(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-01
(45)【発行日】2024-05-13
(54)【発明の名称】信号検出装置、信号検出方法及び信号検出プログラム
(51)【国際特許分類】
G09G 5/00 20060101AFI20240502BHJP
H04N 5/74 20060101ALI20240502BHJP
【FI】
G09G5/00 550C
G09G5/00 550D
G09G5/00 550X
G09G5/00 510B
G09G5/00 510X
G09G5/00 555D
H04N5/74 Z
(21)【出願番号】P 2020178559
(22)【出願日】2020-10-26
(62)【分割の表示】P 2018235055の分割
【原出願日】2018-12-17
【審査請求日】2021-12-08
【審判番号】
【審判請求日】2023-04-12
(73)【特許権者】
【識別番号】000001443
【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】荒井 俊晴
【合議体】
【審判長】中塚 直樹
【審判官】田邉 英治
【審判官】田辺 正樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-162853(JP,A)
【文献】特開2002-229544(JP,A)
【文献】特開2016-54485(JP,A)
【文献】特開2012-198398(JP,A)
【文献】特開平11-261918(JP,A)
【文献】特開2010-134467(JP,A)
【文献】特開2011-180331(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0245210(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 3/00- 5/42
H04N 5/66- 5/74
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像や動画データを含む信号である複数の外部信号の一種である第一外部信号及び前記
複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を含む外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、
前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、
前記第一制御部に直接的に接続され、前記第一外部信号を入力する第一入力部と、
前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記第二外部信号を入力する第二入力部と、
を備え、
前記第一制御部は、前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定する、
ことを特徴とする信号検出装置。
【請求項2】
前記第一制御部は、前記第二制御部の起動前は、前記第二外部信号の入力の有無の判定を行わないことを特徴とする請求項1に記載の信号検出装置。
【請求項3】
前記第一制御部は、前記第二制御部が起動した後に前記第二外部信号の入力の有無を予め定めた回数判定した場合に処理を終了することを特徴とする請求項1又は2に記載の信号検出装置。
【請求項4】
前記第二制御部は、前記第二入力部から前記第二外部信号を受信して前記第一制御部へ送信することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の信号検出装置。
【請求項5】
前記第一制御部は前記第二制御部が起動したかを判定し、
前記第二外部信号は複数あり、
前記第一制御部は、前記第二制御部が起動したと判定した場合、
所定の順番に従って、前記第二外部信号の入力の有無を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の信号検出装置。
【請求項6】
前記第一制御部はメインCPUであり、
前記第二制御部はマルチメディアCPUであり、
前記第二制御部の起動時間は、前記第一制御部の起動時間よりも長いことを特徴とする請求項1乃至請求項
5の何れかに記載の信号検出装置。
【請求項7】
前記第二入力部を記憶したラストソースと、前記第二外部信号の判定順とを、予め記憶した記憶部を備え、
前記第一制御部は、
前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を前記ラストソースから順に判定する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項
6の何れかに記載の信号検出装置。
【請求項8】
前記第一制御部は、前記第二外部信号を検出すると、検出した前記第二外部信号を
前記信号検出装置の内部に設けられた他の機能部へ出力して処理を終了することを特徴とする請求項1乃至請求項
7の何れかに記載の信号検出装置。
【請求項9】
前記第一制御部は、前記第二制御部に対して問い合わせを行い、応答が無い場合に前記第二制御部が起動していないと判定する、または前記第二制御部から予め定めた信号が入力された場合に前記第二制御部が起動したと判定することを特徴とする請求項5に記載の信号検出装置。
【請求項10】
前記第一制御部は、前記第二外部信号の入力の有無を判定した後、前記第一外部信号の入力の有無を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項
9の何れかに記載の信号検出装置。
【請求項11】
光源と、該光源から出射された光を前記第二外部信号に含まれる画像データに基づいて画像光を形成し外部に投影する表示素子と、を備えた投影装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項
10の何れかに記載の信号検出装置。
【請求項12】
画像や動画データを含む信号である複数の外部信号の一種である第一外部信号及び前記
複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を含む外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、を備える装置の信号検出方法であって、
前記第一制御部は、前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定する、
ことを特徴とする信号検出方法。
【請求項13】
画像や動画データを含む信号である複数の外部信号の一種である第一外部信号及び
複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を含む外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、を備えるコンピュータが実行する信号検出プログラムであって、前記コンピュータを、
前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定させる、
ことを特徴とする信号検出プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号検出装置、信号検出方法及び信号検出プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、複数の信号入力端子を備えて、画像信号の入力が有った信号入力端子から画像信号を取り込むプロジェクタが開示されている。例えば、特許文献1の画像投射用プロジェクタは、画像信号入力端子毎に過去の時間帯別の信号入力回数を格納する入力端子別使用頻度テーブルを有しており、各画像信号入力端子への画像信号入力の有無の検出を、該当する時間帯における使用頻度の多い順に行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような画像信号の入力を検出する装置において、装置のメイン制御部とは別に、外部入力信号を検出する信号検出用制御部が設けられる場合がある。そうすると、装置の起動時等においてメイン制御部と信号検出用制御部との間で起動時間が異なる場合があり、メイン制御部が起動前の信号検出用制御部に入力信号の入力の有無を問い合わせる等、無駄な処理を発生させてしまうことが想定される。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、外部入力信号を効率良く検出する信号検出装置、信号検出方法及び信号検出プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の信号検出装置は、画像や動画データを含む信号である複数の外部信号の一種である第一外部信号及び前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を含む外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、を備え、前記第一制御部は、前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定する、ことを特徴とする。
【0007】
本発明の信号検出方法は、接続された複数の外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、を備える装置の信号検出方法であって、前記第一制御部は、前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定する、ことを特徴とする。
ことを特徴とする信号検出方法。
【0008】
本発明の信号検出プログラムは、接続された複数の外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、を備えるコンピュータが実行する信号検出プログラムであって、前記コンピュータを、前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定させる、ことを特徴とする。
ことを特徴とする信号検出プログラム。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、外部入力信号を効率良く検出する信号検出装置、信号検出方法及び信号検出プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の実施形態に係る投影装置の構成図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る投影装置の起動時の処理を示すフローチャート(1)である。
【
図3】本発明の実施形態に係る投影装置の起動時の処理を示すフローチャート(2)である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を実施するための形態について述べる。
図1は投影装置10の構成を示す図である。本実施形態の投影装置10は、スクリーンや壁面等に画像を投影するDLP(登録商標)方式のプロジェクタである。投影装置10は、外部接続機器31,32と有線又は無線で接続され、その外部接続機器31,32からの画像を投影して出力する。
【0012】
投影装置10は、メインCPUである第一制御部11(第一制御手段)、主として外部入力信号の入出力を制御するマルチメディアCPUである第二制御部12(第二制御手段)、及び記憶部13を備える。また、投影装置10は、外部信号を入力させるインターフェースである第一入力部21(第一入力手段)及び第二入力部22(第二入力手段)や、投影画像を生成する光源111、カラーホイール112及び表示素子113等を備える。外部信号には画像や動画データが含まれる。
【0013】
第一制御部11は、第一入力部21から外部信号T1(第一外部信号)を直接的に受信する。また、第二制御部12は、第二入力部22から外部信号T2(第二外部信号)を受信して第一制御部11へ送信する。第一制御部11は、直接的に取得した外部信号T1、第二制御部12を介して取得したT2を画像処理し、光源111、カラーホイール112及び表示素子113を制御して画像光として投影装置10の外部へ投影させることができる。
【0014】
光源111は、青色波長帯域光、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光を表示素子113へ向けて、一つの画像フレーム内に時分割させて出射する。光源111から出射された各色の光は、表示素子113に照射される前に、適宜カラーホイール112により適宜不要な波長成分を除去して調光させることができる。本実施形態の投影装置10はDLP方式であり、表示素子113にはDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)が用いられる。第一制御部11は表示素子113を制御することにより光源111から出射された光を反射させて、画像光を形成することができる。表示素子113で反射された画像光は、投影装置10内の図示しないレンズを介して投影装置10の外部に設けられたスクリーン等に投影される。
【0015】
記憶部13には、ラストソース131、カウンタ132、検索済ソース133及び判定順134が記憶される。ラストソース131には、最後に投影された画像データの出力元となっていた第一入力部21又は第二入力部22のいずれかのソースが記憶される。カウンタ132は、外部信号T1,T2の入力の有無の判定回数をカウントして、その判定処理を終了するか否かの判定に用いられる。検索済ソース133には、第一入力部21であるRGB211(VGA)、Video212及びHDMI(登録商標)213のうち、最後に外部信号の入力の有無を判定されたソースが記憶される。判定順134には、第一入力部21内における入力の判定順と、第二入力部22内における入力の判定順とが記憶される。記憶部13には、その他にも、外部信号T1,T2の自動検出(自動入力サーチ)の有効無効設定、投影装置10を制御する各種のプログラム、投影画像のデータ等を記憶することができる。記憶部13には、コンピュータである投影装置10に、第一制御手段(第一制御部11)の起動後に外部信号T1の入力の有無を判定させ、第二制御手段(第二制御部12)が起動したことを検出すると、外部信号T2の入力の有無を判定させる、信号検出プログラムが記憶される。具体的な処理については
図2及び
図3の説明で後述する。
【0016】
第一入力部21には、RGB211、Video212及びHDMI213が含まれる。また、第二入力部22には、USB221及び有線/無線LAN222が含まれる。USB221には、外部接続機器31として電子辞書や電卓を接続することができる。また、有線/無線LAN222には、外部接続機器32として、パソコン、タブレット、スマートフォン等を接続することができる。なお、有線/無線LAN222には複数の外部接続機器32を同時に接続させておいて優先順位を定めてもよい。
【0017】
次に、
図2を参照して投影装置10の起動時に第一制御部11が行う処理のフローチャート(1)について説明する。まず、電源が入力されると、第一制御部11は、ステップS101で初期設定を行う。初期設定としては、後述するステップS112,S209で使用されるカウンタ132のリセット等が行われる。
【0018】
ステップS102で、第一制御部11は、記憶部13に予め設定しておいた自動入力サーチの有効又は無効の設定を判定する。有効設定がされていない場合(ステップS102,No)、第一制御部11は記憶部13を参照してラストソース131を確認する(S104)。本実施形態では、ラストソース131として、RGB211,Video212、HDMI213、USB221又は有線/無線LAN222のいずれかが記憶される。
【0019】
ステップS105で、第一制御部11は、ラストソース131として記憶された外部入力に切り換えて、処理を終了させる。例えば、ラストソース131がHDMI213であった場合は、第一制御部11は、外部入力をHDMI213に切り換え、光源111、カラーホイール112及び表示素子113等を制御して画像を生成し、生成した画像を投影装置10の外部へ投影させる。HDMI213に外部信号が入力されていない場合は、投影画像としてブルー画像や黒画像を投影させることができる。
【0020】
第一制御部11は、自動入力サーチの有効設定がされている場合(ステップS102,Yes)、ステップS103で記憶部13を参照してラストソース131を取得する。例えば、第一制御部11は、ラストソース131としてHDMI213を取得することができる。
【0021】
次に、以下のステップS106,S108及びS110において、第一制御部11は、第一入力部21から外部信号が入力されているか順次判定する。判定する順番について、ステップS103で取得したラストソース131が第二入力部22に含まれるUSB221又は有線/無線LAN222のいずれかである場合、第一制御部11は、ステップS106、S108及びS110において予め定めた判定順134に従い第一入力部21からの入力の有無を判定する。本実施形態では、第一入力部21の判定順134として、RGB211、Video212、HDMI213の順番が記憶部13に予め記憶されているため、第一制御部11は、ラストソース131が第二入力部22である場合は、ステップS106、S108及びS110のそれぞれにおいて
図2とは異なるRGB211、Video212及びHDMI213の順に外部信号T1の入力の有無を判定する。
【0022】
一方、ステップS103において取得したラストソース131が第一入力部21に含まれるRGB211、Video212及びHDMI213のいずれかである場合、第一制御部11は、まずラストソース131から外部信号T1の入力の有無を判定して、以降は判定順134に従って次の外部信号T1から判定を行う。本実施形態では、ステップS103で取得したラストソース131がHDMI213であり、第一入力部21の判定順134がRGB211、Video212及びHDMI213であるため、第一制御部11は、ステップS106、S108及びS110のそれぞれにおいてHDMI213、RGB211及びVideo212の順に外部信号T1の入力の有無を判定する。以下、ステップS106以降の処理について説明する。
【0023】
ステップS106で、第一制御部11は、第一入力部21のHDMI213(ラストソース131)から外部信号T1が入力されているか判定する。第一制御部11は、HDMI213からの外部信号T1の入力が有る場合(S106,Yes)、HDMI213からの外部信号T1にソースを切り換えて投影し(S113)、処理を終了する。第一制御部11は、HDMI213から外部信号T1の入力が無い場合(S106,No)、ステップS107の処理に進む。
【0024】
ステップS107で、第一制御部11は、第二制御部12が起動したか判定する。第二制御部12が起動したが否かは、第一制御部11が第二制御部12に対して問い合わせを行い、応答が無い場合に第二制御部12が起動していないと判定したり、第二制御部12から予め定めた信号が入力された場合に第二制御部12が起動したと判定したりすることができる。第一制御部11は、第二制御部12が起動している場合に(S107,Yes)、検索済ソース133としてHDMI213を設定して(S114)、
図3のステップS201に進む。一方、第一制御部11は、第二制御部12が起動していない場合に(S107,No)、ステップS108の処理に進む。
【0025】
ステップS108で、第一制御部11は、第一入力部21のRGB211から外部信号T1が入力されているか判定する。第一制御部11は、RGB211からの外部信号T1の入力が有る場合(S108,Yes)、RGB211からの外部信号T1にソースを切り換えて投影し(S115)、処理を終了する。第一制御部11は、RGB211からの外部信号T1の入力が無い場合(S108,No)、ステップS109の処理に進む。
【0026】
ステップS109で、第一制御部11は、第二制御部12が起動したか判定する。第一制御部11は、第二制御部12が起動している場合に(S109,Yes)、検索済ソース133としてRGB211を設定して(S116)、
図3のステップS201に進む。一方、第一制御部11は、第二制御部12が起動していない場合に(S109,No)、ステップS110の処理に進む。
【0027】
ステップS110で、第一制御部11は、第一入力部21のVideo212から外部信号T1が入力されているか判定する。第一制御部11は、Video212からの外部信号T1の入力が有る場合(S110,Yes)、Video212からの外部信号T1にソースを切り換えて投影し(S117)、処理を終了する。第一制御部11は、Video212からの外部信号T1の入力が無い場合(S110,No)、ステップS111の処理に進む。
【0028】
ステップS111で、第一制御部11は、第二制御部12が起動したか判定する。第一制御部11は、第二制御部12が起動している場合に(S111,Yes)、検索済ソース133としてVideo212を設定して(S118)、
図3のステップS201に進む。一方、第一制御部11は、第二制御部12が起動していない場合に(S111,No)、ステップS112の処理に進む。
【0029】
ステップS112で、第一制御部11は、記憶部13に記憶したカウンタ132が満了したか判定する。ステップS112の判定方法としては、例えば、第一制御部11がカウンタ132に記憶される値に対してカウントアップやカウントダウンを行い、カウンタ132の値が予め定めた閾値を満たしたか否かにより判定させることができる。第一制御部11は、カウンタ132が満了したと判定した場合(S112,Yes)処理を終了し、カウンタ132が満了したと判定しない場合(S112,No)ステップS119の処理に進む。
【0030】
ステップS119で、第一制御部11は、記憶部13のカウンタ132の値を更新する。例えば、第一制御部11は、カウンタ132の値をカウントアップする又はカウントダウンすることで、HDMI213、RGB211及びVideo212からの外部信号T1の入力の有無の判定回数をカウントすることができる。これにより、第一制御部11は、第二制御部12の起動が無く、予め定めた回数(例えば、2回)第一入力部21の外部信号T1の判定を行うと、処理を終了させることができる。ステップS119の後、処理はステップS106に戻る。
【0031】
なお、カウンタ132が満了するまでのカウント回数は、ステップS106~S112,S119で繰り返される処理時間が、第二制御部12の通常期待される起動時間よりも長くなるように設定することができる。また、ステップS106~S112,S119で繰り返される処理の間に、一定時間の停止処理(wait処理)を導入してもよい。
【0032】
次に
図3を参照して、投影装置10の起動時に第一制御部11が行う処理のフローチャート(2)について説明する。まず、以下のステップS201,S202において、第一制御部11は、第二制御部12に対して第二入力部22から外部信号T2が入力されているか順次判定する。判定する順番について、ステップS103において取得したラストソース131が第一入力部21に含まれるRGB211、Video212及びHDMI213のいずれかである場合、第一制御部11は、ステップS201及びS202において予め定めた順番で第二入力部22からの入力の有無を判定する。本実施形態では、第二入力部22の判定順134として、USB221及び有線/無線LAN222の順番で記憶部13に予め記憶されている。そのため、第一制御部11は、ラストソース131が第一入力部21である場合、
図3に示すようにステップS201及びS202のそれぞれにおいてUSB221及び有線/無線LAN222の順に外部信号T2の入力の有無を判定する。
【0033】
一方、ステップS103において取得したラストソース131が第二入力部22に含まれるUSB221及び有線/無線LAN222のいずれかである場合、第一制御部11は、ラストソース131からの外部信号T2の入力の有無を判定して、以降は判定順134に従いラストソース131の次の外部信号T2から判定を行う。例えば、ラストソース131が有線/無線LAN222であり、第二入力部22の判定順134がUSB221及び有線/無線LAN222の順である場合、第一制御部11は、ステップS201及びS202のそれぞれにおいて有線/無線LAN222及びUSB221の順に入力信号の入力の有無を判定する。
【0034】
本実施形態では、ステップS103で取得したラストソース131が第一入力部21のHDMI213であるため、第一制御部11は、ステップS201及びS202のそれぞれにおいてUSB221及び有線/無線LAN222の順に外部信号T2の入力の有無を判定する。以下、ステップS201の処理から説明する。
【0035】
ステップS201で、第一制御部11は、第二制御部12を介して、第二入力部22のUSB221から外部信号T2が入力されているか判定する。第一制御部11は、USB221から外部信号T2の入力が有る場合(S201,Yes)、USB221の外部信号T2にソースを切り換えて投影し(S210)、処理を終了する。第一制御部11は、USB221から外部信号T2の入力が無い場合(S201,No)、ステップS202の処理に進む。
【0036】
ステップS202で、第一制御部11は、第二入力部22の有線/無線LAN222から外部信号T2が入力されているか判定する。第一制御部11は、有線/無線LAN222から外部信号T2の入力が有る場合(S202,Yes)、有線/無線LAN222の外部信号T2にソースを切り換えて投影し(S211)、処理を終了する。第一制御部11は、有線/無線LAN222から外部信号T2の入力が無い場合(S202,No)、ステップS203の処理に進む。
【0037】
ステップS203で、第一制御部11は、記憶部13から検索済ソース133に記憶された外部入力のソースを取得する。検索済ソース133には、
図2のフローチャートで第一制御部11が最後に外部信号T1の入力の有無を判定したソースであるRGB211、Video212及びHDMI213のいずれかが記憶される。第一制御部11は、検索済ソース133がHDMI213である場合にステップS204の処理へ進み、RGB211である場合にステップS205の処理に進み、Video212である場合にステップS206の処理に進む。これにより、判定順134に予め記憶させた順に従い、
図2の判定処理で中断した第一入力部21の各ソースの判定を続きから再開することができ、複数設けられた第一入力部21の判定回数の隔たりを防止することができる。
【0038】
ステップS204で、第一制御部11は、RGB211から外部信号T1の入力が有るか判定する。第一制御部11は、RGB211から外部信号T1の入力が有る場合(S204,Yes)、RGB211からの外部信号T1にソースを切り換えて投影し(S212)、処理は終了する。RGB211から外部信号T1の入力が無い場合(S204,No)、ステップS205の処理に進む。
【0039】
ステップS205で、第一制御部11は、Video212から外部信号T1の入力が有るか判定する。第一制御部11は、Video212から外部信号T1の入力が有る場合(S205,Yes)、Video212からの外部信号T1にソースを切り換えて投影し(S213)、処理を終了する。Video212から外部信号T1の入力が無い場合(S205,No)、ステップS206の処理に進む。
【0040】
ステップS206で、第一制御部11は、HDMI213から外部信号T1の入力が有るか判定する。第一制御部11は、HDMI213から外部信号T1の入力が有る場合(S206,Yes)、HDMI213からの外部信号T1にソースを切り換えて投影し(S214)、処理を終了する。HDMI213から外部信号T1の入力が無い場合(S206,No)、ステップS207の処理に進む。
【0041】
第一入力部21からの外部信号T1の判定を終えると、再び第二入力部22からの外部信号T2の判定が行われる。ステップS207で、第一制御部11は、第二制御部12を介してUSB221から外部信号T2の入力が有るか判定する。第一制御部11は、USB221から外部信号T2の入力が有る場合(S207,Yes)、USB221の外部信号T2にソースを切り換えて投影し(S215)、処理を終了する。USB221から外部信号T2の入力が無い場合(S207,No)、ステップS208の処理に進む。
【0042】
ステップS208で、第一制御部11は、第二制御部12を介して有線/無線LAN222から外部信号T2の入力が有るか判定する。第一制御部11は、有線/無線LAN222から外部信号T2の入力が有る場合(S208,Yes)、有線/無線LAN222の外部信号T2にソースを切り換えて投影し(S216)、処理を終了する。有線/無線LAN222から外部信号T2の入力が無い場合(S208,No)ステップS209の処理に進む。
【0043】
ステップS209で、第一制御部11は、記憶部13に記憶したカウンタ132が満了したか判定する。第一制御部11は、カウンタ132が満了したと判定した場合(S209,Yes)処理を終了し、カウンタ132が満了したと判定しない場合(S217,No)ステップS119の処理に進む。第一制御部11は、第一入力部21及び第二入力部22からの外部信号T1,T2の入力の有無を予め定めた回数判定を行うと、処理を終了させることができる。
【0044】
ステップS217で、第一制御部11は、記憶部13のカウンタ132の値を更新し、ステップS204の処理に戻る。
【0045】
第一制御部11は、いずれのソースからの外部信号T1,T2も検出しない場合は、カウンタ132の満了により(S209,Yes)処理を終了させ、投影装置10からの投影画像を黒画像やブルー画像としたり、投影装置10を待機状態として一部の機能を休止させたりすることができる。
【0046】
以上、本実施形態では、
図2に示したフローチャートにおいて、第一制御部11が第二制御部12の起動を検出すると(S107,S109,S111)、外部信号T2が入力されているか検出する処理について示したが、第一制御部11が第二制御部12の起動を検出すると第一入力部21のソース(
図1の例では、RGB211、Video212及びHDMI213)について外部信号T1の入力の有無を全て判定した後に、ステップS201の処理に進む構成としてもよい。この場合、検索済ソース133の設定処理(
図2のステップS114,S116,S118)及び分岐処理(
図3のステップS203)を省略することができる。
【0047】
また、投影装置10は、一定時間操作を行わなかった場合や使用者の手動により、スリープモードに切り換えることができる。スリープモードでは、第一制御部11は休止状態となり、第二制御部12は第二入力部22からの外部信号T2を受信可能な状態で待機する。このとき、第二制御部12は、第二入力部22から外部信号T2を受信すると、第一制御部11を起動させる。その後、第一制御部11は、
図2のフローチャートに従ったステップS101からの処理を開始すると、第二制御部12は起動しているため(ステップS107,Yes)第二入力部22からの外部信号T2を受信し、この外部信号T2に基づいた画像光を投影させることができる。
【0048】
また、本実施形態では、信号を検出する装置として、投影装置10の例を示したが、第一制御部と第二制御部を備えた信号検出装置であれば、本実施形態に示した信号検出方法は他の装置或いはコンピュータにも信号検出プログラムを実行させて適用させることができる。例えば、信号検出装置は、複数の外部信号の入力部を備えるパソコン、テレビ、スマートフォン又は外部モニタや、外部信号を受信して他の装置に送信する中継器等に利用することができる。信号検出装置に入力された外部信号は、内部や外部装置に設けられた記憶部、制御部及び通信部その他の機能部へ出力させることができる。
【0049】
また、カラーホイール112は、投影装置10の構成によっては適宜省略してもよい。光源111からの光は、図示しない導光光学系を介して表示素子113に照射させることができる。
【0050】
また、第一制御部11が第二制御部12の起動を検出する例で説明したが、第二制御部12が起動する時間がわかっている場合は、第二制御部12の起動を直接検出しなくても、第二制御部12の起動時間よりも長い時間を設定して、設定した時間の経過を、第二制御部12の起動とみなしてもよい。
【0051】
以上、本実施形態の投影装置10は、接続された複数の外部信号の入力の有無を判定する第一制御部11と、第一制御部11の起動後に起動する第二制御部12と、第一制御部11に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部21と、第一制御部11に第二制御部12を介して接続され、複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部22と、を備える。また、第一制御部11は、第一制御部11の起動後に第一外部信号の入力の有無を判定し、第二制御部12が起動後に、第二外部信号の入力の有無を判定する構成とした。
【0052】
例えば、第二制御部12として説明したマルチメディアCPUは、第一制御部11であるメインCPUと比較して起動に時間が掛かる場合が有る。そのため、上述のような構成とすると、第一制御部11は、第二制御部12の起動前は第二制御部12と接続される第二入力部22からの入力の有無の判定処理を行わないため、無駄な処理を低減することができ、第二制御部12の起動後に第二入力部22からの外部信号の検出処理に切り換えることができる。よって、第一入力部21又は第二入力部22からの外部入力信号を効率良く検出することができる。
【0053】
また、第一制御部11が、第二制御部12に入力される第二外部信号の入力の有無を判定させた後に、さらに第一外部信号の入力の有無を判定する信号検出装置は、第一入力部21又は第二入力部22から入力される外部信号T1,T2を素早く出力させることができる。
【0054】
また、
図2及び
図3に示したように、第一制御部11が第二制御部12の起動を検出すると、全ての第一外部信号の入力の有無を判定する前に、第二制御部12に全ての第二外部信号の入力の有無を判定させ、第一外部信号の入力の有無の判定を途中から再開する信号検出装置は、検出対象に第二入力部22からの外部信号T2も素早く含めることができるとともに、第二入力部22の外部信号T2の入力の有無を優先して判定させることができる。
【0055】
また、信号検出装置は、第一外部信号の入力の有無を予め定めた回数判定した場合、第二制御部12の起動前であっても処理を終了するため、外部接続機器が接続されていないと判定して消費電力を低減することができる。
【0056】
また、第二制御部12の起動した後に第一外部信号及び第二外部信号の入力の有無を予め定めた回数判定した場合に処理を終了する信号検出装置は、第一入力部21及び第二入力部22に外部接続機器が接続されていないと判定して消費電力を低減することができる。
【0057】
また、第二制御部12の起動を検出すると、全ての第一外部信号の入力の有無を判定した後に、第二制御部12に第二外部信号の入力の有無を判定させる信号検出装置は、処理を簡易にすることができ制御負荷を低減することができる。
【0058】
また、第一入力部21又は第二入力部22を記憶したラストソース131と、第一外部信号及び第二外部信号の判定順134とを、予め記憶した記憶部13を備える。第一制御部11は、ラストソース131が第二入力部22である場合に、第一外部信号の入力の有無を判定順134に従って判定し、第二制御部12が起動後に、第二外部信号の入力の有無をラストソース131から順に判定する。そしてラストソース131が第一入力部21である場合に、第一外部信号の入力の有無をラストソース131から判定する。そのため、第一制御部11は最近使用した入力系統から外部信号の検出を素早く行うことができる。
【0059】
また、第一制御部11が、第一外部信号又は第二外部信号を検出すると、検出した第一外部信号又は第二外部信号を他の機能部へ出力して処理を終了する信号検出装置は、最初に検出した外部信号T1,T2を素早く利用することができる。
【0060】
また、光源111及び表示素子113を備え、第一外部信号又は第二外部信号を投影する投影装置10である信号検出装置は、外部信号を効率良く検出して投影画像として出力可能な投影装置10を提供することができる。
【0061】
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0062】
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 接続された複数の外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、
前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、
前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、
前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、
を備え、
前記第一制御部は、
前記第一制御部の起動後に前記第一外部信号の入力の有無を判定し、
前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定する、
ことを特徴とする信号検出装置。
[2] 前記第一制御部は、前記第二制御部の起動前は、前記第二外部信号の入力の有無の判定を行わないことを特徴とする前記[1]に記載の信号検出装置。
[3] 前記第一制御部は、前記第二外部信号の入力の有無を判定した後に、さらに前記第一外部信号の入力の有無を判定することを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の信号検出装置。
[4] 前記第一制御部は、前記第二制御部の起動後、全ての前記第一外部信号の入力の有無を判定する前に、全ての前記第二外部信号の入力の有無を判定し、前記第一外部信号の入力の有無の判定を途中から再開することを特徴とする前記[3]に記載の信号検出装置。
[5] 前記第一制御部は、前記第一外部信号の入力の有無を予め定めた回数判定した場合、前記第二制御部の起動前であっても処理を終了することを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の信号検出装置。
[6] 前記第一制御部は、前記第二制御部の起動した後に前記第一外部信号及び前記第二外部信号の入力の有無を予め定めた回数判定した場合に処理を終了することを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の信号検出装置。
[7] 前記第一制御部は、前記第二制御部の起動後、全ての前記第一外部信号の入力の有無を判定した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定することを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の信号検出装置。
[8] 前記第一入力部又は前記第二入力部を記憶したラストソースと、前記第一外部信号及び前記第二外部信号の判定順とを、予め記憶した記憶部を備え、
前記第一制御部は、
前記ラストソースが前記第二入力部である場合に、前記第一外部信号の入力の有無を前記判定順に従って判定し、前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を前記ラストソースから順に判定し、
前記ラストソースが前記第一入力部である場合に、前記第一外部信号の入力の有無を前記ラストソースから判定する、
ことを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れかに記載の信号検出装置。
[9] 前記第一制御部は、前記第一外部信号又は前記第二外部信号を検出すると、検出した前記第一外部信号又は前記第二外部信号を他の機能部へ出力して処理を終了することを特徴とする前記[1]乃至前記[8]の何れかに記載の信号検出装置。
[10] 光源と、該光源から出射された光を前記第一外部信号又は前記第二外部信号に含まれる画像データに基づいて画像光を形成し外部に投影する表示素子とを備えた投影装置であることを特徴とする前記[1]乃至前記[9]の何れかに記載の信号検出装置。
[11] 接続された複数の外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、を備える装置の信号検出方法であって、
前記第一制御部は、
前記第一制御部の起動後に前記第一外部信号の入力の有無を判定し、
前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定する、
ことを特徴とする信号検出方法。
[12] 接続された複数の外部信号の入力の有無を判定する第一制御部と、前記第一制御部の起動後に起動する第二制御部と、前記第一制御部に直接的に接続され、前記複数の外部信号の一種である第一外部信号を入力する第一入力部と、前記第一制御部に前記第二制御部を介して接続され、前記複数の外部信号の別の一種である第二外部信号を入力する第二入力部と、を備えるコンピュータが実行する信号検出プログラムであって、前記コンピュータを、
前記第一制御部の起動後に前記第一外部信号の入力の有無を判定させ、
前記第二制御部が起動した後に、前記第二外部信号の入力の有無を判定させる、
ことを特徴とする信号検出プログラム。
【符号の説明】
【0063】
10 投影装置 11 第一制御部
12 第二制御部 13 記憶部
21 第一入力部 22 第二入力部
31 外部接続機器 32 外部接続機器
111 光源 112 カラーホイール
113 表示素子 131 ラストソース
132 カウンタ 133 検索済ソース
134 判定順 211 RGB
212 Video 213 HDMI
221 USB 222 有線/無線LAN