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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-01
(45)【発行日】2024-05-13
(54)【発明の名称】包装システム
(51)【国際特許分類】
   B65B 57/00 20060101AFI20240502BHJP
   B65B 9/067 20120101ALI20240502BHJP
【FI】
B65B57/00 C
B65B9/067
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020042224
(22)【出願日】2020-03-11
(65)【公開番号】P2021143001
(43)【公開日】2021-09-24
【審査請求日】2022-12-12
(73)【特許権者】
【識別番号】000148162
【氏名又は名称】株式会社川島製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110000442
【氏名又は名称】弁理士法人武和国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山本 博久
【審査官】種子島 貴裕
(56)【参考文献】
【文献】特開平09-066906(JP,A)
【文献】特開平06-316317(JP,A)
【文献】特開2009-156623(JP,A)
【文献】特開平05-099732(JP,A)
【文献】特開2016-138805(JP,A)
【文献】実開平01-089330(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 57/00
B65B 9/067
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の製品を集めて排出する組合せ計量器と、
前記組合せ計量器から排出された多列且つ製品間隔が不定の複数の製品を、等間隔の単列に整列させる整列装置と、
前記整列装置で等間隔の単列に整列された複数の製品を個別に包装する横型ピロー包装機とを備える包装システムであって、
前記横型ピロー包装機は、
前記整列装置で等間隔の単列に整列された製品を内包するように、帯状包装材を筒状に成形する製筒器と、
前記製筒器で重ね合わされた帯状包装材の端部をシールするセンタシール装置と、
前記センタシール装置でシールされた筒状の帯状包装材を、隣接する製品の間でシールすることによって、製品を収容した袋を成形するエンドシール装置とを備え、
前記組合せ計量器は、
各々が製品を計量するN(Nは2以上の整数)個の計量ホッパと、
N個の前記計量ホッパのうちのM(MはN未満の整数)個の前記計量ホッパから排出された製品を集めて、前記整列装置に排出する集合ホッパと、
前記組合せ計量器の動作を制御する計量器コントローラとを備え、
前記計量器コントローラは、
N個の前記計量ホッパのうち、計量した重量の合計が目標重量より重く且つ最も近いM個の前記計量ホッパを選択する選択処理と、
前記選択処理で選択したM個の前記計量ホッパで計量された製品を、前記集合ホッパに集合させる集合処理と、
前記集合処理で前記集合ホッパに集合させた製品を前記整列装置に排出する排出処理とを、所定の排出間隔毎に繰り返し実行し、
前記横型ピロー包装機は、
前記整列装置上に滞留する製品の量を検知する製品検知センサと、
前記製品検知センサで検知された製品の量に応じて、単位時間当たりに包装する製品の数を増減させる包装機コントローラとを備えることを特徴とする包装システム。
【請求項2】
複数の製品を集めて排出する組合せ計量器と、
前記組合せ計量器から排出された多列且つ製品間隔が不定の複数の製品を、等間隔の単列に整列させる整列装置と、
前記整列装置で等間隔の単列に整列された複数の製品を個別に包装する横型ピロー包装機とを備える包装システムであって、
前記横型ピロー包装機は、
前記整列装置で等間隔の単列に整列された製品を内包するように、帯状包装材を筒状に成形する製筒器と、
前記製筒器で重ね合わされた帯状包装材の端部をシールするセンタシール装置と、
前記センタシール装置でシールされた筒状の帯状包装材を、隣接する製品の間でシールすることによって、製品を収容した袋を成形するエンドシール装置とを備え、
前記組合せ計量器は、
各々が製品を計量するN(Nは2以上の整数)個の計量ホッパと、
N個の前記計量ホッパのうちのM(MはN未満の整数)個の前記計量ホッパから排出された製品を集めて、前記整列装置に排出する集合ホッパと、
前記組合せ計量器の動作を制御する計量器コントローラとを備え、
前記計量器コントローラは、
N個の前記計量ホッパのうち、計量した重量の合計が目標重量より重く且つ最も近いM個の前記計量ホッパを選択する選択処理と、
前記選択処理で選択したM個の前記計量ホッパで計量された製品を、前記集合ホッパに集合させる集合処理と、
前記集合処理で前記集合ホッパに集合させた製品を前記整列装置に排出する排出処理とを、所定の排出間隔毎に繰り返し実行し、
前記整列装置上に滞留する製品の量を検知する製品検知センサと、
前記製品検知センサで検知された製品の量に応じて、前記目標重量の増減を指示する目標重量指示信号を、前記計量器コントローラに出力する包装機コントローラとを備え、
前記計量器コントローラは、前記目標重量指示信号で示される前記目標重量に従って、前記選択処理を実行することを特徴とする包装システム。
【請求項3】
複数の製品を集めて排出する組合せ計量器と、
前記組合せ計量器から排出された多列且つ製品間隔が不定の複数の製品を、等間隔の単列に整列させる整列装置と、
前記整列装置で等間隔の単列に整列された複数の製品を個別に包装する横型ピロー包装機とを備える包装システムであって、
前記横型ピロー包装機は、
前記整列装置で等間隔の単列に整列された製品を内包するように、帯状包装材を筒状に成形する製筒器と、
前記製筒器で重ね合わされた帯状包装材の端部をシールするセンタシール装置と、
前記センタシール装置でシールされた筒状の帯状包装材を、隣接する製品の間でシールすることによって、製品を収容した袋を成形するエンドシール装置とを備え、
前記組合せ計量器は、
各々が製品を計量するN(Nは2以上の整数)個の計量ホッパと、
N個の前記計量ホッパのうちのM(MはN未満の整数)個の前記計量ホッパから排出された製品を集めて、前記整列装置に排出する集合ホッパと、
前記組合せ計量器の動作を制御する計量器コントローラとを備え、
前記計量器コントローラは、
N個の前記計量ホッパのうち、計量した重量の合計が目標重量より重く且つ最も近いM個の前記計量ホッパを選択する選択処理と、
前記選択処理で選択したM個の前記計量ホッパで計量された製品を、前記集合ホッパに集合させる集合処理と、
前記集合処理で前記集合ホッパに集合させた製品を前記整列装置に排出する排出処理とを、所定の排出間隔毎に繰り返し実行し、
前記整列装置上に滞留する製品の量を検知する製品検知センサと、
前記製品検知センサで検知された製品の量に応じて、前記排出間隔の増減を指示する排出間隔指示信号を、前記計量器コントローラに出力する包装機コントローラとを備え、
前記計量器コントローラは、前記排出間隔指示信号で示される前記排出間隔毎に、前記選択処理、前記集合処理、及び前記排出処理を繰り返し実行することを特徴とする包装システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の包装システムにおいて、
前記集合ホッパは、高速排出モードと、製品を排出するゲートの開閉速度が前記高速排出モードより遅い低速排出モードとに切替可能に構成されており、
前記計量器コントローラは、前記排出処理において、前記集合ホッパを前記低速排出モードで動作させることを特徴とする包装システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粒状の製品を個別に包装する包装システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、帯状包装材を筒状に成形する製筒器と、整列装置で整列された製品を搬送する搬送コンベアと、筒状に成形された帯状包装材の内側に製品を進入させた状態で、製筒器で重ね合わされた帯状包装材の端部同士をシールするセンタシール装置と、隣接する製品の間で帯状包装材をシールして製品を収容した袋を成形するエンドシール装置とを備える横型ピロー包装機が知られている。
【0003】
横型ピロー包装機は、せんべい、クッキー、チョコレート等の粒状の製品を個包装するのに用いられることが多い。そして、このような製品を製造する業界では、コンテナに収納された複数の製品を、オペレータが搬送コンベア上に手作業で供給するバッチ供給が伝統的に行われている。
【0004】
このようなバッチ供給された製品を包装するためには、コンテナに収納されていた製品を展開させる製品供給コンベヤ、バッチ供給されて間隔が不安定な多列の製品を単列化する単列化コンベア、製品間の間隔が不定の単列の製品を等間隔の単列とし、横型ピロー包装機の動作に合わせて横型ピロー包装機に供給する供給装置(特許文献1参照)、及び等間隔で単列の製品を個別に包装する横型ピロー包装機が、上流から下流に向かってこの順に配置されたシステムを構築する必要がある。そして、バッチ供給では、オペレータの経験に基づいて製品の供給量が調整されるので、単位時間当たりの製品の供給量の粗密が大きくなる傾向がある。
【0005】
このような横型ピロー包装機の包装システムにおいて、供給装置及び横型ピロー包装機に供給される製品が少な過ぎると、エンドシール装置で製品が入っていない袋(所謂、「空袋」)が成形される。そこで、空袋の成形を防止するために、製品の供給量が少ない場合はフィルム送り装置及びエンドシール装置を一旦停止する技術がある(特許文献2参照)。
【0006】
一方、供給装置及び横型ピロー包装機に供給される製品が多過ぎると、横型ピロー包装機のキャパを超えてしまう。そこで、余剰な製品を横型ピロー包装機の手前で一旦排出し、再び上流側に供給するリターンコンベアを備えたシステムを構築することになる(特許文献3の第4頁上段右欄参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開平11-349131号公報
【文献】特開平01-267136号公報
【文献】特開昭64-022716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献2に記載の横型ピロー包装機では、搬送コンベアを一旦停止する際に、搬送コンベア上の製品が滑って位置がずれる可能性がある。また、特許文献3のシステムでは、搬送コンベア及びリターンコンベアの間における製品の回遊時間が長くなると、製品に傷がつく可能性がある。
【0009】
そのため、位置がずれた製品がエンドシール装置で噛み込んで包装不良となったり、傷ついた製品が包装されるという新たな課題を生じる可能性がある。このように、製品の供給量の粗密を横型ピロー包装機のみで吸収するのには限界がある。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、バッチ供給された製品を横型ピロー包装機で包装する包装システムにおいて、オペレータの経験に頼らずに単位時間当たりの製品の供給量を平準化することを目的とし、且つ供給量が平準化されることによって製品の包装品質を向上させることのできる包装システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、前記課題を解決するため、複数の製品を集めて排出する組合せ計量器と、前記組合せ計量器から排出された多列且つ製品間隔が不定の複数の製品を、等間隔の単列に整列させる整列装置と、前記整列装置で等間隔の単列に整列された複数の製品を個別に包装する横型ピロー包装機とを備える包装システムであって、前記横型ピロー包装機は、前記整列装置で等間隔の単列に整列された製品を内包するように、帯状包装材を筒状に成形する製筒器と、前記製筒器で重ね合わされた帯状包装材の端部をシールするセンタシール装置と、前記センタシール装置でシールされた筒状の帯状包装材を、隣接する製品の間でシールすることによって、製品を収容した袋を成形するエンドシール装置とを備え、前記組合せ計量器は、各々が製品を計量するN(Nは2以上の整数)個の計量ホッパと、N個の前記計量ホッパのうちのM(MはN未満の整数)個の前記計量ホッパから排出された製品を集めて、前記整列装置に排出する集合ホッパと、前記組合せ計量器の動作を制御する計量器コントローラとを備え、前記計量器コントローラは、N個の前記計量ホッパのうち、計量した重量の合計が目標重量より重く且つ最も近いM個の前記計量ホッパを選択する選択処理と、前記選択処理で選択したM個の前記計量ホッパで計量された製品を、前記集合ホッパに集合させる集合処理と、前記集合処理で前記集合ホッパに集合させた製品を前記整列装置に排出する排出処理とを、所定の排出間隔毎に繰り返し実行し、前記横型ピロー包装機は、前記整列装置上に滞留する製品の量を検知する製品検知センサと、前記製品検知センサで検知された製品の量に応じて、単位時間当たりに包装する製品の数を増減させる包装機コントローラとを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、バッチ供給された製品を横型ピロー包装機で包装する包装システムにおいて、オペレータの経験に頼らずに単位時間当たりの製品の供給量を平準化することができる。また、供給量が平準化されることによって、製品の包装品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態に係る包装システムの側面図である。
図2】横型ピロー包装機の側面図である。
図3】横型ピロー包装機の平面図である。
図4】(A)が組合せ計量器のハードウェアブロック図、(B)が横型ピロー包装機のハードウェアブロック図である。
図5】製品供給処理のフローチャートである。
図6】スループット調整処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、実施形態に係る包装システム1を図面に基づいて説明する。なお、以下に記載する本発明の実施形態は、本発明を具体化する際の一例を示すものであって、本発明の範囲を実施形態の記載の範囲に限定するものではない。従って、本発明は、実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。
【0015】
図1は、本実施形態に係る包装システム1の側面図である。図2は、横型ピロー包装機40の側面図である。図3は、横型ピロー包装機40の平面図である。図4は、(A)が組合せ計量器20のハードウェアブロック図、(B)が横型ピロー包装機40のハードウェアブロック図である。
【0016】
包装システム1は、せんべい、クッキー、チョコレート等の粒状の製品Pを、1つ1つ個別に包装するシステムである。図1に示すように、包装システム1は、製品供給装置10と、組合せ計量器20と、整列装置100と、横型ピロー包装機40とを主に備える。
【0017】
製品供給装置10は、オペレータによって投入された製品Pを、組合せ計量器20に供給する装置である。図1に示すように、製品供給装置10は、製品投入部11と、製品供給部12と、上昇コンベア13とを主に備える。
【0018】
製品投入部11は、オペレータによって製品Pが投入される部分である。製品投入部11は、例えば、上面が開口した箱型である。そのため、オペレータは、製品投入部11が溢れない範囲であれば、任意のタイミングで任意の量の製品Pを、製品投入部11に投入することができる。すなわち、本実施形態に係る包装システム1において、オペレータは、製品Pの供給量を厳密に調整する必要がない。
【0019】
製品供給部12は、製品投入部11に投入された製品Pを、組合せ計量器20に供給する部分である。製品供給部12は、製品投入部11より上方に位置している。また、製品供給部12は、下面を開放することによって、重力によって製品Pを自由落下させる。上昇コンベア13は、製品投入部11に投入された製品Pを、製品供給部12の位置まで搬送する。
【0020】
組合せ計量器20は、製品供給装置10から供給された複数の製品Pのうち、目標重量を上回る個数の製品Pを集めて、整列装置100(より詳細には、多列・単列変換搬送装置101)に排出する。図1に示すように、組合せ計量器20は、分散フィーダ21と、N個のリニアフィーダ22と、N個の供給ホッパ23と、N個の計量ホッパ24と、集合シュート25と、集合ホッパ26とを主に備える。Nは、2以上の整数である。
【0021】
分散フィーダ21は、振動することによって、製品供給部12から自由落下した製品Pを放射状に分散させる。N個のリニアフィーダ22は、分散フィーダ21の周りに放射状に配置されている。N個のリニアフィーダ22それぞれは、振動することによって、分散フィーダ21で分散された製品Pを外方に向けて直進搬送し、対応する供給ホッパ23に供給する。分散フィーダ21及びN個のリニアフィーダ22は、加振器21a、22a(図4(A)参照)によって振動される。
【0022】
N個の供給ホッパ23は、N個のリニアフィーダ22それぞれに対応付けて設けられている。供給ホッパ23は、対応するリニアフィーダ22の外側の端部の直下に配置されている。供給ホッパ23は、上面が開口していると共に、下面を開閉するゲートを備える。供給ホッパ23は、対応するリニアフィーダ22から供給された製品Pを一旦貯留し、ゲートを開放することによって対応する計量ホッパ24に製品Pを排出する。ゲートは、開閉モータ23a(図4(A)参照)の駆動力が伝達されることによって開閉する。
【0023】
N個の計量ホッパ24は、N個の供給ホッパ23それぞれに対応付けて設けられている。計量ホッパ24は、対応する供給ホッパ23の直下に配置されている。計量ホッパ24は、上面が開口していると共に、下面を開閉するゲートを備える。計量ホッパ24は、対応する供給ホッパ23から供給された製品Pを一旦貯留し、ゲートを開放することによって集合シュート25に製品Pを排出する。ゲートは、開閉モータ24a(図4(A)参照)の駆動力が伝達されることによって開閉する。
【0024】
N個の計量ホッパ24それぞれには、計量センサ24b(図4(A)参照)が接続されている。すなわち、組合せ計量器20は、N個の計量センサ24bを備える。計量センサ24bは、対応する計量ホッパ24に貯留された製品Pの重量を計量し、計量結果を示す計量信号を後述する計量器コントローラ30に出力する。計量センサ24bは、例えば、ロードセル等を採用することができる。
【0025】
集合シュート25は、下方に向かって直径が徐々に小さくなる円錐台形状の外形を呈する。集合シュート25は、上面及び下面が開口している。集合シュート25の上面開口は、N個の計量ホッパ24の直下に位置する。集合シュート25の下面開口は、集合ホッパ26の直上に位置する。そして、集合シュート25は、ゲートが開放された計量ホッパ24から排出される製品Pを集めて、集合ホッパ26に供給する。
【0026】
集合ホッパ26は、集合シュート25の直下に配置されている。集合ホッパ26は、上面が開口していると共に、下面を開閉するゲートを備える。集合ホッパ26は、集合シュート25から供給された製品Pを一旦貯留し、ゲートを開放することによって製品Pを排出する。ゲートは、開閉モータ26aの駆動力が伝達されることによって開閉する。
【0027】
図4(A)に示すように、組合せ計量器20は、計量器コントローラ30を備える。計量器コントローラ30は、例えば、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)31、各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)32、及び演算手段の作業領域となるRAM(Random Access Memory)33を備える。そして、ROM32に記憶されたプログラムをCPU31が読み出して実行することによって、後述する各処理を実現してもよい。
【0028】
但し、計量器コントローラ30の具体的な構成はこれに限定されず、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよい。
【0029】
計量器コントローラ30は、組合せ計量器20全体の動作を制御する。より詳細には、計量器コントローラ30は、N個の計量センサ24bの計量結果に基づいて、加振器21a、22a及び開閉モータ23a、24a、26aの駆動を制御する。
【0030】
また、組合せ計量器20は、通信I/F34を備える。通信I/F34は、外部装置(例えば、横型ピロー包装機40)との間で通信を行うためのインタフェースである。すなわち、計量器コントローラ30は、横型ピロー包装機40との間で通信I/F34を通じて情報を送受信する。通信I/F34の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、有線LAN、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等を採用することができる。
【0031】
図5は、製品供給処理のフローチャートである。製品供給処理は、横型ピロー包装機40に対する製品Pの供給量の粗密を平準化する処理である。製品供給処理は、計量器コントローラ30によって実行される。なお、製品供給処理中は常に加振器21a、22aが駆動されることによって、製品供給装置10から供給される製品Pは、分散フィーダ21及びリニアフィーダ22を通じて、N個の供給ホッパ23に分散供給され続けているものとする。
【0032】
まず、計量器コントローラ30は、N個の計量ホッパ24のうち、計量した重量の合計が目標重量より重く且つ最も近い(以下、「選択条件」と表記する。)M個の計量ホッパ24を選択する(S11)。Mは、N以下の整数である。より詳細には、計量器コントローラ30は、N個の計量センサ24bそれぞれで計量された重量のM個の組み合わせを変更して、選択条件を満たすM個の計量ホッパ24を選択する。ステップS11の処理は、選択処理の一例である。
【0033】
次に、計量器コントローラ30は、ステップS11で選択したM個の計量ホッパ24に収容されている複数の製品Pを、集合シュート25に集合させる(S12)。より詳細には、計量器コントローラ30は、対応するM個の開閉モータ24aを駆動することによって、選択したM個の計量ホッパ24のゲートを開放する。ステップS12の処理は、集合処理の一例である。
【0034】
また、計量器コントローラ30は、選択したM個の計量ホッパ24のゲートを閉じた後、対応するM個の供給ホッパ23から計量ホッパ24に製品Pを供給する。すなわち、計量器コントローラ30は、対応するM個の開閉モータ23aを駆動することによって、M個の供給ホッパ23のゲートを開放する。
【0035】
次に、計量器コントローラ30は、開閉モータ26aを駆動することによって、集合ホッパ26のゲートを開放する(S13)。これにより、ステップS12で集合シュート25に集合させた複数の製品Pが、整列装置100の多列・単列変換搬送装置101に排出される。ステップS13の処理は、排出処理の一例である。
【0036】
次に、計量器コントローラ30は、排出間隔が経過するまで(S14:No)、以降の処理の実行を待機する。そして、計量器コントローラ30は、排出間隔が経過したタイミングで(S14:Yes)、ステップS11~S13の処理を再び実行する。すなわち、計量器コントローラ30は、ステップS11~S13の処理を、排出間隔毎に繰り返し実行する。そして、計量器コントローラ30は、包装システム1の処理が終了するまで、製品供給処理を実行し続ける。
【0037】
目標重量とは、組合せ計量器20から整列装置100に一度に供給される製品Pの重量を指す。例えば、製品Pの平均重量を1gとし、目標重量を30gとする。この場合、30個ちょうどか或いは30個を少し上回る製品Pが、整列装置100に一度に供給される。また、排出間隔を10秒とすると、30g(すなわち、30個)程度の製品Pが10秒間隔で排出される。すなわち、この例における組合せ計量器20は、1分間に180g(180個)の製品Pを分散して(換言すれば、間欠的に)排出する。
【0038】
整列装置100は、組合せ計量器20から排出された多列且つ製品間隔が不定の複数の製品Pを、等間隔の単列に整列して横型ピロー包装機40に順番に供給する。図1に示すように、整列装置100は、多列・単列変換搬送装置101と、包装機への供給装置102とを主に備える。
【0039】
多列・単列変換搬送装置101は、組合せ計量器20から排出された複数の製品Pを多列から単列に変換しながら搬送する装置である。多列・単列変換搬送装置101は、組合せ計量器20の集合ホッパ26の直下に配置されている。多列・単列変換搬送装置101の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、円盤の周面に沿って製品Pを整列させるロータリテーブル方式、コンベア上で衝立を上下させて製品Pを整列させるサイドコンベア方式、コンベア上の製品Pを1つずつロボットアームで搬送機への供給装置102に移動させるパラレルリンクロボット方式などが考えられる。
【0040】
包装機への供給装置102は、多列・単列変換搬送装置101より製品Pの搬送方向の下流側に配置されている。包装機への供給装置102は、製品間の間隔を整えると共に、横型ピロー包装機40の供給コンベア50のプッシャ58の間に、製品Pを1つずつ送り込む装置である。包装機への供給装置102は、搬送方向に並べられた複数のコンベアの搬送速度及び搬送タイミングを調整することによって、製品間の間隔を整えると共に、供給コンベア50に製品Pを送り込むタイミングを制御する。
【0041】
横型ピロー包装機40は、包装機への供給装置102から供給される製品Pを1つずつ包装する装置である。図1図3に示すように、横型ピロー包装機40は、供給コンベア50と、フィルム送り装置60と、センタシール装置70と、エンドシール装置80とを主に備える。
【0042】
供給コンベア50は、包装機への供給装置102から順番に供給される製品Pを、センタシール装置70に供給する。図2に示すように、供給コンベア50は、駆動スプロケット54と、従動スプロケット55と、駆動スプロケット54及び従動スプロケット55に掛け渡された無端環状の搬送ベルト56と、駆動スプロケット54を駆動させる駆動モータ57とで構成される。
【0043】
また、搬送ベルト56には、複数のプッシャ58が設けられている。複数のプッシャ58は、製品Pの搬送方向に所定の間隔を隔てて配置されている。隣接する2つのプッシャ58の間には、包装機への供給装置102から供給される製品Pが進入する。そして、プッシャ58は、製品Pの後端に当接して、当該製品Pを押す。
【0044】
フィルム送り装置60は、センタシール装置70に向けて帯状フィルムFwを送る。図2及び図3に示すように、フィルム送り装置60は、帯状フィルムFwが巻回された巻取り軸61と、駆動ローラ62と、従動ローラ63と、送りモータ64と、ガイドローラ65a、65bと、フォーマ(製筒器)66とを主に備える。
【0045】
帯状フィルムFwは、製品Pを包装する袋の材料となる帯状の包装材である。帯状フィルムFwは、熱を加えることによって溶着することが可能な膜状の部材であって、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、アルミ裏打紙、アルミ蒸着紙などが挙げられる。
【0046】
駆動ローラ62及び従動ローラ63は、帯状フィルムFwを挟持した状態で回転する。駆動ローラ62は、送りモータ64の駆動力が伝達されて回転する。これにより、駆動ローラ62及び従動ローラ63は、巻取り軸61に巻回された帯状フィルムFwを、フォーマ66に向けて繰り出す。ガイドローラ65a、65bは、巻取り軸61から駆動ローラ62及び従動ローラ63を経てフォーマ66に至る帯状フィルムFwの搬送経路に沿って配置され、繰り出される帯状フィルムFwにテンションを付与する。
【0047】
フォーマ66は、フィルム送り装置60で送られた帯状フィルムFwを筒状に成形すると共に、供給コンベア50から供給された製品Pを筒状の帯状フィルムFwに内包させる。フォーマ66は、フィルム送り装置60からセンタシール装置70に至る帯状フィルムFwの搬送経路上に配置されている。また、フォーマ66は、供給コンベア50の搬送方向の下流側の端部に対面して配置されている。
【0048】
フィルム送り装置60によって送られた帯状フィルムFwは、フォーマ66の外面に沿って移動する過程で、幅方向の両端部が下方で重ね合わされることによって筒状に成形される。また、供給コンベア50から供給された製品Pは、フォーマ66の内部空間を通過することによって、筒状の帯状フィルムFwの内部に進入する。
【0049】
センタシール装置70は、フォーマ66で重ね合わされた帯状フィルムFwの端部をシールする。センタシール装置70は、支持プレート71と、一対のフィルム送りローラ72、73と、送りモータ74と、一対のシールローラ75、76と、シールモータ77とを主に備える。
【0050】
支持プレート71は、帯状フィルムFw及び製品Pの搬送方向の下流側において、フォーマ66に接続されている。支持プレート71は、筒状の帯状フィルムFwに内包された製品Pを支持する。また、支持プレート71には、幅方向の中央部を帯状フィルムFwの搬送方向に沿って延びるスリット78が設けられている。帯状フィルムFwの重ね合わされた端部は、スリット78を通じて支持プレート71の下面側に突出している。
【0051】
一対のフィルム送りローラ72、73は、支持プレート71の下面側に配置されている。一対のフィルム送りローラ72、73は、スリット78を通じて突出した帯状フィルムFwの重ね合わされた端部を挟持する。フィルム送りローラ72は、送りモータ74の駆動力が伝達されて回転する。これにより、筒状の帯状フィルムFwは、エンドシール装置80に向けて搬送される。
【0052】
一対のシールローラ75、76は、フィルム送りローラ72、73より帯状フィルムFwの搬送方向の下流側において、支持プレート71の下面側に配置されている。一対のシールローラ75、76は、スリット78を通じて突出した帯状フィルムFwの重ね合わされた端部を挟持する。シールローラ75、76の外周面は、ヒータ(図示省略)によって加熱されている。シールローラ75は、シールモータ77の駆動力が伝達されて回転する。これにより、シールローラ75、76に挟持された帯状フィルムFwの重ね合わされた端部がシール(溶着)される。
【0053】
エンドシール装置80は、センタシール装置70でシールされた筒状の帯状フィルムFwを、隣接する製品Pの間でシールすることによって、製品Pを収容した袋Bpを成形する。エンドシール装置80は、一対のシールブロック81、82と、接離モータ83とを主に備える。
【0054】
一対のシールブロック81、82は、シールローラ75、76より帯状フィルムFwの搬送方向の下流側に配置されている。一対のシールブロック81、82は、上下方向において、筒状に成形された帯状フィルムFwを挟んで配置されている。一対のシールブロック81、82の帯状フィルムFwに対面する面は、ヒータ(図示省略)によって加熱されている。一対のシールブロック81、82は、接離モータ83の駆動力が伝達されて接離する。
【0055】
一対のシールブロック81、82を当接させると、帯状フィルムFwのシールブロック81、82に挟まれた部分がシール(溶着)される。そして、帯状フィルムFw(換言すれば、製品P)の搬送方向における製品Pの両端部において、帯状フィルムFwをシールすることによって、製品Pを収容した袋Bpが成形される。
【0056】
図4(B)に示すように、横型ピロー包装機40は、包装機コントローラ90を備える。包装機コントローラ90は、例えば計量器コントローラ30と同様に、CPU91と、ROM92と、RAM93とで構成されてもよいし、ASICやFPGAで構成されてもよい。包装機コントローラ90は、横型ピロー包装機40全体の動作を制御する。
【0057】
具体的には、包装機コントローラ90は、駆動モータ57、送りモータ64、74、シールモータ77、及び接離モータ83を連動して駆動することによって、製品Pが個別に収容された袋Bpを成形する。また、包装機コントローラ90は、供給量監視センサ(製品検知センサ)103の検知結果に基づいて、横型ピロー包装機40のスループットを増減させることができる。
【0058】
供給量監視センサ103は、包装機への供給装置102上に滞留する製品Pの量(以下、「溜り具合」と表記する。)を検知する。供給量監視センサ103は、例えば、包装機への供給装置102の上面に対面する位置に配置される光電センサである。そして、供給量監視センサ103は、包装機への供給装置102上の製品Pを検知し、検知結果を示す信号を包装機コントローラ90に出力する。
【0059】
供給量監視センサ103は、例えば、発光部及び受光部を備える光学センサである。発光部は、包装機への供給装置102が備えるコンベアの上面に向けてレーザ光を出力する。受光部は、コンベア或いはコンベア上の製品Pで反射されたレーザ光を受光し、受光したレーザ光の受光強度を示す信号を、包装機コントローラ90に出力する。
【0060】
ここで、受光部でのレーザ光の受光強度は、レーザ光の光路長によって変化する。より詳細には、コンベア上の製品Pでレーザ光が反射された(すなわち、光路長が短い)ときの受光強度は、コンベアの表面でレーザ光が反射された(すなわち、光路長が長い)ときの受光強度より強い。
【0061】
すなわち、包装機コントローラ90は、受光部が受光したレーザ光の受光強度が閾値以上のときに、レーザ光の光路上に製品Pがあると判断する。一方、包装機コントローラ90は、受光部が受光したレーザ光の受光強度が閾値未満のときに、レーザ光の光路上に製品Pがないと判断する。そして、包装機コントローラ90は、単位時間(例えば、10sec)内の受光強度が閾値以上である時間の割合を、「溜り具合」として検知する。但し、製品検知センサの具体的な構成は、前述の例に限定されない。
【0062】
さらに、横型ピロー包装機40は、通信I/F95を備える。包装機コントローラ90は、組合せ計量器20との間で通信I/F95を通じて情報を送受信する。通信I/F95は、通信I/F34と同じプロトコルで通信を行うインタフェースである。
【0063】
図6は、スループット調整処理のフローチャートである。スループット調整処理は、供給量監視センサ103で検知された製品Pの溜り具合に応じて、横型ピロー包装機40のスループット(単位時間あたりに包装する製品Pの数)を増減させる処理である。スループット調整処理は、包装機コントローラ90によって実行される。包装機コントローラ90は、包装システム1の動作中において、所定の時間間隔毎にスループット調整処理を繰り返し実行する。
【0064】
まず、包装機コントローラ90は、供給量監視センサ103から出力される信号に基づいて、製品Pの溜り具合xを検知する(S21)。次に、包装機コントローラ90は、ステップS21で検知した溜り具合xと、予め定められた目標値(例えば、1個)とを比較する(S22、S23)。
【0065】
そして、包装機コントローラ90は、溜り具合xが目標値より多い場合(S22:Yes)、横型ピロー包装機40のスループットをダウンする(S24)。また、包装機コントローラ90は、溜り具合xが目標値より少ない場合(S23:Yes)、横型ピロー包装機40のスループットをアップする(S25)。さらに、包装機コントローラ90は、溜り具合xが目標値に一致する場合(S22:No&S23:No)、横型ピロー包装機40のスループットを維持する。
【0066】
包装システム1の処理開始時点における横型ピロー包装機40のスループットは、組合せ計量器20のスループット(すなわち、目標重量、排出間隔の組み合わせ)に合わせて、予め定められている。そして、包装機コントローラ90は、ステップS24において、各モータ57、64、74、77、83の回転数(rpm)を減少させる。また、包装機コントローラ90は、ステップS25において、各モータ57、64、74、77、83の回転数(rpm)を増加させる。
【0067】
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
【0068】
上記の実施形態によれば、組合せ計量器20を用いることによって、これまで伝統的に行われていたバッチ供給と比較して、横型ピロー包装機40に対する単位時間当たりの製品Pの供給量の粗密を平準化することができる。これにより、製品Pの供給量が少ない場合に横型ピロー包装機40を一時停止したり、製品Pの供給量が多い場合にリターンコンベアで製品Pを回遊させる必要がない。その結果、製品Pの包装品質が向上する。
【0069】
また、上記の実施形態によれば、供給量監視センサ103で検知される製品Pの溜り具合に応じて、横型ピロー包装機40のスループットを調整する。これにより、組合せ計量器20を用いても僅かに生じる供給量の粗密を吸収することができる。なお、上記の実施形態では、横型ピロー包装機40のスループットを調整する例を説明したが、組合せ計量器20のスループットを調整してもよい。
【0070】
すなわち、包装機コントローラ90は、図6のステップS24において、通信I/F95を通じて組合せ計量器20にスループットのダウンを指示してもよい。より詳細には、包装機コントローラ90は、目標重量の減少を指示する目標重量指示信号(或いは、排出間隔の延長を指示する目標排出間隔指示信号)を、通信I/F95を通じて組合せ計量器20に送信すればよい。
【0071】
また、包装機コントローラ90は、図6のステップS25において、通信I/F95を通じて組合せ計量器20にスループットのアップを指示してもよい。より詳細には、包装機コントローラ90は、目標重量の増加を指示する目標重量指示信号(或いは、排出間隔の短縮を指示する目標排出間隔指示信号)を、通信I/F95を通じて組合せ計量器20に送信すればよい。
【0072】
そして、計量器コントローラ30は、製品供給処理を実行中の任意のタイミングで、通信I/F34を通じて横型ピロー包装機40から目標重量指示信号(或いは、目標排出間隔指示信号)を受信する。そして、計量器コントローラ30は、受信した目標重量指示信号で示される新たな目標重量に従って、次のステップS11の処理を実行する。また、計量器コントローラ30は、受信した目標排出間隔指示信号で示される新たな排出間隔毎に、ステップS11~S13の処理を実行する。
【0073】
さらに、上記の実施形態に係る包装システム1では、縦型充填包装機に製品を供給する組合せ計量器20を用いることができる。すなわち、包装システム1用に組合せ計量器20を新たに設計する必要がない。ここで、一般的な組合せ計量器20は、高速排出モードと、低速排出モードとに切替可能に構成されている。低速排出モードは、集合ホッパ26からの製品Pの排出速度が高速排出モードより遅い。換言すれば、低速排出モードは、集合ホッパ26のゲートの開閉速度が高速排出モードより遅い。
【0074】
そして、組合せ計量器20は、縦型充填包装機に製品を供給する場合に、高速排出モードで動作すればよい。一方、組合せ計量器20は、上記の実施形態の包装システム1に適用される(すなわち、横型ピロー包装機40に製品Pを供給する)場合に、低速排出モードで動作すればよい。
【符号の説明】
【0075】
1…包装システム、10…製品供給装置、11…製品投入部、12…製品供給部、13…上昇コンベア、20…組合せ計量器、21…分散フィーダ、21a,22a…加振器、22…リニアフィーダ、23…供給ホッパ、23a,24,26a…開閉モータ、24…計量ホッパ、24b…計量センサ、25…集合シュート、26…集合ホッパ、30…計量器コントローラ、31,91…CPU、32,92…ROM、33,93…RAM、34,95…通信I/F、40…横型ピロー包装機、50…供給コンベア、54…駆動スプロケット、55…従動スプロケット、56…搬送ベルト、57…駆動モータ、58…プッシャ、60…フィルム送り装置、61…巻取り軸、62…駆動ローラ、63…従動ローラ、64,74…送りモータ、65a,65b…ガイドローラ、66…フォーマ(製筒器)、70…センタシール装置、71…支持プレート、72,73…フィルム送りローラ、75,76…シールローラ、77…シールモータ、78…スリット、80…エンドシール装置、81,82…シールブロック、83…接離モータ、90…包装機コントローラ、100…整列装置、101…多列・単列変換搬送装置、102…包装機への供給装置、103…供給量監視センサ
図1
図2
図3
図4
図5
図6