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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-02
(45)【発行日】2024-05-14
(54)【発明の名称】加熱モジュール及び電子霧化装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20240507BHJP
   A24F 40/46 20200101ALI20240507BHJP
   A24F 40/20 20200101ALI20240507BHJP
   A24F 40/57 20200101ALI20240507BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/46
A24F40/20
A24F40/57
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2022097414
(22)【出願日】2022-06-16
(65)【公開番号】P2023020903
(43)【公開日】2023-02-09
【審査請求日】2022-06-16
(31)【優先権主張番号】202110874939.0
(32)【優先日】2021-07-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517419906
【氏名又は名称】深▲せん▼麦克韋爾科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN SMOORE TECHNOLOGY LIMITED
【住所又は居所原語表記】16#, Dongcai Industrial Park, Gushu Town, Xixiang Street, Baoan District, Shenzhen, Guangdong, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】文 治華
(72)【発明者】
【氏名】陳 厚林
(72)【発明者】
【氏名】▲しん▼ 鳳雷
【審査官】西村 賢
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第113115989(CN,A)
【文献】国際公開第2020/039589(WO,A1)
【文献】特表2021-509579(JP,A)
【文献】特表2020-527955(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0351456(US,A1)
【文献】国際公開第2020/048437(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00-47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
霧化器を備えた電子霧化装置に用いられる加熱モジュールであって、
ホルダ加熱アセンブリ及びシール部材を含み、
前記ホルダは、第1通路、第2通路及び接続通路を形成し、
前記接続通路は、一端が霧化器の排気口に連通し、他端に向かって延びる方向で第1通路の第1端及び第2通路の第1端にそれぞれ連通しており、第1通路の第2端は、第2通路の第2端と連通しており、
前記加熱モジュールに、エアロゾル生成マトリックスを収容するための収容空洞が形成され、前記第1通路は、前記収容空洞を通過し、
前記加熱アセンブリは、前記収容空洞の外側に設けられ、電子霧化装置が動作する状態でエアロゾル生成マトリックスを加熱するために使用され、
前記加熱モジュールには、前記第1通路及び前記第2通路を流れるエアロゾルの量を調整するための調整部品がさらに設けられており
前記第1通路は、前記第2通路と平行に設けられ、前記シール部材は、前記第1通路の第2端と前記第2通路の第2端に設けられ、前記シール部材には、前記第1通路の第2端と前記第2通路の第2端とを連通させる連通溝が設けられており、前記連通溝のサイズは、前記第1通路及び前記第2通路を流れるエアロゾルの量を調整するように調整されている、ことを特徴とする加熱モジュール。
【請求項2】
前記第2通路は、主通路と、前記主通路の端部に設けられた副通路とを含み、前記副通路は、前記主通路の端部に設けられており、前記主通路は、前記第1通路と平行に設けられ、前記副通路の延在方向は、前記主通路の延在方向と垂直であり、前記副通路は、第1通路と連通している、ことを特徴とする請求項1に記載の加熱モジュール。
【請求項3】
前記収容空洞が、金属管で形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の加熱モジュール。
【請求項4】
前記加熱アセンブリは、前記金属管の外面の周りに設けられたフレキシブル回路基板アセンブリである、ことを特徴とする請求項に記載の加熱モジュール。
【請求項5】
前記加熱アセンブリは、前記金属管の外面に印刷された厚膜である、ことを特徴とする請求項に記載の加熱モジュール。
【請求項6】
前記加熱モジュールは、前記加熱アセンブリの前記収容空洞から遠い側に設けられた断熱部品をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の加熱モジュール。
【請求項7】
前記断熱部品と前記加熱アセンブリとの間にギャップがある、ことを特徴とする請求項に記載の加熱モジュール。
【請求項8】
前記加熱モジュールは、エアロゾル生成マトリックスを固定するための固定機構をさらに含み、前記固定機構は、全部又は一部が収容空洞内に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の加熱モジュール。
【請求項9】
請求項1~のいずれか1項に記載の加熱モジュールを含む、ことを特徴とする電子霧化装置。
【請求項10】
前記加熱モジュールが前記霧化器に着脱可能に接続されている、ことを特徴とする請求項に記載の電子霧化装置。
【請求項11】
前記加熱アセンブリの加熱温度を制御して前記エアロゾル生成マトリックス中の有効物質の放出量を調整するコントローラをさらに含む、ことを特徴とする請求項に記載の電子霧化装置。
【請求項12】
前記コントローラは、前記加熱アセンブリの温度範囲を10℃~380℃に制御する、ことを特徴とする請求項11に記載の電子霧化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、霧化器の技術分野に関し、特に加熱モジュール及び電子霧化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
植物・草葉類が燃焼して発生するエアロゾルには多くの発がん性物質が存在し、人体の健康に非常に大きな危害を及ぼし、また、空気中に拡散したエアロゾルは、周囲の人々の身体にもダメージを与えるため、電子霧化装置が登場した。電子霧化装置は、一般的なタバコと似た外観と味を持つが、通常、タールや浮遊微粒子などの有害成分は含まれていない。市場では、ニコチン満足感と良好な味が電子霧化装置のコアコンピタンスとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本出願は、これに鑑みて、味に対するユーザーのニーズをいかに満たすかという従来技術の技術的課題を解決するために、加熱モジュール及び電子霧化装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した技術的課題を解決するために、本出願で提供する第1技術的解決手段は、ホルダ及び加熱アセンブリを含む加熱モジュールを提供することであり、前記ホルダは、第1通路、第2通路及び接続通路を形成し、前記接続通路は、一端が霧化器の排気口に連通し、他端に向かって延びる方向で前記第1通路の第1端及び前記第2通路の第1端にそれぞれ連通しており、前記第1通路の第2端は、前記第2通路の第2端と連通しており、前記加熱モジュールに、エアロゾル生成マトリックスを収容するための収容空洞が形成され、前記第1通路は、前記収容空洞を通過し、前記加熱アセンブリは、前記収容空洞の外側に設けられ、電子霧化装置が動作する状態でエアロゾル生成マトリックスを加熱するために使用される。
【0005】
ここで、前記第2通路は、主通路と、主通路の端部に設けられた副通路と、を含み、前記副通路は、前記主通路の端部に設けられており、前記主通路は、前記第1通路と平行に設けられ、前記副通路の延在方向は、前記主通路の延在方向と垂直であり、前記副通路は、前記第1通路と連通している。
【0006】
ここで、シール部材をさらに含み、前記第1通路は、前記第2通路と平行に設けられ、前記シール部材は、前記第1通路の第2端と前記第2通路の第2端に設けられ、前記シール部材には、前記第1通路の第2端と前記第2通路の第2端とを連通させる連通溝が設けられている。
【0007】
ここで、前記収容空洞は、金属管により形成されている。
【0008】
ここで、前記加熱アセンブリは、前記金属管の外面の周りに設けられたフレキシブル回路基板アセンブリである。
【0009】
ここで、前記加熱モジュールは、前記金属管の外面に印刷された厚膜である。
【0010】
ここで、前記加熱モジュールは、前記加熱アセンブリの前記収容空洞から遠い側に設けられた断熱部品をさらに含む。
【0011】
ここで、前記断熱部品と前記加熱アセンブリとの間には、ギャップがある。
【0012】
ここで、前記加熱モジュールは、エアロゾル生成マトリックスを固定するための固定機構をさらに含み、前記固定機構は、全部又は一部が前記収容空洞内に設けられている。
【0013】
上述した技術的課題を解決するために、本出願で提供する第2技術的解決手段は、上記のいずれか1項に記載の加熱モジュールを含む電子霧化装置を提供することである。
【0014】
ここで、加熱モジュールは、前記霧化器に着脱可能に接続されている。
【0015】
ここで、前記加熱アセンブリの加熱温度を制御してエアロゾル生成マトリックス中の有効物質の放出量を調整するコントローラをさらに含む。
ここで、前記コントローラは、前記加熱アセンブリの温度範囲を10℃~380℃に制御する。
【0016】
本出願の有益な効果:従来技術とは異なり、本出願における加熱モジュールは、ホルダ及び加熱アセンブリを含み、ホルダは、第1通路、第2通路及び接続通路を形成し、接続通路は、一端が霧化器の排気口と連通し、他端に向かって延びる方向で第1通路の第1端及び第2通路の第1端にそれぞれ連通しており、第1通路の第2端は、第2通路の第2端と連通しており、加熱モジュールに、エアロゾル生成マトリックスを収容するための収容空洞が形成され、第1通路は、収容空洞を通過し、加熱アセンブリは、収容空洞の外側に設けられ、電子霧化装置が動作する状態でエアロゾル生成マトリックスを加熱するために使用される。上記の設置により、加熱モジュールは、分流気道及び加熱領域を提供し、それを電子霧化装置に適用することにより、味に対するユーザーのニーズを満たすように、ユーザーが吸入したエアロゾルの味への調合を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施形態の説明において使用する必要がある図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は、本出願のいくつかの実施形態にすぎない。当業者にとって創造的な努力なしにこれらの図面から他の図面を得ることができる。
図1a】本発明の実施形態による加熱モジュールの概略構造図の一例である。
図1b】本発明の実施形態によるエアロゾル生成マトリックスが収容された加熱モジュールの概略構造図の一例である。
図2】本発明の実施形態による加熱モジュールにおけるホルダの別の実施形態の概略構造図の一例である。
図3】本発明の実施形態による電子霧化装置の第1実施形態の概略構造図の一例である。
図4】本発明の実施形態による別の電子霧化装置の概略構造図の一例である。
図5】本発明の実施形態による調味部品の概略断面図の一例である。
図6】本発明の実施形態による調味部品の概略構造図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本出願は、添付の図面及び実施形態を参照して、以下でさらに詳細に説明される。特に、以下の実施形態は、本出願を説明するためにのみ使用されるが、本出願の範囲を限定するものではない。同様に、以下の実施形態は、本出願の実施形態の一部にすぎず、全ての実施形態ではなく、当業者が創造的な労働を行わないことを前提として取得した他のすべての実施例は、本出願の保護範囲に属する。
【0019】
本出願における「第1」、「第2」及び「第3」という用語は、説明の目的のみに使用されるものであり、相対的な重要性を示し若しくは暗示し、又は示された技術的特徴の数を暗示するものとして理解されるべきではない。したがって、「第1」、「第2」、「第3」に限定される特徴は、明示的又は暗黙的に少なくとも1つの当該特徴を含むことができる。本出願の説明において、「複数」とは、特に明示的且つ具体的に限定されない限り、少なくとも2つ、例えば、2つ、3つなどを意味する。本出願の実施形態における全ての方向指示(例えば、上、下、左、右、前、後・・・)は、ある特定の姿勢(図面に示す)における各構成要素間の相対的な位置関係、動作状況などを説明するためにのみ使用され、当該特定の姿勢が変化すると、当該方向指示もそれに応じて変化する。本出願の実施形態における「含む」及び「有する」という用語、ならびにそれらの変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図している。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又はデバイスは、リストされたステップ又はユニットに限定されるものではなく、オプションとして、リストされていないステップ又はユニット、又はオプションとして、これらのプロセス、方法、製品又はデバイスに固有の他のステップ又はコンポーネントを含む。
【0020】
本明細書での「実施形態」への言及は、実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、又は特性が、本出願の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。本明細書中の様々な場所でのこの語句の出現は、必ずしも同じ実施形態を意味するわけではなく、他の実施形態と相互排他的な独立した又は代替の実施形態を意味するわけではない。当業者が明示的及び暗黙的に理解するように、本明細書に記載された実施形態は、他の実施形態と組み合わせてもよい。
【0021】
現在の一般的な電子霧化装置は、少なくとも2つの霧化部を含み、そのうちの1つは、液体状のエアロゾル生成マトリックスを霧化するためのものであり、この霧化部は、一般に霧化器と呼ばれ、ここでは第1霧化部と呼ばれ、他の霧化部は、例えば味弾や他の固体状エアロゾル生成マトリックスなどの味系エアロゾル生成マトリックスを霧化するためのものであり、ここでは第2霧化部と呼ばれる。通常、第1霧化部で生成されたエアロゾルは、第2霧化部に入り、第2霧化部のエアロゾル生成マトリックスで霧化され、第2霧化部のエアロゾル生成マトリックス中の有効物質が抜き去られる。
【0022】
図1a、図1b、図2図6を参照されたい。図1aは、本発明の実施形態による加熱モジュールの概略構造図の一例であり、図1bは、本出願の実施形態によるエアロゾル生成マトリックスが収容された加熱モジュールの概略構造図の一例であり、図2は、本出願の実施形態による加熱モジュールにおけるホルダの別の実施形態の概略構造図の一例であり、図3は、本出願の実施形態による電子霧化装置の第1実施形態の概略構造図の一例である。
【0023】
本発明の実施形態で提供される加熱モジュール1は、霧化器2を備えた電子霧化器装置に用いられるためのものである。電子霧化装置が動作する状態では、霧化器2による霧化で生成されたエアロゾルの少なくとも一部は、加熱モジュール1を通って排気部4に流れる。
【0024】
図1aに示すように、加熱モジュール1は、ホルダ11と加熱アセンブリ12を含む。ホルダ11は、吸気孔17及び排気孔18を除いて略密閉された空洞を形成する。ホルダ11には、第1通路111と、第2通路112と、接続通路113とが形成されている。図3に示すように、接続通路113は吸気孔17から開始する。加熱モジュール1が電子霧化装置に装着された状態では、吸気孔17は、霧化器2の排気口21に連通しており、即ち、接続通路113の一端は、霧化器2の排気口21に連通している。接続通路113の他端に向かって延びる方向で第1通路111の第1端と第2通路112の第1端にそれぞれ連通している。第1通路111の第2端は、第2通路112の第2端と連通しており、電子霧化装置が動作する状態で、第1通路111を流れるエアロゾルと第2通路112を流れるエアロゾルとを混合させ、混合されたエアロゾルは、排気孔18を介して流出する。第1通路111を流れるエアロゾルと第2通路112を流れるエアロゾルとの混合領域は、第1通路111内でも第2通路112内でもよく、多くの場合、第1通路111と第2通路112とが合流するところで混合されることが理解される。
【0025】
加熱モジュール1には、エアロゾル生成マトリックスを収容するための収容空洞121が形成されており、第1通路111は、収容空洞121を通過する。加熱アセンブリ12は、第1通路111の周りに設けられ、加熱アセンブリ12は、収容空洞121の外側に設けられ、電子霧化装置が動作する状態でエアロゾル生成マトリックスを加熱するために使用される。この実施形態では、収容空洞121内に収容されたエアロゾル生成マトリックスは、調味部品3内の調味材料31であり、調味部品3内の調味材料31は、有効物質を生成することができる。即ち、収容空洞121は、調味部品3を収容するためのものであり、加熱アセンブリ12は、調味部品3の調味材料31を加熱して調味材料31の放出量を調整するためのものである。通常、加熱アセンブリ12の温度調整範囲は10℃~380℃である。
【0026】
上記の設置により、本発明の実施形態により提供される加熱モジュール1は、分流気道、加熱領域、及びエアロゾル混合領域を提供し、それを電子霧化装置に適用し、加熱モジュール1にエアロゾル発生マトリックスが取り付けられた状態で、エアロゾル発生マトリックス(調味部品3)から有効物質が放出される割合が増加するように、霧化器2で霧化された後のエアロゾルの一部によってエアロゾル発生マトリックス(調味部品3)が加熱されるとともに、加熱モジュール1によってエアロゾル発生マトリックス(調味部品3)が加熱される。一方、霧化器2で霧化されたエアロゾルの一部は、第1通路111を介して電子霧化装置の排気部4に流れ、一部が第2通路112を介して電子霧化装置の排気部4に流れ、2つの部分のエアロゾルを混合させることにより、エアロゾルの味がさらに調整され、よりバランスのとれた風味が得られ、ユーザーが吸入したエアロゾル中に感じる有効物質がより多くなり、ユーザーにより良い使用体験を与えることができる。
【0027】
図1a及び1bを参照すると、いくつかの実施形態では、加熱モジュール1は、排気孔18の近くに設けられたシール部材13をさらに含む。一実施形態では、第1通路111と第2通路112とが平行に設けられ、シール部材13は、第1通路111の第2端と第2通路112の第2端に設けられ、シール部材13には、第1通路111の第2端と第2通路112の第2端とを連通させる連通溝131が設けられている。シール部材13に連通溝131を設けることにより、第1通路111の第2端と第2通路112の第2端との連通を実現しつつ、第1通路111の第2端と第2通路112の第2端との連通箇所のシールを実現し、電子霧化装置が動作する状態において、第1通路111及び第2通路112を流れるエアロゾルの量を制限する。連通溝131のサイズを調整することにより、第1通路111及び第2通路112を流れるエアロゾルの量を調整することができ、エアロゾルの味への調整を実現することができる。
【0028】
図2を参照すると、別の実施形態では、第2通路112は、主通路1121と、主通路1121の端部に設けられた副通路1122を含み、主通路1121は第1通路111と平行に設けられ、副通路1122の延在方向は、主通路1121の延在方向と垂直であり、副通路1122は、第1通路111と連通し、第1通路111の第2端と第2通路112の第2端とを連通させる。第2通路112の構造設計は、第1通路111の第2端と第2通路112の第2端とを連通させることができ、加熱モジュール1が電子霧化装置に配置され、且つ、電子霧化装置が動作する状態で、第1通路111を流れるエアロゾルと第2通路112を流れるエアロゾルが混合され、エアロゾルの混合は第1通路111内であっても第2通路112内であってもよいが、本発明の実施形態ではこれを限定しない。
【0029】
図1a~1bを参照すると、金属管122は、収容空洞121を有し、収容空洞121は、金属管122の内部空間によって形成され、収容空洞121は、調味部品3を収容するために使用されることが理解され得る。加熱モジュール1が電子霧化装置に設けられて動作している状態において、加熱モジュール1は、調味部品3を加熱して調味部品3の有効物質を放出する。加熱アセンブリ12は、フレキシブル回路基板、厚膜、金属製の発熱シートのいずれかであってもよいが、これらに限定されない。加熱アセンブリ12の加熱効率を向上させるために、加熱アセンブリ12は、金属管122の外面に貼り合わせて設けられる。
【0030】
具体的には、加熱アセンブリ12は、金属管122の外面の周りに設けられたフレキシブル回路基板(FPC)アセンブリであってもよい。加熱モジュール1は、金属管122の外壁に沿って間隔をおいて設けられた複数の加熱アセンブリ12を含み、間隔の距離は、実際の製品の加熱効率の要求に応じて設計され、複数の加熱アセンブリ12のサイズ及び加熱効率が同じである必要はない。加熱アセンブリ12を用いて調味部品3を加熱することにより、この加熱モジュール1で加熱された調味部品3の調味材料31の有効物質の放出量が増加し、調味材料31から放出されるエアロゾルの味の前後の一貫性が良好となる。
【0031】
具体的には、加熱アセンブリ12は、金属管122の外面に印刷された厚膜であってもよい。この場合、加熱アセンブリ12は実質的に1つの部品であり、それにより、製造及び組立のプロセスを削減し、加熱モジュール1の製造不良率を低減する。
【0032】
図1a~1bのように、いくつかの実施形態では、加熱モジュール1は、加熱アセンブリ12の周りに設けられ、加熱アセンブリ12の収容空洞121から遠い側に設けられた断熱部品14をさらに含む。断熱部品14と加熱アセンブリ12との間にはギャップがあり、それにより、断熱部品14と加熱アセンブリ12との間に空気断熱を形成し、加熱アセンブリ12の熱損失をさらに低減し、加熱アセンブリ12の加熱効率を向上させる。
【0033】
良好な断熱効果を達成するために、いくつかの実施形態では、断熱部品14は、環状構造であって、且つ、一体構造であり、加熱アセンブリ12は、断熱部品14によって囲まれて形成された空洞内に完全に設けられている。加熱アセンブリ12及び断熱部品14の具体的な構造は、必要に応じて設計される。
【0034】
いくつかの実施形態では、加熱モジュール1は、エアロゾル生成マトリックス(調味部品3)の固定を実現するための固定機構16をさらに含む。一実施形態では、固定機構16は、全部又は一部が収容空洞121内に設けられている。
【0035】
図3を参照すると、電子霧化装置は、加熱モジュール1と、霧化器2と、調味部品3と、排気部4と、電池5と、コントローラ6と、気流センサ7と、ハウジング8とを含む。加熱モジュール1と霧化器2との間は、スナップ接続などの着脱可能な接続であっても、霧化器2のハウジング8に加熱モジュール1のホルダ11を一体成形するなどの着脱不能な接続であってもよく、具体的には、必要に応じて、加熱モジュール1内の接続通路113の吸気孔17と霧化器2の排気口21とを連通させることができるように設計すればよい。本発明の実施形態では、調味部品3は、有効物質を含有する部品であり、即ち、調味部品3内の調味材料31は、有効物質を含有し、ここで、有効物質は、ニコチン香料又は薬剤成分、又は他の有効物質であってもよいが、本発明の実施形態は限定されない。
【0036】
ハウジング8は、収容空洞80を形成しており、ハウジング8によって形成される収容空洞80には、加熱モジュール1、霧化器2、調味部品3、電池5、コントローラ6及び気流センサ7が設けられている。霧化器2は、霧化されるマトリックスを霧化してエアロゾルを生成するためのものであり、霧化器2は、霧化室(図示せず)と、霧化室に連通する排気口21とを含み、霧化器2で霧化されたエアロゾルが排気口21から流出する。調味部品3は、調味材料31を含み、任意選択で、調味材料31は、ニコチン香料を含む。加熱モジュール1内の加熱アセンブリ12、霧化器2、電池5及び気流センサ7は、コントローラ6に電気的に接続され、コントローラ6は、気流センサ7の検出情報に基づいて、電池5を制御して霧化器2に動作電圧を出力し、霧化器2を動作させ、コントローラ6はさらに、加熱アセンブリ12の加熱温度を制御する。ユーザーは、排気部4を介してエアロゾルを吸引する。排気部4とハウジング8は一体的に形成されていてもよいし、粘着剤などにより固定されていてもよい。
【0037】
一実施形態では、加熱モジュール1、霧化器2及び電池5は、並べて配置され、加熱モジュール1内の収容空洞121に調味部品3が設けられており、排気部4は、加熱モジュール1の下流方向に設けられている。任意選択で、第2通路112は、第1通路111の霧化器2から遠い側に設けられている。気流センサ7の具体的な設置位置は、必要に応じて設計してもよく、気流センサ7は、吸引プロセス中の気流の変化を感知することができればよいことが理解され得る。
【0038】
排気部4と排気口21は、接続通路113、第1通路111及び第2通路112を介して連通しており、即ち、霧化器2で生成されたエアロゾルは、接続通路113を通過した後、第1通路111、第2通路112に分岐して排気部4に到達する。霧化器2で生成されたエアロゾルは、第1通路111、第2通路112の少なくとも1つを通過して排気部4に到達することが理解される。加熱モジュール1には、第1通路111及び第2通路112を流れるエアロゾルの量を調整するための調整部品がさらに設けられてもよいことが理解される。
【0039】
一実施形態において、調味部品3は、第1通路111内に設けられている。霧化器2で生成された第1部分のエアロゾルは、第1通路111を介して調味部品3を流れて排気部4に到達し、調味部品3内の有効物質を引き出し、霧化器2で生成された第2部分のエアロゾルは、第2通路112を通過して排気部4に到達する。第1部分のエアロゾルと第2部分のエアロゾルは、排気部4から流出する前に混合され、これにより、エアロゾルの味の調合が実現される。
【0040】
一実施形態では、霧化器2の排気口21は、霧化器2の側壁の排気部4から遠い一端に設けられており、霧化器2の吸気口は、霧化器2の排気部4に近い一端に設けられている。第1通路111及び第2通路112の吸気口は、排気部4から遠い一端に位置しているため、霧化器2の排気口21を霧化器2の側壁の排気部4から遠い一端に設けることにより、霧化器2で霧化されたエアロゾルが第1通路111及び第2通路112に入る経路を短縮し、凝縮液の発生を低減し、排気部4でのエアロゾル量を増加させ、ユーザーの使用体験を向上させることができる。
【0041】
一実施形態では、調味部品3と排気部4との間にエアロゾル混合領域15が形成され、第1通路111内の第1部分のエアロゾルと第2通路112内の第2部分のエアロゾルとがエアロゾル混合領域15で混合された後、排気部4に入る。即ち、第1通路111内のエアロゾルと第2通路112内のエアロゾルは、調味部品3の外側で混合され、混合されたエアロゾルは、排気部4に入り、ユーザーによって吸入される。
【0042】
なお、排気部4は、電子霧化装置において必須ではない。調味部品3に吸引ノズル部が設けられている場合、調味部品3の吸引ノズル部が排気部4としての機能を果たし、特に図4に示す別の電子霧化装置において、エアロゾル混合領域15が調味部品3の吸引ノズル部にあることについて紹介する。第1通路111の第1部分のエアロゾルと第2通路112の第2部分のエアロゾルとがエアロゾル混合領域15で混合されるが、第1部分のエアロゾルと第2部分のエアロゾルとの一部が第1通路111又は第2通路112で混合されることが理解される。
【0043】
コントローラ6は、加熱アセンブリ12に電気的に接続されており、コントローラ6は、加熱アセンブリ12の加熱温度を制御して、霧化器2の継続的な動作に伴って排気部4におけるエアロゾル中の調味材料31の香気濃度が均一に維持されるように、調味材料31の香気放出量を調整する。一実施形態では、コントローラ6は、気流センサ7によって検出された吸引回数に基づいて、加熱アセンブリ12の加熱温度を制御する。別の実施形態では、コントローラ6は、第1通路111及び第2通路112内のエアロゾルの量に基づいて、加熱アセンブリ12の加熱温度を制御する。コントローラ6は、複数の条件を統合して加熱アセンブリ12の加熱温度を制御することが理解される。
【0044】
本発明の実施形態では、第1通路111と第2通路112とを設けることにより、霧化器2で霧化されたエアロゾルは、一部が第1通路111内の調味部品3を通過してエアロゾル混合領域15に到達し、一部が第2通路112を通過してエアロゾル混合領域15に到達し、第1通路111内のエアロゾルと第2通路112内のエアロゾルがエアロゾル混合領域15で混合され、エアロゾルの味の調和が実現される。
【0045】
図4図6を参照されたい。図4は、本出願の実施形態による別の電子霧化装置の概略構造図の一例であり、図5は、本出願の実施形態による調味部品の概略断面図の一例であり、図6は、本出願の実施形態による調味部品の概略構造図の一例である。
【0046】
電子霧化装置は、加熱モジュール1と、霧化器2と、調味部品3と、電池5と、コントローラ6と、気流センサ7と、ハウジング8とを含む。加熱モジュール1と霧化器2との間は、スナップ接続などの着脱可能な接続であってもよく、例えば、加熱モジュール1のホルダ11と霧化器2のハウジング8とが一体的に形成された着脱不能な接続であってもよく、具体的には、必要に応じて、加熱モジュール1内の接続通路113の一端と霧化器2の排気口21とを連通させることができるように設計すればよい。本実施形態では、調味部品3は、一般的に加熱非燃焼タバコと呼ばれるものである。
【0047】
図4に示す電子霧化装置に設けられた調味部品3の構造を図5及び図6に示す。調味部品3は、スリーブ32と、スリーブ32内に設けられた調味材料31とを含み、スリーブ32の第1端に排気部4を形成しており、調味材料31と排気部4との間には空洞33が存在し、スリーブ32の側壁には、空洞33に対応して空気導入孔34が設けられている。任意選択で、調味材料31は、ニコチン香料を含む。なお、調味材料31は、ハーブ材料であってもよいことが理解できる。
【0048】
具体的には、調味部品3は、スリーブ32内に設けられ、第1端に位置する吸込抵抗材料35をさらに含み、調味材料31は、スリーブ32の第2端に設けられている。即ち、ユーザーの使用体験を向上させるために、排気部4には吸込抵抗材料35が設けられており、スリーブ32の両端には吸込抵抗材料35と調味材料31がそれぞれ設けられ、吸込抵抗材料35と調味材料31との間には空洞33が存在する。
【0049】
吸込抵抗材料35は、排気部4に設けられてもよいし、排気部4の調味材料31に近い側に設けられてもよく、調味材料31は、スリーブ32の一端に設けてもよいし、スリーブ32の中間に設けてもよいことが理解できる。具体的には、吸込抵抗材料35と調味材料31との設置位置は、必要に応じて設計され、調味材料31と排気部4との間に空洞33を存在させるだけでよい。
【0050】
スリーブ32には、スリーブ32の周方向に間隔をおいて設けられた複数の空気導入孔34が設けられている。空気導入孔34の設置方式は、エアロゾルの分流及び混合の必要性に応じて設計することができる。
【0051】
ハウジング8は、収容空洞80を形成しており、加熱モジュール1、霧化器2、調味部品3、電池5、コントローラ6及び気流センサ7は、ハウジング8によって形成される収容空洞80に設けられている。霧化器2は、霧化されるマトリックスを霧化してエアロゾルを生成するためのものであって、霧化器2は、霧化室(図示せず)と、霧化室に連通する排気口21とを含み、霧化器2で霧化されたエアロゾルは、排気口21から流出する。加熱モジュール1内の収容空洞121内には、調味部品3の調味材料31が設けられた部分が設けられている。加熱モジュール1内の加熱アセンブリ12、霧化器2、電池5及び気流センサ7は、コントローラ6に電気的に接続され、コントローラ6は、気流センサ7の検出情報に基づいて電池5を制御して霧化器2に動作電圧を出力し、霧化器2を動作させ、コントローラ6はさらに、加熱アセンブリ12の加熱温度を制御する。ユーザーは、スリーブ32の端部に形成された排気部4を介してエアロゾルを吸引する。
【0052】
理解できるのは、ユーザーが排気部4を介してエアロゾルを直接吸入する場合、加熱モジュール1内の収容空洞121内には、調味部品3の調味材料31が設けられた部分が設けられ、加熱モジュール1内の収容空洞121の外側には、調味部品3の端部に形成された排気部4が設けられて、ユーザーが吸入することができるようになっている。また、ハウジング8に吸引ノズル部を設け、この吸引ノズル部を排気部4に連通させ、加熱モジュール1内の収容空洞121内に調味部品3全体を設け、この吸引ノズル部を介してユーザーがエアロゾルを吸入するようにしてもよい。
【0053】
一実施形態では、加熱モジュール1、霧化器2及び電池5が並設され、調味部品3は、加熱モジュール1内の収容空洞121に設けられており、排気部4は、調味部品3の下流方向に設けられている。任意選択で、第2通路112は、第1通路111の霧化器2から遠い側に設けられる。排気部4と排気口21は、接続通路113、第1通路111及び第2通路112を介して連通しており、即ち、霧化器2で生成されたエアロゾルは、接続通路113を通過した後、第1通路111、第2通路112に分岐して排気部4に到達する。霧化器2で生成されたエアロゾルは、第1通路111、第2通路112の少なくとも1つを通過して排気部4に到達することが理解される。
【0054】
本実施形態では、調味部品3は、第1通路111に設けられている。霧化器2で生成された第1部分のエアロゾルは、第1通路111を通過して排気部4に到達し、これにより、調味部品3内の有効物質を引き出し、霧化器2で生成された第2部分のエアロゾルは、第2通路112を通過し、その結果、霧化器2で生成されたエアロゾルが排気部4に直接到達する。第1部分のエアロゾルと第2部分のエアロゾルは、排気部4から流出する前に混合され、エアロゾルの味への調合が実現される。第2通路112内のエアロゾルは、空気導入孔34を通過して、第1通路111内のエアロゾルと空洞33内で混合された後、排気部4に入る。即ち、第1通路111内のエアロゾルと第2通路112内のエアロゾルは、調味部品3内で混合される。
【0055】
さらに、スリーブ32には、スリーブ32の周方向に間隔をおいて設けられた複数の空気導入孔34が設けられており、加熱モジュール1のシール部材13の連通溝131は、第2通路112と複数の空気導入孔34とを連通させる。即ち、第2通路112内のエアロゾルは、連通溝131を通ってスリーブ32の周方向に流れ、複数の空気導入孔34を通って空洞33に入る。シール部材13の設置方式は、空気導入孔34の設置方式に応じて設計することができ、第2通路112から空洞33内へのエアロゾルの漏洩を防止することができる。
【0056】
霧化器2の排気口21は、霧化器2の側壁の排気部4から遠い一端に設けられている。霧化器2の吸気口は、霧化器2の排気部4に近い一端に設けられており、且つ、霧化器2の頂部に位置する。第1通路111及び第2通路112の吸気口は、排気部4から遠い一端に位置しているため、霧化器2の排気口21を霧化器2の側壁の排気部4から遠い一端に設けることにより、霧化器2で霧化されたエアロゾルが第1通路111及び第2通路112に入る経路を短縮し、凝縮液の発生を低減し、排気部4でのエアロゾルの量と有益な有効物質の放出を向上させ、ユーザーの使用体験を向上させることができる。
【0057】
コントローラ6は、加熱アセンブリ12に電気的に接続されており、コントローラ6は、気流センサ7により検出された吸引回数に応じて加熱アセンブリ12の加熱温度を制御して、霧化器2の継続的な動作に伴って排気部4におけるエアロゾル中の調味材料31の香気濃度が均一に維持されるように、調味材料31の香気放出量を調整する。
【0058】
本発明の実施形態では、第1通路111と第2通路112を設けることにより、霧化器2で霧化されたエアロゾルは、一部が第1通路111内の調味部品3を通過して空洞33に到達し、一部が第2通路112を通過して空洞33に到達し、第1通路111内のエアロゾルと第2通路112内のエアロゾルとが空洞33内で混合され、エアロゾルの味の調和が実現される。
【0059】
理解できるのは、本発明の実施形態で提供される電子霧化装置では、霧化器2と調味部品3とが並設されているが、霧化器2と調味部品3との相対位置は、実際の製品要件に応じて同軸上に設けられてもよく、もちろん、霧化器2と調味部品3は、並設されなくても、異なる軸上に設けられていてもよく、具体的な設置は実際の必要に応じて調整される。
【0060】
本出願における加熱モジュールは、ホルダ及び加熱アセンブリを含み、ホルダは、第1通路、第2通路及び接続通路を形成し、接続通路は、一端が、霧化器の排気口と連通し、他端に向かって延びる方向で第1通路の第1端及び第2通路の第1端にそれぞれ連通しており、第1通路の第2端は、第2通路の第2端と連通しており、第1通路内のエアロゾルと第2通路内のエアロゾルとを混合させ、加熱モジュールは、エアロゾル生成マトリックスを収容するための収容空洞を有し、第1通路は、収容空洞を通過し、加熱アセンブリは、収容空洞の外側に設けられ、電子霧化装置が動作する状態でエアロゾル生成マトリックスを加熱するために使用される。上記の設置により、加熱モジュールは、分流気道と加熱領域を提供し、それを電子霧化装置に適用することにより、ユーザーが吸入したエアロゾルの味への調合を実現することができる。
【0061】
上記の説明は、本出願の実施形態にすぎないものであり、これによって本出願の特許範囲を制限するものではなく、本出願の明細書及び添付図面の内容を利用して行う等価構造若しくは等価プロセス変換、又は他の関連する技術分野で直接的若しくは間接的に使用されるものはすべて、同様に、本出願の特許保護範囲内に含まれる。
図1a
図1b
図2
図3
図4
図5
図6