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  • 特許-ニアアイライトフィールド表示装置 図1
  • 特許-ニアアイライトフィールド表示装置 図2A
  • 特許-ニアアイライトフィールド表示装置 図2B
  • 特許-ニアアイライトフィールド表示装置 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-01
(45)【発行日】2024-05-13
(54)【発明の名称】ニアアイライトフィールド表示装置
(51)【国際特許分類】
   G02B 13/00 20060101AFI20240502BHJP
   G02B 3/00 20060101ALI20240502BHJP
   G02B 5/00 20060101ALI20240502BHJP
   G02B 27/02 20060101ALI20240502BHJP
【FI】
G02B13/00
G02B3/00 A
G02B5/00 B
G02B27/02 Z
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020215980
(22)【出願日】2020-12-25
(65)【公開番号】P2022048065
(43)【公開日】2022-03-25
【審査請求日】2023-05-17
(31)【優先権主張番号】202010959076.2
(32)【優先日】2020-09-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】500093133
【氏名又は名称】中強光電股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 瑞翊
(72)【発明者】
【氏名】簡 宏達
【審査官】堀井 康司
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0225487(US,A1)
【文献】特開2010-061066(JP,A)
【文献】特開2001-141906(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 9/00-17/08
G02B 21/02-21/04
G02B 25/00-25/04
G02B 3/00
G02B 5/00
G02B 27/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ニアアイライトフィールド表示装置であって、
前記ニアアイライトフィールド表示装置は表示素子、マイクロレンズアレイ、第一遮光素子及び第二遮光素子を含み、
前記表示素子が画像光束を提供し、
前記マイクロレンズアレイが前記画像光束の伝達経路上に位置し、前記マイクロレンズアレイが繋がった複数のマイクロレンズを有し、
前記第一遮光素子が前記表示素子と前記マイクロレンズアレイとの間に位置し、前記第一遮光素子が複数の第一遮光エリアを含み、
前記第二遮光素子が複数の第二遮光エリアを含み、前記マイクロレンズアレイが前記第一遮光素子と前記第二遮光素子との間に位置し、
前記複数の第一遮光エリア及び前記複数の第二遮光エリアはそれぞれ前記マイクロレンズアレイの前記複数のマイクロレンズの交差部位置に対応し、かつ、各前記複数のマイクロレンズの直径と前記複数のマイクロレンズのレンズ間隔の比率が0.8より小さいことを特徴とする、ニアアイライトフィールド表示装置。
【請求項2】
前記第一遮光素子及び前記第二遮光素子が透光シートであることを特徴とする、請求項1に記載のニアアイライトフィールド表示装置。
【請求項3】
前記複数の第一遮光エリア及び前記複数の第二遮光エリアが透光シート中の非透光領域であることを特徴とする、請求項2に記載のニアアイライトフィールド表示装置。
【請求項4】
前記第一遮光素子及び前記第二遮光素子が前記マイクロレンズアレイの表面上の光学コーティング層であることを特徴とする、請求項1に記載のニアアイライトフィールド表示装置。
【請求項5】
前記複数の第一遮光エリア及び前記複数の第二遮光エリアが不透光コーティング層であることを特徴とする、請求項1に記載のニアアイライトフィールド表示装置。
【請求項6】
前記複数のマイクロレンズの直径が0.5mmから1.5mmの間にあることを特徴とする、請求項1に記載のニアアイライトフィールド表示装置。
【請求項7】
前記複数の第一遮光エリアが前記ニアアイライトフィールド表示装置の光軸に垂直な面積は、前記複数の第二遮光エリアが前記光軸に垂直な面積より小さいことを特徴とする、請求項1に記載のニアアイライトフィールド表示装置。
【請求項8】
前記ニアアイライトフィールド表示装置はさらに二つのレンズ素子を含み、
前記マイクロレンズアレイ、前記第一遮光素子及び前記第二遮光素子が前記二つのレンズ素子の間に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のニアアイライトフィールド表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置に関し、特にニアアイライトフィールド表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
表示技術の進歩に伴い、及びハイテクノロジーが人々に望まれる中、ニアアイディスプレイ(Near Eye Display、NED)及びヘッドマウントディスプレイ(Head-mounted Display、HMD)は今や非常に発展潜在力のある製品とされている。ニアアイ表示技術はその関連応用において、拡張現実(Augmented Reality、AR)技術及び仮想現実(Virtual Reality、VR)技術に分類されている。ここで、ライトフィールドニアアイディスプレイ(Light field near eye display、LFNED)はリアルタイムのライトフィールド情報を有するため、適合的眼球離反運動の不一致(Vergence Accommodation Conflict、VAC)問題を解決し、かつ、奥行のある画像情報を提供することができるため、ニアアイ表示技術の拡張現実技術及び仮想現実技術に応用される。
【0003】
一般的に、ライトフィールドディスプレイは空間多重式及び時間多重式の二種類に分けられている。時間多重式のライトフィールドディスプレイは、マイクロ機械電気素子(Microelectromechanical elements)を用いて虚像の位置を変更し、前景後景の明瞭度を調整するものである。一方、空間多重式のライトフィールドディスプレイは、マイクロ発光ダイオードディスプレイ(Micro―LED)、マイクロ有機発光ダイオードディスプレイ(Micro―OLED)及び液晶ディスプレイ(LCD)などの表示素子を用いて、ライトフィールドサブ画像を例えばマイクロレンズアレイ(Miro-Lens Array)といった光学素子より透過させ、視差画像を網膜上に重ねることで、ユーザに奥行のあるライトフィールド画像を見せるものである。
【0004】
ライトフィールド表示画像における単一のサブ画像は人の目の位置(人目位置)において人目移動範囲を形成することができるが、同じサブ画像が非適正なマイクロレンズアレイを通った場合、異なる人目移動範囲が形成され、この画像がノイズ画像となる。具体的に言うと、マイクロレンズアレイはその自身のレンズサイズが原因で周辺光線(marginal ray)が発生することがあり、比較的に大きい人目移動範囲が形成される。これによって、人目移動範囲の干渉現象が発生し、システムの使用可能な人目移動範囲が減少することになる。つまり、人目の瞳孔の位置がライトフィールドディスプレイの人目移動範囲の周縁部分に位置するが人目移動範囲を超えていない場合、実験シミュレーションからわかったのは、依然としてゴースト(ghost)が発生し、かつ、干渉状態において人目の移動範囲が縮小される。
【0005】
「背景技術」は本発明内容に関する理解を促すことのみが目的であり、「背景技術」の記載内容には当業者が既知の従来技術以外の構成が含まれている可能性がある。「背景技術」に記載された内容は、当該内容または本発明の一つ若しくは複数の実施例が解決しようとする課題が本発明の出願前に既に当業者に把握または認識されていたことを意味するものではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、人目移動範囲が主画像とゴーストの間における干渉問題を軽減し、かつ光学画像の奥行を深めることができるニアアイライトフィールド表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のその他の目的と利点について、本発明が開示する技術特徴からより一層理解を深めることができる。
【0008】
前記目的の一つ、一部またはすべて、またはその他の目的を実現するために、本発明は表示素子、マイクロレンズアレイ、第一遮光素子及び第二遮光素子を含むニアアイライトフィールド表示装置を提供する。表示素子は画像光束を提供する。マイクロレンズアレイは画像光束の伝達経路上に位置する。マイクロレンズアレイは繋がった複数のマイクロレンズを有する。第一遮光素子は表示素子とマイクロレンズアレイとの間に位置し、第一遮光素子は複数の第一遮光エリアを含む。マイクロレンズアレイは第一遮光素子と第二遮光素子との間に位置し、第二遮光素子は複数の第二遮光エリアを含み、第一遮光エリア及び第二遮光エリアは画像光束がマイクロレンズの交差部を通過する伝達経路上に位置し、かつ、マイクロレンズの直径とマイクロレンズのレンズ間隔の比率が0.8より小さい。
【0009】
以上により、本発明の実施例は少なくとも以下の利点または効果の一つを有する。本発明のニアアイライトフィールド表示装置において、ニアアイライトフィールド表示装置は、マイクロレンズアレイ、及びマイクロレンズアレイの前後に配置された第一遮光素子と第二遮光素子を含む。なお、第一遮光素子と第二遮光素子はそれぞれマイクロレンズの交差部の位置に対応する複数の第一遮光エリア及び第二遮光エリアを含む。従って、表示素子の複数のサブ表示ユニットが複数のサブ画像光束を対応するマイクロレンズまで提供する時に、第一遮光エリア及び第二遮光エリアの遮光効果によってピンホールのような効果が得られるため、人目移動範囲が主画像とゴーストの間における干渉問題を軽減することができる。また、第一遮光エリア及び第二遮光エリアによって絞り値を高めることができ、光学奥行範囲を広げて、より良い深さ表示効果が得られる。
【0010】
本発明の上記特徴と利点をより明確かつ分かりやすく示すために、以下は実施例を挙げて、図面を参照しながら詳しく説明する。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、人目移動範囲が主画像とゴーストの間における干渉問題を軽減し、かつ光学画像の奥行を深めることができるニアアイライトフィールド表示装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施例のニアアイライトフィールド表示装置の概略図。
図2A】実施例のニアアイライトフィールド表示装置の人目位置における光強度分布図。
図2B】異なる実施例のニアアイライトフィールド表示装置が人目位置における光強度分布図。
図3図1の領域Aに比較される別の実施例の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の前記及びその他の技術内容、特徴と効果を明確に示すべく、以下は図面を参照しながらその好ましい実施例を詳しく説明する。以下の実施例において言及される方向用語、例えば、上、下、左、右、前及び後などは、図面を参照する方向のみである。従って、これらの方向用語は説明を目的とするものであり、本発明を制限するものではない。
【0014】
図1は本発明の一実施例のニアアイライトフィールド表示装置の概略図である。図1を参照すると、本実施例が提供するニアアイライトフィールド表示装置100はユーザの少なくとも一つの目EYの前方に配置される。ニアアイライトフィールド表示装置100は表示素子110、マイクロレンズアレイ120、第一遮光素子130及び第二遮光素子140を含む。
【0015】
表示素子110は画像光束ILをマイクロレンズアレイ120、第一遮光素子130及び第二遮光素子140に提供する。本実施例において、表示素子110はライトフィールドディスプレイであり、かつ、マイクロ発光ダイオードディスプレイ(Micro―LED)、マイクロ有機発光ダイオードディスプレイ(Micro―OLED)及び液晶型ディスプレイ(LCD)などのディスプレイであってもよいが、本発明はこれに限定されない。
【0016】
マイクロレンズアレイ120は画像光束ILが目EYまで伝達される経路上に位置する。マイクロレンズアレイ120は互いに繋がった複数のマイクロレンズ122を有する。具体的に言うと、図1が示すように、本実施例において、表示素子110は複数のサブ表示ユニット(図示せず)を含み、それぞれが画像光束IL中の複数のサブ画像光束SLを提供し、サブ画像光束SLがそれぞれ異なるマイクロレンズ122に伝達されて通過し、ライトフィールド情報を生成する。従って、複数のサブ画像光束SLから、ライトフィールド情報を有する画像光束ILが形成され、立体空間において多焦点平面(multifocal planes)を形成する効果が得られ、これにより深さを有する画像情報を提供し、光学効果によってユーザの網膜に重なって視差画像を形成し、ユーザに深さを有するライトフィールド画像IMを見せることができるが、本発明はこれに限定されない。本実施例において、複数のマイクロレンズ122の直径Cが0.5mmから1.5mmの間にある。
【0017】
第一遮光素子130は表示素子110とマイクロレンズアレイ120との間に位置し、第二遮光素子140はマイクロレンズアレイ120とユーザの目EYとの間に位置する。言い換えれば、マイクロレンズアレイ120は第一遮光素子130と第二遮光素子140との間に位置する。第一遮光素子130は複数の第一遮光エリアM1を含み、かつ第二遮光素子140は複数の第二遮光エリアM2を含む。また、複数の第一遮光エリアM1及び複数の第二遮光エリアM2は、画像光束ILが複数のマイクロレンズ122の交差部Fを通過する伝達経路上に位置し、かつ、各マイクロレンズ122の直径Cと各マイクロレンズ122のレンズ間隔Dとの比率が0.8より小さい。
【0018】
例を挙げると、本実施例において、第一遮光素子130及び第二遮光素子140が透光シートであり、かつ、第一遮光エリアM1及び第二遮光エリアM2が透光シートにおける非透光領域であり、例えば黒色材料または吸光材料である。また、本実施例において、第一遮光エリアM1がニアアイライトフィールド表示装置100の光軸Iに垂直な面積は第二遮光エリアM2が光軸Iに垂直な面積より小さい。従って、複数のサブ画像光束SLがそれぞれ異なるマイクロレンズ122に伝達されて通過する時に、第一遮光エリアM1及び第二遮光エリアM2の遮光効果によって、人目移動範囲が主画像とゴーストの間における干渉問題を軽減することができる。また、本実施例は第一遮光エリアM1及び第二遮光エリアM2によって絞り値を高めることができるため、光学奥行範囲をさらに広げて、ピンホールのような機能を実現し、より良い深さ表示効果が得られる。
【0019】
本実施例において、ニアアイライトフィールド表示装置100はさらに二つのレンズ素子150を含む。マイクロレンズアレイ120、第一遮光素子130及び第二遮光素子140が二つのレンズ素子150の間に配置される。二つのレンズ素子150が平凸レンズまたは両凸レンズであっても、または非球面レンズであってもよいが、本発明はこれに限定されない。本実施例において、ニアアイライトフィールド表示装置100が異なる光学素子の関連光学パラメータを調整することで、画像差をさらに低減させ、かつ、ライトフィールド画像の結像品質を高めることができる。
【0020】
図2A及び図2Bはそれぞれ異なる実施例のニアアイライトフィールド表示装置の人目位置における光強度分布図である。図1図2A図2Bを参照する。図2Aは従来のニアアイライトフィールド表示装置に対応し、図1が示すような第一遮光素子130及び第二遮光素子140が配置されていない。図2B図1が示すニアアイライトフィールド表示装置100に対応する。曲線201、203はそれぞれ異なる実施例中の適正な経路の光線が人目の異なる移動範囲における光強度を示し、曲線202、204はそれぞれ異なる実施例中の非適正な経路の光線(即ち、迷光、stray light)が人目の異なる移動範囲における光強度を示す。なお、図2Aの実施例において、マイクロレンズ122の直径Cが比較的に大きいため、周辺光線の人目移動範囲Rmと主光線の人目移動範囲Rcの差が過大になり、比較的に大きい人目干渉範囲Bが発生する。一方、図2Bの実施例では、マイクロレンズ122の直径Cが0.5mmから1.5mmの間にある。これにより、周辺光線の人目移動範囲Rmと主光線の人目移動範囲Rcの差が縮小され、人目干渉範囲Bが縮小される。
【0021】
図3図1の領域Aに比較された別の実施例のニアアイライトフィールド表示装置の一部の概略図である。本実施例で示されたニアアイライトフィールド表示装置100Aの一部は図1のニアアイライトフィールド表示装置100に類似している。両者の相違点は、本実施例において、第一遮光素子130A及び第二遮光素子140Aが図1の第一遮光素子130及び第二遮光素子140と異なる。詳しく言うと、本実施例のおける第一遮光素子130A及び第二遮光素子140Aがマイクロレンズアレイ120の表面上の不透光コーティング層として設計され、例えば、吹き付け染料またはフォトレジストを用いて製作される。これにより、余分の光学素子を配置する必要がなく、かつ異なる光学素子を配置した時に発生する光学誤差を回避できる。従って、複数のサブ画像光束SLがそれぞれ異なるマイクロレンズ122に伝達されて通過する時に、第一遮光エリアM1及び第二遮光エリアM2の遮光効果によって、ピンホールのような機能を実現し、人目移動範囲が主画像とゴーストの間における干渉問題を軽減することができる。また、本実施例は第一遮光エリアM1及び第二遮光エリアM2によって絞り値を高めることができるため、光学奥行範囲をさらに広げて、より良い深さ表示効果が得られる。
【0022】
以上を纏めると、本発明のニアアイライトフィールド表示装置において、ニアアイライトフィールド表示装置はマイクロレンズアレイ、及びマイクロレンズアレイの前後に配置された第一遮光素子と第二遮光素子を含む。なお、第一遮光素子と第二遮光素子はそれぞれマイクロレンズの交差部の位置に対応する複数の第一遮光エリア及び第二遮光エリアを含む。従って、表示素子の複数のサブ表示ユニットがそれぞれ複数のサブ画像光束を対応するマイクロレンズまで提供する時に、第一遮光エリア及び第二遮光エリアの遮光効果により、人目移動範囲が主画像とゴーストとの間における干渉問題を軽減することができる。また、第一遮光エリア及び第二遮光エリアにより、絞り値をさらに高め、ピンホールのような効果が得られ、光学奥行範囲をさらに広げて、より良い深さ表示効果が得られる。
【0023】
以上は本発明の好ましい実施例のみであり、本発明の実施範囲がこれに限定されず、本発明の請求の範囲及び発明内容に基づいて行われた簡単、等価な変更と修正はすべて本発明の範囲内に属する。また、本発明の任意の実施例または請求項は、必ずしも本発明のすべての目的または利点または特徴を達成するものとは限らない。また、要約書と発明の名称は特許検索に利用されるものであり、本発明の権利範囲を制限するものではない。また、明細書で言及される「第一」、「第二」等の用語は素子(element)の名称を示しものであり、素子の数の上限または下限を制限するものではない。
【符号の説明】
【0024】
100、100A ニアアイライトフィールド表示装置
110 表示素子
120 マイクロレンズアレイ
122 マイクロレンズ
130、130A 第一遮光素子
140、140A 第二遮光素子
150 レンズ素子
201、202、203、204 曲線
B 人目干渉範囲
C 直径
D レンズ間隔
EY 目
I 光軸
IL 画像光束
IM ライトフィールド画像
M1 第一遮光エリア
M2 第二遮光エリア
Rc 主光線の人目移動範囲
Rm 周辺光線の人目移動範囲
SL サブ画像光束
図1
図2A
図2B
図3