(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-30
(45)【発行日】2024-05-10
(54)【発明の名称】竿洗浄用尻栓
(51)【国際特許分類】
A01K 87/00 20060101AFI20240501BHJP
A01K 87/08 20060101ALI20240501BHJP
【FI】
A01K87/00 640C
A01K87/00 610A
A01K87/08 A
(21)【出願番号】P 2020192758
(22)【出願日】2020-11-19
【審査請求日】2023-07-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000002439
【氏名又は名称】株式会社シマノ
(74)【代理人】
【識別番号】100120318
【氏名又は名称】松田 朋浩
(74)【代理人】
【識別番号】100117101
【氏名又は名称】西木 信夫
(72)【発明者】
【氏名】下野 誠
【審査官】星野 浩一
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-070386(JP,A)
【文献】特開2005-013084(JP,A)
【文献】特開2003-061521(JP,A)
【文献】特開2002-360129(JP,A)
【文献】特開2007-029042(JP,A)
【文献】実開昭57-141764(JP,U)
【文献】米国特許第05355611(US,A)
【文献】国際公開第2013/113070(WO,A2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 87/00
A01K 87/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
振出式釣竿の尻栓に代えて元節の後端部から着脱自在に挿着される竿洗浄用尻栓であって、
前記元節の内外を連通する通水路が形成されており、前記元節の後端部から挿入される挿入部が設けられ、
前記挿入部の挿入端は、元上節の後端部が当接する当接部を形成している、竿洗浄用尻栓。
【請求項2】
前記挿入部は、挿入方向に前記通水路が形成された筒状体であり、
前記筒状体の肉厚寸法は、前記挿入端に向かって漸次小さくなっている、請求項1に記載の竿洗浄用尻栓。
【請求項3】
前記通水路は、前記挿入部の挿入方向に貫通する貫通孔であり、
前記通水路の内径は、前記挿入端に向かって漸次拡径されている、請求項1又は2に記載の竿洗浄用尻栓。
【請求項4】
前記挿入部の挿入長さは、前記元上節に設けられた釣糸ガイドが前記元節と接触しないように所定寸法に設定されている、請求項1から3のいずれかに記載の竿洗浄用尻栓。
【請求項5】
前記挿入部の挿入長さは、前記元節の長さと、前記元上節の後端部から前記元上節に設けられた釣糸ガイドまでの長さとの差より大きい、請求項1から4のいずれかに記載の竿洗浄用尻栓。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、釣竿に装着される尻栓の構造に関するものであって、特に、釣竿を洗浄する際に通常の尻栓に変わって装着される竿洗浄用尻栓に関するものである。
【背景技術】
【0002】
釣りの対称となる魚の種類に応じて様々な仕様の釣竿が提供されている。一般に釣竿は複数のブランクからなり、その後端部に尻栓が着脱自在に取り付けられる。この尻栓は、製品としての釣竿において次のような要請を受けており、きわめて重要な部品である。
【0003】
尻栓は、ブランク内に侵入した水分を排出できること、いわゆる振出式釣竿に装着される場合には、ブランク内への空気の出入りを可能にして釣竿の伸縮を円滑にできること、着脱が容易であることに加えて、たとえば磯釣用釣竿のように魚がヒットしたときに釣人が竿尻を腰に当てて釣竿を振る動作を行う場合に備えて、釣人が意図しない脱落を防止できる(緩み止め機能を持つ)こと、釣竿を釣り場に立てかける場合の石突として機能すること、アクセサリとして美しいものであること、等々が要請され、従来から、このような要請に応えるための尻栓が提案されている(たとえば特許文献1~特許文献4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2005-13084号公報
【文献】特開2008-200003号公報
【文献】特開2011-78355号公報
【文献】特開2019-97507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特に振出式釣竿の場合、実釣ではブランクの内部に塵や海水等が進入するものである。そのため、釣竿は使用後に洗浄されるべきである。尻栓は、ブランク内の水分を排出する機能(水抜き孔等)を備えていることもあるが、釣竿が洗浄されるときは、釣人は、入れ子式に組まれた各ブランク内に洗浄水を流し込む。
【0006】
このような場合、尻栓に設けられたブランク内の水分を排出する機能(水抜き孔)では、排水が十分にできず、溜まった(排水しきれない)洗浄水が腐食の原因となったりする問題点があり、また、乾燥までに時間を要するなど、使い勝手の良いものではなかった。
【0007】
排水を十分に行うために、洗浄時に尻栓が外されると、たとえば釣竿がいわゆる延べ竿の場合、尻栓が外されると、元節から元上節その他元節に収容されている節が脱落するおそれがある。そのため、釣人は、元節からの各節の脱落を防止しつつ洗浄しなければならならず、煩雑な作業を強いられる。他方、各節(ブランク)が釣糸ガイドを備えている場合では、元節に他の節が収容された状態で釣竿が洗浄されると、元上節に固定された釣糸ガイドが元節の玉口に衝突し、釣糸ガイドや元節の玉口付近が損傷するおそれがある。
【0008】
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、振出式釣竿に適用され、内部の洗浄を簡単且つ迅速に行うことができる竿洗浄用尻栓を提供することであり、さらには、ブランクに釣糸ガイドが固定されているタイプの釣竿であっても、釣竿に損傷を与えることなく内部の洗浄を簡単且つ迅速に行うことができる竿洗浄用尻栓を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1) 本発明に係る竿洗浄用尻栓は、振出式釣竿の尻栓に代えて元節の後端部から着脱自在に挿着される竿洗浄用尻栓であって、前記元節の内外を連通する通水路が形成されており、前記元節の後端部から挿入される挿入部が設けられ、前記挿入部の挿入端は、元上節の後端部が当接する当接部を形成している。
【0010】
この竿洗浄用尻栓は、尻栓が取り外された振出式釣竿に取り付けられる。具体的には、挿入部が元節の後端部に挿入される。元上節が元節に収容され、同様に他の節(ブランク)が隣り合う節に収容された状態で、洗浄水が振出式釣竿の先端側(竿洗浄用尻栓が設けられた側と反対側)から流し込まれる。この洗浄水は、各節の外周面及び内壁面に付着した汚れを落としながら流れ、元節の後端部に集まる。洗浄水は、竿洗浄用尻栓の通水路を通じて前記汚れと共に外部に排出される。しかも、前記挿入部の挿入端が当接部を形成しているので、前記元上節の後端部が当接部に当接する。これにより、元上節が元節から脱落することはない。
【0011】
(2) 前記挿入部は、挿入方向に前記通水路が形成された筒状体であってもよい。この筒状体の肉厚寸法は、前記挿入端に向かって漸次小さくなっているのが好ましい。
【0012】
この構成では、挿入部の形状がシンプルであるから、竿洗浄用尻栓の構造が簡素化され、製造コストも抑えられる。筒状体を構成する挿入部の肉厚寸法が前記挿入端に向かって漸次小さくなるから、前記通水路の内壁面は、前記洗浄水を排出側に案内する漏斗を形成する。これにより、前記洗浄水の排出がより円滑になる。
【0013】
(3) 前記通水路は、前記挿入部の挿入方向に貫通する貫通孔であるのが好ましい。この通水路の内径は、前記挿入端に向かって漸次拡径されているのが好ましい。
【0014】
この構成では、通水路が簡単に形成されるうえ、洗浄水がより円滑に流れて排出される。
【0015】
(4) 前記挿入部の挿入長さは、前記元上節に設けられた釣糸ガイドが前記元節と接触しないように所定寸法に設定されているのが好ましい。
【0016】
この構成では、竿の洗浄時に、元上節に設けられた釣糸ガイドによって元節が損傷を受けることがない。
【0017】
(5) 前記挿入部の挿入長さは、前記元節の長さと、前記元上節の後端部から前記元上節に設けられた釣糸ガイドまでの長さとの差より大きく設定されているのが好ましい。
【0018】
この構成では、元上節が元節内に収容された状態で、元上節が竿洗浄用尻栓の挿入部に載置され、元上節に設けられた釣糸ガイドが元節と接触することが回避される。したがって、元節の玉口が損傷を受けることがない。
【発明の効果】
【0019】
この発明によれば、竿洗浄用尻栓が振出式釣竿の尻栓と取り替えられることにより、元上節の元節からの脱落を防止して、容易に竿の洗浄を行うことができる。しかも、竿洗浄用尻栓の挿入部の長さが調整されることにより、元上節に設けられた釣糸ガイドと元節との接触が回避され、元節の玉口付近の損傷が防止される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】
図1は、本発明の一実施形態に係る竿洗浄用尻栓10の一部断面正面図である。
【
図3】
図3は、振出式釣竿に竿洗浄用尻栓10が取り付けられた状態を示す断面図である。
【
図4】
図4は、元上節32が釣糸ガイドを備えている場合の振出式釣竿30の要部拡大図である。
【
図5】
図5は、本実施形態の変形例に係る竿洗浄用尻栓50の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の好ましい実施形態が、適宜図面が参照されつつ説明される。なお、本実施の形態は、本発明に係る竿洗浄用尻栓の一態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更されてもよいことは言うまでもない。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態に係る竿洗浄用尻栓10の一部断面正面図である。
図2は、
図1におけるII-矢視図である。
【0023】
この竿洗浄用尻栓10は、振出式釣竿の洗浄作業に供されるものである。一般に振出式釣竿は、元節の後端部に尻栓が着脱自在に設けられており、この構造を利用して竿洗浄用尻栓10が前記尻栓に代えて元節に取り付けられるようになっている。前記尻栓の外径は前記元節の後端部の内径に対応しており、前記尻栓は、螺合、嵌合その他の係合構造を介して前記元節に着脱される。
【0024】
これらの図が示すように、竿洗浄用尻栓10は通水路11を備えており、後述のように振出式釣竿の内部に流し込まれた洗浄液(一般に水道水)は、前記通水路11を通じて外部に排出されるようになっている。竿洗浄用尻栓10の外形形状は、小径部分及び大径部分を有する段付き円柱状であるが、前記通水路11が設けられることにより、竿洗浄用尻栓10は円筒状を呈する。竿洗浄用尻栓10は、たとえばアルミニウム合金その他の金属のほか、合成樹脂により構成される。
【0025】
竿洗浄用尻栓10は、前記小径部分を構成する挿入部12及び前記大径部分を構成するフランジ部13を有する。これらは筒状体(本実施形態では、円筒)であり、竿洗浄用尻栓10の中心線14上に並んで配置されている。
【0026】
挿入部12の外径15は、前記元節の後端部の内径に対応している。本実施形態では、挿入部12の外周面に雄ねじ16が形成されており、挿入部12は、前記元節にねじ込まれるようになっている。なお、挿入部12が前記元節に単に嵌め込まれる場合は、雄ねじ16が省略されてもよい。挿入部12は、中心線14に沿う方向(特許請求の範囲に記載された「挿入方向」に相当)で且つ矢印17の向きに沿って前記元節の後端部に挿入される。挿入部12が前記元節に挿入されると、挿入部12の先端面22(特許請求の範囲に記載された「挿入端」及び「当接部」に相当)は、元上節の後端と対向する。振出式釣竿が縮短された状態(各節が元節に収容された状態)で、元上節の後端部が前記先端面22に当接する。挿入部12の長さ20(特許請求の範囲に記載された「挿入長さ」に相当)は、本実施形態では、20mmであるが、7mm~30mmの範囲で適宜設定され得る。挿入部12の長さ20がかかる寸法に設定されることによる作用効果については後に詳述される。
【0027】
フランジ部13は、接続部18を介して挿入部12と連続している。接続部18は、挿入部12が縮径されたリング状を呈する。この接続部18は、挿入部12に前記雄ねじ16が加工されるために必要であるが、前述のように挿入部12が前記元節に嵌め込まれる場合は、接続部18が省略されてもよい。フランジ部13の外径19は、前記元節の後端部の外径に対応している。本実施形態では、フランジ部13の外径19は30mm、挿入部12の外径15は20mmであり、フランジ部13の外径19と挿入部12の外径15との比率は、3:2である。もっとも、この比率は、2:1~1:1の範囲で適宜設定され得る。フランジ部13の長さ21は、本実施形態では、10mmであるが、2mm~20mmの範囲で適宜設定され得る。
【0028】
前記通水路11は、挿入部12及びフランジ部13を貫いている。本実施形態では、この通水路11は、前記中心線14に沿う方向に延びる貫通孔である。この通水路11が設けられているため、竿洗浄用尻栓10が振出式釣竿に取り付けられた状態で、通水路11を通じて前記元節31の内部が外部と連通する。本実施形態では、通水路11の内径23は、10mmに設定されているが、3mm~16mmの範囲で適宜調整され得る。
【0029】
本実施形態では、通水路11は、真直な貫通孔であるが、前記中心線14に対して湾曲ないし屈曲した貫通孔であってもよい。また、通水路11は、前記元節の内外を連通するものであれば、前記内径23が前記中心線14に沿う方向について一定でなくてもよい。ただし、前記先端面22における通水路11の内径23は、前記元上節の後端外径よりも小さく設定される必要があるが、前記元上節の後端外径の1/3以上に設定されるのが好ましい。あるいは、前記先端面22における通水路11の内径23は、挿入部12の外径15の50%~90%の範囲に設定されるのが好ましい。
【0030】
なお、前記先端面22及び挿入部12と接続部18との境界に面取部24、25が加工されている。具体的にはいわゆるC面が形成されている。また、フランジ部13の角部にも面取部26、27が加工されている。具体的にはいわゆるR面が形成されている。さらに、前記通水孔11の端部にも面取部28、29が加工されている。具体的にはいわゆるC面が形成されている。ただし、これら面取部24~29は、省略され得る。
【0031】
図3は、振出式釣竿に竿洗浄用尻栓10が取り付けられた状態を示す断面図である。
【0032】
竿洗浄用尻栓10は、使用後の振出式釣竿30が洗浄される際に元節31に取り付けられる。振出式釣竿30は複数のブランクを備えているが、同図では元節31及び元上節32のみが図示されている。前述のように、振出式釣竿30の元節31の後端部33に設けられた尻栓に代えて竿洗浄用尻栓10が元節31にねじ込まれている。
【0033】
振出式釣竿30が洗浄されるときは、元節31内に元上節32及びその他の節が収容される。洗浄水が振出式釣竿30の先端側(竿洗浄用尻栓10が設けられた側と反対側)から流し込まれると、この洗浄水は、各節の外周面や内壁面に付着した汚れを落としながら元節31の後端部33に流れる。竿洗浄用尻栓10は、前記通水路11を備えているから、洗浄水は、この通水路11を通じて前記汚れと共に外部に排出される。このとき、元上節32は、竿洗浄用尻栓10の先端面22に当接するので、元上節32が元節31から脱落することはない。このように、前記尻栓が竿洗浄用尻栓10に交換されるだけで、元上節32の元節31からの脱落を防止して、簡単に竿の洗浄が可能となる。
【0034】
本実施形態に係る竿洗浄用尻栓10では、前記通水路11が真直な貫通孔により構成されているから、前記洗浄水は円滑に外部に排出される。しかも、前記挿入部12はシンプルな筒状体となるので、竿洗浄用尻栓10の構造が簡素化され、製造コストも抑えられる。
【0035】
図4は、元上節32が釣糸ガイドを備えている場合の振出式釣竿30の要部拡大図である。
【0036】
振出式釣竿30の仕様により、振出式釣竿30が複数の釣糸ガイド35を備える場合がある。各釣糸ガイド35は、振出式釣竿30の調子に対応して各節の所定の位置に配置されるようになっている。本実施形態に係る振出式釣竿30では、同図が示すように、元上節32の玉口36に釣糸ガイド35が固定されている。もっとも、この釣糸ガイド35が元上節32の中間部分(前記玉口36と後端との中間)に配置される場合もある。
【0037】
図3及び
図4が示すように、竿洗浄用尻栓10の挿入部12の長さ20が前述のように設定されることにより、元上節32の後端が前記挿入部12の先端面22に当接すると、元上節32の先端部38が元節31の玉口37から突出する。この場合、元上節32の突出長さ39は、前記釣糸ガイド35が元節31と接触しないために十分な長さである。換言すれば、前記挿入部12の長さ20は、前記釣糸ガイド35が元節31と接触しないように設計されている。釣糸ガイド35が前記元上節32の中間部に配置される場合には、前記挿入部12の長さ20は、元節31の長さ40と、元上節32の後端から釣糸ガイド35までの距離41との差よりも大きくなるように設計される。
【0038】
このように前記挿入部12の長さ20が設計されることにより、釣糸ガイド35と元節31との接触が回避され、元節31の玉口37付近の損傷が防止される。
【0039】
図5は、本実施形態の変形例に係る竿洗浄用尻栓50の断面図である。
図6は、
図5におけるVI-矢視図である。
【0040】
この竿洗浄用尻栓50が前記竿洗浄用尻栓10と異なるところは、竿洗浄用尻栓50を貫く通水路51の内壁面に前記洗浄水が案内される案内面52が形成されている点である。なお、竿洗浄用尻栓50のその他の構成については、竿洗浄用尻栓10と同様である。
【0041】
同図が示すように、挿入部12の先端面22の近傍において、挿入部12の肉厚寸法が前記先端面22に向かって漸次小さくなっている。換言すれば、前記通水路51の内径23は、前記先端面22に向かって漸次大きくなり、内径53まで拡径されている。
【0042】
前記案内面52は、前記洗浄水を排出側に案内する漏斗を形成する。これにより、前記洗浄水の排出がより円滑になるという利点がある。
【符号の説明】
【0043】
10・・・竿洗浄用尻栓
11・・・通水路
12・・・挿入部
15・・・外径
17・・・矢印
19・・・外径
20・・・長さ
22・・・先端面
23・・・内径
30・・・振出式釣竿
31・・・元節
32・・・元上節
33・・・後端部
35・・・釣糸ガイド
36・・・玉口
37・・・玉口
38・・・先端部
39・・・突出長さ
40・・・元節の長さ
41・・・距離
50・・・竿洗浄用尻栓
51・・・通水路
52・・・案内面
53・・・内径