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特許7484603医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム
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  • 特許-医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム 図1
  • 特許-医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム 図2
  • 特許-医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム 図3
  • 特許-医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム 図4
  • 特許-医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム 図5
  • 特許-医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-05-08
(45)【発行日】2024-05-16
(54)【発明の名称】医療情報管理システム、および医療情報管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G16H 40/20 20180101AFI20240509BHJP
【FI】
G16H40/20
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020153282
(22)【出願日】2020-09-11
(65)【公開番号】P2022047392
(43)【公開日】2022-03-24
【審査請求日】2023-08-10
(73)【特許権者】
【識別番号】000135184
【氏名又は名称】株式会社ニデック
(72)【発明者】
【氏名】水野 雄介
(72)【発明者】
【氏名】日比 健二
(72)【発明者】
【氏名】宮城 友洋
(72)【発明者】
【氏名】長谷川 貴大
(72)【発明者】
【氏名】野々 保彦
(72)【発明者】
【氏名】針山 新一郎
(72)【発明者】
【氏名】竹内 大輔
【審査官】鹿野 博嗣
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-187945(JP,A)
【文献】特開平10-162077(JP,A)
【文献】特開平2-116351(JP,A)
【文献】特開2000-003400(JP,A)
【文献】特開2006-235929(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2004/0034547(US,A1)
【文献】韓国公開特許第2020-0028597(KR,A)
【文献】特開2013-196643(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G16H 10/00-80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者の医療情報を管理する医療情報管理システムであって、
患者の検査オーダを記憶するオーダ記憶手段と、
前記検査オーダに含まれる検査項目の検査順または検査条件の設定情報を記憶する設定記憶手段と、
前記設定情報に基づいて、前記検査オーダを、検査順または検査条件が設定された検査項目と、検査順または検査条件が設定されていない検査項目と、に分けて出力手段に出力させる制御手段と、
を備えることを特徴とする医療情報管理システム。
【請求項2】
ユーザの操作を受け付ける操作受付手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記検査オーダを出力させる場合、ユーザの操作によって指定された検査順または検査条件を優先させ、ユーザによる指定が無い場合は前記設定記憶手段に記憶されたデフォルト設定の検査順または検査条件を用いることを特徴とする請求項1の医療情報管理システム。
【請求項3】
前記制御手段は、前記検査順または検査条件の設定された前記検査項目を、さらに、検査順ごとまたは検査条件ごとに分けて出力させることを特徴とする請求項1または2の医療情報管理システム。
【請求項4】
前記出力手段は印刷手段であって、
前記制御手段は、前記印刷手段によって前記検査オーダを受付票に印刷することを特徴とする請求項1~3のいずれかの医療情報管理システム。
【請求項5】
前記出力手段は表示手段であって、
前記制御手段は、前記表示手段によって前記検査オーダを受付票として表示させることを特徴とする請求項1~3のいずれかの医療情報管理システム。
【請求項6】
患者の医療情報を管理する医療情報管理システムにおいて実行される医療情報管理プログラムであって、前記医療情報管理システムの制御手段によって実行されることで、
患者の検査オーダを記憶するオーダ記憶ステップと、
前記検査オーダに含まれる検査項目の検査順または検査条件の設定情報を記憶する設定記憶ステップと、
前記設定情報に基づいて、前記検査オーダを、検査順または検査条件の設定された検査項目と、検査順または検査条件の設定されていない検査項目と、に分けて出力手段に出力させる制御ステップと、
を前記医療情報管理システムに実行させることを特徴とする医療情報管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、患者の医療情報を管理する医療情報管理システム、および医療情報管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来において、来院した患者を誘導するスタッフは、検査項目や検査順が患者ごとに印刷された受付票を確認し、受付票に記載された検査順で患者を各検査室に誘導していた(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平06-119360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来は、医師が指示した順番または予め設定された順番通りにオーダが受付票に印刷されるだけだった。このため、どの検査を自由なタイミングで実施できるかが分からない、どの検査を順番通りに実施しなければいけないかが分からない、またはどの検査を事前に実施しておかなければならないのかが分からないなどの問題があった。したがって、不慣れなスタッフは、どの検査の順番を入れ替えてよいのか分からず、空いている検査に患者を先に誘導して効率的に検査を行うことはできなかった。
【0005】
本開示は、従来の問題点を鑑み、不慣れなスタッフであっても、検査の順序を容易に把握できる医療情報管理システム、および医療情報管理プログラムを提供することを技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0007】
(1) 患者の医療情報を管理する医療情報管理システムであって、患者の検査オーダを記憶するオーダ記憶手段と、前記検査オーダに含まれる検査項目の検査順または検査条件の設定情報を記憶する設定記憶手段と、前記設定情報に基づいて、前記検査オーダを、検査順または検査条件が設定された検査項目と、検査順または検査条件が設定されていない検査項目と、に分けて出力手段に出力させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) 患者の医療情報を管理する医療情報管理システムにおいて実行される医療情報管理プログラムであって、前記医療情報管理システムの制御手段によって実行されることで、患者の検査オーダを記憶するオーダ記憶ステップと、前記検査オーダに含まれる検査項目の検査順または検査条件の設定情報を記憶する設定記憶ステップと、前記設定情報に基づいて、前記検査オーダを、検査順または検査条件の設定された検査項目と、検査順または検査条件の設定されていない検査項目と、に分けて出力手段に出力させる制御ステップと、を前記医療情報管理システムに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、検査の順序を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】眼科情報管理システムの概略構成を示したブロック図である。
図2】検査の流れを示すフローチャートである。
図3】検査項目の親子関係を設定するための画面の一例を示す図である。
図4】検査のオーダを入力するための画面の一例を示す図である。
図5】印刷された受付票の一例を示す図である。
図6】受付票の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、本開示に係る実施形態を図1~6を参照して説明する。本実施形態の医療情報管理システム(例えば、医療情報管理システム1)は、患者の医療情報を管理する。医療情報管理システムは、例えば、オーダ記憶部(例えば、サーバ記憶部4)と、設定記憶部(例えば、サーバ記憶部4)と、制御部(例えば、サーバ制御部3またはクライアント制御部6)を備える。オーダ記憶部は、例えば、患者の検査オーダを記憶する。設定記憶部は、例えば、検査オーダに含まれる検査項目の検査順または検査条件(例えば、散瞳剤の点眼有無、造影剤の注射有無等)の設定情報を記憶する。制御部は、例えば、設定情報に基づいて、検査オーダを、検査順または検査条件の設定された検査項目と、検査順または検査条件の設定されていない検査項目と、に分けて出力部(例えば、出力装置9または表示部7)に出力させる。これによって、不慣れなスタッフであっても、検査順または検査条件のある検査項目と、検査順または検査条件のない検査項目とを受付票(または検査票、受診票など)によって区別できるため、検査の順番を入れ替えて効率的に検査を行うことができる。
【0011】
なお、医療情報管理システムは、操作受付部(例えば、サーバ制御部3またはクライアント制御部6)をさらに備えてもよい。操作受付部は、例えば、操作部(例えば、操作部8)に対するユーザの操作を受け付ける。この場合、制御部は、ユーザの操作によって指定された検査順または検査条件を優先させて検査オーダを出力させてもよい。また、制御部は、ユーザによる指定が無い場合は設定記憶部に記憶されたデフォルト設定の検査順または検査条件を用いて検査オーダを出力させてもよい。これによって、ユーザが全ての検査順または検査条件を指定しない場合であっても、デフォルト設定の検査順または検査条件が採用されるため、ユーザの手間が省かれる。
【0012】
なお、制御部は、検査順または検査条件の設定された検査項目を、さらに、検査順ごとまたは検査条件ごとに分けて出力させてもよい。これによって、検査順または検査条件のある検査項目における検査順または検査条件を容易に把握することができる。
【0013】
なお、出力部は、印刷部(例えば、印刷装置9)であってもよい。この場合、制御部は、印刷部によって検査オーダを受付票に印刷してもよい。また、出力部は、表示部(例えば、表示部7)であってもよい。この場合、制御部は、例えば、表示部によって検査オーダを受付票として表示させてもよい。
【0014】
なお、医療情報管理システムの制御部は、記憶部などに記憶された医療情報管理プログラムを実行してもよい。医療情報管理プログラムは、例えば、オーダ記憶ステップと、設定記憶ステップと、制御ステップなどを含む。オーダ記憶ステップは、例えば、患者の検査オーダを記憶するステップである。設定記憶ステップは、例えば、検査オーダに含まれる検査項目の検査順または検査条件の設定情報を記憶するステップである。制御ステップは、例えば、設定情報に基づいて、検査オーダを、検査順または検査条件の設定された検査項目と、検査順または検査条件の設定されていない検査項目と、に分けて出力部に出力させるステップである。
【0015】
以下、図面を参照して本開示の一実施例を説明する。医療情報管理システム1は、患者の医療情報を管理する。本実施例の医療情報管理システム1は、図1に示すように、例えば、サーバ装置2、クライアント装置5、出力装置9などによって構成される。サーバ装置2、クライアント装置5、および出力装置9は、無線または有線などによって通信可能に接続されている。
【0016】
サーバ装置2は、例えば、サーバ制御部3、サーバ記憶部4などを備える。サーバ制御部3は、例えば、サーバ装置2の制御を司り、クライアント装置5とのやり取りを行う。サーバ記憶部4は、例えば、患者情報、検査情報などを記憶する。患者情報は、例えば、患者番号、氏名、性別、生年月日、予約時刻などである。検査情報は、例えば、検査オーダ、または検査結果などである。検査オーダは、例えば、検査コード、検査名、薬剤、材料、検査コメント、オーダ入力者により指定された検査の順番もしくは検査の前提条件(散瞳剤を点眼していること、散瞳剤を点眼していないこと等)、またはデフォルトの検査順もしくは検査条件などである。なお、サーバ記憶部4は、検査だけでなく処置の情報を記憶してもよい。
【0017】
クライアント装置5は、例えば、クライアント制御部6、表示部7、操作部8などを備える。クライアント制御部6は、クライアント装置5の制御を司り、サーバ装置2または出力装置9などとのやり取りを行う。表示部7は、例えば、各種入力画面などを表示させる。操作部8は、例えば、ユーザからの操作を受け付けるキーボード、マウスまたはタッチパネルなどのユーザインターフェイスである。クライアント装置5は、例えば、デスクトップPC、ノートPCまたはタブレットPCなどである。クライアント制御部6は、サーバ装置2から取得された患者情報および検査情報などに基づいて、出力装置9に対して受付票の出力を依頼する。つまり、クライアント制御部6は、出力依頼部として機能する。クライアント装置5は、受付用、オーダ登録用など、サーバ装置2に対して複数接続されてもよい。
【0018】
出力装置9は、クライアント制御部6からの出力依頼に基づいて、受付票などを出力する。出力装置9は、例えば、プリンタなどの印刷装置であってもよいし、ディスプレイなどの表示装置であってもよい。
【0019】
<検査の流れ>
図2を参照して、検査の流れと医療情報管理システム1の動作を説明する。なお、以下の説明では、眼科検査を行う場合を例に挙げる。
【0020】
(ステップS1:親子関係の設定登録)
まず、医師などのオーダ入力者は、検査順または検査条件の決まっている検査項目について、事前に親子関係(検査順または前提条件など)をサーバ装置2に登録しておく。例えば、医師は、クライアント装置5の表示部7に表示された順序設定画面(図3参照)11を用いて親検査項目と子検査項目を登録する。図3の例では、眼圧検査と散瞳剤、屈折検査と散瞳剤、散瞳剤と眼底写真、散瞳剤と眼底OCT(眼底断層画像撮影)がそれぞれ親子関係として登録されている。つまり、眼圧検査は散瞳剤の前に、屈折検査は散瞳剤の前に、散瞳剤は眼底写真の前に、散瞳剤は眼底OCTの前にそれぞれ実施することが検査順または検査条件として登録されている。
【0021】
(ステップS2:検査指示の登録)
次に、医師は、クライアント装置5の表示部7に表示されたオーダ入力画面(図4参照)12によって、検査順を気にすることなく、患者に必要な検査オーダを入力する。図4の例では、次回来院時に視力検査、眼圧検査、屈折検査、散瞳剤、眼底写真、眼底OCTおよび視野検査を行うことが登録されている。クライアント装置5に入力された検査オーダは、患者情報とともにサーバ装置2へ送信され、サーバ記憶部4に記憶される。
【0022】
(ステップS3:受付票印刷)
患者が来院すると、受付スタッフは、患者番号などの患者情報をクライアント装置5に入力して受け付けを行い、受付票を印刷する。例えば、クライアント装置5は、受付番号または受付日時などの受付情報と、患者情報などをサーバ装置2に送信し、受付票の出力情報(例えば、印刷内容)を要求する。サーバ装置2は、患者情報および受付情報などに基づいて、サーバ記憶部4から患者の検査オーダと、デフォルトの検査順と、ステップS1において登録された親子関係などを読み出し、受付票の出力情報を作成する。そしてサーバ装置2は、受付票の出力情報をクライアント装置5に送信する。なお、サーバ装置2は、受付票の出力情報を作成する場合、オーダ入力者によって指定された検査順または検査条件を優先し、オーダ入力者による指定が無い場合はサーバ記憶部4に記憶されたデフォルト設定を採用してもよい。逆に、デフォルト設定がある場合はデフォルトの検査順または検査条件を優先し、デフォルト設定がない場合はオーダ入力者によって指定された検査順または検査条件を採用するようにしてもよい。また、どちらを優先させるかをユーザが変更できるようにしてもよい。
【0023】
クライアント装置5は、受付スタッフの印刷操作に応じて、サーバ装置2から取得された受付票の出力情報を出力装置9に送信し、受付票の出力を依頼する。出力装置9は、クライアント装置5から受け取った出力情報に基づいて、受付票を出力する。
【0024】
図5に示すように、受付票13には、例えば、患者情報欄14と、検査項目欄15が設けられる。患者情報欄14には、受付番号、受付日時、患者番号、性別、氏名、生年月日などが記載される。検査項目欄15は、検査順または検査条件の設定された検査項目のグループと、検査順または検査条件の設定されていない検査項目のグループとに分かれて記載されている。また、検査順または検査条件の設定された検査項目のグループの中で、検査順ごとまたは検査条件ごとに分かれて記載される。図5の例における検査項目欄15は表形式になっており、検査項目欄15の各行が「グループ1」、「グループ2」、「グループ3」のようにグループごとに分かれ、各列が「検査順1」、「検査順2」、「検査順3」のように検査順ごとに分かれている。各グループにおいて、「検査順1」の検査が終わった後に、「検査順2」の検査を行うことができ、「検査順2」の検査が終わった後に、「検査順3」の検査を行うことができる。また、基本的に他のグループの検査であれば順番を入れ替えることができる。
【0025】
(ステップS4:検査室へ誘導)
誘導スタッフは、患者の持っている受付票を確認し、次の検査室に誘導する。このとき、検査室の混み具合に応じて、検査の順番を入れ替え、誘導する検査室を変更してもよい。例えば、誘導スタッフは、受付票を確認し、順番を入れ替えてよい検査の中で、検査室が空いている検査があった場合、検査の順番を入れ替えて、より空いている検査室に患者を誘導するようにしてもよい。
【0026】
図5の受付票13の例だと、「検査順1」の列に記載された視力検査、眼圧検査、屈折検査、視野検査は、任意の順番で検査することができる。したがって、誘導スタッフは、視力検査、眼圧検査、屈折検査、視野検査の中で、より空いている検査室に患者を誘導することができる。なお、「グループ2」の「検査順1」に記載された眼圧検査および屈折検査が先に終わった場合は、「グループ2」の「検査順2」に記載された散瞳剤を点眼してもよいし、「グループ1」の視力検査または「グループ3」の視野検査を行ってもよい。
【0027】
(ステップS5:検査順の正誤判断)
患者が検査室に入ると、検査員が受付票を見て検査順を確認し、検査順が正しいか否かを判断する。検査順が正しい場合はステップS6に進み、検査順が間違っている場合は正しい検査室または検査場所に再度誘導される。
【0028】
(ステップS6:検査の実施)
検査員が検査を実施する。例えば、検査員は、検査が終了したら受付票のチェック欄にチェックをいれる。まだ実施していない検査があるときは、再度スタッフが次の検査に誘導する。
【0029】
上記のように、本実施例の医療情報管理システム1は、検査オーダを検査順または検査条件に応じてグループ化して出力することによって、検査の順番を入れ替えてよいか否かを容易に把握できる。このため、不慣れなスタッフであっても、検査の順番を入れ替えて効率的に検査を行うことができる。
【0030】
なお、検査オーダをグループ化する方法は、上記の方法に限らず、例えば、サーバ制御部3は、図6に示す検査項目欄21のように、グループごとに色付け、網掛け、斜線、または太枠などによって強調して出力させてもよい。これによって、不慣れなスタッフであっても、色などによって検査オーダのグループを容易に把握することができる。また、検査オーダを表示部に表示させる場合は、点滅させることで強調表示してもよい。
【0031】
なお、以上の実施例において、検査順の設定および出力依頼をクライアント装置5で行い、受付票の出力情報はサーバ装置2によって作成されたが、これに限らない。例えば、サーバ装置2によって検査順の設定および出力依頼が行われてもよいし、クライアント装置5で受付票の出力情報が作成されてもよい。また、患者情報または検査情報などがクライアント装置5の記憶部に記憶されていてもよい。
【符号の説明】
【0032】
1 医療情報管理システム
2 サーバ装置
5 クライアント装置
9 出力装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6