもよい。各マルチメディアコンテンツ集合に対して、１枚の対応する表紙画像を選択し、該表紙画像の上にテキスト記述コンテンツが展示されてもよい。例えば、ＡＡＡ観光スポットに対応するマルチメディアコンテンツ集合にビデオが１０個あり、ユーザ端末インターフェースに反映された展示効果図を図２（ｂ１）に示す。

【0062】

本開示の実施例では、１つのマルチメディアコンテンツカードに対して複数のマルチメディアコンテンツ集合の展示を行う場合、まず各マルチメディアコンテンツ集合をランキングし、順位が比較的に前のマルチメディアコンテンツ集合を優先的に展示してもよい。具体的な適用では、現在検索時間により近い、コンテンツ品質がより優れるマルチメディアコンテンツ集合の順位を前にしてもよい。

【0063】

上記のランキング方法に従って特定されたＡＡ旅行方策と、ＡＡ景色方策と、ＡＡグルメ方策に対応するマルチメディアコンテンツ集合の順番が高い順であると、この時、複数のマルチメディアコンテンツ集合の表紙画像及び対応のテキスト記述コンテンツを展示することができる。

【0064】

具体的な展示過程では、図２（ｂ１）及び図２（ｂ２）に示すような横並び展示方式を用いることができる。ユーザ端末スクリーンのサイズの制約によって、ＡＡ旅行方策およびＡＡグルメ方策に対応する表紙画像及びそのテキスト記述コンテンツのみ展示されており、その他のマルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびテキスト記述コンテンツは一部のみ展示され、又は展示されていない。

【0065】

ユーザ端末スクリーンのサイズによる展示結果の影響を避けるために、本開示の実施例は、１つのマルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合に対して、縦並び展示方式（図示せず）を直接に用いることができる。

【0066】

縦並び展示方式では、ある程度の展示スペースの無駄が存在するが、横並び展示方式では、ユーザ端末スクリーンのサイズの制約に制限されることを考慮して、具体的な適用では、本開示の実施例は、ユーザ端末スクリーンのサイズに応じて混合配列展示方式で複数のマルチメディアコンテンツ集合を展示してもよい。図２（ｂ３）に示すように、この混合配列展示方式は、ユーザ端末スクリーンのサイズの制約を回避する前提で、展示空間全体の利用を最大化にする。

【0067】

まず、図２（ｂ１）や図２（ｂ２）の方式に従ってＡＡ旅行方策とＡＡ景色方策にそれぞれ対応する表紙画像を展示している場合、左右のスライド操作により展示コンテンツを更新して、その他のマルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびテキスト記述コンテンツを展示することができる。例えば、左にスライドすると、ＡＡグルメ方策に対応する表紙画像およびテキスト記述コンテンツが展示され、ＡＡ旅行方策の表紙画像およびテキスト記述コンテンツが画面展示範囲外に移動される。

【0068】

上記テキスト記述コンテンツは、拡張サブタグのコンテンツ（例えば、ＡＡ旅行方策）を含んでもよく、その他の記述情報、例えば、上記統計情報（すなわち、１０個のビデオ）をさらに含んでもよい。

【0069】

具体的な適用では、１つのマルチメディアコンテンツカードは、１つのビデオストリームページに対応してもよく、このように、１つのマルチメディアコンテンツカードに含まれる１つのマルチメディアコンテンツ集合（１つのテーマに対応）の全てのビデオが再生完了した後、ユーザによるスライド操作により次のテーマに自動的に進むことができる。

【0070】

例えば、ＡＡ旅行方策が指す拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合に対応するマルチメディアコンテンツが展示完了した後、図２（ｃ）に示すように、現在の展示ページに対するトリガ操作に応答して、ＡＡ景色方策が指す次のマルチメディアコンテンツ集合に対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツに進んでもよい。

【0071】

次に、サーバ側から、本開示の実施例に係る検索方法をさらに説明する。

【0072】

実施例２
図３に示すように、本開示の実施例２に係る検索方法のフローチャートであり、該方法は、ステップＳ３０１～Ｓ３０４を含む。

【0073】

Ｓ３０１：ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を取得する。

【0074】

Ｓ３０２：ジェネリッククエリワードに基づいて、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定する。

【0075】

Ｓ３０３：各拡張タグに対して、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得し、各マルチメディアコンテンツ集合に基づいて該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを生成する。

【0076】

Ｓ３０４：少なくとも１つの拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードに基づいて、ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得する。

【0077】

上記ステップでは、ジェネリッククエリ検索要求、ジェネリッククエリワードに関する関連説明内容は、本開示の実施例１の関連説明を参照するものとし、ここでは説明を省略する。

【0078】

ユーザのクエリ要求により迅速に応答するために、本開示の実施例は、様々なジェネリッククエリワードに対応する拡張タグ及びそれに対応する拡張サブタグを予め特定しておいてもよい。具体的には、以下の２種の方式がある。

【0079】

第１種：ジェネリッククエリワードをクラスタリングし、各種類に対応するジェネリッククエリワード集合の拡張タグおよび拡張サブタグを特定する。

【0080】

具体的には、各ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいてジェネリッククエリワードを予めクラスタリングして、各種類のジェネリッククエリワード集合を得て、さらに各種類のジェネリッククエリワード集合に対して、該種類のジェネリッククエリワード集合に適合する拡張タグ及びそれに対応する拡張サブタグをまとめてもよい。

【0081】

次に、上記したジェネリッククエリワード集合に対応する拡張タグ及びそれに対応する拡張サブタグを特定する過程を具体的に説明する。図４に示すように、上記ジェネリッククエリワード集合に対応する拡張タグ及びそれに対応する拡張サブタグの特定過程は、具体的には以下のステップを含む：

【0082】

Ｓ４０１：各ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて各ジェネリッククエリワードを少なくとも２種類のジェネリッククエリワード集合に分類する。

【0083】

Ｓ４０２：各ジェネリッククエリワードに関連する履歴検索情報を取得し、各ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報を取得する。

【0084】

Ｓ４０３：各種類のジェネリッククエリワード集合に対して、該ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報におけるキーワードを抽出し、キーワードに基づいて該ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定する。少なくとも１つの拡張タグは、複数のサブ拡張タグをクラスタリングすることで生成されたものである。

【0085】

本開示の実施例は、各ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて、各ジェネリッククエリワードをクラスタリングすることができ、すなわち、属性情報が同じであるジェネリッククエリワードを同じ種類にクラスタリングすることができる。そして、クラスタリングされた各種類に対応するジェネリッククエリワード集合に対して、ジェネリッククエリワード集合に対応する履歴検索情報に基づいて、該種類のジェネリッククエリワード集合にマッチングする拡張タグおよび拡張サブタグをまとめる。

【0086】

例えば、都市名をジェネリッククエリワードとする場合、その属性情報は、都市にある観光スポットの数、旅行注目度、検索回数などの少なくとも１つを含んでもよい。

【0087】

次に、都市名をジェネリッククエリワードとし、都市にある観光スポットの数を属性情報として、上記クラスタリングの過程を例示して説明する。

【0088】

各都市名が示す都市に有する観光スポットの数の差異（例えば、ある地域は有名な観光スポットが百個にも及ぶが、ある地域では幾つかしかない）に応じて、これらの都市名を観光スポットの数によって幾つかのジェネリッククエリワード集合に分けることができる。例えば、１～４９個の観光スポットを有する都市名を第１種類のジェネリッククエリワード集合に分類し、５０～１００個の観光スポットを有する都市名を第２種類のジェネリッククエリワード集合に分類し、１０１～１５０個の観光スポットを有する都市名を第３種類のジェネリッククエリワード集合に分類し、１５１個以上の観光スポットを有する都市名を第４種類のジェネリッククエリワード集合に分類する。このように、対応するジェネリッククエリワード集合の種類数が４である。

【0089】

分類した後、各種類のジェネリッククエリワード集合に対してその共通の拡張タグ及び対応の拡張サブタグを特定してもよい。具体的には、ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報におけるキーワードを抽出し、該キーワードは履歴検索情報における全ての検索ワード、又は一部の検索ワードであってもよい。例えば、ジェネリッククエリワード集合が１～４９個の観光スポットを有する第１種類のジェネリッククエリワード集合であるＸＸ都市である場合、対応する履歴検索情報におけるキーワードは、ＸＸグルメ方策、ＸＸ景色などを含んでもよい。

【0090】

具体的な適用では、ジェネリッククエリワード集合に対応する共通タグを特定し易くするために、ジェネリッククエリワード集合に対応するキーワードを特定した後、キーワードの一致度や検索回数などの分析結果に基づいて、対応する共通タグを特定してもよい。例えば、ある種類のジェネリッククエリワード集合のうち、被検索回数が最も多い、一致度が最も高いキーワードを拡張サブタグとして選択して、その後、拡張サブタグのクラスタリング結果によって対応する拡張タグを取得してもよい。

【0091】

次に、４つのクエリワードを例として、上記拡張サブタグを特定する過程を例示して説明する。例えば、４つのクエリワードは、ＡＡ、ＢＢ、ＣＣ、ＤＤであり、対応する観光スポットの数がそれぞれ１５、３５、５８、９８である。このとき、上記の区間区分方式によって対応するジェネリッククエリワード集合を特定し、ＡＡとＢＢが第１種類のジェネリッククエリワード集合に属し、ＣＣとＤＤが第２種類のジェネリッククエリワード集合に属すると特定することができる。

【0092】

ある種類のジェネリッククエリワード集合について、もしジェネリッククエリワード集合のうち、ジェネリッククエリワード「ＡＡ」に対応する履歴検索情報に「ＡＡ旅行方策」、「ＡＡグルメ方策」、「ＡＡ景色」、「ＡＡインスタ映え聖地」、「ＡＡ飲食遊楽」、「ＡＡグルメお薦め」などが含まれ、ジェネリッククエリワード「ＢＢ」に対応する履歴検索情報に「ＢＢ旅行方策」、「ＢＢグルメ方策」などが含まれる場合、「旅行方策」、「グルメ方策」、「風景」、「グルメ」、「グルメお薦め」、「インスタ映え聖地」、「飲食遊楽」などを該ジェネリッククエリワード集合のキーワードとすることができる。

【0093】

「旅行方策」、「グルメ方策」は、１つのジェネリッククエリワード集合内で被検索回数およびキーワード一致度が高いことを考慮して、「旅行方策」および「グルメ方策」をともにＡＡとＢＢが所属するジェネリッククエリワード集合の拡張サブタグにしてもよい。

【0094】

さらに、ある種類のジェネリッククエリワード集合について、それに対応する各拡張サブタグをクラスタリングすることにより、対応する拡張タグを取得してもよい。例えば、「旅行方策」、「グルメ方策」がある種類のジェネリッククエリワード集合の拡張サブタグである場合、「方策」を対応する拡張タグにすることができる。

【0095】

本開示の実施例では、各ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定した後、上記対応関係を所定のデータベースに記憶してもよい。このように、ジェネリッククエリ検索要求からジェネリッククエリワードを抽出した後、所定のデータベースにおける各ジェネリッククエリワード集合をトラバースし、トラバース結果に基づいてジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定することができる。

【0096】

ここで、もし対応するジェネリッククエリワード集合の存在を見つけていれば、見つかった該ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグとすることができる。もし各ジェネリッククエリワード集合をトラバースして、いずれにも上記の検索しようとするジェネリッククエリワードが存在しなければ、ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいてジェネリッククエリワードに対応するジェネリッククエリワード集合を特定することができる。このとき、特定された該ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグとする。

【0097】

なお、ある検索しようとするジェネリッククエリワードが、任意の所定のジェネリッククエリワード集合に属しないと特定された場合、該ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいてジェネリッククエリワードに対応するジェネリッククエリワード集合を特定してから、該ジェネリッククエリワードを該ジェネリッククエリワード集合に追加して、集合の更新を図ることができる。

【0098】

第２種：ジェネリッククエリワードに基づいて、対応する拡張タグおよび拡張サブタグを直接に特定することができる。

【0099】

本開示の実施例は、上記のクラスタリングしたジェネリッククエリワード集合に基づいて拡張タグおよび拡張サブタグを特定することの他に、集合の次元解析によってクラスタリングせずに、予め各履歴のクリエワードを直接に分析して、対応する拡張タグおよび拡張サブタグを特定してもよい。同様に、具体的には、各ジェネリッククエリワードの履歴検索情報におけるキーワードを抽出し、抽出されたキーワードに基づいて該ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各前記拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定することができる。

【0100】

例えば、ジェネリッククエリワード「ＡＡ」に対応する履歴検索情報に「ＡＡ旅行方策」、「ＡＡグルメ方策」、「ＡＡ景色」、「ＡＡインスタ映え聖地」、「ＡＡ飲食遊楽」、「ＡＡグルメお薦め」などが含まれており、「旅行方策」、「グルメ方策」は、キーワードとして、ジェネリッククエリワード「ＡＡ」に対応する履歴検索情報で被検索回数およびキーワード一致度が高いと、「ＡＡ旅行方策」、「ＡＡグルメ方策」をジェネリッククエリワード「ＡＡ」の拡張サブタグとすることができる。

【0101】

本開示の実施例に係る検索方法は、上記方法で拡張タグおよびそれに対応する拡張サブタグを特定した後、１つの拡張タグにおける拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合に基づいて、該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを特定してもよい。該マルチメディアコンテンツカードは、各拡張サブタグに対応する検索次元からクラスタリングしたものであるため、各ユーザの検索意図をある程度にマイニングすることができる。このように、ユーザが内容検索をするとき、マルチメディアコンテンツカードに含まれるマルチメディアコンテンツ集合に対するトリガ操作によって直接に実現することができ、検索経路を短縮し、検索効率を向上する。

【0102】

上記Ｓ３０３では、各拡張タグに対して各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合をリコールする過程について、図５を参照して説明する。主に以下のステップを含む。

【0103】

Ｓ５０１：各拡張サブタグにおける、履歴インタラクションデータ分析によって得られたキーワードを取得する。

【0104】

Ｓ５０２：各拡張サブタグに対して、マルチメディアコンテンツライブラリから該拡張サブタグにおけるキーワードにマッチングする少なくとも１つのマルチメディアコンテンツを検索し、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得する。

【0105】

ここで、各拡張サブタグを取得してから、履歴インタラクションデータに基づいて各拡張サブタグに対応するキーワードを抽出する。そして、抽出されたキーワードに基づいてマルチメディアコンテンツライブラリで検索し、キーワードにマッチングするマルチメディアコンテンツを検索する。履歴インタラクションデータとは、ユーザが拡張サブタグの示すジェネリッククエリワードに対して検索する過程で用いた関連検索データであってもよく、例えば、対応する検索回数が比較的に高い検索ワードを拡張サブタグにおけるキーワードとしてもよい。キーワードにマッチングするマルチメディアコンテンツを検索するとき、キーワードとマルチメディアコンテンツとのマッチング度を算出する（例えば、それぞれ対応する特徴ベクトル間の類似度を算出する）ことで、マッチング度が高いマルチメディアコンテンツを拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合における目標マルチメディアコンテンツとして選択してもよい。

【0106】

本開示の実施例は拡張サブタグに対してマルチメディアコンテンツ集合を特定する過程で、拡張サブタグにおけるキーワードに基づいて特定してもよいことを考慮して、すなわち、キーワードが正確の正否によって、リコールされるマルチメディアコンテンツのリアルタイム性及びユーザ意図との関連性に直接影響する。このため、本開示の実施例は、拡張サブタグを更新する態様をさらに提供し、具体的には、以下のステップで実現することができる。

【0107】

ステップ１：履歴検索文章を取得する。

【0108】

ステップ２：履歴検索文章を解析クラスタリングして、各拡張タグに対応する候補ワードを取得する、

【0109】

ステップ３：候補ワードに基づいて、拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを更新する。

【0110】

まず、各ユーザ端末の履歴検索文章（検索ワードを含み）を取得し、各履歴検索文章を解析クラスタリングすることで、各拡張タグに対応する候補ワードを特定することができる。このように、各候補ワードに基づいて、拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを更新することができる。

【0111】

具体的な適用では、まず履歴検索文章を単語分割して、幾つかのキーワードを取得し、さらにこれらのキーワードをクラスタリングして各拡張タグにおける候補ワードを取得してもよい。このとき、各候補ワードと各拡張サブタグとをマッチングして最適化すればよい。

【0112】

本開示の実施例では、ユーザ端末でマルチメディアコンテンツカードに含まれるマルチメディアコンテンツ集合の展示をし易くするために、マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびそのテキスト記述コンテンツをさらに特定してもよい。以下の２つの方面でそれぞれ説明する。

【0113】

第１の方面：マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像について、マルチメディアコンテンツ集合に対する分析に基づいて特定することができる。

【0114】

まず、マルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツから複数のキーフレーム画像を抽出してから、各キーフレーム画像を選別して、マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像を取得してもよい。

【0115】

次に、マルチメディアコンテンツがビデオであることを例として、複数のキーフレーム画像の抽出過程を具体的に説明する。例えば、５つのショートビデオを含むマルチメディアコンテンツ集合では、この５つのショートビデオをそれぞれ分析し、各ショートビデオに対応するビデオキーフレーム（例えば、出現頻度が比較的に高い類似ビデオフレーム）を選別して、選別されたビデオキーフレームをキーフレーム画像とする。

【0116】

選別された各キーフレーム画像について、まず該キーフレーム画像に対して語義抽出を行い、その語義ベクトルを特定する。語義ベクトルと拡張サブタグにおけるキーワードベクトルとの類似度を算出することで、各キーフレーム画像と拡張サブタグとのマッチング度（類似度が高ければ、対応のマッチング度が大きい）を特定する。ここで、拡張サブタグとのマッチング度が最も高いキーフレーム画像を表紙画像として選択してもよく、より大きな可能性でマルチメディアコンテンツ集合全体の関連情報を表すことができる。

【0117】

第２の方面：マルチメディアコンテンツ集合に対するテキスト記述コンテンツは、マルチメディアコンテンツ集合に対する分析に基づいて特定することができる。

【0118】

まず、マルチメディアコンテンツ集合に含まれる各マルチメディアコンテンツに対応する記述情報を特定してから、各記述情報を選別して、マルチメディアコンテンツ集合のテキスト記述コンテンツを取得することができる。

【0119】

上記マルチメディアコンテンツに対する記述情報は、マルチメディアコンテンツのテーマコンテンツを表すものであってもよく、この情報は、ユーザが対応のマルチメディアコンテンツを配信するときに追加したものであってもよく、語義抽出技術によってマルチメディアコンテンツから抽出されたものであってもよい。具体的な適用では、上記記述情報は、テーマワード又はテーマ文章の形式であってもよい。

【0120】

記述情報がテーマワードであることを例とする。特定された各記述情報に対して、テーマワードベクトルと拡張サブタグにおけるキーワードベクトルとの類似度を算出することで、各キーフレーム画像と拡張サブタグとのマッチング度（類似度が高ければ、対応のマッチング度が大きい）を特定することができる。ここで、拡張サブタグとのマッチング度が最も高いテーマワードをテキスト記述コンテンツとして選択してもよく、これにより、より大きな可能性でマルチメディアコンテンツ集合全体の関連情報を表すことができる。

【0121】

表紙画像およびテキスト記述コンテンツの具体的な展示方式は、本開示の実施例１の図２（ａ）およびその関連説明を参照すればよく、ここでは説明を省略する。

【0122】

具体的な実施形態の上記方法では、各ステップの記載順番は、厳密な実行順番を意味せず、実施過程を限定になるものではなく、各ステップの具体的な実行順番はその機能と可能な固有論理により定められるべきであることは、当業者が理解されるところである。

【0123】

同一の発明思想に基づいて、本開示の実施例は検索方法に対応する検索装置をさらに提供する。本開示の実施例に係る装置は、問題の解決の原理が本開示の実施例に係る上記検索方法と類似するため、装置の実施について方法の実施を参照すればよく、重複する説明を省略する。

【0124】

実施例３

【0125】

図６に示すように、本開示の実施例３に係る検索装置の模式図である。装置は、以下のモジュールを備える：

【0126】

ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を受信するための受信モジュール６０１。

【0127】

ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するための取得モジュール６０２。各マルチメディアコンテンツカードはジェネリッククエリ検索要求に対応する１つの拡張タグに対応し、各マルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を含み、各マルチメディアコンテンツ集合は拡張タグに対応する１つの拡張サブタグに対応する。

【0128】

少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するための展示モジュール６０３。

【0129】

上記検索装置を用いて、各マルチメディアコンテンツ集合の展示によって、ユーザの上記ジェネリッククエリワードに対する様々な検索意図を満たすことができ、すなわち、様々な次元からジェネリッククエリワードに関連する検索結果をクラスタリングし展示することができる。ユーザは、その検索意図に関連する内容を直接に見つけることができ、検索効率を向上させるとともに検索経路を短縮させる。

【0130】

ある実施形態では、展示モジュール６０３は、以下のようなステップで各マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合を展示するためのものである。

【0131】

マルチメディアコンテンツカードに対応する展示位置に、該マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびテキスト記述コンテンツをそれぞれ展示する。表紙画像およびテキスト記述コンテンツは、該マルチメディアコンテンツ集合に基づいて特定されたものである。

【0132】

ある実施形態では、上記装置は、
任意のマルチメディアコンテンツ集合に対するトリガ操作に応答して、マルチメディアコンテンツストリームの形式で該マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生する第１再生モジュール６０４をさらに備える。

【0133】

ある実施形態では、上記装置は、
マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツの再生完了に応答して、引き続いてマルチメディアコンテンツストリームの形式でその他のマルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生する第２再生モジュール６０５をさらに備え、マルチメディアコンテンツ集合とその他のマルチメディアコンテンツ集合とは、同一のマルチメディアコンテンツカードに属する。

【0134】

図７に示すように、本開示の実施例３に係る別の検索装置の模式図である。装置は、以下のモジュールを備える：

【0135】

ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を取得するための取得モジュール７０１。

【0136】

ジェネリッククエリワードに基づいて、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するための特定モジュール７０２。

【0137】

各拡張タグに対して、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得し、各マルチメディアコンテンツ集合に基づいて該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを生成して、少なくとも１つの拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードに基づいて、ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するための生成モジュール７０３。

【0138】

ある実施形態では、上記装置は、
分類モジュールをさらに備える。該分類モジュールは、各ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて各ジェネリッククエリワードを少なくとも２種類のジェネリッククエリワード集合に分類し、各ジェネリッククエリワードに関連する履歴検索情報を取得し、各ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報を取得して、各種類のジェネリッククエリワード集合に対して、該ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報におけるキーワードを抽出し、キーワードに基づいて該ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定する。少なくとも１つの拡張タグは複数のサブ拡張タグをクラスタリングすることで生成されたものである。

【0139】

ある実施形態では、特定モジュール７０２は、以下のステップによってジェネリッククエリワードに基づいて、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するためのものである。

【0140】

ジェネリッククエリワードを含むジェネリッククエリワード集合を特定するステップ。

【0141】

ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグとするステップ。

【0142】

【0143】

任意のジェネリッククエリワード集合にジェネリッククエリワードが存在しなければ、ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいてジェネリッククエリワードに対応するジェネリッククエリワード集合を特定するステップ。

【0144】

【0145】

ある実施形態では、上記装置は、
履歴検索文章を取得して、履歴検索文章を解析クラスタリングして、各拡張タグに対応する候補ワードを取得して、候補ワードに基づいて、拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを更新するための更新モジュールをさらに備える。

【0146】

ある実施形態では、生成モジュール７０３は、以下のステップによって各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を特定するためのものである。

【0147】

各拡張サブタグにおける、履歴インタラクションデータ分析によって得られたキーワードを取得するステップ。

【0148】

各拡張サブタグに対して、マルチメディアコンテンツライブラリから該拡張サブタグにおけるキーワードにマッチングする少なくとも１つのマルチメディアコンテンツを検索して、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得するステップ。

【0149】

ある実施形態では、上記装置は、
第１検索モジュールをさらに備える。該第１検索モジュールは、各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツから少なくとも１枚のキーフレーム画像を抽出し、抽出された少なくとも１枚のキーフレーム画像と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、少なくとも１枚のキーフレーム画像からマッチング度が最も大きいキーフレーム画像を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像とする。

【0150】

ある実施形態では、上記装置は、
第２検索モジュールをさらに備える。該第２検索モジュールは、各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツの記述情報を取得し、取得された少なくとも１つの記述情報と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、少なくとも１つの記述情報からマッチング度が最も大きい記述情報を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合のテキスト記述コンテンツとする。

【0151】

装置の各モジュールにおける処理フロー、及び各モジュール間のインタラクションフローに関する説明は、上記方法の実施例における関連説明を参照するものとし、ここでは詳細な説明を重複しない。

【0152】

実施例４

【0153】

本開示の実施例は、電子機器をさらに提供する。該電子機器は、サーバであってもよく、ユーザ端末であってもよい。ユーザ端末を電子機器とする場合、図８に示すように、本開示の実施例に係る電子機器の構成模式図であり、プロセッサ８０１と、メモリ８０２と、バス８０３とを備える。メモリ８０２には、プロセッサ８０１が実行可能な機器読取可能命令（図６に示す検索装置において、受信モジュール６０１、取得モジュール６０２、展示モジュール６０３が対応して実行する命令）が記憶されており、電子機器が運転すると、プロセッサ８０１とメモリ８０２との間がバス８０３を介して通信し、機器読取可能命令がプロセッサ８０１により実行されるとき、以下の処理を実行する：

【0154】

ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を受信するステップ。

【0155】

ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するステップ。各マルチメディアコンテンツカードはジェネリッククエリ検索要求に対応する１つの拡張タグに対応し、各マルチメディアコンテンツカードは複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を含み、各マルチメディアコンテンツ集合は拡張タグに対応する１つの拡張サブタグに対応する。

【0156】

少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードにおける各マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するステップ。

【0157】

ある実施形態では、上記プロセッサ８０１が実行する命令において、各マルチメディアコンテンツカードに含まれる複数のマルチメディアコンテンツ集合の情報を展示するステップは、
マルチメディアコンテンツカードに対応する展示位置に、該マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像およびテキスト記述コンテンツをそれぞれ展示するステップを含み、表紙画像およびテキスト記述コンテンツは該マルチメディアコンテンツ集合に基づいて特定されたものである。

【0158】

ある実施形態では、上記プロセッサ８０１が実行する命令は、
任意のマルチメディアコンテンツ集合に対するトリガ操作に応答して、マルチメディアコンテンツストリームの形式で該マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生するステップをさらに含む。

【0159】

ある実施形態では、上記プロセッサ８０１が実行する命令は、
マルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツの再生完了に応答して、引き続いてマルチメディアコンテンツストリームの形式でその他のマルチメディアコンテンツ集合に含まれるマルチメディアコンテンツを再生するステップをさらに含み、マルチメディアコンテンツ集合とその他のマルチメディアコンテンツ集合とは、同一のマルチメディアコンテンツカードに属する。

【0160】

サーバを電子機器とする場合、図９に示すように、本開示の実施例に係る電子機器の構成模式図であり、プロセッサ９０１と、メモリ９０２と、バス９０３とを備える。メモリ９０２には、プロセッサ９０１が実行可能な機器読取可能命令（図７に示す検索装置において、受信モジュール７０１、取得モジュール７０２、展示モジュール７０３が対応して実行する命令）が記憶されており、電子機器が運転すると、プロセッサ９０１とメモリ９０２との間がバス９０３を介して通信し、機器読取可能命令がプロセッサ９０１により実行されるとき、以下の処理を実行する：

【0161】

ジェネリッククエリワードを有するジェネリッククエリ検索要求を取得するステップ。

【0162】

ジェネリッククエリワードに基づいて、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップ。

【0163】

各拡張タグに対して、各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を取得し、各マルチメディアコンテンツ集合に基づいて該拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードを生成するステップ。

【0164】

少なくとも１つの拡張タグに対応するマルチメディアコンテンツカードに基づいて、ジェネリッククエリワードに対応する少なくとも１つのマルチメディアコンテンツカードを取得するステップ。

【0165】

ある実施形態では、上記プロセッサ９０１が実行する命令は、さらに以下のステップを含む：

【0166】

各ジェネリッククエリワードの属性情報に基づいて各ジェネリッククエリワードを少なくとも２種類のジェネリッククエリワード集合に分類するステップ。

【0167】

各ジェネリッククエリワードに関連する履歴検索情報を取得し、各ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報を取得するステップ。

【0168】

各種類のジェネリッククエリワード集合に対して、該ジェネリッククエリワード集合の履歴検索情報におけるキーワードを抽出し、キーワードに基づいて該ジェネリッククエリワード集合に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数のサブ拡張タグを特定するステップ。少なくとも１つの拡張タグは、複数のサブ拡張タグをクラスタリングすることで生成されたものである。

【0169】

ある実施形態では、上記プロセッサ９０１が実行する命令において、ジェネリッククエリワードに基づいて、ジェネリッククエリ検索要求に対応する少なくとも１つの拡張タグ及び各拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを特定するステップは、以下のステップを含む。

【0170】

ジェネリッククエリワードを含むジェネリッククエリワード集合を特定するステップ。

【0171】

【0172】

【0173】

【0174】

【0175】

ある実施形態では、上記プロセッサ９０１が実行する命令は、さらに以下のステップを含む：

【0176】

履歴検索文章を取得するステップ。

【0177】

履歴検索文章を解析クラスタリングして、各拡張タグに対応する候補ワードを取得するステップ。

【0178】

候補ワードに基づいて、拡張タグに対応する複数の拡張サブタグを更新するステップ。

【0179】

ある実施形態では、上記プロセッサ９０１が実行する命令において、以下のステップによって各拡張サブタグに対応するマルチメディアコンテンツ集合を特定する：

【0180】

各拡張サブタグにおける、履歴インタラクションデータ分析によって得られたキーワードを取得するステップ。

【0181】

【0182】

ある実施形態では、上記プロセッサ９０１が実行する命令は、さらに以下のステップを含む：

【0183】

各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツから少なくとも１枚のキーフレーム画像を抽出し、抽出された少なくとも１枚のキーフレーム画像と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、少なくとも１枚のキーフレーム画像からマッチング度が最も大きいキーフレーム画像を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合の表紙画像とするステップ。

【0184】

ある実施形態では、上記プロセッサ９０１が実行する命令は、さらに以下のステップを含む：

【0185】

各マルチメディアコンテンツカードに含まれる各マルチメディアコンテンツ集合に対して、該マルチメディアコンテンツ集合に含まれる少なくとも１つのマルチメディアコンテンツの記述情報を取得し、取得された少なくとも１つの記述情報と該マルチメディアコンテンツ集合に対応する拡張サブタグとのそれぞれのマッチング度に基づいて、少なくとも１つの記述情報からマッチング度が最も大きい記述情報を検索して、該マルチメディアコンテンツ集合のテキスト記述コンテンツとするステップ。

【0186】

本開示の実施例はコンピュータ読取可能な記憶媒体をさらに提供し、該コンピュータ読取可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、上記方法の実施例１及び実施例２に記載の検索方法のステップを実行する。該記憶媒体は、揮発性又は不揮発性のコンピュータ読取可能な記憶媒体であってよい。

【0187】

本開示の実施例に係る検索方法のコンピュータプログラム製品は、プログラムコードが記憶された読取可能な記憶媒体を含み、前記プログラムコードに含まれる命令は、上記方法の実施例に記載の検索方法のステップを実行するために用いられることが可能である。具体的には上記方法の実施例を参照するものとし、ここでは説明を省略する。

【0188】

本開示の実施例はコンピュータプログラムをさらに提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサに実行されるとき、前記の実施例のいずれか１つの方法を実現する。該コンピュータプログラム製品は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせによって具現化することができる。ある選実施例では、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータ記憶媒体として具現化され、別の実施例では、コンピュータプログラム製品はソフトウェア開発キット（ＳｏｆｔｗａｒｅＤｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔＫｉｔ、ＳＤＫ）等のソフトウェア製品として具現化される。

【0189】

上述したシステム及び装置の具体的な動作過程は、説明の利便と簡潔のために、前述した方法の実施形態における対応する過程を参照することが可能であることが当業者には明らかであり、ここでは説明を省略する。本開示に係るいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置、及び方法はその他の形態で実現可能であることは、理解されるところである。上記説明した装置の実施例は模式的なものであり、例えば、前記ユニットの分割は、論理的な機能分割のみであって、実際に実現するとき他の分割の態様であってもよい。また、例えば、複数のユニットや構成要素が別のシステムに組み合わされて統合されてもよいし、或いは、一部の特徴が無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。さらに、表示又は議論される相互間の結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかの通信インタフェースを介するものであってもよく、装置又はユニットの間接結合又は通信接続は、電気的、機械的、又はその他の形式であってもよい。

【0190】

上記分離部品として説明したユニットは、物理的に分離されても、或いは分離されなくてもよく、ユニットとして表示される部品は、物理ユニットであっても、或いは物理ユニットでなくてもよい。すなわち、同じ場所に位置してもよく、或いは複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の需要に応じて、そのうちの一部、或いはすべてのユニットを選択して本実施例の形態の目的を実現することができる。

【0191】

また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、１つの処理ユニットに集積されていてもよいし、各ユニットが単独で物理的に存在していてもよいし、２つ以上のユニットが１つのユニットに集積されていてもよい。

【0192】

上記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形式で実現し独立の製品として販売または使用される場合、１つのプロセッサ実行可能な非揮発性のコンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本開示の技術案は本質的に或いは従来技術に貢献する部分、或いは該技術案の部分がソフトウェア製品として具現化することができる。該コンピュータソフトウェア製品は１つの記憶媒体に記憶され、１つの電子機器（パソコン、サーバ、ネットワーク装置などであってよい）に本開示の各実施例に記載の方法の全て又は一部のステップを実行させるよう、幾つかの命令を含む。上記記憶媒体は、ＵＳＢメモリ、モバイルハードディスク、リードオンリーメモリ（Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ、ＲＡＭ）、磁気ディスクまたは光ディスクなどの各種のプログラムコードを記憶可能な媒体を含む。

【0193】

最後に、上述した実施例は、本開示の具体的な実施形態に過ぎず、本開示の技術案を説明するためのものであり、限定するものではなく、本開示の技術的範囲はこれに限定されるものではない。上記実施例を参照して本開示を詳細に説明したが、当業者は、本開示の技術的範囲で、上記実施例に記載の技術案を修正又は変更を容易に想到でき、また、その一部の技術的特徴を均等に置き換えることは、当業者には理解されるところである。しかし、これらの修正、変更、置換は、対応する技術案の本質を本開示の実施例に係る技術案の思想及び範囲から逸脱するものではなく、いずれも本開示の技術的範囲に含まれるものである。従って、本開示の技術的範囲は、請求の範囲の保護範囲に準すべきである。

【図1】