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特許7483277二次電池、その二次電池の製造方法、及びその二次電池を含む電池パック
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-07
(45)【発行日】2024-05-15
(54)【発明の名称】二次電池、その二次電池の製造方法、及びその二次電池を含む電池パック
(51)【国際特許分類】
   H01M 10/04 20060101AFI20240508BHJP
   H01M 50/54 20210101ALI20240508BHJP
   H01M 50/533 20210101ALI20240508BHJP
【FI】
H01M10/04 Z
H01M50/54
H01M50/533
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2022508559
(86)(22)【出願日】2020-08-05
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-10-27
(86)【国際出願番号】 KR2020010333
(87)【国際公開番号】W WO2021033963
(87)【国際公開日】2021-02-25
【審査請求日】2022-02-09
(31)【優先権主張番号】10-2019-0102027
(32)【優先日】2019-08-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】521065355
【氏名又は名称】エルジー エナジー ソリューション リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】ヨン・フン・イ
(72)【発明者】
【氏名】ミ・ジュン・ユ
(72)【発明者】
【氏名】ウ・ヨン・イ
(72)【発明者】
【氏名】ミン・ジュン・キム
【審査官】村岡 一磨
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/173751(WO,A1)
【文献】特表2015-519691(JP,A)
【文献】特表2014-523102(JP,A)
【文献】特表2014-522096(JP,A)
【文献】特開2016-207652(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 10/00-10/39
H01M 50/50-50/598
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の電極と複数の分離膜が交互に配置された構造を有する電極組立体を含み、
前記電極は、
前記電極の胴体を形成する胴体部と、
前記胴体部から一方向に突出される電極タブとを含み、
前記電極はシート構造を有し、
前記電極の胴体部の上面及び下面は、それぞれ平らな面で形成され、
前記複数の電極の胴体部の周縁面には、それぞれ平面領域及び曲面領域が共に形成され、
前記複数の電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記平面領域と前記曲面領域は、それぞれ互いに対応する形状を有する領域同士に隣接して配置されるように前記複数の電極が積層されることで、
前記電極組立体の厚さtを形成する前記電極組立体の側面のうち一部に曲面が形成され、
前記電極組立体は、
複数の第1電極及び分離膜を含む第1基本単位体と、
複数の第2電極及び分離膜を含む第2基本単位体と、
単一の第3電極を含み、前記第1基本単位体と前記第2基本単位体との間に備えられる第3基本単位体とを含み、
前記第1基本単位体には、複数の前記第1電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第1電極タブ束が形成され、
前記第2基本単位体には、複数の前記第2電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第2電極タブ束が形成され、
前記第3電極に形成された電極タブの面積は、前記第1電極に形成された電極タブの面積及び前記第2電極に形成された電極タブの面積よりも大きく、
前記第3電極に形成された電極タブは、一面が前記第1電極タブ束に接合されるとともに、他面が前記第2電極タブ束に接合され
前記第3電極に形成された電極タブが前記第1電極タブ束に接合される領域A1と前記第2電極タブ束に接合される領域A2は、前記第3電極に形成された電極タブが前記第3電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔される、二次電池。
【請求項2】
前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記平面領域に形成される、請求項に記載の二次電池。
【請求項3】
前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記曲面領域に形成される、請求項に記載の二次電池。
【請求項4】
前記第1基本単位体は、前記第1電極と異なる極性を有する第4電極をさらに含み、
前記第2基本単位体は、前記第2電極と異なる極性を有する第5電極をさらに含み、
前記第3基本単位体は、前記第3電極と異なる極性を有する第6電極をさらに含み、
前記第1基本単位体には、複数の前記第4電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第4電極タブ束が形成され、
前記第2基本単位体には、複数の前記第5電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第5電極タブ束が形成され、
前記第6電極に形成された電極タブの面積は、前記第4電極に形成された電極タブの面積及び前記第5電極に形成された電極タブの面積よりも大きく、
前記第6電極に形成された電極タブは、一面が前記第4電極タブ束に接合されるとともに、他面が前記第5電極タブ束に接合され、
前記第6電極に形成された電極タブが前記第4電極タブ束に接合される領域A4と前記第5電極タブ束に接合される領域A5は、前記第6電極に形成された電極タブが前記第6電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔される、請求項1からのいずれか一項に記載の二次電池。
【請求項5】
複数の分離膜、及び胴体部と前記胴体部から一方向に突出される電極タブを含み、シート構造を有する複数の電極を準備する準備段階と、
前記電極と前記分離膜が交互に配置された構造を有するように前記電極と前記分離膜を配置する配置段階とを含み、
前記配置段階において、
シート構造を有する前記電極の胴体部の周縁面に形成された平面領域と曲面領域が、互いに対応する形状を有する領域同士に隣接して配置されるように前記電極を配置することで、前記電極と前記分離膜が交互に配置されることにより形成された電極組立体の厚さtを形成する前記電極組立体の側面のうち一部には曲面が形成される二次電池の製造方法において、
前記準備段階は、
複数の第1電極及び分離膜を含む第1基本単位体と、複数の第2電極及び分離膜を含む第2基本単位体と、単一の第3電極を含む第3基本単位体とを準備することを含み、
前記配置段階は、
前記第1基本単位体と前記第2基本単位体との間に前記第3基本単位体を配置することを含み、
前記第1基本単位体に、複数の前記第1電極の電極タブを互いに接合して第1電極タブ束を形成する第1電極タブ束形成段階と、
前記第2基本単位体に、複数の前記第2電極の電極タブを互いに接合して第2電極タブ束を形成する第2電極タブ束形成段階と、
前記第3電極の電極タブの一面を前記第1電極タブ束に接合するとともに、前記第3電極の電極タブの他面を前記第2電極タブ束に接合する第3電極タブ接合段階とを含み、
前記第3電極に形成された電極タブの面積は、前記第1電極に形成された電極タブの面積及び前記第2電極に形成された電極タブの面積よりも大きく、
前記第3電極タブ接合段階の以後に、
前記第3電極に形成された電極タブが前記第1電極タブ束に接合される領域A1と前記第2電極タブ束に接合される領域A2は、前記第3電極に形成された電極タブが前記第3電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔される、二次電池の製造方法。
【請求項6】
前記準備段階で備えられた前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記平面領域に形成される、請求項に記載の二次電池の製造方法。
【請求項7】
前記準備段階で備えられた前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記曲面領域に形成される、請求項に記載の二次電池の製造方法。
【請求項8】
前記第1基本単位体は、前記第1電極と異なる極性を有する第4電極をさらに含み、前記第2基本単位体は、前記第2電極と異なる極性を有する第5電極をさらに含み、前記第3基本単位体は、前記第3電極と異なる極性を有する第6電極をさらに含み、
前記第1基本単位体に、複数の前記第4電極の電極タブを互いに接合して第4電極タブ束を形成する第4電極タブ束形成段階と、
前記第2基本単位体に、複数の前記第5電極の電極タブを互いに接合して第5電極タブ束を形成する第5電極タブ束形成段階と、
前記第6電極の電極タブの一面を前記第4電極タブ束に接合するとともに、前記第6電極の電極タブの他面を前記第5電極タブ束に接合する第6電極タブ接合段階とをさらに含む、請求項からのいずれか一項に記載の二次電池の製造方法。
【請求項9】
請求項1からのいずれか一項に記載の二次電池を含む電池パック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2019年8月20日付韓国特許出願第10-2019-0102027号に基づく優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示された全ての内容は本明細書の一部として含まれる。
【0002】
本発明は、二次電池、その二次電池の製造方法、及びその二次電池を含む電池パックに関し、製造当時の曲面形状をそのまま維持しながらも大容量を有する二次電池、その二次電池の製造方法、及びその二次電池を含む電池パックに関する。
【背景技術】
【0003】
繰り返し充電及び放電が可能な二次電池は、通常、直方体、円筒などの定型的な形状を有するのが一般的であるが、電子機器の形状が多様になり、電子機器の内部空間の活用性を極大化する必要性が高まるにつれ、電子機器内部に搭載される二次電池の形状も、従来とは異なり非定型的であることが求められている。
【0004】
非定型的な形状を有する二次電池の例として、曲面が形成される二次電池を挙げることができる。従来技術によれば、二次電池を製造した後、曲面が形成された治具を介して二次電池の一面または両面を加圧することにより、曲面が形成された二次電池を製造していた。
【0005】
しかし、従来技術によれば、曲面が形成された二次電池を製造しても、二次電池の内部に存在する応力または復元力により曲面の形状が維持されず、曲面が広がるという問題があった。特に、曲面の曲率半径が小さいほど、二次電池の長さが長いほど、そして二次電池の厚さが厚いほど、二次電池に形成される曲面が再び広がる傾向は強くなった。これは、より自由度の高い形状を有する二次電池を製造するのに障害として作用した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、二次電池内部の応力または復元力により二次電池に形成される曲面が広がる問題を解決することである。
【0007】
また、本発明に解決しようとする他の課題は、従来に比べてより自由度の高い形状を有する二次電池を製造することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するための本発明の第1側面によれば、複数の電極と複数の分離膜が交互に配置された構造を有する電極組立体;を含み、前記電極は、前記電極の胴体を形成する胴体部と、前記胴体部から一方向に突出される電極タブとを含み、前記電極はシート構造を有し、前記電極の胴体部の上面及び下面はそれぞれ平らな面で形成され、前記複数の電極の胴体部の周縁面には、それぞれ平面領域及び曲面領域が共に形成され、前記複数の電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記平面領域と前記曲面領域は、それぞれ互いに対応する形状を有する領域同士に隣接して配置されるように前記複数の電極が積層されることで、前記電極組立体の厚さtを形成する前記電極組立体の側面のうち一部に曲面が形成される二次電池が提供される。
【0009】
前記電極組立体は、第1電極及び分離膜を含む第1基本単位体と、第2電極及び分離膜を含む第2基本単位体と、第3電極を含み、前記第1基本単位体と前記第2基本単位体との間に備えられる第3基本単位体とを含み、前記第1基本単位体には、複数の前記第1電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第1電極タブ束が形成され、前記第2基本単位体には、複数の前記第2電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第2電極タブ束が形成され、前記第3電極に形成された電極タブの面積は、前記第1電極に形成された電極タブの面積及び前記第2電極に形成された電極タブの面積よりも大きく、前記第3電極に形成された電極タブは、一面が前記第1電極タブ束に接合されるとともに、他面が前記第2電極タブ束に接合されてよい。
【0010】
前記第3電極に形成された電極タブが前記第1電極タブ束に接合される領域A1と前記第2電極タブ束に接合される領域A2は、前記第3電極に形成された電極タブが前記第3電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔されてよい。
【0011】
前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記平面領域に形成されてよい。
【0012】
前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記曲面領域に形成されてよい。
【0013】
前記第1基本単位体は、前記第1電極と異なる極性を有する第4電極をさらに含み、前記第2基本単位体は、前記第2電極と異なる極性を有する第5電極をさらに含み、前記第3基本単位体は、前記第3電極と異なる極性を有する第6電極をさらに含み、前記第1基本単位体には、複数の前記第4電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第4電極タブ束が形成され、前記第2基本単位体には、複数の前記第5電極に形成された複数の前記電極タブが互いに接合されて第5電極タブ束が形成され、前記第6電極に形成された電極タブの面積は、前記第4電極に形成された電極タブの面積及び前記第5電極に形成された電極タブの面積よりも大きく、前記第6電極に形成された電極タブは、一面が前記第4電極タブ束に接合されるとともに、他面が前記第5電極タブ束に接合され、前記第6電極に形成された電極タブが前記第4電極タブ束に接合される領域A4と前記第5電極タブ束に接合される領域A5は、前記第6電極に形成された電極タブが前記第6電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔されてよい。
【0014】
前記目的を達成するための本発明の第2側面によれば、複数の分離膜、及び胴体部と前記胴体部から一方向に突出される電極タブを含み、シート構造を有する複数の電極を準備する準備段階と、前記電極と前記分離膜が交互に配置された構造を有するように前記電極と前記分離膜を配置する配置段階とを含み、前記配置段階において、シート構造を有する前記電極の胴体部の周縁面に形成された平面領域と曲面領域が、互いに対応する形状を有する領域同士に隣接して配置されるように前記電極を配置することで、前記電極と前記分離膜が交互に配置されることにより形成された電極組立体の厚さtを形成する前記電極組立体の側面のうち一部には曲面が形成される二次電池の製造方法が提供される。
【0015】
前記準備段階で備えられた前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記平面領域に形成されてよい。
【0016】
前記準備段階で備えられた前記電極に形成された前記電極タブは、それぞれ前記電極の前記胴体部の周縁面に形成された前記曲面領域に形成されてよい。
【0017】
前記準備段階は、第1電極及び分離膜を含む第1基本単位体と、第2電極及び分離膜を含む第2基本単位体と、第3電極を含む第3基本単位体とを準備することを含み、前記配置段階は、前記第1基本単位体と前記第2基本単位体との間に前記第3基本単位体を配置すること;を含んでよい。
【0018】
前記第1基本単位体に、複数の前記第1電極の電極タブを互いに接合して第1電極タブ束を形成する第1電極タブ束形成段階と、前記第2基本単位体に、複数の前記第2電極の電極タブを互いに接合して第2電極タブ束を形成する第2電極タブ束形成段階と、前記第3電極の電極タブの一面を前記第1電極タブ束に接合するとともに、前記第3電極の電極タブの他面を前記第2電極タブ束に接合する第3電極タブ接合段階とを含み、前記第3電極に形成された電極タブの面積は、前記第1電極に形成された電極タブの面積及び前記第2電極に形成された電極タブの面積よりも大きくてよい。
【0019】
前記第3電極タブ接合段階の以後に、前記第3電極に形成された電極タブが前記第1電極タブ束に接合される領域A1と前記第2電極タブ束に接合される領域A2は、前記第3電極に形成された電極タブが前記第3電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔されてよい。
【0020】
前記第1基本単位体は、前記第1電極と異なる極性を有する第4電極をさらに含み、前記第2基本単位体は、前記第2電極と異なる極性を有する第5電極をさらに含み、前記第3基本単位体は、前記第3電極と異なる極性を有する第6電極をさらに含み、前記第1基本単位体に、複数の前記第4電極の電極タブを互いに接合して第4電極タブ束を形成する第4電極タブ束形成段階と、前記第2基本単位体に、複数の前記第5電極の電極タブを互いに接合して第5電極タブ束を形成する第5電極タブ束形成段階と、前記第6電極の電極タブの一面を前記第4電極タブ束に接合するとともに、前記第6電極の電極タブの他面を前記第5電極タブ束に接合する第6電極タブ接合段階とをさらに含んでよい。
【0021】
前記目的を達成するための本発明の第3側面によれば、前記二次電池を含む電池パックが提供される。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、二次電池内部の応力または復元力により二次電池に形成される曲面が広がる問題を解決することができる。
【0023】
また、本発明によれば、従来に比べてより自由度の高い形状を有する二次電池を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の第1実施形態による第1基本単位体を構成する第1電極及び第4電極の構造を示した斜視図である。
図2】本発明の第1実施形態による第2基本単位体を構成する第2電極及び第5電極の構造を示した斜視図である。
図3】本発明の第1実施形態による第3基本単位体を構成する第3電極及び第6電極の構造を示した斜視図である。
図4】本発明の第1実施形態による二次電池の電極組立体を示した斜視図である。
図5】本発明に係る二次電池で第1から第3電極タブ等が接合される姿を示した断面図である。
図6】本発明に係る二次電池で第4から第6電極タブ等が接合される姿を示した断面図である。
図7】本発明の第2実施形態による第1基本単位体を構成する第1電極及び第4電極の構造を示した斜視図である。
図8】本発明の第2実施形態による第2基本単位体を構成する第2電極及び第5電極の構造を示した斜視図である。
図9】本発明の第2実施形態による第3基本単位体を構成する第3電極及び第6電極の構造を示した斜視図である。
図10】本発明の第2実施形態による二次電池の電極組立体を示した斜視図である。
図11】本発明の第3実施形態による第1基本単位体を構成する第1電極及び第4電極の構造を示した斜視図である。
図12】本発明の第3実施形態による第2基本単位体を構成する第2電極及び第5電極の構造を示した斜視図である。
図13】本発明の第3実施形態による第3基本単位体を構成する第3電極及び第6電極の構造を示した斜視図である。
図14】本発明の第3実施形態による二次電池の電極組立体を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を参考し、本発明に係る二次電池の構造を説明する。
【0026】
二次電池
図1は、本発明の第1実施形態による第1基本単位体を構成する第1電極及び第4電極の構造を示した斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態による第2基本単位体を構成する第2電極及び第5電極の構造を示した斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態による第3基本単位体を構成する第3電極及び第6電極の構造を示した斜視図であり、図4は、本発明の第1実施形態による二次電池の電極組立体を示した斜視図である。
【0027】
本発明に係る二次電池は、電極組立体10を含んでよい。電極組立体10は、複数の電極と複数の分離膜(図示せず)が交互に配置された構造を有してよい。図4に示すように、電極組立体10は、複数の電極と複数の分離膜が交互に配置される方向に所定の厚さtを形成してもよい。
【0028】
ここで、図1から図3に示すように、電極110、120、210、220、310、320は、電極の胴体を形成する胴体部110a、120a、210a、220a、310a、320a、及び胴体部から一方向に突出される電極タブ110b、120b、210b、220b、310b、320bを含んでよい。本発明に係る電極は、第1電極110、第2電極210、第3電極310、第4電極120、第5電極220、及び第6電極320を含んでよい。また、第1電極110は第1胴体部110aと第1電極タブ110b、第2電極210は第2胴体部210aと第2電極タブ210b、第3電極310は第3胴体部310aと第3電極タブ310b、第4電極120は第4胴体部120aと第4電極タブ120b、第5電極220は第5胴体部220aと第5電極タブ220b、第6電極320は第6胴体部320aと第6電極タブ320bをそれぞれ含んでよい。
【0029】
本発明に係る電極は、シート構造を有してよい。「シート構造」とは、上面と下面の大きさに比べて側面の厚さが顕著に小さい構造を意味することができる。
【0030】
引き続き図1から図4を参考すると、本発明によれば、電極組立体10の電極110、120、210、220、310、320の胴体部110a、120a、210a、220a、310a、320aの上面及び下面は、それぞれ平らな面で形成されてよい。ここで、平らな面は、曲面と逆の概念に理解され得る。
【0031】
また、図1から図3に示すように、本発明によれば、電極110、120、210、220、310、320の胴体部110a、120a、210a、220a、310a、320aの周縁面には、それぞれ平らな面を有する領域である平面領域及び曲面を有する領域である曲面領域が共に形成されてよい。図1から図3には、電極の胴体部の周縁面のうち左側周縁面には凹状に湾入した曲面領域が形成され、右側周縁面には凸状に突出された曲面領域が形成され、上下側周縁面にはそれぞれ平面領域が形成された場合が示されている。
【0032】
一方、本発明に係る電極組立体10は、胴体部110a、120a、210a、220a、310a、320aの周縁面に形成された平面領域と曲面領域がそれぞれ互いに対応する形状を有する領域同士に隣接して配置されるよう、電極110、120、210、220、310、320が積層された構造を有してよい。すなわち、図1から図4を参考すると、電極組立体10内で複数の電極は、電極の周縁面の曲面領域のうち凹状に湾入した曲面領域同士に互いに隣接して配置され、電極の周縁面の曲面領域のうち凸状に突出された曲面領域同士に互いに隣接して配置されてよい。
【0033】
したがって、本発明によれば、電極組立体10の厚さtを形成する電極組立体の側面のうち少なくとも一部には、電極に形成された曲面領域に対応する形状を有する曲面が形成され、電極組立体の側面のうち他の一部には、電極に形成された平面領域に対応する形状を有する平面が形成されてよい。
【0034】
したがって、本発明によれば、曲面を形成するための別途の加圧過程がなくとも、曲面が形成された二次電池を製造することができる。
【0035】
特に、従来技術によって曲面が形成された二次電池の場合には、平面からなる電極組立体または二次電池を先に製造した後、曲面が形成された治具で二次電池の平面のうち一部の面を加圧して二次電池に曲面を形成することになるので、電極組立体内で隣接した電極等が互いに対向する面もやはり曲面で形成される。しかし、この場合、曲面は加圧により電極に人為的に形成されたものなので、電極組立体内にはその曲面が再び広がる方向に作用する復元力が発生することになる。したがって、従来技術によって製造された曲面が形成された二次電池の場合には、時間が経つにつれて曲面が広がるようになる。これは、時間が経つにつれて二次電池に形成された曲面の曲率半径が大きくなるものと理解され得る。
【0036】
しかし、本発明によって製造された曲面が形成された二次電池では、隣接した電極等が互いに対向する面が平面で形成されるので、電極組立体内で曲面が再び広がる方向に作用する復元力が発生しない。したがって、本発明によって曲面が形成された二次電池を製造する場合には、時間が経過しても曲面が広がるという問題が発生しない。すなわち、本発明によれば、時間が経過しても、二次電池に形成された曲面の曲率半径がそのまま維持され得る。
【0037】
一方、本発明に係る電極組立体10は、複数の基本単位体を含んでよい。すなわち、図4に示すように、電極組立体10は、第1基本単位体100、第2基本単位体200、及び第1基本単位体と第2基本単位体との間に備えられる第3基本単位体300を含んでよい。すなわち、電極組立体10は、下から第1基本単位体100、第3基本単位体300、及び第2基本単位体200が交互に積層された構造を有してよい。一方、図1から図4を参考すると、第1基本単位体100は、第1電極110、第4電極120及び分離膜を含んでよく、第2基本単位体200は、第2電極210、第5電極220及び分離膜を含んでよく、第3基本単位体300は、第3電極310、第6電極320及び分離膜を含んでよい。ここで、第1電極110と第4電極120は互いに異なる極性を有してよく、第2電極210と第5電極220は互いに異なる極性を有してよく、第3電極310と第6電極320は互いに異なる極性を有してよい。
【0038】
一方、図4を参考すると、本発明に係る二次電池の電極組立体10で第1基本単位体100及び第2基本単位体200には、それぞれ複数の電極に形成された電極タブ等が互いに接合されることにより電極タブ束が形成され得る。
【0039】
すなわち、第1基本単位体100には、複数の第1電極に形成された複数の第1電極タブが互いに接合されて第1電極タブ束P1が形成されてよく、複数の第4電極に形成された複数の第4電極タブが互いに接合されて第4電極タブ束P4が形成されてよい。
【0040】
また、第2基本単位体200には、複数の第2電極に形成された複数の第2電極タブが互いに接合されて第2電極タブ束P2が形成されてよく、複数の第5電極に形成された複数の第5電極タブが互いに接合されて第5電極タブ束P5が形成されてよい。第1電極タブ束P1、第2電極タブ束P2、第4電極タブ束P4、及び第5電極タブ束P5は、それぞれ溶接により形成されてよい。
【0041】
ここで、図3及び図4を参考すると、第3電極310に形成された第3電極タブ310bの一面(図4を基準として、第3電極タブの下面)は、第1電極タブ束P1に接合されながら、第3電極タブ310bの他面(図4を基準として、第3電極タブの上面)は、第2電極タブ束P2に接合されてよい。
【0042】
また、第6電極320に形成された第6電極タブ320bの一面(図4を基準として、第6電極タブの下面)は、第4電極タブ束P4に接合されながら、第6電極タブ320bの他面(図4を基準として、第6電極タブの上面)は、第5電極タブ束P5に接合されてよい。
【0043】
一方、図1から図3に示すように、第3電極310に形成された第3電極タブ310bの面積は、第1電極110に形成された第1電極タブ110bの面積及び第2電極210に形成された第2電極タブ210bの面積よりも大きくてよい。これと類似に、第6電極320に形成された第6電極タブ320bの面積は、第4電極120に形成された第4電極タブ120bの面積、及び第5電極220に形成された第5電極タブ220bの面積よりも大きくてよい。
【0044】
図5は、本発明に係る二次電池において、第1から第3電極タブ等が接合される姿を示した断面図であり、図6は、本発明に係る二次電池において、第4から第6電極タブ等が接合される姿を示した断面図である。
【0045】
前述したように、第3電極タブの面積は、第1電極タブの面積及び第2電極タブの面積よりも大きくてよい。したがって、図5に示すように、第3電極に形成された第3電極タブ310bが第1電極タブ束P1に接合される領域A1と第2電極タブ束P2に接合される領域A2は互いに離隔されていてよい。すなわち、図5に示すように、A1領域とA2領域は、第3電極310に形成された第3電極タブ310bが第3胴体部310aから突出される方向と交差する方向Dに互いに離隔されていてよい。
【0046】
本発明によれば、二次電池の電極組立体を製造する過程で、第3電極タブ310bは、第1電極タブ束P1と接合されながら、第2電極タブ束P2とも接合されてよい。この場合、第3電極タブ310bで第1電極タブ束P1と接合される領域A1と第2電極タブ束P2と接合される領域A2が互いに重畳される場合、第3電極タブ310bにはA1領域に属しながら、同時にA2領域にも属する部分が存在することになる。この場合、A1領域に属しながらA2領域に属する領域では、第1電極タブ束P1と接合される工程及び第2電極タブ束P2が接合される工程が全て行われるので、第3電極タブ310bの耐久性が大きく落ちる可能性がある。特に、第3電極タブ310bと第1電極タブ束P1との間の接合、及び第3電極タブ310bと第2電極タブ束P2との間の接合が溶接により行われる場合には、A1領域とA2領域が重畳される領域(すなわち、第3電極タブで溶接が2回行われる領域)で第3電極タブが損傷または切断される問題が発生し得る。
【0047】
したがって、前記問題点を解決するため、本発明によれば、A1領域とA2領域は互いに離隔されていてよい。一方、A1領域及びA2領域に対する前記内容と同一の理由で、図6に示すように、第6電極320に形成された第6電極タブ320bが第4電極タブ束P4に接合される領域A4と第5電極タブ束P5に接合される領域A5もやはり、第6電極320に形成された第6電極タブ320bが第6胴体部320aから突出される方向と交差する方向に互いに離隔されていてよい。
【0048】
再び図1から図3を参考すると、本発明に係る電極110、120、210、220、310、320に形成された電極タブ110b、120b、210b、220b、310b、320bは、それぞれ電極の胴体部の周縁面に形成された曲面領域から突出されてよい。例えば、本発明の第1実施形態によれば、図1から図3に示すように、電極に形成された電極タブは、それぞれ電極の胴体部の周縁面に形成された曲面領域のうち凹状に湾入した曲面領域に形成されてよい。したがって、本発明の第1実施形態によれば、二次電池の電極組立体で電極タブまたは電極タブ束は、電極組立体の厚さt(図4参照)を形成する電極組立体の側面のうち凹状に湾入した曲面領域に形成されてよい。
【0049】
図7は、本発明の第2実施形態による第1基本単位体を構成する第1電極及び第4電極の構造を示した斜視図であり、図8は、本発明の第2実施形態による第2基本単位体を構成する第2電極及び第5電極の構造を示した斜視図である。図9は、本発明の第3実施形態による第1基本単位体を構成する第3電極及び第6電極の構造を示した斜視図であり、図10は、本発明の第2実施形態による二次電池の電極組立体を示した斜視図である。
【0050】
本発明の第2実施形態によれば、電極110、120、210、220、310、320に形成された電極タブ110b、120b、210b、220b、310b、320bは、それぞれ電極の胴体部の周縁面に形成された平面領域に形成されてよい。したがって、本発明の第2実施形態によれば、二次電池の電極組立体で電極タブまたは電極タブ束は、電極組立体の厚さt(図10参照)を形成する電極組立体の側面のうち平面領域に形成されてよい。
【0051】
図11は、本発明の第3実施形態による第1基本単位体を構成する第1電極及び第4電極の構造を示した斜視図であり、図12は、本発明の第3実施形態による第2基本単位体を構成する第2電極及び第5電極の構造を示した斜視図である。図13は、本発明の第3実施形態による第3基本単位体を構成する第3電極及び第6電極の構造を示した斜視図であり、図14は、本発明の第3実施形態による二次電池の電極組立体を示した斜視図である。
【0052】
本発明の第3実施形態によれば、電極110、120、210、220、310、320に形成された電極タブ110b、120b、210b、220b、310b、320bは、それぞれ電極の胴体部110a、120a、210a、220a、310a、320aの周縁面に形成された曲面領域のうち凸状に突出された曲面領域に形成されてよい。したがって、本発明の第3実施形態によれば、二次電池の電極組立体で電極タブまたは電極タブ束は、電極組立体の厚さt(図14参照)を形成する電極組立体の側面のうち凸状に突出された曲面領域に形成されてよい。
【0053】
電池パック
本発明に係る電池パックは、二次電池を含んでよい。二次電池及び二次電池を構成する電極組立体に対する説明は前述した内容に代える。
【0054】
二次電池の製造方法
本発明に係る二次電池の製造方法は、複数の分離膜、及び胴体部と胴体部から一方向に突出される電極タブを含み、シート構造を有する複数の電極を準備する準備段階を含んでよい。また、電極と分離膜が交互に配置された構造を有するように電極と分離膜を配置する配置段階をさらに含んでよい。
【0055】
ここで、本発明によれば、配置段階では、シート構造を有する電極の胴体部の周縁面に形成された平面領域と曲面領域が互いに対応する形状を有する領域同士に隣接して配置されるように電極等を配置してもよい。したがって、配置段階では、電極と分離膜が交互に配置されることにより形成された電極組立体の厚さを形成する電極組立体の側面のうち少なくとも一部に曲面が形成されてよい。
【0056】
一方、本発明に係る二次電池の製造方法の一例によれば、前記準備段階で備えられた電極に形成された電極タブは、それぞれ電極の胴体部の周縁面に形成された平面領域に形成されてよい。
【0057】
または、本発明に係る二次電池の製造方法の他の例によれば、前記準備段階で備えられた電極に形成された電極タブは、それぞれ電極の胴体部の周縁面に形成された曲面領域に形成されてよい。例えば、電極タブは、電極の胴体部の周縁面に形成された曲面領域のうち凹状に湾入した曲面領域に形成されてよい。または、電極タブは、電極胴体部の周縁面に形成された曲面領域のうち凸状に突出された曲面領域に形成されてよい。
【0058】
一方、本発明によれば、準備段階は、第1電極110(図1参照)及び分離膜を含む第1基本単位体100(図4参照)、第2電極210(図2参照)、及び分離膜を含む第2基本単位体200(図4参照)、及び第3電極310を含む第3基本単位体300(図4参照)を準備することを含んでよい。また、本発明によれば、配置段階は、第1基本単位体と第2基本単位体との間に第3基本単位体を配置することを含んでよい。
【0059】
また、本発明に係る二次電池の製造方法は、第1基本単位体に、複数の第1電極の電極タブを互いに接合して第1電極タブ束を形成する第1電極タブ束形成段階、第2基本単位体に、複数の第2電極の電極タブを互いに接合して第2電極タブ束を形成する第2電極タブ束形成段階、及び第3電極タブの一面を前記第1電極タブ束に接合しながら、他面を前記第2電極タブ束に接合する第3電極タブ接合段階;をさらに含んでよい。ここで、第3電極に形成された電極タブの面積は、第1電極に形成された電極タブの面積及び第2電極に形成された電極タブの面積よりも大きくてよい。
【0060】
また、第3電極タブ接合段階の以後に、第3電極に形成された電極タブが第1電極タブ束に接合される領域A1(図5参照)と第2電極タブ束に接合される領域A2(図5参照)は、第3電極に形成された電極タブが第3電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔されてよい。
【0061】
一方、第1基本単位体は、第1電極と異なる極性を有する第4電極をさらに含んでよく、第2基本単位体は、第2電極と異なる極性を有する第5電極をさらに含んでよく、第3基本単位体は、第3電極と異なる極性を有する第6電極をさらに含んでよい。
【0062】
ここで、本発明に係る二次電池の製造方法は、第1基本単位体に、複数の第4電極の電極タブを互いに接合して第4電極タブ束を形成する第4電極タブ束形成段階、第2基本単位体に、複数の第5電極の電極タブを互いに接合して第5電極タブ束を形成する第5電極タブ束形成段階、及び第6電極の電極タブの一面を第4電極タブ束に接合しながら、他面を第5電極タブ束に接合する第6電極タブ接合段階をさらに含んでよい。ここで、第6電極に形成された電極タブの面積は、第4電極に形成された電極タブの面積及び第5電極に形成された電極タブの面積よりも大きくてよい。
【0063】
また、第6電極タブ接合段階の以後に、第6電極に形成された電極タブが第4電極タブ束に接合される領域A4(図6参照)と第5電極タブ束に接合される領域A5(図6参照)は、第6電極に形成された電極タブが第6電極の胴体部から突出される方向と交差する方向に互いに離隔されてよい。
【0064】
以上、本発明は、たとえ限定された実施形態と図面によって説明されたとしても、本発明はこれによって限定されず、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者によって、本発明の技術思想と特許請求の範囲の均等範囲内で多様な実施が可能であるのは勿論である。
【符号の説明】
【0065】
10:電極組立体
100:第1基本単位体
110:第1電極
110a:第1胴体部
110b:第1電極タブ
120:第4電極
120a:第4胴体部
120b:第4電極タブ
200:第2基本単位体
210:第2電極
210a:第2胴体部
210b:第2電極タブ
220:第5電極
220a:第5胴体部
220b:第5電極タブ
300:第3基本単位体
310:第3電極
310a:第3胴体部
310b:第3電極タブ
320:第6電極
320a:第6胴体部
320b:第6電極タブ
P1:第1電極タブ束
P2:第2電極タブ束
P4:第4電極タブ束
P5:第5電極タブ束
A1、A2、A4、A5:接合領域
t:電極組立体の厚さ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14