(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-04-30
(45)【発行日】2024-05-10
(54)【発明の名称】皮膚疾患の処置のための併用療法
(51)【国際特許分類】
A61K 31/404 20060101AFI20240501BHJP
A61K 9/20 20060101ALI20240501BHJP
A61K 31/07 20060101ALI20240501BHJP
A61K 31/23 20060101ALI20240501BHJP
A61K 31/352 20060101ALI20240501BHJP
A61P 17/00 20060101ALI20240501BHJP
A61P 17/10 20060101ALI20240501BHJP
A61P 29/00 20060101ALI20240501BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20240501BHJP
【FI】
A61K31/404
A61K9/20
A61K31/07
A61K31/23
A61K31/352
A61P17/00
A61P17/10
A61P29/00
A61P43/00 121
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022127265
(22)【出願日】2022-08-09
(62)【分割の表示】P 2019537351の分割
【原出願日】2018-01-19
【審査請求日】2022-09-06
(32)【優先日】2017-01-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515296080
【氏名又は名称】スキンテック ライフ サイエンス リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110003797
【氏名又は名称】弁理士法人清原国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】スカイフ,マイケル,シー.
【審査官】愛清 哲
(56)【参考文献】
【文献】特表2014-508793(JP,A)
【文献】米国特許第05665367(US,A)
【文献】仏国特許出願公開第02908604(FR,A1)
【文献】国際公開第2014/177123(WO,A1)
【文献】ARCHIVES OF BIOCHEMISTRY AND BIOPHYSICS,1985年,Vol.240, No.1,pp.345-357
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 31/00-31/80
A61K 9/00- 9/72
A61P 17/00-17/18
A61P 29/00-29/02
A61P 43/00
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/REGISTRY/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
医薬組成物であって、当該医薬組成物は、
CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の構成要素、及び非置換のジインドリルメタンを含む第2の構成要素を含
み、前記CYP450酵素のモジュレーターは、ケルセチンを含む、医薬組成物であって、
皮膚疾病を処置するためのものであって、第2の構成要素が舌下に投与するために製剤される、医薬組成物。
【請求項2】
第1の構成要素は約100mg~約1000mgのモジュレーターを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
第2の構成要素は約15mg~約100mgの非置換のジインドリルメタンを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項4】
ビタミンA化合物を含む第3の構成要素を更に含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項5】
第3の構成要素は、約100μg~約1000μgのビタミンA化合物を含む、請求項4に記載の医薬組成物。
【請求項6】
ビタミンA化合物はパルミチン酸レチノールを含む、請求項
4から5のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項7】
第1の構成要素は、約400mg~約600mgのケルセチンを含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項8】
第2の構成要素は約30mg~約100mgの非置換のジインドリルメタンを含む、請求項1から7のいずれか1つに記載の医薬組成物。
【請求項9】
第2の構成要素は約45mgの非置換のジインドリルメタンを含む、請求項8に記載の医薬組成物。
【請求項10】
第1の構成要素及び第2の構成要素は別個の剤形である、請求項1から
9のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項11】
第1の構成要素が経口投与のために製剤される、請求項1から
10のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項12】
皮膚疾病は、ざ瘡、炎症、酒さ、老化、又はそれらの組み合わせを含む、請求項1から
11のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項13】
モジュレーターと非置換のジインドリルメタンとの比率(mg:mgでのCYP450モジュレーター:DIM)は、約15:1~約10:1である、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項14】
第2の構成要素は、約400レチノール当量のビタミンA化合物を更に含む、請求項1から
13のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項15】
前記非置換のジインドリルメタンは、マイクロカプセル形状である、請求項1から
14のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2017年1月20日出願の米国仮特許出願第62/448,808号の利益を主張するものであり、これはその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
ざ瘡は、黒色面疱、稗粒腫、面皰、脂っこい肌、及び起こり得る瘢痕化の領域により特徴付けられる。酒さは、顔の赤み、顔の皮膚上の小さく表面的な血管拡張、丘疹、膿疱、及び腫れにより特徴付けられる、慢性皮膚疾病である。ざ瘡及び酒さは全ての年齢に影響を及ぼすと知られている。
【発明の概要】
【0003】
本明細書には、幾つかの実施形態において、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の構成要素、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の構成要素を含む、医薬組成物が開示され、該医薬組成物は皮膚疾病を処置するためのものである。幾つかの実施形態において、第1の構成要素は約100mg~約1000mgのモジュレーターを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は約15mg~約100mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は、約15mg~約25mg、約25mg~約35mg、約35mg~約45mg、約45mg~約55mg、約55mg~約65mg、約65mg~約75mg、約75mg~約85mg、又は約85mg~約100mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、医薬組成物は更に、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む第3の構成要素を含む。幾つかの実施形態において、第3の構成要素は、約100μg~約1000μgの置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む。幾つかの実施形態において、CYP450酵素は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、CYP19A1、又はそれらの組み合わせを含む。幾つかの実施形態において、CYP450酵素はCYP1A2を含み、第1の構成要素はCYP1A2のモジュレーターを含む。幾つかの実施形態において、CYP1A2のモジュレーターはケルセチンを含む。幾つかの実施形態において、CYP450酵素のモジュレーターはケルセチンを含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素は約100mg~約1000mgのCYP1A2のモジュレーターを含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素は約100mg~約1000mgのケルセチンを含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素は、約100mg~約200mg、約200mg~約300mg、約300mg~約400mg、約400mg~約500mg、約500mg~約600mg、約600mg~約700mg、約700mg~約800mg、約800mg~約900mg、又は約900mg~約1000mgのケルセチンを含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素は約400mg~約500mgのケルセチンを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は、約15mg~約25mg、約25mg~約35mg、約35mg~約45mg、約45mg~約55mg、約55mg~約65mg、約65mg~約75mg、約75mg~約85mg、又は約85mg~約100mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は約30mg~約100mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は約45mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、医薬組成物は更に、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む第3の構成要素を含む。幾つかの実施形態において、第3の構成要素は、約100μg~約1000μgの置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む。幾つかの実施形態において、第3の構成要素は、約100μg~約200μg、約200μg~約300μg、約300μg~約400μg、約400μg~約450μg、約450μg~約475μg、約475μg~約500μg、約500μg~約550μg、約550μg~約600μg、約600μg~約700μg、約700μg~約800μg、約800μg~約900μg、又は約900μg~約1000μgの置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む。幾つかの実施形態において、第3の構成要素は、約300μg~約500μgの置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む。幾つかの実施形態において、第3の構成要素は、約400μgの置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物はビタミンA化合物を含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素、第2の構成要素、第3の構成要素、又はそれらの組み合わせは、薬学的に許容可能な賦形剤を更に含む。幾つかの実施形態において、薬学的に許容可能な賦形剤は、ソルビトール、マンニトール、デンプン1500、リン酸三カルシウム、又はそれらの組み合わせを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素及び第3の構成要素は同じ剤形にある。幾つかの実施形態において、第1の構成要素及び第2の構成要素は同じ剤形にある。幾つかの実施形態において、第1の構成要素及び第2の構成要素は別個の剤形にある。幾つかの実施形態において、第1の構成要素の単回用量は約300mg~約750mgのモジュレーターを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素の単回用量は約30mg~約90mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素の単回用量は約200μg~約1000μgのビタミンA化合物を含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素の1日量は約300mg~約2250mgのモジュレーターを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素の1日量は約30mg~約270mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素の1日量は約200μg~約3000μgのビタミンA化合物を含む。幾つかの実施形態において、皮膚疾病は、ざ瘡、炎症、酒さ、老化、又はそれらの組み合わせを含む。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能は、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約1倍~約100倍増大する。幾つかの実施形態において、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約1倍~約100倍増大する。幾つかの実施形態において、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約1倍~約100倍増大する。幾つかの実施形態において、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約1倍~約100倍減少する。幾つかの実施形態において、CYP450酵素により代謝される置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約0.1%~約10%減少する。幾つかの実施形態において、CYP1A2による置換又は非置換のジインドリルメタンの代謝は、ケルセチンを含まない対照組成物と比較して、約0.1%~約10%減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能は、ケルセチンを含まない対照組成物と比較して、約1倍~約100倍増大する。幾つかの実施形態において、第1の構成要素、第2の構成要素、又はその両方は、経口又は舌下の経路を介して投与するために製剤される。幾つかの実施形態において、第1の構成要素、第2の構成要素、又はその両方は、舌下の経路を介して投与するために製剤される。幾つかの実施形態において、モジュレーターと置換又は非置換のジインドリルメタンとの比率(mg:mgでのCYP450モジュレーター:DIM)は、約66:1、約45:1、約40:1、約35:1、約30:1、約25:1、約20:1、約15:1、約15:1、約14:1、約13:1、約12:1、約11:1、約10:1、約9:1、約8:1、約7:1、約6:1、約5:1、約4:1、約3:1、約2:1、約1:1、約1:2、約1:5、約1:10、約1:20、又は約1:30である。幾つかの実施形態において、モジュレーターと置換又は非置換のジインドリルメタンとの比率(mg:mgでのCYP450モジュレーター:DIM)は、約15:1~約10:1である。幾つかの実施形態において、ケルセチンと置換又は非置換のジインドリルメタンとの比率(mg:mgでのケルセチン:DIM)は、約15:1~10:1である。幾つかの実施形態において、ケルセチンと置換又は非置換のジインドリルメタンとの比率(mg:mgでのケルセチン:DIM)は、約11:1である。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は約700μgのビタミンA化合物を含む。幾つかの実施形態において、ビタミンA化合物はパルミチン酸レチノールを含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は約400μgのビタミンA化合物を含む。幾つかの実施形態において、第2の構成要素は約400レチノール当量のビタミンA化合物を含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素は、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、大豆、ダイズ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、アブラナ科野菜、ネギ属野菜、コショウソウ、ウォータークレス、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、ブロッコリ、チリパウダー、ダイゼイン、ニンニク、リンゴ、アプリコット、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、紅茶、ルイボス茶、イタドリ茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、魚油、ローズマリー、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、ミリセチン、クルクミン、カレー粉、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、ケルセチン、及びチコリー根のうち1つ以上を含む。
【0004】
本明細書には、幾つかの実施形態において、併用療法を含む、被験体のざ瘡を処置する方法が開示され、該方法は、1つ以上のCYP450酵素のモジュレーターを含む第1の組成物、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は更に、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む第3の組成物を投与する工程含む。本明細書には、幾つかの実施形態において、併用療法を含む、被験体の酒さを処置する方法が開示され、該方法は、1つ以上のCYP450酵素のモジュレーターを含む第1の組成物、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物を投与する工程を含む。
【0005】
幾つかの実施形態において、レチン酸ベースの化合物はビタミンAである。幾つかの実施形態において、ビタミンAは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物に含まれている。幾つかの実施形態において、第1及び第2の組成物は経口経路によって投与される。幾つかの実施形態において、CYP450酵素のモジュレーターを含む第の組成物の1つ以上の投与量が、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与前に投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物の1つ以上の投与量は、第2の組成物の投与の約1日~約21日前に投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物の1つ以上の投与量は、第2の組成物の投与の約1時間~約30時間前に投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物の第1の投与量が第2の組成物の投与の約24時間前に投与され、第1の組成物の第2の投与量が第2の組成物の投与の約12時間前に投与される。幾つかの実施形態において、第1及び第2の組成物は同時に投与される。
【0006】
幾つかの実施形態において、第1の組成物が、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上のCYP450酵素を調節するために投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物は、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、大豆、ダイズ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、アブラナ科野菜、ネギ属野菜、コショウソウ、ウォータークレス、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、チリパウダー、ダイゼイン、ニンニク、リンゴ、アプリコット、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、紅茶、ルイボス茶、イタドリ茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、魚油、ローズマリー、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、ミリセチン、クルクミン、カレー粉、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、及びチコリー根のうち1つ以上を含む。
【0007】
幾つかの実施形態において、第1の組成物が、CYPA1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上の酵素を阻害するために投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物は、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンのうち1つ以上を含む。幾つかの実施形態において、第1の組成物は、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンのうち1つ以上を含む。
【0008】
幾つかの実施形態において、第1の組成物は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上の酵素シトクロムP450酵素を誘導するために投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物は、アブラナ科野菜、レスベラトロール、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、大豆、イタドリ茶、緑茶、紅茶、クルクミン、ウコン、カレー粉、ダイズ、ニンニク、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、チコリー根、ケルセチン、リンゴ、アプリコット、ブルーベリー、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、ブロッコリ、紅茶、チリパウダー、及びルイボス茶のうち1つ以上を含む。
【0009】
幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍~約1000倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約2倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約3倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約4倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約5倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約10倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約20倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約30倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約40倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約50倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約60倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約70倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約80倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約90倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約100倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約200倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約300倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約400倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約500倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約600倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約700倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約800倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約900倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1000倍増大させる。幾つかの実施形態において、第2の組成物は、少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される。
【0010】
幾つかの実施形態において、併用療法は、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第1の組成物のみでの単独療法と比べて血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1倍~約1000倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約2倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約3倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約4倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約5倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約10倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約20倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約30倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約40倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約50倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約60倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約70倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約80倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約90倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約100倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約200倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約300倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約400倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約500倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約600倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約700倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約800倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約900倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1000倍増大させる。幾つかの実施形態において、第2の組成物は、少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される。
【0011】
幾つかの実施形態において、併用療法は、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1倍~約1000倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約2倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約3倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約4倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約5倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約10倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約20倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約30倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約40倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約50倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約60倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約70倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約80倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約90倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約100倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約200倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約300倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約400倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約500倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約600倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約700倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約800倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約900倍増大させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1000倍増大させる。
【0012】
幾つかの実施形態において、併用療法は、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1倍~約1000倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約2倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約3倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約4倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約5倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約10倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約20倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約30倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約40倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約50倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約60倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約70倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約80倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約90倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約100倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約200倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約300倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約400倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約500倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約600倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約700倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約800倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約900倍減少させる。幾つかの実施形態において、併用療法は、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1000倍減少させる。幾つかの実施形態において、第2の組成物は、少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される。
【0013】
幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第1の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である。幾つかの実施形態において、第2の組成物は、少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される。
【0014】
幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である。幾つかの実施形態において、第2の組成物は、少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される。
【0015】
幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージは、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である。
【0016】
幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である。幾つかの実施形態において、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物は、少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される。幾つかの実施形態において、OATPは、肝臓の肝細胞に発現されたOATPである。
【0017】
引用による組み込み
本明細書で言及される出願公開、特許、及び特許出願は全て、あたかも個々の出願公開、特許、或いは特許出願がそれぞれ参照により組み込まれるように具体的且つ個々に指示されるように同じ程度にまで、参照により本明細書に組込まれる。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本開示の好ましい実施形態が本明細書で示され記載されてきたが、こうした実施形態はほんの一例として提供されているに過ぎないということは当業者にとって明白である。多数の変形、変更、及び置き換えは、本開示から逸脱することなく、当業者によって現在想到されるものである。本明細書に記載される本開示の実施形態の様々な代案が利用され得ることを理解されたい。以下の特許請求の範囲は本開示の範囲を定義するものであり、これら特許請求の範囲及びその同等物の範囲内の方法及び構造は、それにより包含されることが、意図されている。
【0019】
別段の定めのない限り、本明細書で使用される技術的及び科学的な用語は全て、本明細書に記載される開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書で言及される出願公開、特許、及び特許出願は全て、あたかも個々の出願公開、特許、或いは特許出願がそれぞれ参照により組み込まれるように具体的且つ個々に指示されるように同じ程度まで、参照により本明細書に組込まれる。
【0020】
本明細書で使用されるセクションの見出しは、構成上の目的のみのためであり、記載される主題を制限すると解釈されるものではない。限定されることなく、特許、特許出願、論説、書籍、マニュアル、及び論文を含む、本出願で引用された、全ての文書、或いは文書の一部は、任意の目的のために、それら全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれる。
【0021】
DIM
ジインドリルメタン(DIM)は、ブロッコリ、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワー、及びケールが挙げられるアブラナ属の食用植物に存在する、グルコブラシシンの自己融解性分解中に形成された天然の化合物である。グルコブラシシンの自己融解性分解は、これらの植物に対して内因性であり且つ細胞壁の破裂後に放出される、酵素ミロシナーゼの触媒反応を必要とする。この化合物は通常、化学合成によって製造されるが、幾つかの実施形態において、上記に列挙したようなアブラナ属野菜の抽出物、具体的には発芽ブロッコリ又はブロッコリ種子からの天然手段によっても調製される。
【0022】
故に、置換又は非置換のDIMは、幾つかの実施形態においては合成生成物であり、或いは幾つかの実施形態においては、上記で議論したような植物のアブラナ属から得た天然物である。
【0023】
ビタミンA
ビタミンAは、身体に様々な重要な機能を持つ脂溶性ビタミンである。処方箋のクリーム剤、及びレチノイドを含有する丸剤、ビタミンAの合成形態は、重度のざ瘡及び乾癬を治すのを助けるために使用される。それらはまた、太陽由来の疣贅及び早期老化などの他の皮膚病の処置に対する見込みを示している。最近の研究は、抗酸化剤を加えた局所形態が細線及びしわの外観を最小限にするのを助ける場合があることを示している。経口のイソトレチノイン、即ち合成ビタミンAは、重度で耐処置性のざ瘡の処置に対して1982年から承認されている。イソトレチノインは、皮脂腺のサイズ及び分泌物を減らし、袋果状の角質化を正規化し、尋常性ざ瘡(comedogenesis)を妨げて、袋果状の環境の変化を介して表面及び管のプロピオニバクテリウム・アクネスの増殖を阻害し、且つ抗炎症性の効果を持つ。
【0024】
ざ瘡
ざ瘡は、毛包脂腺単位の慢性炎症性疾患であり、アンドロゲンにより誘導される皮脂産生の増加、角質化の変性、炎症、及び、プロピオニバクテリウム・アクネスによる顔、頚部、胸、及び背中の毛包の細菌コロニー形成から生じる。ざ瘡の初期の病状は面皰であり、尋常性ざ瘡、新生児ざ瘡、幼児性ざ瘡、及びポマードざ瘡(pomade acne)が挙げられる。ざ瘡の疾患は種々様々な臨床的病変を特徴とする。病変の1つのタイプが優勢的であり得るが(典型的には面皰)、綿密な観察は通常、様々なタイプの病変(面皰(comedones)、膿疱、丘疹、及び/又は結節)の存在を明らかにする。病変は非炎症性、又はより典型的には炎症性であり得る。病変に加えて、患者は、病変の結果として様々な大きさの瘢痕を抱える場合がある。完全に進行した開放面皰(即ち、皮膚孔の乾燥皮脂の栓)は通常、患者によって傷つけられない限り、炎症性変化の部位ではない。発達中の微小面皰(microcomedo)及び閉鎖面皰は炎症性病変の進行の主要な部位である。皮膚が常に自身を修復しようとしているため、細胞の鞘は、炎症反応を被包するための試みにおいて(付随的な(appendageal)構造を形成する)上皮から成長する。この被包は多くの場合不完全であり、病変の更なる裂傷が典型的には生じて、多くのざ瘡瘢痕に見られるような多チャネルの路へと通じる。
【0025】
ざ瘡に起因するものと考えられる、主な4つの要因が存在する:(1)皮脂産生の増加;(2)毛漏斗が過剰に角質化し、過剰に角化し、且つ過剰に落屑する面皰形成;(3)嫌気性のプロピオンバクテリウムsp.、主にP.アクネスによる濾胞のコロニー形成;及び(4)宿主の炎症反応。これらの4つの要因は互いに相関する。皮脂は面皰性(comedogenic)であり、それ自体で炎症を引き起こす。プロピオンバクテリウムは高い脂肪分解活性を有しており、皮脂脂質から遊離脂肪酸を放つ。遊離脂肪酸は著しい炎症を引き起こすと示されている。微生物も、幾つかの炎症性プロセスにおいて重要である、プロテアーゼ、ヒアルロニダーゼ、及び走化性因子などの他の細胞外酵素を産生する。食餌などの他の要因も関係するが、証明されていない。ざ瘡による顔の瘢痕化は、十代の若者の最大20%に影響する。ざ瘡は成年期まで持続し、自尊心に対する有害な効果をもたらし得る。この疾患は思春期の若者において非常に一般的であり、多くの場合生理学的に名付けられている。ざ瘡は、大半の25歳までの年齢の人々には現れなくなるが、一部の人、そのうちの大半である女性は、成人期になってもこの疾患を経験する。この「成人性ざ瘡」は、位置において十代の若者のざ瘡と異なるものであり、且つ、面皰は少ないがより炎症性となる傾向がある。
【0026】
一般的に、ざ瘡の治療を統制する4つの主な原則が存在する:(i)濾胞性の角質化の改変されたパターンの修正;(ii)皮脂腺活動度の減少;(iii)濾胞性細菌集団(特にP.アクネス)の減少、及びそれによる余分な細胞の炎症性生成物の産生の阻害;及び(iv)抗炎症性効果の産生。
【0027】
酒さ
酒さは、血管及び毛包脂腺単位に影響する顔の皮膚の慢性炎症性疾病である。酒さは、顔が白い北及び西ヨーロッパの人には一般的であるが、あらゆる色の皮膚に影響する場合がある。症状は短期で増大及び減少する場合があるが、酒さは経時的に進行し得る。患者は通常、潮紅及び赤面、並びに敏感肌の訴えを提示し、皮膚は特に局所調製物によって刺激を受けることもある。酒さには様々な要因がある;しかし、これらは患者に気付かれないこともある。
【0028】
酒さは、主に顔の頬骨及び鼻腔領域に関与する、慢性及び進行性の皮膚血管障害である。酒さは、潮紅、紅斑、丘疹、膿疱、毛細血管拡張症、顔の浮腫、眼病変、及び、その最も進行し且つ重度の形態では、しゅさ鼻を引き起こす組織及び脂腺の過形成を特徴とする。しゅさ鼻、即ち、血管過多及びモジュール性による鼻の先端の鮮紅色の異常増殖は、未知の原因の酒さの珍しい進行である。眼病変は一般的であり、軽度の結膜炎、熱傷、及びザラザラ感が挙げられる。眼瞼炎(最も一般的な眼の徴候)は眼瞼縁の非潰瘍性疾病である。酒さは最も一般的には、30~60歳の年齢に生じ、閉経期に関連付けられるホルモン変化を経験する女性に見られることもある。女性は男性よりも頻繁に影響を受ける。しかし、最も重度の症例は男性に見られる。
【0029】
併用療法によりざ瘡又は酒さを処置する方法
シトクロムP450は、ヘムタンパク質のスーパーファミリーである。それらは、混合された関数オキシダーゼ系のターミナル・オキシダーゼを表わす。シトクロムP450遺伝子スーパーファミリーは、シトクロムP450の発達の関連性に基づいて命名された少なくとも207の遺伝子で構成される。3つのシトクロムP450遺伝子ファミリー(CYP1、CYP2、及びCYP3)が、様々な薬物の代謝のための役目を果たすことが示されている。少なくとも15のシトクロムP450が、ヒト肝臓での様々な程度を特徴とする。肝臓は、シトクロムP450の多くのアイソフォームを含み、種々様々な物質を生体内で変化させることができる。腸の内腔を覆う腸細胞も、有意なシトクロムP450活性を有しており、場合によっては、この活性は、薬物代謝における重要なアイソフォームである、アイソザイムの単一ファミリー、3Aによって占められる。
【0030】
本明細書には、幾つかの実施形態において、被験体のざ瘡又は酒さを処置する方法が開示され、該方法は、1つ以上のCYP450酵素のモジュレーターを含む第1の組成物、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物を含む、併用療法薬を被検体に投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は更に、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む第3の組成物を投与する工程含む。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物はビタミンAである。幾つかの実施形態において、ビタミンAは第2の組成物内に含まれる。幾つかの実施形態において、併用療法は、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の構成要素、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の構成要素を含む、本明細書に記載される医薬組成物を投与することによって実行される。場合によっては、医薬組成物は更に第3の構成要素を含み、第3の構成要素は本明細書に記載されるようなレチン酸ベースの化合物を含む。
【0031】
幾つかの実施形態において、第1の組成物は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2A、CYP2B、CYP2B1、CYP2C、CYP2C6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1、CYP3A、CYP3A2、CYP3A4、CYP4A1、CYP4B1、及びCYP19A1から成る群から選択された1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つのモジュレーターを含む。
【0032】
幾つかの実施形態において、第1の組成物は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2A、CYP2B、CYP2B1、CYP2C、CYP2C6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1、CYP3A、CYP3A2、CYP3A4、CYP4A1、及びCYP4B1から成る群から選択された1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む。幾つかの実施形態において、第1の組成物は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2A、CYP2B、CYP2B1、CYP2C、CYP2C6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1、CYP3A、及びCYP3A2から成る群から選択された1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤は、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンから選択される。幾つかの実施形態において、少なくとも1つの阻害剤は、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンから選択される。幾つかの実施形態において、少なくとも1つの阻害剤は、グレープフルーツジュース、緑茶抽出物、又はライトヤシ抽出物ではない。
【0033】
幾つかの実施形態において、第1の組成物は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2A、CYP2B、CYP2B1、CYP2C、CYP2C6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1、CYP3A、CYP3A2、CYP3A4、CYP4A1、CYP4B1、及びCYP19A1から成る群から選択された1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの誘導物質を含む。幾つかの実施形態において、第1の組成物は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2C19、及びCYP3A4から成る群から選択された1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの誘導物質を含む。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの誘導物質は、アブラナ科野菜、レスベラトロール(例えば、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、大豆、イタドリ茶、緑茶、紅茶)、クルクミン(例えば、ウコン、カレー粉)、ダイズ、ニンニク、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン(例えば、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ)、チコリー根、ケルセチン(例えば、リンゴ、アプリコット、ブルーベリー、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、ブロッコリ、紅茶、チリパウダー)、及びルイボス茶から選択される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの誘導物質は、アブラナ科野菜、レスベラトロール(例えばブドウ、ワイン、ピーナッツ、大豆、イタドリ茶、緑茶、紅茶)、クルクミン(例えばウコン、カレー粉)、ダイズ、ニンニク、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン(例えば藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ)から選択される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの誘導物質は、チコリー根、ケルセチン(例えばリンゴ、アプリコット、ブルーベリー、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、ブロッコリ、紅茶、チリパウダー)、ローズマリー、及びニンニクから選択される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの誘導物質は、ルイボス茶、ニンニク、魚油、アブラナ科野菜、及びクルクミン(例えばウコン、カレー粉)である。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの誘発物は、緑茶、又はカフェー酸(例えばコーヒー)である。
【0034】
幾つかの実施形態において、CYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターを含む、本明細書に記載される第1の組成物は、丸剤、錠剤、液体製剤、シェーク、飲料等の形態で投与される。幾つかの実施形態において、CYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターを含む、本明細書に記載される第1の組成物は、粉末の形態で提供され、小包又は小袋に包装される。
【0035】
幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約21日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約20日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約19日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約18日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約17日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約16日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約15日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約14日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約13日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約12日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約11日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約10日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約9日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約8日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約7日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約6日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約5日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約4日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約3日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約2日前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。
【0036】
幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1~約48時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約1時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約6時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約12時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約18時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約24時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約30時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約36時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約42時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約48時間前に、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量を投与する工程を含む。
【0037】
幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約12時間~約48時間の期間にわたり投与される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約12時間の期間にわたり投与される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約18時間の期間にわたり投与される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約24時間の期間にわたり投与される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約30時間の期間にわたり投与される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約36時間の期間にわたり投与される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約42時間の期間にわたり投与される。幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、約48時間の期間にわたり投与される。
【0038】
幾つかの実施形態において、1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物の1つ以上の投与量は、第1の投与量及び第2の投与量を含む。幾つかの実施形態において、第1の組成物の第1及び第2の投薬はそれぞれ、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約48時間及び約24時間前に投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物の第1及び第2の投薬はそれぞれ、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約42時間及び約18時間前に投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物の第1及び第2の投薬はそれぞれ、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約36時間及び約12時間前に投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物の第1及び第2の投薬はそれぞれ、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約30時間及び約6時間前に投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物の第1及び第2の投薬はそれぞれ、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与の約24時間及び約1時間前に投与される。
【0039】
CYP-450モジュレーターの事前投与によるDIMの生物学的利用能の増大
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタン及びビタミンAを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。
【0040】
ビタミンAの活性代謝物であるレチン酸は、遺伝子転写の強力な調節因子であると知られている。レチン酸は治療薬でもある。シトクロムP450(CYP-450)スーパーファミリーの特定のメンバーによるレチノインの酸化的代謝は、適切な境界内で組織RA濃度を維持するのを助ける。酵素動態検査は、様々なCYPタンパク質、具体的にCYP26ファミリーに属するもの(CYP26A1、CYP26B1、及びCYP26C1)はレチン酸を代謝可能であることを実証した。任意の特定の理論に縛られることなく、レチン酸の代謝に影響を与えるCYP酵素の活性の制御はその生物学的利用能の増大をもたらすことが企図される。更に、特定の理論に縛られることなく、レチン酸自体は、CYP1A1及びCYP1A2などの特定のCYP-450酵素の活性を阻害し、次にCYP450酵素によってジインドリルメタンの代謝の減少をもたらして、結果としてジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン及びビタミンAを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタン及びビタミンAを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能の増加は、CYP-450酵素でのビタミンAの代謝の減少によるものである。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能の増加は、ビタミンAでのCYP-450酵素の阻害によるものである。
【0041】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍~約1000倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約2倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約3倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約4倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約5倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約6倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約7倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約8倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約9倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約10倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約20倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約30倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約40倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約50倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約60倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約70倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約80倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約90倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約100倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約200倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約300倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約400倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約500倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約600倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約700倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約800倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約900倍増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1000倍増大させる。
【0042】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、1つ以上のCYP-450酵素により代謝を減らすことにより、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1の1つ以上により代謝を減らすことにより、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、CYP3A4により代謝を減らすことにより、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、CYP2C19により代謝を減らすことにより、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。
【0043】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、CYP-450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にCYP450酵素によって代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である。
【0044】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン、並びにCYP1A1及び/又はCYPA2の1つ以上の誘導物質を含む、第1及び第2の組成物の投与による併用療法は、それぞれ相乗的に、CYP1A1及び/又はCYP1A2の酵素を誘導する。幾つかの実施形態において、CYPA1及び/又はCYP1A2酵素の相乗的な誘導は、ざ瘡又は酒さに対する置換又は非置換のジインドリルメタンの効果の増大をもたらす。
【0045】
CYP-450モジュレーターの事前投与時のDIMの薬物動態パラメータの改善
生物学的利用能は、以下の例示的な薬物動態因子を含む:最小有効薬物血清中濃度(MEC)の達成の速度(又は投与後の時間)、最大薬物血清中濃度(Cmax)、最大薬物血清中濃度の達成の速度(又は投与の後の時間)(Tmax)、及び最小有効薬物血清中濃度を表わす株の上の薬物血清中濃度-時間曲線下面積(AUC)。幾つかの実施形態において、本明細書に記載されるように舌下又は頬側の経路による置換又は非置換のジインドリルメタンの投与によってざ瘡又は酒さを処置する方法は、上述の因子の1つ以上の増強を引き起こす。
【0046】
Cmaxの増加
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約1000倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約500倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約100倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約50倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約20倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約10倍増大する。
【0047】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約2倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約3倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約4倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約5倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約6倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約7倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約8倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約9倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約10倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約20倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約30倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約40倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約50倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約60倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約70倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約80倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約90倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約100倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約200倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約300倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約400倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約500倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約600倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約700倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約800倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約900倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1000倍増大する。
【0048】
AUCの増加
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約1000倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約500倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約100倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約50倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約20倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約10倍増大する。
【0049】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約2倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約3倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約4倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約5倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約6倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約7倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約8倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約9倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約10倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約20倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約30倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約40倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約50倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約60倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約70倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約80倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約90倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約100倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約200倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約300倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約400倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約500倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約600倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約700倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約800倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約900倍増大する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1000倍増大する。
【0050】
Tmaxの減少
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約1000倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約500倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約100倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約50倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約20倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍~約10倍減少する。
【0051】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約2倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約3倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約4倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約5倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約6倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約7倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約8倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約9倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約10倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約20倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約30倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約40倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約50倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約60倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約70倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約80倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約90倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約100倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約200倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約300倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約400倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約500倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約600倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約700倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約800倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約900倍減少する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法の後、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法と比較して約1000倍減少する。
【0052】
膜輸送体による流出及び/又は流入を回避することによる、DIMを使用してざ瘡及び/又は酒さを処置する方法
膜輸送体は、薬物の薬物動態、安全性、及び効果のプロファイルの主要な決定因子であるのと知られる。特に、2つの主要なスーパーファミリーにおける400を超える膜輸送体:ATP結合カセット(ABC)及び溶質担体(SLC)が、ヒトゲノムにおいて注解されている。輸送体は、薬物動態、治療効果、及び副作用においてインビボの役割を果たすことが知られている。輸送体のインビボの役割は、ノックアウトマウスを含む様々な動物種において、及びヒトの機能欠損の遺伝子変異体によって実証される。これらの研究は、多くのABC及びSLCの輸送体のインビボの役割に関する相当な情報を提供している。臨床的で薬物動態学的な薬物間相互作用(DDI)研究は、輸送体が多くの場合、薬物の吸収及び排除において薬物代謝酵素(DME)と共に機能することを示唆している。
【0053】
P-gp
P-糖タンパク質(P-gp)、即ちATP結合カセット輸送体スーパーファミリー(ABCB1)の170kDaのメンバーは、細胞からの薬物のATP依存性輸出を媒介すると知られる膜輸送タンパク質である。P-gpによる腸の薬物流出は、様々な薬物の低度の又は様々な経口吸収のための主要な決定因子として広く認識される。それは、小腸及び血液脳関門の管腔の膜、並びに肝細胞及び腎臓近位細管の上皮などの排出細胞の頂端側細胞膜において発現されることが示されている。近年、P-gpの潜在的な役割において多くの対象が存在し、これらは、薬物を上皮細胞から腸管腔へと送り出す(pumping)作用により、広範囲の薬物の経口の生物学的利用能を制限すると仮定される。様々な薬物が、小腸に生じるP-gp媒介性流出により低い生物学的利用能を持つと示されている。
【0054】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、P-gpにより流出を減らすことにより、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にP-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である。
【0055】
幾つかの実施形態において、腸のタンパク質P-gpによって流出された置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物のパーセンテージは、双方向輸送体アッセイを使用して定量される。幾つかの実施形態において、輸送体アッセイは、双方向MDR1-MDCK浸透性アッセイである。
【0056】
OATP
有機陰イオン輸送ポリペプチド(OATP)は、薬物動態に重要な様々な組織で発現された流入輸送体のファミリーを形成する。11のヒトOATP輸送体のうち、OATP1B1、OATP1B3、及びOATP2B1は、肝細胞のシヌソイドの膜上で発現され、それらの基質薬物の肝臓摂取を促進すると示されている。OATP1A2は、小腸の腸細胞の管腔の膜上に、及び血液脳関門に発現され、場合によりこれら部位での薬物輸送を媒介する。様々な臨床的に使用された薬物は、OATP輸送体の基質として同定されている(例えば、多くのスタチンがOATP1B1の基質である)。幾つかの薬物は、薬物動態学的な薬物間相互作用を引き起こすOATP輸送体(例えばシクロスポリン)を阻害する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法は、OATPにより腸細胞又は幹細胞への流入を減らすことにより、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP-450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物の投与前にCYP450酵素の1つ以上のモジュレーターの投与を含む併用療法後に、OATPによって流入された組成物のパーセンテージは、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物での単独療法後にOATPによって流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である。幾つかの実施形態において、OATPは、肝臓の肝細胞に発現されたOATPである。
【0057】
DIM組成物、製剤、投与経路、及び送達用量
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は、生物学的利用能を改善するのに適した置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、生物学的利用能を改善するのに適した置換又は非置換のジインドリルメタンは、生物応答性ジインドリルメタン(BR-DIM)である。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は、生物学的利用能の改善に適していない置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、生物学的利用能の改善に適していない置換又は非置換のジインドリルメタンはBR-DIMではない。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は更に、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む。
【0058】
幾つかの実施形態において、レチン酸ベースの化合物は、舌下又は頬側、経口、或いは局所の投与に適切な、当該技術分野で既知の組成物である。例えば、幾つかの実施形態において、それは、置換又は非置換の第一世代レチノイド、置換又は非置換の第二代レチノイド、及び置換又は非置換の第三世代レチノイドから選択される。幾つかの実施形態において、レチノイドは置換又は非置換の第一世代レチノイドである。幾つかの実施形態において、置換又は非置換の第一世代レチノイドは、置換又は非置換のレチノール、置換又は非置換のレチナール、置換又は非置換のトレチノイン(例えば、レチン酸又はレチンA)、置換又は非置換のイソトレチノイン(例えば、Accutane(商標))、及び置換又は非置換のアリトレチノインから選択される。幾つかの実施形態において、レチノイドはビタミンAである。幾つかの実施形態において、レチノイドは、置換又は非置換のエトレチナート及び置換又は非置換のアシトレチンから選択された置換又は非置換の第二世代レチノイドである。幾つかの実施形態において、レチノイドは、置換又は非置換のタザロテン、置換又は非置換のベキサロテン、及び置換又は非置換のアダパレンから選択された置換又は非置換の第三世代レチノイドである。
【0059】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は式1のジインドリルメタンを含む:
【0060】
【化1】
ここで、R基は、水素原子及びC1-C6炭化水素置換基から独立して選択され;ここで、インドリル基は、インドール-3-イル及びインドール-2-イル基から独立して選択され;ここで、インドリル基は、非置換であり、或いは1つ以上のC1-C6炭化水素置換基により置換される。
【0061】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は非置換の3,3’-ジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は、非置換の3,3’-ジインドリルメタン及びビタミンA化合物(例えばビタミンAパルミタート)を含む。
【0062】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は、BR-DIMを含む。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物はBR-DIM及びビタミンA化合物(例えばビタミンAパルミタート)を含む。
【0063】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物は、必要とされた医薬効果を維持しつつ毒性を回避するのに十分に低い送達用量で投与される。幾つかの実施形態において、第2の組成物の送達用量は、それが天然又は合成産物であるかに依存して変動する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の送達用量は、ジインドリルメタンが生物学的利用能を改善するために適用されているかどうかによって決定される。幾つかの実施形態において、BR-DIMを含む第2の組成物の送達用量は、生物学的利用能を改善するのに適していない置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の送達用量未満である。
【0064】
幾つかの実施形態において、第2の組成物の送達用量は、約10mg~約20mg、約15mg~約25mg、約20mg~約30mg、約25mg~約35mg、約30mg~約40mg、約35mg~約45mg、約40mg~約50mg、約45mg~約55mg、約50mg~約100mg、約55mg~約150mg、約60mg~約200mg、約65mg~約250mg、約70mg~約300mg、約75mg~約350mg、約80mg~約400mg、約85mg~約450mg、約90mg~約500mg、約95mg~約550mg、約100mg~約600mg、約110mg~約700mg、約120mg~約800mg、約130mg~約900mg、約140mg~約1000mg、約150mg~約1100mg、約200mg~約1200mg、約250mg~約1300mg、約300mg~約1400mg、又は約350mg~約1500mgである。
【0065】
幾つかの実施形態において、第2の組成物の送達用量は、少なくとも10mg、少なくとも15mg、少なくとも20mg、少なくとも30mg、少なくとも40mg、少なくとも55mg、少なくとも65mg、少なくとも75mg、又は少なくとも100mgである。
【0066】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物の送達用量は、約10mg~約20mg、約15mg~約25mg、約20mg~約30mg、約25mg~約35mg、約30mg~約40mg、約35mg~約45mg、約40mg~約50mg、約45mg~約55mg、約50mg~約100mg、約55mg~約150mg、約60mg~約200mg、約65mg~約250mg、約70mg~約300mg、約75mg~約350mg、約80mg~約400mg、約85mg~約450mg、約90mg~約500mg、約95mg~約550mg、約100mg~約600mg、約110mg~約700mg、約120mg~約800mg、約130mg~約900mg、約140mg~約1000mg、約150mg~約1100mg、約200mg~約1200mg、約250mg~約1300mg、約300mg~約1400mg、又は約350mg~約1500mgの置換又は非置換のジインドリルメタンの1日量を提供する。
【0067】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物の送達用量は、少なくとも10mg、少なくとも15mg、少なくとも20mg、少なくとも30mg、少なくとも40mg、少なくとも55mg、少なくとも65mg、少なくとも75mg、又は少なくとも100mgの置換又は非置換のジインドリルメタンの1日量を提供する。
【0068】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物は、望ましくは、より高用量を含む上記用量の何れかで投与される。幾つかの実施形態において、生物学的利用能を改善するのに適した置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物は、望ましくは、より高用量を含む上記用量の何れかで投与される。幾つかの実施形態において、生物学的利用能の改善に適していない置換又は非置換のジインドリルメタンはBR-DIMである。
【0069】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物は、舌下又は頬側の経路によって投与される製剤である。本明細書で使用されるような用語「舌下又は頬側の経路によって投与される製剤」は、頬側粘膜、頬側歯肉、舌粘膜、舌下膜、及び軟口蓋を含む、頬腔における1つ以上の膜にわたる吸収のために活性化合物が提供される、薬物輸送製剤を指す。この用語は、トローチ、舌下錠剤、バッカル錠剤(即ち、舌の下に配置可能な調製物)、発泡錠、ローリーポップ、カプセル剤、フィルム、スプレー、及びゲル(例えばキトサンベースのゲル、粘膜付着ゲル)を含む、全ての適切な固形及び半固形の剤形を含む。用語「頬側」は、全体として口腔を指すように、その最も広い意味で使用される。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の経路によって投与される製剤を含む組成物は、経口経路による投与にも適している。
【0070】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物は、経口経路によって投与される製剤である。幾つかの実施形態において、経口経路によって投与される製剤は、錠剤、カプセル剤、ゲル、クリーム又は軟膏の形態である。幾つかの実施形態において、経口経路によって投与される製剤を含む第2の組成物は、舌下又は頬側の経路による投与にも適している。
【0071】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の送達投与量は、投与経路に依存する。
【0072】
幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも10mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも15mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも20mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも25mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも30mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも35mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも40mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも45mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも50mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも55mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも65mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも70mgである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも75mgである。
【0073】
幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも10mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも15mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも20mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも25mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも30mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも35mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも40mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも45mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも50mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも55mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも65mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも70mgである。幾つかの実施形態において、経口投与のための第2の組成物の送達投与量は、少なくとも75mgである。
【0074】
幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の経路、及び経口経路による投与のための第2の組成物の送達投与量は、同じである。幾つかの実施形態において、舌下又は頬側の経路による投与のための第2の組成物の送達投与量は、経口経路による投与のための送達投与量未満である。
【0075】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は、1日量の半分や1日量の4分の1などの、1日量の一部であり、故に、上述の用量の何れかの半分又は4分の1で存在する投与量で、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。これらの実施形態において、各投与量の一部は、1日にわたって投与を分散させるために経時的に別個に摂取される。
【0076】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物は更に、置換又は非置換のレチン酸基本成分を含む。幾つかの実施形態において、レチン酸基本成分は、必要とされた医薬効果を維持しつつ毒性を回避するのに十分に低い用量で投与される。幾つかの実施形態において、レチン酸基本成分の送達用量は、その生物学的利用能に依存する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のレチン酸基本成分の生物学的利用能は。天然又は合成産物であるかどうかに依存する。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のレチン酸基本成分の生物学的利用能は、その生物学的利用能を改善するのに適しているかどうかに依存して変動する。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物の送達投与量は、約0.05mg~約3mg、約0.1~約5mg、約1mg~約15mg、約10mg~約45mg、約25mg~約100mg、約75mg~約200mg、約150mg~約250mgの置換又は非置換のレチン酸基本成分の1日量を提供する。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物の送達投与量は、少なくとも0.05mg、少なくとも0.1mg、少なくとも0.2mg、少なくとも0.4mg、少なくとも1mg、少なくとも5mg、又は10mgの置換又は非置換のレチン酸基本成分の1日量を提供する。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第2の組成物の送達投与量は、最大15mg、最大10mg、最大9mg、最大8mg、最大7mg、最大6mg、最大5mg、最大2.5mg、最大2mg、最大1mg、又は最大0.5mgの置換又は非置換のレチン酸基本成分の1日量を提供する。
【0077】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン及び随意に置換又は非置換のレチン酸基本成分を含む第2の組成物の1日量は、1つ以上の単位投与量の形態で提供される。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン及び随意に置換又は非置換のレチン酸基本成分を含む第2の組成物の1日量は、2~4の単位投与量の形態で提供される。これら実施形態において、2つ以上の単位投与量は、午前に1つの単位投与量、及び午後に1つの単位投与量、或いは1日にわたり均一に分散される4つの単位投与量、又は1日2回の同時の2つの単位投与量など、1日の期間中に摂取される。
【0078】
幾つかの実施形態において、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の構成要素、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の構成要素を含む、医薬組成物が提供される。場合により、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の構成要素は、CYP1A1、CYP1A2、CYP2A、CYP2B、CYP2B1、CYP2C、CYP2C6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1、CYP3A、CYP3A2、CYP3A4、CYP4A1、及びCYP4B1から成る群から選択された1つ以上のCYP-450酵素の少なくとも1つの阻害剤を含む第1の組成物と同じである。CYP450モジュレーターは、場合によっては、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、CYP19A1、又はそれらの組み合わせから選択されたCYP450酵素のモジュレーターを含む。
【0079】
第2の構成要素は、場合によっては、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。場合によっては、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の構成要素は、上述の置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物と同じである。幾つかの実施形態において、本明細書にされる第2の構成要素は、生物学的利用能を改善するのに適した置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、生物学的利用能を改善するのに適した置換又は非置換のジインドリルメタンは、生物応答性ジインドリルメタン(BR-DIM)である。幾つかの実施形態において、本明細書にされる第2の構成要素は、生物学的利用能の改善に適していない置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。幾つかの実施形態において、生物学的利用能の改善に適していない置換又は非置換のジインドリルメタンはBR-DIMではない。幾つかの実施形態において、本明細書にされる第2の構成要素は更に、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む。幾つかの実施形態において、医薬組成物は、置換又は非置換のレチン酸ベースの化合物を含む第3の構成要素を含む。レチン酸ベースの化合物は、場合によっては、上述のレチン酸基本成分と同じである。
【0080】
幾つかの実施形態において、第1の構成要素は約10mg~約100mgのCYP450のモジュレーターを含む。幾つかの実施形態において、第1の構成要素は、約100mg~約200mg、約200mg~約300mg、約300mg~約400mg、約400mg~約500mg、約500mg~約600mg、約600mg~約700mg、約700mg~約800mg、約800mg~約900mg、又は約900mg~約100mgのCYP450酵素のモジュレーターを含む。幾つかの例では、CYP450モジュレーターは、ケルセチンなどのCYP1A2のモジュレーターである。第2の構成要素は、場合によっては、約15mg~約25mg、約25mg~約35mg、約35mg~約45mg、約45mg~約55mg、約55mg~約65mg、約65mg~約75mg、約75mg~約85mg、又は約85mg~約100mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。場合によっては、第2の構成要素は約45mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む。
【0081】
医薬組成物は、場合によっては、第1の構成要素と第2の構成要素との比率を含み、該比率(第1の構成要素:第2の構成要素)は、約66:1、約45:1、約40:1、約35:1、約30:1、約25:1、約20:1、約15:1、約15:1、約14:1、約13:1、約12:1、約11:1、約10:1、約9:1、約8:1、約7:1、約6:1、約5:1、約4:1、約3:1、約2:1、約1:1、約1:2、約1:5、約1:10、約1:20、又は約1:30である。場合によっては、第1の構成要素と第2の構成要素との比率は、約20:1、19:1、18:1、17:1、16:1、15:1、14:1、13:1、12.9:1、12.8:1、12.7:1、12.6:1、12.5:1、12.4:1、12.3:1、12.2:1、12.1:1、11:1、11.9:1、11.8:1、11.7:1、11.6:1、11.5:1、11.4:1、11.3:1、11.2:1、11.1:1、10.9:1、10.8:1、10.7:1、10.6:1、10.5:1、10.4:1、10.3:1、10.2:1、10.1:1、10:1、9:1、8:1、7:1、6:1、5:1、4:1、3:1、2:1、又は1:1である。
【0082】
医薬組成物は、幾つかの実施形態において、第1の構成要素の単位投与量が約300mg~約750mgのCYP450酵素のモジュレーターを含み、第2の構成要素の単回投与量が約30mg~約90mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含み、及び第3の構成要素の単位投与量が約200μg~約1000μgのパルミチン酸レチノールなどのビタミンA化合物を含むものである。医薬組成物は、幾つかの実施形態において、第1の構成要素の1日量が約300mg~約2250mgのCYP450酵素のモジュレーターを含み、第2の構成要素の1日量が約30mg~約270mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含み、及び第3の構成要素の1日量が約200μg~約3000μgのパルミチン酸レチノールなどのビタミンA化合物を含むものである。
【0083】
医薬組成物は、場合によっては、同じ又は異なる剤形で第1及び第2の構成要素を含む。場合によっては、第2の構成要素及び第3の構成要素は同じ剤形にある。剤形は、限定されないが、錠剤、カプセル剤、舌下又は頬側の剤形を含む。特定の場合、第1の構成要素は経口投与のための剤形であり、第2の構成要素は舌下又は頬側の投与のための剤形である。
【0084】
幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能、AUC、Cmaxは、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、医薬組成物において増大される。生物学的利用能、AUC、Cmax、又はそれらの組み合わせの増加は、場合によっては、約1倍~約10倍、約10倍~約20倍、約20倍~約30倍、約30倍~約40倍、約40倍~約50倍、約50倍~約60倍、約60倍~約70倍、約70倍~約80倍、約80倍~約90倍、又は約90倍~約100倍である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxは、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、医薬組成物において減少される。Tmaxの減少は、場合によっては、約1倍~約10倍、約10倍~約20倍、約20倍~約30倍、約30倍~約40倍、約40倍~約50倍、約50倍~約60倍、約60倍~約70倍、約70倍~約80倍、約80倍~約90倍、又は約90倍~約100倍である。
【0085】
幾つかの実施形態において、医薬組成物は、CYP450モジュレーターによる置換又は非置換のジインドリルメタンの代謝が、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約0.1%~約10%減少するものである。減少のパーセンテージは、場合によっては、約0.1%~約1%、約2%~約5%、約7%~約8%、約9%~約10%である。幾つかの実施形態において、医薬組成物は、CYP1A2による置換又は非置換のジインドリルメタンの代謝が、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約0.1%~約10%減少するものである。減少のパーセンテージは、場合によっては、約0.1%~約1%、約2%~約5%、約7%~約8%、約9%~約10%である。
【0086】
幾つかの実施形態において、医薬組成物は、CYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約0.1%~約10%減少するものである。減少のパーセンテージは、場合によっては、約0.1%~約1%、約2%~約5%、約7%~約8%、約9%~約10%である。幾つかの実施形態において、医薬組成物は、CYP1A2により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第1の構成要素を含まない対照組成物と比較して、約0.1%~約10%減少するものである。
【0087】
CYP450酵素のモジュレーターの非限定的な例は、ケルセチン、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、大豆、ダイズ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、アブラナ科野菜、ネギ属野菜、コショウソウ、ウォータークレス、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、ブロッコリ、チリパウダー、ダイゼイン、ニンニク、リンゴ、アプリコット、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、紅茶、ルイボス茶、イタドリ茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、魚油、ローズマリー、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、ミリセチン、クルクミン、カレー粉、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、チコリー根、又はそれらの組み合わせを含む。
【0088】
調製のための方法
幾つかの実施形態において、ざ瘡又は酒さを処置する、本明細書に記載される方法に使用するための、本明細書に記載される組成物を調製する方法が提供される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される方法を使用して、舌下又は頬側の投与に適している組成物が調製される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される方法を使用して、経口投与に適している比較用組成物が調製される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される方法を使用して、舌下又は頬側の投与と経口投与の両方に適している組成物が調製される。
【0089】
幾つかの実施形態において、組成物の様々な成分を混合又は混和するための、当該技術分野で既知のあらゆる方法が利用される。幾つかの実施形態において、利用される方法は、粉末を混合又は混和するための方法である。幾つかの実施形態において、方法は、組成物を形成するために、置換又は非置換のジインドリルメタンを、1つ以上の薬学的に許容可能な賦形剤及び/又は添加剤、及び随意に置換又は非置換のレチン酸基本成分と混合する工程を含む。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン、及び置換又は非置換のレチン酸基本成分はそれぞれ、互いに別個に、組成物を形成するために共に混合される前に1つ以上の薬学的に許容可能な賦形剤及び/又は添加剤と混合される。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン、置換又は非置換のレチン酸基本成分、及び/又は薬学的に許容可能な賦形剤は、混合プロセス中に連続して混合物に添加される。
【0090】
幾つかの実施形態において、薬学的に許容可能な賦形剤及び混和の方法の選択は、組成物の混合、流れ、及び充填の問題、或いは穿孔(punch)の問題を解消するために適用される。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む組成物は、粉末粒子が共に凝集する傾向を持つように、マイクロカプセル形態で提供される。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第1の構成要素を含む組成物は、有効成分の増加した濃度のホットスポットの作成を回避するのに適した方法を使用して混和される。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン、及び随意に置換又は非置換のレチン酸基本成分を含む組成物は、光及び空気から組成物を保護するために短い処理/混和時間を含む方法を使用して混和され、ここで組成物は吸湿性であり、光に敏感である。幾つかの実施形態において、置換又は非置換のジインドリルメタン、及び随意に置換又は非置換のレチン酸基本成分を含む組成物は、粉末の形態で調製され、粉末は保管中に光及び空気の両方から保護される。
【0091】
幾つかの実施形態において、微結晶性セルロース、ケイ酸マグネシウム、リン酸三カルシウム、及びステアリン酸マグネシウム(従来の潤滑剤)のうち1つ以上が、本明細書に記載される組成物を調製する際に流動特性及び/又は潤滑を支援するために、薬学的に許容可能な添加剤及び賦形剤として利用される。幾つかの実施形態において、当該技術分野で基地の他の薬学的に許容可能な添加剤及び賦形剤が、望ましくは利用される。幾つかの実施形態において、組成物は、約50.0~約65.0重量%のリン酸三カルシウムを含む。幾つかの実施形態において、組成物は、約55.0~約60.0重量%に、又は約57.0~約59.0重量%のリン酸三カルシウムを含む。幾つかの実施形態において、組成物は、約58重量%のリン酸三カルシウムを含む。幾つかの実施形態において、組成物は、約58.3重量%のリン酸三カルシウムを含む。
【0092】
幾つかの実施形態において、全ての成分の正確な混和は、本明細書に記載されるような組成物の均一なカプセル充填を達成する際に望ましい。幾つかの実施形態において、全ての成分の正確な混和は、本明細書に記載されるような組成物の均一なカプセル充填を達成する際に望ましい。幾つかの実施形態において、Vブレンダーが、混合の成功に大いに有効である。幾つかの実施形態において、最小316グレードのステンレス鋼管が混合プロセスのために使用される。幾つかの実施形態において、ふるい分けが、混合プロセスの始め、中間、及び終わりのうち1つ以上で実行される。幾つかの実施形態において、混和の均一性を確認する混和研究が、当該技術分野で既知の方法及び技術を使用して、方法及び製剤を検証するために実行される。
【0093】
幾つかの実施形態において、1つ以上のシトクロムP450酵素のモジュレーターを含む、本明細書に記載される第1の組成物は、当業者に既知の薬学的に許容可能な担体又は賦形剤と混合され、且つ、限定されないが、ジュース、粉末、錠剤、懸濁液、乳化剤、カプセル剤、顆粒剤、トローチ、丸剤、懸濁液、酒精剤、シロップ剤、及びリモナーデ剤の形態での経口投与;静脈内又はその他の注入可能な投与;軟膏、固形物、懸濁液、粉末、パップ(paps)、坐薬、エアゾール剤、湿布(cataplasmas)、リニメント剤、ローション剤、浣腸剤、及び乳化剤の形態での局所投与を含む剤形で投与される。幾つかの実施形態において、固体又は液体の形態の周知の賦形剤が使用される。剤形を投与するために使用される賦形剤の様々な非限定的な例は、以下を含む:ラクトース、結晶セルロース、デンプン、デキストリン、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、合成及び天然の二酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、乾燥水酸化アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、及び炭酸水素ナトリウムなどの粉末並びに他の経口粉末の賦形剤;酸化亜鉛、タルク、デンプン、カオリン、ホウ酸塩粉末、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、次没食子酸ビスマス、及びカリウム硫酸アルミニウム粉末などの局所粉末の賦形剤;水、グリセリン、プロピレングリコール、甘味シロップ、エタノール、脂肪油、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、及びソルビトールなどの液体の賦形剤;脂肪、脂肪油、ラノリン、ワセリン、グリセリンワックス、和ろう、パラフィン、硫酸パラフィン、樹脂剤、高級アルコール、プラスチック、グリコール、水、又は界面活性剤を混合するによって調製された疎水性又は親水性の基剤(油可溶性基剤、水溶性基剤、及び懸濁基剤を含む)などの軟膏の賦形剤。
【0094】
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される第1組成物は、本明細書で考慮される形態、或いは当業者に既知の他の形態の何れかで投与される。幾つかの実施形態において、第1の組成物は、抽出物、濃縮エキス、又は他の液体形態として、液体形態で経口投与される。
【0095】
特定の定義
別段の定めのない限り、本明細書で使用される技術用語と科学用語は全て、主張される主題が属する当該技術分野の当業者により一般に理解されるのと同じ意味を持っている。本明細書の用語に複数の定義がある場合、この表題の定義が優先される。
【0096】
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型的且つ例示的なものにすぎず、請求された主題の内容を限定するものではないことを理解されたい。本出願において、単数形の使用は、特に別記しない限り複数を含む。明細書及び添付の請求項内で用いられる通り、単数形「a」、「an」及び「the」は、その文脈がそれ以外に明確に指示していない限り、複数の指示対象を含むことに留意しなければならない。「又は」の使用は、特に明記しない限り、「及び/又は」を意味することにも留意されたい。更に、用語「含むこと(including)」の使用は、「含む(include)」、「含む(includes)、及び「含まれる(included)」といった他の形態と同じく、制限はない。
【0097】
本明細書で使用されるように、用語「約(about)」は用語「およそ(approximately)」と同じ意味で使用されている。例示的に、特定の治療上有効な医薬投与量に関する用語「約」の使用は、引用された値のわずかに外側の値、例えば、プラス又はマイナス0.1%~10%も同様に有効かつ安全であることを示している。
【0098】
用語「患者」、「被験体」、又は「個体」は、交換可能に使用される。本明細書で使用されるように、それらは、障害に悩む個体などを指し、哺乳動物及び非哺乳動物を含む。どの用語も、個体が医療従事者のケア及び/又は監督の下にあることを要求しない。哺乳動物は、ヒト、チンパンジーなどの非ヒト霊長類、及び他の類人猿及びサル種;ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ブタなどの家畜;ウサギ、イヌ、及びネコなどの飼育動物;ラット、マウス及びモルモットなどの、げっ歯類を含む実験動物を含むがこれらに限定されない、哺乳動物分類の任意のメンバーである。非哺乳動物の例は、限定されないが、鳥類、魚類などを含む。本明細書で提供される方法と組成物の幾つかの実施形態において、個体は哺乳動物である。好ましい実施形態において、個体はヒトである。
【0099】
用語「処置する(treat)、「処置すること(treating)」、「処置(treatment)」、及び他の文法上の同等物は、本明細書に用いられる場合、疾患又は疾病或いはその症状を軽減、減少、又は改善すること、更なる症状を予防すること、症状の根底にある代謝の原因を改善予防すること、疾患又は疾病を阻害すること、例えば疾患又は疾病の進行を停止すること、疾患又は疾病を緩和すること、疾患又は疾病を退行させること、疾患又は疾病により生じる状態を緩和すること、或いは疾患又は疾病を止めることを含み、且つ、予防法を含むように意図される。この用語は更に、治療効果及び/又は予防効果を達成することを含む。治療効果は、処置されている根本的な疾病の根絶又は改善を意味する。同様に、治療効果は、個体がまだ基礎疾患に罹っているにもかかわらず、個体に改善が観察されるような、基礎疾患に関連する生理的な症状の1つ以上の根絶又は寛解により達成される。予防的な利益について、組成物は、たとえ疾患の診断がなされていなくても、特定の疾患を発症させるリスクのある個体、又は疾患の生理的な症状の1つ以上を報告した個体に投与される。
【0100】
本明細書で使用されるような用語「投与する(administer)」、「投与すること(administering)」、「投与(administration)」などは、生物学的作用の望ましい部位への化合物又は組成物の送達を可能にするために使用され得る方法を指す。これらの方法は、限定されないが、舌下又は頬側の経路、経口経路、十二指腸内経路、非経口注入(静脈内、皮下、腹腔内、筋肉内、血管内、又は点滴を含む)、局所投与、及び直腸投与を含む。当業者は、本明細書に記載される化合物及び方法を用いて使用され得る投与技術に精通している。
【0101】
本明細書で使用されるように、製剤、組成物、又は成分に関して、用語「許容可能な」は、処置を受ける個体の全般的な健康に対し、持続的な有害効果を及ぼさないことを意味する。
【0102】
用語「薬学的に許容可能な」は、本明細書で使用されるように、本明細書に記載される化合物の生物学的活性又は特性を抑制せず、且つ、比較的無毒である担体又は希釈剤などの材料を指し、つまり、該材料は、望ましくない生物学的作用を引き起こすことなく、又は、それが含まれる組成物の成分のいずれかに対しても有害な様式で相互作用することなく、個体に投与される。
【0103】
用語「DIM」は、本明細書で使用されるように、置換又は非置換のジインドリルメタン化合物を指す。
【0104】
用語「BR-DIM」又は「BioResponse DIM」は、本明細書で使用されるように、BioResponse,LLCによって提供される非置換のDIMを指す。
【0105】
用語「最大濃度」、又はCmaxは、本明細書で使用されるように、置換又は非置換のジインドリルメタンが、投与された後、及び第2の投与量の投与前に血漿において達成する、最大(又はピーク)血清中濃度を指す。
【0106】
用語「最大濃度の時間」、又はTmaxは、本明細書で使用されるように、Cmaxが観察される時間を指す。
【0107】
用語「曲線下面積」、又はAUC、或いはAUC0-infは、本明細書で使用されるように、時間に対する血漿中の薬物の濃度のプロットにおける、定積分としても知られる曲線下面積を指す。
【0108】
用語「単位投与量」は、本明細書で使用されるように、1つの別個の医薬剤形に含まれる置換又は非置換のジインドリルメタンの量を指す。単位投与量を含む医薬剤形の例は、限定されないが、錠剤、カプセル剤、バッカル錠剤、舌下錠、経口崩壊錠、発泡錠、ローリーポップ、ロゼンジ、トローチ、液体溶液又は懸濁液、単一の錠剤又はカプセル剤中の粉末又は液体又は固体の結晶、クリーム、ゲル、軟膏、又はローション剤を含む。
【実施例】
【0109】
以下の具体的で非限定的な実施例は、単に例示的なものとして解釈されるものであり、開示の範囲を制限するものではない。更なる合成をせずとも、当業者は本明細書の記載に基づいて本開示を最大限に利用することができる。
【0110】
実施例1:血漿中のDIMのPKプロファイルに対する併用療法の効果
この研究の目的は、CYP-450モジュレーターの単回又は複数回投与の後に投与される、上述の方法の何れかを用いて合成且つ調製される、血漿中のジインドリルメタン(DIM)製剤の薬物動態(PK)プロファイルを判定することである。参加者を、(a)群1:CYP-450モジュレーターの事前投与後に投与されるDIM、(b)群2:CYP-450モジュレーターの事前投与なしに投与されるDIMに分類する。
【0111】
パート1:単回の経口の75mgの投与後のDIM製剤の血漿薬物動態
【0112】
群1及び2の参加者は、CYP-450モジュレーターの事前投与と共に、或いは事前投与を行わず、それぞれDIM製剤の単回の75mgの投与を受ける。血液サンプルを、ベースラインで、及び0.5、1.0、1.5、2、3、4、6、8、9時間で参加者から採取し、その後、1日目にDIM製剤用量の投与を行った。
【0113】
パート2:4週間にわたる1日おきの投与後のDIMの薬物動態プロファイル。
【0114】
研究の第2パートにおいて、群1及び2の参加者は、CYP-450モジュレーターの事前投与と共に、或いは事前投与を行わず、それぞれ1~28日目に、75mgのDIM製剤の単回投与を1日2回受けた。血液サンプルを、パート1に記載されたスケジュールに従って処置の完了に得る。
【0115】
研究の各パートにおいて、最大濃度(Cmax)、Cmax到達時間(Tmax)、生物学的半減期(t1/2)、及び濃度時間曲線下面積(AUC0-inf)を含むがこれらに限定されない薬物動態パラメータを、それぞれのパートを完了した全ての被験体に対して算出する。1つの区画排除モデルがデータに適合する。
【0116】
実施例2:単回及び複数回の経口投与後、及び肝臓CYP酵素活性とP-gp輸送機能の特異的な基質での事前処置後の、BioResponseジインドリルメタン(BR-DIM)の血漿レベルの判定
この研究の主な目的は次のとおりである:
1.健康な男性ボランティアにおける単回及び複数回の投与後の、血漿中の栄養グレード(nutritional-grade)の吸収を増強したジインドリルメタン(BR-DIM)BR-DIMの薬物動態を測定すること。
2.これらの酵素(5-薬物プローブカクテル)/流出輸送体の特異的な基質のレベルの変化を測定することにより評価されるように、特定の肝臓CYP酵素の他、腸のP-gpの活性に対するDIMの効果を判定すること。
3.特定のCYP酵素の阻害剤又は誘導物質であると報告された特定の栄養グレードの食品サプリメントの経口投与後、健康な男性ボランティアにおけるBR-DIMのPKプロファイルに対するこれらサプリメントの効果を測定すること。
【0117】
パート1a
【0118】
1日目に全ての参加者は、5-薬物プローブカクテル及びP-gp-sと共にプラセボの毎日1回の経口投与を受ける。9時間の期間(1、2、3、4、6、及び9時間)にわたる血液及び尿のサンプルを得て、それぞれのCYPプローブ基質の血漿及び尿のレベルによって測定されるように特定のCYP酵素又は輸送体の活性を判定する。
【0119】
適切なウオッシュアウト期間の後、75mgのBioResponseジインドリルメタン(BR-DIM)の単回の経口投与を与え、その後に血液サンプルを得て、BR-DIMの9時間のPKプロファイルを判定する。
【0120】
パート1b
【0121】
適切なウオッシュアウト期間の後、75mgのBR-DIMの単回の経口投与を、5-薬物プローブカクテルに付随して与え、血液と尿のサンプルを得て、それぞれのCYPプローブ基質又は輸送体のレベルの他、BR-DIMに対するPKプロファイルを確立する。
【0122】
典型的なプローブカクテルは以下を含む:カフェイン(CYP1A2の効果を研究するため)、メトプロロール(CYP2D6の効果を研究するため)、ロサルタン/セレコキシブ(CYP2C9の効果を研究するため)、CYP3Aの効果を研究群のミダゾラム、及び、腸細胞流出輸送体P-糖タンパク質(P-gp)の活性を阻害するフェキソフェナジン又は他の非代謝薬物。
【0123】
パート2
【0124】
参加者は、1-28日目に、75mgのBR-DIMの単回経口投与を1日2回受ける。血液サンプルを処置完了時に得る。28日の期間の終わりに、5-薬物プローブカクテルと共にBR-DIMの最終投与量を投与する。血液及び尿のサンプルを、1日目に記載されたスケジュールに従って得る。
【0125】
パート3
【0126】
一旦、パート2の結果を分析して、パート1(a、b)及び2の両方を完了した同じ参加者は、研究される肝臓CYP酵素又は輸送体を阻害又は誘導すると予測される1つ以上の栄養グレードの飾品サプリメントの投与を受ける。その後、参加者を、パート1及び2において上述されるのと同じ手順にさらす。血液及び尿を研究期間にわたって(及び、食物から得られたコチニン及びDIMの尿レベルを評価するための研究への参加前に)定期的に集める。研究介入の完了後、参加者を1週間追跡し、観察された悪影響を記録する。
【0127】
研究参加者は、以下の例示的な包含基準を満たす健康な男性及び女性である:
1.尿コチニン試験によって確認された非喫煙者
2.平均寿命>=12ヶ月
3.ヘモグロビン>10g/dL
4.絶対顆粒球数>1,500/mm^3
5.クレアチニン<2.0mg/dL
6.アルブミン>3.0mg/dL
7.ビリルビン<1.8mg/dL
8.AST及びALT<110U/L
9.アルカリホスファターゼ<300U/L
10.肥満度指数=<30
11.急性の、不安定な、慢性の、又は再発性の健康状態がない
12.厳しい菜食主義者でない、又は、研究期間の直前、又はその間にアブラナ科野菜を消費していない
13.過去2週間内にアブラナ科野菜を食べることを止め、且つ研究期間中にそれらを食べることを控えることに同意した参加者が、適格である
14.アブラナ科野菜は、ブロッコリ、キャベツ(コールスローを含む)、カリフラワー、チンゲンサイ、芽キャベツ、チリメンキャベツ、ケール、コールラビ、カラシナ、カブハボタン、カブ、及びウォータークレスを含む。
15.参加者は、研究に入る前2週間、加えて研究全体にわたって、グレープフルーツ又はグレープフルーツジュースの摂取を控えなければならない。
他の食物製品又はサプリメントも研究全体にわたって除外される。
16.重篤な薬物アレルギー、或いは他の重篤な不耐性又はアレルギーがない
17.許容可能な(allowewd)軽度の季節性アレルギー
18.頭痛、不快、疲労、めまい、視力障害、不眠症、鼻漏、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、便秘、閉経期の一過性熱感/寝汗、又は臨床的に有意な月経前症候群を含む慢性症状がない
19.重篤な、急性の、又は慢性の病気がない
20.長期の薬物治療を必要としない
21.研究処置の48時間以内にアルコールを摂取していない
22.過去3ヶ月以内に治験薬を受けていない
23.事前に化学療法を受けていない
24.同時に規則的な薬又はホルモンを受けていない
25.薬、又は薬の用量に変化が最近ない
26.同時に規則的な栄養補助食品又はビタミンを受けていない
27.同時に処方箋なしで購入できる薬又は食品サプリメントを受けていない
28.参加者は、コーヒーを飲む場合、研究前2週間又は研究中に飲む習慣(コーヒーを飲む回数又は強度)を変えないことを要求される。
【0128】
実施例3:CYP450モジュレーターの事前投与による酒さの処置の効果の改善
この研究の目的は、CYPモジュレーターの事前投与後に投与されるDIMでの4週間の処置後の、酒さの処置におけるジインドリルメタン(DIM)製剤の効果を判定することである。この研究に対するDIM製剤を、上述の方法の何れかを用いて合成且つ調製する。
【0129】
参加者を、(a)群1:CYP-モジュレーターの事前投与後に投与されるDIM、(b)群2:CYP-450モジュレーターの事前投与なしに投与されるDIMに分類する。
【0130】
群1及び2の参加者は、CYP-450モジュレーターの事前投与と共に、或いは事前投与を行わず、それぞれ1~28日目に、75mgのDIM製剤の単回投与を1日2回、経口又は舌下の経路を介して受けた。研究の完了後、参加者は、酒さ、例えば赤み、潮紅、乾燥、赤色のこぶ(red bumps)、又は腫れに関連する特定の皮膚パラメータ上で自己報告することを要求される。
【0131】
実施例4:DIMの事前投与によるざ瘡の処置の効果の改善
この研究の目的は、CYPモジュレーターの事前投与後に投与されるDIMでの4週間の処置後の、ざ瘡の処置におけるジインドリルメタン(DIM)製剤の効果を判定することである。この研究に対するDIM製剤を、上述の方法の何れかを用いて合成且つ調製する。
【0132】
参加者を、(a)群1:CYP-モジュレーターの事前投与後に投与されるDIM、(b)群2:CYP-450モジュレーターの事前投与なしに投与されるDIMに分類する。
【0133】
群1及び2の参加者は、CYP-450モジュレーターの事前投与と共に、或いは事前投与を行わず、それぞれ1~28日目に、75mgのDIM製剤の単回投与を1日2回、経口又は舌下の経路を介して受けた。研究の完了後、ざ瘡に関連する生物物理的パラメータ;限定されないが、皮脂及び角質層の水和レベル;経皮水分損失値;pH;及び、研究参加者の、成長期毛の合計数、密度、及び比率などの、紅斑と毛増殖のパラメータを含むものを、評価する。
【0134】
実施例5:ケルセチンと共に、又はケルセチンなしで摂取されたDIM+ビタミンAの舌下製剤の複数回投与PK研究
臨床的な仮説:DIMの血漿曝露は、ACCUMX SL単独と比較して、ACCUMAX SLをケルセチンと組み合わせて摂取した時に大きくなる。
【0135】
研究目的:一次-ACCUMAX SLとの投与後のDIMの血漿レベルに対するケルセチン補足の効果を評価すること。
【0136】
研究エンドポイント:一次-1週間のケルセチンの投与とその後の2週間のケルセチン及びACCUMAX舌下(ACCUMAX SL)の投与、或いは、1週間の処置なしとその後の2週間のACCUMAX SLの投与による処置後のDIMの血漿レベル。
【0137】
研究設計:無作為化、非盲検、且つ平行な試験。
【0138】
集団:14人の健康な成人男性及び女性。等しい性別の比率はこの研究に必要とされない。
【0139】
包含基準:
1.参加者は同意説明文書(ICF)を読み取り且つ理解し、研究手順を理解することができる。
2.参加者はICFに署名した。
3.参加者は、服薬スケジュール、関連する絶食要件に快く応じる。
4.スクリーニング時に包括的な18~45歳の年齢。
5.参加者は、非ニコチンユーザーであり(喫煙していない、又は他のニコチン製品[例えば、かみタバコ、ガム、パッチ、電子タバコ]を使用していない)、スクリーニング前3ヶ月内にそのような製品を使用していない。
6.BMI≧20~≦30kg/m2。
7.研究中にアブラナ科野菜の習慣的な消費を快く維持する。
8.スクリーニングから、及び研究期間中にグレープフルーツ又はグレープフルーツジュースを消費しないことに快く応じる。
9.スクリーニングから、及び研究期間中に食品サプリメント又はビタミンを消費しないことに快く応じる。
10.スクリーニングから、及び研究期間中に1週当たり14ユニットを超えるアルコールを消費しないことに快く応じる。
11.全ての試験訪問の48時間以内にアルコールを消費しないことに快く応じる。
12.スクリーニングから、及び研究期間中に1日当たり500mgを超えないようにカフェインの毎日の摂取を制限することに快く応じる。
13.避妊の許容可能な形態(物断ち、エストロゲン/プロゲステロン薬の組み合わせ、又は子宮内避妊器具を含む)を快く使用する女性の参加者。
ホルモン不妊法が使用される場合、参加者はスクリーニング前に3ヶ月間、安定した処置を受けている必要があり、研究の全体にわたりこの処置に対する変更がなされないことに同意する。
14.参加者は、調査者の見解において、身体検査、自己報告された病歴、生命徴候、心電図(ECG)、及び日常検査の結果に基づいて健康である。
15.参加者は研究期間にわたり訪問に参加するのに有効である。
【0140】
除外基準:
1.この研究における登録6ヶ月以内のレチノイドでの処置。
2.重篤な薬物アレルギー、或いは他の重篤な不耐性。
限定されないが、既知のビタミンA又はDIMに対する過敏性、又は、調査者の見解において参加者に禁忌を示す任意のアレルギーの履歴を含む。
3.調査者により判断されるような有意な急性、不安定、慢性(頭痛、不快、疲労、めまい、視力障害、不眠症、鼻漏、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、便秘、閉経期の一過性熱感/寝汗、又は臨床的に有意な月経前症候群の症状を含む)、又は再発性の健康状態。
4.調査者により判定されるような、臨床的に有意な精神医学、心臓血管、呼吸器、肝臓、腎臓、胃腸、内分泌腺、神経学的(特に重症筋無力症)、免疫学、又は血液の疾患或いは異常。
5.化学療法での事前処置
6.治験又は非治験の薬物又はデバイスによる別の研究に現在参加中、或いは、ICFへの署名前3ヶ月以内に他の臨床試験に参加している。
7.臨床検査値がスクリーニングでの容認された基準範囲外にある参加者、その値は調査者によって臨床的に有意なものとして認められる。
8.B型肝炎表面抗原、C型肝炎抗体、又はHIV抗体に対して反応性のスクリーンを実証する参加者。
9.尿妊娠検査により妊娠が確認された、又は授乳中/乳分泌中の女性。
10.参加者は、ケルセチン又はその構成要素における成分の何れかに対するアレルギー反応の既知の履歴がある。
11.現在1日当たりのアブラナ科野菜を2回より多く消費している。
12.規則的な処方された同時薬又はホルモン(経口避妊薬以外)を現在摂取している。
13.スクリーニングから、及び研究期間にわたり処方箋なしで購入できる薬又はハーブ療法(処方箋なしで購入できる鎮痛剤、かぜ薬、及び抗ヒスタミン剤を除く)の使用。
14.1回目の訪問前の12ヶ月以内の、アルコール、麻薬、ベンゾジアゼピン、又は他の物質の濫用或いは依存の履歴。
15.Surrey CRCへの訪問時の陽性の尿薬物スクリーン(即ち、アンフェタミン、バルビツレート、ベンゾジアゼピン、カンナビノイド、コカイン、又はオピエート)。反復試験は許容されない。
16.スクリーニング時の陽性の尿コチニン試験。反復試験は許容されない。
17.Surrey CRCへの訪問時の陽性のアルコール呼気検査。反復試験は許容されない。
18.150mlを超える血液を寄贈する又は投薬前28日以内に血漿を寄贈することを報告する参加者。
19.調査者の見解において、プロトコル要件を満たす又は研究を終える参加者の能力を損なう任意の疾病。
【0141】
プロトコルからの放棄は許容されない。
【0142】
研究からの参加の停止及び撤回:いかなる参加者も、自発的にいかなる時もこの研究への参加を中止してもよい。調査者はまた、自身の判断時に、いかなる時も参加者がこの研究に参加することを中止してもよく、以下の基準が満たされる場合は中止を行わなければならない:
・訪問時の陽性のアルコール呼気検査。
・訪問時の薬物乱用又はコチニンに対する陽性の尿検査。
・訪問時の陽性の妊娠検査。
・研究の全体にわたる、研究成果、参加者の安全性、及び研究産物に干渉する薬の併用。
・調査者の見解において、プロトコル要件を満たす又は研究を終える参加者の能力を損なう他の理由。
【0143】
終了の理由を症例記録表(CRF)に記録する。
【0144】
参加者は、以下の理由により早期に研究を中止する(又は中止される):
同意の撤回。
・AE(AEセクションが完了しなければならない)。
・プロトコル偏差。
・追跡不能
・その他(特定されなければならない)。
【0145】
参加者が研究処置(訪問2)の無作為化前に中止/撤回する場合、スクリーン失敗と見なされる。スクリーン失敗は、12人の参加者が訪問4を完了することを保証するために14人の参加者が無作為化されることを保証するように、置き換えられる。
【0146】
訪問2での無作為化後に早期の中止/撤回が生じる場合、追跡訪問が実行されなければならない。実行された手順は、研究フローチャート上に示された研究の終了(EOS)訪問に従わなければならない。
【0147】
研究産物(製剤、投与経路、及び投与レジメン):
・ケルセチン(食物サプリメント)
○経口製剤として与えられた500mgのケルセチンの1回の1日量
○3週間毎日摂取(処置群A)(1-21日目)
○ウォーキングの2時間以内、及び食物消費前の午前中の摂取
○食物サプリメントとして使用するための最小量として一般的に推奨される投与量である場合、毎日500mgの投与量のケルセチンが選択された
・ACCUMAX SL(食物サプリメント)
○舌下(SL)製剤として与えられた、経口マイクロカプセル化ジインドリルメタン及びビタミンA
○1つのSL錠剤が、群AとBの両方で14日間(8-21日目)にわたり1日2回摂取され、舌の下で溶解する
○SL錠剤は、少なくとも8時間の一晩の絶食後午前中に、及び就寝前(食物摂取なし)の午後に摂取される
○各SL錠剤は、45mgのDIM及び400μgのレチノール当量(RE)、45mgのDIM及び732.8μgのパルミチン酸レチノール、又は45mgのDIM及び400μgのパルミチン酸レチノールを含む
○90mgのDIM及び800μgのレチノール当量の合計の1日量
○90mgのDIM及び800μgのREの1日量は、長年にわたり世界中で販売されているカプセル製剤SKIN ACCUMAX(商標)の毎日の経口投与に匹敵するため、選択されている。
【0148】
PKパラメータ:血漿PK濃度。
【0149】
安全性の主なパラメータ:有害事象。
【0150】
評価スケジュール:
・訪問1-スクリーニング(-28日目から-1日目)
○インフォームドコンセント
○人口統計
○病歴
○併用薬
○完全な健康診断
○ECG
○高さ/重量/BMI
○血液学、生化学、ウイルス学のための血液サンプル
○尿検査
○乱用の尿薬物
○尿コチニン
○尿妊娠(女性の参加者のみ)
○呼気アルコール
○生命徴候:血圧、心拍数、口腔温、呼吸数
○包含/除外基準の評価
・訪問2-1日目
○包含/除外基準の評価
○無作為化
○尿妊娠(女性の参加者のみ)
○乱用の尿薬物
○尿コチニン
○呼気アルコール
○群Aへの産物(ケルセチンのみ)の分配
○群Aによる投薬(訪問に摂取される一回量)
○有害事象
○併用薬
【0151】
その後、群Aの参加者は7日間、毎日1回自宅で自己投薬する。投与の時間を日記に記録する。参加者は、起床の2時間以内、及び食物の消費前2時間以内に投薬を行わなければならない。
・訪問3-8日目
○包含/除外基準の評価
○尿妊娠(女性の参加者のみ)
○乱用の尿薬物
○尿コチニン
○呼気アルコール
○産物(ケルセチンのみ)戻し責任能力(Returns Accountability)
○産物(群Aに対してはケルセチンとACCUMAX SL、又は群Bに対してはACCUMAX SLのみ)の分配
○投薬(両方の群に対して訪問時に摂取されるその日の投与量)
○有害事象
○併用薬
【0152】
その後、参加者はSCRCを残し、2週間自宅で自己投薬する。全ての参加者は1日2回、ACCUMAX SLを摂取しなければならない(少なくとも8時間の一晩の絶食の後の午前に1回、及び就寝前(食物摂取なし)の午後に1回)。午前と午後の投与の間は少なくとも8時間でなければならない。ケルセチンも摂取する群Aの参加者は、起床の2時間以内、及び食物消費前2時間以内に、1日1回これを摂取しなければならない。これはACCUMAX SLと同時に摂取可能である。投与の時間を日記に記録し、同様に、参加者によって注目された任意の有害事象も記録する。
・訪問4-21日目
○包含/除外基準の評価
○尿妊娠(女性の参加者のみ)
○乱用の尿薬物
○尿コチニン
○呼気アルコール
○生命徴候:
○完全な健康診断
○産物(ケルセチンとACCUMAX)戻し責任能力(Returns Accountability)
○産物分配(ケルセチンとACCUMAX SL(群A)、又はACCUMAX SLのみ(群B))
○投薬(両方の群に対して訪問時に摂取されるその日の投与量)
○PK血液サンプリング-0(投与前)、0.5、1、1.5、2、3、4、6、9、12時間
○有害事象
○併用薬
・参加者は研究産物を以下のように自宅で毎日摂取する:
○群A:1週間ケルセチン、その後2週間ケルセチンとACCUMAX SL
○群B:1週間ケルセチンなし、その後2週間ACCUMAX SLのみ
・自宅での投与中、参加者は投与時間、有害事象、及び併用薬を記録するために日記をつける。
・群Aに無作為化された参加者は、ウォーキングの2時間以内の午前に(訪問2、3、及び4を除く)、及び食物消費の前にケルセチンを摂取する必要がある。ACCUMAX SL錠剤は、少なくとも8時間の一晩の絶食後午前中に、及び就寝前(食物摂取なし)の午後に摂取される。各産物は、理想的には午前及び午後に同時に摂取されなければならない。午前と午後の投与の間は少なくとも8時間でなければならない。参加者は、日記に自身の投与回数の記録を求められる。
・参加者が一回量を逃した場合、その後可能な限り早急に摂取されなければならない。1より多くの連続投与量が逃された場合、正常な投与レジメンが維持されなければならず、プロトコル偏差がデータロックでの可能な排除について記録される。
【0153】
研究の制約:参加者は研究の間、以下を満たすことを求められる:
・食事制限:参加者は、研究期間にわたりアブラナ科野菜の習慣的な摂取を維持することに合意しなければならない。1日当たりアブラナ科野菜を2回より多く消費する者は、参加から除外される。参加者はまた、研究期間にわたりグレープフルーツ又はグレープフルーツジュースを消費しないことに快く応じる。訪問4でのSurrey CRCの間、参加者は提供される飲食物のみを消費しなければならない。
・アルコール制約:参加者は、全ての試験訪問前に48時間アルコール摂取を差し控えなければならず、服薬遵守を確かなものにするためにアルコール呼気検査を受ける。研究全体にわたって、参加者は、1週当たり14ユニットより多くのアルコールを消費してはならない[注:1ユニットは、半パイント(250mL)の4%のビール、1(25mL)測定値の酒精剤、又はおよそグラス半分(76mL)の13%のワインに等しい]。
・カフェイン制約:参加者は、研究期間にわたり1日当たり500mgより多くのカフェイン(濃いコーヒー4-5杯)を消費してはならない。
【0154】
禁止された薬及び非薬物治療:参加者は、経口避妊薬、及びパラセタモールとイブプロフェン、かぜ薬と抗ヒスタミン剤の臨時の使用を除いて、(スクリーニング進行から)研究期間中に薬(食品サプリメント及びビタミンを含む)を摂取することを禁じられる。参加者は、薬(クリーム剤、軟膏、吸入器を含む)を処方される場合、又は、例えば薬局、スーパーマーケット、又は健康食品店から「処方箋なしで購入できる」(OTC)薬(ハーブ療法を含む)を購入する場合、薬/ハーブ調製物の名称、投与量、日付、次の訪問時の処置の期間、及び使用の理由を報告しなければならず、これらは後にソース文書及びCRFに記録される。参加者は、最後の評価訪問からの期間に併用薬の使用に関して各評価訪問時に質問される。参加者が上記の薬の何れかを摂取する場合、研究から除外される。スクリーニングから、及び研究期間全体にわたって摂取される薬は、薬物の名称、用量、投与の日付、及び使用の理由と共に、ソース文書及びCRFに記録されなければならない。
【0155】
データ分析:血漿DIM濃度の薬学パラメータ(AUC0-inf、AUC0-t、Tmax、及びCmax、Cmin、Kel、t1/2、Tlag)は、ACCUMAX SL群とACCUMAX SL+ケルセチン群との間で比較される。必要な場合、パラメータは、濃度>0である時間0のために調整される。
【0156】
(参加者1人当たりの)研究の持続期間:3週間とスクリーニング期間。予定された訪問4の合計数。
【0157】
【0158】
【0159】
研究データのパラメータ:
・薬物動態サンプリングパラメータ
○サンプリング時間:投薬に対する以下の規定時間点で採血を行う:
【0160】
投与前(0)、0.5(+/-1分)、1(+/-1分)、1.5(+/-1分)、2(+/-1分)、3(+/-5分)、4(+/-5分)、6(+/-5分)、9(+/-5分)、12(+/-5分)時間。
【0161】
薬物動態分析のための血液サンプルの合計数は、各参加者あたり10である。
【0162】
これらサンプルに対する収集、処理、及び輸送の要件を、別個の研究特有の文書に記載する。
○生物分析方法:分析的な検査によってDIM濃度について血漿サンプルを分析する。
○血液サンプル量:各PKサンプルの血液量は5mlである。それ故、合計およそ55mlが訪問4の間に採取される。
・安全パラメータ:身体検査、研究所安全性試験(血液化学、血液学、及び尿検査)、生命徴候測定、及び12-誘導心電図を、研究フローチャートに従って予定された時点に実行する(段落5.1を参照)。調査者によって臨床的に必要と考慮されれば、これら手順は予定外の時点にも実行され得る。研究手順の詳細な大要は、研究フローチャートに見ることができる。
○生命徴候:生命徴候は以下を含む:背位、心拍数、口腔温、及び呼吸数における5分後の拡張期及び収縮期血圧測定。それらを訪問1及び4にて得る。
○ECG:12-誘導心電図は、スクリーニング訪問時に背位で~10分間静止させた後に実行されなければならない。
○臨床研究所評価:以下の研究所分析を、およそ12mlのスクリーニングが得られたときに得る:
・血液学:ヘモグロビン、ヘマトクリット、白血球数、赤血球数、及び血小板
・血液化学:アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)、アルブミン、アルカリホスファターゼ、アスパラギン酸アミノ基転移酵素(AST)、血液尿素窒素(BUN)、カルシウム、塩化物、クレアチニン、eGFR、脂質、マグネシウム、リン、カリウム、ナトリウム、総ビリルビン、及び総タンパク。
・ウイルス学:(B型肝炎表面抗原、C型肝炎抗体、HIV抗体)。
・タンパク質、グルコース、pH、ケトン、比重、ビリルビン、亜硝酸塩、白血球、血液/ヘモグロビンを評価するために、尿検査を計量棒によって実行する。計量棒の結果が異常であり且つ臨床的に有意と認められる場合、顕微鏡検査を実行する。
【0163】
研究所結果が、スクリーニング時点で基準範囲外であり、且つ医師によりNCSとみなされる場合、それらは繰り返す必要がなく、臨床的に有意な結果が調査者の判断で1回繰り返され得る。
【0164】
安全性モニタリング:全ての参加者は、緊急の事象における情報のために研究場所の連絡窓口の名前、住所、及び電話番号を記載した、研究への参加を示す情報カードを受け取る。
・有害事象(AE):AEは、無作為化から、且つ3週間の研究中に集められる。参加者は、自宅での投薬中の毎日の投薬におけるAEを文書化するよう求められる。加えて、参加者は、文書化したAEについて、及び、各研究訪問の参加時に付加的なAEがあるかどうかを尋ねられる。
・安全パラメータの規格:
○AE及びSAEとして報告された安全評価異常:ベースラインから悪化するものを含み、且つ調査者の医学的及び科学的な判断において臨床的に有意とみなされる、異常な安全性評価(例えば、生命徴候測定)は、AE又はSAEとして記録されることになっている。しかし、参加者の状態について予想されたよりも重度であると調査者が判断しない限り、基礎疾患に関連付けられる臨床的に有意な安全性評価は、AE又はSAEとして報告することができない。
○妊娠:臨床研究参加者、又は臨床研究参加者のパートナーの妊娠は、SAEと同じ方法で報告されなければならない。医学的理由での妊娠合併症及び選択的な終了も、AE又はSAEとして報告されなければならない。自然流産はSAEとして報告されなければならない。研究参加中に生じる妊娠は、臨床試験妊娠形態を使用して報告されなければならない。参加者の安全性を確かなものにするために、24時間以内にスポンサーに各妊娠を報告しなければならない。主要な調査者(PI)は、参加者が研究を中止すべきかどうかを評価しなければならない。成果(早期終止を含む)及び母親及び子供の状態を判定するために、妊娠は追跡されなければならない。妊娠に関連して生じるSAEは、参加者が研究を完了した後に調査者の目に留まり且つ調査者によって研究産物におそらく関連すると考慮されると、スポンサーに即座に報告されなければならない。
○AEの定義:医薬品を投与した患者又は臨床試験の被験体における望ましくない、及び、必ずしもこの処置との因果関係を持たない医学的発生。
注:それ故AEは、研究産物に関連しようがなかろうと、研究産物の使用により一時的に関係する、任意の好ましくない及び意図しない徴候(異常な検査所見を含む)、症状、又は疾患(新たな、又は悪化した)であり得る。
AEの定義を満たす事象は以下を含む:
・疾病の頻度及び/又は強度何れかの増加を含む、慢性又は断続的な既存の疾病の悪化
・研究の開始前に存在したかもしれないが、研究産物の投与後に検出又は診断された新たな疾病
・疑わしい相互作用の兆候、症状、又は臨床的な後遺症
・研究産物又は併用薬の何れかの疑わしい過剰投与の兆候、症状、又は臨床的な後遺症(過剰投与自体はAE/SAEとして報告されない)。
AEの定義を満たさない事象は以下を含む:
・医学的又は外科的処置(例えば内視鏡検査、虫垂切除術);
処置へと通じる疾病はAEである。
・望ましくない医学的発生が生じなかった状況(社会的及び/又は利便上の入院)。
・研究の開始時に存在した又は検出された、悪化しない既存の疾患又は疾病の予想された毎日の変動。
・参加者の疾病に対して予想されたほど重度でなければ、研究されている疾患/障害の研究又は予想された進行、兆候、又は症状である疾患/障害。
○SAEの定義:SAEは、任意の投与量での、望ましくない医学的発生である:
・死亡の結果:一般的に、死亡は事象として報告されるべきでない。死亡は、事象そのものではなく事象の結果として観察される。死因が未知の場合、死亡は、事象として最初に報告される場合がある。しかし、十分なデータが有効なとき、死亡の考えられる原因を識別する追跡調査報告を提出するありとあらゆる試みが、なされなければならない。研究中に生じる、又は研究産物を止めて4週間以内に調査者の注意を引きつける死亡は、研究産物によるものか否かに関わらず、報告されなければならない。
・生命を脅かす:注:「重度」の定義における用語「生命を脅かす」は、参加者がその時点で死亡の危険性があった事象を指す。それは、更に重度の場合に、仮説的に死を引き起こし得る事象を指さない。
・入院又は既存の入院の延長を必要とする:注:一般的に、入院は、医院にて適切でなかった又は患者設定外であった観察及び/又は処置のために病院又は急患室に参加者が拘束された(通常、少なくとも1泊を含む)ことを示す。入院中に現われる合併症はAEである。合併症が入院を延ばすか、又は他のあらゆる重篤な基準を満たす場合、事象は重篤である。「入院」が行われる又は必要であったかどうかについての疑いがあるとき、AEは重篤であると考慮されるべきである。ベースラインから悪化しなかった既存の疾病の選択的な処置のための入院は、AEと考慮されない。
・持続的又は有意な障害/無能をもたらす結果:注:用語「無能」は、正常な生命機能を行う人の能力の実質的な崩壊を意味する。この定義は、日常生活機能に干渉する又はそれを妨げ得るが実質的な崩壊を構成しない、合併症を伴わない頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、インフルエンザ、又は偶発性外傷(例えば、足首の捻挫)などの比較的軽微な医学的有意性の経験を含むようには意図されない。
・先天性異常/出産時欠損である。
・直ちに生命を脅かすものではない又は死亡や入院の結果をもたらすものではないかもしれないが、参加者を危険に晒す或いは上記定義に列挙した1つ又は他の結果を防ぐために医学的又は外科的介入を必要とし得る、重要な医学的事象などの他の状況において報告が適切かどうかを決める際に、医学的又は科学的な判断が行使されなければならない。これらも重篤であると考慮されるべきである。そのような事象の例は、侵襲性又は悪性の癌、アレルギー性気管支痙攣に対する救急処置室又は自宅での集中治療、血液疾患、又は結果として入院をもたらさない痙攣、或いは薬物依存又は薬物乱用の進行である。
・AEの評価及び記録:調査者又は指名された人は、AE又はSAEの定義を満たす事象を検出し、文書化し、且つ報告するための責任を負う。これらは、ソースのAEフォーム及び/又はCRFに記録されなければならない。全てのAEに関して、以下をCRFのAEページ上で評価且つ記録しなければならない:
a)AEの説明
b)開始日及び時間
c)終了日及び時間
d)重症度、即ち軽度、中程度、重度(以下を参照)。
e)研究産物との関連性-研究医師によって完成
f)研究薬により講じられた作用
g)必要とされた作用/処置、例えばパラセタモール
h)結果
i)重要性(SAEについての段落を参照)
SAE及びAEは、研究産物の第1の投与が追跡接触まで与えられる時間から採取される。しかし、研究参加に関連すると評価されたSAE(例えば、産物、プロトコルで義務付けた処置、侵襲性の試験、又は既存の治療の変化)は、追跡接触までの及びそれを含む研究に参加することを参加者が承諾する時間から記録される。全てのSAEは24時間以内にスポンサーに報告される。
・事象の強度:AEの強度は以下のように定義される:
○軽度 処置を必要としない、参加者の日常活動に干渉しない、容易に耐えられる一時的な症状。
○中程度 参加者の日常活動に中程度の干渉があり、通常は単純な治療手段により改善される、マーキングされた症状。
○重度 参加者の日常活動に相当な干渉があり、集中的な治療的介入を必要とし、不能にしてしまう。
用語「重度」は強度の尺度である:故に、SAEは必ずしも重度ではない。例えば、数時間の吐き気は重度と評価され得るが、臨床的に重篤ではない場合がある。
・研究産物との関連性:各AEと研究産物との関連性は、以下のスケールの1つとしてスタッフの医学的な資格を持つメンバーによって記録されなければならない:
○明らかに関連がない-AEは明らかに且つ問題なく、与えられている試験産物に明らかに関連付けられない外来的な原因(例えば疾患、環境)のみを原因とするものと判断され、列挙される他の薬物関連性の基準を満たさない。
○恐らく関連しない-一般的に、このカテゴリーは、以下の基準を満たすAEに適用可能である(それは最初の2つの基準を確実に満たさなければならない):
1.産物の投与から合理的な一時的な配列に従わない。
2.参加者の臨床状態、環境又は毒性の要因、或いは参加者に施された治療の他の形態によって容易に産生される場合がある。
3.疑わしい産物に対する応答の既知のパターンに従わない。
4.産物が再投与されるときに再発又は悪化しない。
○関連する可能性がある-このカテゴリーは、試験産物投与との関連がおそらく生じないが確実性により除外することができないAEに適用される。以下の場合、又は以下の時に、AEは、産物の関連が起こり得ると考慮され得る:
1.産物の投与からの合理的な一時的な配列に従う。
2.参加者の臨床状態、環境又は毒性の要因、或いは参加者に施された治療の他の形態によって産生される場合がある。
3.疑わしい産物に対する応答の既知のパターンに従う。
○おそらく関連する-このカテゴリーは、高度の確実性で、試験産物に関連すると考慮されるAEに適用される。以下の場合、AEは、産物の関連がおそらく起こると考慮され得る:
1.産物の投与からの合理的な一時的な配列に従う。
2.参加者の臨床状態、環境又は毒性の要因、或いは他の形態の既知の特徴によって合理的に説明することができない。
3.投薬の停止又は減少時に、消滅又は減少する(AEが産物の停止に際して消滅しないときに重要な例外が存在するが、産物-関連性は明確に存在する)。
4.疑わしい産物に対する応答の既知のパターンに従う。
5.再負荷後に再発する。
○明らかに関連する-このカテゴリーは、試験産物と明確に関連すると考慮されるAEに適用される。以下の場合、AEは明確に関連づけられると考慮され得る:
1.試験産物への曝露の証拠がある。
2.産物の投与からの合理的な一時的な配列に従う。
3.参加者の臨床状態、環境又は毒性の要因、或いは他の形態の既知の特徴によって合理的に説明することができない。
4.AEは、他の原因よりも試験産物によって説明される可能性が高い。
5.投与中止(Dechallenge)は陽性である。
6.再負荷(実現可能な場合)は陽性である。
7.AEは、試験産物又は試験産物クラスの以前の情報と一致するパターンを示す。
・SAEの予期される状態:この研究に関して、有害反応は、その性質及び重症度がIBに記載される問題における研究産物に関する情報と一致していない場合、「予期されない」。スタッフの医学的な資格を持つメンバーは、予期される状態を割り当てなければならない。
・スポンサーへのSAE及び他の事象の即座の報告:SAE及び妊娠は、一旦事象がそれ自体に対するプロトコルの定義を満たすと調査者が判断すると、以下の表に記載されるようにスポンサーへと速やかに報告される。
【0165】
【表2】
研究産物の最初の投与の28日以内に調査者の注意を引きつけるSAEは、研究産物の何れかによるものと考慮されるか否かに関わらず、上記タイムライン内で報告されなければならない。
・AEの処置及び追跡:参加者が自身の試験処置を終えた後さえ、事象が解決される又は十分に説明されるまで、全てのAEは文書化され且つ追跡されなければならない。任意のSAEの場合、臨床的な回復が完全であり且つ研究所結果が正常に戻るまで、或いは進行が安定するまで、参加者は追跡されなければならない。これは、参加者が臨床試験を終えた後に追跡が継続し、且つ追加の調査がスポンサーによって要求され得ることを意味する場合がある。研究完了後に参加者によって調査者に自発的に報告され、且つ調査者により合理的な可能性で研究産物によって引き起こされると考慮されるSAEは、研究中に報告されたSAEに関して同様の様式で取り扱われなければならない。説明されていない臨床的に異常な臨床検査値の事象において、試験は直ちに繰り返されなければならず、且つ、結果が正常範囲内に戻る及び/又は異常の適切な説明が与えられるまで追跡される。明瞭な説明が確立される場合、それはCRFに記録されなければならない。
・二重盲検コードの解読:これは非盲検の研究であり、故にこれは要求されない。
・研究産物の過剰投与
○このプロトコルに対する過剰投与の定義:過剰投与は、プロトコルにより処方された投与量を超えてプロトコルの一部として投与される研究産物を参加者が偶発的に又は意図的に摂取したかどうかとして定められる。調査者又は報告する医師は、過剰投与事象がAEとの過剰投与、又はAEなしの過剰投与であるかどうかに関して過剰投与事象を評価しなければならない。全ての過剰投与はスポンサーに報告されなければならない。
○過剰投与の管理:この臨床研究のコンテキストにおける研究産物の過剰投与は、一般的な徴候的且つ支持的な手段により管理され得る。
【0166】
分析:
・一次目的:ACCUMAX SL単独と比較した、ACCUMAX SLとケルセチンの投与後のDIMのパラメータAUCinfの相対的な生物学的利用能。
・二次目的:血漿DIM濃度時間プロファイルに対する以下のパラメータの平均値を、研究の2つの群間で統計的に比較する。
○AUC0-t
○Cmax
○Cmin
○Tmax
○Tlag
○Kelim
○T1/2
○クリアランス
加えて、パラメータAUC0-t、AUC0-inf、及びCmaxは、時間0での血漿中濃度がおよその単一投薬に対して定量可能な場合に、適切に調整される。
データベースをロックする前に、SAPは、試験の統計学者、主要な調査者、及びスポンサーによって正式に承認され且つ署名される、試験統計によって調製される。
研究産物の少なくとも1つの投与を受ける全ての参加者を、安全解析に含める。正式な統計分析は実行されない。
【0167】
実施例6:CYP450酵素モジュレーターと共に、又はそれなしで摂取されるDIM+ビタミンAの複数回投与PK研究
この研究のパラメータは、特に明記されない限り、上記実施例5において開示されるのと同じである。
【0168】
研究目的:一次-CYP450酵素モジュレーター(例えばケルセチン)の1週間の投与、その後2週間のCYP450酵素モジュレーター及びDIM+ビタミンAの投与による、或いは、1週間の処置なし、その後2週間のDIM+ビタミンAの投与による、処置後のDIMの血漿レベル。幾つかの例において、DIM+ビタミンAは経口投与される。幾つかの例において、DIM+ビタミンAは舌下投与される。
【0169】
研究産物(製剤、投与経路、及び投与レジメン):
・CYP450酵素モジュレーター
○経口製剤として与えられる約100mg~約1000mgの単一の1日量
○3週間毎日摂取(処置群A)(1-21日目)
○ウォーキングの2時間以内、及び食物消費前の午前中の摂取
・DIM+ビタミンA
○経口又は舌下の製剤
○群AとB両方において14日間(8-21日目)にわたり1日2回の摂取
○SL錠剤は、少なくとも8時間の一晩の絶食後の午前中に、及び就寝前(食物摂取なし)の午後に摂取される
○1日当たり約30mg~約200mgのDIM投与量
○1日当たり約200μg~約2000μgのビタミンA投与量
【0170】
データ分析:血漿DIM濃度の薬学パラメータ(AUC0-inf、AUC0-t、Tmax、及びCmax、Cmin、Kel、t1/2、Tlag)は、DIM+ビタミンA群とDIM+ビタミンA+CYP450酵素モジュレーター群との間で比較される。必要な場合、パラメータは、濃度>0である時間0のために調整される。
【0171】
DIMの追加の典型的な製剤:
生物利用可能なDIM(Br-DIM):BioResponse-ジインドリルメタン(噴霧乾燥したジインドリルメタン);BR-DIM。BR-DIMは、純粋なDIMの小さな非晶質粒子、ホスファチジルコリン、及びビタミンE PEGコハク酸塩、NFで構成され、これらは、アカシア、NF、及びマルトデキストリンNFで構成される更に大きな粒子(およそ10-50μM)に埋め込まれている。コロイド状二酸化ケイ素NFも、プロセス補助として低濃度で添加される。BR-DIMは、後に皮膚ACCUMAX-SUBLINGUAL TABLETの製造に使用されるDIMの可溶化形態を送達する、部分加工した産物として利用される。
【0172】
【0173】
【0174】
【0175】
特定の実施形態
実施形態1は、併用療法を含む、被験体のざ瘡を処置する方法を提供し、該方法は、1つ以上のCYP450酵素のモジュレーターを含む第1の組成物、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物を投与する工程を含む。
【0176】
実施形態2は、併用療法は置換又は非置換のレチン酸基本成分を含む第3の組成物を投与する工程を更に含む、実施形態1の方法を提供する。
【0177】
実施形態3は、レチン酸基本成分がビタミンAである、実施形態2の方法を提供する。
【0178】
実施形態4は、ビタミンAが置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物に含まれる、実施形態1乃至3の何れか1つの方法を提供する。
【0179】
実施形態5は、第1及び第2の組成物が経口経路によって投与される、実施形態1乃至4の何れか1つの方法を提供する。
【0180】
実施形態6は、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の組成物の1つ以上の投与量が置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与前に投与される、実施形態1乃至5の何れか1つの方法を提供する。
【0181】
実施形態7は、第1の組成物の1つ以上の投与量が第2の組成物の投与の約1日~約21日前に投与される、実施形態1乃至6の何れか1つの方法を提供する。
【0182】
実施形態8は、第1の組成物の1つ以上の投与量が第2の組成物の投与の約1時間~約30時間前に投与される、実施形態1乃至6の何れか1つの方法を提供する。
【0183】
実施形態9は、第1の組成物の第1の投与量が第2の組成物の投与の約24時間前に投与され、第1の組成物の第2の投与量が第2の組成物の投与の約12時間前に投与される、実施形態1乃至8の何れか1つの方法を提供する。
【0184】
実施形態10は、第1及び第2の組成物が同時に投与される、実施形態1乃至5の何れか1つの方法を提供する。
【0185】
実施形態11は、第1の組成物が、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上のCYP450酵素を調節するために投与される、実施形態1乃至9の何れか1つの方法を提供する。
【0186】
実施形態12は、第1の組成物が、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、大豆、ダイズ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、アブラナ科野菜、ネギ属野菜、コショウソウ、ウォータークレス、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、チリパウダー、ダイゼイン、ニンニク、リンゴ、アプリコット、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、紅茶、ルイボス茶、イタドリ茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、魚油、ローズマリー、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、ミリセチン、クルクミン、カレー粉、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、及びチコリー根のうち1つ以上を含む、実施形態1乃至11の何れか1つの方法を提供する。
【0187】
実施形態13は、第1の組成物が、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上の酵素を阻害するために投与される、実施形態1乃至11の何れか1つの方法を提供する。
【0188】
実施形態14は、第1の組成物が、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンのうち1つ以上を含む、実施形態13の方法を提供する。
【0189】
実施形態15は、第1の組成物が、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンのうち1つ以上を含む、実施形態13の方法を提供する。
【0190】
実施形態16は、第1の組成物が、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上の酵素シトクロムP450酵素を誘導するために投与される、実施形態1乃至11の何れか1つの方法を提供する。
【0191】
実施形態17は、第1の組成物が、アブラナ科野菜、レスベラトロール、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、大豆、イタドリ茶、緑茶、紅茶、クルクミン、ウコン、カレー粉、ダイズ、ニンニク、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、チコリー根、ケルセチン、リンゴ、アプリコット、ブルーベリー、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、ブロッコリ、紅茶、チリパウダー、及びルイボス茶のうち1つ以上を含む、実施形態16の方法を提供する。
【0192】
実施形態18は、併用療法が置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる、実施形態1乃至17の何れか1つの方法を提供する。
【0193】
実施形態18は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍~約1000倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0194】
実施形態20は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0195】
実施形態21は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約2倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0196】
実施形態22は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約3倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0197】
実施形態23は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約4倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0198】
実施形態24は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約5倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0199】
実施形態25は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約10倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0200】
実施形態26は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約20倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0201】
実施形態27は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約30倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0202】
実施形態28は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約40倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0203】
実施形態29は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約50倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0204】
実施形態30は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約60倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0205】
実施形態31は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約70倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0206】
実施形態32は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約80倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0207】
実施形態33は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約90倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0208】
実施形態34は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約100倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0209】
実施形態35は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約200倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0210】
実施形態36は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約300倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0211】
実施形態37は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約400倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0212】
実施形態38は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約500倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0213】
実施形態39は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約600倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0214】
実施形態40は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約700倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0215】
実施形態41は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約800倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0216】
実施形態42は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約900倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0217】
実施形態43は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1000倍増大させる、実施形態18の方法を提供する。
【0218】
実施形態44は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態18乃至43の何れか1つの方法を提供する。
【0219】
実施形態45は、併用療法が血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを増大させる、実施形態1乃至44の何れか1つの方法を提供する。
【0220】
実施形態18は、併用療法が、第1の組成物のみでの単独療法と比べて、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1倍~約1000倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0221】
実施形態47は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0222】
実施形態48は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約2倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0223】
実施形態49は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約3倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0224】
実施形態50は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約4倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0225】
実施形態51は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約5倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0226】
実施形態52は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約10倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0227】
実施形態53は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約20倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0228】
実施形態54は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約30倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0229】
実施形態55は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約40倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0230】
実施形態56は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約50倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0231】
実施形態57は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約60倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0232】
実施形態58は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約70倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0233】
実施形態59は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約80倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0234】
実施形態60は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約90倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0235】
実施形態61は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約100倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0236】
実施形態62は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約200倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0237】
実施形態63は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約300倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0238】
実施形態64は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約400倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0239】
実施形態65は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約500倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0240】
実施形態66は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約600倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0241】
実施形態67は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約700倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0242】
実施形態68は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約800倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0243】
実施形態69は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約900倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0244】
実施形態70は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1000倍増大させる、実施形態45の方法を提供する。
【0245】
実施形態71は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態45乃至70の何れか1つの方法を提供する。
【0246】
実施形態72は、併用療法が血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを増大させる、実施形態1乃至44の何れか1つの方法を提供する。
【0247】
実施形態73は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1倍~約1000倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0248】
実施形態74は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0249】
実施形態75は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約2倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0250】
実施形態76は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約3倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0251】
実施形態77は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約4倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0252】
実施形態78は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約5倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0253】
実施形態79は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約10倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0254】
実施形態80は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約20倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0255】
実施形態81は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約30倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0256】
実施形態82は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約40倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0257】
実施形態83は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約50倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0258】
実施形態84は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約60倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0259】
実施形態85は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約70倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0260】
実施形態86は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約80倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0261】
実施形態87は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約90倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0262】
実施形態88は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約100倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0263】
実施形態89は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約200倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0264】
実施形態90は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約300倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0265】
実施形態91は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約400倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0266】
実施形態92は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約500倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0267】
実施形態93は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約600倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0268】
実施形態94は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約700倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0269】
実施形態95は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約800倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0270】
実施形態96は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約900倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0271】
実施形態97は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1000倍増大させる、実施形態72の方法を提供する。
【0272】
実施形態98は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態72乃至97の何れか1つの方法を提供する。
【0273】
実施形態99は、併用療法が血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを減少させる、実施形態1乃至98の何れか1つの方法を提供する。
【0274】
実施形態100は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1倍~約1000倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0275】
実施形態101は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0276】
実施形態102は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約2倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0277】
実施形態103は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約3倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0278】
実施形態104は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約4倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0279】
実施形態105は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約5倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0280】
実施形態106は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約10倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0281】
実施形態107は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約20倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0282】
実施形態108は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約30倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0283】
実施形態109は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約40倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0284】
実施形態110は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約50倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0285】
実施形態111は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約60倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0286】
実施形態112は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約70倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0287】
実施形態113は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約80倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0288】
実施形態114は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約90倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0289】
実施形態115は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約100倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0290】
実施形態116は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約200倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0291】
実施形態117は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約300倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0292】
実施形態118は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約400倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0293】
実施形態119は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約500倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0294】
実施形態120は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約600倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0295】
実施形態121は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約700倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0296】
実施形態122は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約800倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0297】
実施形態123は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約900倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0298】
実施形態124は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1000倍減少させる、実施形態99の方法を提供する。
【0299】
実施形態125は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態99乃至124の何れか1つの方法を提供する。
【0300】
実施形態126は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第1の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である、実施形態1乃至125の何れか1つの方法を提供する。
【0301】
実施形態127は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である、実施形態126の方法を提供する。
【0302】
実施形態128は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である、実施形態126の方法を提供する。
【0303】
実施形態129は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である、実施形態126の方法を提供する。
【0304】
実施形態130は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である、実施形態126の方法を提供する。
【0305】
実施形態131は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である、実施形態126の方法を提供する。
【0306】
実施形態132は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である、実施形態126の方法を提供する。
【0307】
実施形態133は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である、実施形態126の方法を提供する。
【0308】
実施形態134は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である、実施形態126の方法を提供する。
【0309】
実施形態135は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である、実施形態126の方法を提供する。
【0310】
実施形態136は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である、実施形態126の方法を提供する。
【0311】
実施形態137は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である、実施形態126の方法を提供する。
【0312】
実施形態138は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である、実施形態126の方法を提供する。
【0313】
実施形態139は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である、実施形態126の方法を提供する。
【0314】
実施形態140は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である、実施形態126の方法を提供する。
【0315】
実施形態141は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である、実施形態126の方法を提供する。
【0316】
実施形態142は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である、実施形態126の方法を提供する。
【0317】
実施形態143は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である、実施形態126の方法を提供する。
【0318】
実施形態144は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である、実施形態126の方法を提供する。
【0319】
実施形態145は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である、実施形態126の方法を提供する。
【0320】
実施形態146は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である、実施形態126の方法を提供する。
【0321】
実施形態147は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である、実施形態126の方法を提供する。
【0322】
実施形態148は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である、実施形態126の方法を提供する。
【0323】
実施形態149は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である、実施形態126の方法を提供する。
【0324】
実施形態150は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態126乃至149の何れか1つの方法を提供する。
【0325】
実施形態151は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である、実施形態1乃至150の何れか1つの方法を提供する。
【0326】
実施形態152は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である、実施形態151の方法を提供する。
【0327】
実施形態153は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である、実施形態151の方法を提供する。
【0328】
実施形態154は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である、実施形態151の方法を提供する。
【0329】
実施形態155は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である、実施形態151の方法を提供する。
【0330】
実施形態156は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である、実施形態151の方法を提供する。
【0331】
実施形態157は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である、実施形態151の方法を提供する。
【0332】
実施形態158は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である、実施形態151の方法を提供する。
【0333】
実施形態159は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である、実施形態151の方法を提供する。
【0334】
実施形態160は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である、実施形態151の方法を提供する。
【0335】
実施形態161は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である、実施形態151の方法を提供する。
【0336】
実施形態162は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である、実施形態151の方法を提供する。
【0337】
実施形態163は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である、実施形態151の方法を提供する。
【0338】
実施形態164は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である、実施形態151の方法を提供する。
【0339】
実施形態165は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である、実施形態151の方法を提供する。
【0340】
実施形態166は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である、実施形態151の方法を提供する。
【0341】
実施形態167は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である、実施形態151の方法を提供する。
【0342】
実施形態168は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である、実施形態151の方法を提供する。
【0343】
実施形態169は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である、実施形態151の方法を提供する。
【0344】
実施形態170は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である、実施形態151の方法を提供する。
【0345】
実施形態171は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である、実施形態151の方法を提供する。
【0346】
実施形態172は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である、実施形態151の方法を提供する。
【0347】
実施形態173は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である、実施形態151の方法を提供する。
【0348】
実施形態174は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である、実施形態151の方法を提供する。
【0349】
実施形態175は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態151乃至174の何れか1つの方法を提供する。
【0350】
実施形態176は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である、実施形態1乃至175の何れか1つの方法を提供する。
【0351】
実施形態177は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である、実施形態176の方法を提供する。
【0352】
実施形態178は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である、実施形態176の方法を提供する。
【0353】
実施形態179は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である、実施形態176の方法を提供する。
【0354】
実施形態180は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である、実施形態176の方法を提供する。
【0355】
実施形態181は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である、実施形態176の方法を提供する。
【0356】
実施形態182は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である、実施形態176の方法を提供する。
【0357】
実施形態183は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である、実施形態176の方法を提供する。
【0358】
実施形態184は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である、実施形態176の方法を提供する。
【0359】
実施形態185は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である、実施形態176の方法を提供する。
【0360】
実施形態186は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である、実施形態176の方法を提供する。
【0361】
実施形態187は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である、実施形態176の方法を提供する。
【0362】
実施形態188は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である、実施形態176の方法を提供する。
【0363】
実施形態189は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である、実施形態176の方法を提供する。
【0364】
実施形態190は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である、実施形態176の方法を提供する。
【0365】
実施形態191は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である、実施形態176の方法を提供する。
【0366】
実施形態192は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である、実施形態176の方法を提供する。
【0367】
実施形態193は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である、実施形態176の方法を提供する。
【0368】
実施形態194は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である、実施形態176の方法を提供する。
【0369】
実施形態195は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である、実施形態176の方法を提供する。
【0370】
実施形態196は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である、実施形態176の方法を提供する。
【0371】
実施形態197は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である、実施形態176の方法を提供する。
【0372】
実施形態198は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である、実施形態176の方法を提供する。
【0373】
実施形態199は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態151乃至174の何れか1つの方法を提供する。
【0374】
実施形態200は、併用療法を含む、被験体の酒さを処置する方法を提供し、該方法は、1つ以上のCYP450酵素のモジュレーターを含む第1の組成物、及び置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物を投与する工程を含む。
【0375】
実施形態201は、併用療法は置換又は非置換のレチン酸基本成分を含む第3の組成物を投与する工程を更に含む、実施形態200の方法を提供する。
【0376】
実施形態202は、レチン酸基本成分がビタミンAである、実施形態201の方法を提供する。
【0377】
実施形態203は、ビタミンAが置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物に含まれる、実施形態200乃至2002の何れか1つの方法を提供する。
【0378】
実施形態204は、第1及び第2の組成物が経口経路によって投与される、実施形態200乃至203の何れか1つの方法を提供する。
【0379】
実施形態205は、CYP450酵素のモジュレーターを含む第1の組成物の1つ以上の投与量が置換又は非置換のジインドリルメタンを含む第2の組成物の投与前に投与される、実施形態200乃至204の何れか1つの方法を提供する。
【0380】
実施形態206は、第1の組成物の1つ以上の投与量が第2の組成物の投与の約1日~約21日前に投与される、実施形態200乃至205の何れか1つの方法を提供する。
【0381】
実施形態207は、第1の組成物の1つ以上の投与量が第2の組成物の投与の約1時間~約30時間前に投与される、実施形態200乃至205の何れか1つの方法を提供する。
【0382】
実施形態208は、第1の組成物の第1の投与量が第2の組成物の投与の約24時間前に投与され、第1の組成物の第2の投与量が第2の組成物の投与の約12時間前に投与される、実施形態200乃至205の何れか1つの方法を提供する。
【0383】
実施形態209は、第1及び第2の組成物が同時に投与される、実施形態200乃至204の何れか1つの方法を提供する。
【0384】
実施形態210は、第1の組成物が、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上のシトクロムP450酵素を調節するために投与される、実施形態200乃至209の何れか1つの方法を提供する。
【0385】
実施形態211は、第1の組成物が、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、大豆、ダイズ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、アブラナ科野菜、ネギ属野菜、コショウソウ、ウォータークレス、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、チリパウダー、ダイゼイン、ニンニク、リンゴ、アプリコット、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、紅茶、ルイボス茶、イタドリ茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、魚油、ローズマリー、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、ミリセチン、クルクミン、カレー粉、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、及びチコリー根のうち1つ以上を含む、実施形態200乃至210の何れか1つの方法を提供する。
【0386】
実施形態212は、第1の組成物が、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上の酵素を阻害するために投与される、実施形態200乃至210の何れか1つの方法を提供する。
【0387】
実施形態213は、第1の組成物が、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンのうち1つ以上を含む、実施形態212の方法を提供する。
【0388】
実施形態214は、第1の組成物が、クロミキイチゴ、ブルーベリー、エラグ酸、ザクロ、クルミ、クロフサスグリ、黒豆大豆、ウコン、セリ科野菜、リンゴ、アプリコット、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、紅茶、チリパウダー、ダイゼイン、ダイズ、ニンニク、カモミール、ペパーミント、タンポポ、緑茶、ワイン、ピーナッツ、イタドリ茶、コショウソウ、ウォータークレス、ハチミツ、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ココナッツ及びココナッツオイル、ハチの巣、ネギ属野菜、魚油、ローズマリー、チコリー根、ルイボス茶、コーヒー、カフェイン、カフェー酸、N-アセチルシステイン、クリシン、ケルセチン、レスベラトロール、及びミリセチンのうち1つ以上を含む、実施形態212の方法を提供する。
【0389】
実施形態215は、第1の組成物が、CYP1A1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2C8、CYP2C9、CYP3A4、CYP2C19、及びCYP19A1を含む1つ以上のCYP450酵素を誘導するために投与される、実施形態200乃至210の何れか1つの方法を提供する。
【0390】
実施形態216は、第1の組成物が、アブラナ科野菜、レスベラトロール、ブドウ、ワイン、ピーナッツ、大豆、イタドリ茶、緑茶、紅茶、クルクミン、ウコン、カレー粉、ダイズ、ニンニク、魚油、ローズマリー、アスタキサンチン、藻類、酵母菌、サケ、マス、オキアミ、エビ、ザリガニ、チコリー根、ケルセチン、リンゴ、アプリコット、ブルーベリー、黄タマネギ、ケール、アルファルファスプラウト、グリーンビーンズ、ブロッコリ、紅茶、チリパウダー、及びルイボス茶のうち1つ以上を含む、実施形態215の方法を提供する。
【0391】
実施形態217は、併用療法が置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を増大させる、実施形態200乃至216の何れか1つの方法を提供する。
【0392】
実施形態18は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍~約1000倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0393】
実施形態219は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0394】
実施形態220は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約2倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0395】
実施形態221は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約3倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0396】
実施形態222は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約4倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0397】
実施形態223は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約5倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0398】
実施形態224は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約10倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0399】
実施形態225は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約20倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0400】
実施形態226は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約30倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0401】
実施形態227は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約40倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0402】
実施形態228は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約50倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0403】
実施形態229は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約60倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0404】
実施形態230は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約70倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0405】
実施形態231は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約80倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0406】
実施形態232は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約90倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0407】
実施形態233は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約100倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0408】
実施形態234は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約200倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0409】
実施形態235は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約300倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0410】
実施形態236は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約400倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0411】
実施形態237は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約500倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0412】
実施形態238は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約600倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0413】
実施形態239は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約700倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0414】
実施形態240は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約800倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0415】
実施形態241は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約900倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0416】
実施形態242は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンの生物学的利用能を約1000倍増大させる、実施形態217の方法を提供する。
【0417】
実施形態243は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態217乃至242の何れか1つの方法を提供する。
【0418】
実施形態244は、併用療法が血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを増大させる、実施形態200乃至243の何れか1つの方法を提供する。
【0419】
実施形態245は、併用療法が、第1の組成物のみでの単独療法と比べて、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1倍~約1000倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0420】
実施形態246は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0421】
実施形態247は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約2倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0422】
実施形態248は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約3倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0423】
実施形態249は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約4倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0424】
実施形態250は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約5倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0425】
実施形態251は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約10倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0426】
実施形態252は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約20倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0427】
実施形態253は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約30倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0428】
実施形態254は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約40倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0429】
実施形態255は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約50倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0430】
実施形態256は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約60倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0431】
実施形態257は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約70倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0432】
実施形態258は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約80倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0433】
実施形態259は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約90倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0434】
実施形態260は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約100倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0435】
実施形態261は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約200倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0436】
実施形態262は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約300倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0437】
実施形態263は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約400倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0438】
実施形態264は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約500倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0439】
実施形態265は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約600倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0440】
実施形態266は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約700倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0441】
実施形態267は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約800倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0442】
実施形態268は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約900倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0443】
実施形態269は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのCmaxを約1000倍増大させる、実施形態244の方法を提供する。
【0444】
実施形態270は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態244乃至269の何れか1つの方法を提供する。
【0445】
実施形態271は、併用療法が血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを増大させる、実施形態200乃至270の何れか1つの方法を提供する。
【0446】
実施形態272は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1倍~約1000倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0447】
実施形態273は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0448】
実施形態274は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約2倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0449】
実施形態275は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約3倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0450】
実施形態276は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約4倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0451】
実施形態277は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約5倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0452】
実施形態278は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約10倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0453】
実施形態279は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約20倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0454】
実施形態280は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約30倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0455】
実施形態281は、併用療法が、第2ののみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約40倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0456】
実施形態282は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約50倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0457】
実施形態283は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約60倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0458】
実施形態284は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約70倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0459】
実施形態285は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約80倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0460】
実施形態286は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約90倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0461】
実施形態287は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約100倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0462】
実施形態288は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約200倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0463】
実施形態289は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約300倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0464】
実施形態290は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約400倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0465】
実施形態291は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約500倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0466】
実施形態292は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約600倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0467】
実施形態293は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約700倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0468】
実施形態294は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約800倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0469】
実施形態295は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約900倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0470】
実施形態296は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのAUCを約1000倍増大させる、実施形態271の方法を提供する。
【0471】
実施形態297は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態271乃至296の何れか1つの方法を提供する。
【0472】
実施形態298は、併用療法が血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを減少させる、実施形態200乃至297の何れか1つの方法を提供する。
【0473】
実施形態299は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて、血漿中の置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1倍~約1000倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0474】
実施形態300は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0475】
実施形態301は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約2倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0476】
実施形態302は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約3倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0477】
実施形態303は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約4倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0478】
実施形態304は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約5倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0479】
実施形態305は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約10倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0480】
実施形態306は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約20倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0481】
実施形態307は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約30倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0482】
実施形態308は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約40倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0483】
実施形態309は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約50倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0484】
実施形態310は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約60倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0485】
実施形態311は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約70倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0486】
実施形態312は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約80倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0487】
実施形態313は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約90倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0488】
実施形態314は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約100倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0489】
実施形態315は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約200倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0490】
実施形態316は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約300倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0491】
実施形態317は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約400倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0492】
実施形態318は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約500倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0493】
実施形態319は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約600倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0494】
実施形態320は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約700倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0495】
実施形態321は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約800倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0496】
実施形態322は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約900倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0497】
実施形態323は、併用療法が、第2の組成物のみでの単独療法と比べて置換又は非置換のジインドリルメタンのTmaxを約1000倍減少させる、実施形態298の方法を提供する。
【0498】
実施形態324は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態298乃至323の何れか1つの方法を提供する。
【0499】
実施形態325は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第1の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である、実施形態200乃至324の方法を提供する。
【0500】
実施形態326は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である、実施形態325の方法を提供する。
【0501】
実施形態327は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である、実施形態325の方法を提供する。
【0502】
実施形態328は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である、実施形態325の方法を提供する。
【0503】
実施形態329は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である、実施形態325の方法を提供する。
【0504】
実施形態330は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である、実施形態325の方法を提供する。
【0505】
実施形態331は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である、実施形態325の方法を提供する。
【0506】
実施形態332は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である、実施形態325の方法を提供する。
【0507】
実施形態333は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である、実施形態325の方法を提供する。
【0508】
実施形態334は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である、実施形態325の方法を提供する。
【0509】
実施形態335は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である、実施形態325の方法を提供する。
【0510】
実施形態336は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である、実施形態325の方法を提供する。
【0511】
実施形態337は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である、実施形態325の方法を提供する。
【0512】
実施形態338は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である、実施形態325の方法を提供する。
【0513】
実施形態339は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である、実施形態325の方法を提供する。
【0514】
実施形態340は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である、実施形態325の方法を提供する。
【0515】
実施形態341は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である、実施形態325の方法を提供する。
【0516】
実施形態342は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である、実施形態325の方法を提供する。
【0517】
実施形態343は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である、実施形態325の方法を提供する。
【0518】
実施形態344は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である、実施形態325の方法を提供する。
【0519】
実施形態345は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である、実施形態325の方法を提供する。
【0520】
実施形態346は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である、実施形態325の方法を提供する。
【0521】
実施形態347は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である、実施形態325の方法を提供する。
【0522】
実施形態348は、併用療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にP-gpにより流出された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である、実施形態325の方法を提供する。
【0523】
実施形態349は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態325乃至348の何れか1つの方法を提供する。
【0524】
実施形態350は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である、実施形態200乃至349の何れか1つの方法を提供する。
【0525】
実施形態351は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%である、実施形態350の方法を提供する。
【0526】
実施形態352は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である、実施形態350の方法を提供する。
【0527】
実施形態353は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である、実施形態350の方法を提供する。
【0528】
実施形態354は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である、実施形態350の方法を提供する。
【0529】
実施形態355は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である、実施形態350の方法を提供する。
【0530】
実施形態356は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である、実施形態350の方法を提供する。
【0531】
実施形態357は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である、実施形態350の方法を提供する。
【0532】
実施形態358は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である、実施形態350の方法を提供する。
【0533】
実施形態359は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である、実施形態350の方法を提供する。
【0534】
実施形態360は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である、実施形態350の方法を提供する。
【0535】
実施形態361は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である、実施形態350の方法を提供する。
【0536】
実施形態362は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である、実施形態350の方法を提供する。
【0537】
実施形態363は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である、実施形態350の方法を提供する。
【0538】
実施形態364は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である、実施形態350の方法を提供する。
【0539】
実施形態365は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である、実施形態350の方法を提供する。
【0540】
実施形態366は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である、実施形態350の方法を提供する。
【0541】
実施形態367は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である、実施形態350の方法を提供する。
【0542】
実施形態368は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である、実施形態350の方法を提供する。
【0543】
実施形態369は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である、実施形態350の方法を提供する。
【0544】
実施形態370は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である、実施形態350の方法を提供する。
【0545】
実施形態371は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である、実施形態350の方法を提供する。
【0546】
実施形態372は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である、実施形態350の方法を提供する。
【0547】
実施形態373は、併用療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にCYP450酵素により代謝された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である、実施形態350の方法を提供する。
【0548】
実施形態374は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態350乃至373の何れか1つの方法を提供する。
【0549】
実施形態375は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.1%~約50%である、実施形態200乃至374の何れか1つの方法を提供する。
【0550】
実施形態376は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.2%である、実施形態375の方法を提供する。
【0551】
実施形態377は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.3%である、実施形態375の方法を提供する。
【0552】
実施形態378は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.4%である、実施形態375の方法を提供する。
【0553】
実施形態379は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.5%である、実施形態375の方法を提供する。
【0554】
実施形態380は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.6%である、実施形態375の方法を提供する。
【0555】
実施形態381は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.7%である、実施形態375の方法を提供する。
【0556】
実施形態382は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.8%である、実施形態375の方法を提供する。
【0557】
実施形態383は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約0.9%である、実施形態375の方法を提供する。
【0558】
実施形態384は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約1%である、実施形態375の方法を提供する。
【0559】
実施形態385は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約2%である、実施形態375の方法を提供する。
【0560】
実施形態386は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約3%である、実施形態375の方法を提供する。
【0561】
実施形態387は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約4%である、実施形態375の方法を提供する。
【0562】
実施形態388は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約5%である、実施形態375の方法を提供する。
【0563】
実施形態389は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約6%である、実施形態375の方法を提供する。
【0564】
実施形態390は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約7%である、実施形態375の方法を提供する。
【0565】
実施形態391は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約8%である、実施形態375の方法を提供する。
【0566】
実施形態392は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約9%である、実施形態375の方法を提供する。
【0567】
実施形態393は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約10%である、実施形態375の方法を提供する。
【0568】
実施形態394は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約20%である、実施形態375の方法を提供する。
【0569】
実施形態395は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約30%である、実施形態375の方法を提供する。
【0570】
実施形態396は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約40%である、実施形態375の方法を提供する。
【0571】
実施形態397は、併用療法後にOATPにより流入された組成物のパーセンテージが、第2の組成物のみでの単独療法後にOATPにより流入された置換又は非置換のジインドリルメタンのパーセンテージの約50%である、実施形態375の方法を提供する。
【0572】
実施形態398は、第2の組成物が少なくとも15mgの置換又は非置換のジインドリルメタンを含む用量で投与される、実施形態375乃至397の何れか1つの方法を提供する。