(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-01
(45)【発行日】2024-05-13
(54)【発明の名称】無線通信における省電力信号
(51)【国際特許分類】
H04W 52/02 20090101AFI20240502BHJP
H04W 72/232 20230101ALI20240502BHJP
H04W 76/28 20180101ALI20240502BHJP
【FI】
H04W52/02 111
H04W72/232
H04W76/28
(21)【出願番号】P 2023024040
(22)【出願日】2023-02-20
(62)【分割の表示】P 2021507768の分割
【原出願日】2019-08-19
【審査請求日】2023-03-22
(32)【優先日】2018-08-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-02-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-03-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】316012245
【氏名又は名称】アイディーエーシー ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ、ムンイル
(72)【発明者】
【氏名】ステルン-ブロコビッチ、ジャネット エー.
(72)【発明者】
【氏名】バラ、エルデム
(72)【発明者】
【氏名】ハイアガット、アフシン
【審査官】石田 信行
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2015/018045(WO,A1)
【文献】特表2015-512178(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0359034(US,A1)
【文献】Huawei, HiSilicon,Considerations on 'wake-up signal' for eFeMTC [online],3GPP TSG RAN WG1 #88b R1-1704282,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_88b/Docs/R1-1704282.zip>,2017年03月25日
【文献】LG Electronics,Discussion on power saving signal/channel in MTC [online],3GPP TSG RAN WG1 #90b R1-1717279,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_90b/Docs/R1-1717279.zip>,2017年09月29日
【文献】Ericsson,Wake-up signal configurations and procedures [online],3GPP TSG RAN WG1 #90b R1-1717010,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_90b/Docs/R1-1717010.zip>,2017年09月30日
【文献】Ericsson,DRX in NR [online],3GPP TSG RAN WG2 #97bis R2-1702653,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_97bis/Docs/R2-1702653.zip>,2017年03月25日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 - 99/00
H04B 7/24 - 7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線送受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、
前記WTRUが省エネルギー信号(ESS)を監視することを示す構成情報を受信することと、
不連続受信(DRX)サイクル
の開始の前に前記ESSを受信することと、
受信した前記ESSがウェイクアップ信号に対応しているかゴーツースリープ信号に対応しているかを決定することと、
前記DRXサイクルについてDRXオン持続時間タイマを開始するかどうかを決定することであって、受信した前記ESSが前記ウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始すると決定し、前記ESSが前記ゴーツースリープ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記DRXサイクルについてDRXオン持続時間タイマを開始しないようにすると決定する、ことと、
前記ESSが前記ウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始することであって、前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマが動作している間に、前記WTRUは、1つまたは複数の物理ダウンリンク制御(PDCCH)送信を受信することを試みる、ことと
を含む、方法。
【請求項2】
第2のDRXサイクル
の開始の前に第2のESSを受信することと、
前記第2のESSがウェイクアップ信号に対応しているかゴーツースリープ信号に対応しているかを決定することと、
前記第2のDRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始するかどうかを決定することであって、前記第2のESSが前記ウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記第2のDRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始すると決定し、前記第2のESSが前記ゴーツースリープ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記第2のDRXサイクルについてDRXオン持続時間タイマを開始しないようにすると決定する、ことと、
前記第2のESSが前記ゴーツースリープ信号に対応していることを条件に、前記第2のDRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始しないようにすることであって、前記第2のDRXサイクルの間に、前記WTRUは、1つまたは複数の物理ダウンリンク制御(PDCCH)送信を受信することを試みないようにする、ことと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記DRXサイクルがロングDRXサイクルであることを条件に、前記DRXサイクルの開始の前の時間期間の間に前記ESSの受信を監視することであって、前記ロングDRXサイクルは、ショートDRXサイクルに対応するDRXサイクル長よりも長いDRXサイクル長に対応する、ことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ESSは、ダウンリンク制御情報(DCI)を含み、前記ESSは、PDCCH探索空間内で受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が、省電力-無線ネットワーク一時識別子(PS-RNTI)を用いてスクランブルされる、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記DCIは、グループ共通のDCIである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ESSは、前記WTRUが符号化されたペイロードを介して前記DRXサイクルの間に前記1つまたは複数のPDCCH送信を受信することを試みることを示している、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ESSは、PDCCH探索空間内で受信され、且つ前記DRXサイクルの開始に関して前記DRXオン持続時間タイマが潜在的に開始される時よりも前の予め定められた時間期間内で受信される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記WTRUは、複数のDRX構成を受信し、前記複数のDRX構成のうちの第1のDRX構成は、第1のDRXオン持続時間タイマ値および第1のDRX非活動タイマ値と関連付けられている、前記複数のDRX構成のうちの第2のDRX構成は、第2のDRXオン持続時間タイマ値および第2のDRX非活動タイマ値と関連付けられている、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
プロセッサおよびメモリを備えた無線送受信ユニット(WTRU)であって、前記プロセッサおよび前記メモリは、
前記WTRUが省エネルギー信号(ESS)を監視することを示す構成情報を受信し、
不連続受信(DRX)サイクル
の開始の前に前記ESSを受信し、
受信した前記ESSがウェイクアップ信号に対応しているかゴーツースリープ信号に対応しているかを決定し、
前記DRXサイクルについてDRXオン持続時間タイマを開始するかどうかを決定し、受信した前記ESSが前記ウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始するように構成されることになり、前記ESSが前記ゴーツースリープ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記DRXサイクルについてDRXオン持続時間タイマを開始しないようにするように構成されることになり、
前記ESSが前記ウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始し、前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマが動作している間に、前記WTRUは、1つまたは複数の物理ダウンリンク制御(PDCCH)送信を受信することを試みるように構成されるようになる、
ように構成された、WTRU。
【請求項11】
前記プロセッサおよび前記メモリは、
第2のDRXサイクル
の開始の前に第2のESSを受信し、
前記第2のESSがウェイクアップ信号に対応しているかゴーツースリープ信号に対応しているかを決定し、
前記第2のDRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始するかどうかを決定し、前記第2のESSが前記ウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記第2のDRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始すると決定するように構成され、前記第2のESSが前記ゴーツースリープ信号に対応していることを条件に、前記WTRUは前記第2のDRXサイクルについてDRXオン持続時間タイマを開始しないようにすると決定するように構成され、
前記第2のESSが前記ゴーツースリープ信号に対応していることを条件に、前記第2のDRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始しないようにするようにし、前記第2のDRXサイクルの間に、前記WTRUは、1つまたは複数の物理ダウンリンク制御(PDCCH)送信を受信することを試みないようにするように構成される、
ように構成された、請求項10に記載のWTRU。
【請求項12】
前記DRXサイクルは、ロングDRXサイクルに対応し、前記WTRUは、前記ロングDRXサイクルの開始の前に前記ESSの受信を監視するように構成され、前記WTRUは、ショートDRXサイクルの開始の前に前記ESSを監視しないように構成される、請求項10に記載のWTRU。
【請求項13】
前記ESSは、ダウンリンク制御情報(DCI)を含み、前記ESSは、PDCCH探索空間内で受信される、請求項10に記載のWTRU。
【請求項14】
前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が、省電力-無線ネットワーク一時識別子(PS-RNTI)を用いてスクランブルされる、請求項13に記載のWTRU。
【請求項15】
前記DCIは、グループ共通のDCIである、請求項14に記載のWTRU。
【請求項16】
前記ESSは、前記WTRUが符号化されたペイロードを介して前記DRXサイクルの間に前記1つまたは複数のPDCCH送信を受信することを試みることを示している、請求項10に記載のWTRU。
【請求項17】
前記ESSは、PDCCH探索空間内で受信され、且つ前記DRXサイクルの開始に関して前記DRXオン持続時間タイマが潜在的に開始される時よりも前の予め定められた時間期間内で受信される、請求項10に記載のWTRU。
【請求項18】
前記WTRUは、複数のDRX構成を受信するように構成され、前記複数のDRX構成のうちの第1のDRX構成は、第1のDRXオン持続時間タイマ値および第1のDRX非活動タイマ値と関連付けられている、前記複数のDRX構成のうちの第2のDRX構成は、第2のDRXオン持続時間タイマ値および第2のDRX非活動タイマ値と関連付けられている、請求項10に記載のWTRU。
【請求項19】
プロセッサおよびメモリを備えた次世代ノードB(gNB)であって、前記プロセッサおよび前記メモリは、
無線送受信ユニット(WTRU)が省エネルギー信号(ESS)を監視することを示す構成情報を送り、
不連続受信(DRX)サイクルの前に前記ESSを送り、
前記ESSがウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記ESSは、前記WTRUが前記DRXサイクルについてDRXオン持続時間タイマを開始することを示し、
前記ESSがゴーツースリープ信号に対応していることを条件に、前記ESSは、前記WTRUが前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマを開始しないようにすることを示し、
前記DRXサイクルについて前記DRXオン持続時間タイマが動作している間に、前記WTRUへ1つまたは複数の物理ダウンリンク制御(PDCCH)送信を送り、
前記ESSが前記ウェイクアップ信号に対応していることを条件に、前記DRXオン持続時間タイマが開始される、
ように構成された、gNB。
【請求項20】
前記ESSは、ダウンリンク制御情報(DCI)を含み、前記ESSは、PDCCH探索空間内で受信され、前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が、省電力-無線ネットワーク一時識別子(PS-RNTI)を用いてスクランブルされる、請求項19に記載のgNB。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本開示は、無線通信における省電力信号に関する。
【0002】
関連出願の相互参照
本出願は、それらの内容が参照によって本明細書に組み込まれる、2018年8月17日に出願された米国特許仮出願第62/765010号、2019年2月13日に出願された米国特許仮出願第62/805172号、および2019年3月28日に出願された米国特許仮出願第62,825509号の利益を主張する。
【0003】
無線通信システムにおいては、モバイルデバイスは、バッテリによって供給される限られた量の電力を用いて動作し得、したがって、モバイルデバイスの有用性を長くするうえで、省電力技法が、有益であり得る。シグナリングプロトコルに対処した省電力技法を実施することが、助けになり得、それが、ひいては、無線通信システム全体のためのシグナリングももたらし得る。これらの通信プロトコルの電力効率および有効性を改善する必要を有することがある、多数の使用事例が、存在し得る。これらの使用事例は、より高いデータレート、より高いスペクトル効率、より低い電力、より低い待ち時間、およびより高い信頼性など、様々な要件を有し得る。
【発明の概要】
【0004】
無線通信において省電力信号に対処するためのシステム、方法、およびデバイス。無線送受信ユニット(WTRU)は、WTRUがスリープしている間(例えば、1つまたは複数の探索空間を含む、不連続受信(DRX)オン持続期間の前)、省エネルギー信号(ESS)を監視し得る。WTRUは、ESSのエネルギーを測定し得る。ESSが、しきい値を下回る場合、WTRUは、デフォルト動作にフォールバックし、または現在の動作モードを継続する(例えば、電力を節約するために、スリープしたままでいる)。ESSが、しきい値を上回る場合、ESSは、探索空間と関連付けられたパラメータに基づいた、カバレッジ拡張(CE)レベルを使用して、受信され得る。パラメータは、1つまたは複数の探索空間の最も高いアグリゲーションレベルであり得る。
【図面の簡単な説明】
【0005】
より詳細な理解は、添付の図面と併せて、例によって与えられる、以下の説明から得られ得、図中の同様の参照番号は、同様の要素を示す。
【0006】
【
図1A】1つまたは複数の開示された実施形態がその中で実施され得る、例示的な通信システムを例示するシステム図である。
【
図1B】実施形態に従った、
図1Aに例示される通信システム内において使用され得る、例示的な無線送受信ユニット(WTRU)を例示するシステム図である。
【
図1C】実施形態に従った、
図1Aに例示される通信システム内において使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(RAN)および例示的なコアネットワーク(CN)を例示するシステム図である。
【
図1D】実施形態に従った、
図1Aに例示される通信システム内において使用され得る、さらなる例示的なRANおよびさらなる例示的なCNを例示するシステム図である。
【
図3】ウェイクアップ信号(WUS)および/またはゴーツースリープ信号(GOS)(WUS/GOS)を用いるDRX動作の例を例示する図である。
【
図4】同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロックの構造の例を例示する図である。
【
図5】SS/PBCHブロックリソース内におけるWUSの例を例示する図である。
【0007】
【0008】
値が、同じビームに割り当てられ、
【0009】
【0010】
は、差し迫ったまたは次回のWUSを示し得る例を例示する図である。
【
図7】潜在的なESSのエネルギーを検出する例を例示する図である。
【
図8】ESSに関連付けられる、および関連付けられないDRXサイクルの例を例示する図である。
【
図9】ESSを有するPDCCH監視パターンの例を例示する図である。
【
図10】関連付けられた探索空間のために構成された最大アグリゲーションレベルに基づいて、ESS(例えば、WUS)CEレベルを決定する例を例示する図である。
【
図11】PDCCH機会に対するESS関連付けの例を例示する図である。
【
図12】ESSとPDCCH監視機会との間のビーム関連付けの例を例示する図である。
【
図13】探索空間固有のDRX構成の例を例示する図である。
【
図14】クロススロットスケジューリングの例を例示する図である。
【
図15】クロススロットおよび同一スロットスケジューリング適応の例を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態が実施され得る、例示的な通信システム100を例示する図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通して、そのようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT拡散OFDM(ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)、リソースブロックフィルタードOFDM、およびフィルタバンクマルチキャリア(FBMC)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を利用し得る。
【0012】
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。例として、それらのどれもが、「局」および/または「STA」と呼ばれることがある、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成され得、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動加入者ユニット、サブスクリプションベースのユニット、ページャ、セルラ電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポットまたはMi-Fiデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、ウォッチまたは他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、乗物、ドローン、医療用デバイスおよびアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業用デバイスおよびアプリケーション(例えば、工業用および/または自動化された処理チェーン状況において動作するロボットおよび/または他の無線デバイス)、家電デバイス、ならびに商業用および/または工業用無線ネットワーク上において動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102c、102dのいずれも、交換可能に、WTRU/UEと呼ばれることがある。
【0013】
通信システム100は、基地局114aおよび/または基地局114bも含み得る。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、および/または他のネットワーク112など、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースを取るように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。例として、基地局114a、114bは、基地送受信機局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bは、各々が、単一の要素として描かれているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
【0014】
基地局114aは、RAN104/113の一部であり得、RAN104は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)も含み得る。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることがある、1つまたは複数のキャリア周波数上において、無線信号を送信および/または受信するように構成され得る。これらの周波数は、免許要スペクトル、免許不要スペクトル、または免許要スペクトルと免許不要スペクトルとの組み合わせの中にあり得る。セルは、相対的に一定であり得る、または時間とともに変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービス用のカバレッジを提供し得る。セルは、さらに、セルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態においては、基地局114aは、送受信機を3つ、すなわち、セルの各セクタに対して1つずつ含み得る。実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用し得、セルの各セクタに対して複数の送受信機を利用し得る。例えば、所望の空間方向において信号を送信および/または受信するために、ビームフォーミングが使用され得る。
【0015】
基地局114a、114bは、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信し得、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波(RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であり得る。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して、確立され得る。
【0016】
より具体的には、上で言及されたように、通信システム100は、多元接続システムであり得、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC-FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用し得る。例えば、RAN104/113内の基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用して、エアインターフェース115/116/117を確立し得る、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)、および/または高速ULパケットアクセス(HSUPA)を含み得る。
【0017】
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)、および/またはLTEアドバンスト(LTE-A)、および/またはLTEアドバンストプロ(LTE-A Pro)を使用して、エアインターフェース116を確立し得る、進化型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実施し得る。
【0018】
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、ニューラジオ(NR)を使用して、エアインターフェース116を確立し得る、NR無線アクセスなどの無線技術を実施し得る。
【0019】
実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実施し得る。例えば、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(DC)原理を使用して、LTE無線アクセスと、NR無線アクセスとを一緒に実施し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、ならびに/または複数のタイプの基地局(例えば、eNBおよびgNB)に/から送信される送信によって特徴付けられ得る。
【0020】
他の実施形態においては、基地局114aと、WTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、ワイヤレスフィデリティ(WiFi))、IEEE802.16(すなわち、マイクロ波アクセス用世界的相互運用性(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定標準2000(IS-2000)、暫定標準95(IS-95)、暫定標準856(IS-856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、GSMエボリューション用高速データレート(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施し得る。
【0021】
図1Aにおける基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントであり得、事業所、自宅、乗物、キャンパス、産業用施設、(例えば、ドローンによって使用される)エアコリド、および車道など、局所化されたエリアにおける無線接続性を容易にするために、任意の適切なRATを利用し得る。一実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実施して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立し得る。実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実施して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立し得る。また別の実施形態においては、基地局114bと、WTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立し得る。
図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接的な接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がないことがある。
【0022】
RAN104/113は、CN106/115と通信し得、CN106/115は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスを、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークであり得る。データは、異なるスループット要件、遅延要件、エラー耐性要件、信頼性要件、データスループット要件、およびモビリティ要件など、様々なサービス品質(QoS)要件を有し得る。CN106/115は、呼制御、ビリングサービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド発呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し得、および/またはユーザ認証など、高レベルセキュリティ機能を実行し得る。
図1Aには示されていないが、RAN104/113および/またはCN106/115は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的通信を行い得ることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用していることがあるRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115は、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、またはWiFi無線技術を利用する別のRAN(図示せず)とも通信し得る。
【0023】
CN106/115は、WTRU102a、102b、102c、102dが、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての役割も果たし得る。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する、回線交換電話網を含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、および/またはインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなる地球規模のシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される、有線および/または無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRATまたは異なるRATを利用し得る1つまたは複数のRANに接続された、別のCNを含み得る。
【0024】
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンク上において、異なる無線ネットワークと通信するための、複数の送受信機を含み得る)。例えば、
図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を利用することができる基地局114aと通信するように、またIEEE802無線技術を利用することができる基地局114bと通信するように構成され得る。
【0025】
図1Bは、例示的なWTRU102を例示するシステム図である。
図1Bに示されるように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および/または他の周辺機器138を含み得る。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、上記の要素の任意のサブコンビネーションを含み得ることが理解されよう。
【0026】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などであり得る。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102が無線環境において動作することを可能にする他の任意の機能性を実行し得る。プロセッサ118は、送受信機120に結合され得、送受信機120は、送信/受信要素122に結合され得る。
図1Bは、プロセッサ118と送受信機120を別個の構成要素として描いているが、プロセッサ118と送受信機120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合され得ることが理解されよう。
【0027】
送信/受信要素122は、エアインターフェース116上において、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであり得る。実施形態においては、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器であり得る。また別の実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および/または受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成され得ることが理解されよう。
【0028】
図1Bにおいては、送信/受信要素122は、単一の要素として描かれているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を利用し得る。したがって、一実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェース116上において無線信号を送信および受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
【0029】
送受信機120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成され得る。上で言及されたように、WTRU102は、マルチモード機能を有し得る。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、NRおよびIEEE802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にするための、複数の送受信機を含み得る。
【0030】
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合され得、それらからユーザ入力データを受信し得る。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力もし得る。加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132など、任意のタイプの適切なメモリから情報を入手し得、それらにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態においては、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上などに配置された、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリから情報を入手し得、それらにデータを記憶し得る。
【0031】
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取り得、WTRU102内の他の構成要素に電力を分配するように、および/またはそれらへの電力を制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に給電するための任意の適切なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル-カドミウム(NiCd)、ニッケル-亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウム-イオン(Li-ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含み得る。
【0032】
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも結合し得、GPSチップセット136は、WTRU102の現在ロケーションに関するロケーション情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれの代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116上においてロケーション情報を受信し得、および/または2つ以上の近くの基地局から受信している信号のタイミングに基づいて、自らのロケーションを決定し得る。WTRU102は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の適切なロケーション決定方法を用いて、ロケーション情報を獲得し得ることが理解されよう。
【0033】
プロセッサ118は、さらに他の周辺機器138に結合し得、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星送受信機、(写真および/またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーションデバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実および/または拡張現実(VR/AR)デバイス、ならびにアクティビティトラッカなどを含み得る。周辺機器138は、1つまたは複数のセンサを含み得る。センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、バイオメトリックセンサ、および/または湿度センサのうちの1つまたは複数であり得る。
【0034】
WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)ULと(例えば、受信用の)ダウンリンクの両方のための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつかまたはすべての送信および受信が、並列および/または同時であり得る、全二重無線を含み得る。全二重無線は、ハードウェア(例えば、チョーク)を介して、またはプロセッサ(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)もしくはプロセッサ118)を介する信号処理を介して、自己干渉を低減させ、および/または実質的に除去するために、干渉管理ユニット139を含み得る。実施形態においては、WTRU102は、(例えば、(例えば、送信用の)ULまたは(例えば、受信用の)ダウンリンクのどちらかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつかまたはすべての送信および受信のための、半二重無線を含み得る。
【0035】
図1Cは、実施形態に従った、RAN104およびCN106を例示するシステム図である。上で言及されたように、RAN104は、E-UTRA無線技術を利用して、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN104は、CN106とも通信し得る。
【0036】
RAN104は、eノードB160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のeノードBを含み得ることが理解されよう。eノードB160a、160b、160cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つまたは複数の送受信機を含み得る。一実施形態においては、eノードB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eノードB160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、および/またはWTRU102aから無線信号を受信し得る。
【0037】
eノードB160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ならびにULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。
図1Cに示されるように、eノードB160a、160b、160cは、X2インターフェース上において、互いに通信し得る。
【0038】
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(MME)162と、サービングゲートウェイ(SGW)164と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(またはPGW)166とを含み得る。上記の要素の各々は、CN106の部分として描かれているが、これらの要素のうちのいずれも、CNオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営され得ることが理解されよう。
【0039】
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続され得、制御ノードとしての役割を果たし得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、およびWTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担い得る。MME162は、RAN104と、GSMおよび/またはWCDMAなどの他の無線技術を利用する他のRAN(図示せず)との間における交換のためのコントロールプレーン機能を提供し得る。
【0040】
SGW164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノードB160a、160b、160cの各々に接続され得る。SGW164は、一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cに/からルーティングおよび転送し得る。SGW164は、eノードB間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときにページングをトリガすること、ならびにWTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および記憶することなど、他の機能を実行し得る。
【0041】
SGW164は、PGW166に接続され得、PGW166は、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にし得る。
【0042】
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、PSTN108など、回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にし得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含み得、またはそれと通信し得る。加えて、CN106は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含み得る。
【0043】
図1A~
図1Dにおいては、WTRUは、無線端末として説明されるが、ある代表的な実施形態においては、そのような端末は、通信ネットワークとの有線通信インターフェースを(例えば、一時的または永続的に)使用し得ることが企図されている。
【0044】
代表的な実施形態においては、他のネットワーク112は、WLANであり得る。
【0045】
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードにあるWLANは、BSSのためのアクセスポイント(AP)と、APと関連付けられた1つまたは複数の局(STA)とを有し得る。APは、トラフィックをBSS内および/またはBSS外に搬送する、ディストリビューションシステム(DS)または別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセスまたはインターフェースを有し得る。BSS外部から発信されたSTAへのトラフィックは、APを通して到着し得、STAに配送され得る。STAからBSS外部の送信先に発信されたトラフィックは、それぞれの送信先に配送されるように、APに送信され得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、APを通して送信され得、例えば、送信元STAは、トラフィックをAPに送信し得、APは、トラフィックを送信先STAに配送し得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックと見なされ得、および/またはピアツーピアトラフィックと呼ばれることがある。ピアツーピアトラフィックは、直接リンクセットアップ(DLS)を用いて、送信元STAと送信先STAとの間で(例えば、直接的に)送信され得る。ある代表的な実施形態においては、DLSは、802.11e DLSまたは802.11zトンネルDLS(TDLS)を使用し得る。独立BSS(IBSS)モードを使用するWLANは、APを有さないことがあり、IBSS内の、またはIBSSを使用するSTA(例えば、STAのすべて)は、互いに直接的に通信し得る。IBSSモードの通信は、本明細書においては、ときに「アドホック」モードの通信と呼ばれることがある。
【0046】
802.11acインフラストラクチャモードの動作または類似したモードの動作を使用するとき、APは、プライマリチャネルなどの固定されたチャネル上において、ビーコンを送信し得る。プライマリチャネルは、固定された幅(例えば、20MHz幅帯域幅)、またはシグナリングを介して動的に設定された幅であり得る。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであり得、APとの接続を確立するために、STAによって使用され得る。ある代表的な実施形態においては、例えば、802.11システムにおいては、キャリアセンス多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)が、実施され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、あらゆるSTA)は、プライマリチャネルをセンスし得る。プライマリチャネルが、特定のSTAによってセンス/検出され、および/またはビジーであると決定された場合、特定のSTAは、バックオフし得る。与えられたBSS内においては、任意の与えられた時間に、1つのSTA(例えば、ただ1つの局)が、送信し得る。
【0047】
高スループット(HT)STAは、例えば、プライマリ20MHzチャネルを隣接または非隣接20MHzチャネルと組み合わせて、40MHz幅のチャネルを形成することを介して、通信のために40MHz幅チャネルを使用し得る。
【0048】
超高スループット(VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、および/または160MHz幅チャネルをサポートし得る。40MHzおよび/または80MHzチャネルは、連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得、または2つの非連続な80MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得、これは、80+80構成と呼ばれることがある。80+80構成の場合、データは、チャネルエンコーディングの後、データを2つのストリームに分割し得るセグメントパーサを通過させられ得る。各ストリームに対して別々に、逆高速フーリエ変換(IFFT)処理、および時間領域処理を行い得る。ストリームは、2つの80MHzチャネル上にマッピングされ得、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機においては、80+80構成のための上で説明された動作が、逆転され得、組み合わされたデータは、媒体アクセス制御(MAC)に送信され得る。
【0049】
1GHz未満モードの動作は、802.11afおよび802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅およびキャリアは、802.11nおよび802.11acにおいて使用されるそれらと比べて、802.11afおよび802.11ahにおいては低減させられる。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz、および20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、および16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態に従うと、802.11ahは、マクロカバレッジエリアにおけるMTCデバイスなど、メータタイプ制御/マシンタイプコミュニケーションをサポートし得る。MTCデバイスは、一定の機能を、例えば、一定の帯域幅および/または限られた帯域幅のサポート(例えば、それらのサポートだけ)を含む限られた機能を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)しきい値を上回るバッテリ寿命を有するバッテリを含み得る。
【0050】
802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahなど、複数のチャネルおよびチャネル帯域幅をサポートし得る、WLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSS内のすべてのSTAによってサポートされる最大の共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有し得る。プライマリチャネルの帯域幅は、BSS内において動作するすべてのSTAの中の、最小帯域幅動作モードをサポートするSTAによって設定および/または制限され得る。802.11ahの例においては、BSS内のAPおよび他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、および/または他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それだけをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)のために、プライマリチャネルは、1MHz幅であり得る。キャリアセンシングおよび/またはネットワークアロケーションベクトル(NAV)設定は、プライマリチャネルのステータスに依存し得る。例えば、(1MHz動作モードだけをサポートする)STAが、APに送信しているせいで、プライマリチャネルが、ビジーである場合、利用可能な周波数バンドの大部分が、アイドルのままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数バンド全体をビジーと見なされ得る。
【0051】
米国においては、802.11ahによって使用され得る利用可能な周波数バンドは、902MHzから928MHzである。韓国においては、利用可能な周波数バンドは、917.5MHzから923.5MHzである。日本においては、利用可能な周波数バンドは、916.5MHzから927.5MHzである。802.11ahのために利用可能な合計帯域幅は、国の規則に応じて、6MHzから26MHzである。
【0052】
図1Dは、実施形態に従った、RAN113およびCN115を示すシステム図である。上で言及されたように、RAN113は、NR無線技術を利用して、エアインターフェース116上において、WTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN113は、CN115とも通信し得る。
【0053】
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、実施形態との整合性を保ちながら、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは、各々が、エアインターフェース116上においてWTRU102a、102b、102cと通信するための、1つまたは複数の送受信機を含み得る。一実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実施し得る。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信し、および/またはgNB180a、180b、180cから信号を受信し得る。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、および/またはWTRU102aから無線信号を受信し得る。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実施し得る。例えば、gNB180aは、WTRU102aに複数のコンポーネントキャリアを送信し得る(図示せず)。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、免許不要スペクトル上にあり得るが、残りのコンポーネントキャリアは、免許要スペクトル上にあり得る。実施形態においては、gNB180a、180b、180cは、多地点協調(CoMP)技術を実施し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180aとgNB180b(および/またはgNB180c)から調整された送信を受信し得る。
【0054】
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなヌメロロジ(numerology)と関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔、および/またはOFDMサブキャリア間隔は、異なる送信、異なるセル、および/または無線送信スペクトルの異なる部分ごとに様々であり得る。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、および/または様々な長さの絶対時間だけ持続する)様々なまたはスケーラブルな長さのサブフレームまたは送信時間間隔(TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。
【0055】
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成および/または非スタンドアロン構成で、WTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、(例えば、eノードB160a、160b、160cなどの)他のRANにアクセスすることもなしに、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数を、モビリティアンカポイントとして利用し得る。スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、免許不要バンド内において信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成においては、WTRU102a、102b、102cは、eノードB160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し/別のRANにも接続しながら、gNB180a、180b、180cと通信し/gNB180a、180b、180cに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、DC原理を実施して、1つまたは複数のgNB180a、180b、180c、および1つまたは複数のeノードB160a、160b、160cと実質的に同時に通信し得る。非スタンドアロン構成においては、eノードB160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのためのモビリティアンカとしての役割を果たし得、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cにサービスするための追加のカバレッジおよび/またはスループットを提供し得る。
【0056】
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーンデータのユーザプレーン機能(UPF)184a、184bへのルーティング、ならびにコントロールプレーン情報のアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)182a、182bへのルーティングなどを処理するように構成され得る。
図1Dに示されるように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェース上において、互いに通信し得る。
【0057】
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182bと、少なくとも1つのUPF184a、184bと、少なくとも1つのセッション管理機能(SMF)183a、183bと、おそらくは、データネットワーク(DN)185a、185bとを含み得る。上記の要素の各々は、CN115の部分として描かれているが、これらの要素のうちのいずれも、CNオペレータとは異なるエンティティによって所有および/または運営され得ることが理解されよう。
【0058】
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続し得、制御ノードとしての役割を果たし得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bを選択すること、レジストレーションエリアの管理、NASシグナリングの終了、およびモビリティ管理などを担い得る。ネットワークスライシングは、WTRU102a、102b、102cによって利用されるサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cに対するCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用され得る。例えば、超高信頼低遅延(URLLC)アクセスに依存するサービス、高速大容量モバイルブロードバンド(eMBB)アクセスに依存するサービス、および/またはマシンタイプコミュニケーション(MTC)アクセスのためのサービスなど、異なる使用事例のために、異なるネットワークスライスが、確立され得る。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、および/またはWiFiのような非3GPPアクセス技術など、他の無線技術を利用する他のRAN(図示せず)との間の交換のためのコントロールプレーン機能を提供し得る。
【0059】
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115内のAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bは、N4インターフェースを介して、CN115内のUPF184a、184bにも接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択および制御し、UPF184a、184bを通したトラフィックのルーティングを構成し得る。SMF183a、183bは、WTRU IPアドレスの管理および割り当てを行うこと、PDUセッションを管理すること、ポリシ実施およびQoSを制御すること、ならびにダウンリンクデータ通知を提供することなど、他の機能を実行し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、およびイーサネットベースなどであり得る。
【0060】
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113内のgNB180a、180b、180cのうちの1つまたは複数に接続し得、それらは、インターネット110など、パケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にし得る。UPF184a、184bは、パケットをルーティングおよび転送すること、ユーザプレーンポリシを実施すること、マルチホーミングPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、ならびにモビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実行し得る。
【0061】
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとしての役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含み得、またはそれと通信し得る。加えて、CN115は、他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得、他のネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含み得る。一実施形態においては、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、およびUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通して、ローカルデータネットワーク(DN)185a、185bに接続され得る。
【0062】
図1A~
図1D、および
図1A~
図1Dについての対応する説明に鑑みて、WTRU102a~d、基地局114a~b、eノードB160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、および/または本明細書において説明される他の任意のデバイスのうちの1つまたは複数に関する、本明細書において説明される機能の1つもしくは複数またはすべては、1つまたは複数のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実行され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書において説明される機能の1つもしくは複数またはすべてをエミュレートするように構成された、1つまたは複数のデバイスであり得る。例えば、エミュレーションデバイスは、他のデバイスをテストするために、ならびに/またはネットワークおよび/もしくはWTRU機能をシミュレートするために、使用され得る。
【0063】
エミュレーションデバイスは、実験室環境において、および/またはオペレータネットワーク環境において、他のデバイスの1つまたは複数のテストを実施するように設計され得る。例えば、1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスをテストするために、有線および/または無線通信ネットワークの一部として、完全または部分的に実施および/または展開されながら、1つもしくは複数またはすべての機能を実行し得る。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として、一時的に実施/展開されながら、1つもしくは複数またはすべての機能を実行し得る。エミュレーションデバイスは、テストの目的で、別のデバイスに直接的に結合され得、および/またはオーバザエア無線通信を使用して、テストを実行し得る。
【0064】
1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、有線および/または無線通信ネットワークの一部として実施/展開されずに、すべてを含む、1つまたは複数の機能を実行し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つまたは複数の構成要素のテストを実施するために、テスト実験室ならびに/または展開されていない(例えば、テスト)有線および/もしくは無線通信ネットワークにおける、テストシナリオにおいて利用され得る。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、テスト機器であり得る。データを送信および/または受信するために、直接RF結合、および/または(例えば、1つもしくは複数のアンテナを含み得る)RF回路を介した無線通信が、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
【0065】
図2は、不連続受信(DRX)の例を例示している。DRXは、無線デバイス(すなわち、WTRU)のためのバッテリ節約のために使用され得る。DRX動作中、WTRUは、DL制御チャネル(例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH))を監視しなくてよい。RRC接続モードにおいて、WTRUは、接続モードDRX(C-DRX)を使用し得る。示されるように、オン持続時間201、その後、オフ持続時間202、その後、オン持続時間203など、オン持続時間およびオフ持続時間が、存在し得る。WTRUは、オン持続時間期間中(すなわち、201)、構成されたPDCCHを監視し得、WTRUは、オフ持続時間中(すなわち、202)、スリープし得る(例えば、PDCCHを監視しなくてよい)。PDCCHは、本明細書で使用される場合、DL制御チャネルの非限定的な例であり得、他の任意の知られたDLチャネルと交換可能であり得る。
【0066】
DRXサイクルは、オン持続時間とオフ持続時間(すなわち、201および202)とを含む、完全なDRXサイクル205など、オン持続時間とオフ持続時間のサイクル(例えば、反復または周期的反復)であり得る。WTRUは、オン持続時間中(すなわち、201)、PDCCHを監視し得、WTRUは、DRXサイクル205の間のオフ持続時間中(すなわち、202)、(例えば、いずれの)PDCCHの監視もスキップし得る。
【0067】
DRXサイクルは、ショートDRXサイクル、またはロングDRXサイクルであり得る。WTRUは、時間のある期間、ショートDRXサイクルを使用し得、その後、ロングDRXサイクルを使用し得る。
【0068】
DRX非活動タイマは、PDCCH(例えば、正常にデコードされたPDCCH)が、(例えば、初期)ULまたはDLユーザデータ送信を示すPDCCH機会の後の、(例えば、送信時間間隔(TTI)持続時間を単位とした)時間を決定し得、または決定するために使用され得る。DRX非活動タイマは、オフ持続時間にいつ移行するかを決定するために使用され得る。
【0069】
DRXオン持続時間は、DRXサイクルの始まりにおける持続時間であり得る。
【0070】
オン持続時間タイマは、例えば、DRXサイクルからのウェイクアップ後に、またはDRXサイクルの始まりにおいて、(例えばWTRUによって)監視もしくはデコードされ得る、または監視もしくはデコードされる必要があり得るPDCCH機会の数(例えば、連続した数)を決定し得、または決定するために使用され得る。
【0071】
PDCCH機会は、PDCCHを含み得る時間期間であり得、時間期間は、1つまたは複数のシンボル、シンボルのセット、スロット、サブスロット、またはサブフレームなどであり得る。
【0072】
DRX再送タイマは、再送がWTRUによって予期され得るときに監視するPDCCH機会の数(例えば、連続した数)を決定し得、または決定するために使用され得る。DRX再送タイマは、DL再送が受信され得るまでの最大持続時間、またはUL再送のためのグラントが受信されるまでの最大持続時間を決定し得、または決定するために使用され得る。
【0073】
DRXショートサイクルは、DRX非活動タイマの満了後にWTRUが入る、最初のDRXサイクルであり得る。WTRUは、DRXショートサイクルタイマの満了まで、DRXショートサイクルにあり得る。DRXショートサイクルタイマが、満了したとき、WTRUは、ロングDRXサイクルを使用し得る。
【0074】
DRXショートサイクルタイマは、DRX非活動タイマが満了した後、WTRUがショートDRXサイクルに従い得る、連続したサブフレームの数を決定し得、または決定するために使用され得る。
【0075】
オフ持続時間中、WTRUは、周期的なCSI報告を測定および/または報告するように構成されたサブフレームにおいて、チャネル状態情報(CSI)を測定または報告しなくてよい。
【0076】
WTRUは、アクティブ時間中、PDCCHまたはPDCCH機会を監視し得る。アクティブ時間は、オン持続時間中に発生し得、またはアクティブ時間は、オフ持続時間中に発生し得る。アクティブ時間は、オン持続時間中に開始し、オフ持続時間中、継続し得る。アクティブ時間とDRXサイクルのアクティブ時間とは、本明細書において、交換可能に使用され得る。
【0077】
アクティブ時間は、オン持続時間タイマ、非活動タイマ、(例えば、DLおよび/もしくはULにおける)再送タイマ、またはランダムアクセス競合解決タイマなど、DRXタイマが、その間動作している時間を含み得る。
【0078】
アクティブ時間は、スケジューリング要求(SR)が、その間に(例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上において)送信され、保留されている時間を含み得る。
【0079】
アクティブ時間は、競合ベースのランダムアクセスプリアンブルのうち、MACエンティティによって選択されないランダムアクセスプリアンブルに対する、ランダムアクセス応答(RAR)の受信に成功した後、WTRUのMACエンティティのC-RNTI宛ての新しい送信を示すPDCCHが、その間受信されていない時間を含み得る。
【0080】
図3は、ウェイクアップ信号(WUS)および/またはゴーツースリープ信号(GOS)(WUS/GOS)を用いるDRX動作の例を例示している。WUS/GOSは、1つまたは複数のDRXサイクルと関連付けられ得る。WUS/GOSは、関連付けられた時間、または(例えば、関連付けられた)DRXサイクルの一部に先立って、送信および/または受信され得る。
【0081】
304において、WTRUは、WUSを受信し得、その時点から、WTRUは、1つまたは複数のDRXサイクルについてのオン持続時間(すなわち、オン持続時間301)において、PDCCHを監視し得る。305において、WTRUは、GOSを受信し得、その時点から、WTRUは、1つまたは複数のDRXサイクルについてのオン持続時間(すなわち、オン持続時間303)において、PDCCHの監視をスキップし得、スリープモード(例えば、ディープスリープ)に留まり得る。
【0082】
システムまたはネットワークにおいては、WUSまたはGOSのどちらかが、使用され得る。あるいは、WUSおよびGOSの両方が、使用され得る。
【0083】
5Gのためのニューラジオ(NR)などの無線システムにおいては、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、および物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のために、新しい構造および設計が、使用/採用され得る。また、PDCCHのために、スロットベースおよび非スロットベースの送信、ならびに監視の異なるレートが、使用され得る。
【0084】
本明細書において説明されるような無線システム(例えば、NR)については、リソース要素グループ(REG)が、PDCCHのための最小の構築ブロックであり得る。(例えば、各)REGは、時間における1つのOFDMシンボル、および周波数における1つのリソースブロック(RB)上の、12個のREで構成され得る。(例えば、各)REGにおいては、9個のリソース要素(RE)が、制御情報のために使用され、3個のREが、復調参照信号(DMRS)のために使用され得る。時間または周波数において隣接する複数(例えば、2、3、または6個)のREGは、同じプリコーダとともに使用されるREGバンドルを形成し得、それらのDMRSは、チャネル推定のために一緒に使用され得る。(例えば、1、2、または3個のREGバンドルのフォーマットにおける)6個のREGは、最小の可能なPDCCHであり得る、1つの制御チャネル要素(CCE)を形成し得る。(例えば、各)PDCCHは、1つまたは複数のCCE(例えば、1、2、4、8、または16個のCCE)で構成され得る。PDCCHのためのCCEの数は、それのアグリゲーションレベル(AL)と呼ばれることがある。
【0085】
REGバンドルのマッピングは、インターリービングマッピング、または非インターリービングマッピングを使用し得る。非インターリービングマッピングにおいては、(例えば、周波数において隣接する)連続するREGバンドルが、CCEを形成し得、周波数において隣接するCCEが、PDCCHを形成し得る。インターリービングマッピングにおいては、REGは、CCEにマッピングされる前に、インターリーブ(または置換)され得、その結果、(すなわち、一般に)1つのCCEにおいて隣接しないREGバンドルを、また1つのPDCCHにおいて隣接しないCCEをもたらす。
【0086】
制御リソースセット(CORESET)は、(例えば、6個のRBからなるチャンクとしての)周波数割り当て、時間における長さ(例えば、1~3個のOFDMシンボル)、REGバンドルのタイプ、および/またはREGバンドルからCCEへのマッピングのタイプ(例えば、それがインターリービングか、それとも非インターリービングか)のうちの少なくとも1つによって構成され得、または少なくとも1つを含み得る。(例えば、各)帯域幅パート(BWP)においては、最大でN個(例えば、3個)のCORESETが、存在し得る。例えば、4個の可能なBWPにおいては、12個のCORESETが、存在し得る。
【0087】
WTRUは、(例えば、監視する)PDCCH候補のセットを監視し得、または割り当てられ得る。PDCCHのブラインド検出中、PDCCH候補のセットが、監視され得る。探索空間、または(例えば、複数のALのための)探索空間のセットは、(例えば、ブラインド検出を用いるなどして監視する)PDCCH候補のセットであり得、またはPDCCH候補のセットを含み得る。(例えば、各)探索空間または探索空間のセットは、関連付けられたCORESET、各AL用もしくは各AL内の候補の数、および/または監視機会のセットのうちの少なくとも1つによって構成され得る。監視機会は、(例えば、スロットを単位とした)監視周期性、監視オフセット、および/または(例えば、スロット内のシンボルの可能なパターンに対応する14ビットを有する)監視パターンのうちの1つまたは複数によって決定され得る。
【0088】
図4は、同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロックの例示的な構造を例示している。本明細書においては、SS/PBCHブロックは、SSBと呼ばれることがある。SSBは、複数のシンボル(例えば、4個のOFDMシンボル404)で構成され得る。SSBは、プライマリ同期信号(PSS)423、セカンダリ同期信号(SSS)429、および物理ブロードキャストアクセスチャネル(PBCH)(例えば、426、427、431、または432)のうちの少なくとも1つを含み得る。示されるように、PSS、SSS、およびPBCHのうちの1つまたは複数は、ブロック内において繰り返され得る。SSバーストは、構成された数のL個のSSBを含み得、SSBは、ビームに対応し得る。本明細書においては、SSバーストとSS/PBCH期間は、交換可能に使用され得る。SS/PBCH期間は、ハーフフレームであり得る。ハーフフレームは、5msであり得る。PBCHとSSSとの間に、ガードバンド402が、存在し得る(例えば、PBCH427、ガードバンド402c、その後に、SSS429)。PSSまたはSSSは、ある数のサブキャリアであり得る(例えば、412に示されるように、127個のサブキャリア)。PBCHは、それの配置に応じて、異なる数のサブキャリアであり得る(例えば、PBCH427は、406に示されるように、48個のサブキャリアであり得、PBCH431は、410に示されるように、48個のサブキャリアであり得、PBCH432は、414に示されるように、240個のサブキャリアであり得る)。
【0089】
いくつかのNRケースにおいては、WUSまたはGOSが、サポートされないことがある。そのようなケースにおいては、WTRUは、WTRUが、DRXサイクルにおけるオフ持続時間にあるとき、および/またはアクティブ時間にないときを除いて、関連付けられた探索空間においてPDCCHを監視し得る。これは、受信するPDCCHが存在しないのに、より高い電力消費をもたらすことがある。この問題に対処するために、省エネルギー信号(ESS)が、使用され得る。ESSは、省電力信号として知られることもある。本明細書において説明されるように、ESSは、WUSやGOSと交換可能であり得る。加えて、ESSは、WUS、GOS、または両方であり得る。
【0090】
1つまたは複数のタイプのESSが、存在し得る。第1のESSタイプは、プリアンブル、または系列に基づき得、第2のESSタイプは、ダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)に基づき得る。
【0091】
第1のESSタイプは、PDCCHを監視するように、WTRUをウェイクアップさせるために使用され得る。ESS(例えば、第1のESSタイプのESS)は、時間および/または周波数トラッキングのための信号(例えば、同期信号)であり得る。
【0092】
第2のESSタイプは、WTRUが、ESSからの時間/周波数トラッキングを実行する必要がなくてよいとき、PDCCHを監視するように、やはりWTRUをウェイクアップさせるために使用され得る。例えば、第2のESSタイプについて、1つまたは複数のPDCCH候補が、予約され、使用され、および/または監視され得る。別の例においては、第2のESSタイプについて、探索空間内の1つまたは複数のCCEが、予約され、使用され、および/または監視され得る。
【0093】
WTRUは、スリープ時間、探索空間の利用可能性、高位レイヤ構成、DRXサイクル、RRCステータス、および/またはESSタイプと関連付けられた探索空間タイプなど、1つまたは複数の条件に基づいて、監視するESSタイプを決定し得る。
【0094】
スリープ時間条件について、スリープタイマが、使用され得、スリープタイマが、満了した場合(例えば、スリープ時間が、しきい値よりも長い場合)、WTRUは、関連付けられたESSリソースにおいて、第1のESSタイプを監視することを決定し得、そうではない場合、WTRUは、関連付けられたESSリソースにおいて、第2のESSタイプを監視することを決定し得る。しきい値は、WTRU能力に基づき得る。
【0095】
ESSタイプ(例えば、第2のESSタイプ)のための探索空間の利用可能性の条件について、第2のESSタイプのための探索空間が、ESS監視用のスロットにおいて利用可能である場合、WTRUは、第2のESSタイプを監視し得、そうでない場合、WTRUは、関連付けられたESSリソースにおいて、第1のESSタイプを監視し得る。
【0096】
DRXサイクル条件について、WTRUが、ショートDRXサイクルにある場合、WTRUは、第2のESSタイプを監視し得、WTRUが、ロングDRXサイクルにある場合、WTRUは、第1のESSタイプを監視し得る。
【0097】
RRCステータス条件について、WTRUが、RRC接続モードにある場合、WTRUは、第2のESSタイプを監視し得、WTRUが、RRCアイドル、またはRRC非アクティブにある場合、WTRUは、第1のESSタイプを監視し得る。
【0098】
ESS状態と関連付けられた探索空間タイプについて、ESSのための関連付けられた探索空間が、第1の探索空間タイプ(例えば、共通探索空間)である場合、WTRUは、第1のESSタイプを監視し得る。ESSのための関連付けられた探索空間が、第2の探索空間タイプ(例えば、WTRU固有の探索空間)である場合、WTRUは、第2のESSタイプを監視し得る。
【0099】
手法において、1つまたは複数のサイクリックシフト値を伴った系列が、ESSのために使用され得る。ESSがWUSであるか、それともGOSであるかは、サイクリックシフト値に基づいて、決定され得る。例えば、同じ系列が、1つまたは複数のサイクリックシフト(CS)値またはインデックスとともに使用され得、(例えば、各)CSインデックスは、WUSまたはGOSを示し得る。本明細書において説明されるように、系列、基本系列、ザドフ-チュー系列、m系列、ゴールド系列、およびゴレイ系列は、交換可能に使用され得る。
【0100】
1つのケースにおいては、系列の第1のCSは、WUSであり得、またはWUSに対応し得、系列の第2のCSは、GOSであり得、またはGOSに対応し得る。このケースについては、CS値のペアが、事前定義または構成され得る。第1のCS値は、定義され、構成され、または他の方法で知られ得、第2のCSは、CS値のセット(例えば、{0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11})内において、第1のCS値から固定のオフセット(例えば、6)を有し得る。セットは、セットの先頭がセットの末尾の後に繰り返されるような、循環的またはモジュロ方式で考えられ得る。このシナリオについては、単一のCSまたはCS値のペアは、WTRU固有の方式で構成され得る。WTRUは、ESSとしてCS値またはCS値のペアを用いるように構成され得る。このシナリオについては、単一のCS値が、構成される場合、ESSは、WUSおよびGOSの一方として使用され得る。(例えば、WUSまたはGOSの)どちらを使用するかは、gNBによって構成され得、または関連付けられた探索空間タイプに基づいて、決定され得る。
【0101】
1つのシナリオにおいては、WTRUが、WUSを受信したとき、WTRUは、1つまたは複数のアクションを実行し得る。1つのアクションにおいては、WTRUが、時間(例えば、スロット)nにおいて、WUSを受信したとき、WTRUは、関連付けられた探索空間において、時間(例えば、スロット)n+k1から、PDCCHの監視を開始し得る。このアクションにおいては、以下のうちの1つまたは複数が、適用され得、すなわちk1値は、事前決定され得(例えば、固定値k1=4もしくは0)、k1値は、高位レイヤシグナリングによって構成され得、k1値は、サブキャリア間隔、関連付けられた帯域幅パート(例えば、アクティブBWP)のために構成されたRBの数、および/もしくは中心周波数(例えば、FR1もしくはFR2)のうちの少なくとも1つに基づいて、決定され得、k1値は、ESSタイプに基づいて、決定され得、nおよび/もしくはn+k1は、スロット、シンボル、シンボルのセット、ミニスロット、および/もしくはサブフレームに対応し得、ならびに/またはnおよび/もしくはk1値は、シンボル、スロット、ミニスロット、および/もしくはサブフレームの数に基づき得、もしくはそれらの数に関し得る。FR1およびFR2に関して、FR1は、セルの中心周波数が6GHzを下回るときに使用され得、FR2は、セルの中心周波数が6GHzよりも高いときに使用され得る。
【0102】
WUSを受信した後に、WTRUが実行し得る別のアクションにおいては、WTRUは、例えば、1つまたは複数のWUSが使用され得、(例えば、各)WUSが探索空間のセットと関連付けられ得る、WUSと関連付けられた探索空間において構成された、探索空間のサブセットにおいて、PDCCHの監視を開始し得る。
【0103】
別のシナリオにおいては、WTRUが、GOSを受信したとき、WTRUは、1つまたは複数のアクションを実行し得る。1つのアクションにおいては、WTRUは、WTRUが、時間(例えば、スロット)nにおいてGOSを受信したとき、時間(例えば、スロット)n+k2から、関連付けられた探索空間においてPDCCHの監視をスキップし得る。このアクションにおいては、以下のうちの1つまたは複数が、適用され得、すなわち、k2値は、事前決定され得(例えば、固定値k2=0)、k2値は、高位レイヤシグナリングによって構成され得、k2値は、サブキャリア間隔、関連付けられた帯域幅パート(例えば、アクティブBWP)のために構成されたRBの数、および/もしくは中心周波数(例えば、FR1もしくはFR2)のうちの少なくとも1つに基づいて決定され得、k2値は、ESSタイプに基づいて決定され得、nおよび/もしくはn+k2は、スロット、シンボル、シンボルのセット、ミニスロット、および/もしくはサブフレームに対応し得、ならびに/またはnおよび/もしくはk2値は、シンボル、スロット、ミニスロット、および/もしくはサブフレームの数に基づき得、もしくはそれらの数に関し得る。FR1およびFR2に関して、FR1は、セルの中心周波数が6GHzを下回るときに使用され得、FR2は、セルの中心周波数が6GHzよりも高いときに使用され得る。
【0104】
別のアクションにおいては、WTRUは、少なくともいくらかの指定された時間の間、関連付けられた時間ウィンドウ(例えば、関連付けられたPDCCH監視機会)において測定されるように構成された、(例えば、CSIまたは無線リソース管理(RRM)のための)1つまたは複数の参照信号の測定を停止またはスキップし得る。
【0105】
別のアクションにおいては、WTRUは、少なくともいくらかの指定された時間の間、時間/周波数トラッキングの実行を停止またはスキップし得る。
【0106】
上記のシナリオについては、k1値とk2値は、異なり得る(例えば、k1=4、k2=0)。
【0107】
図5は、SS/PBCHブロックリソース内におけるESS(例えば、WUS)の例を例示している。省電力モード(PSM)能力を有さないWTRUなどのWTRUは、PSS周辺の使用されないサブキャリアが、ゼロであり得ると仮定し得る。PSS周辺のサブキャリアは、PSM能力を有するWTRUなどの別のWTRUについては、ESSのために使用され得る。示されるように、SSB信号のために使用されていないSSBブロック内のサブキャリアロケーションは、ESSの送信のために使用され得る(例えば、521および525)。
図5は、要素の提示において、
図4と類似しており、そのため、ESS要素521および525への参照を除いて、似た番号が付けられた要素は、同じであると理解され得る(例えば、PBCH427=PBCH527)。本明細書において説明されるように、SSB、SSBブロック、およびSS/PBCHブロックは、交換可能に使用され得る。
【0108】
図5の例においては、ESSまたはESSコンテンツの少なくともいくつかの部分(例えば、すべて)は、(例えば、1つまたは複数のSSBの)PSS周辺の1つまたは複数のサブキャリアロケーションにマッピングされ得る。
【0109】
WTRUは、PSS信号周辺のサブキャリアのうちの1つまたは複数の復調および処理によって、ESSの存在を検出し得る。
【0110】
例えば、SSバースト内における、1つまたは複数のSSB(例えば、各SSB)は、同じESSまたはESSコンテンツを搬送し(例えば、繰り返し)得る。あるいは、ESSは、複数のセグメントに分割され得、および/または例えば、SSバースト内における、2つ以上のSSBにわたって拡散もしくは分散され得る。
【0111】
ESSは、符号化された情報ペイロード、もしくは系列、またはそれらの組み合わせの形態を取り得る。WUSなどのESSは、WTRUがその間PDCCHまたはPDCCH機会を監視し得る、ウェイクアップ期間、ウェイクアップ期間の始まりもしくは開始、または次回のウェイクアップ期間の始まりもしくは開始を示し得る。例えば、WTRUは、WUSの存在を決定し、その後、WUSに基づいて(例えば、WUSの特性、WUSと関連付けられた構成、および/またはWUSの受信に基づいて)、CORESETおよび/または探索空間についての情報を決定し得る。
【0112】
ESSは、WTRU固有またはグループ固有であり得る。
【0113】
ESSインジケーションが、符号化されたペイロードの送信を通して、提供される場合、WTRUは、デコードされたペイロードが、割り当てられたRNTI(例えば、C-RNTI)と一致する場合、ESSの存在を決定し得る。あるいは、WTRUは、割り当てられたRNTI(例えば、C-RNTI)を使用して、CRCをデスクランブルすることによって、ESSの存在を決定し得る。例えば、省電力モードで構成されたWTRUに対処するために、PS-RNTIが、使用され得る。
【0114】
ESSインジケーションが、系列の送信を通して提供される場合、WTRUは、低相関特性を有する系列ファミリなど、1つまたは複数の系列インデックスを用いるように構成され得る(すなわち、m系列、ZCが、ESSとして使用され得る)。系列は、2つの部分に分割され得、各部分は、PSS周辺のサブキャリアロケーションにマッピングされ得る。例においては、長さ96を有する系列は、分割され、PSS周辺のサブキャリアロケーション上にマッピングされ得る。あるいは、(例えば、
図5に示されるように)長さ48を有する2つの系列が、ESSインジケーションのために使用され得る。各側にマッピングされる系列は、同じであり得、または異なり得る。WTRUは、2つの系列に対応するインデックスの組み合わせに基づいて、ESSインジケーションを決定し得る。
【0115】
グループ固有のインジケーションのケースにおいては、ウェイクアッププロセスは、複数のステップにおいて実施され得、最初のステップにおいて、WTRUのサブセットが、対処され得、残りのステップにおいて、特定のWTRUが、示され得る。例えば、第1のESS、またはESSの第1の部分は、グループ固有(すなわち、グループ共通)であり得、第2のESS、またはESSの第2の部分は、WTRU固有であり得る。別の例においては、第1のESS、またはESSの第1の部分は、WTRUの第1のグループに固有であり得、第2のESS、またはESSの第2の部分は、WTRUの第2のグループに固有であり得、第2のグループは、第1のグループのサブセットであり得る。
【0116】
いくつかのケースにおいては、ESSは、少なくとも2つの部分を含み得、少なくとも1つの部分は、WTRUのグループを表すグループIDを示し、一方、少なくとも1つの他の部分は、WTRUのグループ内のWTRUのためのWTRU IDを示し得る。例えば、系列は、グループを識別し得、グループは、系列のルート、系列のサイクリックシフト、または別の系列をスクランブルする系列のインデックスのうちの少なくとも1つ内にエンコードされ得る。WTRUは、関連付けられた量(例えば、ルート、サイクリックシフト、または系列インデックス)を検出した後、グループIDを識別し得る。ESSの少なくとも1つの部分は、検出されたグループ内におけるWTRU IDを示し得る。WTRU IDは、ペイロード内において、または別の系列固有の量(例えば、ルート、サイクリックシフト、系列インデックス)として搬送され得る。一例においては、ESSは、別の系列を用いてスクランブルされたZC系列を含み得る。そのようなケースにおいては、以下のうちの少なくとも1つが、適用され得、すなわち、ZC系列のルートは、セルIDと関連付けられ得、ZC系列のサイクリックシフトは、グループIDもしくはWTRU IDと関連付けられ得、および/または、ZC系列をスクランブルするスクランブリング系列のインデックスは、WTRU IDもしくはグループIDと関連付けられ得る。
【0117】
1つの手法においては、ESSは、PBCH DMRSを通して示され得る。SS/PBCH期間において、最大数LのSS/PBCHブロックまたはビームを用いるNRにおいては、SS/PBCHブロックのための参照信号系列は、以下の式によって定義され得る。
【0118】
【0119】
ここで、c(m)は、スクランブリング系列ジェネレータであり得る。スクランブリング系列は、各SS/PBCHブロック機会の開始時に、以下の式を用いて初期化され得る。
【0120】
【0121】
ここで、
【0122】
【0123】
は、それぞれ、L=4およびL=8についての、SS/PBCHブロックインデックスの最下位2ビットおよび3ビットである。
【0124】
一例においては、WTRU(例えば、PSM対応のWTRU)は、ESSまたはESSインジケーションとして、1つまたは複数の
【0125】
【0126】
値を有する、参照信号を使用するように構成され得る。例えば、WTRU(例えば、PSM対応のWTRU)は、ESSまたはESSインジケーションとして、SS/PBCH期間における1つまたは複数のSS/PBCHブロックを使用または検討し得る。
WTRU(例えば、PSM対応のWTRU)は、(例えば、PSM WTRUのための)ESSまたは関連する制御情報の差し迫ったまたは次回の送信を示すために、1つまたは複数の
【0127】
【0128】
値を使用し得る。1つのケースにおいては、単一の(すなわち、同じ)ビーム(例えば、物理的ビームまたはビーム方向)のために、2つ以上の
【0129】
【0130】
値が、使用され得る。
【0131】
図6は、SSバーストの例を例示している。一般に、SSバースト602は、5msの持続時間を有し得る。また、SSバースト602においては、多数のスロット(例えば、604、606、610、ここで、608は、図示の都合上示されていない1つまたは複数の他のスロットを表し得るギャップである)が、存在し得、各スロットは、604に示されるように、15KHzのサブキャリア間隔を有し得る。ここでは、2つの異なる
【0132】
【0133】
値(例えば、SSB1およびSSB2)が、1つの(すなわち、同じ)ビーム611に割り当てられ、
【0134】
【0135】
は、差し迫ったまたは次回のESSを示し得る。
【0136】
例においては、いくつかのSSBは、送信されないことがある。gNBは、どのSSBが実際に送信されるかを、シグナリングを介して示し得る。実際に送信されないSSBについては、SSBのPBCHとともに通常は送信され得るDMRSが、送信され得る(例えば、依然として送信され得る)。DMRSは、ESSとして、またはESSを示すために使用され得る。送信されないことがあるSSBの
【0137】
【0138】
を有するDMRSは、ESSとして、またはESSのインジケーションとして使用され得る。WTRUは、ESSとして、またはESSを示すために使用され得る、1つまたは複数のSSBのインデックスを用いるように構成され得る。WTRUは、信号(例えば、ESSであり得る、またはESSを示し得るDMRS)を監視する時間を決定するために、SSBのインデックスを使用し得る。
【0139】
WTRUが、WUSまたはWUSのインジケーションなど、ESSを受信したとき、WTRUは、ウェイクアップし(例えば、PDCCHまたはPDCCH機会を監視し、または監視することを開始し)得る。
【0140】
WTRUが、例えば、貧弱なチャネル状態のせいで、ESSを見逃した場合、WTRUは、PDCCHを介してgNBから送信される、後続のグラントも見逃すことがある。例えば、PDCCHカバレッジが、ESSカバレッジよりも良好であることがあるため、WTRUは、PDCCHを受信することができることがあるが、WTRUは、グラントを見逃すことがある。したがって、ESSの誤検出のせいで、WTRUは、スリープを継続することがあり、gNBは、WTRUに到達することができないことがある。この問題に対処するための1つの手法は、WTRUが、例えば、ESSの信号強度または測定品質に基づいて、ESS(例えば、WUS)の信頼性レベルを決定することであり得る。WTRUは、ESSの決定された信頼性に基づいて、ESSを使用すべきかどうかを決定し得る。
【0141】
例えば、WTRUは、ESSの信号強度(例えば、RSRP)を測定または決定し得る。ESSの信号強度が、しきい値を下回る場合、WTRUは、ESS(例えば、WUS)を無視し得、またはWUSが存在すると仮定し、関連付けられた探索空間においてPDCCHを監視し得る。WTRUは、ESSとは独立し得るDRXサイクル(例えば、定期的またはレガシDRXサイクル)に従って、PDCCHを監視し得る。本明細書において説明される場合、信号強度、信号エネルギーレベル、L1-RSRPレベル、SINRレベル、測定レベル、および測定品質は、交換可能に使用され得る。
【0142】
図7は、ESSを監視し、関連付けられた信号強度を評価する例を例示している。WTRUは、ESS(例えば、WUS704)を監視し得、またはESSを受信もしくはデコードすることを試み得る。ESSの信号強度710が、712aのように、しきい値712よりも高く、ESSが、WUSであり、またはウェイクアップもしくはPDCCHを監視することを示す場合、WTRUは、ウェイクアップし、ウェイクし続け、および/または関連付けられた探索空間においてPDCCHを監視し得る。ESSの信号強度が、712bのように、しきい値712よりも低い場合、WTRUは、ESSを無視し、WTRUのデフォルト動作を継続し得る(例えば、スリープに留まり、またはDRXサイクルでウェイクアップし、関連付けられた探索空間においてPDCCHを監視する)。ウェイクアップおよび/または監視は、ESS測定またはESS(例えば、WUS)検出に後続する、DRXサイクルの開始時(例えば、オン持続時間701aの開始時)に、開始し得る。
【0143】
WTRUは、ESS(例えば、GOS)を監視し得、または受信もしくはデコードすることを試み得る。ESSの信号強度が、しきい値よりも高く、ESSが、GOSであり、またはPDCCH監視をスキップすることを示す場合、WTRUは、スリープに移行し、スリープし続け、および/または関連付けられた探索空間におけるPDCCHの監視をスキップし得る。ESSの信号強度が、しきい値よりも低い場合、WTRUは、ESSを無視し、ウェイクアップし、ウェイクし続け、および/または関連付けられた探索空間においてPDCCHを監視し得る。スリープ、および/または監視をスキップすることは、直ちに開始し得、または次回のPDCCH監視機会において開始し得る。ウェイクアップおよび/または監視は、直ちに、次のPDCCH監視機会に、またはESS測定に後続するDRXサイクルの開始時(例えば、オン持続時間の開始時)に開始し得る。
【0144】
一般に、WTRUは、ESS(例えば、WUSおよび/またはGOS)を監視し得、ESSの信号強度は、WTRUが、関連付けられたPDCCHを監視し得るか、または監視する必要があり得るか、それとも関連付けられたPDCCHの監視をスキップし得るか、またはスキップする必要があり得るかを示すことができる。例えば、ESS(例えば、WUS)の信号強度が、しきい値よりも高い場合、それは、WTRUが、関連付けられたPDCCHを監視する必要があることを意味し得る。ESS(例えば、WUS)の信号強度が、しきい値よりも低い場合、それは、WTRUが、関連付けられたPDCCHの監視をスキップし得ることを意味し得る。
【0145】
WTRUは、WUSの信号強度が、しきい値よりも高く、および/またはGOSの信号強度が、しきい値よりも低い場合、関連付けられた探索空間においてPDCCHを監視し得る。
【0146】
WTRUは、WUSの信号強度が、しきい値よりも低く、および/またはGOSの信号強度が、しきい値よりも高い場合、関連付けられた探索空間におけるPDCCHの監視をスキップし得る。
【0147】
WTRUは、WUSの信号強度およびGOSの信号強度が、ともにしきい値よりも高い、またはともにしきい値よりも低い場合、関連付けられた探索空間においてPDCCHを監視し得る。WTRUは、gNBが、ESS、または(例えば、一度に)WUSおよびGOSの一方(例えば、一方だけ)を送信することを予期し得る。WUSおよびGOSの両方が、しきい値よりも高い信号強度を有するとき、WTRUは、それをエラーケースと見なし得る。
【0148】
WUSおよびGOSのためのしきい値は、別々にまたは独立して構成され得る。WUSのためのしきい値は、GOSのためのしきい値よりも低くなり得る。
【0149】
本明細書において説明されるように、しきい値のうちの1つまたは複数が、使用され得、少なくとも1つのしきい値は、WTRUカバレッジレベルに基づいて、決定され得る。
【0150】
1つの手法においては、ESS(例えば、WUSおよび/またはGOS)の使用は、WTRUカバレッジレベル、またはESS以外の信号(例えば、DL信号)のWTRU測定に基づいて、決定され得る。例えば、ダウンリンク測定(例えば、L1-RSRP、RSRP、経路損失、CQI、RRM測定品質、ビーム測定品質)が、しきい値よりも低い場合、WTRUは、構成されたESSを無視し得る。測定は、PSS、SSS、CSI-RS、またはDMRS(例えば、PBCH DMRS)など、参照信号についてのものであり得る。WTRUが、ESSを無視するとき、WTRUは、ESS(例えば、ESSの存在または存在の欠如)について考慮することなく、DRXサイクル(例えば、スリープおよびウェイク)に従い得、WTRUは、DRXサイクルに従って(例えば、関連付けられた探索空間において)PDCCHを監視し得る。あるいは、WTRUが、ESSを無視するとき、WTRUは、この信号に依存することがあるので、WTRUは、エネルギーを節約するために、スリープに留まり得る。
【0151】
(例えば、ESS以外の信号の)ダウンリンク測定が、しきい値よりも高い場合、WTRUは、WUSおよび/またはGOSの検出に基づいて、PDCCH(例えば、関連付けられたPDCCH)を監視し、またはそれの監視をスキップし得る。1つまたは複数のESSが、構成され得る。ESS(例えば、各ESS)は、関連付けられた測定参照信号を有し得る。測定参照信号の品質が、しきい値よりも低い場合、WTRUは、関連付けられたESSを無視し得る、または関連付けられたESSのデコードをスキップし得る。ダウンリンク測定参照信号は、1つまたは複数のCORESETと関連付けられた、ビーム品質測定参照信号であり得る。
【0152】
手法においては、対応するESS(例えば、WUS/GOS)に対する肯定応答(ACK)が、WTRUから送信または報告され得る。例えば、WTRUは、WTRUが、WUSを受信した場合、対応するWUSに対するACKを送信し得る。ACKは、WTRUがWUSを見逃したか、それともWUSを受信したかを、gNBが通知され得るように、送信され得る。
【0153】
WTRUは、WTRUがWUSを受信したとき、ACKを送信し得る。WTRUは、WTRUがGOSを受信したとき、ACKを送信しなくてよい。PUCCHリソースが、ACK送信のために使用され得る。WTRUは、関連付けられたPUCCHリソースが構成されているとき(例えば、そのときだけ)、WUSの受信を示すために、ACKを送信し得る。
【0154】
手法においては、ESS(例えば、WUS/GOS)は、関連付けられたDMRSとともに送信され得る。WTRUは、関連付けられたDMRSを用いてチャネルを推定し、ESSを検出するためにデータを復調し得る。関連付けられたDMRSの信号強度が、しきい値よりも低い場合、WTRUは、関連付けられたデータの復調をスキップし、関連付けられた探索空間において、PDCCHを監視し得る。DMRS系列は、ESSがWUS用であるか、それともGOS用であるかを示すために、IDを用いてスクランブルされ得る。データは、WTRUがその間PDCCHを監視し得る、もしくは監視する必要があり得る、開始時間もしくは時間ウィンドウ、またはWTRUがその間PDCCHの監視をスキップし得る、開始時間もしくは時間ウィンドウに関連する情報を含み得る。
【0155】
図8は、関連付けられたESSを有するDRXサイクル、および有さないDRXサイクルの例を例示している。一般に、WTRUは、2つ以上のDRXサイクルを用いるように構成され得、DRXサイクルの少なくとも1つは、ESSと関連付けられ、またはESSを使用し得る。WTRUは、第1のDRXサイクル840であるDRXサイクル1(例えば、ショートDRXサイクル)と、第2のDRXサイクル820であるDRXサイクル2(例えば、ロングDRXサイクル)とを用いるように構成され得る。第1のDRXサイクル840についての(例えば、第1のDRXサイクルのオン持続時間832aおよび/またはアクティブ時間の間の)PDCCH監視は、ESS831aによって制御され、またはESS831aに基づき(例えば、ESSの受信もしくは検出に基づき)得る。例えば、WTRUが、(例えば、第1のDRXサイクル840の開始前またはそれのオン持続時間832a前のしきい値時間の間に、しきい値時間前に、またはしきい値時間内に)ESS831aを検出した場合、WTRUは、(例えば、第1のDRXサイクル840の間、または第1のDRXサイクル840のオン持続時間832aもしくはアクティブ時間の間)PDCCHを監視し得る(例えば、監視だけし得る)。第2のDRXサイクル820についての(例えば、第2のDRXサイクル820のオン持続時間802aおよび/またはアクティブ時間の間の)PDCCH監視は、ESSが存在するかどうか、または検出されたかどうかに関わらず、(例えば、第2のDRXサイクルの開始前またはそれのオン持続時間前のしきい値時間の間に、しきい値時間前に、またはしきい値時間内に)実行され得、したがって、第1のDRXサイクル840とは異なり、第2のDRXサイクル820の前に、ESSが、示されていない。
【0156】
別の例においては、第1のDRXサイクルは、ロングDRXサイクルであり得、第2のDRXサイクルは、ショートDRXサイクルであり得、または第1のDRXサイクルは、第2のDRXサイクルよりも長くなり得る。WTRUは、ロングDRXサイクルについて、いつPDCCHを監視するかを決定するために、ESSを使用し得、いつPDCCHを監視するかを決定するために、ESSを使用しなくてよい。別の例においては、WTRUは、DRXサイクルの長さに基づいて、いつPDCCHを監視するかを決定するために、ESSを使用し得る。例えば、DRXサイクルが、しきい値よりも大きい、または小さい場合、WTRUは、いつPDCCHを監視するかを決定するために、ESSを使用し得、または使用しなくてよい。いつPDCCHを監視するかは、どのPDCCH機会上においてPDCCHを監視するかと同じであり得る。
【0157】
いつPDCCHを監視するかを決定するためのESSの使用は、タイマまたは構成に基づき得る。タイマが、定義され得(例えば、slotswithoutESS)、タイマは、ESSが検出されない時間の量をカウントするために使用され得る。例えば、タイマは、ESSが検出されたとき、アクティブ化され、別のESSが検出されるまで、スロットもしくはシンボルの数、または同等の量をカウントし得る。タイマが、しきい値を超え、別のESSが、検出されていない場合、WTRUは、例えば、ESS検出(例えば、後続のESS検出)ステータスに関わらず、1つまたは複数のDRXサイクルのオン持続時間の間、PDCCH監視をアクティブ化し得る。WTRUは、タイマが、しきい値を超えた後、(例えば、1つの)オン持続時間(例えば、第1のオン持続時間)の間、PDCCHを監視し得る。WTRUは、タイマが、しきい値を超えた後、N個(例えば、複数)のオン持続時間の間、PDCCHを監視し得る。Nの値は、構成され得る。WTRUは、PDCCHの監視を停止することを示す、またはESSを監視すること、および/もしくは監視するPDCCH機会を決定するときにESSステータスを考慮することを示す、信号(例えば、GOS)または構成が、受信されるまで、オン持続時間(例えば、すべてのオン持続時間)の間、PDCCHを監視し得る。WTRUは、ESS検出失敗を(例えば、gNBに)示し得る。
【0158】
図9は、WTRUが、ESSに関わらず、PDCCHを監視し得る例を例示している。一般に、WTRUは、DRXサイクルのあるオン持続時間の間、それらのオン持続時間と関連付けられたESSステータスに関わらず、PDCCHを監視し得る。
図9は、
図8の(a)に示されたショートDRXサイクルに類似し得る(例えば、オン持続時間832a=オン持続時間932aのように、似た番号が付けられた要素は、類似し得る)。922に示されるように、WTRUは、第3のオン持続時間の間、ESSが送信/検出されたかどうかに関わらず、PDCCHを監視し得る。ESSステータスに関わらず、PDCCHを監視するオン持続時間は、構成され得、例えば、構成は、周期的であり得、またはパターンに従い得る。
【0159】
いくつかのケースにおいては、WUSなどのESSに対して、単一のカバレッジレベルが、サポートされ得、ESSは、ESS送信のために必要とされるリソースの最大量を消費し得る、セル内における最大カバレッジレベルをサポートし得る。しかしながら、いくつかの例(例えば、NR)においては、ESSは、WTRU固有の方式で使用され得、各WTRUは、異なるカバレッジレベルを有し得る。したがって、単一のカバレッジレベルを有するESSを使用することは、不要なリソース浪費をもたらし得る。この問題に対処するための1つの手法においては、カバレッジ拡大または拡張(CE)レベルと交換可能であり得る、1つまたは複数のカバレッジレベルが、ESS(例えば、WUS/GOS)に対してサポートされ得る。ESSのためのCEレベルは、WTRU固有の方式、またはWTRUグループ固有の方式で選択され、決定され、または使用され得る。
【0160】
(例えば、ESSの)CEレベルは、反復回数(例えば、ESSの反復の数、もしくはESSが繰り返される回数)、アグリゲーションレベル(AL)、系列長、サブキャリア間隔、および/または(例えば、ESSの)プリアンブルもしくは系列の数のうちの少なくとも1つであり得る。
【0161】
(例えば、ESSの)CEレベルは、反復回数(例えば、ESSの反復の数、もしくはESSが繰り返される回数)、アグリゲーションレベル(AL)、系列長、サブキャリア間隔、および/または(例えば、ESSの、もしくは関連付けられたPDCCH探索空間など、PDCCH探索空間の)プリアンブルもしくは系列の数のうちの少なくとも1つに基づいて、決定され得る。
【0162】
ESSまたはPDCCHの反復回数(例えば、反復の数または繰り返される回数)は、例えば、ESSのCEレベルに基づいて、またはそれに従って、決定または使用され得る。ESSが、プリアンブルまたは系列に基づく場合、プリアンブルまたは系列は、1つまたは複数のシンボル、スロット、および/またはサブフレームにわたって、反復的に送信され得る。ESSが、PDCCHに基づく場合、PDCCHは、1つまたは複数のスロットまたはサブスロットにわたって、反復的に送信または受信され得る。ESSのより高いCEレベルは、(例えば、ESSのための)より高い反復回数を有し得る。例えば、CEレベル2は、CEレベル1よりも高い反復回数を有し得る。CEレベル0は、反復なしであり得る。
【0163】
ESSのアグリゲーションレベル(AL)は、例えば、ESSのCEレベルに基づいて、またはそれに従って、決定または使用され得る。ESSのCEレベルは、ESSのALであり得、またはESSのALに基づいて、決定され得る。ESSは、1つまたは複数のESSリソースユニット上において、送信または伝達され得、ESSリソースユニットは、以下のうちの、すなわち、REG、REGバンドル、PDCCHのREG、RE、RB、シンボル、シンボル、サブフレーム、および/またはフレームのうちの少なくとも1つであり得る。ESSが、NAL ESSリソースユニット上において送信される場合、それは、ESSアグリゲーションレベル(AL)NALと呼ばれることがある。ESS CEレベルは、ESS ALに基づいて、決定され得、またはESS ALに対応し得る。ESS ALは、ESS CEレベルに基づいて、決定され得、またはESS CEレベルに対応し得る。
【0164】
ESSの系列長は、例えば、ESSのCEレベルに基づいて、決定または使用され得る。1つまたは複数の系列長が、ESSに対して使用され得、より高いESS CEレベルは、より長い系列長を有し得る。
【0165】
(例えば、ESSの)サブキャリア間隔は、例えば、ESSのCEレベルに基づいて、決定または使用され得る。より小さいサブキャリア間隔が、(例えば、ESSのために)より高いESS CEレベル(例えば、より悪いカバレッジ、またはより多くのカバレッジ拡大もしくは拡張)に対して使用され得る。
【0166】
(例えば、ESSのために)使用されるプリアンブルまたは系列の数は、例えば、ESSのCEレベルに基づいて、決定または使用され得る。ESSは、系列のセットを含み得、ESSのために使用される系列の数は、ESSのCEレベルに基づいて、決定され得る。あるいは、CEレベルは、使用される系列の数に基づいて決定され得、または使用される系列の数の関数であり得る。ESSのためのより多数の系列は、より高いCEレベルのために使用され得る。
【0167】
図10は、本明細書において説明された1つまたは複数の技法に従って、関連付けられた探索空間のために構成された最大PDCCH ALに基づいて、ESS(例えば、WUSおよび/またはGOS)CEレベルを決定する例を例示している。上で説明されたように、ESS(例えば、WUS/GOS)のために、どのCEレベル(例えば、どのAL、どの反復回数、どの系列長、どのサブキャリア間隔、どの系列数など)を使用するかは、関連付けられた探索空間のために構成または使用される、PDCCH AL(例えば、最大PDCCH AL、平均PDCCH AL、または最小PDCCH AL)に基づいて、決定され得る。
【0168】
例えば、WTRUは、関連付けられた探索空間内において構成された最大PDCCH ALに基づいて、ESSのCEレベルを決定し得る。別の例においては、WTRUは、WTRU固有の探索空間、共通探索空間、または両方のための、すべての構成された探索空間における最大PDCCH ALに基づいて、ESSのCEレベルを決定し得る。
【0169】
一例においては、WTRUは、PDCCHを監視するための1つまたは複数の探索空間を含む、不連続受信(DRX)オン持続時間の前に、ESSを監視し得る。WTRUは、1つまたは複数の探索空間と関連付けられたパラメータに基づいた、カバレッジ拡張(CE)レベルを使用して、ESSを受信することを試み得、ESSが正常に受信されたことを条件として、WTRUは、パラメータを使用して、オン持続時間における1つまたは複数の探索空間のうちの探索空間において、PDCCHを監視し得る。一例においては、1つまたは複数の探索空間のパラメータは、1つまたは複数の探索空間の最も高いアグリゲーションレベル(AL)であり得る。一例においては、ESSのCEレベルは、ESSの反復回数、ESSのために使用される系列の数、ESSの系列長、および/またはESSのために使用される、もしくはESSと関連付けられたDCIのアグリゲーションレベル(AL)のうちの少なくとも1つに対応し得る。
【0170】
図10に示されるように、オン持続時間(例えば、1001a、1001b)およびオフ持続時間(例えば、1002a)を有するDRX動作が、存在し得る。第1のオン持続時間1001aの前に、CEレベルが1である、ESS(例えば、WUS)1004が、存在し得る。各オン持続時間に対して、1つまたは複数の探索空間が、存在し得る。第1のオン持続時間1001aの間、SearchSpaceID=1は、{2,4}のALを有し得、SearchSpaceID=2は、{1,2}のALを有し得る。第2のオン持続時間1001bの前に、WTRUは、CEレベルが2である、第2のESS(例えば、WUS)1005を受信し得る。第2のオン持続時間1001bの間、SearchSpaceID=3は、{2,4,8}のALを有し得、SearchSpaceID=4は、{2,4}のALを有し得る。ESS CEレベルは、関連付けられたオン持続時間におけるSSの最大のPDCCH ALに基づいて、決定され得るので、CEレベルは、示されるように、必要に基づくことに留意されたい(例えば、第1のオン持続時間1001aについては、最も高いALは、CEレベル1と関連付けられ得る4であり、第2のオン持続時間1001bについては、最も高いALは、2という比較的により高いCEレベルを使用する8であるが、その訳は、それが、第1のオン持続時間1001aの最も高いALと比較して、より大きいALであるからである)。gNBは、カバレッジに基づいて、探索空間ALを設定し得、1006に示されるように、より高いALは、より多くのカバレッジを提供する。任意の与えられたESSのCEレベルを決定するために使用され得る、ALのためのしきい値が、存在し得る。例えば、ALは、{1,2,4,8}など、ALのセットのうちの1つであり得る。ALが、しきい値(例えば、4)よりも小さい場合、ESSの第1のCEレベル(例えば、CEレベル1)が、使用され得る。そうでなければ、ESSの第2のCEレベル(例えば、CEレベル2)が、使用され得る。ESS(すなわち、WUS)は、ESS反復の数、系列の数、および/またはESS DCI ALを含み得ることに留意されたい。gNBは、カバレッジ(すなわち、CE)に基づいて、探索空間ALを設定し得、より高いALは、より多くのカバレッジを提供し得る。
【0171】
加えて、
図7の例と同様に、WTRUは、ESSを処理するかどうかを決定するために、検出されたエネルギーを使用し得る。エネルギーしきい値1012が、存在し得、WTRUが、そのレベルを上回るエネルギーを検出した場合、1012aに示されるように、それは、ESSを使用し得る。しかし、WTRUが、エネルギーがしきい値を下回ることを決定した場合、1012bに示されるように、ESSは、無視され得る。これが、両方のESS例(例えば、1004および1005)について示されており、WTRUは、(例えば、1010および1011において)検出されたエネルギーが、しきい値1012を上回るか、それとも下回るかを決定する。
【0172】
1つのケースにおいては、第1および第2のPDCCH探索空間は、ESSと関連付けられ得、第1のPDCCH探索空間は、ALの第1のセット(例えば、{2,4})を用いて構成され得、第2のPDCCH探索空間は、ALの第2のセット(例えば、{4,8})を用いて構成され得る。ESSのCEレベルは、最大AL(例えば、8)に基づいて、決定され得る。WTRUは、決定されたCEレベルに基づいて、または、決定されたCEレベルを使用して、ESSを監視し得る。ESSのCEレベルは、ESSの最も高いAL、反復の数、系列長、系列の数、および/またはサブキャリア間隔のうちの少なくとも1つであり得、または少なくとも1つに対応し得る。
【0173】
1つまたは複数のPDCCH候補が、ESSのために予約され、割り当てられ、決定され、または使用される場合、単一のPDCCH ALが、(例えば、ブラインドデコーディング複雑さを最小化するために)ESSに対して使用され得、PDCCH ALは、関連付けられた探索空間内において構成された、最大PDCCH ALと同じであり得る。あるいは、ESSのためのPDCCH ALは、関連付けられた探索空間内において構成された最大PDCCH ALの関数として、決定され得る。関数は、例えば、最大PDCCH ALで監視され得る、ESSのペイロードサイズ、およびDCIのペイロードサイズに基づいた、スケーリングであり得る。
【0174】
ESSの系列長は、関連付けられた探索空間のために構成された最大PDCCH ALに基づいて、決定され得る。関連付けられた探索空間のために構成された最大PDCCH ALが、しきい値(例えば、AL=4)に等しい、またはしきい値よりも小さい場合、短い系列(例えば、短いPRACH系列と同様に、長さ139)が、ESSのために使用され得る。関連付けられた探索空間のために構成された最大PDCCH ALが、しきい値(例えば、AL=4)よりも大きい場合、長い系列(例えば、長いPRACH系列と同様に、長さ839)が、ESSのために使用され得る。しきい値は、gNBによって構成され得る。
【0175】
ESSのために使用される系列の数は、関連付けられた探索空間のために構成された最大PDCCH ALに基づいて、決定され得る。
【0176】
ESSのCEレベルと、PDCCH AL(例えば、最大PDCCH AL)との間の関連付けは、事前定義され、高位レイヤシグナリングを介して構成され、またはブロードキャストされ得る。
【0177】
1つの手法においては、ESS(例えば、WUS/GOS)のCEレベルは、関連付けられたPDSCHおよび/またはPUSCHのためのスロットAL(例えば、aggregationFactorDL、pdsch-AggregationFactor、および/またはpusch-AggregationFactor)に基づいて、決定され得る。スロットALは、帯域幅パート(BWP)毎に構成され得る。ESSのCEレベルは、アクティブなBWPまたは関連付けられたBWPにおいて構成されたスロットALに基づいて、決定され得る。ESSのCEレベルを決定するために、スロットALのためのしきい値が、使用され得る。例えば、スロットALは、{1,2,4,8}など、ALのセットのうちの1つであり得る。スロットALが、しきい値(例えば、4)よりも小さい場合、ESSの第1のCEレベル(例えば、CEレベル1)が、使用され得る。そうでなければ、ESSの第2のCEレベル(例えば、CEレベル2)が、使用され得る。スロットALとESSのためのCEレベルとの間に、1対1のマッピングが、存在し得る。例えば、スロットALが、第1の値(例えば、1)である場合、ESSの第1のCEレベルが、使用され得、スロットALが、第2の値(例えば、2)である場合、ESSの第2のカバレッジレベルが、使用され得、スロットALが、第3の値(例えば、3)である場合、ESSの第3のカバレッジレベルが、使用され得、スロットALが、第4の値(例えば、4)である場合、ESSの第4のALが、使用され得る。ESSのCEレベルと、スロットALとの間の関連付けは、事前定義され、高位レイヤシグナリングを介して構成され、またはブロードキャストされ得る。
【0178】
1つの手法においては、ESS(例えば、WUS/GOS)のCEレベルは、関連付けられた探索空間の反復回数(例えば、最大反復回数)に基づいて、決定され得る。反復回数のセットが、探索空間のために構成され得、WTRUは、構成されたすべての反復回数をデコードすることを試み得る。
【0179】
いくつかの例においては、ESS(例えば、WUS/GOS)は、単一の探索空間と関連付けられ得る。いくつかの例においては、ESSは、構成された多数の探索空間を有し得る。いくつかの例においては、ESS(例えば、WUS/GOS)は、1つまたは複数の探索空間と関連付けられ得る。例えば、Ns個の探索空間が、構成され得、Ns個の探索空間のうちの第1のサブセットは、第1のESSと関連付けられ得、Ns個の探索空間のうちの第2のサブセットは、第2のESSと関連付けられ得る。
【0180】
(例えば、各)探索空間構成は、関連付けられたESSアイデンティティ(すなわち、ESS-id、WUS-id、および/またはGOS-id)を含み得、探索空間構成またはESSアイデンティティは、以下の関連付けられた構成のうちの、すなわち、BWP(例えば、BWP-id)を含む時間/周波数ロケーション、系列長、CEレベル(例えば、反復回数)もしくはCEレベルのセット、CEレベルと最大ALとの間の関連付け、周期性およびオフセット(例えば、スロット数、サブフレーム数)、ならびに/または電力レベル(例えば、関連付けられたSSBからの電力オフセット)のうちの1つまたは複数を有する。
【0181】
WTRUが、WUSなど、ESSを受信した場合、WTRUは、同じESS-idを有し得る、関連付けられた探索空間の監視を開始し得る。WTRUが、GOSを受信した場合、WTRUは、関連付けられた探索空間の監視をスキップし得る。各探索空間は、WUS/GOSに伴って、個別にオンまたはオフであり得る。
【0182】
(例えば、各)ESS構成は、1つまたは複数の探索空間アイデンティティ(例えば、SearchSpaceID)を含み得る。1つまたは複数のESSは、異なるサイクリックシフトを有する、プリアンブルまたは系列を用いて構成され得る。例えば、サイクリックシフトインデックスが、ESS-idを決定し得る。探索空間のセットは、プリアンブルのサイクリックシフトインデックスによって、アクティブまたは非アクティブとして示され得、アクティブまたは非アクティブは、ESSによって示され得る。例えば、WTRUが、WUSを受信した場合、WTRUは、探索空間の関連付けられたセットがアクティブであると仮定し、または見なし得、WTRUが、GOSを受信した場合、WTRUは、探索空間の関連付けられたセットが非アクティブであると仮定し、または見なし得る。WTRUは、DRXサイクルのオン持続時間および/またはアクティブ時間の間、(例えば、PDCCHのための)アクティブな探索空間を監視し得る。WTRUは、DRXサイクルのオフ持続時間の間、それがDRXサイクルのアクティブ時間でないとき、アクティブな探索空間を監視しなくてよい。WTRUは、非アクティブな探索空間を監視しなくてよい。
【0183】
図11は、PDCCH機会に関連付けられたESSの例を例示している。示されるように、
図11は、
図8(a)と類似し得、同様の番号が付けられた要素は、同じであり得る。一般に、ESS(例えば、WUS/GOS)は、1つまたは複数の時間ウィンドウ(例えば、1つまたは複数のDRXサイクルにおける、オン持続時間、アクティブ時間、および/またはオフ持続時間)と関連付けられ得る。WTRUが1つまたは複数の構成された探索空間を監視する時間ウィンドウは、(例えば、DRXサイクルの)オン持続時間、PDCCH監視機会、PDCCH監視機会のセット、PDCCH監視時間ウィンドウ、およびアクティブ時間のうちの1つまたは複数で呼ばれることがある。本明細書において説明されるように、PDCCH監視機会、PDCCH監視機会のセット、オン持続時間、PDCCH監視ウィンドウ、監視ウィンドウ、監視時間ウィンドウ、PDCCHウィンドウ、およびアクティブ時間は、交換可能に呼ばれ得る。
【0184】
ESSは、1つまたは複数のPDCCH監視機会と関連付けられ得、PDCCH監視機会は、いくらかの時間ギャップを伴って、時間的に連続し得る。時間ギャップは、DRXサイクル(例えば、ショートもしくはロングDRXサイクル)、またはDRXサイクルの一部であり得る。時間ギャップは、探索空間の周期性に基づき得、またはそれに基づいて決定され得る。ESSと関連付けられた探索空間の数が、2以上である場合、時間ギャップは、関連付けられた探索空間の最短または最長の周期性に基づいて、決定され得る。時間ギャップは、関連付けられた探索空間またはCORESETの反復レベル(例えば、最大反復回数)に基づいて、決定され得る。
【0185】
ESSと関連付けられたPDCCH監視機会は、非連続であり得、パターンに従い得る。例えば、
図11に示されるように、ESS1131aは、アクティブウィンドウ(例えば、1142)と関連付けられ得、WTRUは、このアクティブウィンドウ内の少なくとも1つのオン持続時間(例えば、1132a、1132c)の間、PDCCH(例えば、1124a、1124b)を監視し得、または監視することを予期され得る。WTRUがその間PDCCH監視を実行し得るオン持続時間は、構成され、またはWTRUに伝達され得、パターンに従い得る。例えば、
図11に示されるように、そのオン持続時間は、ESSアクティブウィンドウ1142内の第1のオン持続時間1132aおよび第3のオン持続時間1132cである。ESSアクティブウィンドウ1142の後、別のESS1131bが、存在し得、同じパターンが、繰り返され得る。
【0186】
ESSと関連付けられたPDCCH監視機会の数は、構成された、決定された、または使用されるESSの周期性に基づいて、決定され得る。
【0187】
ESSが、2つ以上のPDCCH監視機会と関連付けられるとき、ESSが、適用され得、またはESSが、関連付けられたPDCCH監視機会内におけるPDCCH監視機会のすべてまたはサブセットに適用されることを、ESSが示し得る。ESSに含まれる様々なインジケーションが、存在し得る。
【0188】
系列のセットが、ESSのために構成され得る。例えば、4つの系列が、構成され、ESSとして使用され得る。系列のセットは、異なるルート系列、および/または同じルート系列を有する異なるサイクリックシフトに基づき得る。第1の系列が、ESSリソースにおいて、WTRUによって受信された場合、WTRUは、PDCCH監視機会の第1のセットまたはサブセットを決定し、PDCCH監視機会の決定されたセットを監視し得、第2の系列が、WTRUによって受信された場合、WTRUは、PDCCH監視機会の第2のセットまたはサブセットを決定し、PDCCH監視機会の決定されたセットを監視し得、以降も同様である。系列と関連付けられたPDCCH監視機会のセット(またはサブセット)は、事前決定され、または高位レイヤシグナリングを介して構成され得る。
【0189】
ESSにおけるDCIフィールドは、ESSが適用される、PDCCH監視機会のセットを示し得る。ESSは、DCIの形式で伝達され、PDCCH探索空間において監視され得る。ESS DCIを他のDCI送信から区別するために、RNTI(例えば、ウェイクアップ(WU)-RNTI)が、使用され得る。あるいは、RNTIのセットが、ESSのために使用され得、WTRUは、受信されたRNTIに基づいて、PDCCH監視機会のセットを決定し得る。
【0190】
ESSの時間ロケーションは、ESSが適用される、PDCCH監視機会のセットを示し得る。例えば、1つまたは複数の時間ロケーションが、候補ESSリソースとして使用され得、WTRUは、ESSリソースをブラインド検出し得、WTRUが、ESSリソースの1つの中において、ESSを受信した場合、WTRUは、ESSが適用される、PDCCH監視機会のセットまたはサブセットを決定し得る。例えば、WTRUは、ESSがWUSである場合、PDCCH監視機会の決定されたセット(またはサブセット)を監視し得る。
【0191】
ESSが、2つ以上のPDCCH監視機会と関連付けられるとき、関連付けられたPDCCH監視機会内における(例えば、ESSが適用される)PDCCH監視機会のセット(またはサブセット)は、以下のうちの1つまたは複数、すなわち、ESSに対するPDCCH監視機会の有効性、DCIフォーマット、探索空間タイプ、トラフィックタイプ、および/またはPDSCH長のうちの1つまたは複数に基づいて、決定され得る。ESSが、監視機会のセット(またはサブセット)に適用されるとき、WTRUは、ESSがWUSであるときは、機会のセット(またはサブセット)において、PDCCHを監視し得、および/またはWTRUは、ESSがGOSであるときは、機会のセット(またはサブセット)において、PDCCHの監視をスキップし得る。
【0192】
ESSに対するPDCCH監視機会の有効性は、ESSと関連付けられた、またはESSが適用される、PDCCH監視機会のセットまたはサブセットを決定するために、使用され得る。PDCCH監視機会が、ESSに対して無効である場合、ESSは、PDCCH監視機会に適用されなくてよい。WTRUは、DRXステータスに基づいて、PDCCH監視機会を監視し、もしくは監視することをスキップし得、または関連付けられたESS(例えば、WUSやGOS)に関わらず、監視(例えば、常に監視)し得る。PDCCH監視機会が、ESSに対して有効である場合、ESSは、PDCCH監視機会に適用され得る。WTRUは、関連付けられたESS(例えば、WUSまたはGOS)に基づいて、PDCCH監視機会を監視し、またはPDCCH監視機会の監視をスキップし得る。ESSに対するPDCCH監視機会またはPDCCH監視機会のセットもしくはタイプの有効性は、(例えば、gNBによって)構成され得る。
【0193】
ESSが適用されるPDCCH監視機会のセットもしくはサブセットを決定するために、および/またはESSに対するPDCCH監視機会の有効性を決定するために、DCIフォーマットまたは探索空間タイプが、使用され得る。例えば、PDCCH監視機会が、あるDCIフォーマットまたは探索空間タイプのため(例えば、アップリンクのため、アップリンクグラントのため、ページングのため、RARのため)である場合、WTRUは、それをESSに対して無効なPDCCH監視機会と見なし得る。別の例においては、PDCCH監視機会が、ダウンリンクグラントDCIフォーマットのための探索空間を含まない場合、PDCCH監視機会は、ESSに対して無効であり得る。DLグラントまたはDLもしくはDLグラントの探索空間を含み得る、PDCCH監視機会は、ESSに対して有効であり得る。WTRUが、アップリンクグラントを受信することを予期しない、または予期されない場合、WTRUは、ESSの存在または非存在に関わらず、アップリンクグラントだけのために構成され得る、関連付けられた探索空間を監視しなくてよい。
【0194】
ESSが適用されるPDCCH監視機会のセットもしくはサブセットを決定するために、および/またはESSに対するPDCCH監視機会の有効性を決定するために、トラフィックタイプが、使用され得る。WTRUは、PDCCH監視機会と関連付けられたトラフィックタイプに基づいて、示されたESSが適用される、PDCCH監視機会のセットまたはサブセットを決定し得る。例えば、eMBBトラフィックと関連付けられた、またはそれだけと関連付けられたPDCCH監視機会は、ESSに対して有効なPDCCH監視機会であり得る。別の例においては、PDCCH監視機会が、遅延に敏感なトラフィックと関連付けられる場合、WTRUは、PDCCH監視機会を、ESSに対して無効または有効と見なし得る。
【0195】
ESSが適用されるPDCCH監視機会のセットもしくはサブセットを決定するために、および/またはESSに対するPDCCH監視機会の有効性を決定するために、PDSCH長が、使用され得る。例えば、PDCCH監視機会が、X個のシンボルよりも大きいPDSCHをスケジューリングするためのものである場合、PDCCH監視機会は、ESSに対して有効と見なされ得る。そうでなければ、PDCCH監視機会は、ESSに対して無効と見なされ得る。
【0196】
いくつかの例においては、DRXパラメータは、高位レイヤシグナリングを介して、構成され得る。構成は、最良の省電力結果を常に提供するとは限らないことがある。さらに、高位レイヤシグナリングを介してDRXパラメータを再構成することは、WTRU電力消費ばかりでなく、トラフィックオーバヘッドを増加させ得る。
【0197】
これらの問題に対処するための手法においては、ESS(例えば、WUS/GOS)は、DRX構成を更新、再構成、または一時的に変更し得る。例においては、ESSは、関連付けられたPDCCH監視機会、または後続するPDCCH監視機会など、1つまたは複数のPDCCH監視機会のための、1つまたは複数のDRXパラメータ(例えば、DRX非活動タイマ、オン持続時間タイマ)を示し得る。別の例においては、ESSは、1つまたは複数のDRXパラメータを変更、更新、および/または再構成し得る。
【0198】
ESSが1つまたは複数のDRXパラメータを示す、または1つまたは複数のDRXパラメータを更新/変更するように、系列のセットが、構成され得る。例えば、4つの系列が、構成され、WUSとして使用され得る。第1の系列が、ESSリソースにおいて、WTRUによって受信された場合、WTRUは、現在または以前に構成されたDRX非活動タイマが、変更されていないことを示され得る。第2の系列が、WTRUによって受信された場合、WTRUは、事前決定または構成され得る、別の(例えば、第1の更新された)DRX非活動タイマが、関連付けられたPDCCH監視機会のために使用され得ることなどを示され得る。動的インジケーションのためのDRX非活動タイマのための候補値は、高位レイヤシグナリングを介して、事前構成され得る。
【0199】
ESSにおけるDCIフィールドは、関連付けられたPDCCH監視機会のために更新され、変更され、または一時的に変更される、DRXパラメータのうちの1つまたは複数を示し得る。
【0200】
ESSの時間ロケーションは、1つまたは複数のDRXパラメータを示し得る。例えば、1つまたは複数の時間ロケーションが、候補ESSリソースとして使用され得、WTRUは、ESSリソースをブラインド検出し得、WTRUが、ESSリソースの1つの中において、ESSを受信した場合、WTRUは、関連付けられたPDCCH監視機会のために、どのDRXパラメータを使用すべきかを決定し得る。
【0201】
WTRUが、ESSを受信したとき、WTRUは、以下のうちの1つまたは複数、すなわち、タイマを開始もしくは再開すること、タイマを停止もしくはリセットすること、タイマ値を増加もしくは減少させること、タイマをインクリメントもしくはタイマにデルタ(例えば、構成された値)を加算すること、および/またはタイマをデクリメントもしくはタイマからデルタ(例えば、構成された値)を減算することのうちの1つまたは複数を行い得る。タイマは、オン持続時間タイマ、非活動タイマ、(例えば、DLおよび/もしくはULにおける)再送タイマ、またはランダムアクセス競合解決タイマであり得る。例えば、WTRUが、GOSを受信したとき、WTRUは、1つまたは複数のタイマを停止またはリセットし得る。WTRUが、WUSを受信したとき、WTRUは、1つまたは複数のタイマを開始または再開し得る。
【0202】
手法においては、ESSは、関連付けられたPDCCH監視機会において、監視または受信される必要があり得る、追加のESS関連情報が存在することを示し得る。例えば、ESSは、DRX構成変更なしのWUS/GOS、またはDRX構成変更ありのWUS/GOSのどちらかを示し得る。ESSが、DRX構成変更ありのWUS/GOSを示す場合、WTRUは、関連付けられたPDCCH監視機会内における1つまたは複数のPDCCH探索空間において、追加のDRX構成変更情報を監視し得る。
【0203】
追加のDRX構成変更情報は、(例えば、特定のRNTIを有する)DCIで伝達され、または受信され得る。DCIは、PDCCH監視機会において監視されるダウンリンクグラントのためのDCIと同じサイズを有し得る。DCIは、(例えば、最初の数個の)監視機会、スロット、サブフレーム、またはフレームのサブセットにおいて、WTRUによって監視され得る。RNTIは、DRX-RNTIであり得る。WTRUが、DRX構成変更情報のためのDCIを受信しない場合、WTRUは、関連付けられたPDCCH監視機会のための以前に構成されたDRX構成を使用し得る。
【0204】
追加のDRX構成変更情報は、ダウンリンクグラントのためのDCIで伝達され、または受信され得る。DCIにおけるいくつかのビットフィールドは、DRX構成変更情報を示すために、再使用され得る。
【0205】
別の手法においては、1つまたは複数のDRXパラメータ(例えば、DRX非活動タイマ、オン持続時間タイマ)は、以下のうちの1つまたは複数、すなわち、WTRUがその中でダウンリンクグラント(例えば、最初のダウンリンクグラント)を受信し得るPDCCH候補および/もしくはPDCCHロケーション、WTRUがその中でダウンリンクグラント(例えば、最初のダウンリンクグラント)を受信し得る探索空間のための探索空間ID、ダウンリンクグラント(例えば、最初のダウンリンクグラント)のためにスケジュールされるRBの数、ならびに/またはダウンリンクグラントのために選択もしくは示されるモジュラ符号化方式(MCS)レベルのうちの1つまたは複数に基づいて、(例えば、暗黙的に)決定され得る。
【0206】
いくつかの例においては、WUS/GOSと減らされたPDCCH監視との間の関連付けが、存在し得る。次回のオン持続時間中にウェイクアップすることをWTRUに示すために、DRXサイクルのオン持続時間の前に、ESSが、送信され得る。オン持続時間内において、WTRUは、構成されたPDCCH監視機会において、PDCCHを監視することを予期される。一例においては、WTRUは、電力消費を低減させるために、(例えば、構成および/または動的シグナリングによって)PDCCH監視事例を減らすことを選択し得る。
【0207】
オン持続時間中の減らされたPDCCH監視パターンと、ESSは、1つまたは複数のケースにおいて、関連付けられ得る。
【0208】
1つのケースにおいては、ESS信号は、減らされたPDCCH監視パターンを示すための制御情報を含み得る。例えば、それは、長さNのビットマップを含み得、ビットマップは、N個のスロットからなるウィンドウ内のスロットのどれが、PDCCH監視のために使用され得るかを示し得る。ESS信号における情報は、単一のユーザまたはユーザのグループを対象にし得る。
【0209】
1つのケースにおいては、減らされたPDCCH監視パターンに関する制御情報は、タイマが満了するまで、有効のままであり得る。タイマーが開始する時間は、合意された規則に基づいて、WTRUによって決定され得る。例えば、タイマは、DRXサイクルのオン持続時間から開始し得る。
【0210】
1つのケースにおいては、PDCCH監視減少パターンは、ESS信号内において、WTRUに示され得、実際のPDCCH監視減少をアクティブ化および/または非アクティブ化することは、オン持続時間中に送信されるPDCCH内において示され得る。一例として、ESSは、N個のPDCCH機会中におけるPDCCH監視に対応する、長さNのビットマップを設定し得、どの第(N-1)の機会において送信されるPDCCHも、後続するN個の機会のための監視パターンをアクティブ化および/または非アクティブ化し得る。アクティブ化および/または非アクティブ化情報は、単一のビットによって示され得る。
【0211】
1つのケースにおいては、監視減少パターンは、(例えば、半静的に)構成され得、減らされた監視は、上で説明されたように、オン持続時間内において、アクティブ化および/または非アクティブ化され得る。
【0212】
1つのケースにおいては、監視減少パターンは、(例えば、半静的に)構成され得、減らされた監視は、ESSを使用して、アクティブ化および/または非アクティブ化され得る。WTRUが、ESS内において、そのようなインジケーションを受信しない場合、それは、減少パターンの監視を実行しなくてよい。
【0213】
1つのケースにおいては、監視減少パターンは、オン持続時間中に、制御チャネル内において伝達され得る。このシグナリングが行われるかどうかは、ESS内において、WTRUに示され得る。WTRUが、そのようなインジケーションを受信しない場合、それは、このシグナリングを搬送するPDCCHを監視しなくてよい。
【0214】
1つのケースにおいては、PDCCH監視減少情報は、例えば、PDCCHにおいて、オン持続時間内に送信され得る。この情報は、単一のWTRUまたはWTRUのグループを対象にし得る。ESSおよび/またはESSの少なくとも1つのパラメータと、PDCCH監視減少情報および/またはこの情報の少なくとも1つのパラメータは、関連付けられ得る。CORESET、PDCCH候補セット、探索空間、減少情報が送信されるPDCCHのロケーションおよび構造を定義するALのうちの少なくとも1つは、ESSによって決定され得る。例えば、減少情報の探索空間は、WUSの探索空間と同じ、またはそれのサブセットであり得る。別の例においては、減少情報のCORESETは、WUSのCORESETと同じ、またはそれのサブセットであり得る。別の例においては、ESSと監視減少情報の両方を送信するために、全く同じPDCCHロケーションおよび構造が、使用され得る。
【0215】
1つのケースにおいては、WTRUは、事前構成された第1の電力モード(例えば、利用可能な最大値よりも少数のRFチェーンを用いる低電力モード)を用いて、DRXサイクルのオン持続時間の受信を開始し得る。第1のタイマも、開始され得る。より高い電力モードは、例えば、より多数のRFチェーンと関連付けられ得る。
【0216】
第1のタイマが、満了する前に、チャネル(例えば、PDSCHをスケジュールするPDCCH、またはPDSCH)が、検出された場合、WTRUは、第2の電力モード(例えば、より多数のRFチェーンを用いるより高い電力モード)に移行し得、第2のタイマを開始し得る。検出されたときに、異なる電力モードへの移行をトリガするチャネルは、事前構成され得る。第2のタイマが、動作している間に、WTRUが、事前構成されたチャネルのうちの少なくとも1つを再び受信したとき、第2のタイマは、リセットされ、または異なる値に設定されて再開され得る。第2のタイマが、満了したとき、WTRUは、第1の電力モードに戻り、第1のタイマを再開し得る。WTRUは、電力モード移行の間に、ギャップを必要とすることがあることに留意されたい。
【0217】
第1のタイマが、満了する前に、事前構成されたチャネルが、検出されない場合、WTRUは、第1の電力モードに留まり続け得、それが満了したとき、第1のタイマを再開し得、または第1のタイマの値を異なる値に設定し、それを再開し得る。
【0218】
別のケースにおいては、WTRUは、第1の電力モード、例えば、低電力モードを用いて受信し得、PDCCHを監視し得る。第1のチャネル、例えば、PDCCHおよび/またはPDSCHが、検出されたとき、WTRUは、より高い電力モードに移行し得る。電力モード移行をトリガするチャネルは、例えば、PDCCHおよびPDSCHだけに制限され得る。より低い電力モードへの移行は、制御チャネルにおいて、DCIを使用して、gNBによって開始され得る。
【0219】
電力モード移行プロセスは、オン持続時間の前に受信された信号(例えば、ウェイクアップ信号)によって、アクティブ化され得る。
【0220】
いくつかのケースにおいては、ESSのための1つまたは複数のフォーマットが、存在し得る。1つのケースにおいては、1つのタイプのESSが、PDCCHを使用して、送信され得る。DRXが、構成されているとき、およびESSが、DRXオン持続時間外に(すなわち、オフ持続時間中に)送信されるとき、ESSは、WTRUが、少なくとも1つの次回のオン持続時間の間、ウェイクアップする必要があるかどうかを、WTRUに示し得る。そのようなケースにおいては、ESSの受信および検出時に、WTRUは、ESSに後続する単一のオン持続時間の間だけ、ウェイクアップすることを決定し得、ESSに後続するk個の連続するオン持続時間の間、ウェイクアップすることを決定し得、ここで、kは、整数であり得、量kは、ESS PDCCHにおいて送信され得、もしくはそれは、構成され得、および/またはESSに後続するk個のオン持続時間のうちのn個のオン持続時間の間、ウェイクアップすることを決定し得る。WTRUがウェイクアップすることを決定したオン持続時間、およびWTRUがウェイクアップしないことを決定したオン持続時間は、ビットマップ、または事前構成されたテーブルへのインデックスを用いて示され得る。例えば、ビットマップ[1 1 0 1 0 1]は、ESSの検出に後続する、第1、第2、第4、および第6のオン持続時間において、WTRUがウェイクアップしなければならないことを示し得る。
【0221】
本明細書において説明される技法におけるオン持続時間は、ショートDRXサイクル、ロングDRXサイクル、または任意のタイプのDRXサイクルに属し得る。
【0222】
一例においては、WTRUがESSを検出した時点と、WTRUが伝達されたウェイクアップまたはノットウェイクアップインジケーションを実施する時点との間に、時間ギャップが、存在し得る。時間ギャップは、DCIにおいてWTRUに示され得、またはそれは、構成され得、それは、スロット、DRXサイクル、サブフレームもしくはフレーム、またはOFDMシンボルのうちの少なくとも1つを単位として、定量化され得る。kの値を固定することも、可能であり得、例えば、WTRUは、ESSに後続する次のオン持続時間において開始する、示されたウェイクアップ信号またはノットウェイクアップ信号を実施することを予期され得る。一例においては、時間ギャップの値、または時間ギャップのための値の範囲は、WTRUによってgNBにフィードバックされ得る。
【0223】
本明細書においては、WTRUがスリープ状態からウェイクアップする状況における例が、与えられるが、WTRUが既にウェイクしているときは、類似した方法が、スリープ状態に移行するWTRUに適用可能であり得ることに留意されたい。具体的には、ESSの受信および検出時、WTRUは、ESSに後続する単一のスリープ持続時間の間だけ、スリープすることを決定し得、ESSに後続するk個の連続したスリープ持続時間の間、スリープすることを決定し得、ここで、kは、整数であり得、量kは、ESS PDCCHにおいて送信され得、もしくはそれは、構成され得、および/またはESSに後続するk個のスリープ持続時間のうちのn個のスリープ持続時間の間、スリープすることを決定し得る。WTRUがスリープすることを決定したスリープ持続時間、およびWTRUがスリープしないことを決定したスリープ持続時間は、ビットマップ、または事前構成されたテーブルへのインデックスを用いて示され得る。例えば、ビットマップ[1 1 0 1 0 1]は、ESSの検出に後続する、第1、第2、第4、および第6のスリープ持続時間において、WTRUがスリープしなければならないことを示し得る。
【0224】
WTRUがESSを検出した時点と、WTRUが伝達されたスリープまたはノットスリープインジケーションを実施する時点との間に、時間ギャップが、存在し得る。時間ギャップは、DCIにおいてWTRUに示され得、またはそれは、構成され得、それは、スロット、DRXサイクル、サブフレームもしくはフレーム、またはOFDMシンボルのうちの少なくとも1つを単位として、定量化され得る。1つの方法においては、時間ギャップの値、または時間ギャップのための値の範囲は、WTRUによってgNBにフィードバックされ得る。スリープ持続時間は、スロット、DRXサイクル、サブフレームもしくはフレーム、またはOFDMシンボルのうちの少なくとも1つを単位として、定量化され得る。
【0225】
ESSは、WTRU固有であり得(すなわち、ESS内の情報は、単一のWTRUを対象とする)、またはESSは、グループ共通であり得る(すなわち、ESS内の情報は、WTRUのグループなど、2つ以上のWTRUを対象とする)。WTRUは、ESSがWTRU固有であるか、それともグループ共通であるかを検出するために、2つの異なるRNTIを使用し得る。例えば、ESSに含まれるDCIのCRCが、C-RNTIを用いてスクランブルされる場合、WTRUは、ESSが、自らだけを対象とすると決定し得、またはESSに含まれるDCIのCRCが、PS-RNTI(省電力-RNTI)を用いてスクランブルされる場合、WTRUは、ESSが、自らを含むWTRUのグループを対象とすると決定し得る。一例においては、1つの共通のDCIフォーマットが、両方のタイプのESSのために使用され得(すなわち、WTRU固有またはグループ共通)、ESSの内容は、ESSのタイプに基づいて、異なるように解釈され得る。一例においては、省電力関連情報を搬送するために、単一のRNTI(例えば、PS-RNTI)が、使用され、WTRUによって探索され得る。
【0226】
ESSが、WTRUのグループについて、特定のDRXオン持続時間中にウェイクアップするか、それともウェイクアップしないかを示すために、使用されるとき、そのようなケースについて、2つ以上の可能な結果またはシナリオが、存在し得る。本明細書において説明される技法のいくつかは、WTRUがDRXサイクル内におけるスリープ状態からウェイクアップする状況において提示されるが、WTRUが既にウェイクしているときは、類似した方法が、スリープ状態に移行するWTRUに適用可能であり得ることに留意されたい。
【0227】
一例においては、ESSが、WTRUのグループについて、特定のDRXオン持続時間中にウェイクアップするか、それともウェイクアップしないかを示すために、使用されるとき、グループ内のすべてのWTRUが、特定のオン持続時間中にウェイクアップするか、それともウェイクアップしないかを決定し得る。PS-RNTIを有するESSの受信および検出時、WTRUのグループは、ESSに後続するすぐ次のオン持続時間の間だけ、ウェイクアップすることを決定し得る。PS-RNTIを有するESSの受信および検出時、WTRUのグループは、ESSに後続する次のk個のオン持続時間の間、ウェイクアップすることを決定し得る。量kは、ESS PDCCHにおいて送信され得、またはそれは、構成され得る。PS-RNTIを有するESSの受信および検出時、WTRUのグループは、ESSに後続するk個のオン持続時間のうちのn個のオン持続時間の間、ウェイクアップすることを決定し得る。グループ内の1つのWTRUがウェイクアップすることを決定したオン持続時間、およびグループ内の1つのWTRUがウェイクアップしないことを決定したオン持続時間は、ビットマップ、または事前構成されたテーブルへのインデックスを用いて示され得る。一例においては、1つのWTRUがESSを検出した時点と、1つのWTRUが伝達されたウェイクアップまたはノットウェイクアップインジケーションを実施する時点との間に、時間ギャップが、存在し得る。時間ギャップは、DCIにおいてWTRUに示され得、もしくは構成され得、または固定され得、スロット、DRXサイクル、サブフレームもしくはフレームのうちの1つを単位として、定量化され得る。
【0228】
別の例においては、ESSが、WTRUのグループについて、特定のDRXオン持続時間中にウェイクアップするか、それともウェイクアップしないかを示すために、使用されるとき、DCIは、例えば、ビットマップ、または事前構成されたテーブルへのインデックスを使用することによって、オン持続時間中にウェイクアップするか、それともウェイクアップしないかを、各WTRUまたはWTRUの各グループに示し得る。ビットマップにおける各ビットは、ウェイクアップするか、それともウェイクアップしないかを、1つの特定のWTRUまたはWTRUのグループに示し得る。WTRUは、事前構成されたマッピングを使用することによって、またはWTRU IDなど、WTRU固有の量、もしくはWTRUグループIDなど、WTRUグループ固有の量に依存する、関数(例えば、モジュラ演算を含むもの)を使用することによって、ビットマップ内における自らのための情報を搬送するビットを識別し得る。各WTRUについて、ESSが検出されたときと、示された動作が実施されるときとの間に、時間ギャップが、存在し得、この時間ギャップは、DCIにおいて伝達され得、またはそれは、事前構成され得る。本明細書において説明される技法と同様に、一例においては、各WTRUは、k個のオン持続時間のうちのどのn個のオン持続時間中にウェイクアップするかを説明するパターンを用いて、示され得る。WTRUは、事前構成されたマッピングを使用することによって、またはWTRU IDなど、WTRU固有の量に依存する、関数(例えば、モジュラ演算を含むもの)を使用することによって、自らのための情報を搬送するパターンのインデックスを識別し得る。
【0229】
ESS信号は、ウェイクアップ、ゴーツースリープ、または(例えば、PDCCH監視周期性を減らす、もしくはあるPDCCH監視機会をスキップすることを示す)減らされたPDCCH監視などを示し得る。ESS信号のタイプは、DRXが構成されるとき、RNTI、DCIフォーマット、探索空間、CORESET、および/または構成された監視機会のオン/オフステータスのうちの少なくとも1つに基づいて、決定され得る。例えば、ESS信号の構成された監視機会が、DRXサイクルのオフ持続時間中であるとき、ESS信号は、WTRUによって、ウェイクアップ信号として解釈され得る。ESS信号の構成された監視機会が、DRXサイクルのオン持続時間中であるとき、またはDRXが、構成されず、WTRUが、常にデフォルトでウェイクしているように構成されるとき、ESS信号は、WTRUによって、ゴーツースリープ信号または減らされたPDCCH監視信号として解釈され得る。信号のタイプが、監視機会とDRX構成との間の関係に基づいて、暗黙的に決定されることができるとき、単一のDCIフォーマットが、ESSの両方のタイプのために、使用され得、DCIビットの解釈は、ESSのタイプに依存し得る。一例においては、DCI内におけるビットフィールドは、少なくとも1つの省電力スキームについての情報を示し得る。例えば、DCIは、ESSのタイプ(すなわち、WUSまたはGOS)、クロススロットスケジューリングがアクティブ化されるか、それとも非アクティブ化されるか、およびPDCCH監視のパターンなどのうちの少なくとも1つを示す、ビットフィールドを含み得る。
【0230】
いくつかの状況においては、ESS(例えば、WUS)は、単一ビームベースのシステムのためにサポートされ得、単一ビームベースのESSは、多数のビームを有するシステム(例えば、高周波ネットワーク)に対して適用可能でないことがある。この問題に対処するために、1つまたは複数の受信機ビーム(例えば、空間Rxパラメータ、QCLタイプD)が、WTRUによって監視される1つまたは複数のCORESETのために、使用され得る。(例えば、各)CORESETは、準併置(QCL(quasi-collocation))タイプD(例えば、空間Rxパラメータ)に関して、ダウンリンク参照信号(例えば、SSBまたはCSI-RS)と関連付けられ得る。WTRUは、PDCCH候補監視のために、どのRxビームを使用するかを決定し得る。例えば、PDCCH候補が、CORESETに基づき、CORESETが、QCLタイプDに関して、第1のSSB(例えば、SSB idまたはインデックス)と関連付けられる場合、WTRUは、第1のSSBの情報(例えば、QCL情報)に基づいて、PDCCH候補を監視するために、どのRxビームを使用するかを決定し得る。受信機ビーム、Rxビーム、ビーム、空間Rxパラメータ、空間Rx QCLパラメータ、QCLタイプD、送信ビーム、およびTxビームは、交換可能に使用され得る。
【0231】
手法においては、ESSのためのビーム(例えば、Rxビームおよび/またはTxビーム)は、共通探索空間のためのビームに基づいて、決定され得る。例えば、共通探索空間のために、CORESET#0(例えば、CORESET-id=0)が、使用され得る。ESSのためのビームは、CORESET#0のためのビームと同じであり得る。WTRUは、CORESET#0のために使用されたビームに基づいて、ESSを受信するためのRxビームを決定し得る。アクティブなBWPが、CORESET#0を含まない場合、WTRUは、アクティブなBWPにおいて、最も低いCORESET-idを有するCORESETのためのビームを使用し得る。
【0232】
手法においては、ESSのためのビームは、関連付けられたPDCCH監視機会におけるCORESETに基づいて、決定され得る。例えば、ESSは、PDCCH監視機会のために使用され得、PDCCH監視機会は、1つまたは複数のCORESETのPDCCHを含み得る。WTRUは、PDCCH監視機会において、CORESETの1つからのRxビームを使用し得る。
【0233】
1つのシナリオにおいては、ESSのRxビームは、最も低いCORESET-idを有するCORESETのためのビームに基づき得る。例えば、PDCCH監視機会が、CORESET-id=1、CORESET-id=2、およびCORESET-id=4を含む場合、CORESET-id=1のためのビームが、ESSを受信するために、使用され得る。CORESETのために構成されたビームの数が、2以上である場合、WTRUは、ESSを監視するために、構成されたビームの第1のエントリを決定し得る。
【0234】
1つのシナリオにおいては、ESSのためのRxビームは、第1の探索空間(例えば、WTRUが、関連付けられたPDCCH監視機会内において監視する必要があり得る、第1の探索空間)のためのビームに基づき得る。第1の探索空間のためのビームは、第1の探索空間と関連付けられたCORESETのためのビームであり得る。1つまたは複数の探索空間が、同時に監視される場合、最も低い探索空間ID(例えば、SearchSpaceID)を有する探索空間が、使用され得る。あるいは、最も低いCORESET-IDを有するCORESETと関連付けられた探索空間が、使用され得る。
【0235】
1つのシナリオにおいては、ESSのためのRxビームは、関連付けられたPDCCH監視機会における、CORESETのためのビームの品質に基づき得る。WTRUは、CORESETのためのビームのセット内において、最も良い品質のビームを決定し得、ビームの品質は、RSRP(もしくはL1-RSRP)、またはビームの測定品質に基づき得る。WTRUは、以下のうちの、すなわち、PRACHリソース(例えば、1つまたは複数のビームのために構成された競合なしPRACHリソース)、および/またはPUCCH(例えば、WTRUは、ESSのためのビームインデックスを示すために、UCIを送信し得る)のうちの少なくとも1つを使用することによって、(例えば、ESSのための)最も良いビームが変更されたときを、gNBに示し得る。gNBは、ESSのためのビームインデックスを示し、または確認し得る。
【0236】
図12は、関連付けられたPDCCH監視機会における探索空間およびCORESETに基づいた、ESSのためのビーム決定の例を例示している。
図12の例は、関連付けられたCORESETに基づいた、ESSのビーム決定の例を示す、表1の内容において例示され得る。
【0237】
【0238】
示されるように、SearchSpace-id=1についての1201においては、CORESET-id=2、周期性は4スロット毎、Beam-id=x1である。SearchSpace-id=2についての1202においては、CORESET-id=2、周期性は5スロット毎、Beam-id=x1である。SearchSpace-id=3についての1203においては、CORESET-id=3、周期性は2スロット毎、Beam-id=x3である。SearchSpace-id=4についての1204においては、CORESET-id=4、周期性は7スロット毎、Beam-id=x5である。示されるように、ESSは、何らかの数#kから始まり、増分1で示されており、サイクル1210において発生し得る。スロットは、何らかの数#nから始まり、増分1で示されている。各探索空間の周期性は、それらのパターン付けされたボックスに従って、見られることができる(例えば、SearchSpace-id=4は、周期性が7スロット毎であるので、スロット#nにおいて発生し、7スロット後に、再びスロット#n+7において発生する)。この例においては、ESS(例えば、#k+1)直後のスロット(例えば、#n+3、#n+4、#n+5)は、関連付けられたPDCCH監視機会であり得る。
【0239】
手法においては、ESSのためのビームは、WTRUがその中でESSを監視し得るBWPの帯域幅パートID(BWP-id)に基づいて、決定され得る。例えば、ビームIDは、ESS監視のために、BWP毎に構成され得る。ESSのためのRxビームは、関連付けられたPDCCH監視機会における、CORESETのために使用されるビームに関わらず、構成されたビームIDに基づき得る。
【0240】
手法においては、ESSは、関連付けられたPDCCH監視機会における、CORESETのために使用されるビームの数だけ繰り返され得る。例えば、3つのCORESETが、関連付けられたPDCCH監視機会に配置され、各CORESETが、異なるビームと関連付けられる場合、ESSは、CORESETのために使用される3つのビームを用いて、繰り返し送信され得る。そのような状況においては、以下のうちの1つまたは複数が、適用され得、すなわち、反復なしのESSは、シンボル内において送信され得、またはWTRUは、ビームのサブセットにおいて、ESSを受信または検出し得る。
【0241】
シンボル内において送信される、反復なしのESSについては、ESSの送信のために、N回の反復が、使用される場合、シンボル間に時間ギャップを有するN個のシンボルが、使用され得る(例えば、時間ギャップは、ビーム切り換えのためのギャップであり得、N個のシンボルは、1つまたは複数の時間ギャップを伴って、連続し得る)。ビームのサブセットにおいてESSを受信または検出するWTRUについては、WTRUが、ビームのいずれかを用いて、ESSを受信した場合、WTRUは、PDCCH監視機会において、すべてのCORESETにおいてPDCCHを監視し得、および/またはWTRUが、ビームのサブセットを用いて、ESSを受信した場合、WTRUは、対応するCORESETにおいてPDCCHを監視し得る。
【0242】
手法においては、ESSのためのRxビームは、(例えば、gNBによって)構成され得る。例えば、QCLタイプDに関して、ESS受信のために、関連付けられたCORESET-idが、構成または示され得る。あるいは、ESSのためのRxビームを示すために、TCI状態が、構成され得る。
【0243】
手法においては、WTRUは、ESS監視のために使用されるビームのビーム品質を測定し得る。関連付けられたESSのビーム品質が、しきい値を下回る場合、以下のうちの少なくとも1つが、適用され得、すなわち、WTRUは、ESSについて考慮せずに、例えば、DRXサイクルに従って、関連付けられたPDCCH監視機会において、ESSを無視し、PDCCHを監視し得、WTRUは、ESSのためのビームを更新するために、要求を送信し得、要求は、PRACHリソース(例えば、競合なし、もしくは競合ベースのPRACHリソース)、スケジューリング要求(SR)リソース、PUCCHリソース、および/またはSRSリソースのうちの1つまたは複数を使用して、送信され得、WTRUは、ESSのための1つまたは複数のビーム回復探索空間の監視を開始し得、ビーム回復探索空間は、SearchSpace-BFRであり得、および/またはしきい値は、1つまたは複数のPDCCHのためのビーム障害回復のために使用される、しきい値と異なり得、しきい値は、ESSのために構成され得る。ESS内におけるRSは、品質を決定するために使用され得、それが、しきい値を下回る場合、PDCCH監視が、開始され得る。
【0244】
タイマに関して、最後のSSBからESS(例えば、WUS)までの間の時間間隔が、しきい値を上回る場合、ビームスイーピングが、開始され得、加えて、WTRUは、WUSを無視し(すなわち、ESSの監視を停止し)、関連付けられたオン持続時間において、PDCCHの監視を開始し得る。
【0245】
いくつかの例においては、DRXパラメータが、構成され得、同じDRXパラメータが、すべての探索空間のために使用され得る。NRにおいては、各探索空間は、異なるトラフィックタイプ、使用事例、および/またはQoS要件のためのものであり得る。構成されたすべての探索空間に対して同じDRXパラメータを使用することは、WTRUのバッテリ節約を最適化しないことがある。
【0246】
この問題に対処するために、1つまたは複数のDRXパラメータが、(例えば、各)探索空間のために、または探索空間のセットのために、構成され得る。例えば、1つまたは複数のDRX構成が、使用され得、探索空間が、DRX構成の1つと関連付けられ得る。DRX構成は、1つまたは複数(例えば、すべて)のDRXパラメータを含み得る。DRXパラメータは、DRXサイクル、DRX非活動タイマ、オン持続時間タイマ、(例えば、ULおよび/もしくはDLのための)DRX再送タイマ、DRXショートサイクル、DRXショートサイクルタイマ、DRXロングサイクル、DRXロングサイクルタイマ、ならびに/またはランダムアクセス競合解決タイマのうちの少なくとも1つであり得る。
【0247】
探索空間または探索空間のセットに対して、1つまたは複数のDRXパラメータが構成される、この手法については、以下のうちの1つまたは複数が、適用され得、すなわち、DRX構成は、DRX構成ID(例えば、DRXConfigID)を有し得、探索空間構成は、関連付けられたDRX構成ID(もしくはDRX構成)を含み得、CORESET構成は、関連付けられたDRX構成ID(もしくはDRX構成)を含み得、1つまたは複数(例えば、すべて)の探索空間は、関連付けられたCORESETのために構成されたDRXパラメータを使用し得、BWP構成は、関連付けられたDRX構成ID(もしくはDRX構成)を含み得、BWPにおける探索空間は、BWPのために構成されたDRXパラメータを使用し得、および/またはDRX構成のDRXサイクルは、別のDRX構成のDRXサイクルの整数倍であり得る。
【0248】
1つまたは複数の共通DRXパラメータは、セルにおいて構成された少なくともいくつか(例えば、すべて)の探索空間のために構成され、および/またはそれらに適用され得、1つまたは複数の専用DRXパラメータは、(例えば、各)探索空間またはBWPのために構成され得る。そのようなケースにおいては、以下のうちの1つまたは複数が、適用され得、すなわち、共通DRX構成において、共通DRXパラメータが、提供され得、(例えば、各)探索空間もしくはBWP構成において、1つもしくは複数の専用DRXパラメータが、示され得、1つもしくは複数の共通空間のために、共通DRXパラメータが、提供および/もしくは使用され得、ならびに/またはWTRU固有の探索空間のために、1つもしくは複数の専用DRXパラメータが、提供および/もしくは使用され得る。
【0249】
WTRUは、探索空間のために構成された、および/または探索空間に適用可能なDRXパラメータを使用する、探索空間のためのDRXサイクルに従い得る。WTRUは、DRXサイクル、ならびに/または探索空間と関連付けられた(例えば、それのために構成された、および/もしくはそれに適用可能な)パラメータに基づいて、探索空間において、PDCCHを監視し、または監視することを停止し得る。探索空間および/またはBWPのために、専用またはWTRU固有のDRXパラメータが、構成され得る。共通のDRXパラメータは、例えば、ブロードキャストシグナリングを介して、構成され得る。共通DRXパラメータは、探索空間および/またはBWPに適用可能であり得る。
【0250】
図13は、探索空間固有のDRX構成の例を例示しており、第2のDRX構成のDRXサイクルは、第1のDRX構成のDRXサイクルの整数倍であり得る。示されるように、第1のDRX構成1300については、オン持続時間(例えば、1301a、1301bなど)、およびオフ持続時間(例えば、1302aなど)が、存在し得、それらに先行して、ESS(例えば、1321)が、存在し得る。第1のDRX構成1300に対して、第2のDRX構成1310が、存在し得、DRXサイクル1312は、第1のDRX構成1300のDRXサイクル1303のそれの2倍である。オン持続時間およびオフ持続時間(例えば、オン持続時間1311a、オフ持続時間1312a)は、同様に発生し得る。
【0251】
1つもしくは複数のDRX構成のために、またはそれらとともに、ESS(例えば、WUS/GOS)が、使用され得、すなわち、第1のDRX構成のためのESSと関連付けられたPDCCH監視機会の数は、第2のDRX構成のためのESSと関連付けられたPDCCH監視機会の数とは異なり得、および/またはESSと関連付けられた時間ウィンドウは、最も長いDRXサイクルを有するDRX構成に基づいて、決定され得る(例えば、ESSのサイクルは、DRX構成内において最も長いDRXサイクルの整数倍であり得る)。
【0252】
ESSは、1つまたは複数のDRX構成と関連付けられ得、ESSは、各ESS送信において、どのDRX構成が、ESSと関連付けられ得るかを示し得、ここで、以下の1つまたは複数が、適用され得、すなわち、ESSは、関連付けられたPDCCH監視機会における探索空間のどのサブセットが、ESSと関連付けられるかを示し得、サブセットは、すべての探索空間を含み得、および/またはESSは、関連付けられたDRX構成IDを示し得る(例えば、WTRUは、ESSによって示されたDRX構成IDと関連付けられた、探索空間を監視し得る)。
【0253】
ESSは、1つまたは複数のDRX構成と関連付けられ得、ESSは、WTRUが、関連付けられたPDCCH監視機会における、すべての探索空間を監視し得るかどうかを決定し得る。
【0254】
ESS(例えば、WUS/GOS)は、(例えば、各)DRX構成のために構成され得、同じ時間ロケーションにおいて、1つまたは複数のESSリソースが、監視され得る。
【0255】
図14は、クロススロットスケジューリングの例を例示している。いくつかのケースにおいては、WTRU電力節約のために、時間領域リソースアロケーションが、検討され得る。この例においては、WTRUにとって、電力を節約することは、PDCCH1401の受信1403が完了した後、PDCCHのデコーディング1404を継続しながら、スロット#nの残りの時間、1つのタイプのスリープモードに入る能力である。このタイプの省電力方法は、PDCCHによってスケジュールされたPDSCHが、PDCCHと同じスロットにおける送信のためにスケジュールされていないことを、WTRUが認識している場合に、使用されることができる。例えば、PDCCHが、スロットnにおいて送信されて、1402に示されるように、そのPDCCHによって、PDSCHを、スロットn+k0において送信されるようにスケジュールし得、k0は、少なくとも1スロットである。このタイプのスケジューリングは、クロススロットスケジューリングと呼ばれることもある。
【0256】
PDCCHは、PDSCHの時間領域リソースアロケーションを含む。時間領域リソースアロケーションは、k0の値と、PDSCHを搬送するためのスロット#n+k0におけるOFDMシンボルのインデックスとを含み得る。PDCCHによって搬送されるDCI内における時間領域リソースアロケーションフィールドは、事前構成されたテーブルへのインデックスであり得、インデックスは、1つの行(例えば、そのテーブル内におけるエントリ)を示し得る。各エントリは、k0の値と、他の情報とを含み得る。事前構成されたテーブルにおける少なくとも1つの行が、k0=0を含む場合、WTRUは、(例えば、PDCCHの受信が完了した後、スリープモードに移行する代わりに)、PDCCHがデコードされるまで、着信信号の受信を継続しなければならないことがあり、その訳は、PDCCHがデコードされるまで、それが、k0の実際の値を知ることができないからである。
【0257】
いくつかのケースにおいては、WTRUは、少なくとも2つのリソースアロケーションテーブルを用いるように構成され得、テーブルのうちの少なくとも1つは、k0=0を有する、いかなるエントリも含まなくてよい(すなわち、このテーブル内のエントリのすべては、クロススロットスケジューリングをサポートし、それは、CSテーブルと呼ばれることがある)。少なくとも1つの他のテーブルは、k0=0を有する、少なくとも1つのエントリを含み得る(例えば、このテーブルは、Mテーブルと呼ばれることがある)。一般に、2つ以上のCSテーブル、およびより多くのMテーブルが、存在し得るが、本明細書において説明される方法および技法は、一般性を失うことなく、各々から1つのテーブルを使用して、提示され得ることに留意されたい。
【0258】
一例においては、WTRUは、テーブルの1つを、デフォルトテーブルとして使用するように構成され得る。他のテーブルの使用は、半永続的であるように構成され得、gNBからのシグナリングを使用して、アクティブ化および/または非アクティブ化され得る。アクティブ化/非アクティブ化シグナリングは、MAC CEまたはレイヤ1シグナリングを使用して、達成され得る。
【0259】
図15は、クロススロットおよび同一スロットスケジューリング適応の例を例示している。時間が、横軸1511上に示され得、パターン付けされたブロックによって示されるように、与えられたスロット1510に対して、PDCCH1512およびPDSCH1513が、存在し得る。示されるように、WTRUは、デフォルトで、Mテーブル1501を使用するように構成され得る(すなわち、PDCCH内において送信されるDCI内の時間領域リソースアロケーションフィールドは、Mテーブル1501内のエントリを指し示す)。その後、アクティブ化コマンドが、WTRUによって受信され得、このアクティブ化コマンドは、CSテーブル1402をアクティブ化1504し得る。アクティブ化が、ひとたび完了すると、アクティブ化の完了後にPDCCH内において送信されるDCI内の時間領域リソースアロケーションフィールドは、WTRUによって、CSテーブル1502内のエントリにマッピングされ得る。アクティブ化コマンドが、WTRUによって受信されたとき(例えば、スロット#m)と、アクティブ化コマンドが、完了したとき(すなわち、WTRUが、アクティブ化されたテーブルの使用を開始したとき)(例えば、スロット#m+m0、m0は、アクティブ化オフセットと呼ばれることがある)との間に、時間ギャップが、存在し得る。アクティブ化オフセットは、スロット、OFDMシンボル、サブフレーム、またはフレームを単位として、定量化され得る。アクティブ化オフセットの値は、アクティブ化コマンド内において送信され、またはそれは、構成され得る。一例として、アクティブ化が、MAC CEを使用して、行われる場合、アクティブ化オフセットの値は、MAC CEのアクティブ化コマンドのHARQ-ACKタイミングを使用して、WTRUによって決定され得る。例えば、ACKが、スロット#yにおいて、gNBにフィードバックされ、このACKが、MAC CE送信に応答したものである場合、アクティブ化は、スロット#y+y0において完了すると仮定され得、y0は、0スロット以上であり得る。
【0260】
同様に、CSテーブル1502は、また、シグナリング(例えば、MAC CEもしくはレイヤ-1シグナリングを使用すること)によって、またはタイマの満了によって、非アクティブ化1505され得る。タイマの値は、構成され得、またはそれは、アクティブ化コマンド内において送信され得る。非アクティブ化コマンドが、受信されたときと、非アクティブ化コマンドが、完了した(すなわち、WTRUが、非アクティブ化されたテーブルの使用を停止した)ときとの間に、時間ギャップが、存在し得、この時間ギャップは、非アクティブ化コマンド内において送信され得、またはそれは、構成され得る。アクティブ化プロセスと同様に、非アクティブ化のために、MAC CEが、使用される場合、時間ギャップは、MAC CEコマンドのHARQ-ACKタイミングに基づいて、決定され得る。CSテーブル1502が、ひとたび非アクティブ化されると、WTRUは、時間領域リソースアロケーション決定のために、デフォルトのMテーブル1503を使用することを予期され得る。
【0261】
一般に、その特定のWTRUのために構成された、テーブルのいずれか1つをアクティブ化/非アクティブ化するために(例えば、先に言及された上記の方法は、CSテーブルをアクティブ化/非アクティブ化した)、アクティブ化/非アクティブ化コマンドが、使用され得ることに留意されたい。
【0262】
別のケースにおいては、探索空間は、リソースアロケーションテーブルのタイプと関連付けられ得る。例えば、WTRUが、PDCCHを検索するために、SearchSpace-1を使用しているときは、時間領域リソースアロケーションのために、Mテーブルが使用されることが仮定され得、WTRUが、PDCCHを検索するために、SearchSpace-2を使用しているときは、時間領域リソースアロケーションのために、CSテーブルが使用されることが仮定され得る。探索空間の1つは、半永続的に構成され得、アクティブ化/非アクティブ化され得る。
【0263】
例えば、WTRUは、デフォルトで、およびMテーブルへの関連付けのせいで、SearchSpace-1を使用するように構成され得、WTRUは、検出されたDCI内の時間領域リソースアロケーションインデックスが、Mテーブル内のエントリを指し示すことを予期し得る。その後、アクティブ化コマンドが、WTRUによって受信され得、このアクティブ化コマンドが、SearchSpace-2をアクティブ化し得る。アクティブ化コマンドが、受信されたときと、アクティブ化が、完了したときとの間に、時間ギャップが、存在し得、この時間ギャップは、アクティブ化コマンド内において送信され得、またはそれは、構成され得る。SearchSpace-2が、アクティブになった後、CSテーブルへの関連付けのせいで、WTRUは、検出されたDCI内における時間領域リソースアロケーションインデックスが、CSテーブル内のエントリを指し示すことを予期し得る。同様に、CSテーブルは、また、シグナリング(例えば、MAC CEもしくはレイヤ1シグナリングを使用すること)によって、またはタイマの満了によって、非アクティブ化され得る。タイマの値は、構成され得、またはそれは、アクティブ化コマンド内において送信され得る。非アクティブ化コマンドが、受信されたときと、対応するテーブルが、非アクティブ化されたときとの間に、時間ギャップが、存在し得、この時間ギャップは、非アクティブ化コマンド内において送信され得、またはそれは、構成され得る。MAC CEを用いたアクティブ化または非アクティブ化について、時間ギャップは、MAC CEコマンドのHARQ-ACKタイミングを使用して、決定され得る。
【0264】
時間リソースアロケーションテーブルを、探索空間以外の別のパラメータにリンクさせることも、可能であり得ることに留意されたい。このケースにおいては、このパラメータのアクティブ化/非アクティブ化は、対応するテーブルをアクティブ化/非アクティブ化する。例えば、このパラメータは、CORESET、または省電力状態(例えば、低電力状態およびデフォルトの電力状態)などであり得る。
【0265】
1つのケースにおいては、リソースアロケーションテーブル、またはテーブルにリンクされた探索空間、もしくはテーブルにリンクされた別のパラメータのアクティブ化/非アクティブ化は、L1信号、例えば、PDCCHにおいて送信されるDCIを用いて、達成され得、DCIのCRCは、特定のRNTI(例えば、省電力RNTI(PS-RNTI))を用いて、スクランブルされ得る。L1シグナリングのための探索空間が、定義され得る(すなわち、WTRUは、構成された周期性を用いて、L1信号を監視し得る)。L1信号は、少なくとも1つのビットを使用して、テーブル(例えば、CSテーブル)をアクティブ化するかどうか、または少なくとも1つのビットを使用して、どのテーブルをアクティブ化するかを示し得る。テーブルが、アクティブ化された場合、それは、別のテーブルがアクティブ化され得る、L1信号の次の監視機会まで、アクティブなままであり得、または同じテーブルが、アクティブに保たれ得る。スロット#n-xにおいて検出されたL1信号は、スロットnにおいて、対応するテーブルをアクティブ化し得る。xの値は、スロットn-xにおいて搬送されたPDSCHのHARQ-ACKタイミングに基づいて、決定され得、またはそれは、L1信号内において示され得、またはそれは、構成され得る。別の方法においては、テーブルが、アクティブ化された場合、それは、L1信号の次の監視機会まで、必ずしもアクティブなままであるとは限らないことがあり、それが、どのくらいの長さの持続時間、アクティブなままであるかは、L-1信号内において示され得、またはそれは、構成され得る。L1信号は、時間領域リソースアロケーション方法決定のためだけに使用される、別個のエンティティであり得、またはそれは、既存の別のL1信号(例えば、PDSCHをスケジューリングするために使用されるPDCCH、または省電力目的で使用されるPDCCH)内において搬送され得ることに留意されたい。
【0266】
特徴および要素が、上では特定の組み合わせで説明されたが、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用されることができることを、当業者は理解されよう。加えて、本明細書において説明される方法は、コンピュータまたはプロセッサによる実行のために、コンピュータ可読媒体内に含まれる、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施され得る。コンピュータ可読媒体の例は、(有線または無線接続上において送信される)電子信号と、コンピュータ可読記憶媒体とを含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD-ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらに限定されない。WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための、無線周波数送受信機を実施するために、ソフトウェアと関連付けられたプロセッサが、使用され得る。